JP3381438B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents
インクジェット記録装置Info
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Description
源により発生する圧力振動を利用してインク滴を吐出し
て記録媒体上に画像を形成するインクジェット記録装置
に関する。
ッドから記録媒体に吐出されるインク滴により記録ドッ
トを形成するインクジェット記録装置は、記録媒体とし
て記録面にコーティングを施したコート紙、一般的にオ
フィス等で用いられている普通紙、OHPシート等を用
いている。
は記録媒体上での広がり、浸透、滲みを各記録ドット毎
で均一にして記録品位の高い画像を得る為である。また
他の理由としては浸透を迅速にし乾燥時間を短くする、
不要な滲みを防ぐ等がある。またOHPシートにも同様
の目的である種のコーティングが成されている。
ンク滴を吐出すると、記録媒体上に吐出する際の吐出速
度、或いはインク滴の吐出量に応じた吐出エネルギーに
より記録面上で広がり、その後記録媒体の内部に浸透、
或いは滲み、乾燥時間を経過して記録ドットを形成す
る。
は、インク滴の吐出エネルギーはコート紙、OHPシー
トの記録面上で記録品位の高い画像を得る様に設定され
ている。しかし、普通紙にはコート紙の様なコーティン
グが施されていないため、コート紙、OHPシートとは
インク滴の広がり、浸透、滲み方が異なる。したがっ
て、普通紙の場合ではコート紙またはOHPシートの様
な適正な記録品位を得ることが困難である。
紙、再生紙等様々な種類があり、普通紙の種類によって
インク滴の広がり、浸透、滲み方も異なっている。
るメーカーはその装置専用のコート紙、OHPシートを
専用紙として推奨している。しかしながらコート紙は普
通紙に比較して高価であり、普通紙における高記録品位
を実現できるインクジェット記録装置が要求されてい
る。
142251号公報においては、記録ヘッドの管理温度
を可変手段により可変可能とし、記録媒体の種類に応じ
て管理温度を制御することでインク滴量を制御してい
る。
は、吐出するインク滴の吐出量が異なる複数の記録ヘッ
ドを設けて、記録媒体に応じて使用する記録ヘッドを選
択することでインク滴量を制御している。
は、吐出インク滴量が同等の複数の記録ヘッドを設け、
記録媒体或いは画像情報に応じて記録媒体上に記録され
る1ドットを複数のインク滴で形成することでインク滴
量を制御している。
可変して適正な記録品位を得るものとして特開平5−1
6359号公報、特開平5−318766号公報、特開
平5−338165号公報等の技術があるが、何れもイ
ンク滴を吐出した後の圧力室内の残留圧力波を利用して
インク滴の吐出速度を可変にしている。
報の提案には以下に示す課題点を有する。
管理を行うには、温度管理手段等の装置が必要となりイ
ンクジェット記録装置が大型化してしまう。また、記録
媒体の種類により記録ヘッドより吐出するインク滴の吐
出量を可変するため、記録媒体毎に適正な記録品位の画
像を得ようとすると記録媒体毎でのインク量が異なって
しまう。つまり、インク滴が広がり難い記録媒体の場
合、インク滴が広がり易い記録媒体と同等の記録ドット
を得るためにはインク量を多くしなければならず、これ
によりインクの即乾性が悪く、またインクの消耗が激し
くなりランニングコストが高くなってしまうという課題
を有している。
開平1−290439号公報は双方とも複数の記録ヘッ
ドを有する為、インクジェット記録装置が大型化してし
まう。また、1ドットを形成するインク量を変えている
ので記録媒体毎でインクの消費量が異なり上記の問題が
発生する。
平5−318766号公報、特開平5−338165号
公報の様に圧力室内の残留圧力を用いてインク滴の吐出
を行う場合もインク滴の吐出速度の増加と共に吐出量も
増加する。また、残留振動特性が微妙に相違するとイン
ク滴の吐出速度が大幅に違ってしまい非常に不安定であ
る。
のであって、その目的とするところは、記録媒体の種類
を問わずに、記録媒体上での記録ドットの大きさを均一
にし、かつ即乾性を向上させ適正な記録品位を得るとと
もに、インクの消費量を常に一定に保つことができるイ
ンクジェット記録装置を提供することにある。
記録装置は、記録媒体の種類、及び希望する画像濃度に
基づいた信号に応じて、インク滴の吐出量が常に一定に
保持された状態で、インク滴の吐出速度のみ選択可能に
したことを特徴とする。
の種類によるインク滴の広がり(にじみ)易さと、イン
ク滴の吐出速度による着弾時のインク滴の広がりを適切
に制御するため、第1の信号手段となる記録媒体の種類
に応じてインク滴量一定で吐出速度を可変することで記
録媒体上の記録ドット径を一定にするものである。さら
に、記録媒体の種類に関わらず画像濃度を均一化(ドッ
ト径を一定)した上で、第2の信号選択手段となる希望
する画像濃度に応じて、インク滴量一定のまま吐出速度
を調整してドット径を可変することで、濃度調整をする
ものである。
り(にじみ)難い場合は、インク滴の吐出速度を大にし
て、着弾時のインクの広がりによりドット径を制御し、
インク滴が広がり(にじみ)易い場合は、吐出速度を小
にして記録媒体上でのにじみによる広がりによりドット
径を制御するものである。この方法であれば、インク滴
が広がり難い記録媒体の場合、記録媒体上のインク滴を
薄く広げたかたちにできるため、即乾性が向上する。ま
た、濃い画像濃度が選択された場合は、吐出速度を大に
してドット径を広げることで、インク消費量を増加する
ことなく濃度の濃い画像を得る事が可能となる。
いて説明する。
録装置の概要を示すものである。図中符号1はキャリッ
ジで、ガイド部材2に支持されるとともに、タイミング
ベルト3を介してパルスモータ23に接続されていて、
プラテン5に平行に往復動可能に構成されている。
ル27を向ける様にして後述のインク滴80をノズル2
7より吐出する記録ヘッドが搭載され、この記録ヘッド
の上部にはインクカートリッジ9が着脱自在に搭載され
ている。
駆動信号発生手段である後述の駆動信号発生回路43か
らの駆動電圧信号と記録データを記録ヘッドに搭載した
駆動回路に伝送するものであり、該信号によりインクカ
ートリッジ9からインクが記録ヘッドに流入して記録媒
体6上に画像を形成する。
固定された図示しない歯車によりパルスモータからなる
紙送り兼ポンプモータ24に接続して、記録媒体6を記
録工程に合わせて搬送するものである。図中符号12
は、キャリッジ1の移動経路の記録領域外に設置された
回復機構である。
造を示す説明図である。図中27はノズルでありノズル
プレート28に複数個穿設されている。各ノズル27に
は圧力室29が連通している。圧力室29には供給口3
0を介してリザーバ31が連通している。リザーバ31
には供給管32が連通している。インクは供給管32よ
りリザーバ31、供給口30、圧力室29、ノズル27
へと満たされる。圧力室29の上部には振動板33が備
えられている。振動板33には振動源である電気機械変
換素子34が連接されている。この電気機械変換素子と
しては、圧電材料と電極を交互に積層した圧電振動子を
用いることができる。
実施例であり、後述する駆動信号発生回路43からの駆
動電圧信号を記録信号により選択的に電気機械変換素子
34に供給してインク滴を吐出させるものである。
されてくる所定数の記録データをフリップフロップ回路
41、41、41・・・からなる第1のシフトレジスタ
に記憶させるための記録制御回路で、端子39に電圧レ
ベル変換した記録データと端子40にシフトクロック信
号を交互に出力する。その後、キャリッジ1の所定距離
移動ごとに発生するタイミング信号が端子36に入力す
ると、更に、記録制御回路35は、第1のシフトレジス
タに記憶した記録データをフリップフロップ回路42、
42、42・・・からなる第2のフリップフロップにラ
ッチさせるためにラッチ信号を端子38に出力し、記録
データを第2のシフトレジスタに一斉に記憶させる。こ
れによりトランジスタ45、45、45・・・がON/
OFFして電気機械変換素子34に駆動電圧信号が選択
的に印加される。尚、各トランジスタ45にはダイオー
ドDが並列接続されている。
示すパルス幅発生回路にも入力しており、タイミング信
号をトリガにしてパルス幅発生回路46からは、記録媒
体の種類に応じた駆動電圧信号を得るための2つのパル
ス幅信号と基準電圧信号が駆動信号発生回路43に出力
するようになっている。
示す。図中符号201は発振器で、発振器201の出力
は分周器202により所定周波数(例えば1MHZ)に
分周されてリセット機能を持つカウンタ203のクロッ
ク信号となっており、カウンタ203の計時出力は比較
器204の一方の入力群に入力されている。また、カウ
ンタ203のリセット端子はフリップフロップ208の
出力Qに接続している。
りフリップフロップ208の出力QがHIGHレベルに
なると、カウンタ203は計時を開始する。そして後述
する比較器204の他方の入力群のデータ値と一致する
と、一致信号によりフリップフロップ208をリセット
するととともにカウンタ203の計数データをクリアし
計時を停止る。これにより、端子209のタイミング信
号に同期して所定幅のパルス信号が端子210に出力さ
れ、後述する駆動電圧信号の立ち上がり時間を決定す
る。また、フリップフロップ208の出力Qからの所定
幅のパルス信号は、ワンショットマルチバイブレータ2
11にも入力しており、前記所定幅のパルス信号の立ち
下がりでトリガされ、一定時間幅tのパルス信号を出力
し、更にこの一定時間幅tの立ち下がり信号でワンショ
ットマルチバイブレータ212から、後述する駆動電圧
信号の立ち下がり時間を決定するパルス幅信号が端子2
16に出力する。つまり、端子210のパルス幅信号の
立ち下がりから一定時間幅tの遅延時間をとって端子2
16から駆動電圧信号の立ち下がり時間を決定するパル
ス幅信号が出力するものである。
条件を記憶したメモリであり、ホスト装置或いはプリン
タの操作パネルから入力される記録媒体の種類をアドレ
ス入力として、対応する記録媒体の駆動条件をデータ端
子に出力するもので、その内時間に関する条件がラッチ
205に記憶されて、比較器204の他方の入力群に入
力している。また、メモリ207からの電圧に関する情
報がD/A変換器213に入力し、アナログ値に変換さ
れて、電圧増幅回路214を介して電圧VHを駆動電圧
発生回路43に供給している。
回路43について説明する。
施例であり、図中符号47の端子には前述のパルス幅発
生回路46の端子210より出力するパルス幅信号が入
力し、端子48にはパルス幅発生回路46の端子216
よりのパルス幅信号が入力する。符号300と符号30
1は、相補性トランジスタ対をエミッタ・フォロワの縦
続としたフロー型及びシンク型の定電流源である。フロ
ー型の定電流源300は、電圧VHをラダー抵抗で分圧
した電圧V1を基準入力電圧としてNPN型トランジス
タ101とエミッタ抵抗122を持ったPNP型トラン
ジスタ102で主要部が構成されており、端子47に入
力されるパルス幅信号によりトランジスタ103がON
することで動作する。また、シンク型の定電流源301
は電圧V2を入力電圧として、PNP型トランジスタ1
04とエミッタ抵抗124をもったトランジスタ105
とで主要部が構成されており、端子48に入力するパル
ス幅信号によりトランジスタ106をOFFさせること
で動作する。このフロー型の定電流源300とシンク型
の定電流源301を前述のパルス幅信号で遅延時間tを
おいて交互に動作させ、定電流源300、301の出力
端に接続されたコンデンサ50を充放電する。それによ
りコンデンサ50に台形状の電圧波形が得られる。この
コンデンサ50の端子電圧をNPN型トランジスタ10
7とPNP型トランジスタ108を用いてダーリントン
接続にしたエミッタ・フォロワ構成の電力増幅回路で電
力増幅して端子49に駆動電圧信号を出力させる。
る各トランジスタ101、102、104、105のベ
ース・エミッタ間飽和電圧をそれぞれVBE101、1
02、104、105とし、抵抗122、124に発生
する電圧をそれぞれV122、124とすれば、 V122=V1−VBE101+VBE102 V124=V2+VBE104−VBE105 となるが、トランジスタのベース・エミッタ間飽和電圧
は極性に拘らず温度特性を含めてほぼ同じであるので、
上式は温度によらず各々V1≒V3、V4≒V2とな
る。
ロー電流i1は、i1=V1/(抵抗122)、また前
記シンク型の定電流源のシンク電流i2は、i2=V2
/(抵抗124)であり、温度によらず抵抗精度のみで
決定され、抵抗は0.5%以上の精度でも安価に得られ
るので、安価にして所望の前記各定電流源が設計でき
る。しかも、電圧V1と電圧V2が0.3V以上であれ
ば精度良く動作するので、コンデンサ50の充電最終電
圧をほぼ電圧VHの値に、また放電最終電圧をほぼGN
Dレベルにすることができる。
も記録媒体により調整する必要がある場合は、図5
(b)に示す回路を抵抗122に変えて付加する。この
場合、端子53を端子51に端子54を端子52に接続
して用いる。尚、符号55はデータセレクタであり、メ
モリ207の記録媒体情報により抵抗122a、122
b、122c・・・の1つを選択する。
タイミング信号に同期して出力するわけで、記録データ
信号によりONとなっているトランジスタ45、45、
45・・・に接続している電気機械変換素子34に駆動
電圧信号が印加さることになる。つまり、駆動電圧信号
波形の立ち上がり過程で、電気機械変換素子34、3
4、34・・・が収縮し、それにより圧力発生室が拡大
することでインクをリザーバーより吸引する。そして、
メニスカスが静定する時間(遅延時間t)をおいて、駆
動電圧信号波形が立ち下がることで、電気機械変換素子
34、34、34・・・が伸張して、それにより圧力発
生室が収縮してノズル孔よりインク滴が吐出する。
過程を図示しているものである。尚、符号82は、主イ
ンク滴80より吐出速度が遅いサテライトインク粒であ
る。
の動作を示すタイミングチャートである。図中充電パル
スとは、パルス幅発生回路46から端子47に入力する
パルス幅信号を、放電パルスとは端子48に入力するパ
ルス幅信号を指している。また、図中実線で示す各信号
波形はインク滴が広がり易い記録媒体に記録を行わせる
場合の信号波形であり、波線で示す各信号波形はインク
滴が広がり難い記録媒体に記録を行わせる場合の信号波
形である。 図から解るように、インク滴が広がり難い
媒体に対しては、パルス幅発生回路46から供給される
電圧VH2をインク滴が広がり易い記録媒体に対する電
圧VH1より高くしている。これにより、シンク型の定
電流源の電流値i2が大きくなり、駆動電圧信号の立ち
下がり勾配が急になることから、インク滴吐出速度が速
くなる。
信号の立ち上がり勾配も変わり、メニスカスの後退速度
が変わってしまい同一タイミングでインク滴の吐出を行
うと、メニスカス位置の違いからインク滴の大きさが変
わってしまう。そこで、本実施例では、充電パルスの幅
も変えてメニスカス位置が設定値に達した時に放電パル
スが出力するようにしている。これにより、インク滴の
吐出量を変えずに、吐出速度だけを調整することができ
る。
が広がり難い記録媒体では吐出速度を速くし、インク滴
が広がり易い記録媒体では吐出速度を遅くできることか
ら、記録媒体の種類に応じた適正な記録が行える。
行う処理流れを図8を基に説明する。
パネルからの記録媒体の種類を特定する。以下、特定し
た記録媒体の駆動条件を設定して行くわけであるが、本
発明のインクジェット記録装置では濃度調整機能も備え
ることから濃度が標準値に対して変更されているかを判
定し、該判定結果に応じた駆動条件を設定したのち画像
記録を行う。尚、駆動条件は前述のメモリ207に記憶
されており、対応する駆動条件か格納されたアドレス情
報をメモリ207に入力することで設定できる。
後に、メニスカスはノズルの内部に入ったり出たりする
残留振動を繰り返すが、この残留振動はインク滴の吐出
速度が速い程その振幅が大きくなり、静定に時間がかか
る。この残留振動によりインク滴の吐出繰り返し速度が
制限されてしまう。
ができる本発明の別の実施例を図9を基に説明する。
易い記録媒体に記録を行わせる場合の信号波形であり、
波線がインク滴が広がり難い記録媒体に記録を行わせる
場合の信号波形である。
カスがノズル開口側に向かう過程で、補助パルスを入力
し電気機械変換素子34、34、34・・・を再度収縮
させることでメニスカスを圧力発生室側に引き戻すよう
にし、残留振動を相殺させるので、インク滴の吐出繰り
返し速度が残留振動により影響されることが無くなる。
路46のワンショットマルチバイブレータ212の出力
に別のワンショットマルチバイブレータを2つ縦続する
ことにより得られ、フロー型の定電流源300に作用さ
せるために、該補助パルスとフリップフロップ208の
出力を論理和ゲートを介して端子210に出力する構成
にする。
善したものであり、インク滴吐出過程で、駆動電圧信号
の立ち下がり電圧波形の勾配を途中から変えている(図
中の符号72、73)。図10の実施例では駆動電圧信
号の後半の立ち下がり部の勾配を前半の立ち下がり部の
勾配よりも大きくすることで、図6に示したサテライト
粒82の発生を抑制している。尚、立ち下がり勾配を変
えるには駆動信号発生回路43の電圧VHを一時的に可
変する等の方法で対処可能である。この様な駆動方法を
採れば、サテライト粒82が非常に小さくなり、主イン
ク滴80による記録媒体上での記録ドットが真円に近く
なり記録品位が更に向上する。加えて、記録媒体上で主
インク滴80の上にサテライト粒82の重なる量が非常
に少なくなることから、記録ドットの形成に要する乾燥
時間が短くなる。
媒体に形成されるドットサイズが記録媒体の質に拘わり
なく一定になるため、ドット相互のインクにじみ(混色
にじみ(ブリーディング))が防せげ、カラー印刷に適
用した場合には色のくすみがなくなり記録媒体の種類に
拘わりなく品質の高いカラー画像を得ることができる。
り収縮し、また充電状態から放電させることにより伸長
する圧電振動子を用いたインクジェット記録ヘッドに例
を採って説明したが、充電により伸長し、また充電状態
から放電させることにより収縮する圧電振動子を用いた
記録ヘッドに適用しても同様の作用を奏することは明か
である。
じみ特性が相違する記録媒体の種類に応じて、インク滴
の吐出速度を調整するようにしているので、記録媒体に
着弾して記録されるインクドット径を記録媒体に関わら
ず一様にさせることがでる。特にカラー印刷において
は、色のくすみが無い良好な記録が行える。
であるので、インク消費量が記録媒体により変わってし
まうようなことが無い。
辺の構造を示す斜視図である。
ある。
る。
である。
図である。
示すタイミングチャートである。
示すフローチャートである。
法を示すタイミングチャートである。
駆動方法を示すタイミングチャートである。
Claims (6)
- 【請求項1】 インク滴を吐出するための複数のノズル
と、該ノズルと連通する圧力室と、駆動電圧信号により
前記圧力室に容積変化を発生させ前記ノズルよりインク
滴を吐出させる圧力発生手段とを有し、記録媒体上に前
記インク滴により画像を形成するインクジェット記録装
置において、 前記記録媒体の種類を選択する記録媒体選択手段と、複
数の画像濃度を選択する画像濃度選択手段とに基づいた
信号に応じて、インク滴の吐出量が一定で、吐出速度の
異なる複数の駆動電圧信号から適切な駆動電圧信号を選
択する駆動電圧信号選択手段を有することを特徴とする
インクジェット記録装置。 - 【請求項2】 前記駆動電圧発生手段は外部からのタイ
ミング信号に同期して台形状の駆動電圧信号を発生する
ものであって、外部からの記録信号により前記駆動信号
を圧力発生手段に選択的に印加するためのスイッチング
手段と、該スイッチング手段をオンにするパルス信号を
発生する制御手段とからなる請求項1記載のインクジェ
ット記録装置。 - 【請求項3】 前記駆動電圧信号発生手段はコンデンサ
の充放電回路を備え、前記圧力室の容積を拡張し前記圧
力室内にインク供給するための一定勾配で上昇する第1
の領域と、前記圧力室の容積を収縮して前記ノズルより
前記インク滴を吐出するための一定勾配で降下する第3
の領域と、前記第1の領域と前記第3の領域との遷移期
間を一定電圧に維持する第2の領域からなる台形状の駆
動電圧信号波形を出力することを特徴とする請求項2記
載のインクジェット記録装置。 - 【請求項4】 前記第1の領域の動作時間は、前記駆動
電圧信号発生手段外に備えられたパルス幅発生手段によ
り発生する充電パルスにより動作する定電流源及び前記
駆動電圧信号発生手段に供給される電圧により決定さ
れ、前記パルス幅発生手段は前記タイミング信号に同期
して前記充電パルスを発生することを特徴とする請求項
3記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項5】 前記第3の領域の動作時間は、前記充電
パルス出力後に一定間隔をおいてパルスを発生するパル
ス幅発生手段による放電パルスにより動作する定電流源
及び前記駆動電圧信号発生手段に供給される電圧により
決定されることを特徴とする請求項3記載のインクジェ
ット記録装置。 - 【請求項6】 前記パルス幅発生手段は発振器からの出
力パルスを基に前記充電パルスを形成し、前記駆動電圧
信号選択手段により前記充電パルスの幅及び前記駆動電
圧の値を決定することを特徴とする請求項4記載のイン
クジェット記録装置。
Priority Applications (1)
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JP507895A JP3381438B2 (ja) | 1995-01-17 | 1995-01-17 | インクジェット記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publication Number | Publication Date |
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JPH08192512A JPH08192512A (ja) | 1996-07-30 |
JP3381438B2 true JP3381438B2 (ja) | 2003-02-24 |
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ID=11601362
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JP507895A Expired - Fee Related JP3381438B2 (ja) | 1995-01-17 | 1995-01-17 | インクジェット記録装置 |
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JP2011088346A (ja) * | 2009-10-22 | 2011-05-06 | Seiko Epson Corp | 液体噴射装置、及び、液体噴射装置の制御方法 |
JP5609501B2 (ja) * | 2010-10-01 | 2014-10-22 | セイコーエプソン株式会社 | 液体噴射装置及びその制御方法 |
-
1995
- 1995-01-17 JP JP507895A patent/JP3381438B2/ja not_active Expired - Fee Related
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