JP3371632B2 - 光学式水質測定器の洗浄方法 - Google Patents

光学式水質測定器の洗浄方法

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JP3371632B2 JP20894495A JP20894495A JP3371632B2 JP 3371632 B2 JP3371632 B2 JP 3371632B2 JP 20894495 A JP20894495 A JP 20894495A JP 20894495 A JP20894495 A JP 20894495A JP 3371632 B2 JP3371632 B2 JP 3371632B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水の濁度とか色度を
測定するための濁色度計とか、水中の有機物質の紫外線
吸収の程度を測定する紫外線吸光度計(UV計と略称)
等に用いられる光学式水質測定器の効率的な洗浄方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に特定の波長の光を用いて濁度とか
色度等の連続計測を行う光学式水質測定器が多用されて
いるが、これら測定器に直結する前方の配管もしくは測
定器内の測定セル部で、生物スライムとか全鉄、全マン
ガン等の着色成分が管壁とかセル内壁に付着すると測定
に妨害を与えてしまうことになるため、測定前にこれら
の着色成分は除去する必要がある。
【0003】そこで従来から上記着色成分を除去するた
めの洗浄方法として、ワイパによる除去手段、ジェット
水流を用いた除去手段もしくは塩酸等の薬液を利用した
洗浄手段等が採用されている。図4はワイパによる除去
手段の一例を示すものであり、光不透過性の金属あるい
は合成樹脂製の管体で構成されたフローセルタイプの測
定セル1の両端開口部に配備された光学窓2a,2bの
外側に光源3と受光素子4が固定されており、該測定セ
ル1に試料水入口5と試料水出口6とが設けられてい
る。
【0004】光源3としてはハロゲンランプとか紫外線
ランプが用いられ、この光源3にコントロールユニット
7から電源ライン15を介して電源8の電力が供給され
ると測定セル1内に光路9が形成され、該測定セル1内
で吸収される光の度合を受光素子4で検知して電気信号
に変換してから信号ライン16を介してコントロールユ
ニット7に入力する。尚、光源3からコントロールユニ
ット7に光源出力レベル信号17が入力されている。
【0005】上記測定セル1には、操作腕10aとワイ
パ部10bとから成る洗浄器10が配設されていて、コ
ントロールユニット7からの洗浄指令信号18が出力さ
れると洗浄器駆動用モータ11が電源8から電源電力1
9を受けて作動を開始し、洗浄器10がリミットスイッ
チ20の作用に基づいて図示のA方向に往復移動するこ
とにより測定セル1の内壁面及び光学窓2a,2bの内
面を洗浄するようになっている。ワイパ部10bの左右
両端部にはOリング12,12が取付けられていて、こ
のOリング12,12にワイパ機能と同時に洗浄時の水
漏れを防止するシーリング機能を持たせている。
【0006】具体的には図5に示したように電源8と洗
浄器駆動用モータ11との間にリミットスイッチ20
a,20bを並列に配備してあり、該リミットスイッチ
20a,20bのオンオフ駆動に伴って洗浄器駆動用モ
ータ11の駆動方向が切り替わり、洗浄器10を往復駆
動させている。
【0007】図6は水流を用いた洗浄方法の例を示して
いる。即ち、光学式水質測定器21(前記測定セル1に
相当)の前段に三方バルブ22とニードルバルブ23が
直列に接続されていて、試料水24を三方バルブ22を
通してからニードルバルブ23により流量調整しながら
計測時通水経路26により光学式水質測定器21に供給
して測定を行い、排水25として流下させる一方、光学
式水質測定器21の洗浄時にはコントロールユニット7
からの洗浄指令18により三方バルブ22を切り替え
て、試料水に代えた大量の洗浄水を該三方バルブ22か
ら水流洗浄時の通水経路27を介して直接光学式水質測
定器21に送り込んで洗浄操作を実施している。
【0008】図7は薬液を用いた洗浄方法の例を示して
いる。前記例と同様に光学式水質測定器21の前段に三
方バルブ22とニードルバルブ23が直列に接続され、
更に三方バルブ22に薬液タンク28と薬液用ポンプ2
9が配備されている。そして測定時には試料水24をニ
ードルバルブ23により流量調整しながら三方バルブ2
2を通す計測時通水経路26により光学式水質測定器2
1に供給して測定を行って排水25として流下させる一
方、該光学式水質測定器21の洗浄時には、コントロー
ルユニット7からの洗浄指令18が三方バルブ22と薬
液用ポンプ29に伝達されて、該三方バルブ22の切り
替えに伴って薬液タンク28内の薬液をポンプ29から
薬液流通経路34を介して光学式水質測定器21に送り
込み、薬液による洗浄操作を実施している。
【0009】上記各例における洗浄操作は、コントロー
ルユニット7に予め設定された洗浄時間と周期に基づい
て実施されるが、これらの操作を光学式水質測定器21
の「汚れ度」に基づいて実施する方法もある。例えば水
質自動監視装置に代表される自動計測システムの場合に
は、長期間計測値の精度を保つための機能の1つとして
自動ゼロ校正機能が付与されているのが通例である。
【0010】このゼロ校正機能とは、図8に示したよう
に校正時に試料水24をニードルバルブ23から三方バ
ルブ22を用いて活性炭とか繊維活性炭等が充填された
ゼロ水用フィルタ30を通水させて該試料水を浄化し、
汚れ度を0(これをゼロ水と呼ぶ)とし、そのゼロ水を
光学式水質測定器21のゼロ基準水として校正する方法
が自動ゼロ校正である。この時に光学式水質測定器21
を構成する測定セルに汚れが全く付着していない状態下
では、ゼロ水の通水時に計測値はゼロとなるが、測定セ
ルの内壁等に汚れが付着していると計測値はゼロになら
ない。これはゼロ水通水時の計測値は汚れに起因するも
のであり、その値を「汚れ度」と呼ぶ。
【0011】このような「汚れ度」に基づいた洗浄周期
で洗浄操作を実施する方法は、自動ゼロ校正時の汚れ度
が前記コントロールユニット7に設定した値を上回った
時に洗浄操作を実施している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な光学式水質測定器における各種洗浄方法の問題点とし
ては、各方法とも洗浄時間が一定であり、汚れの程度に
関わらずコントロールユニット7に設定された一定の時
間だけ洗浄操作を実施している点にある。コントロール
ユニット7の洗浄時間の設定は、各ユーザが自由に設定
できるようになっているのが通例であるが、光学式水質
測定器への汚れの付着は通常測定している試料水の水質
により全く異なり、しかも水質は季節によって変化する
こともあるため、ユーザが常に最適な洗浄時間を設定す
ることは困難である。
【0013】特に光学式水質測定器では測定セルの汚れ
が光の吸収作用を示す場合があるため、汚れによる光の
吸収はそのまま測定誤差になってしまう惧れがある。
又、洗浄時間の設定が短すぎて汚れの除去が不十分な場
合には、測定セル内に汚れの蓄積現象が生じて誤差が増
大してしまうことがある。
【0014】更に洗浄時間を必要以上に長く設定した場
合にも下記のような問題が生じる。例えば前記ワイパに
よる除去手段を採用した場合には該ワイパの摩耗を早め
たり、駆動用モータを含めた機械部品の短寿命化をもた
らし、ジェット水流等の洗浄方法を採用した場合には消
費水量が異常に増大してしまい、更に塩酸等の薬液を利
用した洗浄方法を採用した場合には薬液の消費に伴うコ
スト増大及び廃液の増大を招来し、且つ洗浄後の中和処
理等に要する薬品代が余分にかかってしまうことにな
る。
【0015】更に光学式水質測定器のオーバーホール周
期にも影響があり、前記ジェット水流等の洗浄方法を採
用した場合にはオーバーホール時に測定器自体を分解し
て測定セル部の薬液による洗浄作業を実施しなければな
らないケースもある。従って近年多用されている水質自
動監視装置に用いられている光学式水質測定器のメンテ
ナンスが煩瑣になって作業員への負荷が増大してしまう
という難点がある。
【0016】そこで本発明は上記の問題点に鑑み、どの
ような洗浄方法を採用した場合でも、洗浄時間等の条件
を最適に設定して最良の洗浄効果をあげることができる
光学式水質測定器の洗浄方法を提供することを目的とす
るものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、先ず請求項1により、光学式水質測定器
にモータによって駆動されるワイパ型洗浄器を付設し、
水質測定時に試料水を計測時通水経路に沿って水質測定
器に送り込むとともに該測定器の洗浄時にはコントロー
ルユニットの出力に基づいて洗浄器のワイパ部を往復移
動させることにより測定セルの内壁面を洗浄するように
した洗浄方法において、水質測定器の前段にゼロ水用フ
ィルタを配備して、試料水と水質測定器との間に前記計
測時通水経路と並列にゼロ水フィルタ通水経路を形成
し、水質測定時には試料水を計測時通水経路により水質
測定器に供給して光学的に水質の測定を行う一方、水質
測定器の洗浄時には、コントロールユニットからのフィ
ルタ通水指令出力に基づいて試料水をゼロ水フィルタ通
水経路を介して水質測定器に送り込んで該水質測定器の
「汚れ度」を測定し、しかる後にコントロールユニット
の洗浄指令信号によるモータの駆動に伴ってワイパ洗浄
を開始して、前記「汚れ度」がコントロールユニットに
予め設定された一定値以下になった時点で洗浄操作を終
了するようにした光学式水質測定器の洗浄方法を提供す
る。
【0018】上記ゼロ水フィルタとは、活性炭もしくは
繊維活性炭等が充填されたフィルタであって、試料水を
浄化して汚れ度が0の「ゼロ水」にする機能を有してい
る。
【0019】請求項3により、光学式水質測定器に水流
によって測定セルの内壁面を洗浄する機構を付設し、水
質測定時に試料水を計測時通水経路に沿って水質測定器
に送り込み、該測定器の洗浄時にはコントロールユニッ
トの出力に基づいて試料水に代えた洗浄水を水流洗浄時
の通水経路に沿って水質測定器に送り込むようにした洗
浄方法において、前記請求項1におけるのと同様に水質
測定器の前段にゼロ水用フィルタを配備してゼロ水フィ
ルタ通水経路を並列に形成し、水質測定器の洗浄時に試
料水をゼロ水フィルタ通水経路を介して水質測定器に送
り込んで該水質測定器の「汚れ度」を測定し、しかる後
にコントロールユニットの洗浄指令信号によって洗浄水
を用いた洗浄を行って該「汚れ度」が一定値以下になっ
た時点で水流による洗浄操作を終了する方法にしてあ
る。
【0020】更に請求項4により、光学式水質測定器に
薬液用ポンプにより送り込まれる薬液によって測定セル
の内壁面を洗浄する機構を付設し、水質測定時に試料水
を計測時通水経路に沿って水質測定器に送り込み、該測
定器の洗浄時にはコントロールユニットの出力に基づく
薬液用ポンプの駆動により薬液を水質測定器に送り込む
ようにした洗浄方法において、上記と同様に水質測定器
の前段にゼロ水用フィルタを配備してゼロ水フィルタ通
水経路を並列に形成し、水質測定器の洗浄時に試料水を
ゼロ水フィルタ通水経路を介して水質測定器に送り込ん
で該水質測定器の「汚れ度」を測定し、しかる後にコン
トロールユニットの洗浄指令信号によって薬液を用いた
洗浄を行って該「汚れ度」が一定値以下になった時点で
水流による洗浄操作を終了する方法にしてある。
【0021】請求項5により、上記コントロールユニッ
トに予め設定された値を「A値」とするとともに、水質
測定器を構成する測定セルの内壁面に汚れの付着がな
く、該測定セルが薬液で満たされている状態での測定値
を「B値」とし、コントロールユニットに「B値+A
値」を予め設定して薬液用ポンプの駆動に伴う測定セル
の薬液洗浄を行い、薬液洗浄中の測定値が「B値+A
値」になった時点で薬液による洗浄操作を終了する方法
にしてある。このコントロールユニットには、洗浄時間
あるいは洗浄回数の上限が設定され、更に洗浄時間ある
いは洗浄回数の上限まで洗浄操作を実施した場合に、オ
ーバーホール等のメンテナンス必要である旨の警報を出
力する機能を持たせてある。
【0022】かかる請求項1記載の光学式水質測定器の
洗浄方法によれば、水質測定時には試料水が流量調整さ
れてから計測時通水経路により測定器に供給されて光学
的に水質の測定が行われる一方、水質測定器の洗浄時に
は、コントロールユニットからのフィルタ通水指令に基
づいて試料水がゼロ水用フィルタに通水されてから水質
測定器に送り込まれる。このゼロ水用フィルタで試料水
が浄化されて所謂ゼロ水となってから水質測定器に送り
込まれるので、測定セルに汚れが全く付着していない場
合にはゼロ水の通水時に計測値はゼロとなり、測定セル
に汚れが付着していると計測値はゼロにならず、従って
ゼロ水通水時の計測値は汚れに起因する値である「汚れ
度」に相当する。この汚れ度を測定後にコントロールユ
ニットからの洗浄指令信号によりモータを駆動してワイ
パ洗浄を開始すると時間の経過に伴って「汚れ度」の値
は低下するので、この汚れ度がコントロールユニットに
設定されたある一定値A以下になった時点で洗浄操作を
終了する。
【0023】請求項3記載の水質測定器の洗浄方法によ
れば、上記ワイパ洗浄でなく、試料水に代えた洗浄水の
水流による洗浄が実施され、請求項4記載の洗浄方法に
よれば、水流による洗浄に代えて薬液による洗浄操作が
実施される。
【0024】請求項5の記載によれば、コントロールユ
ニットに予め設定された値を「A値」とし、水質測定器
を構成する測定セルの内壁面に汚れの付着がなく、該測
定セルが薬液で満たされている状態での測定値を「B
値」として、コントロールユニットに「B値+A値」を
予め設定しておいて、測定セルの薬液洗浄を行った際に
測定値が「B値+A値」になった時点で薬液による洗浄
操作が終了する。該コントロールユニットに洗浄時間あ
るいは洗浄回数の上限を設定したことにより、誤設定に
起因する洗浄オーバー等の事態が回避され、更に洗浄時
間あるいは洗浄回数の上限まで洗浄操作を実施した場合
に、コントロールユニットからオーバーホール等のメン
テナンスが必要である旨の警報が出力される。
【0025】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて本発明にかか
る光学式水質測定器の洗浄方法の各種実施例を、前記従
来の構成部分と同一の構成部分に同一の符号を付して詳
述する。本実施例では光学式水質測定器の「汚れ度」を
考慮して、この「汚れ度」が規定の条件を満足した時点
で洗浄操作を終了することが基本となっている。
【0026】図1は本発明の第1実施例を説明するため
の概要図であり、図中の21は光学式水質測定器、11
は洗浄器駆動用モータ、7はコントロールユニット、2
3はニードルバルブ、22は該ニードルバルブ23と直
列に接続された三方バルブ、30はゼロ水用フィルタで
ある。洗浄器駆動用モータ11はコントロールユニット
7からの洗浄指令信号18を受けて光学式水質測定器2
1に付設された前記従来例(図4参照)で説明した操作
腕とワイパ部とから成る洗浄器10を、リミットスイッ
チの作用に基づいて往復移動することにより、光学式水
質測定器21を構成するフローセルタイプの測定セル内
壁面とか光学窓の内面が洗浄されるようになっている
(図1では洗浄器の詳細な図示は省略)。
【0027】26は計測時通水経路であり、更にゼロ水
フィルタ30によって試料水24と光学式水質測定器2
1との間に上記計測時通水経路26と並列にゼロ水フィ
ルタ通水経路32が形成されている。
【0028】かかる第1実施例によれば、水質測定時に
は試料水24がニードルバルブ23により流量調整され
てから三方バルブ22を通って計測時通水経路26によ
り光学式水質測定器21に供給されて光学的に水質の測
定が行われ、測定後に排水25として流下する。尚、測
定セルに固定された光源にコントロールユニット7から
電源ライン15を介して電源電力が供給されているとと
もに、この光源からコントロールユニット7に光源出力
レベル信号17が入力されているのは従前と同様であ
る。
【0029】次に光学式水質測定器21の洗浄時には、
コントロールユニット7からのフィルタ通水指令31が
出力され、このフィルタ通水指令31に基づいて三方バ
ルブ22がゼロ水用フィルタ30側に切り換えられて試
料水がゼロ水用フィルタ30に通水されるので、ゼロ水
フィルタ通水経路32を介して試料水が光学式水質測定
器21に送り込まれる。
【0030】ゼロ水用フィルタ30には前記したように
活性炭とか繊維活性炭等が充填されており、試料水が浄
化されて所謂ゼロ水となってから光学式水質測定器21
に送り込まれる。光学式水質測定器21を構成する測定
セルに汚れが全く付着していない場合にはゼロ水の通水
時に計測値はゼロとなるが、測定セルの内壁等に汚れが
付着していると計測値はゼロにならず、従ってゼロ水通
水時の計測値は汚れに起因する値、即ち「汚れ度」に相
当する。
【0031】この汚れ度を測定した後にコントロールユ
ニット7からの洗浄指令信号18により洗浄器駆動用モ
ータ11を駆動してワイパ洗浄を開始すると、ワイパ洗
浄時間が経過するにつれて「汚れ度」の値は低下する。
その後、汚れ度がコントロールユニット7に設定された
ある一定値A以下になった時点で三方バルブ22を最初
の位置に切り換えて洗浄操作を終了する。
【0032】この第1実施例では、「汚れ度」がゼロに
なった時点で洗浄操作を終了するのではなく、この「汚
れ度」がコントロールユニット7に設定された一定値A
以下になった時点で洗浄操作を終了する。これは光学式
水質測定器21の電気的特性により、汚れが除去された
にも関わらず微小に出力が発生する可能性があること、
又、洗浄器の洗浄能力が低下した場合を考慮してのこと
である。
【0033】本第1実施例を用いることにより、ワイパ
洗浄によって測定セル内の汚れが除去されたことを確認
した後に測定状態に戻ることになり、洗浄過多になるこ
とが防止されるという作用がもたらされる。
【0034】図2は本発明の第2実施例を説明するため
の概要図であり、本例は水流を用いた洗浄方法に適用し
た場合を示している。図中の22aは第1の三方バル
ブ、23はニードルバルブ、22bは第2の三方バルブ
であり、これらのバルブは直列に接続されて光学式水質
測定器21に接続されている。その他の基本的構成は第
1実施例と基本的に同一であるため、同一の符号を付し
てある。
【0035】かかる第2実施例によれば、水質測定時に
は試料水24が第1の三方バルブ22a,ニードルバル
ブ23,第2の三方バルブ22bを通って計測時通水経
路26により光学式水質測定器21に供給されて光学的
に水質の測定が行われ、測定後に排水25として流下す
る。
【0036】次に光学式水質測定器21の洗浄時には、
先ずコントロールユニット7から第1の三方バルブ22
aに水流洗浄指令33が出力される。すると第1の三方
バルブ22aが洗浄側に切り換えられて、試料水に代え
た大量の洗浄水が該第1の三方バルブ22aから水流洗
浄時の通水経路27を介して直接光学式水質測定器21
に送り込まれて単位時間だけ洗浄操作が実施される。そ
の後に第2の三方バルブ22bにフィルタ通水指令31
が出力されて第2の三方バルブ22bがゼロ水用フィル
タ30側に切り換えられてゼロ水通水状態となり、試料
水がゼロ水用フィルタ30に通水されるので、ゼロ水フ
ィルタ通水通路32を介して試料水が光学式水質測定器
21に送り込まれて前記した作動原理に基づいて測定セ
ルの「汚れ度」が確認される。
【0037】この「汚れ度」がコントロールユニット7
に設定された一定値A以下であれば洗浄操作を終了し、
汚れ度が設定値A以上であれば汚れの除去が不十分であ
るとして再度単位時間の水流による洗浄操作を行う。
【0038】図3は本発明の第3実施例の概要図であ
り、本例は薬液を用いた洗浄方法に適用した場合を示し
ている。図中の22aは第1の三方バルブ、22bは第
2の三方バルブ、23はニードルバルブ、30はゼロ水
用フィルタである。その他の基本的構成は第1実施例と
基本的に同一であるため、同一の符号を付してある。
【0039】かかる第3実施例によれば、水質測定時に
は試料水24がニードルバルブ23,第1の三方バルブ
22a,第2の三方バルブ22bを通って計測時通水経
路26により光学式水質測定器21に供給されて光学的
に水質の測定が行われ、測定後に排水25として流下す
る。
【0040】次に光学式水質測定器21の洗浄時には、
コントロールユニット7からの洗浄指令18が先ず薬液
用ポンプ29に伝達されて、薬液タンク28内の薬液が
ポンプ29から薬液流通経路34を介して光学式水質測
定器21に送り込まれ、薬液による洗浄操作が実施され
る。その後に第1の三方バルブ22aと第2の三方バル
ブ22bにフィルタ通水指令31が出力されてゼロ水用
フィルタ30に対してゼロ水通水状態となり、試料水が
ゼロ水フィルタ通水通路32を介して光学式水質測定器
21に送り込まれ、前記した作動原理に基づいて測定セ
ルの「汚れ度」が確認される。
【0041】この「汚れ度」がコントロールユニット7
に設定された一定値A以下であれば洗浄操作を終了し、
汚れ度が設定値A以上であれば汚れの除去が不十分であ
るとして再度洗浄指令18が出力されて単位時間の薬液
による洗浄操作が行われる。この第3実施例の場合も薬
液洗浄手段に加えて三方バルブ22a,22bの切り換
え操作に伴ってゼロ水通水状態として光学式水質測定器
21の汚れ度を確認し、コントロールユニット7に設定
された汚れ度を基準として洗浄操作の終了もしくは継続
を決定することが操作上の特徴となっている。
【0042】次に本発明の第4実施例を説明する。本例
は薬液洗浄手段を用いた応用例であるが、一般にあらゆ
る物質は特定の波長において必ず物質固有の光を吸収す
る性質がある。そこで光学式水質測定器21を構成する
測定セルの内壁面に汚れの付着がなく、該測定セルが薬
液で満たされている状態での測定値を記録してB値とす
れば、このB値を用いてゼロ水を使用することなく汚れ
度を確認することが可能となる。
【0043】そこで図3におけるコントロールユニット
7に予め「B値+A値」を設定しておき、薬液用ポンプ
29を駆動して測定セルの薬液洗浄を開始して薬液洗浄
中に測定値が「B値+A値」になった時点でポンプ29
の駆動を停止し、第1,第2の三方バルブ22a,22
bを試料水通水側に戻して洗浄操作を終了する。
【0044】次に本発明の第5実施例を説明する。この
例では前記各実施例における洗浄時間あるいは洗浄回数
に上限を設ける方法である。即ち、前記各例ではA値を
誤って設定した場合とか洗浄装置の洗浄機能が低下した
場合に、極端なケースとして2時間とか3時間と連続し
て洗浄操作を実施してしまい、データの欠損等の危機的
で好ましくない結果が生じる惧れがある。
【0045】そこで本例ではコントロールユニット7に
洗浄時間あるいは洗浄回数に上限を設定したことによ
り、前記した誤操作に起因する問題点を解消したことが
特徴となっている。
【0046】更に本発明の第6実施例を説明する。本例
では上記第5実施例でコントロールユニット7に洗浄時
間あるいは洗浄回数の上限まで洗浄操作を実施した場合
に該コントロールユニット7から「メンテナンスが必
要」である旨の警報を出力するようにした構成にしてあ
る。即ち、洗浄時間あるいは洗浄回数の上限まで洗浄操
作を実施するという状態は、汚れの蓄積とか洗浄周期設
定が適切でないという理由が考えられる外にオーバーホ
ールの時期であるとも判断され、更には測定セル内への
硬質な異質物の混入に伴って光透過面に傷付き現象が生
じて光の散乱現象が発生し、これが汚れ度の上昇として
反映されてしまう事態も考慮される。
【0047】上記いずれの理由にせよ洗浄時間の上限ま
で洗浄操作を行うという状態はオーバーホールを実施す
べき時期であるものと推定されるので、前記した「メン
テナンスが必要」というメッセージ出力が出された時点
でオーバーホール等の処置を行えばよい。
【0048】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にか
かる光学式水質測定器の洗浄方法によれば、水質測定時
には試料水が計測時通水経路により測定器に供給されて
光学的に水質の測定が行われる一方、水質測定器の洗浄
時には、コントロールユニットからのフィルタ通水指令
に基づいて試料水がゼロ水用フィルタに通水されてから
水質測定器に送り込まれ、試料水が浄化されてゼロ水と
なってから水質測定器に送り込まれて測定セルの「汚れ
度」が測定された後にコントロールユニットからの洗浄
指令信号によりワイパ洗浄、水流による洗浄もしくは薬
液による洗浄が行われ、前記「汚れ度」がコントロール
ユニットに設定されたある一定値A以下になった時点で
洗浄操作を終了することができる。
【0049】従って単にユーザが洗浄時間を適当に設定
する従来方法とは異なり、試料水の水質とか季節によっ
て異なる測定セルへの汚れの付着に対応して洗浄時間を
最適に設定することが可能となって、測定セルの汚れに
よる光の吸収作用に起因する測定誤差をなくすととも
に、洗浄不足に起因する測定セル内での汚れの蓄積現象
を防止することができる。特に前記ワイパ洗浄、水流に
よる洗浄もしくは薬液による洗浄の何れの洗浄方法を採
用した場合でも、洗浄時間等の条件を最適に設定して最
良の洗浄効果をあげることができる。
【0050】更に洗浄時間を必要以上に長く設定する惧
れがないので、ワイパの摩耗とか駆動用モータを含めた
機械部品の寿命低下を防止し、水流による洗浄方法の場
合には消費水量を最小限とし、且つ塩酸等の薬液を利用
した洗浄方法の場合にも薬液の消費と廃液処理に伴うコ
ストの低減化をはかれる効果が得られる。
【0051】又、コントロールユニットに洗浄時間ある
いは洗浄回数の上限を設定したことにより、誤設定に起
因する洗浄オーバー等の事態を回避することができると
ともに洗浄時間あるいは洗浄回数の上限まで洗浄操作を
実施した場合には、コントロールユニットからオーバー
ホール等のメンテナンスが必要である旨の警報が出力さ
れるので、メンテナンスが煩瑣になる以前に適当な処置
を行うことによって作業員への負荷を軽減することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる光学式水質測定器の洗浄方法の
第1実施例を説明するための概要図。
【図2】本発明の第2実施例を説明するための概要図。
【図3】本発明の第3実施例を説明するための概要図。
【図4】従来のワイパによる測定セルの洗浄方法の一例
を示す概要図。
【図5】図4の例における要部回路図。
【図6】従来の水流による測定セルの洗浄方法の一例を
示す概要図。
【図7】従来の薬液による測定セルの洗浄方法の一例を
示す概要図。
【図8】通常の自動ゼロ校正機能を有する洗浄方法の一
例を示す概要図。
【符号の説明】
7…コントロールユニット 11…モータ 15…電源ライン 17…光源出力レベル信号 18…洗浄指令信号 21…光学式水質測定器 22,22a,22b…三方バルブ 23…ニードルバルブ 24…試料水 26…計測時通水経路 27…水流洗浄時の通水経路 28…薬液タンク 29…薬液用ポンプ 30…ゼロ水用フィルタ 31…フィルタ通水指令 32…ゼロ水フィルタ通水指令 33…水流洗浄指令 34…薬液流通経路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 21/00 - 21/61 G01N 33/18 106 実用ファイル(PATOLIS) 特許ファイル(PATOLIS)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学式水質測定器にモータによって駆動
    されるワイパ型洗浄器を付設し、水質測定時に試料水を
    計測時通水経路に沿って水質測定器に送り込むとともに
    該測定器の洗浄時にはコントロールユニットの出力に基
    づいて洗浄器のワイパ部を往復移動させることにより測
    定セルの内壁面を洗浄するようにした洗浄方法におい
    て、 水質測定器の前段にゼロ水用フィルタを配備して、試料
    水と水質測定器との間に前記計測時通水経路と並列にゼ
    ロ水フィルタ通水経路を形成し、水質測定時には試料水
    を計測時通水経路により水質測定器に供給して光学的に
    水質の測定を行う一方、水質測定器の洗浄時には、コン
    トロールユニットからのフィルタ通水指令出力に基づい
    て試料水をゼロ水フィルタ通水経路を介して水質測定器
    に送り込んで該水質測定器の「汚れ度」を測定し、しか
    る後にコントロールユニットの洗浄指令信号によるモー
    タの駆動に伴ってワイパ洗浄を開始して、前記「汚れ
    度」がコントロールユニットに予め設定された一定値以
    下になった時点で洗浄操作を終了することを特徴とする
    光学式水質測定器の洗浄方法。
  2. 【請求項2】 前記ゼロ水フィルタとは、活性炭もしく
    は繊維活性炭等が充填されたフィルタであって、試料水
    を浄化して汚れ度が0の「ゼロ水」にする機能を持つ請
    求項1記載の光学式水質測定器の洗浄方法。
  3. 【請求項3】 光学式水質測定器に水流によって測定セ
    ルの内壁面を洗浄する機構を付設し、水質測定時に試料
    水を計測時通水経路に沿って水質測定器に送り込み、該
    測定器の洗浄時にはコントロールユニットの出力に基づ
    いて試料水に代えた洗浄水を水流洗浄時の通水経路に沿
    って水質測定器に送り込むようにした洗浄方法におい
    て、 水質測定器の前段にゼロ水用フィルタを配備して、試料
    水と水質測定器との間に前記計測時通水経路と並列にゼ
    ロ水フィルタ通水経路を形成し、水質測定時には試料水
    を計測時通水経路により水質測定器に供給して光学的に
    水質の測定を行う一方、水質測定器の洗浄時には、コン
    トロールユニットからのフィルタ通水指令出力に基づい
    て試料水をゼロ水フィルタ通水経路を介して水質測定器
    に送り込んで該水質測定器の「汚れ度」を測定し、しか
    る後にコントロールユニットの洗浄指令信号によって洗
    浄水を用いた洗浄を開始して、前記「汚れ度」がコント
    ロールユニットに予め設定された一定値以下になった時
    点で水流による洗浄操作を終了することを特徴とする光
    学式水質測定器の洗浄方法。
  4. 【請求項4】 光学式水質測定器に薬液用ポンプにより
    送り込まれる薬液によって測定セルの内壁面を洗浄する
    機構を付設し、水質測定時に試料水を計測時通水経路に
    沿って水質測定器に送り込み、該測定器の洗浄時にはコ
    ントロールユニットの出力に基づく薬液用ポンプの駆動
    により薬液を水質測定器に送り込むようにした洗浄方法
    において、 水質測定器の前段にゼロ水用フィルタを配備して、試料
    水と水質測定器との間に前記計測時通水経路と並列にゼ
    ロ水フィルタ通水経路を形成し、水質測定時には試料水
    を計測時通水経路により水質測定器に供給して光学的に
    水質の測定を行う一方、水質測定器の洗浄時には、コン
    トロールユニットからのフィルタ通水指令出力に基づい
    て試料水をゼロ水フィルタ通水経路を介して水質測定器
    に送り込んで該水質測定器の「汚れ度」を測定し、しか
    る後にコントロールユニットの洗浄指令信号によって薬
    液用ポンプを駆動して薬液による洗浄を開始し、前記
    「汚れ度」がコントロールユニットに予め設定された一
    定値以下になった時点で薬液による洗浄操作を終了する
    ことを特徴とする光学式水質測定器の洗浄方法。
  5. 【請求項5】 上記コントロールユニットに予め設定さ
    れた値を「A値」とするとともに、水質測定器を構成す
    る測定セルの内壁面に汚れの付着がなく、該測定セルが
    薬液で満たされている状態での測定値を「B値」とし、
    コントロールユニットに「B値+A値」を予め設定して
    薬液用ポンプの駆動に伴う測定セルの薬液洗浄を行い、
    薬液洗浄中の測定値が「B値+A値」になった時点で薬
    液による洗浄操作を終了することを特徴とする請求項4
    記載の光学式水質測定器の洗浄方法。
  6. 【請求項6】 上記コントロールユニットに、洗浄時間
    あるいは洗浄回数の上限を設定した請求項1,3,4,
    5のいずれか1項に記載の光学式水質測定器の洗浄方
    法。
  7. 【請求項7】 上記コントロールユニットに、洗浄時間
    あるいは洗浄回数の上限まで洗浄操作を実施した場合
    に、オーバーホール等のメンテナンス必要である旨の警
    報を出力するようにした請求項1,3,4,5,6のい
    ずれか1項に記載の光学式水質測定器の洗浄方法。
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