JP3378422B2 - 画像記録再生装置 - Google Patents

画像記録再生装置

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JP3378422B2 JP30570495A JP30570495A JP3378422B2 JP 3378422 B2 JP3378422 B2 JP 3378422B2 JP 30570495 A JP30570495 A JP 30570495A JP 30570495 A JP30570495 A JP 30570495A JP 3378422 B2 JP3378422 B2 JP 3378422B2
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像記録再生装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、銀塩フィルムを用いる通常のカメ
ラの他に、撮影した画像情報をディジタルデータとして
記憶するディジタルカメラが用いられるようになってき
ている。このディジタルカメラは、撮影された画像情報
をディジタルデータとして記憶するものであるため、デ
ィジタル的な画像処理を行なうことも容易であり、将来
普及するものと考えられる。
【0003】図29はディジタルカメラの構成例を示す
ブロック図である。レンズ1を介して入力される被写体
Aの光学画像は、絞り2を介して撮像素子3に結像され
る。該撮像素子3としては、例えばCCDが用いられ、
被写体画像を電気信号として出力する。撮像素子3の出
力はプリプロセス部4に入る。該プリプロセス部4は、
入力信号を増幅し、クランプやCDS等のA/D変換す
る前の基本的なアナログ処理を行なう。A/D変換器5
は、プリプロセス部4の出力を受けて、アナログ画像信
号をディジタルデータに変換する。A/D変換器5の出
力は信号処理部6に入る。
【0004】信号処理部6は、ディジタル化された画像
データに、フィルタ処理,カラー化処理,ニー処理,色
変換処理等の処理を施し、例えばY(輝度信号),Cr
(色差信号),Cb(色差信号)形式でメモリコントロ
ーラ7に出力する。他方、この信号処理部6にはD/A
変換器も内蔵されており、A/D変換器5側から入力さ
れるカラー化された映像信号や、メモリコントローラ7
から逆に入力される画像データをアナログ信号として出
力することもできる。
【0005】これらの機能切り替えは、メインマイコン
8とのデータ交換により行なわれ、必要に応じて撮像素
子信号の露出情報やフォーカス信号、白バランス情報を
メインマイコン8へ出力することもできる。メモリコン
トローラ7では、信号処理部6から入力されるディジタ
ル画像データをフレームメモリ9に蓄積したり、逆にフ
レームメモリ9の画像データを信号処理部6に出力す
る。フレームメモリ9は、少なくとも1画面以上の画像
データを蓄積できる画像メモリであり、例えばVRA
M,SRAM,DRAM等が一般に使用されるが、ここ
ではCPUのバスと独立動作可能なVRAMを使用して
いる。
【0006】画像蓄積用メモリ10は、本体内蔵のメモ
リであり、フレームメモリ9に記憶された画像データ
が、メインマイコン8で画像圧縮処理等を施されたもの
が蓄えられる。この画像蓄積用メモリ10としては、例
えばSRAM,DRAM,EEPROM等が用いられる
が、メモリ内の画像データを保存することを考えると、
EEPROMが好ましい。ICカードコントローラ(P
CMCIAコントローラ)11は、ICメモリカード
(以下単にICカードと略す)外部記録媒体とメインマ
イコン8とを接続するものであり、フレームメモリ9に
記憶された画像が、メインマイコン8で画像圧縮処理等
を施された後に、このコントローラ11を介して外部記
憶媒体に記録することができる。このICカードコント
ローラ11を介して接続される外部の保存用ICカード
(PCカードともいう)としては、SRAMカード,D
RAMカード,EEPROMカード等が使用でき、モデ
ムカードやISDNカードを利用して公衆回線を介して
直接画像データを遠隔地の記憶媒体に転送することもで
きる。
【0007】ストロボ12は、内蔵ストロボを発光させ
るための回路であり、ここでは撮影シーケンスを制御す
るメインマイコン8により発光タイミングが得られるよ
うになっている。シリアルポートドライバ13は、カメ
ラ本体と外部機器との情報との情報伝送を行なうための
信号変換を行なう。シリアル伝送手段としては、RS2
32Cや、RS422A等の推奨規格があるが、ここで
はRS232Cを使用している。
【0008】サブマイコン14は、カメラ本体の操作ス
イッチや液晶表示等のマンマシン・インタフェースを制
御し、メインマイコン8に必要に応じて情報伝達を行な
う。ここでは、メインマイコン8との情報伝達にシリア
ル入出力端子を使用している。また、時計機能も組み込
まれており、オートデートの制御も行なう。絞り駆動部
15は、例えばオートアイリス等によって構成され、メ
インマイコン8の制御によって光学的な絞り2の絞り値
を変化させる。
【0009】フォーカス駆動部16は、例えばステッピ
ングモータにより構成され、メインマイコン8の制御に
よってレンズ位置を変化させ、被写体Aの光学的なピン
ト面を撮像素子3上に適性に合わせるものである。メイ
ンマイコン8は、主として撮影,記録,再生のシーケン
スを制御し、更には必要に応じて撮影画像の圧縮再生や
外部機器とのシリアルポート伝送を行なう。ここで、画
像圧縮としてCCITTとISOで規格化されているJ
PEG方式、或いはJBIG方式を使用する。18はサ
ブマイコン14と接続され、撮影情報を表示する液晶パ
ネルである。
【0010】次に、撮影からメモリ記録への一連の動作
を説明する。サブマイコン14に接続している各種スイ
ッチ情報よりカメラの動作モードが設定され、撮影のた
めの情報がメインマイコン8にシリアル情報として入力
される。この情報に応じて、メインマイコン8は、メモ
リコントローラ7やシリアルポートドライバ13を設定
する。サブマイコン14上のレリーズスイッチSWが押
されると、サブマイコン14は、第1のスイッチ信号S
1がアクティブになったことを知り、信号処理部6に画
像入力命令を発行し、信号処理部6は撮像素子3,プリ
プロセス部4,A/D変換器5を動作させて画像データ
を受け取る。
【0011】受け取った画像データを、信号処理部6で
基本的な信号処理を行なった上で、輝度データの高周波
成分からフォーカス情報、低周波成分から露出データを
作成しておく。メインマイコン8は、これらのデータを
信号処理部6から読み取り、必要に応じて絞り駆動や、
フォーカス駆動、更にはプリプロセス部4のAGCアン
プのゲイン制御を行ない、適正な露出やピントが得られ
るようにする。また、動作モードによっては、信号処理
部6からビデオアンプ17を介してアナログ画像信号を
NTSC信号として出力することもできる。
【0012】露出値,ピントが適正な値に収れんした
後、サブマイコン14からメインマイコン8に第2のレ
リーズスイッチ信号S2が押されたことを示す信号が入
力されると、メインマイコン8は、メモリコントローラ
7にデータ取り込みの命令を出力する。また、必要に応
じて、取り込み画像のフィールドタイミングで、ストロ
ボ12に発光信号も出力する。メモリコントローラ7
は、画像の取り込み命令を受けると、信号処理部6から
の同期信号を検出し、所定のタイミングで信号処理部6
から出力されるY,Cr,Cb形式等の画像データをフ
レームメモリ9に取り込む。
【0013】フレームメモリ9への画像取り込みが終了
すると、メモリコントローラ7は、取り込みが終了した
ことを示すステータスを表示し、これをメインマイコン
8が読み取ることにより、メインマイコン8で撮影が終
了したことを知る。撮影が終了した後に、メインマイコ
ン8は、必要に応じて画像圧縮を行ない、画像蓄積用メ
モリ10,外部接続されているICカード、或いは外部
シリアルポートに接続されているパソコン等に画像デー
タを転送する。
【0014】再生表示動作では、メインマイコン8で、
画像蓄積用メモリ10,外部接続されているICカー
ド、或いは外部シリアルポートに接続されているパソコ
ンから画像データを読み取り、必要に応じて画像の伸張
を行ない、フレームメモリ9に書き込む。この後、信号
処理部6とメモリコントローラ7により画像データを読
み取り、信号処理部6を介してNTSC出力端子19に
画像のアナログ信号を出力する。このようにして、カメ
ラの撮影,記録,再生,表示,伝送の各機能が達成させ
る。
【0015】図30はディジタルカメラの外観構成例を
示す図である。図の20がICカードの挿入部である。
操作ボタン,表示部,ファインダ等のその他の構成は通
常のカメラと同様であるので、説明を省略する。
【0016】近年、前述したディジタルカメラの他に、
銀塩フィルムに記録された画像情報を光学的に読み取
り、ディジタル画像データに変換し、ICカードと同様
な情報記録媒体に記録する装置が各メーカから提供され
てきている。例えば、書き替え可能な情報記録媒体とし
てMD(ミニディスク)等を用いた、新しいディジタル
写真画像処理システム等がある。以下、このディジタル
写真画像処理システムについて説明する。
【0017】図31は、ディジタル画像情報記録装置の
構成例を示すブロック図である。 (1)ID照合モード 全体制御部71は、CCDスキャナにかけられるフィル
ムのIDとMD41とのIDの照合を行なう。フィルム
の場合には、未現像フィルムの場合には、フィルムID
読取部73からIDが読み取られ、全体制御部71に与
えられ、現像済みフィルムの場合には、直接プリント部
内のフィルムID読取部74からIDが読み取られ、全
体制御部71に与えられる。一方、MD41のIDは、
MDID読取部74から与えられる。
【0018】全体制御部71は、これら両方のID読取
部の出力を照合し、IDが一致しているかどうかチェッ
クする。両方のIDが一致した場合には、以下に示すプ
リスキャンモードに入る。一致しない場合には、フィル
ムとMDが対応しないことになるので、アラーム表示を
CRT69に出し、オペレータに注意を促す。
【0019】なお、MDの場合には、バーコードIDが
貼り付けられていない時もある。この場合には、CRT
69にその旨を表示する。オペレータは、そのままMD
に画像情報を書き込んでよい場合には、操作部から指示
すると、以下のプリスキャンモードに入る。
【0020】(2)プリスキャンモード 現像済みフィルム(ネガでもポジでもよい)をスキャナ
部にセットし、フィルムに記録された画像情報をフィル
ムスキャナ部61のCCDで読み込む。CCDで読み込
む場合、本スキャンの時に比較してCCD61の画素を
間引くか又は積分して減らして読み込むようにする。プ
リスキャンでは、読み込んだ画像データをMDに書き込
むのではなく、フィルムの特性の判別,色バランス調
整,インデックスプリント等を行なうためのものであ
り、画素密度はそれ程高くなくてもよい。例えば、本ス
キャンの時の画素密度が1画面当たり2048×307
2画素である場合、プリスキャンでは1画面当たり12
8×192画素程度の密度で読み込む。このように、間
引くか又は積分して減らして読み込むことにより、画像
処理に要する時間を短縮することができる。
【0021】CCDで読み込まれた画像データは、R,
G,B毎にA/D変換器によりディジタル画像データに
変換される。変換されたディジタル画像データは、続く
画像処理部62に入り、所定の画像処理を受けた後、メ
モリ部63のメインメモリに順次記憶される。以下、全
体制御部71は、メインメモリに記憶されたフィルム1
本分の画像データに対して以下に示すような処理を行な
っていく。
【0022】 コマ位置判別 フィルムのプリスキャン時には、1本のフィルム全体が
まるごとメモリ部63に記憶される。従って、コマ位置
の決定を行なう必要がある。全体制御部71は、所定の
判定アルゴリズムを用いてコマとコマの区切りを判別す
る。
【0023】 パノラマ/35mm版種別判別 次に、全体制御部71はパノラマ画像と通常の35mm
画像との判別処理を行なう。全体制御部71は、所定の
判別アルゴリズムを用いてパノラマ/35mm版の判別
を行なう。
【0024】,の処理が終了したら、次に全体制御
部71はメモリ部63に記憶されているプリスキャン画
像を読み出してCRTコントロール部68に転送し、C
RT69に表示させる。この時、CRT69に表示され
ている画像は、の処理により決定されたコマ間の区切
りが示された画像となる。全体制御部71は、コマ毎の
ヒストグラムの作成,フィルム全体のヒストグラムの作
成,コマ毎の代表明かるさ点抽出,フィルム全体のカラ
ーバランス抽出等の処理を行ない、この処理結果に基づ
いて最適な特性の画像が得られるように、RGB→YM
C変換部64のプリスキャン用1次元LUTに階調カー
ブを書き込む。
【0025】プリスキャンスキャン用1次元LUTに階
調カーブを書き込んだら、メモリ部63に記憶されてい
るプリスキャン画像をこの1次元LUTに通し、CRT
コントロール部68のビデオメモリに記憶させる。CR
T69には、この修正された特性のプリスキャン画像が
表示される。ここで、オペレータは、CRT69の表示
画像を見て色,明かるさ等が最適であるかどうかチェッ
クする。最適でない場合には、RGB→YMC変換部6
4でオペレータがCRT69の画像表示が最適な色にな
るように、色と明かるさの補正を行なう。この補正操作
は、1次元LUTのカーブを変更する処理となる。
【0026】以上の補正処理では、印刷色系のY,M,
C特性に基づいての補正であるので、オペレータが操作
しやすいという効果がある。補正処理が終了したら、今
度はこの特性を本スキャン用1次元LUT(画像処理部
62に内蔵されている)にフィードバックしてやる。つ
まり、本スキャン用の1次元LUTに補正された階調カ
ーブを書き込む。以上の処理によりプリスキャン操作が
終了する。
【0027】(3)本スキャンモード 本スキャンでは、フィルム画像はフィルムスキャナ部6
1のCCDの全ての画素(例えば2048×3072画
素)を用いて行なう。CCDで光電変換されたR,G,
Bアナログ画像信号は、続くA/D変換器によりR,
G,B毎にディジタル画像データ(例えば11ビット)
に変換され、画像処理部62に送られる。この画像処理
部62内の1次元LUTには、プリスキャンにより決定
された最適な階調変換カーブが記憶されている。従っ
て、本スキャンで得られたディジタル画像データはこの
1次元LUTにより最適な画像変換処理が行われること
になる。本スキャンで得られたフィルム画像データは、
画像処理部62を介してメモリ部63に一旦記憶され
る。
【0028】メモリ部63に一旦記憶されたフィルム画
像データは、コマ毎に読み出され、RGB→YMC変換
部64をスルーで抜けて色補正部65に入る。色補正部
65は、入力画像データの特性を変換する3次元のLU
Tで、LUTに記憶されていない画像データは所定の方
式により補間して出力するようになっている。この3次
元LUTからは、R,G,B画像データが新しいR,
G,B画像データとなって出力される。該色補正部65
の出力は、セレクタ66を介してCRTコントロール部
68のビデオメモリに記憶され、CRT69に表示され
る。オペレータは、コマ毎の最適な画像を見ることがで
きる。
【0029】一方、色補正部65の出力は、セレクタ6
6を介してMD処理部70に入り、JPEG形式の画像
圧縮が行なわれ、JPEG規格に則った画像データの圧
縮が行われる。次に、圧縮された画像データは、内部の
MDドライバに入り、該MDドライブはMD41に画像
データを書き込む。このようにして、MD41にはコマ
毎の画像データが順次書き込まれていく。
【0030】このようにして、書き替え可能な画像情報
記録媒体(例えばMD)に書き込まれた画像を再生する
装置も開発されてきている。この画像再生装置は、例え
ばMDを挿入する挿入スロットを持ち、この挿入スロッ
トにMDを挿入することにより、MDに記録されている
画像情報を読み出して、ディスプレイに表示させること
ができるものである。この装置は、表示された画像を、
拡大・縮小することもできる。
【0031】
【発明が解決しようとする課題】従来は、ディジタルカ
メラで撮影され、ICカードに記録されている画像情報
と、ディジタル写真画像処理システムとは別個独立に開
発されてきているため、ICカードに記録されている画
像をディジタル写真画像処理システムのMDのような情
報記録媒体に複写する技術は開発されていなかった。デ
ィジタルカメラで撮影された画像情報が記録されている
ICカードの画像情報を、ディジタル写真画像処理シス
テムで用いられる情報記録媒体(例えばMD)に複写す
ることができれば、写真画像の利用範囲も拡大すること
ができ、多用な利用形態へと発展することが予想され
る。
【0032】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであって、ICカードに記録されている画像情報を
ディジタル写真画像処理システムで用いられる他の情報
記録媒体に複写すること、或いはその逆ができる画像記
録再生装置を提供することを目的としている。
【0033】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
第1の発明は、ディジタルカメラの画像記録用ICカー
ドから他の情報記録媒体へ画像情報を複写する機能及び
他の情報記録媒体からICカードへ画像情報を複写する
機能の少なくとも1つの機能を具備し、読み込んだ画像
情報を再生することも可能な画像記録再生装置におい
て、ICカードの情報から記録されている画像データの
データ圧縮方式を検出する圧縮方式検出手段と、該圧縮
方式検出手段により検出されたデータ圧縮方式が前記情
報記録媒体へ書き込む画像データの圧縮方式と同じ場合
にはそのまま情報記録媒体へ画像データの書き込みを行
ない、検出されたデータ圧縮方式が前記情報記録媒体へ
書き込む画像データの圧縮方式と異なる場合には、画像
データの圧縮方式の変換を行なった後に画像データの書
き込みを行なう画像データ書き込み手段とを含んで構成
されることを特徴としている。
【0034】
【0035】この場合において、前記画像データ書き込
み手段は、JPEG圧縮データを輝度信号(Y信号)と
色差信号(C信号)に分離する手段と、分離したY信号
を一時記憶する手段と、分離したC信号を復号化,逆量
子化,逆DCT変換し、復元された画像データに再サン
プリングを施す手段と、前記再サンプリングされた画像
データに、DCT変換,量子化,符合化を行なう手段
と、前記符号化されたデータと、一時記憶されているY
信号を再構成し、JPEG圧データを生成する手段
いて、前記圧縮方式検出手段により検出されたデータ
圧縮方式が前記情報記録媒体へ書き込む画像データの圧
縮方式と異なる場合にはJPEG圧縮データのサンプリ
ングレートを変換することを特徴としている。
【0036】この発明の構成によれば、ICカードに記
録されている画像データの圧縮方式がディジタル写真画
像処理システムで用いられる画像データの圧縮方式とサ
ンプリングレートが異なる場合でも、ICカードに記録
されている画像情報を画質劣化を生じることなく情報記
録媒体に複写することが可能となる。
【0037】また、前記JPEG圧縮データのサンプリ
ングレートを変換する場合において、再サンプリングを
施す前に、復元された色差成分画像データに色補正を行
なうことを特徴としている。この発明の構成によれば、
再サンプリング時に色差成分画像データに色補正を行な
うことにより、最適な色調の画像データを得ることがで
きる。
【0038】また、前記JPEG圧縮データのサンプリ
ングレートを変換する場合において、再サンプリングを
施した後の色差成分画像データに、輪郭をあいまいにす
るフィルタ処理を行なうことを特徴としている。
【0039】この発明の構成によれば、再サンプリング
時に色差成分画像データに輪郭をあいまいにするフィル
タ処理を行なうことにより、画像処理の単位であるブロ
ックの境界にスジが発生するのを防止することができ
る。
【0040】また、該装置に赤外線データ通信の送受光
部を設ける場合において、前記ICカード又は情報記録
媒体の挿入面以外の面に送受光部を設けることを特徴と
している。
【0041】この発明の構成によれば、本装置で赤外線
通信を利用する場合に、ICカード又は情報記録媒体の
挿入面以外の面に送受光部を設けることにより、ICカ
ード又は情報記録媒体の出し入れ時の操作性をよくする
ことができる。
【0042】また、該装置に赤外線データ通信の送受光
部を設ける場合において、前記ICカード又は情報記録
媒体の挿入面と隣り合う面に送受光部を設けることを特
徴としている。
【0043】この発明の構成によれば、赤外線通信が可
能な機器と並べて使用する場合に、操作性のよい装置を
提供することができる。また、該装置の対向する両面に
複数の送受光部を設けることを特徴としている。
【0044】この発明の構成によれば、複数の送受光部
を設けることにより、赤外線データ通信ができる機器を
本装置のどちら側に置いても操作性のよい装置を提供す
ることができる。
【0045】また、該装置に赤外線データ通信の送受光
部を設ける場合において、他の機器の送受光部と光ファ
イバにより接続が可能な機構を具備することを特徴とし
ている。
【0046】この発明の構成によれば、光ファイバによ
り通信を行なうことにより、両機器との間に遮蔽物が入
った場合でも通信エラーがなくなり、信頼性を向上させ
ることができる。
【0047】更に、該装置に複数の送受光部を設けるこ
とを特徴としている。この発明の構成によれば、複数の
送受光部を設けることにより、複数の送受光部を持つ他
の機器と接続することにより、マルチ通信を可能とし、
通信データ量を倍増して、一定のデータ量の伝送なら処
理時間を短縮することができる。
【0048】前記した課題を解決する第2の発明は、デ
ィジタルカメラの画像記録用ICカードから情報記録媒
体へ画像情報を複写する機能及び他の情報記録媒体から
ICカードへ画像情報を複写する機能の少なくとも1つ
の機能を具備し、読み込んだ画像情報を再生することも
可能な画像記録再生装置において、前記ICカードに記
録されている情報の内の少なくともファイル名,撮影日
時情報から管理ファイルを作成する管理ファイル作成手
段と、該管理ファイル作成手段により作成された管理フ
ァイルと、情報記録媒体の管理ファイルと比較して、I
Cカードに記録されている画像情報のうち、既に情報記
録媒体に記録されている画像情報か否かを判定する判定
手段と、該判定手段の判定結果に基づいて、未記録の画
像情報のみを情報記録媒体に書き込む書き込み手段とを
含んで構成されることを特徴としている。
【0049】この発明の構成によれば、前記管理ファイ
ル作成手段に記録されている情報を判定手段により相互
に比較することにより、未記録の画像であるか否かを判
定することができ、未記録の画像情報のみを書き込み手
段により情報記録媒体に書き込むことができる。
【0050】この場合において、画像データを複写する
場合において、前記判定手段は複写先にファイル名は一
致しているが、画像のデータ量及びファイル作成日時が
一致していないファイルがある場合には、前記書き込み
手段によりファイル名を変更して複写することを特徴と
している。
【0051】この発明の構成によれば、同一ファイル名
でも異なる画像をファイル名を変更して情報記録媒体に
複写することが可能となる。また、画像データを複写す
る場合において、複写先に同じ画像ファイルがないか検
索する場合、前記判定手段は複写先に指定されたディレ
クトリ内のファイルのみを検索して、前記書き込み手段
により複写することを特徴としている。
【0052】この発明の構成によれば、検索するファイ
ルを指定されたディレクトリのみに限ることにより検索
時間を短縮することができる。また、画像データを複写
する場合において、前記管理ファイル作成手段は、複写
元のファイルに応じたディレクトリを複写先の蓄積手段
に作成し、前記書き込み手段によりそのディレクトリに
複写することを特徴としている。
【0053】この発明の構成によれば、複写元のファイ
ルに応じたディレクトリを複写先の蓄積手段に作成する
ことにより、ファイル管理を効率よく行なうことができ
る。また、画像データを複写する場合において、前記管
理ファイル作成手段は、複写元のファイルの作成日時に
応じたディレクトリを複写先の蓄積手段に作成し、前記
書き込み手段によりそのディレクトリに複写することを
特徴としている。
【0054】この発明の構成によれば、作成日時に応じ
てディレクトリを作成することにより、ファイル管理を
効率よく行なうことができる。また、画像データを複写
する場合において、前記管理ファイル作成手段は、複写
元の蓄積手段に応じたディレクトリを複写先の蓄積手段
に作成し、前記書き込み手段によりそのディレクトリに
複写することを特徴としている。
【0055】この発明の構成によれば、複写元の蓄積手
段に応じたディレクトリを作成することにより、ファイ
ル管理を効率よく行なうことができる。また、画像デー
タを複写する場合において、前記管理ファイル作成手段
は、1回の複写動作に応じたディレクトリを複写先の蓄
積手段に作成し、前記書き込み手段によりそのディレク
トリに複写することを特徴としている。
【0056】この発明の構成によれば、1回の複写動作
に応じたディレクトリを作成することにより、ファイル
管理を効率よく行なうことができる。また、画像データ
を複写する場合において、前記管理ファイル作成手段
は、撮影したカメラに応じたディレクトリを複写先の蓄
積手段に作成し、前記書き込み手段によりそのディレク
トリに複写することを特徴としている。
【0057】この発明の構成によれば、撮影したカメラ
に応じたディレクトリを作成することにより、ファイル
管理を効率よく行なうことができる。更に、画像データ
を複写する場合において、前記管理ファイル作成手段
は、ディレクトリを複写先の蓄積手段に作成する時に、
ディレクトリの作成基準を選択できるようすることを特
徴としている。
【0058】この発明の構成によれば、ディレクトリの
作成基準を選択できるようにすることにより、ファイル
管理を効率よく行なうことができる。また、画像データ
を表示する表示手段をタッチパネル構造とし、該タッチ
パネルから入力される情報に応じて、表示手段に表示さ
れている画像を編集する編集手段を具備することを特徴
としている。
【0059】この発明の構成によれば、タッチパネルか
らの入力に応じて表示手段に表示されている画像データ
を容易に編集することが可能となる。
【0060】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態例を詳細に説明する。図1は本発明の一実施の
形態例を示すブロック図である。図において、30は書
き替え可能な情報記録媒体としてのMD(ミニディス
ク)41に画像データを書き込むと共に、MD41から
の画像データを読み込むMDドライブ、31は該MDド
ライブ30の制御を行なうMDドライブコントローラ、
32はICカード42が接続されるICカードバス、3
3は該ICカードバス32の制御を行なうICカードコ
ントローラである。なお、書き替え可能な情報記録媒体
41としては、前記したMDの他にMO(光磁気ディス
ク),FD(フロッピーディスク)を用いることができ
る他、他の書き替え可能な画像情報記録媒体を用いるこ
とができる。
【0061】40は装置全体の動作の制御を行なうメイ
ンマイコン、43は該メインマイコン40に対して各種
のコマンド等を入力する操作部である。該操作部43と
しては、例えば押しボタンスイッチ等が用いられる。3
4は画像データを記憶するフレームメモリ、35は該フ
レームメモリ34への画像データの書き込みと読出しを
制御するメモリコントローラ、36は画像データに所定
の信号処理(例えば色補正,画像圧縮等)を行なう信号
処理部、37は画像データを表示するLCD(液晶)モ
ニタである。
【0062】38は外部機器と赤外線により通信を行な
う際に赤外線データの送受信を行なう赤外線データ送受
光部、39は該赤外線データ送受光部38と接続され、
赤外線による通信を行なう赤外線データ通信ドライバで
ある。MDドライブコントローラ31,ICカードコン
トローラ33,フレームメモリ34,メモリコントロー
ラ35,信号処理部36及び赤外線データ通信ドライバ
39はメインマイコン40と接続され、該メインマイコ
ン40から各種の制御コマンドを受けるようになってい
る。
【0063】図2は本発明装置の外観構成例を示す図で
ある。図1と同一のものは、同一の符号を付して示す。
図において、50はMDカード41を装着するMDスロ
ット、51はICカード42を装着するICカードスロ
ットである。43a,43bは装置を操作するための操
作部43としての操作スイッチで、43aは押しボタ
ン、43bはカーソルキーである。これら操作スイッチ
43a,43bから入力される操作信号は、メインマイ
コン40に指令コマンドとして入力されるようになって
いる。37は、コマ画像情報を表示すると共に、各種情
報を表示するLCDモニタである。このように構成され
た装置の動作の概略を説明すれば、以下の通りである。
【0064】(1)ICカードからMDへの画像データ
の複写 ディジタルカメラにより撮影した画像情報が記録されて
いるICカード42をICカードバス32に接続し、一
方MD41をMDドライブ30と接続する。MD41に
は、画像情報が記録されていても、いなくてもよい。操
作部43から複写開始を指令すると、メインマイコン4
0は複写動作を開始する。先ず、ICカード42に記録
されている画像データの1コマ目がICカードバス3
2,ICカードコントローラ33を介してメインマイコ
ン40に読み込まれる。そして、メインマイコン40
は、記録されている画像データのデータ圧縮方式がどの
ような方式であるかを判別する。画像データの圧縮方式
としては、例えばJPEG方式,JBIG方式,GIF
方式等がある。このデータ圧縮の種類は、画像データの
フォーマット(例えば画像データのヘッダ部)をチェッ
クすることにより判定することができる。
【0065】判別されたデータ圧縮方式がMD41に書
き込む画像データの圧縮方式と同じであった場合には、
メインマイコン40はそのままMD41にICカード4
2から読み出した画像データの書き込みを行なう。即
ち、ICカード42から1コマずつ画像データが読み込
まれ、ICカードバス32,ICカードコントローラ3
3を経てメインマイコン40に入り内蔵RAMに一時保
持し、MDドライブコントローラ31を介してMDドラ
イブ30からMD41に画像データが書き込まれてい
く。
【0066】MD41の画像データ圧縮方式としては、
JPEG方式が用いられる。JPEGデータ圧縮方式と
は、画像データをDCT変換して周波数データに変換し
た後、量子化テーブルによる量子化を行ない、更にハフ
マン符号化を行なうことにより画像データを圧縮するも
のである。この圧縮方式によれば、画像データは直流成
分とのその周辺の低周波成分に凝縮され、データの圧縮
が可能となる。
【0067】判別されたデータ圧縮方式がMD41に書
き込む画像データの圧縮方式と異なるものであった場合
には、ICカードから読み出した画像データに対してメ
インマイコン40は画像データの圧縮方式の変換を行な
った後、MD41への画像データの書き込みを行なう。
即ち、ICカード42から1コマずつ画像データが読み
込まれ、ICカードバス32,ICカードコントローラ
33を経てメインマイコン40に入って画像データ圧縮
方式の変換を行なった後、該メインマイコン40からM
Dドライブコントローラ31,MDドライブ30を経て
MD41に画像データが書き込まれていく。
【0068】このように、本発明によれば、ICカード
に記録されている画像データの圧縮方式をチェックして
情報記録媒体と同じ場合にはそのまま、異なる場合には
圧縮方式の変換を行なった後、情報記録媒体に書き込む
ようにしているので、ICカードに記録されている画像
情報をディジタル写真画像処理システムで用いられる他
の情報記録媒体に複写することができる。
【0069】(2)MDからICカードへの画像データ
の複写 MD41からICカード42へ画像データを書き込む
(複写する)場合も、基本的な動作は同じである。この
場合には、例えば銀塩フィルムから読み込んだ画像情報
が記録されているMD41をMDドライブ30に接続
し、一方ICカード42をICカードバス32に接続す
る。ICカード42には、画像情報が記録されていて
も、いなくてもよい。メインマイコン40は、MD41
から読み込んだ画像データの圧縮方式がICカードに記
録されている画像データの圧縮方式と同じであるかどう
か判別し、同じ場合にはそのままメインマイコン40内
のRAMに一時保持し、次にICカードコントローラ3
3を介してICカード42に画像データを書き込み、異
なる場合には画像データ圧縮方式の変換を行なった後、
書き込む。
【0070】次に、JPEG圧縮データをサンプリング
レートの異なるデータに変換する方法について説明す
る。従来、既に完成されているJPEG圧縮データをサ
ンプリングレートの異なるJPEG圧縮データに変換す
るには、一度圧縮データを伸張して全画像を復元し、そ
の画像を再サンプリングした後、再びJPEG圧縮を行
なう方法が採用されていた。しかしながら、この方法で
は、JPEG圧縮データの一部は何の変更もなくそのま
ま使える部分があるが、全圧縮データを伸張し、再圧縮
すると、画質劣化が生じるおそれがある。そこで、本発
明では、既に完成されているJPEG圧縮データをサン
プリングレートの異なるJPEG圧縮データに変換する
場合に、極力画質劣化を抑えることができる方法を提供
するものである。
【0071】このようなサンプリング変換を行なうため
に、画像データ書き込み手段は、JPEG圧縮画像デー
タを輝度信号(Y信号)と色差信号(C信号)に分離す
る手段と、分離したY信号を一時記憶する手段と、分離
したC信号を復号化,逆量子化,逆DCT変換し、復元
された画像データに再サンプリングを施す手段と、前記
再サンプリングされたデータに、DCT変換,量子化,
符合化を行なう手段と、前記生成された圧縮データと、
一時記憶されているY信号を再構成し、JPEG圧伸デ
ータを生成する手段とを用いてJPEG圧縮データのサ
ンプリングレートを変換することを特徴とするものであ
る。
【0072】図3はサンプリング方法の説明図である。
JPEG圧縮画像データを作成する方法としてのサンプ
リング方法には、図に示すように4:2:2法と、4:
2:0法がある。その他にも、4:1:1法があるが、
ここでは省略する。図中の小さい□は、ブロック化され
た画素の集合であり、例えば8×8画素である。R,
G,Bで読み込まれた画像データは、輝度信号Yと、色
差信号Cb,Crに変換される。Y及びCb,Crは、
R,G,Bを用いて次式で表される。
【0073】 Y=0.3R+0.59G+0.11B Cb=R−Y Cr=B−Y 4:2:2サンプリング法は、高画質な圧縮画像データ
を得たい場合に用いられ、図に示すようにY信号は全て
のブロックをサンプリングし、Cb,Cr信号は1列お
きにサンプリングするものである。これに対して、4:
2:0サンプリング法は、ピクチャMD等、比較的高画
質な圧縮画像データを得たい場合に用いられ、Y信号は
全てのブロックをサンプリングし、Cb,Cr信号は、
縦方向は1列おきに,横方向は1行おきにサンプリング
するものである。いずれの方法も、輝度信号Yについ
は、解像度を決める情報が含まれるので、間引きサンプ
リングは行なわない。MDに記録されるJPEG圧縮画
像データは4:2:0サンプリング法で作成され、一方
ICカードに記録されるJPEG圧縮画像データは4:
2:2サンプリング法で作成されている場合について考
える。
【0074】メインマイコン40は、ICカード42か
ら画像データを読み込み、画像データの圧縮法を判別す
る。画像データの圧縮法は、画像データのヘッダ部に記
録されているので、容易に判別することができる。判別
の結果、4:2:2サンプリング法であることを判別す
ると、4:2:0サンプリング法に変換する。
【0075】図4はサンプリングレート変換の説明図で
ある。 (1)ディジタルカメラ側の動作 元の画像データは、図に示すように元の画像サイズ32
×32画素が4:2:2サンプリングされた圧縮画像デ
ータになっているものとする。カメラ本体の制御部は、
これら画像データから4:2:2サンプリングを行な
う。この結果、(b)に示すようなサンプリングされた
画像データが得られる。カメラ本体制御部は、これら画
像データに対してJPEG圧縮(DCT変換→量子化→
ハフマン符号化)を行なう。この結果、(c)に示すよ
うなフォーマットの完成されたJPEG圧縮画像データ
が得られる。Y信号2個とCb信号1個とCr信号1個
の組み合わせが順次よく並んでいる。
【0076】(2)本発明装置側の動作 メインマイコン40は、ICカード42から読み込んだ
圧縮画像データのヘッダ部からデータ圧縮方式が4:
2:2サンプリング法であることを判別すると、(c)
に示す完成された圧縮画像データを(d)に示すよう
に、Y信号,Cb信号,Cr信号に分離する。これら分
離された信号のうちY信号は、メインマイコン40内部
のRAM等に一時記憶しておく。
【0077】そして、Cb信号とCr信号のみに対して
ハフマン復号化→逆量子化→逆DCT変換して元の画像
データを復元する。この結果(e)に示すような画像デ
ータが得られる。次に、メインマイコン40は、これら
画像データに対して再サンプリングを行なう。この再サ
ンプリングは、横方向を1行おきにサンプリングするも
のである。この結果、(f)に示すような画像データが
得られる。この画像データに対してJPEG圧縮(DC
T変換→量子化→ハフマン符号化)を行なう。この結
果、(g)に示すようなJPEG圧縮画像データが得ら
れる。メインマイコン40は、次に内部に記憶していた
圧縮Y信号と、得られた圧縮Cb信号,圧縮Cr信号と
を再構成して、(i)に示すような4:2:0サンプリ
ング法によるサンプリングレートが変わった圧縮画像デ
ータが得られる。メインマイコン40は、このようにし
て得られたサンプリングレート変換された画像データ
を、MD41に複写(書き込んで)していく。
【0078】図5はサンプリングレート変換動作を示す
フローチャートであり、メインマイコン40の動作を示
す。先ず、JPEG圧縮データのY信号とC信号(C
b,Cr信号)とを分離し、一時格納する(S1)。次
に、C信号のみハフマン符号化,逆量子化,逆DCT変
換を行ないC信号を復元する(S2)。次に、復元され
たC信号の再サンプリングを行なう(S3)。次に、再
サンプリングした画像データに対してDCT変換,量子
化,ハフマン符号化を行なう(S4)。そして、生成さ
れた圧縮C信号と一時格納されていたY信号を再構成し
て4:2:0サンプリング法による圧縮画像データを完
成する(S5)。
【0079】この実施の形態例によれば、ICカードに
記録されている画像データの圧縮方式がディジタル写真
画像処理システムで用いられる画像データの圧縮方式と
サンプリングレートが異なる場合でも、ICカードに記
録されている画像情報を画質劣化を生じることなく情報
記録媒体に複写することが可能となる。
【0080】図6はサンプリングレート変換動作の他の
例を示すフローチャートで、メインマイコン40の動作
を示す。先ず、JPEG圧縮データのY信号とC信号
(Cb,Cr信号)とを分離し、一時格納する(S
1)。次に、C信号のみハフマン符号化,逆量子化,逆
DCT変換を行ないC信号を復元する(S2)。次に、
復元されたC信号に対して色補正を行なう(S3)。色
補正は、例えば画像データを階調変換用のLUT(ルッ
クアップテーブル)に通すことにより階調変換を行なう
ことが考えられる。メインマイコン40は、復元された
画像データを信号処理部36に与え、該信号処理部36
で色補正を行なう。色補正を行なった画像データは再び
メインマイコン40に入力される。
【0081】このように、再サンプリング時に色差成分
画像データに色補正を行なうことにより、最適な色調の
画像データを得ることができる。メインマイコン40
は、色補正された画像データの再サンプリングを行なう
(S4)。次に、再サンプリングした画像データに対し
て輪郭をあいまいにするフィルタ処理を行なう(S
5)。このフィルタ処理については詳細は後述するが、
JPEG圧縮方式では、画像データを8×8画素のブロ
ックに分けて信号処理するため、ブロックとブロックの
境界ににスジ(エッジ)が現れることがあるため、この
境界におけるスジを取り除くためのものである。
【0082】メインマイコン40は、フィルタ処理を施
した画像データに対してDCT変換,量子化,ハフマン
符号化を行なう(S6)。そして、生成された圧縮C信
号と一時格納されていたY信号を再構成して4:2:0
サンプリング法による圧縮画像データを完成する(S
5)。
【0083】図7はあいまいフィルタの具体例を示す図
である。(a)はエッジ抽出フィルタ、(b)は平滑化
フィルタであり、ともによく用いられるフィルタであ
る。ここで、隣りあうブロック間に発生したエッジをあ
いまいにする方法を説明する。図8はあいまいフィルタ
の動作説明図である。(a)は、各ブロックの境界にス
ジ(エッジ)80が発生しているところである。これに
図7に示すエッジ抽出フィルタをかけた各画素の値を計
算すると(b)のようになる。つまり、エッジ部分に
は、0以外の値(エッジが強いほど絶対値が大きくな
る)が現れる。従って、この値がある閾値以上になった
場合に、エッジであるとみなし、その部分の画素(エッ
ジ抽出フィルタをかけたものではなく元の色差信号の画
素)に対して図7に示す平滑化フィルタをかけると、
(c)に示すようにエッジをあいまいにすることができ
る。(a)では、ブロックの境の値が“1”と“10”
であったものが、“4”と“7”となり、隣りあうブロ
ックの画素値が近づき、あいまいになっていることが分
かる。
【0084】図9はあいまいフィルタ処理動作を示すフ
ローチャートである。先ず、1画素に対してエッジ抽出
フィルタをかける(S1)。フィルタをかけた後の画素
に対してエッジと判断するかどうかを所定の閾値と比較
することにより行なう(S2)。エッジと判断しない場
合にはステップS4にスキップし、エッジと判断する場
合には、その画素に平滑フィルタをかけて、計算した値
を新しい画素の値とする(S3)。次に、全画素につい
ての処理が終わったかどうかチェックする(S4)。全
画素についての処理が終了していない場合にはステップ
S1に戻り、あいまい処理を続行する。全画素について
の処理が終了した場合には、処理を終了する。 この実
施例によれば、再サンプリング時に色差成分画像データ
に輪郭をあいまいにするフィルタ処理を行なうことによ
り、画像処理の単位であるブロックの境界にスジが発生
するのを防止することができる。
【0085】本発明装置では、また、読み込んだ画像の
再生表示が可能である。メインマイコン40は、MDド
ライブコントローラ31を介して、MDドライブ30か
らMD41に記録された画像データを読み込み、フレー
ムメモリ34に展開する。展開された画像データは、メ
モリコントローラ35を介して信号処理部36に送ら
れ、該信号処理部36でD/A変換され映像信号に変換
され、LCDモニタ37に画像が表示される。
【0086】本発明では、また、赤外線を用いたデータ
通信が可能である。赤外線データ通信は、本装置のリモ
ート操作を行なうだけでなく、MDドライブ30から読
み出した画像データを、赤外線データ通信ドライバ39
を介して赤外線データ送受光部38から他の赤外線デー
タ通信機能を備えた機器に送信することができる。ま
た、その逆に赤外線データ送受光部38から画像データ
を受け取り、赤外線データ通信ドライバ39を介してメ
インマイコン40に読み込み、メインマイコン40から
MD41に画像データを記録することも可能である。こ
れらの処理は、赤外線データ通信ドライバ39とMDド
ライブコントローラ31をメインマイコン40が制御す
ることで可能になる。
【0087】データ送信時には、MDドライブコントロ
ーラ31を介してMDドライブ30から画像データを読
み出し、赤外線データ通信ドライバ39で変調された信
号をパルス光として赤外線データ送受光部38から送信
する。また、データ受信時には、赤外線データ送受光部
38で受光したパルス光を、赤外線データ通信ドライバ
39に送り、ここで復調し、MDドライブコントローラ
31を介してMDドライブ30からMD41に画像デー
タを書き込む。
【0088】図10〜図14は赤外線データ通信機能を
備えた本発明装置の外観構成例を示す図である。図1,
図2と同一のものは、同一の符号を付して示す。図10
以下の実施の形態例では、ICカードスロットが設けら
れていない場合を示しているが、図2に示すようにIC
カードスロットを設けて、ICカードとMDとの相互デ
ータの複写を行なうことができることは、前述した通り
である。図10において、38は装置の所定の位置に設
けられた赤外線データ送受光部である。この赤外線デー
タ送受光部38は、MD41の出し入れ等の操作性をよ
くするため、MD41の挿入面以外の面に設けられる。
82はMDスロット50に装着されたMD41を取り出
すためのイジェクトスイッチ、83はMD41がアクセ
スされている時に点灯するアクセスLEDである。
【0089】この実施の形態例によれば、本装置で赤外
線通信を利用する場合に、ICカード又は情報記録媒体
の挿入面以外の面に送受光部を設けることにより、IC
カード又は情報記録媒体の出し入れ時の操作性をよくす
ることができる。
【0090】図11に示す実施の形態例では、赤外線デ
ータ送受光部38を、MDの挿入面と隣りあう面に設け
たものである。このようにすることで、例えばディジタ
ルカメラ等の赤外線データ通信が可能な機器と並べて使
用する場合に操作性が向上する。
【0091】図12に示す実施の形態例では、赤外線デ
ータ送受光部38を装置の対向する両面に2個設けるよ
うにしたものである。これにより、例えばディジタルカ
メラ等の赤外線データ通信が可能な機器と並べて使用す
る場合に、本装置のどちら側に置いても操作性が向上す
る。この場合、2個の赤外線データ送受光部38の内部
では、入力された信号はオアで入るようになっており、
どちら側で受光してもよいようになっている。
【0092】図13に示す実施の形態例では、赤外線デ
ータ送受光部38をコネクタ接続形式とし、他の赤外線
データ通信が可能な機器と光ファイバ85を介して通信
するようにしたものである。光ファイバ85の先端には
コネクタ84が取り付けられており、赤外線データ送受
光部38と接続される。このようにすることで、両機器
間に遮蔽物が入った場合でも、通信エラーがなくなり、
信頼性を向上させることができる。
【0093】図14に示す実施の形態例では、2個の赤
外線データ送受光部38と2個の光ファイバを設けるよ
うにしたものである。図13と同一のものは、同一の符
号を付して示す。このようにすることにより、光ファイ
バで接続可能な送受光部を複数個設けた機器と光ファイ
バで接続を行なうことにより、マルチ通信が可能とな
り、通信データ量が倍増でき、一定量のデータ伝送な
ら、処理時間を短縮することが可能となる。
【0094】本発明によれば、また、メインマイコン4
0に、ICカードに記録されている情報の内の少なくと
もファイル名,撮影日時情報から管理ファイルを作成す
る管理ファイル作成機能と、該管理ファイル作成機能に
より作成された管理ファイルと、情報記録媒体の管理フ
ァイルと比較して、ICカードに記録されている画像情
報のうち、既に情報記録媒体に記録されている画像情報
か否かを判定する判定機能と、該判定機能の判定結果に
基づいて、未記録の画像情報のみを情報記録媒体に書き
込む書き込み機能を持たせることができる。
【0095】図15はICカードに記録されている画像
データのフォーマット例を示す図である。1コマ毎に図
に示すフォーマットで構成されており、ヘッダ部と画像
データ部とに分かれている。ヘッダ部には、ファイル
名,データ量,撮影日時,カメラID,シャッタスピー
ド,絞り値等が記録されている。そこで、メインマイコ
ン40は、ICカードから読み出した画像データのコマ
毎のヘッダを検索して管理ファイルを作成する。
【0096】図16は本発明の動作説明図である。
(a)はメインマイコン40により作成され、内部RA
M等に記録されいているICカード用管理ファイル、
(b)はメインマイコン40により作成され、内部RA
M等に記録されているMD用管理ファイルである。いず
れも、ファイル名,撮影日時,データ量及びカメラID
より構成されている。ファイル名は、カメラの種類に応
じて異なる識別子が付されている。カメラIDはカメラ
の種類を示すものである。
【0097】ICカードに記録されている画像情報を読
み出してMDに記録する場合、メインマイコン40は、
この2つの管理ファイルの内容を相互比較し、同一のフ
ァイル名の画像データはMDに複写しないようにしてい
る。例えば、ファイル名visual1とvisual
2はMDにも同一のファイル名があり、しかも日時,デ
ータ量共に同じものであるので、ファイル名visua
l1とvisual2の画像データはMDに複写しな
い。これにより、同じデータを重複して複写することを
防止することができる。
【0098】このような機能を持たせることにより、前
記管理ファイルに記録されている情報を判定機能により
相互に比較することにより、未記録の画像であるか否か
を判定することができ、書き込み機能により未記録の画
像情報のみを情報記録媒体に書き込むことができる。
【0099】図17は本発明の他の動作説明図である。
今、MD管理用ファイルが(a)のようになっており、
図16の(a)に示すICカードの画像データをMDに
複写する場合について考える。図16の(a)に示すI
Cカード用管理ファイルには、複写先であるMD用管理
ファイルと同じ名前の管理ファイル(image1〜i
mage4)がある。メインマイコン40は、そこで、
これら同一名の管理ファイルの画像データが同一画像で
あるかどうかを撮影日時,データ量で判定する。これら
管理ファイルの撮影日時とデータ量を比較すると、これ
らは異なっている。従って、これら同一のファイル名は
異なる画像であることが分かる。
【0100】そこで、メインマイコン40は、ICカー
ドに記録されている画像データをMDに複写する時に、
ファイル名を変更して複写するようにする。図17の
(b)は複写後のMD用管理ファイルの構成を示してい
る。図のFは、複写する時にファイル名を変更した部分
である。image1〜image4がimageA〜
imageDに変更されていることが分かる。これによ
り、ファイルを混同することなく、MDに画像データを
複写することが可能となる。
【0101】この実施の形態例によれば、同一ファイル
名でも異なる画像をファイル名を変更してMDに複写す
ることが可能となる。次に、画像データのディレクトリ
(蓄積手段に記録されているファイル一覧のこと)の作
成方法について説明する。図18は作成されたディレク
トリの例を示す図である。(a)は月別にディレクトリ
を作成した例を、(b)はカメラ別にディレクトリを作
成した例を示す。(a)において、MDがルートディレ
クトリであり、Aug,Sepがサブディレクトリであ
る。Augは8月に撮影した画像情報を管理し,Sep
は9月に撮影した画像情報を管理している。(b)にお
いて、MDがルートディレクトリであり、12345と
218922はそれぞれカメラのIDをサブディレクト
リとして画像ファイルを管理している。
【0102】図19は作成されたディレクトリの他の例
を示す図である。図18の(b)のvisual,1v
isial2をサブディレクトリDIR1に複写する
時、visual,1visial2はDIR2にある
ので、DIR1の方に同一名のファイルvisual,
1visial2を複写するようにしている。
【0103】図20は作成されたディレクトリの他の例
を示す図である。この例は、1回の複写毎にディレクト
リを作成するものである。この実施の形態例によれば、
複写毎に撮影した画像データファイルが作成されること
になり、ファイル管理が向上する。
【0104】図21はディレクトリ作成時のLCDモニ
タ37の表示例を示す図である。図に示すように、コピ
ー毎,月別,カメラ別,季節別の表示があり、この表示
の中からオペレータが操作部43から希望の項目をクリ
ックすることにより、メインマイコン40はクリック
(図の×印)により選択された項目でディレクトリを作
成する。
【0105】また、メインマイコン40は、画像データ
を複写する場合において、複写先に同じ画像ファイルが
ないか検索する場合、複写先に指定されたディレクトリ
内のファイルのみを検索して、前記書き込み手段により
複写することができる。
【0106】このようにすれば、検索するファイルを指
定されたディレクトリのみに限ることにより検索時間を
短縮することができる。また、メインマイコン40は、
画像データを複写する場合において、複写元のファイル
に応じたディレクトリを複写先の蓄積手段に作成し、前
記書き込み手段によりそのディレクトリに複写すること
ができる。
【0107】この実施の形態例によれば、複写元のファ
イルに応じたディレクトリを複写先の蓄積手段に作成す
ることにより、ファイル管理を効率よく行なうことがで
きる。
【0108】また、メインマイコン40は、画像データ
を複写する場合において、複写元のファイルの作成日時
に応じたディレクトリを複写先の蓄積手段に作成し、前
記書き込み手段によりそのディレクトリに複写すること
ができる。
【0109】この実施の形態例によれば、作成日時に応
じてディレクトリを作成することにより、ファイル管理
を効率よく行なうことができる。また、メインマイコン
40は、画像データを複写する場合において、複写元の
蓄積手段に応じたディレクトリを複写先の蓄積手段に作
成し、そのディレクトリに複写することができる。
【0110】この実施の形態例によれば、複写元の蓄積
手段に応じたディレクトリを作成することにより、ファ
イル管理を効率よく行なうことができる。また、メイン
マイコン40は、画像データを複写する場合において、
1回の複写動作に応じたディレクトリを複写先の蓄積手
段に作成し、そのディレクトリに複写することができ
る。
【0111】この実施の形態例によれば、1回の複写動
作に応じたディレクトリを作成することにより、ファイ
ル管理を効率よく行なうことができる。また、メインマ
イコン40は、画像データを複写する場合において、撮
影したカメラに応じたディレクトリを複写先の蓄積手段
に作成し、そのディレクトリに複写することができる。
【0112】この実施の形態例によれば、撮影したカメ
ラに応じたディレクトリを作成することにより、ファイ
ル管理を効率よく行なうことができる。更に、メインマ
イコン40は、画像データを複写する場合において、デ
ィレクトリを複写先の蓄積手段に作成する時に、ディレ
クトリの作成基準を選択できるようすることができる。
【0113】この実施の形態例によれば、ディレクトリ
の作成基準を選択できるようにすることにより、ファイ
ル管理を効率よく行なうことができる。本発明によれ
ば、LCDモニタ37としてタッチパネルを用いること
により、LCDモニタに表示された画像の編集を行なう
ことができる。LCDモニタで指定された情報は、メイ
ンマイコン40に入り、該メインマイコン40は、指定
された情報に応じて信号処理部36を制御して所定の編
集処理を行なう。
【0114】図22は画像編集時のLCDモニタの表示
例を示す図である。図に示すように、日時,名前,ジャ
ンル,入力,編集,音声再生等の項目が表示されてい
る。ここで、“編集”をタッチすると、図23の(a)
に示すような表示が現れる。図の80はページめくりキ
ーである。画面の左右に設けられており、これらキーを
タッチすることにより、前ページ又は後ページの画像を
表示させることができる。(a)の状態で、オペレータ
が“移動”をタッチすると、画面上の画像を任意の方向
に移動することができる。例えば、指でなぞった方向に
画像がついてくるようにすることができる。適当な位置
で止めると(b)のようになり、この実線の位置に移動
させることができる。
【0115】図24は本発明編集動作の他の説明図であ
る。(a)に示すように日時,名前,ジャンルそれぞれ
のキーをタッチし、所定の情報をクリック又は入力し、
検索開始キーをタッチすることにより、メインマイコン
40は、(b)に示すように、検索項目に該当する全て
の画像をLCD画面に表示させる。表示された画像の中
から、希望の画像をタッチすると、その絵を拡大表示さ
せることができる。なお、検索開始キーをタッチした時
に、1つの画面で表示しきれない時には、ページめくり
キー80をタッチすることにより、他のページに記憶さ
れている画像を画面に表示する。
【0116】図25は本発明の編集動作の他の説明図で
ある。(a)は、拡大縮小キーをタッチして、4隅のど
れかを押しながら動かすことにより、拡大/縮小ができ
るものである。(b)は、回転キーをタッチして、画像
上を指で押しながら動かすと画像が回転するものであ
る。
【0117】図26は本発明による編集結果の画面を示
す図である。複数の画像データが合成され、一部の画像
は回転されている。このような画像合成画面を管理ファ
イルに記録する場合には、図27に示すようなフォーマ
ットで記録しておく。1画面に表示されている画像ファ
イル毎にファイル名,元画像との縮尺,表示のX座標,
Y座標及び回転角データが記憶されている。このような
フォーマットで合成画像を記録しておくことにより、メ
インマイコン40はこのフォーマットに従って合成画像
を再表示させることが可能となる。
【0118】図28は画像移動時の動作を示すフローチ
ャートである。この場合、編集画面の画像データは、フ
レームメモリ34内で編集される。移動ボタンが押され
ると(S1)、メインマイコン40は画像移動モードに
移行する。次に、画像が押されると(S2)、メインマ
イコン40は押された位置の座標を読み取る(S3)。
次に、メインマイコン40は、押された座標が画像上で
あるかどうかチェックする(S4)。このステップは、
移動する画像が押されたかどうかを判断するものであ
る。押された座標が画像上でない時には、押された位置
に応じた処理を行なう(S5)。
【0119】押された座標が画像上である場合には、メ
インマイコン40は、押された座標が変化したかどうか
チェックする(S6)。変化した場合には、指が離され
たかどうかチェックする(S7)。指が押されない場合
には、隣の座標であるかどうかチェックする(S8)。
ステップS6,S7,S8は、画像上を指で押しながら
画像を移動させるための判断を行なうものである。隣の
画像である場合には、メモリコントローラ35がフレー
ムメモリ34を制御して画像を移動させる(S9)。隣
の画像でない場合には、押された位置に応じた処理を行
なう。次に、ステップS6で指が離された場合には、メ
モリコントローラ35は、フレームメモリ34を制御し
て画像をその位置にはりつける(S10)。
【0120】以上説明した、タッチパネルを用いる編集
方法によれば、タッチパネルからの入力に応じて表示手
段に表示されている画像データを容易に編集することが
可能となる。
【0121】前述の実施例では、表示手段37としてL
CDモニタを用いた場合を例にとったが、プラズマディ
スプレイ,CRT等の他の種類のモニタを用いることが
できる。
【0122】
【発明の効果】第1の発明によれば、ディジタルカメラ
の画像記録用ICカードから他の情報記録媒体へ画像情
報を複写する機能及び他の情報記録媒体からICカード
へ画像情報を複写する機能の少なくとも1つの機能を具
備し、読み込んだ画像情報を再生することも可能な画像
記録再生装置において、ICカードの情報から記録され
ている画像データのデータ圧縮方式を検出する圧縮方式
検出手段と、該圧縮方式検出手段により検出されたデー
タ圧縮方式が前記情報記録媒体へ書き込む画像データの
圧縮方式と同じ場合にはそのまま情報記録媒体へ画像デ
ータの書き込みを行ない、検出されたデータ圧縮方式が
前記情報記録媒体へ書き込む画像データの圧縮方式と異
なる場合には、画像データの圧縮方式の変換を行なった
後に画像データの書き込みを行なう画像データ書き込み
手段とを含んで構成されることにより、ICカードに記
録されている画像データの圧縮方式をチェックして情報
記録媒体と同じ場合にはそのまま、異なる場合には圧縮
方式の変換を行なった後、情報記録媒体に書き込むよう
にしているので、ICカードに記録されている画像情報
をディジタル写真画像処理システムで用いられる他の情
報記録媒体に複写することができる。
【0123】この場合において、前記画像データ書き込
み手段は、JPEG圧縮画像データを輝度信号(Y信
号)と色差信号(C信号)に分離する手段と、分離した
Y信号を一時記憶する手段と、分離したC信号を復号
化,逆量子化,逆DCT変換し、復元された画像データ
に再サンプリングを施す手段と、前記再サンプリングさ
れた画像データに、DCT変換,量子化,符合化を行な
う手段と、前記生成された圧縮データと、一時記憶され
ているY信号を再構成し、JPEG圧データを生成す
る手段と用いてJPEG圧縮データのサンプリングレー
トを変換することにより、ICカードに記録されている
画像データの圧縮方式がディジタル写真画像処理システ
ムで用いられる画像データの圧縮方式とサンプリングレ
ートが異なる場合でも、ICカードに記録されている画
像情報を画質劣化を生じることなく情報記録媒体に複写
することが可能となる。
【0124】また、前記JPEG圧縮データのサンプリ
ングレートを変換する場合において、再サンプリングを
施す前に、復元された色差成分画像データに色補正を行
なうことにより、再サンプリング時に色差成分画像デー
タに色補正を行なうことにより、最適な色調の画像デー
タを得ることができる
【0125】また、前記JPEG圧縮データのサンプリ
ングレートを変換する場合において、再サンプリングを
施した後の色差成分画像データに、輪郭をあいまいにす
るフィルタ処理を行なうことにより、サンプリング時に
色差成分画像データに輪郭をあいまいにするフィルタ処
理を行なうことにより、画像処理の単位であるブロック
の境界にスジが発生するのを防止することができる。
【0126】
【0127】
【0128】
【0129】
【0130】
【0131】前記した課題を解決する第2の発明は、デ
ィジタルカメラの画像記録用ICカードから情報記録媒
体へ画像情報を複写する機能及び他の情報記録媒体から
ICカードへ画像情報を複写する機能の少なくとも1つ
の機能を具備し、読み込んだ画像情報を再生することも
可能な画像記録再生装置において、前記ICカードに記
録されている情報の内の少なくともファイル名,撮影日
時情報から管理ファイルを作成する管理ファイル作成手
段と、該管理ファイル作成手段により作成された管理フ
ァイルと、情報記録媒体の管理ファイルと比較して、I
Cカードに記録されている画像情報のうち、既に情報記
録媒体に記録されている画像情報か否かを判定する判定
手段と、該判定手段の判定結果に基づいて、未記録の画
像情報のみを情報記録媒体に書き込む書き込み手段とを
含んで構成されることにより、前記管理ファイル作成手
段に記録されている情報を判定手段により相互に比較す
ることにより、未記録の画像であるか否かを判定するこ
とができ、未記録の画像情報のみを書き込み手段により
情報記録媒体に書き込むことができる。
【0132】この場合において、画像データを複写する
場合において、前記判定手段は複写先にファイル名は一
致しているが、画像のデータ量及びファイル作成日時が
一致していないファイルがある場合には、前記書き込み
手段によりファイル名を変更して複写することにより、
同一ファイル名でも異なる画像をファイル名を変更して
情報記録媒体に複写することが可能となる。
【0133】また、画像データを複写する場合におい
て、複写先に同じ画像ファイルがないか検索する場合、
前記判定手段は複写先に指定されたディレクトリ内のフ
ァイルのみを検索して、前記書き込み手段により複写す
ることにより、検索するファイルを指定されたディレク
トリのみに限ることにより検索時間を短縮することがで
きる。
【0134】また、画像データを複写する場合におい
て、前記管理ファイル作成手段は、複写元のファイルに
応じたディレクトリを複写先の蓄積手段に作成し、前記
書き込み手段によりそのディレクトリに複写することに
より、複写元のファイルに応じたディレクトリを複写先
の蓄積手段に作成することにより、ファイル管理を効率
よく行なうことができる。
【0135】また、画像データを複写する場合におい
て、前記管理ファイル作成手段は、複写元のファイルの
作成日時に応じたディレクトリを複写先の蓄積手段に作
成し、前記書き込み手段によりそのディレクトリに複写
することにより、作成日時に応じてディレクトリを作成
することにより、ファイル管理を効率よく行なうことが
できる。
【0136】また、画像データを複写する場合におい
て、前記管理ファイル作成手段は、複写元の蓄積手段に
応じたディレクトリを複写先の蓄積手段に作成し、前記
書き込み手段によりそのディレクトリに複写することに
より、複写元の蓄積手段に応じたディレクトリを作成す
ることにより、ファイル管理を効率よく行なうことがで
きる。
【0137】また、画像データを複写する場合におい
て、前記管理ファイル作成手段は、1回の複写動作に応
じたディレクトリを複写先の蓄積手段に作成し、前記書
き込み手段によりそのディレクトリに複写することによ
り、1回の複写動作に応じたディレクトリを作成するこ
とにより、ファイル管理を効率よく行なうことができ
る。
【0138】また、画像データを複写する場合におい
て、前記管理ファイル作成手段は、撮影したカメラに応
じたディレクトリを複写先の蓄積手段に作成し、前記書
き込み手段によりそのディレクトリに複写することによ
り、撮影したカメラに応じたディレクトリを作成するこ
とにより、ファイル管理を効率よく行なうことができ
る。
【0139】更に、画像データを複写する場合におい
て、前記管理ファイル作成手段は、ディレクトリを複写
先の蓄積手段に作成する時に、ディレクトリの作成基準
を選択できるようすることにより、ディレクトリの作成
基準を選択できるようにすることにより、ファイル管理
を効率よく行なうことができる。
【0140】
【0141】このように、本発明によれば、ICカード
に記録されている画像情報をディジタル写真画像処理シ
ステムで用いられる他の情報記録媒体に複写すること、
或いはその逆ができる画像記録再生装置を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態例を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明装置の外観構成例を示す図である。
【図3】サンプリング方法の説明図である。
【図4】サンプリングレート変換の説明図である。
【図5】サンプリングレート変換動作を示すフローチャ
ートである。
【図6】サンプリングレート変換動作の他の例を示すフ
ローチャートである。
【図7】あいまいフィルタの具体例を示す図である。
【図8】あいまいフィルタの動作説明図である。
【図9】あいまいフィルタ処理動作を示すフローチャー
トである。
【図10】本発明装置の外観構成例を示す図である。
【図11】本発明装置の他の外観構成例を示す図であ
る。
【図12】本発明装置の他の外観構成例を示す図であ
る。
【図13】本発明装置の他の外観構成例を示す図であ
る。
【図14】本発明装置の他の外観構成例を示す図であ
る。
【図15】ICカードに記録されている画像データのフ
ォーマット例を示す図である。
【図16】本発明の動作説明図である。
【図17】本発明の他の動作説明図である。
【図18】作成されたディレクトリの例を示す図であ
る。
【図19】作成されたディレクトリの他の例を示す図で
ある。
【図20】作成されたディレクトリの他の例を示す図で
ある。
【図21】ディレクトリ作成時のLCDモニタの表示例
を示す図である。
【図22】画像編集時のLCDモニタの表示例を示す図
である。
【図23】本発明の編集動作の説明図である。
【図24】本発明の編集動作の他の説明図である。
【図25】本発明の編集動作の他の説明図である。
【図26】本発明による編集結果の画面を示す図であ
る。
【図27】合成画像の記録フォーマット例を示す図であ
る。
【図28】画像移動時の動作を示すフローチャートであ
る。
【図29】ディジタルカメラの構成例を示すブロック図
である。
【図30】ディジタルカメラの外観構成例を示す図であ
る。
【図31】ディジタル画像情報記録装置の構成例を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
30 MDドライブ 31 MDドライブコントローラ 32 ICカードバス 33 ICカードコントローラ 34 フレームメモリ 35 メモリコントローラ 36 信号処理部 37 LCDモニタ 38 赤外線データ送受光部 39 赤外線データ通信ドライバ 40 メインマイコン 41 MD(ミニディスク) 42 ICカード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土田 匡章 東京都八王子市石川町2970番地 コニカ 株式会社内 (72)発明者 林 修二 東京都八王子市石川町2970番地 コニカ 株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−153376(JP,A) 特開 平4−309184(JP,A) 特開 平8−336160(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/76 - 5/956 H04N 101:00

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタルカメラの画像記録用ICカー
    ドから他の情報記録媒体へ画像情報を複写する機能及び
    他の情報記録媒体からICカードへ画像情報を複写する
    機能の少なくとも1つの機能を具備し、読み込んだ画像
    情報を再生することも可能な画像記録再生装置におい
    て、ICカードの情報から記録されている画像データの
    データ圧縮方式を検出する圧縮方式検出手段と、該圧縮
    方式検出手段により検出されたデータ圧縮方式が前記情
    報記録媒体へ書き込む画像データの圧縮方式と同じ場合
    にはそのまま情報記録媒体へ画像データの書き込みを行
    ない、検出されたデータ圧縮方式が前記情報記録媒体へ
    書き込む画像データの圧縮方式と異なる場合には、画像
    データの圧縮方式の変換を行なった後に画像データの書
    き込みを行なう画像データ書き込み手段とを含んで構成
    され 前記画像データ書き込み手段は、JPEG圧縮データを
    輝度信号(Y信号)と色差信号(C信号)に分離する手
    段と、分離したY信号を一時記憶する手段と、分離した
    C信号を復号化,逆量子化,逆DCT変換し、復元され
    た画像データに再サンプリングを施す手段と、前記再サ
    ンプリングされた画像データに、DCT変換,量子化,
    符合化を行なう手段と、前記符号化されたデータと、一
    時記憶されているY信号を再構成し、JPEG圧縮デー
    タを生成する手段と、を備え、前記圧縮方式検出手段に
    より検出されたデータ圧縮方式が前記情報記録媒体へ書
    き込む画像データの圧縮方式と異なる場合にはJPEG
    圧縮データのサンプリングレートを変換する、 ことを特
    徴とする画像記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記JPEG圧縮データのサンプリング
    レートを変換する場合において、再サンプリングを施す
    前に、復元された色差成分の画像データに色補正を行な
    ことを特徴とする請求項1記載の画像記録再生装置。
  3. 【請求項3】 前記JPEG圧縮データのサンプリング
    レートを変換する場合において、再サンプリングを施し
    た後の色差成分の画像データに、輪郭をあいまいにする
    フィルタ処理を行なうことを特徴とする請求項1記載の
    画像記録再生装置。
  4. 【請求項4】 ディジタルカメラの画像記録用ICカー
    ドから情報記録媒体へ画像情報を複写する機能及び他の
    情報記録媒体からICカードへ画像情報を複 写する機能
    の少なくとも1つの機能を具備し、読み込んだ画像情報
    を再生することも可能な画像記録再生装置において、前
    記ICカードに記録されている情報の内の少なくともフ
    ァイル名,撮影日時情報から管理ファイルを作成する管
    理ファイル作成手段と、該管理ファイル作成手段により
    作成された管理ファイルと、情報記録媒体の管理ファイ
    ルと比較して、ICカードに記録されている画像情報の
    うち、既に情報記録媒体に記録されている画像情報か否
    かを判定する判定手段と、該判定手段の判定結果に基づ
    いて、未記録の画像情報のみを情報記録媒体に書き込む
    書き込み手段とを含んで構成されることを特徴とする
    像記録再生装置。
  5. 【請求項5】 画像データを複写する場合において、前
    記判定手段は複写先にファイル名は一致しているが、画
    像のデータ量及びファイル作成日時が一致していないフ
    ァイルがある場合には、前記書き込み手段によりファイ
    ル名を変更して複写することを特徴とする請求項4記載
    の画像記録再生装置。
  6. 【請求項6】 画像データを複写する場合において、複
    写先に同じ画像ファイルがないか検索する場合、前記判
    定手段は複写先に指定されたディレクトリ内のファイル
    のみを検索して、前記書き込み手段により複写すること
    を特徴とする請求項4記載の画像記録再生装置。
  7. 【請求項7】 画像データを複写する場合において、前
    記管理ファイル作成手段は、複写元のファイルに応じた
    ディレクトリを複写先の蓄積手段に作成し、前記書き込
    み手段によりそのディレクトリに複写することを特徴と
    する請求項4記載の画像記録再生装置。
  8. 【請求項8】 画像データを複写する場合において、前
    記管理ファイル作成手段は、複写元のファイルの作成日
    時に応じたディレクトリを複写先の蓄積手段に作成し、
    前記書き込み手段によりそのディレクトリに複写するこ
    とを特徴とする請求項4記載の画像記録再生装置。
  9. 【請求項9】 画像データを複写する場合において、前
    記管理ファイル作成手段は、複写元の蓄積手段に応じた
    ディレクトリを複写先の蓄積手段に作成し、前記書き込
    み手段によりそのディレクトリに複写することを特徴と
    する請求項4記載の画像記録再生装置。
  10. 【請求項10】 画像データを複写する場合において、
    前記管理ファイル作 成手段は、1回の複写動作に応じた
    ディレクトリを複写先の蓄積手段に作成し、前記書き込
    み手段によりそのディレクトリに複写することを特徴と
    する請求項4記載の画像記録再生装置。
  11. 【請求項11】 画像データを複写する場合において、
    前記管理ファイル作成手段は、撮影したカメラに応じた
    ディレクトリを複写先の蓄積手段に作成し、前記書き込
    み手段によりそのディレクトリに複写することを特徴と
    する請求項4記載の画像記録再生装置。
  12. 【請求項12】 画像データを複写する場合において、
    前記管理ファイル作成手段は、ディレクトリを複写先の
    蓄積手段に作成する時に、ディレクトリの作成基準を選
    択できるようすることを特徴とする請求項4記載の画像
    記録再生装置。
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