JP3382136B2 - 射出成形用金型 - Google Patents
射出成形用金型Info
- Publication number
- JP3382136B2 JP3382136B2 JP27908997A JP27908997A JP3382136B2 JP 3382136 B2 JP3382136 B2 JP 3382136B2 JP 27908997 A JP27908997 A JP 27908997A JP 27908997 A JP27908997 A JP 27908997A JP 3382136 B2 JP3382136 B2 JP 3382136B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- cylinder
- resin
- injection
- male
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/02—Transfer moulding, i.e. transferring the required volume of moulding material by a plunger from a "shot" cavity into a mould cavity
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は射出成形用金型、
特に、小型の射出機で大容量の射出成形が行えるように
した射出成形用金型に関するものである。
特に、小型の射出機で大容量の射出成形が行えるように
した射出成形用金型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は、大容量の成形品を射出成形し得
る比較的小型の従来の射出機の断面図である。上流端に
ホッパ(12)が接続された加熱シリンダ(11)はヒータ(11
0) で加熱されており、該加熱シリンダ(11)内にはスク
リュー(13)が装填されている。又、前記加熱シリンダ(1
1)の先端には進退筒(14)が摺動自在に外嵌しており、該
進退筒(14)は駆動用シリンダ(15)(15)で移動されるよう
になっている。
る比較的小型の従来の射出機の断面図である。上流端に
ホッパ(12)が接続された加熱シリンダ(11)はヒータ(11
0) で加熱されており、該加熱シリンダ(11)内にはスク
リュー(13)が装填されている。又、前記加熱シリンダ(1
1)の先端には進退筒(14)が摺動自在に外嵌しており、該
進退筒(14)は駆動用シリンダ(15)(15)で移動されるよう
になっている。
【0003】このものでは、ホッパ(12)に投入された熱
可塑性材料はスクリュー(13)によって下流側に移送され
ると共に、その移送中にヒータ(110) の熱で可塑化さ
れ、可塑化樹脂が加熱シリンダ(11)の下流端から進退筒
(14)内に吐出される。そして、この吐出量が所定量にな
ると、駆動用シリンダ(15)を作動させてピストンロッド
(150) を収縮させ、これにより、図8の状態から進退筒
(14)を加熱シリンダ(11)の上流端方向に移動させる。す
ると、進退筒(14)内の可塑化樹脂がその下流の吐出口(1
7)から図示しない金型キャビティー内に射出される。
可塑性材料はスクリュー(13)によって下流側に移送され
ると共に、その移送中にヒータ(110) の熱で可塑化さ
れ、可塑化樹脂が加熱シリンダ(11)の下流端から進退筒
(14)内に吐出される。そして、この吐出量が所定量にな
ると、駆動用シリンダ(15)を作動させてピストンロッド
(150) を収縮させ、これにより、図8の状態から進退筒
(14)を加熱シリンダ(11)の上流端方向に移動させる。す
ると、進退筒(14)内の可塑化樹脂がその下流の吐出口(1
7)から図示しない金型キャビティー内に射出される。
【0004】このものでは、進退筒(14)の進退ストロー
クを長くすることによって、進退筒(14)に貯留する樹脂
の量を多くすることができるから、小容量の加熱シリン
ダ(11)やスクリュー(13)を具備する小型の射出機であっ
ても、大容量の成形品を射出成形することができる。
クを長くすることによって、進退筒(14)に貯留する樹脂
の量を多くすることができるから、小容量の加熱シリン
ダ(11)やスクリュー(13)を具備する小型の射出機であっ
ても、大容量の成形品を射出成形することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものでは、次の問題がある。上記射出機では、加熱
シリンダ(11)に外嵌される進退筒(14)やこれを駆動する
駆動用シリンダ(15)等が必要となり、射出機自体を上記
のような特別な構造にする必要がる。従って、このもの
では、既存の小型射出機を用いて大容量の成形品を射出
することができない。
来のものでは、次の問題がある。上記射出機では、加熱
シリンダ(11)に外嵌される進退筒(14)やこれを駆動する
駆動用シリンダ(15)等が必要となり、射出機自体を上記
のような特別な構造にする必要がる。従って、このもの
では、既存の小型射出機を用いて大容量の成形品を射出
することができない。
【0006】本願はかかる点に鑑みて成されたもので、
既存の小型射出機を用いて大容量の成形品を射出成形し
得る射出成形用金型を提供することを課題とする。
既存の小型射出機を用いて大容量の成形品を射出成形し
得る射出成形用金型を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為の
請求項1の発明の技術的手段は、『逆止弁(74)を具備す
る注入部(56)から可塑化樹脂が注入されるシリンダ(52)
と、先端には雄型(18)又は雌型(19)が設けられ且つ後端
には前記シリンダ(52)内に収容されたピストン(54)を有
する可動体(17)と、前記雄型(18)又は雌型(19)に組み合
わされる雌型(19)又は雄型(18)とを具備する射出成形用
金型であって、前記可動体(17)には、前記雄型(18)とこ
れに組み合わされた前記雌型(19)で包囲される成形空間
(K) と前記シリンダ(52)内とを連通させ且つ開閉弁(57)
を具備する樹脂吐出路(37)が形成されている』ことであ
る。
請求項1の発明の技術的手段は、『逆止弁(74)を具備す
る注入部(56)から可塑化樹脂が注入されるシリンダ(52)
と、先端には雄型(18)又は雌型(19)が設けられ且つ後端
には前記シリンダ(52)内に収容されたピストン(54)を有
する可動体(17)と、前記雄型(18)又は雌型(19)に組み合
わされる雌型(19)又は雄型(18)とを具備する射出成形用
金型であって、前記可動体(17)には、前記雄型(18)とこ
れに組み合わされた前記雌型(19)で包囲される成形空間
(K) と前記シリンダ(52)内とを連通させ且つ開閉弁(57)
を具備する樹脂吐出路(37)が形成されている』ことであ
る。
【0008】上記技術的手段の作用を、射出成形作業の
順序に従って説明する。まず、請求項1の発明の射出成
形用金型を型締装置に装着した後、シリンダ(52)の注入
部(56)に射出機のシリンダ先端部を接続する。この状態
で、開閉弁(57)を閉じて樹脂吐出路(37)を遮断し、射出
機から注入部(56)を介してシリンダ(52)に可塑化樹脂を
注入する。すると、シリンダ(52)内への可塑化樹脂の注
入圧力により、金型全体が前方に押し出される。即ち、
シリンダ(52)内に収容されたピストン(54)(可動体(17)
の一端に設けられている)に上記可塑化樹脂の注入圧力
が作用し、これにより、可動体及びこれの先端の雄型(1
8)又は雌型(19)に組み合わされた雌型(19)又は雄型(18)
の全体が前方に押し出されるのである。
順序に従って説明する。まず、請求項1の発明の射出成
形用金型を型締装置に装着した後、シリンダ(52)の注入
部(56)に射出機のシリンダ先端部を接続する。この状態
で、開閉弁(57)を閉じて樹脂吐出路(37)を遮断し、射出
機から注入部(56)を介してシリンダ(52)に可塑化樹脂を
注入する。すると、シリンダ(52)内への可塑化樹脂の注
入圧力により、金型全体が前方に押し出される。即ち、
シリンダ(52)内に収容されたピストン(54)(可動体(17)
の一端に設けられている)に上記可塑化樹脂の注入圧力
が作用し、これにより、可動体及びこれの先端の雄型(1
8)又は雌型(19)に組み合わされた雌型(19)又は雄型(18)
の全体が前方に押し出されるのである。
【0009】次に、成形対象となる大容量の成形品と同
容量の可塑化樹脂がシリンダ(52)に注入されたときに開
閉弁(57)を開き、その後、型締装置に備えられている型
締シリンダーを進出させると、雄型(18)又は雌型(19)に
連設されているピストン(54)がシリンダ(52)内に深く押
し込まれる。すると、シリンダ(52)内の可塑化樹脂が樹
脂吐出路(37)を介して金型の成形空間(K) に注入されて
射出成形される。この場合、注入部(56)には逆止弁(74)
が具備されているから、シリンダ(52)内の可塑化樹脂が
射出機側に逆流するのが確実に防止される。
容量の可塑化樹脂がシリンダ(52)に注入されたときに開
閉弁(57)を開き、その後、型締装置に備えられている型
締シリンダーを進出させると、雄型(18)又は雌型(19)に
連設されているピストン(54)がシリンダ(52)内に深く押
し込まれる。すると、シリンダ(52)内の可塑化樹脂が樹
脂吐出路(37)を介して金型の成形空間(K) に注入されて
射出成形される。この場合、注入部(56)には逆止弁(74)
が具備されているから、シリンダ(52)内の可塑化樹脂が
射出機側に逆流するのが確実に防止される。
【0010】上記課題を解決する為の請求項2の発明の
技術的手段は、『先端にピストン部(94)を具備し且つ軸
線方向に貫通する樹脂注入路(92)が形成された固定軸(8
6)と、前記樹脂注入路(92)内の可塑化樹脂が前記ピスト
ン部(94)側に流れるのを許容する逆止弁(74)と、前記ピ
ストン部(94)に対して摺動自在に外挿されたシリンダ(5
82) の先端に連設された雄型(18)又は雌型(19)を有する
可動体(17)と、前記雄型(18)又は雌型(19)に組み合わさ
れる雌型(19)又は雄型(18)とを具備する射出成形用金型
であって、前記可動体(17)には、前記雄型(18)とこれに
組み合わされた前記雌型(19)で包囲される成形空間(K)
と前記シリンダ(582) 内とを連通させ且つ開閉弁(57)を
具備する樹脂吐出路(37)が形成されている』ことであ
る。
技術的手段は、『先端にピストン部(94)を具備し且つ軸
線方向に貫通する樹脂注入路(92)が形成された固定軸(8
6)と、前記樹脂注入路(92)内の可塑化樹脂が前記ピスト
ン部(94)側に流れるのを許容する逆止弁(74)と、前記ピ
ストン部(94)に対して摺動自在に外挿されたシリンダ(5
82) の先端に連設された雄型(18)又は雌型(19)を有する
可動体(17)と、前記雄型(18)又は雌型(19)に組み合わさ
れる雌型(19)又は雄型(18)とを具備する射出成形用金型
であって、前記可動体(17)には、前記雄型(18)とこれに
組み合わされた前記雌型(19)で包囲される成形空間(K)
と前記シリンダ(582) 内とを連通させ且つ開閉弁(57)を
具備する樹脂吐出路(37)が形成されている』ことであ
る。
【0011】上記技術的手段の作用を射出成形作業の順
序に従って説明する。まず、請求項1の発明と同様に射
出成形用金型を型締装置に装着した後、固定軸(86)に貫
設された樹脂注入路(92)の上流端に射出機のシリンダ先
端部を対応させる。この状態で開閉弁(57)で樹脂吐出路
(37)を遮断し、射出機から樹脂注入路(92)を介してシリ
ンダ(582) 内に可塑化樹脂を注入すると、該注入圧力
で、シリンダ(582) を具備する雄型(18)又は雌型(19)が
これに組み合わされた雌型(19)及び雄型(18)と共に前方
に押し出される。
序に従って説明する。まず、請求項1の発明と同様に射
出成形用金型を型締装置に装着した後、固定軸(86)に貫
設された樹脂注入路(92)の上流端に射出機のシリンダ先
端部を対応させる。この状態で開閉弁(57)で樹脂吐出路
(37)を遮断し、射出機から樹脂注入路(92)を介してシリ
ンダ(582) 内に可塑化樹脂を注入すると、該注入圧力
で、シリンダ(582) を具備する雄型(18)又は雌型(19)が
これに組み合わされた雌型(19)及び雄型(18)と共に前方
に押し出される。
【0012】爾後、所定量の可塑化樹脂がシリンダ(58
2) に注入されたときに請求項1の発明と同様に開閉弁
(57)を開き、その後、型締装置に備えられている型締シ
リンダーを進出させると、雄型(18)又は雌型(19)に連設
されているシリンダ(582) がこれに内挿されているピス
トン部(94)を具備する軸部(89)の基端部側に移動せしめ
られる。すると、シリンダ(582) 内の可塑化樹脂が樹脂
吐出路(37)を介して金型の成形空間(K) に注入されて射
出成形される。
2) に注入されたときに請求項1の発明と同様に開閉弁
(57)を開き、その後、型締装置に備えられている型締シ
リンダーを進出させると、雄型(18)又は雌型(19)に連設
されているシリンダ(582) がこれに内挿されているピス
トン部(94)を具備する軸部(89)の基端部側に移動せしめ
られる。すると、シリンダ(582) 内の可塑化樹脂が樹脂
吐出路(37)を介して金型の成形空間(K) に注入されて射
出成形される。
【0013】請求項3の発明のように、『前記可動体(1
7)の可動方向と垂直な面に対する前記成形空間(K) の投
影面積S9が前記垂直な面に対する前記シリンダ内空間の
投影面積S8より大きく設定されており、前記成形空間
(K) 内に注入された可塑化樹脂の圧力で前記雄型(18)と
前記雌型(19)が型開きするのを防止する型開き防止手段
を具備している』ものでは、成形空間(K) 内に可塑化樹
脂が注入されてこれが充満すると、可動体(17)の可動方
向と垂直な面(型締方向と垂直な面)に対する成形空間
(K) とシリンダ内空間の投影面積の差とこれら成形空間
(K) 内等に充満する可塑化樹脂の樹脂圧の積に相当する
力が雄型(18)と雌型(19)を型開きさせる力として作用す
る。ところが、上記請求項3の発明によれば型開き防止
手段によって上記雄型(18)と雌型(19)の型開きが防止さ
れる。
7)の可動方向と垂直な面に対する前記成形空間(K) の投
影面積S9が前記垂直な面に対する前記シリンダ内空間の
投影面積S8より大きく設定されており、前記成形空間
(K) 内に注入された可塑化樹脂の圧力で前記雄型(18)と
前記雌型(19)が型開きするのを防止する型開き防止手段
を具備している』ものでは、成形空間(K) 内に可塑化樹
脂が注入されてこれが充満すると、可動体(17)の可動方
向と垂直な面(型締方向と垂直な面)に対する成形空間
(K) とシリンダ内空間の投影面積の差とこれら成形空間
(K) 内等に充満する可塑化樹脂の樹脂圧の積に相当する
力が雄型(18)と雌型(19)を型開きさせる力として作用す
る。ところが、上記請求項3の発明によれば型開き防止
手段によって上記雄型(18)と雌型(19)の型開きが防止さ
れる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、シリンダ(52)の容積を大きく設定することによ
って、小容量の射出機からシリンダ(52)に貯留された大
容量の可塑化樹脂を金型の成形空間(K) 内に射出するこ
とができるから、小容量の射出機を用いて大容量の成形
品を射出成形し得る射出成形用金型を提供することがで
きる。
よれば、シリンダ(52)の容積を大きく設定することによ
って、小容量の射出機からシリンダ(52)に貯留された大
容量の可塑化樹脂を金型の成形空間(K) 内に射出するこ
とができるから、小容量の射出機を用いて大容量の成形
品を射出成形し得る射出成形用金型を提供することがで
きる。
【0015】又、請求項2の発明では、シリンダ(582)
の容積を大きく設定することにより、上記請求項1の発
明と同様の効果が得られる。請求項3の発明では可動体
(17)の可動方向に垂直な面への成形空間(K) の投影面積
が該垂直な面へのシリンダの投影面積より大きい場合で
も、型締時の雄型(18)と雌型(19)の型開きを防止できる
から、型合わせ面からの可塑化樹脂の漏れを防止するこ
とができる。
の容積を大きく設定することにより、上記請求項1の発
明と同様の効果が得られる。請求項3の発明では可動体
(17)の可動方向に垂直な面への成形空間(K) の投影面積
が該垂直な面へのシリンダの投影面積より大きい場合で
も、型締時の雄型(18)と雌型(19)の型開きを防止できる
から、型合わせ面からの可塑化樹脂の漏れを防止するこ
とができる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に本願発明の実施の形態を説明
する。図1は、請求項1の発明の実施の形態に係る射出
成形用金型の断面図であり、このものでは、大容量のシ
リンダ(52)と、後端のピストン(54)が前記シリンダ(52)
に挿入された軸部(59)に連設された雌型(19)を具備する
可動体(17)と、該雌型(19)に組み合わされる雄型(18)を
具備し、可動体(17)に貫設された樹脂吐出路(37)には開
閉弁(57)が挿入されている。
する。図1は、請求項1の発明の実施の形態に係る射出
成形用金型の断面図であり、このものでは、大容量のシ
リンダ(52)と、後端のピストン(54)が前記シリンダ(52)
に挿入された軸部(59)に連設された雌型(19)を具備する
可動体(17)と、該雌型(19)に組み合わされる雄型(18)を
具備し、可動体(17)に貫設された樹脂吐出路(37)には開
閉弁(57)が挿入されている。
【0017】そして、この実施の形態では、可動体(17)
の可動方向である型締方向と垂直な面に対する成形空間
(K) の投影面積S9が前記垂直な面に対するシリンダ(52)
内空間(円柱状空室(55))の投影面積S8)より大きく設
定されている。以下、各部の詳細について説明する。 [シリンダ(52)について]シリンダ(52)は、ベース(53)
の中心部に円柱状空室(55)を形成したもので、該シリン
ダ(52)の後端面には固定側取付板(73)が添設されてい
る。そして、該固定側取付板(73)の中心部にはシリンダ
(52)内に逆止弁(74)を介して可塑化樹脂を注入する注入
部(56)が設けられている。前記逆止弁(74)は、弁箱(74
1) とこれに形成された弁座口(743) を開閉する球弁(74
2) とから構成されている。
の可動方向である型締方向と垂直な面に対する成形空間
(K) の投影面積S9が前記垂直な面に対するシリンダ(52)
内空間(円柱状空室(55))の投影面積S8)より大きく設
定されている。以下、各部の詳細について説明する。 [シリンダ(52)について]シリンダ(52)は、ベース(53)
の中心部に円柱状空室(55)を形成したもので、該シリン
ダ(52)の後端面には固定側取付板(73)が添設されてい
る。そして、該固定側取付板(73)の中心部にはシリンダ
(52)内に逆止弁(74)を介して可塑化樹脂を注入する注入
部(56)が設けられている。前記逆止弁(74)は、弁箱(74
1) とこれに形成された弁座口(743) を開閉する球弁(74
2) とから構成されている。
【0018】上記ベース(53)には、その固定側取付板(7
3)側の面から穿設されたヒータ装填孔(531) (531) が形
成されており、該ヒータ装填孔(531) (531) にはカート
リッジヒータ(532) (532) が挿入されている。これによ
り、円柱状空室(55)内に貯留される可塑化樹脂を適正温
度に維持するようにしている。 [可動体(17)について]可動体(17)は雌型(19)とその背
面から突出する軸部(59)の端部に設けられたピストン(5
4)を具備し、該ピストン(54)は上記シリンダ(52)内に摺
動自在に挿入されている。可動体(17)には、シリンダ(5
2)内と金型内の成形空間(K) 内を繋ぐ樹脂吐出路(37)が
貫設されている。この樹脂吐出路(37)には、柱状の開閉
弁(57)が挿入されており、該開閉弁(57)には半径方向に
貫通する通過孔(570) が穿設されている。そして、上記
開閉弁(57)は、雌型(19)に配設された駆動用シリンダ(8
1)で軸線方向に進退されて開閉制御されるようになって
いる。
3)側の面から穿設されたヒータ装填孔(531) (531) が形
成されており、該ヒータ装填孔(531) (531) にはカート
リッジヒータ(532) (532) が挿入されている。これによ
り、円柱状空室(55)内に貯留される可塑化樹脂を適正温
度に維持するようにしている。 [可動体(17)について]可動体(17)は雌型(19)とその背
面から突出する軸部(59)の端部に設けられたピストン(5
4)を具備し、該ピストン(54)は上記シリンダ(52)内に摺
動自在に挿入されている。可動体(17)には、シリンダ(5
2)内と金型内の成形空間(K) 内を繋ぐ樹脂吐出路(37)が
貫設されている。この樹脂吐出路(37)には、柱状の開閉
弁(57)が挿入されており、該開閉弁(57)には半径方向に
貫通する通過孔(570) が穿設されている。そして、上記
開閉弁(57)は、雌型(19)に配設された駆動用シリンダ(8
1)で軸線方向に進退されて開閉制御されるようになって
いる。
【0019】又、上記軸部(59)内には、樹脂吐出路(37)
を包囲する態様でヒータ(533) が埋設されており、樹脂
吐出路(37)内の可塑化樹脂が温度低下するのを防止して
これが硬化するのを防いでいる。雌型(19)には、ベース
(53)に植設されたガイド軸(83)(83)が貫通する透孔(50
1) (501) が穿設されていると共に、各透孔(501) を構
成する大径孔(502) と小径孔(503) の境界段部には、前
記ガイド軸(83)の頭部(84)が抜止め状態に係合してい
る。又、ガイド軸(83)は図1の紙面に対して前後方向と
上下方向に間隔を置いて四本配設されていると共に、こ
の四本のガイド軸(83)の夫々には型開き防止手段として
のバネ(80)が外挿されており、これら四本のバネ(80)に
よって雌型(19)が雄型(18)側に押されている。
を包囲する態様でヒータ(533) が埋設されており、樹脂
吐出路(37)内の可塑化樹脂が温度低下するのを防止して
これが硬化するのを防いでいる。雌型(19)には、ベース
(53)に植設されたガイド軸(83)(83)が貫通する透孔(50
1) (501) が穿設されていると共に、各透孔(501) を構
成する大径孔(502) と小径孔(503) の境界段部には、前
記ガイド軸(83)の頭部(84)が抜止め状態に係合してい
る。又、ガイド軸(83)は図1の紙面に対して前後方向と
上下方向に間隔を置いて四本配設されていると共に、こ
の四本のガイド軸(83)の夫々には型開き防止手段として
のバネ(80)が外挿されており、これら四本のバネ(80)に
よって雌型(19)が雄型(18)側に押されている。
【0020】これら四本のバネ(80)が前記雌型(19)を雄
型(18)側に押す付勢力の合力Fは、後述の成形空間(K)
内に可塑化樹脂が充満した時の該成形空間(K) 内とシリ
ンダ(52)内の樹脂圧をP9とした場合、前記可塑化樹脂が
充満した時点でF>P9×(S9−S8)を満たすような大き
さになっている。 [雄型(18)について]雄型(18)は、移動側取付板(78)に
固定されていると共に、上記雌型(19)に形成された透孔
(501) (501) に繋がる透孔(500) (500) が穿設されてい
る。
型(18)側に押す付勢力の合力Fは、後述の成形空間(K)
内に可塑化樹脂が充満した時の該成形空間(K) 内とシリ
ンダ(52)内の樹脂圧をP9とした場合、前記可塑化樹脂が
充満した時点でF>P9×(S9−S8)を満たすような大き
さになっている。 [雄型(18)について]雄型(18)は、移動側取付板(78)に
固定されていると共に、上記雌型(19)に形成された透孔
(501) (501) に繋がる透孔(500) (500) が穿設されてい
る。
【0021】又、上記移動側取付板(78)の上端近傍に穿
設された透孔(781) には目盛り(721) が表示された杆状
スケール(51)が摺動自在に貫通していると共に、該杆状
スケール(51)の基端部は他方の固定側取付板(73)に螺入
固定されている。又、上記杆状スケール(51)には、移動
側取付板(78)を挟む態様で計量完了リミットスイッチ(8
8)と射出完了リミットスイッチ(87)が摺動自在に装着さ
れている。射出完了リミットスイッチ(87)は、雄型(18)
と雌型(19)が最後退位置にあるときに移動側取付板(78)
の上端で押されてON動作するもので、他方の計量完了
リミットスイッチ(88)は、雄型(18)と雌型(19)の集合体
が所定位置まで進出したときに移動側取付板(78)の上端
で押されてON動作するものである。そして、計量完了
リミットスイッチ(88)は杆状スケール(51)に対して所定
位置までスライドさせた状態で固定ネジ(881) で締付固
定されるようになっている。 [使用の実際について]次に、上記実施の形態に係る射
出成形用金型の使用の実際について説明する。
設された透孔(781) には目盛り(721) が表示された杆状
スケール(51)が摺動自在に貫通していると共に、該杆状
スケール(51)の基端部は他方の固定側取付板(73)に螺入
固定されている。又、上記杆状スケール(51)には、移動
側取付板(78)を挟む態様で計量完了リミットスイッチ(8
8)と射出完了リミットスイッチ(87)が摺動自在に装着さ
れている。射出完了リミットスイッチ(87)は、雄型(18)
と雌型(19)が最後退位置にあるときに移動側取付板(78)
の上端で押されてON動作するもので、他方の計量完了
リミットスイッチ(88)は、雄型(18)と雌型(19)の集合体
が所定位置まで進出したときに移動側取付板(78)の上端
で押されてON動作するものである。そして、計量完了
リミットスイッチ(88)は杆状スケール(51)に対して所定
位置までスライドさせた状態で固定ネジ(881) で締付固
定されるようになっている。 [使用の実際について]次に、上記実施の形態に係る射
出成形用金型の使用の実際について説明する。
【0022】図3は、図2に於ける射出成形用金型の装
着部の拡大図であり、その後端の固定側取付板(73)は、
型締装置(70)に於ける固定プレート(71)にボルト(76)で
固定され、移動側取付板(78)は固定ボルト(77)で移動プ
レート(72)に固定される。尚、図4に示すように、移動
側取付板(78)は正方形板の上辺中央部に凸部(782) が突
設した形状に形成されており、該凸部(782) に杆状スケ
ール(51)が貫通している。そして、該凸部(782) が型締
装置(70)に於ける固定プレート(71)の上側の一対のダイ
バー(700) (700) 間から上方に突出した状態になってい
る。又、固定側取付板(73)も上記移動側取付板(78)と同
一輪郭形状を有している。
着部の拡大図であり、その後端の固定側取付板(73)は、
型締装置(70)に於ける固定プレート(71)にボルト(76)で
固定され、移動側取付板(78)は固定ボルト(77)で移動プ
レート(72)に固定される。尚、図4に示すように、移動
側取付板(78)は正方形板の上辺中央部に凸部(782) が突
設した形状に形成されており、該凸部(782) に杆状スケ
ール(51)が貫通している。そして、該凸部(782) が型締
装置(70)に於ける固定プレート(71)の上側の一対のダイ
バー(700) (700) 間から上方に突出した状態になってい
る。又、固定側取付板(73)も上記移動側取付板(78)と同
一輪郭形状を有している。
【0023】図3に示すように、射出機(1) の加熱シリ
ンダ(11)の先端部を注入部(56)に直接接続すると共に、
射出機(1) に形成された油圧回路に駆動用シリンダ(81)
を接続する。次に、図2に示すように、射出完了リミッ
トスイッチ(87),計量完了リミットスイッチ(88),駆動
用シリンダ(81)の図示しない制御器(油圧回路用電磁弁
等)を制御装置(65)に接続する。又、ヒータ(533) やカ
ートリッジヒータ(532) を射出機(1) に接続する。
ンダ(11)の先端部を注入部(56)に直接接続すると共に、
射出機(1) に形成された油圧回路に駆動用シリンダ(81)
を接続する。次に、図2に示すように、射出完了リミッ
トスイッチ(87),計量完了リミットスイッチ(88),駆動
用シリンダ(81)の図示しない制御器(油圧回路用電磁弁
等)を制御装置(65)に接続する。又、ヒータ(533) やカ
ートリッジヒータ(532) を射出機(1) に接続する。
【0024】上記制御装置(65)には図5のフローチャー
トで示す如き内容の制御プログラムが書き込まれたコン
ピュータが組み込まれており、以下、この図5に従って
射出成形動作を説明する。まず、運転に先立って射出機
(1) の加熱シリンダ(11)外周のヒータ(図示せず)や可
動体(17)のヒータ(533) やカートリッジヒータ(532) を
発熱させておく。
トで示す如き内容の制御プログラムが書き込まれたコン
ピュータが組み込まれており、以下、この図5に従って
射出成形動作を説明する。まず、運転に先立って射出機
(1) の加熱シリンダ(11)外周のヒータ(図示せず)や可
動体(17)のヒータ(533) やカートリッジヒータ(532) を
発熱させておく。
【0025】次に、ホッパ(12)に樹脂材料を投入して図
示しない運転スイッチを投入すると、制御装置(65)内の
コンピュータが図5のフローチャートで示す内容の制御
プログラムを実行する。ステップ(ST1) で樹脂吐出路(3
7)に挿入された開閉弁(57)を閉じた後にステップ(ST2)
で射出機(1) 内のスクリュー(119) を回転させる。する
と、射出機(1)から注入部(56)を介してシリンダ(52)内
に可塑化樹脂が注入され、該注入圧力がピストン(54)に
作用し、雌型(19)及び雄型(18)が一体的に前方に押し動
かされる。尚、この時には、型締装置(70)の型締圧が開
放されており、これにより、雌型(19)と雄型(18)が一体
的に前記方向に移動する。一方、スクリュー(119) の背
圧は可動体(17)を進出させ得る圧力に設定されており且
つスクリュー(119) 自身は後退しない圧力に設定されて
いる。
示しない運転スイッチを投入すると、制御装置(65)内の
コンピュータが図5のフローチャートで示す内容の制御
プログラムを実行する。ステップ(ST1) で樹脂吐出路(3
7)に挿入された開閉弁(57)を閉じた後にステップ(ST2)
で射出機(1) 内のスクリュー(119) を回転させる。する
と、射出機(1)から注入部(56)を介してシリンダ(52)内
に可塑化樹脂が注入され、該注入圧力がピストン(54)に
作用し、雌型(19)及び雄型(18)が一体的に前方に押し動
かされる。尚、この時には、型締装置(70)の型締圧が開
放されており、これにより、雌型(19)と雄型(18)が一体
的に前記方向に移動する。一方、スクリュー(119) の背
圧は可動体(17)を進出させ得る圧力に設定されており且
つスクリュー(119) 自身は後退しない圧力に設定されて
いる。
【0026】上記シリンダ(52)への樹脂注入が継続して
雌型(19)と雄型(18)が最進出位置に到達すると、移動側
取付板(78)の上部が計量完了リミットスイッチ(88)に当
接して該計量完了リミットスイッチ(88)がON信号を出
力する。これにより、シリンダ(52)に大容量の可塑化樹
脂が貯留される。すると、上記計量完了リミットスイッ
チ(88)のON信号をステップ(ST3) で確認し、その後、
ステップ(ST4) でスクリュー(119) の回転を停止させ
る。
雌型(19)と雄型(18)が最進出位置に到達すると、移動側
取付板(78)の上部が計量完了リミットスイッチ(88)に当
接して該計量完了リミットスイッチ(88)がON信号を出
力する。これにより、シリンダ(52)に大容量の可塑化樹
脂が貯留される。すると、上記計量完了リミットスイッ
チ(88)のON信号をステップ(ST3) で確認し、その後、
ステップ(ST4) でスクリュー(119) の回転を停止させ
る。
【0027】次に、ステップ(ST5) で開閉弁(57)を開弁
させた後に、ステップ(ST6) で型締装置(70)の型締シリ
ンダ(701) (図2参照)の作動によってそのピストンロ
ッド(702) を進出させる。すると、型締装置(70)の移動
プレート(72)がダイバー(700) (700) で案内されて射出
機(1) 側に移動し、該移動プレート(72)で雌型(19)及び
雄型(18)が押されて軸部(59)先端のピストン(54)がシリ
ンダ(52)内に深く押し込まれる。すると、シリンダ(52)
内に貯留された大容量の可塑化樹脂が樹脂吐出路(37)を
介して成形空間(K) 内に射出されて成形品が成形され
る。尚、可塑化樹脂が成形空間(K) に充満した時の既述
投影面積S9,S8(図1参照)の差と前記成形空間(K) 内
及びシリンダ(52)内の樹脂圧P9との積、即ち、P9×(S9
−S8)と全バネ(80)(80)(80)(80)が雌型(19)を雄型(18)
側に押す力の合力Fは、後者が前者より大きく(F>P9
×(S9−S8))のように設定されているから、前記可塑
化樹脂が成形空間(K) 内に充満した時に雌型(19)と雄型
(18)が型開きすることがない。
させた後に、ステップ(ST6) で型締装置(70)の型締シリ
ンダ(701) (図2参照)の作動によってそのピストンロ
ッド(702) を進出させる。すると、型締装置(70)の移動
プレート(72)がダイバー(700) (700) で案内されて射出
機(1) 側に移動し、該移動プレート(72)で雌型(19)及び
雄型(18)が押されて軸部(59)先端のピストン(54)がシリ
ンダ(52)内に深く押し込まれる。すると、シリンダ(52)
内に貯留された大容量の可塑化樹脂が樹脂吐出路(37)を
介して成形空間(K) 内に射出されて成形品が成形され
る。尚、可塑化樹脂が成形空間(K) に充満した時の既述
投影面積S9,S8(図1参照)の差と前記成形空間(K) 内
及びシリンダ(52)内の樹脂圧P9との積、即ち、P9×(S9
−S8)と全バネ(80)(80)(80)(80)が雌型(19)を雄型(18)
側に押す力の合力Fは、後者が前者より大きく(F>P9
×(S9−S8))のように設定されているから、前記可塑
化樹脂が成形空間(K) 内に充満した時に雌型(19)と雄型
(18)が型開きすることがない。
【0028】尚、バネ(80)(80)に代えて雌型(19)と雄型
(18)を機械的に結合する機構を採用してもよい。又、シ
リンダ(52)内空間の投影面積S8が成形空間(K) の投影面
積S9より大きい場合や、発泡成形をする場合のように成
形空間(K) よりシリンダ(52)内空間の容積が小さい場合
はバネ(80)は必要ない。又、シリンダ(52)の容積を成形
空間(K) より若干小さく設定すると共に、射出機(1) 内
のスクリュー(119) 先端部に可塑化樹脂を予め貯留して
おき、シリンダ(52)内の可塑化樹脂を成形空間(K) に注
入した後(この時点では成形空間(K) 内には可塑化樹脂
が充満しておらず型開きの恐れはない)に前記貯留樹脂
を前記成形空間(K) に射出して該成形空間(K) 内に可塑
化樹脂を充満させる場合には、上記射出機(1) の射出圧
を型締め圧よりも適宜小さめに調節すれば、この場合も
上記バネ(80)は不要である。
(18)を機械的に結合する機構を採用してもよい。又、シ
リンダ(52)内空間の投影面積S8が成形空間(K) の投影面
積S9より大きい場合や、発泡成形をする場合のように成
形空間(K) よりシリンダ(52)内空間の容積が小さい場合
はバネ(80)は必要ない。又、シリンダ(52)の容積を成形
空間(K) より若干小さく設定すると共に、射出機(1) 内
のスクリュー(119) 先端部に可塑化樹脂を予め貯留して
おき、シリンダ(52)内の可塑化樹脂を成形空間(K) に注
入した後(この時点では成形空間(K) 内には可塑化樹脂
が充満しておらず型開きの恐れはない)に前記貯留樹脂
を前記成形空間(K) に射出して該成形空間(K) 内に可塑
化樹脂を充満させる場合には、上記射出機(1) の射出圧
を型締め圧よりも適宜小さめに調節すれば、この場合も
上記バネ(80)は不要である。
【0029】このものでは、シリンダ(52)の容量を目的
に応じて大きく設定すれば、所望の容量の大容量成形品
が成形される。雌型(19)と雄型(18)が一体的に移動して
移動側取付板(78)が射出完了リミットスイッチ(87)に当
接すると、これがステップ(ST7) で確認されて型締シリ
ンダ(701) を保持させる(ピストンロッド(702) を突出
状態に保持させる)(ステップ(ST8) )。次に、金型が
成形空間(K) 内の樹脂圧で押し戻される(型が開く)こ
とのない状態に樹脂が冷却するまでの所要時間が経過す
るのを待つ(ステップ(ST8a))。次に、ステップ(ST9)
で開閉弁(57)を閉じた後にステップ(ST10)でスクリュー
(119) を再び回転させてシリンダ(52)への可塑化樹脂の
注入を再開すると共に、成形空間(K) 内に射出した可塑
化樹脂が冷却硬化するのに要する冷却時間を計測する冷
却時間タイマ(T) を「0」にセットた後、該冷却時間タ
イマ(T) による計時動作を開始させる。
に応じて大きく設定すれば、所望の容量の大容量成形品
が成形される。雌型(19)と雄型(18)が一体的に移動して
移動側取付板(78)が射出完了リミットスイッチ(87)に当
接すると、これがステップ(ST7) で確認されて型締シリ
ンダ(701) を保持させる(ピストンロッド(702) を突出
状態に保持させる)(ステップ(ST8) )。次に、金型が
成形空間(K) 内の樹脂圧で押し戻される(型が開く)こ
とのない状態に樹脂が冷却するまでの所要時間が経過す
るのを待つ(ステップ(ST8a))。次に、ステップ(ST9)
で開閉弁(57)を閉じた後にステップ(ST10)でスクリュー
(119) を再び回転させてシリンダ(52)への可塑化樹脂の
注入を再開すると共に、成形空間(K) 内に射出した可塑
化樹脂が冷却硬化するのに要する冷却時間を計測する冷
却時間タイマ(T) を「0」にセットた後、該冷却時間タ
イマ(T) による計時動作を開始させる。
【0030】次に、ステップ(ST11)(ST12)で、冷却時間
の経過と計量完了リミットスイッチ(88)のON信号を監
視する。そして、計量完了リミットスイッチ(88)からO
N信号が出る前に冷却時間が経過したことが確認できる
と、ステップ(ST11)からステップ(ST13)に制御が移さ
れ、計量完了リミットスイッチ(88)からON信号が出力
されるのを待つ。そして、シリンダ(52)に所定量の可塑
化樹脂が注入されて、計量完了リミットスイッチ(88)か
らON信号が出力されると、ステップ(ST14)でスクリュ
ー(119) を停止させ、その後、成形品を取り出すべく、
雌型(19)と雄型(18)から成る射出成形用金型を開放した
後該金型を閉じ(ステップ(ST17))、その後、制御動作
をステップ(ST5) に戻す。
の経過と計量完了リミットスイッチ(88)のON信号を監
視する。そして、計量完了リミットスイッチ(88)からO
N信号が出る前に冷却時間が経過したことが確認できる
と、ステップ(ST11)からステップ(ST13)に制御が移さ
れ、計量完了リミットスイッチ(88)からON信号が出力
されるのを待つ。そして、シリンダ(52)に所定量の可塑
化樹脂が注入されて、計量完了リミットスイッチ(88)か
らON信号が出力されると、ステップ(ST14)でスクリュ
ー(119) を停止させ、その後、成形品を取り出すべく、
雌型(19)と雄型(18)から成る射出成形用金型を開放した
後該金型を閉じ(ステップ(ST17))、その後、制御動作
をステップ(ST5) に戻す。
【0031】一方、ステップ(ST11)とステップ(ST12)を
実行しているときに、冷却時間の経過前に計量完了リミ
ットスイッチ(88)がON信号を出力した場合は、ステッ
プ(ST15)でスクリュー(119) の回転を停止させた後に、
ステップ(ST16)で冷却時間が経過するまで待機し、その
後、成形品を取り出すべくステップ(ST17)で射出成形用
金型を開放した後にこれを閉じて制御動作をステップ(S
T5) に戻す。
実行しているときに、冷却時間の経過前に計量完了リミ
ットスイッチ(88)がON信号を出力した場合は、ステッ
プ(ST15)でスクリュー(119) の回転を停止させた後に、
ステップ(ST16)で冷却時間が経過するまで待機し、その
後、成形品を取り出すべくステップ(ST17)で射出成形用
金型を開放した後にこれを閉じて制御動作をステップ(S
T5) に戻す。
【0032】このものでは、シリンダ(52)に貯留した大
容量の可塑化樹脂を射出成形用金型内に射出できるか
ら、小容量の射出機であっても大容量の成形品を成形す
ることができる。尚、上記実施の形態では、ピストン(5
4)を具備する軸部(59)の先端に雌型(19)を連設したが、
該軸部(59)の先端に雄型(18)を連設たものを可動体(17)
としてもよい。即ち、雄型(18)と雌型(19)の位置関係を
逆転させてもよい。 [第2番目の実施の形態について]次に、請求項2の発
明に対応する第2番目の実施の形態を図6〜図8に基づ
いて説明する。
容量の可塑化樹脂を射出成形用金型内に射出できるか
ら、小容量の射出機であっても大容量の成形品を成形す
ることができる。尚、上記実施の形態では、ピストン(5
4)を具備する軸部(59)の先端に雌型(19)を連設したが、
該軸部(59)の先端に雄型(18)を連設たものを可動体(17)
としてもよい。即ち、雄型(18)と雌型(19)の位置関係を
逆転させてもよい。 [第2番目の実施の形態について]次に、請求項2の発
明に対応する第2番目の実施の形態を図6〜図8に基づ
いて説明する。
【0033】このものは、固定側取付板(73)に添設され
たベース(53)から突出させた固定軸(86)に、雌型(19)の
背面に突設したシリンダ(582) を摺動自在に外嵌させた
ものであり、この点を除いて既述実施の形態と同様に構
成されている。以下、各部の詳細について説明する。ベ
ース(53)の中央に形成された凹部の底壁には固定軸(86)
が突設されていると共に、該固定軸(86)は軸部(89)の先
端にピストン部(94)が一体的に設けられた構造を有して
いる。そして、この固定軸(86)には軸線方向に貫通する
樹脂注入路(92)が形成されており、その該樹脂注入路(9
2)の上流端には固定側取付板(73)に設けられた逆止弁(7
4)が連設されている。そしてこの逆止弁(74)の配設部が
射出機(1) のシリンダ(11)からの可塑化樹脂の注入部(5
6)となっていると共に、該逆止弁は図1に採用されたも
のと同一構成を有している。
たベース(53)から突出させた固定軸(86)に、雌型(19)の
背面に突設したシリンダ(582) を摺動自在に外嵌させた
ものであり、この点を除いて既述実施の形態と同様に構
成されている。以下、各部の詳細について説明する。ベ
ース(53)の中央に形成された凹部の底壁には固定軸(86)
が突設されていると共に、該固定軸(86)は軸部(89)の先
端にピストン部(94)が一体的に設けられた構造を有して
いる。そして、この固定軸(86)には軸線方向に貫通する
樹脂注入路(92)が形成されており、その該樹脂注入路(9
2)の上流端には固定側取付板(73)に設けられた逆止弁(7
4)が連設されている。そしてこの逆止弁(74)の配設部が
射出機(1) のシリンダ(11)からの可塑化樹脂の注入部(5
6)となっていると共に、該逆止弁は図1に採用されたも
のと同一構成を有している。
【0034】尚、上記逆止弁(74)は、樹脂注入路(92)内
の可塑化樹脂が前記ピストン部(94)側に流れるのを許容
し、その逆の流れを阻止する機能を有していることは図
1のものと同様である。ピストン部(94)に対して摺動自
在に外嵌するシリンダ(582) の先端には雌型(19)が連設
されており、これらシリンダ(582) と雌型(19)で可動体
(17)が形成されている。そして、雌型(19)の先端と前記
シリンダ(582) 内とを繋ぐ樹脂吐出路(37)にはこれを開
閉する円柱状の開閉弁(57)が挿入されている。そして、
該開閉弁(57)やこれを駆動する駆動用シリンダ(81)は、
既述図1のものと同様に構成されている。又、上記シリ
ンダ(582) の構成壁にはヒータ(44)が埋設されていると
共に、上記固定軸(86)に穿設されたヒータ装填孔(46)(4
6)にはカートリッジヒータ(45)(45)が装填されている。
シリンダ(582) 内や樹脂注入路(92)内の可塑化樹脂を適
正温度に維持する為である。
の可塑化樹脂が前記ピストン部(94)側に流れるのを許容
し、その逆の流れを阻止する機能を有していることは図
1のものと同様である。ピストン部(94)に対して摺動自
在に外嵌するシリンダ(582) の先端には雌型(19)が連設
されており、これらシリンダ(582) と雌型(19)で可動体
(17)が形成されている。そして、雌型(19)の先端と前記
シリンダ(582) 内とを繋ぐ樹脂吐出路(37)にはこれを開
閉する円柱状の開閉弁(57)が挿入されている。そして、
該開閉弁(57)やこれを駆動する駆動用シリンダ(81)は、
既述図1のものと同様に構成されている。又、上記シリ
ンダ(582) の構成壁にはヒータ(44)が埋設されていると
共に、上記固定軸(86)に穿設されたヒータ装填孔(46)(4
6)にはカートリッジヒータ(45)(45)が装填されている。
シリンダ(582) 内や樹脂注入路(92)内の可塑化樹脂を適
正温度に維持する為である。
【0035】又、固定側取付板(73)に固定された杆状ス
ケール(51)は、移動側取付板(78)を摺動自在に貫通して
おり、該杆状スケール(51)には計量完了リミットスイッ
チ(88)や射出完了リミットスイッチ(87)が摺動自在に設
けられている。又、ガイド軸(83)やこれに外挿されたバ
ネ(80)は、図1のものと同じ構成及び機能を有してい
る。
ケール(51)は、移動側取付板(78)を摺動自在に貫通して
おり、該杆状スケール(51)には計量完了リミットスイッ
チ(88)や射出完了リミットスイッチ(87)が摺動自在に設
けられている。又、ガイド軸(83)やこれに外挿されたバ
ネ(80)は、図1のものと同じ構成及び機能を有してい
る。
【0036】このものでは、図1のものと同様に、射出
機(1) の加熱リシンダ(11)の先端を注入部(56)に直接接
続して使用する。開閉弁(57)を閉弁状態に維持すると共
に、図示しない射出機(1) から注入部(56)に可塑化樹脂
を注入すると、これが樹脂注入路(92)を介してシリンダ
(582) に流入し始め、既述図1のものと同様に、雌型(1
9)及び雄型(18)が一体的に前方に移動しながらシリンダ
(582) 内に大容量の可塑化樹脂が貯留される。次に、開
閉弁(57)を開弁させた状態で型締装置(70)のピストンロ
ッド(702) を進出させると、該進出方向に雄型(18)及び
雌型(19)が一体的に移動し、シリンダ(582) 内に貯留さ
れた大容量の可塑化樹脂が樹脂吐出路(37)から成形空間
(K) 内に射出される。
機(1) の加熱リシンダ(11)の先端を注入部(56)に直接接
続して使用する。開閉弁(57)を閉弁状態に維持すると共
に、図示しない射出機(1) から注入部(56)に可塑化樹脂
を注入すると、これが樹脂注入路(92)を介してシリンダ
(582) に流入し始め、既述図1のものと同様に、雌型(1
9)及び雄型(18)が一体的に前方に移動しながらシリンダ
(582) 内に大容量の可塑化樹脂が貯留される。次に、開
閉弁(57)を開弁させた状態で型締装置(70)のピストンロ
ッド(702) を進出させると、該進出方向に雄型(18)及び
雌型(19)が一体的に移動し、シリンダ(582) 内に貯留さ
れた大容量の可塑化樹脂が樹脂吐出路(37)から成形空間
(K) 内に射出される。
【0037】尚、この実施の形態においはシリンダ(58
2) の先端に雌型(19)を連設したものを可動体(17)とし
たが、該シリンダ(582) の先端に雄型(18)を連設したも
のを可動体(17)としてもよい。即ち、雄型(18)と雌型(1
9)の位置関係を逆転させてもよい。
2) の先端に雌型(19)を連設したものを可動体(17)とし
たが、該シリンダ(582) の先端に雄型(18)を連設したも
のを可動体(17)としてもよい。即ち、雄型(18)と雌型(1
9)の位置関係を逆転させてもよい。
【図1】第1番目の実施の形態に係る射出成形用金型の
断面図
断面図
【図2】図1の射出成形用金型を成形装置に装着した状
態の側面図
態の側面図
【図3】図2に現れる射出成形用金型の装着部の拡大断
面図
面図
【図4】図1の射出成形用金型を移動側取付板(78)方向
から見た状態の図
から見た状態の図
【図5】図1の射出成形用金型を装着した成形装置の動
作説明図
作説明図
【図6】第2番目の発明の実施の形態に係る射出成形用
金型の断面図
金型の断面図
【図7】図6に示す射出成形用金型を成形装置に装着し
た状態の側面図
た状態の側面図
【図8】従来例の説明図
(37)・・・樹脂吐出路
(52)・・・シリンダ
(56)・・・注入部
(57)・・・開閉弁
(58)・・・可動ノズル
(74)・・・逆止弁
(86)・・・固定軸
(89)・・・軸部
(92)・・・樹脂注入路
(94)・・・ピストン部
(582) ・・・シリンダ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平8−132492(JP,A)
特開 平4−325216(JP,A)
特開 平2−289320(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B29C 45/00
B29C 45/23
B29C 45/26
B29C 45/52
B29C 45/70
Claims (4)
- 【請求項1】 逆止弁(74)を具備する注入部(56)から可
塑化樹脂が注入されるシリンダ(52)と、 先端には雄型(18)又は雌型(19)が設けられ且つ後端には
前記シリンダ(52)内に収容されたピストン(54)を有する
可動体(17)と、 前記雄型(18)又は雌型(19)に組み合わされる雌型(19)又
は雄型(18)とを具備する射出成形用金型であって、 前記可動体(17)には、前記雄型(18)とこれに組み合わさ
れた前記雌型(19)で包囲される成形空間(K) と前記シリ
ンダ(52)内とを連通させ且つ開閉弁(57)を具備する樹脂
吐出路(37)が形成されている射出成形用金型。 - 【請求項2】 先端にピストン部(94)を具備し且つ軸線
方向に貫通する樹脂注入路(92)が形成された固定軸(86)
と、 前記樹脂注入路(92)内の可塑化樹脂が前記ピストン部(9
4)側に流れるのを許容する逆止弁(74)と、 前記ピストン部(94)に対して摺動自在に外挿されたシリ
ンダ(582) の先端に連設された雄型(18)又は雌型(19)を
有する可動体(17)と、 前記雄型(18)又は雌型(19)に組み合わされる雌型(19)又
は雄型(18)とを具備する射出成形用金型であって、 前記可動体(17)には、前記雄型(18)とこれに組み合わさ
れた前記雌型(19)で包囲される成形空間(K) と前記シリ
ンダ(582) 内とを連通させ且つ開閉弁(57)を具備する樹
脂吐出路(37)が形成されている射出成形用金型。 - 【請求項3】 前記可動体(17)の可動方向と垂直な面に
対する前記成形空間(K) の投影面積S9が前記垂直な面に
対する前記シリンダ内空間の投影面積S8より大きく設定
されており、 前記成形空間(K) 内に注入された可塑化樹脂の圧力で前
記雄型(18)と前記雌型(19)が型開きするのを防止する型
開き防止手段を具備している請求項1又は請求項2の射
出成形用金型。 - 【請求項4】 樹脂材料を可塑化及び混練する射出機の
加熱シリンダの先端の樹脂吐出口に直接接続される請求
項1から請求項3のいずれかの射出成形用金型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27908997A JP3382136B2 (ja) | 1997-09-19 | 1997-10-13 | 射出成形用金型 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9-254999 | 1997-09-19 | ||
JP25499997 | 1997-09-19 | ||
JP27908997A JP3382136B2 (ja) | 1997-09-19 | 1997-10-13 | 射出成形用金型 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11151732A JPH11151732A (ja) | 1999-06-08 |
JP3382136B2 true JP3382136B2 (ja) | 2003-03-04 |
Family
ID=26541968
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27908997A Expired - Fee Related JP3382136B2 (ja) | 1997-09-19 | 1997-10-13 | 射出成形用金型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3382136B2 (ja) |
-
1997
- 1997-10-13 JP JP27908997A patent/JP3382136B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11151732A (ja) | 1999-06-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2000238094A (ja) | 熱可塑性樹脂用射出成形機 | |
JP2788324B2 (ja) | ガス閉鎖弁および該ガス閉鎖弁を備えたプラスチツク加工設備を制御する方法 | |
US6267580B1 (en) | Micro injection molding machine | |
TWI711523B (zh) | 射出成形機 | |
JP4893220B2 (ja) | 樹脂の多層射出成形方法及び樹脂の多層射出成形装置 | |
JP3382136B2 (ja) | 射出成形用金型 | |
JP3213931B2 (ja) | 高圧射出成形方法およびその方法に用いる高圧射出成形用金型装置 | |
JP2782419B2 (ja) | プリプラ式射出装置における逆流防止方法 | |
JPH1170554A (ja) | 射出成形機用アタッチメント | |
JP3554739B2 (ja) | プリプラ式射出成形機における計量方法 | |
US6413465B1 (en) | Apparatus to actuate injection element | |
JP7516042B2 (ja) | 金型、物品の製造方法、およびバルブ | |
JP3789591B2 (ja) | 液状シリコーンゴム用の射出成形装置 | |
JP3181278B2 (ja) | プリプラ式射出装置における計量方法 | |
JPH10156902A (ja) | 射出成形機及び樹脂の射出圧力制御方法並びに樹脂の射出方法 | |
JP3144301B2 (ja) | 射出成形機の可塑化・射出装置 | |
JP7536672B2 (ja) | 射出成形機 | |
JPS6357213B2 (ja) | ||
JP2838670B2 (ja) | 射出成形方法およびこれに用いる射出成形機 | |
JP3415193B2 (ja) | 立型射出成形機における樹脂漏れ防止方法とその構造 | |
JP3299851B2 (ja) | 射出成形用ノズル | |
JP2626830B2 (ja) | 樹脂成形スクリュ用逆止リング | |
JPH0768607A (ja) | 射出成形機 | |
CN116890443A (zh) | 注射成型机的控制装置、注射成型机及其控制方法 | |
JP5354333B2 (ja) | 射出成形方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |