JP3373161B2 - 化粧料容器 - Google Patents
化粧料容器Info
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- JP3373161B2 JP3373161B2 JP30904998A JP30904998A JP3373161B2 JP 3373161 B2 JP3373161 B2 JP 3373161B2 JP 30904998 A JP30904998 A JP 30904998A JP 30904998 A JP30904998 A JP 30904998A JP 3373161 B2 JP3373161 B2 JP 3373161B2
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- Japan
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- refill
- powder
- peripheral wall
- flange portion
- container
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Description
粉末を収納する化粧料容器に関するものである。
用粉末をレフィル内に充填し、このレフィルを詰め替え
可能に容器本体内に収納するタイプのパウダー容器であ
る。ルースパウダー等の化粧用粉末を収納する化粧料容
器には、化粧用粉末を直接収納し、化粧用粉末がなくな
ると廃棄するタイプの化粧料容器もあるが、不経済であ
り且つ地球環境を保全する上でも好ましくないため、現
在では化粧用粉末をレフィル内に充填し、このレフィル
を詰め替え可能に収納するタイプのものが主流になって
いる。
容器の断面図である。化粧料容器50は、底板51に中
枠52を取り付けて周壁を形成し、中枠52の内周に形
成した段部52aに、レフィル53のフランジ部53a
を載せる。そして、中枠52に中蓋54を着脱自在に取
り付けて中蓋54をレフィル53の上方に配置する。こ
の中蓋54の上方にメッシュ体55やパフ56を載置
し、外蓋57を中枠52に取り付けて、メッシュ体55
やパフ56を外蓋57と中蓋54との間に収納する。
レフィル53は、上端にフランジ部53aを形成し、か
つ底部に充填口53bを形成する。フランジ部53aに
は、上シール60を付着してレフィル53の上部開口を
密封し、この上シール60にはタブ60aが備えられ、
タブ60aを使用して上シール60をフランジ部53a
から剥がす。
には、下シール61が付着されるため充填口53bは密
封される。この充填口53bは、レフィル53内にルー
スパウダー62を充填するための開口である。なお、レ
フィル53内にルースパウダー62を充填するのに、レ
フィル53の上部開口部から充填作業を行う場合には、
前記充填口53bの形成は必要なくなる。
57を開けてパフ56やメッシュ体55を取り出し、中
枠52から中蓋54を外して、ルースパウダー62がな
くなったレフィル53を化粧料容器50から取り外し、
ついで新たなレフィル53を化粧料容器50内に収納す
る。
た化粧料容器50は、レフィル53のフランジ部53a
を中枠52の段部52aに載せ、中枠52に中蓋54を
取り付けて、中蓋54のパッキン70でレフィル53の
抜け出しを防止する構造となっている。
接して、レフィル53を収納する空間71を密封するこ
とになるが、化粧料容器50を携帯して持ち運ぶ等の関
係で、レフィル53のフランジ部53aとパッキン70
との隙間からルースパウダー62が漏れ出すことがあ
る。
ッキン70との隙間から漏れ出したルースパウダー62
は、レフィル53のフランジ部53a付近に存在し、蓄
積されて残ることになる。そのルースパウダー62が蓄
積される場所は、レフィル53と中蓋54との間、つま
り中蓋54で隠された場所にあたる。
て、中枠52の段部52aからレフィル53のフランジ
部53aを離すと、その際、レフィル53の周縁に付着
し蓄積していたパウダーが周囲に飛散し、使用者の衣服
等を汚す虞れがある。
し、使用時にレフィルの周縁に漏れ出したパウダーを回
収することにより、レフィルの交換時に、それまでに漏
れ出したパウダーが飛散するのを防止し得る化粧料容器
を提供することにある。
め、本発明は、次のように構成したものである。
は、容器本体の開口部に押さえリングを螺合し、レフィ
ルを着脱交換可能にした化粧料容器において、容器本体
の内側にその外周壁より背の低い内周壁を設け、該内周
壁と前記外周壁との間に粉溜り用の空間を形成すると共
に、前記空間の上方に突出させて容器本体の外周壁の内
周面に周方向に複数のリブを設け、これらのリブの頂面
を同じ面一に形成し、該リブの頂面に前記レフィルのフ
ランジ部を載置し、該フランジ部を前記押さえリングの
内側縁部とで押さえて挟持するように構成したものであ
る。
や携帯時においては、レフィルのフランジ部と押さえリ
ングの内側縁部との隙間からパウダーが漏れ出す。この
パウダーは、従来ならばレフィルの周縁付近に蓄積され
て残ることになる。しかし、本発明の場合、容器本体の
外周壁と内周壁との間に粉溜り用の空間が形成され、該
粉溜り用の空間がレフィルのフランジ部の下方に存在し
ているので、レフィルのフランジ部と押さえリングとの
間から漏れたパウダーは、この下方の粉溜り用の空間に
落下し回収される。
に粉溜り用の空間に回収されており、レフィルのフラン
ジ部上に乗っているパウダーも僅かであるので、レフィ
ルの交換のためにリブの頂面からレフィルのフランジ部
が離されても、その際に、パウダーが周囲に飛散するこ
とはない。従って、レフィルの交換時において、パウダ
ーが化粧料容器の内外に飛散して使用者の衣服等を汚す
といった虞れがない。
は、容器本体の開口部に押さえリングを螺合し、レフィ
ルを着脱交換可能にした化粧料容器において、容器本体
の内周面に周方向に複数のリブを設け、それらのリブが
囲む空間から成る受け内にレフィルを収納した際に、該
レフィル胴部と容器本体の内周面との間に粉溜り用の空
間が形成されるように構成すると共に、前記リブの頂面
を同じ面一に形成し、該リブの頂面に前記レフィルのフ
ランジ部を載置し、該フランジ部を前記押さえリングの
内側縁部とで押さえて挟持するように構成したものであ
る。
壁が省かれているため、使用時に漏れたパウダーは、レ
フィルの容器胴部と外周壁の内周面との間に形成される
粉溜り用の空間に回収される。レフィルの交換時におい
ても、パウダーは既に粉溜り用の空間に回収されてお
り、またレフィルのフランジ部上に乗っているパウダー
も僅かであるので、リブの頂面からレフィルのフランジ
部が離れた際にパウダーは周囲に飛散しない。
基づいて説明する。
態様に係る化粧料容器を断面にて示した図、図2はその
主要な構成要素の分解斜視図、図3は化粧料容器の各構
成要素を一部断面にて示した図である。
3から起立された外周壁4及び内周壁5を有し内部にレ
フィル6を収容する容器本体2と、容器本体2の外周壁
4の上部(開口部)に着脱自在に取り付けられレフィル
6のフランジ部6aを容器本体2に固定する押さえリン
グ7と、容器本体2の外周壁4に着脱自在に取り付けた
蓋体8とからなる。
底部3から起立された内周壁5は、外周壁4より内側に
離されて且つ該外周壁4より背が低く形成され、これに
より内周壁5と外周壁4の内周面との間に側溝の形で粉
溜り用の空間9が形成されている。この実施形態の場
合、内周壁5は底部3から外周壁4の高さの中程まで起
立されている。
上記空間9の上方に突出させて周方向に複数のリブ10
が設けられている。リブ10は底部3から浮かせて設け
てもよいが、ここでは上記内周壁5と同じ内側の面一
で、底部3から軸方向に外周壁4の頂面より少し低い位
置までリブ10を形成している。このリブ10は外周壁
4の周方向に複数個配設され、各リブ10の頂面11
は、外周壁4の頂面より少し低い位置にて同じ高さ位置
を占めるように設定されている。この実施形態の場合、
各リブ10は内周壁5よりも更に上側に延在しており、
その頂面11は内周壁5の上縁より高い位置に存在して
いる。
ンジ部6aを備え、内部にはルースパウダー12を充填
され、フランジ部6aに上シール13を付着することに
より、上部開口が密封される。この上シール13は、レ
フィル6の中心からフランジ部6aの幅の中程までの表
面を被って設けられ、フランジ部6aの幅の残りの外側
領域A(図3)には上シール13が存在せずフランジ部
6aが直接露出している。なお、使用に際しては、上シ
ール13をフランジ部6aから剥がす。
リブ10の頂面11の高さは、図1に示すように、上記
レフィル6を容器本体2内に納めたとき、そのフランジ
部6aが丁度各リブ10の頂面11に載置されるように
定められている。
の上部に跨る逆U字状の断面を有し、その断面の内側縁
部15は外側縁部14より軸方向の長さが短く形成され
ている。外側縁部14の内周面には、容器本体2の外周
壁4の上部外周に設けたネジ部4aと係合するネジ部1
4aが形成され、両者のネジ係合により押さえリング7
は容器本体2の外周壁4の上部に着脱自在に取り付けら
れる。
開口部に取り付けて締め付けた場合、押さえリング7の
内側縁部15は、その内側縁部15の下端が、リブ10
の頂面11に載置されているレフィル6のフランジ部6
a即ち領域Aを押圧し、リブ10の頂面11と内側縁部
15の下端とでレフィル6のフランジ部6aを挟持し
て、レフィル6の抜け出しを防止するように、その内側
縁部15の垂下長さが定められている。
のフランジ部6aを挟持する作用は、同時にレフィル6
のフランジ部6aの上面と内側縁部15の下端全周とを
密着させ、両者間を密封する働きをする。ただし、この
密封作用は、下面を支えるリブ10が周方向に離散的に
設けられていることや、レフィル6のフランジ部6aや
押さえリング7の内側縁部15の下端面の表面仕上げ精
度等に起因して完全ではない。従って使用中において
は、この挟持部から、ルースパウダー12の漏れが生じ
る。
10がレフィル6のフランジ部6aを挟持する位置は、
外周壁4の頂部よりも低い位置にあり、かつ、内周壁5
により形成された粉溜り用の空間9の真上にあることか
ら、そのルースパウダー12は粉溜り用の空間9に回収
される。
壁4の開口部にネジ止めされ、押さえリング7の逆U字
形断面の底部と外周壁4の頂面との密着部、及び、ネジ
部4aとネジ部14aとの密着部の2箇所により密閉さ
れることから、粉溜り用の空間9に回収されたルースパ
ウダー12が押さえリング7との間から容器本体2外に
漏れることはない。
気密に被われ、内部のレフィル6との間にパフ16やメ
ッシュ体を収納する空間が形成される。
用の空間9の作用について説明する。
メッシュ体を取り出し、外周壁4から押さえリング7を
外して、ルースパウダーがなくなったレフィル6を、例
えば容器本体2の底部3に設けた小孔3aに適当な治具
を挿入することで押し出し、化粧料容器1から取り出
す。このとき、リブ10の頂面11からレフィルのフラ
ンジ部6aが離れた際に、従来の化粧料容器ではパウダ
ーが周囲に飛散することになるが、この実施形態の場
合、パウダーは既に粉溜り用の空間9に回収されてお
り、またフランジ部6a上に乗っているパウダーは僅か
であるので、レフィル6の交換時において、パウダーが
周囲に飛散することがない。従って、パウダーがレフィ
ル式パウダー化粧料容器1の内外に飛散して使用者の衣
服等を汚すといった虞れはない。
ったレフィル6を化粧料容器から取り除いた後、新たな
レフィル6を化粧料容器1内に収納する。
付けて、レフィル6のフランジ部6aをリブ10の頂面
11と内側縁部15の下端とで挟持する。これにより、
フランジ部6aと押さえリング7とが密閉する。次に、
押さえリング7内にメッシュ体やパフ16を配置し、図
1に示すように外周壁4に蓋体8を取りつける。
る化粧料容器の第2の実施態様を示したもので、各図は
それぞれ図1〜図3に対応する。これらの図において、
第1の実施態様と同一の部材については、同一符号を付
して説明を省略する。
違する点は、内周壁5を省略してリブ10のみを形成し
た点にある。即ち、容器本体2の外周壁4の内周面に
は、上記内周壁5が存在していたのと同じ内側の面一
で、つまりリブ10の容器本体2の中心に向かう面が、
レフィル6の容器胴部が嵌入する空間から成る受けを形
成するように、外周壁4の頂面より少し低い位置まで、
底部3から軸方向にリブ10が形成されている。
の容器胴部6bと外周壁4の内周面との間に形成され
る。
い点を除き、他は上記第1の実施形態の場合と同じであ
り、リブ10は、外周壁4の周方向に複数個配設され、
各リブ10の頂面11は、外周壁4の頂面より少し低い
位置にて同じ高さ位置を占めるように設定されている。
開口部に取り付けて締め付けることにより、押さえリン
グ7の内側縁部15の下端とリブ10の頂面11とでレ
フィル6のフランジ部6aが挟持され、レフィル6の抜
け出しが防止される。そして、使用時にレフィル6のフ
ランジ部6aに漏れ出したルースパウダーは粉溜り用の
空間9に受容され、レフィルの交換時におけるルースパ
ウダーの飛散が防止される。
のような優れた効果が得られる。
ば、容器本体の内側に内周壁を設けて、該容器本体の外
周壁との間に粉溜り用の空間を形成したので、使用中に
おいてレフィルのフランジ部上に漏れたパウダーは、下
方の粉溜り用の空間に回収される。従って、レフィルの
フランジ部近傍にパウダーが蓄積されることが回避され
る。
ーは既に粉溜り用の空間に回収されており、レフィルの
フランジ部上に乗っているパウダーは僅かであるので、
レフィルの交換のためにリブの頂面からレフィルのフラ
ンジ部が離された場合でも、その際に、パウダーが周囲
に飛散することはない。従って、レフィルの交換時にパ
ウダーが化粧料容器の内外に飛散して使用者の衣服等を
汚す、といった不都合を防止することができる。
ば、容器本体の内周面に周方向に複数のリブを設け、容
器本体の内周面とレフィル胴部との間に粉溜り用の空間
を形成したので、使用中においてレフィルのフランジ部
に漏れたパウダーは、下方の粉溜り用の空間に回収され
る。従って、レフィルのフランジ部近傍にパウダーが蓄
積されることが回避される。
ーは既に粉溜り用の空間に回収されており、レフィルの
フランジ部上に乗っているパウダーは僅かであるので、
レフィルの交換のためにリブの頂面からレフィルのフラ
ンジ部が離された場合でも、従来のように、パウダーが
周囲に飛散することはない。
面図である。
図である。
示した図である。
面図である。
図である。
示した図である。
である。
ー 13 上シール 14 外側縁部 14a ネジ部 15 内側縁部 16 パフ
Claims (2)
- 【請求項1】 容器本体の開口部に押さえリングを螺合
し、レフィルを着脱交換可能にした化粧料容器におい
て、 容器本体の内側にその外周壁より背の低い内周壁を設
け、該内周壁と前記外周壁との間に粉溜り用の空間を形
成すると共に、 前記空間の上方に突出させて容器本体の外周壁の内周面
に周方向に複数のリブを設け、 これらのリブの頂面に前記レフィルのフランジ部を載置
し、該フランジ部を前記押さえリングとで押さえて挟持
するように構成したことを特徴とする化粧料容器。 - 【請求項2】 容器本体の開口部に押さえリングを螺合
し、レフィルを着脱交換可能にした化粧料容器におい
て、 容器本体の内周面に周方向に複数のリブを設け、それら
のリブが囲む空間から成る受け内にレフィルを収納した
際に、該レフィル胴部と容器本体の内周面との間に粉溜
り用の空間が形成されるように構成すると共に、 前記リブの頂面に前記レフィルのフランジ部を載置し、
該フランジ部を前記押さえリングとで押さえて挟持する
ように構成したことを特徴とする化粧料容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30904998A JP3373161B2 (ja) | 1998-10-29 | 1998-10-29 | 化粧料容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30904998A JP3373161B2 (ja) | 1998-10-29 | 1998-10-29 | 化粧料容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000125927A JP2000125927A (ja) | 2000-05-09 |
JP3373161B2 true JP3373161B2 (ja) | 2003-02-04 |
Family
ID=17988267
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30904998A Expired - Lifetime JP3373161B2 (ja) | 1998-10-29 | 1998-10-29 | 化粧料容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3373161B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP5947123B2 (ja) * | 2012-06-27 | 2016-07-06 | 紀伊産業株式会社 | 化粧料容器 |
CN218219470U (zh) * | 2022-09-20 | 2023-01-06 | 富祥塑胶制品(上海)有限公司 | 一种便于替换粉盘的粉盒 |
-
1998
- 1998-10-29 JP JP30904998A patent/JP3373161B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000125927A (ja) | 2000-05-09 |
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