JP3376795B2 - 2液注型用ポリウレタンエラストマー組成物、及び該組成物を用いたポリウレタンエラストマーの製造法 - Google Patents

2液注型用ポリウレタンエラストマー組成物、及び該組成物を用いたポリウレタンエラストマーの製造法

Info

Publication number
JP3376795B2
JP3376795B2 JP33409595A JP33409595A JP3376795B2 JP 3376795 B2 JP3376795 B2 JP 3376795B2 JP 33409595 A JP33409595 A JP 33409595A JP 33409595 A JP33409595 A JP 33409595A JP 3376795 B2 JP3376795 B2 JP 3376795B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polyol
hdi
polyurethane elastomer
molecular weight
prepolymer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP33409595A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09151230A (ja
Inventor
浩直 安在
博史 早福
八郎 和田
伸 小西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Polyurethane Industry Co Ltd
Original Assignee
Nippon Polyurethane Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Polyurethane Industry Co Ltd filed Critical Nippon Polyurethane Industry Co Ltd
Priority to JP33409595A priority Critical patent/JP3376795B2/ja
Publication of JPH09151230A publication Critical patent/JPH09151230A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3376795B2 publication Critical patent/JP3376795B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2液注型用ポリウ
レタンエラストマー組成物に関する。更に詳しくは、特
定のポリイソシアネートを用いたNCO基末端プレポリ
マーと特定の分子量1000〜3000の長鎖ポリオー
ル、分子量62〜500未満の短鎖グリコール及び分子
量92〜500未満の短鎖トリオール等とからなる2液
注型用ポリウレタンエラストマー組成物で、該組成物か
ら得られるポリウレタンエラストマーは、優れた作業性
と物理強度を有するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の注型ウレタンエラストマーの成型
技術を大別すると、通常ワンショット法とプレポリマー
法の2種類に区分される。ワンショット法は、すべての
反応素原料を一度に反応器内で混合攪拌した後、注型し
一次キュアによりほぼ反応を完了させた後に離型し、そ
の後二次キュアを行う方法で、素原料をそのまま用いる
ので最も経済的な方法である。しかしながら、ウレタン
化等の高分子化反応が一度に進行するため多量の発熱が
あり、安定した物理特性が得られにくい。
【0003】一方、プレポリマー法は、ポリオールと過
剰のジイソシアネートを前もって反応させてプレポリマ
ーを合成する工程と、このプレポリマーを他の不足原料
と反応させて最終的にエラストマーをつくる工程の2段
法をとる。プレポリマー法の場合、ウレタン化反応に伴
う熱がプレポリマー化時に既に放出されており、以下に
述べる利点を持つためほとんどの注型ウレタンエラスト
マーはこの方法によって製造されている。 (イ)均一に反応が進行するため、高物性のエラストマ
ーが得られる。(ロ)総発熱量が小さく、大型成型が可
能である。(ハ)グリコール、アミン等の硬化剤を自由
に選択したセグメント化ポリウレタンを製造できる。
【0004】特開平6−32858号公報には、特定の
プレポリマーと芳香族ジアミンとを反応させて、加工
性、取扱性に優れた、ロール、タイヤ、パイプ等に有用
なエラストマーを得ている。イソシアネートとしてα−
(3−イソシアナートフェニル)エチレンイソシアナー
トを使用している。特公平3−41833号公報には、
有機ポリイソシアネートとしてジフェニルメタンジイソ
シアネート、トリレンジイソシアネート等を用い、ポリ
カプロラクトンエステルと反応させてプレポリマーを得
て、硬化剤として1,4−ブタンジオールやジアミンを
使用してウレタンゴムを得ている。このエラストマー
は、温度変化に対する安定性、熱に対する耐久性、長期
間にわたる安定性を目的としている。特開平5−240
49号公報には、ポリイソシアネートとしてジフェニル
メタンジイソシアネートとポリエチレンアジペートポリ
オールとを反応させてプレポリマーを得て、硬化剤とし
てポリエチレンアジペートポリオール、1,4−ブタン
ジオールを用いてポリウレタン成形品を得ている。この
エラストマーは、低温特性を低減することなく、歪みを
低減することを目的としている。特開平5−27804
5号公報には、ポリイソシアネートとしてジフェニルメ
タンジイソシアネートとポリカプロラクトンエステルジ
オールとを反応させてプレポリマーを得て、硬化剤とし
て高分子ポリオールと低分子ポリオールとを用いてポリ
ウレタン成形品を得ている。このエラストマーは、耐摩
耗性と耐久性を得ることを目的としている。特公平7−
72222号公報には、ポリイソシアネートとしてジフ
ェニルメタンジイソシアネートやトリレンジイソシアネ
ート等を用い、ポリオキシテトラメチレングリコールを
可塑剤の存在下で反応させてプレポリマーを得ている。
硬化剤としてアミンを用い、可塑剤の存在下で反応させ
てポリウレタン成形品を得ている。このエラストマー
は、成形性が良く、低硬度で、ゴム弾性を有することを
目的としている。特公平1−26365号公報には、炭
酸エステル系ポリエステルポリオール70〜30重量%
とラクトン系ポリエステルポリオール30〜70重量%
からなるポリエステルポリオールと4,4′−メチレン
−ビス−(シクロヘキシルイソシアネート)または1,
3−ビス(イソシアネートメチル)シクロヘキサン、と
を反応させて得られるプレポリマーと硬化剤としてメチ
レンジアニリンとからなるポリエステルウレタン組成物
が記載されている。この組成物から得られる樹脂は、耐
湿性、耐油性すぐれているとその効果が述べられてい
る。しかしながら、更に作業性、諸物性の向上が望まれ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、従来の
注型技術において作業性、諸物性の向上をはかるため、
鋭意研究検討を重ねた結果、ポリエステル系NCO基末
端プレポリマーとポリエステルポリオールを主体とする
硬化剤等から成るポリオールとを使用することにより、
得られるエラストマーは、優れた物理強度を有している
ことを見出し本発明に到達した。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、(A)
NCO基末端プレポリマーと(B)分子量1000〜3
000の長鎖ポリオール、分子量62〜500未満の
鎖グリコール(短鎖グリコールと略す)及び分子量92
〜500未満の短鎖トリオール(短鎖トリオールと略
す)の混合物から成るポリウレタンエラストマー組成物
において、該NCO基末端プレポリマーのポリイソシア
ネートとしてヘキサメチレンジイソシアネート系ポリイ
ソシアネートを用い、該プレポリマー用ポリオール及び
(B)の分子量1000〜3000の長鎖ポリオール
(長鎖ポリオールと略す)として、ポリカーボネートポ
リオールとポリカプロラクトンポリオールの併用、及び
/又はポリ(カーボネート・カプロラクトン)ポリオー
ルからなることを特徴とする2液注型用ポリウレタンエ
ラストマー組成物であるまた本発明は、NCO基末端プ
レポリマーに使用するポリイソシアネートがヘキサメチ
レンジイソシアネート(HDIと略す)のイソシアヌレ
ート環含有変性体(HDIのヌレート変性体と略す)、
又はヘキサメチレンジイソシアネートのウレトジオン環
及びイソシアヌレート環含有変性体(HDIのウレトジ
オン・ヌレート変性体と略す)であることを特徴とする
2液注型用ポリウレタンエラストマー組成物である。更
に本発明は、2液注型用ポリウレタンエラストマー組成
物を用いて加熱成形することを特徴とするポリウレタン
エラストマーの製造法である。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の(A)成分であるNCO
基末端プレポリマーを構成するHDI系ポリイソシアネ
ートとしては、HDIのヌレート変性体、又はHDIの
ウレトジオン・ヌレート変性体等である。またHDIの
各種誘導体を使用する事もてきる。その他、HDI系ポ
リイソシアネートと併用できるイソシアネートとしては
ジフェニルメタンジイソシアネート、トリレンジイソシ
アネート等があり、単独または2種以上の混合物として
併用することができる。
【0008】本発明の(A)成分を構成するHDIのヌ
レート変性体は、HDIあるいは、HDIのNCO基の
1部をポリオール付加させたHDIのポリオール付加体
に、イソシアヌレート化触媒及び必要に応じて助触媒を
加えて約50℃〜100℃でイソシアヌレート化反応を
行うことにより得ることがができる。この場合、HDI
のNCO基の20重量%以下をポリオールと反応させ
て、HDIのポリオール付加体を得たものである。HD
Iのポリオール付加体を得るためのポリオールとしては
分子量3000以下、官能度2〜3のもので、例えば
1,3−ブタンジオール、ジプロピレングリコール、
1,6−ヘキサングリコール、3−メチル−1,5−ペ
ンタンジオール、ネオペンチルグリコール(以下NPG
と略す)、2,2−ジエチル−1,3−プロパンジオー
ル、2−エチル−1,3−ヘキサンジオール、2−n−
ブチル−2−エチル−1,3−プロパンジオール(以下
2−BEPGと略す)等やポリエステルポリオール、ポ
リエーテルポリオール等が挙げられる。これらは単独、
又は2種以上の混合物として使用することもできる。
【0009】HDIのヌレート変性体を得るための触媒
としては、プロピオン酸、酪酸、吉草酸、カプロン酸、
ヘプタン酸、カプリル酸、ペラルゴン酸、カプリン酸、
ウンデシル酸及びこれらの分岐脂肪酸のカリウムまたは
ナトリウム塩である。触媒と併用することのできる助触
媒としては、フェノール性ヒドロキシ化合物(フェノー
ル、クレゾール等)、アルコール性ヒドロキシ化合物
(エタノール、シクロヘキサノール等)、又は第3級ア
ミン(トリエチルアミン、メチルピペリジン等)類を用
いることができる。この助触媒によって反応は容易に進
行する。使用する触媒量は、ポリイソシアネートに対し
て0.001〜0.25重量%、助触媒は0.01〜
0.2重量%である。また反応の停止剤を使用すること
もできる。停止剤としては、例えばリン酸、硫酸、パラ
トルエンスルホン酸メチル等が使用でき、使用量は触媒
当量の0.5〜5.0倍使用する。
【0010】本発明に用いられるHDIのウレトジオン
・ヌレート変性体は、HDI又はHDIのNCO基の一
部を必要に応じてポリオール付加体とした後イソシアヌ
レート化せしめて得られる。このHDIのポリオール付
加体は、全NCO基の一部(20重量%以下) をポリオ
ール付加体とした後、ウレトジオン化とイソシアヌレー
ト化したものである。ここに使用できるポリオールは、
HDI変性体を得るときに使用したポリオールを用いる
ことができる。HDIのウレトジオン・ヌレート変性体
を得るための効果的な触媒としては、トリエチルホスフ
ィン、ジブチルエチルホスフィン、トリ−n−プロピル
ホスフィン、トリオクチルホスフィン、トリアミルホス
フィン等のホスフィン類が挙げられる。反応は、イソシ
アヌレート化と同様にして行うことができる。このよう
にして得た反応混合物は、例えば薄膜蒸留により未反応
HDIを除去することによって得られる。HDIのウレ
トジオン・ヌレート変性体は、該ウレトジオン二量体含
量20〜60重量%に対してイソシアヌレート環状三量
体含量は11〜40重量%の比率である。またこのNC
O基含量は、17〜25重量%である。なお、ウレトジ
オン二量体含量とイソシアヌレート環状三量体含量は、
示差屈折計検出によるゲルパーミエーションクロマトグ
ラフィーによって得られる各ピークの面積百分率を基に
検量線から求めた。
【0011】このようにHDIのヌレート変性体やHD
Iのウレトジオン・ヌレート変性体は、HDIにポリオ
ールを付加させることによって、イソシアヌレート化や
ウレトジオン化及びイソシアヌレート化反応等が容易に
進行するようになる。このようにして得られたポリイソ
シアネートを、その成分の一部として使用することによ
って、エラストマーを得るための成分全体の相溶性が良
くなり、より優れた性能を発揮する成形品が得られるよ
うになる。
【0012】本発明の(A)成分を得るために用いる好
ましいポリイソシアネートとしては、HDIにポリオー
ル付加させてイソシアヌレート環を含有させたHDIの
ヌレート変性体、又はHDIにポリオール付加させてウ
レトジオン環及びイソシアヌレート環を含有させたHD
Iのウレトジオン・ヌレート変性体である。
【0013】本発明の(A)成分であるNCO基末端プ
レポリマーを構成するポリオールとしては、ポリカーボ
ネートポリオールとポリカプロラクトンポリオールの併
用、及び/又はポリ(カーボネート・カプロラクトン)
ポリオールがある。ポリカーボネートポリオールとして
は、分子量500〜4000で例えば、グリコール類と
ジメチル、ジエチル等のジアルキルカーボネートの脱ア
ルコール縮合反応、あるいはグリコール類とジフェニル
カーボネート類の脱フェノール縮合反応、あるいはグリ
コール類とエチレンカーボネート、ジエチルカーボネー
ト等のカーボネート類との脱グリコール縮合反応などで
得られるものが挙げられる。グリコール類としては、例
えば、1,6−ヘキサンジオール、ジエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、
3−メチル−1,5−ペンタンジオール、ネオペンチル
グリコール等の脂肪族ジオール、あるいは、1,4−シ
クロヘキサンジオール、1,4−シクロヘキサンジメタ
ノール等の脂環族ジオールが挙げられる。例えば、1,
6−ヘキサンジオールとジエチルカーボネートとの縮合
反応によって得られるポリ(ヘキサメチレンカーボネー
ト)ポリオール等がある。
【0014】本発明で使用するポリカプロラクトンポリ
オールとしては、分子量500〜4000で例えば、α
−カプロラクトン、β−カプロラクトン、γ−カプロラ
クトン、δ−カプロラクトン、α−メチル−ε−カプロ
ラクトン 、β−メチル−ε−カプロラクトン等のラク
トン類とエチレングリコール、プロピレングリコール、
1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、
3−メチル−1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキ
サンジオール、ネオペンチルグリコール、ジエチレング
リコール、1,4−シクロヘキサンジオール、1,4−
シクロヘキサンジメタノール、デカメチレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、ポリテトラメチレングリ
コール等との反応によって得られる。好ましい分子量
は、1000〜3000である。例えば、ダイセル化学
工業製のプラクセル−210(分子量1000)、プラ
クセル−220(分子量2000)、プラクセル−22
0AL(分子量2000)、ユニオン カーバイド社製
のTONE−0200(分子量530、OH価21
2)、TONE−0210(分子量830、OH価13
5)等がある。更にトリオールとして、ユニオン カー
バイド社製のTONE−0305(分子量540、OH
価310)、TONE−0301(分子量300、OH
価560)、TONE−0310(分子量900、OH
価187)等がある。
【0015】更に、ラクトン系ポリエステルポリエーテ
ルポリオールも使用することができる。これは、活性水
素基を2個以上有するポリオールでラクトン類を触媒の
存在下に開環付加重合反応を行い、続いて触媒の存在下
にアルキレンオキサイドを加えて反応を行うことによっ
て得られる。該ポリオールやラクトン類としては、ポリ
カプロラクトンポリオールを得るために使用した化合物
を使用することができる。触媒としては、リチウム、ナ
トリウム、カリウム等のアルカリ金属、その水酸化物、
アルコラート等があり、単独又は2種以上の混合物とし
て用いることができる。
【0016】本発明で使用するポリ(カーボネート・カ
プロラクトン)ポリオールとしては、分子量500〜4
000で、ポリカーボネートポリオールとポリカプロラ
クトンポリオールとを任意の割合でエステル交換反応を
行う方法、又はポリカーボネートポリオールとラクトン
類との反応による方法、ポリカーボネートポリオールと
ポリカプロラクトンポリオールとを前記のラクトン類及
び/又は前記のカーボネート類の存在下で反応させる方
法等によって得ることができる。このような各種のポリ
オールの使用によって、エラストマーは耐加水分解性、
抗張力、引き裂き強さ、耐摩耗性、圧宿永久歪み等物性
がよく優れた耐久性を有するようになる。
【0017】本発明の(A)成分であるNCO基末端プ
レポリマーの調製は、NCO基/活性水素基のモル比が
2.0〜30の範囲、好ましくは、3.0〜18内にて
行われる。ポリイソシアネートとポリオールとの反応は
常法によればよく、通常50〜100℃の温度で3〜6
時間反応させてNCO基末端のプレポリマーを得ること
ができる。
【0018】本発明の(B)成分を構成する長鎖ポリオ
ール、短鎖グリコール及び短鎖トリオールは、長鎖ポリ
オールとしては、NCO基末端プレポリマーを得るため
に使用したポリオールが用いられる。分子量は1000
〜3000である。
【0019】本発明の(B)成分を構成する短鎖グリコ
ールとしては、分子量62〜500未満の例えばエチレ
ングリコール、プロパンジオール、ブタンジオール、ペ
ンタンジオール、ヘキサンジオール、メチルペンタンジ
オール、ネオペンチルグリコール、シクロヘキサンジメ
タノール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコ
ール、1,4−ビス(2−ヒドロキシエトキシ)ベンゼ
ン(以下BHEBと略す)等が挙げられる。好ましい分
子量は62〜250である。
【0020】本発明の(B)成分を構成する短鎖トリオ
ールとしては、分子量92〜500未満で、好ましい分
子量は、92〜350である。例えばグリセリン、トリ
メチロールプロパン、1,2,6−ヘキサントリオー
ル、1,2,4−ブタントリオール、ジグリセリン、ペ
ンタエリスリトール、トリメチロールエタン、トリイソ
プロパノールアミン、トリエタノールアミン、ジイソプ
ロパノールアミン等を単独または2種以上の混合で用い
ることができる。
【0021】本願の(B)成分におけるポリオール/短
鎖グリコール/短鎖トリオールの重量混合比率は、各々
75〜95/5〜25/0〜10の範囲で用いられる。
好ましい範囲は、89.3/6.95/3.75であ
る。この範囲外は成型時の脱型時間の短縮が不充分であ
りまた物理特性も劣るようになる。また(B)成分には
必要に応じてウレトジオン環の解離触媒を添加すること
ができる。解離触媒には、例えばジブチルチンジラウレ
ート、トリエチレンジアミン、トリエチルアミン、テフ
テン酸鉛、トリエチルホスフィン等が挙げられる。
【0022】本発明の(A)成分と(B)成分は重量混
合比率A/Bが100/45〜100/110で用いら
れる。この場合(B)成分は、(A)成分に対して、水
酸基の有する活性水素基濃度とウレタンプレポリマーの
有するNCO基濃度との比、即ち活性水素基/NCO基
当量比が0.8〜1.20になる。必要に応じて反応触
媒、添加剤等を用いても良い。注型は(A)/(B)混
合液を予め加熱した型に注入し、室温〜160℃の温度
にて一次架橋させる。一次架橋の後、100〜170℃
で二次架橋させ、熟成した後ウレタンエラストマーが得
られる。本発明の組成物を使用して得られる該エラスト
マーは、ロール、タイヤ、パイプ等、OA機器、家電機
器、工作機械、一般工業用機械等種々の分野に於いて有
用である。
【0023】
【実施例】以下に実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。実施例中の「部」及び「%」はそれぞれ「重量
部」、「重量%」を示す。
【0024】合成例1 HDIのヌレート変性体(A−1)の製造 温度計、攪拌機、窒素シール管を備えた500mlセパラ
ブルフラスコにHDI300部を入れ、次に触媒として
カプリン酸カリウム0.05部、助触媒としてフェノー
ル0.3部を加え、60℃で4.5時間イソシアヌレー
ト化反応を行なった。この反応液に停止剤としてリン酸
を0,042部加え、60℃で1時間攪拌後、分子蒸留
装置により遊離HDIを除去した。得られた液は、淡黄
色透明液体でNCO含量22.0%、粘度2100 mPa
・s/25℃、遊離HDI含量0.4%であった。このHD
Iのヌレート変性体をA−1とする。
【0025】合成例2 HDIのヌレート変性体(A−2)の製造 温度計、攪拌機、窒素シール管を備えた500mlセパラ
ブルフラスコにHDI300部、ポリオールとして1,
3−BD2.4部を入れ、フラスコ中の空気を窒素で置
換し、攪拌しながら反応温度80℃に加温し、同温度で
2時間反応しNCO含量を測定したところ48.8%で
あった。次に触媒としてカプリン酸カリウム0.06
部、助触媒としてフェノール0.3部を加え、60℃で
4.5時間イソシアヌレート化反応を行なった。この反
応液に停止剤としてリン酸を0.042部加え、反応温
度で1時間攪拌後、分子蒸留装置により遊離HDIを除
去した。得られた液は、淡黄色透明液体でNCO含量2
1.0%、粘度2200 mPa・s/25℃、遊離HDI含量
0.4%であった。このHDIのヌレート変性体をA−
2とする。
【0026】合成例3 HDIのヌレート変性体(A−3)の製造 A−1と同様の装置を用いてHDI300部、1,3−
BD10.2部、触媒としてプロピオン酸カリウム0.
06部、フェノール0.3部、リン酸0.072部用い
てA−2と同様に反応を行った。HDIにポリオールを
反応後はNCO含量は45.3%であった。蒸留後は、
NCO含量19.2%、粘度2800 mPa・ s/25℃、遊
離HDI含量0.3%であった。このHDIのヌレート
変性体をA−3とする。
【0027】合成例4 HDIのヌレート変性体(A−4)の製造 A−2と同様の装置を用いてHDI300部、1,6−
HD3.3部、ウンデシル酸ナトリウム0.03部、リ
ン酸0.198部を用いてA−2と同様に反応を行っ
た。 HDIにポリオールを反応後はNCO含量48.
6%であった。蒸留後は、NCO含量20.5%、粘度
3000 mPa・ s/25℃、遊離HDI含量0.4%であっ
た。このHDIのヌレート変性体をA−4とする。
【0028】合成例5 HDIのウレトジオン・ヌレート変性体(A−5)の製
造 A−2と同様の装置を用いてHDI300部、NPG
6.4部、トリブチルホスフィン0.4部、リン酸0.
6部を用いてA−2と同様に反応を行った。反応後はN
CO含量37.1%であった。蒸留後は、NCO含量2
1.2%、粘度215mPa ・ s/25℃、遊離HDI含量
0.2%であった。このHDIの二量体は、32%、H
DIの三量体は、28%であった。このHDIのウレト
ジオン・ヌレート変性体をA−5とする。
【0029】合成例6 HDIのウレトジオン・ヌレート変性体(A−6)の製
造 A−5と同様の装置を用いてHDI300部、2−BE
PD6.0部、トリブチルホスフィン0.3部、パラト
ルエンスルホン酸メチル0.33部を用いてA−5と同
様に反応を行った。反応後はNCO含量39.0%であ
った。蒸留後は、NCO含量21.9%、粘度170mP
a ・ s/25℃、遊離HDI含量0.2%であった。HDI
の二量体43%、HDIの三量体31%であった。この
HDIのウレトジオン・ヌレート変性体をA−6とす
る。
【0030】実施例1〜2 ポリウレタンエラストマー組成物、及びエラストマーの
製造 (A)NCO基末端プレポリマー用のHDI系ポリイソ
シアネートとして、合成例1のHDIのヌレート変性体
(A−1)を用い、ポリオールとして、ポリ(ヘキサメ
チレンカーボネート)ジオール(平均分子量1500、
OH価74.8)とポリカプロラクトンポリオール(官
能基数2、平均分子量1500、OH価74.8)を用
い、(B)としてポリ(ヘキサメチレンカーボネート)
ジオール(平均分子量1500、OH価74.8)とポ
リカプロラクトンポリオール(官能基数2、平均分子量
1500、OH価74.8)とBHEBとTMPとから
なるポリウレタンエラストマー組成物を得た。 〔エラストマーの製造〕温度計、攪拌機、窒素シール管
を備えたセパラブルフラスコに合成例1のHDIのヌレ
ート変性体(A−1)とポリ(ヘキサメチレンカーボネ
ート)ジオールとポりカプロラクトンジオールを表1に
示す割合で用い、窒素気流下、攪拌しながら70℃で3
時間反応を行い、透明且つ粘性を持ったプレポリマー
(A)を得た。NCO基含量等は表1に示す。このよう
にして得たプレポリマー(A)に表1に示す割合で
(B)成分として、ポリ(ヘキサメチレンカーボネー
ト)ジオールとポリカプロラクトンポリオールとBHE
BとTMPを加え完全に均一になるまで充分に攪拌した
後、真空ポンプ10Torr以下の減圧度で発泡がおさまる
まで脱泡を行った。この混合液を130℃に予熱した遠
心成型機に注入し、一次キュアを130℃で1時間行
い、得られた板状ポリウレタンを、120℃で2時間二
次架橋させた後、更に室温で1週間熟成し、エラストマ
ーを得た。処方を表1、結果を表2に示す。
【0031】実施例3〜4 ポリウレタンエラストマー組成物、及びエラストマーの
製造 (A)NCO基末端プレポリマー用のHDI系ポリイソ
シアネートとして、合成例2のHDIのヌレート変性体
(A−2)を用い、ポリオールとして、ポリ(ヘキサメ
チレンカーボネート)ジオール(平均分子量2000、
OH価56.0)とポリカプロラクトンポリオール(官
能基数2、平均分子量2000、OH価56.1)を用
い、(B)としてポリ(ヘキサメチレンカーボネート)
ジオール(平均分子量2000、OH価56.0)とポ
リカプロラクトンポリオール(官能基数2、平均分子量
2000、OH価56.1)とBHEBとTMPとから
成るポリウレタンエラストマー組成物を得た。 〔エラストマーの製造〕ポリイソシアネート、ポリオー
ルを表1の条件で使用し、実施例1と同様に反応を行
い、透明且つ粘性を持ったプレポリマーAを得た。NC
O基含量等は表1に示す。このようにして得たプレポリ
マーA成分に(B)成分を表1の条件で使用し、実施例
1と同様にして、ポリウレタンエラストマーを得た。結
果を表2に示す。
【0032】実施例5〜6 ポリウレタンエラストマー組成物、及びエラストマーの
製造 (A)NCO基末端プレポリマー用のHDI系ポリイソ
シアネートとして、合成例3のHDIのヌレート変性体
(A−3)を用い、ポリオールとして、ポリ(ヘキサメ
チレンカーボネート)ジオール(平均分子量1000、
OH価112)とポリカプロラクトンポリオール(官能
基数2、平均分子量1500、OH価74.8)を用
い、(B)としてポリ(ヘキサメチレンカーボネート)
ジオール(平均分子量1000、OH価112)とポリ
カプロラクトンポリオール(官能基数2、平均分子量1
500、OH価74.8)とBHEBとTMPとから成
るポリウレタンエラストマー組成物を得た。 〔エラストマーの製造〕ポリイソシアネート、ポリオー
ルを表3の条件で使用し、実施例1と同様にして反応を
行い、透明且つ粘性を持ったプレポリマーA成分を得
た。NCO基含量等は表3に示す。このようにして得た
プレポリマーA成分に(B)成分を表3の条件で使用
し、実施例1と同様にして、ポリウレタンエラストマー
を得た。結果を表4に示す。
【0033】実施例7〜8 ポリウレタンエラストマー組成物、及びエラストマーの
製造 (A)NCO基末端プレポリマー用のHDI系ポリイソ
シアネートとして、合成例4のHDIのヌレート変性体
(A−4)を用い、ポリオールとして、ポリ(ヘキサメ
チレンカーボネート)ジオール(平均分子量1000、
OH価112)とポリカプロラクトンポリオール(官能
基数2、平均分子量2000、OH価56.0)を用
い、(B)としてポリ(ヘキサメチレンカーボネート)
ジオール(平均分子量2000、OH価56.0)とポ
リカプロラクトンポリオール(官能基数2、平均分子量
1500、OH価74.8)とBHEBとTMPとから
成るポリウレタンエラストマー組成物を得た。 〔エラストマーの製造〕ポリイソシアネート、ポリオー
ルを表3の条件で使用し、実施例1と同様にして反応を
行い、透明且つ粘性を持ったプレポリマーA成分を得
た。NCO基含量等は表3に示す。このようにして得た
プレポリマーA成分に(B)成分を表3の条件で使用
し、実施例1と同様にして、ポリウレタンエラストマー
を得た。結果を表4に示す。
【0034】実施例9〜12 ポリウレタンエラストマー組成物、及びエラストマーの
製造 (A)NCO基末端プレポリマー用のHDI系ポリイソ
シアネートとして、合成例5のHDIのウレトジオン・
ヌレート変性体(A−5)を用い、ポリオールとして、
ポリ(ヘキサメチレンカーボネート)ジオールとポリカ
プロラクトンポリオールを用い、(B)としてポリ(ヘ
キサメチレンカーボネート)ジオールとポリカプロラク
トンポリオールとBHEBとTMPとから成るポリウレ
タンエラストマー組成物を得た。 〔エラストマーの製造〕ポリイソシアネート、ポリオー
ルを表5の条件で使用し、実施例1と同様にして反応を
行い、透明且つ粘性を持ったプレポリマーA成分を得
た。NCO基含量等は、表5に示す。このようにして得
たプレポリマーA成分に(B)成分を表5の条件で使用
し、実施例1と同様にして、ポリウレタンエラストマー
を得た。結果を表6に示す。
【0035】実施例13〜16 ポリウレタンエラストマー組成物、及びエラストマーの
製造 (A)NCO基末端プレポリマー用のHDI系ポリイソ
シアネートとして、合成例6のHDIのウレトジオン・
ヌレート変性体(A−6)を用い、ポリオールとして、
ポリ(ヘキサメチレンカーボネート)ジオールとポリカ
プロラクトンポリオールを用い、(B)としてポリ(ヘ
キサメチレンカーボネート)ジオールとポリカプロラク
トンポリオールとBHEBとTMPとから成るポリウレ
タンエラストマー組成物を得た。 〔エラストマーの製造〕ポリイソシアネート、ポリオー
ルを表7の条件で使用し、実施例1と同様にして反応を
行い、透明且つ粘性を持ったプレポリマーA成分を得
た。NCO基含量等は表6に示す。このようにして得た
プレポリマーA成分に(B)成分を表5の条件で使用
し、実施例1と同様にして、ポリウレタンエラストマー
を得た。結果を表8に示す。
【0036】実施例17〜20 ポリウレタンエラストマー組成物、及びエラストマーの
製造 (A)NCO基末端プレポリマー用のHDI系ポリイソ
シアネートとして、合成例5及び6のHDIのウレトジ
オン・ヌレート変性体(A−5、A−6)を用い、ポリ
オールとして、ポリ(ヘキサメチレンカーボネート)ジ
オールとポリカプロラクトンポリオール及びポリ(カー
ボネート・カプロラクトン)ポリオールを用い、(B)
としてポリ(ヘキサメチレンカーボネート)ジオールと
ポリカプロラクトンポリオール及びポリ(カーボネート
・カプロラクトン)ポリオールとBHEBとTMPとか
らなるポリウレタンエラストマー組成物を得た。 〔エラストマーの製造〕ポリイソシアネート、ポリオー
ルを表9の条件で使用し、実施例1と同様にして反応を
行い、透明且つ粘性を持ったプレポリマーA成分を得
た。NCO基含量等は表9に示す。このようにして得た
プレポリマーA成分に(B)成分を表9の条件で使用
し、実施例1と同様にして、ポリウレタンエラストマー
を得た。結果を表10に示す。
【0037】比較例1〜2 〔エラストマーの製造〕ポリイソシアネート及びポリオ
ールとして、表11の条件で、実施例1と同様の方法で
プレポリマー(A)を得た。このようにして得たプレポ
リマー(A)に(B)成分として表11の処方で、実施
例1と同様の方法エラストマーを得た。結果を表12に
示す。
【0038】
【表1】
【0039】
【表2】
【0040】
【表3】
【0041】
【表4】
【0042】
【表5】
【0043】
【表6】
【0044】
【表7】
【0045】
【表8】
【0046】
【表9】
【0047】
【表10】
【0048】
【表11】
【0049】
【表12】
【0050】(表の説明) ポリオール(A):ポリ(ヘキサメチレンカーボネー
ト)ポリオール、分子量1000、OH価112 ポリオール(B):ポリ(ヘキサメチレンカーボネー
ト)ポリオール、分子量1500、OH価74.8 ポリオール(C):ポリ(ヘキサメチレンカーボネー
ト)ポリオール、分子量2000、OH価56.1 ポリオール(D):ポリカプロラクトンポリオール、分
子量1000、OH価112 ポリオール(E):ポリカプロラクトンポリオール、分
子量1500、OH価74.8 ポリオール(F):ポリカプロラクトンポリオール、分
子量2000、OH価56.1 ポリオール(G):ポリ(カーボネート・カプロラクト
ン)ポリオール、分子量1000、OH価112 ポリオール(H):ポリ(カーボネート・カプロラクト
ン)ポリオール、分子量2000、OH価56.1 短鎖ジオール :BHEB 短鎖トリオール :TMP 触媒 :ウレトジオン基解離触媒、ジブチル
チンジラウレート
【0051】硬さ(JIS A)は、二次架橋終了1週
間後に測定した。また脱型時間については、成型物に粘
着性がなく、一次キュア温度(130℃)において容易
に型から外すことのできる時間とした。物性測定は、J
IS K 6301に準拠した。
【0052】
【発明の効果】本発明による組成物から得られるポリウ
レタンエラストマーは、硬さ、引張強さ、伸び、圧縮永
久歪み、耐磨耗性等の一般的な物理特性を低下させるこ
となく、注型作業性も良好でり、耐熱性、耐候性等に優
れた性能を示す。特にHDIのイソシアヌレート環を含
有させることによりより優れた耐熱性、耐候性等が得ら
れる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−278045(JP,A) 特開 平9−104733(JP,A) 特公 平1−26365(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08G 18/06 - 18/12 C08G 18/40 - 18/44 C08G 18/65 - 18/66 C08G 18/72 - 18/73 C08G 18/77 - 18/79

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)NCO基末端プレポリマーと
    (B)分子量1000〜3000の長鎖ポリオール、
    子量62〜500未満の短鎖グリコール及び分子量92
    〜500未満の短鎖トリオールの混合物から成るポリウ
    レタンエラストマー組成物において、該NCO基末端プ
    レポリマーのポリイソシアネートとしてヘキサメチレン
    ジイソシアネート系ポリイソシアネートを用い、該プレ
    ポリマー用ポリオール及び(B)の分子量1000〜3
    000の長鎖ポリオールとして、ポリカーボネートポリ
    オールとポリカプロラクトンポリオールの併用、及び/
    又はポリ(カーボネート・カプロラクトン)ポリオール
    から成ることを特徴とする2液注型用ポリウレタンエラ
    ストマー組成物。
  2. 【請求項2】 NCO基末端プレポリマーに使用するポ
    リイソシアネートがヘキサメチレンジイソシアネートの
    イソシアヌレート環含有変性体、又はヘキサメチレンジ
    イソシアネートのウレトジオン環及びイソシアヌレート
    環含有変性体であることを特徴とする請求項1に記載の
    2液注型用ポリウレタンエラストマー組成物。
  3. 【請求項3】 請求項1及び請求項2に記載の2液注型
    用ポリウレタンエラストマー組成物を用いて、加熱成形
    することを特徴とするポリウレタンエラスマーの製造
    法。
JP33409595A 1995-11-29 1995-11-29 2液注型用ポリウレタンエラストマー組成物、及び該組成物を用いたポリウレタンエラストマーの製造法 Expired - Fee Related JP3376795B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33409595A JP3376795B2 (ja) 1995-11-29 1995-11-29 2液注型用ポリウレタンエラストマー組成物、及び該組成物を用いたポリウレタンエラストマーの製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33409595A JP3376795B2 (ja) 1995-11-29 1995-11-29 2液注型用ポリウレタンエラストマー組成物、及び該組成物を用いたポリウレタンエラストマーの製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09151230A JPH09151230A (ja) 1997-06-10
JP3376795B2 true JP3376795B2 (ja) 2003-02-10

Family

ID=18273479

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33409595A Expired - Fee Related JP3376795B2 (ja) 1995-11-29 1995-11-29 2液注型用ポリウレタンエラストマー組成物、及び該組成物を用いたポリウレタンエラストマーの製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3376795B2 (ja)

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20030203771A1 (en) * 2002-04-26 2003-10-30 Ronald Rosenberg Polyurethane elastomers from HDI prepolymers with reduced content of free HDI monomers
US11008418B2 (en) 2004-09-01 2021-05-18 Ppg Industries Ohio, Inc. Polyurethanes, articles and coatings prepared therefrom and methods of making the same
US11149107B2 (en) 2004-09-01 2021-10-19 Ppg Industries Ohio, Inc. Polyurethanes, articles and coatings prepared therefrom and methods of making the same
US20090280329A1 (en) 2004-09-01 2009-11-12 Ppg Industries Ohio, Inc. Polyurethanes, Articles and Coatings Prepared Therefrom and Methods of Making the Same
US9464169B2 (en) 2004-09-01 2016-10-11 Ppg Industries Ohio, Inc. Polyurethanes, articles and coatings prepared therefrom and methods of making the same
US11248083B2 (en) 2004-09-01 2022-02-15 Ppg Industries Ohio, Inc. Aircraft windows
US11591436B2 (en) 2004-09-01 2023-02-28 Ppg Industries Ohio, Inc. Polyurethane article and methods of making the same
JP5517093B2 (ja) * 2007-03-16 2014-06-11 日本ポリウレタン工業株式会社 無黄変低硬度ポリウレタンエラストマー形成性組成物、及びそれを用いた無黄変低硬度ポリウレタンエラストマーの製造方法
WO2011145446A1 (ja) * 2010-05-20 2011-11-24 日本ポリウレタン工業株式会社 ポリウレタン樹脂形成性組成物
KR101672061B1 (ko) * 2011-02-22 2016-11-02 금호석유화학 주식회사 젖은 노면에서의 제동성능이 향상된 비공기압식 타이어 부재용 폴리우레탄 주조 엘라스토머
JP6316928B2 (ja) * 2013-03-14 2018-04-25 ピーピージー・インダストリーズ・オハイオ・インコーポレイテッドPPG Industries Ohio,Inc. ポリウレタンおよびそれから調製される物品およびコーティング、ならびにそれらを作製する方法。
CN105339408B (zh) * 2013-06-27 2018-09-21 旭化成株式会社 多异氰酸酯组合物以及其的制造方法、封端多异氰酸酯组合物以及其的制造方法、树脂组合物、固化性树脂组合物、以及固化物
EP3247732B1 (de) * 2015-01-20 2018-12-12 Covestro Deutschland AG Kristallisationsstabile polyesterprepolymere
WO2016158868A1 (ja) * 2015-03-31 2016-10-06 バンドー化学株式会社 熱硬化性ウレタン組成物、硬化物、及び、籾摺りロール
CN106188480A (zh) * 2016-08-01 2016-12-07 旭川化学(苏州)有限公司 一种高耐磨单组分软质水性聚氨酯树脂及其制备方法
CN110105525B (zh) * 2019-05-21 2021-11-16 株洲时代新材料科技股份有限公司 一种耐湿热老化ndi基聚氨酯微孔弹性体及其制备方法
CN112898521B (zh) * 2021-03-29 2022-07-15 美瑞新材料股份有限公司 具有生物相容性和高强度高耐温高回弹性的改性聚氨酯及其制备和应用

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09151230A (ja) 1997-06-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3376795B2 (ja) 2液注型用ポリウレタンエラストマー組成物、及び該組成物を用いたポリウレタンエラストマーの製造法
US10766995B2 (en) Polyurethanes
KR100262246B1 (ko) 폴리우레탄 엘라스토머의 제조 방법
US6991746B2 (en) Polymeric allophanates of diphenylmethane diisocyanate, perpolymers of these polymeric allophanates, and processes for the preparation of the polymeric allophanates and the prepolymers thereof
NZ201625A (en) Polyurethanes with increased structural properties
JP3493648B2 (ja) 2液注型用ポリウレタンエラストマー組成物、及びポリウレタンエラストマーの製造方法
JPH09227648A (ja) 2液注型用ポリウレタンエラストマー組成物、及びポリウレタンエラストマーの製造方法
JP4136721B2 (ja) ウレタンエラストマー形成性組成物およびシール材
WO2009107354A1 (ja) ポリウレタンフィルム及びその製造方法
KR20060100201A (ko) 폴리(우레탄 카르보네이트) 폴리올
JPH08231669A (ja) 注型用ポリウレタン系エラストマー組成物及びその成形品
JP3603293B2 (ja) 2液注型用ポリウレタンエラストマー組成物、及び該組成物を用いたポリウレタンエラストマーの製造方法
JP3296371B2 (ja) ポリウレタンエラストマー及びその製造法
JP3341274B2 (ja) 2液注型用ポリウレタンエラストマー組成物、及びポリウレタンエラストマーの製造方法
JP4466006B2 (ja) ポリウレタンエラストマー形成性組成物、ポリウレタンエラストマー成型物およびその製造方法
JP3376780B2 (ja) 2液注型用ポリウレタンエラストマー組成物、及びポリウレタンエラストマーの製造方法
JP5137355B2 (ja) シーリング材
JP7057858B1 (ja) ポリウレタン樹脂の製造方法、および、ポリウレタン樹脂
JP3418977B2 (ja) 注型用ポリウレタンエラストマーの製造方法
JP3980068B2 (ja) ポリウレタン
JP3341266B2 (ja) ポリウレタン系エラストマー形成性組成物の製造方法
JP5071960B2 (ja) 発泡体
JP3389583B2 (ja) 無発泡ウレタンエラストマー硬化性組成物
JP2002356536A (ja) ウレタンプレポリマー組成物、ポリウレタンエラストマー形成用製品、ポリウレタンエラストマー成型物およびその製造方法
JPH06271638A (ja) ポリウレタン成形用組成物及び該組成物を用いた成形物の製造法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees