JP3373738B2 - わさび香味調合品及びわさび風味食品 - Google Patents

わさび香味調合品及びわさび風味食品

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JP3373738B2
JP3373738B2 JP23016896A JP23016896A JP3373738B2 JP 3373738 B2 JP3373738 B2 JP 3373738B2 JP 23016896 A JP23016896 A JP 23016896A JP 23016896 A JP23016896 A JP 23016896A JP 3373738 B2 JP3373738 B2 JP 3373738B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本わさび本来の香
味を有するわさび香味調合品、及び該わさび香味調合品
を含有することにより調製される、本わさび本来の風味
を有するわさび風味食品に関する。
【0002】
【従来の技術】わさび風味を有する食品として、従来よ
りチューブ入り練りわさび製品などが市販されていた。
これらの製品は次のような方法により製造されていた。
即ち、冷凍した本わさび及び西洋わさびを解凍し、これ
らの表面を洗浄、水切りした後、これらをコミトロール
などにより粉砕処理して粉砕わさびペーストを得る。次
に、この粉砕わさびペーストに、ソルビトールなどのA
w調整剤、クエン酸などのpH調整剤、その他着色料、
香料及びキサンタンガムなどの増粘剤などからなる添加
剤を添加して、マイクロスピードミキサー等により攪拌
混合処理して、練りわさびを得ていた。この練りわさび
を、合成樹脂製チューブに充填、密封して、保存性を有
する最終的な製品、練りわさび製品を得ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の練りわ
さびは、その保存性を保持するために、各種Aw調整剤
又はpH調整剤などを用いているため、本わさび本来の
風味、特にすりおろしたてのわさびを嗅いだときに最初
に感じられる香りが感じられ難いものであった。そこ
で、この香りを有する成分として、本わさびに含まれる
3−ブテニルイソチオシアネートを特定量添加したとこ
ろ、得られた練りわさびは、上記香りを充分に感じとる
ことができるようになったが、一方において硫黄臭が強
く感じられるようになり、依然として本わさび本来の風
味が感じられ難いものであった。本発明の目的は、すり
おろしたてのわさびを嗅いだときに最初に感じられる香
りを有する本わさび風味食品を得るために、3−ブテニ
ルイソチオシアネートを用いた場合であっても、本わさ
び本来の風味が損なわれることのない本わさび風味食品
を提供することにある。さらに、本発明の目的は、本わ
さびを用いた場合に保存性を保持するために、各種Aw
調整剤又はpH調整剤などを用いた場合であっても、す
りおろしたてのわさびを嗅いだときに最初に感じられる
香りを十分に感じることができる本わさび風味食品を提
供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、α−ピネン、
β−ピネン、リモネン、γ−テルピネン、シトラール、
シネオール、リナロール、シトロネラール、イソシトラ
ール、サビネン、テルピネオレン、サフロール及びミル
センからなる群から選ばれる1種以上の第1の香気成
分、並びに3−ブテニルイソチオシアネートを含有して
なるわさび香味調合品により、上記課題を解決する。ま
た、本発明は、上記わさび香味調合品を含有するわさび
風味食品により、上記課題を解決する。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明で用いる3−ブテニルイソ
チオシアネートは、ワサビ、カラシ、キャベツ、ホース
ラディッシュ及び大根などのアブラナ科の植物などに含
まれている。したがって、3−ブテニルイソチオシアネ
ートは、これらの植物から抽出することによって供給す
ることができる。上記抽出方法としては、植物性香料を
製造する一般的な方法により得ることができる。例え
ば、圧搾法、抽出法、及び水蒸気蒸留法などがある。こ
のうち、抽出法には、不揮発性溶剤又は揮発性溶剤を用
いる方法、溶剤で抽出した後該溶剤を除去するエキスト
ラクトの製造法、及び天然物のアルコール抽出液で希釈
溶剤としてアルコールをそのまま含有する芳香チンキ剤
の製造法などがある。3−ブテニルイソチオシアネート
量は、わさび香味調合品中又はわさび風味食品中の第1
の香気成分との比率により定められる。本発明の第1の
香気成分:3−ブテニルイソチオシアネートの比率は、
10-7〜100:1であるのがよく、好ましくは10-5
〜10-3:1であるのがよい。また、3−ブテニルイソ
チオシアネート量は、わさび風味食品全体 100重量
%中、0.001重量%〜0.5重量%含んでいるのが
よく、好ましくは0.01重量%〜0.1重量%含んで
いるのがよい。
【0006】本発明で用いる第1の香気成分として、α
−ピネン、β−ピネン、リモネン、γ−テルピネン、シ
トラール、シネオール、リナロール、シトロネラール、
イソシトラール、サビネン、テルピネオレン、サフロー
ル及びミルセンが挙げられる。これらの第1の香気成分
は、本来わさびに含まれていない成分である。本発明に
おいて、この第1の香気成分をわさび香味調合品又はわ
さび風味食品に含めることにより、すりおろしたわさび
が有する独特な爽やかな香りを付与することができ、こ
れにより3−ブテニルイソチオシアネートを添加したと
きに強く感じられる硫黄臭が感じられないすりおろした
わさび本来の香りを感じることができる。この第1香気
成分を用いる場合、特にα−ピネン、β−ピネン、リモ
ネン、γ−テルピネン、シトラール、リナロールのいず
れか、またはこれらの混合物を用いるのが好ましく、よ
り好ましくは、α−ピネン、β−ピネン、リモネン、γ
−テルピネンのいずれか、またはこれらの混合物を用い
るのがよい。
【0007】わさび香味調合品中又はわさび風味食品中
の第1の香気成分の量は、上記したように本発明の3−
ブテニルイソチオシアネートとの比率により定められ
る。即ち、本発明の第1の香気成分:3−ブテニルイソ
チオシアネートの比率は、10 -7〜100:1であるの
がよく、好ましくは10-5〜10-3:1であるのがよ
い。また、第1の香気成分の量は、わさび風味食品全体
100重量%中、10-7重量%〜0.1重量%含んで
いるのがよく、好ましくは10-6重量%〜10-5重量%
含んでいるのがよい。
【0008】本発明で用いる第1の香気成分は、コショ
ー、カルダモン、しょうが、紫蘇、ナツメグ、セージ、
ローズマリー、オレガノ、レモン、レモングラス、サン
ショ、ローレル、マジョワン、セイボリー、セロリ、タ
イム、マジョラム、ライム、及びオレンジなどに含まれ
ている。したがって、本発明の第1の香気成分を上述の
ものの抽出物によって供給することができる。勿論、第
1の香気成分を直接合成したものを用いてもよい。抽出
物によって供給する場合、これらの抽出物すべてが、第
1の香気成分を含んでいる。このため、これらの抽出物
を用いることにより、上記の第1の香気成分を2種以上
わさび香味調合品又はわさび風味食品に添加することが
できる。勿論、第1の香気成分を2種以上用いても、又
は上記の抽出物を2種以上用いても、第1の香気成分を
2種以上食品に添加することができる。なお、上記の抽
出物のうち、コショーとカルダモンの双方をあわせて用
いるのがよい。
【0009】上記の抽出物を用いる場合、抽出物中の第
1の香気成分の含量は、各抽出物によって変化する。し
たがって、第1の香気成分が上記の範囲となるように、
即ち第1の香気成分:3−ブテニルイソチオシアネート
の比率が、10-7〜100:1であるのがよく、好まし
くは10-5〜10-3:1となるように、抽出物の量を定
めるのがよい。具体的には、第1の香気成分を含有する
抽出物の量は、わさび風味食品全体 100重量%中、
10-6重量%〜1.0重量%とするのがよく、好ましく
は10-4重量%〜0.1重量%とするのがよい。
【0010】上記の第1の香気成分を含有する抽出物
は、植物性香料を製造する一般的な方法により得ること
ができる。これらの方法として、圧搾法、抽出法、及び
水蒸気蒸留法などがある。このうち、抽出法には、不揮
発性溶剤又は揮発性溶剤を用いる方法、溶剤で抽出した
後該溶剤を除去するエキストラクトの製造法、及び天然
物のアルコール抽出液で希釈溶剤としてアルコールをそ
のまま含有する芳香チンキ剤の製造法などがある。本発
明で用いられる第1の香気成分を含有する抽出物はいず
れも、水蒸気蒸留物として添加するのが好ましいが、抽
出物の抽出法は、上記に限られるものではなく、その他
食品に用いられる抽出物であれば、どのような抽出法を
用いても構わない。
【0011】本発明は、上記した第1の香気成分と3−
ブテニルイソチオシアネートからなるわさび香味調合品
に、当該3−ブテニルイソチオシアネートを除く一般式
RN=C=Sで表される化合物(以下、単に一般式RN
=C=Sで表される化合物という。)を含めてもよい。
本発明において用いることができる一般式RN=C=S
で表される化合物は、ワサビ、カラシ、キャベツ、ホー
スラディッシュ及び大根などのアブラナ科の植物、並び
にナスタルチウムなどに含まれている。したがって、一
般式RN=C=Sで表される化合物を、これらの植物自
体及びその抽出物によって供給することができる。勿
論、一般式RN=C=Sで表される化合物を直接合成し
たものを用いてもよい。なお、一般式RN=C=S の
式中、Rは、フェニル基又はCH3−S−基で置換され
た、又は置換されていない環状、直鎖又は分岐鎖のアル
キル基又はアルケニル基、あるいは直鎖又は分岐鎖のア
ルキル基で置換された、又は置換されていないフェニル
基又はベンジル基を表す。
【0012】本発明に用いる一般式RN=C=Sで表さ
れる化合物としては、上記のアルキル基、アルケニル
基、及びフェニル基の置換基としてのアルキル基は、1
個〜6個の炭素を有するのがよい。アルケニル基はアリ
ル基を含んでいるのがよく、アリル基であるのが好まし
い。Rが、フェニル基又はCH3−S−基で置換された
直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基には、例
えばβ−フェニルエチルイソチオシアネート及び−メチ
ルチオブチルイソチオシアネートなどが含まれる。
【0013】この一般式RN=C=Sで表される化合物
としては、例えばメチルイソチオシアネート、エチルイ
ソチオシアネート、n−プロピルイソチオシアネート、
イソプロピルイソチオシアネート、アリルイソチオシア
ネート、n−ブチルイソチオシアネート、イソブチルイ
ソチオシアネート、1−メチルプロピルイソチオシアネ
ート、n−アミルイソチオシアネート、イソアミルイソ
チオシアネート、4−ペンテニルイソチオシアネート、
5−ヘキセニルイソチオシアネート、3−メチルチオプ
ロピルイソチオシアネート、n−ヘキシルイソチオシア
ネート、フェニルイソチオシアネート、ベンジルイソチ
オシアネート、β−フェニルエチルイソチオシアネー
ト、6−ヘプテニルイソチオシアネート、4−メチルチ
オブチルイソチオシアネート、5−メチルチオアミルイ
ソチオシアネート、6−メチルチオヘキシルイソチオシ
アネート、7−メチルチオヘプチルイソチオシアネー
ト、シクロヘキシルイソチオシアネート、n−ヘプチル
イソチオシアネート、n−オクチルイソチオシアネー
ト、n−ノニルイソチオシアネート、n−デシルイソチ
オシアネート、n−ウンデシルイソチオシアネート、n
−ドデシルイソチオシアネート、及びn−テトラデシル
イソチオシアネートなどが挙げられる。
【0014】上記の化合物のうち、アリルイソチオシア
ネートは、わさびの辛味の主成分であり、本ワサビ風味
を醸し出す基本となる成分である。したがって、このア
リルイソチオシアネートを単独で用いるか、又はアリル
イソチオシアネートとその他の上記化合物との混合物を
用いるのが好ましい。なお、アリルイソチオシアネート
とその他の上記化合物との混合物を用いる場合、混合物
100重量%中、アリルイソチオシアネートを99重
量%〜50重量%とするのが好ましい。
【0015】又、上記の一般式RN=C=Sで表される
化合物のうち、n−ブチルイソチオシアネート、1−メ
チルプロピルイソチオシアネート、n−アミルイソチオ
シアネート、イソアミルイソチオシアネート、4−ペン
テニルイソチオシアネート、5−ヘキセニルイソチオシ
アネート、3−メチルチオプロピルイソチオシアネー
ト、n−ヘキシルイソチオシアネート、ベンジルイソチ
オシアネート、β−フェニルエチルイソチオシアネー
ト、6−ヘプテニルイソチオシアネート、4−メチルチ
オブチルイソチオシアネート、5−メチルチオアミルイ
ソチオシアネート、6−メチルチオヘキシルイソチオシ
アネート、及び7−メチルチオヘプチルイソチオシアネ
ートを、本発明のわさび香味調合品又はわさび風味食品
に含めることにより、すりおろしたてのわさび独特の香
りを強化することができる。
【0016】本発明で用いる一般式RN=C=Sで表さ
れる化合物の量は、上述のように、本発明の3−ブテニ
ルイソチオシアネートとの比率により定められる。一般
式RN=C=Sで表される化合物:3−ブテニルイソチ
オシアネートの比率は、0.02〜1000:1である
のがよく、好ましくは0.1〜50:1であるのがよ
い。又、一般式RN=C=Sで表される化合物の量は、
わさび風味食品全体 100重量%中、0.01重量%
〜1重量%含んでいるのがよく、好ましくは0.1重量
%〜1重量%であるのがよい。
【0017】本発明は、さらに上記した第1の香気成分
と3−ブテニルイソチオシアネートからなるわさび香味
調合品に、第2の香気成分として青葉アルコール、青葉
アルデヒド、キュウリアルコール、及びキュウリアルデ
ヒドを含めることができる。これらは、本来わさびに含
まれていない成分である。この第2の香気成分を本発明
のわさび香味調合品又はわさび風味食品に含めることに
より、すりおろしたてのわさびを嗅いだときに最初に感
じられる香りをさらに増強させることができる。これら
第2の香気成分は、混合して用いるのが好ましく、より
好ましくは、青葉アルコール及び青葉アルデヒドを混合
して用いるのがよい。
【0018】わさび香味調合品中及びわさび風味食品中
の第2の香気成分の量は、本発明の3−ブテニルイソチ
オシアネートとの比率により定められる。本発明の第2
の香気成分:3−ブテニルイソチオシアネートの比率
は、10-8〜100:1であるのがよく、好ましくは1
-5〜10-3:1であるのがよい。また、第2の香気成
分の量は、わさび風味食品全体 100重量%中、10
-7重量%〜 0.1重量%含んでいるのがよく、好まし
くは10-6重量%〜10-5重量%であるのがよい。
【0019】本発明で用いる第2の香気成分は、リン
ゴ、キュウリ、メロン及びスイカなどに含まれている。
したがって、本発明の香気成分を上述したものの抽出物
によって供給するか、又は合成された上記香気成分によ
って供給することができる。抽出物によって供給する場
合、リンゴの抽出物は青葉アルコール及び青葉アルデヒ
ドを含んでおり、キュウリ、メロン及びスイカの抽出物
は、青葉アルコール、青葉アルデヒド、キュウリアルコ
ール及びキュウリアルデヒドを含んでいる。このよう
に、リンゴの抽出物等は、本発明の第2の香気成分を2
種以上含有している。このため、これらの抽出物を用い
ると、上記の第2の香気成分を2種以上わさび香味調合
品又はわさび風味食品に添加することができる。勿論、
本発明の第2の香気成分を2種以上用いるか、又は上記
の抽出物を2種以上用いてもよい。
【0020】上記の抽出物を用いる場合、抽出物中の第
2の香気成分の含量は、各抽出物によって変化するが、
わさび風味食品全体 100重量%中、該抽出物を10
-6重量%〜1.0重量%含んでいるのがよく、好ましく
は10-4重量%〜0.1重量%であるのがよい。なお、
本発明の第2の香気成分を含有する抽出物はそれぞれ、
リンゴの場合リンゴを起源とする水蒸気蒸留物であり、
キュウリの場合キュウリのアルコールチンキであり、メ
ロンの場合メロンエキストラクトであり、スイカの場合
スイカの水蒸気蒸留物である。なお、各抽出物の抽出法
は、上記に限られるものではなく、その他食品に用いら
れる抽出物が得られるのであれば、上述した抽出法な
ど、いかなる抽出法を用いても構わない。
【0021】本発明のわさび香味調合品は、上記した第
1の香気成分及び3−ブテニルイソチオシアネート、さ
らに任意に含めてもよい一般式RN=C=Sで表される
化合物と第2の香気成分とを、上述の量で混合すること
により得ることができる。このわさび香味調合品を食品
と調合することにより、即ちわさび香味調合品を含有す
る食品を調製することにより、わさび風味食品が得られ
る。わさび風味食品として、わさびを主成分とする練り
わさび及び粉わさびなど、並びに、わさびを調味添加剤
として用いる食品、例えばわさび漬け、わさびドレッシ
ング、刺し身用タレ、わさび入りマヨネーズ、わさびせ
んべい、わさびふりかけ、わさびアイスクリーム、冷凍
わさび、及びわさびクリームなどが挙げられる。
【0022】上記のわさび風味食品は、次のように製造
することができる。例として、練りわさび製品について
説明する。冷凍した本わさび及び西洋わさびを20重量
部〜50重量部を解凍し、表面を洗浄後、付着している
水を切って、コミトロールなどによって粉砕して粉砕わ
さびペーストを得る。この粉砕わさびペーストに、ソル
ビトールなどのAw調整剤40重量部〜70重量部、ク
エン酸などのpH調整剤0.4重量部〜1.0重量部、
着色料、例えばクチナシなどを0.001重量部〜1.
0重量部、キサンタンガムなどの増粘剤0.001重量
部〜1重量部、及び植物油脂としてのナタネ油1.0重
量部〜30重量部、並びに3−ブテニルイソチオシアネ
ート0.001重量部〜0.5重量部と第1の香気成分
10-7重量部〜0.1重量部とを含有し、かつ任意に一
般式RN=C=Sで表される化合物0.01重量部〜
1.0重量部、第2の香気成分10-7重量部〜0.1重
量部を含有してもよいわさび香味調合品を添加して、全
体として100重量部となるようにし、その後マイクロ
スピードミキサーにより攪拌混合処理して、練りわさび
製品を得る。また、わさび風味食品としてのわさびせん
べい及びわさびアイスクリームなどはそれぞれ、せんべ
い及びアイスクリームなどに上述した量でわさび香味調
合品を添加することで得ることができる。
【0023】
【発明の効果】本発明により、すりおろしたてのわさび
を嗅いだときに最初に感じられる香りを有する本わさび
風味食品を得るために、3−ブテニルイソチオシアネー
トを使用した場合であっても、本わさび本来の風味が損
なわれることのない本わさび風味食品を提供することが
できる。さらに、本発明により、本わさびを用いた場合
に保存性を保持するために、各種Aw調整剤又はpH調
整剤などを用いた場合であっても、すりおろしたてのわ
さびを嗅いだときに最初に感じられる香りを十分に感じ
ることができる本わさび風味食品を提供することができ
る。以下の実施例により、本発明をさらに具体的に説明
する。
【0024】
【実施例1】からしより得た3−ブテニルイソチオシア
ネート99.99重量部に、こしょうより得たα−ピネ
ン0.01重量部加えて、本発明のわさび香味調合品を
得た。このわさび香味調合品は、すりおろしたわさびに
特有の残り香としての爽やかな香り、かつすりおろした
てのわさびを嗅いだときに最初に感じられる香りを有し
ており、3−ブテニルイソチオシアネートのもつ硫黄臭
は全く感じられなかった。なお、α−ピネンの代わり
に、α−ピネンと同量のβ−ピネン、リモネン、及びγ
−テルピンを各々含有する、わさび香味調合品を3個調
製した。これら3個のわさび香味調合品も、上記と同様
に、すりおろしたわさびに特有の残り香としての爽やか
な香りとすりおろしたてのわさびを嗅いだときに最初に
感じられる香りを有していた。
【0025】
【実施例2】からしより得た3−ブテニルイソチオシア
ネート99.989重量部に、コショーの水蒸気蒸留物
0.01重量部とカルダモンの水蒸気蒸留物0.001
重量部とを加えて、本発明のわさび香味調合品を得た。
このわさび香味調合品は、すりおろしたわさびに特有の
残り香としての爽やかな香りとすりおろしたてのわさび
を嗅いだときに最初に感じられる香りを有していた。
【0026】
【実施例3】からしより得た3−ブテニルイソチオシア
ネート20重量部に、こしょうより得たα−ピネン0.
01重量部、さらにアリルイソチオシアネート79.9
9重量部を加えて本発明のわさび香味調合品を得た。こ
のわさび香味調合品は、すりおろしたわさびに特有の残
り香としての爽やかな香り、かつすりおろしたてのわさ
びを嗅いだときに最初に感じられる香りを有しており、
さらにわさび本来のもつ辛味が十分に感じられるもので
あった。なお、α−ピネンの代わりに、α−ピネンと同
量のβ−ピネン、リモネン、及びγ−テルピンを各々含
有する、わさび香味調合品を3個調製した。これら3個
のわさび香味調合品も、上記と同様に、すりおろしたわ
さびに特有の残り香としての爽やかな香りとすりおろし
たてのわさびを嗅いだときに最初に感じられる香りを有
していた。
【0027】
【実施例4】からしより得た3−ブテニルイソチオシア
ネート50重量部に、こしょうより得たα−ピネン0.
01重量部、さらに6−メチルチオヘキシルイソチオシ
アネート49.99重量部を加えて本発明のわさび香味
調合品を得た。このわさび香味調合品は、すりおろした
わさびに特有の残り香としての爽やかな香り、かつすり
おろしたてのわさびを嗅いだときに最初に感じられる香
り、さらにはわさびの青っぽい香りが十分に感じられる
ものであった。なお、α−ピネンの代わりに、α−ピネ
ンと同量のβ−ピネン、リモネン、及びγ−テルピンを
各々含有する、わさび香味調合品を3個調製した。これ
ら3個のわさび香味調合品も、上記と同様に、すりおろ
したわさびに特有の残り香としての爽やかな香りとすり
おろしたてのわさびを嗅いだときに最初に感じられる香
りを有していた。
【0028】
【実施例5】からしより得た3−ブテニルイソチオシア
ネート25重量部に、こしょうより得たα−ピネン0.
01重量部、さらに、アリルイソチオシアネート50重
量部、6−メチルチオヘキシルイソチオシアネート2
4.98重量部、キュウリアルデヒド0.01重量部を
加えて本発明のわさび香味調合品を得た。このわさび香
味調合品は、すりおろしたわさびに特有の残り香として
の爽やかな香りを有し、かつすりおろしたてのわさびを
嗅いだときに最初に感じられる香りが強く感じられ、さ
らにはわさびのもつ辛味、青っぽい香りが十分に感じら
れるものであった。なお、α−ピネンの代わりに、α−
ピネンと同量のβ−ピネン、リモネン、及びγ−テルピ
ンを各々含有する、わさび香味調合品を3個調製した。
これら3個のわさび香味調合品も、上記と同様に、すり
おろしたわさびに特有の残り香としての爽やかな香りと
すりおろしたてのわさびを嗅いだときに最初に感じられ
る香りを有していた。
【0029】
【実施例6】表−1に記載される配合量で、ベースとな
る練りわさびを調製した。即ち、冷凍した本わさび及び
西洋わさびからなる、わさび根をおろしたもの30.0
重量部を、コミトロールによって粉砕して粉砕わさびペ
ーストを得た。この粉砕わさびペースト30.0重量部
に、ソルビトール54.3重量部、セルロース5重量
部、クエン酸0.6重量部、着色料0.5重量部、キサ
ンタンガム0.1重量部、及び植物油脂としてのナタネ
油9.5重量部を加えて、ベースとなる練りわさびとし
た。このベースとなる練りわさびに、3−ブテニルイソ
チオシアネート0.1重量部と表−2記載のa) 〜
m) のうちのいずれかの第1の香気成分とを含有する
わさび香味調合品、又は3−ブテニルイソチオシアネー
ト0.1重量部と表−2記載の第1の香気成分を含有す
る抽出物n) 〜y) のうちのいずれかの抽出物とを
含有するわさび香味調合品を加えて、ベースとなる練り
わさび量を調製して全体を100重量部として、その後
マイクロスピードミキサーにより攪拌混合処理して、練
りわさび製品を得た。これらの練りわさび製品は、すり
おろしたわさびに特有の残り香としての爽やかな香りと
共に、すりおろしたてのわさびの嗅いだ際に最初に感じ
られる香りを有していた。
【0030】
【実施例7】実施例6と同じ工程により、練りわさび製
品を得た。この練りわさび製品に、3−ブテニルイソチ
オシアネート0.05重量部と表−2記載の第1の香気
成分又は第1の香気成分を含有する抽出物との混合物
に、アリルイソチオシアネート0.4重量部、6−メチ
ルチオヘキシルイソチオシアネート0.05重量部、表
−3記載の第2の香気成分又は第2の香気成分を含有す
る抽出物を加えたわさび香味調合品を添加した。得られ
たいずれの練りわさび製品は、すりおろしたわさびに特
有の残り香としての爽やかな香りと共に、すりおろした
てのわさびの嗅いだ際に最初に感じられる香りが十分に
感じられるものであった。
【0031】
【表1】
【0032】
【表2】 表−2 第1の香気成分又は抽出物第1の香気成分又は抽出物 重量部 a)α−ピネン 0.00001 b)β−ピネン 0.00001 c)リモネン 0.00001 d)γ−テルピネン 0.00001 e)シトラール 0.00001 f)シネオール 0.00001 g)リナロール 0.00001 h)シトロネラール 0.00001 i)イソシトラール 0.00001 j)サビネン 0.00001 k)テルピネオレン 0.00001 l)サフロール 0.00001 m)ミルセン 0.00001 n)コショー (水蒸気蒸留物) 0.01 o)カルダモン (水蒸気蒸留物) 0.01 p)しょうが (水蒸気蒸留物) 0.01 q)シソ (水蒸気蒸留物) 0.01 r)ナツメグ (水蒸気蒸留物) 0.01 s)セージ (水蒸気蒸留物) 0.01 t)ローズマリー (水蒸気蒸留物) 0.01 u)オレガノ (水蒸気蒸留物) 0.01 v)レモン (水蒸気蒸留物) 0.01 w)レモングラス (水蒸気蒸留物) 0.01 x)サンショ (水蒸気蒸留物) 0.01 y)ローレル (水蒸気蒸留物) 0.01
【0033】
【表3】 表−3 第2の香気成分又は抽出物 第2の香気成分又は抽出物 重量部 a)青葉アルコール 0.00001 b)キュウリアルコール 0.00001 c)キュウリアルデヒド 0.00001 d)キュウリアルデヒド 0.00001 e)リンゴを起源とする水蒸気蒸留物 0.001 f)キュウリのアルコールチンキ 0.001 g)メロンエキストラクト 0.001 h)スイカの水蒸気蒸留物 0.001
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−313559(JP,A) 特開 平10−42827(JP,A) 特開 平2−219896(JP,A) 特開 昭64−63354(JP,A) H.Sakurai,Determi nation of Volatile Components of Was abi by GC−MS,Bull. Coll.Agr.& Vet.Me d.,日本,1993年,No.50,p.34 −43 奥田治,香料化学総覧,日本,株式会 社廣川書店,1968年1月15日,p.502 −504,509−510,742−743,746−747 奥田治著,香料化学総覧,日本,株式 会社廣川書店,1968年1月15日,p. 394−395,405−406,408,410−411, 414 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A23L 1/22 - 1/237 A23L 1/24 JICSTファイル(JOIS)

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 α-ピネン、β-ピネン、リモネン、γ-
    テルピネン、シトラール、シネオール、リナロール、シ
    トロネラール、イソシトラール、サビネン、テルピネオ
    レン、サフロール及びミルセンからなる群から選ばれる
    1種以上の第1の香気成分、並びに3-ブテニルイソチ
    オシアネートを含有し、さらに、一般式RN=C=Sで
    表される化合物(3-ブテニルイソチオシアネートを除
    く)の少なくとも1種を含有してなり、上記一般式RN
    =C=SのRが、フェニル基又はCH−S−基で置換
    された、又は置換されていない環状、直鎖又は分岐鎖の
    アルキル基又はアルケニル基、あるいは直鎖又は分岐鎖
    のアルキル基で置換された、又は置換されていないフェ
    ニル基又はベンジル基を表すわさび香味調合品。
  2. 【請求項2】 一般式RN=C=Sで表される化合物と
    して、アリルイソチオシアネートが主成分として含まれ
    る請求項1記載のわさび香味調合品。
  3. 【請求項3】 一般式RN=C=Sで表される化合物
    が、n-ブチルイソチオシアネート、1-メチルプロピルイ
    ソチオシアネート、n-アミルイソチオシアネート、イソ
    アミルイソチオシアネート、4-ペンテニルイソチオシ
    アネート、5-ヘキセニルイソチオシアネート、3-メチ
    ルチオプロピルイソチオシアネート、n-ヘキシルイソチ
    オシアネート、ベンジルイソチオシアネート、β-フェ
    ニルエチルイソチオシアネート、6-ヘプテニルイソチ
    オシアネート、4-メチルチオブチルイソチオシアネー
    ト、5-メチルチオアミルイソチオシアネート、6-メチ
    ルチオヘキシルイソチオシアネート、及び7-メチルチ
    オヘプチルイソチオシアネートからなる群から選ばれる
    1種以上の化合物である請求項1記載のわさび香味調合
    品。
  4. 【請求項4】 さらに、アリルイソチオシアネートを含
    有してなる請求項3記載のわさび香味調合品。
  5. 【請求項5】 α-ピネン、β-ピネン、リモネン、γ-
    テルピネン、シトラール、シネオール、リナロール、シ
    トロネラール、イソシトラール、サビネン、テルピネオ
    レン、サフロール及びミルセンからなる群から選ばれる
    1種以上の第1の香気成分、並びに3-ブテニルイソチ
    オシアネートを含有し、さらに、一般式RN=C=Sで
    表される化合物(3-ブテニルイソチオシアネートを除
    く)の少なくとも1種を含有し、第1の香気成分:3-ブ
    テニルイソチオシアネートの比率が、10−7:1〜1
    00:1の範囲にあり、上記一般式RN=C=SのR
    が、フェニル基又はCH−S−基で置換された、又は
    置換されていない環状、直鎖又は分岐鎖のアルキル基又
    はアルケニル基、あるいは直鎖又は分岐鎖のアルキル基
    で置換された、又は置換されていないフェニル基又はベ
    ンジル基を表すわさび香味調合品。
  6. 【請求項6】 第1の香気成分が、コショー、カルダモ
    ン、しょうが、紫蘇、ナツメグ、セージ、ローズマリ
    ー、オレガノ、レモン、レモングラス、サンショ、ロー
    レル、マジョワン、セイボリー、セロリ、タイム、マジ
    ョラム、ライム、及びオレンジの抽出物から選ばれる1
    種以上の抽出物として含有する請求項1乃至請求項5の
    いずれか1項記載のわさび香味調合品。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項6のいずれか1項記
    載のわさび香味調合品を加えたわさび風味食品。
  8. 【請求項8】 第1の香気成分が、食品 に10−7
    量%〜0.1重量%の割合で含有されている請求項7記
    載のわさび風味食品。
  9. 【請求項9】 請求項6に記載の抽出物が、食品 に1
    −6重量%〜1.0重量%の割合で含有されている請
    求項7記載のわさび風味食品。
  10. 【請求項10】 上記わさび風味食品が、練りわさびで
    ある請求項7乃至請求項9のいずれか1項記載のわさび
    風味食品。
  11. 【請求項11】 上記練りわさびがAw調整剤及び又は
    pH調整剤を含有している請求項10記載のわさび風味
    食品。
  12. 【請求項12】 上記Aw調整剤が、練りわさび100
    重量部に対して、40〜70重量部の割合で含まれる請
    求項11記載のわさび風味食品。
  13. 【請求項13】 上記pH調整剤が、練りわさび100
    重量部に対して、0.4〜1.0重量部の割合で含まれ
    る請求項11記載のわさび風味食品。
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