JP3384618B2 - 紙幣収納装置 - Google Patents
紙幣収納装置Info
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- JP3384618B2 JP3384618B2 JP14875494A JP14875494A JP3384618B2 JP 3384618 B2 JP3384618 B2 JP 3384618B2 JP 14875494 A JP14875494 A JP 14875494A JP 14875494 A JP14875494 A JP 14875494A JP 3384618 B2 JP3384618 B2 JP 3384618B2
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Description
に用いられる紙幣収納装置に関する。
る紙幣取扱装置においては、例えば実開平4−5147
0号公報に示されるように、紙幣の真贋及び良否を鑑定
する紙幣鑑別部と、スタッカと呼ばれる取り外し可能な
紙幣収納部と、前記紙幣鑑定部から送られる紙幣を紙幣
収納部内に押し込む押し板を有する押込み機構部とを備
え、紙幣を収納したスタッカを取り外して紙幣を回収す
るものが知られている。しかし、このような紙幣取扱装
置では、紙幣収納部と押込み機構部とが別体であるか
ら、紙幣収納部に押込み機構部の押し板が入り込むため
の開口部が設けられている。そのため、紙幣収納部を装
置から取り外して持ち運ぶ際などに、この開口部から不
正に紙幣を引き抜くことによる盗難の虞れがあった。
されるように、紙幣収納部(スタッカ)内に押込みユニ
ットを組み込むことによって安全性を高めた紙幣取扱装
置が提案されている。
納部内に押込みユニットを内蔵すると紙幣収納部の自重
が非常に大きくなり、紙幣回収のため紙幣収納部を紙幣
取扱装置から取り外して運ぶ際には、その重さが大きな
負担になるという問題点が生じた。更に、押込みユニッ
トを紙幣収納部に内蔵したために、紙幣収納部の大きさ
すなわち外形寸法に比べて紙幣の収納能力が小さく、し
かも紙幣を取り出す際には取り出しにくいという問題点
もあった。
ら取り外し可能にした紙幣収納装置(スタッカ)であっ
て、軽量化及び収納能力の増大化を図ると共に、紙幣取
扱装置から取り出す際の不正な紙幣抜き取りを防止し、
安全性も確保した紙幣収納装置を提供することにある。
幣を鑑定する紙幣鑑定部及び該紙幣鑑定部で正常と判定
された紙幣を収納する本体部を備えた紙幣取扱装置内に
着脱可能な紙幣収納装置において、上記本体部内に装填
及び取り出し可能に形成され且つ本体部内に装填されて
いるとき紙幣が押し込まれる開口を設けた箱体と、その
開口に沿って移動することにより開口を開閉する開閉部
材と、箱体が本体部から取り出されるとき開閉部材を上
記開口を閉鎖する位置に固定する閉鎖手段とを備える。
介して回動自在に順次連結された多数の連結片から成
り、箱体の内部に引き込まれて開口を開く位置と開口を
閉鎖する位置との間を移動可能に配置されたシャッター
であり、閉鎖手段は、シャッターが開口を閉鎖する位置
にあるときシャッターの先端部の連結軸に係合する係止
部材である。
側となる箱体の端面が開閉可能な扉として形成され、係
止部材は、この扉が開かれる時これと一緒に回動してシ
ャッターの先端部の連結軸との係合を解除するように扉
の上部に取り付けられる。また、箱体の外側に突出した
ハンドルを回転することによりシャッターを移動させる
駆動機構が箱体内に設けられる。或いは、箱体が紙幣取
扱装置の本体部に装填され又は本体部から取り出される
際、本体部に設けられた係合部材がシャッターの先端部
に係合することによりシャッターが移動して開口を開閉
するように構成することもできる。
開口を開閉する方向に箱体に形成された溝に沿って移動
自在な板状部材から成り、閉鎖手段は、この板状部材が
開口を閉鎖する位置にあるとき板状部材に設けられた係
止孔に係合する係止部材である。
体が紙幣取扱装置の本体部に装填されたとき、本体部に
設けられた固定手段が箱体に係合することにより紙幣収
納装置が本体内に固定されるようにする。
設けたハンドルを回転することにより、先端部が箱体の
外側に突出する位置と外側から引っ込んだ位置との間を
移動可能な箱体固定軸が設けられ、固定手段としては、
箱体が紙幣取扱装置の本体部に装填されたとき箱体の外
側に突出した箱体固定軸の先端部に係合するように本体
部に設けられた固定板が用いられる。
設けられ、固定手段は、箱体が紙幣取扱装置の本体部に
装填されたとき一端部が箱体の孔に係合する位置まで移
動可能な箱体固定板と、該固定板をその一端部が箱体の
孔に係合する位置と係合しない位置との間で駆動する駆
動装置とを含み、その駆動装置は、開閉部材が開口を閉
鎖する位置に固定されたとき箱体固定板をその一端部が
上記箱体の孔に係合する位置から係合しない位置へ移動
させるように構成される。
及び良否が紙幣鑑定部で鑑定され、その結果正常と判定
された紙幣は紙幣収納部となる本体部に送られ、本発明
の紙幣収納装置に収納される。この紙幣収納装置は、紙
幣取扱装置の本体部に装填されたとき開放される開口か
ら紙幣が押し込まれる。その後、紙幣取扱装置の本体部
から取り出される際には、閉鎖手段が開閉部材を開口閉
鎖位置に固定するので、開口から不正に紙幣を引き抜く
ことができず、盗難が防止される。
ットのように重く場所をとる構造物がないので、収納装
置の軽量化及び紙幣収納能力の向上が実現でき、収納装
置を運搬する時の負担も軽減される。
が、開口を開く位置と開口を閉鎖する位置との間を移動
可能に配置されたシャッターである場合、これを手動
で、例えばハンドル操作で移動させることにより開口が
開閉される。そして、シャッターの先端部の連結軸に係
合する係止部材により、シャッターが開口閉鎖位置に固
定される。また、シャッター先端側の箱体の端面を開閉
可能な扉として形成し、この扉が開かれる時、係止部材
が一緒に回動してシャッターの先端部の連結軸との係合
を解除することにより、開口を開くことが可能となる。
或いは、箱体が紙幣取扱装置の本体部に装填され又は本
体部から取り出される際、本体部に設けられた係合部材
がシャッターの先端部に係合することにより自動的に開
口を開閉することも可能である。
体の開口を開閉する方向に形成された溝に沿って移動自
在な板状部材の場合、これに設けられた係止孔に係止部
材が係合することにより、板状部材が開口閉鎖位置に固
定される。
体が紙幣取扱装置の本体部に装填されたとき、本体部に
設けられた固定手段が箱体に係合することにより紙幣収
納装置が本体内に固定されるようにする。この場合、上
記のシャッターや板状部材などの開閉部材が開口閉鎖位
置に固定された時、紙幣取扱装置の本体部から紙幣収納
装置を取り出す操作が可能になる。
幣取扱装置の概略構成を示す図、図2は実施例の紙幣収
納装置の外観斜視図である。
2、紙幣搬送部3、紙幣押込み部4及び紙幣収納部とな
る本体部5とで構成され、本体部5内には、多数の紙幣
Aを積み重ねて収納する紙幣収納装置(以下、スタッカ
という)10が挿入及び取出し可能に収容される。
された紙幣の真贋及び良否の鑑定が行われる。そして、
問題ないと判定された紙幣Aは、紙幣搬送部3のベルト
コンベア7により、紙幣押込み部4内の押し込み板8の
下まで運ばれる。この時、紙幣搬送部3に設けられた光
センサのような紙幣位置検出手段が紙幣の位置を検出
し、その検出信号に基づいて紙幣取扱装置1の制御回路
(図示省略)がコンベア7の駆動を制御することによ
り、紙幣を所定位置まで運んで止める。
する2本のリンク部材9,9により、押し込み板8が上
下移動可能に配置されている。ここで、上下伸縮機構が
その駆動源であるモータ(図示省略)により駆動される
と、押し込み板8はその下にある紙幣Aを下方へ押し下
げる。この時、紙幣Aは、その幅より狭い本体部5の上
部開口及びスタッカ10の上部開口(後述)を変形して
通過し、スタッカ10内の紙幣支持板11の上面に当接
する。紙幣支持板11は、左右に間隔をとって配置され
た一対のコイルバネ12及び13により、上方に付勢さ
れている。その後、押し込み板8が上方に戻ると、紙幣
Aはコイルバネ12,13の付勢力により、スタッカ1
0の上縁端面と紙幣支持板11との間に保持される。
枚の紙幣Aが順次スタッカ10内に積み重ねられて収納
される。上記のような紙幣取扱装置1の構成は、従来と
同様である。
カ)について説明する。以下の実施例のスタッカには、
3つのタイプがある。
プ」のスタッカを説明する。
は直方体形状の箱体20から成り、その上面には収納す
べき紙幣の幅より狭い長方形の開口21を有し、その下
側には開口21を開閉するシャッタ22を備えている。
図は、開口21をシャッタ22で閉鎖した状態を示して
いる。後で詳細に説明するが、スタッカ10の内部にお
いて、シャッタ22は箱体20の上面及び左端面20a
(図6参照)に沿って移動可能に収納されており、箱体
20の左側に突出したハンドル23を手で回すことによ
り、シャッタ22を開閉動できるようになっている。箱
体20のハンドル23と反対側(図2及び図3では右
側)の端面20bは、その上端角部を貫通する軸ピン2
4を支点として上方に回動可能な扉として形成されてい
る。この扉20bの上端部20cは、開口21側に延び
て開口の右端を形成している。また、扉20bの下部に
は鍵機構14が設けられ、その鍵穴15に所定の鍵を差
し込んで鍵機構のロックを解除しない限り、扉20bを
開くことができないようになっている。
向に延びる連結軸31を介して互いに回動自在に順次連
結された多数の連結片32で構成されている。詳細に
は、各連結片32は、シャッタ22の長さ方向において
前後端にそれぞれ他の連結片32と嵌合する凸部32a
と凹部32bを有し、幅方向の両端には、後述のように
シャッタ22を移動させる駆動機構の爪車47(図5)
の爪が入る切欠き32cを備えている。隣接する2つの
連結片32は、一方の凸部32aと他方の凹部32bと
を互いに嵌合し、凸部32aに形成した軸孔32dに連
結軸31を通すことにより連結される。そして、各連結
軸31の両端は連結片32から突出し、それらの軸端に
スリーブ状のローラ33が回転自在に且つ軸端から抜け
ないように取り付けられる。以下同様にして複数の連結
片32を連結することにより、シャッタ22が形成され
る。
軸31は、先頭の連結片32の凹部32bのところで露
出しているが、この露出した軸部分は、図3及び図4に
示すように、箱体20の上面開口21の右端の下に設け
られたシャッタ係止部材34に係合して止められる。こ
の係止部材34は、シャッタ22を開口閉鎖位置に固定
する閉鎖手段の一例であり、箱体20の端面扉20bの
回動支点である軸ピン24に回動自在に支持され、軸ピ
ン24の長さ方向に所定の間隔をあけて形成された両側
壁を有する板状部材から成る。その両側壁の先端部34
aと軸ピン24との間には、シャッタ22の先端の連結
軸31が嵌合する凹部34bと、軸ピン24に巻かれた
バネ35の一端を係止する突起部34cとが設けられて
いる。そして、バネ35は、その他端が箱体20の扉2
0bの内側に当接することにより、係止部材34を時計
方向に付勢し、係止部材34は、その突起部34cが扉
20bの上端部20cの下に当接することにより、扉2
0bが閉じている時ほぼ水平な状態に保持されている。
うに、シャッタ22の幅方向の両端に一定の間隔を置い
て並ぶローラ33が回転移動できる溝36が、箱体20
の両側壁に沿って上面側から左側を通り底部まで設けら
れている。従って、後述のようにシャッタ駆動機構の一
対の爪車47,47が回転する時、各々の爪47aが各
連結片32の両側端の切欠き32cに順次入り込むこと
により、シャッタ22は開口21の左端下方でほぼ直角
に曲がりながら溝36に沿って移動し、開口21を開閉
することができる。そして、開口21の右端では、シャ
ッタ22の先端部の連結軸31がバネ35の付勢力に抗
して係止部材34の両側壁の先端部34aを乗り越えて
凹部34bに嵌合することにより、シャッタ22が係止
部材34に係止され、開口21を閉鎖する。この状態か
ら扉20bを上方に回動して開くと、係止部材34も扉
20bと共に回動するので、シャッタ22の先端部の連
結軸31から係止部材34の両側壁の先端部34aが離
れる。これにより、シャッタ22の係止が解除される。
転操作に連動してシャッタ22を移動させる駆動機構の
ボックス37が設置されている。このボックス37内で
は、図7、図8及び図11に示すように、ハンドル23
の中心軸部23aから箱体20の左端面20aを貫通し
て延びたハンドル軸40に固着された歯車41、この歯
車41と噛み合う歯車42、これと一体に回転するよう
に軸支された歯車43、これと噛み合う歯車44、この
歯車44と一体に軸支された傘歯車45、この傘歯車4
5と噛み合う第2の傘歯車46、及びこの傘歯車46と
一体に回転するように支軸の両端に固着された一対の爪
車47,47が、それぞれ所定の位置に設けられてい
る。
90°)回転すると、シャッタ22が開口21を開放した
位置と閉鎖した位置との間を移動するように、上記シャ
ッタ駆動機構のギヤ比が設定されている。
23を時計方向に回すと、ハンドル軸40を介して歯車
41が回転駆動され、この歯車41と噛み合う歯車42
を介して歯車43,44及び傘歯車45,46が回転す
る。第2の傘歯車46の回転により、爪車47が図5に
おいて反時計方向に回動されるので、爪車47の爪47
aが順次シャッタ22の切欠き孔32cに係合する。こ
のため、シャッタ22がスタッカ10の上部開口21を
閉じる方向(図3の右方向)に駆動され、最後に前述の
ようにして開口21が閉鎖される。
回転板48がネジ49によって固着されている。図9に
示すように、この回転板48は円周のほぼ半分ずつに沿
って延びた一対の溝48a,48aを有し、各溝48
a,48aの互いに反対側の一端部48b,48bは内
側に曲がって形成され、他端部48c,48c(図示省
略)は他方の溝の一端部48b,48bに近接した位置
にある。図10に示すように、これらの溝48a内に
は、箱体20の長手方向両側壁を垂直に貫通して移動可
能に支持された一対のスタッカ固定軸50,50の内端
部に設けられたピン51,51が、それぞれ摺動可能に
嵌合している。従って、ハンドル23の回転により回転
板48が約 180°回転すると、各ピン51は回転板48
の各溝48aに沿ってその一端部48bと他端部48c
との間を移動する。
側から図1の本体部5内に入れて装填したとき、図3に
示すように箱体20の両側に突出した固定軸50,50
の先端に係合することにより、スタッカ10を取り出せ
ないように固定するスタッカ固定板52が、本体部5の
両側面の内側に配設されている(図3では、一方の側面
のみ示す)。これらの固定板52は、本体部5の両側壁
において固定軸50,50に対応する位置に形成された
開口部を覆うように一部を本体部5の側壁に固定された
弾性板から成り、箱体20の側壁から突出した固定軸5
0,50の先端が嵌合する凹部を備えている。
部5に装填した状態において、ハンドル23を図6で時
計方向に回したとき、ハンドル軸40を介して回転板4
8は図9において反時計方向に回転されるので、各固定
軸50のピン51が回転板48の溝48a内を摺動す
る。そして、ピン51が溝48aの一端部48bまで到
達した時、一対の固定軸50,50はそれぞれ内側に引
込むので、各固定軸50と本体部5の係止板52との係
合が外れる。かくして、スタッカ10を本体部5から取
り出せる状態となる。
ドル軸40の歯車41と回転板48との間には円盤状の
ハンドル係止板60が固着されている。このハンドル係
止板60は、その円周上において回転板48の溝48a
の一端部48bに対応する位置に切欠き部60a,60
aを有し、各切欠き部60aは、ハンドル係止板60の
下方に設置された揺動部材61の突起部61aが嵌合す
るように形成されている。揺動部材61は、断面がU字
状で箱体20の幅方向に延びた型材から成り、その一端
部を支軸62で上下方向に回動自在に支持されると共
に、その他端部と箱体20内に設けたフレーム上のボス
63との間に介在するコイルバネ64により、支軸62
を中心として図11の反時計方向に付勢されている。
は、底部上を長手方向に沿って移動可能に配置された長
杆65が、リンク部材66及び67を介して揺動部材6
1に連結している。この長杆65の非連結側の端部65
aはリング状に形成されて、箱体20の扉20aの近傍
に位置しており、連結側の端部65bは、箱体20内の
底部上に設置された支持部68に支軸68’により揺動
自在に取り付けられた略扇形のリンク部材66に、連結
ピン69aにて回動自在に連結されている。リンク部材
66は、もう1つのリンク部材67に連結ピン69bに
て回動自在に連結され、リンク部材67は、上記の揺動
部材61に対し連結ピン69cにて回動自在に連結され
ている。
した状態において、前述のようにハンドル23を回転
し、ハンドル軸40を介して回転板48を回転させたと
き、各スタッカ固定軸50のピン51が回転板48の溝
48aの一端部48bに到達したところで、ハンドル係
止板60の切欠き部60aに揺動部材61の突起部61
aが嵌合し、ハンドル23の回転を不能とする。これに
より、シャッタ22は開くことができなくなる。
り出し、箱体20の鍵穴15に所定の鍵を差し込んで鍵
機構14のロックを解除すると、扉20bを上方に回動
して開くことができる。この扉20bを上方に回動する
と、前述のように係止部材34も回動してシャッタ22
の係止を解除する。こうして扉20bを開いた時、長杆
65のリング状の端部65aを引くと、リンク部材66
及び67を介して揺動部材61が図11において時計方
向に回動され、揺動部材61の突起部61aがハンドル
係止板60の切欠き部60aから外れるので、ハンドル
23の回転が可能となる。従って、ハンドル23を図6
において反時計方向に回動させると、シャッタ22は開
口21を閉鎖している状態から開方向に移動してスタッ
カ10内部の左側に収納されるので、開口21が開き、
収納されている紙幣Aを取出しやすくなる。
ハンドル23の回転と連動している。そして、ハンドル
23の回転により駆動される回転板48は、図示の実施
例では、一対の溝48a,48aを円周の約半分( 180
°)にわたって形成しているが、各溝48aをそれより
短く(例えば90°の範囲にわたって)形成すれば、それ
に対応してハンドル23の回転範囲も短縮される。この
ようにハンドル23の回転範囲を短くすると、本体部5
からスタッカ10を取り出す際、固定軸50と固体板5
2との係合を外す動作が、短い角度範囲のハンドル23
の回転によって可能になると共に、係合を外した後ハン
ドル23を握ったままスタッカ10を本体部5から取り
出せるので、その取り出し動作が容易になる。
填するときは、固定軸50を引っ込めた状態でスタッカ
10を本体部5内に挿入後、ハンドル23を図6で反時
計方向に回すと、固定軸50のピン51が回転板48の
溝48aの一端部48bから出たところで固定軸50は
それぞれ外側に突出し、本体部5の固定板52と係合す
るので、スタッカ10が本体部5内に固定される。
に、押し込みユニットのように重く場所をとる構造物が
ないので、スタッカが軽量化され運搬時の負担が減ると
共に、その紙幣収納能力も向上することに加えて、次の
ような効果が得られる。
を回転するという簡単な操作で移動することにより開口
が開閉され、シャッターの先端部の連結軸に係合する係
止部材により、開口閉鎖位置に固定される。また、紙幣
取扱装置の本体部からスタッカを取り出した後、箱体の
扉を開くと、係止部材によるシャッターの係止が解除さ
れるので、開口を開くことができ、紙幣の取り出しが容
易になる。
プ」のスタッカについて説明する。これは、上部の開口
を開閉する手段として、前記「ハンドルタイプ」のスタ
ッカにおいてハンドルの回転でシャッタを移動させる構
成に代えて、板状部材(プレート)を直接、箱体の上部
に挿入し或いは取り出す構成を採用したものである。そ
のため、スタッカの外観上、回転するハンドルの代わり
に、スタッカを図1の本体部5に入れたりこれから出し
たりする際に掴むことができる固定ハンドル(把手)を
設けている。
「プレートタイプ」のスタッカ10’は、「ハンドルタ
イプ」と同様の直方体形状の箱体70から成り、その上
面には収納すべき紙幣の幅より狭い長方形の開口71を
有する。このスタッカ10’では、開口71は、箱体7
0の上面に沿って移動可能な長方形の板(プレート)か
ら成る開閉部材72によって開閉される。この開閉部材
72は、開口71を閉じるとき箱体70の外から内部へ
挿入される。
0aは、その下端角部を貫通する軸ピン74を支点とし
て下方に回動可能な扉として形成され、この扉70aの
外側に把手73が設けられている。更に、扉70aの上
部には鍵機構としてシリンダ錠75が設けられ、その鍵
穴に所定の鍵を差し込んでシリンダ錠75のロックを解
除しない限り、扉70aを開くことができないようにな
っている。
で回したとき一体に回動する回動板76が設けられ、こ
の回動板76の一端76aに、箱体70内において上下
方向に移動自在に支持されたロッド77が回動自在に連
結されている。ロッド77の上端は、扉70aの内側の
フレーム78に幅方向に架設した軸79により回動自在
に支持された係止部材80の底部に回動自在に連結され
ている。
止部材34と同様、開閉部材72を開口閉鎖位置に固定
する閉鎖手段の一つであり、軸79の長さ方向に所定の
間隔をあけて形成された両側壁を有する板状部材から成
る。その両側壁の先端部80a,80aは、上方の開口
71内に突出する位置と開口71から引っ込む位置との
間で回動することができる。そして、係止部材80の両
側部には軸79に巻かれた一対のバネ81,81の一端
を係止し、扉70aの内側フレーム78にバネ81,8
1の他端を当接することにより、係止部材80は下方
(図13において反時計方向)に付勢されている。かく
して、係止部材80は、その底部に連結したロッド77
が後述のように上方に移動しなければ、両側壁の先端部
80a,80aが開口71から引っ込んだ位置に保持さ
れている。
錠75に鍵を差し込み、図14において時計回りに回す
と、それと一体に回動板76が回動し、この回動板76
の一端76aに連結されたロッド77が上方に移動す
る。このロッド77の移動により、係止部材80の先端
部80a,80aが開口71内に突出する。
側には、開閉部材72を長さ方向に摺動させることがで
きる溝88が両側に形成されている。開閉部材72は、
その両側縁部分が溝88,88内を摺動して挿入される
ときに後端となる端部72aが下方に曲げられており、
また、溝88に沿って奥まで挿入されて開口71を閉鎖
したとき、上記のように開口71内に突出した係止部材
80の先端部80a,80aが入る一対の係止孔72
b,72bを備えている。これらの係止孔72b,72
bに係止部材80の先端部80a,80aが入ることに
より、開閉部材72が係止される。
したとき、図12及び図13に示すように、箱体70の
一側壁及び本体部5の側壁に形成した固定孔5aに嵌合
することにより、スタッカ10’を取り出せないように
固定するスタッカ固定板82が、本体部5の一側に設け
られている。この固定板82は、本体部5の外側に鉛直
方向に設けた支軸83を支点として水平に回動可能であ
り、且つ各々の先端部82aが本体部5の固定孔5aを
通るように、本体部5の側壁に取り付けられている。各
固定板82の後端部には、ソレノイド装置84から突出
したプランジャ85の先端部が連結ピン86にて回動自
在に連結されている。このソレノイド装置84の作動
(ソレノイドが励磁)は、図1の紙幣取扱装置1の制御
部(図示省略)によって制御される。このようなスタッ
カ固定機構は、本体部5の両側壁に設けてもよく、その
場合、スタッカ10’をより強固に固定できる。
87が巻かれており、各バネ87の一端を本体部5の側
面に係止し、各バネ87の他端を連結ピン86に係止す
ることにより、固定板82は各々の先端部82aが本体
部5の固定孔5aを通って内部に突出するように付勢さ
れている。ここで、ソレノイド装置84が作動(ソレノ
イドが励磁)すると、上下のバネ87,87の付勢力に
抗してプランジャ85が引き込まれ、固定板82を図1
2において反時計回りに回動させることにより、本体部
5の内部に突出していた固定板82の先端部82aを引
っ込める(図12の鎖線で示す位置)。
装填を検知するためのフォトセンサ90(図13)が設
けられている。すなわち、本体部5内に装填されたスタ
ッカ10’の先端部に対応する位置に光反射型のフォト
センサ90が配置されており、このフォトセンサ90
は、図1の紙幣取扱装置1の制御部(図示省略)に接続
されている。
部材72の挿入を検知するための検出部が設けられてい
る。この検出部は、図12に示すように、箱体70の内
部両側において上部に挿入された開閉部材72の先端部
に対応する位置に開閉部材72の挿入方向に移動可能に
取り付けた一対の検出片92と、各検出片92aを開閉
部材72の挿入と反対の方向に引っ張るバネ93と、検
出片92の移動を検出するセンサ94とで構成される。
このセンサ94は、例えばフォトセンサ或いは機械的な
スイッチでよく、前述の紙幣取扱装置1の制御部に電気
的に接続される。
部5内に装填されると、本体部5の両側の固定板82の
先端部82aが箱体70の側面部の固定孔に嵌合し、こ
れによってスタッカ10’が本体部5に固定される。ま
た、フォトセンサ90により、スタッカ10’が装填さ
れたことを示す信号が前記制御部に送られる。
上部の溝88に沿って開閉部材72を挿入すると、開閉
部材72の先端部が両側の検出片92に当接する。開閉
部材72を開口71を閉鎖する位置まで挿入すると、各
検出片92の動きをセンサ94が検出し、その検出信号
が前記制御部に送られる。同時に、開閉部材72の係止
孔72bに係止部材80の先端部80aが入るので、開
閉部材72はスタッカ10’の上部開口71を閉じた状
態で固定される。
90からの検出信号をすでに受けている状態において、
開閉部材72の挿入により検出片92の動きを検出する
センサ94からの検出信号を受けたとき、ソレノイド装
置84にソレノイドを励磁する駆動信号を送り、固定板
82をその先端部解放側に回動させる。この回動によ
り、固定板82の先端部82aが箱体70の側面部の固
定孔から外れるので、スタッカ10’を本体部5から取
り出すことが可能となる。
75の鍵穴に鍵を差し込んでシリンダ錠75のロックを
解除することにより、扉70aを開けることができる。
同時に、回動板76が回動し、ロッド77が下降するこ
とにより、係止部材80の先端部80a,80aが下方
に移動して開閉部材72の係止孔72b,72bから外
れる。これにより、開閉部材72を取り外して開口71
を開くことができるので、スタッカ10’からの紙幣の
取り出しが容易になる。
に押し込みユニットのように重く場所をとる構造物がな
いので、スタッカが軽量化され運搬時の負担が減ると共
に、その紙幣収納能力も向上することに加えて、次のよ
うな効果が得られる。
用いたことで構成が簡潔になり、このプレートを箱体上
面部の溝に沿って挿入し或いは引き出すだけで開口が開
閉され、プレートの係止孔に係合する係止部材により、
プレートが開口閉鎖位置に固定される。また、プレート
が開口閉鎖位置に固定された状態で紙幣取扱装置の本体
部からスタッカを取り出した後、係止部材による係止を
解除してプレートを引き出すことにより開口を開き、紙
幣の取出しを容易にすることができる。
これは、前記第1実施例の「ハンドルタイプ」のスタッ
カにおいて上部の開口を開閉するシャッタを、回転する
ハンドルでなく、スタッカを図1の本体部5内に装填し
或いは取り出す際に自動的に移動できるようにしたもの
である。この場合、回転するハンドルの代わりに、固定
ハンドル(把手)を設けている。
施例のスタッカ10”においては、これを本体部5に装
填し或いは本体部5から取り出す際、本体部5の入口上
部に上下方向に揺動可能に設けられた係合部材(揺動レ
バー)101がスタッカ内のシャッタ22に係合するこ
とにより、シャッタ22が相対的に移動してスタッカ1
0”の上部開口を開閉する。このスタッカ10”の左側
端面10”aには把手73が設けられる一方、右側端面
10”bは、図2に示した鍵機構14を備えた扉として
形成されている。更に、この実施例のスタッカ10”内
には、シャッタ22の後端部に接続してシャッタ22を
引き込むように常時付勢する引張りバネから成る引込手
段(リトラクタ)106が設けられている。
その基端部を本体部5の入口上部の幅方向に架設された
軸ピン102に回動可能に支持される一方、右方に向け
られた係合部材101の先端部には、スタッカ10”内
のシャッタ22の先端部分に突設されたフック22aに
係合するフック端101aと、更にその前方に形成さ
れ、スタッカ10”の扉10”bの上面部の傾斜した端
部10”cに係合する係合端101bとを備えている。
22の先端部の軸31は、スタッカ10”の扉10”b
に取り付けられたシャッタ係止部材34の先端部34a
を下方に回動させて乗り越えて凹部34b(図4)に嵌
合することにより、シャッタ22が係止部材34に係止
され、スタッカ10”の上部開口を閉鎖する。前述のよ
うに、シャッタ係止部材34は図4において時計方向に
バネで付勢されている。
口上部には、スタッカ固定部材103が設けられてい
る。この固定部材103は、上記係合部材101と同
様、基端部を軸ピン102に回動可能に支持され、且
つ、左方に向けられた固定部材103の端部には、スタ
ッカ10”が本体部5内に収納されたとき、スタッカ1
0”の把手73側端面10”aの上端部に設けられた固
定板104の突出部104aに係合する係合端103a
と、この固定部材103を手動で回動させるために上方
に突設したレバー端103bとを備えている。そして通
常、固定部材103の係合端103aをスタッカ10”
の突出部104aに当接する方向(図において反時計方
向)に付勢するスプリング105が、軸ピン102に巻
かれている。
填するときは、図15(a)及び(b)に示すように、
手でレバー端103bをもってスタッカ固定部材103
を時計回りに回動させ、図17の2点鎖線で示す位置に
保持した後、スタッカ10”を本体部5内に装填する。
この時、シャッタ22は、スタッカ10”の箱体内にリ
トラクタ106の引張力によって引き込まれており、ス
タッカ10”の上部開口は開いた状態にある。スタッカ
10”を本体部5内に装着した後、スタッカ固定部材1
03の係合端103aをスタッカ10”の固定板104
の突出部104aに係合させることにより、スプリング
105の力でスタッカ10”を本体部5内に固定する。
このとき、本体部5の係合部材101のフック端101
aは、シャッタ22上のフック22aと係合する。
取り出すときは、手でレバー端103bをもってスタッ
カ固定部材103を時計回りに回動させ、スタッカ固定
部材103の係合端103aとスタッカ10”の突出部
104aとの係合を外し、把手73を持ってスタッカ1
0”を引き出す(図15(c))。このとき、本体部5
の係合部材101のフック端101aがスタッカ10”
のシャッタ22上のフック22aに係合しているため、
シャッタ22は、リトラクタ106の引張力に抗してス
タッカ10”に対し相対的にその上部開口を閉じる方向
に移動する。
(d)の位置まで来ると、シャッタ22の先端部の軸3
1がシャッタ係止部材34の先端部34aを下方に回動
させて乗り越え、係止部材34に係止される。
と、図16に示すように、本体部5の係合部材101の
係合端101bがスタッカ10”の上面部の傾斜端1
0”cに当接することにより、係合部材101は軸ピン
102を中心として反時計回りに回動する。これによ
り、係合部材101のフック端101aがシャッタ22
上のフック22aから外れるので、シャッタ22はリト
ラクタ106の引張力により左方向に戻ろうとするが、
シャッタ22の先端部の軸31と係止部材34の先端部
34aとの係合により、シャッタ22はスタッカ10”
の上部開口を塞いだ状態に保持される。この状態でスタ
ッカ10”が本体部5から取り出される。
る紙幣を取り出すため、扉10”bに設けられた鍵機構
14(図2)を解錠して扉10”bを開けると、係止部
材34が扉と共に反時計方向に回動されるので、先端部
の軸31と係止部材34との係合が外れる。このため、
シャッタ22はリトラクタ106の引張力によりスタッ
カ10”内に引き込まれ、スタッカ10”の上部開口が
開いた状態となる。
も、スタッカ内に押し込みユニットのように重く場所を
とる構造物がないので、スタッカが軽量化され運搬時の
負担が減ると共に、その紙幣収納能力も向上することに
加えて、次のような効果が得られる。
際、本体部5に設けた係合部材101とシャッタ22上
に設けたフック22aとの係合により自動的にスタッカ
10”の上部開口が閉鎖されるので、取り出したスタッ
カの防犯及び安全性が確保される。
シャッタ22がスタッカ10”内に引き込まれて収納さ
れるので、スタッカに収納された紙幣を取り出す際に上
部開口から紙幣を操作でき、紙幣の取り出しが容易にな
る。
納装置内に押し込みユニットのように重く場所をとる構
造物がなく、装置の軽量化及び紙幣収納能力の向上を図
ると共に、紙幣を収納した装置を紙幣取扱装置の本体部
から取り出す際には開口部が閉鎖されているので、紙幣
収納装置を運搬する際の不正な紙幣抜き取りを防止し、
安全性が確保される。
の概略構成を示す図。
外観図。
の分解図。
図。
移動機構を示す図。
面側面図。
の一部を破断して示す平面図。
正面図。
面縦断面図。
装置の装填及び取り出し動作の説明図。
ッタに係合する機構の説明図。
本体内に固定する機構の説明図。
4…紙幣押込み部、5…本体部(紙幣収納部)、6…紙
幣投入口、7…ベルトコンベア、8…押し込み板、9…
リンク部材、10…紙幣収納装置(スタッカ)、11…
紙幣支持板、12,13…コイルバネ、14…鍵機構、
15…鍵穴、20…箱体、21…開口、22…シャッ
タ、23…ハンドル、24…軸ピン、31…連結軸、3
2…連結片、33…ローラ、34…シャッタ係止部材、
35…バネ、36…溝、37…ボックス、41,42,
43,44…歯車、45,46…傘歯車、47…爪車、
48…回転板、49…ネジ、50…スタッカ固定軸、5
1…ピン、52…スタッカ固定板、60…ハンドル係止
板、61…揺動部材、62…支軸、63…ボス、64…
コイルバネ、65…長杆、66,67…リンク部材、6
8…支持部、69a,69b,69c…連結ピン、70
…箱体、71…開口、72…開閉部材、73…把手、7
4…軸ピン、75…シリンダ錠、76…回動板、77…
ロッド、78…フレーム、79…軸、80…係止部材、
81…バネ、82…スタッカ固定板、83…支軸、84
…ソレノイド装置、85…プランジャ、86…連結ピ
ン、87…バネ、88…溝、90…フォトセンサ、92
…検出片、93…バネ、94…センサ、101…係合部
材(揺動レバー)、102…軸ピン、103…固定部
材、104…固定板、105…スプリング、106…リ
トラクタ。
Claims (7)
- 【請求項1】投入された紙幣を鑑定する紙幣鑑定部及び
該紙幣鑑定部で正常と判定された紙幣を収納する本体部
を備えた紙幣取扱装置内に着脱可能な紙幣収納装置にお
いて、前記本体部内に装填及び取り出し可能に形成され
且つ前記本体部内に装填されているとき前記紙幣が押し
込まれる開口を設けた箱体と、該開口に沿って移動する
ことにより該開口を開閉する開閉部材と、前記箱体が前
記本体部から取り出されるとき該開閉部材を前記開口を
閉鎖する位置に固定する閉鎖手段とを備え、前記開閉部
材は、幅方向に延びた連結軸を介して回動自在に順次連
結された多数の連結片から成り、前記箱体の内部に引き
込まれて前記開口を開く位置と前記開口を閉鎖する位置
との間を移動可能に配置されたシャッターであり、前記
閉鎖手段は、該シャッターが前記開口を閉鎖する位置に
あるとき該シャッターの先端部の連結軸に係合する係止
部材であることを特徴とする紙幣収納装置。 - 【請求項2】請求項1記載の紙幣収納装置において、前
記シャッターが前記開口を閉鎖する位置にあるとき該シ
ャッターの先端側となる前記箱体の端面が開閉可能な扉
として形成され、前記係止部材は、該扉が開かれる時こ
れと一緒に回動して前記シャッターの先端部の連結軸と
の係合を解除するように該扉の上部に取り付けられてい
ることを特徴とする紙幣収納装置。 - 【請求項3】請求項1記載の紙幣収納装置において、前
記箱体の外側に突出したハンドルを回転することにより
前記シャッターを移動させる駆動機構を前記箱体内に備
えていることを特徴とする紙幣収納装置。 - 【請求項4】請求項1記載の紙幣収納装置において、前
記箱体が前記紙幣取扱装置の本体部に装填され或いは該
本体部から取り出される際、該本体部に設けられた係合
部材が前記シャッターの先端部に係合することにより前
記シャッターが移動して前記開口を開閉することを特徴
とする紙幣収納装置。 - 【請求項5】請求項1記載の紙幣収納装置において、前
記箱体が前記紙幣取扱装置の本体部に装填されたとき、
前記本体部に設けられた固定手段が前記箱体に係合する
ことにより前記本体内に固定されることを特徴とする紙
幣収納装置。 - 【請求項6】請求項5記載の紙幣収納装置において、前
記箱体には、その外側に突出したハンドルを回転するこ
とにより先端部が前記箱体の外側に突出する位置と外側
から引っ込んだ位置との間を移動可能な箱体固定軸が設
けられ、前記固定手段は、前記箱体が前記紙幣取扱装置
の本体部に装填されたとき前記箱体の外側に突出した前
記箱体固定軸の先端部に係合するように前記本体部に設
けられた固定板を含んでいることを特徴とする紙幣収納
装置。 - 【請求項7】請求項5記載の紙幣収納装置において、前
記箱体の外側面に箱体固定用の孔が設けられ、前記固定
手段は、前記箱体が前記紙幣取扱装置の本体部に装填さ
れたとき一端部が前記箱体の孔に係合する位置まで移動
可能な箱体固定板と、該固定板をその一端部が前記孔に
係合する位置と係合しない位置との間で駆動する駆動装
置とを含み、該駆動装置は、前記開閉部材が前記開口を
閉鎖する位置に固定されたとき前記箱体固定板をその一
端部が前記孔に係合する位置から係合しない位置へ移動
させることを特徴とする紙幣収納装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14875494A JP3384618B2 (ja) | 1994-06-08 | 1994-06-08 | 紙幣収納装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14875494A JP3384618B2 (ja) | 1994-06-08 | 1994-06-08 | 紙幣収納装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07330202A JPH07330202A (ja) | 1995-12-19 |
JP3384618B2 true JP3384618B2 (ja) | 2003-03-10 |
Family
ID=15459892
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14875494A Expired - Lifetime JP3384618B2 (ja) | 1994-06-08 | 1994-06-08 | 紙幣収納装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3384618B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3778598B2 (ja) * | 1995-09-26 | 2006-05-24 | アルゼ株式会社 | 紙幣取扱装置 |
-
1994
- 1994-06-08 JP JP14875494A patent/JP3384618B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07330202A (ja) | 1995-12-19 |
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