JP3374636B2 - 角速度センサ - Google Patents

角速度センサ

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JP3374636B2
JP3374636B2 JP02462396A JP2462396A JP3374636B2 JP 3374636 B2 JP3374636 B2 JP 3374636B2 JP 02462396 A JP02462396 A JP 02462396A JP 2462396 A JP2462396 A JP 2462396A JP 3374636 B2 JP3374636 B2 JP 3374636B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転体の角速度を
検出するのに用いられる角速度センサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術による角速度センサについて、
図12ないし図14に示す図面と共に説明する。
【0003】図中、1はマイクロマシニング技術によっ
て作製された角速度センサ、2は該角速度センサ1の本
体をなすように例えば高抵抗な単結晶のシリコン材料か
ら形成された基板をそれぞれ示し、該基板2は図12,
図13に示すように長方形の板状に形成されている。こ
こで、便宜上、基板2の長手方向と直交する方向をX軸
方向、長手方向をY軸方向、厚さ方向をZ軸方向とす
る。
【0004】3は例えばP,B,Sb等の不純物がドー
ピングされた低抵抗なポリシリコンからなる可動部を示
し、該可動部3は例えば酸化シリコン等により基板2の
表面に設けた絶縁膜4(図14、参照)を介して基板2
上に、マイクロマシニングによる犠牲層エッチング技術
によって形成され、Y軸方向で対向するように固着され
た一対の支持部5,5と、基端側が該各支持部5に一体
形成され、Y軸方向に直線状に伸長する4本の支持梁
6,6,…と、該各支持梁6の先端側に一体形成された
略長方形状の振動体7とからなり、振動体7のX軸方向
となる左,右両側面には、複数個の電極板8A,8A,
…からなる可動側くし状電極8,8が突出形成されてい
る。また、可動部3は各支持部5のみが基板2に固着さ
れ、各支持梁6と振動体7とは基板2から所定間隔を離
間した状態で該基板2と平行に保持されることにより、
振動体7は基板2に対してX軸方向とZ軸方向に変位可
能に配設されている。
【0005】9,9は例えば低抵抗なポリシリコンによ
って形成され、振動体7を挟むように絶縁膜4を介して
基板2上に固着された一対の固定部を示し、該各固定部
9には前記可動側くし状電極8,8と対向する面に電極
板10A,10A,…を有する固定側くし状電極10が
それぞれ形成されている。そして、可動側くし状電極8
と各固定側くし状電極10とは、図13に示すように隙
間を介して互いに対向し、各電極板8A,10Aが互い
に離間した状態で噛合するように交互に配設されてい
る。
【0006】11,11は振動発生手段となる振動発生
部を示し、該各振動発生部11は可動側くし状電極8と
各固定側くし状電極10とから構成されている。ここ
で、各振動発生部11に周波数fの駆動信号を交互に印
加すると、各電極板8A,10A間には静電引力が交互
に反対向きに発生し、この静電引力によって振動体7は
矢示A方向(X軸方向)に振動する。
【0007】12は基板2上に形成された基板側電極
で、該基板側電極12は図14に示すように、例えば
P,Sb等の不純物を基板2の表面に基板2と反対の極
性(P型に対してN型、N型に対してP型)となるよう
に高密度にドーピングすることにより導電性を有するよ
うに形成されて基板2と基板側電極12にはPN接合に
よって分離され、振動体7の下側に位置して該振動体7
と所定距離を離間した状態で対向している。
【0008】13は変位検出手段となる変位検出部を示
し、該変位検出部13は振動体7と基板側電極12とか
ら構成され、振動体7と基板側電極12とのZ軸方向に
おける離間寸法の変化を、両者間の静電容量の変化とし
て検出する。
【0009】14,14は各固定部9上にそれぞれ固着
された振動駆動用の電極パットで、該各電極パット14
は図12に示すように、例えばAu等の金属材料から形
成され、各固定側くし状電極10と電気的に導通してい
る。また、15は可動部3に固着された可動側くし状電
極8に導通した検出用の電極パット、16は引出線16
Aを介して基板側電極12に接続された検出用の電極パ
ットをそれぞれ示している。
【0010】このように構成される角速度センサ1にお
いては、各振動発生部11に逆位相となる周波数fの駆
動信号を印加することにより、前記振動体7は図12中
の矢示A方向の振動を行い、この状態でY軸を回転軸と
する角速度Ωが加わると、前記振動体7には角速度Ωに
比例したZ軸方向にコリオリ力F(慣性力)が発生す
る。
【0011】この結果、振動体7はこのコリオリ力Fに
比例した振幅をもってZ軸方向に振動し、この振動の振
幅(変位)を変位検出部13によって振動体7と基板側
電極12との間の静電容量の変化として検出することに
より、Y軸周りの角速度Ωを検出する。
【0012】また、振動体7に作用するコリオリ力Fは
X軸方向に発生させる矢示A方向の振動による振幅の大
きさにも比例するため、角速度センサ1では印加する駆
動信号の周波数fを振動体7の力学的な共振周波数にほ
ぼ等しくすることによって、該振動体7をX軸方向に大
きく振動させてコリオリ力FによるZ軸方向の変位を増
大させ、Y軸周りの角速度Ωを高精度に検出できるよう
にしている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術による角速度センサ1は、振動体7のコリオリ力
によるZ軸方向の変位を、変位検出部13によって該振
動体7と基板2の基板側電極12との離間寸法を静電容
量の変化として検出し、Y軸周りの角速度Ωを検出して
いる。
【0014】ここで、変位検出部13で振動体7の変位
Δdと静電容量の変化ΔCとの関係は近似的に次の数1
のようになる。
【0015】
【数1】 ただし、d:初期状態の振動体7と基板側電極12との
離間寸法 C:初期静電容量 ε:比誘電率 S:有効面積
【0016】この数1からもわかるように、微小変位を
高感度に検出するためには、離間寸法dを小さくすれば
有効である。
【0017】しかし、可動部3はマイクロマシニングに
よる犠牲層エッチング技術によって形成されている。こ
のため、犠牲層を薄くすれば離間寸法を小さくすること
はできるものの、この場合には犠牲層を除去するエッチ
ング工程でエッチング液がこの隙間に侵入しにくくなっ
て除去できなくなったり、エッチング後の乾燥で素子同
士が接着してしまい、技術的に基板2と振動体7とを離
間させることのできる寸法は1μmが限界であり、変位
検出部13での静電容量による検出感度を高めることが
できないという問題がある。
【0018】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明は、角速度の検出感度を高めるこ
とのできる角速度センサを提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明による角速度センサは、基板
と、該基板に設けられた支持部と、基端側が該支持部に
設けられた支持梁と、前記基板の表面から離間した状態
で該支持梁の先端側に設けられ、前記基板に対して水平
方向と垂直方向に変位可能な振動体と、該振動体を水平
方向に振動させる振動発生手段と、該振動発生手段によ
って前記振動体に水平方向の振動を与えた状態で振動方
向の直交方向の角速度により振動体に生じる垂直方向の
変位を検出すべく、前記基板上に形成された固定側検出
用電極と該固定側検出用電極に対向して前記振動体に形
成された可動側検出用電極とからなる変位検出手段と、
該変位検出手段の固定側検出用電極と可動側検出用電極
との離間寸法が近接する方向に制御する制御手段とを備
え、該制御手段は、前記基板上で前記固定側検出用電極
とは別個に形成された固定側制御用電極と、該固定側制
御用電極と離間した状態で対向して前記振動体に形成さ
れた可動側制御用電極とからなり、前記固定側制御用電
極は、それぞれ離間した状態で前記基板上に絶縁膜を介
して形成された凸凹状電極からなり、前記可動側制御用
電極は、前記凸凹状電極と対向して噛合するように前記
振動体に形成された凹凸状電極からなり、前記固定側
凸凹状電極と可動側の凹凸状電極との間に発生する静電
引力を用いて前記変位検出手段の固定側の凸凹状電極
可動側の凹凸状電極との離間寸法を小さくする構成とし
たことにある。
【0020】上記構成により、振動発生手段で振動体を
例えばX軸方向に振動させた状態で、Y軸周りの角速度
が加わると、振動体にはZ軸方向にコリオリ力が生じて
該振動体がZ軸方向に変位し、このZ軸方向の変位を変
位検出手段によって静電容量の変化として検出する。こ
のとき、制御手段によって固定側制御用電極と可動側制
御用電極との間に静電引力を発生させて、該各電極間を
小さくできる。この結果、振動体を基板側に近づけるこ
とにより、変位検出手段の固定側検出用電極と可動側検
出用電極との離間寸法を小さくすることができる。従っ
て、制御手段により変位検出手段の固定側検出用電極と
可動側検出用電極との離間寸法を小さくすることによ
り、前記数1で示したように振動体のZ軸方向の変位に
対して変位検出手段から検出される静電容量の変化を大
きくすることができる。
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】また、固定側制御用電極はそれぞれ離間し
た状態で基板上に絶縁膜を介して形成された凸凹状電極
からなり、可動側制御用電極は前記凸凹状電極と対向し
て噛合するように振動体に形成された凹凸状電極からな
る構成としたから、制御手段を互いに離間して噛合する
凸凹状電極と凹凸状電極とからなるくし歯状アクチュエ
ータとすることができ、固定側制御用電極と可動側制御
用電極との間に直流電圧を印加することによって、振動
体を基板側に近づけることができ、変位検出手段の固定
側検出用電極と可動側検出用電極との離間寸法を小さく
できる。
【0025】請求項の発明では、前記固定側の凸凹状
電極と可動側の凹凸状電極とは、前記固定側の凸凹状電
極の凸部先端面から前記可動側の凹凸状電極の凹部底面
までの離間寸法をa、前記固定側の凸凹状電極の凹部底
面から前記可動側の凹凸状電極の凸部先端面までの離間
寸法をbとしたときに、a>bとなるように形成したこ
とにある。
【0026】上記構成により、例えば凸凹状電極の凹部
底面と凹凸状電極の凸部先端面とが接近した場合でも、
前記凸凹状電極の凸部先端面と凹凸状電極の凹部底面と
の離間寸法aが大きいため、前記凸凹状電極の凸部先端
面と凹凸状電極の凹部底面が静電引力で接触することな
く、当該制御手段が電気的に短絡するのを防止できる。
【0027】請求項の発明では、前記変位検出手段の
固定側検出用電極は、前記凸凹状電極間の凹部底面に位
置して前記基板上に設けられた基板側電極として構成
し、可動側検出用電極は該基板側電極と対向させて前記
振動体の凹凸状電極の凸部先端面として構成したことに
ある。
【0028】上記構成により、前記制御手段で振動体を
基板側に近づけることにより、基板側電極と凹凸状電極
の凸部先端面との離間寸法を小さくでき、変位検出手段
によって基板側電極と凸部先端面との離間寸法による静
電容量の変化を大きくすることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に従って詳細に説明するに、図1ないし図10は本
発明による実施例を示す。なお、実施例においては、従
来技術と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明
を省略する。
【0030】図中、21は本実施例による角速度セン
サ、22は該角速度センサ21が形成された従来技術と
同様の基板をそれぞれ示し、該基板22は図1,図2に
示すように、例えば高抵抗な単結晶のシリコン材料から
長方形の板状に形成されている。また、基板22には例
えば酸化シリコン膜,窒化シリコン膜またはこれらの複
合膜等からなる絶縁膜23が表面に形成されると共に、
後述する各支持部26と各固定部30が固着される位置
には低抵抗のポリシリコン膜からなる導電膜24,2
4,…が形成されている。
【0031】25は基板22上に形成された可動部を示
し、該可動部25は図1に示すように、例えば低抵抗な
ポリシリコン膜をエッチング処理することによって形成
され、水平方向の一方の軸となるY軸の前,後方向に位
置して基板22上に導電膜24を介して形成された後述
する支持部26,26と、基端側が該各支持部26に設
けられ、先端側が基板22の中央部に向けて前後方向に
伸長する支持梁27,27,…と、該各支持梁27の先
端側に支持され、基板22に対する水平方向の他の軸と
なるX軸と垂直方向のZ軸に変位可能に設けられた振動
体28とから構成される。また、該可動部25は各支持
部26のみが導電膜24を介して基板22上に固着さ
れ、各支持梁27と振動体28は基板22の表面から離
間した状態で保持されている。
【0032】26,26は可動部25を基板22上に支
持する支持部で、該各支持部26は従来技術と同様にY
軸方向の両端側に位置して互いに対向するように配設さ
れ、図3に示すように絶縁膜23と導電膜24を介して
基板22上に固着されている。また、各支持部26のう
ち中央側に位置した端部は若干湾曲して形成することに
より基板22側から離間した状態となり、この端部には
各支持梁27がそれぞれ一体形成されている。
【0033】27,27…は基端側が各支持部26に一
体形成された4本の支持梁で、該各支持梁27は図1に
示すように、各支持部26の端部から2本ずつがY軸方
向に伸長し、先端側に振動体28が一体形成されてい
る。
【0034】28は各支持梁27によってX軸とZ軸方
向に変位可能に支持された振動体を示し、該振動体28
のX軸方向となる左,右両側面には、複数個の電極板2
9A,29A,…となる可動側くし状電極29,29が
突出形成されている。
【0035】30,30は固定部を示し、該各固定部3
0は振動体28を左,右両側から挟むように配設され、
絶縁膜23と導電膜24を介して基板22上に固着され
ている。また、振動体28と対向する各固定部30の端
面には、複数個の電極板31A,31A,…からなる固
定側くし状電極31,31がそれぞれ形成され、可動側
くし状電極29と固定側くし状電極31とは図2に示す
ように、各電極板29A,31Aを互いに離間した状態
で噛合するようにして対向している。
【0036】32,32は振動発生手段となる振動発生
部を示し、該各振動発生部32は可動側くし状電極29
と各固定側くし状電極31とから構成され、該各振動発
生部32に周波数fの駆動信号を交互に印加することに
より、振動体28はX軸方向となる図1中の矢示B方向
に振動する。
【0037】33,33,…は基板22表面に形成され
た固定側検出用電極となる複数個の基板側電極で、該各
基板側電極33は、図3に示すように、後述する凸凹状
電極34の凹部底面34Bに位置した基板22表面にX
軸方向に伸長し、基板22の所定位置に基板22と反対
の極性(P型に対してN型、N型に対してP型)となる
ように、例えばP,Sb等の不純物を高密度にドーピン
グすることにより導電性を持たせて形成されている。な
お、各基板側電極33の表面は絶縁膜23によって覆わ
れている。
【0038】34は固定側制御用電極としての凸凹状電
極を示し、該凸凹状電極34は、図3に示すように基板
22上に絶縁膜23を含んで凹凸状に形成されている。
【0039】即ち、前記凸凹状電極34は、絶縁膜23
上に位置して一定の間隔で、X軸方向に延びた多数本の
角柱状電極体35,35,…からなっている。そして、
前記凸凹状電極34は各角柱状電極体35の先端面によ
って凸部先端面34Aが形成され、絶縁膜23の上面に
よって凹部底面34Bが形成される。
【0040】一方、36は可動側制御用電極としての凹
凸状電極を示し、該凹凸状電極36は、図3に示すよう
に振動体28の下面に凹凸状に形成され、該凹凸状電極
36は前記凸凹状電極34と離間した状態で噛合するよ
うに配設されている。
【0041】即ち、前記凹凸状電極36は、振動体28
の下面に一定間隔でX軸方向に延び、かつ前記凸凹状電
極34の各角柱状電極体35と交互に配列された多数個
の角柱状電極体37,37,…とからなっている。そし
て、前記凹凸状電極36は各角柱状電極体37の先端面
によって凸部先端面36Aが形成され、振動体28の下
面によって凹部底面36Bが形成される。
【0042】そして、凸凹状電極34の凸部先端面34
Aは凹凸状電極36の凹部底面36Bと対面し、凸凹状
電極34の凹部底面34Bは凹凸状電極36の凸部先端
面36Aと対面している。
【0043】38,38,…は凹凸状電極36の凸部先
端面36Aによって実現される可動側検出用電極となる
先端側電極を示し、該各先端側電極38は、前述した固
定側検出用電極となる基板側電極33,33,…と対面
している。
【0044】なお、前記凸凹状電極34と凹凸状電極3
6とは、前記凸凹状電極34の凸部先端面34Aから凹
凸状電極36の凹部底面36Bまでの離間寸法をa、凸
凹状電極34の凹部底面34B(絶縁膜23)から凹凸
状電極36の凸部先端面36A(先端側電極38)まで
の離間寸法をbとしたときに、a>bの関係となるよう
に形成されている。
【0045】39は変位検出手段としての変位検出部を
示し、該変位検出部39は、図4に示すように、基板2
2に形成した基板側電極33,33,…と、該各基板側
電極33と対向するように、振動体28に形成された先
端側電極38,38,…とから構成され、振動体28と
基板22とのZ軸方向における離間寸法の変化を、両者
の静電容量の変化として検出するようになっている。
【0046】40は制御手段としての制御部を示し、該
制御部40は、基板22に形成した凸凹状電極34と、
該凸凹状電極34と対向するように、振動体28に形成
された凹凸状電極36とからなる。また、凸凹状電極3
4,凹凸状電極36は離間した状態で噛合しているか
ら、くし歯状アクチュエータとして構成されている。そ
して、凸凹状電極34,凹凸状電極36間に直流電圧を
印加すると、凸凹状電極34をなす角柱状電極体35の
側面と凹凸状電極36をなす角柱状電極体37の側面と
の間(図4中の個別アクチュエータ40A,40A,
…)には有効面積が増える方向に静電引力が発生し、結
果として振動体28を離間寸法が近接する方向に変位さ
せることができる。
【0047】また、41A〜41Eは従来技術と同様の
電極パットで、電極パット41A〜41Cは図1中の支
持部26,固定部30,30にそれぞれ固着されると共
に、電極パット41Dは引出線42Dを介して固定側の
凸凹状電極34にそれぞれ接続され、また電極パット4
1Eは引出線42Eを介して基板22上の基板側電極3
3に接続されている。
【0048】次に、本実施例による角速度センサ21の
製造工程を図5ないし図10を参照しつつ説明する。
【0049】まず、図5において、角速度センサ21を
形成すべく用意された単結晶シリコンからなる基板22
の表面に、薄い酸化シリコン膜(図示せず)を形成した
上で、電極形成工程により基板22の所定位置に例えば
P,B,Sb等の不純物をイオン注入し、固定側の各基
板側電極33を形成すると共に、絶縁膜形成工程により
例えば酸化シリコン,窒化シリコン等の絶縁性の薄膜を
絶縁膜23として形成する。
【0050】次に、図6に示す第1のポリシリコン膜形
成工程では、基板22の絶縁膜23上に凸凹状電極34
および各導電膜24等となる第1のポリシリコン膜41
を形成する。
【0051】さらに、基板22上に形成した第1のポリ
シリコン膜41に凸凹状電極34および各導電膜24等
の形成部分にP,B,Sb等の不純物をイオン等の不純
物をドーピングした後に、図7に示す第1の犠牲層形成
工程では、凸凹状電極34および各導電膜24等が形成
される部分を覆うようにCVD等の手段により、リンド
ープの酸化シリコンからなる第1の犠牲層42を着膜形
成する。
【0052】さらに、図8に示す第1のエッチング工程
では、先に形成された第1の犠牲層42をマスクとし
て、ドライエッチによってパターニングを行うことによ
り、固定側制御用電極となる凸凹状電極34の角柱状電
極体35,35,…、引出線42D,42E(図1,図
2参照)および各導電膜24等を分離形成する。
【0053】また、図9に示す第2の犠牲層形成工程で
は、第1のポリシリコン膜41によって形成された凸凹
状電極34と各導電膜24を第1の犠牲層42と共に覆
うようにPSG等の第2の犠牲層43を形成する。
【0054】また、図10に示す第2のポリシリコン膜
形成工程においては、P,Sb等の不純物をドーピング
した第2のポリシリコン膜44を成膜し、最後に第2の
エッチング工程において、電極パット41A〜41Eを
形成した後に、犠牲層42,43をエッチングによって
除去し、各支持梁27,振動体28等を基板22と離間
した状態に形成する(図3、参照)。このとき、振動体
28の下面には凹凸状電極36の角柱状電極体37,3
7,…が凸凹状電極34の角柱状電極体35,35,…
に対向するように形成される。
【0055】本実施例による各角速度センサ21は上述
の如く構成されるが、次にその角速度Ωの検出動作につ
いて説明する。
【0056】まず、各振動発生部32に対し駆動信号を
交互に印加すると、振動体28は静電引力により支持梁
27を介してX軸方向となる図1中の矢示B方向に同じ
振幅で振動する。この状態で、Y軸周りに角速度Ωが加
わると、振動体28に対して図1に示すコリオリ力Fが
角速度Ωに比例してZ軸方向に発生する。
【0057】そして、このZ軸方向の変位を変位検出部
39の基板側電極33と先端側電極38との離間寸法変
化として静電容量の変化として検出することにより、Y
軸周りの角速度Ωを検出することができる。
【0058】しかも、本実施例においては、制御部40
を構成する凸凹状電極34と凹凸状電極36との間に直
流電圧を印加することにより、くし歯状アクチュエータ
として構成しているから、凸凹状電極34,凹凸状電極
36間にはそれぞれ対向する有効面積を増やす方向に静
電引力が発生し、この静電引力によって振動体28を基
板22側に近づけることができる。
【0059】この結果、変位検出部39の基板側電極3
3と先端側電極38との初期状態における離間寸法を小
さくすることができるから、前記数1に示したように、
振動体28のZ軸方向の変位Δdに対する静電容量の変
化ΔCを大きくすることができ、変位検出部39におけ
る検出感度を高めることができる。
【0060】しかも、凸凹状電極34,凹凸状電極36
の形状は、凸凹状電極34の凸部先端面34Aから凹凸
状電極36の凹部底面36Bまでの離間寸法をa、凸凹
状電極34の凹部底面34Bから凹凸状電極36の凸部
先端面36Aまでの離間寸法をbとしたときに、a>b
の関係となるように、前述した犠牲層エッチング技術に
よって形成されている。
【0061】これにより、凹凸状電極36の凸部先端面
36Aと凸凹状電極34の凹部底面34Bとが接近して
も凸凹状電極34の凸部先端面34Aと凹凸状電極36
の凹部底面36Bの離間寸法aが大きく、静電引力によ
りこの部分が接触することがない。
【0062】また、制御部40に印加する電圧が大き過
ぎて、凹凸状電極36の先端側電極38と基板側電極3
3とが接触しそうになったり、制御部40で振動体28
を基板22に近づけた状態で、振動体28にコリオリ力
Fが発生して該振動体28が基板22に接触しそうにな
ったときでも、基板22の表面には絶縁膜23が形成さ
れているから、基板側電極33と先端側電極38とが短
絡するのを防止して、センサの検出信頼性を高めること
ができる。
【0063】かくして、本実施例による角速度センサ2
1では、変位検出部39の基板側電極33と先端側電極
38との離間寸法を小さくするための制御部40を、基
板22上に設けた角柱状電極体35,35,…の側面と
振動体28に設けた角柱状電極体37の側面とによって
個別アクチュエータ40A,40A,…として形成し、
該制御部40に直流電圧を印加して変位検出部39の離
間寸法を小さくした状態で、変位検出部39によって、
Y軸周りに角速度Ωが加わるときのZ軸方向に発生する
コリオリ力Fによる変位を静電容量による変化として検
出する。このとき、前記制御部40によって変位検出部
39の基板側電極33と先端側電極38との離間寸法を
小さくすることができるから、角速度検出を高感度に行
うことができる。
【0064】しかも、前述したように製造された角速度
センサ21における基板22と振動体28との離間寸法
は、現在のマイクロマシニング技術では小さくしても1
μm程度の大きさである。しかし、本実施例のように角
速度センサ21を形成することにより、基板22と振動
体28に形成した凸凹状電極34,凹凸状電極36から
なる制御部40に直流電圧を印加することによって、振
動体28を基板22側に近づけることができ、変位検出
部39を構成する基板側電極33と先端側電極38との
離間寸法を小さくして当該変位検出部39における検出
感度を高めることができる。
【0065】さらに、制御部40に直流電圧を印加して
おくと、角速度センサ21の姿勢変化等の原因で重力加
速度が加わったときでも、変位検出部39の初期状態に
おける基板側電極33と先端側電極38との離間寸法を
一定に保持することができ、センサ感度の変動を防止し
て、検出精度の信頼性を高めることができる。
【0066】なお、前記実施例では、振動体28をZ軸
方向に実際に変位させて基板側電極33と先端側電極3
8との離間寸法を静電容量の変化として検出するように
したが、本発明はこれに限らず、図11のブロック図に
示すように、振動体28を変位させることなく角速度を
検出するサーボ機構によって検出するようにしてもよ
い。
【0067】即ち、固定側検出用電極(基板側電極3
3)と可動側検出用電極(先端側電極38)との変位を
静電容量検出回路51で検出し、該静電容量検出回路5
1からの出力信号に基づいてフィードバック電圧演算出
力回路52では直流のフィードバック電圧Vf を演算
し、該フィードバック電圧Vf を制御部40の固定側制
御用電極(凸凹状電極34)と可動側制御用電極(凹凸
状電極36)との間に印加する。これにより、振動体2
8の変位を制御部40に発生する静電力によって抑える
ことにより、該振動体28をZ軸方向に変位させずに振
動体28に加わるコリオリ力を検出することができる。
そして、振動体28のZ軸方向の変位をなくすことによ
り、変位検出部39の基板側電極33と先端側電極38
との離間寸法を微小に設定することもでき、検出感度を
大幅に高めることができる。
【0068】また、前記実施例では、振動発生手段とな
る振動発生部32に静電引力を利用したものを記載した
が、本発明はこれに限らず、例えば圧電材料等を用いて
振動を発生させるようにしてもよい。
【0069】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1の発明によ
れば、振動発生手段で振動体を水平方向に振動させた状
態で、振動方向に直交方向の角速度が加わると、振動体
には垂直方向にコリオリ力が生じて該振動体が垂直方向
に変位し、この変位を変位検出手段によって静電容量の
変化として検出する のとき、制御手段を基板上で固
定側検出用電極とは別個に形成された固定側制御用電極
と、該固定側制御用電極と離間した状態で対向して振動
体に形成された可動側制御用電極とから構成したから、
制御手段によって各電極間に静電引力を発生させて該各
電極間を小さくでき、変位検出手段の固定側検出用電極
と可動側検出用電極との離間寸法を小さくすることがで
きる。このため、制御手段を用いて変位検出手段の固定
側検出用電極と可動側検出用電極との離間寸法を小さく
することによって、変位検出手段から検出される静電容
量の変化を大きくすることができ、角速度センサに加わ
る角速度の検出感度を高めることができる。
【0070】
【0071】また、固定側制御用電極はそれぞれ離間し
た状態で基板上に絶縁膜を介して形成された凸凹状電極
からなり、可動側制御用電極は凸凹状電極と対向して噛
合するように振動体に形成された凹凸状電極から構成し
たから、当該制御手段を互いに離間して噛合する凸凹状
電極,凹凸状電極からなるくし歯状アクチュエータとで
き、固定側制御用電極と可動側制御用電極との間に直流
電圧を印加することによって、振動体を基板側に近づけ
ることができ、変位検出手段の固定側検出用電極と可動
側検出用電極との離間寸法を小さくして、検出感度を高
めることができる。
【0072】請求項の発明では、固定側の凸凹状電極
可動側の凹凸状電極とは、凸凹状電極の凸部先端面か
ら凹凸状電極の凹部底面までの離間寸法をa、凸凹状電
極の凹部底面から凹凸状電極の凸部先端面までの離間寸
法をbとしたときに、a>bとなるように形成したか
ら、例えば固定側の凸凹状電極と可動側の凹凸状電極と
が接近した場合でも、凸凹状電極の凸部先端面と凹凸状
電極の凹部底面とが静電引力で接触することがなくな
り、当該制御手段が電気的に短絡するのを防止でき、セ
ンサ寿命を延ばすことができる。
【0073】請求項の発明では、変位検出手段の固定
側検出用電極は、それぞれ離間した状態で凸凹状電極の
凹部底面に位置するように、基板上に形成された基板側
電極として構成し、可動側検出用電極は該基板側電極と
対向するように、振動体の凹凸状電極の凸部先端面とし
て構成したから、制御手段で振動体を基板側に近づける
ことにより、基板側電極と凹凸状電極の凸部先端面との
離間寸法を小さくでき、変位検出手段によって基板側電
極と凹凸状電極の凸部先端面との離間寸法による静電容
量の変化を大きくして、検出感度を高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例による角速度センサを示す斜視図であ
る。
【図2】本実施例による角速度センサを上側から見た平
面図である。
【図3】図2中の矢示III −III 方向の縦断面図であ
る。
【図4】図3中の要部を拡大して示す縦断面図である。
【図5】角速度センサの製造工程に用いられるシリコン
基板に対し電極形成工程,絶縁膜形成工程により基板側
電極,絶縁膜を形成した状態を示す縦断面図である。
【図6】図5による電極形成工程,絶縁膜形成工程に続
く第1のポリシリコン膜形成工程により、絶縁膜上に第
1のポリシリコン膜を形成した状態を示す縦断面図であ
る。
【図7】図6による第1のポリシリコン膜形成工程に続
く第1の犠牲層形成工程により、第1のポリシリコン膜
上に第1の犠牲層を形成した状態を示す縦断面図であ
る。
【図8】図7による第1の犠牲層形成工程に続く第1の
エッチング工程により、絶縁膜上に凸凹状電極および導
電層等を形成した状態を示す縦断面図である。
【図9】図8による第1のエッチング工程に続く第2の
犠牲層形成工程により、第2の犠牲層を凸凹状電極およ
び導電層上に形成した状態を示す縦断面図である。
【図10】図9による第2の犠牲層形成工程に続く第2
のポリシリコン層形成行程により、第2の犠牲層を凸凹
状電極および導電層上に形成した状態を示す縦断面図で
ある。
【図11】変形例によるサーボ機構を用いた検出動作を
示すブロック図である。
【図12】従来技術による角速度センサを示す斜視図で
ある。
【図13】従来技術による角速度センサを上側から見た
平面図である。
【図14】図13中の矢示 XIV−XIV 方向の縦断面図で
ある。
【符号の説明】
21 角速度センサ 22 基板 25 可動部 26 支持部 27 支持梁 28 振動体 29 可動側くし状電極 30 固定部 31 固定側くし状電極 32 振動発生部(振動発生手段) 33 基板側電極(固定側検出用電極) 34 凸凹状電極(固定側制御用電極) 34A,36A 凸部先端面 34B,36B 凹部底面 35,37 角柱状電極体 36 凹凸状電極(可動側制御用電極) 38 先端側電極(可動側検出用電極) 39 変位検出部 40 制御部 51 静電容量検出回路 52 フィードバック電圧演算出力回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01C 19/56 G01P 9/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、該基板に設けられた支持部と、
    基端側が該支持部に設けられた支持梁と、前記基板の表
    面から離間した状態で該支持梁の先端側に設けられ、前
    記基板に対して水平方向と垂直方向に変位可能な振動体
    と、該振動体を水平方向に振動させる振動発生手段と、
    該振動発生手段によって前記振動体に水平方向の振動を
    与えた状態で振動方向の直交方向の角速度により振動体
    に生じる垂直方向の変位を検出すべく、前記基板上に形
    成された固定側検出用電極と該固定側検出用電極に対向
    して前記振動体に形成された可動側検出用電極とからな
    る変位検出手段と、該変位検出手段の固定側検出用電極
    と可動側検出用電極との離間寸法が近接する方向に制御
    する制御手段とを備え、 該制御手段は、前記基板上で前記固定側検出用電極とは
    別個に形成された固定側制御用電極と、該固定側制御用
    電極と離間した状態で対向して前記振動体に形成された
    可動側制御用電極とからなり、前記固定側制御用電極は、それぞれ離間した状態で前記
    基板上に絶縁膜を介して形成された凸凹状電極からな
    り、前記可動側制御用電極は、前記凸凹状電極と対向し
    て噛合するように前記振動体に形成された凹凸状電極か
    らなり、 前記固定側の凸凹状電極と可動側の凹凸状電極との間に
    発生する静電引力を用いて前記変位検出手段の固定側
    凸凹状電極と可動側の凹凸状電極との離間寸法を小さく
    する構成としてなる角速度センサ。
  2. 【請求項2】 前記固定側の凸凹状電極と可動側の凹凸
    状電極とは、前記固定側の凸凹状電極の凸部先端面から
    前記可動側の凹凸状電極の凹部底面までの離間寸法を
    a、前記固定側の凸凹状電極の凹部底面から前記可動側
    凹凸状電極の凸部先端面までの離間寸法をbとしたと
    きに、a>bとなるように形成してなる請求項記載の
    角速度センサ。
  3. 【請求項3】 前記変位検出手段の固定側検出用電極
    は、前記凸凹状電極間の凹部底面に位置して前記基板上
    に設けられた基板側電極として構成し、可動側検出用電
    極は該基板側電極と対向させて前記振動体の凹凸状電極
    の凸部先端面として構成してなる請求項または記載
    の角速度センサ。
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