JP3380578B2 - 振動絶縁装置及びこの装置システム - Google Patents

振動絶縁装置及びこの装置システム

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JP3380578B2 JP35750492A JP35750492A JP3380578B2 JP 3380578 B2 JP3380578 B2 JP 3380578B2 JP 35750492 A JP35750492 A JP 35750492A JP 35750492 A JP35750492 A JP 35750492A JP 3380578 B2 JP3380578 B2 JP 3380578B2
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    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F15/00Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
    • F16F15/02Suppression of vibrations of non-rotating, e.g. reciprocating systems; Suppression of vibrations of rotating systems by use of members not moving with the rotating systems
    • F16F15/023Suppression of vibrations of non-rotating, e.g. reciprocating systems; Suppression of vibrations of rotating systems by use of members not moving with the rotating systems using fluid means
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、振動絶縁装置及びその
装置システムに関し、特に空気式のものに関する。な
お、以下の説明において除振、除振器、除振装置と簡潔
にいうことがあるが、それぞれ振動絶縁、振動絶縁器、
振動絶縁装置と同等である。
【0002】
【発明の背景】液体式及び気体式振動絶縁装置において
は、その基本的な振動絶縁特性は、ばねすなわち作動ピ
ストン回りのコンプライアンス容積と、このコンプラ
イアンス容積からのガス又は他の流体の流れダンピング
・オリフィスの寸法によって決められる。従来からの振
動絶縁装置はまた、流れダンピング・オリフィスによっ
てコンプライアンス容積から分離されたダンピング容積
を有するダンピングチャンバを備えている。
【0003】振動絶縁を行おうとする諸パラメータは、
特有の絶縁装置に予め定められた振動絶縁の仕事機能に
合わせるようにして決められ、作定される。これは、考
えられる主たる利用形態でその特有の絶縁装置の機能を
最適にする一方で、装置あるいはシステムにおける多く
の逸脱作用に対してははなはだ弱い。例えば、振動絶縁
装置上の負荷の変動が振動(オッシレーション)あるいは
不安定を引き起こし、これが収れんするのに長い時間が
かかるかもしれない。この点で、空気式振動絶縁装置と
その負荷作用は、基本運動によって惹起されるダンピン
グされたばね質量系として見直しをされてよい。除振系
の伝達率は、系の共振周波数、普通は1〜3Hzで1を
超えて増大し、共振周波数の1.414倍のところで1
に、そして高周波域,マイナス40dbのところでうね
り終えるような特性である。除振系のばねの剛さが非常
に低いと、現荷重ないし有効荷重(ペイロード)に負荷重
が加わったりあるいは除去されたりするとき、上下の幅
が大きくなる。有効荷重上で動く荷重があるときも同じ
効果をもち、有効荷重の傾きが生じる。除振系のレベリ
ング制御は、有効荷重の位置を復元しレベルを回復する
のに数秒を要する。最小の再レベリング時間は系の固有
周波数によって制限されている。すなわち、固有周波数
が低ければ低いほど、除振は良好であるが、再レベリン
グの時間は長くかかる。このような空気式除振装置の制
限は、一般的に、レーザ等を使う光学・電子分野の研究
施設に於けるユーザには問題にはならないが、産業の分
野のユーザにとっては問題である。例えば、自動化検査
装置の傾斜及び再レベリングの時間の長さはサイクル時
間の増大したがってコストの増大をもたらすことになる
からである。
【0004】従来の空気式除振システムが補償し合って
いた精度とスピード、すなわち負荷重,負荷変動は除振
装置のレベルを制御する機械式/空圧的サーボ系の許容
可能なゲインによって制限されている。このサーボまた
はレベリングバルブのゲインは、除振装置における空気
の出入りの割合を有効荷重レベルにおける検知誤差に関
連づけている。このゲイン制御の設定を極めて低くして
しまうと、空気の流れる割合はゆっくりしていて、レベ
ル修復はゆっくりしか進まない。反面、設定を高くし過
ぎると、空気は急激に出入りすることとなり、結果とし
て装置系に振動(オッシレーション)を生じ、不安定とな
る。
【0005】従来からの除振テーブル付き空気式除振装
置は、通常、所与の負荷状態に合わせるようにして作ら
れている。そして産業の分野、とりわけ製造工程などに
おいては、このようなテーブルを一列に並べて使用され
ることがある。このような場合、負荷は、連続する製造
ステップに応じてテーブルからテーブルへ移送されるワ
ークあるいはワーク相当物としてよい。負荷重が一つの
テーブルから次のテーブルへ移送される毎に、当該テー
ブルは急激に軽減される一方で、次のテーブルは急激に
負荷を負わされることとなる。このことは、テーブルを
連続的に再レベリングするようにしている従来の装置に
おいては、面積の広い大きなテーブルの各所に位置ずれ
を生じさせる。このような、テーブルの再レベリングに
要する時間を減らすことは、間欠の定駆動をなし製造や
検査の工程のスピードを上げるうえで、ますます重要に
なってきている。例えば、振動に極めて敏感な装置、一
例を挙げるとするなら、半導体ウェハの各種検査装置や
各種のマスクアライナ、ステッパ露光機、光学式座標測
定器などを考慮されるとよい。
【0006】
【発明の目的】安定な除振性を発揮すると共に、負荷の
変動に素早く応答できる空気式振動絶縁装置システムを
提供することである。安定な除振性を発揮すると共に、
負荷の変動に素早く応答できる空気式振動絶縁装置を提
供することである。内部ダンパを備える空気式振動絶縁
装置を提供することである。空気式振動絶縁装置に支持
された負荷テーブルの間欠的な安定化をもたらすように
することである。負荷の位置変化や負荷重の変動に応答
して再レベリングに要する時間を短縮できるようにする
ことである。
【0007】
【発明の概要】上記の目的を達成するため、本発明は、
第1の空気チャンバと、前記第1の空気チャンバ内に収
まるピストンと、前記第1空気チャンバ及び前記ピスト
ンと離隔されている第2の空気チャンバと、前記第1及
び第2の空気チャンバにガスを供給するガス供給手段
と、前記第1空気チャンバと前記第2空気チャンバとの
間でガスの通過を可変するガス通路と、前記第1空気チ
ャンバと前記第2空気チャンバとの間で前記可変ガス通
路と接続されたガス通過禁止手段とを備えることを特徴
とする空気式振動絶縁装置、好ましくは、前記第1及び
第2チャンバ間に層流のガス流制限器を備える振動絶縁
装置である。また、本発明は、負荷テーブルと、前記負
荷テーブルを支持する空気式振動絶縁装置と、前記空気
式振動絶縁装置にガスを供給するガス供給手段と、負荷
の変動を決定する手段と、前記負荷変動決定手段と接続
され、負荷の変動状態に応答して前記空気式振動絶縁装
置へのガスの通過を増大させるガス通過増大手段と、前
記負荷の変動状態に応答して前記負荷テーブルにダンピ
ングを強制するダンピング強制手段とを備えることを特
徴とする空気式振動絶縁装置システムであり、好ましく
は、前記ダンピング強制手段は、前記空気式振動絶縁装
置内に集約化して設備したダンパであり、前記負荷変動
状態に応答してこの集約化設備ダンパを作動するための
手段を備えた装置システムである。さらに、本発明は、
離隔された複数の空気チャンバと、前記複数の空気チャ
ンバの一つのチャンバ内の作動ピストントと、前記空気
チャンバにガスを供給するガス供給手段と、前記空気チ
ャンバ間のガス通路と、前記ガス通路に接続され、選択
的に作動されてガスの通過を禁止できるガス通過禁止手
段と、前記空気チャンバの一つに収容されたダンピング
流体と、前記一つの空気チャンバと他の空気チャンバと
の間で前記ダンピング流体に流体摩擦抵抗を生じさせる
該流体の通路とを備えたことを特徴とする空気式振動絶
縁装置である。
【0008】
【作用の概要】上記の発明のいずれにおいても、共通す
る作用は、負荷に変化があろうとするときもしくは負荷
の変動が生じたとき、空気式振動絶縁装置が本来の特性
に対し極めて剛くなり、変動のエネルギを吸収した後剛
さを解除し、本来の振動絶縁動作に復帰するので、安定
するのに短時間で済む(従来では数秒かかっていたもの
が1秒以内、数百msのオーダにできる)というものであ
る。
【0009】
【好ましい実施例】図面は、空気式除振装置10又は1
00における間欠的な安定化をもたらす空気式除振シス
テムを示している。上記空気式除振装置10又は100
は、第1及び第2の空気チャンバ12と13及び120
と130と、チャンバに対し作動する除振ピストン14
又は140を備えている。図面はまた、内部ダンピング
を有する空気式除振装置10又は100をも示してい
る。
【0010】ここでは、第1チャンバ12又は120の
みに作動ピストンを備え、第2チャンバ13又は130
は、上記ピストン14又は140及び第1チャンバ12
又は120の両者から分離された形のものを示してい
る。
【0011】第1チャンバ12(又は120)、第2チャ
ンバ13(又は130)には、ガスが供給される。あるい
は当初に充填される。除振目的で最も広く使用されるガ
スは空気であるが、ここでいうガスは圧縮性の流体を広
くカバーし、空気以外のガスとしてもよいし、又、ガス
及び空気なる用語は便宜上の意味を含み、代替可能なら
ばその他の媒体でもよい。
【0012】ガスは、ポンプ、タンク又は他の供給源1
6から供給される。例えば、バルブ18,19及び27
又は180を経由するが、後に詳記する。一般的に、ガ
ス供給源16は、常時ではないが、第1及び第2チャン
バ12と13又は120と130に接続されている。同
様に、実存のガス排気所25がこれら両チャンバに接続
されている。
【0013】空気式の場合、上記のガス排気所は単に大
気中である。しかし、高価なガス又は液体の場合、排気
所25はリサイクル用に供給源の方へ導路されてよい。
また、各チャンバ用に排気を分離してもよい。
【0014】図1と図6に示す実施例において、第1及
び第2チャンバ12と13及び120と130間には、
1つの制御されたガス通路が示されている。可変ガス通
路21又は210がこの目的で使用されてよい。この可
変ガス通路は選択作動するガスバルブ22又は220を
備えている。ガス通路可変体という語を用いることがあ
るが、これは、例えばバルブあるいはガスの通路または
通過を変えるための他の手段を総称するものである。
【0015】図1に示す実施例において、ガス通路21
は可変体22によって両チャンバ間で可変にされる。ガ
ス通路又は可変体は両チャンバ12,13間のガスの通
路を連続的に制御することによって空気式振動分離を連
続的に変える。
【0016】ガス通路可変体22は、両チャンバ間にお
けるガス通過禁止体を含んでもよい。禁止体は、この点
で、オン/オフのガスバルブあるいはガスの流れを選択
的に禁止するデバイスを意味する。したがって、図1の
コンポーネント22又は図6の対応のコンポーネント2
20は、可変体、禁止体あるいはバルブと称されてよい。
【0017】実施例によれば、除振は、両チャンバ間の
ガス通過を禁止すること、例えばバルブすなわち禁止体
22又は220を閉じることによって第1の動作特性を
現す。この場合、ピストンは第2チャンバ13又は13
0中のガス容積に寄与する事なく、第1チャンバ12又
は120中の圧縮ガス容積に抗して作動する。
【0018】例えば、チャンバ120がコンプライアン
スチャンバ(ばねチャンバとも称される)であるとする
と、又は、このコンプライアンスチャンバがチャンバ1
2と13の合わせた容積をもつとすると、このときはそ
のような合体容積又はチャンバ120の容積はダンピン
グのない除振装置の固有周波数を決め、次の式に従う。
【数1】
【0019】ここで、ω0は固有周波数、nはポリトロ
ピック・ガス定数、は重力加速度、Aはピストンの断
面積、Vsはコンプライアンスチャンバのガス容積、Pa
は大気圧、Pgはコンプライアンスチャンバ内のゲージ
圧で、除振装置に支持される荷重に依存する。
【0020】分子にあるnは、低周波域で1に等しく、
高周波域では1.4へ増える。
【0021】ここにおいて、もし禁止体すなわちガスバ
ルブ22が開くと、ガスは、ピストン14の動きに応じ
て、ガス通路21を介しチャンバ12と13間を流れる
ことができる。そのとき、ガス容積Vsは両チャンバ1
2と13を合わせたものと等しくなり、除振装置10の
除振周波数は、実質的に、式(1)に従ったその容積Vs
のω0と等しい。
【0022】図1に示される除振装置10は、従来のか
さばった外部ダンピングチャンバは除去されていて、コ
ンプライアンスチャンバでもって内部ダンピングを行っ
ている。特に、実質上可能な限りピストンに接近して
(ピストンの最大変位と合理的な耐性の制限の範囲内に
おいて)障壁31を位置させることにより、閉じた小体
積12は、禁止体すなわちガスバルブ22が開かれる
と、ダッシュポット(弾性復元効果を作りだすもの)とし
て振る舞い、ピストン14に抗圧力を及ぼすが、この力
はピストンの速度に比例する。このシステムの動作は以
下の式によって記述される。すなわち、両チャンバ内の
ガスの全質量は一定で、小変位圧力変化はピストンの変
位と次式により関連づけられる。
【数2】
【0023】ここで、Vdは小チャンバ12のダンパ容
積、Pdはダンパ圧の変化、Vcはコンプライアンスチャ
ンバ13の容積、Pcはコンプライアンス圧の変化、P
は絶対チャンバ圧、Aはピストン14の断面積、zは質量
の変位(下方に正)である。
【0024】障壁31(ガスバルブ22は開)を通る質量
流は、圧力差に線形であると仮定され、次式で与えられ
る。
【数3】
【0025】ここで、Q/ΔPは流れアドミッタンス、
Tは絶対ガス温度、Rはガス定数である。
【0026】上部チャンバ12内は小容積Vdであるの
で、相対的に高いアドミッタンスとするため、ガス通路
21が大きいか、2つ以上のガス通路が並行して設けて
ある限り、障壁31を通る体積流はピストン変位の体積
変化率と等しいとできる。式は次の(4)式のようにな
る。
【数4】
【0027】ここで、ρは密度でP/RTに等しい。P
dとzの関係は(5)式で、(5)式中のaは(6)式で与え
られ、コンプライアンスチャンバの特性周波数である。
【数5】
【数6】
【0028】外乱のない質量mの運動方程式は(7)式で
与えられるから、式(5)と(7)より、図1の系の特性方
程式は(8)式となる。
【数7】
【数8】
【0029】ここで、sは移行運動(トランジェント・
モーション)の特性周波数、ω0は(1)式で規定されるも
ので(9)式により与えられる。
【数9】
【0030】禁止体すなわちガスバルブ22が開いてい
るか、又はそうではなくて障壁がガス透過性であると、
図1の構成は、例えば負荷46に対し、除振装置10の
主たる機能を行う。
【0031】他方、禁止体すなわちガスバルブ22が閉
じられると、ピストン14の運動は、第1の空気チャン
バ12からガスを動かすことができない。そのような場
合、実効容積は容積のVsのほんのわずかとなる。換言
すると、式(1)の容積Vsの値は、小さな第1空気チャ
ンバの内側だけとなり、これはバルブ12が開いている
ときの容積Vsの小部分ということである。
【0032】例えば、第1及び第2のチャンバ12と1
3の容積が第1チャンバ12だけの容積の25倍あると
すると、バルブ22が開いているときよりも閉じている
ときの方が除振周波数は5倍高いということであり、こ
れが除振装置10の第1の動作特性の一つの特徴であ
る。
【0033】除振周波数の二乗ω2と支持された質量M
(すなわちテーブル43と負荷重46を合わせた質量)の
積は、ばね定数kであるので、本実施例の除振装置10
はバルブ22が開いているときよりも閉じているときの
方が25倍剛いということである。
【0034】一般的に、禁止体22すなわちバルブの閉
又は作動を通して剛さSが比例して変化すると、それは
次式により規定される。
【数10】
【0035】ここで、V12はピストン14まわりの第1
空気チャンバ12の容積、V13は第2空気チャンバ13
の容積である。
【0036】例によれば、負荷46が一つのテーブルか
ら他へ移送されるとき、そのテーブルは急激に負荷を減
じられ、他方、他のテーブルは急激に負荷を負わせられ
る。従来のシステムでは、このことは大きなテーブルの
各所に変位を生ぜしめ、テーブルを原位置に回復するの
に大変に長い時間を要している。禁止体22はこのよう
な各種負荷変動に対する除振システムの不所望の応答を
最小化するものである。
【0037】外部ダンピングチャンバが省かれている場
合は、例えば負荷の変動の間、禁止体22が作動される
とき、テーブルの振動を軽減する目的で補助ダンパ54
を用いてもよい。通常の除振動作に対しては、このダン
パは作動せず、すなわち、除振装置10又は100が本
来の動作を行っているときには、このダンパは作動せ
ず、床又は地面(グランド)の運動は全くテーブル43に
伝達されない。他方、急な負荷の変動又は揺動がある
と、アクチュエータ56がダンパ54をグランド57に
接続する。たとえば、ダンパが油圧形式のダッシュポッ
ト又はクラッチをオン/オフする必要のある形式のもの
では、ダンパロッド58に対しグリップ59を適用する
ことによりグランド57に接続する。このほか、ダンパ
54の制御には、クラッチ式以外に、電磁式,空気式あ
るいは電気その他の信号による他の形式のものを用いる
ことができる。
【0038】除振装置の実際の動作がスタートする前
に、ダンパグリップ59はレリースされる又は電磁形式
あるいは他の形式のダンパは消勢される。
【0039】図1に示した実施例において、負荷重のシ
フト(変動を含む)は、差圧センサ33によって検出され
るようにしてもよい。センサ33は第2チャンバ13の
圧に対する第1チャンバ12の圧力の増加を検知し、制
御手段41とグリップ59によってダンパ54を付勢す
るようにしてよい。
【0040】実施例によれば、静止した状態において、
制御手段41が第1の電磁式空気バルブ61をリード線
62を介して付勢し、これによりダンパアクチュエータ
56は圧力源116に接続される。後に詳記するよう
に、これは、ダンパアクチュエータ56中に示されるば
ねの非付勢バイアスを与え、除振装置10又は100の
通常の除振動作に対しダンパ54を不作動化状態に維持
するものである。圧力源116は、又、先に示した圧力
源16であってもよい。第2の電磁式空気バルブ64は
通常の除振モード期間中、不作動のままである。
【0041】反対に、差圧センサ33が負荷の変化を検
知すると、制御手段41はダンパ54を付勢する。すな
わち、リード線62を消勢してバルブ61をダンパアク
チュエータ56のばね室を排気125に接続するととも
に、リード線63を付勢してバルブ64はダンパアクチ
ュエータ56左側のチャンバを圧力源116に接続し
て、ダンパ54を作動させる。従って、外部ダンピング
は、圧力変化すなわち負荷の変動がある間中、作動する
ことになる。
【0042】除振装置10又は100における負荷すな
わち圧の変動がおさまってしまうと、制御手段はグリッ
プ59を解放する又は、ダンパ54に係るその他の消勢
を行う。すなわち、センサ入力34の収束に応答してリ
ード線63を消勢すると共に、リード線62を再付勢す
る。
【0043】差圧センサ33はよく知られたホイートス
トン・ブリッジ形式のものでよい。たとえば、米国・モ
トローラ社が提供するMPX2000シリーズ・差圧セ
ンサの一つを利用できる。この種のセンサは二室の分離
度が高い。
【0044】差圧センサ33は2つの入力部をもち、一
つは入力34もう一つは36で示される。実施例によれ
ば、このセンサは供給される直流12Vで作動される。
センサは基本的にホイートストン・ブリッジであるの
で、その出力は電源電圧の半分である。センサ応答出力
電圧は好ましくは入力34,36に加わる差圧に比例す
る。
【0045】出力電圧は、センサの入力側34に圧が加
わると、平衡電圧6ボルトを超えて線形に増加する。反
対に、センサの入力側36に圧が加わると、6ボルトか
ら線形に減少する。
【0046】図3と図4に、図1及び他の好ましい実施
例で使用できる閾値比較器とバルブ駆動器を備えた制御
手段41の一例を示す。
【0047】図1と図3に示されるセンサ33の出力
は、ゲイン及びオフセット調整回路71に与えられる。
ゲインはたとえば1000倍とされる。この高ゲイン
は、両チャンバ12と13間の微小な差圧に対し回路の
応答性を増加させる。オフセット調整器72はこの回路
にセンサ出力をセットするために印加されるもので、例
えば供給電圧のちょうど中間点とされる。
【0048】ウィンド比較器73は、圧力センサの両側
の出力に対し上側と下側の閾値をセットするのに使われ
る。ポテンショメータ74と75でそれぞれ上と下が決
められる。入力34に接続された側が入力36に接続さ
れた側に対し高いと、すなわち、チャンバ12の圧力が
チャンバ13の圧力より高い、例えばピストン14が負
荷重46によって押下されるとき、上限比較器76はハ
イレベルとなり、バルブ駆動回路を介してソレノイドバ
ルブ22をオンするとともに、タイマ回路77をオンす
る。と同時に、ハイ信号は、バルブ駆動回路78を介し
てソレノイド駆動回路をオンする。
【0049】両チャンバ12と13間の連通をバルブ2
2が断つ。図1中に示すように、バルブ27が空気供給
源16に接続され、チャンバ13中の圧力をチャンバ1
2中の圧力と等しくなるまで昇圧する。タイミング回路
81及び82は、チャンバ12の圧力が変わるのを止
め、そしてチャンバ13の圧力が実質的にチャンバ12
の圧力と等しくなるまで、バルブ22の開成を遅延させ
ることにより動作の安定化をもたらす。
【0050】チャンバ13の圧力がチャンバ12の圧力
より高いとき、下側の比較器83がハイレベルとなる。
これはまた、OR素子84を介し、ソレノイドバルブ2
2用の駆動回路をオンする。このハイレベルの信号はま
た、ソレノイドバルブ17用の駆動回路をオンする。す
なわち、今、チャンバ13の圧力がチャンバ12より高
いためである。ソレノイドバルブ17はチャンバ13か
ら空気を排出する。両圧力が等しくなり、かつバルブ2
2用のタイマがタイムアップすると、装置は静定状態す
なわち通常の除振動作モードに戻る。
【0051】図3と図4によれば、OR素子84はまた
ライン88を介して一対のタイミング回路91及び92
に作用している。この回路はタイミング回路部86,8
7をそれぞれ備えた先のタイミング回路81,82と同
様、タイミング回路部86,87を備えている。時間遅
延は、この一対のタイミング回路91及び92によって
決められるが、可変抵抗器93によって調整可能として
よい。もちろん、図3のものでも遅延時間を調整可能と
してよいのは言うまでもない。
【0052】ライン88を介した付勢がないとき、上記
のバルブ61は、双投リレー接点95の常閉側を通りそ
のリード線62を介して付勢される。上述のように、こ
れは、ダンパアクチュエータ56のばねチャンバを加圧
し、ダンパ54を不作動とするもので、このアクチュエ
ータ56の右側のチャンバは、他のバルブ64が図示と
は反対の位置にある限り、排気のままにされているため
である。
【0053】除振装置10又は100は、このようにテ
ーブル43及び負荷46の通常の除振動作を実行する。
【0054】しかしながら、OR素子84の出力が、タ
イミング回路81と82及びバルブ22と同じように、
図3に示した回路によって付勢されると、この第2のタ
イミング回路対91と92は、またリード線88を介し
ての入力を受け、所定時間又はセット時間後に、リレー
駆動回路97を介してリレー96を付勢し、テーブル4
3へ補助ダンパ54が急激に接続されるのを回避してい
る。
【0055】他方、タイミング回路81と82と同様
に、タイミング回路91と92は、運用においては除か
れてもよい。このように除かれても、不安定化を招くこ
とはない。代替的には、バルブ22,61及び64の付
勢は同時に、そしてこれらの消勢は遅延させるようにし
てよく、反対に、時間遅延は付勢と消勢に対し異なるよ
うにしてもよく、これらすべては設ける装置に特有の要
請に依存する。
【0056】別の場合には、リレー96の付勢は、双投
接点95の常開側を閉じ、これによって図1と図4に示
される第1のリード線62を消勢しかつ第2のリード線
63を付勢する。このようなリード線62の消勢は第1
バルブ61を消勢し、図1に図示した位置に戻す。これ
により、ダンパアクチュエータのばねチャンバは排気に
導通する。と同時に、第2のリード線63の付勢は、第
2のバルブ64にダンパアクチュエータ56の左側のチ
ャンバを加圧するようにさせる。その結果、ダンパアクチ
ュエータ56はダンパ54をグランド57にクラッチ的
に結合する。
【0057】一般的に、リレー96の付勢は、ダンパ5
4を付勢し、もし時間遅延後に必要なら、これは図1、
図3及び図4に示される方法又は同等な他の方法による
ものとする。
【0058】除振装置10又は100における負荷変動
と圧力変動が収束すると、OR素子84の出力信号はリ
ード88にはなくなる。すると、これは上述のようなバ
ルブ22の時限開成となり、又、バルブ61の時限再付
勢とバルブ64の時限再付勢を生じ、これによってダン
パ54は再び不作動となって、一台あるいはそれ以上の
除振器10又は100による通常の除振モードを回復す
る。
【0059】リレー96に並列のダイオード98及びバ
ルブ17,22,27,61そして64のそれぞれのま
わりにあるダイオードは、リレーやバルブの巻線を消勢
するときに生じる電圧スパイクとノイズを避けるための
ものである。
【0060】実施例によれば、型式LM324の4回路
の演算増幅器を用いているが、これは、米国・テキサス
インスツルメント社のリニア回路データブック1989
年版pp.2−33から2−35に示されており、図3
の76,83,84,85に使用してよい。上記データ
ブックのpp.4−49から4−52にはまた、図3の
81,82及び図4の91,92に使用してよい2回路
式精密タイマが示されている。この回路において、トリ
ガーは(TR)、閾値すなわちスレッショルドは(TH
R)、放電すなわちディスチャージは(DIS)、リセッ
トは(R)、出力は(Q)とそれぞれの端子名を示し、また
RC回路86及び87を示す。さらに実施例によれば、
図3の回路中のバルブ駆動回路及び図4中のリレー駆動
回路97は、チップ形式のものとしてよく、米国・モト
ローラ社のバイポーラトランジスタ・データブックの1
987年版pp.3−1156及び3−1157に示さ
れている。図3及び図4中のブロック17,22,2
7,61及び64は、図1の17,22,27,61及
び64で示されるソレノイドバルブとして考えてよい。
【0061】式(8)は、新規な設計の特徴を示すから、
図1の装置システムの除振装置10は、禁止体ちなわち
ガスバルブ22が開いているか又はこれとは別に障壁3
1が透過性であるとき、前記式の2次式によって動的に
特徴づけられるものであるが、図5と図6に示される装
置システムは、どちらかといえば3次式により特徴づけ
られるものである。
【0062】特に、除振装置100は、ガス通路又はオ
リフィス210が開いている、例えば禁止体すなわちガ
スバルブ220を開くことによって、下記の3次の動的
方程式に支配される。
【数11】
【0063】ここで、ωnはダンピングチャンバ130
がない非ダンピング系の固有周波数、sは移行運動の特
性周波数、αはコンプライアンスチャンバ120に対す
るダンピングチャンバ130の容積比、aはダンピング
チャンバ130の特性周波数である。
【0064】固有周波数ωnは(1)式を変形された次の
式で与えられる。
【数12】
【0065】実施例によれば、比αは、一般の場合、ほ
ぼ2又は3で、もっともより高い場合は、例えば下記に
言及されるDeBra教授の発表に係る空気式除振装置
のCIRP論文に示されている。α=2のとき振動運動
の非ダンピング固有周波数はω0=0.67ωnである。
もし、全容積がコンプライアンス容積であると仮定する
と、この周波数はω0=0.58ωnである。
【0066】これから、除振装置100の固有除振周波
数を決めるコンプライアンスチャンバ120のガス容積
Vsは、1次的に、ダンピングチャンバ130を以って
相互作用による変形を受けることとなる。下方のチャン
バ130は次の式により支配される。
【数13】
【数14】
【0067】ここで、上式中の記号は、上述の式(2)か
ら(7)に定義した記号と同様である。式(11)から(14)
は、ダンピングチャンバ圧が、次式に規定される周波数
aにおいて第1次の遅れをもってコンプライアンスチャ
ンバ内の変化に従うということを示している。
【数15】
【0068】ここで、Pはダンピングチャンバ内の絶対
圧、Vdはダンピングチャンバ130の容積、Qはガス
体積流の割合、ΔPは測定されるか算定されるQにおけ
る圧力差である。
【0069】式(11)はsに関し3次であるから、支持質
量43,46の運動は、通常、ダンピングされた振動運
動に加えて、1次のエクスポーネンシャル指数運動によ
ってて特徴づけられる。所与のαに対し、最大のダンピ
ングを与えるのは、(16)式である。
【数16】
【0070】固有周波数ωnについて、最大のダンピン
グはaが(17)式のときに生じる。
【数17】
【0071】非ダンピング固有周波数と最大ダンピング
における1次のエクスポーネンシャル指数運動の周波数
は、(18)式となる。
【数18】
【0072】従って、禁止体すなわちガスバルブ220
が開くと、コンプライアンスチャンバ120中のピスト
ンの振動は通路210を通ってダンピングチャンバ13
0中へガスを変位させることができる。これによって、
たとえば式(11)と式(15)に記述されるように、除振装置
100は低くされた除振周波数をもってダンピングされ
る特性をもつことになる。
【0073】他方、もし仮に、第1チャンバ120が図
5と図6で示されるようなコンプライアンスチャンバと
すると、禁止体すなわちガスバルブ220が閉じられる
と、除振装置100の除振周波数は、必ず式(1)に従う
非ダンピング系の周波数ω0である。これは、除振装置
100の第1の動作特性の一面を示すものである。上記
したダンピング特性が、反対に、第2の動作特性として考
えられるものである。
【0074】幾つかの応用においては、ガスバルブ22
又は220の閉、及び/又はチャンバ13又は130中
の圧力の増加は、除振装置100に振動子のような振る
舞いを生じさせるかも知れない。実施例によれば、次に
詳記するダンピングシステムの一つと当該除振装置とを
組み合わせることによってこれに対抗することができ
る。
【0075】ガスは第1と第2の空気式チャンバ12と
13又は120と130に供給されることができる。た
とえば、第1と第2のチャンバ12と13又は120と
130間のガスの通過が図1と図6のバルブ22又は2
20を閉じることによって禁止されている間、供給源1
6から下側位置にしたバルブ18又は180を介して、
及び/又は開いた位置にしたバルブ27を介してガスを
供給することができる。
【0076】バルブ18又は180はレベル制御バルブ
すなわちレベリングバルブであってよい。このバルブ
は、除振装置10又は100が作動状態にあるとき、テ
ーブル46すなわち質量を支持したピストン14又は1
40のレベル又は位置を連続的に回復するためのもので
ある。この目的及びその他の目的のため、ガスは第1及
び第2のチャンバ12と13又は120と130から排
気される。たとえば、上側位置にしたバルブ18を介
し、及び/又は開いた位置にしたバルブ17を介して排
気される。第1及び第2のチャンバ12と13及び12
0と130は図1と図6に示されるように、両チャンバ
間のガスの通過が禁止されることができる。
【0077】実施例によれば、両チャンバ間のガスの通
過が禁止され、ガスは、第1のチャンバ12又は120
内の圧力増大に応じて、たとえば負荷の移動や負荷重に
よってピストン14又は140が押下されることによっ
て、これら両チャンバに供給される。
【0078】反対に、両チャンバ間のガスの通過が禁止
され、ガスは、第1のチャンバ12又は120内の圧力
減少に応じて、たとえば負荷や質量の軽減が生じピスト
ン14又は140の上昇運動によって、これら両チャン
バから排気される。
【0079】ガス流制限器29が両チャンバ12と13
又は120と130間に設けられていてもよい。たとえ
ばガス流路21又は210中に設けられてよい。この点
において、ガス流路21は除振装置10又は100の内
部又は外部に装置してよい。
【0080】いずれの場合も、除振は両チャンバ12と
13又は120と130間の制限器29又は290を通
してガス流を変えることによって変化させることができ
る。
【0081】好ましい実施例においては、制限器29又
は290は層流のガス流とすることができ、 空気式除
振は両チャンバ12と13又は120と130間の当該
制限器を通る層流のガス流を制御することによって変え
られる。同様なオリフィス又は流れ制限器290が、図
5に示されるように、両チャンバ120と130間に設
けられてよい。これにより、除振装置100は除振モー
ドにおける式(1)に係る動作を行える。
【0082】実施例によれば、層流による制限器は、D
aniel B.DeBra氏によって、空気式除振装
置のための層流制限器の設計と題して1984年8月に
第34回CIRPの全体集会において発表された内容物
をこの29や290で示される制限器に適用してもよ
い。代替としては、多孔性焼結金属素子又はマニホール
ド状のガス通路をもった他の流れ制限器としてもよい。
【0083】流れ制限器29又は290に上記したいず
れかを適用すると、全く異なる二つの形式の現象が考え
られる。一つは、低周波・高振幅の振動で、ガスは除振
及び位置回復の間中、予期される変位と周波数で制限器
中を通過するということである。標準の質量流れの考慮
はこの点で使われている。もう一つの現象は、除振中に
見られる低振幅・高周波の振動に関するもので、ここで
はエネルギが音響波の形で分子レベルで処理される。こ
のモードでは、ガスは、実際には制限器を通過しない、
すなわちエネルギだけが分子波動運動として通過する。
【0084】多孔性フィルタ形式の層流流れ制限器は、
好ましくは、低周波・高振幅モードにおける流れ抵抗が
制限器を通るガスの期待される速度に線形に変わること
を保証するように選択される。多孔性フィルタ形式の層
流流れ制限器を用いる最大の利点は、小振幅・高周波の
底運動に対し、ガス分子が実際にはその多孔性フィルタ
を通過しないということである。フィルタを通る質量流
がなく、第1と第2のチャンバ内のフィルタオリフィス
又は制限器を備える障壁は、音響圧力波に対して透明性
を呈する。これは次のことを意味する。すなわち、フィ
ルタ材の充分な面積があれば、第2チャンバ13又は1
30の底すなわち床から、第1チャンバ12又は120
へ伝達される運動は、除振装置10又は100によって
分離された質量に対する床との間の直接のカップリング
を何も与えないということである。従来の流れ制限器で
ある孔すなわちオリフィスでは、このような圧力波に対
する透明度を全く示さない。
【0085】2つ又はそれ以上の可変ガス通路21また
は210が、圧力障壁31、又はチャンバ12と13又
は120と130間に並列に設けられてよい。このよう
にすれば、このような並列のガス通路を1,2又はそれ
以上を選択的に作動/非作動とすることによって、ガス
通過をステップ的に変えることができる。あるいは、圧
力障壁31に、単一に開いた流れ制限器29を有する可
能性よりもずっと透過性を付与することができる。
【0086】煩雑をさける目的で、図1には1つの流れ
制限器しか示していない。しかし、本発明においては、
2以上の流れ制限器29を、それぞれがそれ自身の直列
の可変体、禁止体、すなわちバルブ22を有するもの
を、並列に圧力障壁31を通して可変ガス流れ通路21
として、幾つかを備えるようにしてよい。この実施例に
よれば、そのような2以上の可変体、禁止体すなわちバ
ルブ22は、図1と図3で示された同じリード39を介
した同一の制御によって作動化されることができる。
【0087】流れ制限器29を除きかつバルブ22中の
オリフィスに依存しても、事実上は、満足すべきダンピ
ングが得られる。この場合、そのバルブオリフィスは、
流れ制限器とみなされ、相当に面積が広いかも知れな
い。そのような圧力障壁31の増大された透過性は、ダ
ンピングチャンバの制限を取り除くことに役立つかもし
れないし、1つ以上のガス通路21が開いているとき、
(1)式の助けを借りて上に説明したように、コンプライ
アンスすなわちバネチャンバだけをもった除振におい
て、図1のチャンバ12と13の合わせた容積で構成さ
れることを許容されてよい。
【0088】たとえば、図5に示されるように、第1チ
ャンバ120がコンプライアンスチャンバとして構成さ
れ、第2のチャンバ130がダンピングチャンバとして
構成されてよい。それは又、図1に示されたガス流れ制
御の実施例の場合でもある。しかしながら、図1は好ま
しい実施例を示しており、そこでは、第1のチャンバ1
2が第2チャンバ13の容積の数倍小さい振動ピストン
まわりの容積を備えるものを示している。
【0089】この点で、除振装置10又は100のピス
トン14又は140の運動のダンピングは、ピストンの
運動によって、流れ制限器29又は290を横切って起
こる圧力によって引き起こされるということが考えられ
る。所与の流れに対する圧力降下が大きければ大きいほ
ど、ダンピング力は大きくなる。
【0090】ダンピング制限器の効率は、ピストン14
とストローク前の第1チャンバの底との間の当初の体積
と、ストローク後の両者間の最終体積との比(V1/V
2)によって決定することができ、可能な限り高い値に
されるべきである。振動に対しては、そのことが小スト
ロークを生じ、高圧縮比を得る唯一の方法は、実際上可
能な限り当初の体積(V1)を削減することによる。この
場合、体積は、ピストン14のストロークと横運動によ
って許容される限り小さなものとでき、第1チャンバ1
2の底と側壁は好ましくはこれらの制限的寸法によって
構成されるべきである。
【0091】実施例によれば、図1の第1チャンバ12
のガス容積がピストン14のストローク前に400cm
3あり、最大ストローク後に200cm3であるとすれ
ば、これは約2(=400/200)の圧縮比であり、典
型的な除振装置たとえば前述のDeBra博士の論文に
記載されたもの、圧縮比が1.00オーダのものよりず
っとよいということである。
【0092】図1に示された好ましい実施例によれば、
第2チャンバ13は、上方のチャンバ12と結合してコ
ンプライアンスチャンバとして構成されている。両チャ
ンバには、予め決められた固有除振周波数ω0としてコ
ンプライアンス容積Vsの圧縮ガスが供給される。そし
て、第1チャンバ12は、チャンバに沿うように作動ピ
ストン14を備え、圧力障壁31間とピストンまわりの
合わせたガス容積は、固有除振周波数の観点から予め決
められたコンプライアンスチャンバのコンプライアンス
容積より数倍小さくされている。制御されるガス通路2
1は、第1チャンバ12内の圧力障壁31のある側から
第2チャンバ13内の当該圧力障壁31の反対側に至る
ように設けられている。図1の例では、ガス通路21
は、圧力障壁31を貫通しており、ガス流制限器29を
直列に接続した可変体,禁止体あるいはバルブ22によ
って制限される。同様な構成は、図5に設けてよい。コ
ンプライアンスチャンバ120とダンピングチャンバ1
30との間においてである。可変ガス流制限器は、図1
の29や図5の290で示されるものを適用してよい。
【0093】本発明の実施例によれば、第1チャンバと
第2チャンバ12と13又は120と130間の圧力差
は、連続的に計測され、第2チャンバ13又は130に
関し両チャンバ間のガス通路とガス供給及びガス排気
が、その圧力差の変化に応答して制御される。実施例に
よれば、図1には、差圧センサ33を示しており、これ
は第1チャンバに圧力ライン35を介して接続された第
1入力34と、第2チャンバに圧力ライン37を介して
接続された第2入力36を有している。この差圧センサ
はまた、ガス通路可変体22の制御入力39に接続され
た出力38を有している。図1及び図3にみられるよう
に、閾値比較器とバルブ駆動回路手段41がこのような
目的及び他の目的のために使用されてよく、後に詳記す
る。
【0094】差圧センサ33は、バルブ18,17及び
27を備えて、第1及び第2チャンバへのガスの給排気
制御と組合わされている。バルブ17と27は制御手段
41によつて作動される。
【0095】ここに示した除振装置及びシステムは、多
くの用途を有している。一つの利用が、図1,図5,図
6に示され、平担面あるいは床44に対しテーブル43
を支持するというものである。3台あるいはそれ以上の
除振装置10又は100がテーブル43用の脚として使
用することができる。テーブルは、最良の除振性すなわ
ちダンピングをうる目的でハニカム構造のものがよい。
【0096】除振装置10又は100は、図1のテーブ
ル43上に示されるように、負荷46を支持する。この
負荷は高さを調節される(レベリングとして知られる)。
当該負荷の位置変化を検出し、その位置変化に応じて第
1チャンバ12中のガス圧を変化させることによってで
ある。この点で、「負荷」とは、テーブル43とその上
に置かれる質量物体の両者を含む。テーブル又は負荷の
位置変化は、従来より「レベリングバルブ」(位置制御
バルブ)として知られたバルブ18によって検知され、
これが、選択的にガス給排源16と25を調整流れ制限
バルブ19を介して第1チャンバ12に接続し、テーブ
ル43又は負荷46が所定の高さにされるまで作動す
る。可変制限器19は、レベル又は高さセンサ51を備
えるレベリングバルブ18を含む高さ調整サーボループ
のゲイン調節として配備されている。
【0097】広いテーブルの変位に対し、バルブ18
は、制御入力49を有した、第1チャンバ12用のガス
給排制御として考えられてよい。負荷高さ又はレベルセ
ンサ51は、負荷レベル又は高さの信号出力52を出力
する。これは、除振装置10又は100の第1チャンバ
12又は120を介し床からテーブル43又は負荷46
までの高さを調節するためガスバルブ18におけるガス
給排制御をする制御入力49へ与えられる。小さな変位
又はゆっくり動く変位に対しては、バルブ22が開いて
いるとき、チャンバ12と13のガス給排制御と考えて
よい。
【0098】図示した好ましい実施例において、これ
は、第1及び第2チャンバ12と13又は120と13
0間の可変ガス通路21又は210によって補完されて
いる。ガス通路可変体22又は220は両チャンバ間の
可変のガス通路に連結されている。
【0099】図1に見られるように、ガス通路可変体
は、両チャンバ間のガス通路禁止体22又は220と、
圧力信号検知出力38を有するチャンバ圧センサ33と
を含む。ガス通路禁止体22又は220は、制御手段4
1を介してこの圧力信号検知出力に接続された制御入力
39を備えている。
【0100】両チャンバ12と13又は120と130
間のガス通過は、負荷におけるシフト(変動)に応じて禁
止される。この点で、一般的に、製造設備及び他の諸設
備は一列に並べた幾つかのテーブルを使用しているか
ら、図1に示されるように、テーブル143,43,4
30の如くであり、負荷又はワーク46が、製造工程に
沿って順次にテーブルに移送されてくる。他方、2台又
はより多くのテーブル43,143,430が同じシス
テムの一体をなした単一の支持要素と見られてもよい。
テーブル143と430も、テーブル43と同様な形で
除振装置10又は100により除振されてよい。
【0101】いずれの場合においても、除振装置10又
は100あるいはテーブル43のばね定数又は他の作動
特性は本発明に従った特有の要請に適合して変えること
ができる。たとえば、上述の実施例において、除振装置
の剛さは、バルブ22を閉じるあるいは換言すると当該
禁止体を作動させることによって、25倍にまで増大さ
せることが可能である。
【0102】図1の助けを借りて説明すると、本発明の
好ましい実施例は2つの制御モードを有している。系が
静定すなわち除振状態にあるとき、負荷変化がゆっくり
であるか全くないとすると、両チャンバ12と13内の
空気圧は位置制御バルブ18によって制御される。
【0103】急激な負荷変動の間には、バルブ22は閉
じ、そしてチャンバ12の空気圧だけが位置制御バルブ
18によって制御される。バルブ22が閉じられている
限り、チャンバ13の圧力は差圧センサ33、制御手段
41及びチャンバ12に圧力を加える他のシステム要素
によって制御される。
【0104】チャンバ12と13の圧力がタイマ81,
82のタイムアウトを待って実質的に等しくなると、バ
ルブ22は開き、系はその最大の除振モードに復帰す
る。
【0105】図1から図6の実施例によって、除振装置
10又は100により支持された負荷テーブル43の間
欠的な安定化をもたらす手法が明らかになったと考え
る。その手法とは、負荷46の除振のため除振装置にガ
スを供給すること、その負荷の変動をたとえばセンサ3
3又は330で検知すること、負荷の変動をこの検知に
応答して除振装置へのガスの通路を増加すること、及び
負荷の変動の検知に応答して負荷テーブルにダンピング
を与えることによつて除振装置の振動(オッシレーショ
ン)を妨げることの組合わせによる手法である。
【0106】図1と図5によれば、要求されるダンピン
グは補助ダンパ54又は540によってあたえられる。
これらダンパは除振装置10又は100から分離された
もので、負荷の変化の検出に応答して作動する。
【0107】図5に示される補助ダンパ540は、ガス
圧の増加と減少のそれぞれに対応した2つのチャンバ5
41と542とを備えている。このダンパは、コントロ
ールバルブ108によって、両チャンバ間のガス通路を
減少させることによって作動、すなわち剛くされる。
【0108】図5に示される補助ダンパ540は、チャ
ンバ541とチャンバ542とを備えているが、この補
助ダンパは、流れ制限器104と105を通してそれぞ
れのチャンバに個別にガスを供給することによって能動
化される。圧力源16又は116は、主ガス供給バルブ
106を介してオリフィス104と105に連結されて
いる。
【0109】2つのダイアフラム形式のチャンバ541
と542とが背中合わせに連結されて、ダンパ540を
構成している。この場合、541と542のチャンバの
ダイアフラムが破れないが、作動及び負荷載置の間中よ
く知られたダイアフラムの膨らみを維持する程度の、周
囲の空気圧より大きな圧力で圧力源116からの空気圧
で作動される。
【0110】補助ダンパ540は、負荷の除振に対して
は、2つのチャンバ541と542が流れ制限器104
と105にそれぞれバイパスされるように相互に連結さ
れることにより非能動化されることにより、有効とな
る。両チャンバ541と542のダイアフラムは、カッ
プリング107を介して負荷テーブル43に連結されて
おり、これにより、常閉のバイパスバルブ108が作動
すなわち開いている間、いずれかのダンピングチャンバ
中のガスは膨張される一方で、他のダンピングチャンバ
中のガスは圧縮される。
【0111】図5に示すように、単純な形で双投スイッ
チすなわちトグルスイッチ109を示しているが、これ
を「除振モード」と記されたスイッチ109の上側位置
に切り換え、通常の除振を行うために、常閉の空電バル
ブ108を開にする目的で使用することができる。要す
るならば、図4に示された形式のダンパ制御手段を代わ
りに使用することができる。そのような制御手段41は
ダンピングが必要なときリード63を付勢することがで
きるからであり、このことから空電バルブ108を図3
の制御手段に示された空電バルブ64と代替することが
できる。他方、スイッチ109の動作と同様な機能をコ
ンピュータ又はマイクロプロセサのプログラム制御で行
うこともできる。負荷の変動状態はこのようなコンピュ
ータ手段によつても決定することができる。この点で、
ここで使われている「負荷の変動状態を決定する」とい
う意味は、充分に広い意義をカバーするもので、たとえ
ば、負荷における変動の検出は、例えば差圧センサ33
によるか、あるいは負荷の変化又は負荷変動の状態を事
前に予想するか決定して手動またはコンピュータらよっ
ても行うことが可能である。たとえば、異なる製造工程
中でテーブルからテーブルへ負荷46が機械的すなわち
物理的に動いて行くとするなら、負荷が当該テーブルで
変化するということは事前に判明しており、したがっ
て、負荷の変動を除振システム中で検知せずとも、事前
に判明しているタイミングでモードの切り換えをすれば
よいということである。この観点から、スイッチ109
を囲うブロックは、負荷変動制御手段を象徴して示すも
のと言うことができ、したがって、外部からの電気的信
号によりこのスイッチを切り換えてよい。
【0112】また、ここで用いている「負荷変動の決定
体」とは、負荷変動のセンサ、負荷変動制御手段及び他
の装置、たとえば、負荷の変動又は負荷変動の状態を先
取りしたり決定するためのプログラムされたマイクロプ
ロセサをも含んでいる。
【0113】トグルスイッチ109が下側すなわち負荷
変動モードに切換わる、あるいは図4のリード線63が
消勢されていると、バイパスバルブ108は常閉状態に
反転し、これによりダンパ540は能動化される。それ
が負荷46又は負荷を支持しているテーブル43上の他
の負荷の変化に応答して負荷の移動(トラッキング)を許
容する。ここで簡約して一般的に使っている「負荷の変
動」(ロード・シフティング)あるいは「負荷の変化」
(シフト・イン・ザ・ロード)という状況である。
【0114】この負荷変動モードでは、当該除振システ
ムに加わるダンピングの量は、オリフィス104と10
5の設定により制御される。これらオリフィス、例えば
ニードルバルブでよいが、があまりにも早く開くと、ほ
とんどダンピングは生じず、システムは振動する。ま
た、これらオリフィス104と105があまりにも早く
閉じてしまうと、ダンパ部分541と542は空気ばね
として作用し、ダンピングを与えず、振動を許していま
い、そしてレベリングバルブ系にこの空気ばね力に抗す
る有効荷重高さを修正する能力を無くさせてしまう。し
たがって、ニードルバルブ又はオリフィス104と10
5は、一方で系の振動傾向、他方で空気ばねとその振動
作用を見てからそれらの間に調整される。
【0115】上記したように、補助ダンピングは、除振
モードにおいて常閉バイパスバルブ108を開くことに
より断続的に有効となる。
【0116】本発明の図解された好ましい実施例におい
て、負荷テーブル43は、当該負荷テーブルの位置変化
に応答して除振装置10又は100中のガス圧を変える
ことによってレベリングされる。上記したレベリングバ
ルブ18は、レベリングバルブ180については後述す
るが、この目的で使用され、負荷又は負荷の支持レベル
が低すぎるとき、ガス供給をその源16から除振装置に
行い、反対に、負荷又は負荷の支持レベルが高すぎると
き除振装置からガスの排出を行い、所定のレベルとなる
まで給排を行う。
【0117】図5と図6によれば、高ゲインのレベリン
グバルブ180を備えている。例えば、このレベリング
バルブ180は、181で概略的に示されるオリフィス
を備えている。もしそれが大きいと、レベリングバルブ
180を通る非制限ガス流が系に振動を引き起こす。そ
のため、圧力緩和器114が圧力源16とレベリングバ
ルブ180間に設けられている。もっとも、除振モード
において振動を避けるためには、除振装置100中のガ
ス圧が、オリフィス又は流れ制限器112を通して、負
荷46又は負荷テーブル43の位置変化に応じて、変え
られる。換言すれば、レベリングバルブ180の高ゲイ
ンが正常な除振を鈍くさせている。
【0118】他方、除振装置100へのガス通過は負荷
46等の変動を検知することに応答して増加され、ダン
ピングが強制される。実施例によれば、流れ制限器11
2は負荷変動の検知に応じて圧力源16から除振装置1
00へのガス通過を増加するようにバイパスされる。バ
イパスすなわちゲインスイッチとしてのソレノイドバル
ブ113はこの目的のために使用される。該バルブは常
閉タイプのもので、トグルスイッチ109が除振側にあ
る間、通常の除振のために、低ゲインのガス流とする。
【0119】反対に、トグルスイッチ109が負荷変動
モード側にセットされると、バルブ113は作動され、
レベリングバルブ180を介して回復された高ゲインの
レベル制御動作を行う。流れ制限器112がこのように
バイパスされると、ガスはその源16から除振装置10
0すなわちチャンバ130へある範囲まで流れることが
できる反面、システムの発振を助長するが、もし本発明
による強制された同時のダンピング、たとえば他のバイ
パスバルブ108の常閉状態の反転を介してこのシステ
ムの発振は生じない。
【0120】これと同様な手法で、負荷のレベリングは
負荷変動に応答して迅速に回復される。正常な除振は、
こうしてゲインスイッチバルブ113を常閉状態に反転
させることによって迅速に回復され、他方で常閉バイパ
スバルブ108を開き、例えばスイッチ109を除振モ
ード位置に切換えることにより開き正常な除振モードと
なる。
【0121】ゲインスイッチ又は負荷変動におけるバル
ブは、より洗練された制御手段、図3に示される回路に
より作動されるのが望ましい。例えば、図5又は図6の
ゲイン制御バルブ113は、負荷変動用のオリフィス1
12のバイパス用として、図3のバルブ27と代替して
よい。
【0122】反対に、図1のダンパ54は図5のダンパ
540と代替してもよい。除振モード時、負荷支持から
非連結とできる利点があるからである。
【0123】ここで単純化した制御の態様を図2に示す
こととする。圧力センサ330が有り、これは図1の3
3で示される差圧センサ、あるいは単なる圧力センサで
除振装置すなわちチャンバ13又は130内の圧力を入
力36又は360とされるものである。
【0124】センサ330の出力は微分器116に与え
られる。微分器116は、入力対圧力の特性がブロック
116の上方に示されるV対Pのグラフ中に示される直
線状の入力を与えられるものとする。
【0125】ブロック117によって示され、下側のV
対tのグラフで見られるように、微分器116が微分値
ゼロを決定すると、図5に示されるダンパ不能化バルブ
108が作動化される。図1と図6においては、対応の
内部ガス流バルブ22は消勢され、又はバルブ220が
付勢される。すなわち、チャンバ12と13又は120
と130間のガス流を許容し、除振モードとする。
【0126】反対に、ブロック118に示された上側の
V対tのグラフで見られるように、微分器116が微分
値ゼロ以外と決定するとき、ゲインスイッチバルブ11
3が付勢される。すなわち、負荷変動モードとなる。微分
器116として示されるような微分器はその利用形態と
もどもよく知られており、また、図2のブロック図で図解
された機能は簡単にコンピュータ化される、例えばマイ
クロプロセサによって実現でき、あるいは図3及び図4
に示される形態の回路によっても実現される。
【0127】トグルスイッチ109は、固体素子のスイ
ッチあるいは、負荷変動センサ33又は330、他の負
荷変動の検出体、または負荷変動制御手段からのコマン
ドに応答して作動するもの一般を適用してよい。
【0128】図6に示した除振装置100は分離された
チャンバ120と130及びいずれか一つのチャンバ内
に振動ピストン140を備えるものである。両チャンバ
へガスを供給する源は供給源16である。両チャンバ内
にはガス通路210があり、選択的に作動するガス通路
禁止体220は上記ガス通路210に連結されている。
【0129】図6に示される実施例では、ダンピング流
体122が両チャンバのいずれか1つにあり(図示では
チャンバ130中)、流体抵抗ダンピング通路123が
チャンバ130内のダンピング流体122とチャンバ1
20との間に設けられている。図6によれば、該抵抗通
路123はコンプライアンスチャンバ120からチュー
ブの形でダンピングチャンバ130中のダンピング流体
122中へ延びている。除振装置100は、ガス通路2
10と管状の抵抗通路123が貫通する隔壁125をも
つ。
【0130】負荷テーブルレベリングバルブ18とガス
流制限器112が、ガス圧源16又はレギュレータ11
4と下側のチャンバ130との間に直列にある。
【0131】ゲインスイッチバルブすなわち選択作動す
るバイパス113は、負荷変動センサ109又は330
と接続され(例えば図2参照)、流れ制限器112に並列
してあり、これにより負荷45の変動を検知することに
応答してチャンバ130中へガス流を増大する。
【0132】図6に係る特徴は、ダンパが除振装置10
0内で行われること、そしてダンピングは、センサ33
0により負荷46の変化を検出し固体素子又は機構部品
のトグルスイッチ109を作動して当該ダンパを能動化
することで課される。
【0133】制御されるガス通路210は、例えば、ス
イッチ109が下側の負荷変動モードに切換わり常閉ガ
ス通路バルブ220が閉すなわち通過禁止状態に復帰す
ることによりガス通過が禁止される。内部ダンピング
は、例えば圧力センサ330によりトグルスイッチ10
9を作動し、負荷の変動の検知に応答して第1及び第2
のチャンバ120と130間でまた有効に作動する。
【0134】負荷46の変動の検知に応答してチューブ
123にダンピング流体122の摩擦抵抗を与えること
によりダンピングが課される。特に、バルブ220が閉
じていることにより、両チャンバ間の自由なガス通過は
阻止されており、かつガスはこの通過阻止中、両チャン
バに供給され、こうしてチューブ123中に流体122
を強制的に流しシステムをダンピングする。
【0135】例えば、除振装置100内のガス圧が負荷
シフトで変えられるか又は流れ制限器112を通って変
わると、この流れ制限器は、負荷の変動を検知するか他
の決定に応答して、除振装置へガスの通過を増大するた
めにバイパスされる。バイパスは、バルブ113のある
ガス流制限器112に並列のバイパスであり、圧力セン
サ330又は図2又は図3に示された制御回路によって
作動される負荷変動制御切換109に接続された入力2
13を有する。
【0136】チャンバ130へ適用される圧縮ガスはダ
ンピング流体122に作用し、その一部に摩擦抵抗通路
すなわちチューブ123へ入り込むように強制し、結
果、摩擦によるエネルギ損を生じ、バイパス路をもつ流
れ制限器112を備えるレベリングバルブ180が高ゲ
インであるにもかかわらず、システムを振動(オッシレ
ーション)から守るダンピングを与える。
【0137】そして、その後、センサ330又は他の決
定信号が制御手段に作用すると、システムは、バイパス
113を閉じガス通路220を開いて、通常の除振機能
に戻る。
【0138】除振装置100は、コンプライアンスチャ
ンバとして働くチャンバ120とダンピングチャンバと
して働くチャンバ130とにより、上記した式(11)に従
うように作動される。
【0139】隔壁125は、図1に示したガス流障壁、
すなわち制限されたガス流障壁31のようにされてもよ
い。その場合、除振の動作は上述の(8)式に従うものとな
る。
【0140】ダンピング流体122は、オイルもしく
は、ガスすなわち圧縮性流体よりも高密度な摩擦特性を
与える他の媒体としてよい。
【0141】従来と同様に、実用上、除振装置は3台以
上テーブル下に据え置いて使用されてよい。負荷変動に
応答する垂直軸まわりの変位制御と水平軸まわりの回動
制御とは、従来と同様の垂直軸まわり除振を付加して装
置されるものである。図1の9で示される振り子式懸架
タイプは、米国特許第3784146号明細書に開示さ
れ、また、それら構造体の詳細等は米国特許第4360
184号明細書に開示されている。これらに開示された
ものをここに示したピストン14又は140に備えるこ
とができ、有効荷重(ペイロード)の質量の加速に由来す
る水平動又は垂直軸まわりの回動制御に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の説明図である。
【図2】制御の一態様を簡略化して示したブロック図で
ある。
【図3】主として制御手段41を具体的に示す回路図で
ある。
【図4】図3と合体するもので制御手段41の部分を具
体的に示す回路図である。
【図5】本発明の他の実施例の説明図である。
【図6】本発明のさらに別の実施例の説明図である。
【符号の説明】
10,100 空気式振動絶縁装置又は除振装置 12,120 上部のチャンバ 13,130 下部のチャンバ 14,140 ピストント又は作動ピストント 16,116 ガスの供給源又は圧力源 21,210 ガス通路 22,220 ガス通過禁止体又は禁止バルブ 31 圧力障壁又は透過性圧力障壁 43 負荷テーブル 46 負荷又は負荷重又は変化乃至変動する負荷 41 制御手段又は制御回路 18,180 レベリングバルブ 54,540 補助ダンパ 33,330 圧力センサ又は差圧センサ 109 モード切換えのトグルスイッチ 122 流体又はオイル 123 チューブ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リチャード・ポール・エディ アメリカ合衆国 90247 カリフォルニ ア、ガーデナ、ダブリュ マリーン 17 番アベニュ 1450番 (72)発明者 ジャイ・ローリン・マッコイ アメリカ合衆国 92675 カリフォルニ ア、サン ジュアン キャピストラー ノ、ロス リオス ストリート 31602 番 (56)参考文献 特開 平2−31043(JP,A) 実開 昭62−123403(JP,U) 実開 昭59−115138(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16F 9/02 F16F 15/04

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の空気チャンバと、 前記第1の空気チャンバ内に収まるピストンと、 前記第1空気チャンバ及び前記ピストンと離隔されてい
    る第2の空気チャンバと、前記第1及び第2の空気チャンバの圧力の差を検出する
    差圧検出手段と、 前記第1及び第2の空気チャンバに対し個別にガスを
    及び排気するガス供給排気手段と、 前記第1空気チャンバと前記第2空気チャンバとの間で
    ガスの通過を許容するガス通路と、この ガス通路接続され当該ガス通路のガス通過及び禁
    止を行うガス通過禁止手段と 前記各手段を制御する制御手段とを備え、 この制御手段は、前記ピストンに付与される負荷の変動
    により前記第1の空気チャンバと前記第2の空気チャン
    バの圧力に差が生じた場合、前記ガス通過禁止手段を制
    御して前記ガス通路のガス通過を禁止するとともに前記
    ガス供給排気手段を動作させて両チャンバの圧力差をな
    くすよう制御し、両チャンバの圧力差がなくなった後
    記ガス通過禁止手段をガス通過状態とすることを特徴と
    する空気式振動絶縁装置。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2チャンバ間に層流のガ
    ス流制限器を備える請求項1記載の空気式振動絶縁装
    置。
  3. 【請求項3】 前記ピストンに負荷テーブルが取り付け
    られ、該負荷テーブルに対する負荷の変動状態に応答し
    て当該負荷テーブルにダンピングを強制するダンピング
    強制手段とを備えることを特徴とする請求項1記載の空
    気式振動絶縁装置。
  4. 【請求項4】 前記ダンピング強制手段は、前記空気式
    振動絶縁装置内に集約化して設備したダンパであり、前
    記負荷変動状態に応答してこの集約化設備ダンパを作動
    するための手段を備えた請求項3記載の空気式振動絶縁
    装置。
  5. 【請求項5】 離隔された複数の空気チャンバと、前記
    複数の空気チャンバの一つのチャンバ内の作動ピストン
    と、前記空気チャンバにガスを供給するガス供給手段
    と、前記空気チャンバ間のガス通路と、前記ガス通路に
    接続され、選択的に作動されてガスの通過を禁止できる
    ガス通過禁止手段と、前記空気チャンバの一つに収容さ
    れたダンピング流体と、前記一つの空気チャンバと他の
    空気チャンバとの間で前記ダンピング流体に流体摩擦抵
    抗を生じさせる該流体の通路とを備えたことを特徴とす
    る空気式振動絶縁装置。
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