JP3372989B2 - トリミングカメラシステム及びトリミング範囲設定方法 - Google Patents

トリミングカメラシステム及びトリミング範囲設定方法

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JP3372989B2
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2217/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B2217/24Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor with means for separately producing marks on the film
    • G03B2217/242Details of the marking device
    • G03B2217/244Magnetic devices

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラボにおけるトリミン
グプリント時に使用されるトリミング情報を、磁気記録
部を有するフィルムに記録するためのトリミングカメラ
システム及びそのようなトリミングカメラシステムにお
けるトリミング範囲設定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭62−209430号公報は撮影
情報やトリミング情報あるいは露出基準情報をICカー
ドに記録するデータ記録カメラを開示している。特開平
3−164728号公報はズームファインダのズーム比
でトリミング倍率を決定し、その倍率に応じて焦点距離
の異なる2つの撮影レンズを切り換える方法を開示して
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た特開昭62−209430号公報に開示された方法
は、トリミング範囲をコードによって指定された特定の
トリミング枠から選択するため、任意の位置でのトリミ
ングプリントができないという欠点があった。
【0004】また、上記した特開平3−164728号
公報が開示する方法は光軸が一定であるため、プリント
の中心位置を任意の位置に設定できないという欠点があ
った。
【0005】本発明のトリミングカメラシステム及びト
リミング範囲設定方法はこのような課題に着目してなさ
れたものであり、その目的とするところは、任意の位置
で任意の倍率のトリミング情報を得ることができるトリ
ミングカメラシステム及びそのようなトリミングカメラ
システムにおけるトリミング範囲設定方法を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のトリミングカメラシステムは、被写体像
のビデオ信号に基づいて被写体像を表示する表示手段
と、上記表示手段上に表示された被写体像上の第1の点
と、上記第1の点とは異なる位置である第2の点とを指
定可能なトリミング位置指定手段と、所定のアスペクト
比を有するトリミング範囲を設定するトリミング範囲設
定手段とを具備し、上記トリミング範囲設定手段は、上
記第1の点と上記第2の点との縦方向若しくは横方向の
うち一方の距離情報と、上記所定のアスペクト比とに基
づいてトリミング範囲を設定する。また、上記の目的を
達成するために、本発明のトリミング範囲設定方法は、
所定のアスペクト比を有するトリミング範囲を設定する
トリミング範囲設定方法であって、表示された被写体像
上の第1の点と、この第1の点とは異なる位置である第
2の点とを指定し、上記第1の点と上記第2の点との縦
方向若しくは横方向のうち一方向の距離情報に基づいて
上記所定のアスペクト比を有するトリミング範囲を設定
する
【0007】
【作用】すなわち、本発明のトリミングカメラシステム
においては、表示手段上に被写体像のビデオ信号に基づ
いて被写体像を表示し、表示手段上に表示された被写体
像上の第1の点と、上記第1の点とは異なる位置である
第2の点とをトリミング位置指定手段によって指定す
る。そして、上記第1の点と上記第2の点との縦方向若
しくは横方向のうち一方の距離情報と、上記所定のアス
ペクト比とに基づいてトリミング範囲設定手段によって
トリミング範囲を設定する。また、本発明のトリミング
範囲設定方法においては、所定のアスペクト比を有する
トリミング範囲を設定するトリミング範囲設定方法であ
って、表示された被写体像上の第1の点と、この第1の
点とは異なる位置である第2の点とを指定し、上記第1
の点と上記第2の点との縦方向若しくは横方向のうち一
方向の距離情報に基づいて上記所定のアスペクト比を有
するトリミング範囲を設定する
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明の一実施例の構成を示すブロック図
である。撮影光学系100は、撮影レンズ101、クイ
ックリターンミラー102、スクリーン103、ペンタ
プリズム104、ビデオ光学系105から成り、撮影レ
ンズ101を通過した被写体像からの光線はクイックリ
ターンミラー102で反射されスクリーン103上に結
像する。スクリーン103上の被写体像は、さらにペン
タプリズム104、ビデオ光学系105を経て、被写体
情報出力手段としての撮像素子200の受光面上に再結
像する。そして、ビデオ信号プロセス回路300を経て
ファインダビデオ信号が得られる。その様子を図2で説
明する。図2はビデオ信号プロセス回路300のブロッ
ク図である。
【0009】図2において、ビデオ光学系105は縮小
光学系106と、絞り機構107と、結像光学系108
から構成され、スクリーン103上に結像した被写体像
はこれらビデオ光学系105によって撮像素子であるC
CD200の受光面上に再結像する。CCD200は、
同期信号発生器(SSG)304からのパルス信号に同
期してCCD200の駆動タイミングを発生するタイミ
ングジェネレータ303により、ドライバ301によっ
て駆動される。
【0010】この結果、CCD200の受光面上の2次
元情報である被写体像は1次元の電気信号に変換されC
CD200から出力される。CCD200からの出力信
号はCDS、γ、AGC回路305において相関二重サ
ンプリング(CDS)されると共に、露出制御回路30
7においてAGCがかけられ信号レベルが一定にされ
る。また絞り制御回路308によって絞り機構107を
制御し光束を一定にする事が行われる。
【0011】A/Dコンバータ306ではCCD出力を
ディジタル信号に変換し、輝度信号YはYプロセス回路
309によって、色差信号R−Y、B−YはCプロセス
回路310によって各々輝度信号処理、色信号処理を施
されて作られる。Y、R−Y、B−Y各々の信号はD/
Aコンバータ311で再びアナログ信号に変換される。
エンコーダ312においてSSG304からの複合同期
信号、カラーバースト信号をこのアナログ信号に加え
る。これより、ビデオ信号プロセス回路300からは、
NTSCコンポジットビデオ信号と、Y/C分離のS出
力とが取り出される。
【0012】画像処理回路400は高解像度なディスプ
レイ装置500によって表示できるよう、前記ファイン
ダビデオ信号に対して走査線変換と、アスペクト比変換
を施す。ここで、画像処理回路400とディスプレイ装
置500とは表示手段を構成する。NTSC方式の場
合、1フィールド当り262.5本の走査線の内、有効
なものは240本程度でありフレーム当りでは480本
である。ところが高解像度ディスプレイの水平走査周波
数は24.83kHz、有効走査線は400本であり、
ビデオ信号を高解像度ディスプレイに表示しようとする
と走査線変換が必要となる。また、テレビジョンとフィ
ルムではアスペクト比が異なるためファインダビデオ信
号のアスペクト比を変換する必要がある。この様子を図
3で説明する。
【0013】図3ではコンポジットビデオ信号とY/C
分離信号のどちらか一方が選択可能となっている。ファ
インダ像信号であるコンポジットビデオ信号はY/C分
離回路401で輝度信号Yと色度信号Cに分離される。
そしてスイッチ402で、ファインダ像信号の輝度信号
とY/C分離入力のうちどちらか一方の輝度信号が選択
される。選択された輝度信号は同期信号分離回路403
で輝度信号と同期信号に分離され、同期信号は後述する
メモリーへの書き込みタイミングを決めるタイミングコ
ントローラ412へ入力され、輝度信号はRGBデコー
ダ405に入力される。
【0014】一方、選択された色度信号Cはクロマ復調
回路404で復調され、色差信号R−Y、B−Yとなり
RGBデコーダ405に入力される。RGBデコーダ4
05では次の演算が行われR、G、Bの3原色信号が得
られる。
【0015】R=(R−Y)+Y (Y
=R+G+B) B=(B−Y)+Y −G=(R−Y)+(B−Y)+Y こうして得られたR、G、B各信号は各々A/Dコンバ
ータ406でディジタル信号に変換され、ラッチ回路4
07を経て画像メモリ408に書き込まれる。この画像
メモリへの書き込みタイミングは1水平走査線(63.
5μS)の有効範囲約51μSを(7/2)×fsc
(fsc=3.58MHz 色副搬送波)の周波数でサ
ンプリングする。このサンプリング信号は前述のタイミ
ングコントローラ412で水平同期信号に同期してPL
Lで作られる。
【0016】この結果、1水平走査当り640の画素が
得られ、A/Dコンバータの量子化ビット数を8ビッ
ト、有効走査線数を240本とするとフレーム当り64
0×480×3バイトのメモリ容量が最低でも必要とな
る。そこで、CCD200の撮像範囲を図4に示すよう
にスクリーンに映ったファインダ像周辺を含んで撮像す
るように設定する。そして水平40画素、垂直80本に
相当する部分を図の斜線部に設定すれば、モニターに映
る像は600×400画素となり、TVのアスペクト比
4:3をフィルムのアスペクト比3:2に、有効画素を
損なう事なく変換できる。また、無効画素部分をブラン
キング期間に相当するようにメモリコントローラ413
で書き込み動作を制御することで、フレーム当り600
×400×3バイトのメモリ容量で良くなる。
【0017】さて、画像メモリ408からの読み出し
は、送信手段としてのインターフェイスコンピュータ6
00からの水平同期信号24.8KHzに同期した2.
1MHz(24.8KHz×849)の読み出しクロッ
クをタイミングコントローラ414で作り、ノンインタ
レースのフレーム信号としてメモリコントローラ413
を制御することで行う。画像メモリ408からのR、
G、B各信号はラッチ回路409を経て、各々D/Aコ
ンバータ410で再びアナログ信号に戻され、スイッチ
回路411を通りアナログRGB信号としてディスプレ
イ装置500に出力される。
【0018】この結果、モニター表示されるファインダ
信号は、ファインダ撮像信号に比べアスペクト、走査線
共に変換されたものとなる。以下に、トリミング枠の設
定方法について説明する。図5(a),(b)にトリミ
ングモード選択の表示画面の一例を示す。図5(b)は
図5(a)のトリミングモード設定部120を拡大して
示す図である。トリミングモードとしては標準、パノラ
マ、ハイビジョン(HD)モードがあり各々の画面アス
ペクト比を図6に示す。インターフェースコンピュータ
600に接続されたトリミング範囲設定手段としての入
力手段800としてマウスを使用する。
【0019】まず、トリミングモードを選択する方法を
図7のフローチャートに従って説明する。ステップ#1
0で図5のようなトリミングモード表示画面を表示し、
マウス入力待ちとなる。撮影者がマウスを動かし希望す
るトリミングモードを選択すると、ステップ#11では
マウス入力があったと判断し、選択されたモードによっ
て標準か(ステップ#12)、パノラマか(ステップ#
13)、HD(ステップ#14)かを判断し、マウスに
より選択されたモードに入る。
【0020】ステップ#15は標準モードで3:のア
スペクト比を設定する。ステップ#16はパノラマモー
ドで3:1のアスペクト比を設定する。そしてステップ
#17はハイビジョンモードで16:9のアスペクト比
を設定する。
【0021】次にトリミング枠の設定方法を図9のフロ
ーチャートで説明する。まず、ステップ#20でファイ
ンダ画像をモニター一杯に表示しマウス入力待ちにな
る。撮影者はファインダ画像を見ながらトリミングする
第1の点(図8の点(X0 ,Y0 ))にマウスを移し、
マウス入力をオンとする(ステップ#21)。ステップ
#22で画面上の原点(0,0)を基準として点(X0
,Y0 )の位置データを計算する。撮影者がマウスの
クリック入力をオフにすると、点(X0 ,Y0 )の入力
をキャンセルしたと判断しステップ#21のマウス入力
待ち状態にもどる(ステップ#23)。
【0022】一方、撮影者がマウスのクリックをオンの
状態で第2の点に移動したならば、移動したことを検出
し(ステップ#24)、移動の方向がX軸方向なのか
(ステップ#25)、Y軸方向なのか(ステップ#2
6)を判断する。例えばX軸方向に移動したとき、第2
の点(図8の点(X1 ,Y0 ))を選択すると、X1 の
座標データを計算し第1の点から第2の点までの移動量
を計算する(ステップ#27)。そして先に選択したト
リミングモードに従い、ここではパノラマモードのアス
ペクト比で第3の点(図8の点(X1 ,Y2 ))、即
ち、(X1 −X0 )/(Y2 −Y0 )=3/1となるよ
うにY2 を定め、第1の点と第3の点が対角となる横長
の横位置枠を描画する(ステップ#28)。
【0023】マウスの移動が終了し、マウスのクリック
入力がオフになるまでステップ#27からステップ#2
9を繰り返す。そしてマウスのクリック入力がオフにな
るとトリミング枠の描画を固定する(ステップ#2
9)。次にステップ#25に於てY軸方向にマウスの移
動があると、X軸方向の移動と同様に考え、第2′の点
(図8の点(X0 ,Y1 ))までの移動量を計算し(ス
テップ#26、#30)、今度は縦長のトリミング枠と
なるように先に選択したトリミングモードに従い、ここ
では標準モードのアスペクト比で(Y1 −Y0 )/(X
2 −X1 )=3/2となるようX2 を定め、第1の点と
第3′の点を対角とする縦位置枠を描画する(ステップ
#31)。
【0024】そして、マウスの移動が終了し、マウスの
クリック入力がオフになるまでステップ#30からステ
ップ#32を繰り返す。マウスのクリック入力がオフに
なるとトリミング枠の描画を固定する(ステップ#2
9)。
【0025】以下に、図3を参照してファインダ画像ト
リミング枠の合成方法について説明する。トリミング枠
の描画はインターフェイスコンピュータ600のグラフ
ィックモードで行うが、その描画データはRGB信号と
してスイッチ回路411に入力される。メモリコントロ
ーラ413は通常はファインダ画像を出力するようにス
イッチ回路411を制御し、白色でトリミング枠が描か
れているとすると、トリミング枠を構成している画素の
出力タイミングでR、G、B各信号ともスイッチ回路4
11の切替を行う。また、トリミング枠をカラー表示す
る場合は、RGB3信号とも切り換える必要はないので
ファインダ画像にトリミング枠を重ね合わせて表示する
ことができる。
【0026】このようにするとファインダ画像を見なが
ら必要な部分にトリミング枠を簡単に設定できることに
なる。さて、こうして設定されたトリミング枠の位置情
報は他のトリミング情報、例えばトリミングモード、倍
率、横位置/縦位置等と共にインターフェイスコンピュ
ータ600の通信ラインを経由してカメラ回路700に
伝達される。通信のフォーマットを図10に示す。デー
タの伝送は非同期方式で8ビットのデータのLSB側に
スタートビットとして1ビットを、またMSB側にはス
トップビットとして1ビットを割り当てる。文字R(1
6進表示で52、2進数表示で01010010)を送
る場合の伝送波形を同図に示す。
【0027】通信ラインを経由したトリミング情報は、
図11に示すカメラ回路700の機能ブロックの通信制
御回路724を経てデータ記録制御回路725にストッ
クされる。またデータ記録制御回路725ではトリミン
グ情報を磁気記録するための同期クロックを発生する。
このクロックはフィルムの巻き上げ動作に応じて出力さ
れる。そしてトリミング情報は磁気記録制御回路900
で電流増幅されて磁気ヘッド910によりフィルムに磁
気記録される。ここで、磁気記録制御回路900と磁気
ヘッド910とは磁気記録手段を構成する。
【0028】また同図において、シーケンス制御回路7
09には、表示制御回路703を介してファインダー内
表示回路701とボディー外部表示回路702とが接続
されている。又、SW入力704からの信号は表示制御
回路703とシーケンス制御回路709とに出力され
る。さらに、シーケンス制御回路709には露出演算制
御回路706を介して測光回路705が接続されるとと
もに、AF演算制御回路708を介して測距回路707
が接続されている。
【0029】さらに、シーケンス制御回路709には、
ストロボ制御回路710を介してストロボ711が、フ
ォーカスモータ駆動回路712を介してフォーカスモー
タ713が、絞り駆動回路714を介して絞りモータ7
15が、ミラー駆動回路716を介してミラーモータ7
17が、シャッター駆動回路718を介してチャージモ
ータ719及び、先幕マグネット721と後幕マグネッ
ト720とが、フィルム駆動回路722を介して巻上げ
/巻戻しモータ723が接続されている。
【0030】ディジタル信号の磁気記録では1あるいは
0が連続して続く場合、これを再生することは直流分を
再生することとなり難しい。そこで一般的にPCM変調
を掛けて記録することが行われている。しかしここでは
同期クロックとデータを2チャンネルで磁気記録する様
子を図12、図13で説明する。図12には前述のデー
タ記録制御回路725からの同期クロックCLKと、ト
リミング情報DATA、さらに同期クロックCLKを分
周した記録用クロックCLK/2のタイミングチャート
を示す。また、前述のデータ“R”(=52H)を記録
する場合を例に取り、記録クロックCLK/2とのタイ
ミングの様子を同時に示す。
【0031】図13は磁気記録制御回路900の具体的
構成例である。同時クロックCLKはインバータ901
で反転され、CLKの立ち下がりでD−FF902のD
入力端子に入力するトリミング情報DATAをラッチす
る。そして、D−FF902のラッチ出力はオペアンプ
で構成される電流増幅器904で電流出力に変換され、
記録用磁気ヘッド911によりフィルム1000(図
1)の磁性体(CH2)に磁気記録される。
【0032】一方、記録クロックは、インバータ901
のクロック出力をD−FF903で1/2分周し、トリ
ミング情報と同じように電流増幅器905で電流変換さ
れ、記録用磁気ヘッド912によりフィルム1000
(図1)の磁性体(CH1)に磁気記録される。こうす
ることにより、記録データと記録クロックが同期して2
つのチャンネルに別々に記録される。2つのチャンネル
の記録パターンを模擬的に表したものを図14に示す。
【0033】また同図には再生の信号波形と、それから
得られる再生データのタイミングチャートを記す。図1
5の再生回路に従いデータ再生の様子を説明する。CH
1の再生ヘッド951からの再生信号はバッファーアン
プ921を経てコンパレータ922、923でレベル検
出され、RS−FF924で波形整形される。波形整形
された信号(CLK/2)はD−FF925、926、
ANDゲート927、928、ORゲート929で構成
されるエッジ検出逓倍回路で2逓倍され再生用の同期ク
ロックを得る。
【0034】また、CH2のデータ用再生ヘッド952
からの再生信号はバッファーアンプ931を経てクロッ
クと同じようにコンパレータ932、933でレベル検
出されRS−FF934で波形整形される。波形整形さ
れた出力信号をD−FF930に入力し、前述の再生用
同期クロックの立上りタイミングでラッチする。こうす
ることにより再生データを得ることができる。また、フ
ィルムの巻き上げ動作は一定速度で行われないので、
“1010”の様な繰り返しデータを記録したとして
も、磁性体に記録される磁気パターンの繰り返しピッチ
は異なる。そのため再生動作では同期用のクロック信号
が必要となり、これによって正確なデータ再生が可能と
なる。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明において
は、トリミング情報を簡単に設定できるので、トリミン
グ情報に基づいた撮影者の意図通りのプリント仕上げが
正確で簡単にできるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】ビデオ信号プロセス回路のブロック図である。
【図3】走査線変換及びアスペクト比変換回路の構成を
示すブロック図である。
【図4】走査線変換及びアスペクト比変換動作を説明す
るための図である。
【図5】トリミングモード選択の表示画面の一例を示す
図である。
【図6】標準、パノラマ、ハイビジョンモードの各々の
画面アスペクト比を示す図である。
【図7】トリミングモードを選択する方法を説明するた
めのフローチャートである。
【図8】トリミングすべき画面上の各々の点を示す図で
ある。
【図9】トリミング枠の設定方法を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図10】通信フォーマットを示す図である。
【図11】カメラ回路の機能ブロックである。
【図12】データ記録制御回路からの同期クロックCL
Kと、トリミング情報DATA、さらに同期クロックC
LKを分周した記録用クロックCLK/2のタイミング
チャートである。
【図13】磁気記録制御回路の具体的構成例を示す図で
ある。
【図14】2つのチャンネルの記録パターン図及び、再
生の信号波形とそれから得られる再生データのタイミン
グチャートである。
【図15】再生回路の構成を示す図である。
【符号の説明】
100…撮影光学系、200…撮像素子、300…ビデ
オ信号プロセス回路、400…画像処理回路、500…
ディスプレイ装置、600…インターフェースコンピュ
ータ、700…カメラ回路、800…入力手段、900
…磁気記録制御回路、910…磁気ヘッド、1000…
フィルム。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 17/00 - 17/58 G03B 27/80 G06F 15/62 - 15/72 H04N 1/00 - 1/64 H04N 11/00 - 11/24

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体像のビデオ信号に基づいて被写体
    像を表示する表示手段と、 上記表示手段上に表示された被写体像上の第1の点と、
    上記第1の点とは異なる位置である第2の点とを指定可
    能なトリミング位置指定手段と、 所定のアスペクト比を有するトリミング範囲を設定する
    トリミング範囲設定手段と、 を具備し、上記トリミング範囲設定手段は、上記第1の
    点と上記第2の点との縦方向若しくは横方向のうち一方
    の距離情報と、上記所定のアスペクト比とに基づいてト
    リミング範囲を設定する ことを特徴とするトリミングカ
    メラシステム。
  2. 【請求項2】 上記トリミング範囲設定手段は、上記第
    1の点と上記第2のとの縦方向若しくは横方向のうち一
    方向の距離間隔を、設定するトリミング範囲の縦方向若
    しくは横方向のうちの一方の辺の長さとし、トリミング
    範囲の縦方向若しくは横方向の他方の辺の長さは、上記
    一方の辺の長さと上記所定のアスペクト比に基づいて設
    することを特徴とする請求項1に記載のトリミングカ
    メラシステム。
  3. 【請求項3】 所定のアスペクト比を有するトリミング
    範囲を設定するトリミング範囲設定方法であって、 表示された被写体像上の第1の点と、この第1の点とは
    異なる位置である第2の点とを指定し、 上記第1の点と上記第2の点との縦方向若しくは横方向
    のうち一方向の距離情報に基づいて上記所定のアスペク
    ト比を有するトリミング範囲を設定することを特徴とす
    るトリミング範囲設定方法。
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