JP3370847B2 - コンクリート製路側壁 - Google Patents
コンクリート製路側壁Info
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- E01—CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
- E01F—ADDITIONAL WORK, SUCH AS EQUIPPING ROADS OR THE CONSTRUCTION OF PLATFORMS, HELICOPTER LANDING STAGES, SIGNS, SNOW FENCES, OR THE LIKE
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- E01F15/02—Continuous barriers extending along roads or between traffic lanes
- E01F15/04—Continuous barriers extending along roads or between traffic lanes essentially made of longitudinal beams or rigid strips supported above ground at spaced points
- E01F15/0476—Foundations
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Description
られるコンクリート製路側壁に関する。
として走行車線を逸脱した車両が道路外あるいは対向車
線に逸脱することを防止するために設けられるものであ
り、十分な逸脱防止効果を備えていなければならない。
また、ブレーキトラブルなどの緊急事態においては、車
両をフェンスに擦りつけるようにして緊急停止するため
にも用いられ、十分な安定性と衝撃強度が要求される。
さらに、車両をスムーズに車線復帰させることも要求さ
れる。そして、従来の鋼製ガードフェンスに代わって強
度及び耐久性に優れたコンクリートガードフェンスが広
く用いられるようになっており、例えば、実開平2−1
1821号公報(実願昭63−88799号)では、防
護壁本体の両側下部に定着手段を設け、この定着手段を
介して路盤に固定する(同マイクロフィルム第7頁第3
〜4行)コンクリート防護壁が知られており、また、コ
ンクリートガードフェンスの強度を向上するものとし
て、実開平6−57918号公報(実願平5−1258
号)のコンクリートガードフェンスでは、ガードフェン
スの上部には塩ビ製のパイプが埋設され、このパイプに
横締用部材であるPC鋼材が挿通され(実願平5−12
58号のマイクロフィルムの第0011段)、そのPC
鋼材によりコンクリートガードフェンスに緊張力を付与
したコンクリートガードフェンスが知られており、この
コンクリートガードフェンスは、両側下部に設けた取付
用パイプに、アンカーボルトを挿通してコンクリート基
礎に固定(同第0013段)し、また、ガードフェンス
の幅方向両側をアンカーボルトにより基礎に固定してい
る。さらに、特公平6−29492号公報では、防護壁
ブロックの幅方向両側に側方に突出する脚部を形成し、
この脚部にアンカー受穴を設け、アンカーボルト受穴と
アンカーボルト固定ナットとの間に弾性体を挟み込んだ
ものが提案されている。
幅方向両側を定着手段により路盤に固定し、また、上記
コンクリートガードフェンス及び防護壁ブロックでは、
幅方向両側をアンカーボルトにより基礎に固定するもの
であるため、幅方向の一方を固定することができない場
所、例えば道路等の端部の路肩などの取付スペースに制
約のある場所や、橋梁等の端部の高欄等の代わりに使用
することができない。また、施工の手順において、路面
にアンカーボルトを固定した後、ガードフェンスを吊り
下ろして布設する場合、両側のアンカーボルトをアンカ
ー受穴等に合わせる作業が煩雑になることが予想され
る。
異なるが、実開昭58−171914号公報(実願昭5
8−37009号)には、高速道路の欄干用ガードフェ
ンス(実願昭58−37009号のマイクロフィルムの
第12頁第9〜10行)が提案されており、同第4図に示さ
れているように、防護壁の幅方向中央に孔を穿設し、こ
の孔と舗装路面とに縦方向の棒状部材を挿通し、その棒
状部材の上,下端を防護壁内部と舗装路面下面とに固定
して、防護壁を舗装路面に固定するため、取付作業が煩
雑になると共に費用がかかるという問題があり、また、
前記棒状部材の下端を舗装路面下面で固定するため、普
通の道路や盛土の上部に形成した道路の端部では使用す
ることができない。しかも、それらのものはいずれもガ
ードフェンスを路盤に剛結するものであるから、例え
ば、図13に示すように、橋梁等の長さ方向の桁101 の
上にコンクリート床版102 を設け、このコンクリート床
版102 の上面により路面103 を構成し、この路面103 の
端部に欄干としてガードフェンス104 を設け、このガー
ドフェンス104 を縦方向の鋼材105 ,105 等により一体
に剛結してしまうと、そのガードフェンス104 への車両
の衝突によるモーメントが、桁102 上部の路面103 に集
中し、ここに亀裂Kが生じる等の虞があり、同時に衝突
車両の衝撃も大となる。
適し、壁本体は健全で強固となり、衝突時の床版への影
響及び車両の衝撃を緩和することができるコンクリート
製路側壁を提供することを目的とする。
に立設する固定部材と、壁本体の幅方向略中央の下面に
形成され前記固定部材の上部を挿入する縦方向の縦挿入
孔と、前記壁本体の側面に形成され前記縦挿入孔と交差
する横方向の横挿入孔と、この横挿入孔に挿入する連結
部材と、前記固定部材に穿設され前記連結部材を挿通す
る挿通孔とを備え、前記固定部材は、前記基礎に固定す
る固定部と、前記縦挿入孔に挿入すると共に前記挿通孔
を穿設した挿入部とを一体に有し、前記固定部の幅方向
両側をアンカーボルトにより前記基礎に固定すると共
に、前記アンカーボルトの頭部と前記基礎の上面との間
に弾性部材を設け、前記壁本体の側面と前記縦挿入孔と
を連通する充填材注入孔を設け、この充填材注入孔から
前記縦挿入孔に充填材を充填し、長さ方向に隣合う前記
壁本体の間に目地材を充填して目地部を設け、前記壁本
体の幅方向中央に長さ方向のPC鋼材を挿通し、このP
C鋼材により複数の前記壁本体を緊張一体化してなるも
のであり、縦挿入孔に固定部材の上部を挿入し、壁本体
の側面から横挿入孔に連結部材に挿入することにより、
道路の端部への据付が可能となり、また、壁本体の道路
側にアンカーを設ける必要がなく、しかも、下面に形成
した縦挿入孔に固定部材を挿入するものであるから、吊
り下ろしの際の位置合わせ作業が容易となる。そして、
新設の基礎に予め固定されたアンカーボルトに固定部材
を固定し、あるいは既設の基礎にアンカーボルトにより
固定部材を固定し、この壁本体に車両が衝突しても、ア
ンカーボルトの頭部と前記基礎の上面との間に設けた弾
性部材が弾性変形することにより、道路側への衝撃と衝
突車両の衝撃が緩和される。
成した定着用凹所に前記PC鋼材の端部を露出し、この
露出した端部を斜め上方に引っ張ることにより緊張力を
付与して前記定着用凹所に定着したものであり、壁本体
上面の定着用凹所に前記PC鋼材の端部を定着できる。
挿入孔の上部と連通する空気抜き孔を有するから、縦挿
入部への充填材の充填を良好に行うことができる。
参照して説明する。図1乃至図11は本発明の第1実施
例を示し、コンクリート製路側壁たる壁高欄1は、図1
の断面図に示すように、下方に向かってテーパ状に僅か
に拡大する壁本体2を備え、この壁本体2は高強度コン
クリートのプレキャストコンクリート製である。前記壁
本体2の両側には、水平傾斜角である所定角度θが75
度以上90度未満程度をなす平坦傾斜面3,3が形成さ
れ、その壁本体2の内部には図示しない鉄筋が配筋さ
れ、この例では、壁本体2は高さが1m(メートル),
長さが3メートル程度に形成されている。また、図1に
示すように、図中右側の一方の傾斜面3は他方の傾斜面
3より所定角度θを小さく形成している。一方の前記平
坦傾斜面3の下部には、側方に突出する脚部4を設け、
この脚部4は、傾斜面4Aの下部に垂直面4Bを有す
る。また、他方の前記平坦傾斜面3の下部には垂直面5
を形成する。
中央に設ける溝状の縦挿入孔6と、下面溝7とを、該壁
本体2の長さ方向に複数形成し、連続する縦挿入孔6と
下面溝7は、図1に示すように、断面逆T型をなす。ま
た、前記脚部4の傾斜面4Aには、凹所8を形成し、こ
の凹所8に横方向の横挿入孔9を形成し、この横挿入孔
9は正面略角型をなし、前記縦挿入孔6の長さ方向中央
に交差する。さらに、前記壁本体2に、前記脚部4の傾
斜面4Aの上部と前記縦挿入孔6の上部を連通する孔を
穿設し、この孔に充填材注入孔たるホース10がその上端
を露出して挿入配置する。また、図10に示すように、
前記縦挿入孔6の長さ方向両縁には、下方に向かって拡
大するテーパー部6Aが形成されている。さらに、図1
1に示すように、前記脚部4の傾斜面4Aの上部と前記
縦挿入孔6の上部を連通する空気抜き孔10Aが形成され
ている。尚、この空気抜き孔10Aをホースにより構成し
てもよい。
この例では、基礎を構成する橋梁等のコンクリート床版
11により道路Rを構成し、そのコンクリート床版11の上
面11Aの端部に欄干として前記壁本体2を設け、該コン
クリート床版11の端部には縦方向の端面11Bが形成され
ている。前記コンクリート床版11は、現場打ちコンクリ
ート製あるいはプレキャスト製であって、その上面11A
には、前記縦挿入孔6及び下面溝7に対応して、固定部
材12が立設される。この固定部材12は、前記縦挿入孔6
に遊挿する板状の挿入部13と、床版11に固定する板状の
固定部14とを一体に備えた金属製の逆T型金具であっ
て、前記挿入部13には、前記横挿入孔6に対応して角型
の挿通孔13Aを穿設し、前記固定部14の幅方向両側に
は、アンカーボルト15を挿入するアンカー孔14Aを複数
穿設している。また、前記アンカーボルト15はねじ棒15
Aを有し、このねじ棒15Aに頭部たる固定ナット17が螺
合される。さらに、この固定ナット17と固定部14との間
には、弾性部材が設けられ、図2に示すように、弾性部
材としてばね座金等の皿ばね16及び硬質ゴムシート18を
設け、前記固定部14と床版11の上面11Aとの間には、高
さ調整用を兼ねるスポンジなどの弾性シート部材19が設
けられている。尚、図2には、床版11に穿設した縦孔11
Tに、アンカーボルト15の一部を構成する筒体15Bを挿
入し、この筒体15Bに拡大先端部15Cを挿入し、前記ね
じ棒15Cを螺入することにより、前記拡大先端部15Cが
拡大するホールインアンカーを示したが、ケミカルアン
カーなどを用いることもでき、あるいは、床版11を貫通
するアンカーにより前記固定部材12を固定することもで
きる。また、前記横挿入孔9と挿通孔13Aには、金属角
棒からなる連結部材20が挿入され、この連結部材20より
前記横挿入孔9と挿通孔13Aの断面は大きく形成されて
いる。
PC鋼材21が配置され、このPC鋼材21は鋼製シース21
Aまたはダクト内に配置されたものであり、該PC鋼材
21は、PC鋼線の撚り線等からなり、該PC鋼材21の外
周にエポキシ樹脂及び防錆処理PC鋼材により防錆加工
を施している。また、前記PC鋼材21の両側に定着具22
が設けられ、この定着具22は内部にテーパー孔23Aを有
するスリーブ23と、前記テーパー孔23Aに前側が圧接す
る裁頭円錐形のクリップ24とからなり、このクリップ24
の中央に、円周方向に複数の突起を有する圧着孔25を設
けると共に、この圧着孔25に連通する4箇所の切り込み
25Aが形成され、孔を有する支圧板26を介して前記定着
具22が用いられ、前記突起を有する圧着孔25が前記PC
鋼材21の外周に圧着する。また、前記PC鋼材21は壁本
体2の上部の幅方向中央に挿通されているが、PC鋼材
21,21をたすき掛けする重複部27においては、図6に示
すように、前記シース21Aを幅方向両側に形成し、それ
らPC鋼材21,21の端部21T,21Tを、壁本体2,2の
上面に形成した定着用凹所2B,2Bに露出する。そし
て、これら定着用凹所2B,2Bは壁本体2の上面の長
さ方向両側にそれぞれ形成されており、それら定着用凹
所2B,2Bを有する壁本体2の間には、定着用凹所を
備えない壁本体2が複数配置され、これら壁本体2には
前記重複部27は形成されていない。さらに、前記壁本体
2の長さ方向端面には、相互に係合する突条28と凹条29
とが形成され、隣合う壁本体2,2の間には目地材33を
充填して目地部30が形成され、前記突条28と凹条29との
間には、前記シース21Aに対応して、スポンジパッキン
グ31が介在され、このパッキング31には前記PC鋼材21
を挿通する孔32が穿設されている。
ンクリート床版11の上面11Aとの間には、壁本体2の幅
方向両側にゴムなどからなる弾性パッキン材34,34を配
置し、これら両側の弾性パッキン材33,33の間には、充
填材35を充填する下面空間36が形成される。
ぞれ埋込インサートにより横方向の雌ねじ部41を複数
形成し、この雌ねじ部41にボルト42を螺着して山形鋼か
らなる治具43を固定し、この治具43に固着したナット
に、縦方向の高さ調整ボルト44を螺合し、この高さ調整
ボルト44の下端と前記床版11の上面11Aとの間には、鋼
板等からなる支持プレート45が敷設される。
1の施工について説明すると、本発明の路側壁たる壁高
欄1は道路Rの新設工事の際の施工、及び既設の道路R
への施工が可能であり、まず、床版11にドリルなどの穿
孔機(図示せず)により縦孔11Tを穿設し、アンカーボ
ルト15により固定部材12を固定する。そして、両側に弾
性パッキン材33,33を配置し、壁本体2を吊り上げ、縦
挿通孔6を固定部材12の挿入部13に合わせて、吊り下ろ
す。また、突条28と凹条29とは重なり合わないように
し、図6に示すように、突条28の先端と凹条29の両端面
29Aとを合わせている。
上に仮設した後、凹所8から横挿入孔9に連結部材20を
挿入すると共に、挿通孔13Aに挿通し、これにより床版
11に壁本体2が連結される。次に、治具43及び高さ調整
ボルト44を壁本体2にセットし、複数並んだ壁本体2,
2…の高さ、通り及び目地部30の間隔を調整した後、目
地部30に無収縮モルタルなどの目地材33を充填する。こ
の場合、連結部材20より前記横挿入孔9と挿通孔13Aの
断面が大きく形成されているため、連結部材20の挿入後
に、壁本体2の高さ及び通りの調整を行うことができ、
また、縦挿入孔6と挿入部13との間に隙間があるから、
幅方向及び長さ方向に位置調整ができる。尚、治具43及
び高さ調整ボルト44のセットは、工場で行ってもよく、
吊り下ろした後でもよい。前記目地材33の硬化後、図4
に示すように、隣合うPC鋼材21,21´の端部端部21
T,21T´を、たすき掛けのように交差したシース21
A,21Aにそれぞれ挿通し、端部21T,21T´が交差す
る重複部27を形成する。尚、端部21T´を備えたPC鋼
材21´は、前記端部21Tを備えたPC鋼材21と同一構成
である。そして定着用凹所2B内の端部21Tを、支圧板
26に挿通すると共に、スリーブ23を組み合わせたクリッ
プ24に挿通し、挿出した端部21Tをジャッキ(図示せ
ず)などにより所定の緊張力で斜め上方に引っ張ること
により、複数の壁本体2の長さ方向に緊張力を付与す
る。この場合、クリップ24がスリーブ23のテーパー孔23
Aに楔作用により食い込むと共に、切り込み25Aを設け
た圧着孔25が端部21Tに圧着して端部21Tが固定され
る。そして、定着後、定着用凹所2Bは無収縮モルタル
などの充填材35を充填して、壁本体2の上面と面一に仕
上げる。
本体2を緊張一体化した後、ホース10から無収縮モルタ
ルなどの充填材35を充填すると、この充填材35が縦挿入
孔6及び横挿入孔9に充填され、さらに下面空間36に充
填され、その充填材35は挿通孔13Aと連結部材20との隙
間にも充填され、充填材35が硬化することにより、床版
11に壁本体2が固定される。この場合、壁本体2には空
気抜き孔10Aが形成されているから、充填材35の充填が
スムーズに行われる。尚、この下面空間36への充填作業
後、ホース10の傾斜面4Aから突出する部分は、図1に
示すように、切断等して取り除き、また、下面空間36内
の充填材35の硬化後、ボルト42を取り外し、雌ねじ部41
に充填材36を充填して仕上げる。また、凹所8に充填材
35を充填して傾斜面4Aを面一に仕上げる。尚、図中、
46は舗装層である。
12及び連結部材20により固定することにより、道路Rの
端部に路側壁を施工することができると共に、壁本体2
の道路R側には、固定部材等がまったく露出しない。そ
して、道路Rを走行する車両が衝突して壁本体2に衝撃
力Fが加わり、壁本体2を倒す力が働いても、弾性部材
が弾性変形することにより、道路Rを構成する床版11に
加わるモーメントなどを緩和することができると共に、
弾性部材である皿ばね16及び硬質ゴムシート18がクッシ
ョンとなって、衝突車両への衝撃も緩和することがで
き、衝突に対して壁本体2が強固なものとなり、健全性
もある。また、車両が衝突した壁本体2が傾動すると、
目地部30が広がるが、壁本体2の上部に挿通したPC鋼
材21の緊張力によりその目地部30の広がりを抑えること
ができ、この際、PC鋼材21が収縮方向のばね作用をな
す。
して、基礎たるコンクリート床版11に立設する固定部材
12と、壁本体2の幅方向略中央の下面2Aに形成され固
定部材12の上部たる挿入部13を挿入する縦方向の縦挿入
孔6と、壁本体2の側面に形成され縦挿入孔6と交差す
る横方向の横挿入孔9と、この横挿入孔9に挿入する連
結部材20と、固定部材12に穿設され連結部材20を挿通す
る挿通孔13Aとを備え、固定部材12は、基礎たる床版11
に固定する固定部14と、縦挿入孔6に挿入すると共に挿
通孔13Aを穿設した挿入部13とを一体に有し、固定部14
の幅方向両側をアンカーボルト15により床版11に固定す
ると共に、アンカーボルト15の頭部たる固定ナット17と
床版11の上面11Aとの間に弾性部材である皿ばね16及び
硬質ゴムシート18を設け、壁本体2の側面と縦挿入孔6
とを連通する充填材注入孔たるホース10を設け、このホ
ース10から縦挿入孔6に充填材35を充填し、長さ方向に
隣合う壁本体2,2の間に目地材33を充填して目地部30
を設けた複数の壁本体2,2…を長さ方向のPC鋼材21
により緊張一体化してなるものであるから、縦挿入孔6
に固定部材12の上部を挿入し、壁本体2の側面から横挿
入孔9に連結部材20に挿入することにより、道路Rの端
部への据付が可能となり、また、壁本体2の道路R側に
アンカーを設ける必要がなく、しかも、下面2Aに形成
した縦挿入孔6に固定部材12を挿入するものであるか
ら、従来のように、幅方向両側をアンカーボルトにより
固定するものとは異なり、壁本体2の幅内において幅方
向中央にて固定するものであるから、吊り下ろしの際の
位置合わせ作業が容易となる。そして、新設の基礎に予
め固定されたアンカーボルト15に固定部材12を固定し、
あるいは既設の基礎にアンカーボルト15により固定部材
12を固定でき、この固定部材12により基礎に固定された
壁本体2に車両が衝突しても、固定ナット17と床版11の
上面11Aとの間に設けた弾性部材が弾性変形することに
より、壁本体2が傾動し、道路R側への衝撃と衝突車両
の衝撃を緩和することができる。また、目地部30を介し
て並ぶ壁本体2,2…を、PC鋼材21により緊張一体化
したため、車両の衝突により壁本体2が傾動して目地部
30が開く方向に力が加わると、これに対してPC鋼材21
による緊張力が有効に作用して傾動を抑えることができ
る。
に対応して、壁本体2の上面に形成した定着用凹所2B
にPC鋼材21の端部21Tを露出し、この露出した端部21
Tを斜め上方に引っ張ることにより緊張力を付与して定
着用凹所2Bに定着したものであり、壁本体2上面の定
着用凹所2BにPC鋼材21の端部21Tを定着できる。
3に対応して、壁本体2は、縦挿入孔6の上部と連通す
る空気抜き孔10Aを有するから、縦挿入部への充填材の
充填を良好に行うことができる。
下面2Aと基礎たる床版11の上面11Aとの間には、壁本
体2の幅方向両側にパッキン材34,34を配置すると共
に、これら両側のパッキン材34,34間に下面空間36を形
成し、縦挿入孔6と壁本体2の側面とを連通する充填材
注入孔たるホース10を該壁本体2に形成したものである
から、ホース10から充填した充填材35により、固定部材
12及び連結部材20を介して、床版11に壁本体2を強固に
固定することができ、また、ホース10が斜めに設けられ
ると共に、該ホース10が縦挿入孔6の上部に連結されて
いるから、充填材35の充填を良好に行うことができる。
の長さ方向両縁には、下方に向かって拡大するテーパー
部6A,6Aが形成されているから、縦挿入孔6への挿
入部13の挿入配置を容易にできる。さらに、連結部材20
より前記横挿入孔9と挿通孔13Aの断面を大きく形成し
たから、連結部材20の挿入作業を容易に行うことができ
ると共に、連結部材20の挿入後に、壁本体2の高さ及び
通りの調整を行うことができ、また、縦挿入孔6と挿入
部13との間に隙間があるから、壁本体2の幅方向及び長
さ方向の位置調整を簡便に行うことができる。さらにま
た、PC鋼材の境目において、1つの壁本体2にPC鋼
材21,21´の端部21A,21A´が重複する重複部27を形
成したから、隣合う壁本体2の間で緊張力がとぎれるこ
となく、その全長に渡って緊張力を付与することができ
る。また、壁本体2に、予め埋込インサートにより雌ね
じ部41を形成したから、高さ調整ボルト44の使用が容易
となる。さらに、壁本体2を高強度コンクリートにより
成型したことにより、耐衝撃性が向上する。また、道路
R側にホース10の先端を設けたから、充填材35の充填作
業を道路R側から容易に行うことができる。また、壁本
体2の下面2Aに下面溝7を形成したから、固定部材12
の固定部14及びアンカーボルト15の上部を収納すること
ができ、また、床版11の上面11Aに溝などを施工する必
要もないため、既設の道路における復旧用などに適した
ものとなる。
第1実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説
明を省略して詳述すると、図11に示すように、弾性部
材たるばね座金等の皿ばね16のみを用いており、この例
においても、壁本体2に車両が衝突しても、アンカーボ
ルト15の頭部たる固定ナット17と床版11の上面11Aとの
間に設けた弾性部材たる皿ばね16が弾性変形することに
より、壁本体2が傾動し、道路Rを構成するコンクリー
ト床版11への衝撃と衝突車両が受ける衝撃とを緩和する
ことができる。
のではなく、本発明の要旨の範囲内において、種々の変
形実施が可能である。例えば、壁本体の形状,寸法,大
きさ等は適宜選定可能である。また、弾性部材及び弾性
シート材は、弾性を有し収縮性を有するものであれば、
各種のものを用いることができる。さらに、充填材は無
収縮モルタルに限らず硬化性の各種の充填材を用いるこ
とができる。また、壁本体は床版に限らず各種道路に設
けることができる。さらに、硬質ゴムシート18をリング
状に形成してアンカーボルト15に挿入してもよい。
部材と、壁本体の幅方向略中央の下面に形成され前記固
定部材の上部を挿入する縦方向の縦挿入孔と、前記壁本
体の側面に形成され前記縦挿入孔と交差する横方向の横
挿入孔と、この横挿入孔に挿入する連結部材と、前記固
定部材に穿設され前記連結部材を挿通する挿通孔とを備
え、前記固定部材は、前記基礎に固定する固定部と、前
記縦挿入孔に挿入すると共に前記挿通孔を穿設した挿入
部とを一体に有し、前記固定部の幅方向両側をアンカー
ボルトにより前記基礎に固定すると共に、前記アンカー
ボルトの頭部と前記基礎の上面との間に弾性部材を設
け、前記壁本体の側面と前記縦挿入孔とを連通する充填
材注入孔を設け、この充填材注入孔から前記縦挿入孔に
充填材を充填し、長さ方向に隣合う前記壁本体の間に目
地材を充填して目地部を設け、前記壁本体の幅方向中央
に長さ方向のPC鋼材を挿通し、このPC鋼材により複
数の前記壁本体を緊張一体化してなるものであり、道路
の端部等の使用に適し、衝突時の路面への影響及び車両
の衝撃を緩和することができるコンクリート製路側壁を
提供することができる。
成した定着用凹所に前記PC鋼材の端部を露出し、この
露出した端部を斜め上方に引っ張ることにより緊張力を
付与して前記定着用凹所に定着したものであり、道路の
端部等の使用に適し、衝突時の路面への影響及び車両の
衝撃を緩和することができるコンクリート製路側壁を提
供することができる。
挿入孔の上部と連通する空気抜き孔 を有するものであ
り、道路の端部等の使用に適し、衝突時の路面への影響
及び車両の衝撃を緩和することができるコンクリート製
路側壁を提供することができる。
ある。
面図である。
である。
る。
平面図である。
図である。
図である。
る。
ある。
使用状態における幅方向の縦断面図である。
使用状態における正面図である。
断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 基礎に立設する固定部材と、壁本体の幅
方向略中央の下面に形成され前記固定部材の上部を挿入
する縦方向の縦挿入孔と、前記壁本体の側面に形成され
前記縦挿入孔と交差する横方向の横挿入孔と、この横挿
入孔に挿入する連結部材と、前記固定部材に穿設され前
記連結部材を挿通する挿通孔とを備え、前記固定部材
は、前記基礎に固定する固定部と、前記縦挿入孔に挿入
すると共に前記挿通孔を穿設した挿入部とを一体に有
し、前記固定部の幅方向両側をアンカーボルトにより前
記基礎に固定すると共に、前記アンカーボルトの頭部と
前記基礎の上面との間に弾性部材を設け、前記壁本体の
側面と前記縦挿入孔とを連通する充填材注入孔を設け、
この充填材注入孔から前記縦挿入孔に充填材を充填し、
長さ方向に隣合う前記壁本体の間に目地材を充填して目
地部を設け、前記壁本体の幅方向中央に長さ方向のPC
鋼材を挿通し、このPC鋼材により複数の前記壁本体を
緊張一体化してなることを特徴とするコンクリート製路
側壁。 - 【請求項2】 前記壁本体の上面に形成した定着用凹所
に前記PC鋼材の端部を露出し、この露出した端部を斜
め上方に引っ張ることにより緊張力を付与して前記定着
用凹所に定着したことを特徴とする請求項1記載のコン
クリート製路側壁。 - 【請求項3】 前記壁本体は、前記縦挿入孔の上部と連
通する空気抜き孔を有することを特徴とする請求項1又
は2記載のコンクリート製路側壁。
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JPH09296415A JPH09296415A (ja) | 1997-11-18 |
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Family
ID=14521890
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100442641B1 (ko) * | 2001-12-22 | 2004-08-02 | 주식회사 포스코 | 응력분산 보강판을 이용한 강상판 교량용 철재방호울타리의 지주정착구조 |
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CN114737475B (zh) * | 2022-04-28 | 2023-08-11 | 中国水利水电第十四工程局有限公司 | 一种装配式可消能防撞墙及其装配方法 |
-
1996
- 1996-04-30 JP JP10989596A patent/JP3370847B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
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