JP3379377B2 - データ処理システム - Google Patents

データ処理システム

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JP3379377B2
JP3379377B2 JP06681897A JP6681897A JP3379377B2 JP 3379377 B2 JP3379377 B2 JP 3379377B2 JP 06681897 A JP06681897 A JP 06681897A JP 6681897 A JP6681897 A JP 6681897A JP 3379377 B2 JP3379377 B2 JP 3379377B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、共通バス{以下、
共通バス(CBUS)という}を使用したデータ処理システム
に係り、特に共通バス(CBUS)を使用してパケット形式の
コマンド及びデータの転送を行うデータ処理システムに
おける、効率よいパケット転送のための手段及び制御手
段に関する。
【0002】近年のデータ処理規模の拡大に伴い、高性
能のデータ処理システムの需要が益々増加している。高
性能化の一手段として、各装置間を共通バス(CBUS)で接
続し、その共通バス(CBUS)を使ってパケット形式のデー
タ転送を行うことにより、低コストでありかつ高性能な
転送能力を実現したデータ処理システムが増えつつある
が、パケット形式には後述するような問題があり、要求
される性能をなかなか達成できないのが実情である。従
って、低コストでありかつ高性能なデータ処理システム
を実現するためのよりよいパケット転送のための制御手
段が要望されている。
【0003】
【従来の技術】図16は、従来のデータ処理システムを
説明する図である。図16において、CBUSは、共通バス
を示し、1,2,3 はそれぞれ、装置を示し、9 は、上記共
通バス(CBUS)への各装置 1, 装置 2, 装置 3からの使用
要求信号を調停するバスアービタを示す。
【0004】BRQ1、BRQ2、BRQ3は、それぞれ装置 1、装
置 2、装置 3が出力する、共通バス(CBUS)の使用要求信
号を示し、BGR1、BGR2、BGR3は、それぞれ、装置 1、装
置 2、装置 3に対する、共通バス(CBUS)の使用許可信号
を示す。
【0005】10、20、30は、それぞれ装置 1、装置 2、
装置 3内の第1の送信コマンドパケット用バッファを示
し、11、21、31は、それぞれ装置 1、装置 2、装置 3内
の第2の送信コマンドパケット用バッファを示し、12、
22、32は、それぞれ装置 1、装置 2、装置 3内の第1の
受信コマンドパケット用バッファを示し、13、23、33
は、それぞれ装置 1、装置 2、装置 3内の第2の受信コ
マンドパケット用バッファを示し、14、24、34は、それ
ぞれ装置 1、装置 2、装置 3内の第1の受信返信パケッ
ト用バッファを示し、15、25、35は、それぞれ装置 1、
装置 2、装置 3内の第2の受信返信パケット用バッファ
を示し、16、26、36は、それぞれ装置 1、装置 2、装置
3内の返信パケット送信用バッファを示し、100 、200
、300 は、それぞれ、装置 1、装置 2、装置 3内の受
信パケットバッファを示し、受信コマンドパケットも受
信返信パケットも一旦本受信パケットバッファに格納さ
れ、パケット種別が解析される。
【0006】装置 1、装置 2、装置 3は各々、共通バス
(CBUS)を使用して、パケットを互いに送受信することに
より、データ処理動作を実行している。例えば、装置 1
はCPU 、装置 2はチャネル、装置 3は記憶装置である。
【0007】上記装置 1、装置 2、装置 3はそれぞれ、
まず共通バス(CBUS)の使用権を得るために、共通バス(C
BUS)の使用要求信号 BRQ1,BRQ2,BRQ3 をバスアービタ 9
に対して出力する。バスアービタ 9は、BRQ1,BRQ2,BRQ3
のうち複数が同時に出力された場合は、予め定められた
優先順位に従って、最も優先順位の高い共通バス(CBUS)
の使用要求信号に対する共通バス(CBUS)の使用許可信号
を出力する。本従来例では、 (高) BRQ1 > BRQ2 > BRQ3 (低) とする。例えば、BRQ1,BRQ2,BRQ3が同時に出力された場
合は、BRQ1に対する共通バス(CBUS)の使用許可信号 BGR
1 のみが出力される。
【0008】共通バス(CBUS)の使用許可信号を受けた装
置は、相手側装置に対してパケットを送信する。例え
ば、装置 1は自装置の送信コマンドパケット用バッファ
10 に用意されている送信コマンドを、相手側装置、例
えば装置 3に対して送信する。
【0009】図17は、パケットのフォーマット例を示
した図であって、図17(a) はライトコマンドパケット
の一例を示し、図17(b) はリードコマンドパケットの
一例を示し、図17(c) はライト返信パケットの一例を
示し、図17(d) はリード返信パケットの一例を示し、
図17(e) はビジー返信パケットの一例を示している。
各パケットには、パケット種別、パケット番号、自装置
番号、相手装置番号を示すフィールドを備えている。
【0010】相手先装置 3は、その受信コマンドパケッ
ト用バッファ 32 または 33 に、送信されてきたコマン
ドパケットを受信する。そしてコマンド種別を解析し、
リードコマンドパケットならばパケット内アドレスフィ
ールドに示されたアドレスに対応するデータを自装置か
ら読み出し、そのリードコマンドパケットに対応するリ
ード返信パケットを返信パケット送信用バッファ 36 上
に生成し、コマンド送信元装置にそのリード返信パケッ
トを返信する。
【0011】また、コマンド種別を解析した結果がライ
トコマンドであったならば、パケット内アドレスフィー
ルドに示されたアドレスに対応するデータを、図示され
ていない自装置内のメモリ、又は、レジスタに書き込
み、そのライトコマンドパケットに対応するライト返信
パケットを返信パケット送信用バッファ 36 上に生成
し、コマンド送信元装置にそのライト返信パケットを返
信する。
【0012】ここで、相手先装置 3の受信コマンドパケ
ット用バッファ 32 及び 33 に、既に他の装置から送信
されてきたコマンドパケットが受信されている場合は、
相手先装置 3はそれらに対する返信パケットを返送する
までは、対応するコマンドパケットは受信コマンドパケ
ット用バッファ 32 及び33に保持しておかなければなら
ないため、新たのコマンドパケットは受け付けられない
状態になる(バッファビジー状態)。
【0013】その為、このような状態のときに新たに送
出されてきたコマンドに対しては、通常の返信パケット
の代わりに「バッファビジー」のパケット種別を付した
エラーの返信パケットを返送する。コマンド送信元装置
は、そのエラーの返信パケットを受信すると、パケット
種別を解析し、「バッファビジー」のパケット種別であ
ったときは、再び同じコマンドパケットをリトライ送信
する。これを、相手側装置 3の受信コマンドパケット用
バッファが受付可能になって、このコマンドパケットが
受信されるようになるまで繰り返す。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】図16に示した、従来
のデータ処理システムの一例では、相手先装置の受信コ
マンドパケット用バッファのバッファビジー状態が長期
間続いた場合、送信元の上記リトライ送信が繰り返され
ることになる。このことは以下の問題を引き起こす。
【0015】問題点1:送信元装置のコマンドパケット
がなかなか処理されないため、送信元装置の処理性能が
低く抑えられてしまう。 問題点2:特に送信元装置が入出力装置(I/O)から
のDMA転送のためのコマンドパケットを送信しようと
している場合、このコマンドパケットが一定時間以上処
理されないと、入出力装置(I/O)側のオーバーラン
を引き起こす。
【0016】問題点3:送信元のリトライ送信が繰り返
されると、そのために共通バス(CBUS)に対する余計なバ
ス占有が増えることになり、共通バス(CBUS)の実効使用
効率が低下する。このことは、他装置の処理性能の低下
ももたらすことになる。
【0017】本発明は上記従来の欠点に鑑み、送信元装
置からのリトライ送信の繰り返しに伴う処理性能の低減
を抑止し、結果として入出力装置(I/O)側でのオー
バーランの発生を抑止し、又、共通バス(CBUS)の実効使
用率を向上させることができるデータ処理システムを提
供することを目的とするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記の問題点は下記のよ
うな手段を備えたデータ処理システムによって解決され
る。
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】本発明のデータ処理システムは、複数の装
置が、共通バス(CBUS)を使用して、パケットを互
いに送受信し、各装置はパケット送出に先立ち、予め定
められた優先順位の共通バス(CBUS)の使用要求信
号を出力し、バスアービタはその共通バス(CBUS)
の使用要求信号を調停して優先順位に従い共通バス使用
装置を決定して許可を与え、許可を受けた装置がパケッ
トを送信するデータ処理システムであって、他装置のパ
ケット受信バッファ数を保持する受信バッファ数保持手
段と、 共通バス上に送出されたパケットの相手先および
送信元を監視するパケット監視手段と、 送信相手先装置
の受信バッファ数と、パケット監視手段による送信相手
先装置の送受信パケット数の差とから、送信相手先装置
の受信バッファのビジー状態を判断するビジー状態判断
手段と、 送信相手先装置の受信バッファがビジー状態で
ないと判断したときに、共通バスの使用要求信号を送出
する使用要求送出手段とを備えた構成とする。
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】
【0033】
【0034】
【0035】すなわち、各装置に他の装置で送受信され
ているパケットを共通バス(CBUS)上で監視する手段を設
けることにより、各装置が、他の装置のコマンド受信バ
ッファの数を認識しているので、各装置での送受信のパ
ケットの数を知ることで、現在どの装置のパケット受信
バッファがビジー状態かを間接的に知ることができる。
例えば、図2の装置 3のコマンド受信バッファが2個
で、装置 2から装置 3へ2回コマンドパケットが送信さ
れ、その返信パケットが未だ返っていないときには、装
置 3の受信バッファはビジー状態であり、新たなコマン
ドパケットは受信不可能であることを装置 1でも知るこ
とができる。従って、コマンドパケットを送出しようと
している装置は、相手側装置のコマンド受信バッファの
状態を常に把握することができるので、該コマンド受信
バッファがビジー状態にある装置に対するアクセスの為
の共通バス(CBUS)の使用要求信号を抑止したり、又は、
その代わりに他の装置に対するコマンドパケットの送信
に切り換えることができ、共通バス(CBUS)に対する無駄
なパケットの転送がなくなる。
【0036】
【0037】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を図面によっ
て詳述する。図4は、本発明の一実施例を示した図であ
り、図5は、コマンド受信バッファのビジー信号を説明
する図であり、図6は、各装置が専用のバスでビジー信
号を伝達する図であり、図7は、各装置が他の全装置に
ビジー信号を伝達する図であり、請求項1〜3に対応す
る実施の形態を示し、図8は、本発明の他の実施例を示
した図であり、図9は、本発明のアクセス要求とパケッ
ト処理を説明する図であり、図10、図11、図12
は、本発明の他の実施例の変形例を示した図であり、図
13は、本発明のコマンドパケットの受信処理の流れ図
であり、図14は、本発明の返信パケットの受信処理の
流れ図であり、請求項4〜7に対応する実施の形態を示
し、図15は、本発明の他の実施例の変形例を示した図
であって、請求項8に対応する実施の形態を示してい
る。
【0038】尚、全図を通して同じ符号は同じ対象物を
示しており、請求項の共通バスは、共通バス(CBUS)が対
応し、該共通バス(CBUS)の使用要求信号は BRQ1,BRQ2,B
RQ3が対応し、共通バス(CBUS)の使用許可は、共通バス
(CBUS)の使用許可信号 BGR1,BGR2,BGR3 を与えることが
対応し、受信コマンドパケット用バッファはコマンド受
信バッファ 12,13,22,23,32,33が対応し、受信コマンド
パケット用バッファがビジーか否かを示す情報は信号 B
SY1,BSY2,BSY3 が対応し、各装置が共通バス(CBUS)の使
用要求信号を出力すると共にその転送相手先を示す情報
を出力する手段は、信号 DNOA,DNOB,DNOC を伝える手段
が対応し、コマンドパケットの再送信を必要とする旨の
情報、及び仮の返信パケットは、返信パケットのパケッ
ト種別フィールドの情報が所定の値(=101,110 等) であ
るときが対応し、他装置の受信コマンドパケット用バッ
ファの情報を共通バス(CBUS)上で監視する手段は、受信
パケット監視回路 17,27,37 が対応し、各パケット送信
側装置が専用に使用する受信コマンドパケット用バッフ
ァの個数を、各パケット送信側装置毎に予め定めて保持
する手段は、保持レジスタ 18,28,38 が対応する。
【0039】以下、図1〜図3を参照しながら図4〜図
6によって、請求項1〜3に対応した本発明のデータ処
理システムの構成と動作を説明する。図4において、BS
Y1,BSY2,BSY3は、それぞれ、装置 1、装置 2、装置 3の
コマンド受信バッファがビジーであることことをバスア
ービタ 9に伝える信号である。
【0040】信号 DNOA,DNOB,DNOC は、それぞれ、装置
1、装置 2、装置 3が共通バス(CBUS)の使用要求信号と
共に出力する、相手先装置の装置番号を示す情報をバス
アービタ 9に伝達するための手段を提供する。
【0041】図4において、複数の装置 1、 2、 3が、
共通バス(CBUS)を使用して、パケットを互いに送受信
し、各装置 1、 2、 3はパケット送出に先立ち、予め定
められた優先順位の共通バス(CBUS)の使用要求信号 BRQ
1,BRQ2,BRQ3 を出力すると、当該データ処理システム内
に存在するバスアービタ 9はその共通バス(CBUS)の使用
要求信号 BRQ1,BRQ2,BRQ3 を調停して優先順位に従いバ
ス使用装置を決定して、対応する共通バス(CBUS)の使用
許可信号 BGR1,BGR2,BGR3 を与え、許可を受けた装置が
パケットを転送するよう制御される。
【0042】このとき、本発明のデータ処理システムで
は、各装置 1、 2、 3は、上記共通バス(CBUS)の使用要
求信号 BRQ1,BRQ2,BRQ3 を出力すると共に、信号 DNOA,
DNOB,DNOC を用いてその転送相手先を示す情報を出力
し、前記バスアービタ 9はその転送相手先を示す情報を
受信し、パケット受信側装置は、自装置のコマンド受信
バッファがビジーであり新たなコマンドパケットの受信
が不可能な状態の時に、その状態を前記バスアービタ 9
に、上記 BSY1 信号 (装置 1の場合) 、又は BSY2 信号
(装置 2の場合) 、又は BSY3 信号 (装置 3の場合)と
して送出する。バスアービタ 9は、例えば装置 1からの
共通バス(CBUS)の使用要求信号 BRQ1 と、装置 2からの
使用要求信号 BRQ2 とが同時に発行された場合、装置 1
からの転送相手先を示す情報を伝達してきた信号 DNOA
の信号内容を解析し、例えばそれが装置 2であり、その
装置 2が BSY2 信号を出力していてパケット受信不可能
な状態を示していた場合、たとえ装置 1の方が装置 2よ
りも通常の優先順位が高くても、この場合には装置 1に
は許可を与えない。そして装置 2からの転送相手先を示
す情報を伝達してきた信号 DNOB の信号内容を解析し、
例えばそれが装置 3であり、その装置 3が BSY3 信号を
出力していず、コマンドパケット受信可能な状態の場
合、BGR2信号を出力し、装置 2へバス使用許可を与え
る。
【0043】図5は、コマンド受信バッファのビジー信
号を説明する図であって、請求項2に対応する実施例を
示している。図5(a) は装置 1側の構成例を示し、図5
(b)はバスアービタ 9側の構成例を示している。図5に
おいて、1 は装置を示し、9はバスアービタを示し、図
4で説明したものと同じである。MODEは装置 1、バスア
ービタ 9内のモードレジスタを示し、初期モードの時は
出力は "0" 、通常の処理モードの時は出力は "1" と
なる。NOT1,NOT9 はノットゲートを示し、AND1,AND91,A
ND92は、アンドゲートを示し、OR1 は、オアゲートを示
し、R91 はプルダウン手段を示している。
【0044】BUF.FULLは、装置 1内のコマンド受信バッ
ファ 12,13がビジー状態であることを示す信号である。
BSY1は、上記初期モードの時は装置 1が実装されている
ことを示し、通常の処理モードの時は上記コマンド受信
バッファ 12,13がビジー状態であることを示す、複数用
途信号である。
【0045】又、D1.INSTALLは装置 1が実装されている
ことを示す信号であり、D1BUF.FULLは、装置 1のコマン
ド受信バッファ 12,13がビジーであることを示す信号で
ある。
【0046】図5(a) において、装置 1内のモードレジ
スタ MODE は、初期モードの時は出力は"0"であり、ノ
ットゲート NOT1 を通ることにより“1”になり、オア
ゲート OR1に入力される。OR1 においてもう一方の入力
の値にかかわらず、その出力は“1”となり、初期モー
ドの時は BSY1 信号は“1”が出力され、バスアービタ
9に入力され、装置 1が実装されていることをバスアー
ビタ 9に指示する。装置 2の BSY2,装置 3のBSY3につい
ても同様である。
【0047】図5(b) に示されているアービタ 9内部で
は、これらの BSY1,BSY2,BSY3 信号を出力している装置
が未接続の場合は、これらの信号の論理が無効状態にな
るような論理確定手段を持っており、例えば、BSY1信号
を出力すべき装置 1が未実装のときは、バスアービタ 9
内部で、BSY1=“0”となるようなプルダウン手段 Rト9
1が各信号につき設けられていて、AND92 を介して、D1.
INSTALLを "0"とする。 初期モードか処理モードか
は、図示しない別手段でアービタ 9及び各装置 1,2,3に
伝えられる。初期モード時は上述のように、アービタ 9
は BSY1 〜BSY3信号を解析して、各装置の実装状態(D1.
INSTALL=1 等) を知ることができる。
【0048】処理モードの時の装置 1内のモードレジス
タ MODE の出力は "1" となり、アンドゲート AND1 に
入力される。AND1のもう一方の入力 BUF.FULL 信号は、
図4のコマンド受信バッファ 12 及び 13 がどちらもビ
ジー状態の時に“1”になり、この時 AND1 の出力は
“1”となり、BSY1信号は“1”が出力されるが、コマ
ンド受信バッファ 12 または 13 のどちらか少なくとも
一方が空き状態の時は、BUF.FULL信号は“0”が出力さ
れ、AND1ゲートの出力は“0”となり、BSY1信号は
“0”が出力され、バスアービタ 9に伝えられる。装置
2の BSY2,装置 3の BSY3 についても同様である。
【0049】このように、BSY1,BSY2,BSY3信号は、初期
モード時には、各装置が実装されていることを示す信号
として用いられ、初期モードでの初期設定、例えば、上
記実装状態の設定等が終了して、通常の処理モードに移
った時は、前記コマンド受信バッファ 12,13がビジーで
あり新たなコマンドパケットが受信不可能な状態を示す
信号として用いられる。
【0050】図6は本発明の請求項1に対応する実施例
の変形例であって、上記装置 1,2,3のコマンド受信バッ
ファがビジー状態であることを示す信号 BSY1,BSY2,BSY
3 を専用のバス BBUS で各装置に伝達する場合を示して
いる。
【0051】図6において、各装置は自装置へのコマン
ドパケット受信後の特定タイミングで、そのコマンド受
信バッファ 12 または 13 の状態を、専用のバス BBUS
を使用してコード化して出力する。例えば、該専用のBB
USを3ビット構成とし、最初の2ビットは自装置の番
号、最後の1ビットはバッファビジー情報(“0”が空
き、“1”がビジーを示すように決めておく)、また
は、該専用のバス BBUS を1ビットのみとし、バスアー
ビタ 9が、共通バス(CBUS)上のコマンドパケットの相手
先装置番号のフィールドを監視して、例えば装置 3への
コマンドパケット送信後、専用のバス BBUS に“1”が
出力されたら、装置 3のバッファはビジー状態になった
と認識できる。
【0052】このように、各装置は自装置のコマンド受
信バッファの状態を前記専用のバスBBUS を使用してバ
スアービタ 9に伝えることができる。又、上記図4に示
した実施の形態では、共通バス(CBUS)の使用要求信号 B
RQ1,BRQ2,BRQ3 と、相手先装置の装置番号を示す情報を
バスアービタ 9に伝える信号DNOA,DNOB,DNOC を別の信
号線で伝達した例であるが、このような、各装置が転送
相手先を示す情報を出力する特別な手段は特に設けず、
各装置は、転送相手先を示す情報を、各装置からの1本
の共通バス(CBUS)の使用要求信号 BRQ1,BRQ2,BRQ3 を使
用してバスアービタ 9に伝えるようにしても良い。
【0053】具体的には、装置 m( m=1〜3)アクセ
スのため装置nが共通バス(CBUS)の使用要求信号 BRQn
(n=1〜3、m ≠n )を出力する際、最初の1サイクル
めにBRQn をオンにし、2サイクルめと3サイクルめに
相手先装置番号に従って BRQn に一定のコードを出力す
る。即ち、 相手先装置が装置1の場合は、2サイクルめに“0”、
3サイクルめに“1” 相手先装置が装置2の場合は、2サイクルめに“1”、
3サイクルめに“0” 相手先装置が装置3の場合は、2サイクルめに“1”、
3サイクルめに“1” を出力するシリアル伝送であっても良い。
【0054】本発明のデータ処理システムでは、前記バ
スアービタ 9は、前記パケット受信側装置からの、前記
コマンド受信バッファがビジーであり、新たなコマンド
パケットの受信が不可能な状態であることを示す信号
(BSYm,m =1〜3)を受信した場合、その受信側装置
へのアクセス要求を示す共通バス(CBUS)の使用要求信号
BRQn (n=1〜3、m ≠n )に対する共通バス(CBUS)の
使用許可信号 BGRn ( n=1〜3)を与えず、他の、コ
マンド受信バッファがビジーでない装置へのアクセスを
要求している装置へ、該共通バス(CBUS)の使用許可信号
を与える。
【0055】即ち、図4のように、装置 1は装置 3に対
してアクセスするために共通バス(CBUS)の使用要求信号
BRQ1 を出力し、装置 2は装置 1をアクセスするために
共通バス(CBUS)の使用要求信号 BRQ2 を出力している状
態で、装置1の相手側装置 3のコマンド受信バッファ 1
2 または 13 の状態を示す信号 BSY3 は“0”でビジー
ではなく、装置 2の相手側装置 1のコマンド受信バッフ
ァの状態を示す信号 BSY1 は“1”でビジーであると、
共通バス(CBUS)の使用要求信号自体の固有の優先順位
は、信号 BRQ1 の方が信号 BRQ2 より高いのではある
が、バスアービタ 9は、信号 BRQ2 に対する使用許可信
号 BGR2 を与えるように制御することができる。
【0056】図7は、各装置がコマンド受信バッファが
ビジーであることを示す信号 BSY1,BSY2,BSY3 をバスア
ービタ 9に伝達せず、他の全装置に該信号 BSY1,BSY2,B
SY3を伝達する場合を示した図である。
【0057】即ち、図7と図4は、各装置からのコマン
ド受信バッファがビジーであることを示す信号 BSY1,BS
Y2,BSY3 が、バスアービタ 9に入力されずに、自装置以
外の他の全装置に入力されている点が異なる。
【0058】図7のように、複数の装置 1、 2、 3が、
共通バス(CBUS)を使用して、パケットを互いに送受信
し、各装置 1、 2、 3はコマンドパケット送出に先立
ち、予め定められた優先順位の共通バス(CBUS)の使用要
求信号 BRQ1,BRQ2,BRQ3 を出力し、バスアービタ 9はそ
の共通バス(CBUS)の使用要求信号 BRQ1,BRQ2,BRQ3 を調
停して優先順位に従い共通バス使用装置を決定して、対
応する共通バス(CBUS)の使用許可信号 BGR1,BGR2,BGR3
を与え、使用許可を受けた装置がコマンドパケットを送
信するよう制御されるデータ処理システムであって、各
装置 1、 2、 3は共通バス(CBUS)の使用要求信号 BRQ1,
BRQ2,BRQ3 を出力すると同時に、自装置のコマンド受信
バッファがビジーであり新たなコマンドパケット受信不
可能な状態の時に、その状態を他の全装置に、 BSY1 信
号 (装置 1の場合) として装置 2及び装置 3に、また
は、 BSY2 信号 (装置2 の場合) として装置 1または装
置 3に、または、 BSY3 信号 (装置3 の場合)として装
置 1または装置 2に送出する。
【0059】又、前述の図6では、専用のバス BBUS が
バスアービタ 9に接続されているが、上記図7に対応し
て、該専用のバス BBUS を、該バスアービタ 9に接続し
ないで、各装置が専用のバス BBUS に出力した情報を他
の全装置にのみ入力するように構成しても良い。
【0060】この場合にも、各装置 1,2,3は自装置への
コマンドパケット受信後の特定タイミングで、そのコマ
ンド受信バッファの状態を、専用のバス BBUS を使用し
てコード化して出力する。例えば、専用のバス BBUS を
3ビット構成とし、最初の2ビットは自装置の番号、最
後の1ビットはコマンド受信バッファのビジー信号
(“0”が空き、“1”がビジーを示すように決めてお
く)、または、専用のバスBBUS を1ビットのみとし、
各装置が、共通バス(CBUS)上のコマンドパケットの相手
先装置番号を監視して、例えば装置 3へのコマンドパケ
ット送信後、該専用のバス BBUS に“1”が出力された
ら、装置 3のコマンド受信バッファ 32,33はビジー状態
になったと認識できるように構成することで、各装置は
自装置のコマンド受信バッファの状態を前記専用のバス
BBUS を使用して全装置に伝えることができる。
【0061】図8は、本発明の他の実施例を示した図で
あって、請求項4〜7に対応する実施例を示している。
図8は図4、図6、図7と比べて、各装置 1,2,3からの
コマンド受信バッファのビジー信号 BSY1,BSY2,BSY3 及
び、各装置から出力される相手先装置の装置番号を示す
情報をバスアービタ 9に伝達するための手段を提供する
信号 DNOA,DNOB,DNOC を伝達する手段がなく、代わりに
各装置 1,2,3内に、常時、共通バス(CBUS)上の全てのパ
ケットを受信し解析する受信パケット監視回路 17,27,3
7 がある点が本質的に異なる。
【0062】先ず、図8と図9(a) を用いて、請求項7
に対応する実施例を説明する。図8において、各装置内
における上記受信パケット監視回路 17 または 27 また
は 37 は、他装置のパケット送信用バッファの送出情報
を監視し、その監視情報により、自装置がパケットを送
出する可能性のある相手側全装置のコマンド受信バッフ
ァの状態を間接的に得るようにしたものである。
【0063】すなわち、共通バス(CBUS)上に送出された
コマンドパケットの相手先、及び返信パケットの送出元
を監視する。該コマンドパケット、返信パケットは、図
17(a) 〜(e) に示されているように、自装置番号、相
手先装置番号のフィールドを持っているので、該フィー
ルドの番号の監視により得られた情報と、後述の該共通
バス(CBUS)を介して得られた相手先のコマンド受信バッ
ファの段数情報とから、相手先コマンド受信バッファが
現在ビジーであるかどうかを知ることができる。
【0064】すなわち、装置 1内の受信パケット監視回
路 17 において、まず自分がコマンドパケットを送出す
る可能性のある相手側装置、例えば、装置 2及び装置 3
のコマンド受信バッファの数がそれぞれ2個であるとい
う情報を受信パケット監視回路 17 の内部に保持してお
く。
【0065】そして共通バス(CBUS)上に送出されたコマ
ンドパケットの相手先及び返信パケットの送出元を常時
監視し、例えば、装置 2を相手先にしたコマンドパケッ
トが2個送出されたことを検出すると、その時点で装置
2のコマンド受信バッファ 22,23はビジーになっている
と判断できる。
【0066】そして装置 2からの返信パケットが1個検
出されると、装置 2のコマンド受信バッファ 22,23のう
ち1個は空いたということが判断できる。又、さらに装
置 2へのコマンドパケットが検出されると、その時点で
装置 2のコマンド受信バッファは、またビジー状態にな
ったと判断できる。装置 3についても同様である。この
ようにして、受信パケット監視回路 17 は、共通バス(C
BUS)上のパケットのみを監視することにより、他装置の
コマンド受信バッファのビジー状態を判断することがで
きる。
【0067】又、図8において、18,28,38は、それぞ
れ、装置 1、装置 2、装置 3内の受信バッファの個数情
報を保持する保持レジスタであり、他装置から読み出し
可能となっている。
【0068】図8において、18は、装置1 内の受信バッ
ファの個数情報を保持する保持レジスタであり、装置 1
の場合は、本図においては、12で示したコマンド受信バ
ッファ1個であるので、“1”という情報が保持されて
いる。これを装置 2及び装置3が読出して、自装置内の
受信パケット監視手段 27 及び 37 に、装置 1のコマン
ド受信バッファの段数情報として保持する。
【0069】同様に、28は、装置 2内のコマンド受信バ
ッファの個数情報を保持する保持レジスタであり、装置
2の場合は本図においては、22,23 で示したコマンド受
信バッファ2個であるので、“2”という情報が保持さ
れている。これを装置 1及び装置 3が読出して、自装置
内の受信パケット監視回路 17 及び 37 に、装置 2のコ
マンド受信バッファ段数情報として保持する。
【0070】同様に、38は、装置 3内のコマンド受信バ
ッファの個数情報を保持する保持レジスタであり、装置
3の場合は本図においては、32で示した受信バッファ1
個であるので、“1”という情報が保持されている。こ
れを装置 1及び装置 2が読出して、自装置内の受信パケ
ット監視回路 17 及び 27 に、装置 3のコマンド受信バ
ッファ段数情報として保持する。
【0071】このように、各装置のコマンド受信バッフ
ァの段数情報をもとに、請求項7のように、共通バス(C
BUS)上のパケットを監視することにより、他装置のコマ
ンド受信バッファがビジーかどうか判断することができ
る。
【0072】図9は、本発明のアクセス要求とパケット
処理を説明する図であって、図9(a) は、コマンド受信
バッファのビジー信号を各装置に伝達する手段のないデ
ータ処理システムにおいて、パケット送信装置での共通
バス(CBUS)の使用要求信号を制御する手段の構成例を示
したもので、図8の装置 1における他装置へのアクセス
要求部 105の具体例を示しており、101 は装置 2へのア
クセス要求発生部を示し、102 は装置 2のコマンド受信
バッファビジー検出部を示し、103 は装置 3へのアクセ
ス要求発生部を示し、104 は装置 3のコマンド受信バッ
ファビジー検出部を示し、AND3,AND4 はアンドゲートを
示し、OR2 はオアゲートを示している。
【0073】本図9において、装置 1内部で、装置 2へ
のアクセス要求がアクセス要求発生部 101より発生して
も、装置 2のコマンド受信バッファ 22,23がビジー状態
であることを示す信号(ビジー状態のとき“0”とす
る)をコマンド受信バッファビジー検出部 102より受け
取った場合は、アンドゲート AND3 によりゲートされ、
共通バス(CBUS)の使用要求信号 BRQ1 として出力されな
い。同様に、装置 1内部で、装置 3へのアクセス要求が
アクセス要求発生部 103より発生しても、装置 3のコマ
ンド受信バッファがビジー状態であることを示す信号
(ビジー状態のとき“0”とする)をコマンド受信バッ
ファビジー検出部 104より受け取った場合は、アンドゲ
ート AND4 によりゲートされ、共通バス(CBUS)の使用要
求信号 BRQ1として出力されない。この手段を用いて、
パケット送信元装置は、自分がパケットを送信しようと
する相手先の装置のコマンド受信バッファがビジーであ
った場合、共通バス(CBUS)の使用要求信号を送出しない
でおき、受信バッファが空き状態になってから共通バス
(CBUS)の使用要求信号を送出するようにすることができ
る。
【0074】即ち、装置 1が装置 2へコマンドパケット
を送出したい場合、 BSY2 信号が“1”、すなわち相手
側装置 2のコマンド受信バッファ 22,23がビジーであっ
た場合、共通バス(CBUS)の使用要求信号 BRQ1 の送出を
保留し、 BSY2 信号が“0”すなわち相手側装置 2のコ
マンド受信バッファ 22,23が空きになった場合、共通バ
ス(CBUS)の使用要求信号 BRQ1 の送出を行うようにす
る。
【0075】又、前述の受信パケット監視回路 17 また
は 27 または 37 により得られた相手先装置のコマンド
受信バッファの段数状態を示す情報により、パケット送
信元装置は、自分がパケットを送信しようとする相手先
の装置のコマンド受信バッファがビジーであった場合、
共通バス(CBUS)の使用要求信号を送出しないでおき、コ
マンド受信バッファが空き状態になってから共通バス(C
BUS)の使用要求信号を送出するようにする。
【0076】次に、同じ図8を用いて、請求項4に対応
する実施例を説明する。図8において、BRE1,BRE2,BRE3
は、それぞれ、装置 1、装置 2、装置 3が出力する、予
め定められている優先順位のより高い共通バス(CBUS)の
使用要求信号を示し、前述の図9(a) に示した105,205,
305 は、それぞれ、装置 1、装置 2、装置 3における、
他装置へのアクセス要求部を示し、106,206,306 は、そ
れぞれ、装置 1、装置2、装置 3における、アクセス要
求信号切り換え部を示し、107,207,307 は、それぞれ、
装置 1、装置 2、装置 3における、リトライカウンタを
示している。
【0077】複数の装置 1、 2、 3が、共通バス(CBUS)
を使用して、パケットを互いに送受信し、各装置 1、
2、 3は、予め定められた優先順位の共通バス(CBUS)の
使用要求信号 BRQ1,BRQ2,BRQ3 を出力し、当該データ処
理システム内に存在するバスアービタ 9は、その共通バ
ス(CBUS)の使用要求信号 BRQ1,BRQ2,BRQ3 を調停して優
先順位に従い共通バス使用装置を決定して、対応する共
通バス(CBUS)の使用許可信号 BGR1,BGR2,BGR3 を与え、
許可を受けた装置がコマンドパケット送信時に相手側装
置のコマンド受信バッファがビジー状態(コマンドパケ
ット受信不可能状態)であった場合、パケット受信側装
置は、パケット送信元装置に対して、図17(e) のよう
にコマンドパケットの再送信を必要とする旨の情報(パ
ケット種別=100) を付加した返信パケットを返送す
るような転送を許すデータ処理システムであって、各装
置内に、パケットを再送信した回数をカウントする上記
リトライカウンタ 107、 207、307 を設け、パケット送
信元装置はその返信パケット受信後、一定の時間経過
後、再び同一のコマンドパケットを送出するとともに、
上記リトライカウンタ 107、 207、 307をインクリメン
トすることを、コマンドパケットが相手側装置に受信さ
れるまで繰り返し、リトライカウンタ 107または207ま
たは 307が所定の閾値以上になったら、その情報をアク
セス要求信号切り換え部 106、206 、306 に伝えること
により、通常の共通バス(CBUS)の使用要求信号 BRQ1,BR
Q2,BRQ3 に代えて、優先度の高い共通バス(CBUS)の使用
要求信号 BRE1,BRE2,BRE3 を送出するように制御する。
【0078】次に、同じ図8、図9(b) を使用して、請
求項5に対応する実施例を説明する。本発明のデータ処
理システムでは、図17(e) に示した返信パケットのパ
ケット種別を示すフィールドの内容により、パケットの
再送信の時間を変更するものである。
【0079】本発明では、例えば、コマンド受信バッフ
ァがビジー状態の時の返信パケット(ビジー返信パケッ
ト)の、再送信を必要とする旨の情報(パケット種別に
よる)の第1の場合(第1のビジー返信時)と、コマン
ド受信バッファがビジー状態の時の返信パケット(ビジ
ー返信パケット)の、再送信を必要とする旨の情報(パ
ケット種別による)の第2の場合(第2のビジー返信
時)とを設ける。
【0080】図9(b) は、各装置 1,2,3での本発明の再
送返信時間の変更による返信パケット受信処理方法を流
れ図で示している。複数の装置が、共通バス(CBUS)を使
用して、パケットを互いに送受信し、各装置 1,2,3は通
常は、予め定められた優先順位の共通バス(CBUS)の使用
要求信号を出力し、データ処理システム内に存在するバ
スアービタ 9は、その共通バス(CBUS)の使用要求信号を
調停して共通バス使用装置を決定して許可を与え、許可
を受けた装置がコマンド送信時に相手側装置のコマンド
受信バッファがビジー状態(コマンド受信不可能状態)
であった場合、パケット受信側装置は、パケット送信元
装置に対して、パケットの再送信を必要とする旨の情報
を付加した返信パケットを返送するような転送を許すデ
ータ処理システムであって、相手側装置は、コマンド受
信バッファがビジー状態ではあるが、受信したコマンド
パケットに対する返信パケットを一定時間以内に返せる
状態であるときに、新たなコマンドパケットを受信した
場合は、コマンド受信バッファがビジー状態の時の返信
パケット(ビジー返信パケット)として、再送信を必要
とする旨の情報の第1の場合(第1のビジー返信時)を
示す情報、たとえばパケット種別=“101”を返信パ
ケット送信用バッファ上に生成する。
【0081】また、相手側装置は、コマンド受信バッフ
ァがビジー状態で、かつ、受信したコマンドパケットに
対する返信パケットを返せるまでの時間が一定時間以上
かかる見込 (例えば、返信パケットの生成迄に処理時間
がかかる場合等) のとき、新たなコマンドパケットを受
信した場合は、コマンド受信バッファがビジー状態の時
の返信パケット(ビジー返信パケット)の、再送信を必
要とする旨の情報の第2の場合(第2のビジー返信時)
を示す情報、たとえばパケット種別=“110”を返信
パケット送信用バッファ上に生成する。
【0082】コマンド送信元装置は、コマンド送信時、
相手先装置から返信パケットを受け取ったとき、図9
(b) のように、パケット種別を解析した結果、パケット
種別=“101”であったときは、今はビジー状態であ
っても一定時間以内には返信パケットが返され、相手側
装置のコマンド受信バッファが空くはずであることか
ら、第1の時間経過後にコマンドパケットを再送信す
る。{図9(b) の処理ステップ 300〜302 参照} また、パケット種別を解析した結果、パケット種別=
“110”であったときは、相手側装置のコマンド受信
バッファの状態がビジー状態であってかつ、一定時間以
上ビジー状態である見込であることから、第1の時間よ
り長い時間である第2の時間経過後にコマンドパケット
を再送信する。{図9(b) の処理ステップ303,304参
照} 次に、図10を用いて、変形された他の実施例を説明す
る。図10において、170,270,370 は、それぞれ、装置
1、装置 2、装置 3における、相手側装置の返信パケッ
ト監視回路を示し、19,29,39は、それぞれ、装置 1、装
置 2、装置 3における、バス使用要求出力制御回路を示
す。
【0083】複数の装置 1、 2、 3が、共通バス(CBUS)
を使用して、パケットを互いに送受信し、各装置 1、
2、 3は、予め定められた優先順位の共通バス(CBUS)の
使用要求信号 BRQ1,BRQ2,BRQ3 を出力し、当該データ処
理システム内に存在するバスアービタ 9は、その共通バ
ス(CBUS)の使用要求信号 BRQ1,BRQ2,BRQ3 を調停して優
先順位に従い共通バス使用装置を決定して、対応する共
通バス(CBUS)の使用許可信号 BGR1,BGR2,BGR3 を与え、
許可を受けた装置がパケット送信時に相手側装置のコマ
ンド受信バッファがビジー状態(パケット受信不可能状
態)であった場合、パケット受信側装置は、パケット送
信元装置に対して、図17(e) のようにパケットの再送
信を必要とする旨の情報(パケット種別=100)を付
加した返信パケットを返送するような転送を許すデータ
処理システムであって、パケット受信側装置が、そのコ
マンド受信バッファがビジーであり、新たなパケット受
信不可能な状態であるという情報を受けた送信側装置
は、上記返信パケット監視回路170、270 、370 により
パケット受信側装置の返信パケットを監視し、パケット
受信側装置の通常の返信パケットが1つでも発行された
のを確認した場合は、上記返信パケット監視回路 170、
270 、370 から共通バス使用要求出力制御回路 19 、2
9、39に通知することにより、再び共通バス(CBUS)の使
用要求信号を出力することができる。
【0084】次に、図11を使用して、本発明の他の変
形された実施例を説明する。図11において、前述のよ
うに、BRE1、BRE2、BRE3は、それぞれ、装置 1、装置
2、装置 3が出力する、優先順位のより高い共通バス(CB
US)の使用要求信号を示している。
【0085】本変形例では、パケット受信側装置が新た
なパケット受信不可能な状態から再び受信可能な状態に
なったという情報を得た送信側装置が送出した共通バス
(CBUS)の使用要求信号 BRQ1,BRQ2,BRQ3 が、バスアービ
タ 9によって許可されずに他の装置からの共通バス(CBU
S)の使用要求信号に許可が与えられた場合、許可を与え
られなかった装置は、共通バス(CBUS)のバス使用要求出
力制御回路 19 、29、39により、通常の共通バス(CUBS)
の使用要求信号 BRQ1,BRQ2,BRQ3 に代えて、優先順位の
高い共通バス(CBUS)の使用要求信号 BRE1,BRE2,BRE3 を
出力する。
【0086】上記送信側装置が送出した共通バス(CBUS)
の使用要求信号 BRQ1,BRQ2,BRQ3 が、バスアービタ 9に
よって許可されずに他の装置からの共通バス(CBUS)の使
用要求に許可が与えられた場合は、例えば、上記共通バ
ス(CBUS)の使用要求信号 BRQ1,BRQ2,BRQ3 に対する共通
バス(CBUS)の使用許可信号 BGR1,BGR2,BGR3 の応答を監
視していて、本来なら該共通バス(CBUS)の使用許可信号
BGR1,BGR2,BGR3 が得られる時間が経過しても、該共通
バス(CBUS)の使用許可信号 BGR1,BGR2,BGR3 が得られな
いことから容易に認識することができる。
【0087】次に、図12、図13、図14によって、
請求項6に対応する実施例を説明する。図12に示した
構成例は、前述の図8の構成例と基本構成、具体的に
は、受信バッファの状態を他の装置に送出しない構成は
同じであるが、図12では、本発明に関する構成要素を
中心にして記載してある。
【0088】本図において、121,221,321 は、それぞ
れ、装置 1、装置 2、装置 3内における、データシーケ
ンス制御回路を示している。複数の装置 1、 2、 3が、
共通バス(CBUS)を使用して、パケットを互いに送受信す
るデータ処理システムにおいて、各装置が受信したコマ
ンドパケットに対する返信パケットの返信タイミング
を、各装置内のデータシーケンス制御回路が制御するこ
とにより、通常では、コマンドパケットを受信してから
必ず一定バスサイクル後に必ず返信パケットを返信する
ように制御することができる。
【0089】これにより、一定時間内に必ず返信パケッ
トが返されることが保証されるので、コマンド受信バッ
ファにコマンドパケットを保持しておく必要はなく、コ
マンド受信バッファは1段で済むことになり、またコマ
ンド受信バッファがビジー状態になることもあり得なく
なる。
【0090】図13、図14は、本実施例における返信
パケットの受信処理方法を流れ図で示した図である。前
述のデータ処理システムにおいて、一定バスサイクル後
に返信パケットを返信できないような資源、例えば、処
理に時間がかかるようなデータがアクセスされた場合、
図17(e) に示すようなフォーマットの返信パケット
で、パケット種別を仮の返信パケットを示すデータにし
た仮の返信パケットを返信し、次に送信元が送出する送
信パケットが到着するまでに、正式な返信パケットを返
信パケット送信用バッファ上に用意しておく。{図13
の処理ステップ 400,401,406〜409 参照} コマンド送信元は、返信パケットの種別を解析して、仮
の返信パケットが返信されてきた場合は、図14のよう
に、コマンドパケットの再送信を行い、コマンド送信先
は用意している正式の返信パケットを返信する。{図1
4の処理ステップ 500〜502 参照} 図13のコマンドパケットの受信処理において、もし、
一定の時間後に、返信パケットを返信できる場合には、
返信データが用意された時点で、正式の返信パケットを
返信パケット送信用バッファ上に作成して、上記一定の
時間経過後に、該作成された正式の返信パケットを返信
する。{図13の処理ステップ 400〜409 参照} このようなコマンドパケットの受信処理を行うことによ
り、一定バスサイクル後に返信パケットを返信できない
ような資源がアクセスされた場合でも、共通バス(CBUS)
に無駄のパケットの転送を少なくすることができる。
【0091】次に、図15によって、請求項8に記載の
発明に対応する実施例を説明する。本図において、32,3
3 は、装置 3のコマンド受信バッファであって、32は装
置 1からのコマンドパケットを受信するコマンド受信バ
ッファとして割り当てられており、33は装置 2からのコ
マンドパケットを受信するコマンド受信バッファとして
割り当てられていて、それぞれ、装置 1、装置 2は装置
3上に割り当てられているコマンド受信バッファの数
を、共通バス(CBUS)を介して、或いは、専用の信号線、
或いは、専用のバス BBUS を介してコマンド受信バッフ
ァの個数が設定されている保持レジスタ 38 から読み取
り、自己の保持手段 161、261 に保持することができ
る。
【0092】装置 1内における、各相手先装置のコマン
ド受信バッファ段数の情報を保持する保持手段 161に
は、相手側装置 3からコマンド受信バッファの個数情報
を保持する保持レジスタ 38 から読み出した装置 3から
コマンド受信バッファ段数情報を保持し、この情報を送
信コマンドパケット用バッファ 10,11に伝えることによ
り、例えば装置 1から装置 3ヘ送信するコマンドパケッ
ト数は最高で1パケットのみと制限する。また、例えば
装置 2から装置3ヘ送信するコマンドパケット数も最高
で1パケットのみと制限する。
【0093】装置 2、装置 3のコマンド送出に関しても
同様に、相手側装置のコマンド受信バッファの段数によ
り、送信するコマンドパケット数を制限する。このよう
に受信側装置の複数のコマンド受信バッファに対し、各
送信側の装置が専用に使用するコマンド受信バッファの
数を各送信装置毎に、予め、定めておき、各送信側装置
は、自装置に対して割当られた相手側装置のコマンド受
信バッファの個数を越えたコマンドパケットは相手側装
置に対し送出しないよう制御する手段を有することで、
共通バス(CBUS)への無駄のパケットの送出を抑止するこ
とができる。
【0094】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
データ処理システムによれば、請求項1に記載の発明に
より、バスアービタは、コマンド受信バッファがビジー
である装置に対して、即、共通バス(CBUS)の使用許可信
号を与えないように制御でき、共通バス(CBUS)の有効利
用が図れる。又、パケット受信側装置は、相手側装置の
コマンド受信バッファのビジー状態を常に、把握できる
ので、無駄なパケットを共通バス(CBUS)に送出すること
がなくなる。
【0095】請求項2に記載の発明により、専用のビジ
ー信号線、或いは、専用のバス BBUS を、実装情報の送
信と共用することができる。請求項3に記載の発明によ
り、各装置が備えているコマンド受信バッファの状態
(ビジー状態、及び、数)を予め認識することができ、
請求項7に記載の発明のパケットを共用バス(CBUS)上で
監視する手段で得られるコマンド受信バッファの入出力
状態により、コマンド受信バッファがビジー状態である
装置を認識して、共通バス(CBUS)に対する無駄なパケッ
トの転送を無くすることができる。
【0096】請求項4に記載の発明により、リトライカ
ウンタの値が所定の閾値以上になったとき、共通バス(C
BUS)に対する優先度の高い使用要求信号を送出すること
で、必ず、共通バス(CBUS)の使用許可を得て、相手側装
置にコマンドパケットを送信することができるようにな
る。
【0097】請求項5に記載の発明により、コマンドパ
ケットの再送信を必要とする情報が複数種類になってい
るので、その情報の種類に対応して、どの位時間が経過
したらコマンドパケットの送信をしてよいかが認識で
き、コマンド受信バッファがビジーの状態で再送信を要
求するような返信パケットが返送されると言った無駄の
コマンドパケットの送信を抑止することができる。
【0098】請求項6に記載の一定のバスサイクル後に
返信パケットを返信できない資源、例えば、処理に時間
がかかる資源にアクセスされたとき、仮の返信パケット
の送信することで、各装置内のコマンドパケットの滞留
がなくなり、コマンド受信バッファがビジーになること
を少なくすることができる。
【0099】請求項8に記載の発明により、各送信元装
置は、相手側装置のコマンド受信バッファの内、自装置
に対して割り当てられたコマンド受信バッファの数を越
えこコマンドパケットを相手側装置に送出しないように
制御でき、コマンド受信バッファがビジーである装置に
対してコマンドパケットを送出したりすることがなくな
り、共通バス(CBUS)の有効利用が図れる。
【0100】特に、請求項4〜6に対応する発明によれ
ば、送信元装置のコマンドパケットの処理が一定時間以
上待たされる頻度が現象するため、送信元装置のコマン
ドパケットがなかなか処理されず送信元装置の処理性能
が低く抑えられてしまうことが解決される。
【0101】又、同時に、特に送信元装置が入出力装置
(I/O)からのDMA転送のためのコマンドパケット
を送信しようとしている場合、このコマンドパケットが
一定時間以上処理されず入出力装置(I/O)側でオー
バーランを引き起こすことがなくなる。又、請求項1〜
8に対応する発明により、送信元の再送信がなくなり、
または少なくなるため、再送信による余計なバス占有が
なくなり、または減少し、共通バス(CBUS)の実効使用効
率が低下を防ぐことができる。このことは、他装置の処
理性能の低下ももたらすことを防ぐことにもなり、高性
能なデータ処理システムが構築できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図(その1)
【図2】本発明の原理構成図(その2)
【図3】本発明の原理構成図(その3)
【図4】本発明の一実施例を示した図
【図5】コマンド受信バッファのビジー信号を説明する
【図6】各装置が専用のバスでビジー信号を伝達する図
【図7】各装置が他の全装置にビジー信号を伝達する図
【図8】本発明の他の実施例を示した図
【図9】本発明のアクセス要求とパケット処理を説明す
る図
【図10】本発明の他の実施例の変形例を示した図(そ
の1)
【図11】本発明の他の実施例の変形例を示した図(そ
の2)
【図12】本発明の他の実施例の変形例を示した図(そ
の3)
【図13】本発明のコマンドパケットの受信処理の流れ
【図14】本発明の返信パケットの受信処理の流れ図
【図15】本発明の他の実施例の変形例を示した図(そ
の4)
【図16】従来のデータ処理システムを説明する図
【図17】パケットのフォーマット例を示した図
【符号の説明】 1,2,3 装置 10,20,30 各装置内の第1の送信コマンドパケット用
バッファ 11,21,31 各装置内の第2の送信コマンドパケット用
バッファ 12,22,32 各装置内の第1の受信コマンドパケット用
バッファ、コマンド受信バッファ 13,23,33 各装置内の第2の受信コマンドパケット用
バッファ、コマンド受信バッファ 14,24,34 各装置内の第1の受信返信パケット用バッ
ファ 15,25,35 各装置内の第2の受信返信パケット用バッ
ファ 16,26,36 各装置内の返信パケット送信用バッファ 100,200,300 各装置内の受信パケットバッファ CBUS 共通バス(CBUS) BRQ1,BRQ2,BRQ3 各装置からの共通バス(CBUS)の使
用要求信号 BSY1,BSY2,BSY3 各装置の受信バッファがビジー状
態であることを示す信号 DNOA,DONB,DONC 相手先装置の装置番号を示す情報
をバスアービタに伝達する手段を提供する信号 MODE モードレジスタ NOT1, 〜 ノットゲート AND1,AND2,〜 アンドゲート OR1,〜 オアゲート BUF.FULL 各装置内の受信バッファがビジー状態であ
ることを示す信号 BBUS 各装置のコマンド受信バッファのビジー状態を
示す専用のバス 18,28,38 各装置の受信バッファの個数情報を保持す
る保持レジスタ 101,103 各装置へのアクセス要求発生部 102,104 各装置の受信バッファビジー検出部 BRE1,BRE2,BRE3 各装置が出力する、優先順位のよ
り高い共通バス(CBUS)の使用要求信号 105,205,305 各装置における、他装置へのアクセ
ス要求部 106,206,306 各装置における、アクセス要求信号
切り換え部 107,207,307 各装置におけるリトライカウンタ 17,27,37 各装置における受信パケット監視回
路 19,29,39 各装置におけるバス使用要求出力制
御回路 121,221,321 各装置におけるデータシーケンス制
御回路 161,261,361 各装置における相手先装置のコマン
ド受信バッファの段数を保持する保持手段 170,270,370 相手先装置の返信パケット監視回路 300 〜305,400 〜409,500 〜503 処理ステップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 貴紀 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1 番1号 富士通株式会社内 (72)発明者 井口 真吾 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1 番1号 富士通株式会社内 (72)発明者 山口 達也 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1 番1号 富士通株式会社内 (72)発明者 井本 博之 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1 番1号 富士通株式会社内 (72)発明者 廣岡 順二 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1 番1号 富士通株式会社内 (72)発明者 平澤 ゆみ 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1 番1号 富士通株式会社内 (72)発明者 福岡 日出男 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1 番1号 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−120213(JP,A) 特開 平6−4465(JP,A) 特開 昭60−97457(JP,A) 特開 平3−198453(JP,A) 特開 平5−334239(JP,A) 特開 平6−250969(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/40 G06F 13/36

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の装置が、共通バスを使用して、パ
    ケットを互いに送受信し、各装置は、予め定められた優
    先順位の共通バスの使用要求信号を出力し、バスアービ
    タはその共通バスの使用要求信号を調停して共通バス使
    用装置を決定して許可を与え、許可を受けた装置がパケ
    ットを送信するデータ処理システムであって、他装置のパケット受信バッファ数を保持する受信バッフ
    ァ数保持手段と、 共通バス上に送出されたパケットの相手先および送信元
    を監視するパケット監視手段と、 送信相手先装置の受信バッファ数と、パケット監視手段
    による送信相手先装置の送受信パケット数の差とから、
    送信相手先装置の受信バッファのビジー状態を判断する
    ビジー状態判断手段と、 送信相手先装置の受信バッファがビジー状態でないと判
    断したときに、共通バスの使用要求信号を送出する使用
    要求送出手段と を備えたことを特徴とするデータ処理シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 複数の装置が、共通バスを使用して、パ
    ケットを互いに送受信し、各装置は、予め定められた優
    先順位の共通バスの使用要求信号を出力し、バスアービ
    タはその共通バスの使用要求信号を調停して共通バス使
    用装置を決定して許可を与え、許可を受けた装置がパケ
    ットを送信するデータ処理システムの装置であって、 他装置のパケット受信バッファ数を保持する受信バッフ
    ァ数保持手段と、 共通バス上に送出されたパケットの相手先および送信元
    を監視するパケット監視手段と、 送信相手先装置の受信バッファ数と、パケット監視手段
    による送信相手先装置の送受信パケット数の差とから、
    送信相手先装置の受信バッファのビジー状態を判断する
    ビジー状態判断手段と、 送信相手先装置の受信バッファがビジー状態でないと判
    断したときに、共通バスの使用要求信号を送出する使用
    要求送出手段とを備えたことを特徴とする装置。
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