JP3371700B2 - スチーム噴出器 - Google Patents

スチーム噴出器

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JP3371700B2
JP3371700B2 JP19192196A JP19192196A JP3371700B2 JP 3371700 B2 JP3371700 B2 JP 3371700B2 JP 19192196 A JP19192196 A JP 19192196A JP 19192196 A JP19192196 A JP 19192196A JP 3371700 B2 JP3371700 B2 JP 3371700B2
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steam
water
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vaporization chamber
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厚仁 中井
徹 花田
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Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
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  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として衣類等の
しわ伸ばしに用いるスチーム噴出器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のスチーム噴出器は、水タ
ンク内の水をポンプ装置を介して気化室へ供給し、ここ
で発生したスチームをスチーム噴出盤の噴出孔より噴出
させ、衣類のしわを伸ばすとともに、衣類等に付着てい
る臭いを取り除くものが一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
スチーム噴出器は、スチーム噴出器より噴出されるスチ
ームの成分が水であったため、衣類等に付着している臭
いを十分に取り除くことができないという問題があり、
また、衣類等に付着している菌類を取り除くことができ
ないという問題もあった。
【0004】本発明は上記課題を解決するもので、スチ
ーム噴出盤より噴出するスチームによってしわを伸ばす
作業を行うと同時に、衣類等に付着している臭いを取り
除くとともに、衣類等に付着している菌類を取り除き、
また、菌類が付着するのを防止するようにすることを目
的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、ヒータによって加熱される気化体により気
化室を構成し、水タンクに蓄えた水を気化室に供給し、
気化室で発生したスチームをスチーム噴出盤より噴出さ
せる。このスチーム噴出盤より噴出するスチームに菌処
理剤を混入させて噴出させるようにしたものである。
【0006】これにより、スチーム噴出盤より噴出する
スチームによってしわを伸ばす作業を行うと同時に、衣
類等に付着している臭いを取り除くとともに、衣類等に
付着している菌類を取り除き、また、菌類が付着するの
を防止することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、ヒータによって加熱される気化体により構成した気
化室と、この気化室で発生したスチームを噴出させるス
チーム噴出盤と、前記気化室に供給する水を蓄える水タ
ンクとを具備し、前記スチーム噴出盤より噴出するスチ
ームに菌処理剤を混入させて噴出させるようにしたもの
であり、スチーム噴出盤より噴出するスチームによって
しわを伸ばす作業を行うと同時に、スチームに混入した
菌処理剤によって衣類等に付着している臭いを取り除く
ことができるとともに、衣類等に付着している菌類を取
り除くことができ、また、菌類が付着するのを防止する
ことができる。
【0008】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、水タンク内の水を前記気化室へ供
給する給水装置を具備し、前記水タンク内で菌処理剤と
水とを混合し、この菌処理剤を混入した水を気化室に供
給し、菌処理剤を混入したスチームを噴出させるように
したものであり、水タンク内で菌処理剤と水を混合する
ため、常に均一な菌処理剤を含有した水を気化室に供給
することができ、菌処理剤を含有したスチームを噴出さ
せ、衣類等に付着している臭いを取り除くとともに、衣
類等に付着している菌類を取り除き、また、菌類が付着
するのを防止することができる。
【0009】請求項3に記載の発明は、上記請求項1ま
たは2に記載の発明において、菌処理剤は、主成分をア
ルコールとしたものであり、菌処理剤の主成分であるア
ルコールを混合した水は、気化室において気化してスチ
ームとして噴出される。この際に、まず、沸点の低いア
ルコールが気化して噴出され、衣類等に付着した菌類の
細胞の表面に損傷を与え、続いて水が気化して噴出さ
れ、菌類の細胞を取り除くことができ、衣類等に付着し
た臭いを取り除くことができるとともに、衣類等に付着
した菌類を取り除くことができる。
【0010】請求項4に記載の発明は、上記請求項1ま
たは2に記載の発明において、菌処理剤は、主成分をア
ルコールと天然または合成の菌処理剤としたものであ
り、菌処理剤の主成分であるアルコールを混合した水
は、気化室において気化してスチームとして噴出され
る。この際に、まず、沸点の低いアルコールが気化して
噴出され、衣類等に付着した菌類の細胞の表面に損傷を
与え、続いて水が気化して噴出され、菌類の細胞を取り
除くことができ、衣類等に付着している臭いを取り除く
ことができ、最後に天然または合成の菌処理剤が気化さ
れて衣類等に付着し、菌類が衣類等に付着するのを防止
することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0012】(実施例1)図1に示すように、気化室1
は、ヒータ2で加熱される気化体3により構成し、水タ
ンク4に蓄えた水をポンプ装置などの給水装置5を通し
て気化室1に供給する。スチーム噴出盤6は、気化室1
で発生したスチームを噴出孔7より噴出させる。
【0013】水タンク4内には、アルコールを主成分と
した、抗菌剤、滅菌剤、除菌剤、殺菌剤などの菌処理剤
と水とを入れて混合し、この菌処理剤を混入した水を気
化室1に供給し、菌処理剤を混入したスチームをスチー
ム噴出盤6より噴出させるようにしている。
【0014】上記構成において動作を説明すると、水タ
ンク4内に、アルコールを主成分とし、水タンク4の水
量に相当する量を分包した菌処理剤と水とを入れて混合
し、給水装置5を動作させると、水タンク4内の菌処理
剤を混合した水は、吸水パイプ8、給水装置5、送水パ
イプ9を通して気化室1に供給される。
【0015】気化室1で発生した菌処理剤を混合したス
チームは、スチーム通路10を通してスチーム噴出盤6
の噴出孔7より噴出する。このスチームによって、衣類
等のしわを伸ばすことができる。
【0016】また、この際に、まず、菌処理剤の主成分
である沸点の低いアルコールが気化して噴出され、衣類
等に付着した菌類の細胞の表面に損傷を与え、続いて水
が気化して噴出され、菌類の細胞を取り除くことがで
き、衣類等に付着した臭いを取り除くことができるとと
もに、衣類等に付着した菌類を取り除くことができる。
【0017】なお、本実施例では、ポンプ装置などの給
水装置5を用いて水を気化室1へ供給しスチームを噴出
させるようにしているが、例えば、特公昭50−175
94号公報に記載されているように、気化室1へ水を供
給する手段として伸縮自在な水タンクをコイルスプリン
グで圧縮する加圧装置を用いてもよく、また、実公昭5
0−42238号公報に記載されているように、水タン
クをヒータで加熱してスチームを発生させるようにして
も同様の効果が得られる。
【0018】また、例えば、特公昭54−10673号
公報に記載されているように、衣類収納室と蒸気兼熱風
発生装置とを具備した衣類蒸気仕上器や、スチームアイ
ロン等のスチームで衣類のしわを伸ばす器具にも用いる
ことができ、同様の効果が得られるものである。
【0019】(実施例2)図1における水タンク4内に
は、アルコールと天然または合成の菌処理剤とを主成分
とした、抗菌剤、滅菌剤、除菌剤、殺菌剤などの菌処理
剤と水とを入れて混合し、この菌処理剤を混入した水を
気化室1に供給し、菌処理剤を混入したスチームをスチ
ーム噴出盤6より噴出させるようにしている。他の構成
は上記実施例1と同じである。
【0020】上記構成において動作を説明すると、水タ
ンク4内にアルコールと天然または合成の菌処理剤とを
主成分とした菌処理剤と水とを入れて混合し、給水装置
5を動作させると、水タンク4内の菌処理剤を混合した
水は、吸水パイプ8、給水装置5、送水パイプ9を通し
て気化室1に供給される。
【0021】気化室1で発生した菌処理剤を混合したス
チームは、スチーム通路10を通してスチーム噴出盤6
の噴出孔7より噴出する。このスチームによって、衣類
等のしわを伸ばすことができる。
【0022】また、この際に、まず、菌処理剤の主成分
である沸点の低いアルコールが気化して噴出され、衣類
等に付着した菌類の細胞の表面に損傷を与え、続いて水
が気化して噴出され、菌類の細胞を取り除くことがで
き、衣類等に付着した臭いを取り除くことができ、最後
に天然または合成の菌処理剤が気化されて衣類等に付着
し、菌類が衣類等に付着するのを防止することができ
る。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、ヒータによって加熱される気化体により
構成した気化室と、この気化室で発生したスチームを噴
出させるスチーム噴出盤と、前記気化室に供給する水を
蓄える水タンクとを具備し、前記スチーム噴出盤より噴
出するスチームに菌処理剤を混入させて噴出させるよう
にしたから、スチーム噴出盤より噴出するスチームによ
ってしわを伸ばす作業を行うと同時に、スチームに混入
した菌処理剤によって衣類等に付着している臭いを取り
除くとともに、衣類等に付着している菌類を取り除き、
また、菌類が付着するのを防止することができ、衣類等
の仕上がりを良くすることができる。
【0024】また、請求項2に記載の発明によれば、水
タンク内の水を前記気化室へ供給する給水装置を具備
し、前記水タンク内で菌処理剤と水とを混合し、この菌
処理剤を混入した水を気化室に供給し、菌処理剤を混入
したスチームを噴出させるようにしたから、常に均一な
菌処理剤を含有した水を気化室に供給することができ、
菌処理剤を含有したスチームを噴出させ、衣類等に付着
している臭いを取り除くとともに、衣類等に付着してい
る菌類を取り除き、また、菌類が付着するのを防止する
ことができ、衣類等の仕上がりを良くすることができ
る。
【0025】また、請求項3に記載の発明によれば、菌
処理剤は、主成分をアルコールとしたから、アルコール
を混合した水は、気化室において気化してスチームとし
て噴出される際に、まず、沸点の低いアルコールが気化
して噴出され、衣類等に付着した菌類の細胞の表面に損
傷を与え、続いて水が気化して噴出され、菌類の細胞を
取り除くことができ、衣類等に付着した臭いを取り除く
ことができるとともに、衣類等に付着した菌類を取り除
くことができ、衣類等の仕上がりを良くすることができ
る。
【0026】また、請求項4に記載の発明によれば、菌
処理剤は、主成分をアルコールと天然または合成の菌処
理剤としたから、菌処理剤の主成分であるアルコールと
天然または合成の菌処理剤と混合した水を気化室におい
て気化してスチームとして噴出される際に、まず、沸点
の低いアルコールが気化して噴出され、衣類等に付着し
た菌類の細胞の表面に損傷を与え、続いて水が気化して
噴出され、菌類の細胞を取り除くことができ、衣類等に
付着している臭いを取り除くことができ、最後に天然ま
たは合成の菌処理剤が気化されて衣類等に付着し、菌類
が衣類等に付着するのを防止することができ、衣類等の
仕上がりを良くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のスチーム噴出器の断面図
【符号の説明】
1 気化室 2 ヒータ 3 気化体 4 水タンク 6 スチーム噴出盤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−33899(JP,A) 特公 昭50−17594(JP,B2) 特公 昭54−10673(JP,B2) 実公 昭50−42238(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 87/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒータによって加熱される気化体により
    構成した気化室と、この気化室で発生したスチームを噴
    出させるスチーム噴出盤と、前記気化室に供給する水を
    蓄える水タンクとを具備し、前記スチーム噴出盤より噴
    出するスチームに菌処理剤を混入させて噴出させるよう
    にしたスチーム噴出器。
  2. 【請求項2】 水タンク内の水を気化室へ供給する給水
    装置を具備し、前記水タンク内で菌処理剤と水とを混合
    し、この菌処理剤を混入した水を気化室に供給し、菌処
    理剤を混入したスチームを噴出させるようにした請求項
    1記載のスチーム噴出器。
  3. 【請求項3】 菌処理剤は、主成分をアルコールとした
    請求項1または2記載のスチーム噴出器。
  4. 【請求項4】 菌処理剤は、主成分をアルコールと天然
    または合成の菌処理剤とした請求項1または2記載のス
    チーム噴出器。
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