JP3380245B2 - オオバコドリンクミックス組成物 - Google Patents
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Description
ンクミックス組成物に関する。本発明は、オオバコ含有
粉末ドリンクミックス組成物で充填された気密容器で真
空の形成を減少させる方法にも関する。
が知られている〔例えばプロクター&ギャンブル社(Th
e Procter & Gamble Company)から販売されているメ
タムシル(Metamucil )〕。このような製品は腸機能
及び便通を正常にする効果のために有用である。加え
て、最近のリサーチでは、ヒト血清コレステロールレベ
ルを減少させ、しかも糖尿病患者で血中グルコースレベ
ルをコントロールする上で、オオバコ種子殻繊維の有効
性について明らかにした。
プラスチックキャニスター及び個別パケットで販売され
ている。このような製品のランダムな未開封キャニスタ
ーは、ボトルがしぼむ程度まで、ときどき貯蔵中に真空
になる。これらの粉末ドリンクミックス製品で用いられ
るオオバコ殻の粒度を減少させることに関する更に最近
の進歩は、この現象の発生率を増加させた。
の発生率を減少させることが発見された。それらは貯蔵
後に製品の香りを伴う改善されたエステチックの効果も
更に提供する。オオバコ含有粉末ドリンクミックス組成
物に酸化防止物質を加えることによるこれら効果は、オ
オバコ殻が主に多糖含有繊維物質であって、典型的には
酸化性物質としてみられないことから、意外である。し
かしながら、理論に制限されないならば、本発明の組成
物で観察される効果は、オオバコ殻に本来存在する非常
に低レベルのオオバコ油の酸化を阻止する酸化防止物質
の能力によると考えられる。
を有するオオバコ含有粉末ドリンクミックス組成物を提
供することである。特に、気密容器中で貯蔵時に真空を
形成せず、及び/又は貯蔵中に異臭を発生しない、オオ
バコ含有ドリンクミックス組成物を提供することが目的
である。もう1つの目的は、オオバコ含有粉末ドリンク
ミックス組成物で充填された気密容器で真空の形成を減
少させる方法を提供することである。
ら容易に明らかになるであろう。
てのパーセンテージ及び比率は重量による。本発明で用
いられる篩メッシュサイズはU.S.標準に基づいている。
に関する。このような組成物は:(a)オオバコ殻約10
%〜約99%;(b)粉末ドリンクミックスキャリア物質
約1〜約90%;及び(c)安全な酸化防止有効量のラジ
カル除去酸化防止物質を含み、しかも上記組成物はオオ
バコ殻の懸濁液を形成するために液体と混和しうる粉末
形態をしている。
充填された気密容器で真空の形成を減少させる方法にも
関する。上記方法は、(a)オオバコ殻と安全な酸化防
止有効量のラジカル除去酸化防止物質を含んだ粉末オオ
バコドリンクミックス組成物を調製し、及び(b)気密
容器中にこの粉末オオバコドリンクミックス組成物を充
填するステップからなる。
オバコ殻懸濁液を形成するために液体とミックスする上
で適した粉末形態をしたオオバコ含有組成物である。本
発明による組成物の成分及び代表的な量は以下で詳細に
記載されている。
go)属植物のオオバコ種子に由来する。プランタゴ・ラ
ンセオレート(Plantago lanceolate)、P.ルゲリィ
(P.rugelii)及びP.マジョル(P.major)のような様々
な種が知られている。市販オオバコ殻としてはフランス
産〔ブラック;プランタゴ・インディカ(Plantago ind
ica)〕、スペイン産〔P.シリウム(P.psyllium)〕及
びインド産〔ブロンド;P.オバタ(P.ovata)〕がある。
インド産(ブロンド)オオバコ殻が本発明で使用上好ま
しい。しかも、少くとも約85%の純度、更に好ましくは
少くとも約90%の純度、最も好ましくは少くとも約95%
の純度であるオオバコ殻が好ましい。
ばわずかな機械的圧力により種子の残部から種皮を取出
し、その後種皮のみを用いることが典型的である。種皮
は当業界で公知の方法により取出されて消毒されること
が好ましい。実質上完全な細胞構造を有する消毒された
オオバコ種子殻が好ましく、消毒はエチレンオキシド消
毒及び過熱スチーム消毒(1990年3月27日付で発行され
たLelandらの米国特許第4,911,889号明細書で開示され
ている;その開示は参考のためそれら全体で本明細書に
組み込まれる)のような方法により実施されてきた。し
かも、本発明のオオバコ殻は低い粒度を有することが好
ましい。
約90%以上が約45メッシュより小さいように分布したオ
オバコ殻粒度をオオバコ殻が含むように、小さな粒度の
オオバコ殻を実質量で有する。更に好ましくは約80%以
上が約50メッシュより小さく、更に好ましくは約80%以
上が約60メッシュより小さく、最も好ましくは少くとも
約80%が約80メッシュより小さい。更に好ましい粒度は
下記分布である:約25%以下が約60メッシュより大き
く、少くとも約40%が約80メッシュより小さい。約10%
以下が約60メッシュより大きく、少くとも約40%が約80
〜約200メッシュの範囲内であり、約50%以下が約200メ
ッシュより小さい粒度分布が更に好ましい。粒度及び粒
度分布は、例えばアルパイン・ラボラトリー・エア・ジ
ェット・シーブ(Alpine Laboratory Air Jet Siev
e)、タイプ200LS〔マサチューセッツ州,ナティックの
アルパイン・アメリカン社(Alpine American Corp.)
販売〕を用いて篩分けすることで、当業者により容易に
調べられる。
%、更に好ましくは約20〜約90%、最も好ましくは約25
〜約75%のオオバコ殻を含有する。
は、ラジカルスカベンジャーとして機能することにより
摂取製品で酸化を防止するように作用する物質を意味す
る。好ましいラジカル除去酸化防止物質は、tert−ブチ
ルヒドロキノン(“TBHQ")、没食子酸プロピル、ブチ
ル化ヒドロキシトルエン(“BHT")、ブチル化ヒドロキ
シアニソール(“BHA")、没食子酸オクチル、没食子酸
ドデシル、トコフェロール類(例えば、ビタミンE)、
ロスマリナス・オフィシナリス(Rosmarinus officinal
is)〔ローズマリー抽出物〕、テンペ(Tempeh)油及び
それらの混合物からなる群より選択される。BHT、BHA、
TBHQ及び没食子酸プロピルが好ましい。本発明の目的に
とり、酸化反応を開始しうる金属をキレート化すること
で唯一機能する物質のような、ラジカルスカベンジャー
として作用しない酸化防止剤として有用な物質(例え
ば、クエン酸)は、本発明の“ラジカル除去酸化防止物
質”ではないが、更に詳細に以下で記載されるように任
意の粉末ドリンクミックスキャリア物質にはなりうると
認識すべきである。
う用語は、本発明によるオオバコ含有組成物のヒト経口
消費上安全でかつ酸化速度を減少させる上で有効なラジ
カル除去酸化防止物質の量を意味する。摂取製品で用い
られるラジカル除去酸化防止物質のレベルは当業界で公
知である。ラジカル除去酸化防止物質は、本発明による
組成物中、典型的には約1ppm〜約1%、好ましくは約1p
pm〜約0.1%、最も好ましくは約1ppm〜約0.02%の範囲
内で存在する。ラジカル除去酸化防止物質は、特にラジ
カル除去酸化防止物質の一部又は全部を含むコーティン
グでオオバコをコートすることにより、オオバコ殻と接
触していることが更に好ましい。
ア物質はヒトへの経口投与上安全でなければならず、製
品で意図された粉末ドリンクミックス形態と用途に合わ
せて適宜に当業者により選択される。オオバコ含有粉末
ドリンクミックス製品、製造方法とこれらの製品にとり
有用なキャリア物質は、例えば1984年7月10日付で発行
されたColliopoulosらの米国特許第4,459,280号;1985年
10月22日付で発行されたColliopoulosらの米国特許第4,
548,806号;1982年3月23日付で発行されたPowellらの米
国特許第4,321,263号;1989年5月9日付で発行されたFu
rstらの米国特許第4,828,842号明細書で更に十分に記載
されており、それらすべてが参考のためそれら全体で本
明細書に組み込まれる。本発明の粉末ドリンクミックス
組成物は約1〜約90%、好ましくは約10〜約80%、更に
好ましくは約25〜約75%の粉末ドリンクミックスキャリ
ア物質を含む。
クスキャリア物質は公知であり、例えば参考のため前記
の中で組み込まれた米国特許第4,459,280号及び第4,54
8,806号明細書でも詳細に記載されている。マルトデキ
ストリンを含んだこのような粉末(好ましくは、無糖)
が好ましい。オオバコ及び/又はコートされたオオバコ
の凝集物、特にマルトデキストリン及び/又はスクロー
スで凝集されたものを含む粉末も特に好ましい。
である。これらの凝集物質には、水分散性加水分解デン
プンオリゴ糖、単糖、二糖、ポリグルコース、ポリマル
トース及びそれらの混合物からなる群より選択されるも
のがある。本発明の組成物は、約0.5〜約20%、好まし
くは約1〜約10%、更に好ましくは約1〜約5%で、上
記オオバコ殻上の凝集物質コーティングを含むことが好
ましい。
ーゼ、β−アミラーゼ又はアミログルコシダーゼ)、あ
るいは一緒に又は連続して反応させる双方の組合せの反
応により行われる。加水分解は、酸又は酵素が用いられ
るかどうかに応じて、異なる経路をとる。結果はオリゴ
糖の混合物であり、これはそれらの異なる性質のために
分離してもよい。分離して得られた水分散性(好ましく
は、可溶性)加水分解デンプンオリゴ糖は、それらの還
元糖含有分、即ちグルコース又はフルクトースのような
単又は二糖により分類される。具体的な加水分解デンプ
ンオリゴ糖における還元糖含有率は、デキストロース当
量(又は“D.E.")として重量/重量ベースで測定され
る。D.E.0〜20の加水分解デンプンオリゴ糖はマルトデ
キストリンと呼ばれる。固体マルトデキストリンは低〜
中度の甘味、低〜中度の湿潤性、水及びアルコールへの
溶解性を有し、褐変が少ない。D.E.約20を超えると、加
水分解デンプンオリゴ糖はシロップ固形物と呼ばれる。
シロップ固形物は可溶性であるが、もっと顕著な甘味を
有し、もっと吸湿性である。D.E.約30を超えると、シロ
ップ固形物は本発明で使用上望ましいものではなくな
る。したがって、好ましい水分散性加水分解デンプンオ
リゴ糖は約0〜約30のD.E.を有する。好ましいマルトデ
キストリンは約5〜約20、更に好ましくは約10(即ち、
オリゴ糖の10%w/wの還元糖含有比率)のD.E.を有す
る。
アルデヒド−アルコール又はケトン−アルコールであっ
て、甘味を有する炭水化物である。それらは水に易溶性
であり、結晶性固形物を形成する。二糖類の例は、加水
分解で2つの単糖を生じる炭水化物である。二糖類の例
はラクトース、スクロース及びマルトースである。
してドリンクミックス組成物のゲル化速度を減少させる
ために十分な量の食用水溶性塩を含んでいる。本明細書
で用いられる“食用水溶性塩”という用語は、(オオバ
コ含有ドリンクミックス組成物にとり正常な使用条件下
で)水に可溶性で、約5以上のpKaを有し、しかもヒト
で摂取上安全である、有機又は無機のあらゆる塩物質を
意味する。食用水溶性塩の例には硫酸マグネシウム、塩
化カルシウム、硫酸カルシウム、塩化カリウム、塩化ナ
トリウム、硫酸カリウム、硫酸ナトリウム、塩化亜鉛、
硫酸亜鉛、ソルビン酸カリウム及びそれらの混合物があ
る。二価カチオンの塩(例えばカルシウム、マグネシウ
ム、亜鉛)及び特に強無機酸の塩(例えば硫酸マグネシ
ウム、硫酸カルシウム、塩化カルシウム、硫酸亜鉛、塩
化亜鉛及びそれらの混合物)が好ましい。
する塩のレベルが、水溶液中におけるオオバコ含有ドリ
ンクミックス組成物のゲル化速度が減少するようなレベ
ルであるかどうかの決定は、簡単な実験で、例えば塩を
含有した組成物対同一成分を含有するが食用水溶性塩を
含有しない組成物で粘度増加率を比較することにより容
易に行える。ゲル化速度及び液体の粘度を測定する方法
及び装置は公知であり、このような測定及び決定は当業
者により容易に行える(例えば、ブリンクマン・ビスコ
メーター(Brinkman Viscometer)が使用できる)。
物の約0.1〜約50重量%、好ましくは約0.1〜約20%、更
に好ましくは約0.5〜約5%の食用水溶性塩を含んでい
る。
ア物質として食用酸も含む。本明細書で用いられる“食
用酸”という用語は、約5以下、好ましくは約2〜約5
の範囲内のpKaを有して、ヒトによる摂取上安全であ
る、あらゆる水溶性酸物質を意味する。食用酸の例には
クエン酸、アスコルビン酸、リンゴ酸、コハク酸、酒石
酸、リン酸、リン酸一カリウム及びそれらの混合物があ
るが、それらに限定されない。アスコルビン酸、リン
酸、リンゴ酸及びクエン酸が好ましく、クエン酸が最も
好ましい。
しくは約0.1〜約10%、更に好ましくは約0.1〜約5%の
食用酸を含む。約2%以下の食用酸、更に好ましくは約
1%以下の食用酸、最も好ましくは約0.5%以下の食用
酸を含有した組成物も好ましい。
/又は食用水溶性塩をオオバコ殻上にコートさせた組成
物、更に好ましくはオオバコ殻が凝集されたような組成
物である。オオバコ殻の好ましい単層コーティングは、
好ましくは円筒壁と様々なピッチでブレードが取り付け
られた回転シャフトにより形成される高度乱流輪状ゾー
ンにドライブレンドオオバコ含有物質を落とすことによ
り作動する装置(本発明では1回通過流動粉末湿潤装置
と称される)を利用して行う。食用酸及び/又は食用水
溶性塩を含有した、好ましくはラジカル除去酸化防止物
質も含有した溶液は、好ましくはドライオオバコ含有ブ
レンドと接触させるためにこのゾーン中にスプレーされ
る。得られたコート、好ましくは凝集されたオオバコ殻
は流動層ドライヤーに落とされ、そこで添加溶媒が除去
される。この装置の例は、6平方フィート(約0.56m2)
層振動流動層ドライヤー〔ニュージャージー州,ワシン
トンのウィット社(Witte Corporation,Inc.)販売〕を
備えたベペックス・ターボフレックス(Bepex Turbofle
x)モデルNo.TFX−4(ミネソタ州,ミネアポリスのベ
ペックス社販売)である。
のオオバコを含む。オオバコ含有ブレンドに関する任意
成分には食用酸、甘味剤(好ましくは、低カロリー甘味
剤)、着色剤、凝集物質(特に、マルトデキストリ
ン)、フスマのような食物繊維(例えば、小麦フスマ、
オートフスマ、米フスマ)及び/又は薬剤(例えば、ア
スピリン、非ステロイド系抗炎症剤、センノシド類)が
あるが、それらに限定されない。一部又は全部の塩もオ
オバコ含有ブレンド中に含有されていてよい。前記のよ
うに、オオバコ含有ブレンドは乾燥していることが好ま
しいが、慎重であれば適切な溶媒(例えば、アルコール
類及び/又は水)を利用すること、特に水を利用するこ
とは可能であり、ただその場合にこれはオオバコを実質
的に水和及び膨張させてはならず、その理由はオオバコ
殻が水又は他の液体と相互作用しうる速度に悪影響を与
えると予想されるからである。
る1種以上の食用酸及び/又は食用水溶性塩を含むこと
が好ましく、しかもそれと共に一部又は全部のラジカル
除去酸化防止物質を含むことが好ましい。これは、オオ
バコ殻上にコートされる物質にとり適した液体(例え
ば、アルコール及び/又は水)を選択することにより調
製される。しかしながら、水が利用されることが好まし
い。ドライオオバコ含有ブレンド上に溶液混合物をスプ
レーすることも好ましい。好ましくは、スプレー技術が
用いられる場合、溶液混合物は、ラジカル除去酸化防止
物質に加えて約0〜約50%(好ましくは約10〜約25%)
の食用水溶性塩と約0〜約50%(好ましくは約1〜約20
%)の食用酸を含んだ水溶液である。コーティング及び
乾燥ステップを繰返して、それにより薄い数層の物質を
含んだコーティングをオオバコ殻上に形成することも、
場合により可能である。加えて、着色剤、薬剤及びそれ
らの混合物のような他の任意物質も溶液混合物中に存在
してよい。
をドライブレンドすること、及び他の手段としてオオバ
コ殻の多層コーティングがある。後者は、例えばフルー
ド・エアー社(Fluid Air,Inc.)モデル0300グラニュレ
ーター−ドライヤーのような流動層凝集装置を用いて行
える。
味である。このような好ましい組成物で甘味剤を含有さ
せることは可能であり、アスパルテーム、サッカリン、
シクラメート、アセスルフェーム及びそれらの混合物を
含めた低カロリー甘味剤が好ましいが、それらに限定さ
れない。更に、フレーバー剤を加えることでフレーバー
化組成物を作るために、低フレーバー又は無フレーバー
ベース処方物のような組成物を用いることも可能であ
る。
て腸機能を調節する上で有用である。これはこのような
治療の必要なヒトに本発明のオオバコ含有組成物の安全
有効量を投与することからなる。本発明による組成物で
オオバコ繊維約2.5〜約30g/日の摂取が、便通をよくす
る上でほとんどの状況に適している。しかしながら、こ
れは患者の大きさ及び状態に応じて変わり、このような
事項は勿論担当医にとって明らかであろう。しかしなが
ら、オオバコ物質は無毒性であることから、更に高い摂
取レベルであっても過度の副作用なしに用いることがで
きる。便通目的で典型的な用量は、1回にオオバコ繊維
約3〜約15gを投与することである。
を低下させる上でも有用である。これは血中コレステロ
ールレベルの低下を要するヒトに本発明のオオバコ含有
組成物の水性液体懸濁物の安全有効量を経口投与するこ
とからなる。オオバコ繊維約2.5〜約30g/日、好ましく
は約5〜約15gを投与する上で十分な量を含んだ本発明
の組成物の摂取が、ほとんどの状況に適している。しか
しながら、これは患者の大きさ及び状態と患者の血中コ
レステロールレベルに応じて変わる。このような事項は
勿論担当医にとって明らかであろう。しかしながら、オ
オバコ物質は無毒性であることから、更に高い摂取レベ
ルであっても過度の副作用なしに用いることができる
が、但し本発明の物質は前記の便通効果を有することに
留意しなければならない。
は、コレステロールレベルを低下させて低く維持するた
めに、長期間摂取する。毎日の摂取が好ましく、オオバ
コ繊維約5〜約15gの1日摂取量が最も普通に用いら
れ、上記摂取は好ましくは規則的な間隔をあけて1日に
2又は3回である。同様に、患者の大きさと患者血中の
コレステロールレベルに応じて、これは変わりうる。
充填された気密容器で真空の形成を減少させる方法にも
関する。上記方法は、オオバコ殻と安全な酸化防止有効
量のラジカル除去酸化防止物質を含んだ粉末オオバコド
リンクミックス組成物を調製して、その後気密容器中に
この粉末オオバコドリンクミックス組成物を充填するこ
とからなる。
載及び実証している。この例は単に説明目的で示されて
おり、本発明の制限として解釈されるべきではなく、そ
の多数のバリエーションがその精神及び範囲から逸脱す
ることなく可能である。
ロピレングリコール(70%)を含有した溶液;イースト
マン・ケミカル社(Eastman Chemical Company)販売 本発明によるこのオオバコドリンクミックス組成物
は、1回通過凝集装置でオオバコ殻及びマルトリンのド
ライブレンドを硫酸マグネシウム、クエン酸、テノック
スS−1の水溶液でスプレーして凝集させ(1991年2月
13日付で公開された欧州特許公開第412,604号明細書で
詳細に開示されている;その開示は参考のためそれら全
体で本明細書に組み込まれる)、その後流動層ドライヤ
ーで乾燥することにより製造する。水8オンス(約230
g)中の懸濁液としてこの組成物1さじの摂取が、便通
をこのような効果の必要な患者で示す上で有効である。
Claims (9)
- 【請求項1】(a)オオバコ殻10%〜99%; (b)粉末ドリンクミックスキャリア物質1〜90%; (c)安全な酸化防止有効量の、tert−ブチルヒドロキ
ノン、没食子酸プロピル、ブチル化ヒドロキシトルエ
ン、ブチル化ヒドロキシアニソール、没食子酸オクチ
ル、没食子酸ドデシル、トコフェロール類、ロスマリナ
ス・オフィシナリス、テンペ油及びそれらの混合物から
なる群より選択されるラジカル除去酸化防止物質; を含み、しかもオオバコ殻の懸濁液を形成するために液
体と混和しうる粉末形態をしている、オオバコ殻含有粉
末ドリンクミックス組成物。 - 【請求項2】ラジカル除去酸化防止物質が組成物の1ppm
〜1重量%である、請求項1に記載の組成物。 - 【請求項3】(a)オオバコ殻20%〜90%; (b)粉末ドリンクミックスキャリア物質10〜80%; (c)tert−ブチルヒドロキノン、没食子酸プロピル、
ブチル化ヒドロキシトルエン、ブチル化ヒドロキシアニ
ソール、没食子酸オクチル、没食子酸ドデシル、トコフ
ェロール類、ロスマリナス・オフィシナリス、テンペ油
及びそれらの混合物からなる群より選択されるラジカル
除去酸化防止物質1ppm〜0.1%; を含み、しかもオオバコ殻の懸濁液を形成するために液
体と混和しうる粉末形態をしている、オオバコ殻含有粉
末ドリンクミックス組成物。 - 【請求項4】オオバコ殻が、90%以上を45メッシュより
小さくするように分布させたオオバコ殻粒度を含む、請
求項1〜3のいずれか一項に記載の組成物。 - 【請求項5】ラジカル除去酸化防止物質がオオバコ殻と
接触している、請求項1〜4のいずれか一項に記載の組
成物。 - 【請求項6】(a)オオバコ殻20%〜90%; (b)粉末ドリンクミックスキャリア物質10〜80%; (c)tert−ブチルヒドロキノン、没食子酸プロピル、
ブチル化ヒドロキシトルエン、ブチル化ヒドロキシアニ
ソール及びそれらの混合物からなる群より選択されるラ
ジカル除去酸化防止物質1ppm〜0.02%;但し、該酸化防
止物質は、一部又は全部の酸化防止物質を含むコーティ
ングでオオバコ殻をコートすることによりオオバコ殻と
接触している; を含み、しかもオオバコ殻の懸濁液を形成するために液
体と混和しうる粉末形態をしている、オオバコ殻含有粉
末ドリンクミックス組成物。 - 【請求項7】オオバコ殻が、80%以上を50メッシュより
小さくするように分布させたオオバコ殻粒度を含む、請
求項1〜6のいずれか一項に記載の組成物。 - 【請求項8】没食子酸プロピルを含む、請求項1〜7の
いずれか一項に記載の組成物。 - 【請求項9】オオバコ含有ドリンクミックス組成物を含
む気密容器で真空の発生を減少させるために、上記オオ
バコ含有ドリンクミックス組成物において、tert−ブチ
ルヒドロキノン、没食子酸プロピル、ブチル化ヒドロキ
シトルエン、ブチル化ヒドロキシアニソール、没食子酸
オクチル、没食子酸ドデシル、トコフェロール類、ロス
マリナス・オフィシナリス、テンペ油及びそれらの混合
物からなる群より選択される酸化防止剤を使用する方
法。
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