JP3380020B2 - ベルトコンベア - Google Patents

ベルトコンベア

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JP3380020B2 JP32870993A JP32870993A JP3380020B2 JP 3380020 B2 JP3380020 B2 JP 3380020B2 JP 32870993 A JP32870993 A JP 32870993A JP 32870993 A JP32870993 A JP 32870993A JP 3380020 B2 JP3380020 B2 JP 3380020B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、平行に延びて対をなす
長手フレーム部を有する支持フレームの両端に支持さ
れた2つのローラにベルトを巻き掛け、該ベルトを間欠
的に送るようにしたベルトコンベアに関する。 【0002】 【従来の技術】従来のベルトコンベアとしては、本願出
願人による特開昭62−285808号公報に開示され
たものがある。 【0003】すなわち、同公報には、支持フレーム内に
機構を内装してあり、ベルトを間欠的に送るベルトコン
ベアで、一方向クラッチ機構を内装するとともにスプロ
ケットホイールが固設されているドラムをベルトが巻き
かけられたローラと一体的な伝達軸に固結し、このスプ
ロケットをシリンダで駆動されるチェーン伝動機構によ
り回転させるものが開示されている。 【0004】そして、チェーン伝動機構を構成する中継
スプロケットは、前記伝達軸に固結したスプロケットと
枢軸が平行であり、チェーン伝動機構は同一の面内での
みチェーンを取り回したものとなっている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のベルトコンベアにおいては、チェーン伝動機
構は同一の面内でのみでしかチェーンを取り回すことが
できないものであるので、駆動減であるシリンダとの位
置関係の設定の自由度がなく、シリンダの動作ロッドの
軸線と大きく偏位した位置でチェーンを取り回すことに
なると、動作ロッドやピストンに無理な力が加わり、必
要な耐久性を得るためにコストが嵩んだり、シリンダの
所要出力が大きくなり小型軽量化の妨げとなるという問
題点があった。 【0006】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、チェーン伝動機構のチェーンの取
り回しの自由度が高く、適切にシリンダの出力を取り出
せることができ、小型軽量化の可能なベルトコンベアを
提供することを目的としている。 【0007】 【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、支持フレーム(1
0)の両端に支持された2つのローラ(21,25)
にベルト(30)を巻き掛け、該ベルト(30)を間欠
的に送るようにしたベルトコンベアであって、動作ロッ
ド(41)が往復動するシリンダ(40)を前記巻き掛
けられたベルト(30)の間の空間内に位置するよう前
記支持フレーム(10)に取り付け、一方向クラッチ機
構を内装するとともにスプロケットホイール(29a)
が固設されているドラム(29)を、前記ベルト(3
0)の一方のローラと一体的な伝達軸(28)に該ロー
ラより径が大きくならないようにして嵌合させ、前記ド
ラム(29)に固設したスプロケットホイール(29
a)と前記シリンダ(40)の動作ロッド(41)とを
チェーン伝動機構(50)により連結し、該チェーン伝
動機構(50)を、該スプロケットホイール(29a)
とは直交する枢軸にて枢支された中継スプロケット群
(51,52,53)と、該中継スプロケット群(5
1,52,53)に掛け渡された押動チェーン(54)
および引動チェーン(55)と、前記スプロケットホイ
ール(29a)に巻装される動作チェーン(56)とに
より構成し、押動チェーン(54)および引動チェーン
(55)の入力側の端部は、前記シリンダ(40)の動
作ロッド(41)を挟んで進退方向に反対方向に延びる
よう該動作ロッド(41)の先端部にそれぞれ連結し、
出力側の端部は、それぞれ90度ひねって前記動作チェ
ーン(56)に連結したことを特徴とするベルトコンベ
アに存する。 【0008】 【作用】ベルトコンベアは支持フレーム(10)の両端
のローラ(21,25)間に巻きかけられたベルト(3
0)の間に機構が内装されており、突出部のない平でコ
ンパクトな形態のものを必要に応じた配置にして使用す
る。 【0009】シリンダ(40)に流体を供給すると、動
作ロッド(41)が進退し、チェーン伝動機構(50)
によりその動作がドラム(29)に固設したスプロケッ
トホイール(29a)に伝達され、それによりベルト
(30)が送られる。押動時および引動時の一方で送ら
れ、他方では一方向クラッチ機構が滑って送られない。 【0010】押動時および引動時のいずれで送ってもよ
く、便宜上押動時に送るとすれば、動作ロッド(41)
が突出すると該動作ロッド(41)に連結されている入
力側の端部により押動チェーン(54)が引かれる。押
動チェーン(54)の動作はスプロケットホイール(2
9a)とは直交する枢軸にて枢支された中継スプロケッ
トでベルト(30)間を取り回され、最終的にスプロケ
ットホイール(29a)に巻装された動作チェーン(5
6)に連なる線上に案内され、そこで90度ひねって連
結された動作チェーン(56)に動作が伝達される。 【0011】動作チェーン(56)が引かれるので、ス
プロケットホイール(29a)が回動され、一方向クラ
ッチ機構は滑ることなくローラに回転を伝達してベルト
(30)が送られる。動作チェーン(56)の他方の端
は90度ひねって引動チェーン(55)に連結されてお
り、引動チェーン(55)は別の中継スプロケットを介
してシリンダ(40)に案内され、動作ロッド(41)
に押動チェーン(54)とは逆方向から動作ロッド(4
1)に連結されて全体としてループを形成しているの
で、押動チェーン(54)を引く間に引動チェーン(5
5)は従動している。 【0012】所定のストロークだけシリンダ(40)の
動作ロッド(41)が突出すると反転して引っ込み動作
をする。今度は動作ロッド(41)に連結されている入
力側の端部により引動チェーン(55)が引かれる。引
動チェーン(55)の動作はスプロケットホイール(2
9a)とは直交する枢軸にて枢支された中継スプロケッ
トでベルト(30)間を取り回され、最終的にスプロケ
ットホイール(29a)に巻装された動作チェーン(5
6)に連なる線上に案内され、そこで90度ひねって連
結された動作チェーン(56)に動作が伝達される。 【0013】動作チェーン(56)が引かれスプロケッ
トホイール(29a)が回動されるが、一方向クラッチ
機構が滑ってローラに回転は伝達されずベルト(30)
が送られることはない。動作ロッド(41)が所定のス
トロークを移動して引っ込むまでベルト(30)は停止
している。動作チェーン(56)と押動チェーン(5
4)および引動チェーン(55)は全体としてループを
形成しているので、引動チェーン(55)を引く間に押
動チェーン(54)は従動している。 【0014】上記のように押動チェーン(54)および
引動チェーン(55)が交互に動作チェーン(56)を
動かし、一方の動作のときは一方向クラッチ機構がスプ
ロケットホイール(29a)の回転をドラム(29)に
伝えてベルト(30)を送り、他方の動作のときは一方
向クラッチ機構がスプロケットホイール(29a)の回
転をドラム(29)に伝えず、ベルト(30)が停止
し、これを繰り返すことによりベルト(30)が間欠的
に送られる。 【0015】 【実施例】以下、図面に基づき本発明の一実施例を説明
する。 【0016】図1〜図4は、本発明の一実施例を示して
いる。 【0017】ベルトコンベア1は、支持フレーム10の
両端に支持された2つのローラ21,25にベルト30
を巻き掛け、動作ロッド41がベルト30の移動方向に
沿って往復動するようにシリンダ40を配置するととも
に、このシリンダ40とローラ25との間にチェーン伝
動機構50を配設して成る。 【0018】支持フレーム10は長手フレーム部11,
11が平行に配設され、それに駆動部フレーム15を固
設して構成されている。長手フレーム部11,11の一
方の端部に調節ブロック部60,60が嵌合され、調節
ブロック部60に穿設された長溝61に枢軸21aを介
して従動側のローラ21が遊転可能に枢支されている。
枢軸21aは長溝61にローラ21がベルト30の張力
方向に摺動可能に嵌挿されている。 【0019】長手フレーム部11,11の他方の端部間
には、駆動側のローラ25を遊動可能に枢支する枢軸2
6が架設されている。駆動側のローラ25は伝達軸28
を一体的に有している。 【0020】シリンダ40はシリンダ部42の基部が駆
動部フレーム15の支持台部16に前端が固結して装着
されており、移動部材45がシリンダ40の動作ロッド
41の先に固設されている。移動部材45にはチェーン
連結ブラケット46が固設されている。シリンダ40お
よび関連部材は、平行に延びて対をなす支持フレーム1
0の両端間に支持された2つのローラ21,25に巻き
掛られたベルト30の間の空間内に位置するよう配設さ
れている。 【0021】シリンダ40は単動式のエアシリンダ40
で、空気源空の空気を弾接するスイッチであるオンオフ
弁31,流量調整弁32,切換え弁33,34,制御弁
35およびそれらをつなぐ配管によりシリンダ40にエ
アが供給され、進退動作するようになっている。切換え
弁33,34は駆動部フレーム15の支持片部17,1
8にその入力頭部33a,34aが対向するようにして
装着されており、入力頭部33a,34aにストローク
の端で当接するよう移動する切換え動作片47が移動部
材45に固設されている。 【0022】一方向クラッチ機構を内装したドラム29
が駆動側のローラ25の伝達軸28に嵌合されており、
ドラム29は、伝達軸28にローラ25より径が大きく
ならないようにして嵌合されている。ドラム29に固設
したスプロケットホイール29aとシリンダ40の動作
ロッド41とがチェーン伝動機構50により連結されて
いる。 【0023】チェーン伝動機構50の構成は次のとおり
である。スプロケットホイール29aがベルト30の面
に平行な枢軸を有しているのに対し、それとは直交する
枢軸にて枢支された第1中継スプロケット51,第2中
継スプロケット52,第3中継スプロケット53より成
る中継スプロケット群が配設され、中継スプロケット群
のうち第1中継スプロケット51に押動チェーン54が
掛け渡され、第2中継スプロケット52,53に引動チ
ェーン55が掛け渡されている。 【0024】スプロケットホイール29aには動作チェ
ーン56が巻装されており、押動チェーン54および引
動チェーン55の入力側の端部54a,55aはシリン
ダ40の動作ロッド41を挟んで進退方向に反対方向に
延びるよう動作ロッド41の先端部のチェーン連結ブラ
ケット46にそれぞれ連結し、出力側の端部は、それぞ
れ、ひねりブラケット57,58により90度ひねって
動作チェーン56の両端部56a,56bに連結されて
いる。 【0025】第3中継スプロケット53は、チェーン張
り機構59により引っ張られて張り調節可能になってい
る。 【0026】長手フレーム部11,11の端に設けられ
た張力調節機構の調節ブロック部60,60は調節ねじ
の回り止め機構を有しており、その構成は図5に詳しく
示されている。すなわち、調節ブロック部60,60に
ローラ21の枢軸21aを張力方向に摺動可能に嵌挿す
る長溝61が穿設され、枢軸21aに螺合してねじ作用
により調節移動させる調節ねじ69が調節ブロック部6
0,60の頭部62を通して長溝61内に挿通し、調節
ねじ69のねじ軸69aはローラ21の枢軸21aに挿
通して、反対側で調節ナット68に螺合している。 【0027】ねじ軸69aは枢軸21aにねじ作用を及
ぼすべく枢軸21aに対しては間接的に調節ナット68
に螺合しているもので、頭部62に調節ねじ69の回り
止め機構を設けてある。すなわち、調節ブロック部60
の頭部62に、調節ねじ69のねじ頭69bが丁度座る
程度の広さの座面63が突出形成されるとともに回り止
め板65が設けられ、回り止め板65は、座面63が相
対的に出没し、調節ねじ69のねじ頭69bが嵌合する
と回転不能にする回り止め穴65aが穿設されている。 【0028】回り止め板65は、座面63が回り止め穴
65aより没して調節ねじ69のねじ頭69bが前記回
り止め穴65aに嵌合する止め位置にばね64,64に
より付勢して保持されている。回り止め板65が付勢力
で外れないよう抑える抱持部62aが頭部62の4隅に
形成されている。 【0029】そして、ばね64,64の付勢力に抗して
回り止め板65を調節ブロック部60の頭部62に押し
付けたとき、板面が座面63に連なる程度に下がって調
節ねじ69のねじ頭69bが開放されるよう配設されて
いる。 【0030】次に作用を説明する。 【0031】ベルトコンベアは支持フレーム10の両端
のローラ間に巻きかけられたベルト30の間に機構が内
装されており、突出部のない平でコンパクトな形態のも
のを必要に応じた配置にして使用する。 【0032】シリンダ40の動作ロッド41が引っ込ん
だ状態から起動するとして、オンオフ弁31をオンにす
ると空気源の空気が配管に接続する。流量を流量調整弁
32により調節すると速度調節がなされる。エアがシリ
ンダ40のシリンダ40部42に送られると、シリンダ
40に内蔵されたばね部材に抗して動作ロッド41が突
出し、動作ロッド41と共に移動部材45も前進移動す
る。 【0033】移動部材45とともに移動するチェーン連
結ブラケット46により押動チェーン54の端部54a
が引かれ、押動チェーン54の動作はローラ25に装着
したスプロケットホイール29aとは直交する枢軸にて
枢支された中継スプロケット51を介してベルト30間
を取り回され、最終的にスプロケットホイール29aに
巻装された動作チェーン56に連なる線上に案内され、
そこでひねりブラケット57により90度ひねって連結
された動作チェーン56に動作が伝達される。 【0034】動作チェーン56が引かれるので、第1中
継スプロケット51とは枢軸が90度ひねられているス
プロケットホイール29aにも動作が伝達して回動され
る。一方向クラッチ機構は滑ることなくローラ25に回
転を伝達してベルト30が送られる。 【0035】動作チェーン56の他方の端はひねりブラ
ケット58により90度ひねって引動チェーン55に連
結されており、引動チェーン55は別の第2中継スプロ
ケット52,53を介してシリンダ40に案内され、動
作ロッド41の先端のチェーン連結ブラケット46に押
動チェーン54とは逆方向から動作ロッド41に端部5
5aが連結されて全体としてループを形成しているの
で、押動チェーン54を引く間の動作に引動チェーン5
5が従動している。 【0036】所定のストロークだけシリンダ40の動作
ロッド41が突出すると切換え弁33の入力頭部33a
に当接し、制御弁35により空気の流れが止められると
ともにシリンダ40内の空気が外部に連通され、内装し
たばねの反力により動作ロッド41が反転して引っ込み
動作をする。今度は動作ロッド41のチェーン連結ブラ
ケット46に連結されている入力側の端部55aにより
引動チェーン55が引かれる。 【0037】引動チェーン55の動作はスプロケットホ
イール29aとは直交する枢軸にて枢支された第2中継
スプロケット52,53でベルト30間を取り回され、
最終的にスプロケットホイール29aに巻装された動作
チェーン56に連なる線上に案内され、そこでひねりブ
ラケットひねりブラケット58により90度ひねって端
部56bに連結された動作チェーン56に動作が伝達さ
れる。 【0038】動作チェーン56が引かれスプロケットホ
イール29aが回動されるが、一方向クラッチ機構が伝
達軸28に対して滑ってローラ25に回転は伝達されず
ベルト30が送られることはない。動作ロッド41が所
定のストロークを移動して引っ込むまでベルト30は停
止している。動作チェーン56と押動チェーン54およ
び引動チェーン55は全体としてループを形成している
ので、引動チェーン55を引く間に押動チェーン54は
従動している。 【0039】所定のストロークだけシリンダ40の動作
ロッド41が引っ込むと切換え弁34の入力頭部34a
に当接し、制御弁35により空気の流れかえられ、シリ
ンダ40内に空気が供給され、動作ロッド41が反転し
て突き出し動作をする。 【0040】上記のように押動チェーン54および引動
チェーン55が交互に動作チェーン56を動かし、一方
の動作のときは一方向クラッチ機構がスプロケットホイ
ール29aの回転をドラム29に伝えてベルト30を送
り、他方の動作のときは一方向クラッチ機構がスプロケ
ットホイール29aの回転をドラム29に伝えず、ベル
ト30が停止し、これを繰り返すことによりベルト30
が間欠的に送られる。 【0041】ベルト30の張力の調節は、長手フレーム
部11,11の端に設けた調節ブロック部60,60で
ローラ21をベルト30の張力の方向である長手フレー
ム部11,11の長手方向に移動させることによりなさ
れる。調節ブロック部60では、長溝61内でローラ2
1の枢軸21aが張力方向に摺動可能であり、枢軸21
aに螺合している調節ねじ69を回動すると、ねじ作用
により枢軸21aが調節移動し、ローラ21が長手方向
に移動することにより、遠ざかる場合は張力が増し、近
付く場合は張力が減ずる。 【0042】調節ねじ69は、常時は回り止め機構によ
り回動しないように抑えられており、調節ねじ69を回
す際に回り止め機構を解除して調節ねじ69を回動可能
にする。すなわち、常時は、調節ブロック部60の頭部
62に突出形成された座面63より浮いた止め位置に回
り止め板65がばね64に付勢され抱持部62aに抱持
して保持されており、調節ねじ69のねじ頭69bが回
り止め板65の回り止め穴65aに嵌合して回転不能に
なっている。 【0043】回り止め板65を回動可能にするには、工
具としてはボックスレンチBが適している。すなわち、
ボックスレンチBをねじ頭69bに嵌合させると、ボッ
クスレンチBの外周部が回り止め板65を押す状態にな
り、軽く押すとばね64の付勢力に抗して回り止め板6
5が調節ブロック部60の頭部62に押し付けられ、板
面が座面63に連なる程度に下がり、調節ねじ69のね
じ頭69bが回り止め穴65aから抜けて開放される。
そこで、ボックスレンチBを回転させると、ねじ頭69
bが回動され、調節ねじ69のねじ頭69bが回転して
調節ナット68に対して相対的に移動し、枢軸21aが
移動してローラ21の位置調節がなされる。 【0044】調節ねじ69の回動をやめ、調節ねじ69
のねじ頭69bからボックスレンチBを外すと、ばね6
4の付勢力により回り止め板65が止め位置に浮き上が
り、回り止め穴65aが調節ねじ69のねじ頭69bに
嵌合するので調節ねじ69の回り止めがなされる。 【0045】要するにボックスレンチBで調節ねじ69
のねじ頭69bを押したり離したりすることにより自然
に回り止めがなされたり開放されたりするので、操作者
はほとんど意識することなく調節操作をすることができ
る。 【0046】 【発明の効果】本発明に係るベルトコンベアによれば、
ベルトを掛けるローラのスプロケットホイールとは直交
する枢軸にて枢支された中継スプロケット群を有するチ
ェーン伝動機構により動作を伝達するようにしたから、
チェーンの取り回しの自由度が高く、適切にシリンダの
出力を取り出せる、小型軽量化の可能なベルトコンべア
とすることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例に係るベルトコンベアの平面
図である。 【図2】本発明の一実施例に係るベルトコンベアのチェ
ーン伝動機構の斜視図である。 【図3】本発明の一実施例に係るベルトコンベアで図1
のIII 矢視図である。 【図4】本発明の一実施例に係るベルトコンベアで図1
のIV矢視図である。 【図5】本発明の一実施例に係るベルトコンベアに用い
られている張力調節機構の斜視図である。 【符号の説明】 1…ベルトコンベア 10…支持フレーム 11,11…長手フレーム部 21,25…ローラ 28…伝達軸 29…ドラム 30…ベルト 40…シリンダ 41…動作ロッド 50…チェーン伝動機構 51,52,53…中継スプロケット群 54…押動チェーン 55…引動チェーン 56…動作チェーン 57,58…ひねりブラケット 60…調節ブロック部 69…調節ねじ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 23/38 - 23/42

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】支持フレームの両端に支持された2つの
    ローラにベルトを巻き掛け、該ベルトを間欠的に送るよ
    うにしたベルトコンべアであって、 動作ロッドが往復動するシリンダを前記巻き掛けられた
    ベルトの間の空間内に位置するよう前記支持フレームに
    取り付け、 一方向クラッチ機構を内装するとともにスプロケットホ
    イールが固設されているドラムを、前記ベルトの一方の
    ローラと一体的な伝達軸に該ローラより径が大きくなら
    ないようにして嵌合させ、 前記ドラムに固設したスプロケットホイールと前記シリ
    ンダの動作ロッドとを前記ベルトの間の空間内に内装さ
    れたチェーン伝動機構により連結し、該チェーン伝動機
    構を、該スプロケットホイールとは直交する枢軸にて枢
    支された中継スプロケット群と、該中継スプロケット群
    に掛け渡された押動チェーンおよび引動チェーンと、前
    記スプロケットホイールに巻装される動作チェーンとに
    より構成し、押動チェーンおよび引動チェーンの入力側
    の端部は、前記シリンダの動作ロッドを挟んで進退方向
    に反対方向に延びるよう該動作ロッドの先端部にそれぞ
    れ連結し、出力側の端部は、それぞれ90度ひねって前
    記動作チェーンに連結したことを特徴とするベルトコン
    ベア。
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