JP3371340B2 - 船外機などの梱包箱 - Google Patents
船外機などの梱包箱Info
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Classifications
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/04—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
- F02B61/045—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines
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Description
好適な梱包箱に関するもので、特に、ダンボール紙を材
料とする梱包箱に関する。 【0002】 【従来の技術】一般に、機械製品をダンボール箱に詰め
て輸送するとき、製品が箱の中で移動しないように、箱
の中へ発泡スチロール製の受け枠と押さえ枠とを入れ、
それらの間に製品を挟んで支持することが行われている
(例えば、特開昭61−152586号公報) 。 【0003】ところが、合成樹脂の発泡材で作られた受
け枠や押さえ枠は、外箱や被梱包物とうまく適合しガタ
つきをほとんど解消するので、製品の保護の点では申し
分ないが、梱包前の梱包資材の輸送や、使用後の材料廃
棄の点で環境上の問題があるため、近年は前記受け枠や
押さえ枠についても合成樹脂材に代えてダンボール材が
多用されている(例えば、特開昭63−307074号
公報) 。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】一方、前記受け枠や押
さえ枠をダンボール材で作るときも、被梱包物の外形が
複雑なときは、材料であるダンボール紙をそれに合わせ
て切断したり、組み合わせたりする必要があり、手間が
掛かるので、設計に十分な時間と検討とを要する。ま
た、被梱包物の重量が大きいときは強度上の配慮が必要
となり、構造が複雑となって多くの資材を必要とし、梱
包費用が極めて高くなる不具合があった。 【0005】 【課題を解決するための手段】この発明は上記の課題を
解消し、外箱の中へ収められる船外機を支えるための受
け枠と、それを押さえるための押さえ枠とを従来の合成
樹脂に代えてダンボール紙製とし、且つ、その十分な剛
性を備えると共に、分解や組立が容易な梱包箱を得るこ
とを目的とするものであり、ダンボール紙を折り曲げて
組立てた外箱と、その中へ収められる船外機を下から支
持する受け枠と、その受け枠に支持された前記船外機を
上から押さえる押さえ枠とを備え、前記受け枠は、ダン
ボール紙製の少なくとも縦横2本の縦壁部材を有し、こ
れら縦横の縦壁部材にそれぞれ設けられた切欠き同士を
互いに係合して前記縦横の縦壁部材を井桁状に配置し、
前記押さえ枠および前記各縦壁部材のそれぞれの長さ
を、対応する前記外箱の内面の幅寸法と略同一にし、前
記縦横の各縦壁部材の上面側に、前記船外機の外形に対
応する窪みをそれぞれ形成する一方、前記押さえ枠は、
四角形のダンボール紙の両端を折り曲げて下向きコ字状
に形成し、その折り曲げられた部分の下面側に、前記船
外機の外形に対応する窪みと、前記縦壁部材に係合する
凹部とを形成した点に特徴がある。 【0006】 【作用】受け枠を井桁状に開いて外箱の中に入れ、受け
枠の上面の窪みに船外機を係止させる。受け枠をなす縦
横の縦壁部材はそれぞれ外箱の内面と略同じ長さに作ら
れており、外箱の中へ収めるとぴったりと固定され動か
なくなり、その上に船外機を支持する。そして、船外機
の上側に載せる押さえ枠は外箱の幅と略同じ幅に作られ
ていて、その下面の折り曲げた部分に設けた窪みと凹部
とが船外機の外面と受け枠をなす縦壁部材とにそれぞれ
係合し、且つ、押さえ枠の幅の部分が外箱の内面に接し
ていてガタつきがないから、船外機が不動に支持される
と同時に受け枠と押さえ枠も外箱の内面によって位置決
めされる。 【0007】 【実施例】以下、図示の実施例によってこの発明を説明
する。図1において、1は梱包箱であり、2はそれに収
められる被梱包物たる小型船外機である。梱包箱1はダ
ンボール紙を折り曲げ、ホッチキス(商標)でとめて組
み立てた周知の外箱3と、その中へ収められる受け枠4
ならびに押さえ枠5とで構成されている。 【0008】外箱3は上側が開口しており、周知のよう
に、その開口縁には上側開口を閉じる各2枚の内フラッ
プ3aと外フラップ3bとが形成されている。この実施
例では内フラップ3aを内側に2回折り曲げて四角形の
枕部3cを形成し、被梱包物たる小型船外機2の膨大し
た頭部を上から押さえることにより、後述する押さえ枠
5が作用する部分を縮小し、押さえ枠5の大きさを小型
なものにしている。すなわち、枕部3cは図4で示すよ
うに、内フラップ3aに2本の折り目3d、3dを付
け、そこを境にして断面が略正方形になるよう折り曲げ
るようになっている。 【0009】受け枠4は井桁状をなす縦横各2枚の縦壁
部材4a、4bを組立て作ったもので、前記被梱包物た
る小型船外機2の支台をなすものである。縦壁部材4
a、4bは四角形のダンボール紙を二つ折りして細長く
作られ、それぞれに設けた切欠き同士を係合することに
よって井桁状に組立てられている。従って、未使用のと
きや使用を終えたときはそのまゝ折り畳んでおくことが
できる。また、縦壁部材4a、4bの長さは外箱3の内
面と略同じ長さに設定されており、それらを開いて受け
枠4となし、外箱3に収めたとき周囲にガタつきがない
ようにしてある。4cは縦壁部材4a、4bの上面に形
成した窪みであり、被梱包物たる小型船外機2の外形に
対応して作ってある。 【0010】押さえ枠5は前記受け枠4に支持された被
梱包物たる船外機2を上から押さえるもので、ダンボー
ル紙の両端を折り曲げて下向きコ字状に形成してある。
その折り曲げられた部分5a、5aには被梱包物たる小
型船外機2の外形に対応する窪み5bと、前記縦壁部材
4a、4bに係合する凹部5cとが形成されている。ま
た、押さえ枠5の幅方向の寸法Aは、外箱3の内面寸法
より僅かに小さく作られており、外箱3へ収めたときガ
タつきを生じないようにしてある。なお、押さえ枠5は
図2の例では1枚の紙を折り曲げて作ってあるが、図3
で示すように、1枚の芯材5dを包むようにして補強す
れば一層好ましい。 【0011】斯くて、外箱3に受け枠4を入れて、その
上に被梱包物たる小型船外機2を載せ、その膨大したエ
ンジン部分2aを縦壁部材4aに形成した大きな窪み4
cへ入れ、細長いドライブケース部分2bを縦壁部材4
bに形成した小さい窪み4cへ入れて位置決めすると共
に、ドライブケース部分2bに設けたキャビテーション
プレート部分2cによって長手方向の位置決めをしてい
る。そして、その上に押さえ枠5を被せた上で、内フラ
ップ3aを折り曲げて枕部3cで被梱包物たる小型船外
機2を押さえ、次いで、外フラップ3bを折り曲げて押
さえ枠5の上側を押さえた上、外側から接着テープを貼
って梱包を終える。このとき、押さえ枠5の2個の折り
曲げられた部分5a、5aに設けた凹部5cが、受け枠
4をなす縦壁部材4aの上面に嵌まって固定される。 【0012】この梱包を開梱するときは、以上と逆の過
程を経てなされるが、このとき、梱包材料の処理とし
て、外箱3は従来公知のように接着テープを剥がして押
しつぶして平らにする。同様に、受け枠4も図7で示す
ように井桁を押し潰して平らにすることができる。押さ
え枠5は両端の折り曲げた部分を平らに伸ばせば1枚の
ダンボール紙に戻る。よって、梱包材料がすべて小さく
折り畳むことができて、その輸送や処理が容易になる。 【0013】 【発明の効果】この発明は以上のように、受け枠の各縦
壁部材と押さえ枠とを対応する外箱の内面の幅寸法と略
同一にして作ってあるから、それらを外箱に入れて船外
機を支持すれば、以後、それらが移動してガタつきを生
じ、船外機に不測の損傷を与えるようなことが防止でき
る。また、受け枠と押さえ枠との間も相対運動しないよ
うに相互間で係合させてあるから、それらをダンボール
紙で構成したにも拘かわらず高い剛性が得られるなど、
従来にない多くの新規な効果が得られる。
平面図である。 【図2】そのII−II断面図てある。 【図3】その使用状態を示す分解図である。 【図4】外箱3の口を開いた外観図である。 【図5】その口縁に枕部を形成した状態を示す図4相当
の外観図である。 【図6】そのVI−VI断面図てある。 【図7】受け枠4の使用法を示す平面図である。 【符号の説明】 2・・・被梱包物たる小型船外機 3・・・外箱 4・・・受け枠 5・・・押さえ枠
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】ダンボール紙を折り曲げて組立てた外箱
と、 その中へ収められる船外機を下から支持する受け枠と、 その受け枠に支持された前記船外機を上から押さえる押
さえ枠とを備え、 前記受け枠は、ダンボール紙製の少なくとも縦横2本の
縦壁部材を有し、 これら縦横の縦壁部材にそれぞれ設けられた切欠き同士
を互いに係合して前記縦横の縦壁部材を井桁状に配置
し、 前記押さえ枠および前記各縦壁部材のそれぞれの長さ
を、対応する前記外箱の内面の幅寸法と略同一にし、 前記縦横の各縦壁部材の上面側に、前記船外機の外形に
対応する窪みをそれぞれ形成する一方、 前記押さえ枠は、四角形のダンボール紙の両端を折り曲
げて下向きコ字状に形成し、その折り曲げられた部分の
下面側に、前記船外機の外形に対応する窪みと、前記縦
壁部材に係合する凹部とを形成してなる船外機の梱包
箱。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP17624792A JP3371340B2 (ja) | 1992-06-10 | 1992-06-10 | 船外機などの梱包箱 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
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JPH05338669A JPH05338669A (ja) | 1993-12-21 |
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JP17624792A Expired - Fee Related JP3371340B2 (ja) | 1992-06-10 | 1992-06-10 | 船外機などの梱包箱 |
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Families Citing this family (1)
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JP6879318B2 (ja) * | 2019-02-18 | 2021-06-02 | Toto株式会社 | 梱包材及び水まわり機器の組み立て方法 |
-
1992
- 1992-06-10 JP JP17624792A patent/JP3371340B2/ja not_active Expired - Fee Related
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