JP3380157B2 - 内視鏡システムの映像信号切替装置 - Google Patents

内視鏡システムの映像信号切替装置

Info

Publication number
JP3380157B2
JP3380157B2 JP07622798A JP7622798A JP3380157B2 JP 3380157 B2 JP3380157 B2 JP 3380157B2 JP 07622798 A JP07622798 A JP 07622798A JP 7622798 A JP7622798 A JP 7622798A JP 3380157 B2 JP3380157 B2 JP 3380157B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
video signal
signal
video
output
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP07622798A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11267096A (ja
Inventor
憲昭 高橋
浩平 池谷
Original Assignee
ペンタックス株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ペンタックス株式会社 filed Critical ペンタックス株式会社
Priority to JP07622798A priority Critical patent/JP3380157B2/ja
Priority to EP98109642A priority patent/EP0881834B1/en
Priority to DE69833898T priority patent/DE69833898T2/de
Priority to EP05001132A priority patent/EP1531627A3/en
Priority to US09/085,754 priority patent/US6246432B1/en
Publication of JPH11267096A publication Critical patent/JPH11267096A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3380157B2 publication Critical patent/JP3380157B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数個の内視鏡用
ビデオプロセッサから入力された映像信号の何れかをモ
ニタや録画装置等の出力機器へ向けて出力する内視鏡シ
ステムの映像信号切替装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、内視鏡を用いて手術が行われる場
合には、内視鏡の一つである電子スコープによって得ら
れた撮影対象の映像信号を出力する内視鏡用ビデオプロ
セッサ(以下、「プロセッサ」という)と撮影対象の映像
を表示するモニタとが術室に設置され、術者がモニタに
表示された映像を見ながら手術を行う。このとき、モニ
タに高品質の映像が表示されるようにすべく、プロセッ
サから撮影対象の映像信号としてRGB信号を出力さ
せ、このRGB信号に基づく映像をモニタに表示させる
ことが多い。
【0003】一方、手術の際には、電子スコープによっ
て撮影された映像をビデオ装置(VTR)に録画し、資料
として利用することがある。この場合、通常ビデオ装置
が取り扱うことが可能な映像信号はビデオ信号(コンポ
ジットビデオ信号)のみであるので、RGB信号をビデ
オ装置に入力しても録画を行うことができない。そこ
で、撮影対象のRGB信号とビデオ信号とを出力可能な
プロセッサが使用される。そして、プロセッサから出力
されたビデオ信号を用いて撮影対象の映像がビデオ装置
に録画されるようにしている。
【0004】また、手術の際には、2台以上の電子スコ
ープが用いられることがある。この場合において、電子
スコープ毎にプロセッサとモニタとを用意し、これらを
術室に設置すると、術室が狭くなって手術を快適に行う
ことができなくなるおそれがあった。この問題を解決す
べく、本願出願人は、複数のプロセッサから出力された
映像信号の何れかをモニタやビデオ装置に与える映像信
号切替装置を既に出願している(特願平9−15358
9号)。
【0005】図13は、上述した映像信号切替装置を用
いた内視鏡システムの例を示す図である。図13には、
第1系統に属する電子スコープ1及びプロセッサ2と、
第2系統に属する電子スコープ3及びプロセッサ4とが
設けられている。各プロセッサ2,4から出力されたR
GB信号は、映像信号切替装置5に入力され、何れか一
方が両系統に共通して使用されるモニタ6に入力され
る。これによって、系統毎にモニタを設置する必要がな
くなり、術室が狭くなることが防止される。
【0006】一方、各系統の映像をビデオ装置10に録
画すべく、各プロセッサ2,4から出力されたビデオ信
号が入力される映像信号切替装置7が設けられる。映像
信号切替装置7はビデオ信号の何れか一方を出力し、こ
のビデオ信号は術室外(例えば、ビデオ装置の操作室)に
設置された内視鏡用のモニタ8及びビデオ用の切替器9
を介してビデオ装置10に入力される。これによって、
一方の系統の映像がビデオ装置10に録画される。
【0007】また、術室には、X線撮影によって得られ
た撮影対象の映像信号を出力するX線装置11が設置さ
れる。ここに、X線撮影では、映像信号としてビデオ信
号のみが取り扱われている。従って、X線装置11は、
撮影対象のビデオ信号を出力し、このビデオ信号は切替
器9に入力される。そして、切替器9がその出力を切り
替えることによって、内視鏡1,3による映像とX線装
置11による映像との一方がビデオ装置10に録画され
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の内視鏡システムには以下の問題があった。即
ち、先願に係る映像信号切替装置は、同一種類の複数の
映像信号の出力を切り替えることができるのみであっ
た。このため、図14に示すように、RGB信号の出力
を切り替える映像信号切替装置5とビデオ信号の出力を
切り替える映像信号切替装置7とを用意しなければなら
なかった。
【0009】即ち、従来の内視鏡システムでは、内視鏡
用ビデオプロセッサから出力される映像信号が複数種類
ある場合には、各映像信号毎に映像信号切替装置を用意
しなければ、モニタ等の出力機器の共通化を図ることが
できなかった。このため、内視鏡システムにおける配線
が複雑且つ面倒となっていた。
【0010】また、図13に示す例では、術者が使用す
る系統を第1系統から第2系統へ切り替える場合には、
映像信号切替装置5及び映像信号切替装置7の操作を要
するので操作が煩雑となっていた。
【0011】本発明は、上記問題に鑑みなされたもので
あり、内視鏡システムの簡略化及びその設置の容易化を
図ることができるとともに、使用者の操作の煩雑さを軽
減することができる内視鏡システムの映像信号切替装置
を提供することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題
を解決するために以下の構成を採用する。すなわち、請
求項1の発明は、内視鏡システムの映像信号切替装置で
ある。この映像信号切替装置は、複数個の内視鏡用ビデ
オプロセッサと各内視鏡用ビデオプロセッサから出力さ
れた映像信号の処理を行う第1出力機器及び第2出力機
器とが接続され、複数個の内視鏡用ビデオプロセッサか
ら出力された第1映像信号が入力される第1入力部と、
複数個の内視鏡用ビデオプロセッサから出力された前記
第1映像信号と種類の異なる第2映像信号が入力される
第2入力部と、前記第1入力部に入力された第1映像信
号の何れかを選択するとともに、前記第2入力部に入力
された第2映像信号の何れかを選択する選択部と、前記
選択部によって選択された第1映像信号を前記第1出力
機器へ向けて出力するとともに、前記選択部によって選
択された第2映像信号を前記第2出力機器へ向けて出力
する出力部と、設定に応じて前記選択部の選択動作を制
御する制御部とを備えたことを特徴とする。
【0013】請求項1の発明によると、第1入力部には
複数の第1映像信号が入力され、第2入力部には複数の
第2映像信号が入力される。すると、制御部が、選択部
に第1映像信号の何れかを選択させるとともに、第2映
像信号の何れかを選択させる。その後、選択部によって
選択された第1映像信号が出力部から第1出力機器へ向
けて出力され、選択部によって選択された第2映像信号
が出力部から第2出力機器へ向けて出力される。
【0014】このように、請求項1の発明によれば、1
つの映像信号切替装置によって複数種類の映像信号の切
替出力を行うことができる。従って、内視鏡システムの
構成要素を減らすことができ、その配線作業が従来に比
べて簡易となる。また、第1映像信号及び第2映像信号
の出力を切り替える際に、使用者が二つの映像切替装置
を操作しなければならない煩雑さを回避することができ
る。
【0015】ここに、第1映像信号は、RGB信号,輝
度/搬送色信号,ビデオ信号の何れかであり、第2映像
信号は、RGB信号,輝度/搬送色信号,ビデオ信号のう
ち、前記第1映像信号となるもの以外である(請求項
4)。即ち、第1映像信号と第2映像信号とは、例えば
RGB信号とビデオ信号(コンポジットビデオ信号)であ
り、RGB信号と輝度/搬送色信号(Y/C信号)とであ
り、ビデオ信号とY/C信号とである。また、選択部及
び制御部は、電子回路やCPU及びメモリ等からなるプ
ロセッサ装置等で構成することができる。
【0016】請求項2の発明は、請求項1記載の制御部
が、第1映像信号の選択動作に伴って第2映像信号の選
択動作を行うように前記選択部を制御することで特定し
たものである。
【0017】請求項2の発明によれば、第1映像信号の
出力切替のみで第2映像信号の出力切替を行うことがで
きる。従って、映像信号切替装置の操作を簡易にするこ
とができる。もっとも、制御部が、第1映像信号の選択
動作と第2映像信号の切替動作とを関連なく行うように
選択部を制御する構成となっていても良い。
【0018】請求項3の発明は、請求項1記載の制御部
が、特定の第1映像信号の選択動作に伴ってこの第1映
像信号と対応する第2映像信号の選択動作を行うように
前記選択部を制御することで特定したものである。
【0019】請求項3の発明によると、特定の第1映像
信号が選択される場合には、この第1映像信号に対応す
る第2出力信号が選択される。このため、ある第1映像
信号と第2映像信号とが同一系統に属する場合におい
て、当該第1映像信号が選択される設定を制御部に施せ
ば、当該第1映像信号と同一の系統に属する第2映像信
号が自動的に選択される。
【0020】請求項5の発明は、請求項1記載の選択部
が、前記制御部からの制御信号に応じて選択すべき第1
映像信号のみを前記第1入力部から前記出力部へ導通さ
せる第1スイッチと、前記制御部からの制御信号に応じ
て選択すべき第2映像信号のみを前記第2入力部から前
記出力部へ導通させる第2スイッチとを有することで特
定したものである。
【0021】請求項6の発明は、請求項1記載の映像信
号切替装置において、前記内視鏡用ビデオプロセッサか
ら出力された映像信号の処理を行う第3出力機器がさら
に接続され、複数個の内視鏡用ビデオプロセッサから出
力された前記第1映像信号及び前記第2映像信号と種類
の異なる第3映像信号が入力される第3入力部をさらに
備え、前記選択部が、前記第3入力部に入力された第3
映像信号の何れかを選択し、前記出力部が、選択部によ
って選択された第3映像信号を前記第3出力機器へ向け
て出力することで特定したものである。
【0022】請求項7の発明は、請求項3記載の制御部
が、特定の第1映像信号の選択動作に伴ってこの第1映
像信号に対応する第2映像信号及び第3映像信号の選択
動作を行うように前記選択部を制御することで特定した
ものである。
【0023】請求項8の発明は、内視鏡システムの映像
信号切替装置である。この映像信号切替装置は、複数個
の内視鏡用ビデオプロセッサと各内視鏡用ビデオプロセ
ッサから出力された映像信号の処理を行う第1出力機器
及び第2出力機器とが接続され、前記各内視鏡用ビデオ
プロセッサから出力された第1映像信号が夫々入力され
る複数個の第1入力端子と、前記第1出力機器と接続さ
れた第1出力端子と、設定に応じて前記第1入力端子の
何れかのみと前記第1出力端子とを信号伝達経路で結ぶ
第1切替部と、前記各内視鏡用ビデオプロセッサから出
力された第1映像信号と種類の異なる第2映像信号が夫
々入力される複数個の第2入力端子と、前記第2出力機
器と接続された第2出力端子と、設定に応じて前記第2
入力端子の何れかのみと前記第2出力端子とを信号伝達
経路で結ぶ第2切替部とを備えたことを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。 [実施形態1]最初に、本発明の実施形態1による内視
鏡システムの映像信号切替装置を説明する。 〔内視鏡システムの構成〕図1は、本発明の実施形態に
よる内視鏡システムの一例を示す構成図である。図1に
示すように、術室内には、第1系統に属する電子スコー
プ21及び内視鏡用ビデオプロセッサ(以下、「プロセ
ッサ」という)22と、第2系統に属する電子スコープ
23及びプロセッサ24とが設置されている。各プロセ
ッサ22,24は、ビデオ信号を信号線22a,24aへ
出力するとともに、RGB信号(同期信号を含む)を信号
線22b,24bへ出力する。
【0025】また、術室内には、プロセッサ22と信号
線22a,22bを介して接続されるとともにプロセッ
サ24と信号線24a,24bを介して接続された映像
信号切替装置25と、この映像信号切替装置25に信号
線25bを介して接続され、第1,第2系統に共通して
使用されるモニタ26とが設置されている。
【0026】一方、映像信号切替装置25は、操作室内
に設置された電子スコープ21,23用のモニタ27に
信号線25aを介して接続されている。操作室内には、
モニタ27に接続されたビデオ用の切替器28と、この
切替器28に接続されたビデオ装置(VTR)29とが設
置されている。
【0027】さらに、術室にはX線装置30が設置され
ている。X線装置30は、X線撮影装置とこのX線撮影
装置によって得られた撮影対象のビデオ信号を生成する
ビデオ信号生成装置とからなる。このX線装置30は、
上記した切替器28を介してビデオ装置29に接続され
ている。そして、ビデオ装置29は、操作室内に設置さ
れたX線装置30用のモニタ31に接続され、モニタ3
1は、術室内に設置されたX線装置30用のモニタ32
に接続されている。 〔映像信号切替装置の構成〕図2は、図1に示した映像
信号切替装置25の構成図である。図2において、映像
信号切替装置25は、2系統のビデオ信号を切り替える
ためのビデオ信号切替部40と、2系統のRGB信号を
切り替えるためのRGB信号切替部41と、各信号切替
部40,41を制御する切替制御部42とからなる。
【0028】ビデオ信号切替部40は、入力端子43,
44と、入力端子43,44と信号線を介して接続され
た切替回路45と、この切替回路45と夫々接続された
出力端子46,46とを有している。
【0029】入力端子43は、図1に示した信号線22
aに接続されており、プロセッサ22から出力された第
1系統のビデオ信号(「映像信号A1」と称する)が入力
される。一方、入力端子43は、信号線24aに接続さ
れており、プロセッサ24から出力された第2系統のビ
デオ信号(「映像信号B1」と称する)が入力される。
【0030】切替回路45は、増幅器兼用のバッファア
ンプリファイア(以下、「バッファ」という)47,48
と、スイッチ49,50とを有している。バッファ49
の入力端子は入力端子43と接続されており、出力端子
はスイッチ49に接続されている。同様に、バッファ4
8の入力端子は入力端子44と接続されており、出力端
子はスイッチ50に接続されている。そして、各スイッ
チ49,50の出力端子は、信号線を介して各出力端子
46,46と接続されている。
【0031】スイッチ49には、切替制御部42(図1
参照)から制御信号Aが与えられ、スイッチ50には、
切替制御部42から制御信号Bが与えられる。各制御信
号A,Bはハイとローとの信号レベルを有し、各スイッ
チ49,50は、制御信号がハイレベルである場合に閉
じ、ローレベルである場合には開く。
【0032】各制御信号A,Bは、一方がハイとなると
他方がローとなるように各スイッチ49,50に与えら
れる。このため、各スイッチ49,50は、一方が閉じ
ると他方が開く。従って、切替回路45は、制御信号
A,Bの信号レベルに従って、第1系統のビデオ信号(映
像信号A1)と第2系統のビデオ信号(映像信号B1)と
の何れか一方を各出力端子46,46へ向けて出力す
る。
【0033】出力端子46の一方は、図1に示した信号
線25aを介してモニタ27に接続されており、切替回
路45から出力されたビデオ信号をモニタ27へ向けて
出力する。これによって、モニタ27には、ビデオ信号
に基づく撮影対象の映像が表示され、この映像がビデオ
装置29によってビデオテープに録画される。出力端子
46の他方は、本実施形態では未使用であるが、信号線
を介してモニタやビデオ装置を接続するために用いられ
る。
【0034】RGB信号切替部41は、4つの信号切替
部41a〜41dからなる。各信号切替部41a〜41
dは、上述したビデオ信号切替部40と同じ構成を有し
ているので、ビデオ信号切替部40との相違点について
説明する。
【0035】各信号切替部41a〜41dの各入力端子
53は、図1に示した信号線22bが接続されており、
これらの入力端子53には、プロセッサ22から出力さ
れたR信号,G信号,B信号及び同期信号(第1系統のR
GB信号(「映像信号A2」と称する))が入力される。
一方、各信号切替部41a〜41dの各入力端子54
は、図1に示した信号線24bが接続されており、これ
らの入力端子54には、プロセッサ24から出力された
R信号,G信号,B信号及び同期信号(第2系統のRGB
信号(「映像信号B2」と称する))が入力される。
【0036】各信号切替部41a〜41dの切替回路5
5は、スイッチ59,60を有しており、スイッチ59,
60には、切替回路45と同様に、切替制御部42から
制御信号A,Bが与えられる。各制御信号A,Bの信号レ
ベル(ハイレベル,ローレベル)は、ほぼ同時に切り替わ
るようになっており、各切替回路55は、同じ動作をほ
ぼ同時に行う。これによって、各切替回路55は、映像
信号A2と映像信号B2との何れか一方を出力する。
【0037】各信号切替部41a〜41dの出力端子5
6,56の一方は、図1に示した信号線25bを介して
モニタ26と接続されており、各切替回路55から出力
されたRGB信号をモニタ26へ与える。これによっ
て、モニタ26には、RGB信号に基づく撮影対象の映
像が表示される。出力端子56,56の他方は、本実施
形態では未使用であるが、信号線を介してモニタやビデ
オ装置等の出力機器を接続するために用いられる。
【0038】切替制御部42は、ビデオ信号切替部40
及びRGB信号切替部41の各切替回路45,55に対
し、映像信号切替装置25の操作者による設定に応じた
制御信号を与える。図3は、図1に示した切替制御部4
2の構成図である。図3において、切替制御部42は、
切替回路制御部61,62と、連動/非連動制御部63
と、切替スイッチ64,65とを有する。
【0039】ここに、切替回路制御部61は、図2に示
した切替回路45を制御し、切替回路制御部62は、図
2に示した各切替回路55を制御する。これらの切替回
路制御部61,62は同一の構成を有するので、主とし
て切替回路制御部61について説明する。
【0040】切替回路制御部61は、設定ツマミ67
と、設定ツマミ67の操作に従って切替動作を行うスイ
ッチ68と、スイッチ68の各端子68a,68bに接
続されたフリップフロップ69とを有している。
【0041】設定ツマミ61は、図2に示した入力端子
43に入力されたビデオ信号(映像信号A1)を選択する
第1レンジと、入力端子44に入力されたビデオ信号
(映像信号B1)を選択する第2レンジとを有し、映像信
号切替装置25の操作者によって一方のレンジに設定さ
れる。
【0042】スイッチ68は、接地されるとともに端子
68aと端子68bとの間で切替可能なスイッチ片68
cを有している。このスイッチ片68cは、設定ツマミ
67が上記した第1レンジに設定されると、端子68a
と接触する側へ切り替えられ、設定ツマミ67が第2レ
ンジに設定されると、端子68bと接触する側へ切り替
えられる。
【0043】フリップフロップ69の一方の入力端子
は、端子68a及びプルアップ抵抗に接続されており、
他方の入力端子は、端子68b及びプルアップ抵抗に接
続されている。一方、フリップフロップ69の各出力端
子69a,69bは、上述した切替スイッチ64に接続
されている。但し、切替回路制御部62のフリップフロ
ップ69の各出力端子69a,69bは、上述した切替
スイッチ65に接続されている。
【0044】そして、切替回路制御部61のフリップフ
ロップ69の出力端子69aは、非連動時に映像信号A
1を選択する旨の信号(「選択信号a1」と称する)を出
力し、出力端子69bは、非連動時に映像信号B1を選
択する旨の信号(「選択信号b1」と称する)を出力す
る。一方、切替回路制御部62のフリップフロップ69
の出力端子69aは、非連動時に映像信号A2を選択す
る旨の信号(「選択信号a2」と称する)を出力し、出力
端子69bは、非連動時に映像信号B2を選択する旨の
信号(「選択信号b2」と称する)を出力する。
【0045】各選択信号a1,b1,a2,b2の信号レ
ベルは、各設定ツマミ67,67の設定に応じて変動す
る。即ち、各設定ツマミ67が第1レンジに設定された
場合には、スイッチ片68cが端子68aと接触し端子
68aが接地する。このため、フリップフロップ69の
入力端子側における信号レベルが、端子68a側ではロ
ーとなり、端子68b側ではハイとなる。従って、フリ
ップフロップ68の出力端子69a,69b側では、選
択信号a1,a2の信号レベルがハイとなり、選択信号
b1,b2の信号レベルがローとなる。
【0046】一方、各設定ツマミ67,67が第2レン
ジに設定された場合には、スイッチ片68cが端子68
bと接触し端子68bが接地するので、選択信号a1,
a2の信号レベルがローとなり、選択信号b1,b2の
信号レベルがハイとなる。
【0047】連動/非連動制御部63は、設定ツマミ7
1と、設定ツマミ71の操作に従った切替動作を行うス
イッチ72と、スイッチ72の各端子72a,72bに
接続されたフリップフロップ73と、スイッチ72の端
子72cに接続されたバッファ74とを有している。
【0048】設定ツマミ71は、映像信号A1,A2を
同時に選択する第1レンジと、映像信号B1,B2を同
時に選択する第2レンジと、切替回路45及び各切替回
路55の動作の連動/非連動を選択する第3レンジとを
有し、映像信号切替装置100の操作者によって何れか
のレンジに設定される。
【0049】スイッチ72は、接地されるとともに端子
72a〜72cの間で切替可能なスイッチ片72dを有
している。スイッチ片72dは、設定ツマミ71が上記
した第1レンジに設定されると、端子72aと接触する
側へ切り替えられ、設定ツマミ71が第2レンジに設定
されると、端子72bと接触する側へ切り替えられ、設
定ツマミ71が上記した第3レンジに設定されると、端
子72cと接触する側へ切り替えられる。
【0050】フリップフロップ73の一方の入力端子
は、端子72a及びプルアップ抵抗に接続されており、
他方の入力端子は、端子72b及びプルアップ抵抗に接
続されている。一方、フリップフロップ73の各出力端
子73a,73bは、各切替スイッチ64,65に夫々接
続されている。そして、フリップフロップ73の出力端
子73aは、連動時に映像信号A1,A2を選択する旨
の信号(「選択信号a3」と称する)を出力し、出力端子
73bは、連動時に映像信号B1,B2を選択する旨の
信号(「選択信号b3」と称する)を出力する。
【0051】各選択信号a3,b3の信号レベルは、設
定ツマミ71の設定に応じて変動する。即ち、設定ツマ
ミ71が第1レンジに設定された場合には、スイッチ片
72dが端子72aと接触し端子72aが接地するの
で、フリップフロップ73の入力端子側における信号レ
ベルが、端子72a側ではローとなり、端子72b側で
はハイとなる。従って、フリップフロップ73の出力端
子73a,73b側では、選択信号a3の信号レベルが
ハイとなり、選択信号b3の信号レベルがローとなる。
一方、設定ツマミ71が第2レンジに設定された場合
には、スイッチ片72dが端子72bと接触し端子72
bが接地するので、選択信号a3の信号レベルがローと
なり、選択信号b3の信号レベルがハイとなる。
【0052】バッファ74の入力端子は、端子72c及
びプルアップ抵抗に接続されている。また、バッファ7
4の出力端子は、各切替スイッチ64,65に接続され
ている。そして、バッファ74の出力端子からは、各切
替回路45,55の連動/非連動を選択する旨の信号
(「選択信号c1」と称する)が出力される。
【0053】選択信号c1の信号レベルは、設定ツマミ
71の設定に応じて変動する。即ち、設定ツマミ71が
第1,第2レンジに設定されている場合には、プルアッ
プ抵抗によってバッファ74の入力側及び出力側の信号
レベルがハイ,即ち選択信号c1の信号レベルがハイと
なる。一方、設定ツマミ71が第3レンジに設定された
場合には、スイッチ片72dが端子72cと接触し端子
72cが接地するので、バッファ74の入力側及び出力
側の信号レベルがロー,即ち選択信号c1がローとな
る。
【0054】切替スイッチ64は、切替回路制御部61
の出力端子69a,連動/非連動制御部63の出力端子
73a,及び切替回路45のスイッチ49(図2参照)と
接続されたスイッチ76と、切替回路制御部61の出力
端子69b,連動/非連動制御部63の出力端子73
b,及び切替回路45のスイッチ50と接続されたスイ
ッチ77とを有する。
【0055】各スイッチ76,77は、連動/非連動制
御部63からの選択信号c1に従って切替動作を行う。
即ち、選択信号c1の信号レベルがハイである場合に
は、各スイッチ76,77のスイッチ片が、フリップフ
ロップ73の各出力端子73a,73bと接続された状
態となる。一方、選択信号c1の信号レベルがローであ
る場合には、各スイッチ76,77のスイッチ片が、切
替回路制御部61のフリップフロップ69の各出力端子
69a,69bと接続された状態となる。
【0056】これによって、切替スイッチ64は、切替
制御回路61のフリップフロップ69の出力信号とフリ
ップフロップ73の出力信号との何れか一方を、制御信
号A,Bとして切替回路55へ向けて出力する。
【0057】切替スイッチ65は、切替回路制御部62
の出力端子69a,連動/非連動制御部63の出力端子
73a,及び各切替回路55のスイッチ59(図2参照)
と接続されたスイッチ78と、切替回路制御部62の出
力端子69b,連動/非連動制御部63の出力端子73
b,及び各切替回路55のスイッチ60と接続されたス
イッチ79とを有する。
【0058】各スイッチ78,79は、上記したスイッ
チ76,77と同様に、自身に入力される選択信号c1
の信号レベルに従って切替動作を行う。これによって、
切替スイッチ65は、切替制御回路62のフリップフロ
ップ69の出力信号とフリップフロップ73の出力信号
との何れか一方を、制御信号A,Bとして各切替回路5
5へ向けて出力する。
【0059】図4は、各切替スイッチ64,65に入力
される選択信号a1〜a3,b1〜b3,c1の信号レベ
ルと、各切替スイッチ64,65から出力される制御信
号と、映像信号切替装置25からの出力信号と関係を示
すテーブルである。
【0060】図4に示すように、選択信号c1の信号レ
ベルがハイである場合(設定ツマミ71が第1,第2レン
ジに設定されている場合)には、各設定ツマミ67,67
の設定に拘わらず、各切替スイッチ64,65が、選択
信号a3,b3を制御信号A,Bとして出力する。これに
よって、各切替回路45,55が同じ動作をほぼ同時に
行う。
【0061】具体的には、選択信号a3がハイであり、
選択信号b3がローである場合には、各スイッチ64,
65からハイレベルの制御信号Aとローレベルの制御信
号Bとが各切替回路45,55に入力される。これによ
って、各スイッチ49,59のみが閉じる。従って、映
像信号切替装置25から出力される映像信号が第1系統
に属する映像信号A1及び映像信号A2にほぼ同時に切
り替えられる。
【0062】一方、選択信号a3がローであり、選択信
号b3がハイである場合には、各スイッチ64,65か
らローレベルの制御信号Aとハイレベルの制御信号Bと
が各切替回路45,55に入力される。これによって、
各スイッチ50,60のみが閉じる。従って、映像信号
切替装置25から出力される映像信号が第2系統に属す
る映像信号B1及び映像信号B2にほぼ同時に切り替え
られる。
【0063】これに対し、選択信号c1の信号レベルが
ローである場合(設定ツマミ71が第3レンジに設定さ
れている場合)には、各設定ツマミ67の設定によっ
て、各切替回路制御部61,62の出力信号レベルが個
別に設定される。そして、各切替スイッチ64,65
が、自身に入力された選択信号a1,b1,a2,b2の
信号レベル(各設定ツマミ67,67の設定)に従った制
御信号A及び制御信号Bを出力する。従って、ビデオ信
号切替部40からの出力と、RGB信号切替部41から
の出力とが、各設定ツマミ67の設定に応じて個別に切
り替えられる。 〔映像信号切替装置の動作例〕次に、上述した映像信号
切替装置25の動作例を説明する。前提として、映像信
号切替装置25の入力端子43には、映像信号A1が入
力され、入力端子44には映像信号B1が入力され、各
入力端子53には映像信号A2が入力され、各入力端子
54には映像信号B2が入力されているものとする。
【0064】ここで、映像信号切替装置25の操作者
(例えば、術者)が、切替ツマミ71を操作し、例えば第
1レンジに設定したとする。すると、スイッチ片72d
と端子72aとが接触し、端子72aが接地する。これ
によって、ハイレベルの選択信号a3とローレベルの選
択信号b3とが各スイッチ64,65に入力され、各ス
イッチ64,65からハイレベルの制御信号Aとローレ
ベルの制御信号Bとが出力され、各切替回路45,55
に入力される。各切替回路45,55では、各スイッチ
49,59のみが閉じ、入力端子43と出力端子46と
を結ぶ信号伝達経路,及び入力端子53と出力端子56
とを結ぶ信号伝達経路が形成される。従って、ビデオ信
号切替部40の出力端子46から映像信号A1が出力さ
れ、RGB信号切替部41の各出力端子56から映像信
号A2が出力される。
【0065】その後、術者が、切替ツマミ71を第2レ
ンジに設定すると、スイッチ片72dと端子72bとが
接触し、端子72bが接地する。これによって、ローレ
ベルの選択信号a3とハイレベルの選択信号b3とが各
切替スイッチ64,65に入力され、各切替スイッチ6
4,65からローレベルの制御信号Aとハイレベルの制
御信号Bが出力される。これによって、各切替回路4
5,55のスイッチ48,58のみが閉じる。従って、ビ
デオ信号切替部40から映像信号B1が出力され、RG
B信号切替部41から映像信号B2が出力される(図3
参照)。
【0066】その後、術者が、切替ツマミ71を第3レ
ンジに設定したとする。この場合には、端子72cが接
地し、ローレベルの選択信号c1が各切替スイッチ6
4,65に入力される。すると、各切替スイッチ64,6
5は、各切替回路制御部61,62からの選択信号a1,
b1,a2,b2の信号レベルに応じた制御信号A及び制
御信号Bを出力する。
【0067】例えば、術者が、切替回路制御部61の設
定ツマミ67を第1レンジに設定し、切替回路制御部6
2の設定ツマミ67を第2レンジに設定した場合には、
切替スイッチ64からハイレベルの制御信号Aが出力さ
れ、切替スイッチ65からハイレベルの制御信号Bが出
力される。従って、ビデオ信号切替部40から映像信号
A1が出力され、RGB信号切替部41から映像信号B
2が出力される。〔内視鏡システムの動作例〕以上説明
した実施形態1による内視鏡システムの動作例を説明す
る。図1において、各電子スコープ21,23によって
撮影対象(例えば、体腔内の生体組織)が撮影されると、
プロセッサ22から撮影対象のビデオ信号(映像信号A
1)及び撮影対象のRGB信号(映像信号A2)が出力さ
れる。また、プロセッサ24から撮影対象のビデオ信号
(映像信号B1)及び撮影対象のRGB信号(映像信号B
2)が出力される。各映像信号A1,B1は、信号線22
a,24aを介して映像信号切替装置25に入力され、
映像信号A2,B2は、信号線22b,24bを介して映
像信号切替装置25に入力される。
【0068】このとき、映像信号切替装置の25の操作
者(術者)は、現時点にて使用している系統に映像信号切
替装置25の出力を合わせる。例えば、操作者は、第1
系統(電子スコープ21)を用いている場合には、映像信
号切替装置25の設定ツマミ71を第1レンジに設定す
る。すると、映像信号切替装置25の出力端子46から
映像信号A1が出力され、出力端子56から映像信号A
2が出力される。
【0069】これによって、映像信号A2が信号線25
bを通じてモニタ26に入力され、映像信号A2に基づ
く映像がモニタ26に表示される。一方、映像信号A1
が信号線25aを通じてモニタ27に入力され、映像信
号A1に基づく映像がモニタ27に表示されるととも
に、切替器28を介してビデオ装置29に録画される。
【0070】その後、使用する電子スコープを電子スコ
ープ21から電子スコープ23に変更する場合には、術
者は、映像信号切替装置25の設定ツマミ71を第2レ
ンジに設定する。すると、映像信号切替装置25から出
力される映像信号が映像信号B1及びB2に変更され
る。従って、モニタ26,27の表示内容が映像信号B
1,B2に基づく映像に切り替わり、映像信号B1に基
づく映像がビデオ装置29に録画される。 〔実施形態1の効果〕このように、実施形態1による映
像信号切替装置25によると、複数種類の映像信号の切
替出力を行うことができる。このため、各プロセッサ2
2,24から出力されるRGB信号とビデオ信号との切
替に1つの映像信号切替装置25を用意すれば良い。こ
のため、内視鏡システムの構成要素を減らすことがで
き、術室内のスペースを従来に比べて多く確保できると
ともに、内視鏡システムにおける配線を簡易とすること
ができる。
【0071】また、映像信号切替装置25によれば、設
定ツマミ71の操作のみで映像信号の系統を変更するこ
とができるので、映像信号切替装置25の操作の負担を
軽減することができる。一方、設定ツマミ67,67,7
1の設定によって、映像信号切替装置25からの出力を
自由な組み合わせに設定できる。このため、映像信号切
替装置25の使用者に対する設定の自由度を高めること
ができる。
【0072】なお、実施形態1による映像信号切替装置
25の切替制御部42は、図5(A)に示す構成であって
も良い。図5(A)には、映像信号切替装置25の出力と
して、第1系統の映像信号(映像信号A1,A2)と第2
系統の映像信号(映像信号B1,B2)との一方のみを選
択可能な構成を有する切替制御部42が示されている。
【0073】この場合には、図2と異なり、フリップフ
ロップ69の出力端子69が各スイッチ49,59に接
続され、出力端子69が各スイッチ50,60に接続さ
れている。図5(B)は、図5(A)に示したフリップフロ
ップ69の各出力端子69a,69bの信号レベルと映
像信号切替装置25の出力との関係を示すテーブルであ
る。
【0074】図5(A)及び図5(B)に示す切替制御部4
2を採用した場合には、ビデオ信号切替部40の出力と
RGB信号切替部41の出力とを個別に選択することは
できなくなるが、図3に示した切替回路制御部62,連
動/非連動制御部63,及び切替スイッチ64,65が
不要となる。このため、映像信号切替装置25の構成を
簡易にできる。 [実施形態2]図6は、本発明の実施形態2による映像
信号切替装置80を示す構成図である。図6には、自身
に接続された複数の内視鏡用ビデオプロセッサ(図示せ
ず)から入力された4系統のビデオ信号のうち何れか2
つを自身に接続された出力機器(モニタや録画装置)に出
力するとともに、自身に接続された複数の内視鏡用ビデ
オプロセッサ(図示せず)から入力された2系統のY/C
信号(輝度/搬送色信号)のうち何れか一方を自身に接続
された出力機器に出力する映像信号切替装置80が示さ
れている。
【0075】この映像信号切替装置80は、実施形態1
による映像信号切替装置25とほぼ同様の構成を有して
いるので、主として相違点について説明する。図6にお
いて、映像信号切替装置80は、4つの信号切替部81
a〜81dと、切替制御部82とからなる。
【0076】各信号切替部81a,81bは、図2に示
したビデオ信号切替部40である。即ち、信号切替部8
1aは、入力端子43aから入力された第1系統のビデ
オ信号と入力端子44aから入力された第2系統のビデ
オ信号との何れか一方を、切替回路45によって出力端
子46,46から出力する。また、信号切替部81b
は、入力端子43bから入力された第3系統のビデオ信
号と入力端子44bから入力された第4系統のビデオ信
号との何れか一方を、切替回路45によって出力端子4
6,46から出力する。
【0077】各信号切替部81c,81dは、回路的に
は信号切替部81a,81bと全く同じ構成を有する。
但し、信号切替部81c,81dには、2系統のY/C
信号が入力される。具体的には、信号切替部81cの入
力端子84には第1系統のY信号が入力され、入力端子
85には第2系統のY信号が入力される。
【0078】図7は、図6に示した信号切替部81cの
切替回路86の構成図である。図7において、切替回路
86は、バッファ88,89とスイッチ90,91とを有
する。即ち、図2に示した切替回路45(切替回路55)
と同じ構成を有する。切替回路86は、各入力端子8
4,85から入力されたY信号の何れか一方を、切替制
御部82から与えられる制御信号A,Bに従って出力端
子87,87から出力する。
【0079】一方、信号切替部81dの入力端子92に
は第1系統のC信号が入力され、入力端子93には第2
系統のC信号が入力される。信号切替部81dの切替回
路94は、切替回路86と同じ構成を有している。切替
回路94は、各入力端子92,93から入力されたC信
号の何れか一方を、制御信号A,Bに従って出力端子9
5,95から出力する。
【0080】切替制御部82は、信号切替部81aの制
御部と、信号切替部81bの制御部と、各信号切替部8
1c,81dの制御部とからなる。各信号切替部81a,
81bの制御部は、図5(A)に示した構成を有し、図5
(B)に示したテーブルに従った制御信号A,Bを各切替
回路45に与える。
【0081】一方、各信号切替部81c,81dの制御
部も、図5(A)に示した構成を有し、図5(B)に示した
テーブルに従った制御信号A,Bを各切替回路86,94
にほぼ同時に与える。従って、切替回路86と切替回路
94とは、設定ツマミ67(図5(A)参照)の設定に従っ
た動作をほぼ同時に行う。
【0082】実施形態2による映像信号切替装置80に
よると、切替制御部82の設定に従って、第1系統のビ
デオ信号と第2系統の何れか一方の映像信号が信号切替
部81aから出力される。また、第3系統のビデオ信号
と第4系統のビデオ信号の何れか一方が信号切替部81
bから出力される。さらに、第1系統のY/C信号と第
2系統のY/C信号の何れか一方が各信号切替部81
c,81dから出力される。
【0083】実施形態2による映像信号切替装置80
は、実施形態1による映像信号切替装置25とほぼ同様
の効果を奏する。なお、映像信号切替装置80は、4系
統のY/C信号を切り替えるために用いられても良く
(図8(A)参照)、8系統のビデオ信号を切り替えるため
に用いられても良く(図8(B)参照)、2系統のRGB信
号を切り替えるために用いられても良い(図9(A)参
照)。また、図9(B)に示すように、切替制御部82
は、映像信号の入力パターンに応じた信号切替部81a
〜81dの制御パターンを採ることが可能である。 [実施形態3]図11は、本発明の実施形態3による映
像信号切替装置100を含む内視鏡システムの構成例を
示す図である。この内視鏡システムは図1に示した内視
鏡システムと共通する構成を含むので、相違する構成を
主として説明する。なお、図1に示す構成要素と同一の
構成要素については同一の符号を付してある。
【0084】図10に示すように、映像信号切替装置1
00には、X線装置101とX線装置103とが信号線
101a,103aを介して接続されており、各X線装
置101,103から2系統のビデオ信号が入力され
る。各X線装置101,103は、図1に示したX線装
置30と同じ構成を有する。また、映像信号切替装置1
00には、電子スコープ105及びプロセッサ106が
信号線106aを介して接続されており、電子スコープ
107及びプロセッサ108が信号線108aを介して
接続されている。これによって、映像信号切替装置10
0には、2系統のY/C信号が入力される。
【0085】映像信号切替装置100は、プロセッサ2
2又はプロセッサ24から出力されたビデオ信号を伝送
する信号線100aを介してモニタ27に接続されてい
る。また、映像信号切替装置100は、プロセッサ22
又はプロセッサ24から出力されたRGB信号を伝送す
る信号線100bを介してモニタ26に接続されてい
る。また、映像信号切替装置100は、X線装置101
又はX線装置103から出力されたビデオ信号を伝送す
る信号線103cを介して切替器28と接続されてい
る。さらに、映像信号切替装置100は、プロセッサ1
06又はプロセッサ108から出力されたY/C信号を
伝送する信号線100dを介してモニタ109と接続さ
れている。
【0086】図11は、図10に示した映像信号切替装
置100の構成図である。図11において、映像信号切
替装置100は、8つの信号切替部111a〜111h
と、これらの動作を制御する切替制御部112からな
る。各信号切替部111a〜111hは、図1に示した
ビデオ信号切替部40と同じ構成を有している。
【0087】信号切替部111a〜111dは、各プロ
セッサ22,24から入力されたRGB信号の何れか一
方をモニタ26に供給する。また、信号切替部111e
は、各プロセッサ22,24から入力されたビデオ信号
の何れか一方をモニタ27に供給する。また、信号切替
部111fは、各X線装置101,103から入力され
たビデオ信号の何れか一方を切替器28に供給する。さ
らに、信号切替器111g,111hは、各プロセッサ
106,108から入力されたY/C信号の何れか一方
をモニタ109に供給する。
【0088】各信号切替部111a〜111hは、切替
制御部112から与えられる制御信号に従った動作を行
う。切替制御部112は、操作者による設定に応じた制
御信号を各信号切替部111a〜111hに与える。こ
の切替制御部112は、図3に示した構成と図5(A)に
示した構成との組み合わせによって構成可能である。但
し、信号切替部111a〜111dが同じ動作をほぼ同
時に行い、且つ信号切替部111g,111hが同じ動
作をほぼ同時に行うように切替制御部112を構成す
る。
【0089】実施形態3による映像信号切替装置100
は、実施形態1による映像信号切替装置25と同様の効
果を奏する。さらに、映像信号切替装置100は、入力
される2系統の映像信号がRGB信号,ビデオ信号,Y
/C信号の何れであっても、その何れか一方を操作者に
よる設定に応じてモニタ(モニタ26,27,109)やビ
デオ装置29へ向けて出力することができる。
【0090】なお、映像信号切替装置100は、図12
に示すように、様々な映像信号の入力パターンに対応す
ることができる。そして、切替制御部112は、各映像
信号の入力パターンに応じた制御パターンを採ることが
できる。
【0091】
【発明の効果】本発明による内視鏡システムの映像信号
切替装置によれば、内視鏡システムの構成要素を減らす
ことができるので、内視鏡システムの配線を簡易にする
ことができ、その設置作業が容易となる。また、映像信
号切替装置の数を減らすことができるので、映像信号出
力の切替に際して操作を要する機器を減らすことができ
る。従って、内視鏡システムの操作者の煩雑さを軽減す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1による内視鏡システムの構
成図
【図2】図1に示した映像信号切替装置の説明図
【図3】図2に示した切替制御部の構成図
【図4】図2に示した映像信号切替装置の動作を示すテ
ーブル
【図5】図2に示した切替制御部の他の構成図
【図6】本発明の実施形態2による映像信号切替装置の
構成図
【図7】図6に示した切替回路の構成図
【図8】図6に示した映像信号切替装置の応用例を示す
【図9】図6に示した映像信号切替装置の応用例を示す
【図10】本発明の実施形態3による内視鏡システムの
構成図
【図11】図10に示した映像信号切替装置の構成図
【図12】図11に示した映像信号切替装置の使用パタ
ーンを示すテーブル
【図13】従来の内視鏡システムの説明図
【符号の説明】
21,23,105,107 電子スコープ 22,24,106,108 内視鏡用ビデオプロセッサ 25,80,100 映像信号切替装置 26,27,109 モニタ 29 ビデオ装置 40 ビデオ信号切替部 41 RGB信号切替部 42,82,112 切替制御部 43,44,53,54 入力端子 45,55 切替回路 49,50,59,60 スイッチ 46,56 出力端子 61,62 切替回路制御部 63 連動/非連動制御部 64,65 切替スイッチ 67,71 設定ツマミ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 1/00 - 1/32 G02B 23/24 - 23/26

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数個の内視鏡用ビデオプロセッサと各内
    視鏡用ビデオプロセッサから出力された映像信号の処理
    を行う第1及び第2出力機器とが接続され、 複数個の内視鏡用ビデオプロセッサから夫々出力された
    第1種類の映像信号が入力される第1入力部と、前記 複数個の内視鏡用ビデオプロセッサから夫々出力さ
    れた前記第1種類の映像信号と種類の異なる第2種類
    映像信号が入力される第2入力部と、 前記第1入力部に夫々入力された第1種類の映像信号の
    何れかを選択するとともに、前記第2入力部に夫々入力
    された第2種類の映像信号の何れかを選択する選択部
    と、 前記選択部によって選択された第1種類の映像信号を前
    記第1出力機器へ向けて出力するとともに、前記選択部
    によって選択された第2種類の映像信号を前記第2出力
    機器へ向けて出力する出力部と、 設定に応じて前記選択部の選択動作を制御する制御部と
    を備え、 前記制御部が、何れかの第1種類の映像信号に対する
    択動作とほぼ同時にこの第1種類の映像信号と対応する
    第2種類の映像信号に対する選択動作を行うように前記
    選択部を制御することを特徴とする内視鏡システムの映
    像信号切替装置。
  2. 【請求項2】前記内視鏡用ビデオプロセッサから出力さ
    れた映像信号の処理を行う第3出力機器がさらに接続さ
    れ、 複数個の内視鏡用ビデオプロセッサから出力された前記
    第1種類の映像信号及び前記第2種類の映像信号と
    類の異なる第3種類の映像信号が入力される第3入力部
    をさらに備え、 前記選択部が、前記第3入力部に入力された第3種類の
    映像信号の何れかと、前記第1種類の信号の何れかと、
    前記第2種類の信号の何れかとを選択し、 前記出力部が、前記選択部によって選択された第3種類
    映像信号を前記第3出力機器へ向けて出力し、 前記制御部が、何れかの第1種類の映像信号の選択動作
    とほぼ同時にこの第1種類の映像信号に対応する第2
    類の映像信号及び第3種類の映像信号の選択動作を行う
    ように前記選択部を制御することを特徴とする請求項1
    記載の内視鏡システムの映像信号切替装置。
  3. 【請求項3】前記選択部が、第1種類の映像信号を構成
    する複数の信号毎に、前記複数の内視鏡用ビデオプロセ
    ッサから出力された信号を切替えて前記出力部に伝達す
    るために前記制御部によって夫々制御される少なくとも
    4個の信号切替回路を有し、 前記制御部は、予め設定された切り換え部連動パターン
    に従って前記選択部に含まれる前記4個の信号切替回路
    の全て、2つづつ、又は2つのみを互いに連動させて切
    替えさせ、連動させないスイッチを個別に切替えさせ
    ことを特徴とする請求項1記載の内視鏡システムの映像
    信号切替装置。
JP07622798A 1997-05-27 1998-03-24 内視鏡システムの映像信号切替装置 Expired - Fee Related JP3380157B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07622798A JP3380157B2 (ja) 1998-03-24 1998-03-24 内視鏡システムの映像信号切替装置
EP98109642A EP0881834B1 (en) 1997-05-27 1998-05-27 Video signal switching device for endoscope system
DE69833898T DE69833898T2 (de) 1997-05-27 1998-05-27 Videosignalschaltvorrichtung für Endoskopsystem
EP05001132A EP1531627A3 (en) 1997-05-27 1998-05-27 Video signal switching device for endoscope system
US09/085,754 US6246432B1 (en) 1997-05-27 1998-05-27 Video signal switching device for endoscope system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07622798A JP3380157B2 (ja) 1998-03-24 1998-03-24 内視鏡システムの映像信号切替装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11267096A JPH11267096A (ja) 1999-10-05
JP3380157B2 true JP3380157B2 (ja) 2003-02-24

Family

ID=13599296

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP07622798A Expired - Fee Related JP3380157B2 (ja) 1997-05-27 1998-03-24 内視鏡システムの映像信号切替装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3380157B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001177824A (ja) * 1999-12-17 2001-06-29 Asahi Optical Co Ltd 電子内視鏡用信号切替装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11267096A (ja) 1999-10-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3297515B1 (en) Endoscopic image enhancement using contrast limited adaptive histogram equalization (clahe) implemented in a processor
KR100707896B1 (ko) 내시경 화상 처리 장치
US4885634A (en) Endoscope apparatus capable of monochrome display with respect to specific wavelength regions in the visible region
US5325131A (en) Multiformat television switcher
JP3938774B2 (ja) 内視鏡用信号処理装置、内視鏡用信号用モニタおよび内視鏡システム
EP0334475B1 (en) Video switcher with independent processing of selected video signals
US20050020879A1 (en) Electronic endoscope device
JPS62199190A (ja) 電子内視鏡装置
US5333010A (en) Color misregistration easing system for a field sequential electronic endoscope system
JP3380157B2 (ja) 内視鏡システムの映像信号切替装置
JPH0467851B2 (ja)
US5317402A (en) Daisy chain video switches
JP3331142B2 (ja) 電子内視鏡装置
JPH07184849A (ja) 画像処理表示装置
JPH02191424A (ja) ビデオ内視鏡装置
JPH06142036A (ja) 内視鏡システム
JP2003339635A (ja) 電子内視鏡装置
JP4459352B2 (ja) 電子内視鏡システム
JPH10285438A (ja) テレビジョンモニタ装置
JP3977006B2 (ja) 内視鏡用の切替装置およびそれを含む電子内視鏡システム
JP4095220B2 (ja) 電子内視鏡システム、電子内視鏡装置および電子内視鏡用信号切換装置
JPS63234938A (ja) 電子式内視鏡を用いる撮像装置
JPH02198533A (ja) 電子内視鏡装置
JP2001218735A (ja) 電子内視鏡の切替装置を含む電子内視鏡システム
JP4272853B2 (ja) 電子内視鏡用プロセッサ

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071213

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081213

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081213

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091213

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091213

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101213

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111213

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121213

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees