JP3382990B2 - 自動培地分注装置 - Google Patents
自動培地分注装置Info
- Publication number
- JP3382990B2 JP3382990B2 JP3744693A JP3744693A JP3382990B2 JP 3382990 B2 JP3382990 B2 JP 3382990B2 JP 3744693 A JP3744693 A JP 3744693A JP 3744693 A JP3744693 A JP 3744693A JP 3382990 B2 JP3382990 B2 JP 3382990B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- petri dish
- hole
- rotary
- holding
- horizontal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M29/00—Means for introduction, extraction or recirculation of materials, e.g. pumps
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M23/00—Constructional details, e.g. recesses, hinges
- C12M23/02—Form or structure of the vessel
- C12M23/10—Petri dish
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M23/00—Constructional details, e.g. recesses, hinges
- C12M23/50—Means for positioning or orientating the apparatus
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Zoology (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Sustainable Development (AREA)
- Microbiology (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Genetics & Genomics (AREA)
- Clinical Laboratory Science (AREA)
- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、自動的に複数個のシ
ャーレ（ペトリ皿）内へ順次寒天培地を分注していく自
動培地分注装置に関し、この発明の自動培地分注装置
は、例えば、化学療法剤に対する細菌類の感受性の検査
法の１つである寒天平板希釈法や生菌数測定法の１つで
ある混釈平板培養法などの微生物試験を実施する場合に
おいて、細菌類を培養するための寒天平板培地を作成す
るのに使用される。
ャーレ（ペトリ皿）内へ順次寒天培地を分注していく自
動培地分注装置に関し、この発明の自動培地分注装置
は、例えば、化学療法剤に対する細菌類の感受性の検査
法の１つである寒天平板希釈法や生菌数測定法の１つで
ある混釈平板培養法などの微生物試験を実施する場合に
おいて、細菌類を培養するための寒天平板培地を作成す
るのに使用される。
【０００２】
【従来の技術】例えば、化学療法剤感受性テストに用い
られる寒天平板希釈法による検査においては、試験薬液
を順次段階希釈して、例えば１０〜１５段階程度に２倍
連続希釈した各種濃度の薬剤希釈液を調製し、その調製
された各希釈液の一定量と加温されて流動状態にある寒
天の一定量とをシャーレに順次分注し、両者をシャーレ
内で混和させた後に寒天を固化、乾燥させて、段階希釈
された試験薬剤を含む培地の系列を作り、それらの平板
培地にそれぞれ被検菌を接種し、それを孵卵器や孵卵
室、培養容器内等に所定時間収納して被検菌を培養した
後、被検菌の発育の有無を観察することにより、発育を
阻止している薬剤の最低濃度、すなわち最小発育阻止濃
度（ＭＩＣ）を求めるようにしている。
られる寒天平板希釈法による検査においては、試験薬液
を順次段階希釈して、例えば１０〜１５段階程度に２倍
連続希釈した各種濃度の薬剤希釈液を調製し、その調製
された各希釈液の一定量と加温されて流動状態にある寒
天の一定量とをシャーレに順次分注し、両者をシャーレ
内で混和させた後に寒天を固化、乾燥させて、段階希釈
された試験薬剤を含む培地の系列を作り、それらの平板
培地にそれぞれ被検菌を接種し、それを孵卵器や孵卵
室、培養容器内等に所定時間収納して被検菌を培養した
後、被検菌の発育の有無を観察することにより、発育を
阻止している薬剤の最低濃度、すなわち最小発育阻止濃
度（ＭＩＣ）を求めるようにしている。
【０００３】また、混釈平板培養法による生菌数の測定
は、菌数を求めようとする菌液の１０倍段階希釈液を調
製し、それぞれの希釈液の一定量と液状寒天の一定量と
をシャーレに順次分注して混釈した後に寒天を固化さ
せ、それらを孵卵器や孵卵室、培養容器内等に所定時間
収納して細菌を培養した後、培地の系列のうちで、例え
ば２００個前後の集落（コロニー）が形成された平板培
地についてその集落数を数え、その集落数を基にして希
釈倍率により逆算することにより、元の菌液中の生菌数
を求めるようにしている。
は、菌数を求めようとする菌液の１０倍段階希釈液を調
製し、それぞれの希釈液の一定量と液状寒天の一定量と
をシャーレに順次分注して混釈した後に寒天を固化さ
せ、それらを孵卵器や孵卵室、培養容器内等に所定時間
収納して細菌を培養した後、培地の系列のうちで、例え
ば２００個前後の集落（コロニー）が形成された平板培
地についてその集落数を数え、その集落数を基にして希
釈倍率により逆算することにより、元の菌液中の生菌数
を求めるようにしている。
【０００４】ところで、従来、シャーレ内へ液状寒天を
分注して寒天平板培地を作成するには、作業台上に多数
個の空の蓋付きシャーレを積み重ねて幾つかのシャーレ
の山を用意しておき、それらのシャーレの山から１個ず
つ蓋付きシャーレを作業者が手で取り上げ、その蓋を外
してから、ピペット等を用いて容器部内へ一定量の液状
寒天を分注し、それを振蘯させた後、容器部に蓋を被
せ、寒天分注済みの蓋付きシャーレを所定位置に順次積
み上げていくようにしていた。
分注して寒天平板培地を作成するには、作業台上に多数
個の空の蓋付きシャーレを積み重ねて幾つかのシャーレ
の山を用意しておき、それらのシャーレの山から１個ず
つ蓋付きシャーレを作業者が手で取り上げ、その蓋を外
してから、ピペット等を用いて容器部内へ一定量の液状
寒天を分注し、それを振蘯させた後、容器部に蓋を被
せ、寒天分注済みの蓋付きシャーレを所定位置に順次積
み上げていくようにしていた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記した化学療法剤に
対する細菌類の感受性テストや生菌数測定などの検査作
業が行なわれる製薬会社の研究室や臨床検査センターな
どの事業所においては、大量の培地が消費されるため、
一度に数多くの平板培地が調製されている。このように
一度に多数の平板培地を調製しなければならない研究室
等において、上記した操作を人手によって行なうのは、
多くの労力と時間とを必要とする。
対する細菌類の感受性テストや生菌数測定などの検査作
業が行なわれる製薬会社の研究室や臨床検査センターな
どの事業所においては、大量の培地が消費されるため、
一度に数多くの平板培地が調製されている。このように
一度に多数の平板培地を調製しなければならない研究室
等において、上記した操作を人手によって行なうのは、
多くの労力と時間とを必要とする。
【０００６】この発明は、以上のような事情に鑑みてな
されたものであり、人手を全く要すること無く、自動的
に複数個のシャーレ内へ順次寒天培地を分注して寒天平
板培地を作成することができる自動培地分注装置を提供
することを技術的課題とする。
されたものであり、人手を全く要すること無く、自動的
に複数個のシャーレ内へ順次寒天培地を分注して寒天平
板培地を作成することができる自動培地分注装置を提供
することを技術的課題とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この発明では、水平姿勢
の空のシャーレを複数個積み重ねた状態で収納するスト
ッカーから自動的に空のシャーレを１個ずつ順次取り出
して供給する自動シャーレ供給装置と、この自動シャー
レ供給装置から供給されるシャーレを貫通保持孔内に収
容して保持し、鉛直軸を中心とし水平面内において回動
してシャーレを円周方向へ移動させる回転テーブルと、
この回転テーブルを間欠的に回転駆動させる回転駆動機
構と、前記回転テーブルの下方にそれと平行に配設さ
れ、上面をなす水平平滑面に、回転テーブルの回転動作
に伴って前記保持孔に保持されたシャーレの容器部外底
面が摺接し、回転テーブルの停止状態における前記保持
孔の停止位置に対応する位置に、シャーレの容器部の直
径より僅かに大きい直径を有する貫通孔が形成された固
定テーブルと、この固定テーブルの下方にそれと平行に
配設され、シャーレを載置して前記貫通孔の直下位置と
培地分注位置との間でそのシャーレを移動させる、中央
部に挿通孔が形成されたシャーレ載置板と、このシャー
レ載置板を往復駆動させる往復駆動機構と、支承部が前
記シャーレ載置板の挿通孔及び前記固定テーブルの貫通
孔を通して上下移動し、その支承部によって前記回転テ
ーブルの保持孔に保持されたシャーレの容器部を支承す
るシャーレ容器部昇降支持部材と、このシャーレ容器部
昇降支持部材を昇降駆動させる昇降駆動機構と、前記シ
ャーレ載置板に載置されて培地分注位置へ移送されてく
るシャーレの容器部内へ培地を分注する培地分注装置と
を備えて自動培地分注装置を構成した。そして、前記回
転テーブルに形成される前記保持孔を段付き孔として、
上段側の孔径をシャーレの蓋の直径より僅かに大きくす
るとともに、下段側の孔径をシャーレの容器部の直径よ
り僅かに大きくしかつシャーレの蓋の直径より小さくし
た。
の空のシャーレを複数個積み重ねた状態で収納するスト
ッカーから自動的に空のシャーレを１個ずつ順次取り出
して供給する自動シャーレ供給装置と、この自動シャー
レ供給装置から供給されるシャーレを貫通保持孔内に収
容して保持し、鉛直軸を中心とし水平面内において回動
してシャーレを円周方向へ移動させる回転テーブルと、
この回転テーブルを間欠的に回転駆動させる回転駆動機
構と、前記回転テーブルの下方にそれと平行に配設さ
れ、上面をなす水平平滑面に、回転テーブルの回転動作
に伴って前記保持孔に保持されたシャーレの容器部外底
面が摺接し、回転テーブルの停止状態における前記保持
孔の停止位置に対応する位置に、シャーレの容器部の直
径より僅かに大きい直径を有する貫通孔が形成された固
定テーブルと、この固定テーブルの下方にそれと平行に
配設され、シャーレを載置して前記貫通孔の直下位置と
培地分注位置との間でそのシャーレを移動させる、中央
部に挿通孔が形成されたシャーレ載置板と、このシャー
レ載置板を往復駆動させる往復駆動機構と、支承部が前
記シャーレ載置板の挿通孔及び前記固定テーブルの貫通
孔を通して上下移動し、その支承部によって前記回転テ
ーブルの保持孔に保持されたシャーレの容器部を支承す
るシャーレ容器部昇降支持部材と、このシャーレ容器部
昇降支持部材を昇降駆動させる昇降駆動機構と、前記シ
ャーレ載置板に載置されて培地分注位置へ移送されてく
るシャーレの容器部内へ培地を分注する培地分注装置と
を備えて自動培地分注装置を構成した。そして、前記回
転テーブルに形成される前記保持孔を段付き孔として、
上段側の孔径をシャーレの蓋の直径より僅かに大きくす
るとともに、下段側の孔径をシャーレの容器部の直径よ
り僅かに大きくしかつシャーレの蓋の直径より小さくし
た。
【０００８】上記自動シャーレ供給装置は、次のように
して構成することができる。すなわち、水平姿勢のシャ
ーレが遊嵌する保持孔が複数個円周方向に等配して形成
され水平面内において回動自在に支持された水平保持板
の上面側に、前記各保持孔の位置にそれぞれ複数個のシ
ャーレを積み重ねた状態で保持する保持部材を備えた回
転ストッカー、及び、この回転ストッカーを回転駆動さ
せる回転駆動機構を設け、前記回転ストッカーの水平保
持板の下方にそれと平行に案内テーブルを配設し、その
上面をなす水平案内平滑面に、回転ストッカーの回転動
作に伴ってその回転ストッカーに収納された最下段のシ
ャーレの外底面が摺接するようにする。前記案内テーブ
ルの周縁の一部を円弧状に切除し、その円弧状切除部
に、平面形状が円形で上面が水平平滑面とされた上記回
転テーブルの一部が、その水平平滑面と前記水平案内平
滑面とが同一高さとなるように、かつ、円弧状切除部に
おいて前記回転ストッカーの水平保持板の各保持孔と回
転テーブルの上記保持孔とがそれぞれ重なり合うように
入り込むように配設する。上記固定テーブルの、前記案
内テーブルの円弧状切除部に対応する位置に貫通孔を形
成し、その固定テーブルの貫通孔を通して支承部が上下
移動し、その支承部によって前記回転ストッカーの水平
保持板の保持孔に保持されたシャーレを支承するシャー
レ昇降支持部材、及び、このシャーレ昇降支持部材を昇
降駆動させる昇降駆動機構を設けるようにする。
して構成することができる。すなわち、水平姿勢のシャ
ーレが遊嵌する保持孔が複数個円周方向に等配して形成
され水平面内において回動自在に支持された水平保持板
の上面側に、前記各保持孔の位置にそれぞれ複数個のシ
ャーレを積み重ねた状態で保持する保持部材を備えた回
転ストッカー、及び、この回転ストッカーを回転駆動さ
せる回転駆動機構を設け、前記回転ストッカーの水平保
持板の下方にそれと平行に案内テーブルを配設し、その
上面をなす水平案内平滑面に、回転ストッカーの回転動
作に伴ってその回転ストッカーに収納された最下段のシ
ャーレの外底面が摺接するようにする。前記案内テーブ
ルの周縁の一部を円弧状に切除し、その円弧状切除部
に、平面形状が円形で上面が水平平滑面とされた上記回
転テーブルの一部が、その水平平滑面と前記水平案内平
滑面とが同一高さとなるように、かつ、円弧状切除部に
おいて前記回転ストッカーの水平保持板の各保持孔と回
転テーブルの上記保持孔とがそれぞれ重なり合うように
入り込むように配設する。上記固定テーブルの、前記案
内テーブルの円弧状切除部に対応する位置に貫通孔を形
成し、その固定テーブルの貫通孔を通して支承部が上下
移動し、その支承部によって前記回転ストッカーの水平
保持板の保持孔に保持されたシャーレを支承するシャー
レ昇降支持部材、及び、このシャーレ昇降支持部材を昇
降駆動させる昇降駆動機構を設けるようにする。
【０００９】また、上記固定テーブルの、上記案内テー
ブルの円弧状切除部に対応する位置にシャーレ収納用貫
通孔を形成し、その固定テーブルのシャーレ収納用貫通
孔を通して支承部が上下移動し、その支承部により、培
地が分注されたシャーレを支承して上記回転ストッカー
の水平保持板の保持孔内へ押し上げるシャーレ収納用昇
降支持部材、及び、このシャーレ収納用昇降支持部材を
昇降駆動させる昇降駆動機構を設けることにより、自動
シャーレ収納機構を備えた構成とすることができる。
ブルの円弧状切除部に対応する位置にシャーレ収納用貫
通孔を形成し、その固定テーブルのシャーレ収納用貫通
孔を通して支承部が上下移動し、その支承部により、培
地が分注されたシャーレを支承して上記回転ストッカー
の水平保持板の保持孔内へ押し上げるシャーレ収納用昇
降支持部材、及び、このシャーレ収納用昇降支持部材を
昇降駆動させる昇降駆動機構を設けることにより、自動
シャーレ収納機構を備えた構成とすることができる。
【００１０】
【作用】上記したように構成されたこの発明に係る自動
培地分注装置では、自動シャーレ供給装置により空のシ
ャーレが１個ずつ順次供給され、その１個ずつ供給され
た空のシャーレは、回転テーブルの保持孔内に収容保持
され、回転駆動機構によって回転テーブルが回転駆動さ
せられることにより、固定テーブルの水平平滑面に容器
部外底面を摺接させながら円周方向へ移動させられる。
そして、回転テーブルの保持孔内に保持されたシャーレ
は、昇降駆動機構によってシャーレ容器部昇降支持部材
が駆動させられシャーレ載置板の挿通孔及び固定テーブ
ルの貫通孔を通して上昇した支承部により容器部が支承
された状態で、回転テーブルの保持孔と固定テーブルの
貫通孔とが重なり合う位置で停止する。続いて、シャー
レ容器部昇降支持部材の支承部が下降することにより、
その支承部に支承されたシャーレの容器部は、回転テー
ブルの保持孔及び固定テーブルの貫通孔を貫通して下降
し、固定テーブルの下方に配設されたシャーレ載置板上
に載置される。このとき、回転テーブルの保持孔が段付
き孔に形成されて下段側の孔径がシャーレの蓋の直径よ
り小さくされていることにより、シャーレの蓋は回転テ
ーブルの保持孔の上段側に残されたままとなり、蓋が外
された状態でシャーレ容器部がシャーレ載置板上に載置
される。シャーレ載置板上に載置されたシャーレ容器部
は、往復駆動機構によってシャーレ載置板が駆動される
ことにより、固定テーブルの貫通孔の直下位置から培地
分注位置へ移送される。そして、培地分注装置により、
シャーレ載置板に載置されたシャーレ容器部内へ培地が
分注される。培地が分注されたシャーレ容器部は、培地
分注位置から固定テーブルの貫通孔の直下位置へ戻さ
れ、シャーレ容器部昇降支持部材の支承部がシャーレ載
置板の挿通孔及び固定テーブルの貫通孔を貫通して上昇
することにより、回転テーブルの保持孔内へ収容される
とともに、回転テーブルの保持孔の上段側に保持されて
いた蓋が被せられる。この培地分注済みのシャーレは、
回転駆動機構によって回転テーブルが再び回転駆動させ
られることにより、固定テーブルの水平平滑面に容器部
外底面を摺接させながら円周方向へ移動させられる。そ
して、自動シャーレ収納機構を備えているときは、培地
分注済みのシャーレは、自動シャーレ収納機構により回
転ストッカー内へ積み上げた状態で順次収納されてい
く。
培地分注装置では、自動シャーレ供給装置により空のシ
ャーレが１個ずつ順次供給され、その１個ずつ供給され
た空のシャーレは、回転テーブルの保持孔内に収容保持
され、回転駆動機構によって回転テーブルが回転駆動さ
せられることにより、固定テーブルの水平平滑面に容器
部外底面を摺接させながら円周方向へ移動させられる。
そして、回転テーブルの保持孔内に保持されたシャーレ
は、昇降駆動機構によってシャーレ容器部昇降支持部材
が駆動させられシャーレ載置板の挿通孔及び固定テーブ
ルの貫通孔を通して上昇した支承部により容器部が支承
された状態で、回転テーブルの保持孔と固定テーブルの
貫通孔とが重なり合う位置で停止する。続いて、シャー
レ容器部昇降支持部材の支承部が下降することにより、
その支承部に支承されたシャーレの容器部は、回転テー
ブルの保持孔及び固定テーブルの貫通孔を貫通して下降
し、固定テーブルの下方に配設されたシャーレ載置板上
に載置される。このとき、回転テーブルの保持孔が段付
き孔に形成されて下段側の孔径がシャーレの蓋の直径よ
り小さくされていることにより、シャーレの蓋は回転テ
ーブルの保持孔の上段側に残されたままとなり、蓋が外
された状態でシャーレ容器部がシャーレ載置板上に載置
される。シャーレ載置板上に載置されたシャーレ容器部
は、往復駆動機構によってシャーレ載置板が駆動される
ことにより、固定テーブルの貫通孔の直下位置から培地
分注位置へ移送される。そして、培地分注装置により、
シャーレ載置板に載置されたシャーレ容器部内へ培地が
分注される。培地が分注されたシャーレ容器部は、培地
分注位置から固定テーブルの貫通孔の直下位置へ戻さ
れ、シャーレ容器部昇降支持部材の支承部がシャーレ載
置板の挿通孔及び固定テーブルの貫通孔を貫通して上昇
することにより、回転テーブルの保持孔内へ収容される
とともに、回転テーブルの保持孔の上段側に保持されて
いた蓋が被せられる。この培地分注済みのシャーレは、
回転駆動機構によって回転テーブルが再び回転駆動させ
られることにより、固定テーブルの水平平滑面に容器部
外底面を摺接させながら円周方向へ移動させられる。そ
して、自動シャーレ収納機構を備えているときは、培地
分注済みのシャーレは、自動シャーレ収納機構により回
転ストッカー内へ積み上げた状態で順次収納されてい
く。
【００１１】
【実施例】以下、この発明の好適な実施例について図面
を参照しながら説明する。
を参照しながら説明する。
【００１２】図１ないし図３は、この発明の１実施例を
示し、図１は、自動培地分注装置の要部の構成を破断状
態で示した斜視図、図２は、同じく縦断面図であり、図
３は、自動培地分注装置の全体構成を概略的に一部破断
した状態で示した斜視図である。尚、図２の縦断面図に
おいては、図示の都合上、回転テーブルの回転中心軸を
境にして異なった切断面を便宜的に表わしている。
示し、図１は、自動培地分注装置の要部の構成を破断状
態で示した斜視図、図２は、同じく縦断面図であり、図
３は、自動培地分注装置の全体構成を概略的に一部破断
した状態で示した斜視図である。尚、図２の縦断面図に
おいては、図示の都合上、回転テーブルの回転中心軸を
境にして異なった切断面を便宜的に表わしている。
【００１３】この自動培地分注装置は、図３に示すよう
に、空の蓋付きシャーレ10を１個ずつ順次供給する自動
シャーレ供給装置12を備えている。自動シャーレ供給装
置12は、水平姿勢の空の蓋付きシャーレ10が遊嵌する保
持孔18が複数個円周方向に等配して形成された水平保持
板16の上面側に、各保持孔18の位置にそれぞれ複数個の
シャーレ10を積み重ねた状態で保持する複数本の鉛直棒
からなる保持部材20を備えた回転ストッカー14を有して
いる。水平保持板16は、水平面内において回動自在に支
持されており、回転ストッカー14は、回転駆動機構22に
よって間欠的に回転駆動させられるようになっている。
回転ストッカー14の水平保持板16の下方には、それと平
行に案内テーブル24が配設されており、案内テーブル24
の上面は、回転ストッカー14の回転動作に伴ってその回
転ストッカー14に収納された最下段のシャーレ10の外底
面が摺接する水平案内平滑面26をなしている。案内テー
ブル24の周縁の一部は、円弧状に切除されており、その
円弧状切除部に、平面形状が円形で上面が水平平滑面30
とされた回転テーブル28の一部が入り込んで配設されて
いる。回転テーブル28の水平平滑面30と案内テーブル24
の水平案内平滑面26とは、同一高さとなるように配置さ
れている。回転テーブル28の下方には、それと平行に固
定テーブル32が配設されており、固定テーブル32には、
案内テーブル24の円弧状切除部、すなわち回転ストッカ
ー14の水平保持板16の周縁の一部と回転テーブル28の一
部とが重なる部分の、シャーレ供給位置Ａとシャーレ収
納位置Ｂとの２つの位置にそれぞれ貫通孔34、36が形成
されている。また、シャーレ供給位置Ａ及びシャーレ収
納位置Ｂにはそれぞれ、固定テーブル32の各貫通孔34、
36を通して上下移動する支承部40、44を有する昇降支持
部材38、42が配設されており、その昇降支持部材38、42
を昇降駆動させる昇降駆動機構46が設けられている（シ
ャーレ収納位置Ｂに配設された昇降支持部材42を昇降駆
動させる昇降駆動機構の図示は省略している）。
に、空の蓋付きシャーレ10を１個ずつ順次供給する自動
シャーレ供給装置12を備えている。自動シャーレ供給装
置12は、水平姿勢の空の蓋付きシャーレ10が遊嵌する保
持孔18が複数個円周方向に等配して形成された水平保持
板16の上面側に、各保持孔18の位置にそれぞれ複数個の
シャーレ10を積み重ねた状態で保持する複数本の鉛直棒
からなる保持部材20を備えた回転ストッカー14を有して
いる。水平保持板16は、水平面内において回動自在に支
持されており、回転ストッカー14は、回転駆動機構22に
よって間欠的に回転駆動させられるようになっている。
回転ストッカー14の水平保持板16の下方には、それと平
行に案内テーブル24が配設されており、案内テーブル24
の上面は、回転ストッカー14の回転動作に伴ってその回
転ストッカー14に収納された最下段のシャーレ10の外底
面が摺接する水平案内平滑面26をなしている。案内テー
ブル24の周縁の一部は、円弧状に切除されており、その
円弧状切除部に、平面形状が円形で上面が水平平滑面30
とされた回転テーブル28の一部が入り込んで配設されて
いる。回転テーブル28の水平平滑面30と案内テーブル24
の水平案内平滑面26とは、同一高さとなるように配置さ
れている。回転テーブル28の下方には、それと平行に固
定テーブル32が配設されており、固定テーブル32には、
案内テーブル24の円弧状切除部、すなわち回転ストッカ
ー14の水平保持板16の周縁の一部と回転テーブル28の一
部とが重なる部分の、シャーレ供給位置Ａとシャーレ収
納位置Ｂとの２つの位置にそれぞれ貫通孔34、36が形成
されている。また、シャーレ供給位置Ａ及びシャーレ収
納位置Ｂにはそれぞれ、固定テーブル32の各貫通孔34、
36を通して上下移動する支承部40、44を有する昇降支持
部材38、42が配設されており、その昇降支持部材38、42
を昇降駆動させる昇降駆動機構46が設けられている（シ
ャーレ収納位置Ｂに配設された昇降支持部材42を昇降駆
動させる昇降駆動機構の図示は省略している）。
【００１４】回転テーブル28は、鉛直軸を中心とし水平
面内において回動自在に支持されており、この回転テー
ブル28を間欠的に回転駆動させる回転駆動機構48が固定
テーブル32の下方に配設されている。この回転テーブル
28には、自動シャーレ供給装置12から供給されるシャー
レ10を収容し保持する一対の保持孔50、50が、互いに１
８０°の角度をなすそれぞれの位置に貫通して形成され
ている。それぞれの保持孔50には、その両側に保持孔50
より小径の各一対の支承部挿通孔52が連接するように形
成されている。また、それぞれの保持孔50は、シャーレ
供給位置Ａ及びシャーレ収納位置Ｂにおいて、回転スト
ッカー14の水平保持板16の保持孔18とそれぞれ重なり合
うことが可能な位置に形成されている。そして、保持孔
50は、段付き孔に形成されており、上段側の孔径をシャ
ーレ10の蓋10-2の直径より僅かに大きくするとともに、
下段側の孔径をシャーレの容器部10-1の直径より僅かに
大きくしかつシャーレの蓋10-2の直径より小さくしてい
る。
面内において回動自在に支持されており、この回転テー
ブル28を間欠的に回転駆動させる回転駆動機構48が固定
テーブル32の下方に配設されている。この回転テーブル
28には、自動シャーレ供給装置12から供給されるシャー
レ10を収容し保持する一対の保持孔50、50が、互いに１
８０°の角度をなすそれぞれの位置に貫通して形成され
ている。それぞれの保持孔50には、その両側に保持孔50
より小径の各一対の支承部挿通孔52が連接するように形
成されている。また、それぞれの保持孔50は、シャーレ
供給位置Ａ及びシャーレ収納位置Ｂにおいて、回転スト
ッカー14の水平保持板16の保持孔18とそれぞれ重なり合
うことが可能な位置に形成されている。そして、保持孔
50は、段付き孔に形成されており、上段側の孔径をシャ
ーレ10の蓋10-2の直径より僅かに大きくするとともに、
下段側の孔径をシャーレの容器部10-1の直径より僅かに
大きくしかつシャーレの蓋10-2の直径より小さくしてい
る。
【００１５】固定テーブル32は、回転テーブル28の回転
動作に伴って保持孔50に保持されたシャーレ10の容器部
10-1の外底面が摺接する水平平滑面54を有している。ま
た、回転テーブル28が停止したときに保持孔50と重なり
合う位置に、シャーレ10の容器部10-1の直径より僅かに
大きい直径を有する貫通孔56が形成されている。
動作に伴って保持孔50に保持されたシャーレ10の容器部
10-1の外底面が摺接する水平平滑面54を有している。ま
た、回転テーブル28が停止したときに保持孔50と重なり
合う位置に、シャーレ10の容器部10-1の直径より僅かに
大きい直径を有する貫通孔56が形成されている。
【００１６】固定テーブル32の下方には、それと平行
に、中央部に挿通孔60が形成されたシャーレ載置板58が
配設されている。このシャーレ載置板58は、固定テーブ
ル32の貫通孔56の直下位置と培地分注位置との間を移動
可能に支持されており、図１に示すように、そのシャー
レ載置板58を往復駆動させる往復駆動機構62が固定テー
ブル32の下方に設けられている。
に、中央部に挿通孔60が形成されたシャーレ載置板58が
配設されている。このシャーレ載置板58は、固定テーブ
ル32の貫通孔56の直下位置と培地分注位置との間を移動
可能に支持されており、図１に示すように、そのシャー
レ載置板58を往復駆動させる往復駆動機構62が固定テー
ブル32の下方に設けられている。
【００１７】また、固定テーブル32の下方には、シャー
レ載置板58の挿通孔60及び固定テーブル32の貫通孔56を
通して上下移動する支承部66を有するシャーレ容器部昇
降支持部材64が配設されており、そのシャーレ容器部昇
降支持部材64を昇降駆動させる昇降駆動機構68が設けら
れている。
レ載置板58の挿通孔60及び固定テーブル32の貫通孔56を
通して上下移動する支承部66を有するシャーレ容器部昇
降支持部材64が配設されており、そのシャーレ容器部昇
降支持部材64を昇降駆動させる昇降駆動機構68が設けら
れている。
【００１８】さらに、培地分注位置には、図３に一部を
示すように、シャーレ載置板58に載置されて固定テーブ
ル32の貫通孔56の直下位置から移送されてくるシャーレ
容器部10-1内へ寒天培地72を分注する培地分注装置70が
配設されている。
示すように、シャーレ載置板58に載置されて固定テーブ
ル32の貫通孔56の直下位置から移送されてくるシャーレ
容器部10-1内へ寒天培地72を分注する培地分注装置70が
配設されている。
【００１９】次に、図５〜図９に基づいて、上記構成の
自動培地分注装置を使用して自動的に複数個のシャーレ
内へ順次寒天培地を分注していく動作について説明す
る。尚、これら図の縦断面図においては、説明の便宜
上、回転テーブルの回転中心軸を境にして異なった切断
面を図示している。
自動培地分注装置を使用して自動的に複数個のシャーレ
内へ順次寒天培地を分注していく動作について説明す
る。尚、これら図の縦断面図においては、説明の便宜
上、回転テーブルの回転中心軸を境にして異なった切断
面を図示している。
【００２０】まず、回転テーブル28の保持孔50の一方の
支承部挿通孔52がシャーレ供給位置Ａに位置して（図１
参照）回転テーブル28が停止し、昇降支持部材38の支承
部40が固定テーブル32の貫通孔34及び回転テーブル28の
保持孔50の一方の支承部挿通孔52を通して上昇し、その
支承部40の上端面が回転テーブル28の水平平滑面30と同
一高さをなす位置まで上昇した状態において、回転スト
ッカー14が所定角度回転することにより、水平保持板16
の保持孔18の位置に複数個積み重ねられた状態で収納さ
れた空のシャーレ10が、その最下段のシャーレ容器部10
-1の外底面を案内テーブル24の水平案内平滑面26に摺接
させながら円周方向へ移動し（図５(Ａ)）、水平保持板
16の保持孔18が回転テーブル28の保持孔50と重なり合
い、複数個積み重ねられたシャーレ10が昇降支持部材38
の支承部40によって支承された状態で、回転ストッカー
14が停止する（図５(Ｂ)）。次に、昇降支持部材38の支
承部40が固定テーブル32の貫通孔34を通して下降するこ
とにより、複数個積み重ねられたシャーレ10が下降し、
その最下段のシャーレ10の容器部10-1の外底面が固定テ
ーブル32の水平平滑面54に当接した状態で、回転テーブ
ル28の保持孔50内に１個のシャーレ10が収容保持される
（図５(Ｃ)）。
支承部挿通孔52がシャーレ供給位置Ａに位置して（図１
参照）回転テーブル28が停止し、昇降支持部材38の支承
部40が固定テーブル32の貫通孔34及び回転テーブル28の
保持孔50の一方の支承部挿通孔52を通して上昇し、その
支承部40の上端面が回転テーブル28の水平平滑面30と同
一高さをなす位置まで上昇した状態において、回転スト
ッカー14が所定角度回転することにより、水平保持板16
の保持孔18の位置に複数個積み重ねられた状態で収納さ
れた空のシャーレ10が、その最下段のシャーレ容器部10
-1の外底面を案内テーブル24の水平案内平滑面26に摺接
させながら円周方向へ移動し（図５(Ａ)）、水平保持板
16の保持孔18が回転テーブル28の保持孔50と重なり合
い、複数個積み重ねられたシャーレ10が昇降支持部材38
の支承部40によって支承された状態で、回転ストッカー
14が停止する（図５(Ｂ)）。次に、昇降支持部材38の支
承部40が固定テーブル32の貫通孔34を通して下降するこ
とにより、複数個積み重ねられたシャーレ10が下降し、
その最下段のシャーレ10の容器部10-1の外底面が固定テ
ーブル32の水平平滑面54に当接した状態で、回転テーブ
ル28の保持孔50内に１個のシャーレ10が収容保持される
（図５(Ｃ)）。
【００２１】回転テーブル28の保持孔50内に１個のシャ
ーレ10が保持されると、回転テーブル28が所定角度回転
することにより、保持孔50内に保持されたシャーレ10
が、その容器部10-1の外底面を固定テーブル32の水平平
滑面54に摺接させながら円周方向へ移動するとともに、
回転ストッカー14の水平保持板16の保持孔18の位置に積
み重ねられた残りのシャーレ10が回転テーブル28の水平
平滑面30上へ移載される（図６(Ｄ)）。この間に、シャ
ーレ容器部昇降支持部材64の支承部66がシャーレ載置板
58の挿通孔60及び固定テーブル32の貫通孔56を通して上
昇し、上端面が固定テーブル32の水平平滑面54と同一高
さをなす位置まで上昇して支承部66が停止する。そし
て、回転テーブル28の保持孔50が固定テーブル32の貫通
孔56と重なり合い、保持孔50に保持されたシャーレ10が
シャーレ容器部昇降支持部材64の支承部66によって支承
された状態で、回転テーブル28が停止する（図６
(Ｅ)）。
ーレ10が保持されると、回転テーブル28が所定角度回転
することにより、保持孔50内に保持されたシャーレ10
が、その容器部10-1の外底面を固定テーブル32の水平平
滑面54に摺接させながら円周方向へ移動するとともに、
回転ストッカー14の水平保持板16の保持孔18の位置に積
み重ねられた残りのシャーレ10が回転テーブル28の水平
平滑面30上へ移載される（図６(Ｄ)）。この間に、シャ
ーレ容器部昇降支持部材64の支承部66がシャーレ載置板
58の挿通孔60及び固定テーブル32の貫通孔56を通して上
昇し、上端面が固定テーブル32の水平平滑面54と同一高
さをなす位置まで上昇して支承部66が停止する。そし
て、回転テーブル28の保持孔50が固定テーブル32の貫通
孔56と重なり合い、保持孔50に保持されたシャーレ10が
シャーレ容器部昇降支持部材64の支承部66によって支承
された状態で、回転テーブル28が停止する（図６
(Ｅ)）。
【００２２】回転テーブル28の保持孔50に保持されたシ
ャーレ10が固定テーブル32の貫通孔56の直上位値に停止
すると、シャーレ容器部昇降支持部材64の支承部66が下
降する。この動作により、回転テーブル28の保持孔50が
段付き孔に形成されて下段側の孔径がシャーレの蓋10-2
の直径より小さくされていることから、図４に示すよう
に、シャーレの蓋10-2は保持孔50の上段側に残されたま
まとなり、一方、シャーレの容器部10-1だけが固定テー
ブル32の貫通孔56を通して下降し、蓋10-2が外された状
態のシャーレの容器部10-1がシャーレ載置板58上に載置
される（図６(Ｆ)）。
ャーレ10が固定テーブル32の貫通孔56の直上位値に停止
すると、シャーレ容器部昇降支持部材64の支承部66が下
降する。この動作により、回転テーブル28の保持孔50が
段付き孔に形成されて下段側の孔径がシャーレの蓋10-2
の直径より小さくされていることから、図４に示すよう
に、シャーレの蓋10-2は保持孔50の上段側に残されたま
まとなり、一方、シャーレの容器部10-1だけが固定テー
ブル32の貫通孔56を通して下降し、蓋10-2が外された状
態のシャーレの容器部10-1がシャーレ載置板58上に載置
される（図６(Ｆ)）。
【００２３】シャーレ容器部10-1がシャーレ載置板58上
に載置されると、往復駆動機構62によってシャーレ載置
板58を駆動させ、シャーレ容器部10-1を固定テーブル32
の下方位置から培地分注位置へ移動させ、培地分注装置
70によってシャーレ容器部10-1内へ寒天培地72が分注さ
れる（図７(Ｇ)）。培地の分注が終わると、シャーレ容
器部10-1は、培地分注位置から固定テーブル32の貫通孔
56の直下位置へ戻される（図７(Ｈ)）。
に載置されると、往復駆動機構62によってシャーレ載置
板58を駆動させ、シャーレ容器部10-1を固定テーブル32
の下方位置から培地分注位置へ移動させ、培地分注装置
70によってシャーレ容器部10-1内へ寒天培地72が分注さ
れる（図７(Ｇ)）。培地の分注が終わると、シャーレ容
器部10-1は、培地分注位置から固定テーブル32の貫通孔
56の直下位置へ戻される（図７(Ｈ)）。
【００２４】寒天培地が分注されたシャーレ容器部10-1
が固定テーブル32の貫通孔56の直下位置へ戻されると、
シャーレ容器部昇降支持部材64の支承部66が上昇し、そ
の支承部66によってシャーレ容器部10-1が支承され、シ
ャーレ容器部10-1が固定テーブル32の貫通孔56を通して
回転テーブル28の保持孔50内へ収容され、それと同時
に、回転テーブル28の保持孔50の上段側に保持されてい
た蓋10-2がシャーレ容器部10-1の上面に被せられる（図
７(Ｉ)）。
が固定テーブル32の貫通孔56の直下位置へ戻されると、
シャーレ容器部昇降支持部材64の支承部66が上昇し、そ
の支承部66によってシャーレ容器部10-1が支承され、シ
ャーレ容器部10-1が固定テーブル32の貫通孔56を通して
回転テーブル28の保持孔50内へ収容され、それと同時
に、回転テーブル28の保持孔50の上段側に保持されてい
た蓋10-2がシャーレ容器部10-1の上面に被せられる（図
７(Ｉ)）。
【００２５】寒天培地72が分注されたシャーレ10が回転
テーブル28の保持孔50内に戻されると、回転テーブル28
が所定角度回転することにより、保持孔50内に保持され
たシャーレ10が、その容器部10-1の外底面を固定テーブ
ル32の水平平滑面54に摺接させながら円周方向へ移動す
るとともに、シャーレ収納位置Ｂにおいて回転ストッカ
ー14の水平保持板16の保持孔18の位置に積み重ねられた
状態で保持された、既に寒天培地72が分注されたシャー
レ10が回転テーブル28の水平平滑面30上へ移載される
（図８(Ｊ)）。この時点で、シャーレ容器部昇降支持部
材64の支承部66は、固定テーブル32の貫通孔56及びシャ
ーレ載置板58の挿通孔60を通して下降する。そして、回
転テーブル28の保持孔50に保持されたシャーレ10が、回
転ストッカー14の水平保持板16の保持孔18の位置に積み
重ねられて保持された培地分注済みの複数個のシャーレ
10のうちの最下位置のシャーレ10の下面側へ差し入れら
れ、保持孔50に保持されたシャーレ10は、その蓋10-2の
上面を前記最下位置のシャーレ10の容器部10-1の外底面
に摺接させながら移動し、シャーレ収納位置Ｂにおいて
回転テーブル28の保持孔50が回転ストッカー14の水平保
持板16の保持孔18と重なり合い、保持孔50に保持された
シャーレ10がその上方側に積み重ねられたシャーレ10と
完全に重なり合った時点で、回転テーブル28は停止する
（図８(Ｋ)）。
テーブル28の保持孔50内に戻されると、回転テーブル28
が所定角度回転することにより、保持孔50内に保持され
たシャーレ10が、その容器部10-1の外底面を固定テーブ
ル32の水平平滑面54に摺接させながら円周方向へ移動す
るとともに、シャーレ収納位置Ｂにおいて回転ストッカ
ー14の水平保持板16の保持孔18の位置に積み重ねられた
状態で保持された、既に寒天培地72が分注されたシャー
レ10が回転テーブル28の水平平滑面30上へ移載される
（図８(Ｊ)）。この時点で、シャーレ容器部昇降支持部
材64の支承部66は、固定テーブル32の貫通孔56及びシャ
ーレ載置板58の挿通孔60を通して下降する。そして、回
転テーブル28の保持孔50に保持されたシャーレ10が、回
転ストッカー14の水平保持板16の保持孔18の位置に積み
重ねられて保持された培地分注済みの複数個のシャーレ
10のうちの最下位置のシャーレ10の下面側へ差し入れら
れ、保持孔50に保持されたシャーレ10は、その蓋10-2の
上面を前記最下位置のシャーレ10の容器部10-1の外底面
に摺接させながら移動し、シャーレ収納位置Ｂにおいて
回転テーブル28の保持孔50が回転ストッカー14の水平保
持板16の保持孔18と重なり合い、保持孔50に保持された
シャーレ10がその上方側に積み重ねられたシャーレ10と
完全に重なり合った時点で、回転テーブル28は停止する
（図８(Ｋ)）。
【００２６】回転テーブル28が停止すると、昇降支持部
材42の支承部44が固定テーブル32の貫通孔36を通して上
昇し、支承部44によって最下段のシャーレ10の容器部外
底面を支承し、回転ストッカー14の水平保持板16の保持
孔18の位置に積み重ねられて保持された複数個のシャー
レ10を持ち上げ、最下段のシャーレ10の容器部外底面が
回転テーブル28の水平平滑面30と同一高さとなる位置ま
で複数個のシャーレ10を上方へ移動させる（図８
(Ｌ)）。続いて、回転テーブル28を所定角度だけ回転さ
せることにより、複数個のシャーレ10を回転テーブル28
の水平平滑面30上へ移載させる（図９(Ｍ)）。
材42の支承部44が固定テーブル32の貫通孔36を通して上
昇し、支承部44によって最下段のシャーレ10の容器部外
底面を支承し、回転ストッカー14の水平保持板16の保持
孔18の位置に積み重ねられて保持された複数個のシャー
レ10を持ち上げ、最下段のシャーレ10の容器部外底面が
回転テーブル28の水平平滑面30と同一高さとなる位置ま
で複数個のシャーレ10を上方へ移動させる（図８
(Ｌ)）。続いて、回転テーブル28を所定角度だけ回転さ
せることにより、複数個のシャーレ10を回転テーブル28
の水平平滑面30上へ移載させる（図９(Ｍ)）。
【００２７】以上のような一連の動作を繰り返すことに
より、シャーレ供給位置Ａにおいて回転ストッカー14の
水平保持板16の保持孔18の位置に積み重ねられた状態で
収納された複数個の空のシャーレ10に順次寒天培地72を
分注し、寒天培地72が分注されたシャーレ10を、シャー
レ供給位置Ａに隣接したシャーレ収納位置Ｂに位置する
保持孔18の位置に順次積み上げた状態で収納していく。
そして、シャーレ供給位置Ａに位置する保持孔18の位置
に収納された空のシャーレ10が無くなると、回転ストッ
カー14を所定角度だけ回転させ、シャーレ供給位置Ａへ
新たな複数個の空のシャーレ10を移動させるようにす
る。
より、シャーレ供給位置Ａにおいて回転ストッカー14の
水平保持板16の保持孔18の位置に積み重ねられた状態で
収納された複数個の空のシャーレ10に順次寒天培地72を
分注し、寒天培地72が分注されたシャーレ10を、シャー
レ供給位置Ａに隣接したシャーレ収納位置Ｂに位置する
保持孔18の位置に順次積み上げた状態で収納していく。
そして、シャーレ供給位置Ａに位置する保持孔18の位置
に収納された空のシャーレ10が無くなると、回転ストッ
カー14を所定角度だけ回転させ、シャーレ供給位置Ａへ
新たな複数個の空のシャーレ10を移動させるようにす
る。
【００２８】
【発明の効果】この発明は以上説明したように構成され
かつ作用するので、この自動培地分注装置を使用すれ
ば、人手を要すること無く自動的に複数個のシャーレ内
に寒天平板培地を順次作成していくことができるため、
一度に大量の平板培地を消費して寒天平板希釈法による
細菌類感受性検査や混釈平板培養法による生菌数測定な
どが行なわれる製薬会社の研究室や臨床検査センターな
どにおいて、従来要していたような作業者の労力や時間
を節減することができる。
かつ作用するので、この自動培地分注装置を使用すれ
ば、人手を要すること無く自動的に複数個のシャーレ内
に寒天平板培地を順次作成していくことができるため、
一度に大量の平板培地を消費して寒天平板希釈法による
細菌類感受性検査や混釈平板培養法による生菌数測定な
どが行なわれる製薬会社の研究室や臨床検査センターな
どにおいて、従来要していたような作業者の労力や時間
を節減することができる。
【図１】この発明の１実施例に係る自動培地分注装置の
要部の構成を破断状態で示した斜視図である。
要部の構成を破断状態で示した斜視図である。
【図２】同じく縦断面図である。
【図３】自動培地分注装置の全体構成を概略的に一部破
断した状態で示した斜視図である。
断した状態で示した斜視図である。
【図４】この自動培地分注装置の一部を拡大して示す縦
断面図であり、シャーレの容器部から蓋が外される動作
を説明するための図である。
断面図であり、シャーレの容器部から蓋が外される動作
を説明するための図である。
【図５】この自動培地分注装置を使用して自動的に複数
個のシャーレ内へ順次寒天培地を分注していく動作につ
いて説明するための要部縦断面図である。
個のシャーレ内へ順次寒天培地を分注していく動作につ
いて説明するための要部縦断面図である。
【図６】同じく要部縦断面図である。
【図７】同じく要部縦断面図である。
【図８】同じく要部縦断面図である。
【図９】同じく要部縦断面図である。
10 シャーレ
10-1 シャーレの容器部
10-2 シャーレの蓋
12 自動シャーレ供給装置
14 回転ストッカー
16 水平保持板
18 水平保持板の保持孔
20 回転ストッカーの保持部材
22 回転駆動機構
24 案内テーブル
26 案内テーブルの水平案内平滑面
28 回転テーブル
30 回転テーブルの水平平滑面
32 固定テーブル
34、36 固定テーブルの貫通孔
38、42 昇降支持部材
40、44 昇降支持部材の支承部
46 昇降駆動機構
48 回転駆動機構
50 回転テーブルの保持孔
52 支承部挿通孔
54 固定テーブルの水平平滑面
56 固定テーブルの貫通孔
58 シャーレ載置板
60 シャーレ載置板の挿通孔
62 往復駆動機構
64 シャーレ容器部昇降支持部材
66 シャーレ容器部昇降支持部材の支承部
68 昇降駆動機構
70 培地分注装置
72 寒天培地
Claims (3)
- 【請求項１】 水平姿勢の空のシャーレを複数個積み重
ねた状態で収納するストッカーを有し、そのストッカー
から空のシャーレを１個ずつ順次取り出すシャーレ排出
機構を備えた自動シャーレ供給装置と、この自動シャー
レ供給装置から供給されるシャーレを収容し保持する保
持孔が貫通して形成され、鉛直軸を中心とし水平面内に
おいて回動自在に支持された回転テーブルと、この回転
テーブルを間欠的に回転駆動させる回転駆動機構と、前
記回転テーブルの下方にそれと平行に配設され、回転テ
ーブルの回転動作に伴って前記保持孔に保持されたシャ
ーレの容器部外底面が摺接する水平平滑面を有し、回転
テーブルの停止状態における前記保持孔の停止位置に対
応する位置に、シャーレの容器部の直径より僅かに大き
い直径を有する貫通孔が形成された固定テーブルと、こ
の固定テーブルの下方にそれと平行に配設されかつ前記
貫通孔の直下位置と培地分注位置との間を移動可能に支
持され、中央部に挿通孔が形成されたシャーレ載置板
と、このシャーレ載置板を往復駆動させる往復駆動機構
と、前記シャーレ載置板の挿通孔及び前記固定テーブル
の貫通孔を通して上下移動し前記回転テーブルの保持孔
に保持されたシャーレの容器部を支承する支承部を有す
るシャーレ容器部昇降支持部材と、このシャーレ容器部
昇降支持部材を昇降駆動させる昇降駆動機構と、前記シ
ャーレ載置板に載置されて培地分注位置へ移送されてく
るシャーレの容器部内へ培地を分注する培地分注装置と
を備えてなり、前記回転テーブルに形成される前記保持
孔を段付き孔として、上段側の孔径をシャーレの蓋の直
径より僅かに大きくするとともに、下段側の孔径をシャ
ーレの容器部の直径より僅かに大きくしかつシャーレの
蓋の直径より小さくしたことを特徴とする自動培地分注
装置。 - 【請求項２】 自動シャーレ供給装置が、水平姿勢のシ
ャーレが遊嵌する保持孔が複数個円周方向に等配して形
成され水平面内において回動自在に支持された水平保持
板の上面側に、前記各保持孔の位置にそれぞれ複数個の
シャーレを積み重ねた状態で保持する保持部材を備えた
回転ストッカーと、この回転ストッカーを回転駆動させ
る回転駆動機構と、前記回転ストッカーの水平保持板の
下方にそれと平行に配設され、回転ストッカーの回転動
作に伴ってその回転ストッカーに収納された最下段のシ
ャーレの外底面が摺接する水平案内平滑面を有し、周縁
の一部が円弧状に切除され、その円弧状切除部に、平面
形状が円形で上面が水平平滑面とされた回転テーブルの
一部が、その水平平滑面と前記水平案内平滑面とが同一
高さとなるように、かつ、円弧状切除部において前記回
転ストッカーの水平保持板の各保持孔と回転テーブルの
保持孔とがそれぞれ重なり合うように入り込んで配設さ
れる案内テーブルと、固定テーブルの、前記案内テーブ
ルの円弧状切除部に対応する位置に形成された貫通孔
と、この固定テーブルの貫通孔を通して上下移動し前記
回転ストッカーの水平保持板の保持孔に保持されたシャ
ーレを支承する支承部を有するシャーレ昇降支持部材
と、このシャーレ昇降支持部材を昇降駆動させる昇降駆
動機構とから構成された請求項１記載の自動培地分注装
置。 - 【請求項３】 固定テーブルの、案内テーブルの円弧状
切除部に対応する位置にシャーレ収納用貫通孔を形成
し、その固定テーブルのシャーレ収納用貫通孔を通して
上下移動し培地が分注されたシャーレを支承して回転ス
トッカーの水平保持板の保持孔内へ押し上げる支承部を
有するシャーレ収納用昇降支持部材、及び、このシャー
レ収納用昇降支持部材を昇降駆動させる昇降駆動機構を
備えた請求項２記載の自動培地分注装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3744693A JP3382990B2 (ja) | 1993-02-01 | 1993-02-01 | 自動培地分注装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3744693A JP3382990B2 (ja) | 1993-02-01 | 1993-02-01 | 自動培地分注装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06225753A JPH06225753A (ja) | 1994-08-16 |
| JP3382990B2 true JP3382990B2 (ja) | 2003-03-04 |
Family
ID=12497730
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3744693A Expired - Fee Related JP3382990B2 (ja) | 1993-02-01 | 1993-02-01 | 自動培地分注装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3382990B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1661980A1 (en) * | 2004-11-29 | 2006-05-31 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Automatic cell cultivation apparatus having a multijoint robot |
Families Citing this family (23)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3404497B2 (ja) * | 1997-06-23 | 2003-05-06 | 日鉄鉱業株式会社 | シャーレストッカーおよびシャーレの取出・供給装置 |
| DE10301446A1 (de) * | 2003-01-09 | 2004-07-22 | A.I.D. Autoimmun Diagnostika Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zum Ent- und Beladen von mit Petrischalen beladenen Magazinen |
| JP5057403B2 (ja) | 2007-01-12 | 2012-10-24 | ラブテック・システムズ・リミテッド | 画線アプリケータを保持および送出するためのカートリッジ、画線アプリケータを保持および送出するための装填済カートリッジ、ならびに、装填済カートリッジを自動画線機器のカートリッジホルダに接続するためのシステム |
| AU2008204728B2 (en) | 2007-01-12 | 2013-01-17 | Autobio Diagnostics Co., Ltd | Method and apparatus for inoculating and streaking a medium in a plate |
| AU2008204726B2 (en) | 2007-01-12 | 2014-03-27 | Autobio Diagnostics Co., Ltd | Method and apparatus for locating the surface of solid growth culture media in a plate |
| US8408860B2 (en) | 2007-01-12 | 2013-04-02 | Labtech Systems Limited | Method and apparatus for orientating a solid growth culture medium plate |
| FR2939444B1 (fr) * | 2008-12-10 | 2011-02-04 | Aes Chemunex | Dispositif de distribution d'un produit dans une boite de petri. |
| US8293532B2 (en) | 2009-03-26 | 2012-10-23 | Dow AgroSciences, L.L.C. | Method and apparatus for tissue transfer |
| FR2948945B1 (fr) * | 2009-08-07 | 2012-03-09 | Aes Chemunex | Dispositif et procede de distribution d'un produit dans une boite de petri |
| DE102016105683A1 (de) * | 2016-03-29 | 2017-10-05 | Andreas Hettich Gmbh & Co. Kg | Fördervorrichtung |
| EP3228691B1 (en) * | 2016-04-04 | 2019-09-04 | Clever Culture Systems AG | Device for centring of petri dishes |
| CN107825100A (zh) * | 2017-12-14 | 2018-03-23 | 苏州诚峰机电设备有限公司 | 一种洗衣机端盖部件生产线 |
| CN108373966B (zh) * | 2018-04-02 | 2023-10-20 | 上海曼森生物科技有限公司 | 培养基料盒操作装置及操作方法 |
| CN108945971B (zh) * | 2018-09-27 | 2020-11-06 | 武汉轻工大学 | 一种自动换皿装置 |
| CN109825418B (zh) * | 2019-03-14 | 2024-02-09 | 广州蓝勃生物科技有限公司 | 一种克隆细胞自动筛选装置 |
| CN110240098A (zh) * | 2019-05-22 | 2019-09-17 | 广西曼森生物科技有限公司 | 培养基料盒开盖装置 |
| CN110747114B (zh) * | 2019-10-25 | 2023-04-04 | 西北农林科技大学 | 一种模块化平板涂布装置 |
| CN113135423B (zh) * | 2020-01-16 | 2023-06-23 | 北京慧荣和科技有限公司 | 培养皿分拣与收集机构 |
| CN112662544A (zh) * | 2021-01-08 | 2021-04-16 | 湖南隋侯珠科技有限公司 | 培养皿开盖及转移装置、微生物样本处理系统 |
| CN113265323B (zh) * | 2021-05-28 | 2024-06-18 | 孟州农达生化制品有限公司 | 一种便于操作的赤霉菌培养用震荡活化设备 |
| CN113353307B (zh) * | 2021-06-03 | 2022-08-02 | 北京君立康生物科技有限公司 | 物料分装设备 |
| CN113562853B (zh) * | 2021-09-01 | 2022-11-29 | 华沃德源环境技术(济南)有限公司 | 一种环境微生物治理城市污水的培养装置 |
| CN114214193B (zh) * | 2021-12-06 | 2023-07-25 | 中南大学湘雅医院 | 一种治疗骨性关节炎的培养装置 |
-
1993
- 1993-02-01 JP JP3744693A patent/JP3382990B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1661980A1 (en) * | 2004-11-29 | 2006-05-31 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Automatic cell cultivation apparatus having a multijoint robot |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06225753A (ja) | 1994-08-16 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3382990B2 (ja) | 自動培地分注装置 | |
| AU2012248846B2 (en) | Disc dispensing device, tubular container for use in such a disc dispensing device and method of dispensing discs | |
| CN110272815B (zh) | 全自动艾姆斯实验仪 | |
| US4512952A (en) | Apparatus for storing and dispensing analysis slides | |
| JP5323089B2 (ja) | 臨床分析器のためのサンプル管の自動装填 | |
| JP2002098704A (ja) | 細菌類の自動分析装置 | |
| EP3131651B1 (en) | Reaction vessel handling apparatus, testing apparatus, and methods using same | |
| JPH11287809A (ja) | スクリーニング装置 | |
| JP2012213333A (ja) | 検体作製装置 | |
| WO2019104819A1 (zh) | 一种胶囊药品等分设备及其等分方法 | |
| JP2815912B2 (ja) | シャーレ移送装置 | |
| JPH04248980A (ja) | 自動微生物試験装置 | |
| CN107868749B (zh) | 培养皿开合盖装置及埃姆斯试验仪 | |
| JP2000019085A (ja) | ターンテーブル | |
| JPS63296685A (ja) | 細胞移植装置 | |
| CN114167071A (zh) | 多功能样本分析系统 | |
| JPH04234973A (ja) | 細菌類培養装置 | |
| JP2003014596A (ja) | タンパク質結晶化ハンギングドロップの作成装置 | |
| JPS63207377A (ja) | 自動培地分画分注装置 | |
| CN107868748B (zh) | 一种埃姆斯试验仪 | |
| JPH06174732A (ja) | 自動サンプリング・培地分注方法及び装置 | |
| TWI773520B (zh) | 用於藥物篩檢的細胞和藥劑分注裝置及其方法 | |
| JPH083280Y2 (ja) | 自動植菌装置 | |
| JP2006064850A (ja) | 顕微鏡検査装置と顕微鏡検査システムとマイクロウェルプレート移載装置 | |
| JP5276085B2 (ja) | 箱状物ストッカ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |