JP3379670B2 - 運転データ処理装置 - Google Patents

運転データ処理装置

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JP3379670B2
JP3379670B2 JP06473095A JP6473095A JP3379670B2 JP 3379670 B2 JP3379670 B2 JP 3379670B2 JP 06473095 A JP06473095 A JP 06473095A JP 6473095 A JP6473095 A JP 6473095A JP 3379670 B2 JP3379670 B2 JP 3379670B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラント運転において
各種機器のプロセスデータである運転データを収集して
履歴データ記憶装置に記憶し、そのデータを表示する運
転データ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の火力発電や原子力発電などのプラ
ントでは、プラントの状態量を示す運転データを定周期
に収集して履歴データ記憶装置に記憶し、事故の解析や
運転状態の解析、又、効率よくプラントを運転させるた
めのデータ解析を行なう際に、履歴データ記憶装置から
データを取り出し作図や作表などの作成を行なうプラン
トの運転データ処理装置が用いられている。
【0003】このように収集・収録された過去の運転デ
ータより任意の運転データを取り出し、その相関関係を
解析するにはCRT表示装置等に散布図とその散布図よ
り求めた回帰曲線を表示して、解析するといった方法が
一般的に用いられてきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、プラント効率
データを長期的に保存し、ある期間に基づいた負荷とプ
ラント効率の動向・相関関係を確認するための散布図を
表示して回帰曲線を求める場合、プラントの運転状態が
定格負荷に片寄ることとなる。
【0005】即ち、プラントの特性(プラント設計時ベ
ース)や過去の実績より最低負荷時や定格時のプラント
効率を示すデータが相関関係上に存在することが明らか
であるにも拘らず、散布図上には現れず、そこから求め
る回帰曲線には反映されない。
【0006】このように、長期的に保存したプラントの
状態量の相関関係を得る場合に、プラントの状態量が片
寄り、本来の相関関係・相関曲線が得られない場合があ
る。
【0007】本発明は、本来の相関関係が得られない状
況においても求めようとする曲線表示及び近似式を提供
すると共に、プラントの運転状態の解析や効率管理等、
相関関係の解析精度の向上をはかるようにした運転デー
タ処理装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の[請求項1]に係
る運転データ処理装置は、プラント状態入力手段と前記
プラント状態入力手段により入力された運転データを履
歴データ保存装置に保存するプラント状態保存手段と、
プラント運転データの相関関係を得るのに必要な運転デ
ータを、履歴データ保存装置より検索して検索結果記憶
装置に収録するプラント状態検索手段と、前記検索結果
記憶装置に収録された相関関係表示データにその相関関
係において基準となる特定ポイントのデータである基準
値データを入力し基準値データ記憶装置に収録する基準
値データ入力手段と、前記検索結果記憶装置に対して逸
脱データを除外して本来の相関関係が得られるように接
続した逸脱データ除外手段と、前記検索結果記憶装置に
収録された検索結果データに対して基準値データ記憶装
置に収録された基準値データを付加して基準値カーブデ
ータ記憶装置に収録する基準値データ設定手段と、前記
基準値カーブデータ記憶装置に対して本来の相関関係が
得られるために接続した重み付加手段と、表示装置に対
して基準値カーブデータ記憶装置に収録された相関関係
表示データと基準値データとを用いて運転データの相関
関係を示す散布図及び回帰曲線を表示する基準値カーブ
表示手段とを備えた。
【0009】
【0010】
【0011】本発明の[請求項2]に係る運転データ処理
装置は、請求項1において、基準値データ設定手段に代
えて同一基準値データ複数設定手段を設け、検索結果記
憶装置内の複数組の散布データに対し基準値データ記憶
装置内の1組の基準値データを付加して、同一の基準値
を持つ複数の散布図及び相関曲線の表示データ用に編集
し基準値カーブデータ記憶装置に入力するようにした。
【0012】
【作用】本発明の[請求項1]に係る運転データ処理装
置は、プラントの運転に係る運転データをプラント状態
入力手段により履歴データ保存装置に収録し、保存され
た履歴データより相関関係を得るのに必要な散布図デー
タを検索し、その散布図データに対して、基準値データ
入力手段より入力した基準値データを付加して散布図を
表示し、そこから本来の相関関係・相関曲線を得るよう
にした。
【0013】又、散布図を表示した際に、その散布図に
まだ片寄りが見られ、本来の相関関係が得られない場合
に、重み付加手段にて更に本来の相関関係が得られるよ
うに散布図データにデータを付加して再度散布図を表示
し、そこから理想とする本来の相関関係・相関曲線を得
るようにした。
【0014】更に、散布図を表示した際に、散布図デー
タに逸脱したデータが含まれていて散布図に片寄りが見
られ、本来の相関関係が得られない場合に、逸脱データ
除外手段14により本来の相関関係を得るのに不要となる
逸脱データを選択して再度散布図を表示し、そこから理
想とする本来の相関関係・相関曲線を得るようにした。
【0015】本発明の[請求項2]に係る運転データ処理
装置は、請求項1において、保存された履歴データより
検索された複数組の相関関係を得るのに必要な散布図デ
ータ各々に対し、基準値データが同一である場合、基準
値データ入力手段により入力された基準値データを各散
布図データに付加し、同一面上に同一基準値をもつ散布
図及びその散布図より求めた回帰曲線を重ね合わせて表
示することにより、運転状態の片寄った複数の相関関係
相互の関係を同一の条件のもとに補正し、本来の相関関
係・相関曲線から比較・評価することができる。
【0016】
【実施例】以下図面を参照して実施例を説明する。図1
は本発明の運転データ処理装置の第1の実施例の構成図
である。図1において運転データ処理装置は、発電プラ
ント1からのプロセス信号1dを決められた周期によって
読み込むプラント状態入力手段2と、このプラント状態
入力手段2の入力値2dを決められたタイミングと周期に
従って履歴データ保存装置4に収録を行なうプラント状
態保存手段3と、相関関係を確認するのに必要な散布図
のデータを履歴データ保存装置4により検索し、検索結
果記憶装置6に収録するプラント状態検索手段5と、基
準値カーブデータ表示機能7Aとからなる。
【0017】又、基準値カーブデータ表示機能7Aは求め
ようとする相関関係においてその相関関係上基準となる
ポイントのデータ入力を行ない、基準値データ記憶装置
8に保存する基準値データ入力手段7と、検索結果記憶
装置6に保存された散布図データに基準値データ記憶装
置8に保存された基準値データを付加して散布図及び相
関曲線(回帰曲線)表示データ用に編集し、基準値カー
ブデータ記憶装置10に収録する基準値データ設定手段9
と、表示装置12に散布図及び回帰曲線を表示する基準値
カーブ表示手段11とから構成される。
【0018】次に本発明の第1の実施例の構成に基づい
て、以下に作用を説明する。図1において、発電プラン
ト1に設置された各センサより、プラント状態入力手段
2にて決められた周期でプロセスデータ1dが読み込まれ
る。読み込まれたプロセスデータ1dはプラント状態保存
手段3により履歴データ保存装置4に時系列的に保存さ
れる。
【0019】この保存された状態を表しているのが図2
である。履歴データ保存装置4に保存されたデータは時
間毎にPID NO.,測定値を時系列的に保存されて
いる。なお、ここでいうPID NO.とはポイント・
アイデンティフィケーション・ナンバー(Point
Identification Number)とい
い、計算機の各入出力点に付けられた識別番号を指す。
【0020】この保存された履歴データから必要とする
運転データを抽出するのがプラント状態検索手段5であ
る。プラント状態検索手段5では、図2のように保存さ
れているデータからPID NO.を要因としてデータ
を検索し、検索したデータを検索結果記憶装置6にPI
D NO.毎に、時間と測定値とを時系列的に保存す
る。この際の具体例を図3に示す。
【0021】次に、本発明の特徴である基準値データ設
定手段にて基準値を設定し、相関関係を得るために散布
図及び回帰曲線を基準値カーブ表示手段にて表示するま
での一連の流れについて、以下に説明する。
【0022】ここで、プラント効率と負荷の動向の相関
関係を求める場合、通常プラントの運転状態が定格負荷
付近に片寄ることから、履歴データ保存装置4に保存さ
れているデータのみを用いて散布図を表示し、回帰曲線
を求めたのでは縦軸にプラント効率,横軸に負荷をとっ
た場合、求めた回帰曲線は水平線に近い状態となり、本
来のプラントの特性である相関関係(回帰曲線)を得る
ことはできない。
【0023】図4は負荷とプラント効率との関係図であ
り、横軸に負荷(%)をとり、縦軸にプラント効率をと
っている。実際、プラントの特性や過去の効率実績より
最低負荷や定格時のプラント効率を示すデータが相関関
係上存在することが明らかであり、その数値もプラント
の運転状態(運転の負荷パターン)に関係なくプラント
毎に固有に挙げることができる。
【0024】したがって、理想とする本来の相関関係を
得るために基準値データ入力手段7により最低負荷(1
/4)時及び定格負荷(4/4)時のプラント効率を設
定入力し、基準値データ記憶装置8に保存する。図5は
基準値データ記憶装置8に保存されるデータの具体例を
示す。
【0025】この基準値データ記憶装置8に保存された
データは、基準値データ設定手段9によりプラント効率
と負荷を示すPID NO.を基に履歴データ保存装置
4より検索され、検索結果記憶装置6に収録されている
データに付加され、基準値カーブデータ記憶装置10に保
存後、それを基に基準値カーブ表示手段11により編集
し、表示装置12に散布図及び回帰曲線を表示する。
【0026】図6は検索結果記憶装置6に収録されてい
るデータの具体例を、又、図7は基準値カーブデータ記
憶装置10に保存のデータの具体例を示す。又、図7では
PID NO.に対応してプラント効率と負荷毎に最低
負荷時効率,定格時効率及び最低負荷(1/4),定格
負荷(4/4)が夫々に示されている。
【0027】図8は表示装置12に出力された散布図及び
回帰曲線の例を示す。図8に示されるように基準値デー
タ(1/4負荷),(4/4負荷)が付加されるため、
定格負荷時近辺の効率のみに左右されることなく、ほゞ
理想的なカーブを得ることができる。
【0028】本実施例によれば解析すべきプラントのプ
ロセス諸量について運転状態などによるデータの片寄り
に関係なく、過去の履歴データについて実運用上有効な
相関関係を得ることができる。更に、例えば発電プラン
トにおいては基準値を変更することで運転状態や条件の
変化、プラントの劣化状況に応じた解析を行なうことが
可能となる。
【0029】図9は本発明の運転データ処理装置の第2
の実施例の構成図である。図9において、図1と同一機
能部分及び相当部分については同一符号を付して説明を
省略する。本実施例では重み付加機能13aとして重み付
加手段13を設け、基準値カーブデータ記憶装置10に保存
されている散布図データに重みデータを付加することに
より、表示された散布図のデータに片寄りをなくすよう
にしたものである。
【0030】次に第2の実施例の構成に基づいて、以下
に作用を説明する。図9において、基準値カーブ表示手
段11にて表示装置12に散布図及び回帰曲線を表示するま
での作用は図1と同様である。
【0031】表示装置12に表示された散布図において、
プラントの運転状態及び検索期間の範囲指定により非常
に片寄ったデータが検索され、散布するデータが存在し
ない区域(領域)があるなど、図1の通りの基準値デー
タの付加だけではその片寄りを解消できず、本来の相関
関係(回帰曲線)が得られない場合がある。
【0032】この場合は回帰曲線が本来の相関関係に近
づくように、オペレータが重み付加手段13にて表示装置
12に表示されている散布図上に、相関関係(回帰曲線)
に影響を与えるようなポイント(回帰曲線は、データの
点と曲線までのy軸(横軸)に平行な距離(殘差)の2
乗和を最小にするという基準のもと計算されているの
で、散布図上の全体のグループから極端に離れたところ
に位置する僅かな個数の点が、回帰曲線の構成に大きく
影響を与える。回帰曲線は特異値に引っ張られるという
特性を持っている。)の位置を指定することにより、そ
の情報を重みデータの設定とし、設定した値を検索結果
記憶装置6に保存されているデータに付加・保存し、基
準値カーブ表示手段11にて重みが付加された散布図及び
それより求めた回帰曲線を表示装置12に再表示させる。
【0033】図10は基準値カーブ表示手段による表示例
図である。本実施例によれば相関関係に影響を与えるよ
うなポイントの位置を指定して重み付けするため、特異
点に引っ張られることがなく、片寄った散布図データを
なくすことができる。
【0034】本実施例によれば、極端なデータの片寄り
によって、本来の相関関係が得られない場合においても
基準値を変更することなく一定の基準値のもとに理想と
する相関関係・相関曲線を得ることができ、プラントの
状態に即した回線を行なうことが可能となる。
【0035】図11は本発明の運転データ処理装置の第3
の実施例の構成図である。図11において、図1と同一部
分及び同一機能部分については同一符号を付して説明を
省略する。本実施例では逸脱データ除外機能14aとして
逸脱データ除外手段14を設け、検索結果記憶装置に保存
されている散布図データ上の逸脱データを除外して、片
寄りをなくすようにしたものである。
【0036】次に第3の実施例の構成に基づいて、以下
に作用を説明する。図11において、基準値カーブ表示手
段11にて表示装置12に散布図を表示するまでの作用は図
1と同様である。表示装置に表示された散布図におい
て、散布図上のデータにプラントの定期点検期間中のデ
ータやプラントに設置されたセンサの不具合による異常
を示すプロセスデータ値等、本来のプラントの効率につ
いて解析するのに関係のない値が含まれていて、本来の
相関関係が得られない場合がある。
【0037】図12は逸脱データを含んだグラフ表示例図
である。即ち、本来ならば基準値データ(○印)と検索
データ(×印)を通った実線が相関曲線となるべきであ
るが、実際は逸脱データがあるために、相関曲線として
は一点鎖線のようになってしまうこをと示している。
【0038】そのような場合、オペレータが逸脱データ
除外手段14にて表示装置12に表示されている散布図上の
逸脱データ(異常値)を示すポイントの位置を直接指
定、あるいは散布図上からは除外したい期間(除外期間
の年月日時分)を指定し、指定されたポイントのデータ
又は指定期間内のデータを検索結果記憶装置6に保存さ
れているデータの中から検索し、該当データを削除(除
外)するものである。
【0039】そして、再度、基準値データ設定手段9に
渡し、そこで基準値を付加し、基準値カーブ表示手段11
にて逸脱データが除外された散布図及びそれより求めた
回帰曲線を表示させるようにしている。
【0040】図13は逸脱データ削除後の検索結果記憶装
置6と基準値カーブデータ記憶装置10のデータの具体例
を示す。図の検索結果データ中には逸脱データポイント
指定されたもの、あるいは除外期間指定されたものがあ
るため、これらを除いて基準値カーブデータを構成した
ものである。
【0041】本実施例によれば、不具合時や、例えば発
電プラントにおいてはプラントの定期点検などのイベン
ト時のデータ等、本来目的とする解析には無関係な不要
データが削除された状態でのプラントデータにて相関関
係・相関曲線を得ることができ、目的に応じた解析を行
なうことが可能となる。
【0042】図14は本発明の運転データ処理装置の第4
の実施例の構成図である。図14において、図1と同一部
分及び同一機能部分については同一符号を付して説明を
省略する。本実施例では同一基準値データ複数設定手段
15を設け、検索結果記憶装置6内にある複数組の散布図
データに1組の基準値を付加しようとするものである。
又、その結果、同一の基準値を持つ複数組の散布図及び
相関曲線(回帰曲線)表示データ用に編集する。
【0043】次に第4の実施例の構成に基づいて、以下
に作用を説明する。基準値データ入力手段7にて基準値
データを基準値データ記憶装置8に保存するまでの作用
は、検索結果記憶装置6に相関関係を表示するために履
歴データ記憶装置4より検索された相関関係データが複
数組あることを除いては図1と同様である。
【0044】以下、発電端熱効率をプラント効率(実測
値)と、このプラント効率(実測値)よりプラント効率
の補正に要因するデータ(負荷変動,主蒸気温度・圧
力,発停損失など)の効率偏差を差し引いた値をプラン
ト効率(補正値)として夫々捕らえ、各々のプラント効
率と負荷との動向を相関関係を求めて解析を行なう場合
を例に説明する。
【0045】実測値と補正値夫々と負荷との相関関係に
ついてその相互関係を考える場合、双方ともプラント効
率であるという点から同期間の履歴データを検索した場
合、散布図において同一の基準値を付加して解析を行な
うべきである。
【0046】ここで、本実施例においては履歴データ保
存装置4より検索され検索結果記憶装置6に保存された
複数組の相関関係データに対して、基準値データ入力手
段7より入力された基準値データ記憶装置8に保存され
ている1組の基準値データを同一基準値データ複数設定
手段15にて夫々付加し、基準値カーブデータ記憶装置10
に夫々保存する。
【0047】図15は各PID NO.毎の負荷と効率と
を複数個記録した状態を示す。そして、基準値カーブ表
示手段11にて表示装置12の同一画面上に散布図及び回帰
曲線を表示し、相互の関係を解析する。図16は散布図及
び回帰曲線表示の例を示す。図16に示されるように複数
組の検索値に対して同一基準値を用いた状態が示されて
いる。
【0048】本実施例によれば、機器の特性により長期
的に変動していくプラントのプロセスデータについて所
定の基準値を設定すれば、過去のデータとの比較・評価
を行なうことによりプラントの効率的な運転が容易に可
能となる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば散
布表示の際に運転データだけでなく、予め求めておいた
基準データを付加して表示するよう構成したので、実運
用上有効な相関関係を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の運転データ処理装置の第1の実施例
の構成図。
【図2】履歴データ保存装置におけるデータ構造を示す
構成例図。
【図3】検索結果記憶装置におけるデータ構造を示す構
成例図。
【図4】従来の相関関係表示を示すグラフ表示図。
【図5】基準値データ記憶装置におけるデータ構造を示
す構成例図。
【図6】検索結果記憶装置におけるデータ構造の具体的
例を示す構成図。
【図7】基準値カーブデータ記憶装置におけるデータ構
造を示す構成例図。
【図8】図1における基準値カーブ表示手段のグラフ表
示図。
【図9】 本発明の運転データ処理装置の第2の実施例
の構成図。
【図10】図9における基準値カーブ表示手段のグラフ表
示図。
【図11】 本発明の運転データ処理装置の第3の実施
例の構成図。
【図12】図11における基準値カーブ表示手段のグラフ表
示図。
【図13】図11における逸脱データ除外手段の作用による
データ構造の変化の流れを示す構造図。
【図14】 本発明の運転データ処理装置の第4の実施
例の構成図。
【図15】図14における基準値カーブデータ記憶装置にお
けるデータ構造を示す構造図。
【図16】図14における基準値カーブ表示手段のグラフ表
示図。
【符号の説明】
1 発電プラント 2 プラント状態入力手段 3 プラント状態保存手段 4 履歴データ保存装置 5 プラント状態検索手段 6 検索結果記憶装置 7 基準値データ入力手段 8 基準値データ記憶装置 9 基準値データ設定手段 10 基準値カーブデータ記憶装置 11 基準値カーブ表示手段 12 表示装置 13 重み付加手段 14 逸脱データ重合手段 15 同一基準値データ複数設定手段
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05B 23/00 - 23/02 G06F 15/72 G06T 11/20

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラント状態入力手段と前記プラント状
    態入力手段により入力された運転データを履歴データ保
    存装置に保存するプラント状態保存手段と、プラント運
    転データの相関関係を得るのに必要な運転データを、履
    歴データ保存装置より検索して検索結果記憶装置に収録
    するプラント状態検索手段と、前記検索結果記憶装置に
    収録された相関関係表示データにその相関関係において
    基準となる特定ポイントのデータである基準値データを
    入力し基準値データ記憶装置に収録する基準値データ入
    力手段と、前記検索結果記憶装置に対して逸脱データを
    除外して本来の相関関係が得られるように接続した逸脱
    データ除外手段と、前記検索結果記憶装置に収録された
    検索結果データに対して基準値データ記憶装置に収録さ
    れた基準値データを付加して基準値カーブデータ記憶装
    置に収録する基準値データ設定手段と、前記基準値カー
    ブデータ記憶装置に対して本来の相関関係が得られるた
    めに接続した重み付加手段と、表示装置に対して基準値
    カーブデータ記憶装置に収録された相関関係表示データ
    と基準値データとを用いて運転データの相関関係を示す
    散布図及び回帰曲線を表示する基準値カーブ表示手段と
    を備えたことを特徴とする運転データ処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の運転データ処理装置にお
    いて、基準値データ設定手段に代えて同一基準値データ
    複数設定手段を設け、検索結果記憶装置内の複数組の散
    布データに対し基準値データ記憶装置内の1組の基準値
    データを付加して、同一の基準値を持つ複数の散布図及
    び相関曲線の表示データ用に編集し基準値カーブデータ
    記憶装置に入力することを特徴とする運転データ処理装
    置。
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