JP3378957B2 - 位 牌 - Google Patents

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JP3378957B2
JP3378957B2 JP22651899A JP22651899A JP3378957B2 JP 3378957 B2 JP3378957 B2 JP 3378957B2 JP 22651899 A JP22651899 A JP 22651899A JP 22651899 A JP22651899 A JP 22651899A JP 3378957 B2 JP3378957 B2 JP 3378957B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、耐火耐熱性に優
れ、人は勿論のこと、犬、猫などのペットの遺品などの
永久保存を可能とした耐久性の高い位牌に関する。 【0002】 【従来の技術】一般に、位牌は、故人や死去したペット
を偲ぶものとして、広く用いられている。しかしながら
一般の位牌には、故人やペットを偲ぶ遺品などを収納し
て永久保存できる構造のものも知られていない。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】この発明は、故人を深
く偲び、また愛玩動物の死亡をいたむ心情を遺影として
牌に表示することにより、永く偲ぶことができ、しかも
火災特に火に強く、火事などで家が焼失しても消火剤の
働きにより燃焼することなく、原形を保ち、かつ遺品も
断熱保護されて焼却ないし破損の虞れのない新規な位牌
を提供することを目的とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】この発明は、以下の構成
を備えることにより、上記課題を解決できるものであ
る。 【0005】(1)戒名、写真を表示できる表示部を上
部に設けた位牌本体の基台内に空洞部を介して遺骨、遺
品等を収納した容器を収容できる隔室を設け、前記位牌
本体は、上部の表示部と、下部の基台と、中間に配され
る装飾部、介装部、蓋部とより分割して形成され、これ
らを一体に嵌め込み組込んで形成できるようにし、かつ
前記容器は、内側に設けられる金属製の蓋付内容器と、
この内容器を収容できるセラミック製の蓋付外容器とよ
り成り、さらに前記空洞部内には消火剤を充填すると共
、前記表示部および基台を不燃ないし難燃材料で成形
し、かつ表面を金、銀、クロム、ニッケルの金属を以っ
てメッキ加工を施して成ることを特徴とする位牌。 【0006】 【0007】 【0008】 【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態を
図面と共に説明する。 【0009】図1ないし図5は、この発明の一実施の形
態を示している。各図において、1は位牌本体を示し、
基台2を下部に、中間には介装部3および蓮花の花弁お
よび葉を表わす装飾部4を備え、上部に表示部5を有す
るものであって、難燃プラスチックのような不燃ないし
難燃性材料で、それぞれ各別に成形され、かつ表面全域
には金、銀、クロム、ニッケルなどの美麗に輝く金属表
面Mを施して、装飾効果の向上とより不燃効果を高めて
いる。 【0010】つぎに、位牌本体1の各部の構成について
説明する。 【0011】まず、表示部5は、表側に窓部51が設け
られ、上部に穿った挿入孔52を通して窓部51の三方
に穿った溝53に係止できる大きさの挿通板54を着脱
自在に挿通でき、故人の写真、ペットの写真など挿通板
54の表面に添接して使用に供せられるようになってお
り、さらに、左右の側部55,55には戒名やペットの
愛称または佛語などの文字を描出できるようにすると共
に、表示部5の裏面には般若心経や経歴などを記載でき
るようになっており、また表示部5の下部には板状の支
杆56を突出させて他の部材に挿通して一体的な嵌め込
み固着を可能としている。 【0012】つぎに、装飾部4は蓮花の葉と花弁を象っ
て細長状の中空体として形成され、かつ中央に前記表示
部5の支杆56が挿通して係止させることができる細孔
41が上下部に穿たれると共に、下部には二個処に突起
42,42が突設してある。 【0013】介装部3は、前記装飾部4を支持できる方
形状の板状体で形成され、中央には表示部5の支杆56
を挿通させる細孔31を、また左右には、装飾部4の突
起42,42を挿通させて係止できる小孔32,32が
穿設されると共に、外周に鍔部33が下方に向けて形成
してある。 【0014】最後に、基台2は、前記介装部3を蓋とし
てその鍔部33で抱止される上辺開口部21を備え外周
には脚模様が描かれかつ下部中央には円形の挿込孔22
を開口した底部23より成る容器構造として形成されて
おり、さらに中央には前記挿込孔22と連通する円筒状
の仕切壁24より成る隔室25を設けると共に、この隔
室25の左右側に空洞部26,26が形成されるもので
あって、挿込孔22には円形蓋27により開閉自在に固
着できるようになっている。 【0015】そして、さらに前記介装部3には、前記基
台2の仕切壁24の開口端、すなわち隔室25の開口端
を閉止できる円形の凹処34を穿ってあると共に前記装
飾部4の下部には、介装部3との間で空間部を形成でき
る凹隔部43を穿ってある。 【0016】なお、符号6は前記基台2の隔室25に収
容される容器を示し、内側に入れられるものは、高級感
の高い金、プラチナなど純度の高い金属製の蓋付内容器
61で形成され、またこの蓋付内容器61を収容できる
外側のものは、磁器、陶器などの耐火性に優れた蓋付外
容器62より構成され、基台2の隔室25内に収納でき
るようになっている。 【0017】また、基台2の空洞部26,26内には消
火剤7を収納充填する。例えば、粉末状の燐酸塩の化合
物を主成分とするものや、重曹などを使用でき、これら
の消火剤7が燃焼時にはその熱で分解し、その際発生す
る炭酸ガスによって酸欠環境を造り、燃焼を抑制し、さ
らには消火機能も発揮させることができる。 【0018】なお、消火剤の具体例を以下に示す。 【0019】 【表1】 【0020】 【表2】叙上の構成に成るので、容器6の蓋付内容器61内に、
故人の髪、爪や遺品などを収容し、さらに蓋付外容器6
2内に入れて基台2の隔室25内に収容する。 【0021】隔室25の両側の空洞部26,26には消
火剤7を充填してあり、基台2、介装部3、装飾部4お
よび表示部5が一体的に嵌め込んで強固に組み合わさっ
て確固に固定されるので、隔室25内の容器6は完全に
外部とは遮断され、周囲の空洞部26,26の構成によ
って断熱保護されることとなるので永久保存が可能とな
る。 【0022】また、火災などにより燃焼作用を蒙ること
があっても、全体の素材は不燃ないし難燃材料のプラス
チックで形成してあるため燃焼することはなく、仮りに
高温火災によって熱溶融されたとしてもさらに表面が金
属加工してあるため、その程度はきわめて少ないと共
に、万一燃焼したとしても消火剤7が働き、分解によっ
て炭酸ガスが発生して瞬時に消火できる。 【0023】以上、この発明について一実施の形態を説
明したが、図6に基づいてさらに他の実施の形態を説明
する。 【0024】この新たな実施の形態は、表示部と装飾部
を異ならせたもので、それ以外はすべて前記実施の形態
と同一であるので、同一の構成については同一の符号を
付し、説明の詳細は省く。 【0025】すなわち図示の表示部8は、主として故人
を対象としたもので、上下に細長い形状を有し、表面8
1に故人の戒名を表示できるようになっており、裏面に
は故人の経歴や系譜などを記入できると共に、装飾部9
は、蓮花の花に相当する上部91と葉に相当する下部9
2とを別体とし、かつ上部には下方に向けて下端が開口
した函状の表示部93が形成され、この表示部93に故
人の遺影や般若心経の経文を書して置くこともできるも
のであって、全体として、材料は前記実施の形態と全く
同一のものを用いて得ることができる。 【0026】したがって、この実施の形態の場合も、前
記実施の形態と同一の作用効果を呈するので、説明の詳
細は省く。 【0027】 【発明の効果】叙上の構成に成るので、故人や動物ペッ
トの位牌として広く用いることができ、ことに、位牌主
体は不燃ないし難燃材料で形成され、さらに外表面は、
金、銀などの金属材料で被覆加工してあるのでより耐熱
性が向上すると共に、空洞部を介して隔室内に二重構造
の容器が収納され断熱保存されるので、容器内に入れた
故人の遺髪や爪、遺品は勿論のこと、ペットの遺品は断
熱遮断の下で永久保存できるという効果を有すると共
に、仮りに火災等を蒙っても空洞部に収納した消火剤が
分解して炭酸ガスを発生し、燃焼という不都合を防いで
安全に容器を保護し、したがって故人やペットの遺品を
焼失するという不都合を回避できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 この発明に係る位牌の一実施の形態を示す組
立状態の一部切欠正面図 【図2】 図1の構成部材を分割して示す正面図 【図3】 図2の分割した構成部材の分割状態の平面図 【図4】 図2の構成部材の分割状態の縦断面図 【図5】 容器の斜面図 【図6】 他例の位牌の一部切欠正面図 【符号の説明】 1 位牌本体 2 基台 3 介装部 4,9 装飾部 5,8 表示部 6 蓋付内容器61と蓋付外容器62より成る容器 7 消火剤 25 隔室 26 空洞部 M 金属表面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47G 33/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 戒名、写真を表示できる表部を上部に
    設けた位牌本体の基台内に空洞部を介して遺骨、遺品等
    を収納した容器を収容できる隔室を設け、前記位牌本体
    は、上部の表示部と、下部の基台と、中間に配される装
    飾部、介装部、蓋部とより分割して形成され、これらを
    一体に嵌め込み組込んで形成できるようにし、かつ前記
    容器は、内側に設けられる金属製の蓋付内容器と、この
    内容器を収容できるセラミック製の蓋付外容器とより成
    り、さらに前記空洞部内には消火剤を充填すると共に
    前記表示部および基台を不燃ないし難燃材料で成形し、
    かつ表面を金、銀、クロム、ニッケルの金属を以ってメ
    ッキ加工を施して成ることを特徴とする位牌。
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