JP3383274B2 - ビニールハウスの骨材固定具に於ける脱落防止用楔 - Google Patents
ビニールハウスの骨材固定具に於ける脱落防止用楔Info
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- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
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Description
ウスの骨組みを構成するアーチ状の支柱材と、支柱材と
交差し棟方向に沿う梁材とを結合する抱持金具と楔より
成るビニールハウスの骨材固定具の楔に関し、詳しくは
固定具から抜け落ちることを防止した脱落防止用楔に関
するものである。
差する梁材とを結合する固定具の抱持金具に打ち込まれ
る楔で、打ち込まれた楔が振動等で緩んだ時に脱落する
のを防止できる楔は存在しない。
によって組み立てや分解が行われると共に、強風や豪雪
等による自然災害を受ける毎に組み立てや分解が行わ
れ、何れにしてもかなり頻繁に行われるので、組み立て
や分解作業が容易に行われるるように楔を使用した固定
具が主流をなしている。
打ち込むハンマーだけで簡単に組み立てや分解が可能で
ある反面、振動により緩んで抜ける事が多く、ビニール
ハウス内で農作業中に楔が脱落し身体に当たると危険で
あり、又楔の脱落があると梁材が落下する危険性も有し
ているのである。そして、楔が脱落しないように固定式
にすると、楔の着脱が困難で未だ問題点を残したままで
ある。
めても、途中で抜脱方向への移動が停止し、楔が固定具
から脱落することを防止したビニールハウスの骨材固定
具に於ける脱落防止用楔を提供しようとするものであ
る。
本発明脱落防止用楔は、中央部に湾曲した支柱材抱持部
を形成した略U字状金具の両側壁部の下方から側壁部の
略中央にかけ、梁材が嵌入する係合切り欠きが形成され
ると共に、係合切り欠きの両側に脚部が形成され、この
脚部の下端に内側に向け屈曲部が形成されている抱持金
具の正面より、梁材と前記脚部の屈曲部間に打ち込まれ
る楔であり、この楔は両側に下方に90度屈曲した先細
のテーパーの側板部が形成された楔本体の先方部に、先
方部を上方に向けて傾斜させた屈曲部が形成されると共
に、打ち込まれた楔の水平部が抱持金具の後部側の脚部
の屈曲部から外れて前方が下方傾斜した時に、楔本体の
先方部が後部側の脚部の屈曲部の前端から抜けずに当接
するよう、側板部の下面の水平部で屈曲部寄りの位置に
抱持金具の前部側の脚部の屈曲部の後端に係止する切り
欠きが設けられ、この切り欠きは、切り欠きより前方側
の側板部の下面の水平部と連続する縁部が水平部と90
°以下の角度をなして切り欠かれていることを特徴とす
るものである。
具に於ける脱落防止用楔に於いて、切り欠きは片側の側
板部に設けてもよく、又切り欠きは両側の側板部に設け
てもよい。
柱材抱持部を支柱材に嵌合すると共に、抱持金具の係合
切り欠きに梁材を嵌入し、抱持金具の正面より楔の先端
を梁材と抱持金具の前部側の脚部の屈曲部の間に挿し込
み、楔の側板部の水平部を後部側の脚部の屈曲部内に打
ち込んで嵌入すれば楔は固定される。
水平部が後部側の脚部の屈曲部から外れると、水平部の
先方部が上方に向けて傾斜されているため、楔の屈曲部
が抱持金具の前部側と後部側の脚部の間に下がって楔の
水平部は前方が下方傾斜し、切り欠きが抱持金具の前部
側の脚部の屈曲部の後端に係止する。この切り欠きは楔
本体の先方部が前部側の脚部の前端から抜けずに当接す
る位置に設けられ、かつ切り欠きは切り欠きより前方側
の側板部の下面の水平部と連続する縁部が水平部と90
°以下の角度をなして切り欠かれているため、この切り
欠きにより楔はこれ以上抜脱方向への移動が阻止され
る。
も十分に作用するが、両側の側板部に設ければより確実
なストッパーとなる。そして、緩んで引っ掛かっている
いる状態から再び楔を打ち込む時は、このまま打ち込ん
でもよいが、下がっている楔の屈曲部を下方より押し上
げて打ち込めば、切り欠きと抱持金具の脚部の屈曲部と
の係合が外れ、スムーズな打ち込みが可能となる。
面に基づき説明する。全図を通して同一符号は同一又は
相当する部分を示すものとする。図1は本発明脱落防止
用楔の一実施の形態を示す斜視図、図2及び図3は同上
の底面図、図4及び図5は同上の使用状態を示し、図4
は楔が固定されている時の側面図、図5は楔が緩んでい
る時の断面図である。
あり、楔本体1は長方形の金属製板体の両側が90度直
角に下方に屈曲した側板部1Aが形成されている。又、
側板部1Aは先細のテーパーに形成され、楔本体1の先
方部に先方部が上方に向けて傾斜した屈曲部1Bが形成
されている。又、楔本体1の上面の中央長手方向に補強
用凹溝1Cが形成されると共に、楔本体1の上面の両側
長手方向に係合凸部1Dが複数設けられている。
1Eで屈曲部1B寄りに設けた切り欠きであり、この切
り欠き2の位置は、後に説明する抱持金具4の脚部4C
の屈曲部4Dと梁材6間に打ち込まれた楔本体1の水平
部1Eが、抱持金具4の後部側の脚部4Cの屈曲部4D
から外れて前方が下方傾斜した時に、楔本体1の先方部
が後部側の脚部4Cの屈曲部4Dの前端から抜けずに当
接する位置となっている。又、この切り欠き2は、切り
欠き2より前方側の側板部1Aの下面の水平部1Eと連
続する縁部が水平部1Eと90°以下の角度をなして切
り欠かれている。この切り欠き2は片側の側板部1Aの
みに設けてもよく(図2)、又両側の側板部1Aに設け
てもよい(図3)。3は楔本体1の先端下面に突設した
係合片である。
あり、抱持金具4は中央部に湾曲した支柱材抱持部4A
を形成した略U字状の金具で、この抱持金具4の両側壁
部の下方から両側壁部の略中央にかけ梁材が嵌入する係
合切り欠き4Bが形成されている。又、抱持金具4は係
合切り欠き4Bの両側に脚部4Cが形成され、この脚部
4Cの下端に内側斜め上方に向け屈曲部4Dが形成され
ている。尚、図中5は鋼管製の支柱材、6は支柱材5と
直交する鋼管製の梁材である。
定したアーチ状の支柱材5に抱持金具4の支柱材抱持部
4Aを嵌合し、抱持金具4の係合切り欠き4Bに梁材6
を嵌入し、抱持金具4の正面より梁材6と前部側の脚部
4Cの屈曲部4D間に楔本体1の先方部を挿し込み、楔
本体1の側板部1Aの下面の水平部1Eを後部側の脚部
4Cの屈曲部4D内に嵌入し、楔本体1の後部をハンマ
ー等で打撃すれば、楔本体1はそのまま打ち込まれ、支
柱材5と梁材6を強固に結合する(図4)。
の側板部1Aの水平部1Eが抱持金具4の後部側の脚部
4Cの屈曲部4Dから外れると、水平部1Eの先方部が
上方に向けて傾斜されているため、楔本体1の屈曲部1
Bが抱持金具4の前部脚4Cと後部脚4Cの間に下が
り、楔本体1の水平部1Eは前方が下方傾斜すると共
に、下方傾斜した時に楔本体1の先方部が後部側の脚部
4Cの屈曲部4Dの前端から抜けずに当接するよう、側
板部1Aの下面の水平部1Eで屈曲部1B寄りの位置に
設けた切り欠き2が、抱持金具4の前部側の脚部4Cの
屈曲部4Dの後端に係止する。
り前方側の側板部1Aの下面の水平部1Eと連続する縁
部が水平部1Eと90°以下の角度をなして切り欠かれ
ているので、この係止により楔本体1はそれ以上楔本体
1の抜脱方向への移動が阻止され、楔本体1の先端下面
に突設した係合片3が後部側の脚部4Cの屈曲部4Dに
係合した状態で停止する(図5)。尚、係合片3は必ず
しも必要なものではなく、楔本体1の先方部の下面が上
方に向け傾斜しているので、後部側の脚部4Cの屈曲部
4Dの先端に側板部1Aの先端付近の下面が係合し落下
することはない。
態から再び楔を打ち込む時は、下がっている楔本体1が
屈曲部1Bを下方より押し上げて切り欠き2と抱持金具
4の屈曲部4Dとの係合を外し、楔本体1の後部をハン
マー等で打撃する。
示し、図6は楔本体1の屈曲部1Bから前方の傾斜して
いる部分の中央に補強用凹溝1Cが形成されている楔本
体1を示し、又図7は上面が総て平坦な形状の楔本体1
を示している。
け始めても、切り欠きがストッパーとなってそれ以上楔
は抜脱方向へ移動せず脱落することが防止されるので、
ビニールハウス内で作業をしている人に危険が及ぶこと
はなく、安全性が高く安心して作業を行うことができ
る。又、楔は抜け落ちないので、台風等の強風時におい
てもビニールハウスの倒壊の危険性も防止される。そし
て、緩んだ楔は点検時にハンマーでそのまま打ち込むだ
けで簡単に固定される。又、ビニールハウスの設置時に
楔を緩く打ち込んでおけば、支柱材に梁材を仮止めでき
るため、位置決め時に是正する場合、従来のように抱持
金具に強く打ち込んだ楔を、一旦反対側より打撃して取
り外し、再び打ち込んでいた不便を解決できるものであ
る。
図である。
図である。
図である。
ある。
ある。
図である。
図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 中央部に湾曲した支柱材抱持部を形成し
た略U字状金具の両側壁部の下方から側壁部の略中央に
かけ、梁材が嵌入する係合切り欠きが形成されると共
に、係合切り欠きの両側に脚部が形成され、この脚部の
下端に内側に向け屈曲部が形成されている抱持金具の正
面より、梁材と前記脚部の屈曲部間に打ち込まれる楔で
あり、この楔は両側に下方に90度屈曲した先細のテー
パーの側板部が形成された楔本体の先方部に、先方部を
上方に向けて傾斜させた屈曲部が形成されると共に、打
ち込まれた楔の水平部が抱持金具の後部側の脚部の屈曲
部から外れて前方が下方傾斜した時に、楔本体の先方部
が後部側の脚部の屈曲部の前端から抜けずに当接するよ
う、側板部の下面の水平部で屈曲部寄りの位置に抱持金
具の前部側の脚部の屈曲部の後端に係止する切り欠きが
設けられ、この切り欠きは、切り欠きより前方側の側板
部の下面の水平部と連続する縁部が水平部と90°以下
の角度をなして切り欠かれていることを特徴とするビニ
ールハウスの骨材固定具に於ける脱落防止用楔。 - 【請求項2】 切り欠きは楔の片側の側板部に設けられ
ていることを特徴とする請求項1記載のビニールハウス
の骨材固定具に於ける脱落防止用楔。 - 【請求項3】 切り欠きは楔の両側の側板部に設けられ
ていることを特徴とする請求項1記載のビニールハウス
の骨材固定具に於ける脱落防止用楔。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000212644A JP3383274B2 (ja) | 2000-07-13 | 2000-07-13 | ビニールハウスの骨材固定具に於ける脱落防止用楔 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2002027840A JP2002027840A (ja) | 2002-01-29 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP5771176B2 (ja) * | 2012-10-29 | 2015-08-26 | 株式会社栃木屋 | ポールの継ぎ手 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3032539U (ja) | 1996-06-17 | 1996-12-24 | 渡辺パイプ株式会社 | ビニールハウス構造材用連結金具 |
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- 2000-07-13 JP JP2000212644A patent/JP3383274B2/ja not_active Expired - Fee Related
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