JP3377640B2 - 水素分離膜及びその製造方法 - Google Patents

水素分離膜及びその製造方法

Info

Publication number
JP3377640B2
JP3377640B2 JP02374895A JP2374895A JP3377640B2 JP 3377640 B2 JP3377640 B2 JP 3377640B2 JP 02374895 A JP02374895 A JP 02374895A JP 2374895 A JP2374895 A JP 2374895A JP 3377640 B2 JP3377640 B2 JP 3377640B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydrogen
metal
metal foil
permeable
separation membrane
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP02374895A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08215551A (ja
Inventor
穣 末田
保博 深谷
隆博 松本
敏郎 小林
常登 廣實
孝義 川岡
眞輔 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP02374895A priority Critical patent/JP3377640B2/ja
Publication of JPH08215551A publication Critical patent/JPH08215551A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3377640B2 publication Critical patent/JP3377640B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Hydrogen, Water And Hydrids (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は水素精製装置や水素製造
装置に用いられる水素分離膜及びその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図2に従来の水素透過性金属箔を有する
水素分離膜の構造を示す。この水素分離膜は原料ガス側
7に高温高圧の水素を含むガスを流し、低圧の精製水素
側8に水素を取出すものである。例えば厚さ5〜100
μm程度のPd−Ag合金などの水素透過性金属箔1
と、圧力差による該金属箔1の破損を防止するための金
属繊維不織布3及び/又は金網2等からなる金属多孔体
4の積層構造となっており、取付部材10に取付けて使
用される。ここで金属多孔体内の各層は全面接合されて
いるが、金属箔は周辺部のみ金属多孔体に接合されてい
る。また、その周囲は原料ガス側7、精製水素側8及び
外気とを遮断するため、溶接あるいはパッキンなどでシ
ール部9を形成することによりシールされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図2に
示すような従来の水素分離膜の構造では、周囲のシール
を完全にするのは難しく、次のように製造時の歩留りが
悪い、水素透過性能が低いなどの問題があり、工業的に
はなりたたない。 (1)パッキンでシールする場合は、金属箔1が薄いこ
とと金属多孔体4が存在するため水素精製又は水素分離
時に大きな面圧を加えることができず、したがって稼働
圧力を上げることができないため、大きな水素透過速度
は得られない。 (2)溶接でシールする場合は、レーザ溶接、電子ビー
ム溶接等の低入熱、低歪溶接を用いても、金属箔1が薄
いため溶け落ちなどの欠陥が発生しやすく、金属箔1の
歩留りが50%以下で工業的になりたたない。歩留りを
上げるためには少なくとも金属箔1の厚さを0.1mm
程度以上にする必要があるが、水素透過度は金属箔1の
厚さに反比例するため、性能が大きく低下する。
【0004】本発明は、前記従来技術の実情に鑑みてな
されたものであって、従来の水素分離膜の構造における
欠点を解消した水素分離膜及びその製造方法を提供しよ
うとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は(1)水素透過
性金属箔を、Ag,Au,Pt,Ni及びCuからなる
群から選ばれるいずれかの金属層を介して金属多孔体表
面に接合させてなることを特徴とする水素分離膜、
(2)水素透過性金属箔を接合させる金属多孔体の端縁
部に、表面が平坦になるように取付枠を接合し、該取付
枠を含む金属多孔体表面に水素透過性金属箔を接合させ
てなることを特徴とする水素分離膜、(3)水素透過性
金属箔を接合させる金属多孔体の端縁部に、表面が平坦
になるように取付枠を接合し、該取付枠を含む金属多孔
体表面に水素透過性金属箔を、Ag,Au,Pt,Ni
及びCuからなる群から選ばれるいずれかの金属層を介
して接合させてなることを特徴とする水素分離膜
(4)水素透過性金属箔を、Ag,Au,Pt,Ni及
びCuからなる群から選ばれるいずれかの金属層を介し
て金属多孔体表面に接合させることを特徴とする水素分
離膜の製造方法、(5)水素透過性金属箔を接合させる
金属多孔体の端縁部に、表面が平坦になるように取付枠
を接合し、該取付枠を含む金属多孔体表面に水素透過性
金属箔を接合させることを特徴とする水素分離膜の製造
方法、及び(6)水素透過性金属箔を接合させる金属多
孔体の端縁部に、表面が平坦になるように取付枠を接合
し、該取付枠を含む金属多孔体表面に水素透過性金属箔
を、Ag,Au,Pt,Ni及びCuからなる群から選
ばれるいずれかの金属層を介して接合させることを特徴
とする水素分離膜の製造方法である。
【0006】本発明の水素分離膜において、水素透過性
金属箔としてはPd又はPdを主体とする合金を厚さ5
〜100μm程度の薄膜としたものを使用する。この水
素透過性金属箔の例としてはPd−Ag合金のほか、P
d、Pd−Y合金、Pd−Ni合金、Pd−Cu合金あ
るいはPdに前記添加金属を複合して加えた三元合金が
挙げられる。また、金属多孔体としては金属繊維の不織
布、金網あるいはこれらを組み合わせたものが使用され
る。この金属多孔体の材質としてはステンレス鋼、炭素
鋼、合金鋼などが使用できる。
【0007】水素透過性金属箔と金属多孔体を積層させ
て使用する場合、繰り返し熱サイクルに対する耐久性を
考慮すると、金属箔と金属多孔体の表面は接合されてい
ることが望ましい。接合は拡散接合などにより行うこと
ができるが、金属多孔体の材質によっては不純物が水素
透過性金属箔中に拡散して水素透過性能を劣化させる場
合がある。例えば、直接接合では接合金属多孔体の材質
がステレス鋼である場合、炭素やクロムなどの元素が水
素透過性の金属箔中に拡散し、水素透過性能を低下させ
る。そのため水素透過性金属箔と金属多孔体との接合は
適当な材質の金属層を介して行うのが望ましい。
【0008】前記金属層を形成させる金属は次のような
要件を満たすものである。 金属層の成分が金属箔中に少量拡散しても水素透過性
能が低下しないもの。 接合性のよいもの、すなわち酸化物を形成しにくく、
再結晶温度が低く低温で接合可能なもの。 金属多孔体から拡散してくる炭素、クロムの拡散速度
が小さいもの、すなわち面心立方構造を有するものが望
ましく、炭素、クロムの拡散速度を小さくするため低温
で接合できるもの。
【0009】そのため、本発明の第1においては、水素
透過性金属箔と金属多孔体とを、Ag,Au,Pt,N
i及びCuからなる群から選ばれるいずれかの金属層を
介して接合させたことを特徴としている。
【0010】これらの金属層を解して接合させる方法と
しては、金属多孔体の表面にこれらの金属を真空蒸着、
スパッタリング法、CVD法などの乾式コーティング法
あるいは電気メッキ、無電解メッキなどの湿式コーティ
ング法によりコーティングしておき、金属箔と合わせて
加熱、加圧して接合させるのが一般的である。
【0011】また、周囲のシール溶接性を改善するた
め、水素分離膜の端縁部に取付枠を設けるのが好まし
い。そのため、本発明の第2においては、繰り返し熱サ
イクルに対する耐久性を考慮し、図1に示すように、金
属多孔体4の水素透過性金属箔1と接する表面の端縁部
に厚さ0.01〜1mmの取付枠6を表面が平坦になる
よう、金属多孔体に埋め込んだ形で接合させたことを特
徴としている。なお、図1の例では金属多孔体4は金網
2に金属繊維不織布3を接合させたものを使用している
が、金属多孔体の構成は使用する材料の高温強度、耐食
性、水素分離膜の耐用年数等を考慮して適宜決定すれば
よい。図1において、7が原料ガス側、8が精製水素
側、9は溶接によるシール部、10は取付部材である。
【0012】なお、取付枠を使用する場合には、その材
質は接合する金属多孔体と同材質あるいは近似した材質
のものを使用する。例えば、SUS316L製の金属多
孔体を使用する場合には、取付枠の材質もSUS316
LあるいはNiとするのが好ましい。
【0013】さらに、本発明の第3は、前記本発明の第
1及び第2の特徴を兼ね備えたものであり、本発明の第
4〜6はそれぞれの水素分離膜の製造方法である。
【0014】
【作用】水素透過性金属箔と金属多孔体とを単に積層し
ただけでは、両者の熱膨張係数の差により金属箔にしわ
が生じ、そこに歪みが集中するため、昇降温の繰り返し
による金属疲労で金属箔が損傷しリークが発生する。本
発明では、金属箔と金属多孔体とを予め拡散接合などの
手段により全面にわたって接合させておくことによって
このようなリークの発生を防止する。水素透過性金属箔
と金属多孔体との接合に際し、中間層としてAg,A
u,Pt,Ni及びCuからなる群から選ばれるいずれ
かの金属層を介して接合させることにより、接合金属多
孔体の材質がステレス鋼である場合、直接接合では炭素
やクロムなどの元素が水素透過性の金属箔中に拡散し、
水素透過性能を低下させるのを防ぐ、接合温度を低くす
ることができ熱膨張差に起因する発生応力を低減できる
などの作用がある。
【0015】水素透過性金属箔を積層あるいは積層して
接合するに先立ち、金属多孔体の金属箔と接する表面の
端縁部に取付枠を接合しておくことにより周囲を溶接に
よりシールする際の水素分離膜の歩留りを向上させるこ
とができる。この場合、金属多孔体の表面に取付枠を接
合しただけではさらにその上に金属箔を接合させる際に
段差が生じ、金属箔に局部的歪み(折れ曲がり)が形成
され、その結果昇降温繰り返しによる金属疲労で金属箔
が損傷し、リークが発生する。そのため、金属多孔体へ
の取付枠の接合に際しては取付枠を金属多孔体中に埋め
込んだ形とし、金属箔を接合する面を平坦にしておくこ
とが必要である。
【0016】金属多孔体と取付枠との接合は拡散接合あ
るいはろう付けにより行うことができる。また、金属箔
との接合面を平坦にする方法としては、予め金属多孔体
表面に取付枠の厚みに相当する段差を付けておく方法、
金属多孔体と取付枠との接合の後、金属箔を接合する前
にプレスあるいは圧延等により平坦にする方法などを採
ることができる。
【0017】
【実施例】以下実施例により本発明の水素分離膜をさら
に具体的に説明する。 (使用材料)水素透過性金属箔として、厚さ20μm及
び100μmのPd−23%Ag圧延箔を使用した。ま
た、金属多孔体としてはSUS316L繊維からなる平
均孔径6μm、厚さ0.1mmの金属繊維不織布に、S
US316L製の#40〜#400の金網を間隔の細か
い順に10枚積層し、厚さ約1mmとし、#400の金
網が金属繊維不織布と接するようにして温度950℃、
加圧力0.5kgf/cm2 、Arガス雰囲気の条件で
拡散接合させたものを使用した。なお、水素透過性金属
箔は金属多孔体の金属繊維不織布の面に接合させるよう
にし、取付枠としてはSUS316L製のものを使用し
た。
【0018】(性能評価)以下の実施例、比較例で作製
した試料の性能評価は次のようにして行った。 常温で10kgf/cm2 の窒素圧で原料ガス側から
精製水素側へのリーク量を測定するリーク試験。 600℃で2kgf/cm2 の水素ガスによる水素透
過速度の測定。 常温、無加圧と600℃、10kgf/cm2 の窒素
加圧のサイクルを繰り返し、各繰り返しごとにリーク試
験を行い、繰り返し寿命を測定する温度・圧力昇降試験
を実施。
【0019】(比較例1、2) 厚さ20μm及び100μmの水素透過性金属箔を使用
し、前記金属多孔体の表面に重ねて周辺部のみを900
℃で接合して図2の取付枠のない構造(従来の構造)の
水素分離膜を作製し、シール溶接性の差を調べた。シー
ル溶接はCO2レーザ溶接方法により、出力1.5k
W、溶接速度50cm/minとし、直径0.8mmの
SUS309溶加ワイヤを100cm/minの速度で
供給した。得られた試料について前記によるリーク試
験を行った結果、水素透過性金属箔1の厚みが20μm
の比較例1では製品の歩留りは0%(リークしなかった
試料個数/全試料個数が0/3)であった。これに対
し、金属箔1の厚みが100μmである比較例2では製
品の歩留りは100%(3/3)であったが、金属箔1
の厚みが厚いため、の試験による水素透過速度が小さ
く、水素分離膜としての性能は悪かった。
【0020】(比較例3、4)厚さ20μmの水素透過
性金属箔1を使用し、シール溶接性を改善するため、比
較例3では図3に示すように金属多孔体4の周囲に取付
枠6を溶接し、比較例4では図4に示すように厚さ0.
2mmの取付枠6を金属多孔体4に950℃で接合し、
その上に水素透過性金属箔1を積層し、900℃で周辺
部を接合した。これらを比較例1と同様にして溶接し
た。得られた試料についてのリーク試験を行った結
果、歩留りは両者共に100%(2/2)であり、の
水素透過速度測定の結果も良好であった。そこでの温
度・圧力昇降試験を行ったところ、100〜200回程
度の繰り返し後、リークが発生した。定期点検時以外は
定常運転を続ける装置ではこの程度の寿命で十分である
が、毎日、毎週装置の始動、停止を繰り返す装置ではさ
らに長期の繰り返し寿命が要求される。
【0021】(比較例5)比較例3、4で試験を行った
試料を切断し、断面を調べてみると図3、図4に示すよ
うに、取付枠6と金属多孔体4の溶接部の段差部P、あ
るいは取付枠6と金属多孔体4の段差部Qで金属箔1が
折れ曲がった部分からリークが発生していることがわか
った。そこで、比較例4のようにして得た試料を拡散接
合炉中で1050℃の温度、1kgf/cm2 の圧力で
加熱、加圧して取付枠6を金属多孔体4の中に押し込ん
で金属箔1と接する面が平坦になるようにした。その結
果、の温度・圧力昇降試験で約800回の繰り返しに
耐えることができた。なお、表面の平坦化は圧延により
行うこともできる。
【0022】(比較例6)毎日装置の始動、停止を繰り
返す場合には、3年間では1095回、5年間では18
25回の繰り返しに耐えることが必要である。比較例5
での温度・圧力昇降試験を行った後の試料を調べてみ
るとPd−Ag箔にしわが形成されており、この部分に
Pd−Ag箔と金属多孔体の熱膨張係数差に起因する歪
差が集中するものと考えられた。そこで、しわの形成を
防ぐためPd−Ag箔1と金属多孔体4の表面全面を拡
散接合により接合した。接合条件は拡散接合炉を真空引
きし、900℃で加圧した。これにより、の温度・圧
力昇降試験で約2000回の繰り返しに耐えるようにな
ったが、厚さ20μmと薄いPd−Ag箔を使用してい
るにもかかわらず水素透過速度が小さかった。このPd
−Ag箔の断面の成分分析を行ったところ、金属多孔体
から炭素及びクロムがPd−Ag箔中に拡散しており、
これがPd−Ag箔の水素透過性能を劣化させているこ
とがわかった。
【0023】(実施例1〜5)水素透過性金属箔1と、
厚さ0.2mmの取付枠を接合して表面を平坦化した金
属多孔体4とを、Ag、Au、Ni、Pt又はCuの層
を介して全面接合させ、図1に示す構造の水素分離膜を
作製した。金属層の形成方法は真空蒸着により行った。
得られた試料はいずれもの水素透過速度測定による水
素透過速度は良好で、の温度・圧力昇降試験の結果も
2500回以上の繰り返しでもリークの発生は認められ
なかった。比較例1〜6、実施例1〜5の試料の試験結
果をまとめて表1に示す。
【0024】
【表1】
【0025】
【発明の効果】本発明の水素分離膜は、シール溶接の際
の歩留りが大きく、また、温度、圧力の昇降繰り返しに
対する耐久性が高い。さらに、水素透過性金属箔と金属
多孔体との間に金属層を介して接合させたものでは、接
合による金属箔の水素透過性能の劣化を防ぐことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例で作製した水素分離膜の構造を示す断面
図。
【図2】従来の水素分離膜の構造を示す断面図。
【図3】比較例3で作製した水素分離膜の構造を示す断
面図。
【図4】比較例4で作製した水素分離膜の構造を示す断
面図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 敏郎 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22 号 三菱重工業株式会社 広島研究所内 (72)発明者 廣實 常登 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22 号 三菱重工業株式会社 広島研究所内 (72)発明者 川岡 孝義 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22 号 三菱重工業株式会社 広島製作所内 (72)発明者 太田 眞輔 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22 号 三菱重工業株式会社 広島製作所内 (56)参考文献 特開 平5−123548(JP,A) 特開 平4−227035(JP,A) 特開 平5−317662(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01D 71/02 500 B01D 67/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水素透過性金属箔を、Ag,Au,P
    t,Ni及びCuからなる群から選ばれるいずれかの金
    属層を介して金属多孔体表面に接合させてなることを特
    徴とする水素分離膜。
  2. 【請求項2】 水素透過性金属箔を接合させる金属多孔
    体の端縁部に、表面が平坦になるように取付枠を接合
    し、該取付枠を含む金属多孔体表面に水素透過性金属箔
    を接合させてなることを特徴とする水素分離膜。
  3. 【請求項3】 水素透過性金属箔を接合させる金属多孔
    体の端縁部に、表面が平坦になるように取付枠を接合
    し、該取付枠を含む金属多孔体表面に水素透過性金属箔
    を、Ag,Au,Pt,Ni及びCuからなる群から選
    ばれるいずれかの金属層を介して接合させてなることを
    特徴とする水素分離膜。
  4. 【請求項4】 水素透過性金属箔を、Ag,Au,P
    t,Ni及びCuからなる群から選ばれるいずれかの金
    属層を介して金属多孔体表面に接合させることを特徴と
    する水素分離膜の製造方法。
  5. 【請求項5】 水素透過性金属箔を接合させる金属多孔
    体の端縁部に、表面が平坦になるように取付枠を接合
    し、該取付枠を含む金属多孔体表面に水素透過性金属箔
    を接合させることを特徴とする水素分離膜の製造方法。
  6. 【請求項6】 水素透過性金属箔を接合させる金属多孔
    体の端縁部に、表面が平坦になるように取付枠を接合
    し、該取付枠を含む金属多孔体表面に水素透過性金属箔
    を、Ag,Au,Pt,Ni及びCuからなる群から選
    ばれるいずれかの金属層を介して接合させることを特徴
    とする水素分離膜の製造方法。
JP02374895A 1995-02-13 1995-02-13 水素分離膜及びその製造方法 Expired - Lifetime JP3377640B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02374895A JP3377640B2 (ja) 1995-02-13 1995-02-13 水素分離膜及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02374895A JP3377640B2 (ja) 1995-02-13 1995-02-13 水素分離膜及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08215551A JPH08215551A (ja) 1996-08-27
JP3377640B2 true JP3377640B2 (ja) 2003-02-17

Family

ID=12118943

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02374895A Expired - Lifetime JP3377640B2 (ja) 1995-02-13 1995-02-13 水素分離膜及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3377640B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10306235B4 (de) 2003-02-14 2005-02-03 Daimlerchrysler Ag Verfahren und Anordnung zum Widerstandsnahtschweißen einer Folie und mindestens eines Folienträgers eines Brennstoffzellensystems
JP4363633B2 (ja) 2004-02-17 2009-11-11 株式会社アルバック 水素分離・精製用複相合金及びその作製方法、並びに水素分離・精製用金属膜及びその作製方法
KR100679341B1 (ko) * 2004-09-15 2007-02-07 한국에너지기술연구원 수소기체분리용 팔라듐 합금복합막의 제조방법
JP4490383B2 (ja) * 2006-03-13 2010-06-23 日本碍子株式会社 水素ガス分離体固定構造体及びそれを用いた水素ガス分離装置
JP2008043908A (ja) * 2006-08-21 2008-02-28 Sumitomo Metal Mining Co Ltd 水素透過膜およびその製造方法、並びに、該水素透過膜を用いた水素透過用部材
JP6269110B2 (ja) * 2014-01-30 2018-01-31 大日本印刷株式会社 フィルターおよびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08215551A (ja) 1996-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5904754A (en) Diffusion-bonded palladium-copper alloy framed membrane for pure hydrogen generators and the like and method of preparing the same
US8110022B2 (en) Hydrogen purifier module and method for forming the same
JP3377640B2 (ja) 水素分離膜及びその製造方法
JP2006272420A (ja) 金属箔体の拡散接合方法
US7353982B2 (en) Diffusion bonding for metallic membrane joining with metallic module
JP4944656B2 (ja) 水素分離用膜の支持体及びこの支持体を用いた水素分離用モジュール
JP2008155118A (ja) 水素分離用複合膜と、この水素透過膜を用いた水素分離用モジュール
US2908969A (en) Method of cladding steel with titanium or zirconium
JP3383288B2 (ja) ステンレス鋼用ろう合金、そのろう合金によってろう接されたろう接構造物およびステンレス鋼用ろう材
JP2001162144A (ja) 気体分離器
JPH11276867A (ja) 水素透過膜の接合方法
JP3174668B2 (ja) 水素分離膜
JP2024503446A (ja) 極薄膜の製造
TW201325696A (zh) 多孔基材及無機選擇膜製造方法
JP4792598B2 (ja) 水素透過モジュールおよびその使用方法
FR2473379A1 (fr) Procede de production d'une plaque d'acier plaque par laminage a chaud avec interposition d'une couche intermediaire
JP3993282B2 (ja) 分離膜モジュール
JP2008023496A (ja) 水素分離膜セルの製造方法
JP2000296316A (ja) 耐圧水素透過膜とその製造方法
JP4183148B2 (ja) 耐圧水素透過膜の製造方法及び補修方法
Gorbunov et al. Membrane palladium-based alloys for high purity hydrogen production
CN213231515U (zh) 一种平板式氢气提纯装置
JP2639993B2 (ja) メタル担体の製造方法
JP2007038111A (ja) 水素透過素子及びその製造方法
JP2002151086A (ja) 空気電池用正極基材、該正極基材の製造方法、空気電池用正極、および空気電池

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20021105

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071206

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081206

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091206

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091206

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101206

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101206

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111206

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111206

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121206

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131206

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term