JP3374152B2 - 高い剛性および硬度のポリオレフィン成形用組成物 - Google Patents
高い剛性および硬度のポリオレフィン成形用組成物Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、低分子量ポリオレフィ
ン(ポリオレフィンワックス)および高分子量ポリオレ
フィン成分からなる非常に固く剛性のあるポリオレフィ
ン成形用組成物に関する。
ン(ポリオレフィンワックス)および高分子量ポリオレ
フィン成分からなる非常に固く剛性のあるポリオレフィ
ン成形用組成物に関する。
【0002】
【従来技術】比較的に硬い(hard)ポリオレフィンの製造
は公知である。この目的のため、アタクィック成分をで
きる限り少なくしたポリオレフィンを製造することが試
みられている。これは、特定の方法で直接重合を行うか
あるいは引き続いてポリマー生成物から生成したアタッ
クティック成分を抽出除去するかのいずれかによって達
成される。これらの方法は、公知の技術水準を示してい
るが、この方法で達成可能な硬度は、数多くの用途には
不適当である(例えばヨーロッパ特許出願公開第336
127号明細書を参照のこと)。
は公知である。この目的のため、アタクィック成分をで
きる限り少なくしたポリオレフィンを製造することが試
みられている。これは、特定の方法で直接重合を行うか
あるいは引き続いてポリマー生成物から生成したアタッ
クティック成分を抽出除去するかのいずれかによって達
成される。これらの方法は、公知の技術水準を示してい
るが、この方法で達成可能な硬度は、数多くの用途には
不適当である(例えばヨーロッパ特許出願公開第336
127号明細書を参照のこと)。
【0003】かゝるポリオレフィンの衝撃強度特性はゴ
ム類を混合することによって改良することができるが、
ほとんど比較的高いままに維持され、その硬度は、この
ように開かれた用途、例えば自動車製造にはまだ低く過
ぎる。
ム類を混合することによって改良することができるが、
ほとんど比較的高いままに維持され、その硬度は、この
ように開かれた用途、例えば自動車製造にはまだ低く過
ぎる。
【0004】更に、比較的に高い硬度値が広い分子量分
布によるポリマーにおいて達成されるということも公知
である(ドイツ特許第41 17 259.0号明細書
を参照のこと)。しかしながら、同様にしてこの方法で
達成可能な硬度はなおも数多くの用途に不適当である。
布によるポリマーにおいて達成されるということも公知
である(ドイツ特許第41 17 259.0号明細書
を参照のこと)。しかしながら、同様にしてこの方法で
達成可能な硬度はなおも数多くの用途に不適当である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、従来技術からの不利な性質を持たない成形用組成
物、すなわち高い剛性および高い硬度を有しており、そ
して所望によりコポリマー成分によりその衝撃性が改良
され得る成形用組成物を提供することである。
は、従来技術からの不利な性質を持たない成形用組成
物、すなわち高い剛性および高い硬度を有しており、そ
して所望によりコポリマー成分によりその衝撃性が改良
され得る成形用組成物を提供することである。
【0006】驚くべきことに、直接重合(反応器ブレン
ドとしての重合反応器内における製造)または個々の成
分の溶融物の混合により製造することができる一定のポ
リオレフィン成形用組成物が上記の要求を満足するとい
うことを見出した。
ドとしての重合反応器内における製造)または個々の成
分の溶融物の混合により製造することができる一定のポ
リオレフィン成形用組成物が上記の要求を満足するとい
うことを見出した。
【0007】従って、本発明は、a) 式Ra −CH=
CH−Rb (式中、Ra およびRbは同一または異なっ
ていて、そして水素またはC1 〜C15−アルキルである
かまたはRa およびRb はこれらと結合する原子と一緒
になって環を形成する)で表される少なくとも3個の炭
素原子をを有するオレフィンから誘導され、1000な
いし50,000g/モルの分子量Mw 、1.8ないし
4.0の分子量分散度(dispersity)Mw /Mn 、2ない
し50cm3 /gの粘度指数および120ないし160
℃の融点を有するポリオレフィンワックスおよび b) a)で記載したオレフィンから誘導され、>10
0,000のg/モルの分子量Mw 、1.8ないし4.
0の分子量分散度Mw /Mn 、>80cm3 /gの粘度
指数および120ないし160℃の融点を有するポリオ
レフィンあるいはb)の代わりに c) 式Ra −CH=CH−Rb (式中、Ra およびR
b は同一または異なっていて、そして水素またはC1 〜
C15−アルキルであるかまたはRa およびRb はこれら
と結合する原子と一緒になって環を形成する)で表され
る少なくとも2種類の異なるオレフィンから誘導され、
>100,000のg/モルの分子量Mw、1.8ない
し4.0の分子量分散度Mw /Mn 、>80cm3 /g
の粘度指数および90ないし160℃の融点を有するオ
レフィンコポリマーから本質的になるポリオレフィン成
形用組成物に関する。
CH−Rb (式中、Ra およびRbは同一または異なっ
ていて、そして水素またはC1 〜C15−アルキルである
かまたはRa およびRb はこれらと結合する原子と一緒
になって環を形成する)で表される少なくとも3個の炭
素原子をを有するオレフィンから誘導され、1000な
いし50,000g/モルの分子量Mw 、1.8ないし
4.0の分子量分散度(dispersity)Mw /Mn 、2ない
し50cm3 /gの粘度指数および120ないし160
℃の融点を有するポリオレフィンワックスおよび b) a)で記載したオレフィンから誘導され、>10
0,000のg/モルの分子量Mw 、1.8ないし4.
0の分子量分散度Mw /Mn 、>80cm3 /gの粘度
指数および120ないし160℃の融点を有するポリオ
レフィンあるいはb)の代わりに c) 式Ra −CH=CH−Rb (式中、Ra およびR
b は同一または異なっていて、そして水素またはC1 〜
C15−アルキルであるかまたはRa およびRb はこれら
と結合する原子と一緒になって環を形成する)で表され
る少なくとも2種類の異なるオレフィンから誘導され、
>100,000のg/モルの分子量Mw、1.8ない
し4.0の分子量分散度Mw /Mn 、>80cm3 /g
の粘度指数および90ないし160℃の融点を有するオ
レフィンコポリマーから本質的になるポリオレフィン成
形用組成物に関する。
【0008】低分子量成分a)およびその製造方法は、
例えばヨーロッパ特許出願公開第321 852号明細
書およびヨーロッパ特許出願公開第416 566号明
細書及びその実施例に記載されている。成分a)はポリ
プロピレンワックスであることが好ましい。
例えばヨーロッパ特許出願公開第321 852号明細
書およびヨーロッパ特許出願公開第416 566号明
細書及びその実施例に記載されている。成分a)はポリ
プロピレンワックスであることが好ましい。
【0009】ポリオレフィンb)およびその製造方法は
公知である(例えばドイツ特許第40 35886.0
明細書(=ヨーロッパ特許出願番号第91 118 6
81.5号明細書およびその実施例を参照のこと)。こ
れらは、高分子量、アイソタクチックホモポリマーであ
り、そのうち特にポリプロピレンを強調しなければなら
ない。
公知である(例えばドイツ特許第40 35886.0
明細書(=ヨーロッパ特許出願番号第91 118 6
81.5号明細書およびその実施例を参照のこと)。こ
れらは、高分子量、アイソタクチックホモポリマーであ
り、そのうち特にポリプロピレンを強調しなければなら
ない。
【0010】高分子量コポリマーc)およびその製造方
法は、例えばヨーロッパ特許出願公開第365 974
号明細書、ヨーロッパ特許出願公開第384 263号
明細書、ドイツ特許第40 35 886.0号明細書
および実施例に記載されている。ここで、エチレン−プ
ロピレンコポリマーが特に好ましい。
法は、例えばヨーロッパ特許出願公開第365 974
号明細書、ヨーロッパ特許出願公開第384 263号
明細書、ドイツ特許第40 35 886.0号明細書
および実施例に記載されている。ここで、エチレン−プ
ロピレンコポリマーが特に好ましい。
【0011】本発明によるポリオレフィン成形用組成物
における成分a)とb)またはa)とc)との割合は、
広い範囲で変化することができる。好ましい組成物は、
5〜90重量%、好ましくは10〜80重量%、特に2
0〜70重量%の量で成分a)(ポリオレフィンワック
ス)を含有するものである。
における成分a)とb)またはa)とc)との割合は、
広い範囲で変化することができる。好ましい組成物は、
5〜90重量%、好ましくは10〜80重量%、特に2
0〜70重量%の量で成分a)(ポリオレフィンワック
ス)を含有するものである。
【0012】本発明による成形用組成物(a/bまたは
a/c)は、衝撃強度を増加させるために好適なゴム類
と混合することができる。その製造は、ポリマーブレン
ドとして直接重合によって行うこともできる。これらの
成形用組成物もまた、本発明の対象である。
a/c)は、衝撃強度を増加させるために好適なゴム類
と混合することができる。その製造は、ポリマーブレン
ドとして直接重合によって行うこともできる。これらの
成形用組成物もまた、本発明の対象である。
【0013】この場合、成形用組成物は、a)および
b)またはa)およびc)からなる20ないし99重量
%、好ましくは45ないし95重量%の冒頭に記載した
成形用組成物および1ないし80重量%、好ましくは5
ないし55重量%の−20℃以下のガラス転移温度を有
するゴム類からなる。
b)またはa)およびc)からなる20ないし99重量
%、好ましくは45ないし95重量%の冒頭に記載した
成形用組成物および1ないし80重量%、好ましくは5
ないし55重量%の−20℃以下のガラス転移温度を有
するゴム類からなる。
【0014】好適なゴム類の例は、スチレン−ブタジエ
ンゴム、シリコーンゴム、エチレン−プロピレンゴム
(EPM)およびエチレン−プロピレン−ジエンゴム
(EPDM)である。EPMおよびEPDMゴムは、付
加的に40重量%までのポリエチレンを含有してもよ
い。存在するジエン成分は、ゴムの全重量の基づいて1
0重量%までの量の1,4−ヘキサジエン、ノルボルナ
ジエンまたはシクロペンタジエンである。
ンゴム、シリコーンゴム、エチレン−プロピレンゴム
(EPM)およびエチレン−プロピレン−ジエンゴム
(EPDM)である。EPMおよびEPDMゴムは、付
加的に40重量%までのポリエチレンを含有してもよ
い。存在するジエン成分は、ゴムの全重量の基づいて1
0重量%までの量の1,4−ヘキサジエン、ノルボルナ
ジエンまたはシクロペンタジエンである。
【0015】エチレンおよびプロピレンの含有量は、−
20℃未満の無定形成分のガラス転移温度が達成される
限り限定されない。市販のEPMゴムの代表的な組成
は、例えば10〜60%のプロピレン単位および90〜
40重量%のエチレン単位である。エチレン単位のう
ち、0〜40重量%が純粋なポリエチレンであり、そし
て残りがプロピレンと一緒にコポリマー成分を形成す
る。
20℃未満の無定形成分のガラス転移温度が達成される
限り限定されない。市販のEPMゴムの代表的な組成
は、例えば10〜60%のプロピレン単位および90〜
40重量%のエチレン単位である。エチレン単位のう
ち、0〜40重量%が純粋なポリエチレンであり、そし
て残りがプロピレンと一緒にコポリマー成分を形成す
る。
【0016】EPDMゴムは、上記に対応する組成を有
しているが、プロピレンおよびエチレンに加えて1〜1
0重量%の上記した種類のジエン成分が付加的にコポリ
マー成分に導入されている。代表的なEPMおよびEP
DMゴムの溶融粘度は、0.5ないし300g/10分
(MFI 230/5)である。
しているが、プロピレンおよびエチレンに加えて1〜1
0重量%の上記した種類のジエン成分が付加的にコポリ
マー成分に導入されている。代表的なEPMおよびEP
DMゴムの溶融粘度は、0.5ないし300g/10分
(MFI 230/5)である。
【0017】ムーニー粘度(121℃で測定,ML)
は、代表的には20ないし80である。60%伸度にお
ける降伏応力は、代表的には10〜300psi(ポン
ド/平方インチ,1psi=6894.8kg/mse
c2 =1Pa)である。
は、代表的には20ないし80である。60%伸度にお
ける降伏応力は、代表的には10〜300psi(ポン
ド/平方インチ,1psi=6894.8kg/mse
c2 =1Pa)である。
【0018】代表的に使用されるゴム類の例は、現在商
品名Vistalon、Exxelor(Exxon
Chemicals)、Dutral(Dutral
S.A.)Nordel(DuPont)またはBun
a(Veba)で市販されている。
品名Vistalon、Exxelor(Exxon
Chemicals)、Dutral(Dutral
S.A.)Nordel(DuPont)またはBun
a(Veba)で市販されている。
【0019】成分a)およびb)またはa)およびc)
およびゴム類に加えて、本発明による成形用組成物は、
従来の添加剤、例えば安定剤、酸化防止剤、UV吸収
剤、光保護剤、金属失活剤、フリーラジカル補捉剤、フ
ィラーおよび強化剤、相溶化剤、可塑剤、滑剤、乳化
剤、蛍光増白剤、難燃化剤、顔料、帯電防止剤および発
泡剤等を含有してもよい。
およびゴム類に加えて、本発明による成形用組成物は、
従来の添加剤、例えば安定剤、酸化防止剤、UV吸収
剤、光保護剤、金属失活剤、フリーラジカル補捉剤、フ
ィラーおよび強化剤、相溶化剤、可塑剤、滑剤、乳化
剤、蛍光増白剤、難燃化剤、顔料、帯電防止剤および発
泡剤等を含有してもよい。
【0020】本発明による成形用組成物は、直接重合お
よび引き続いての添加剤の混合か、あるいは本発明によ
る成形用組成物の一部分を、直接重合により製造し、次
いで更に残りの成分および添加剤と混合するかあるいは
成形用組成物の全成分をそれぞれ別々に製造した後、添
加剤と一緒に混合するかのいずれかにより製造すること
ができる。
よび引き続いての添加剤の混合か、あるいは本発明によ
る成形用組成物の一部分を、直接重合により製造し、次
いで更に残りの成分および添加剤と混合するかあるいは
成形用組成物の全成分をそれぞれ別々に製造した後、添
加剤と一緒に混合するかのいずれかにより製造すること
ができる。
【0021】上記の混合は、ポリマーおよび添加剤を混
合するためのプラスチック加工技術における常套手段に
よって行うことができる。すべての成形用組成物の成分
が粉末である場合には、高速ミキサー中で焼結すること
が可能である。
合するためのプラスチック加工技術における常套手段に
よって行うことができる。すべての成形用組成物の成分
が粉末である場合には、高速ミキサー中で焼結すること
が可能である。
【0022】また、スクリュー上で成分を混合および配
合させる押出機を使用することも可能である。さらに、
ゴム工業において使用されているようなコンパウンダー
も好適な混合機械として使用できる。
合させる押出機を使用することも可能である。さらに、
ゴム工業において使用されているようなコンパウンダー
も好適な混合機械として使用できる。
【0023】混合温度は、成形用組成物の個々の組成に
依存し、そして単純な事前の実験により決定することが
できる。本発明による成形用組成物は、その高い硬度値
によって特徴づけられる。コポリマーまたはコポリマー
ブレンドおよび/またはゴムを含有する成形用組成物
は、非常に良好な硬度/衝撃強度比、特に0℃以下の温
度においてでさえも良好な硬度/衝撃強度比を有する点
で優れてる。一般に、これらの成形用組成物は、高い剛
性、硬度、寸法安定性および耐スクラッチ性が所望され
る全ての場合において押出成形、射出成形、発泡または
吹き込み成形された形態で使用することができる。成形
用組成物中にコポリマー/ゴム成分を使用することは衝
撃強度、引き裂き強度および曲げ強度との組み合わせに
おいてこれらの性質が要求される用途への適用性を拡大
する。自動車製造においては、かゝる成形用組成物を、
例えばサイドバンプ片、スポイラー、シール、泥よけラ
イニング、バンパー材料、トラックおよびトラクター泥
よけ、車両用のスクラッチ防止用の内部ライニングまた
はホイルカバーに使用することができる。
依存し、そして単純な事前の実験により決定することが
できる。本発明による成形用組成物は、その高い硬度値
によって特徴づけられる。コポリマーまたはコポリマー
ブレンドおよび/またはゴムを含有する成形用組成物
は、非常に良好な硬度/衝撃強度比、特に0℃以下の温
度においてでさえも良好な硬度/衝撃強度比を有する点
で優れてる。一般に、これらの成形用組成物は、高い剛
性、硬度、寸法安定性および耐スクラッチ性が所望され
る全ての場合において押出成形、射出成形、発泡または
吹き込み成形された形態で使用することができる。成形
用組成物中にコポリマー/ゴム成分を使用することは衝
撃強度、引き裂き強度および曲げ強度との組み合わせに
おいてこれらの性質が要求される用途への適用性を拡大
する。自動車製造においては、かゝる成形用組成物を、
例えばサイドバンプ片、スポイラー、シール、泥よけラ
イニング、バンパー材料、トラックおよびトラクター泥
よけ、車両用のスクラッチ防止用の内部ライニングまた
はホイルカバーに使用することができる。
【0024】本発明による成形用組成物は更に、例えば
耐引き裂き性フィルム、隔膜フィルター、繊維およびフ
ィラメントの製造に好適である。
耐引き裂き性フィルム、隔膜フィルター、繊維およびフ
ィラメントの製造に好適である。
【0025】
【実施例】以下の実施例によって、本発明を更に詳細に
説明する。 Mw =ゲルパーミュエーションクロマトグラフィーによ
り測定した重量平均分子量(g/モル)。 II=アイソタクチック度指数(13C−NMRスペクト
ル分析による)。 niso =平均アイソタクチック鎖長(13C−NMR分析
による)。 nPE=平均ポリエチレンブロック長 VI=135℃で、毛細管粘度計中でデカヒドロナフタ
レン中の0.1%濃度溶液で測定した粘度指数。 MFI230/5=DIN 53 735規格による2
30℃、5kg負荷でのメルトフロー指数。 Mw /Mn =ゲルパーミュエーションクロマトグラフィ
ーにより測定した分子量分散度。 DSC(20℃/分)による融点の測定。 BIH=用球硬度(ball impression)
(DIN 53 453規格による,4mm厚の圧縮成
形シート)。 aav=圧縮成形シートから取り出したV−ノッチ(側角
45°,ノッチ深さ1.3mm,ノッチ半径1mm)を
有する標準小片検体に対して測定したDIN53453
規格によるノッチ衝撃強度。
説明する。 Mw =ゲルパーミュエーションクロマトグラフィーによ
り測定した重量平均分子量(g/モル)。 II=アイソタクチック度指数(13C−NMRスペクト
ル分析による)。 niso =平均アイソタクチック鎖長(13C−NMR分析
による)。 nPE=平均ポリエチレンブロック長 VI=135℃で、毛細管粘度計中でデカヒドロナフタ
レン中の0.1%濃度溶液で測定した粘度指数。 MFI230/5=DIN 53 735規格による2
30℃、5kg負荷でのメルトフロー指数。 Mw /Mn =ゲルパーミュエーションクロマトグラフィ
ーにより測定した分子量分散度。 DSC(20℃/分)による融点の測定。 BIH=用球硬度(ball impression)
(DIN 53 453規格による,4mm厚の圧縮成
形シート)。 aav=圧縮成形シートから取り出したV−ノッチ(側角
45°,ノッチ深さ1.3mm,ノッチ半径1mm)を
有する標準小片検体に対して測定したDIN53453
規格によるノッチ衝撃強度。
【0026】引張弾性率:53 497−zに従って測
定(射出成形)。 アイゾット衝撃強度およびノッチ衝撃強度:ISO 1
80/1Cまたは180/1Aに従って測定。
定(射出成形)。 アイゾット衝撃強度およびノッチ衝撃強度:ISO 1
80/1Cまたは180/1Aに従って測定。
【0027】成形用組成物を、ZSK28(Werne
r & Pfleiderer)二軸スクリュー押出機
を使用して製造した。 A) 触媒rac−ジメチルシリル(2−メチル−1−
インデニル)2 ジルコニウムジクロライドおよびrac
−エチレン(2−メチル−1−インデニル)2 ジルコニ
ウムジクロライドの製造 I) 2−Me−インデンの製造 110.45g(0.836モル)の2−インダノンを
500cm3 のジエチルエーテルに溶解し、そして29
0cm3 の3N(0.87モル)のエーテル性メチルグ
リニャール溶液を該混合物が穏やかに還流するような速
度で滴下した。この混合物を2時間穏やかに還流した
後、これを氷/塩酸混合物に注ぎ込み、そしてpHを塩
化アンモニウムを使用して2〜3に調整した。有機相を
除き、NaHCO3 および塩化ナトリウム溶液で洗浄
し、そして乾燥すると、98gの粗製(2−ヒドロキシ
−2−メチルインダン)が得られ、これは更に精製しな
いで用いた。
r & Pfleiderer)二軸スクリュー押出機
を使用して製造した。 A) 触媒rac−ジメチルシリル(2−メチル−1−
インデニル)2 ジルコニウムジクロライドおよびrac
−エチレン(2−メチル−1−インデニル)2 ジルコニ
ウムジクロライドの製造 I) 2−Me−インデンの製造 110.45g(0.836モル)の2−インダノンを
500cm3 のジエチルエーテルに溶解し、そして29
0cm3 の3N(0.87モル)のエーテル性メチルグ
リニャール溶液を該混合物が穏やかに還流するような速
度で滴下した。この混合物を2時間穏やかに還流した
後、これを氷/塩酸混合物に注ぎ込み、そしてpHを塩
化アンモニウムを使用して2〜3に調整した。有機相を
除き、NaHCO3 および塩化ナトリウム溶液で洗浄
し、そして乾燥すると、98gの粗製(2−ヒドロキシ
−2−メチルインダン)が得られ、これは更に精製しな
いで用いた。
【0028】この生成物を500cm3 のトルエンに溶
解し、3gのp−トルエンスルホン酸で水分離器上で水
の除去が完了するまで加熱し、蒸発させ、ジクロロメタ
ン中に吸収させ、シリカゲルで濾過しそして減圧下に
(80℃/10mバール)蒸留した。 収量:28.498g(0.22モル、26%)
解し、3gのp−トルエンスルホン酸で水分離器上で水
の除去が完了するまで加熱し、蒸発させ、ジクロロメタ
ン中に吸収させ、シリカゲルで濾過しそして減圧下に
(80℃/10mバール)蒸留した。 収量:28.498g(0.22モル、26%)
【0029】この化合物の合成はC.F.Koelsc
h,P.R.Johnson,J.Am.Chem.S
oc.,65(1943年)第567〜573頁にも記
載されている。
h,P.R.Johnson,J.Am.Chem.S
oc.,65(1943年)第567〜573頁にも記
載されている。
【0030】II) (2−Me−インデン)2 SiM
e2 の合成 13g(100mモル)の2−Me−インデンを400
cm3 のジエチルエーテルに溶解し、62.5cm3 の
1.6N(100mモル)のn−ブチルリチウム/n−
ヘキサン溶液を氷冷しながら1時間かけて滴下し、次い
でこの混合物を更に約35℃で1時間攪拌した。
e2 の合成 13g(100mモル)の2−Me−インデンを400
cm3 のジエチルエーテルに溶解し、62.5cm3 の
1.6N(100mモル)のn−ブチルリチウム/n−
ヘキサン溶液を氷冷しながら1時間かけて滴下し、次い
でこの混合物を更に約35℃で1時間攪拌した。
【0031】6.1cm3 (50mモル)のジメチルジ
クロロシランを最初に50cm3 のEt2 Oに導入し、
そしてリチウム塩溶液を0℃で5時間かけて滴下し、そ
してこの混合物を室温で一晩攪拌し、そして週末にわた
って放置した。
クロロシランを最初に50cm3 のEt2 Oに導入し、
そしてリチウム塩溶液を0℃で5時間かけて滴下し、そ
してこの混合物を室温で一晩攪拌し、そして週末にわた
って放置した。
【0032】析出した固形分を濾別し、そして濾液を蒸
発乾固させた。少量のn−ヘキサンでの抽出後、抽出物
を濾過し、そして蒸発させた。5.7g(18.00m
モル)の白色結晶が得られた。母液を蒸発させ、次いで
カラムクロマトグラフィー(n−ヘキサン/H2 CCl
2 9:1容量比)で精製すると、更に2.5g(7.
9mモル−52%)の生成物が(異性体混合物として)
得られた。 Rf(SiO2 ;n−ヘキサン/H2 CCl2 9:1
容量比)=0.37。
発乾固させた。少量のn−ヘキサンでの抽出後、抽出物
を濾過し、そして蒸発させた。5.7g(18.00m
モル)の白色結晶が得られた。母液を蒸発させ、次いで
カラムクロマトグラフィー(n−ヘキサン/H2 CCl
2 9:1容量比)で精製すると、更に2.5g(7.
9mモル−52%)の生成物が(異性体混合物として)
得られた。 Rf(SiO2 ;n−ヘキサン/H2 CCl2 9:1
容量比)=0.37。
【0033】III) (2─Me−Ind)2 CH2
CH2 の合成 3g(23mモル)の2−Me−インデンを50cm3
のTHFに溶解し、14.4cmの1.6N(23.0
4mモル)n−ブチルリチウム−n−ヘキサン溶液を滴
下し、そしてこの混合物を1時間65℃で攪拌した。次
いで、1ml(11.5mモル)の1,2−ジブロモエ
タンを−78℃で添加し、そしてこの混合物を室温にま
で温め、そして5時間攪拌した。この混合物を蒸発さ
せ、そして残留物をカラムクロマトグラフィー(SiO
2 ;n−ヘキサン/H2 CCl29:1容量比)で精製
した。
CH2 の合成 3g(23mモル)の2−Me−インデンを50cm3
のTHFに溶解し、14.4cmの1.6N(23.0
4mモル)n−ブチルリチウム−n−ヘキサン溶液を滴
下し、そしてこの混合物を1時間65℃で攪拌した。次
いで、1ml(11.5mモル)の1,2−ジブロモエ
タンを−78℃で添加し、そしてこの混合物を室温にま
で温め、そして5時間攪拌した。この混合物を蒸発さ
せ、そして残留物をカラムクロマトグラフィー(SiO
2 ;n−ヘキサン/H2 CCl29:1容量比)で精製
した。
【0034】生成物−含有留分を一緒にし、蒸発させ、
無水エーテルに吸収させ、エーテル溶液をMgSO4 で
乾燥させ、濾過し、そして溶剤を抜き取った。 収量(収率):1.6g(5.59mモル−49%)の
異性体混合物。 Rf(SiO2 ;n−ヘキサン/H2 CCl2 9:1
容量比)=0.46。
無水エーテルに吸収させ、エーテル溶液をMgSO4 で
乾燥させ、濾過し、そして溶剤を抜き取った。 収量(収率):1.6g(5.59mモル−49%)の
異性体混合物。 Rf(SiO2 ;n−ヘキサン/H2 CCl2 9:1
容量比)=0.46。
【0035】IV) rac−ジメチルシリル(2−M
e−インデニル)2 −ジルコニウムジクロライドの合成 1.68g(5.31mモル)のキレートリガンドであ
るジメチルシリル(2−メチルインデン)2 を50cm
3 のTHFに導入し、そして6.63cm3 の1.6N
(10.61mモル)のn−BuLi/n−ヘキサン溶
液を滴下した。この添加は、周囲温度で0.5時間かけ
て行われた。この混合物を2時間35℃で攪拌し、溶剤
を減圧下に抜取り、そして残留物をn−ペンタンと共に
攪拌し、濾別して乾燥した。
e−インデニル)2 −ジルコニウムジクロライドの合成 1.68g(5.31mモル)のキレートリガンドであ
るジメチルシリル(2−メチルインデン)2 を50cm
3 のTHFに導入し、そして6.63cm3 の1.6N
(10.61mモル)のn−BuLi/n−ヘキサン溶
液を滴下した。この添加は、周囲温度で0.5時間かけ
て行われた。この混合物を2時間35℃で攪拌し、溶剤
を減圧下に抜取り、そして残留物をn−ペンタンと共に
攪拌し、濾別して乾燥した。
【0036】得られたジリチウム塩を−78℃で1.2
4g(5.32mモル)のZrCl4 の50cm3 のC
H2 Cl2 中の懸濁液に添加し、そしてこの混合物をこ
の温度で3時間攪拌した。次いで、この混合物を一晩室
温になるまで放置し、そして蒸発させた。1 H−NMR
スペクトルは、少量のZrCl4 (thf)2 の存在に
加えて、rac/meso混合物を示した。n−ペンタ
ンとともに攪拌しそして乾燥させた後、固形の黄色残留
物をTHFに懸濁し、濾別し、そしてNMRスペクトル
分析により分析した。これらの三操作段階を数回繰り返
した。最後に、1 H−NMRスペクトル分析によるとr
ac−形が17:1以上優位に含まれる0.35g
(0.73mモル−14%)の生成物が得られた。
4g(5.32mモル)のZrCl4 の50cm3 のC
H2 Cl2 中の懸濁液に添加し、そしてこの混合物をこ
の温度で3時間攪拌した。次いで、この混合物を一晩室
温になるまで放置し、そして蒸発させた。1 H−NMR
スペクトルは、少量のZrCl4 (thf)2 の存在に
加えて、rac/meso混合物を示した。n−ペンタ
ンとともに攪拌しそして乾燥させた後、固形の黄色残留
物をTHFに懸濁し、濾別し、そしてNMRスペクトル
分析により分析した。これらの三操作段階を数回繰り返
した。最後に、1 H−NMRスペクトル分析によるとr
ac−形が17:1以上優位に含まれる0.35g
(0.73mモル−14%)の生成物が得られた。
【0037】V) rac−エチレン(2−Me−1−
インデニル)2 ジルコニウムジクロライドの合成 14.2cm3 の2.5N(35.4mモル)のn−B
uLi/n−ヘキサン溶液を1時間かけて5.07g
(17.7mモル)のリガンドであるエチレン(2−M
e−1−インデン)2 の200cm3 のTHF中の溶液
に室温で滴下し、次いでこの混合物を約50℃で3時間
攪拌した。この攪拌の際に、次第に沈澱が形成し、そし
て再び溶解した。この混合物を一晩放置した。
インデニル)2 ジルコニウムジクロライドの合成 14.2cm3 の2.5N(35.4mモル)のn−B
uLi/n−ヘキサン溶液を1時間かけて5.07g
(17.7mモル)のリガンドであるエチレン(2−M
e−1−インデン)2 の200cm3 のTHF中の溶液
に室温で滴下し、次いでこの混合物を約50℃で3時間
攪拌した。この攪拌の際に、次第に沈澱が形成し、そし
て再び溶解した。この混合物を一晩放置した。
【0038】250cm3 のTHF中の6.68g(1
7.7mモル)のZrCl2 (thf)2 および同時に
上記ジリチウム塩溶液を約50cm3 のTHFに50℃
で滴下し、次いでこの混合物をこの温度で20時間攪拌
し、蒸発残留物のトルエン抽出物を蒸発した。残留物を
少量のTHFで抽出し、そしてトルエンから再結晶させ
ると、rac−形含量が15:1以上に優位である0.
44g(0.99mモル−5.6%)の生成物が得られ
た。
7.7mモル)のZrCl2 (thf)2 および同時に
上記ジリチウム塩溶液を約50cm3 のTHFに50℃
で滴下し、次いでこの混合物をこの温度で20時間攪拌
し、蒸発残留物のトルエン抽出物を蒸発した。残留物を
少量のTHFで抽出し、そしてトルエンから再結晶させ
ると、rac−形含量が15:1以上に優位である0.
44g(0.99mモル−5.6%)の生成物が得られ
た。
【0039】B) 重合
B1) ヨーロッパ特許出願公開第321 852号明
細書および同第416566号明細書に記載された成分
a)の製造 実施例1 乾燥した24dm3 反応器を12dm3 の液体プロピレ
ンおよび100dm3(標準状態)の水素で満たした。
次いで35cm3 のメチルアルミノキサン(52mモル
のAlに相当、平均オリゴマー化度n=20)のトルエ
ン溶液を添加し、次いでバッチを30℃で15分間攪拌
した。これと並行して、3.5mg(0.0008mモ
ル)のrac−ジメチルシリルビス(1−インデニル)
ジルコニウムジクロライドを13.5cm3 のメチルア
ルミノキサン(20mモルのAl)のトルエンの溶液に
溶解し、そして15分間放置することによって予備活性
化させた。
細書および同第416566号明細書に記載された成分
a)の製造 実施例1 乾燥した24dm3 反応器を12dm3 の液体プロピレ
ンおよび100dm3(標準状態)の水素で満たした。
次いで35cm3 のメチルアルミノキサン(52mモル
のAlに相当、平均オリゴマー化度n=20)のトルエ
ン溶液を添加し、次いでバッチを30℃で15分間攪拌
した。これと並行して、3.5mg(0.0008mモ
ル)のrac−ジメチルシリルビス(1−インデニル)
ジルコニウムジクロライドを13.5cm3 のメチルア
ルミノキサン(20mモルのAl)のトルエンの溶液に
溶解し、そして15分間放置することによって予備活性
化させた。
【0040】次いで、この溶液を上記反応器に導入し
た。重合系を70℃の温度に温め、そして冷却により1
時間この温度で保持した。メタロセン活性は、1gのメ
タロセン×h当り943kgのPPであった。
た。重合系を70℃の温度に温め、そして冷却により1
時間この温度で保持した。メタロセン活性は、1gのメ
タロセン×h当り943kgのPPであった。
【0041】VI=18cm3 /g;Mw =9600g
/モル、Mw /Mn =2.0;II=94.9%,n
iso =35;m.p.=145℃。 実施例2 4.7mg(0.009mモル)のrac−ジメチルシ
リルビス(2−メチル−1−インデニル)ジルコニウム
ジクロライドを使用した以外は実施例1の通りの方法を
行った。 2.55kgのポリプロピレンが得られ、こ
れは1gのメタロセン×hの543kgのPPのメタロ
セン活性に対応する。
/モル、Mw /Mn =2.0;II=94.9%,n
iso =35;m.p.=145℃。 実施例2 4.7mg(0.009mモル)のrac−ジメチルシ
リルビス(2−メチル−1−インデニル)ジルコニウム
ジクロライドを使用した以外は実施例1の通りの方法を
行った。 2.55kgのポリプロピレンが得られ、こ
れは1gのメタロセン×hの543kgのPPのメタロ
セン活性に対応する。
【0042】VI=32cm3 /g;Mw =12,50
0g/モル、Mw /Mn =2.3;II=96.5%;
m.p.=146℃。 実施例3 水素を使用せず、そして使用したメタロセンが30.5
mg(0.07mモル)のrac−イソプロピリジエン
ビス(インデニル)ジルコニウムジクロライドである以
外は実施例1の通りの方法で行った。2.25kgのポ
リプロピレンが得られた。メタロセン活性は、1gのメ
タロセン×hの73.8kgのPPであった。
0g/モル、Mw /Mn =2.3;II=96.5%;
m.p.=146℃。 実施例3 水素を使用せず、そして使用したメタロセンが30.5
mg(0.07mモル)のrac−イソプロピリジエン
ビス(インデニル)ジルコニウムジクロライドである以
外は実施例1の通りの方法で行った。2.25kgのポ
リプロピレンが得られた。メタロセン活性は、1gのメ
タロセン×hの73.8kgのPPであった。
【0043】VI=14.5cm3 /g;Mw =13,
500g/モル、Mw /Mn =2.5;II=81.5
%;niso =15;m.p.=126℃。 B2) ヨーロッパ特許出願第91 118 681.
5号明細書に記載の成分b)の製造 実施例4 水素を使用しない以外は実施例2の通りの方法で行っ
た。1gのメタロセン×hの319kgのPPのメタロ
セン活性に対応する1.50kgのポリプロピレンが得
られた。
500g/モル、Mw /Mn =2.5;II=81.5
%;niso =15;m.p.=126℃。 B2) ヨーロッパ特許出願第91 118 681.
5号明細書に記載の成分b)の製造 実施例4 水素を使用しない以外は実施例2の通りの方法で行っ
た。1gのメタロセン×hの319kgのPPのメタロ
セン活性に対応する1.50kgのポリプロピレンが得
られた。
【0044】VI=191cm3 /g;MFI(230
/5)=31dg/分;Mw =200,000g/モ
ル、Mw /Mn =2.3;II=95.6%;niso =
40;m.p.=145℃。 B3) ヨーロッパ特許出願第91 118 681.
5号明細書に記載の成分c)の製造 実施例5 乾燥された24dm3 反応器を窒素でフラッシュし、そ
して2.4m3 (標準状態)の水素および12dm3 の
液体プロピレンで満たした。次いで35cm3のメチル
アルミノキサン(52mモルのAlに相当、平均オリゴ
マー化度n=17)のトルエン溶液を添加した。これと
並行して、8.5mg(0.02mモル)のrac−ジ
メチルシリルビス(2−メチル−1−インデニル)ジル
コニウムジクロライドを13.5cm3 のメチルアルミ
ノキサン(20mモルのAl)のトルエンの溶液に溶解
し、そして5分間放置することによって予備活性化させ
た。次いで、この溶液を上記反応器に導入した。重合反
応を50gのエチレンを連続的に添加しながら1時間5
5℃で行った。メタロセン活性は、1gのメタロセン×
h当り134kgのC2 /C3 コポリマーであった。こ
のコポリマーのエチレン含有量は、4.3%であった。
/5)=31dg/分;Mw =200,000g/モ
ル、Mw /Mn =2.3;II=95.6%;niso =
40;m.p.=145℃。 B3) ヨーロッパ特許出願第91 118 681.
5号明細書に記載の成分c)の製造 実施例5 乾燥された24dm3 反応器を窒素でフラッシュし、そ
して2.4m3 (標準状態)の水素および12dm3 の
液体プロピレンで満たした。次いで35cm3のメチル
アルミノキサン(52mモルのAlに相当、平均オリゴ
マー化度n=17)のトルエン溶液を添加した。これと
並行して、8.5mg(0.02mモル)のrac−ジ
メチルシリルビス(2−メチル−1−インデニル)ジル
コニウムジクロライドを13.5cm3 のメチルアルミ
ノキサン(20mモルのAl)のトルエンの溶液に溶解
し、そして5分間放置することによって予備活性化させ
た。次いで、この溶液を上記反応器に導入した。重合反
応を50gのエチレンを連続的に添加しながら1時間5
5℃で行った。メタロセン活性は、1gのメタロセン×
h当り134kgのC2 /C3 コポリマーであった。こ
のコポリマーのエチレン含有量は、4.3%であった。
【0045】VI=289cm3 /g;Mw =402,
000g/モル、Mw /Mn =2.0;MFI(230
/5)=7dg/分;エチレンは実質的に単離された形
態で導入された(13C−NMR、平均ブロック長C2 <
1.2)。
000g/モル、Mw /Mn =2.0;MFI(230
/5)=7dg/分;エチレンは実質的に単離された形
態で導入された(13C−NMR、平均ブロック長C2 <
1.2)。
【0046】実施例6
乾燥150dm3 反応器を窒素でフラッシュし、そして
20℃で芳香族成分を除去した沸点範囲100〜120
℃の80dm3 のベンジン留分で満たした。次いで、ガ
ス室に2バールのプロピレンを吹込み、次いで放圧さ
せ、この操作を4回行うことによって窒素をフラッシュ
した。50リットルの液体プロピレンを導入し、64c
m3 のメチルアルミノキサン(100mモルのAlに相
当)のトルエン溶液を添加し、そして反応器内容物を3
0℃に加熱した。水素の配量添加により反応器のガス室
内で0.3%の水素含有率を維持し、そしてその後補充
することによって全重合時間の間保持した(ガスクロマ
トグラフィーによりオン−ライン監視)。
20℃で芳香族成分を除去した沸点範囲100〜120
℃の80dm3 のベンジン留分で満たした。次いで、ガ
ス室に2バールのプロピレンを吹込み、次いで放圧さ
せ、この操作を4回行うことによって窒素をフラッシュ
した。50リットルの液体プロピレンを導入し、64c
m3 のメチルアルミノキサン(100mモルのAlに相
当)のトルエン溶液を添加し、そして反応器内容物を3
0℃に加熱した。水素の配量添加により反応器のガス室
内で0.3%の水素含有率を維持し、そしてその後補充
することによって全重合時間の間保持した(ガスクロマ
トグラフィーによりオン−ライン監視)。
【0047】24.3mgのrac−ジメチルシリルビ
ス(2−メチル−1−インデニル)ジルコニウムジクロ
ライド(0.05mモル)を32cm3 のメチルアルミ
ノキサン(50mモルのAlに相当)のトルエン溶液に
溶解し、そして15分後、この溶液を反応器に導入し
た。重合を第1段階において50℃で10時間行った。
ス(2−メチル−1−インデニル)ジルコニウムジクロ
ライド(0.05mモル)を32cm3 のメチルアルミ
ノキサン(50mモルのAlに相当)のトルエン溶液に
溶解し、そして15分後、この溶液を反応器に導入し
た。重合を第1段階において50℃で10時間行った。
【0048】第2段階において、先ず1kgのエチレン
を速やかに添加し、次に更に2kgのエチレンを4時間
かけて連続的に計量添加した。21.5kgのブロック
コポリマーの粉末が得られた。
を速やかに添加し、次に更に2kgのエチレンを4時間
かけて連続的に計量添加した。21.5kgのブロック
コポリマーの粉末が得られた。
【0049】VI=326cm3 /g;Mw =407,
000g/モル、Mw /Mn =3.1;MFI(230
/5)=4.9dg/分。このブロックコポリマーは1
2.5%のエチレンを含有しており、そして分別により
コポリマー中24%のエチレン−プロピレンゴム(EP
R)の含有量が得られた。
000g/モル、Mw /Mn =3.1;MFI(230
/5)=4.9dg/分。このブロックコポリマーは1
2.5%のエチレンを含有しており、そして分別により
コポリマー中24%のエチレン−プロピレンゴム(EP
R)の含有量が得られた。
【0050】実施例1〜6は、成分a)、b)および
c)がいかにして製造できるかを示している。必要とす
る成分(分子量、タクチック性、コモノマー含量および
コモノマー導入)は、触媒および水素量または重合条件
を変化させることによって従来技術に従って製造するこ
とができる。
c)がいかにして製造できるかを示している。必要とす
る成分(分子量、タクチック性、コモノマー含量および
コモノマー導入)は、触媒および水素量または重合条件
を変化させることによって従来技術に従って製造するこ
とができる。
【0051】C) 本発明による成形用組成物:
実施例7
50重量%の高分子量アイソタクチックポリプロピレン
および50重量%のポリプロピレンワックスからなる成
形用組成物を押出成形により製造した。各成分は、下記
の基本的特性データを有していた。 高分子量成分: VI=370cm3 /g;MFI(230/5)=2.
0dg/分;Mw =467,000g/モル;Mw/ M
n=2.3;融点 155℃;II=98.0%,n
iso =80;引張弾性率(DIN 53 457−Zに
よる)=1550N/mm2 ;用球硬度=79N/mm
2 (圧縮成形シート、コンディションされたもの、35
8N)および74N/mm2 (DIN 53 453に
よる,射出成形シート);アイゾット衝撃強度(ISO
180/1 C)23℃で140mJ/mm2 および
−30℃で18mJ/mm2 。 ポリプロピレンワックス VI=18cm3 /g;MFI(230/5)=測定不
能;Mw =9600g/モル、Mw /Mn =2.0;融
点 145℃;II=94.9%,niso =35。
および50重量%のポリプロピレンワックスからなる成
形用組成物を押出成形により製造した。各成分は、下記
の基本的特性データを有していた。 高分子量成分: VI=370cm3 /g;MFI(230/5)=2.
0dg/分;Mw =467,000g/モル;Mw/ M
n=2.3;融点 155℃;II=98.0%,n
iso =80;引張弾性率(DIN 53 457−Zに
よる)=1550N/mm2 ;用球硬度=79N/mm
2 (圧縮成形シート、コンディションされたもの、35
8N)および74N/mm2 (DIN 53 453に
よる,射出成形シート);アイゾット衝撃強度(ISO
180/1 C)23℃で140mJ/mm2 および
−30℃で18mJ/mm2 。 ポリプロピレンワックス VI=18cm3 /g;MFI(230/5)=測定不
能;Mw =9600g/モル、Mw /Mn =2.0;融
点 145℃;II=94.9%,niso =35。
【0052】各々、10kgのポリマー成分を混合し、
そしてこの混合物を20gのペンタエリスリチルテトラ
キス〔3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ
フェニル)プロピオネート〕により押出成形条件下に化
学的減成に対して安定化させた。
そしてこの混合物を20gのペンタエリスリチルテトラ
キス〔3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ
フェニル)プロピオネート〕により押出成形条件下に化
学的減成に対して安定化させた。
【0053】押出機(Werner + Pfleid
erer ZSK 28二軸スクリュー押出機)の5箇
所の加熱帯域を各々140℃(供給部)、190℃、2
50℃、250℃および240℃(ダイプレート部)に
調整した。この押出機のスクリューを260rpmで操
作した。押出機中の混合物の材料温度は、220℃とし
た。この方法で製造された成形用組成物に対して以下の
データが測定された。
erer ZSK 28二軸スクリュー押出機)の5箇
所の加熱帯域を各々140℃(供給部)、190℃、2
50℃、250℃および240℃(ダイプレート部)に
調整した。この押出機のスクリューを260rpmで操
作した。押出機中の混合物の材料温度は、220℃とし
た。この方法で製造された成形用組成物に対して以下の
データが測定された。
【0054】VI=200cm3 /g;MFI(230
/5)=42dg/分;Mw =300,500g/モ
ル;Mw /Mn =10.7;融点 148℃;引張弾性
率(DIN 53 457−Zによる)=1800N/
mm2 ;用球硬度値=96N/mm2 (圧縮成形シー
ト,条件付け,358N)および92N/mm2 (DI
N 53 456射出成形シート);アイゾット衝撃強
度(ISO 180/1C)23℃で18mJ/mm2
および−30℃で9mJ/mm2 。
/5)=42dg/分;Mw =300,500g/モ
ル;Mw /Mn =10.7;融点 148℃;引張弾性
率(DIN 53 457−Zによる)=1800N/
mm2 ;用球硬度値=96N/mm2 (圧縮成形シー
ト,条件付け,358N)および92N/mm2 (DI
N 53 456射出成形シート);アイゾット衝撃強
度(ISO 180/1C)23℃で18mJ/mm2
および−30℃で9mJ/mm2 。
【0055】実施例8
高分子量成分(ポリプロピレン)が以下の基本データを
有している以外は実施例7を繰り返した。
有している以外は実施例7を繰り返した。
【0056】VI=191cm3 /g;MFI(230
/5)=31dg/分;Mw =200,000g/モ
ル;Mw /Mn =2.3;融点 145℃;II=9
5.6%,niso =40;引張弾性率=1400N/m
m2 ;用球硬度値=80N/mm2 および74N/mm
2 ;アイゾット衝撃強度23℃で60mJ/mm2 およ
び−30℃で12mJ/mm2 。押出機中の温度は、1
40℃(供給部)、190℃、200℃、180℃およ
び170℃(ダイプレート部)とし、 押出機のスクリ
ューは120rpmで操作し、そして材料温度は、18
5℃とした。この方法で製造された成形用組成物につい
て以下のデータが測定された。
/5)=31dg/分;Mw =200,000g/モ
ル;Mw /Mn =2.3;融点 145℃;II=9
5.6%,niso =40;引張弾性率=1400N/m
m2 ;用球硬度値=80N/mm2 および74N/mm
2 ;アイゾット衝撃強度23℃で60mJ/mm2 およ
び−30℃で12mJ/mm2 。押出機中の温度は、1
40℃(供給部)、190℃、200℃、180℃およ
び170℃(ダイプレート部)とし、 押出機のスクリ
ューは120rpmで操作し、そして材料温度は、18
5℃とした。この方法で製造された成形用組成物につい
て以下のデータが測定された。
【0057】VI=93cm3 /g;MFI(230/
5)=141dg/分;Mw =119,000g/モ
ル;Mw /Mn =10.0;融点 145℃;Hmel
t=97J/g;引張弾性率=1720N/mm2 ;用
球硬度値=95および90N/mm2 ;アイゾット衝撃
強度10mJ/mm2 (23℃)および7mJ/mm2
(−30℃)。
5)=141dg/分;Mw =119,000g/モ
ル;Mw /Mn =10.0;融点 145℃;Hmel
t=97J/g;引張弾性率=1720N/mm2 ;用
球硬度値=95および90N/mm2 ;アイゾット衝撃
強度10mJ/mm2 (23℃)および7mJ/mm2
(−30℃)。
【0058】比較例1
低分子量成分がポリプロピレンワックスでなくその代わ
りに低分子量のポリプロピレンを用いた以外は実施例7
の通りの操作とする。この成分は、以下のデータを有し
ている。
りに低分子量のポリプロピレンを用いた以外は実施例7
の通りの操作とする。この成分は、以下のデータを有し
ている。
【0059】VI=56cm3 /g;MFI(230/
5)=測定不能;Mw =52,500g/モル、Mw /
Mn =2.1;融点 145℃;II=95.0%,n
iso=34。
5)=測定不能;Mw =52,500g/モル、Mw /
Mn =2.1;融点 145℃;II=95.0%,n
iso=34。
【0060】押出機中の温度は、各々140℃(供給
部)、190℃、250℃、240℃および240℃
(ダイプレート部)とし、 押出機のスクリューは26
0rpmで操作し、そして材料温度は、220℃とし
た。この方法で製造された成形用組成物について以下の
データが測定された。
部)、190℃、250℃、240℃および240℃
(ダイプレート部)とし、 押出機のスクリューは26
0rpmで操作し、そして材料温度は、220℃とし
た。この方法で製造された成形用組成物について以下の
データが測定された。
【0061】VI=202cm3 /g;MFI(230
/5)=39dg/分;Mw =296,000g/モ
ル;Mw /Mn =7.9;融点 148℃;引張弾性率
=1280N/mm2 ;用球硬度値=77および71N
/mm2 ;アイゾット衝撃強度65mJ/mm2 (23
℃)および11mJ/mm2 (−30℃)。
/5)=39dg/分;Mw =296,000g/モ
ル;Mw /Mn =7.9;融点 148℃;引張弾性率
=1280N/mm2 ;用球硬度値=77および71N
/mm2 ;アイゾット衝撃強度65mJ/mm2 (23
℃)および11mJ/mm2 (−30℃)。
【0062】比較例2
低分子量成分がポリプロピレンワックスでなく、その代
わりに以下の基本的データを有している低分子量PPを
用いた以外は実施例7および比較例1の通りの操作とす
る。
わりに以下の基本的データを有している低分子量PPを
用いた以外は実施例7および比較例1の通りの操作とす
る。
【0063】VI=111cm3 /g;MFI(230
/5)=93dg/分;Mw =108,500g/モ
ル、Mw /Mn =2.1;融点 146℃;II=9
5.0%,niso =34。
/5)=93dg/分;Mw =108,500g/モ
ル、Mw /Mn =2.1;融点 146℃;II=9
5.0%,niso =34。
【0064】押出機中の温度は、各々155℃(供給
部)、215℃、240℃、240℃および250℃
(ダイプレート部)とし、 押出機のスクリューは19
0rpmで操作し、そして材料温度は、250℃とし
た。この方法で製造された成形用組成物について以下の
データが測定された。
部)、215℃、240℃、240℃および250℃
(ダイプレート部)とし、 押出機のスクリューは19
0rpmで操作し、そして材料温度は、250℃とし
た。この方法で製造された成形用組成物について以下の
データが測定された。
【0065】VI=206cm3 /g;MFI(230
/5)=32dg/分;Mw =248,000g/モ
ル;Mw /Mn =3.4;融点 151℃;Hmelt=9
7J/g;引張弾性率=1432N/mm2 ;用球硬度
値=84および75N/mm2;アイゾット衝撃強度6
9mJ/mm2 (23℃)および12mJ/mm2 (−
30℃)。
/5)=32dg/分;Mw =248,000g/モ
ル;Mw /Mn =3.4;融点 151℃;Hmelt=9
7J/g;引張弾性率=1432N/mm2 ;用球硬度
値=84および75N/mm2;アイゾット衝撃強度6
9mJ/mm2 (23℃)および12mJ/mm2 (−
30℃)。
【0066】比較例3
高分子量成分が以下の基本データを有していた以外は比
較例1を繰り返した。VI=769cm3 /g;MFI
(230/5)=0.15dg/分;Mw =996,5
00g/モル、Mw /Mn =2.3;融点 156℃;
II=98.1%,niso =82。
較例1を繰り返した。VI=769cm3 /g;MFI
(230/5)=0.15dg/分;Mw =996,5
00g/モル、Mw /Mn =2.3;融点 156℃;
II=98.1%,niso =82。
【0067】押出機中の温度は、各々155℃(供給
部)、240℃、260℃、260℃および250℃
(ダイプレート部)とし、 押出機のスクリューは15
0rpmで操作し、そして材料温度は、270℃とし
た。この方法で製造された成形用組成物に対して以下の
データが測定された。
部)、240℃、260℃、260℃および250℃
(ダイプレート部)とし、 押出機のスクリューは15
0rpmで操作し、そして材料温度は、270℃とし
た。この方法で製造された成形用組成物に対して以下の
データが測定された。
【0068】VI=402cm3 /g;MFI(230
/5)=7.5dg/分;Mw =714,000g/モ
ル;Mw /Mn =14.2;融点 150℃;引張弾性
率=1315N/mm2 ;用球硬度値=80および77
N/mm2 ;アイゾット衝撃強度60mJ/mm2 (2
3℃)および12mJ/mm2 (−30℃)。
/5)=7.5dg/分;Mw =714,000g/モ
ル;Mw /Mn =14.2;融点 150℃;引張弾性
率=1315N/mm2 ;用球硬度値=80および77
N/mm2 ;アイゾット衝撃強度60mJ/mm2 (2
3℃)および12mJ/mm2 (−30℃)。
【0069】これらの比較例は、実施例と比較して、高
い剛性(用球圧力、引張弾性率モジュール)を達成する
のに決定的であるのはできる限り広い分子量分散度Mw
/Mn にあるのではなく、その代わり本発明によるポリ
オレフィンワックスであるような低分子量成分によって
決まることを示している。
い剛性(用球圧力、引張弾性率モジュール)を達成する
のに決定的であるのはできる限り広い分子量分散度Mw
/Mn にあるのではなく、その代わり本発明によるポリ
オレフィンワックスであるような低分子量成分によって
決まることを示している。
【0070】実施例9および実施例10
上記の実施例7および実施例8とは対照的に、本発明に
よる成形用組成物を異なるポリマー粉末を混合すること
によって製造するのではなく、その代わり成形用組成物
を二段階重合で反応器内で直接製造する。
よる成形用組成物を異なるポリマー粉末を混合すること
によって製造するのではなく、その代わり成形用組成物
を二段階重合で反応器内で直接製造する。
【0071】実施例9
24dm3 反応器をプロピレンでフラッシュし、そして
12リットルの液体プロピレンおよび35cm3 のメチ
ルアルミノキサン(52mモルのAlに相当、平均オリ
ゴマー化度n=20)のトルエン溶液で満たした。それ
と並行して、3.0mg(0.006mモル)のrac
−ジメチルシリルビス(2−メチル−1−インデニル)
ジルコニウムジクロライドを13.5cm3 のメチルア
ルミノキサン(20mモルのAl)のトルエン溶液に溶
解し、そして反応器に導入した。重合反応を70℃で9
0分間行った。次いで、120dm3 (標準状態)の水
素を反応器に導入し、そして重合反応を更に30分間続
けた。2.41kgのポリマーが得られた。4.8gの
ペンタエリスリチルテトラキス〔3−(3,5−ジ−t
−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕
により押出成形条件下に化学的減成に対してこのポリマ
ーを安定化させ、そして顆粒化した。押出機の5箇所の
加熱帯域をそれぞれ140℃(供給部)、190℃、2
00℃、200℃および180℃(ダイプレート部)の
温度に調整し、押出機のスクリューを200rpmで操
作し、そして材料温度を185℃とした。この方法で製
造された成形用組成物について以下のデータが測定され
た。
12リットルの液体プロピレンおよび35cm3 のメチ
ルアルミノキサン(52mモルのAlに相当、平均オリ
ゴマー化度n=20)のトルエン溶液で満たした。それ
と並行して、3.0mg(0.006mモル)のrac
−ジメチルシリルビス(2−メチル−1−インデニル)
ジルコニウムジクロライドを13.5cm3 のメチルア
ルミノキサン(20mモルのAl)のトルエン溶液に溶
解し、そして反応器に導入した。重合反応を70℃で9
0分間行った。次いで、120dm3 (標準状態)の水
素を反応器に導入し、そして重合反応を更に30分間続
けた。2.41kgのポリマーが得られた。4.8gの
ペンタエリスリチルテトラキス〔3−(3,5−ジ−t
−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕
により押出成形条件下に化学的減成に対してこのポリマ
ーを安定化させ、そして顆粒化した。押出機の5箇所の
加熱帯域をそれぞれ140℃(供給部)、190℃、2
00℃、200℃および180℃(ダイプレート部)の
温度に調整し、押出機のスクリューを200rpmで操
作し、そして材料温度を185℃とした。この方法で製
造された成形用組成物について以下のデータが測定され
た。
【0072】VI=125cm3 /g;MFI(230
/5)=92dg/分;Mw =161,000g/モ
ル;Mw /Mn =8.9;m. p. 146℃;ΔH
melt=100J/g;引張弾性率=1760N/m
m2 ;用球硬度値=94および90N/mm2 ;アイゾ
ット衝撃強度19mJ/mm2 (23℃)および12m
J/mm2 (−30℃)。
/5)=92dg/分;Mw =161,000g/モ
ル;Mw /Mn =8.9;m. p. 146℃;ΔH
melt=100J/g;引張弾性率=1760N/m
m2 ;用球硬度値=94および90N/mm2 ;アイゾ
ット衝撃強度19mJ/mm2 (23℃)および12m
J/mm2 (−30℃)。
【0073】実施例10
24dm3 反応器をプロピレンでフラッシュし、そして
12リットルの液体プロピレンおよび35cm3 のメチ
ルアルミノキサン(52mモルのAlに相当、平均オリ
ゴマー化度n=20)のトルエン溶液で満たした。それ
と並行して、3.0mg(0.006mモル)のrac
−ジメチルシリルビス(2−メチル−1−インデニル)
ジルコニウムジクロライドおよび15.0mg(0.0
3mモル)のrac−イソプロピリデン(インデニル)
ジルコニウムジクロライドを13.5cm3 のメチルア
ルミノキサン(20mモルのAl)のトルエン溶液に溶
解し、そして反応器に導入した。重合反応を70℃で
1.5時間行った。2.65kgのポリマーが得られ
た。成形用組成物を顆粒化により実施例9と同様にして
製造し、そして以下のデータが得られた。
12リットルの液体プロピレンおよび35cm3 のメチ
ルアルミノキサン(52mモルのAlに相当、平均オリ
ゴマー化度n=20)のトルエン溶液で満たした。それ
と並行して、3.0mg(0.006mモル)のrac
−ジメチルシリルビス(2−メチル−1−インデニル)
ジルコニウムジクロライドおよび15.0mg(0.0
3mモル)のrac−イソプロピリデン(インデニル)
ジルコニウムジクロライドを13.5cm3 のメチルア
ルミノキサン(20mモルのAl)のトルエン溶液に溶
解し、そして反応器に導入した。重合反応を70℃で
1.5時間行った。2.65kgのポリマーが得られ
た。成形用組成物を顆粒化により実施例9と同様にして
製造し、そして以下のデータが得られた。
【0074】VI=100cm3 /g;MFI(230
/5)=120dg/分;Mw =125,000g/モ
ル;Mw /Mn =11.5;m,p. 140℃(ブロ
ード);引張弾性率=1820N/mm2 ;用球硬度値
=90および88N/mm2;アイゾット衝撃強度32
mJ/mm2 (23℃)および17mJ/mm2 (−3
0℃)。
/5)=120dg/分;Mw =125,000g/モ
ル;Mw /Mn =11.5;m,p. 140℃(ブロ
ード);引張弾性率=1820N/mm2 ;用球硬度値
=90および88N/mm2;アイゾット衝撃強度32
mJ/mm2 (23℃)および17mJ/mm2 (−3
0℃)。
【0075】実施例11
高分子量成分(エチレン−プロピレンコポリマー)が以
下の基本的データを有した以外は実施例7を繰り返し
た。
下の基本的データを有した以外は実施例7を繰り返し
た。
【0076】VI=289cm3 /g;Mw =402,
000g/モル;Mw /Mn =2.0;MFI(230
/5)=7dg/分;ポリマーのエチレン含有量 4.
3%,13C−NMRにより導入:平均ブロック長C2 <
1.2;実施例5を参照のこと。
000g/モル;Mw /Mn =2.0;MFI(230
/5)=7dg/分;ポリマーのエチレン含有量 4.
3%,13C−NMRにより導入:平均ブロック長C2 <
1.2;実施例5を参照のこと。
【0077】押出機における温度は、140℃(供給
部)、200℃、200℃、180℃および180℃
(ダイプレート部)とし、押出機のスクリューを200
rpmで操作し、そして材料温度を190℃とした。こ
の方法で製造された成形用組成物について以下のデータ
が測定された。 VI=145cm3 /g;MFI(230/5)=72
dg/分;Mw =198,000g/モル;Mw /Mn
=9.6;引張弾性率=1580N/mm2 ;用球硬度
値=86および80N/mm2 ;アイゾット衝撃強度1
00mJ/mm2 (23℃)。
部)、200℃、200℃、180℃および180℃
(ダイプレート部)とし、押出機のスクリューを200
rpmで操作し、そして材料温度を190℃とした。こ
の方法で製造された成形用組成物について以下のデータ
が測定された。 VI=145cm3 /g;MFI(230/5)=72
dg/分;Mw =198,000g/モル;Mw /Mn
=9.6;引張弾性率=1580N/mm2 ;用球硬度
値=86および80N/mm2 ;アイゾット衝撃強度1
00mJ/mm2 (23℃)。
【0078】実施例12
高分子量成分が以下の基本的データを有した以外は実施
例7を繰り返した。VI=326cm3 /g;Mw =4
07,000g/モル;Mw /Mn =3.1;MFI
(230/5)=4.9dg/分;用球硬度60N/m
m2 (圧縮成形シート)。これは、12.5重量%のエ
チレン含有量のブロックコポリマーであり、分別により
24%C2 /C3 ゴム(EPR)の含有量が得られた;
実施例6を参照のこと。
例7を繰り返した。VI=326cm3 /g;Mw =4
07,000g/モル;Mw /Mn =3.1;MFI
(230/5)=4.9dg/分;用球硬度60N/m
m2 (圧縮成形シート)。これは、12.5重量%のエ
チレン含有量のブロックコポリマーであり、分別により
24%C2 /C3 ゴム(EPR)の含有量が得られた;
実施例6を参照のこと。
【0079】押出機における温度を、140℃(供給
部)、220℃、220℃、200℃および180℃
(ダイプレート部)とし、押出機のスクリューを200
rpmで操作し、そして材料温度を220℃とした。こ
の方法で製造された成形用組成物について以下のデータ
が測定された。
部)、220℃、220℃、200℃および180℃
(ダイプレート部)とし、押出機のスクリューを200
rpmで操作し、そして材料温度を220℃とした。こ
の方法で製造された成形用組成物について以下のデータ
が測定された。
【0080】VI=196cm3 /g;MFI(230
/5)=30dg/分;Mw =345,000g/モ
ル;Mw /Mn =12.4;引張弾性率=1180N/
mm2;用球硬度値=71および70N/mm2 ;アイ
ゾット衝撃強度:破壊せず(23℃)。
/5)=30dg/分;Mw =345,000g/モ
ル;Mw /Mn =12.4;引張弾性率=1180N/
mm2;用球硬度値=71および70N/mm2 ;アイ
ゾット衝撃強度:破壊せず(23℃)。
【0081】実施例13
50重量%の高分子量アイソタクチックポリプロピレン
および50重量%のポリプロピレンワックスからなる成
形用組成物を押出成形により製造した。各成分は、以下
の基本的特性データを有していた。 高分子量成分: VI=393cm3 /g;MFI(230/5)=18
dg/分;Mw =498,000g/モル、Mw /Mn
=2.1;融点 152℃;II=97.0%,niso
=65。 ポリプロピレンワックス: VI=35cm3 /g;MFI(230/5)=測定不
能;Mw =26,500g/モル、Mw /Mn =2.
1;融点 145℃;II=94.0%,niso=3
3。
および50重量%のポリプロピレンワックスからなる成
形用組成物を押出成形により製造した。各成分は、以下
の基本的特性データを有していた。 高分子量成分: VI=393cm3 /g;MFI(230/5)=18
dg/分;Mw =498,000g/モル、Mw /Mn
=2.1;融点 152℃;II=97.0%,niso
=65。 ポリプロピレンワックス: VI=35cm3 /g;MFI(230/5)=測定不
能;Mw =26,500g/モル、Mw /Mn =2.
1;融点 145℃;II=94.0%,niso=3
3。
【0082】各々、10kgのポリマー成分を混合し、
そしてこの混合物を20gのペンタエリスリチルテトラ
キス〔3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ
フェニル)プロピオネート)により押出条件下での化学
的減成に対して安定化させた。
そしてこの混合物を20gのペンタエリスリチルテトラ
キス〔3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ
フェニル)プロピオネート)により押出条件下での化学
的減成に対して安定化させた。
【0083】押出/顆粒化を実施例7と同様にして行っ
た。この方法で製造された成形用組成物に対して以下の
データが測定された。 VI=196cm3 /g;MFI(230/5)=43
dg/分;Mw =326,000g/モル;Mw /Mn
=18.3;融点 153℃;引張弾性率=1950N
/mm2 ;用球硬度値=97N/mm2 (圧縮成形シー
ト,140℃で3時間条件付け,358N)および90
N/mm2 (DIN 53 456による,射出成形シ
ート);アイゾット衝撃強度(ISO 180/1
C)23℃で34.5mJ/mm2 および−30℃で
9.4mJ/mm2 。
た。この方法で製造された成形用組成物に対して以下の
データが測定された。 VI=196cm3 /g;MFI(230/5)=43
dg/分;Mw =326,000g/モル;Mw /Mn
=18.3;融点 153℃;引張弾性率=1950N
/mm2 ;用球硬度値=97N/mm2 (圧縮成形シー
ト,140℃で3時間条件付け,358N)および90
N/mm2 (DIN 53 456による,射出成形シ
ート);アイゾット衝撃強度(ISO 180/1
C)23℃で34.5mJ/mm2 および−30℃で
9.4mJ/mm2 。
【0084】実施例14
ワックス成分が以下の基本的データを有していた以外は
実施例13の通りの操作を行った。
実施例13の通りの操作を行った。
【0085】VI=15cm3 /g;Mw =7300g
/モル、Mw /Mn =2.0;融点139℃;II=9
3.7%,niso =28。 この方法で製造された成形用組成物に対して以下のデー
タが測定された。
/モル、Mw /Mn =2.0;融点139℃;II=9
3.7%,niso =28。 この方法で製造された成形用組成物に対して以下のデー
タが測定された。
【0086】US=195cm3 /g;MFI(230
/5)=51dg/分;Mw =318,000g/モ
ル;Mw /Mn =35.7;融点 150℃;引張弾性
率=2092N/mm2 ;用球硬度値=91および91
N/mm2 (各々圧縮成形シートおよび射出成形シー
ト,358N)。
/5)=51dg/分;Mw =318,000g/モ
ル;Mw /Mn =35.7;融点 150℃;引張弾性
率=2092N/mm2 ;用球硬度値=91および91
N/mm2 (各々圧縮成形シートおよび射出成形シー
ト,358N)。
【0087】実施例15
付加的に10kgの以下の基本的データを有している高
分子量成分を更に成形用組成物用に使用した以外は実施
例14の通りに操作した。
分子量成分を更に成形用組成物用に使用した以外は実施
例14の通りに操作した。
【0088】VI=197cm3 /g;MFI(230
/5)=30dg/分;Mw =198,500g/モ
ル、Mw /Mn =2.1;融点 148℃;II=9
6.4%,niso =50。
/5)=30dg/分;Mw =198,500g/モ
ル、Mw /Mn =2.1;融点 148℃;II=9
6.4%,niso =50。
【0089】この方法で製造された成形用組成物に対し
て以下のデータが測定された。 VI=192cm3 /g;MFI(230/5)=33
dg/分;Mw =285,000g/モル;Mw /Mn
=16.4;融点 150℃;引張弾性率=1853N
/mm2 ;用球硬度値=88および84N/mm2 (各
々圧縮成形シートおよび射出成形シート,358N)。
て以下のデータが測定された。 VI=192cm3 /g;MFI(230/5)=33
dg/分;Mw =285,000g/モル;Mw /Mn
=16.4;融点 150℃;引張弾性率=1853N
/mm2 ;用球硬度値=88および84N/mm2 (各
々圧縮成形シートおよび射出成形シート,358N)。
【0090】実施例16
ワックス成分が以下の基本的データを有していた以外は
実施例13通りに操作した。
実施例13通りに操作した。
【0091】VI=45cm3 /g;Mw =33,40
0g/モル、Mw /Mn =1.9;融点=140℃;I
I=94.0%,niso =30。 この方法で製造された成形用組成物に対して以下のデー
タが測定された。
0g/モル、Mw /Mn =1.9;融点=140℃;I
I=94.0%,niso =30。 この方法で製造された成形用組成物に対して以下のデー
タが測定された。
【0092】VI=202cm3 /g;MFI(230
/5)=34dg/分;Mw =320,000g/モ
ル;Mw /Mn =9.0;融点=152℃;引張弾性率
=1540N/mm2 ;用球硬度値=87および83N
/mm2 (各々圧縮成形シートおよび射出成形シート,
358N);アイゾット衝撃強度58.1mJ/mm2
(23℃)および11.5mJ/mm2 (−30℃)。
/5)=34dg/分;Mw =320,000g/モ
ル;Mw /Mn =9.0;融点=152℃;引張弾性率
=1540N/mm2 ;用球硬度値=87および83N
/mm2 (各々圧縮成形シートおよび射出成形シート,
358N);アイゾット衝撃強度58.1mJ/mm2
(23℃)および11.5mJ/mm2 (−30℃)。
【0093】実施例17
高分子量成分が以下の基本的データを有していた以外は
実施例14の通りに操作した。
実施例14の通りに操作した。
【0094】VI=224cm3 /g;MFI(230
/5)=20.5dg/分;Mw =259,000g/
モル、Mw /Mn =2.2;融点 139℃;II=9
3.5%,niso =25;引張弾性率=1350N/m
m2 ;用球硬度値=68および64N/mm2 (各々圧
縮成形シートおよび射出成形シート,358N) この方法で製造された成形用組成物について以下のデー
タが測定された。
/5)=20.5dg/分;Mw =259,000g/
モル、Mw /Mn =2.2;融点 139℃;II=9
3.5%,niso =25;引張弾性率=1350N/m
m2 ;用球硬度値=68および64N/mm2 (各々圧
縮成形シートおよび射出成形シート,358N) この方法で製造された成形用組成物について以下のデー
タが測定された。
【0095】VI=122cm3 /g;MFI(230
/5)=195dg/分;Mw =161,500g/モ
ル;Mw /Mn =18.5;融点=142℃;引張弾性
率=1619N/mm2 ;用球硬度値=78および73
N/mm2 (各々圧縮成形シートおよび射出成形シー
ト,368N)。
/5)=195dg/分;Mw =161,500g/モ
ル;Mw /Mn =18.5;融点=142℃;引張弾性
率=1619N/mm2 ;用球硬度値=78および73
N/mm2 (各々圧縮成形シートおよび射出成形シー
ト,368N)。
【0096】実施例18
高分子量成分が以下の基本的データを有していた以外は
実施例14の通りに操作した。
実施例14の通りに操作した。
【0097】VI=271cm3 /g;MFI(230
/5)=6.0dg/分;Mw =289,500g/モ
ル、Mw /Mn =2.0;融点=160℃;II=9
8.9%,niso =109;引張弾性率=1623N/
mm2 ;用球硬度値=90および76N/mm2 (各々
圧縮成形シートおよび射出成形シート,358N) この方法で製造された成形用組成物について以下のデー
タが測定された。
/5)=6.0dg/分;Mw =289,500g/モ
ル、Mw /Mn =2.0;融点=160℃;II=9
8.9%,niso =109;引張弾性率=1623N/
mm2 ;用球硬度値=90および76N/mm2 (各々
圧縮成形シートおよび射出成形シート,358N) この方法で製造された成形用組成物について以下のデー
タが測定された。
【0098】VI=154cm3 /g;Mw =168,
000g/モル;Mw /Mn =17.2;MFI(23
0/5)=74dg/分;融点=159℃;引張弾性率
=2105N/mm2 ;用球硬度値=110および96
N/mm2 (各々圧縮成形シートおよび射出成形シー
ト,368N)。
000g/モル;Mw /Mn =17.2;MFI(23
0/5)=74dg/分;融点=159℃;引張弾性率
=2105N/mm2 ;用球硬度値=110および96
N/mm2 (各々圧縮成形シートおよび射出成形シー
ト,368N)。
【0099】実施例19
ワックス成分が以下の基本的データを有していた以外は
実施例18の通りに操作した。
実施例18の通りに操作した。
【0100】VI=15cm3 /g;Mw =8100g
/モル、Mw /Mn =1.8;融点=160℃;II=
98.0%,niso =130。 この方法で製造された成形用組成物に対して以下のデー
タが測定された。
/モル、Mw /Mn =1.8;融点=160℃;II=
98.0%,niso =130。 この方法で製造された成形用組成物に対して以下のデー
タが測定された。
【0101】VI=161cm3 /g;Mw =170,
500g/モル;Mw /Mn =17.0;MFI(23
0/5)=69dg/分;融点=160℃;引張弾性率
=2185N/mm2 ;用球硬度値=115および98
N/mm2 (各々圧縮成形シートおよび射出成形シー
ト,368N)。
500g/モル;Mw /Mn =17.0;MFI(23
0/5)=69dg/分;融点=160℃;引張弾性率
=2185N/mm2 ;用球硬度値=115および98
N/mm2 (各々圧縮成形シートおよび射出成形シー
ト,368N)。
【0102】実施例20
80重量%の高分子量アイソタクチックポリプロピレン
および20重量%のポリプロピレンからなる成形用組成
物を押出成形により製造した。混合、安定化および押出
成形は実施例13の通りに実施した。各成分の基本的デ
ータは、下記の通りである。 高分子量成分: VI=197cm3 /g;MFI(230/5)=32
dg/分;Mw =205,000g/モル、Mw /Mn
=2.3;融点=148℃;II=96.2%,niso
=51;引張弾性率=1350N/mm2 ;用球硬度値
=79および74N/mm2 (各々圧縮成形シートおよ
び射出成形シート,358N)。 ワックス成分(ポリプロピレン): VI=14cm3 /g;Mw =7600g/モル、Mw
/Mn =2.0;融点=140℃;II=94.3%,
niso =31。
および20重量%のポリプロピレンからなる成形用組成
物を押出成形により製造した。混合、安定化および押出
成形は実施例13の通りに実施した。各成分の基本的デ
ータは、下記の通りである。 高分子量成分: VI=197cm3 /g;MFI(230/5)=32
dg/分;Mw =205,000g/モル、Mw /Mn
=2.3;融点=148℃;II=96.2%,niso
=51;引張弾性率=1350N/mm2 ;用球硬度値
=79および74N/mm2 (各々圧縮成形シートおよ
び射出成形シート,358N)。 ワックス成分(ポリプロピレン): VI=14cm3 /g;Mw =7600g/モル、Mw
/Mn =2.0;融点=140℃;II=94.3%,
niso =31。
【0103】本発明による成形用組成物およびそれから
製造された成形体について以下のデータが測定された。 VI=155cm3 /g;MFI(230/5)=71
dg/分;Mw =196,000g/モル;Mw /Mn
=10.0;融点=148℃;引張弾性率=1589N
/mm2 ;用球硬度値=85および79N/mm2 (各
々圧縮成形シートおよび射出成形シート,358N)。
製造された成形体について以下のデータが測定された。 VI=155cm3 /g;MFI(230/5)=71
dg/分;Mw =196,000g/モル;Mw /Mn
=10.0;融点=148℃;引張弾性率=1589N
/mm2 ;用球硬度値=85および79N/mm2 (各
々圧縮成形シートおよび射出成形シート,358N)。
【0104】実施例21〜27
種々の量のポリプロピレンワックス成分を使用した以外
は実施例7の通りに操作とした。結果を下記表に示す。
は実施例7の通りに操作とした。結果を下記表に示す。
【0105】
〔表〕
ポリプロピレン 用球硬度値〔N/mm2 〕(圧縮成形シート、実施例
ワックス(重量%) コンディション化,358N)
21 9 85
22 17 87
23 23 91
24 29 90
25 33 94
26 37.5 9327 43 93
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平1−203404(JP,A)
特開 平3−100004(JP,A)
特開 平2−158611(JP,A)
特開 平2−247207(JP,A)
特開 昭63−57615(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
C08L 23/00 - 23/36
C08F 10/00 - 10/14
Claims (8)
- 【請求項1】 a) 式Ra −CH=CH−Rb (式
中、Ra およびRb は同一または異なっていて、そして
水素またはC1 〜C15−アルキルであるかまたはRa お
よびRb はこれらと結合する原子と一緒になって環を形
成する)で表される少なくとも3個の炭素原子をを有す
るオレフィンから誘導され、1000ないし50,00
0g/モルの分子量Mw 、1.8ないし4.0の分子量
分散度Mw /Mn 、2ないし50cm3 /gの粘度指数
および120ないし160℃の融点を有するポリオレフ
ィンワックスおよび b) a)で記載したオレフィンから誘導され、>10
0,000のg/モルの分子量Mw 、1.8ないし4.
0の分子量分散度Mw /Mn 、>80cm3 /gの粘度
指数および120ないし160℃の融点を有するポリオ
レフィンあるいはb)の代わりに c) 式Ra −CH=CH−Rb (式中、Ra およびR
b は同一または異なっていて、そして水素またはC1 〜
C15−アルキルであるかまたはRa およびRb はこれら
と結合する原子と一緒になって環を形成する)で表され
る少なくとも2種類の異なるオレフィンから誘導され、
>100,000のg/モルの分子量Mw、1.8ない
し4.0の分子量分散度Mw /Mn 、>80cm3 /g
の粘度指数および90ないし160℃の融点を有するオ
レフィンコポリマーから本質的になるポリオレフィン成
形用組成物。 - 【請求項2】 成分a)がポリプロピレンワックスであ
る請求項1記載のポリオレフィン成形用組成物。 - 【請求項3】 成分b)がポリプロピレンである請求項
1または2記載のポリオレフィン成形用組成物。 - 【請求項4】 成分c)がエチレン−プロピレンコポリ
マーである請求項1ないし3の一つまたはそれ以上に記
載のポリオレフィン成形用組成物。 - 【請求項5】 20ないし99重量%の請求項1ないし
4の1つまたはそれ以上の成形用組成物および1ないし
80重量%の−20℃以下のガラス転移温度を有するゴ
ム類から本質的になるポリオレフィン成形用組成物。 - 【請求項6】 安定剤、酸化防止剤、UV吸収剤、光保
護剤、金属失活剤、フリーラジカル補捉剤、フィラーお
よび強化剤、相溶化剤、可塑剤、滑剤、乳化剤、蛍光増
白剤、難燃化剤、顔料、帯電防止剤および発泡剤を付加
的に含んでなる請求項1ないし5の一つまたはそれ以上
に記載のポリオレフィン成形用組成物。 - 【請求項7】 請求項1ないし6の一つまたはそれ以上
に記載のポリオレフィン成形用組成物を成形体の製造に
使用する方法。 - 【請求項8】 請求項1ないし6の一つまたはそれ以上
に記載のポリオレフィン成形用組成物から製造された成
形体。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4210581 | 1992-03-31 | ||
DE4210581:1 | 1992-03-31 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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ID=6455553
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DE19622083A1 (de) * | 1996-05-31 | 1997-12-04 | Brueckner Maschbau | Verfahren zur Herstellung einer biaxial orientierten Polypropylenfolie |
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WO2004012924A1 (en) * | 2002-07-26 | 2004-02-12 | Sasol Wax (South Africa) (Proprietary) Limited | Polymeric fibre extrusion |
US8008412B2 (en) * | 2002-09-20 | 2011-08-30 | Exxonmobil Chemical Patents Inc. | Polymer production at supersolution conditions |
WO2004026921A1 (en) * | 2002-09-20 | 2004-04-01 | Exxonmobil Chemical Patents Inc. | Polymer production at supercritical conditions |
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US20040191445A1 (en) * | 2003-03-27 | 2004-09-30 | Baranowski Thomas R. | Transparent closure cap liner having oxygen barrier properties |
ATE431378T1 (de) * | 2003-12-24 | 2009-05-15 | Gale Pacific Ltd | Polymeres kunststoffmaterial und herstellungsverfahren dafür |
JP5268087B2 (ja) * | 2004-07-08 | 2013-08-21 | エクソンモービル・ケミカル・パテンツ・インク | 超臨界条件におけるポリマー製造 |
MX2007004645A (es) * | 2004-10-19 | 2007-06-12 | Innogel Ag | Mezclas de polimero para aplicaciones de moldeo por inyeccion. |
DE102006047854A1 (de) * | 2006-10-10 | 2008-04-17 | Clariant International Limited | Hochgeladene UV Absorber und HALS Wirkstoffmasterbatche durch den Einsatz von Metallocenwachsen |
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CN103254514B (zh) * | 2007-12-20 | 2015-11-18 | 埃克森美孚研究工程公司 | 全同立构聚丙烯和乙烯-丙烯共聚物的共混物 |
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-
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