JP3378328B2 - 自動車用トランスミッションの潤滑装置 - Google Patents

自動車用トランスミッションの潤滑装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、動力伝達用歯車によ
って跳ね上げられた潤滑油を受け入れて被潤滑部にまで
流動させる潤滑油案内路を備えた自動車用トランスミッ
ションの潤滑装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記潤滑装置には、従来、実開平1‐1
16256号公報で示されるものがある。
【0003】これによれば、潤滑油を内有したミッショ
ンケース内に動力伝達用歯車が設けられている。また、
この動力伝達用歯車によって跳ね上げられた潤滑油を受
け入れて被潤滑部にまで流動させる潤滑油案内路が同上
ミッションケース内の上部に設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、自動車の走
行時には、路面からの衝撃や、動力伝達時の反力がミッ
ションケースに対し大きく与えられるため、このミッシ
ョンケースの強度は十分大きいことが求められている。
【0005】一方、上記したように、動力伝達用歯車に
よって跳ね上げられた潤滑油をより効果的に潤滑油案内
路に受け入れさせ、上記被潤滑部に十分の潤滑油を供給
させて、この被潤滑部の潤滑をより確実にさせることが
求められる。
【0006】そこで、上記各要求を満足させるため、ミ
ッションケースを補強させる補強手段や、潤滑油案内路
へ潤滑油を案内させる案内手段を設けることが考えられ
るが、これらを単に設けると、トランスミッションの構
成が複雑になるという問題がある。
【0007】
【発明の目的】この発明は、上記のような事情に注目し
てなされたもので、トランスミッションにおけるミッシ
ョンケースの補強と、被潤滑部に対するより確実な潤滑
が、簡単な構成で得られるようにすることを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
のこの発明の自動車用トランスミッションの潤滑装置
は、次の如くである。なお、この項において各用語に付
記した符号は、この発明の技術的範囲を後述の「実施
例」の項の内容に限定解釈するものではない。
【0009】請求項1の発明は、潤滑油28を内有した
ミッションケース2内に動力伝達用歯車25を設け、こ
のミッションケース2が上記動力伝達用歯車25を内有
するケース本体4と、上記動力伝達用歯車25の軸方向
における上記ケース本体4の一端に形成される外向きフ
ランジ6とを備え、上記軸方向における上記ケース本体
4の天井壁35の中途部に操作開口36を形成し、上記
動力伝達用歯車25によって跳ね上げられた潤滑油28
を受け入れて被潤滑部にまで流動させる潤滑油案内路4
7を同上ミッションケース2内の上部に設けた自動車用
トランスミッションの潤滑装置において、
【0010】上記ミッションケース2のケース本体4の
天井壁35の一部を上方に向けて膨出させることによ
り、上記動力伝達用歯車25の軸方向に沿って延びる突
条体49を形成し、上記突条体49の下面側の凹溝50
が上記動力伝達用歯車25によって跳ね上げられた潤滑
油28を上記潤滑油案内路47内に案内するようにし
【0011】上記操作開口36の開口縁から上方に向け
て筒体37を一体的に突設し、上記突条体49の一端を
上記ケース本体4の一端にまで到達させて上記外向きフ
ランジ6に一体化させる一方、上記突条体49の他端を
上記筒体37に到達させてこの筒体37に一体化させ
ものである。
【0012】請求項2の発明は、請求項1の発明に加え
て、上記ケース本体4の天井壁35の他部を上方に向け
て膨出させることにより、上記動力伝達用歯車25の軸
方向に沿って延びる他の突条体52を形成し、この突条
体52の一端を上記筒体37に到達させてこの筒体37
に一体化させる一方、上記突条体52の他端を上記動力
伝達用歯車25の軸方向における上記ケース本体4の他
端にまで到達させたも のである。
【0013】
【作 用】上記請求項1,2の発明による作用は次の如
くである。
【0014】請求項1の発明は、ミッションケース2の
ケース本体4の天井壁35の一部を上方に向けて膨出さ
せることにより、動力伝達用歯車25の軸方向に沿って
延びる突条体49を形成したため、この突条体49によ
って、上記ミッションケース2のケース本体4が補強さ
れることとなる。
【0015】また、上記突条体49の下面側の凹溝50
が上記動力伝達用歯車25によって跳ね上げられた潤滑
油28を潤滑油案内路47内に案内するようにしたた
め、動力伝達用歯車25によって跳ね上げられた潤滑油
28は上記凹溝50により案内されることによって、潤
滑油案内路47内に効果的に受け入れられる。よって、
この潤滑油案内路47を通し被潤滑部に十分の潤滑油2
8が供給され、この被潤滑部の潤滑がより確実に行われ
る。
【0016】また、上記操作開口36の開口縁から上方
に向けて筒体37を一体的に突設し、上記突条体49の
一端を上記ケース本体4の一端にまで到達させて上記外
向きフランジ6に一体化させる一方、上記突条体49の
他端を上記筒体37に到達させてこの筒体37に一体化
させてある。
【0017】このため、上記操作開口36の形成によ
り、上記ケース本体4において強度が低下しがちとなる
この操作開口36の周りが、上記突条体49により十分
に補強される。
【0018】請求項2の発明は、上記ケース本体4の天
井壁35の他部を上方に向けて膨出させることにより、
上記動力伝達用歯車25の軸方向に沿って延びる他の突
条体52を形成し、この突条体52の一端を上記筒体3
7に到達させてこの筒体37 に一体化させる一方、上記
突条体52の他端を上記動力伝達用歯車25の軸方向に
おける上記ケース本体4の他端にまで到達させてある。
【0019】このため、上記他の突条体52により、ケ
ース本体4が更に補強されると共に、上記操作開口36
の周りが更に十分に補強される。
【0020】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面により説明す
る。
【0021】図中符号1は、自動車用トランスミッショ
ンで、図中矢印Frは自動車の前方を示している。な
お、下記する左右とは、上記前方に向っての方向をいう
ものとする。
【0022】上記トランスミッション1は車体に支持さ
れて前後に延びるミッションケース2を有している。こ
のミッションケース2はその前部がエクステンションケ
ース3、前後中途部がケース本体4、および後部が後部
カバー5により構成されている。
【0023】上記ケース本体4の前端に形成された外向
きフランジ6が、上記エクステンションケース3の後端
の開口縁7に複数のボルト8,9により着脱自在にねじ
止めされている。一方、上記ケース本体4の後端に形成
された外向きフランジ12に、上記後部カバー5が複数
のボルト13により着脱自在にねじ止めされている。
【0024】上記エクステンションケース3の後端開口
を閉じる前部壁14が上記エクステンションケース3に
一体成形されている。また、上記ケース本体4の後端開
口を閉じる後部壁15が上記ケース本体4に一体成形さ
れている。
【0025】上記エクステンションケース3の前端はボ
ルト18によりクラッチハウジング19にねじ止めさ
れ、このクラッチハウジング19はエンジンのクランク
ケースにねじ止めされている。
【0026】上記ミッションケース2内には、互いに平
行で、かつ、前後に延びる入力軸21と変速軸22とが
設けられ、これら入力軸21と変速軸22とはそれぞれ
上記前部壁14と後部壁15とに両持状に支承されてい
る。上記入力軸21と同軸上で、この入力軸21の後方
に出力軸24が設けられ、この出力軸24は上記後部壁
15と後部カバー5とに両持状に支承されている。そし
て、上記入力軸21はエンジンのクランク軸側に連結さ
れ、出力軸24は後輪側に連結されている。
【0027】上記入力軸21と変速軸22には、互いに
噛合する多数の動力伝達用歯車25が支持され、この動
力伝達用歯車25は上記ケース本体4に内有されてい
る。これら動力伝達用歯車25は、上記入力軸21に支
持される複数の第1変速歯車26と、変速軸22に支持
される複数の第2変速歯車27とを備え、図中矢印で示
す方向に回転する。また、上記ミッションケース2内に
は潤滑油28が溜められており、上記各動力伝達用歯車
25は、特に第2変速歯車27により掻き上げられた上
記潤滑油28により潤滑される。
【0028】上記各動力伝達用歯車25の互いの噛合状
態を変更操作すれば、エンジン側から与えられた入力軸
21側の動力が、所望の変速状態にて出力軸24側に伝
えられ、更に、後輪側に伝えられるようになっている。
【0029】上記動力伝達用歯車25の操作用の変速操
作装置29が設けられている。即ち、前記ケース本体4
の左側後部に第1操作アーム30と第2操作アーム31
とが、第1枢支軸32と第2枢支軸33とにより前後回
動自在に枢支され、上記第1操作アーム30と第2操作
アーム31とはドライバーの変速操作レバー側にワイヤ
ーで連結されている。
【0030】上記変速操作レバーを操作すれば、これに
応じて上記第1操作アーム30と第2操作アーム31と
が回動し、この回動に連動して上記各第1変速歯車26
と第2変速歯車27の噛合状態が変化して、所望の変速
状態が得られる。
【0031】上記の場合、動力伝達用歯車25の軸方向
におけるケース本体4の天井壁35の中途部である左側
後部に矩形の操作開口36が形成されている。この操作
開口36の開口縁から上方に向けて、短い筒体37が一
体的に突設されている。この筒体37の上端開口を開閉
自在に閉じるカバー板38が設けられ、このカバー板3
8は上記筒体37の上端に対しボルト39によって着脱
自在にねじ止めされている。
【0032】上記第1操作アーム30は第1枢支軸32
により上記筒体37に枢支され、一方、上記第2操作ア
ーム31は第2枢支軸33によりカバー板38に枢支さ
れている。
【0033】上記ケース本体4内の上部で、第1変速歯
車26の左上方に板金製の樋42が設けられている。上
記筒体37の前部下端からケース本体4内に向って延出
壁43が延出しており、上記樋42に突設されたブラケ
ット44が上記延出壁43にボルト45によって着脱自
在に取り付けられている。
【0034】上記樋42は前後に延びて後下がり状とさ
れ、この樋42の後端から前記後部壁15を貫通して円
形パイプ46が延び、上記樋42と円形パイプ46の各
内部が潤滑油案内路47となっている。
【0035】上記第1変速歯車26によって、掻き上げ
られ、かつ、跳ね上げられた潤滑油28は上記樋42内
の潤滑油案内路47に受け入れられるようになってい
る。そして、上記樋42内に受け入れられた潤滑油28
は上記潤滑油案内路47を通り、前記出力軸24後端の
自在継手など、図示しない被潤滑部に供給される。
【0036】前記ケース本体4の天井壁35の一部、つ
まり、樋42の上方に位置する天井壁35の部分が上方
に向けて膨出しており、これが、第1変速歯車26の軸
方向に沿って延びる突条体49を構成している。
【0037】上記外向きフランジ6は、上記動力伝達用
歯車25の軸方向における一端であるケース本体4の前
端に形成されており、上記突条体49の一端である前端
はケース本体4の上記一端である前端にまでさせら
れて上記外向きフランジ6に一体化させられ、一方、上
記突条体49の他端である後端は前記筒体37に
せられてこの筒体37に一体化させられている。そし
て、上記突条体49により、ケース本体4の前部が補強
される。また、前記操作開口36の形成により、強度が
低下しがちとなるこの操作開口36の周りが、上記突条
体49により十分に補強される。
【0038】図1において、上記突条体49の下面側に
は下方に向って開く凹溝50が形成されている。この凹
溝50は、主に上記第2変速歯車27によって跳ね上げ
られた潤滑油28を、樋42内の潤滑油案内路47に案
内するよう形成されている。
【0039】このため、上記第2変速歯車27によって
跳ね上げられた潤滑油28は上記凹溝50に案内される
ことによって、樋42の潤滑油案内路47内に効果的に
受け入れられる。よって、この潤滑油案内路47を通し
被潤滑部に十分の潤滑油28が供給され、この被潤滑部
の潤滑がより確実に行われる。
【0040】図2から図4において、前記ケース本体4
の天井壁35の他部である後部の一部が上方に向けて膨
出しており、これにより、前記第1変速歯車26の軸方
向に沿って延びる他の突条体52が形成されている。
【0041】上記他の突条体52の一端である前端は上
記筒体37にさせられてこの筒体37に一体化さ
れ、上記突条体52の他端である後端は上記動力伝達
用歯車25の軸方向におけるケース本体4の他端である
後端にまでさせられている。そして、上記突条体5
2によりケース本体4の他部である後部が補強されると
共に、上記操作開口36の周りが十分に補強されてい
る。
【0042】なお、ケース本体4の上部後端に形成され
た左右一対のねじ孔53,53はトランスファを連結す
る場合に、このトランスファの締結用として用いられる
ものである。そして、上記各ねじ孔53は、十分に強度
のある上記突条体52の左右側部に形成されている。
【0043】
【発明の効果】この発明によれば、次の効果がある。
【0044】請求項1の発明は、潤滑油を内有したミッ
ションケース内に動力伝達用歯車を設け、このミッショ
ンケースが上記動力伝達用歯車を内有するケース本体
と、上記動力伝達用歯車の軸方向における上記ケース本
体の一端に形成される外向きフランジとを備え、上記軸
方向における上記ケース本体の天井壁の中途部に操作開
口を形成し、上記動力伝達用歯車によって跳ね上げられ
た潤滑油を受け入れて被潤滑部にまで流動させる潤滑油
案内路を同上ミッションケース内の上部に設けた自動車
用トランスミッションの潤滑装置において、
【0045】上記ミッションケースのケース本体の天井
壁の一部を上方に向けて膨出させることにより、上記動
力伝達用歯車の軸方向に沿って延びる突条体を形成し
上記突条体の下面側の凹溝が上記動力伝達用歯車によっ
て跳ね上げられた潤滑油を上記潤滑油案内路内に案内す
るようにしてある。
【0046】このため、上記突条体によって、上記ミッ
ションケースのケース本体が補強されることとなる。
【0047】また、上記突条体の下面側の凹溝が上記動
力伝達用歯車によって跳ね上げられた潤滑油を潤滑油案
内路内に案内するようにしたため、動力伝達用歯車によ
って跳ね上げられた潤滑油は上記凹溝により案内される
ことによって、潤滑油案内路内に効果的に受け入れられ
る。よって、この潤滑油案内路を通し被潤滑部に十分の
潤滑油が供給され、この被潤滑部の潤滑がより確実に行
われる。
【0048】そして、上記の場合、ミッションケース
ケース本体を補強する突条体の下面側の凹溝が、被潤滑
部の潤滑に利用されたことから、トランスミッションに
おけるミッションケースの補強と、被潤滑部に対するよ
り確実な潤滑が、簡単な構成で得られることとなる。
【0049】また、上記操作開口の開口縁から上方に向
けて筒体を一体的に突設し、上記突条体の一端を上記ケ
ース本体の一端にまで到達させて上記外向きフランジに
一体化させる一方、上記突条体の他端を上記筒体に到達
させてこの筒体に一体化させてある。
【0050】このため、上記操作開口の形成により、上
記ケース本体において強度が低下しがちとなるこの操作
開口の周りが、上記突条体により十分に補強される。
【0051】請求項2の発明は、上記ケース本体の天井
壁の他部を上方に向けて膨出させることにより、上記動
力伝達用歯車の軸方向に沿って延びる他の突条体を形成
し、この突条体の一端を上記筒体に到達させてこの筒体
に一体化させる一方、上記突条体の他端を上記動力伝達
用歯車の軸方向における上記ケース本体の他端にまで到
達させてある。
【0052】このため、上記他の突条体により、ケース
本体が更に補強されると共に、上記操作開口の周りが更
に十分に補強される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図3の1‐1線矢視図である。
【図2】トランスミッションの平面図である。
【図3】図2の3‐3線矢視断面図である。
【図4】図3の4‐4線矢視図である。
【符号の説明】
1 トランスミッション 2 ミッションケース ケース本体 外向きフランジ 25 動力伝達用歯車 28 潤滑油 35 天井壁36 操作開口 37 筒体 47 潤滑油案内路 49 突条体 50 凹溝52 突条体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 57/04 F16H 57/02 501

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 潤滑油を内有したミッションケース内に
    動力伝達用歯車を設け、このミッションケースが上記動
    力伝達用歯車を内有するケース本体と、上記動力伝達用
    歯車の軸方向における上記ケース本体の一端に形成され
    る外向きフランジとを備え、上記軸方向における上記ケ
    ース本体の天井壁の中途部に操作開口を形成し、上記
    力伝達用歯車によって跳ね上げられた潤滑油を受け入れ
    て被潤滑部にまで流動させる潤滑油案内路を同上ミッシ
    ョンケース内の上部に設けた自動車用トランスミッショ
    ンの潤滑装置において、 上記ミッションケースのケース本体の天井壁の一部を上
    方に向けて膨出させることにより、上記動力伝達用歯車
    の軸方向に沿って延びる突条体を形成し、上記突条体の
    下面側の凹溝が上記動力伝達用歯車によって跳ね上げら
    れた潤滑油を上記潤滑油案内路内に案内するようにし 上記操作開口の開口縁から上方に向けて筒体を一体的に
    突設し、上記突条体の一端を上記ケース本体の一端にま
    で到達させて上記外向きフランジに一体化させる一方、
    上記突条体の他端を上記筒体に到達させてこの筒体に一
    体化させ た自動車用トランスミッションの潤滑装置。
  2. 【請求項2】 上記ケース本体の天井壁の他部を上方に
    向けて膨出させることにより、上記動力伝達用歯車の軸
    方向に沿って延びる他の突条体を形成し、この突条体の
    一端を上記筒体に到達させてこの筒体に一体化させる一
    方、上記突条体の他端を上記動力伝達用歯車の軸方向に
    おける上記ケース本体の他端にまで到達させた請求項1
    に記載の自動車用トランスミッションの潤滑装置。
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