JP3372225B2 - 塗布装置 - Google Patents

塗布装置

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JP3372225B2
JP3372225B2 JP21873599A JP21873599A JP3372225B2 JP 3372225 B2 JP3372225 B2 JP 3372225B2 JP 21873599 A JP21873599 A JP 21873599A JP 21873599 A JP21873599 A JP 21873599A JP 3372225 B2 JP3372225 B2 JP 3372225B2
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  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にメーキャップ
用品等の化粧品、例えばマスカラ、の塗布装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】メーキャップ用被供給物とワイパー部材
を備えた容器および一端に把持部材を備えて他端にアプ
リケーター部材を備えたアプリケーターを具備し、把持
部材とアプリケーター部材が結合部材によって連結さ
れ、アプリケーター部材がワイパー部材を通して容器か
ら引き出されるようになっているマスカラ塗布装置が知
られている。特に、アプリケーター部材が壜用ブラシ型
のブラシ、すなわちブラシの剛毛が捩れ合っている少な
くとも2本のワイヤからできているコアの捩れ間に保持
されているブラシで構成されている装置が知られてい
る。ブラシは、容器を閉じる蓋としても働く把持部材に
取り付けられた棒の端に固定されている。このような装
置は、メーキャップ用品を正確に塗ることが可能である
が、アプリケーターの軸にたいする剛毛の向きが原因で
まつ毛がメーキャップの時に塗布することができず、滑
らかにすることができず、分離されず、または十分に満
足できるようにカーブしていない。
【0003】フランス特許第 FR-A-2 738 127号明細書
には、そのアプリケーター部材がフラットブラシで構成
されているアプリケーターが提案されている。このブラ
シはアプリケーターの把持部材の端部に植え付けられ、
実質的にその軸上にある一群の剛毛を含んでいる。壜用
ブラシ型ブラシを含む上記アプリケーターと比較して、
この型のアプリケーターはより長い剛毛を使用している
利点があるため、メーキャップはより迅速に行なうこと
ができ、且つまたまつ毛の分離やカーリングに関しても
満足できる結果を提供できる。特に、このアプリケータ
ーは、まつ毛に対して接線方向に伸びているアプリケー
ターの剛毛によって、まつ毛全長にわたって根元から先
端へ、単純に動かすだけで、まつ毛をなでつけることが
できる。しかしながら、この型のアプリケーターの把持
部材上に剛毛を植え付けることは、壜用ブラシ型のブラ
シの場合よりも難しい。特に、剛毛を把持部材上の房と
して植え付けそこに固定する場合、剛毛の房は把持部材
の軸から広がりがちであり、したがって剛毛を固定する
方法は、正確にまたは必要とされるような均一さをもっ
て配向させることが不可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、フラ
ットブラシの上記利点を有するとともに、剛毛の装着が
容易な被供給物(特にマスカラ等の化粧品)の新規な塗
布装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、被供給物を保
有する容器および軸を有するアプリケーターを具備し、
該アプリケーターがその軸上の一端に把持部材を有する
と共に他端にアプリケーター部材を有し、該把持部材と
該アプリケーター部材が結合部材によって連結された該
被供給物の塗布装置において、(i)該アプリケーター
部材が壜用ブラシ型ブラシを有し、該ブラシのコアがア
プリケーターの軸に対して非平行方向へ伸び、(ii)該
結合部材と該ブラシが、該結合部材から伸びた被供給物
塗布用剛毛が該コアの周りの角度が180°以下のセク
ター内に含まれるような形態を有することを特徴とする
塗布装置に関する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明によって、従来壜用ブラシ
型ブラシの製造で用いられてきた技術を用いてアプリケ
ーター部材の剛毛が容易にアプリケーターに固定される
アプリケーターを得ることができる。
【0007】また、本発明は剛毛が一定の方向をとるよ
うに強いる結合部材を使用することによって剛毛を必要
とする方向に配向させることが容易であり、また剛毛を
比較的均一に分布させることも容易である。ブラシはそ
の長さ方向に沿った少なくとも2箇所で結合部材に取り
付けられることが好ましい。特別の態様として、結合部
材は実質的にフラットである。
【0008】更に特別の態様として、被供給物塗布用の
剛毛はコアの周りに120°より小さい、好ましくは9
0°より小さい、より好ましくは60°より小さい角度
のセクターをもって伸びている。
【0009】本装置がワイパー部材を通って容器から引
き出されるアプリケーター部材とともに容器に内蔵され
たワイパー部材を有する場合、ブラシがワイパー部材を
通る時にブラシのコアが結合部材によって完全に被覆さ
れるように結合部材の幅はブラシの幅より小さくないこ
とが好ましい。言い換えれば、コアは、アプリケーター
が容器から引き出される方向と平行でないにもかかわら
ず、ブラシは、アプリケーターが挿入または引き出され
る際にワイパー部材によって損傷を受けないように結合
部材によって保護され、またワイパー部材を比較的簡単
な構造とすることができる。
【0010】結合部材は、被供給物を塗布するために用
いられる剛毛が、アプリケーターを容器に戻す際に逆方
向に曲がらないような形状にすることが好ましい。加え
て、結合部材は、被供給物の塗布のために使用するブラ
シの剛毛を一定の方向に保持することによって剛毛を剛
直にするのに役立つが、結合部材がない場合は、剛毛は
単にコアによって保持されているだけであるため容易に
曲がり、したがって例えばまつ毛をすいたり滑らかにす
ることが難しい。
【0011】更に、本発明によれば、壜用ブラシ型ブラ
シ製造するにあたって使用に好適な剛毛を植え付けるに
何ら特別の制約を要しないし、特に、円形断面でない剛
毛を使用することもできるし、剛毛の一端から他端にか
けて一定でない断面の剛毛を使用することもでき、した
がって特別のメーキャップ効果を得ることもできる。特
に、上記フランス特許 FR-A-2 738 127号明細書に記載
されたあらゆるタイプの剛毛、特に柔軟な、弾力性を有
する、滑りやすい、抗菌性の、平らな、溝付き断面の、
空洞の、折り畳まれた、ねじれた、またはらせん状の剛
毛、種々の直径の混合物として、ひとつおきに異なる径
を持った、異なる断面形状の混合物または異なる断面形
状のものをひとつおきに持った剛毛、を用いることがで
きるし、剛毛はその末端および/またはその長さに沿っ
てなされる処理、種々の長さ、および/またはフロック
加工に関してかなり多様である。
【0012】特別の態様では、被供給物塗布用剛毛は、
アプリケーターの軸を含む面上に中心を置く束を構成す
る。他の特別の態様では、被供給物塗布用剛毛は、アプ
リケーターの軸に対して傾いて伸びている面上に中心を
置く束を構成する。更に他の特別の態様では、被供給物
塗布用剛毛は、アプリケーターをコアに垂直な面におけ
る断面中で見たときに結合部材から発散して広がってい
く束を構成する。もうひとつの特別の態様では、被供給
物塗布用剛毛は、アプリケーターをコアに垂直な面にお
ける断面中で見たときに結合部材から収束していく束を
構成する。もうひとつの特別の態様では、被供給物塗布
用剛毛は、結合部材を越えて伸びている自由な部分が実
質的に平行である束を構成する。更にもうひとつの特別
の態様では、被供給物塗布用剛毛は、アプリケーターを
コアに垂直な面内の断面で観察したときに、束の内側か
ら外側の方へ長さが減少している束を構成する。
【0013】他の特別の態様では、結合部材は溝を有し
ており、ブラシのコアは溝に挿入され、溝の長さは、ブ
ラシがその全長にわたって結合部材に保持されるよう
に、コアの長さよりも短くないことが好ましい。上記溝
の内部に向かって押し付け、摩擦によってブラシが保持
されるように、比較的短い剛毛がブラシのコアの周りに
残されることが好ましい。このような装着形態を採用す
ることによって、所望のメーキャップの効果に応じて複
数のブラシから選ばれるブラシを収納することのできる
標準的な結合部材を提供することができる。さらに、溝
の形状はブラシの剛毛が配向している方向に作用するよ
うに用いられるのが好ましい。特に、溝の開口部の幅は
十分小さくすることにより、ブラシが上記溝に置かれて
しまえば、被供給物の塗布用に使用するブラシの剛毛を
一体になるように強制することができるので、よりフラ
ットなまたは先細りになってさえいるブラシを製造する
ことができる更に、溝の縦方向の縁はその長さのために
剛毛の上に被さることができるので、剛毛が一定の方向
をとるように強制し、それによってその剛直性を増加す
るのに寄与することができる。溝はまたアプリケーター
の縦方向の軸と角度を持つ方向に開口していてもよく、
それによりアプリケーターを操作しやすいように被供給
物塗布用の剛毛の束の面をアプリケーターの縦軸に対し
て傾けることもできる。
【0014】特別の態様では、ブラシはその2箇所の端
部で結合部材に固定されている、好ましくは上記端部間
で結合部材の前面端部を押し付けているのが好ましい。
ブラシは湾曲した面に、例えば外側に向かって凸状また
は凹状に湾曲した面に取り付けてブラシの形状を使用目
的に適したものとすることもできる。特別の応用とし
て、コアはアプリケーターの軸と角度をなす方向に沿っ
て直線的に伸びており、例えばメーキャップ操作を可能
にする。更に特別の応用として、結合部材は被供給物塗
布用ブラシの剛毛と実質的に同じ配向を持った歯状部を
有する。上記歯状部は結合部材とともに一体的に成形さ
れていてもよく、それが好ましい。
【0015】特別の態様では、容器はワイパー部材を内
包している。特別の態様では、ワイパー部材は発泡体、
好ましくは独立気泡または半独立気泡の発泡体ブロック
を含んでなる。ひとつの形態として、アプリケーターが
容器中に入っているときにフロック加工の剛毛が結合部
材によって問題となるような圧縮を受けないように、ワ
イパー部材は少なくともひとつのフロック加工された端
部を有し、その場合結合部材は上記フロック加工端部と
噛み合う狭部を有する。特別の態様として、把持部材は
アプリケーターを容器に固定するための可動部分を有す
る。
【0016】好ましくは、被供給物塗布用の結合部材を
超えて延びている剛毛の自由部分の長さは1mm〜60
mm、好ましくは3mm〜30mm、更に好ましくは5
mm〜15mmの範囲にある。特別の態様として、ブラ
シは一巻き当たり10〜40本の剛毛を有する。
【0017】本発明は、下記の工程(i)〜(iii)を
含むことを特徴とする本発明のアプリケーターの製造方
法も提供する:(i)少なくとも2本の捩れ一体化した
ワイヤの間に剛毛を係留保持させることによって壜用ブ
ラシ型ブラシを製造し、(ii)被供給物塗布用剛毛が、
コアに対して垂直な断面から見たときにブラシが180
°より小さい角度範囲のセクターにわたって延びるよう
に該ブラシを機械加工し、次いで、(iii)ブラシを、
好ましくはその長さ方向に沿って少なくとも2点を介し
て、他端に把持部材を有する結合部材の一方の端部へ固
定させる。
【0018】方法の特別の態様では、ブラシはその縦方
向の軸に沿った位置の函数として違った機械加工が施さ
れ、それによって必要とするメーキャップ効果に特に適
応した特有の輪郭を形成する。したがって、歯状部を提
供するようにまたは被供給物塗布用剛毛がブラシの長さ
方向の一端から他端へ長さが減少することができるよう
にブラシを機械加工するすることができる。方法の特別
の態様では、方法は、結合部材の溝中にブラシを噛み合
わせることによって結合部材にブラシを取りつける工程
を含み、ここで上記溝は被供給物塗布用剛毛が突き出す
開口部を備えている。
【0019】また、本発明は、被供給物塗布用アプリケ
ーターを備えており、アプリケーターは軸を有し、上記
軸に沿って一方の端部に把持部材、他方の端部にアプリ
ケーター部材を備えており、把持部材とアプリケーター
部材は結合部材によって結合しており、アプリケーター
は、アプリケーター部材がそのコアがアプリケーターの
軸に平行でない方向に伸びている壜用ブラシ型ブラシを
含んでなり、結合部材およびブラシはまた被供給物塗布
用結合部材から伸長している剛毛が上記コアの周りに1
80°以下の角度範囲のセクター中に含まれるように形
作られている。本発明は、また、まつ毛をメーキャップ
するための上記装置の使用を提供する。
【0020】本発明の他の特徴および効果は、本発明を
制限するものでない実施態様についての以下の詳細な説
明を読むことによって、および以下の添付の図面を考察
吟味することによって明らかであろう:図1は、本発明
の第1の実施態様を構成する装置の模式的斜視図であ
る。図2は、図1の装置のアプリケーターが容器中に置
かれた状態の軸方向断面模式図である。図3は、図2と
同様の模式図であり、アプリケーターは容器から引き出
されている。図4〜図9は、ブラシの製造の各工程およ
び結合部材中に取り付けられたブラシを示し、図6は図
5の矢印VIに沿った図である。図10および図11はブ
ラシの種々の態様を示す。図12および図13は、ブラ
シの剛毛の配向の仕方についての本発明の種々の態様を
示す。図14および図15は、アプリケーターのひとつ
の形態を示す。図16〜図21はアプリケーターの他の
形態を示す。図22は、本発明のアプリケーターで使用
するに好適な種々の剛毛の中のひとつの例の断面図であ
る。
【0021】図1で示されている塗布装置(1)は、ア
プリケーター(2)および一般的なフラット形状の容器
(3)を含む。アプリケーター(2)は、縦軸Xを有
し、一方の端に把持部材(4)、そして他の端にその構
造が下記に詳しく記載されているアプリケーター部材
(5)を含む。把持部材(4)とアプリケーター部材
(5)とは結合部材(6)によって連結されており、結
合部材(6)は一般にフラット形状で容器(3)中に収
容するのに適しており、またこれは柔軟性のものでも剛
直なものでもよい。この例では軸Xは直線であるが、直
線的である必要なない(この形態については図示してい
ない)。
【0022】結合部材(6)は、単一片としてプラスチ
ック材料を成形して作ることができるし、あるいは別々
に作った複数の部品を含んでいてもよく、アプリケータ
ー部材(5)は結合部材の残部に適合する部品によって
結合部材に固定することができる。
【0023】図2および図3に記載された態様から分か
るように、容器(3)は粘稠なコンシステンシーの被供
給物P、例えばマスカラを含有する。当例では、容器
(3)は、本体(7)と末端部材を組み合わせてできて
おり、末端部材は本体(7)を延長する頚部(8)、シ
ールするように本体(7)の内部表面を押し付けている
内部封止スカート(9)、および本体の外側表面に形成
された溝(12)に食い込むレリーフ(11)を有する
外部取付用スカート(10)を備えている。
【0024】頚部(8)は、その基部のところに、内部
スカート(9)と共働して本例では発泡体ブロック(1
4)によって構成されているワイパー部材を固定してい
る内向きカラー(13)を有しており、ワイパー部材
は、図3で見られるように、アプリケーターが通り、ア
プリケーターの抜き出し後は実質的に封鎖される軸方向
溝(15)を有している。アプリケーターが容器内に納
められるときに発泡体ブロックを通ることになる結合部
材の厚さは、発泡体を過度に圧縮したりワイパー部材の
端部を変形するのを避けるために十分小さくすることが
好ましく、例えばこの厚さは0.8mm〜2.5mmの範
囲であってよい。
【0025】内部スカート(9)の後方の発泡体ブロッ
ク(14)の周りに環状空間(16)が設けられている
のが観察されるが、これがあることによって第1に、ア
プリケーター部材(5)が発泡体ブロックを通るときに
発泡体ブロックが容易に変形でき、第2に本体(7)の
側壁から被供給物Pを取出すためにアプリケーター部材
(5)を使用するために必要であれば容器(3)の軸に
対して結合部材(6)を傾けることが可能である。記載
されている例では、ワイパー部材(14)は連続または
半連続気泡の発泡体で構成されている。
【0026】把持部材(4)は、一端(18)が閉じら
れた本体(17)を含み、本体(17)上には、図2に
示す容器(3)上のアプリケーター(2)を固定する位
置と図3に示すアプリケーターを抜き出す位置との間で
スライドし得るリング(19)が被せられている。その
変位においては、リング(19)は、例えばリング(1
9)上に形成されて本体(17)に形成された溝(2
1)中に保持されるスタッド(20)によって構成され
る滑動路型結合によって案内される。
【0027】結合部材(6)は、本体(17)の開口部
に強制嵌め込み式に挿入された取付用スカート(22)
によって把持部材(4)に固定される。把持部材(4)
は、図2に示すように、アプリケーター(2)が挿し込
まれている時に頚部(8)の内面を押し付けるように設
計された環状封止リップ(23)を本体(17)上に有
する。把持部材(4)は、また、アプリケーター(2)
を容器(3)に保持するために頚部(8)に形成された
溝(25)に嵌め込むことができる弾性変形可能な保持
用ラグ(24)を有している。
【0028】ラグ(24)は、リング(19)が固定位
置まで移動するときに、溝(25)とかみ合うまでリン
グ(19)によって相互に対置方向へ弾性的に変形す
る。アプリケーター(2)を引き出すためには、リング
(19)を本体(17)の後方に動かし、ラグ(24)
を開放してアプリケーター(2)を容器(3)から分離
することができる。アプリケーター(2)を容器(3)
に被せて戻す場合は、リング(19)を前方へ動かして
アプリケーター上に固定する。
【0029】アプリケーター部材(5)は図4〜図9に
関連付けて下記の方法によって作られる。方法は図4に
模式的に示されるブラシ、即ち、2本の金属ストランド
(31)と(32)の間に剛毛(30)のシートを置
き、次いで縦軸Zのコアを構成するためにこれらを撚り
合せることによって得られたコアの捲回部の間に剛毛を
締め付けて保持する従来の方法で作成された壜用ブラシ
型ブラシを出発材料とする。2本の金属ストランド(3
1)および(32)は、例えばその直径が2/10mm
〜9/10mmの範囲のU型に折り返された1本のワイ
ヤでできていてもよい。この変形形態では2本のストラ
ンドは連続して撚りを入れた2本の別々のワイヤででき
ていて、相当するブラシの数となるような長さに切断さ
れる。その後、ブラシは機械加工によって必要とする形
状にする。
【0030】当例では、機械加工後、被供給物を塗布す
るための長い剛毛(30)は、図5および図6に示すよ
うに、軸Zの周りに180°より小さい角度範囲aのセ
クターにわたってコアから放射状に伸びている。ブラシ
は、剛毛の末端に特別の形状、例えばフォーク形状、を
与えるために刻みを入れてもよいし、および/または要
すれば剛毛の先端にビーズを形成するために先端を焼い
てもよい。
【0031】結合部材(6)は、把持部材(4)から遠
い方の端部に、縦軸Yの周りに実質的に環状の断面を有
してブラシのコアを収容する溝(35)を形成する膨張
部(33)を有し、該膨張部は開口部(34)から結合
部材の前面に向かって口を開いている。図7〜図9の例
では、膨張部(33)は実質的に環状の断面を有する外
表面を有する。
【0032】ブラシ(5)は、図7の矢印Iの方向に一
方の端から溝(35)へ嵌め込まれる。ブラシが溝(3
5)に納められた後、被供給物を塗布するための面を構
成するために、長い剛毛(30)は図8に示すように開
口部(34)から突出している。短い剛毛は溝(35)
の内面を押し付けて摩擦によりブラシを溝の内部に保持
する。結合部材から突き出している剛毛(30)は、溝
(35)の開口部(34)の幅に応じて角度範囲bのセ
クターをカバーし、該角度範囲bはアプリケーター部材
をフラットとして、あまりフラットでないものとして、
または先端を細くしたものとするかによって上記角度範
囲aよりも小さくするかまたは同じとしてもよい。本発
明の範囲を逸脱しない限り、ブラシ(5)を結合部材
(6)に取り付ける前にその形状を種々のものとするこ
とができる。
【0033】非限定的な例として、剛毛の包絡線がブラ
シの縦軸に沿ってディアボロ形の輪郭を呈するように機
械加工されたブラシの輪郭を図10に示す。従って、中
央部におけるよりも両端部における方が長い剛毛を有す
るブラシを製造してもよい。図10に示すブラシは、図
5に示すブラシのように、コアに関して予め決められた
角度のセクターのみに長い剛毛を保持するようにする付
加的な機械加工処理に付される。剛毛の包絡線がコアに
一致する軸を有する円錐形になるようにブラシを機械加
工してもよい。
【0034】コアに関して所定の角度を有するセクター
にわたってのみメーキャップ品を塗布するのに適するよ
うに剛毛を機械加工した後、結合部材の一方の側から他
方の側へ向かって直線的に増加する長さをもたらす被塗
布物用剛毛を有するブラシを得ることができる。
【0035】図1に示すブラシの両端部は、その一端も
しくは他端を介する溝(35)内への挿入を容易にする
ように面取りされている。コアに関して所定の角度を有
するセクターを占める剛毛(30)を、例えば、図11
に示すように、歯状体に機械加工してもよい。この種の
歯状体はマスカラの塗布中にまつ毛を整えるのに有用で
ある。
【0036】図12に、膨張部(33)が実質上卵形断
面の外部表面を有する変形態様を示す。ブラシの剛毛は
図9に示す態様の場合よりも深くて狭く、実質上平行な
縁部を有する開口部(38)を介して、結合部材を越え
て延びる剛毛の部分が実質上平行になるような状態で突
出する。
【0037】図13は別の変形態様を示すものであり、
溝の開口部(39)は方向(B)を向き、縦軸(X)に
対して角度(c)を成す。ブラシの剛毛のこの傾斜はメ
ーキャップ品の塗布中のアプリケーターの操作を容易に
するのに有用である。
【0038】一般に、溝の開口部の縁部は発散状および
/または狭窄状となって結合部材を越えて突出する剛毛
束が図8に示すようにフレア状になっていてもよく、あ
るいは該縁部は収束状および/または拡大状となって図
13に示すように先細束状になっていてもよく、あるい
は、図12に示す態様の場合のように剛毛束は実質上平
行であってもよい。さらに、結合部材から突出する剛毛
束の最外部の剛毛をコアと連結するように偏向させるこ
とによって、該最外部の剛毛を深層に位置する剛毛の自
由端から剛毛束内へ戻してもよい。従って、機械加工前
の包絡線が円筒状であるブラシを出発原料として、図1
2および図13に示すように、自由端に向かって先細状
の厚さを有する剛毛束を得てもよい。
【0039】図14に示すように、膨張部(33)は、
例えば、開口部(34)の一方の側部から延びた歯状部
(40)を有していてもよい。該歯状部(40)は、例
えば、ブラシ(5)を用いるマスカラの塗布前、塗布中
または塗布後にまつ毛を整えるのに使用することができ
る。ブラシは膨張部(33)の実質上全幅にわたって剛
毛を有していてもよく、あるいは、図15に示すように
歯状部(40)のいずれかの側部のみ、または該歯状部
の真下に剛毛を有していてもよい。
【0040】上述の態様においては、捩れストランド
(31)および(32)によって構成されるコアは直線
状である。湾曲状、例えば、図16および図17に示す
ような円弧状の経路に沿って延びたコアを有するブラシ
を使用する態様も本発明の範囲内に包含される。この態
様においては、結合部材(60)はブラシ(62)が装
着される湾曲状の前縁部(61)を有する。ブラシ(6
2)のコア(63)の両端部は結合部材(60)の該前
縁部(61)の各端部に形成された穴(64)に固定さ
れる。従って、この場合には、ブラシは2つの端部のみ
を介して結合部材に固定される。
【0041】非限定的な例として、図18および図19
に別の変形態様を示す。この態様においては、ブラシの
コアは前面に対して幾分凸状になった経路(図18)ま
たは前面に対して幾分凹状になった経路(図19)に沿
って延び、いずれの場合も、ブラシの見掛幅(d)はブ
ラシのコアを収容する溝の長さ(w)よりも短い。
【0042】図20に示すように、ブラシのコアは直線
状であって、アプリケーターの縦軸に対して角度
(g)、例えば、0〜45°を成す軸(Y)に沿って延
びていてもよい。ブラシをこのように傾斜させることに
よって、アプリケーターの使用が容易になる。
【0043】図21は容器の変形態様を示す。この態様
においては、容器は末端部材(72)が挿入される頸部
(71)を備えた本体(70)を有しており、該本体
(70)の内部に位置する末端部材の端部はフロック加
工されたワイパーリップ(73)を有する。アプリケー
ター部材(76)と結合部材(75)によって示される
アプリケーターは狭部(77)を有しており、該狭部は
アプリケーターを容器内部へ入れるときにワイパーリッ
プ(73)の間に収容されるので、フロック加工された
剛毛が結合部材(75)によって過度に圧縮されること
はない。
【0044】結合部材(75)は一連の封止リップ(7
8)を有しており、該封止リップは頸部(71)とかみ
合うと共に、末端部材(72)を押圧してアプリケータ
ーの収納時に容器を封止状に閉鎖する。ワイパーリップ
(73)の間の距離は結合部材の厚さとアプリケーター
部材の厚さの関数として選定され、アプリケーターの抜
去が妨げられることなくアプリケーター部材の払拭がお
こなわれるようにする。
【0045】アプリケーター部材を壜用ブラシ型のブラ
シから製造することにより、剛毛をこの種のブラシに植
え込む方法に関連する長所から本発明の利点が得られ
る。特に、本発明においては、多種多様な断面を有する
剛毛、例えば、押出し成形によって製造される剛毛であ
って、図22に示すような断面、即ち、優先的に変形す
るヒンジ形成域(80)を介して連結された複数の部材
(79)を含む剛毛を使用することができる。また、ブ
ラシの剛毛はこれらの軸に対して実質上平行に払拭され
るので、容器からアプリケーターを抜去する方向に対し
て平行に延びたコアを有する壜用ブラシ型のブラシを用
いる既知のアプリケーターを使用するときに発生する不
快なポンという騒音を回避することができる。
【0046】また、本発明によれば、払拭中に受ける応
力およびワイパー部材からアプリケーターを離反させる
ときの噴出滴発生の危険に起因して、常套のアプリケー
ターを用いる使用には不適当な新しいマスカラ組成物を
使用することもできる。もちろん、本発明は上述の態様
に限定されるものではなく、また、これらの態様の特徴
を適宜組み合わせてもよい。
【0047】特に、アプリケーター部材の製造に使用す
るブラシは異なる直径および/または異なる断面および
/または異なる材質から成る剛毛を有していてもよく、
また、剛毛は所望によりフロック加工されていてもよ
い。ブラシのコアを構成するワイヤは一方向または別方
向に捩れていてもよく、また、所望により2本よりも多
くのワイヤであってもよい。剛毛の直径は、例えば、
0.4〜0.7mm、好ましくは0.06〜0.4mm
の範囲であってもよい。被供給物塗布用剛毛束の幅[軸
(X)に対して垂直に測定した値]は、例えば、マスカ
ラをまつ毛に塗布するためのアプリケーターの場合に
は、まぶたの幅の少なくとも4分の1に等しくするのが
好ましい。
【0048】容器はワイパー部材を具有する必要はない
が、ブラシの剛毛と接触したときに拡張するブロックを
有していてもよい。把持部材と結合部材の場合と同様
に、容器は本発明の範囲内において種々の異なる形態を
有していてもよい。
【0049】本発明による装置はマスカラをまつ毛に塗
布するのに特に適しているが、いずれかの別の粉状、液
状または半液状の物質を、例えば、まゆ、毛髪、爪、皮
膚もしくは口唇等にメーキャップの目的または化粧的も
しくは薬用的処置のために塗布するのに使用する態様も
本発明の範囲内に包含される。
【0050】
【発明の効果】フラットブラシの利点を有すると共に剛
毛の装着が容易な本発明による塗布装置においては、多
種多様な断面を有する剛毛を使用することができ、ま
た、アプリケーターの抜去時に不快な騒音が発生しない
だけでなく、常套の塗布装置を用いる使用には不適当な
マスカラ等の化粧品の塗布にも利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の態様を構成する装置の模式的
斜視図である。
【図2】 アプリケーターを容器内に収納した状態の図
1に示す装置の模式的断面図である。
【図3】 アプリケーターを容器から抜去した状態の図
1に示す装置の模式的断面図である。
【図4】 ブラシの製造過程における一態様を示す模式
的斜視図である。
【図5】 ブラシの製造過程における一態様を示す模式
的斜視図である。
【図6】 図5の矢印 VI から見たブラシの模式図であ
る。
【図7】 結合部材の一態様を示す模式的な部分斜視図
である。
【図8】 結合部材にブラシを装着した一態様を示す模
式的側面図である。
【図9】 結合部材にブラシを装着した一態様を示す模
式的側面図である。
【図10】 ブラシの変形態様を示す模式的斜視図であ
る。
【図11】 ブラシの変形態様を示す模式図である。
【図12】 結合部材にブラシを装着した一態様を示す
模式的側面図である。
【図13】 結合部材にブラシを装着した一態様を示す
模式的側面図である。
【図14】 アプリケーターの第1の変形態様を示す模
式図である。
【図15】 図14に示すアプリケーターにブラシを装
着した模式図である。
【図16】 ブラシを装着しない状態を示すアプリケー
ターの別の変形態様を示す模式的斜視図である。
【図17】 ブラシを装着した状態を示す図16のアプ
リケーターの模式的斜視図である。
【図18】 アプリケーターの別の変形態様を示す模式
図である。
【図19】 アプリケーターの別の変形態様を示す模式
図である。
【図20】 アプリケーターの別の変形態様を示す模式
図である。
【図21】 アプリケーターの別の変形態様を示す模式
図である。
【図22】 本発明によるアプリケーターを使用するの
に適した剛毛の一例を示す模式的断面図である。
【符号の説明】
2 アプリケーター 3 容器 4 把持部材 5 アプリケーター部材(ブラシ) 6 結合部材 14 ワイパー部材(発泡体ブロック) 30 剛毛 31 コア 32 コア 33 膨張部 35 溝 37 開口部 40 歯状部 32 ブラシ 70 容器 73 ワイパー部材(フロック加工縁部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−317816(JP,A) 特開 昭56−145809(JP,A) 特開 平7−51122(JP,A) 実開 昭60−70216(JP,U) 実開 昭58−54210(JP,U) 実開 昭62−64404(JP,U) 実開 平6−13714(JP,U) 特表 平5−505329(JP,A) 米国特許5309929(US,A) 米国特許5556214(US,A) 米国特許5188131(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A45D 34/04 515

Claims (33)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被供給物(P)(特に、マスカラのよう
    な化粧品)を保有する容器(3;70)および軸(X)
    を有するアプリケーター(2)を具備し、該アプリケー
    ターがその軸(X)上の一端に把持部材(4)を有する
    と共に他端にアプリケーター部材(5)を有し、該把持
    部材と該アプリケーター部材が結合部材(6)によって
    連結された該被供給物の塗布装置において、(i)該ア
    プリケーター部材が壜用ブラシ型ブラシを有し、該ブラ
    シのコア(31、32)がアプリケーターの軸(X)に
    対して非平行方向へ延び、(ii)該結合部材(6)と該
    ブラシが、該結合部材(6)から延びた被供給物塗布用
    剛毛が該コアに関する角度(b)が180°よりも大き
    くないセクター内に含まれるような形態を有することを
    特徴とする塗布装置。
  2. 【請求項2】 ブラシ(5)が結合部材(6)への長手
    方向に沿って少なくとも2点で固定された請求項1記載
    の塗布装置。
  3. 【請求項3】 結合部材(6)が実質上平坦である請求
    項1または2記載の塗布装置。
  4. 【請求項4】 被供給物塗布用剛毛(30)がコア(3
    1、32)のまわりに120°よりも小さな角度(b)
    のセクターにわたって延びた請求項1から3いずれかに
    記載の塗布装置。
  5. 【請求項5】 結合部材(6)の幅がブラシ(5)の幅
    (d)よりも小さくない請求項1から4いずれかに記載
    の塗布装置。
  6. 【請求項6】 被供給物塗布用剛毛(30)がアプリケ
    ーターの軸(X)を含む平面上に集束した束を構成する
    請求項1から5いずれかに記載の塗布装置。
  7. 【請求項7】 被供給物塗布用剛毛(30)がアプリケ
    ーターの軸(X)に対して傾斜した平面状に集束した束
    を構成する請求項1から5いずれかに記載の塗布装置。
  8. 【請求項8】 被供給物塗布用剛毛(30)が、コアに
    対する垂直面における断面からアプリケーターを見たと
    きに、結合部材(6)から発散する束を構成する請求項
    1から7いずれかに記載の塗布装置。
  9. 【請求項9】 被供給物塗布用剛毛(30)が、コアに
    対する垂直断面からアプリケーターを見たときに、結合
    部材(6)から集束する束を構成する請求項1から7い
    ずれかに記載の塗布装置。
  10. 【請求項10】 被供給物塗布用剛毛(30)が、結合
    部材(6)を越えて延びた非拘束部において実質上平行
    である請求項1から7いずれかに記載の塗布装置。
  11. 【請求項11】 被供給物塗布用剛毛(30)が束を構
    成し、該束内の剛毛が、コアに対する垂直面における断
    面からアプリケーターを見たときに、束の内部から外部
    に向かって減少する長さを有する請求項1から10いず
    れかに記載の塗布装置。
  12. 【請求項12】 結合部材(6)が溝(35)を有し、
    ブラシのコアが該溝内へ挿入され、また、該溝が好まし
    くはブラシのコアの長さよりも短くない長さを有するこ
    とによってブラシがその全長にわたって結合部材(6)
    に保持された請求項1から11いずれかに記載の塗布装
    置。
  13. 【請求項13】 溝の開口部(37)が、被供給物塗布
    用ブラシを該溝内へ挿入したときに該ブラシの剛毛(3
    0)が集束一体化するのを促進するのに十分に狭い大き
    さである請求項12記載の塗布装置。
  14. 【請求項14】 ブラシ(62)がその2つの端部にお
    いて結合部材に固定された請求項1から11いずれかに
    記載の塗布装置。
  15. 【請求項15】 ブラシがその端部の間において結合部
    材の前縁部(61)によって支持された請求項14記載
    の塗布装置。
  16. 【請求項16】 コアが、アプリケーターの軸(X)と
    角度(g)を成す方向(Y)に沿って直線状に延びた請
    求項1から15いずれかに記載の塗布装置。
  17. 【請求項17】 結合部材が、被供給物塗布用ブラシの
    剛毛と実質上同じ方向の歯状部(40)を有する請求項
    1から16いずれかに記載の塗布装置。
  18. 【請求項18】 歯状部(40)が結合部材と一体成形
    された請求項17記載の塗布装置。
  19. 【請求項19】 容器内に収容されたワイパー部材(1
    4;73)を具有し、アプリケーター部材(5)を該ワ
    イパー部材を通して容器から抜去する請求項1から18
    いずれかに記載の塗布装置。
  20. 【請求項20】 ワイパー部材が発泡体ブロック(1
    4)を具有する請求項19記載の塗布装置。
  21. 【請求項21】 ワイパー部材が連続気泡または半連続
    気泡を有する発泡体ブロックから構成された請求項20
    記載の塗布装置。
  22. 【請求項22】 ワイパー部材が少なくとも1つのフロ
    ック加工縁部(73)を有し、結合部材が好ましくは狭
    部(77)を有し、該狭部がアプリケーターを容器内に
    収容したときに該フロック加工縁部とかみ合ってフロッ
    ク加工剛毛が結合部材により過度に圧縮されないように
    する請求項19記載の塗布装置。
  23. 【請求項23】 把持部材が、アプリケーターを容器内
    へ固定するための可動部(19)を有する請求項1から
    22いずれかに記載の塗布装置。
  24. 【請求項24】 結合部材を越えて延びた剛毛(30)
    の塗布用の非拘束部の長さが1〜60mm、好ましくは
    3〜30mm、より好ましくは5〜15mmである請求
    項1から23いずれかに記載の塗布装置。
  25. 【請求項25】 剛毛群の断面形態が非円形であり、お
    よび/またはその長手方向における一端から他端への長
    さが一定でない請求項1から24いずれかに記載の塗布
    装置。
  26. 【請求項26】 コアが捲回部を有し、ブラシ(5)が
    1捲回あたり10〜40本の剛毛を有する請求項1から
    25いずれかに記載の塗布装置。
  27. 【請求項27】 下記の工程(i)〜(iii)を含むこ
    とを特徴とする被供給物塗布用アプリケーターの製造方
    法: (i)少なくとも2本の捩れ一体化ワイヤ(31、3
    2)の間に剛毛を保留保持させることによって壜用ブラ
    シ型ブラシ(5)を製造し、 (ii)被供給物塗布用剛毛が、コアに対して垂直な断面
    から見たときにブラシが180°よりも小さな角度
    (a)のセクターにわたって延びるようにブラシを機械
    加工し、次いで (iii)ブラシを、好ましくはその長手方向に沿って少
    なくとも2点を介して、他端に把持部材(4)を有する
    結合部材(6)の一方の端部へ固定させる。
  28. 【請求項28】 ブラシを、その縦軸に沿った位置の関
    数として異なる程度に機械加工する請求項27記載の方
    法。
  29. 【請求項29】 ブラシ上に歯状部を形成させる請求項
    28記載の方法。
  30. 【請求項30】 被供給物塗布用剛毛がブラシの長手方
    向の一端から他端へ向かって減少する長さを有するよう
    にブラシを機械加工する請求項28記載の方法
  31. 【請求項31】 被供給物塗布用剛毛(30)が突出す
    る開口部(34)を備えた結合部材の溝(35)内へブ
    ラシをかみ合わせることによってブラシを結合部材へ固
    定させる工程をさらに含む請求項27から30いずれか
    に記載の方法。
  32. 【請求項32】 軸(X)を有して該軸に沿ってその一
    端に把持部材(4)を具有すると共に他端にアプリケー
    ター部材(5)を具有し、該把持部材とアプリケーター
    部材が結合部材(6)によって一体化された被供給物塗
    布用アプリケーター(2)であって、(i)該アプリケ
    ーター部材がアプリケーターの軸(X)に対して非平行
    方向(Y)に延びたコア(31、32)を有する壜用ブ
    ラシ型ブラシ(5)を具有し、(ii)結合部材(6)と
    ブラシ(5)が、該結合部材から延びた被供給物塗布用
    剛毛(30)が該コアに関して180°を越えない角度
    (b)のセクターに含まれるような形態を有することを
    特徴とするアプリケーター。
  33. 【請求項33】 まつ毛をメーキャップするための請求
    項1から26いずれかに記載の塗布装置の使用法。
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