JP3382283B2 - ワークの供給方法 - Google Patents

ワークの供給方法

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JP3382283B2
JP3382283B2 JP02615293A JP2615293A JP3382283B2 JP 3382283 B2 JP3382283 B2 JP 3382283B2 JP 02615293 A JP02615293 A JP 02615293A JP 2615293 A JP2615293 A JP 2615293A JP 3382283 B2 JP3382283 B2 JP 3382283B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば車両の変速機の
メインシャフト等に組み付けられる歯車の供給方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば車両用変速機のメインシャ
フト、カウンタシャフトに組み付けるギアは、ストッカ
部でパレット上に複数段に段積みされ、このパレットを
供給部に移送した後ロボットで1個づつ取り出して供給
している。つまり、例えばパレット上には段積み状態の
ギア内径を挿通支持する複数のストッカシャフトが縦向
きに複数本載置されており、ロボットがパレットからス
トッカシャフトを1本づつ取り出して検査部で各ギアを
検査した後、異常がなければギアを1個づつ抜き出して
組付部に供給する。そしてストッカシャフトが空になる
と待機部に移送され、又、すべてのストッカシャフトが
取り出されてパレットが空になると、この空のパレット
は供給部からストッカ部に戻り、その代りにストッカ部
で待機していた次のパレットを供給部に送り込んで作業
を継続するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の供給方法は空になった供給部のパレットを交
換中、組付部に供給出来ないためロスタイムが生じて作
業効率の面で適切でなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明は供給部のパレットに残存するワークが所定
数以上の場合には、ロボットにより供給部から組付部に
ワークを移送し、供給部のパレットに残存するワークが
所定数に達した時点で残存するワークを一旦ロボットに
より待機部に移送し、その後ロボットにより待機部から
組付部にワークを移送し、この間に供給部のパレットと
ストック部のパレットを交換するようにした。
【0005】
【作用】一旦ワークをロボットにより待機部に移送して
早期にパレットを空にし、ストック部のパレットと交換
している間待機部のワークをロボットにより組付部に
供給する。つまり、待機部を活用することでロスタイム
がなくなり、効率的に組み付けることが出来る。そし
て、かかる方法は、取り出したワークを検査部で検査し
て組付部に供給するように、取り出してから供給するま
でにある程度時間を要する場合に有効である。
【0006】
【実施例】本発明のワークの供給方法の実施例について
添付した図面に基づき説明する。図1は本発明の供給方
法に係るワーク供給装置の平面図である。
【0007】本発明のワークの供給方法は、車両用変速
機のメインシャフト、カウンタシャフトにギア等を組み
付けてゆく組付工程において、ストック部のギアを順に
組付部に供給してゆくものであり、図1に示すように、
種類の異なる3種類のギアをストックする3箇所のスト
ック部1、2、3と、このストック部1、2、3から延
出するパレット搬路の延出端に位置する供給部4と、取
り出したギアを検査する検査部5と、ギアを組み付ける
組付部6を備え、検査部5と組付部6の間には予備空間
として待機部7が設けられるとともに、供給部4の側方
にはロボット8が設けられている。
【0008】そして、このロボット8が供給部4のパレ
ットPから所定数のギアを取り出して検査部5に移送
し、検査の終了したギアを1つづつ取り出して組付部6
に移送すべく、ロボットアームの可動範囲は供給部4、
検査部5、組付部6、待機部7に進出可能とされてい
る。
【0009】又、各ストック部1、2、3の前方のパレ
ット搬路には複数のパレットPが配設されており、各パ
レットPには複数のストッカシャフトS(図3)が軸方
向を垂直にして載置されている。そして各ストッカシャ
フトSは、段積み状態のギアGの内径を挿通支持するシ
ャフト部と、最下段のギア下面を支持する座面を備えて
いる。
【0010】それではストッカ部1、2、3と供給部4
を結ぶパレット搬送装置及び供給部の構成について、図
2及至図5に基づき説明する。尚、図2はパレット搬送
装置の平面図、図3は図2のX視図、図4は図2のA―
A線断面図、図5は図2のB―B線断面図である。
【0011】各ストッカ部1、2、3の前方には夫々パ
レット待機部11、‥が設けられ、更にその前方には方
向変換部12、‥が設けられている。つまり、パレット
待機部11、‥で段積み状態のギアGを支持する複数の
ストッカシャフトSをパレットPに積載し、方向変換部
12、‥で進行方向を90度変換して供給部4に向けて
移送する。
【0012】パレット待機部11は、図2及び図4に示
すように、複数の移送ローラ13と、所定部の移送ロー
ラ13に回転駆動力を伝達する駆動モータ14を備え、
この移送ローラ13と他の移送ローラ13の間には回転
伝達用のベルト15を巻回している。
【0013】又、方向変換部12には、パレット待機部
11から送られてくるパレットPを受取る複数の受取り
ローラ16、‥と、この受取りローラ16のローラ軸に
対して直角方向のローラ軸となる複数の送出しローラ1
7、‥(図2)を備え、前記1箇所の受取りローラ16
と前述の移送ローラ13との間には、図4に示すような
回転伝達用のベルト18を設けている。又、その他の受
取りローラ16、‥との間にもベルト20によって駆動
力を伝達する。
【0014】又、前記受取りローラ16、‥はシリンダ
ユニット21の作動によって昇降自在とされている。つ
まり、平素の位置は移送ローラ13、送出しローラ17
より低い位置にあり、パレット待機部11との間でパレ
ットPの授受を行う時は上昇して移送ローラ13と同じ
高さになる。尚、この構成は各ストック部1、2、3前
方の3列の搬路とも同様の構成である。
【0015】次に前記送出しローラ17は、図に示す
ように駆動モータ22によって回転駆動されパレットP
の針路を90度変換する。つまり複数の送出しローラ1
7、‥と駆動モータ22間にはベルト29が巻回されて
いる。
【0016】供給部4にも同様な構成によるパレット受
取り機構が設けられている。すなわち、複数のローラ2
3、‥と、これらローラ23、‥に巻回されたベルト2
4、及びこれを駆動する駆動モータ25であるが、これ
らローラ23、駆動モータ25等は昇降体26に取り付
けられている。
【0017】そして、この昇降体26は、図に示すよ
うにシリンダユニット27の作動によって昇降自在とな
り、例えば上昇した位置で送り込まれたパレットPを受
取ると下降して、ロボット8によるパレットP上のスト
ッカシャフトSの取り出しを容易にする。
【0018】次に検査部5について図6及び図7に基づ
き説明する。尚、図6は検査装置の平面図、図7は図6
のY視図である。
【0019】検査部5には、パレットPから取り出した
ギアGの種類が所望のものであるか否かを外径を測定し
て検査する検査装置30が設けられており、この検査装
置30は、ロボット8が取り出したストッカシャフトS
を載置せしめる載置部31と、ギアGの外径を検査する
測定部32を備えている。
【0020】そして、載置部31は不図示の上昇機構に
よってギアGの厚み程度のピッチで上方にピッチ送りさ
れ、測定部32に臨むギアGの外径を順に検査してゆ
く。
【0021】測定部32は、基台33上に取り付けられ
たシリンダユニット34と、このシリンダユニット34
に連結して進退動可能な摺動体35と、この摺動体35
に設けられたクランプシリンダユニット36によって開
閉自在な一対のアーム37、37を備え、これらアーム
37、37によってギアG外周を挟み込んでセンサ38
で検知するようにしている。
【0022】このため、クランプシリンダユニット36
のロッド先端を各リンク40、40を介して前記アーム
37、37に連結する一方、摺動体35には側方に張り
出すレール41を設け、このレール41に前記アーム3
7をスライド自在に係合させている。又、前記センサ3
8は摺動体35に取り付けている。
【0023】従ってクランプシリンダユニット36が後
退作動すると、ロッド先端とリンク40の連結部も後退
し、アーム37を内方に向けて移動させる。つまり、ギ
アGの外周を挟み込んでセンサ38で外径を判定する。
【0024】そして、この外径検査の結果正常であるこ
とが確認されると、上から検査の終えた順にロボット8
が把持しストッカシャフトSから引き抜いて組付部6に
供給する。
【0025】以上のような供給装置によるワークの供給
方法について説明する。
【0026】組み付けるべきギアGの種類に応じていず
れかのストック部1、2、3が選定されると、当該パレ
ット待機部11のパレットPが供給部4に進出して来
る。この際、パレットP上には複数のストッカシャフト
Sが載置され、各ストッカシャフトSには複数のギアG
が段積みされている。
【0027】パレットPが供給部4にくると、ロボット
8はストッカシャフトSを1本取り出し検査部5に移送
する。つまり、検査装置30の載置部31(図7)に載
置する。
【0028】そして、この段積みされたギアGのうち最
上段のギアGを測定部32に臨ませ、アーム37で挟み
付けながら外径を検査した後、異常がなければ1個づつ
ロボット8で取り出して組付部6に移送し、ストッカシ
ャフトSをピッチ送りで上昇させながら繰り返す。
【0029】こうして操作中、パレットPに残存するス
トッカシャフトSの数が所定数に達した時、例えば2〜
3本になった時点で、ロボット8は残ったストッカシャ
フト8をすべて待機部7に移送する。
【0030】つまり、早期にパレットPを空にし、パレ
ット待機部11で待機する次のパレットPを供給部4に
セットするためであり、空になったパレットPを交換し
ている時間には待機部7と検査部5との間でストッカシ
ャフトSのやりとりを行い、組付部6に対するギアGの
供給を継続する。
【0031】従って、前記のように残存するストッカシ
ャフトSを待機部7に向けて移送する残存数のタイミン
グは、このパレットPの交換に要する時間を加味したも
のである。そして、かかる方法を採用することでロスタ
イムがなくなり、組付効率が増大する。
【0032】尚、かかる待機部7は、例えばギアGの種
類の選定の間違えが検査部5で発見されたような場合と
か、検査部5のストッカシャフトSにまだギアGが残っ
ている段階で組付けギアの種類替えが行われるような場
合に、検査部5のストッカシャフトSを一時的に取り除
いて待機させるような場合にも活用出来る。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明のワークの供給方法
は、パレット上のワークが所定数に達した時点で残存す
るワークを一旦ロボットにより待機部に移送し、パレッ
トを交換している間は待機部のワークをロボットにより
組付部に供給するようにしたため、組付けにロスタイム
がなくなり効率的に作業することが出来る。そして、特
に待機部から組付部に供給するまでの時間をある程度要
するような場合に有効であり、例えば待機部と組付部の
間に検査部を設けているような場合には効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の供給方法に係るワーク供給装置の平面
【図2】パレット搬送装置の平面図
【図3】図2のX視図
【図4】図2のA―A線断面図
【図5】図2のB―B線断面図
【図6】検査装置の平面図
【図7】図6のY視図
【符号の説明】
1、2、3 ストック部 4 供給部 5 検査部 6 組付部 7 待機部 P パレット S ストッカシャフト G ギア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木次 利弘 三重県鈴鹿市平田町1907番地 本田技研 工業株式会社 鈴鹿製作所内 (72)発明者 秋永 芳彦 三重県鈴鹿市平田町1907番地 本田技研 工業株式会社 鈴鹿製作所内 (56)参考文献 特開 平2−271692(JP,A) 特開 平2−265806(JP,A) 特開 平4−261724(JP,A) 特開 昭63−218430(JP,A) 特開 平4−311094(JP,A) 実開 平4−14206(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23P 19/00 - 21/00 H05K 13/00 - 13/04 B23Q 7/00 - 7/18

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のワークを保持するパレットをスト
    ック部から供給部に移送し、供給部に移送したパレット
    からワークをロボットにより順に取り出して組付部に自
    動供給するようにしたワークの供給方法において、この
    方法は供給部のパレットに残存するワークが所定数以上
    の場合には、前記ロボットにより供給部から組付部にワ
    ークを移送し、供給部のパレットに残存するワークが所
    定数に達した時点で残存するワークを一旦前記ロボット
    により待機部に移送し、その後前記ロボットにより待機
    部から組付部にワークを移送し、この間に供給部のパレ
    ットをストック部のパレットと交換することを特徴とす
    るワークの供給方法。
  2. 【請求項2】 前記パレットから取り出したワークは
    記ロボットにより検査部を経て前記組付部に供給するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のワークの供給方法。
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CN109128817B (zh) * 2018-10-22 2024-05-10 迈得医疗工业设备股份有限公司 中转装置及医用组装机

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