JP3380799B2 - 作業用四輪車のドラムブレーキのブリーザ装置 - Google Patents
作業用四輪車のドラムブレーキのブリーザ装置Info
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Description
内空間において荷物類を運搬するのに好適な作業用四輪
車の後輪用ドラムブレーキのブリーザ装置に関するもの
である。
四輪車を、図11(a)(b)に示す。この作業用四輪
車100は、金属製の車体フレーム101に、前輪10
2及び後輪103の合計4つの車輪と、エンジンなどの
走行駆動手段(図示せず)、乗員座席104(運転席、
助手席)、荷台105などを備えている。不整地での走
行に好適な幅の広いタイヤを装備していることも多い。
員座席104(運転席、助手席)の前後左右を囲むよう
にキャビンフレーム106が設けられている。
運転者や助手席乗員を保護するほか、屋根や幌など(図
示せず)の取付けを可能にして乗員座席104への雨や
日差しを遮り、又は照明機器107の取付けを可能にし
て夜間作業を行いやすくしたりする。なお、前記図11
(a)(b)は、実開昭63−202579号公報に掲
載されたものである。
ブレーキを備えているが、作業用四輪車は不整地を走行
するため、ドラムブレーキのブレーキドラムとそれに圧
接されるブレーキシューとの間に、水、泥などの異物が
侵入するのを防止する必要がある。そのため、ブレーキ
ドラムの内部に密閉空間を形成し、その密閉空間内に、
ブレーキシューなどを設けるようにしている。この場
合、制動時にはブレーキドラムの内周面とブレーキシュ
ーとの圧接により発熱することから、ブレーキのフェー
ド防止などのため、ドラムブレーキの密閉空間部に一端
部が接続され他端部が大気に開放されるブリーザパイプ
を設けるようにしたものがある。これに関連する技術と
して、実開昭64−25538号公報、実開昭64−2
5539号公報に記載の技術がある。
うに、作業用四輪車は、不整地などを走行することか
ら、ブリーザパイプの大気開放側の端部(他端部)を、
水、泥などの異物を吸入することなく、ドラムブレーキ
内への外気の出入りを行わせることができる位置に設け
る必要がある。
の簡略化のため、ほとんどの場所が外部に対し開放状態
に構成されており、水、泥などがかかりにくく、かつ、
水、泥などの異物を吸入しにくい場所がないのが実状で
ある。一方、ブリーザパイプの大気開放側の端部をでき
るだけ高い位置に設ければ、水、泥などがかかりにく
く、水、泥などの異物を吸入しにくいことが考えられる
が、後輪のドラムブレーキの場合には、上方に荷台が位
置するため、設ける位置について制約を受ける。
されたもので、水、泥などの異物を吸入することなく、
ブリーザパイプを通じての、前記ドラムブレーキの密閉
空間部への空気の出入りを可能とする作業用四輪車のド
ラムブレーキのブリーザ装置を提供することを目的とす
る。
に、本発明に係る作業用四輪車のドラムブレーキのブリ
ーザ装置は、運転席の後部から後輪の上部を後方に延
び、運転席の後部の荷台を支持する左右一対のサイドフ
レームと、前記後輪を制動するために用いられる密閉式
のドラムブレーキを備えた作業用四輪車のドラムブレー
キのブリーザ装置であって、前記サイドフレームが内部
空間を有する中空部材とされ、前記ドラムブレーキ内に
形成されブレーキシューを収納する密閉空間部にブリー
ザパイプの一端部を、前記サイドフレームの内部空間に
前記ブリーザパイプの他端部をそれぞれ連結し、前記ド
ラムブレーキ内の前記密閉空間部が、前記サイドフレー
ムを介して大気に開放されている。
輪車のドラムブレーキのブリーザ装置によれば、後輪の
ドラムブレーキの内部に形成されブレーキシューなどを
収納する密閉空間部が、ブリーザパイプを通じて、筒状
の中空部材で、比較的高い位置にあり、しかも内部に大
きい空間が形成できる車体フレームを構成するサイドフ
レームの内部空間を介して大気に開放されるので、ドラ
ムブレーキ内の密閉空間に水、泥などの異物が侵入する
のが防止される。また、サイドフレームは、後輪の上部
に位置するため、配管も容易で、確実なものにすること
ができる。
前記サイドフレームは、少なくとも前端部が大気に開放
されたパイプ材で形成され、前記前端部に、前記ブリー
ザパイプの他端部が支持部材を介して前記内部空間に開
放されるように支持されていることが望ましい。
気に開放された前端部を有効に利用して、支持部材を介
してブリーザパイプの他端部が大気に開放されるように
支持されているので、簡単な構造で、ブリーザパイプを
大気に開放させることが実現される。また、サイドフレ
ームの前端部は、水、泥などの異物が侵入しにくく、ブ
リーザパイプへの水、泥などの異物の侵入を回避する上
で有利である。
前記ブリーザパイプの、前記サイドフレームの内部空間
に開放される開放端は、下向き又は左右いずれかの向き
とすることが望ましい。
部空間に開放される開放端は、下向き又は左右いずれか
の向きとされているので、前記開放端が上向きとなって
いる場合に比べて、その開放端を通じて、水、泥などの
異物がブリーザパイプの内部に侵入しにくい。
左側及び右側の後輪用のドラムブレーキのブリーザパイ
プの他端部は、それぞれ左側及び右側のサイドフレーム
内部空間を介して大気に開放されている。
ブレーキのブリーザパイプの他端部が左側のサイドフレ
ーム内部空間を介して大気に開放され、右側の後輪用の
ドラムブレーキのブリーザパイプの他端部が右側のサイ
ドフレームの内部空間を介して大気に開放されるように
しているので、それぞれのブリーザパイプの他端部が近
くに位置するサイドフレームの内部空間に開放され、ブ
リーザパイプの配管が容易となり、配管も短くなる。
面に沿って説明する。
に示す斜視図、図2はその作業用四輪車の車体フレーム
を示す斜視図(図中の左方が車体の前方にあたる)、図
3はその作業車を全体的に示す側面図である。図4は本
発明に係る後輪のドラムブレーキのブリーザパイプの配
置経路を示す平面図で、図5はその側面図である。
は、前輪2L,2R、後輪3L,3R、乗員座席4(運
転席4a、補助席4b)、キャビンフレーム5、荷台6
などが、鉄鋼製の車体フレーム7に設けられてなる。す
なわち、車体フレーム7の前部左右に2つの前輪2L,
2Rが配設されると共に、後部左右に2つの後輪3L,
3Rが配設されている。
けられ、ボンネット8の後方に乗員座席4が、さらにそ
の後方に荷台6が設けられている。荷台6は、乗員座席
4の後部に近接した位置から、後輪3の上方を後方に向
かって延設されている。
前後左右を囲むように、車体フレーム7の前側部分から
ボンネット8の側方を通り、乗員座席4の後側部分、つ
まり荷台6の前側に亘って設けられている。このキャビ
ンフレーム5は、前部、側部及び上部が開放するように
形成されており、運転者、助手席の乗員などを保護する
ほか、雨や日差しを遮るための屋根や幌などの取付け用
部材として、又は夜間作業のための照明機器の取付け用
部材として使用されるものである。なお、作業用車両で
あるために走行可能な速度(能力的な上限)が低く設定
されていることや、作業能率の観点から乗降を容易にす
べきであることから、一般的には、乗員座席4の側部に
ドアを備えてはおらず、また、前部にフロントガラスを
有するわけでもない。
接した位置から後輪3L,3Rの上側を経て後方に向か
って延設されている。そして、前記荷台6の直下のスペ
ースには、エンジン、トランスミッションなどの走行駆
動手段(図示せず)を搭載している。この走行駆動手段
によって、2輪駆動の場合は後輪3L,3Rを、4輪駆
動の場合は前輪2L,2R及び後輪3L,3Rをそれぞ
れ駆動し、それによって作業用四輪車1が走行するよう
になっている。不整地などでの走行を行いやすいよう
に、前輪2L,2R及び後輪3L,3Rには幅の広いタ
イヤを装着している。なお、前記荷台6は、直下のスペ
ースに搭載されているエンジン、トランスミッションな
どをメンテナンスすることができるように、後方下部に
設けた支軸(図示せず)を介して車体フレーム7に対し
起伏可能に取り付けられている。
すように、前輪2L,2Rと後輪3L,3Rの間に位置
し運転席のフロアを形成する中央フレーム部7aと、前
輪2L,2Rの上方に位置し、前輪2L,2R、ステア
リング装置、ボンネット8などを支持する前フレーム部
7bと、中央フレーム部7aの上方に位置し座席4を支
える座席フレーム7cと、後輪3L,3Rの上方に位置
し荷台6を支える後部フレーム部7dとからなり、それ
らはパイプ部材により一体的に形成されている。また、
上記車体フレーム7において、後部フレーム7dは、上
側に荷台6が搭載される左右のサイドフレーム7L,7
Rが座席フレーム7cの後部から水平に後方に延びてい
る。即ち、左右のサイドフレーム7L,7Rは、中央フ
レーム部7aの後部上方で、乗員座席4の後端下方にそ
れの前端部が位置しており、そこから後方に後輪3L,
3Rの上方を経て荷台6の後部近傍まで延びている。ま
た、左右のサイドフレーム7L,7Rは中空形状の角パ
イプ部材により形成され、前端部及び後端部が大気に開
放されている。なお、左右のサイドフレーム7L,7R
は、少なくとも前端部が大気に開放されていればよく、
例えば後端部がプレートなどにより閉塞されていてもよ
い。
レーム7L,7Rの下部に、図示しないサブフレームを
介して支持される後輪3L,3Rが配置される。また、
左右の後輪3L,3Rは、後述する密閉式のドラムブレ
ーキ31L,31Rに連結されており、図4及び図5に
示すように、ブリーザパイプ32L,32Rの一端部3
2La,32Raがそれぞれドラムブレーキ31L,3
1Rの密閉空間部に連通され、このブリーザパイプ32
L,32Rの他端部32Lb、32Rbが、後述するよ
うに、サイドフレーム7L,7Rの前端部の開口を通じ
て、サイドフレーム7L,7Rの内部空間に連通されて
いる。
ーキ31Rのブレーキドラム43Rは基部を形成するボ
ス部43aが、車軸Kと一体回転可能に前記車軸Kにス
プライン結合されている。ブレーキドラム43Rは、前
記ボス部43aのほか、前記ボス部43aから半径方向
に延びる外側壁43bと、この外側壁43bから軸方向
に内方に延びる外周壁43cとを備え、内側端が開放さ
れたお椀状に形成されている。そして、外周壁43cの
内周部には、ブレーキシュ−45Rの圧接面Pと、この
圧接面Pより内側方側に圧接面Pより半径の大きい内周
シール面F1と側壁シール面F2が形成されている。一
方、ドラムブレーキ31Rの開放側の側面にはバックプ
レート46Rが配設され、バックプレート46Rにより
ドラムブレーキ31Rの開放側を閉塞している。バック
プレート46Rには前記ドラムブレーキ31Rのシール
部の内周シール面F1に対応する位置に設けられたシー
ル保持部46aにシール47Rが固定されている。シー
ル47Rはリップ47a,47bがドラムブレーキ31
Rのシール部の内周シール面F1(二個所)と側壁シー
ル面F2(一個所)で接触するように構成されている。
上記構成によりブレーキドラム43Rの内方に密閉空間
Sを形成し、その密閉空間S内にブレーキシュー45R
などを収納している。
の一端部は、バックプレート46Rを貫通する空気抜き
用パイプ48R(銅管)の外側端部(バックプレート4
6Rの外側に位置する部分で車両の内方側)に嵌着され
ている。これによって、ブレーキドラム43Rとバック
プレート46Rとの間にシール材47Rを介装して密閉
することで形成される密閉空間部Sが、ブリーザパイプ
32Rのパイプ内空間に連通される。なお、左側のドラ
ムブレーキ31Lも、右側のドラムブレーキ31Rと左
右対称である点を除き、同一の構成であるので、その説
明を省略する。
Rの前端部には、図7(a)(b)及び図8(a)
(b)に示すように、それらの端部開口の上側部分を閉
塞するように左側及び右側支持ブラケット51L,51
R(支持部材)が取付固定されている。ここで、前記支
持ブラケット51L,51Rによって端部開口の上側部
分を閉塞し、下側部分を開放するようにしているのは、
サイドフレーム7L,7R内に水、泥などの異物が侵入
しても、前記開放部分を通じて外部に流れ出やすくなる
ようにするためである。この場合、サイドフレーム7
L,7Rを若干前下がりに傾斜させて、水、泥などの異
物が前側から外部に一層出やすくすることも可能であ
る。なお、サイドフレーム7L,7Rは、若干前下がり
に傾斜させる場合に限らず、若干後下がりに傾斜させ
て、水、泥などの異物が後側から外部に出やすくなるよ
うにすることも可能である。
(a)に示すように、右側のサイドフレーム7Rの左右
の外側面に沿う左右側部51Ra,51Rbと、それら
の前端縁を連結する本体部51Rcとを有する水平断面
コ字形状に形成され、外方側に位置する右側部51Rb
が2つのネジ52にてネジ止めされている。一方、前記
左側の支持ブラケット51Lも、図10(a)に示すよ
うに、前記右側のサイドフレーム7Rと同様に、左側の
サイドフレーム7Lの左右外側面に沿う左右側部51L
a,51Lbと、それらの前端縁を連結する本体部51
Lcとを有する水平断面コ字形状に形成され、外方側に
位置する左側部51Laが2つのネジ53にてネジ止め
されている。なお、前記支持ブラケット51L,51R
は、水平断面コ字形状に限定されるものではなく、例え
ば左右側部の一方を省略することもできる。
51Rcには、ドラムブレーキ31Rのブリーザパイプ
32Rの、大気開放側である他端部32Rbが嵌着され
る接続用パイプ54と共に、キャブレタの負圧ポンプ
(図示せず)のブリーザパイプ33の端部及び燃料ポン
プ(図示せず)のブリーザパイプ34の端部が嵌着され
る2つの接続用パイプ55,56が貫通して設けられて
いる。よって、右側のサイドフレーム7Rには、ドラム
ブレーキ31Rのブリーザパイプ32Rの他端部のほ
か、キャブレタの負圧ポンプ(図示せず)のブリーザパ
イプ33の端部及び燃料ポンプ(図示せず)のブリーザ
パイプ34の端部も、サイドフレーム7Rの内部空間を
介して大気に開放されている。一方、左側の支持ブラケ
ット51Lの本体部51Lcには、ブリーザパイプ32
Lの、大気開放側である他端部32Lbが嵌着される接
続用パイプ57が貫通して設けられている。なお、前記
接続用パイプ54〜57は、支持ブラケット51R,5
1Lに貫通される別体のパイプとして構成されている
が、別体とすることなく支持ブラケットにパイプ部とし
て一体的に形成することも可能である。
(b)及び図10(b)に示すように、いずれも、本体
部51Lc、51Rcを貫通した後のサイドフレーム7
L,5Rの内部において、下方に向くように湾曲された
L字形状に形成されており、端部開口が下向きに開口す
るようになっている。これにより、サイドフレーム7
L,7Rの後端部より侵入した泥、水などの異物が、ブ
リーザパイプ32L,32R内及びブリーザパイプ3
3,34内に侵入しにくくなっている。
1Rの密閉空間部は、それぞれ、ブリーザパイプ32
L,32Rを通じて、左右のサイドフレーム7L,7R
の内部空間に別々に連通され、大気に開放され、車体フ
レーム7の後部で比較的高い位置において大気に開放さ
れている。
キ31L,31Rのブリーザパイプ32L,32Rの他
端部を支持ブラケット51L,51R及び接続用パイプ
54,57を用いてサイドフレーム7L,7Rの前端部
内に開放するようにしているが、支持ブラケット51
L,51Rや接続用パイプ54,57を必ずしも用いる
必要はなく、前記ブリーザパイプ32L,32Rの他端
部をサイドフレーム7L,7Rの前端部からフレーム内
部に挿入し、その状態にブリーザパイプ32L,32R
を取付固定するようにしてもよい。また、サイドフレー
ム7L,7Rの前端部に限らず、サイドフレームの途中
の部分に開孔を設け、その開孔を利用してブリーザパイ
プの他端部を、内部空間に開放するようにしてもよい。
L,3Rのドラムブレーキ31L,31Rについてのブ
リーザパイプ32L,32Rの他端部を車体フレーム7
を構成するサイドフレーム7L,7R(中空部材)の内
部空間に開放するようにしているが、前輪2L,2Rの
ドラムブレーキのブリーザパイプの大気開放端部も、同
様に、車体フレームを構成する中空部材の内部に開放す
るようにしてもよい。
され、以下に述べるような効果を奏する。
キのブリーザ装置は、ドラムブレーキに形成される密閉
空間部をブリーザパイプを通じて、サイドフレームの内
部空間を介して大気に開放するようにしているので、ド
ラムブレーキ内の密閉空間に水、泥などの異物を吸入す
ることなく、ブリーザパイプを通じての、前記ドラムブ
レーキ内の密閉空間部への空気の出入りを実現すること
ができる。また、サイドフレームは、後輪の上部に位置
するため、配管も容易で、確実なものにすることができ
る。
サイドフレームの、大気に開放された前端部に、支持部
材を介してブリーザパイプの他端部を、大気に開放され
るように支持すれば、簡単な構造で、ブリーザパイプの
他端部を大気に開放されるように支持することができ
る。また、サイドフレームの前端部は、水、泥などの異
物が侵入しにくいので、ブリーザパイプへの水、泥など
の異物の侵入を回避する上でより有利である。
ブリーザパイプの、内部空間に開放される開放端が、サ
イドフレームの内部空間において、下向き又は左右いず
れかの向きとなるようにすれば、前記開放端が上向きと
なっているような場合に比べて、他端部における開口を
通じて、水、泥などの異物がブリーザパイプの内部に侵
入しにくい。
左側及び右側の車輪用のドラムブレーキのブリーザパイ
プの他端部を、それぞれ左側及び右側のサイドフレーム
の内部空間を通じて大気に開放するようにすれば、ブリ
ーザパイプの配管が容易となる。
に示す斜視図である。
す斜視図(図中の左方が車体の前方にあたる)である。
面図である。
平面図である。
ブレーキとの接続部分の断面図である。
ついてのブリーザパイプの他端部の取付状態を示す平面
図、(b)は同X方向矢視図である。
ついてのブリーザパイプの他端部の取付状態を示す平面
図、(b)は同Y方向矢視図である。
イプとの関係を示し、(a)は平面図、(b)は左側面
図である。
パイプとの関係を示し、(a)は平面図、(b)は左側
面図である。
について全体を示す正面図及び側面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 運転席の後部から後輪の上部を後方に延
び、運転席の後部の荷台を支持する左右一対のサイドフ
レームと、前記後輪を制動するために用いられる密閉式
のドラムブレーキを備えた作業用四輪車のドラムブレー
キのブリーザ装置であって、 前記サイドフレームが内部空間を有する中空部材とさ
れ、 前記ドラムブレーキ内に形成されブレーキシューを収納
する密閉空間部に前記ブリーザパイプの一端部を、前記
サイドフレームの内部空間に前記ブリーザパイプの他端
部をそれぞれ連結し、 前記ドラムブレーキ内の前記密閉空間部が、前記サイド
フレームの内部空間を介して大気に開放されていること
を特徴とする作業用四輪車のドラムブレーキのブリーザ
装置。 - 【請求項2】 前記サイドフレームは、少なくとも前端
部が大気に開放されたパイプ材で形成され、 前記前端部に、前記ブリーザパイプの他端部が支持部材
を介して前記内部空間に開放されるように支持されてい
る請求項1記載の作業用四輪車のドラムブレーキのブリ
ーザ装置。 - 【請求項3】 前記ブリーザパイプの、前記サイドフレ
ームの内部空間に開放される開放端は、下向き又は左右
いずれかの向きとされている請求項2記載の作業用四輪
車のドラムブレーキのブリーザ装置。 - 【請求項4】 左側及び右側の後輪用のドラムブレーキ
のブリーザパイプの他端部は、それぞれ左側及び右側の
サイドフレームの内部空間を介して大気に開放されてい
る請求項1〜3のいずれかに記載の作業用四輪車のドラ
ムブレーキのブリーザ装置。
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JP2000220224A JP3380799B2 (ja) | 2000-07-21 | 2000-07-21 | 作業用四輪車のドラムブレーキのブリーザ装置 |
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