JP3372083B2 - Atm通信システム及びatm通信方法 - Google Patents

Atm通信システム及びatm通信方法

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JP3372083B2
JP3372083B2 JP16210293A JP16210293A JP3372083B2 JP 3372083 B2 JP3372083 B2 JP 3372083B2 JP 16210293 A JP16210293 A JP 16210293A JP 16210293 A JP16210293 A JP 16210293A JP 3372083 B2 JP3372083 B2 JP 3372083B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ATM通信網を用いた
通信システム及び方法に係り、特にコネクションレス通
信機能を有するATM通信システム及びATM通信方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】画像通信、高速データ通信などの多様な
通信の要求に対して、高効率で柔軟性に富む通信サービ
スを提供するために、通信網の統合化、すなわちB−I
SDN(広帯域サービス総合ディジタル網)の実現が望
まれている。B−ISDNの実現方法として、ATM(A
synchronous Transfer Mode)交換方式が有望視されてい
る。ATM交換方式は、情報をその属性に関わらずセル
と呼ばれる固定長パケットに収め、このセルを交換の単
位として用いることにより、通信サービスを実現しよう
というものである。
【0003】CCITTでは、ATM交換方式を次世代
の交換方式であると正式に定め、B−ISDNをATM
交換方式を用いて実現することを決定した。これに伴
い、公衆網及び企業網がATM交換方式をベースに構築
され、これが次世代のマルチメディア通信や広帯域通信
などのニーズを実現する可能性が高くなっている。
【0004】最近、このATM交換方式をLAN(Local
Area Network)の分野に適用しようという動きがある。
これは従来のイーサネットに代表されるLANでの通信
方式をATM交換方式で実現しようというもので、既に
米国などで標準化の動きが始まっている。ATM交換方
式で運用されるLANをATM−LANという。
【0005】ところで、従来からLANに使用されてい
るTCP/IPに代表されるプロトコルは、送受信端末
間に予めコネクションを設定せずに通信を行うコネクシ
ョンレス通信を用いるものが多い。一方、ATM網は画
像や音声などの連続情報のリアルタイム通信を可能とす
るために、通信に先立ち送受信端末間に論理的なコネク
ションを設定する、いわゆるコネクション・オリエンテ
ッドな網である。
【0006】従って、ATM網においてデータグラム転
送のようなコネクションレス通信を行う際には、一般に
CLSF(コネクションレスサービスファンクション)
と呼ばれる特別の機能を持った装置が使用される。な
お、本発明ではこの機能を持つ装置をCLSF処理部と
呼ぶ。CLSF処理部は、具体的にはATM網における
ネットワークレイヤまたはコネクションレスレイヤを終
端し、データグラムを転送する際は、ネットワークレイ
ヤアドレスを検索して該アドレスに該当する端末または
別のCLSF処理部にデータグラムを転送する機能を持
つ。このような機能を持つCLSF処理部を用いること
によって、データグラムの転送に際してエンド/エンド
での確認をする前に、データの次の転送先が分かった時
点で直ちにデータグラムを送出するというコネクション
レス通信をATM網で実現することができる。
【0007】従来のコネクションレス通信網では、LA
N間をネットワークレイヤで相互接続する網間接続装置
(IWU)として、ネットワークレイヤパケットの行き
先アドレスの内容に基づいてパケットをリレーイングす
る機能を持った、いわゆるルータがLAN間に設置され
る。ルータではネットワークレイヤパケットをリレーイ
ングする時に、ルータ間で実行しているルーチングプロ
トコルによって得られたルーチングテーブルを検索する
ことで、パケットの次の転送先を求める。
【0008】一方、ATM網を用いてコネクションレス
通信を実現する場合には、パケットをリレーイングする
ためにCLSF処理部を複数のATM−LANについて
1台の割合で設けることが考えられる。CLSF処理部
はスループット面からハードウェアで実現されるため、
ATM−LANに1台ずつCLSF処理部を収容するこ
とは、コスト面で大きな負担となるからである。また、
ATM−LANの境界に設置されるIWUは、やはりコ
ストなどの面から、従来のLANで使用されているルー
タのようなネットワークレイヤパケットを終端する機能
を持たないことも十分に考えられる。従って、異なるネ
ットワークとして扱われる複数のATM−LAN間での
情報交換のために、データグラムのルーチング先を決定
するルーチングプロトコルをIWUで実行すると、最も
ホップ数または遅延の少ない経路を選択することになる
ので、CLSF処理部を経由するような経路を選ぶこと
ができない。
【0009】すなわち、IWUで既存のルーチングプロ
トコルを実行すると、ルーチングプロトコルにより選択
される経路が、コネクションレス通信において実際に使
用したい経路と異なる結果になってしまうという矛盾が
起こる。このことからIWUにおいてネットワークレイ
ヤもしくはコネクションレスレイヤで終端しない場合に
は、既存のルーチングプロトコルはIWU間で動作させ
ることができない。これはATM網をLANに使用して
高速な通信を行うという意に反し、またIWU上の負荷
増大による他の機能への圧迫が余儀なくされる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
ではATM網を用いた通信ネットワークにおいてコネク
ションレス通信を行う場合、ATM−LAN間を相互接
続する網間接続装置でデータグラムのルーチング先を決
定する既存のルーチングプロトコルを動作させると、こ
のルーチングプロトコルにより選択された経路が、CL
SF処理部を経由するコネクションレス通信のための経
路と異なってしまうという矛盾が起こるため、既存のル
ーチングプロトコルを使用できないという問題があっ
た。
【0011】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、CLSF処理部を複数のATM−LANで共用し、
かつ網間接続装置にネットワークレイヤパケットを終端
する機能を持たせない構成においても、上述したような
矛盾を起こすことなく既存のルーチングプロトコルを用
いてコネクションレス通信を行うことができるATM通
信システム及びATM通信方法を提供することを目的と
する。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1)に係
るATM通信システムは、コネクションレスデータグラ
ム転送サービスを提供するための処理を行う処理手段
(例えば、CLSF(コネクションレスサービスファン
クション)処理部)を持つ第1のATM網と、第2のA
TM網と、前記第1のATM網と前記第2のATM網と
の間を相互接続する網間接続装置と、前記第1のATM
網の前記処理手段と前記網間接続装置との間に第1のA
TMコネクションを設定し、前記網間接続装置と前記第
2のATM網に属する任意の端末との間に第2のATM
コネクションを設定するコネクション設定手段とを備
え、前記網間接続装置は前記コネクション設定手段によ
り設定された前記第1のATMコネクションと前記第2
のATMコネクションとをATMレイヤで接続するよう
に構成され、前記第1のATM網の前記処理手段はネッ
トワークレイヤで該処理手段が前記第2のATM網に属
することを示すアドレス情報が付与されており、前記第
2のATM網に属する任意の端末からのコネクションレ
スデータグラム転送はATMレイヤで接続された前記第
1および第2のATMコネクションを介し前記アドレス
情報を用いて行われることを特徴とする。好ましくは、
前記処理手段は該処理手段とATM通信システム内の端
末間で転送されるデータグラムのルーチングを行うため
のルーチングプロトコルに従って動作するようにしても
よい。好ましくは、前記網間接続装置は前記第1のAT
M網と前記第2のATM網との間で前記データグラムの
ルーチングに使用されるルーチング情報を終端せずに透
過させるようにしてもよい。好ましくは、前記ATM通
信システムは前記第1のATM網と前記第2のATM網
との間に前記網間接続装置によって接続される少なくと
も1つの他のATM網を更に含み、該網間接続装置は、
前記コネクション設定手段により設定された該他のAT
M網を介する前記第1のATMコネクションと前記第2
のATMコネクションとをATMレイヤで接続するよう
にしてもよい。好ましくは、前記他のATM網は、前記
処理手段を持ち、前記コネクション設定手段は、前記他
のATM網の前記処理手段と前記網間接続装置との間に
他のATMコネクションを設定し、前記網間接続装置
は、前記コネクション設定手段により設定された前記他
のATMコネクションと前記第2のATMコネクション
とをATMレイヤで接続し、前記他のATM網の前記処
理手段は、ネットワークレイヤで該処理手段が前記第2
のATM網に属することを示すアドレス情報が付与され
ており、前記第2のATM網に属する任意の端末からの
コネクションレスデータグラム転送は、ATMレイヤで
接続された前記第1のATMコネクションおよび前記第
2のATMコネクションまたはATMレイヤで接続され
た前記他のATMコネクションおよび前記第2のATM
コネクションのうちの選択された一方を介し前記アドレ
ス情報を用いて行われるようにしてもよい。好ましく
は、前記コネクション設定手段は、前記第1のATM網
の前記処理手段と前記網間接続装置との間に前記第2の
ATM網に属する複数の端末の各々毎に前記第1のAT
Mコネクションを設定し、前記第2のATM網に属する
前記複数の端末のための前記複数の第1のATMコネク
ションは、1つのVPに束ねられるようにしてもよい。
好ましくは、前記コネクション設定手段により設定され
た前記第2のATMコネクションは、前記第2のATM
網におけるブロードキャストチャネルに接続されている
ようにしてもよい。本発明(請求項8)に係るATM通
信システムは、コネクションレスデータグラム転送サー
ビスを提供するための処理を行う処理手段(例えば、C
LSF(コネクションレスサービスファンクション)処
理部)を持つ第1のATM網と、第2および第3のAT
M網と、前記第1のATM網と前記第2のATM網との
間を相互接続する第1の網間接続装置と、前記第2のA
TM網と前記第3のATM網との間を相互接続する第2
の網間接続装置と、前記第1のATM網の前記処理手段
と前記第1の網間接続装置との間に第1のATMコネク
ションを設定し、前記第1の網間接続装置と前記第2の
網間接続装置との間に第2のATMコネクションを設定
し、前記第2の網間接続装置と前記第3のATM網に属
する任意の端末との間に第3のATMコネクションを設
定するコネクション設定手段とを備え、前記第1および
第2の網間接続装置は前記コネクション設定手段により
設定された前記第1、第2および第3のATMコネクシ
ョンをATMレイヤで直接接続するように構成され、前
記第1のATM網の前記処理手段はネットワークレイヤ
で該処理手段が前記第3のATM網に属することを示す
アドレス情報が付与されており、前記第3のATM網に
属する任意の端末からのコネクションレスデータグラム
転送はATMレイヤで接続された前記第1、第2および
第3のATMコネクションを介し前記アドレス情報を用
いて行われることを特徴とする。好ましくは、前記処理
手段は該処理手段とATM網内の端末間で転送されるデ
ータグラムのルーチングを行うためのルーチングプロト
コルに従って動作するようにしてもよい。好ましくは、
前記第1および第2の網間接続装置は前記第1、第2お
よび第3のATM網間の前記データグラムのルーチング
に使用されるルーチング情報を終端せずに透過させるよ
うにしてもよい。本発明(請求項9)は、コネクション
レスデータグラム転送サービスを提供するための処理を
行う処理手段(例えば、CLSF(コネクションレスサ
ービスファンクション)処理部)を持つ第1のATM網
および該処理手段を持たない第2のATM網を含む複数
のATM通信網におけるATM通信方法であって、前記
第1のATM網の前記処理手段と、前記第1のATM網
と前記第2のATM網との間を相互接続する網間接続装
置との間に第1のATMコネクションを設定し、前記網
間接続装置と前記第2のATM網に属する任意の端末と
の間に第2のATMコネクションを設定し、前記第1の
ATMコネクションと前記第2のATMコネクションと
を前記網間接続装置によりATMレイヤで接続し、前記
第1のATM網の前記処理手段に、ネットワークレイヤ
で該処理手段が前記第2のATM網に属することを示す
アドレス情報を付与して、前記第2のATM網に属する
任意の端末からのコネクションレスデータグラム転送
を、ATMレイヤで接続された前記第1および第2のA
TMコネクションを介し前記アドレス情報を用いて行う
ことを特徴とする。本発明(請求項10)は、コネクシ
ョンレスデータグラム転送サービスを提供するための処
理を行う処理手段(例えば、CLSF(コネクションレ
スサービスファンクション)処理部)を持つ第1のAT
M網および該処理手段を持たない第2および第3のAT
M網を含む複数のATM通信網におけるATM通信方法
であって、前記第1のATM網の前記処理手段と、前記
第1のATM網と前記第2のATM網との間を相互接続
する第1の網間接続装置との間に第1のATMコネクシ
ョンを設定し、前記第1の網間接続装置と、前記第2の
ATM網と前記第3のATM網との間を相互接続する第
2の網間接続装置との間に第2のATMコネクションを
設定し、前記第2の網間接続装置と前記第3のATM網
に属する任意の端末との間に第3のATMコネクション
を設定し、前記第1および第2の網間接続装置によって
前記第1、第2および第3のATMコネクションをAT
Mレイヤで接続し、前記第1のATM網の前記処理手段
に、ネットワークレイヤで該処理手段が前記第3のAT
M網に属することを示すアドレス情報を付与して、前記
第3のATM網に属する任意の端末からのコネクション
レスデータグラム転送を、ATMレイヤで接続された前
記第1、第2および第3のATMコネクションを介し前
記アドレス情報を用いて行うことを特徴とする。
【0013】なお、ATMレイヤで直接接続とは、AA
L(ATMアダプテーションレイヤ)処理をせずにセル
を転送できる状態と言うこともでき、またネットワーク
レイヤでのアドレス情報はCLレイヤ(AALの上位レ
イヤ)でのアドレス情報とすることも可能である。
【0014】
【0015】
【作用】このように本発明の通信システムでは、コネク
ションレスデータグラム転送サービスを提供するための
処理を行う前記処理手段を持つ第1のATM網と前記処
理手段を持たない第2のATM網とを網間接続装置で相
互接続したネットワーク構成の場合、第2のATM網に
属する任意の端末と網間接続装置との間に第1のATM
コネクションを設定し、網間接続装置と前記処理手段と
の間に第2のATMコネクションを設定して、これら第
1および第2のATMコネクションとをATMレイヤで
直接接続することによって、網間接続装置により切り離
されて物理的には異なる二つのATM網の一方に存在す
る前記処理手段を論理的には同一のATM網に存在する
ように見せることができる。
【0016】さらに、前記処理手段にネットワークレイ
ヤで該処理手段が第1および第2のATM網にそれぞれ
属することを示す第1および第2のアドレス情報を付与
することによって、物理的には第1のATM網にのみ属
している前記処理手段を論理的に第1および第2のAT
M網をネットワークレベルで相互接続する論理的なルー
タ(ゲートウェイ)として扱うようにできる。
【0017】従って、前記処理手段をATM網内の端末
間で転送されるデータグラムのルーチングを行うための
既存のルーチングプロトコルに従って動作させることが
できるため、第1および第2のATM網を相互接続する
網間接続装置ではルーチング情報を終端することなく、
前記処理手段の存在しない第2のATM網にルーチング
情報を透過させることで、網間接続装置でデータグラム
のルーチング先を決定するルーチングプロトコルを動作
させる場合のような矛盾を起こさずに既存のルーチング
プロトコルを動作させることが可能となる。
【0018】一方、第1〜第3のATM網を第1および
第2の網間接続装置で相互接続し、第1のATM網にの
み前記処理手段を収容した構成のネットワーク構成にお
いては、第3のATM網に属する任意の端末と第2の網
間接続装置との間、第2の網間接続装置と第1の網間接
続装置との間、および第1の網間接続装置と前記処理手
段との間に第1、第2および第3のATMコネクション
をそれぞれ設定すると共に、これら第1、第2および第
3のATMコネクションをATMレイヤで直接接続した
上で、前記処理手段にネットワークレイヤで該処理手段
が第1、第2および第3のATM網に属することを示す
第1、第2および第3のアドレス情報を付与することに
よって、同様にして既存のルーチングプロトコルを動作
させることが可能となる。
【0019】
【実施例】以下、画面を参照しながら本発明の一実施例
について説明する。図1に、本発明の一実施例に係る通
信システムの構成を示す。この通信システムは、ATM
方式で運用されるATM網(以後、ATM−LANとい
う)として第1および第2のATM−LAN101,1
02を有する。ATM−LAN101にはM個の端末1
51〜15Mが属しており、ATM−LAN102には
N個の端末121〜12Nが属している。ATM−LA
N101には、コネクションレスサービスを行うための
処理を行うコネクションレスサービスファンクション処
理部(以後、CLSF処理部という)112が収容され
ている。ATM−LAN102には、CSLF処理部は
収容されていない。
【0020】CLSF処理部112は、ATM−LAN
101内の端末151〜15Mとの間のデータグラム転
送は勿論、ATM−LAN102内の端末121〜12
Nとの間のデータグラム転送も可能とするため、後述す
るようにネットワークレイヤではそれ自身が物理的に位
置しているATM−LAN101に属することを示す第
1のアドレス情報のみでなく、ATM−LAN102に
も属することを示す第2のアドレス情報が予め付与され
ているものとする。なお、これらのアドレス情報を以後
ネットワークIDという。
【0021】ATM−LAN101とATM−LAN1
02とは、網間接続装置(以後、IWUという)111
によって相互接続されている。このIWU111は、図
2に示すようにヘッダ変換テーブル172とヘッダ変換
部(VPI/VCI変換部)173を有する。ヘッダ変
換テーブル172は、ATMコネクションからの入力セ
ルのヘッダ(コネクション識別子=VPI/VCI)と
出力セルのヘッダとの関係を記述している。ヘッダ変換
部173は、このヘッダ変換テーブル172を参照して
入力セルのヘッダを変換して出力セルに付加する。
【0022】さらに、ATM−LAN101,102に
は呼設定部113,114がそれぞれ設けられている。
呼設定部113は、IWU111とCLSF処理部11
2との間のATMコネクション141〜14Nを設定し
たり、CLSF処理部112とATM−LAN101内
の端末151〜15Mとの間のATMコネクション16
1〜16Mを設定するためのものである。呼設定部11
4は、ATM−LAN102に属する端末121〜12
NとIWU111との間のATMコネクション131〜
13Nを設定するためのものである。
【0023】なお、図1におけるATM−LAN10
1,102およびIWU111は本実施例の通信システ
ムの最小限の構成要素であり、さらに多数のATM−L
ANをIWUを介して相互接続する構成もとることがで
きる。
【0024】次に、図1の通信システムの動作をATM
−LAN102内の任意の端末(ここでは、端末121
とする)がATM−LAN101に収容されているCL
SF処理部112を使用してコネクションレス通信を行
う場合の動作を説明する。この場合、端末121が属し
ているATM−LAN102にはCLSF処理部が収容
されていないため、以下のように異なるATM−LAN
101に収容されているCLSF処理部112を端末1
21が使用できるように設定する。
【0025】図3に、この場合の動作の流れを概略的に
示す。まず、端末121とCLSF処理部112との間
にATMコネクションを設定するために、呼設定部11
4は端末121とIWU111との間に第1のATMコ
ネクション131を設定する(S11)。一方、IWU
111とCLSF処理部112との間については、AT
M−LAN101とATM−LAN102が独立した網
であるために、呼設定部114はATM−LAN101
に存在する呼設定部113に対して、ATMコネクショ
ンの設定要求を送出する(S12)。この設定要求に従
って、呼設定部113によりATMコネクション141
が設定される(S13)。
【0026】なお、呼設定部114が呼設定部113に
対してATMコネクションの設定要求を出す方法として
は、(1) 呼設定部113と呼設定部114の間にATM
コネクション171を予め設定しておき、このATMコ
ネクション171を介して直接設定要求を出す方法と、
(2) 呼設定部114からの設定要求をIWU111で一
度終端し、呼設定部113へリレーイングする方法、な
どが考えられるが、本実施例ではいずれの方法を使用し
ても構わない。
【0027】このようにしてATMコネクション131
とATMコネクションン141の双方が設定されると、
次にIWU111がATMコネクション131,141
をATMレイヤで接続する(S14)。この場合、ヘッ
ダ変換テーブル172では、(a) ATMコネクション1
31から到着したセルについては、ATMコネクション
141を示すコネクション識別子(VPI/VCI)に
ヘッダを変更し、また(b) ATMコネクション141か
ら到着したセルについては、ATMコネクション131
を示すコネクション識別子(VPI/VCI)にヘッダ
を変更するという設定を行い、ヘッダ変換部173でヘ
ッダ変換テーブル172を参照してヘッダを変換する。
そして、ATMコネクション131から到着したセルは
ATMコネクション141に転送し、ATMコネクショ
ン141から到着したセルはATMコネクション131
に転送する。このようにして、IWU111の設定によ
ってATMコネクション131とATMコネクション1
41とがATMレイヤで接続される。
【0028】次に、こうしてATMレイヤで接続された
ATMコネクション131,141を介して、端末12
1とCLSF処理部112との間でデータグラムの転送
が行われる(S15)。この場合、ATMコネクション
131とATMコネクション141との接続によって、
端末121からCLSF処理部112に配送されるデー
タグラムと、CLSF処理部112から端末121に配
送されるATMセル化したデータグラムについて、IW
U111においてATMレイヤにおけるヘッダ変換処理
を行うだけで、データグラムの転送が可能である。
【0029】端末121−CLSF処理部112間のセ
ル化されたデータグラムの流れは、次の通りである。ま
ず、(1) 端末121からCLSF処理部112へデータ
グラムを転送する場合、(1-1) 端末121からATMコ
ネクション131を使用して、セル化されたデータグラ
ムをIWU111に送信し、(1-2) IWU111はAT
Mコネクション131より到着したセルをヘッダ変換テ
ーブル172を参照して、ATMコネクション141に
リレーイングし、(1-3) CLSF処理部112はATM
コネクション141より到着した、セル化されたデータ
グラムを受信する。
【0030】一方、(2) CLSF処理部112から端末
121へデータグラムを転送する場合は、(2-1) CLS
F処理部112はATMコネクション141を使用し
て、セル化されたデータグラムをIWU111へ送信
し、(2-2) IWU111はATMコネクション141よ
り到着したセルをヘッダ変換テーブル172を参照して
ATMコネクション131にリレーイングし、(2-3) 端
末121はATMコネクション131より到着した、セ
ル化されたデータグラムを受信する。
【0031】このように、端末121とCLSF処理部
112の間はネットワークレイヤでは直接セルを伝達す
ることが可能となる。他の端末122〜12NとCLS
F処理部112の間、すなわちATMコネクション13
2〜13NおよびATMコネクション142〜14Nに
ついても、同様にセルを転送することが可能である。
【0032】次に、図4を参照して本実施例の通信シス
テムにおけるネットワークレイヤでの処理の一例を説明
する。図4は、図1の通信システムの物理領域とネット
ワークレベルでの論理領域および論理的な接続状態を示
している。
【0033】ATM−LAN102内の端末121〜1
2NとCLSF処理部112の間には、図1で示したよ
うなATMコネクション131〜13N,141〜14
Nが設定され、CLSF処理部112と端末121〜1
2Nの間でATMセルのままデータグラム転送を行うこ
とができる。また、CLSF処理部112とATM−L
AN101内の端末151〜15Mとの間には、ATM
コネクション161〜16Mが設定されている。
【0034】CLSF処理部112は、データグラム処
理部201およびATMレイヤ処理部211を有する。
データグラム処理部201は、ATMコネクション14
1〜14Nを介しての入出力に対しては、CLSF処理
部112がATM−LAN102に属することを示すネ
ットワークIDで動作し、ATMコネクション161〜
16Mを介しての入出力に対しては、CLSF処理部1
12がATM−LAN101に属することを示すネット
ワークIDで動作する。
【0035】この場合、端末121〜12N内のデータ
グラム処理部202より出力されるデータグラムは、端
末121〜12N内のATMレイヤ処理部212でセル
化され、CLSF処理部112内のATMレイヤ処理部
211のデセル化部に達するまで一度もデータグラムに
再構成されることなく、CLSF処理部112に到達す
る。同様に、CLSF処理部112内のデータグラム処
理部201より出力されるデータグラムは、CLSF処
理部112内のATMレイヤ処理部211でセル化さ
れ、端末121〜12N内のATMレイヤ処理部212
のデセル化部に達するまで一度もデータグラムに再構成
されることなく、端末121〜12Nに到達する。
【0036】このように、端末121〜12N−CLS
F処理部112間のネットワークレイヤにおけるデータ
グラムの直接配送(途中でネットワークレイヤ情報を参
照しない配送)を保証しているので、例えば端末121
〜12N内のデータグラム処理部202は、CLSF処
理部112が物理的に異なるATM−LAN101に存
在していることを全く認識する必要がない。CLSF処
理部112内のデータグラム処理部201から端末12
1〜12Nを見た場合も同様に、端末121〜12Nが
物理的に異なるATM−LAN102に存在しているこ
とを全く認識する必要はない。
【0037】さらに、ネットワークレイヤレベルではC
LSF処理部112と端末121〜12Nは同一のアド
レス情報を持ち、CLSF処理部112と端末151〜
15Mも同一のアドレス情報を持っている。
【0038】図5は、本実施例におけるネットワークレ
イヤレベルのアドレス(ネットワークレイヤアドレス)
を示したものであり、前述したネットワークIDと各端
末の固有のアドレスを示す端末IDを多重化して構成さ
れ、ネットワークIDはCLSF処理部112と一つの
ATM−LAN(101または102)内の端末とに共
通の値を持っている。従って、CLSF処理部112は
ATM−LAN101,102に対応して2組のネット
ワークIDを持つことになる。なお、ネットワークID
と端末IDの順序は図5と逆でも構わない。
【0039】また、本実施例では実施の容易さからCL
SF処理部112にATM−LAN101,102の2
組のネットワークIDを持つ方法について示している
が、ネットワークレイヤプロトコルとATMレイヤのマ
ッピングを行う時に、CLSF処理部112がATM−
LAN102に属しているようにCLSF処理部112
および端末121〜12Nにて動作させることによっ
て、CLSF処理部112(CLSF処理部112を持
つATM−LAN101に属するネットワークアドレ
ス)についてはATM−LAN102に擬似的に属して
いるようにすることも可能である。
【0040】このようなネットワークレイヤアドレスの
設定を行うことにより、ネットワークレイヤではATM
−LAN101内のCLSF処理部112がATM−L
AN101のみならずATM−LAN102にも属して
おり、また端末121〜12NとCLSF処理部112
が同じネットワークに属しているものとして扱うことが
可能である。すなわち、ネットワークレイヤにおけるA
TM−LAN102の領域(これを論理領域という)
は、図4においてドット模様で示す領域221、つまり
ATM−LAN102の実際の領域(これを物理領域と
いう)に、ATMコネクション141〜14NおよびC
LSF処理部112を加えた領域となる。一方、ネット
ワークレイヤでのATM−LAN101の論理領域は、
ATM−LAN101の物理領域からドット模様で示し
たATMコネクション141〜14Nを除いた領域とな
る。従って、CLSF処理部112はネットワークレイ
ヤではATM−LAN101,102の両方に論理的に
属していることになる。ただし、これはコネクションレ
ス通信(データグラム通信)のネットワークレイヤにつ
いてのみ有効であり、ATMレイヤやコネクション・オ
リエンテッド通信のネットワークレイヤでの論理領域
は、このようなコネクションレス通信での論理領域とは
一般に異なる。
【0041】このようにコネクションレス通信において
は、ATM−LANの物理領域と異なるネットワークレ
イヤでの論理領域を作成することにより、図1の通信シ
ステムをネットワークレイヤのトポロジー231に示さ
れるように、CLSF処理部112をルータ(またはゲ
ートウェイ)とするネットワークとして扱うことが可能
である。
【0042】従って、CLSF処理部112間でルーチ
ングプロトコルを動作させれば、ネットワーク層ではC
LSF処理部112が論理的にCLSF処理部の存在し
ないATM−LANにあるように見えるので、既存のル
ーチングプロトコルを動作させても、ルーチングプロト
コルにより選択された経路とCLSF処理部112を経
由する経路が異なってしまうという従来技術におけるよ
うな矛盾を生じることなく、コネクションレス通信を行
うことができる。また、この場合IWU111はコネク
ションレス通信のルーチング情報について透過させるだ
けでよく、コネクションレス通信のルーチングについて
完全に切り離されたものにすることができる。
【0043】図6は、同様の手法を用いた場合の他のネ
ットワークポロジーについて示す。この例では、3つの
ATM−LAN301〜303を図示しないIWUによ
り相互接続した場合を示しており、CLSF処理部31
1は物理的にはATM−LAN301に属している。こ
こで上述と同様にネットワークレイヤアドレスを設定す
ることによって、論理的にはATM−LAN302,3
03にもCLSF処理部331が存在しているようにす
ることできる。従って、論理的なトポロジーとしてはC
LSF処理部331をルータ(またはゲートウェイ)と
して、ATM−LAN301〜ATM−LAN303を
相互接続していることになる。
【0044】次に、図7および図8を参照して本実施例
におけるCLSF処理部間でのルーチングプロトコルの
実行方法について説明する。この例では、図1のネット
ワーク構成を拡張して、7つのATM−LAN401〜
407が6つのIWU411〜416を介して相互接続
されている。ここで、ATM−LAN401〜407の
うち、ATM−LAN401,403,406にのみC
LSF処理部421〜423がそれぞれ収容されてい
る。他のATM−LAN402,404,405,40
7にはCLSF処理部が収容されていないが、前述のよ
うにネットワークレイヤアドレスを設定することによ
り、ネットワークレベルで論理的にATM−LAN40
2にはCLSF処理部421が属し、ATM−LAN4
04,405にはCLSF処理部422が属し、ATM
−LAN407にはCLSF処理部423が属すること
になる。
【0045】CLSF処理部421とCLSF処理部4
22との間にはATMコネクション441が設定され、
ATM−LAN401とATM−LAN403を相互接
続するIWU412ではCLSF処理部421とCLS
F処理部422の間のルーチング情報を含めたデータ転
送について、データを透過させる機能、つまりデータを
加工せずに通過させる機能を持つ。
【0046】同様に、CLSF処理部421とCLSF
処理部423との間にはATMコネクション442が設
定され、ATM−LAN401とATM−LAN406
を相互接続するIWU415はCLSF処理部421と
CLSF処理部423の間のルーチング情報を含めたデ
ータ転送についてデータを透過させる機能を持つ。
【0047】この場合、ATMコネクション441,4
42の設定方法としては、CLSF処理部間のルーチン
グ情報等の制御情報およびデータグラムの転送について
1本のATMコネクションを設定する方法、またはCL
SF処理部間のルーチング情報等の制御情報及びデータ
グラムの伝送について別のATMコネクションを設定す
る方法のいずれを用いても構わない。
【0048】具体的な例として、従来よりインターネッ
トで使用されているRIP(ルーチング情報プロトコ
ル)を図7の通信システムで実行した場合について説明
する。RIPとは、途中通過するルータのホップ数を使
用して最も少ない経路になるように経路制御するベクト
ル距離型のルーチングプロトコルである。本発明では図
6に示したように論理的にCLSF処理部をルータとし
て扱うことができるため、CLSF処理部によりRIP
をアクティブ動作(ルーチング情報を別のルータに報告
する動作)させる。
【0049】すなわち、CLSF処理部422は、自分
で直接データグラムを配送できるネットワークとしてA
TM−LAN403,404,405があるため、「A
TM−LAN403,404,405まで1ホップで到
達できる」ということをCLSF処理部421に通知す
る。CLSF処理部423は、同様に自分で直接データ
グラムを配送できるネットワークとしてATM−LAN
406,407があるため、「ATM−LAN406,
407まで1ホップで到達できる」ということをCLS
F処理部421に通知する。CLSF処理部421は、
同様に自分で直接データグラムを配送できるネットワー
クとしてATM−LAN401,402があるため、
「ATM−LAN401,402まで1ホップで到達で
きる」ということをCLSF処理部422,423に通
知する。
【0050】さらに、この時点でCLSF処理部42
2,423からのルーチング情報が届いている場合に
は、CLSF処理部421はCLSF処理部422,4
23から到着したルーチング情報に対して、それぞれ1
ホップ加えて、CLSF処理部422,423に通知す
る。すなわち、CLSF処理部421はCLSF処理部
422,423に対して、ATM−LAN403〜40
7まで2ホップで到達できるということを通知する。
【0051】ルーチングテーブル451〜453は、C
LSF処理部421〜423においてRIPを動作させ
た場合のデータグラムの宛先のATM−LANと配送先
(転送先)との対応関係を示している。CLSF処理部
421〜423は、受信したルーチング情報を計算し、
これから最も近い経路を選んでデータグラムの配送先を
決める。ルーチングテーブル451〜453の中で“直
接配送”と記した部分は0ホップで到達できるネットワ
ークを意味している。
【0052】例えばCLSF処理部421の場合、(1)
自分自身でATM−LAN401,402に直接配送可
能、(2) CLSF処理部422よりATM−LAN40
3,404,405はへ1ホップで到達可能、(3) CL
SF処理部423よりATM−LAN406,407へ
1ホップで到達可能、という情報を獲得してルーチング
テーブル451を作成する。
【0053】CLSF処理部422の場合、(1) 自分自
身でATM−LAN403〜405に直接配送可能、
(2) CLSF処理部421よりATM−LAN401,
402へ1ホップで到達可能、(3) CLSF処理部42
1よりATM−LAN403,404,405,40
6,407へ2ホップで到達可能、という情報を獲得す
る。この場合、ATM−LAN403,404,405
については直接配送できる経路が最短経路になるので、
直接配送の経路を選択する。この結果として、ルーチン
グテーブル452を作成する。
【0054】CLSF処理部423の場合、(1) 自分自
身でATM−LAN406,407に直接配送可能、
(2) CLSF処理部421よりATM−LAN401,
402へ1ホップで到達可能、(3) CLSF処理部42
1よりATM−LAN403,404,405,40
6,407へ2ホップで到達可能という情報を獲得す
る。この中でATM−LAN406、ATM−LAN4
07については直接配送できる経路が最短経路になるの
で、直接配送の経路を選択する。この結果として、ルー
チングテーブル453を作成する。
【0055】このようにして作成されたルーチングテー
ブルを使用して、ATM−LANを跨るコネクションレ
ス通信を行う場合の具体的な手順について、ATM−L
AN404に属する端末461からATM−LAN40
7に属する端末462へデータグラムを転送する場合を
例にとり、図8を参照して説明する。この場合、予め前
述のようにして図示しない呼設定部により端末461と
CLSF処理部422との間にATMコネクション44
3が設定され、また端末462とCLSF処理部423
との間にATMコネクション444が設定されている。
【0056】端末461においては、アプリケーション
からのデータがデータグラム処理部4611により端末
462へ転送すべきデータグラムが処理され、セル化4
612によりセルとして組み立てられた後、セル送信部
4613から出力される。この端末461から出力され
たセルは、ATMコネクション443を通ってCLSF
処理部422に到着する。
【0057】CLSF処理部422においては、到着し
たセルをセル受信部4221で受信し、デセル化部42
22でセル分解を行った後、データグラム処理部422
3でデータグラムを再生し、転送先の図5に示したよう
なネットワークIDをルーチングプロトコル実行部42
24に送る。ルーチングプロトコル実行部4224で
は、ネットワークIDから端末462がATM−LAN
407に属していることがわかるので、ルーチングテー
ブル452を検索して次の配送先のCLSF処理部(こ
の場合はCLSF処理部421)を求める。ATMアド
レス検索部4225では、こうして求められたCLSF
処理部421のネットワークIDよりATMアドレステ
ーブル472を検索してVPI/VCIを求め、これを
セル化部4226に送る。セル化部4226では、デー
タグラム処理部4223より送られたデータグラムをA
TMアドレス検索部4225により求められたVPI/
VCIを使用してセル組み立てを行い、セル送信部42
27より出力する。
【0058】CLSF処理部422から出力されたセル
は、CLSF処理部421とCLSF処理部422間に
設定されたATMコネクション441およびIWU41
2を介してCLSF処理部421に転送される。IWU
412では、CLSF処理部422からのセルをATM
レイヤ処理(セルのリアセンブリを行わない処理)のみ
で、CLSF処理部421に送る。
【0059】CLSF処理部421においては、CLS
F処理部422と同様の処理を行ない、ルーチングテー
ブル451を検索することによって次の配送先としてC
LSF処理部423を求め、さらにATMアドレステー
ブル471からVPI/VCIを求めてセル組み立てを
行い、CLSF処理部423にセルを送出する。
【0060】CLSF処理部423においては、CLS
F処理部421と同様の処理を行ない、ルーチングテー
ブル453を検索することによって、直接配送(RIP
では配送先として自分自身であるCLSF処理部423
が記述されている)、つまりCLSF処理部423から
直接ATMコネクションで配送先が接続されていること
を認識し、その配送先はATMコネクションで直接接続
されている端末462であることがわかる。ATMアド
レステーブル473を検索すると、端末462に対して
ATMコネクション444を設定しているので、CLS
F処理部423はATMコネクション444を介して端
末462にデータグラムをセル化して送出する。
【0061】端末462においては、ATMコネクショ
ン444を介して到着したセルをセル受信部4621で
受信した後、デセル化4622でセル分解を行ってデー
タグラム処理部4623でデータグラムを再構成し、ア
プリケーションに送る。
【0062】このようにして、ルーチングプロトコルを
使用したATM−LANを跨るデータグラム転送を行う
ことができる。一方、CLSF処理部間で動作している
ルーチングプロトコルについては、CLSF処理部内の
ルーチングプロトコル実行部よりのルーチング情報をセ
ル化して、ATMコネクションを介して接続されている
他のCLSF処理部に送出し、ルーチング情報を受信し
たCLSF処理部ではデータグラム処理部でデータグラ
ムを再構成し、ルーチング情報をルーチングプロトコル
実行部に転送する。
【0063】なお、上述の説明では片方向、つまり端末
461→CLSF処理部422→CLSF処理部421
→CLSF処理部423→端末462の方向についての
データグラム転送についてのみ述べたが、これと逆方向
のデータグラム転送についても同様に実施することがで
きる。
【0064】次に、図9を参照してCLSF処理部から
CLSF処理部の存在しないATM−LANへルーチン
グ情報を転送する方法の実施例について説明する。図9
においては、ATM−LAN501,502がIWU5
11によって相互接続され、ATM−LAN501には
CLSF処理部521が収容されている。そして、CL
SF処理部521とATM−LAN502とを先の実施
例と同様にして論理的に接続することによって、ATM
−LAN502にもCLSF処理部521が論理的に存
在しているように見せている。また、図示していないが
ATM−LAN501,502には他のATM−LAN
がIWUを介して接続されている。さらに、CLSF処
理部521ではルーチングプロトコルを動作させてい
る。
【0065】CLSF処理部521は、CLSF処理部
521が収容されたATM−LAN501内でルーチン
グ情報を必要とする装置531およびATM−LAN5
01と論理的に同じネットワークに属しているATM−
LAN502内でルーチング情報を必要とする装置53
2にルーチング情報を送る。ルーチング情報を必要とす
る装置531,532としては、データグラム端末、ネ
ットワークIDをVPI/VCIへ対応させるARP
(アドレスリゾリューションプロトコル)サーバ、IW
Uなどが挙げられる。この場合、装置531については
CLSF処理部521が収容されたATM−LAN50
1内に存在してるので、装置531へのルーチング情報
はCLSF処理部521からATM−LAN501内で
そのまま配送すれば良い。
【0066】一方、CLSF処理部521とATM−L
AN502との間にはIWU511が介在しているが、
CLSF521からルーチング情報をATM−LAN5
02に配送するためには、IWU511ではCLSF処
理部521から送られてきたルーチング情報をルーチン
グ情報を必要とする装置532に透過させるだけで良
い。ネットワークレイヤではCLSF処理部521がA
TM−LAN502にも属しているために、ルーチング
情報を加工する必要がないからである。このためには、
CLSF処理部521と装置532との間は、途中にI
WU511が介在している場合でもATMレイヤで接続
されている必要があるが、これには先の実施例と同様に
論理接続のためのATMコネクションを使用しても良い
し、ルーチング情報のために別のATMコネクションを
設定しても構わない。
【0067】例として、前述のRIPの場合を考える。
CLSF処理部521は図9に示されるようにルーチン
グテーブル541を持ち、ルーチング情報を必要とする
装置531,532はRIPをパッシブ動作(ルーチン
グ情報を受信して加工するだけで、ルーチング情報を他
に伝達させない動作)を行っている。この場合、CLS
F処理部521より受け取ったルーチング情報を基に、
ATM−LAN501内の装置531はルーチングテー
ブル551、またATM−LAN502内の装置532
はルーチングテーブル552をそれぞれを作成すること
ができる。
【0068】これらのルーチングテーブルが作成される
と、宛先端末が同じATM−LAN内に存在していれ
ば、CLSF処理部を介さずに直接データグラム転送を
行うことを選択する手段を有することになる。
【0069】ここで、RIPを動作させる時にIWU5
11におけるデータグラムセル処理時間はCLSF処理
部521におけるデータグラムの再構成およびセル化の
時間に比べ十分に小さいことに着目すると、IWU41
1の通過をホップカウントに入れないようにすることが
可能である。
【0070】図10に、本実施例における通信システム
の構成を示す。この実施例の通信システムは、第1〜第
3のATM−LAN601〜603を有し、ATM−L
AN601とATM−LAN602との間はIWU61
1で相互接続され、ATM−LAN602とATM−L
AN603との間はIWU612で相互接続されてい
る。ATM−LAN601にはCLSF処理部613が
収容されており、他のATM−LAN602,603に
はCLSF処理部は収容されていない。また、ATM−
LAN601〜603には呼設定部614〜616がそ
れぞれ設けられている。
【0071】CLSF処理部613は、ATM−LAN
601内の端末(図示せず)との間のデータグラム転送
は勿論、ATM−LAN602内の端末(図示せず)や
ATM−LAN603内の端末621〜62Nとの間の
データグラム転送も可能とするため、先の実施例と同様
にネットワークレイヤではそれ自身が物理的に位置して
いるATM−LAN601に属することを示す第1のネ
ットワークIDのみでなく、ATM−LAN602,6
03にも属することを示す第2、第3のネットワークI
Dが付与されている。これにより、ATM−LAN60
2内の端末(図示せず)はCLSF処理部613につい
てATM−LAN602内にあるように扱うことができ
る。
【0072】本実施例では、CLSF処理部613とA
TM−LAN603内の端末621〜62Nとの間のコ
ネクションレス通信(データグラム転送)に際しては、
2つのIWU611,612を経由する必要がある。そ
こで、この場合の動作について説明する。
【0073】上述したようにATM−LAN603に
は、CLSF処理部が収容されていないので、ATM−
LAN603内の端末(ここでは例えば621とする)
が異なるATM−LAN601に存在するCLSF処理
部613を使用できるように設定する。
【0074】図11に、この場合の動作の流れを概略的
に示す。まず、端末621とCLSF処理部613の間
にATMコネクションを設定するために、呼設定部61
4は端末621とIWU612との間にATMコネクシ
ョン631を設定する(S21)。さらに、呼設定部6
14は独立した網であるATM−LAN602内の呼設
定部615にATMコネクションの設定要求を出して、
CLSF処理部へのATMコネクションの確立を試みる
(S22)。しかし、ATM−LAN602内にもCL
SF処理部が存在しないので、呼設定部614からのA
TMコネクション設定要求を受けた呼設定部615はI
WU112とIWU611の間のATMコネクション6
41を設定し(S23)、さらに隣接のATM−LAN
601内の呼設定部616に対して、CLSF処理部6
13への呼設定要求を出す(S24)。そして、ATM
−LAN601内の呼設定部616は呼設定要求を基に
IWU611とCLSF処理部613の間にATMコネ
クション651を設定する(S25)。
【0075】このようにして設定されたATMコネクシ
ョンについて、図1の実施例と同様の方法を用いてIW
U112でATMコネクション631とATMコネクシ
ョン641を接続し、IWU611でATMコネクショ
ン641とATMコネクション651を接続する(S2
6)。これにより、端末621からCLSF処理部61
3へのデータグラム転送およびCLSF処理部613か
ら端末621へのデータグラム転送をATMセルのまま
行うようにする(S27)。
【0076】端末622〜62Nについても、端末62
1の場合と同様にしてATMコネクション632〜63
N,642〜64Nおよび652〜65Nを設定し、I
WU112でATMコネクション632〜63NとAT
Mコネクション642〜64Nとを接続し、IWU61
1でATMコネクション642〜64NとATMコネク
ション652〜65Nとを接続することによって、端末
622〜62NとCLSF処理部613間のデータグラ
ム通信をATMセルのまま行うようにする。
【0077】以上のようにATMコネクションを設定す
ることで、端末621〜62NとCLSF処理部613
の間においてネットワークレイヤで直接データグラム配
送を行うことができる。
【0078】このようにして、端末621〜62NとC
LSF処理部613との間にATMコネクションを設定
した上で、CLSF処理部613にATM−LAN60
3に属するようなネットワークIDを付加することによ
って、2つ以上のIWUを介して論理的に接続されたA
TM−LAN間においてもコネクションレス通信が可能
となる。
【0079】図12に、本発明の他の実施例に係る係る
通信システムの構成を示す。この通信システムは、第
1、第2および第3のATM−LAN701,702,
703を有し、ATM−LAN701とATM−LAN
702の間はIWU711で、またATM−LAN70
2とATM−LAN703の間はIWU712でそれぞ
れ相互接続されている。ATM−LAN701,702
にはCLSF処理部721,722がそれぞれ収容され
ており、ATM−LAN703にはCLSF処理部は収
容されていない。
【0080】ATM−LAN703は、図1の実施例と
同様に論理接続線731で示すようにATM−LAN7
02内のCLSF処理部722と論理的に接続されてい
る。さらに、ATM−LAN703は図10の実施例と
同様に、論理接続線732で示すようにIWU数で2ホ
ップ以上離れたATM−LAN701内のCLSF処理
部721と、IWU711とIWU712の間をトンネ
リングして論理的に接続されている。これによって、A
TM−LAN703は論理的に2つのCLSF処理部を
持つことになる。
【0081】この状態でCLSF処理部721,722
間に前述のRIPを実行した場合について説明する。C
LSF処理部721は、自分で直接配送できるネットワ
ークとしてATM−LAN701とATM−LAN70
3があり、「ATM−LAN701,703に1ホップ
で到達できる」ということをCLSF処理部722に通
知する。CLSF処理部722は、自分で直接配送でき
るネットワークとしてATM−LAN702,703が
あり、ATM−LAN702,703に1ホップで到達
できる」ということをCLSF処理部721に通知す
る。
【0082】このような情報交換によって、CLSF処
理部721によりルーチングテーブル751が作成さ
れ、CLSF処理部722によりーチングテーブル75
2が作成される。また、ATM−LAN703はCLS
F処理部721から「ATM−LAN701へは1ホッ
プで到達可能」、「ATM−LAN702へは2ホップ
で到達可能」という情報を最終的に受け取り、同様にC
LSF処理部722から「ATM−LAN701へは2
ホップで到達可能」、「ATM−LAN702へは1ホ
ップで到達可能」という情報を受け取る。ATM−LA
N703内のルーチング情報を受信したパッシブ動作を
している装置741は、ATM−LAN703が受けと
ったこれらの情報から、「ATM−LAN701にはC
LSF処理部721へ送出」、「ATM−LAN702
にはCLSF処理部722へ送出」というルーチングテ
ーブル753を作成することができる。
【0083】他のATM−LAN701,702につい
ては、接続しているCLSF処理部が1つしかないの
で、選択はできない。しかし、ATM−LAN703の
場合と同様に、「ATM−LAN702とCLSF処理
部721の論理接続」、または「ATM−LAN701
とCLSF処理部722の論理接続」を行って、ATM
−LAN703と同様の状況を作成しても構わない。
【0084】図13に、本発明の他の実施例におけるI
WU−CLSF処理部間でのATMコネクション設定方
法を示す。ATM−LAN801,802はIWU81
1によって相互接続され、ATM−LAN801にはC
LSF処理部821が収容されている。ATM−LAN
802は、ATM−LAN801内のCLSF処理部8
21と図1の実施例と同様に論理的に接続されている。
【0085】CLSF処理部821とIWU811の間
には、ATM−LAN802に属する端末の数だけAT
Mコネクション(VC:バーチャルチャネル)831〜
83N(Nは整数)が設定されている。これらのVC8
31〜83Nを一つのVP(バーチャルパス)841で
束ねることにより、ATM−LAN801では16ビッ
トあるVCI領域を参照することなく、VP841を意
味する8ビットのVPIを参照するのみで、CLSF処
理部821とIWU811間のセル転送を実現すること
ができる。
【0086】また、IWU811はATM−LAN80
2内の端末との間に確立しているATMコネクション
(図示せず)とVP841内のVC831〜83Nの各
コネクションとをATMレイヤで直結し、ATM−LA
N802内の端末からCLSF処理部821への転送は
ATMコネクション851からVP841内のVCコネ
クション831〜83Nのいずれか1つで示されるAT
Mコネクションにセルのリレーイングを行う。さらに、
IWU811はCLSF処理部821からATM−LA
N802内の端末へのセルについては、VCIフィード
を参照してATM−LAN802内への端末とIWU8
11間のATMコネクションのセルのリレーイングを行
うことによって、VP841で束ねられた場合のCLS
F処理部821−ATM−LAN802内の端末間のセ
ル転送を行うことができる。
【0087】図14に、本発明の他の実施例におけるI
WU数で2ホップ以上離れたATM−LAN間の接続が
ある場合のIWU−CLSF処理部間でのATMコネク
ション設定方法を示す。本実施例では3つのATM−L
AN901〜903を有し、ATM−LAN901と9
02とはIWU911により相互接続され、ATM−L
AN902と903とはIWU912によって相互接続
されている。ATM−LAN901にはCLSF処理部
921が収容さている。ATM−LAN902は図1の
実施例と同様に、CLSF処理部921と論理的に接続
され、ATM−LAN903は図10の実施例と同様
に、IWU数で2ホップ以上離れたATM−LAN90
1内のCLSF処理部921と論理的に接続されてい
る。
【0088】CLSF処理部921とIWU911との
間には、ATM−LAN902に属する端末の数だけの
ATMコネクションであるVCコネクション931〜9
3M(Mは整数)が設定されており、同様にCLSF処
理部921とIWU911との間にはATM−LAN9
03に属する端末の数だけのVCコネクション941〜
94N(Nは整数)が設定されている。
【0089】そして、これらのVCコネクション931
〜93M、941〜94Nを一つのVP951で束ねる
ことにより、CLSF処理部からIWU911に送出さ
れるATM−LAN902,903へのデータグラムお
よびATM−LAN902,903内の端末からのデー
タグラムをATM−LAN901内ではVP951を表
す8ビットのVPIで交換することができる。
【0090】ATM−LAN902内の端末とIWU9
11−CLSF処理部921間に設定されているVP9
51で束ねられたVCコネクション931〜93M、お
よびIWU911−IWU912間に設定されているV
Cコネクション961〜96NとVP951で束ねられ
たVCコネクション941〜94Nは、ATMレイヤで
直結されている。そこで、IWU911はVP951に
ついては、CLSF処理部921から到着したものにつ
いてVCIの値によってIWU912へのトンネリング
であるのか、ATM−LAN902への配送なのかを設
定しておく。また、IWU911はATM−LAN90
2内の端末から到着したものについてはATM−LAN
902内の端末とIWU911間のコネクション(図示
せず)とVP951およびVCコネクション931〜9
3Mによって示すATMコネクションへのセルのリレー
イングを行うように設定し、さらにIWU912により
到着したセルについてはVP951およびVCコネクシ
ョン941〜94Mにセルのリレーイングを行うように
設定しておく。
【0091】これらの設定によって、IWU数で2ホッ
プ以上離れたATM−LANの接続がある場合におい
て、CLSF処理部921−IWU911間のATMコ
ネクションをVP951で束ねることができる。
【0092】同様にして、ATM−LAN902内にお
いても、上記したVCコネクションのうちIWU912
へトンネリングするものについて、ATM−LAN90
2内でVCコネクション961〜96Nを一本のVPで
あるVP952に束ねて送出することで、VP952を
示す8ビットのVPIだけでIWU912まで交換する
ことができる。
【0093】次に、IWU911においてトンネリング
するVCIまたはATM−LAN902内の端末への配
送かどうかを判断する方法の一例について説明する。図
14の下方に示したセルヘッダ971のVPIでは、I
WU911→CLSF処理部921、CLSF処理部9
21→IWU911の各経路を示す。このときIWU9
11→CLSF処理部921、CLSF処理部921→
IWU911の経路を示すVPIは同じ値であっても良
いし、異なる値でも構わない。
【0094】IWU911−CLSF処理部921間の
VC931〜93M、VCコネクション941〜94N
を示すVCIの上位Pビット972はネットワークの識
別子として使用し、IWU911においてVCI上位P
ビット972の値によってATM−LAN902の内の
端末行きか、IWU912にトンネリングかを判断でき
るように設定する。ATM−LAN902行きの場合、
VCI下位ビット973によってIWU−ATM−LA
N902内端末間のVPI/VCIに変換して、セルを
端末に送出する。すなわち、VCIの下位ビット973
によって送出先端末を識別する。IWU912へのトン
ネリングの場合、IWU912へのトンネリング用VP
にセルを送出する。このとき、VCIの値としては(1)
VCIの上位Pビットのみを変更、(2) VCI全てを変
更、(3) VCIを変更しない、という3つを適宜選択で
きる。
【0095】ATM−LAN902内の端末より到着し
たセルについては、IWU911においてVP951内
のVCコネクション931〜93Mで示されるATMコ
ネクションにセルをリレーイングする。この場合、IW
U911とATM−LAN902内の各端末間に設定さ
れたATMコネクションと、VCコネクション931〜
93MとがそれぞれIWU内で直結されていることにな
る。このとき、VCコネクション931〜93Mに付与
されるヘッダ値は、CLSF処理部921→IWU91
1のATMコネクションの値と同じ値でも異なる値でも
構わない。
【0096】IWU912よりIWU911に転送され
てきたセルについては、IWU911においてVP95
1内のVCコネクション941〜94Nにて示されるA
TMコネクションにセルをリレーイングする。このと
き、VCコネクション941〜94Nの値はCLSF処
理部921→IWU911のATMコネクションの値と
同じ値でも異なる値でも構わない。
【0097】トンネリングしたセルについてはATM−
LAN902内でセルヘッダ971で示したようなフォ
ーマットを用い、IWU912においてIWU911と
同じ処理を行うことで、IWU数3ホップ以上離れてい
るネットワークに対してもIWUは同じ処理でセルを通
過させることができる。
【0098】VCI上位ビット972はPビット(P=
1,2,…,15)の任意の値をとることが可能であ
り、Pの値によって収容できるATM−LANの数とC
LSF処理部の存在しないATM−LANにおける端末
数が変化する。なお、IWU−CLSF処理部の間のコ
ネクションを1本のVPで束ねた場合には、Pの値に関
係なくCLSF処理部が直接配送できる端末数は216
なる。
【0099】次に、図15を参照してCLSF処理部と
該CLSF処理部に図1の実施例と同様に論理的に接続
されたATM−LANとの間でブロードキャストを行う
方法の実施例について説明する。
【0100】図15において、ATM−LAN100
1,1002はIWU1011によって相互接続され、
ATM−LAN1001にはCLSF処理部1021が
収容されている。ATM−LAN1002とはCLSF
処理部1021とは図1の実施例と同様にして論理的に
接続され、CLSF処理部1021とIWU1011の
間には、ATMコネクションとしてATM−LAN10
02に属する端末の数だけATMコネクション1031
が設定されている。さらに、端末との間のATMコネク
ションの他にブロードキャスト用ATMコネクション1
041が設定され、このATMコネクション1041は
ATM−LAN1002におけるブロードキャストチャ
ネルにATMレイヤで直結されている。
【0101】CLSF処理部1021がATM−LAN
1002に対してブロードキャストを行う場合、まずC
LSF処理部1021はブロードキャスト用ATMコネ
クション1041にブロードキャストセルを転送する。
ATMコネクション1041はATM−LAN1001
内ではブロードキャスト用コネクションでないため、A
TM−LAN1001内にはブロードキャストが行われ
ない。IWU1011では、ブロードキャスト用ATM
コネクションより送られてきたセルをATM−LAN1
002のブロードキャストチャネルに送出する。これに
より、ATM−LAN1002内のブロードキャストチ
ャネルを通してATM−LAN1002内にセルがブロ
ードキャストされる。
【0102】一方、ATM−LAN1002内の端末か
ら発せられたブロードキャストセルについては、IWU
1011によりブロードキャスト用ATMコネクション
1041に送出することにより、CLSF処理部102
1にもブロードキャストセルが到着するようにしてもよ
い。
【0103】このような方法を用いることにより、CL
SF処理部1021が収容されたATM−LAN100
1に対して負荷をかけることなく、CLSF処理部10
21とATM−LAN1002との間でブロードキャス
トセルの送受信を行うことができる。
【0104】次に、図16を参照してCLSF処理部と
該CLSF処理部に論理的に接続されたIWU数で2ホ
ップ以上離れたATM−LANとの間でブロードキャス
トを行う方法の実施例について説明する。図16におい
て、ATM−LAN1101とATM−LAN1102
との間はIWU1111によって相互接続され、またA
TM−LAN1102とATM−LAN1103との間
はIWU1112によって相互接続されている。ATM
1101にはCLSF処理部1121が収容されてい
る。ATM−LAN1102とCLSF処理部1121
とは、図1の実施例と同様にして論理的に接続され、ま
たATM−LAN1103とIWU数で2ホップ以上離
れたCLSF処理部1121とは、図6の実施例と同様
にして論理的に接続されている。
【0105】CLSF処理部1121とIWU1111
間には、ATM−LAN1102に属する端末の数だけ
のATMコネクション(図示せず)が設定されている。
また、CLSF処理部1121とIWU1111の間お
よびIWU1111とIWU1112の間には、ATM
−LAN1103に属する端末の数だけのATMコネク
ション1131,1141が設定され、両コネクション
はIWU1111においてATMレイヤで直結されてい
る。
【0106】さらに、ATM−LAN1103の端末と
のコネクションの他に、IWU1111とIWU111
2の間にブロードキャスト用ATMコネクション116
1、IWU1111とCLSF処理部1121の間にA
TM−LAN1103用のブロードキャスト用ATMコ
ネクション1151がそれぞれ設定され、両ATMコネ
クション1161,1151はIWU1111において
ATMレイヤで直結されている。また、ATM−LAN
1103用のブロードキャスト用コネクション1161
はATM−LAN1103内のブロードキャストチャネ
ルにIWU1112によってATMレイヤで直結されて
いる。
【0107】CLSF処理部1121がATM−LAN
1103に対してブロードキャストを行う場合には、C
LSF処理部1121はATM−LAN1103用のブ
ロードキャスト用ATMコネクション1151を介して
IWU1111にブロードキャストセルを転送する。こ
こで、ATM−LAN1101内ではブロードキャスト
チャネルでは無いので、ブロードキャストは行われな
い。
【0108】IWU1111では、ATM−LAN11
03用ブロードキャスト用ATMコネクション1161
を使用してIWU1112にセルをリレーイングする。
IWU1112では、ブロードキャスト用ATMコネク
ション1161より送られてきたセルをATM−LAN
1103のブロードキャストチャネルにセルを送出して
ブロードキャストする。
【0109】一方、ATM−LAN1103内の端末で
ブロードキャストされたセルについては、IWU111
2にてIWU1112−IWU1111間に設定したブ
ロードキャスト用ATMコネクション1161を使用し
てIWU1111にセルを転送する。さらに、IWU1
111においてIWU1111−CLSF処理部112
1間に設定したブロードキャスト用ATMコネクション
1151を使用して、CLSF処理部1121にセルを
転送するように設定しても良い。
【0110】このような方法を用いることにより、CL
SF処理部1121とCLSF処理部1121が収容さ
れたATM−LAN1101およびトンネリングするA
TM−LAN1102に対して負荷をかけることなく、
ブロードキャストセルの送受信を行うことが可能とな
る。
【0111】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればA
TM網を用いた通信システムにおいて、コネクションレ
スデータグラム転送サービスを提供するための処理を行
う処理手段を複数のATM網で共用し、またATM網間
を相互接続するIWUにネットワークレイヤパケットを
終端する機能を持たせない簡易でコスト面で有利な構成
としながらも、ルーチングプロトコルにより選択された
経路と該処理手段を経由する経路が異なるというような
矛盾を生じることなく、既存のルーチングプロトコルを
用いてコネクションレス通信を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る通信システムを示す
ブロック図
【図2】 図1における網間接続装置の内部構成を示す
【図3】 同実施例におけるコネクションレス通信の手
順を示すフローチャート
【図4】 同実施例における物理領域とネットワークレ
イヤでの論理領域について示す図
【図5】 同実施例におけるネットワークレイヤアドレ
スの構造を示す図
【図6】 本発明に基づくCLSF処理部をルータとし
たネットワークレイヤにおけるトポロジーを示す図
【図7】 本発明におけるCLSF処理部間のルーチン
グプロトコルの実行方法を説明するための概略図
【図8】 本発明におけるCLSF処理部間のルーチン
グプロトコルの実行方法を説明するための機能ブロック
【図9】 CLSF処理部とIWU数で2ホップ以上離
れたCLSF処理部を持たないATM−LAN間でのル
ーチング情報の転送方法の一実施例を説明するための図
【図10】 同実施例に係る通信システムの構成を示す
【図11】 同実施例におけるコネクションレス通信の
手順を示すフローチャート
【図12】 本発明の他の実施例に係る通信システムの
構成を示す図
【図13】 CLSF処理部とIWU間のATMコネク
ションの設定方法の一実施例を示す図
【図14】 CLSF処理部とIWU間のATMコネク
ション設定方法の他の実施例を示す図
【図15】 CLSF処理部およびこれと論理的に接続
されたATM−LAN間のブロードキャストの方法の一
実施例を示す図
【図16】 CLSF処理部およびこれと論理的に接続
されたATM−LAN間のブロードキャストの方法の他
の実施例を示す図
【符号の説明】
101…102…ATM−LAN 111…網間接
続装置 112…CLSF処理部 113,114
…呼設定部 121〜12N…端末 131〜13N
…ATMコネクション 141〜14N…ATMコネクション 151〜15M
…端末 161〜16M…ATMコネクション 172…ヘッダ
変換テーブル 173…ヘッダ変換部 201,202
…データグラム処理部 211,212…ATMレイヤ処理部 301〜303
…ATM−LAN 311…CLSF処理部 401〜407
…ATM−LAN 411〜416…網間接続装置 421〜423
…CLSF処理部 441〜444…ATMコネクション 451〜453
…ルーチングテーブル 471〜473…ATMアドレステーブル 501,502…ATM−LAN 511…網間接
続装置 521…CLSF処理部 551〜553
…ルーチングテーブル 601〜603…ATM−LAN 611,612
…網間接続装置 613…CLSF処理部 614〜616
…呼設定部 621〜62N…端末 631〜63N
…ATMコネクション 641〜14N…ATMコネクション 651〜65N
…ATMコネクション 701〜703…ATM−LAN 711,712
…網間接続装置 721…CLSF処理部 731,732
…ATMコネクション 751〜753…ルーチングテーブル 801,802
…ATM−LAN 811…網間接続装置 821…CLS
F処理部 831〜83N…ATMコネクション 841…バーチ
ャルパス 901〜903…ATM−LAN 911,912
…網間接続装置 921…CLSF処理部 931〜83M
…ATMコネクション 941〜94N…ATMコネクション 951,952
…バーチャルパス 961〜96N…ATMコネクション 971…ATM
セルヘッダ 1001,1002…ATM−LAN 1011…網間
接続装置 1021…CLSF処理部 1031…AT
Mコネクション 1041…ブロードキャスト用ATMコネクション 1101…1103…ATM−LAN 1111,11
12…網間接続装置 1121…CLSF処理部 1131,1141…ATMコネクション 1151,1161…ブロードキャスト用ATMコネク
ション
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−138739(JP,A) 特開 平5−130131(JP,A) 特開 平4−331530(JP,A) 特開 平3−242063(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/28 H04M 3/00

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コネクションレスデータグラム転送サービ
    スを提供するための処理を行う処理手段を持つ第1のA
    TM網と、 第2のATM網と、前記 第1のATM網と前記第2のATM網との間を相互
    接続する網間接続装置と、前記第1のATM網の前記処理手段と前記網間接続装置
    との間に第1のATMコネクションを設定し、前記網間
    接続装置と 前記第2のATM網に属する任意の端末との
    間に第2のATMコネクションを設定するコネクション
    設定手段とを備え、 前記網間接続装置は前記コネクション設定手段により設
    定された前記第1のATMコネクションと前記第2のA
    TMコネクションとをATMレイヤで接続するように構
    成され、前記第1のATM網の前記処理手段はネットワ
    ークレイヤで該処理手段が前記第2のATM網に属する
    ことを示すアドレス情報が付与されており、前記第2の
    ATM網に属する任意の端末からのコネクションレスデ
    ータグラム転送はATMレイヤで接続された前記第1お
    よび第2のATMコネクションを介し前記アドレス情報
    を用いて行われることを特徴とするATM通信システ
    ム。
  2. 【請求項2】前記処理手段は該処理手段とATM通信シ
    ステム内の端末間で転送されるデータグラムのルーチン
    グを行うためのルーチングプロトコルに従って動作する
    ことを特徴とする請求項1に記載のATM通信システ
    ム。
  3. 【請求項3】前記網間接続装置は前記第1のATM網と
    前記第2のATM網との間で前記データグラムのルーチ
    ングに使用されるルーチング情報を終端せずに透過させ
    ることを特徴とする請求項1に記載のATM通信システ
    ム。
  4. 【請求項4】前記ATM通信システムは前記第1のAT
    M網と前記第2のATM網との間に前記網間接続装置に
    よって接続される少なくとも1つの他のATM網を更に
    含み 、該網間接続装置は、前記コネクション設定手段に
    より設定された該他のATM網を介する前記第1のAT
    Mコネクションと前記第2のATMコネクションとをA
    TMレイヤで接続することを特徴とする請求項1に記載
    のATM通信システム。
  5. 【請求項5】前記他のATM網は、前記処理手段を持
    ち、 前記コネクション設定手段は、前記他のATM網の前記
    処理手段と前記網間接続装置との間に他のATMコネク
    ションを設定し、 前記網間接続装置は、前記コネクション設定手段により
    設定された前記他のATMコネクションと前記第2のA
    TMコネクションとをATMレイヤで接続し、 前記他のATM網の前記処理手段は、ネットワークレイ
    ヤで該処理手段が前記第2のATM網に属することを示
    すアドレス情報が付与されており、 前記第2のATM網に属する任意の端末からのコネクシ
    ョンレスデータグラム転送は、ATMレイヤで接続され
    た前記第1のATMコネクションおよび前記第2のAT
    MコネクションまたはATMレイヤで接続された前記他
    のATMコネクションおよび前記第2のATMコネクシ
    ョンのうちの選択された一方を介し前記アドレス情報を
    用いて行われることを特徴とする請求項4に記載のAT
    M通信システム。
  6. 【請求項6】前記コネクション設定手段は、前記第1の
    ATM網の前記処理手段と前記網間接続装置との間に前
    記第2のATM網に属する複数の端末の各々毎に前記第
    1のATMコネクションを設定し、 前記第2のATM網に属する前記複数の端末のための前
    記複数の第1のATMコネクションは、1つのVPに束
    ねられることを特徴とする請求項1に記載のATM通信
    システム。
  7. 【請求項7】前記コネクション設定手段により設定され
    た前記第2のATMコネクションは、前記第2のATM
    網におけるブロードキャストチャネルに接続されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のATM通信システ
    ム。
  8. 【請求項8】コネクションレスデータグラム転送サービ
    スを提供するための処理を行う処理手段を持つ第1のA
    TM網と、 第2および第3のATM網と、 前記第1のATM網と前記第2のATM網との間を相互
    接続する第1網間接続装置と 前記第2のATM網と前記第3のATM網との間を相互
    接続する第2の網間接続装置と前記第1のATM網の前記処理手段と前記第1の網間接
    続装置との間に第1のATMコネクションを設定し、前
    記第1の網間接続装置と前記第2の網間接続装置との間
    に第2のATMコネクションを設定し、前記第2の網間
    接続装置と 前記第3のATM網に属する任意の端末との
    間に第3のATMコネクションを設定するコネクション
    設定手段とを備え、 前記第1および第2の網間接続装置は前記コネクション
    設定手段により設定された前記第1、第2および第3の
    ATMコネクションをATMレイヤで直接接続するよう
    に構成され、前記第1のATM網の前記処理手段はネッ
    トワークレイヤで該処理手段が前記第3のATM網に属
    することを示すアドレス情報が付与されており、前記第
    3のATM網に属する任意の端末からのコネクションレ
    スデータグラム転送はATMレイヤで接続された前記第
    1、第2および第のATMコネクションを介し前記ア
    ドレス情報を用いて行われることを特徴とするATM
    信システム。
  9. 【請求項9】コネクションレスデータグラム転送サービ
    スを提供するための処理を行う処理手段を持つ第1のA
    TM網および該処理手段を持たない第2のATM網を含
    む複数のATM通信網におけるATM通信方法であっ
    て、 前記第1のATM網の前記処理手段と、前記第1のAT
    M網と前記第2のATM網との間を相互接続する網間接
    続装置との間に第1のATMコネクションを設定し、前
    記網間接続装置と前記第2のATM網に属する任意の端
    末との間に第2のATMコネクションを設定し、 前記第1のATMコネクションと前記第2のATMコネ
    クションとを前記網間接続装置によりATMレイヤで接
    続し、 前記第1のATM網の前記処理手段に、ネットワークレ
    イヤで該処理手段が前記第2のATM網に属することを
    示すアドレス情報を付与して、前記第2のATM網に属
    する任意の端末からのコネクションレスデータグラム転
    送を、ATMレイヤで接続された前記第1および第2の
    ATMコネクションを介し前記アドレス情報を用いて行
    うことを特徴とするATM通信方法。
  10. 【請求項10】コネクションレスデータグラム転送サー
    ビスを提供するための処理を行う処理手段を持つ第1の
    ATM網および該処理手段を持たない第2および第3の
    ATM網を含む複数のATM通信網におけるATM通信
    方法であって、 前記第1のATM網の前記処理手段と、前記第1のAT
    M網と前記第2のATM網との間を相互接続する第1の
    網間接続装置との間に第1のATMコネクションを設定
    し、前記第1の網間接続装置と、前記第2のATM網と
    前記第3のATM網との間を相互接続する第2の網間接
    続装置との間に第2のATMコネクションを設定し、前
    記第2の網間接続装置と前記第3のATM網に属する任
    意の端末との間に第3のATMコネクションを設定し、 前記第1および第2の網間接続装置によって前記第1、
    第2および第3のATMコネクションをATMレイヤで
    接続し、 前記第1のATM網の前記処理手段に、ネットワークレ
    イヤで該処理手段が前記第3のATM網に属することを
    示すアドレス情報を付与して、前記第3のATM網に属
    する任意の端末からのコネクションレスデータグラム転
    送を、ATMレイヤで接続された前記第1、第2および
    第3のATMコネクションを介し前記アドレス情報を用
    いて行うことを特徴とするATM通信方法。
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