JP2004124897A - 燃料ポンプモジュールおよび車両用の燃料残量検出器 - Google Patents

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Abstract

【課題】フロートを使用せず構造的に小さい燃料残量検出器を有する燃料ポンプモジュールを提供する。
【解決手段】燃料ポンプモジュールは、車両用の燃料タンク10の開口10aに液蜜に取り付けられた燃料ポンプモジュール20の燃料タンク10近傍に、第一のダイアフラム72gで燃料の圧力ヘッドPgと大気圧Poを受圧し、第二のダイアフラム72iで大気圧Poとタンク内圧Piを受圧し、これらPo,Pg,Piにより、燃料タンク10内の燃料残量を検出する燃料残量検出器50を設けた。また、Po,Piにより燃料タンク10のタンク内圧を同時に検出するようにした。
【選択図】     図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、燃料を貯蔵するための燃料タンクに取付けられ、燃料タンク内の燃料を主に内燃機関へ供給する燃料ポンプモジュール、特に燃料タンク内の燃料残量を検出するものに関する。また、燃料タンク内の燃料残量を検出する車両用の燃料残量検出器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の燃料ポンプモジュールにおいては、燃料ポンプと燃料フィルタを一体化したフィルタ付ポンプ部に燃料タンクに取り付けるための取付ブラケットを装着した燃料ポンプモジュールにおいて、取付ブラケットにセンダゲージを装着していた。センダゲージは可変抵抗からなる検出部と、フロート部と、検出部から伸びてフロート部に接続されたアーム部とで構成されていた(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、燃料タンクに燃料ポンプを取付けるための取付ブラケットに圧力センサを設ける構成とし、圧力センサの取付け作業を容易としていた(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−294283号公報(第3頁、第4頁、図1、図2)。
【特許文献2】
特開平4−325316号公報(第3頁、図2〜図5)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来は、センダゲージがフロート方式のため、タンク深さに対応したアームの回転半径が必要であり、構造的に大きくなっていた。また、タンク形状に合わせて調整したアーム部とフロート部の形状が複雑になっていた。このため、燃料ポンプモジュールの組み立て作業が煩雑になっており、また輸送上も大きな通い箱が必要であった。さらに燃料タンクに組み込む際も手間と時間を要していた。
また、タンク内圧センサの外部との信号を授受するコネクタが単独で必要となり、燃料タンクに装着するとき手間がかかり、装着場所の制約も受けていた。
【0006】
この発明は上述のような問題を解決するためになされたもので、構造的に小さく燃料タンクへの制約が少ない燃料ポンプモジュールおよび車両用の燃料残量検出器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る燃料ポンプモジュールは、燃料を貯蔵する車両の燃料タンクの開口を塞ぐブラケットと、このブラケットに直接または間接的に保持されるとともに、上記燃料タンク内の燃料を送出する燃料ポンプと、上記ブラケットより上記燃料タンク外側の外圧Po、上記燃料タンク内の空気室の内圧Pi、および上記燃料の燃圧Pgをダイアフラムにより受圧し、上記燃料タンク内の燃料残量を検出する燃料残量検出器とを備えたものである。
【0008】
また、この発明に係る車両用の燃料残量検出器は、燃料を貯蔵する車両の燃料タンクの底部に設けられ、上記燃料タンク外側の外圧Po、上記燃料タンク内の空気室の内圧Pi、および上記燃料の燃圧Pgをダイアフラムにより受圧し、上記燃料タンク内の燃料残量および上記燃料タンク内の内圧を検出するように構成されたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下この発明の実施の形態1について説明する。図1はこの発明の実施の形態1に係る燃料ポンプモジュールが車両用の燃料タンクに取付けられた状態を一部断面により示す図、図2は図1の燃料残量検出器の断面図である。説明の都合上、燃料残量検出器を大きく図示している。
【0010】
図1を参照し、ガソリンなどの燃料を蓄える車両用の燃料タンク10の開口10aに図示しないガスケットを介して燃料ポンプモジュール20が液密に取付けられている。燃料ポンプモジュール20には、燃料タンク10内の燃料をポンプ作用により昇圧する燃料ポンプ14が設けられている。燃料ポンプ14が作動すると、吸込みフィルタ16より燃料2が吸込まれ、ポンプ作用により昇圧された燃料は、燃料ポンプ14内を通って、燃料ポンプ吐出口から高圧フィルタ18を通って塵埃などが濾過され、ブラケット22に設けられた燃料パイプ24から図示しない内燃機関へ燃料を噴射するためのインジェクタに送られる。また、燃料ポンプ14により昇圧された燃料の圧力を一定に保つ図示しないプレッシャレギュレータを高圧フィルタ18の出口側に設けてもよい。
【0011】
燃料ポンプ14と燃料残量検出器50は、燃料タンク10の底部10b近傍でブラケット22に固定されたカップ形状をした保持部材12に保持、固定されている。ブラケット22には図示しない外部の信号処理回路および電源回路に接続されるコネクタ34が設けられている。コネクタ34には、燃料タンク10の内側から燃料ポンプ14に電源を給電するリード線38、燃料残量検出器50の電源線および信号線からなるリード線46が接続されている。図1の例では、リード線46を燃料ポンプ14上部でリード線38に束ねているが、リード線46はリード線38と個別にコネクタ34に接続してもよい。また、コネクタ34を、燃料ポンプ14のリード線38用と燃料残量検出器50用とで別々に二つ設けてもよい。また、ブラケット22には、燃料タンク10外の大気を導入するL字形状の外気導入パイプ40が設けられており、その端面には、気体を通し液体を通さないフッ素系フィルタ40aを気密に設けている。
【0012】
図1、図2を参照し、燃料残量検出器50は、絶縁性の樹脂例えばポリアセタールにより形成されたカバー52とベース54により構成される密閉容器内に、ダイアフラム72、回路部82、回路保護部84などが収納されている。カバー52には、外気導入パイプ40に燃料タンク10内で気密に接続された外圧導入管42が気密に接続される外圧導入部(ニップル)56、リード線46のコネクタがコネクタ接続されるコネクタ58が設けられている。
ベース54には、燃料タンク10内の空気室4の圧力Piを導入する内圧導入管44が気密に接続される内圧導入部(ニップル)60、燃料タンク10内の燃料2の圧力を導入する燃圧導入部62が設けられている。
【0013】
外圧導入管42と外気導入パイプ40は一体構成としてもよい。外圧導入管42、内圧導入管44は金属、ゴム、樹脂成形品の何れを用いてもよい。また、保持部材12として樹脂成形品を採用する場合には、外圧導入管42、内圧導入管44の少なくとも一方を保持部材12に一体成形してもよく、またブラケット22として樹脂成形品を採用する場合には外圧導入管42をブラケット22に一体成形してもよい。
【0014】
ダイアフラム(第一のダイアフラム)72gおよびダイアフラム(第二のダイアフラム)72iを有し、三種類の圧力Po,Pg,Piを受圧するダイアフラム72が、ステム70および台座78に接着、固定されている。キャップ74、台座78およびこれらを支持するステム70により、ダイアフラム72は三つの部屋に互いに気密に隔離されており、ダイアフラム72の図示していないゲージ抵抗面(表面側)に接する基準圧室80には外圧Po、反対側の裏面には夫々内圧Pi、燃圧Pgが印加される。ダイアフラム72が1チップであるため、温度特性にばらつきが多い半導体ダイアフラムにおいても同一特性で補正が容易となる。
実施の形態1では、温度センサを図示していないが、精度よく温度補正するためには、燃料残量検出器50内にサーミスタなどの温度センサを設け、燃料残量Phを補正することが好ましい。
【0015】
また、ダイアフラム72からの信号を処理する回路部82、電気的なサージから回路を守る回路保護部84、回路部82若しくは回路保護部84に電気的に接続され、コネクタ58内にインサート成形された導電性の端子86、ステム70および台座78がセラミックス製の基板68に固定されている。
回路部82をC−MOSで形成した場合には、電気的な保護のためバイポーラによる回路保護部84を設けることが好ましい。
【0016】
ついで、燃料残量検出器50の組み立てについて説明する。基板68に、ステム70、ダイアフラム72、キャップ74、回路部82、回路保護部84を固定するとともに電気的な接続をした後、キャップ74にOリング76を介して気密にカバー52の外圧導入部56を圧入する。その後、端子86を回路部82や回路保護部84に電気的に接続する。ついで、Oリング64、66をベース54の所定の位置に配置した状態で、ベース54を基板68およびカバー52に溶着により接合する。このようにして、ダイアフラム72は三つの部屋に互いに気密に隔離される。
【0017】
次に動作について説明する。
空気室4の圧力である内圧Piはダイアフラム72iの裏面側に導かれ、燃料ヘッドによる燃圧Pgはダイアフラム72gの裏面側に導かれる。他方、外気導入パイプ40からの大気圧である外圧Poは、ダイアフラム72iおよびイアフラム72gの表面側に共通して導かれる。ダイアフラム72を半導体チップで構成する際に、表面側には半導体プロセス上に半導体回路が形成されており、各種のコンタミなどによるダメジを受けやすいため比較的クリーンな大気を導入し、他方ガソリンなどの燃料2や燃料室4の空気など汚染性の強い圧力媒体を、半導体による回路形成がされていない汚染に強い裏面側に加えるようにすることが好ましい。
【0018】
ダイアフラム72上には、たとえば二個のホイストーンブリッジが形成されており、この出力を後段の回路部82で作動増幅や減算することにより、所望のタンク内圧Ptや燃料残量Phが得られる。
上述のような構成とする場合、タンク内圧Ptは外圧Poと内圧Piの差(Pt=Pi−Po)、圧力差Pxは燃圧Pgと外圧Poの差(Px=Pg−Po)、燃料残量Phは燃料ヘッドによる燃圧Pgと内圧Piの差(Ph=Pg−Pi)で表すことができる。したがって、燃料残量Phは、ダイアフラム72gによる圧力差Pxからダイアフラム72iによる圧力差Ptを減じることで得られる(Ph=Px−Pt=Pg−Pi)。
【0019】
燃料残量検出器50は上述したように、ダイアフラム72iの出力により燃料タンク10内の圧力も検出することができる。
なお、タンク内圧センサの役割は、車が所定の運転モードのとき、燃料供給系をすべてクローズして燃料供給系のエアーリークをこのタンク内圧センサの内圧変化で測定し、所定のリーク量が検出されれば、図示しないランプを点灯させる等して運転者に知らせるためのものである。
【0020】
以上のように構成したので、 燃料残量Phとタンク内圧Ptを同時に検出することができる。また、フロート式の回動部分がないので、燃料残量検出器50の占有領域が小さいとともに装置自体を小型化できる。
また、半導体ダイアフラム72を用いて全体を数個のモノリシックIC構成としているので、小型で低コスト化が可能である。さらに、半導体ダイアフラム72を1チップ2ダイアフラム構成としているので、温度特性バラツキに対して安定した特性を得られる。
【0021】
また、燃料残量Phとタンク内圧Ptを求めるための圧力Pg、Pi、Poを燃料タンク10中で受圧し、コネクタ34を燃料ポンプモジュール20のブラケット22と共用することにより、タンク内圧センサを別途設ける場合に比較し、加工精度の高いシールおよびシール用の部品を少なくできる。
【0022】
なお、上述の説明では、ダイアフラム72は半導体を用いた例について述べたが、金属やセラミックスなどでも同様な効果が得られる。
また、圧力センサとして、半導体のゲージ抵抗を使った抵抗式で説明をしたが、容量式でも同様な効果が得られる。
また、回路部82をバイポーラにすれば回路保護部84がなくても同様が得られる。
また、回路保護部84、ダイアフラム72および回路部82の少なくとも複数を同一チップ上に載せても同様な効果が得られる。
【0023】
なお、上述の説明では、タンク内圧も検出するため車両が動作中で燃料タンク10から内燃機関までが閉じた系の状態の例、即ち燃料残量Phは燃圧Pgと内圧Piとの差から得られる例について説明したが、燃料残量Phは車両が動作せず燃料タンク10が外気に対し開放した系の状態、即ち内圧Pi=外圧Poの状態の場合には、燃料残量Phは燃圧Pgから外圧Poを減じることで得ることができる。
【0024】
実施の形態2.
以下この発明の実施の形態2について説明する。図3はこの発明の実施の形態2に係る燃料ポンプモジュールの燃料残量検出器の上面図、図4は図3のIV−IV線断面図である。実施の形態2は実施の形態1と比べ、燃料残量検出器50の形状および配置、ダイアフラム72の設置方向、内圧導入管60の方向、キャップ74、回路部82、回路演算部84、端子86の取り付け位置が異なっており、それらについて以下説明する。その他の構成は実施の形態1と同様であるのでその説明を省略する。
【0025】
図1、図3、図4を参照し、カバー52およびベース54は弓形のアーチ形状をしており、燃料ポンプ14の外周に沿って配置されている。このように配置することで、燃料ポンプモジュール20の外形を小さくでき、燃料ポンプ10の開口10aも小さくできる。なお、燃料ポンプ14以外たとえば高圧フィルタ18の外周に沿って配置するようにしても同様の効果が得られる。
【0026】
ダイアフラム72は燃料タンク10の深さ方向に沿って配置され、ダイアフラム72gがダイアフラム72iよりも燃料タンク10の深さ方向の深い位置即ち底部10bに近い位置に配置されている。したがって、実施の形態1に比較し、底部10bに近い燃料2を導入できるようになり、燃料2が少なくなっても燃料残量を検出できる。
【0027】
また、外圧導入部56と内圧導入部60を燃料タンク10の上方(図1、図4の上方)に、そのニップルが延在するように配置したので、外圧導入管42および内圧導入管44の取り付けが容易となるとともに、周方向(図3の円周方向、図4の横方向)長さを短くできる。この構成に伴って、キャップ74の形状、特に外圧導入部56が圧入される部分の構成が実施の形態1とは異なっている。
【0028】
さらに、コネクタ58を外圧導入部56、内圧導入部60と同様に燃料残量検出器50の上方に配置したので、コネクタ58、外圧導入部56、内圧導入部60の取付け方向が同一となり、取付け作業が容易となる。
また、回路部82、回路保護部84、外圧導入部56および内圧導入部60を周方向(図3の円周方向、図4の横方向)に配置したので、燃料残量検出器50の厚さ方向(図3の径方向)を薄くできる。
【0029】
実施の形態3.
以下この発明の実施の形態3について説明する。実施の形態3では、燃料ポンプモジュール20が燃料タンク10の下方から取付けられるもの特に二輪車に採用されるものについて説明する。図5はこの発明の実施の形態3に係る燃料ポンプモジュールが車両用の燃料タンクに取付けられた状態を一部断面により示す図である。図6は図5の燃料ポンプモジュールをブラケットに取付けたときの上面図である。説明のない図中の符号は実施の形態1と同様であるのでその説明を省略する。
【0030】
図5、図6を参照し、断面略台形形の燃料タンク10内に燃料ポンプ14が配置されている。燃料ポンプ14はブラケット22に一端が固定されたステイ8に固定されている。高圧フィルタ18もステイ8に固定され、燃料残量検出器50はブラケット22に固定されている。なお、燃料残量検出器50は、高圧フィルタ18、ステイ8にまたは燃料ポンプ14に固定してもよい。燃料ポンプ14の作動により、吸入フィルタ16により吸入された燃料2は、燃料ポンプ14の中、連通路14b、高圧フィルタ18、燃料パイプ24を通って、図示しない内燃機関に送出される。
【0031】
燃料残量検出器50は、外気導入パイプ40から外圧Po、内圧導入管44から内圧Pi、燃圧導入部62から燃圧Pgを入力し、実施の形態1と同様にして、燃料残量Phとともにタンク内圧Ptを検出できる。
【0032】
以上のように、燃料タンク10の形状が複雑または狭いものにおいても、燃料残量Phとタンク内圧を同時に検出できる。また、燃料残量検出器50をブラケット22に固定したので、その固定が容易であるとともに、燃料導入部62を燃料タンク10の底部に設けることができ、燃料が少なくなっても残量を検出できる。
【0033】
【発明の効果】
以上のように、この発明に係る燃料ポンプモジュールは、燃料を貯蔵する車両の燃料タンクの開口を塞ぐブラケットと、このブラケットに直接または間接的に保持されるとともに、上記燃料タンク内の燃料を送出する燃料ポンプと、上記ブラケットより上記燃料タンク外側の外圧Po、上記燃料タンク内の空気室の内圧Pi、および上記燃料の燃圧Pgをダイアフラムにより受圧し、上記燃料タンク内の燃料残量を検出する燃料残量検出器とを備えたもので、構造的に小さく燃料タンクへの制約が少ない。
【0034】
また、この発明に係る車両用の燃料残量検出器は、燃料を貯蔵する車両の燃料タンクの底部に設けられ、上記燃料タンク外側の外圧Po、上記燃料タンク内の空気室の内圧Pi、および上記燃料の燃圧Pgをダイアフラムにより受圧し、上記燃料タンク内の燃料残量および上記燃料タンク内の内圧を検出するので、構造的に小さく燃料タンクへの制約が少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1に係る燃料ポンプモジュールが車両用の燃料タンクに取付けられた状態を一部断面により示す図である。
【図2】図1の燃料残量検出器の断面図である。
【図3】この発明の実施の形態2に係る燃料ポンプモジュールの燃料残量検出器の上面図である。
【図4】図3のIV−IV線断面図である。
【図5】この発明の実施の形態3に係る燃料ポンプモジュールが車両用の燃料タンクに取付けられた状態を一部断面により示す図である。
【図6】図5の燃料ポンプモジュールをブラケットに取付けたときの上面図である。
【符号の説明】
2 燃料、  4 空気室、  10 燃料タンク、 10a開口、  10b 底部、  12 保持部材、  14 燃料ポンプ、  、  18 高圧フィルタ、    20燃料ポンプモジュール、  22 ブラケット、  24 燃料パイプ、  34 コネクタ、  38 リード線、  40 外気導入パイプ、  42 外圧導入管、  44 内圧導入管、  50 燃料残量検出器、  56 外圧導入部、  58 コネクタ、  60 内圧導入部、  62 燃圧導入部、  68 基板、  70 ステム、  72 ダイアフラム、  72g 第一のダイアフラム、  72i 第二のダイアフラム、74 キャップ、  80 基準圧室、  82 回路部、  84 回路保護部、  86 端子。

Claims (10)

  1. 燃料を貯蔵する車両の燃料タンクの開口を塞ぐブラケットと、
    このブラケットに直接または間接的に保持されるとともに、上記燃料タンク内の燃料を送出する燃料ポンプと、
    上記ブラケットより上記燃料タンク外側の外圧Po、上記燃料タンク内の空気室の内圧Pi、および上記燃料の燃圧Pgをダイアフラムにより受圧し、上記燃料タンク内の燃料残量を検出する燃料残量検出器と
    を備えたことを特徴とする燃料ポンプモジュール。
  2. 上記燃料残量検出器は、上記燃料タンクの底部近傍で上記燃料ポンプまたは上記燃料ポンプを保持する部材に配置されたことを特徴とする請求項1記載の燃料ポンプモジュール。
  3. 上記ブラケットに、上記燃料残量検出器の信号線が接続されるコネクタを設けたことを特徴とする請求項1記載の燃料ポンプモジュール。
  4. 燃料を貯蔵する車両の燃料タンクの底部に設けられ、上記燃料タンク外側の外圧Po、上記燃料タンク内の空気室の内圧Pi、および上記燃料の燃圧Pgをダイアフラムにより受圧し、上記燃料タンク内の燃料残量および上記燃料タンク内の内圧を検出するように構成されたことを特徴とする車両用の燃料残量検出器。
  5. 上記ダイアフラムは、上記外圧Poと上記燃圧Pgの差を検出する第1のダイアフラムと、上記外圧Poと上記内圧Piの差を検出する第2のダイアフラムとが一チップの半導体により形成されたことを特徴とする請求項4記載の車両用の燃料残量検出器。
  6. 上記第1および第2のダイアフラムの表面側に、上記外圧Poが供給され、裏面側に上記燃圧Pgおよび上記内圧Piが供給されることを特徴とする請求項5記載の車両用の燃料残量検出器。
  7. 上記第2のダイアフラムの出力により、上記燃料タンク内の内圧を検出するように構成したことを特徴とする請求項5記載の車両用の燃料残量検出器。
  8. 上記燃料残量検出器は、上記ダイアフラムとこのダイアフラムの出力信号を処理する回路部が同一のチップに構成されたモノリシックICと、上記モノリシックICの回路を保護する保護回路が構成されたバイポーラICとを備えたことを特徴とする請求項4記載の車両用の燃料残量検出器。
  9. 上記燃料残量検出器の上記外圧Poを導入する外圧導入部と上記内圧Piを導入する内圧導入部は共に上記燃料タンクの深さ方向に延在する筒状に形成されたことを特徴とする請求項4記載の車両用の燃料残量検出器。
  10. 上記燃圧Pgの受圧部が上記内圧Piの受圧部よりも上記燃料タンクの底部側となるように構成されたことを特徴とする請求項4記載の車両用の燃料残量検出器。
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