JP3383819B2 - Fm−cwレーダ装置 - Google Patents
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Description
相対速度の検出等に用いられるFM−CWレーダ装置に
関するものである。
は、前方や後方を走行する他の自動車などを監視して自
車との距離及び相対速度を同時に測定する装置として知
られている。特に、前方を走行する自動車の監視は自動
車の追突あるいは衝突事故を未然に防ぐものであり、今
後大いに役立つものと期待されている。また、車載レー
ダには、ミリ波帯の電波を応用したミリ波レーダ装置が
あり、ミリ波レーダ装置の方式にも三角波によるFM変
調波の連続波を用いたFM−CWレーダ方式が知られて
いる。
波によってFM変調された連続波を送信波として前方に
位置する自動車等の障害物に向けて送信し、障害物によ
って反射されて戻ってきた反射波を受信波として取り入
れて、その時の送信波と受信波をミキシングして得られ
たビート信号を、例えば、FFT(Fast Fourier Trans
form)のような周波数解析手法を用いて信号処理するこ
とにより障害物との距離及び相対速度を算出するもので
ある。
の上り区間と下り区間に対応するビート信号のスペクト
ラムにおいて、障害物を示すピーク周波数が用いられ
る。単一の障害物の場合、上り区間のピーク周波数fa
と下り区間のピーク周波数fbから距離Rと相対速度V
は、それぞれピーク周波数の和算値と差分値に比例する
形、即ち、 距離R=A・((fa+fb)/2) 相対速度V=A・((fa−fb)/2) (A:定
数) による演算式により求められる。
−CWレーダ装置においては、障害物が複数存在する場
合は、上り区間と下り区間のスペクトラムに障害物の数
だけピークが現われるため、複数の障害物の距離と相対
速度を検出するためにはこれらの上り区間のピークと下
り区間のピークを正確に組み合わせることが必要であ
る。そこで、従来は一つの方法として、上り区間と下り
区間のスペクトラムのピークの全組み合わせによる障害
物の距離と相対速度から一定時間後の障害物の位置を推
測して整合がとれているピーク同士を組み合わせること
で、それぞれ複数の障害物との距離、相対速度を求めて
いる。
の認識にサイクル数の連続性を用いているため、近接す
る複数の障害物の相対速度が緩やかである場合は、障害
物のすれ違う時間が長いため、スペクトラム同士の干渉
が起こり、ターゲットを見失い易い等の問題があった。
また、道路の舗装状態によりマルチパスの影響が大きい
場合は、スペクトラムのレベル変動が大きくなり、ター
ゲットの認識に時間がかかったり、ターゲットを見失う
という問題があった。
たもので、ターゲットを見失うことなく、確実に追従す
ることが可能なFM−CWレーダ装置を提供することを
目的とする。
トを高速に認識可能なFM−CWレーダ装置を提供する
ことを目的とする。
ダ装置は、上記目的を達成するため、三角波によってF
M変調された連続波をターゲットに送信すると共に、タ
ーゲットから反射された反射波を受信し、送信波と受信
波をミキシングして得られたビート信号の周波数解析を
行うことにより、ターゲットとの距離及び相対速度を検
出するFM−CWレーダ装置において、前記三角波の上
り区間と下り区間に相当するビート信号の離散的なスぺ
クトラムから上り区間と下り区間のピーク周波数を検出
する手段と、前記上り区間と下り区間におけるスぺクト
ラムのピークの仮の組み合わせの仮ピークペアを算出す
る手段と、得られた仮ピークペアのうち所定の相対速度
及び距離を満足する仮ピークペアを新たな確定ターゲッ
トとして更新する第1更新手段と、前記第1更新手段に
よる更新に失敗した時に更新対象の確定ターゲットの推
定範囲内において上下区間のいずれか一方にビート信号
のスぺクトラムのピークが存在する時にはそのピークと
対をなす仮想ピークが上下区間のいずれかにあるものと
して前記所定の相対速度及び距離を満足するピークが存
在するかを判別し、当該ピークが存在する時にはそのピ
ークを含む仮ピークペアを新たな確定ターゲットとして
更新する第2更新手段と、前記第2更新手段による更新
に失敗した時に確定ターゲットの推定範囲よりも広い拡
張推定範囲内に仮ピークペアが存在する時にはその仮ピ
ークペアを新たな確定ターゲットとして更新する第3更
新手段と、前記更新された確定ターゲットの距離と相対
速度を算出する手段とを備えたことを特徴とする。
三角波によってFM変調された連続波をターゲットに送
信すると共に、ターゲットから反射された反射波を受信
し、送信波と受信波をミキシングして得られたビート信
号の周波数解析を行うことにより、ターゲットとの距離
及び相対速度を検出するFM−CWレーダ装置におい
て、前記三角波の上り区間と下り区間に相当するビート
信号の離散的なスぺクトラムから上り区間と下り区間の
ピーク周波数を検出する手段と、前記上り区間と下り区
間におけるスぺクトラムのピークの仮の組み合わせの仮
ピークペアを算出する手段と、得られた仮ピークペアの
うち所定の相対速度及び距離を満足する仮ピークペアを
新たな確定ターゲットとして更新する第1更新手段と、
前記第1更新手段による更新に失敗した時に更新対象の
確定ターゲットの推定範囲内において上下区間のいずれ
か一方にビート信号のスぺクトラムのピークが存在する
時にはそのピークと対をなす仮想ピークが上下区間のい
ずれかにあるものとして前記所定の相対速度及び距離を
満足するピークが存在するかを判別し、当該ピークが存
在する時にはそのピークを含む仮ピークペアを新たな確
定ターゲットとして更新する第2更新手段と、新たに出
現した障害物をターゲットとして確定判別する場合、現
サイクルから所定サイクル前までに三角波の上下区間に
現われるビート信号のスぺクトラムの仮ピークペアを監
視し、仮ピークペアの速度に応じてサイクル数と仮ピー
クペアの出現数による確定判別条件を異ならせて仮ピー
クペアを確定ターゲットとして確定するかを判別する手
段と、前記更新された確定ターゲットの距離と相対速度
を算出する手段とを備えたことを特徴とする。
て図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明のFM
−CWレーダ装置の一実施形態の構成を示すブロック図
である。図1において、まず、1は前方に位置する自動
車等の障害物に送信波を送信するレーダヘッドである。
レーダヘッド1は三角波によってFM変調された連続波
を生成する送信部、生成された連続波を送信する送信ア
ンテナ、障害物から反射された反射波を受信する受信ア
ンテナ、受信波と送信波をミキシングするミキシング部
等を備えていて、ミキシングして得られたビート信号を
出力する。レーダヘッド1からのビート信号はローパス
フィルタ(LPF)2でノイズ成分が除去された後、増
幅器3で増幅され、A/D変換器4でデジタル信号に変
換してマイクロプロセッサ5に供給される。
器51、ターゲット認識器52、危険判別器53から成
っている。周波数解析処理器51は、A/D変換器4に
より一定時間でサンプリングされたビート信号の離散値
データからFFT(Fast Fourier Transform)等の周波
数成分解析手法を用いてスペクトラムを抽出する。ター
ゲット認識器52は周波数解析処理器51で算出された
スペクトラムに基づいて障害物までの距離と相対速度を
算出し、危険判別器53はターゲットまでの距離と相対
速度に基づいて障害物に対する危険度を判別する。危険
度合が所定値以上であった時は警報器6に通知し、警報
器6により警報表示、警報音等による警報を発して使用
者に危険であることを報知する。
示すブロック図である。図2において、ピーク周波数検
出器521は周波数解析処理器51で得られたスペクト
ラムから一定以上のしきい値をもつピークを検出する。
ターゲット追従器522はすでに確定しているターゲッ
トの次サイクルでの推定位置にピークペアがあるかどう
かを判別してターゲットの追従を行う。仮ピークペア検
出器523は確定ターゲット以外の新規ターゲットに対
して最も適合度合いが高いピークペアを仮ピークペアと
して求める。ターゲット確定器524は前サイクルで推
定した位置に仮ピークペア検出器523で求められた仮
ピークペアがあるかどうかを判別してターゲットの確定
を行う。距離及び相対速度検出器525は、確定してい
るターゲットについてそのピークペアから当該レーダ装
置と障害物の距離及び相対距離を算出する。
説明する。図3は本実施形態の全体的な動作を示すフロ
ーチャートである。なお、図3はマイクロプロセッサ5
によるメインルーチンを示している。マイクロプロセッ
サ5はメインルーチンの他に周波数解析処理等各種のプ
ログラムを実行する。また、本実施形態では、自動車に
図1の装置が搭載され、前方に走行する自動車等を障害
物とする場合を例として説明する。まず、メインルーチ
ンがスタートする前に車両のエンジンを作動させるた
め、イグニッションキーを操作して電源が投入されたも
のとする。また、電源投入から一定時間経過後にマイク
ロプロセッサ5のリセットが解除され、リセットの解除
によりマイクロプロセッサ5が起動され、零番地からプ
ログラムを実行する。
まず、イニシャライズ処理を行い(S31)、各種変数
を初期化する。次いで、周波数解析処理(S32)、タ
ーゲット認識処理(S33)、危険判別処理(S34)
を行う。この周波数解析処理、ターゲット認識処理、危
険判別処理は、それぞれマイクロプロセッサ5の周波数
解析処理器51、ターゲット認識器52、危険判別器5
3の処理である。具体的に説明すると、まず、レーダヘ
ッド1において送信波と障害物から反射された反射波を
受信した受信波とをミキシングしてビート信号が生成さ
れる。ビート信号はLPF2、増幅器3を通ってD/A
変換器4に供給され、D/A変換器4ではレーダヘッド
1から三角波によって周波数変調された連続波が送信さ
れると同時にA/D変換を開始する。
化されたデータは逐一マイクロプロセッサ5の内部メモ
リに蓄積される。また、このA/D変換は一定のサンプ
リング時間毎に実行され、そのためにサンプリング時間
の監視にはタイマー割り込等が用いられる。A/D変換
器4によるビート信号の離散値化は三角波の一周期分実
行され、この時点で三角波の上り区間と下り区間に相当
するビート信号の離散値データがマイクロプロセッサ5
に蓄積される。周波数解析処理器51では三角波の上下
区間に相当するビート信号の離散値データからFFT
(Fast Fourier Transform)等に代表される周波数解析
手法により各々の区間の離散的なスペクトラムが生成さ
れる(S32)。FFT等の周波数解析手法については
周知であるので詳しい説明を省略する。
るように離散的なスペクトラムに基づいて障害物との距
離と相対速度を検出し(S33)、危険判別器53はタ
ーゲット識別器52で得られた距離と相対速度に基づい
て自車の障害物に対する危険度を判定し(S34)、危
険度が高いと判断した時は警報器6で危険であることを
報知する。周波数解析処理器51、ターゲット認識器5
2、危険判別器53は三角波の一周期毎(1サイクル
毎)に図3のS32〜S34の処理を繰り返し行い、先
行する自動車等の障害物に対する危険度が高くなると警
報器6から警報を発して使用者に報知する。
理を示すフローチャートである。図4において、まず、
ピーク周波数検出器521は三角波の上り区間、下り区
間に相当するビート信号の離散的なスペクトラムから上
り区間のピーク周波数、下り区間のピーク周波数をそれ
ぞれ検出する(S40)。このピーク周波数は一定以上
のしきい値を持つスペクトラムを抜き出し、その中心周
波数を求めることで検出することができる。このように
して障害物と等しい数のスペクトラムのピークが上下区
間で同一数得られる。
クペアを算出する(S41)。仮ピークペアとは、上り
区間と下り区間におけるスペクトラムのピークの仮の組
み合わせをいう。なお、この場合、図5に示すようにレ
ーダ車の前方に3台の先行者が走っているものとする。
矢印は先行方向を示している。また、図6は三角波、図
7は図6に示す三角波によりFM変調された電波によっ
て得られたビート信号をFFT等の周波数解析を行うこ
とにより得られたスペクトラムを示している。この時は
先行車が3台であるため、それに対応して上り区間、下
り区間ともに3つのピークが現われる。
フローチャートである。図8において、まず、上り区間
に未検索のピークがあるかどうかを調べる(S81)。
これは、図7に示すように順々に上り区間のピークに対
応して下り区間のピークを仮ピークペアとして算出して
いくためである。もし、上り区間に未検索のピークが残
っていれば、S82に進み、そうでなければリターンに
進む。この時は、最初の検索であるためS82に進み、
上り区間で最も低周波のピークを選択してPkup
(i)とする。これは、順々に周波数の低いピークから
検索して仮ピークペアを求めるためである。この時は、
図7に示すように最も低周波のfupaが選ばれる。
の仮ピークペア検索範囲を設定する(S83)。これ
は、Pkup(i)に対応する下り区間のピークの存在
する範囲を限定するもので、効率的に仮ピークペアを算
出するためのものである。実際には、相対速度が零の場
合は上り区間と下り区間のピーク位置は一致するが、零
でない場合はその位置は異なる。ここで、相対速度の検
出範囲を例えば±200km/hとすると、それにより
下り区間の検索範囲が決まる。この時は、図7に示すよ
うに検索範囲aを設定したものとする。検索範囲を設定
すると、下り区間の検索範囲にあるピークを順々に検索
し、未検索のピークがあるかどうかを調べる(S8
4)。この時は、図7に示すようにピークfupaに対
応する下り区間の検索範囲aにピークfdnaとピーク
fdnbが存在する。すべてを検索していなければS8
5へ進み、すべてを検索したならばS81に戻る。ここ
では、最初の検索なのでS85へ進む。
波数のピークを選択してPKdn(j)とする。これ
も、順々に周波数の低いピークから検索して仮ピークペ
アを求めるためである。この時は、ピークfdnaが選
ばれ、上り区間のピークfupaと下り区間のピークf
dnaが仮ピークペアとして得られる。また、仮ピーク
ペアの集合PPi{(fupa、fdna)}に要素と
して加え(S85)、S84に戻る。S84では同様に
下り区間の検索範囲aに未検索のピークがあるかどうか
を調べる。この時は、ピークfupaに対応する下り区
間の検索範囲aにはピークfdnbが存在するので、S
85で同様に最も低周波のピークfdnbを選択し、上
り区間のピークfupaと下り区間のピークfdnbが
仮ピークペアとして得られる。
pa、fdna)、(fupa、fdnb)}に要素と
して加え(S86)、再びS84に戻る。S84では同
様に下り区間の検索範囲aに未検索のピークがあるかど
うかを調べ、この時は上り区間のピークfupaに対応
する下り区間の検索範囲には未検索のピークは存在しな
いので、S81へ進む。S81では同様に上り区間に未
検索のピークがあるかどうかを調べ、この時は未検索の
ピークfupb、fupcがあるので、再びS82へ進
む。S82ではピークfupaの場合と同様に最も低周
波のfupbを選択し、S83で未検索のピークPku
p(i)に対して下り区間の仮ピークペア検索範囲を設
定し、その後、検索範囲内に存在するピークPkdn
(j)とのペアを仮ピークペアとして求める処理を行
う。検索範囲は図7に示すように検索範囲bを設定した
ものとする。
して検索範囲b内にはピークfdnaとピークfdnb
が存在しており、S85で最も低周波のピークPdna
が選ばれ、上り区間のピークfupbに対し下り区間の
fdnaが仮ピークペアとして得られ、仮ピークペアの
集合PP2 {(fupd、fdna)、(fupb、f
dnb)}に加えられる。また、S84〜S86の処理
を繰り返し行い、上り区間のピークfupbに対し下り
区間のfdnbが仮ピークペアとして得られ、仮ピーク
ペアの集合に要素として加えられる。S84で下り区間
の検索範囲b内に未検索のピークがなくなると、S81
に戻って上り区間に未検索のピークがあるかどうかを調
べる処理を行う。
在しているので、S82でそのピークfupcが選ば
れ、S83で下り区間の検索範囲が設定される。この時
は図7に示すように検索範囲cが設定されたものとす
る。次いで、S84で検索範囲c内に未検索のピークが
あるかどうかを調べ、この時は上り区間のピークfup
cに対し下り区間の検索範囲c内にピークfdncが存
在しているので、上り区間のピークfupcに対して下
り区間のピークfdncが仮ピークペアとして得られ、
仮ピークペアの集合PP3 {(fupc、fdnc)}
に加えられる。次にS81に戻り、上り区間のすべての
ピークについて検索したので仮ピーク算出処理を終了す
る。以上により(fupa、fdna)、(fupa、
fdnb)、(fupb、fdna)、(fupb、f
dnb)、(fupc、fdnc)が仮ピークペアとし
て得られる。
すると、S42ですでにターゲットとして認識されてい
る確定ターゲットの確定更新を行う。図9は確定ターゲ
ットの確定更新処理を詳細に示すフローチャートであ
る。図9において、まず、S90ですでにターゲットと
して認識されている確定ターゲットがあるかどうかを調
べる。確定ターゲットとは後述する仮ピークペアの確定
判別においてターゲットとして認識された障害物を指し
ている。即ち、現在、図4のターゲット認識処理を三角
波の1周期(1サイクル)毎に行っていて、この時図5
に示すように自車の前に3台の自動車が走行している
と、図7の(fupa、fdna)、(fupb、fd
nb)、(fupc、fdnc)が確定ターゲットとし
て認識されている。確定ターゲットがなければ未確定の
ターゲットのみか、或いはしきい値以上のスペクトラム
のピークが存在しないかのいずれかであり、確定更新は
実行せずにそのままリターン処理する。
で確定ターゲットすべてについて確定判別を行ったかど
うかを調べて、すべての確定ターゲットについて確定更
新を行ったならリターン処理する。未だすべての確定タ
ーゲットについて確定更新を行っていないなら、未確認
の確定ターゲットについてS92以降で確定更新を行
う。確定更新は第1〜第3確定更新処理の3段階で行う
ようになっていて、第1確定更新処理で失敗した時は第
2の確定更新処理を行い、第2の確定更新処理で失敗し
た時は更に第3確定更新処理を行う。
て説明する。図10において、始めにS100で更新の
対象となる確定ターゲットと、先に得られた複数の仮ピ
ークペアのうち以下の確定判別条件を満たす仮ピークペ
アが存在するかどうかを調べる。これは、以下の
(1)、(2)式により判別を行う。
は、 Rns=Rn-a +a×Δt×[(Vrn+Vrn-a)/2] Rerror =ΔR+a×Δt×ΔVr Vrns =Vrn-a−(Vmycar −Vmycar-a ) Verror =ΔVr +a×Δt×Gmax である。但し、 Rn は仮ピークペアから算出される距離 Rn-a は前サイクルの確定ターゲットから算出される距
離 Vrnは仮ピークペアから算出される相対速度 Vrn-aは前サイクルの確定ターゲットから算出される相
対速度 Vmycar は現サイクルの自車速度 Vmycar-1 は前サイクルの自車速度 ΔRは距離誤差 ΔVr は相対速度誤差 Δtはサイクル周期 Gmax は加速減速度の最大値 である。
は、S104で第1確定更新処理は未完了としてリター
ンする。上記判別式を満足する場合は、S101でその
仮ピークペアを新たな確定ターゲットとして更新し、S
102でその仮ピークペアを以後行う仮ピークペアの新
規確定判別の対象から除外し、S103で第1確定更新
処理により確定ターゲットの更新処理を完了したとして
リターンする。次に、図9のS93で第1確定更新処理
を完了したかどうかを判定し、完了していればS91か
ら同様の処理を行い、残りの確定ターゲットの更新処理
を行う。一方、第1確定更新処理が未完了である時は、
確定ターゲットの更新に失敗した時であり、S94で第
2確定更新処理を行う。第1確定更新処理を失敗する原
因としてはレーダ特性により図7のピークが各サイクル
毎に現われず、確定更新できない等が挙げられる。
する。図11において、まず、S110で更新対象とな
る確定ターゲットの推定範囲内において上下区間のいず
れか一方にビート信号のスペクトラムのピークが存在す
るかどうかを調べる。即ち、レーダ特性により上り区間
と下り区間のうち一方のピークが消失することがあるた
め、確定ターゲットの推定範囲内の上下いずれか一方に
ピークが存在すれば、ピークが消失していても確定ター
ゲットの更新を行い、救済しようというものである。S
110で推定範囲内の上下いずれかにピークが存在すれ
ば、S111でそのピークと対をなす仮想ピークが上下
いずれかにあるものとして(1)、(2)式の条件式を
満足するピークが存在するかどうかを判定する。もし、
S110で(1)、(2)式を満足するピークが見つか
らなかった時はS115で第2確定更新処理は未完了と
してリターンする。
するピークが一方に見つかった時はS111でその確定
ターゲットからそのピークを含む仮ピークペアを推定
し、S112で推定された仮ピークペアを新たな確定タ
ーゲットとして更新する。次いで、S113でその仮ピ
ークペアを以後行う仮ピークペアの新規確定判別の対象
から除外し、S114で第2確定更新処理により確定タ
ーゲットの更新を完了としてリターンする。ここで、第
2確定更新処理においてS110で更新対象となる確定
ターゲットの推定範囲内に上下いずれか一方にピークが
存在するか否かを判定しているが、これは前述のように
レーダ特性により上下区間の一方のピークが消失する時
に有効である。
受信レベルの低いターゲットを捕捉する場合、つまり、
しきい値ぎりぎりのターゲットは上下区間のレベルの若
干の差により一方のピークが検出できないことがある
が、検出できなかったピークの代わりに仮想ピークを推
定することにより、確定ターゲットの更新を行うことが
できる。また、図13に示すようにターゲットが近接し
すぎると、ターゲットのスペクトラムが干渉を起こし、
一方のスペクトラムが吸収されたり、あるいはスペクト
ラムの干渉によりピークの検出がばらついたりすること
がある。このような場合、図11の第2確定更新処理を
行うことにより確定ターゲットの更新が可能である。
完了したかどうかを判定し、完了していればS91から
残りの確定ターゲットに対して同様の処理を行う。ま
た、第2確定更新処理を失敗し、第2確定更新処理が未
完了である時はS96に進んで第3確定更新処理を行
う。図12は第3確定更新処理を詳細に示すフローチャ
ートである。図12において、まず、S120で第3確
定更新処理をk回連続して実行したかどうかを判定す
る。第3確定更新処理は、後述するように確定ターゲッ
トの更新を推定して行うため、回数制限を設けて推定に
よる誤判定を防いでいる。S120でk回連続して実行
していなければ、S121でその確定ターゲットの拡張
推定範囲内に仮ピークペアが存在するかどうかを判定す
る。拡張推定範囲とは第2確定更新処理で用いた標準推
定範囲を更に一定区間拡張したものである。S121で
拡張推定範囲内に仮ピークペアが存在する時は、S12
2に進んで、その確定ターゲットから仮ピークペアを以
下の(3)、(4)式を用いて推定する。
離 Vrnは前サイクルの確定ターゲットから推定される相対
速度 Vrn-1は前サイクルの確定ターゲットから算出される相
対速度 Vmycar は現サイクルの自車速度 Vmycar-1 は前サイクルの自車速度 Δtはサイクル周期 である。
アを新たな確定ターゲットとして更新し、S124でそ
の仮ピークペアを以後行う仮ピークペアの新規確定判別
の対象から除外する。また、S125で第3確定更新処
理により確定ターゲットの更新処理を完了としてリター
ンする。一方、S120で第3確定更新処理をk回実行
しても確定更新を未完了であった時やS121で確定タ
ーゲットの拡張推定範囲内に仮ピークペアが存在しなか
った時は、S126で第3確定更新処理により確定ター
ゲットの更新処理は未完了としてリターンする。本実施
形態では、第3確定更新処理において確定ターゲットの
拡張推定範囲内に仮ピークペアが存在している時に
(3)、(4)式を用いて仮ピークペアを推定し、その
仮ピークペアを新たな確定ターゲットとして更新してい
るので、図13に示すようにスペクトラム干渉によりピ
ーク位置が標準推定範囲から大きく逸脱した場合でも確
定ターゲットの更新を行うことができる。
完了したかどうかを判定し、完了していればS91に戻
って残りの確定ターゲットについて同様の処理を行う。
また第3確定更新処理を未完了であれば、S98でその
確定ターゲットの確定を解除し、再度S91に戻って残
りの確定ターゲットに対して同様の処理を行う。以下S
91〜S98の処理を繰り返し行い、すべての確定ター
ゲットについて処理を終了したところで確定ターゲット
の更新処理を完了する。
図4のS43で新規ピークペアの確定判別処理を行う。
これは、現在確定している確定ターゲット以外に新たに
出現した障害物をターゲットとして確定するための判別
を行う処理である。例えば、現在図5に示すように3台
の自動車が確定ターゲットとして更新されていて、これ
以外に新たに自動車等の障害物が出現したらS43の処
理を行うことで、その障害物を新たなターゲットとして
確定するものである。なお、S43で新たに出現した障
害物をターゲットとして確定すると、次のサイクルでは
確定ターゲットとして認識される。
詳細に示すフローチャートである。図14において、ま
ず、S140で定数a=N1サイクルとし、S141で
現サイクルをNサイクルとした時にN−aサイクルに仮
ピークペアがあるかどうかを判定する。(N−a)サイ
クルに仮ピークペアがあれば、S142でその仮ピーク
ペアと現サイクルにおいて(1)、(2)式の条件式を
満足する仮ピークペアがあるかどうかを判定する。も
し、(1)、(2)式を満足する仮ピークペアが存在す
れば、S143〜145でターゲットの確定判別のため
にターゲットの時間的な連続性を判定する。即ち、N1
サイクルの間に仮ピークペアを監視し、その間にn回条
件式を満たすとターゲットとして確定するものである。
これによりターゲットの連続性を回数から時間に変換
し、ターゲットの確定を高速化することが可能である。
条件の関係を示している。初期速度をV1,V2,V3
に分け、速度がV1の時は判定条件はn/N1、V2の
時はn/N2、V3の時はn/N3としている。但し、
速度はV1<V2<V3である。各速度は一定の範囲を
持っている。具体的には、S143〜S145で仮ピー
クペアの速度に応じて判定条件を異ならせ、仮ピークペ
アの速度がV1の時はS143、速度がV2の時はS1
44、速度がV3の時はS145でそれぞれ対応する判
定条件で判定を行う。ここで、仮ピークペアの速度がV
1であれば、S143でその仮ピークペアはN1回中n
回満たしているかを判定する。例えば、N1=5、N2
=4、N3=3、n=3とすると、仮ピークペアが5サ
イクル中に3回出現するかを判定する。
1回であるため、S147,S148へ進み、a=a−
1として再度S141からの処理を行い、S143でそ
の仮ピークペアは5サイクル中3回出現するかを判定す
る。以下、同様の処理を繰り返し行い、S143で5サ
イクル3回を満足すればS146でその仮ピークペアを
確定ターゲットとする。
場合にN1=5、n=3とした時にS143の確定判別
が満たされるパターンの例を示している。図16(a)
のパターン1の場合は仮ピークペアがサイクル毎に交互
に現われ、仮ピークペアは5サイクル中3回現われてい
る。また、図16(b)のパターン2、図16(c)の
パターン3の場合は仮ピークペアの現われるサイクルは
異なっているが、いずれの場合も仮ピークペアは5サイ
クル中3回現われている。図16のいずれの場合もS1
43の条件を満足し、S146でその仮ピークペアを確
定ターゲットとする。
続性に比べてN1という時間で連続性をいくつかのパタ
ーンで判定するため、非常に柔軟性に富んでいる。これ
により、低速度のターゲットに対しては比較的時間をか
けて誤認識のないようにし、高速度のターゲットに対し
ては短時間ですばやく認識することができる。これは特
に複数の低速度ターゲットが近接している場合等では上
下区間のペアリングが短時間では難しく、誤認識を招く
恐れがある場合に効果的である。なお、低速度ターゲッ
トの認識は自車と相対位置関係の変化が遅く若干時間を
要しても悪影響はなく、一方高速度ターゲットは短時間
でもその振る舞いが大きく認識が容易であるため問題は
生じない。また、高速度ターゲットは自車との相対位置
変化が大きいため、すばやく認識する必要がある。
はS144でその仮ピークペアはN2回中n回を満たし
ているか、即ち、4サイクル中3回現われているかを判
定する、また、仮ピークペアの速度がV3である時はS
145でその仮ピークペアはN3回中n回を満たしてい
るか、即ち、3サイクル中3回現われているかを判定す
る。以下、同様の処理を繰り返し行い、それぞれ条件を
満たしていれば、S146でその仮ピークペアを確定タ
ーゲットとする。次に、S147でN−1サイクルまで
調べ終わると、リターンし新規ピークペアの確定判別処
理を完了する。確定されたターゲットについては、以後
レーダ検知範囲から外れて消滅するまで追従する。
図4のS44で確定ターゲットの距離と相対速度を算出
する処理を行う。距離Rと相対速度Vは以下の式により
得られる。
まる定数である。以上で図4の1サイクルのターゲット
認識処理を終了する。ターゲット認識処理を完了する
と、図3のS34で危険判別処理を行う。即ち、算出さ
れたターゲットとの距離及び相対速度に基づいてターゲ
ットが自車に対して危険であるかどうかを判定し、危険
である時は警報器6によりドライバーに報知する。以上
で1サイクル(三角波の1周期)の処理を終了し、以下
同様の処理を三角波の1サイクル毎に繰り返し行う。
定ターゲットを更新する場合、マルチパス等の影響があ
っても受信レベルの小さいターゲットであっても、更に
は近接したターゲットのスペクトラムが干渉を起こした
場合であっても確定ターゲットを確実に更新でき、ター
ゲットを見失うことなく追従することができる。また、
新たに出現したターゲットを確定判別する場合、速度に
応じて確定判別条件を異ならせることにより全速度のタ
ーゲットの確定判別を正確に行うことができる。この
際、低速度ターゲットに対しては比較的時間をかけて誤
認識がなく、高速度ターゲットに対しては短時間ですば
やく認識することができる。更に、ターゲットの連続性
を単なるサイクルの連続回数ではなく、一定時間内の連
続性で認識しているので、マルチパス等によりデータが
欠落してもターゲットを見失うことなく認識でき、新た
に現われたターゲットを高速で認識できる。従って、複
数の障害物の正確な距離と相対速度を検出でき、信頼性
の高いFM−CWレーダ装置を実現することができる。
示すブロック図である。
図である。
ャートである。
チャートである。
ーチャートである。
フローチャートである。
チャートである。
チャートである。
チャートである。
る。
に示すフローチャートである。
示す図である。
である。
Claims (2)
- 【請求項1】 三角波によってFM変調された連続波を
ターゲットに送信すると共に、ターゲットから反射され
た反射波を受信し、送信波と受信波をミキシングして得
られたビート信号の周波数解析を行うことにより、ター
ゲットとの距離及び相対速度を検出するFM−CWレー
ダ装置において、前記三角波の上り区間と下り区間に相当するビート信号
の離散的なスぺクトラムから上り区間と下り区間のピー
ク周波数を検出する手段と、 前記上り区間と下り区間におけるスぺクトラムのピーク
の仮の組み合わせの仮ピークペアを算出する手段と、 得られた仮ピークペアのうち所定の相対速度及び距離を
満足する仮ピークペアを新たな確定ターゲットとして更
新する第1更新手段と、 前記第1更新手段による更新に失敗した時に更新対象の
確定ターゲットの推定範囲内において上下区間のいずれ
か一方にビート信号のスぺクトラムのピークが存在する
時にはそのピークと対をなす仮想ピークが上下区間のい
ずれかにあるものとして前記所定の相対速度及び距離を
満足するピークが存在するかを判別し、当該ピークが存
在する時にはそのピークを含む仮ピークペアを新たな確
定ターゲットとして更新する第2更新手段と、 前記第2更新手段による更新に失敗した時に確定ターゲ
ットの推定範囲よりも広い拡張推定範囲内に仮ピークペ
アが存在する時にはその仮ピークペアを新たな確定ター
ゲットとして更新する第3更新手段と、 前記更新された確定ターゲットの距離と相対速度を算出
する手段とを備えた ことを特徴とするFM−CWレーダ
装置。 - 【請求項2】 三角波によってFM変調された連続波を
ターゲットに送信すると共に、ターゲットから反射され
た反射波を受信し、送信波と受信波をミキシングして得
られたビート信号の周波数解析を行うことにより、ター
ゲットとの距離及び相対速度を検出するFM−CWレー
ダ装置において、前記三角波の上り区間と下り区間に相当するビート信号
の離散的なスぺクトラムから上り区間と下り区間のピー
ク周波数を検出する手段と、 前記上り区間と下り区間におけるスぺクトラムのピーク
の仮の組み合わせの仮 ピークペアを算出する手段と、 得られた仮ピークペアのうち所定の相対速度及び距離を
満足する仮ピークペアを新たな確定ターゲットとして更
新する第1更新手段と、 前記第1更新手段による更新に失敗した時に更新対象の
確定ターゲットの推定範囲内において上下区間のいずれ
か一方にビート信号のスぺクトラムのピークが存在する
時にはそのピークと対をなす仮想ピークが上下区間のい
ずれかにあるものとして前記所定の相対速度及び距離を
満足するピークが存在するかを判別し、当該ピークが存
在する時にはそのピークを含む仮ピークペアを新たな確
定ターゲットとして更新する第2更新手段と、 新たに出現した障害物をターゲットとして確定判別する
場合、現サイクルから所定サイクル前までに三角波の上
下区間に現われるビート信号のスぺクトラムの仮ピーク
ペアを監視し、仮ピークペアの速度に応じてサイクル数
と仮ピークペアの出現数による確定判別条件を異ならせ
て仮ピークペアを確定ターゲットとして確定するかを判
別する手段と、 前記更新された確定ターゲットの距離と相対速度を算出
する手段とを備えた ことを特徴とするFM−CWレーダ
装置。
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WO2021258358A1 (zh) * | 2020-06-24 | 2021-12-30 | 华为技术有限公司 | 目标检测方法、装置、雷达以及车辆 |
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1999
- 1999-06-29 JP JP18411499A patent/JP3383819B2/ja not_active Expired - Fee Related
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