JP3375855B2 - 電動プレス装置 - Google Patents

電動プレス装置

Info

Publication number
JP3375855B2
JP3375855B2 JP17845797A JP17845797A JP3375855B2 JP 3375855 B2 JP3375855 B2 JP 3375855B2 JP 17845797 A JP17845797 A JP 17845797A JP 17845797 A JP17845797 A JP 17845797A JP 3375855 B2 JP3375855 B2 JP 3375855B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
feed
fulcrum
plate
lead frame
arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP17845797A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1119740A (ja
Inventor
茂行 内山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Apic Yamada Corp
Original Assignee
Apic Yamada Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Apic Yamada Corp filed Critical Apic Yamada Corp
Priority to JP17845797A priority Critical patent/JP3375855B2/ja
Priority to TW087108125A priority patent/TW422773B/zh
Priority to SG1998001333A priority patent/SG66474A1/en
Priority to US09/084,600 priority patent/US5950531A/en
Priority to EP98304214A priority patent/EP0881046A3/en
Priority to KR1019980019374A priority patent/KR100270495B1/ko
Publication of JPH1119740A publication Critical patent/JPH1119740A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3375855B2 publication Critical patent/JP3375855B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Press Drives And Press Lines (AREA)
  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送り穴が穿設され
たリードフレームをプレス金型を装備したプレス部へピ
ッチ送りしてプレス加工を行う電動プレス装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】樹脂モールドタイプの半導体装置は、樹
脂モールド後にダムバーカットとリードフォーミングな
どの加工が施される。これらの加工はプレス金型を備え
たプレス装置により行われている。このプレス装置は、
一般に、パンチを支持するパンチホルダとダイを支持す
るダイホルダとの間に、上型と下型を位置合わせしてプ
レス装置内にセットし、油圧若しくは電動により上下動
する上型を、下型から上型にわたって立設したガイドポ
ストによりガイドしながらプレス加工を施すように構成
されている。
【0003】また、上記プレス装置におけるリードフレ
ームの送り機構として、本件出願人は特開平6−773
76号公報に示す装置を提案した。この送り機構につい
て説明すると、図8において、リードフレーム101
は、プレス位置においてその両側をダイ102の上側に
設けられたフィードプレート103a,103bに支持
されており、該フィードプレート103a,103bは
連結部材104a,104bに連結されている。上記フ
ィードプレート103a,103bは、後述する上下動
機構により上下動可能に構成されている。また、上記リ
ードフレーム101は、フィードプレート103a,1
03bが押し下げられたらダイブロック116に設けら
れたパイロットピン117に係合して位置決めされる。
尚、118はリードフレームが所定位置にセットされて
いるか検知するミス検知ピンである。また、上記リード
フレーム101は、図9に示す送りアーム105a,1
05bにより、リードフレーム101の送り穴101a
へ上方から係合可能な送りピン106a,106bが垂
設されている。上記送りアーム105a,105bは、
例えばシリンダ駆動(エアーシリンダ)により往復移動
する往復移動機構により図9の左右方向へ往復移動する
よう構成されている。
【0004】上記フィードプレート103a,103b
は、図10に示す基台部107に装備されたコイルスプ
リング107a,107aにより付勢されたロッド10
8a,108bにより上方に付勢支持されている。ま
た、上記連結部材104a,104bは、係合部材10
9a,109bに係合しており、該係合部材109a,
109bにそれぞれ垂設されたロッド110,110の
下端は回動シャフト111に固定された揺動片112
a,112aへそれぞれ上下動可能に連繋されている。
上記回動シャフト111には揺動片112bが固定され
ており、シリンダ113のシリンダロッドは上記揺動片
112bに連結されている。このシリンダ113を作動
させることで回動シャフト111を回動させ、揺動片1
12a,112a、ロッド110,110、係合部材1
09a,109bを介してフィードプレート103a,
103bをコイルスプリング107aの付勢力に抗して
下降させることができる。
【0005】上記プレス装置においては、図示しない送
りシリンダを作動させて送りアーム105a,105b
により、リードフレーム101を1ピッチ送ると、シリ
ンダ113を作動させてフィードプレート103a,1
03bを下降させ、送りピン106a,106bをリー
ドフレーム101の送り穴101aから抜脱させる。そ
して、電動モータ或いは油圧機構を作動させて上型部1
14が下動し、ストリッパープレート115がフィード
プレート103a,103bを押し下げる位置まで下降
させ、プレス加工が行われる。プレス加工が終了する
と、上型部114が上動する間に、送りアーム105
a,105bをダイ102に対応する位置まで移動待機
させておき、シリンダ113を作動させてフィードプレ
ート103a,103bを上動させ、送りピン106
a,106bを上記フィードプレート103a,103
bに支持されて上動するリードフレーム101の送り穴
101aに係合させる。そして、上記送りアーム105
a,105bを移動させてリードフレーム101を1ピ
ッチ分送って前述したプレス加工が繰り返し行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記プレス装置におい
ては、電動モータや油圧機構による上型部114の上下
動、シリンダ駆動による送りアーム105a,105b
の送り動作、及びシリンダ113によるフィードプレー
ト103a,103bの上下動の3つの動作を電気的に
同期を取りながら稼働させていたため、1サイクル分の
プレス加工を行うために所要時間を要し(最大で70s
pm程度)、サイクルタイム(インデックスタイム)を
短縮化することが困難であった。これは、油圧駆動によ
る上型部114の上下動を採用したプレス装置において
も同様である。また、部品点数が多いため、製造コスト
も高くなり、装置も大型化する。また、送りアーム10
5a,105bをシリンダ駆動により送っているため、
一定の速度で送るため、リードフレーム101の送り始
めと停止前に衝撃が加わって傷つき易い。また、送りピ
ン106a,106bも破損し易かった。
【0007】また、リードフレームの種類によりリード
フレーム101の送り穴101aのピッチも変わるた
め、プレス部への送りストロークを調整する必要があ
る。この場合、シリンダー駆動による送りアーム105
a,105bの移動範囲を規定するストッパボルト等の
長さを調整する必要があり、送り量の調整を行うためプ
レス作業を中断しなければならず、作業効率が低下す
る。また、リードフレームのミスセット時に、プレス装
置の動作を停止させて、上型部114の駆動機構や送り
アーム105a,105bの駆動機構、更にはフィード
プレートフィードプレート103a,103bの上下動
機構を別個に解除してリードフレームを取り外す必要が
あり、修復作業が面倒であった。
【0008】本発明の目的は、上記従来技術の課題を解
決し、リードフレームの送り動作及びプレス加工に要す
るインデックスタイムを短縮化すると共に、前記リード
フレームの品種交換の際に送りストロークの調整作業を
容易に行え、更には前記リードフレームのミスセット時
に該リードフレームの取り外し作業が容易に行える電動
プレス装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため次の構成を備える。即ち、送り穴を穿設された
リードフレームがプレス金型を備えたプレス部へピッチ
送りされてプレス加工が行われる電動プレス装置におい
て、前記リードフレームの送り穴へ係合可能なピンを有
する送りアームと、前記送りアームを前記リードフレー
ムの搬送方向へ往復移動させ該リードフレームをピッチ
送りする送り機構と、前記プレス部において、前記リー
ドフレームを搬送方向に移動可能にガイドして支持する
と共に上下動可能に設けられたフィードプレートと、前
記フィードプレートを上下動させるフィードプレート上
下動機構と、電動モータを起動すると、前記プレス金型
を往復動すると共に、同一カム軸に設けられた送り用カ
ム及び上下動用カムを回転駆動して前記送り機構による
送りアームの往動又は復動と、前記フィードプレート上
下動機構によるフィードプレート上動又は下動を交互に
行う駆動伝達機構とを備え、前記フィードプレート上下
動機構は、前記上下動用カムに連繋して開閉するトグル
リンク機構を介して前記フィードプレートを上下動さ
せ、前記トグルリンク機構を支持する支持プレートがコ
イルスプリングにより支持され、該コイルスプリングは
前記フィードプレートを一旦下動させた後、上型の下動
により該フィードプレートが更に押し下げられる際の押
圧力を吸収することを特徴とする。
【0010】また、前記トグルリンク機構は、異常時に
開閉用シリンダを作動させてトグルリンクを開閉可能に
構成されていることを特徴とする。また、前記送り機構
は、前記送り用カムに圧接して固定支点を中心に揺動す
る揺動アームに可動支点を介して移動体が連繋し、前記
揺動アームの揺動を、前記送りアームの往復動に直結す
る前記移動体の直動に変換すると共に、前記揺動アーム
の固定支点から前記可動支点までの距離を前記揺動アー
ムの長手方向に変更することにより、前記送りアームの
送りストロークを線形的に変更可能にしたことを特徴と
する。また、前記送り機構は、前記揺動アームの長手方
向に形成されたガイド溝に前記可動支点が移動可能に連
繋し、前記揺動アームの揺動に伴って前記可動支点の位
置を前記ガイド溝に沿って往復移動させることにより、
前記揺動アームの揺動を前記移動体の直動に変換するの
が好ましい。また、前記揺動アームの固定支点から前記
可動支点の連繋位置までの距離を変更可能な可動支点移
動手段を備え、該可動支点移動手段を駆動して、前記可
動支点の連繋位置を前記揺動アームの長手方向に形成さ
れたガイド溝に沿って変更するようにしても良い。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の態様
を添付図面に基づいて詳細に説明する。本実施の態様
は、D/D(Deflash and Dambar
cutsystem)用のプレス金型を搭載した電動プ
レス装置を用いて説明する。図1は駆動伝達機構の上視
図、図2は図1の駆動伝達機構の矢印A方向の側面図、
図3はフィードプレート上下動機構の説明図、図4は送
り機構の要部の構成を示す説明図、図5は電動プレス装
置のプレス部の構成を示す説明図、図6は電動プレス装
置の概略構成を示す正面図、図7は図6の電動プレス装
置の矢印B方向の側面図である。
【0012】(全体構成)先ず、図6及び図7を参照し
て電動プレス装置の概略構成について説明する。1は電
動モータであり、該電動モータを駆動することによりプ
レス部2を駆動させると共に、駆動伝達機構3を駆動し
て後述する送り機構4及びフィードプレート上下動機構
5にそれぞれ駆動を伝達する。尚、上記プレス部2の具
体的な構成は図5に図示したので図6及び図7では省略
した。
【0013】詳細には、電動モータ1の出力軸に設けら
れたモータプーリ1aと上記プレス部2の支持軸6の一
端に設けられた第1プーリ6aとの間にはタイミングベ
ルト7が掛け渡されている。上記支持軸6は、プレス部
2の上部に設けられた軸受部2aに回転可能に軸支され
ている。また、上記支持軸6の他端に設けられた第2プ
ーリ6bと、上記駆動伝達機構3に設けられたカム軸8
の一端に設けられたカム軸プーリ8aとの間には、タイ
ミングベルト9が掛け渡されている。また、上記支持軸
6には図示しない第3プーリが設けられており、図示し
ないクランク軸に設けられたプーリとの間にもタイミン
グベルトが掛け渡されている。上記電動モータ1を起動
すると、タイミングベルト7を介して支持軸6を回転駆
動して、図示しないタイミングベルトを介してクランク
軸を回転駆動させることによって、クランクを回転させ
該クランクにコネクティングロッドを介して連結するプ
レスラム10を上下動させる。このプレスラム10は、
上記プレス部2の上型側に連結している。また、上記支
持軸6よりタイミングベルト9を介してカム軸8を回転
駆動させ、該カム軸8に取り付けられた送り用カム11
及び上下動用カム12を回転駆動させて、送り機構4及
びフィードプレート上下動機構5にそれぞれ駆動を伝達
する。上記送り機構4はリードフレームのサイドレール
に穿設された送り穴(パイロットホール)へ係合可能な
ピンを有する送りアームを往復移動させてリードフレー
ムをピッチ送りする。また、上記フィードプレート上下
動機構5は上記プレス部2においてリードフレームの搬
送をガイドすると共に、該リードフレームのピッチ送り
動作に同期してフィードプレートを上下動させる。
【0014】次に上記電動プレス装置の各部の構成につ
いて図1〜図5を参照して説明する。 (プレス部)先ず、プレス部2の構成について図5を参
照して説明する。13は上型であり、この上型13の上
部に設けられたプレスケーシング14内には、前述した
クランク、コネクティングロッドなどを備えた図示しな
い上型駆動機構を装備している。プレスラム10の下端
はパンチホルダ15に連結されている。このプレスラム
10は上型駆動機構より駆動されて上記パンチホルダ1
5を上下動させる。上記パンチホルダ15にはパンチ1
6が保持されており、該パンチ16の先端部はストリッ
パープレート17を挿通してガイドされている。上記パ
ンチホルダ15とストリッパープレート17とは上型支
持ポスト18により連結されており、該上型支持ポスト
18の周囲にはコイルスプリング19が装備されてお
り、上記ストリッパープレート17を下方に付勢してい
る。
【0015】20は下型であり、この下型20のプレス
ベッド21の下方に後述するフィードプレート上下動機
構5が装備されている。上記プレスベッド21上にはダ
イホルダ22が装備されており、このダイホルダ22に
はダイ23が保持されている。また、上記ダイ23の上
方には、プレス部2においてリードフレームを搬送方向
に移動可能にガイドして支持するフィードプレート24
が上下動可能に装備されている。このフィードプレート
24は、上記ダイホルダ22上に立設された下型支持ポ
スト25により連結されており、該下型支持ポスト25
の周囲にはコイルスプリング26が装備されており、上
記フィードプレート24を上方に付勢している。
【0016】上記パンチホルダ15とダイホルダ22と
の間には上下にガイドポスト27が設けられており、ス
トリッパープレート17及びフィードプレート24を挿
通して上型13及び下型20の位置決めを行っている。
上記ガイドポスト27の上下両端部は、パンチホルダ1
5とダイホルダ22に装備されたガイドブッシュ15
a,22aにより挿通可能にガイドされており、上記ガ
イドブッシュ15a,22aはパンチ16とダイ23の
刃合わせをして固定されている。また、上記ストリッパ
ープレート17及びフィードプレート24は、上記ガイ
ドポスト27に対して垂直になるようガイドされてい
る。
【0017】(駆動伝達機構)次に駆動伝達機構3の構
成について、図1を参照して説明する。前述したよう
に、カム軸8は電動モータ1よりカム軸プーリ8aに駆
動伝達されて回転する。このカム軸8は、駆動伝達機構
を収容する装置フレーム28に両端を回動可能に軸支さ
れている。上記カム軸8には、送り用カム11及び上下
動用カム12がそれぞれ同軸に嵌め込まれている。上記
送り用カム11はカム軸8の駆動を送り機構4へ伝達
し、上下動用カム12はカム軸8の駆動をフィードプレ
ート上下動機構5へそれぞれ伝達する。上記送り用カム
11のカム曲線は、送りアームによるリードフレームの
送り始めと送り停止前を低速に、送り動作中を高速に送
り動作が行えるように描かれている。また、上記上下動
用カム12のカム曲線は、フィードプレート24の上下
方向への移動し始めと移動停止前を低速に、移動中を高
速に上下動作が行えるように描かれている。
【0018】29は送り用カム当接コロであり、上記送
り用カム11の作用面に当接している。上記送り用カム
当接コロ29は、揺動アーム30の一端に回動可能に軸
支されている。上記揺動アーム30は、固定支点として
の第1支点31を中心に揺動可能に軸支されており、図
示しないコイルスプリングがコイルスプリング係止部3
0cに係止して常時時計回り方向に付勢されている(図
4参照)。32は上下動用カム当接コロであり、上記上
下動用カム12の作用面に当接している。上記上下動用
カム当接コロ32は、上下動レバー33の一端34aに
回動可能に軸支されている。上記上下動レバー33は、
支軸35を中心に揺動可能に軸支されており、図示しな
いコイルスプリングにより反時計回り方向に付勢されて
上記上下動用カム当接コロ32は上下動用カム12の作
用面に常時圧接している。また、上記上下動レバー33
の他端34bは後述するフィードプレート上下機構5の
リンク材56の一端と支点55で連結している。よっ
て、上記上下動レバー33の一端34aが上下動用カム
12の回転により支軸35を中心に揺動すると、他端3
4bに支点55で連結するリンク材56が左右に往復移
動する(図2参照)。
【0019】(送り機構)次に、送り機構4の構成につ
いて説明する。図4において、上記揺動アーム30には
その長手方向にガイド溝30aが形成されている。ま
た、移動体の一部を構成する第2支点板36には可動支
点としての第2支点37が設けられており、この第2支
点37には、ガイドローラ30bが回動可能に軸支され
ている。上記ガイドローラ30bは、上記揺動アーム3
0のガイド溝30aに嵌め込まれており、上記揺動アー
ム30と第2支点板36とを連結している。また、上記
第2支点板36には、スライド部材38が設けられてお
り、該スライド部材38は第2支点上下板39に設けら
れたスライドレール40に嵌め込まれている。
【0020】上記第2支点板36は、上記揺動アーム3
0が揺動すると、ガイド溝30a内をガイドローラ30
bが転がりながら移動し、かつスライド部材38がスラ
イドレール40に沿って往復移動して上記揺動アーム3
0の揺動を上記第2支点板36の直動に変換する。
【0021】また、図1に示すように、上記第2支点板
36の一部には第1上下用スライドガイド41が設けら
れている。この第1上下用スライドガイド41は、移動
体の一部を構成する送り用スライド部材42に設けられ
た第1上下用スライドレール43に嵌め込まれている。
上記送り用スライド部材42は、裏面側に設けられた第
1送り用スライドガイド44(図2参照)を介して第1
送り用スライドレール45に嵌め込まれている。上記送
り用スライド部材42は、前記第2支点板36と一体で
第1送り用スライドレール45に沿って往復移動可能で
あり、通常はコイルスプリング46によって引っ張られ
て装置フレーム28の一方側(図1の下方側)のホーム
ポジションに待機している。
【0022】上記送り用スライド部材42には、送りア
ーム取付部材47が一体に取り付けられている。この送
りアーム取付部材47は、裏面側に設けられた第2送り
用スライドガイド48(図2参照)を介して、支持プレ
ート49に設けられた第2送り用スライドレール50に
嵌め込まれている。上記送りアーム取付部材47は、上
記送り用スライド部材42と一体になって第2送り用ス
ライドレール50に沿って往復移動可能になっている。
【0023】また、図1において、上記送りアーム取付
部材47には、送りアーム取付ガイド51が設けられて
いる。この送りアーム取付ガイド51は、送りアーム取
付シリンダ52により開閉可能に取り付けられており、
送りアーム80(図2参照)の着脱が容易かつ確実に行
える。上記支持プレート49上には、ガイドブロック5
3が設けられており、プレス部2のダイホルダ22など
の金型をガイドすることにより、取付精度の向上が図れ
る。
【0024】よって、揺動アーム30を揺動させると、
図4に示すように、第2支点板36を第2支点上下板3
9のスライドレール40に沿って往復移動させ、同時に
図1に示すように、第2支点板36に連結する送り用ス
ライド部材42をコイルスプリング46の付勢力に抗し
て第1送り用スライドレール45に沿って往復移動させ
る。このとき、上記送り用スライド部材42に連結する
送りアーム取付部材47も第2送り用スライドレール5
0に沿って往復移動し、該送りアーム取付部材47に取
り付けられた送りアーム80のピン80a(図2参照)
がリードフレームの送り穴に係合したままピッチ送りを
行う。
【0025】また、図4において、54は可動支点移動
手段としての支点移動用モータであり、上記揺動アーム
30の第1支点31から上記第2支点37までの距離を
変更できる。具体的には、支点移動用モータ54の出力
軸にはカップリング54aを介してボールネジ54bが
上下方向に取り付けられている。このボールネジ54b
には前記第2支点上下板39に取り付けられたナット5
4cが螺合しており、該ボールネジ56を回転させる
と、ナット54cを介して上記第2支点上下板39が上
下に移動可能である。また、上記第2支点上下板39の
一部には、第2上下用スライドガイド39aが設けられ
ており、装置フレーム28に上下方向に形成された第2
上下用スライドレール28aに嵌め込まれている。よっ
て、上記支点移動用モータ54を所定方向に回転駆動す
ると、第2支点上下板39が第2上下用スライドレール
28aに沿って上下方向に移動し、該第2支点上下板3
9にスライド部材38を介して連結された第2支点板3
6が第1上下用スライドレール43に沿って上下方向に
移動する(図1参照)。また、このとき、ガイドローラ
30bがガイド溝30aに沿って揺動アーム30の長手
方向に移動する。例えば、上記第2支点37と第1支点
31との距離が短くなれば、揺動アーム30の振幅が小
さくなるため、該振幅の変化に比例して上記第2支点板
36の往復動の範囲が狭くなり、上記第2支点板36に
一体に連結して往復移動する送り用スライド部材42や
これに連結する送りアーム取付部材47の移動範囲が狭
くなって、送りアーム80の送りストロークが小さくな
る。同様に第2支点37と第1支点31との距離が長く
なれば、揺動アーム30の振幅が大きくなるため、該振
幅の変化に比例して上記第2支点板36の往復動の範囲
が大きくなり、送りアーム80の送りストロークが大き
くなる。
【0026】よって、上記支点移動用モータ54を駆動
して、第2支点37に設けられたガイドローラ30bを
上記揺動アーム30のガイド溝30aに沿って移動させ
て、第1支点31と第2支点37との間の距離を変更す
ることで上記揺動アーム30の揺動範囲を変更できるの
で、送りアーム80の送りストロークを線形的に変更す
ることができる。本実施例では、上記支点移動用モータ
54を駆動することで、上記送りアーム80の送りスト
ロークを8mm〜55mm程度の範囲内で自在に変更す
ることができる。特に、上記揺動アーム30の揺動を複
数のリンクを介在することなく送りアーム80の往復動
に直結する第2支点板36の直動動作に変換したことに
より、送りアーム80の送りストローク量の算出が容易
であり、リードフレームの品種が変わっても送りストロ
ーク調整作業が極めて簡単に行え、操作性、作業性が極
めて良い。また、揺動するアーム部材などのリンクする
部品点数が少ないため、メンテナンスも容易であり、製
造コストも低減できる。
【0027】(フィードプレート上下動機構)次に、フ
ィードプレート上下動機構5の構成について、図2及び
図3を参照して説明する。上下動レバー33の一端34
aに設けられた上下動用カム当接コロ32は、上下動用
カム12に圧接しており、上記上下動レバー33が上下
動用カム12により支軸35を中心に揺動させられる
と、他端34bに設けられた支点55において一端が連
結するリンク材56が左右に往復移動する。
【0028】上記リンク材56の他端は、支点57にお
いて連結するリンク材58の一端に連結している。この
リンク材58の他端は開閉用シリンダ59のシリンダロ
ッド60に連結している。上記シリンダロッド60は伸
長状態或いは短縮状態のいずれであっても良いが、本実
施例では短縮状態にある。上記開閉用シリンダ59は、
シリンダ支持部材59aにその長手方向に左右2か所に
それぞれ取り付けられている(図6参照)。このシリン
ダ支持部材59aは、ベースプレート61に垂設された
シリンダガイド取付部材62に水平方向に取り付けられ
たシリンダガイド63に、図2の左右方向に移動可能に
支持されている。上記開閉用シリンダ59は、フィード
プレート24を上下動させる際には単にリンク材として
機能する。尚、上記ベースプレート61上には、前述し
た支持プレート49やプレスベッド21などが設けられ
ている(図7参照)。
【0029】また、上記開閉用シリンダ59のシリンダ
筐体には支点64においてリンク筐体66の一端に設け
られたリンク材65が連結しており、該リンク筐体66
の他端に設けられたリンク材67はトグルリンク68,
69の一端に設けられた開閉支点79にそれぞれ連結し
ている。上記トグルリンク68,69の他端は上ジョイ
ントプレート70,下ジョイントプレート71にそれぞ
れ回動可能に連結されている。上記下ジョイントプレー
ト71は、トグル機構を支持する支持プレートであり、
上記トグルリンク68,69が開閉する際に下ジョイン
トプレート71を基準にフィードプレート24は上下動
する。上記上ジョイントプレート70にはフィードプレ
ート支持部材72の下端が連結されており、ベースプレ
ート61に嵌め込まれた軸受部材73を挿通して上端に
は係合部材74が連結されている。この係合部材74の
係合凹部74aにはフィードプレート24が係合して支
持されている。
【0030】また、上記下ジョイントプレート71の上
面には突き当て部材75が立設されており、トグルリン
ク68,69が折れ曲がり、フィードプレート24が下
動した際に上ジョイントプレート70が突き当たって支
持し、下動範囲を規定している。 上記下ジョイントプ
レート71の下方にはスプリング受板76が設けられて
いる。上記スプリング受板76は、ベースプレート61
に垂設されたスプリング受板取付部材76aに取り付け
られている。上記下ジョイントプレート71の下面には
ガイドポスト77が垂設されており、その下端はスプリ
ング受板76を挿通可能に嵌め込まれている。上記ガイ
ドポスト77の周囲には、コイルスプリング78が嵌め
込まれており、上記下ジョイントプレート71を常時上
方に付勢している。上述のように構成されたトグルリン
ク機構は、図6に示すように、上下動レバー33の他端
34bの両側に設けられており、フィードプレート24
を左右両側で係合部材74により上下動可能にそれぞれ
支持している。
【0031】よって、図2に示す上下動用カム12が回
転すると上下動レバー33が支軸35を中心に揺動し
て、図3に示す開閉用シリンダ59など複数のリンク材
を介してトグルリンク68,69の開閉支点79をP位
置とQ位置の間を往復動させる。これによって、上記ト
グルリンク68,69を開閉させて、上ジョイントプレ
ート70に連結するフィードプレート支持部材72の上
端に連結された係合部材74に係合するフィードプレー
ト24を上下動させる。尚、上記トグルリンク68,6
9は、開閉用シリンダ59のシリンダロッド60が伸長
状態にあるときには、開閉支点79は図3のQ位置とR
位置との間を往復動させる。
【0032】また、リードフレームのセットミスが生じ
た場合、即ち図示しないミス検知ピンがリードフレーム
セット不良を検出した場合には、装置の駆動を停止させ
て、リードフレームを取り外して金型に設けられたパイ
ロットピンに係合し直す必要がある。この場合、フィー
ドプレート24が上動していた場合にはこれを下動させ
る必要がある。またフィードプレート24が下動してい
た場合には、これを上動させてリードフレームを支持す
る必要がある。このときマニュアル操作でトグルリンク
機構の開閉用シリンダ59を作動させて、シリンダロッ
ド60を伸長又は縮めることによって、トグルリンク6
8,69を開閉させてリードフレームを取り外して位置
ずれを修復することができる。このように、上記開閉用
シリンダ59を作動させることによりトグルリンク6
8,69を開閉させてリードフレームの修復作業ができ
るので、作業性、操作性が良い。
【0033】また、プレス部2において上型13が下動
してフィードプレート24をその幅方向両側に設けられ
たコイルスプリング26の付勢力に抗して下動させる
と、長期使用により反り等の変形が生じるおそれがある
(図5参照)。そこで、上記上型13が下動する際に、
ストリッパープレート17を一旦上記フィードプレート
24に突き当たるまで下動させ、上記フィードプレート
24を更に押し下げる際に、下ジョイントプレート71
はコイルスプリング78の付勢力に抗して下動するの
で、上記上型13による押圧力を上記コイルスプリング
78により吸収している。このとき、ガイドポスト77
の下端は、上記コイルスプリング78が押し縮められる
に従ってスプリング受板76を挿通して下方へ突出す
る。これによって、上記フィードプレート24の変形を
防ぐことができる。
【0034】(リードフレーム送り動作)次に、上述の
ように構成された電動プレス装置におけるリードフレー
ムの送り動作についてプレス動作と共に説明する。尚、
本実施の形態は、電動モータ1を駆動することにより、
上型13の上下動、送りアーム80の往復移動及びフィ
ードプレート24の上下動がそれぞれ同期取りして行わ
れるため、リードフレームに対して1ストローク分のプ
レス動作が行われる間の送り動作について説明する。
【0035】先ず、プレス部2のフィードプレート24
上にセットされたリードフレームに対して、該フィード
プレート24を上動させて送りアーム80の送りピン8
0aをリードフレームの送り穴に上方から係合させる。
そして、送りアーム80を往動させて(図1の矢印E方
向)リードフレームを1ピッチ分送ると、上型13が下
動してストリッパープレート17がフィードプレート2
4を押し下げる前に、フィードプレート24を下動させ
て上記送りアーム80とリードフレームとの係合を解除
すると、該送りアーム80をダイ23に対応しない初期
位置(図1の矢印F方向)に復動させる(図5参照)。
【0036】上記上型13を更に下動させてストリッパ
ープレート17がフィードプレート24に当接してこれ
を押し下げ、パンチ16がダイ23に進入してプレス加
工が行われる(図5参照)。このとき、前述したよう
に、フィードプレート24は一旦下動到達範囲に到達し
てもコイルスプリング19の付勢力により更に下方に押
圧されるが、トグルリンク機構に連結された下ジョイン
トプレート71がコイルスプリング79の付勢力に抗し
て押し縮められることにより、上記フィードプレート2
4に加わる押圧力は吸収される(図3参照)。
【0037】プレス加工が終了すると、上型1が上動
し、フィードプレート24が上動すると送りアーム80
の送りピン80aがリードフレームの送り穴に係合し、
再度上記送りアーム80を往動させてリードフレームを
1ピッチ分送って同様にプレス加工が繰り返し行われ
る。上記電動プレス装置において、リードフレームに対
して1ストローク分のプレス加工に要するインデックス
タイムを測定したところ従来70spm程度であったと
ころをおよそ200spmまで上昇させて高速化を実現
することができた。
【0038】上記構成によれば、電動モータ1を駆動し
て上型13を上下動させてプレス動作を行うと共に、駆
動伝達機構3を介して有機的に連結する送り機構4及び
フィートプレート上下動機構5を同期取りしてリードフ
レームの送り動作を行うため、リードフレームの送り及
びプレス加工に要するインデックスタイムを著しく短縮
化することができ、作業効率を高めることができる。特
に、送り機構4及びフィードプレート上下動機構5にそ
れぞれ駆動伝達する駆動伝達機構3に、同一カム軸8に
送り用カム11及び上下動用カム12を設け、これらの
カム11,12のカム曲線を、リードフレームの送り始
めと停止前を低速に、また送り動作中は高速になるよう
に描くことで、リードフレームに傷つくことなく送るこ
とができ、送りアーム80の送りピン80aの破損を低
減させることができる。
【0039】また、支点移動用モータ54を駆動して、
第2支点37に設けられたガイドローラ30bを上記揺
動アーム30のガイド溝30aに沿って移動させて、第
1支点31と第2支点37との間距離を変更することで
上記揺動アーム30の揺動範囲を変更できるので、送り
アーム80の送りストロークを線形的に変更することが
できる。特に、上記揺動アーム30の揺動を複数のリン
クを介在することなく送りアーム80の往復動に直結す
る第2支点板36、送り用スライド部材42や送りアー
ム取付部材47などの移動体の直動動作に変換したこと
により、送りアーム80の送りストローク量の算出が容
易であり、リードフレームの品種が変わっても送りスト
ローク調整作業が極めて簡単に行え、操作性、作業性が
極めて良い。また、上記揺動アーム30にリンクする部
品点数が少ないため、メンテナンスも容易であり、製造
コストも低減できる。
【0040】また、リードフレームのセットミスが生じ
た場合に、マニュアル操作で開閉用シリンダ59を作動
させてトグルリンク68,69を開閉させてフィードプ
レート24を上下動させることができるので、リードフ
レームを取り外して位置ずれを容易に修復することがで
き、作業性、操作性が良い。
【0041】本発明は上記実施の態様に限定されるもの
ではなく、電動プレス装置はパンチとダイを単数のみな
らず複数有していても良く、またプレス金型はD/D用
の金型に限らず、T/F(Trimming and
Forming)用の金型であっても良い。また、プレ
ス装置としては、打ち抜き加工に限らず、曲げ加工など
他のプレス加工を施すことが可能なプレス装置にも適用
できる等発明の精神を逸脱しない範囲内でさらに多くの
改変を施し得るのはもちろんのことである。
【0042】
【発明の効果】本発明は前述したように、電動モータよ
り上型を上下動させてプレス動作を行うと共に、駆動伝
達機構を介してリードフレームの送り動作及びフィード
プレートの上下動を同期取りして行うため、リードフレ
ームの送り及びプレス加工に要するインデックスタイム
を著しく短縮化することができ、作業効率を高めること
ができる。特に、送り機構及びフィードプレート上下動
機構にそれぞれ駆動伝達する駆動伝達機構として、カム
軸に送り用カム及び上下動用カムを設けたことにより、
これらのカム曲線をリードフレームの送り始めと停止前
を低速に、また送り動作中は高速になるように描くこと
で、リードフレームに傷つくことなく送ることができ、
しかも送りアームの送りピンの破損を低減させることが
できる。
【0043】また、可動支点移動手段を駆動して、揺動
アームの揺動中心から移動体の連繋位置までの距離を前
記揺動アームの長手方向に変更することにより、前記送
りアームの送りストロークを線形的に変更できる。特
に、前記揺動アームの揺動を複数のリンクを介在するこ
となく送りアームの往復動に直結する移動体の直動動作
に変換したことにより、前記送りアームの送りストロー
ク量の算出が容易であり、リードフレームの品種が変わ
っても送りストローク調整作業が極めて簡単に行え、操
作性、作業性が極めて良い。また、前記揺動アームにリ
ンクする部品点数が少ないため、メンテナンスも容易で
あり、製造コストも低減できる。
【0044】また、リードフレームのセットミスが生じ
た場合に、マニュアル操作で開閉用シリンダを作動させ
てトグルリンク機構を開閉させてフィードプレートを上
下動させることができるので、リードフレームを取り外
して位置ずれを容易に修復することができ、作業性、操
作性が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】駆動伝達機構の上視図である。
【図2】図1の駆動伝達機構の矢印A方向の側面図であ
る。
【図3】フィードプレート上下動機構の説明図である。
【図4】送り機構の要部の構成を示す説明図である。
【図5】電動プレス装置のプレス部の構成を示す説明図
である。
【図6】電動プレス装置の概略構成を示す正面図であ
る。
【図7】図6の電動プレス装置の矢印B方向の側面図で
ある。
【図8】従来のプレス装置の平面図である。
【図9】従来のプレス装置における送りアームの説明図
である。
【図10】従来のフィードプレート上下動機構の構成を
示す説明図である。
【符号の説明】
1 電動モータ 1a モータプーリ 2 プレス部 2a 軸受部 3 駆動伝達機構 4 送り機構 5 フィードプレート上下動機構 6 支持軸 6a 第1プーリ 6b 第2プーリ 7,9 タイミングベルト 8 カム軸 8a カム軸プーリ 10 プレスラム 11 送り用カム 12 上下動用カム 13 上型 14 プレスケーシング 15 パンチホルダ 15a,22a ガイドブッシュ 16 パンチ 17 ストリッパープレート 18 上型支持ポスト 19,26,46,78 コイルスプリング 20 下型 21 プレスベッド 22 ダイホルダ 23 ダイ 24 フィードプレート 25 下型支持ポスト 27,77 ガイドポスト 28 装置フレーム 28a 第2上下用スライドレール 29 送り用カム当接コロ 30 揺動アーム 30a ガイド溝 30b ガイドローラ 30c コイルスプリング係止部 31 第1支点 32 上下動用カム当接コロ 33 上下動レバー 35 支軸 36 第2支点板 37 第2支点 38 スライド部材 39 第2支点上下板 39a 第2上下用スライドガイド 40 スライドレール 41 第1上下用スライドガイド 42 送り用スライド部材 43 第1上下用スライドレール 44 第1送り用スライドガイド 45 第1送り用スライドレール 47 送りアーム取付部材 48 第2送り用スライドガイド 49 支持プレート 50 第2送り用スライドレール 51 送りアーム取付ガイド 52 送りアーム取付シリンダ 53 ガイドブロック 54 支点移動用モータ 54a カップリング 54b ボールネジ 54c ナット 55,57,64 支点 56,58,65,67 リンク材 59 開閉用シリンダ 60 シリンダロッド 61 ベースプレート 62 シリンダガイド取付部材 63 シリンダガイド 66 リンク筐体 68,69 トグルリンク 70 上ジョイントプレート 71 下ジョイントプレート 72 フィードプレート支持部材 73 軸受部材 74 係合部材 74a 係合凹部 75 突き当て部材 76 スプリング受板 76a スプリング受板取付部材 79 開閉支点 80 送りアーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21D 43/05

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送り穴を穿設されたリードフレームがプ
    レス金型を備えたプレス部へピッチ送りされてプレス加
    工が行われる電動プレス装置において、 前記リードフレームの送り穴へ係合可能なピンを有する
    送りアームと、 前記送りアームを前記リードフレームの搬送方向へ往復
    移動させ該リードフレームをピッチ送りする送り機構
    と、 前記プレス部において、前記リードフレームを搬送方向
    に移動可能にガイドして支持すると共に上下動可能に設
    けられたフィードプレートと、 前記フィードプレートを上下動させるフィードプレート
    上下動機構と、 電動モータを起動すると、前記プレス金型を往復動する
    と共に、同一カム軸に設けられた送り用カム及び上下動
    用カムを回転駆動して前記送り機構による送りアームの
    往動又は復動と、前記フィードプレート上下動機構によ
    るフィードプレート上動又は下動を交互に行う駆動伝達
    機構とを備え、前記フィードプレート上下動機構は、前記上下動用カム
    に連繋して開閉するトグルリンク機構を介して前記フィ
    ードプレートを上下動させ、前記トグルリンク機構を支
    持する支持プレートがコイルスプリングにより支持さ
    れ、該コイルスプリングは前記フィードプレートを一旦
    下動させた後、上型の下動により該フィードプレートが
    更に押し下げられる際の押圧力を吸収する ことを特徴と
    することを特徴とする電動プレス装置。
  2. 【請求項2】 前記トグルリンク機構は、異常時に開閉
    用シリンダを作動させてトグルリンクを開閉可能に構成
    されていることを特徴とする請求項1記載の電動プレス
    装置。
  3. 【請求項3】 前記送り機構は、前記送り用カムに圧接
    して固定支点を中心に揺動する揺動アームに可動支点を
    介して移動体が連繋し、前記揺動アームの揺動を、前記
    送りアームの往復動に直結する前記移動体の直動に変換
    すると共に、前記揺動アームの固定支点から前記可動支
    点までの距離を前記揺動アームの長手方向に変更するこ
    とにより、前記送りアームの送りストロークを線形的に
    変更可能にしたことを特徴とする請求項1又は2記載の
    電動プレス装置。
  4. 【請求項4】 前記送り機構は、前記揺動アームの長手
    方向に形成されたガ イド溝に前記可動支点が移動可能に
    連繋し、前記揺動アームの揺動に伴って前記可動支点の
    位置を前記ガイド溝に沿って往復移動させることによ
    り、前記揺動アームの揺動を前記移動体の直動に変換す
    ることを特徴とする請求項3記載の電動プレス装置。
  5. 【請求項5】 前記揺動アームの固定支点から前記可動
    支点の連繋位置までの距離を変更可能な可動支点移動手
    段を備え、該可動支点移動手段を駆動して、前記可動支
    点の連繋位置を前記揺動アームの長手方向に形成された
    ガイド溝に沿って変更することを特徴とする請求項4
    載の電動プレス装置。
JP17845797A 1997-05-28 1997-07-03 電動プレス装置 Expired - Fee Related JP3375855B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17845797A JP3375855B2 (ja) 1997-07-03 1997-07-03 電動プレス装置
TW087108125A TW422773B (en) 1997-05-28 1998-05-26 Electric press machine
SG1998001333A SG66474A1 (en) 1997-05-28 1998-05-26 Electric press machine
US09/084,600 US5950531A (en) 1997-05-28 1998-05-27 Electric press machine
EP98304214A EP0881046A3 (en) 1997-05-28 1998-05-28 Press machine feeding mechanism
KR1019980019374A KR100270495B1 (ko) 1997-05-28 1998-05-28 전동 프레스장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17845797A JP3375855B2 (ja) 1997-07-03 1997-07-03 電動プレス装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1119740A JPH1119740A (ja) 1999-01-26
JP3375855B2 true JP3375855B2 (ja) 2003-02-10

Family

ID=16048859

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17845797A Expired - Fee Related JP3375855B2 (ja) 1997-05-28 1997-07-03 電動プレス装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3375855B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109226649A (zh) * 2018-10-17 2019-01-18 济南大学 一种钢球冷镦试验装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1119740A (ja) 1999-01-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1117409A (zh) 往复式冲压驱动装置
KR100270495B1 (ko) 전동 프레스장치
US6773252B2 (en) Press molding apparatus
JPH081386A (ja) トグル式パンチ駆動装置
JP3375855B2 (ja) 電動プレス装置
CN219600566U (zh) 一种瓦楞纸加工用瓦楞纸板压平装置
KR100266383B1 (ko) 반도체팩키지리드성형용프레스장치
CN114193910B (zh) 一种可推拉的丝网印刷网框结构
JP3776186B2 (ja) 電動プレス装置
EP1247597A2 (en) A motor-operated press machine
US4964200A (en) Lead making machine having improved crimping presses and actuating mechanism
CN100404220C (zh) 机械传动冲孔机
JP4336491B2 (ja) モータプレス機
JPH10128588A (ja) プレスの駆動装置
JP4291925B2 (ja) 帯状工作物の段階的供給用装置
CN216000755U (zh) 一种棉花加工机械零配件生产用定位准确的打孔机
JP2002011163A (ja) 遊技盤の釘打方法
CN221434511U (zh) 一种具有调节折弯度的钢板折弯机
CN221249041U (zh) 一种模切机循环定位装置
CN220658819U (zh) 一种折弯机
CN220128089U (zh) 一种上壳组装机构
JP3780445B2 (ja) 平盤打抜機
CN221848410U (zh) 一种电门锁专用加工模具
CN219546037U (zh) 一种运用于滚床输送到位自动找正的对夹机构
CN113524345B (zh) 一种裁断机

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111129

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111129

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141129

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141129

Year of fee payment: 12

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees