JP3382705B2 - 丁合機用給紙装置 - Google Patents

丁合機用給紙装置

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JP3382705B2
JP3382705B2 JP03876294A JP3876294A JP3382705B2 JP 3382705 B2 JP3382705 B2 JP 3382705B2 JP 03876294 A JP03876294 A JP 03876294A JP 3876294 A JP3876294 A JP 3876294A JP 3382705 B2 JP3382705 B2 JP 3382705B2
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田中香苗
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株式会社丸山機械製作所
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【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、広告紙などの用紙を一
度に複数枚繰り出せるようにした丁合機用の給紙装置に
関する。 【0002】 【従来の技術】従来、新聞などに折り込まれる広告紙を
丁合する装置として、例えば実開平4−58541号、
同4−77535号公報に開示されている丁合機なるも
のが実用化されている。 【0003】この丁合機は、図5に示すように、広告紙
などの用紙f,・・が収容される複数段の給紙棚1,・
・に給紙装置2,・・が設けられ、この給紙装置2,・
・により上部の給紙棚から順に用紙が一枚ずつ繰り出さ
れるようになっている。 【0004】そして、各給紙棚1,・・から繰り出され
た用紙f,・・が引込ローラ3を介して搬送ローラ4に
送られ、この搬送ローラ4で下方に搬送されながら順次
丁合され、最後に下段の給紙棚1′から繰り出される二
つ折りの広告紙などの綴込用紙f′の中央に丁合された
用紙fの束が落ち込み、斯くして図6に示すような状態
で最下段の受棚5に搬出されるようになっている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、近年、広告
紙の急増に伴って、一回で丁合作業を完遂できなくなっ
ている実状にある。 【0006】即ち、丁合する用紙の種類が給紙棚の段数
以上になると、その全てを一度に丁合できないので、作
業を繰り返し行わなければならない。 【0007】然るに、従来の給紙装置は用紙を一枚ずつ
繰り出して丁合するものであるから、最初の動作で出来
上がった用紙の束と、その後の動作で出来上がった用紙
の束は手作業で丁合する以外になく、このため人的労力
を多分に要し、且つ作業が煩雑となって作業ミスを招く
などの危険性があった。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明は以上のような課
題を達成するため、用紙が収容される複数段の給紙棚に
給紙装置を設け、この給紙装置で前記用紙を順次繰り出
して丁合する丁合機において、駆動軸に揺動自在に取り
付けられて一端が巻取装置のワイヤーで支持される揺動
アームと、前記駆動軸に嵌着される給紙ローラと、前記
揺動アームの一端を貫通する回転軸に嵌着される送りロ
ーラとを有し、前記回転軸には外周に突針をもつピンホ
イールが送りローラに隣接して着脱自在に設けられるこ
とを特徴とする丁合機用給紙装置を提供するものであ
る。 【0009】 【作用】本発明によれば、ピンホイールを装着すると、
このピンホイールの突針の働きで丁合済みの用紙がまと
めて繰り出され、ピンホイールを取り外したときには送
りローラの働きにより用紙が一枚ずつ繰り出される。 【0010】従って、丁合する用紙の種類が給紙棚の段
数以上あるとき、一回の動作で出来上がった用紙の束を
再度給紙棚に収容すれば、ここから繰り出される丁合済
みの用紙と、他の給紙棚から一枚ずつ繰り出される用紙
を同時に丁合することができる。 【0011】 【実施例】以下、本発明の丁合機用給紙装置について説
明する。図1は係る給紙装置を示す斜視図である。図
中、11はブラケットであり、このブラケット11には
駆動軸12が回転自在に支持されている。又、駆動軸1
2には揺動アーム13が揺動自在に取り付けられてお
り、その一端は巻取装置14のワイヤー14aで支持さ
れている。 【0012】巻取装置14は、ワイヤー14aが巻回さ
れた巻胴14bと、この巻胴14bに隣接する渦巻バネ
14cとから成り、この渦巻バネ14cは巻胴14bを
図の時計方向に付勢しており、これによってワイヤー1
4aが巻胴14bに巻き取られるような力を受けるよう
になっている。 【0013】一方、駆動軸12の一端には、プーリ21
及び給紙ローラ23が嵌着されている。特に、給紙ロー
ラ23はワンウェイクラッチを介して固定され、駆動軸
12と連動すると同時に同方向に空転可能とされてい
る。 【0014】他方、揺動アーム13の一端は加圧調整部
30とされ、この加圧調整部30に貫通される回転軸に
はプーリ41、送りローラ43、及びピンホイール50
が嵌着されている。 【0015】そして、プーリ21,41がタイミングベ
ルト61を介して連繋され、これによって給紙ローラ2
3に送りローラ43とピンホイール50が連動するよう
にしてある。 【0016】尚、送りローラ43とピンホイール50
は、給紙ローラ23と同様にワンウェイクラッチを介し
て固定され、給紙ローラ23に連動すると同時に同方向
に空転可能とされている。 【0017】従って、給紙ローラ23と送りローラ4
3、或いは給紙ローラ23とピンホイール50とにより
用紙が定位置まで送られ、次にその用紙が引込ローラ3
(図5参照)で引き込まれる際に各々が空転して用紙の
引き込みが円滑に行われる。 【0018】ところで、給紙ローラ23はホイール23
aとゴムローラ23bで、送りローラ43はホイール4
3aとゴムローラ43bで各々構成されており、摩耗時
にゴムローラ23b,43bだけを交換できるようにし
てある。 【0019】又、図1において、63はスポンジローラ
であり、このスポンジローラ63は給紙ローラ23と送
りローラ43に接触して回転し、このとき双方のゴムロ
ーラ23b,43bを清掃し、これらが常時一定の摩擦
力を示すようにしている。 【0020】次に、図2は本発明の要部を示す。図示す
るように、ピンホイール50は軸受部52と鍔部53を
有し、鍔部53の外周には突針51が等間隔に突設され
ている。この突針51は、ステンレス鋼などの硬質金属
から成る針であり、これは鍔部53の外周面53aに穿
った小孔54に埋設され、先端が鍔部53の外周より1
〜2mm程度突出されている。 【0021】又、55は上記したワンウェイクラッチ、
56はリングバネ、57は鋼球である。このうち、ワン
ウェイクラッチ55は軸受部52に嵌着され、これによ
りピンホイール50が一方向だけに空転可能とされてい
る。又、鋼球58は軸受部52を貫通するテーパ孔58
に配設され、同軸受部52に形成された環状の溝部59
に嵌着してあるリングバネ56によって支持されてい
る。 【0022】一方、70は回転軸であり、この回転軸7
0には環状の切欠溝72が形成されている。そして、ピ
ンホイール50を回転軸70に装着した際、切欠溝72
と鋼球57が嵌合し、斯くして回転軸70にピンホイー
ル50が固定されるようにしてある。ここに、ピンホイ
ール50の着脱は、突針51に触れることなく軸受部5
2を摘んで安全且つ容易に行うことができる。 【0023】尚、その固定手段として、軸受部52にネ
ジ孔を形成し、そこに螺入されるネジでピンホイール5
0を着脱自在に固定するようにしてもよい。又、突針5
1の固定手段としては、鍔部53の片面に外周面53a
まで通じる放射状の溝を形成し、そこに突針51の基端
を固着するようにしてもよい。 【0024】次に、図3は同給紙装置を示した平面図で
ある。この図で明らかにしているように、駆動軸12に
は上記の如くその一端に給紙ローラ23が設けられるほ
か、その他端にはクラッチ81を介してプーリ82が設
けられる。そして、そのプーリ82に図示せぬモータの
動力が伝達され、その動力がクラッチ81を介して駆動
軸12に断続的に伝達されるようにしてある。 【0025】一方、図3から明らかなように、回転軸7
0は上述の如く加圧調整部30内に貫通されて回転自在
に支持されている。この加圧調整部30は、カム軸31
を回転させる摘み32と、そのカム軸31に固着された
偏心カム33と、従節としての加圧板34と、この加圧
板34に圧縮コイルバネ35を介して連繋されるブレー
キシュー36とから成り、そのブレーキシュー36は回
転軸70に固着されたブレーキディスク38に摺接され
ている。そして、摘み32の操作量に応じてブレーキシ
ュー36の摺接力、延いては回転軸70のトルクを増減
できるようにしてある。 【0026】尚、摘み32は繰り出す用紙の紙質や紙厚
に応じて適時操作するためのものであり、その操作によ
りブレーキシュー36の摺接力を高めれば、タイミング
ベルト61の張力が増大するので揺動アーム13がワイ
ヤー14aの引張力に抗して下方に揺動するようになる
一方、その摺接力を弱めればタイミングベルト61の張
力が減少するので揺動アーム13がワイヤー14aに引
かれて上方に揺動するようになる。 【0027】従って、摘み32を操作することで用紙と
送りローラ43の摩擦力を調整できるので、紙質や紙厚
の異なる用紙も一枚ずつ繰り出すことができ、ピンホイ
ール50を装着した場合には、突針51の食込力を調整
できるので、束状の用紙の厚みに応じて所要の食い込み
力を得ることができる。 【0028】例えば、図4のように送りローラ43が実
線の位置にあるとき、摘み32を操作して回転軸70の
トルクを高めると、タイミングベルト61の下側の張力
が増大するので、送りローラ43は想像線に示す如く下
側に揺動する。尚、図4で明らかなように、ブラケット
11は給紙棚1上の天板Kに固定されている。 【0029】ここで、本発明のように着脱自在なピンホ
イール50を装備する給紙装置は、下段の給紙棚に設け
ることが好ましく、これによれば当該給紙棚に一度丁合
した用紙の束を収容することにより、ここから繰り出さ
れる丁合済みの用紙と、上段の給紙棚から一枚ずつ繰り
出される用紙を同時に丁合することができる。勿論、ピ
ンホイール50は着脱自在であるから、全ての給紙棚に
本給紙装置を設けるようにしてもよい。 【0030】又、本発明の給紙装置によれば、複数枚か
ら成る新聞なども繰り出し可能であるから、本装置を設
けた給紙棚を使用することにより、丁合済みの用紙と同
様に新聞を丁合することも可能である。 【0031】 【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、送りローラに隣接して、外周に突針が突設され
たピンホイールが着脱自在に設けられるようにしたた
め、その着脱により用紙を一枚ずつ繰り出したり、複数
枚をまとめて繰り出したりすることができるので、様々
な形態の用紙の丁合が可能になるという優れた効果を奏
する。 【0032】よって、従来において成し得なかった束状
の用紙同士、複数枚から成る新聞、又は束状の用紙と一
枚ずつ繰り出される用紙の丁合を丁合機で自動丁合でき
るので、作業効率の向上や人的労力の軽減が図れるとい
う優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る給紙装置を示す斜視図 【図2】同給紙装置の要部を示す斜視図 【図3】同給紙装置を示す平面図 【図4】同給紙装置の取付状態を示す側面概略図 【図5】丁合機の内部構造を示す側面概略図 【図6】丁合機で丁合された用紙の形態を示す斜視図 【符号の説明】 11 ブラケット 12 駆動軸 13 揺動アーム 14 巻取装置 14a ワイヤー 23 給紙ローラ 30 加圧調整部 43 送りローラ 50 ピンホイール 63 スポンジローラ 70 回転軸

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 用紙が収容される複数段の給紙棚に給紙
    装置を設け、この給紙装置で前記用紙を順次繰り出して
    丁合する丁合機において、駆動軸に揺動自在に取り付け
    られて一端が巻取装置のワイヤーで支持される揺動アー
    ムと、前記駆動軸に嵌着される給紙ローラと、前記揺動
    アームの一端を貫通する回転軸に嵌着される送りローラ
    とを有し、前記回転軸には外周に突針をもつピンホイー
    ルが送りローラに隣接して着脱自在に設けられることを
    特徴とする丁合機用給紙装置。
JP03876294A 1994-03-09 1994-03-09 丁合機用給紙装置 Expired - Lifetime JP3382705B2 (ja)

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JP4696271B2 (ja) * 2006-02-27 2011-06-08 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 給紙装置及び画像形成装置
JP5785817B2 (ja) * 2011-08-24 2015-09-30 株式会社プレッシオ 給紙ローラを用いた給紙方法

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