JP3381116B2 - リモートコマンダおよび電子機器の遠隔制御方法 - Google Patents

リモートコマンダおよび電子機器の遠隔制御方法

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JP3381116B2 JP09925595A JP9925595A JP3381116B2 JP 3381116 B2 JP3381116 B2 JP 3381116B2 JP 09925595 A JP09925595 A JP 09925595A JP 9925595 A JP9925595 A JP 9925595A JP 3381116 B2 JP3381116 B2 JP 3381116B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リモートコマンダおよ
び電子機器の遠隔制御方法に関し、例えば、電子機器を
遠隔制御する場合に用いて好適なリモートコマンダおよ
び電子機器の遠隔制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、様々な機器にリモートコマンダ
(またはリモートコントローラ(リモコン))が添付さ
れるようになってきた。ユーザは、これらのリモートコ
マンダを操作することにより、離れた場所にある電子機
器に対して所定の機能の実行を指令することができる。
【0003】また、最近では、ユーザがリモートコマン
ダの所定のキーに、所定の電子機器の所定の機能に対応
するコードを記憶させることができるようにした完全学
習型のものもある。従って、リモートコマンダの各キー
に複数の電子機器の所定の機能に対応するコードを記憶
させることにより、1つリモートコマンダで、複数の電
子機器を制御することができる。
【0004】さらに、液晶画面に機器の機能に対応する
文字または図形からなるリモートコマンダのキーを表示
し、所定の機能に対応するキーが表示された部分をタッ
チすると、そのキーの機能に対応する信号が送信される
画面タッチ式のリモートコマンダがある。このリモート
コマンダは液晶画面に表示させるキーの配置をプログラ
ムすることが可能である。従って、ユーザ自身が操作し
やすいように、キーの配置を設定することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
リモートコマンダは、その大部分が予めキーの配置や機
能がメーカ側で決められており、ユーザはこの状態のま
まで使用する他なく、全く使用しない機能に対応するキ
ーが操作し易い位置に配置されていたり、逆によく使用
する機能に対応するキーが操作しにくい位置に配置され
ている場合がある。このため、ユーザが手軽に使いやす
いリモートコマンダを手にすることはほとんど不可能で
ある課題があった。
【0006】また、新たに購入した機器の操作を既に持
っている他の機器のリモートコマンダによって操作する
ことはできないので、新たに機器を購入する毎にリモー
トコマンダの数が増えていく課題があった。
【0007】さらに、ユーザ自身がプログラムするなど
して所定の設定をすることにより、使用するキーを記憶
させ、その配置を決めることができるリモートコマンダ
の場合でも、キーを記憶させたり配置するための操作が
面倒であったり、予めプログラムすることにより記憶さ
せ、配置できるキーの種類が決まっているため、結局
は、機能が限定されてしまうなど、発展性が期待できな
い課題があった。
【0008】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、所定の機器の所定の機能を選択し、選択し
た機能に対応するキーをリモートコマンダ上に自由に配
置することができるようにし、使いやすいリモートコマ
ンダを手軽に構築することができるようにするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のリモー
トコマンダは、使用者により操作される操作部を有する
ユニット化された複数の操作手段と、組み合わされた状
態の複数の操作手段を収容する収容手段と、操作された
操作部に対応する遠隔制御信号を発生する信号発生手段
、操作手段のIDを発生するID発生手段と、ID発
生手段が発生するIDを検出するID検出手段とを備え
ることを特徴とする。
【0010】
【0011】また、ID検出手段の検出結果に対応して
操作手段のマップを記憶する記憶手段をさらに設けるよ
うにすることができる。
【0012】また、ID発生手段は、操作手段に植設さ
れた複数のピン、操作手段の形状、操作手段に設けられ
たスイッチ、記憶回路のいずれかであるとすることがで
きる。
【0013】請求項に記載の電子機器の遠隔制御方法
は、使用者により操作される複数の操作手段をユニット
化するとともに、各操作手段にIDを割り当て、ユニッ
ト化された複数の操作手段を組み合わせた状態で本体に
収容し、操作手段の操作を検知したとき、操作された操
作手段のIDに対応する遠隔制御信号を発生することを
特徴とする。
【0014】
【作用】請求項1に記載のリモートコマンダにおいて
は、複数の操作手段が組み合わされてユニット化された
ものを収容手段に収容し、所定の操作手段の操作部が操
作されると、対応する遠隔制御信号が信号発生手段より
発生され、また、操作手段のIDが発生され、さらに、ID
発生手段により発生されたIDが検出される。従って、ユ
ーザは、好みの操作手段を組み合わせることができる。
【0015】請求項に記載の電子機器の遠隔制御方法
においては、複数の操作手段が組み合わされてユニット
化されたものを本体に収容し、所定の操作手段の操作が
検知されたとき、操作された操作手段のIDに対応する
遠隔制御信号が発生される。従って、ユーザは、好みの
操作手段を組み合わせることができる。
【0016】
【実施例】図1は、本発明のリモートコマンダの一実施
例の構成を示すブロック図である。本体1には、凹部2
(収容手段)が設けられ、そこに機能ボタン4(操作手
段)を挿入することができるようになされている。
【0017】機能ボタン4のうち、機能「MUTE」
(消音)に対応する機能ボタン4−1には、その上部に
押圧部4−1Aが設けられ、下部にピン11(ID発生
手段)が所定数だけ所定の位置に配置されている。ま
た、機能「DISPLAY」(画面表示)に対応する機
能ボタン4−2にも、同様に、その上部に押圧部4−2
Aが設けられ、下部にピン11が所定数だけ所定の位置
に配置されている。
【0018】機能「CHANNEL」(チャンネル選
局)に対応する機能ボタン4−3の上部には、各チャン
ネルに対応した9個の押圧部4−3Aが配置され、下部
には、所定のピン11が所定数だけ所定の位置に配置さ
れている。
【0019】これらの機能ボタン4−1乃至4−3は、
リモートコマンダの本体1に設けられた凹部2にセット
することができるようになされている。凹部2の底部に
は、後述するように、ピン11を丁度挿入することがで
きる孔12が開けられたブロック15が配置されてい
る。
【0020】また、本体1の前部には、IR(Infr
ared)発信部3(信号発信手段)が設けられ、機能
ボタン4−1乃至4−3の所定のものが操作されると、
対応する赤外線信号がIR発信部3より送信されるよう
になされている。
【0021】図2は、機能ボタン4の下部の構造を示し
た図である。この例の場合、9個のピン11が配置され
ている。便宜上、図2に示したようにこれらのピン11
のそれぞれに、識別番号1乃至9を順に付けることにす
る。
【0022】図3は、本体1の凹部2の底部に装着され
たブロック15の上部の構造を示す図である。図3に示
すように、ブロック15の上部には9個の孔12が設け
られている。ここでも便宜上これらの孔12のそれぞれ
に識別番号1乃至9を順に付けることにする。
【0023】そして、図2に示した機能ボタン4のピン
11と、図3に示したブロック15の孔12とは、その
識別番号が一致するように接続することが可能なように
調整されている。
【0024】図4は、機能「SLEEP」(スリープタ
イマ)に対応した機能ボタン4−4を示しており、その
下部には識別番号3および7のピン11が設けられてい
る。一方、ブロック15には、例えば図5に示すような
ID発生回路21が設けられ、そこに接続された機能ボ
タン4に設けられたピン11の組み合わせから、対応す
るID信号を発生するようになされている。
【0025】例えば、ピン11にビット的な役割を持た
せるようにし、ピン11があれば(ビットが立っていれ
ば)1、なければ(ビットが立っていなければ)0と
し、2進数でIDを表現することができる。この場合、
機能ボタン4の下部に9個のピン11が配置されている
ので、512(=2の9乗)種類のIDを表現すること
ができる。
【0026】上述したように、機能ボタン4−4には識
別番号3および7に対応するピン11が設けられている
ので、機能ボタン4−4が図3に示したブロック15に
接続されると、ブロック15に設けられたID発生回路
21からは識別番号3および7のピン11の組み合わせ
に対応するID信号が発生される。
【0027】上述したように、機能ボタン4の各識別番
号に対応するピン11の有無でビット情報を表現するよ
うにし、例えば識別番号9に対応するピン11を最上位
ビットとし、識別番号1に対応するピン11を最下位ビ
ットと定義すると、ID発生回路21より発生される機
能ボタン4−4に対応するID信号は、2進数で表した
場合、001000100となる。
【0028】図6は、機能「VOL(ボリューム) U
P」に対応した機能ボタン4−5を示しており、識別番
号1,3,7、および9のピン11がその下部に設けら
れている。この機能ボタン4−5がブロック15に接続
されると、図7に示したように、ブロック15に設けら
れたID発生回路21からは識別番号1,3,7、およ
び9のピン11の組み合わせに対応するID信号が発生
される。この場合、ID発生回路21より発生される機
能ボタン4−5に対応するID信号は、2進数で表した
場合、101000101となる。
【0029】図5および図7に示したID発生回路21
より発生されたID信号は、後述するID判定回路41
(ID検出手段)に供給される。
【0030】図8は、図1に示したリモートコマンダの
本体1の内部の構成例を示すブロック図である。CPU
45は、ROM46に記憶されているプログラムに従っ
て各種の処理を実行するようになされている。RAM4
7には、CPU45が各種の処理を実行する上において
必要なデータなどが適宜記憶される。EEPROM48
(記憶手段)には、電源がオフされた後も記憶する必要
のあるデータなどが記憶される。
【0031】ブロック15は、図8に示したように順番
に並べて配置される。この場合、ブロック15−1乃至
15−16が順に配置されるものとする。各ブロック1
5は、ID発生回路21を内蔵し、機能ボタン4が接続
された場合に、機能ボタン4の下部に設けられたピン1
1の組み合わせに対応するID信号を発生するようにな
されている。
【0032】また、機能ボタン4が、その押圧部4−1
A(または押圧部4−2A,4−3Aなど(図1))が
押下されるなどして操作されたとき、操作された機能ボ
タン4が接続されているブロック15から、そのブロッ
ク15の固有の識別番号に対応する信号が発生されるよ
うになされている。
【0033】ID判定回路41は、ブロック15−1乃
至15−16より供給されたID信号を判定するように
なされている。操作判定回路42は、操作された機能ボ
タン4に対応するブロック15から発生された固有のブ
ロック識別番号に対応する信号を入力し、機能ボタン4
が操作されたか否かを判定するようになされている。
【0034】IR発信回路44は、CPU45に制御さ
れ、機能ボタン4の操作に対応して、所定の赤外線信号
を発信するようになされている。
【0035】インタフェース43は、ID判定回路41
および操作判定回路42とCPU45の間、並びにIR
発信回路44とCPU45の間に設置され、所定のイン
タフェース処理を実行するようになされている。
【0036】次に、図9のフローチャートを参照してそ
の動作について説明する。最初に、ステップS1におい
て、機能ボタン4をデフォルトの組み合わせで使用する
か否かが選択される。これはユーザによって選択され
る。ユーザがリモートコマンダの機能ボタン4を例えば
図10に示したようなデフォルトの組み合わせ、および
配置で使用しないことを選択した場合、ステップS2に
進み、機能を追加するか否かがユーザにより選択され
る。ユーザが機能を追加することを選択した場合、ステ
ップS3に進み、ユーザは、追加したい機能に対応する
機能ボタン4を購入し、ステップS4に進む。一方、ス
テップS2において、ユーザが機能を追加しないことを
選択した場合、何も処理をせずステップS4に進む。
【0037】ステップS4においては、機能を削除する
か否かがユーザにより選択される。ユーザが機能を削除
すると選択した場合、ステップS5に進み、ユーザは削
除したい機能に対応する機能ボタン4を取り外し、ステ
ップS6に進む。一方、ステップS4において、ユーザ
が機能を削除しないことを選択した場合、何も処理をせ
ず、ステップS6に進む。
【0038】ステップS6においては、ユーザは、機能
ボタン4の組み合わせと配置を行う。例えば図10に示
した機能ボタン4のデフォルトの組み合わせを、ユーザ
が使い易いように、例えば図11に示したような組み合
わせに配置し直す。即ち、図10に示したようにデフォ
ルトの組み合わせで配置されていた機能ボタン4を一旦
全て取り外し、機能「スリープ」に対応する機能ボタン
4−4を削除するとともに、機能「ミュート」に対応す
る機能ボタン4−1を追加し、再度、図11に示したよ
うな組み合わせで本体1の凹部2に配置し直す。
【0039】次に、ステップS7に進み、ブロック15
−1乃至15−16に配置された機能ボタン4のそれぞ
れのIDが検出され、次に機能ボタン4のマップが作成
される。即ち、ブロック15−1乃至15−16に機能
ボタン4が配置されると、ブロック15−1乃至15−
16のそれぞれに内蔵されたID発生回路21から、そ
こに接続された機能ボタン4のピン11の組み合わせに
対応するID信号が発生され、ID判定回路41に供給
される。
【0040】ID判定回路41は、各ブロック15−1
乃至15−16より供給されたID信号を検出し、ブロ
ック15−1乃至15−16のどこに、どのIDに対応
する機能ボタン4が配置されているかを認識する。そし
て、機能ボタン4のIDからなる配置情報をインタフェ
ース43を介してCPU45に供給する。CPU45
は、インタフェース43を介して供給された機能ボタン
4のIDからなる配置情報より、機能ボタン4がブロッ
ク15−1乃至15−16にどのように配置されたかを
認識し、機能ボタン4のボタンマップを作成する。そし
て、作成したボタンマップに対応するデータをEEPR
OM48に記憶させる。
【0041】次に、ステップS8に進み、操作判定回路
42により、機能ボタン4が操作されたか否かが判定さ
れる。機能ボタン4が操作されると、操作された機能ボ
タン4が接続されたブロック15から、各ブロック15
に固有の所定のブロック識別番号に対応する信号が発生
され、操作判定回路42に供給される。操作判定回路4
2は、そこに供給された信号から、操作された機能ボタ
ン4が接続されているブロック15を判定し、所定の信
号をインタフェース43を介してCPU45に供給す
る。CPU45は、操作判定回路42からの信号と、E
EPROM48に記憶されている機能ボタン4のボタン
マップから、どのIDに対応する機能ボタン4が操作さ
れたのかを認識する。
【0042】これにより、CPU45は、ユーザが所定
の機能ボタン4を操作することにより指令した機能を認
識し、ステップS9において、その機能に対応する赤外
線信号をIR発信回路44より発信させる。その後、ス
テップS8に戻り、ステップS8およびステップS9の
処理が繰り返し実行される。
【0043】ステップS8において、機能ボタン4が操
作されていないと判定された場合、ステップS8の処理
が繰り返し実行され、操作待ちの状態となる。
【0044】一方、ステップS1において、ユーザが機
能ボタン4をデフォルトの組み合わせで使用する方を選
択した場合、ステップS8に進み、ステップS8以降の
処理が実行される。
【0045】図12は、ブリッジ回路の例を示す図であ
る。この回路において、抵抗R1、R2、R3、およびR4
の抵抗値を適当な値に設定することにより、回路のイン
ピーダンスを変えることができる。従って、各機能ボタ
ン4に、そのIDに対応させた所定のインピーダンスを
有するブリッジ回路を内蔵させることにより、機能ボタ
ン4がブロック15に接続された場合において、ID判
定回路41により、各ブロック15に接続された機能ボ
タン4の内蔵するブリッジ回路のインピーダンスが検出
され、対応するIDが判定される。
【0046】これにより、ブロック15−1乃至15−
16のうちのどのブロックにどの機能ボタン4が接続さ
れたか、および機能ボタン4が接続されていないブロッ
ク15を判定することができる。
【0047】図13は、RC回路の例を示している。こ
の回路において、抵抗R11、R12の抵抗値、およびコン
デンサC1の容量を適当な値に設定することにより、回
路のインピーダンスを変えることができる。従って、図
12のブリッジ回路の場合と同様にして、各機能ボタン
4に、そのIDに対応させた所定のインピーダンスを有
するRC回路を内蔵させることにより、機能ボタン4が
ブロック15に接続された場合において、ID判定回路
41により、各ブロック15に接続された機能ボタン4
の内蔵するRC回路のインピーダンスが検出され、対応
するIDが判定される。このとき、回路が定常状態にな
ったときのインピーダンスを検出するようにする。
【0048】あるいは、回路の過渡現象を利用して、定
常状態になるまでの時間をカウントし、このカウント値
によって、インピーダンスを検出するようにすることも
可能である。
【0049】これにより、ブロック15−1乃至15−
16のうちのどのブロックにどの機能ボタン4が接続さ
れたか、および機能ボタン4が接続されていないブロッ
ク15を判定することができる。
【0050】図14は、ROM(Read Only
Memory)71を示している。ROM71には所定
の機能ボタン4のIDに対応する情報を記憶させること
ができる。従って、このROM71を、それが記憶して
いるID情報に対応する機能ボタン4に内蔵させること
により、機能ボタン4がブロック15に接続された場合
において、ID判定回路41により、ブロック15に接
続された機能ボタン4に内蔵されたROM71が記憶す
る情報が読み出され、対応するIDが判定される。
【0051】これにより、ブロック15−1乃至15−
16のうちのどのブロックにどの機能ボタン4が接続さ
れたか、および機能ボタン4が接続されていないブロッ
ク15を判定することができる。この場合、記憶素子と
してROM71を用いたが、他の記憶素子を用いるよう
にすることも可能である。
【0052】例えば、ROM71の代わりに、EEPR
OMなどのように書き換えが可能な記憶素子を用いるよ
うにし、所定のIR信号に対応するIDの情報をEEP
ROMに直接記録することができる学習リモートコマン
ダのようなツールを用いて、ユーザ自身がEEPROM
に記憶された所定のIDに対応する情報を手軽に書き換
えることができるようにすることができる。これによ
り、所定のIDに対応する機能ボタン4を他のIDに対
応する機能ボタン4に簡単に作り変えることができ、リ
モートコマンダの付加価値を高めるとともに、適用範囲
を広げることが可能となる。
【0053】図15は、下部にバーコード81を印刷し
た機能ボタン4の例を示している。バーコード81に
は、機能ボタン4の機能に対応したID情報が記録され
ている。このような機能ボタン4を使用する場合、本体
1側には、バーコード81を読み取るための光学的な機
構を設けるようにする。これにより、機能ボタン4が本
体1の凹部2に装着された場合、本体1側でこの機能ボ
タン4の下部に印刷されたバーコード81が光学的に読
み取られ、対応する信号がID判定回路41に供給され
る。ID判定回路41においては、そこに供給された信
号から機能ボタン4のIDが判定される。
【0054】これにより、ブロック15−1乃至15−
16のうちのどのブロックにどの機能ボタン4が接続さ
れたか、および機能ボタン4が接続されていないブロッ
ク15を判定することができる。
【0055】図16(a)および図16(b)は、機能
によってその形状が異なる機能ボタン4の例を示した図
である。機能「DISPLAY」に対応する機能ボタン
4−6は、その下部が円筒状に形成されている。一方、
機能「POWER ON」に対応する機能ボタン4−7
は、その下部が四角柱状に形成されている。このような
機能ボタン4を用いる場合、本体1側に機能ボタン4の
下部の形状を認識可能な所定の機構を備えるようにす
る。
【0056】これにより、各機能に対応してその下部が
所定の形状に形成されている機能ボタン4が、本体1の
凹部2に装着された場合、本体1側で、装着された機能
ボタン4の下部の形状が認識され、対応する信号がID
判定回路41に供給される。ID判定回路41において
は、そこに供給された信号から機能ボタン4のIDが判
定される。
【0057】例えば、ID判定回路41に、機能ボタン
4の下部の形状が円柱状であることを表す信号が供給さ
れた場合、ID判定回路41により、機能「DISPL
AY」に対応する機能ボタン4−6が装着されたものと
判定される。同様に、ID判定回路41に、機能ボタン
4の下部の形状が四角柱状であることを表す信号が供給
された場合、ID判定回路41により、機能「POWE
R ON」に対応する機能ボタン4−7が装着されたも
のと判定される。
【0058】図17は、下部にディップスイッチ91を
設けた、機能「TV/VIDEO」に対応する機能ボタ
ン4−8の例を示している。ディップスイッチ91の各
スイッチのオンまたはオフの組み合わせにより、機能ボ
タン4のIDを表現することができる。この場合、ディ
ップスイッチは6個のスイッチを有しているので、64
(=2の6乗)種類のIDを表現することが可能であ
る。
【0059】一方、本体1側には、ディップスイッチ9
1のスイッチの組み合わせを認識するための機構を備え
ておくようにする。これにより、機能ボタン4−8が本
体1の凹部2に装着された場合、機能ボタン4−8の下
部に設けられたディップスイッチ91の各スイッチのオ
ンまたはオフの組み合わせが認識され、対応する信号が
ID判定回路41に供給される。ID判定回路41は、
そこに供給された信号に対応するIDを判定する。
【0060】図18(a)および図18(b)は、機能
「MUTE」に対応する、上部のデザインが異なる2種
類の機能ボタン4を示している。図19(a)および図
19(b)は、機能「3」に対応する、上部のデザイン
が異なる2種類の機能ボタン4を示している。このよう
に、同一の機能に対応する互いに異なるデザインの複数
の機能ボタン4を用意することにより、ユーザは、同一
の機能であっても、好みに応じて所定のデザインの機能
ボタン4を選択することが可能となる。
【0061】また、大きさの異なる複数の機能ボタン4
を用意し、ユーザの好みの大きさの機能ボタン4を選択
させるようにすることも可能である。例えば、サイズL
(大),M(中),S(小)に対応する機能ボタン4を
用意し、それぞれのサイズに対応した大きさの凹部2を
有する本体1を用意する。これにより、例えば手の小さ
いユーザは、Sサイズの機能ボタンとSサイズの本体1
を購入することによって、ユーザの手のサイズに合っ
た、使い勝手のよいリモートコマンダを構築することが
できる。
【0062】あるいは、本体1の凹部2の大きさをその
ままにして、Lサイズの機能ボタン4を凹部2に装着す
るようにしたり、またはSサイズの機能ボタン4を凹部
2に装着させるようにすることも可能である。
【0063】例えば、Lサイズの機能ボタン4を用いた
場合、ユーザは必要最小限の機能ボタン4だけを本体1
の凹部2に装着することにより、操作しやすいリモート
コマンダを構築することができる。一方、Sサイズの機
能ボタン4を用いた場合、ユーザは、多くの機能ボタン
4を本体1の凹部2に装着することができる。これによ
り、様々な機能を指令することができるリモートコマン
ダを構築することができる。このようにして、個々のユ
ーザが、自分の使い勝手のよいリモートコマンダを手軽
に構築することが可能となる。
【0064】また、本体1の凹部2に装着する機能ボタ
ン4は、1つの機器に対応するものだけでなく、他の複
数の機器にそれぞれ対応するものとすることが可能であ
る。従って、新しく購入した機器に対応する機能ボタン
4をリモートコマンダに追加することができるので、様
々な電子機器を制御することができる統合的なリモート
コマンダをユーザ自身が手軽に構築することが可能であ
る。これにより、新たな機器が加わったとしても、既存
のリモートコマンダで対応することができる。
【0065】また、ユーザは、自分の意志で取捨選択し
た機能およびデザインの機能ボタンを、本体に自由に配
置したオリジナルのリモートコマンダを手軽に構築する
ことができるので、従来、メーカ側で行っていたリモー
トコマンダの開発に要する時間やコストを削減すること
が可能となる。
【0066】なお、上記実施例において説明した機能ボ
タンは、リモートコマンダのみならず、機器本体のボタ
ンにも応用することが可能である。従って、リモートコ
マンダの場合と同様に、ボタン配置やボタンの増減、ま
たはデザインをユーザの好みに応じて変更することがで
きるので、ユーザの使い勝手を向上させることができ
る。
【0067】
【発明の効果】請求項1に記載のリモートコマンダによ
れば、複数の操作手段が組み合わされてユニット化され
たものを収容手段に収容し、所定の操作手段の操作部が
操作されたとき、対応する遠隔制御信号が信号発生手段
より発生され、また、操作手段のIDが発生され、さら
に、ID発生手段により発生されたIDが検出されるように
したので、ユーザは、好みの操作手段を組み合わせるこ
とができる。従って、ユーザは、必要とする操作手段を
自由に組み合わせ、それを本体に自由に配置することが
でき、オリジナルのリモートコマンダを手軽に構築する
ことが可能となる。
【0068】請求項に記載の電子機器の遠隔制御方法
によれば、複数の操作手段が組み合わされてユニット化
されたものを本体に収容し、所定の操作手段の操作が検
知されたとき、操作された操作手段のIDに対応する遠
隔制御信号が発生されるようにしたので、ユーザは、好
みの操作手段を組み合わせることができる。従って、ユ
ーザは、必要とする操作手段を自由に組み合わせ、それ
を本体に自由に配置することができ、オリジナルのリモ
ートコマンダを手軽に構築することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリモートコマンダの一実施例の構成を
示す図である。
【図2】図1のリモートコマンダの凹部2に装着される
機能ボタン4の下部の構成を示す図である。
【図3】図1のリモートコマンダの凹部2に装着され、
機能ボタン4と接続されるブロック15の構成を示す図
である。
【図4】機能「SLEEP」に対応する機能ボタン4−
4の外観図である。
【図5】図4の機能ボタン4−4が接続されるブロック
15に内蔵されたID発生回路21から出力されるID
信号を示す図である。
【図6】機能「VOL UP」に対応する機能ボタン4
の外観図である。
【図7】図6の機能ボタン4−5が接続されるブロック
15に内蔵されたID発生回路21から出力されるID
信号を示す図である。
【図8】リモートコマンダの内部の構成例を示す図であ
る。
【図9】ユーザがリモートコマンダを構築し、操作する
手順を示すフローチャートである。
【図10】本体1の凹部2に装着された機能ボタン4の
配置例を示す図である。
【図11】本体1の凹部2に装着された機能ボタン4の
他の配置例を示す図である。
【図12】機能ボタン4に内蔵されるブリッジ回路の例
を示す図である。
【図13】機能ボタン4に内蔵されるRC回路の例を示
す図である。
【図14】機能ボタン4に内蔵されるROM71の例を
示す図である。
【図15】下部にバーコードが印刷された機能ボタン4
の例を示す図である。
【図16】下部構造が円柱状の形状をなした機能ボタン
4の例を示す図である。
【図17】下部構造が四角柱状の形状をなした機能ボタ
ン4の例を示す図である。
【図18】機能「MUTE」に対応する2種類のボタン
デザインの機能ボタン4を示す図である。
【図19】機能「3」に対応する2種類のボタンデザイ
ンの機能ボタン4を示す図である。
【符号の説明】
1 本体 2 凹部(収容手段) 3 IR発信部(信号発生手段) 4 機能ボタン(操作手段) 4−1A,4−2A,4−3A 押圧部 11 ピン(ID発生手段) 12 孔 15 ブロック 21 ID発生回路 41 ID判定回路(ID検出手段) 42 操作判定回路 43 インタフェース 44 IR発信回路 45 CPU 46 ROM 47 RAM 48 EEPROM(記憶手段) 71 ROM 81 バーコード 91 ディップスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63F 9/24 A63F 13/00 - 13/12 H03J 9/00 - 9/06 H04Q 7/00 - 9/16

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者により操作される操作部を有する
    ユニット化された複数の操作手段と、 組み合わされた状態の複数の前記操作手段を収容する収
    容手段と、 操作された前記操作部に対応する遠隔制御信号を発生す
    る信号発生手段と 前記操作手段のIDを発生するID発生手段と、 前記ID発生手段が発生するIDを検出するID検出手
    段と を備えることを特徴とするリモートコマンダ。
  2. 【請求項2】 前記ID検出手段の検出結果に対応して
    前記操作手段のマップを記憶する記憶手段をさらに備え
    ることを特徴とする請求項に記載のリモートコマン
    ダ。
  3. 【請求項3】 前記ID発生手段は、前記操作手段に植
    設された複数のピン、前記操作手段の形状、前記操作手
    段に設けられたスイッチ、記憶回路のいずれかであるこ
    とを特徴とする請求項に記載のリモートコマンダ。
  4. 【請求項4】 使用者により操作される複数の操作手段
    をユニット化するとともに、各操作手段にIDを割り当
    て、 ユニット化された複数の前記操作手段を組み合わせた状
    態で本体に収容し、 前記操作手段の操作を検知したとき、操作された前記操
    作手段のIDに対応する遠隔制御信号を発生することを
    特徴とする電子機器の遠隔制御方法。
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