JP3370426B2 - ハットオン式収納箱 - Google Patents

ハットオン式収納箱

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JP3370426B2 JP10602694A JP10602694A JP3370426B2 JP 3370426 B2 JP3370426 B2 JP 3370426B2 JP 10602694 A JP10602694 A JP 10602694A JP 10602694 A JP10602694 A JP 10602694A JP 3370426 B2 JP3370426 B2 JP 3370426B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、壜容器の首口部に食器
製品を同一梱包するための食器製品用の収納箱に関する
ものである。 【0002】 【従来の技術】従来から容器に入った飲料水や調味料等
のキャンペーン用の景品として食器製品を付けることが
行われている。この時にこれらの景品は別梱包となって
いて、商品の引渡し時に業者がその景品をいっしょに付
けて手渡したり、あるいは壜容器にテープのような簡便
な接着手段によって販売したり、容器の首部に景品の梱
包体を紐で吊るすなどの手段が採られているのが一般で
あった。 【0003】しかし、これらの場合には景品の渡し忘れ
が生じたり、取り扱い時の脱落、紛失が起きやすく、ま
た輸送や小売店などにおける荷扱いの煩わしさや配送の
手違いが発生したりすることがあった。この時には、目
的である販売促進に繋がらなかったり、場合によっては
顧客に商品とともに届けられずに苦情の原因となること
さえあった。 【0004】そこで、壜容器の口部に景品である食器製
品を逆向きに被せて店頭に並べるというハットオン方式
が今日、多く採用されてきている。そのまま直接、食器
製品を付けるのは破損が起きやすくまた、脱落も起きや
すいので、1個箱に収納してハットオンするのが普通で
ある。 【0005】この方法は、例えば図6に示すように六面
体の箱本体1の底蓋20の中心に、孔を有し、かつ円周
から放射線状に切り込みが入れられている壜口部挿入口
21を有するものがある。これは食器製品の口部を前記
底蓋20側となるように収納する一方で、壜口部挿入口
21に孔部分より壜容器の口部が差し込まれるようにな
っているものである。しかし、ハットオンした時に壜容
器の口部(多くの場合は、金属あるいは樹脂製等のキャ
ップ)が食器製品の底部分に直接当たってしまい、傷を
付ける等により破損することがあった。 【0006】そこで、次に考えられたのが食器製品の内
面に一枚の緩衝用板紙を敷くものであった。例えば図7
に示すような風車パットと呼ばれるものがよく使用され
ている。これは、複数枚の羽根体31を有するパット3
0であって、羽根体31を上部に折り上げることによっ
て上面が開いた緩衝用板紙を作り上げることができる。
そして、これを食器製品Gの内側に沿うように敷いた
後、図6の箱本体1に前記と同様にして収納し、上記食
器製品Gに壜口部が直接当たるのを防止している。この
方法では、別体として緩衝用板紙を作って食器製品Gの
内面に敷かなければならず、非常に手間を要しており、
作業性が悪かった。 【0007】また、図8に示すように六面体の上部が開
放された箱本体1の側面2の板体が上面に延びる面にそ
れぞれ先端に円片41を有する4つフラップ40を持つ
ものがある。これは、展開図である図9において説明す
ると、側面2が後面板2a、側面板2b、前面板2c、
側面板2dを、折り曲げ線を介して連続した構成とな
し、後面板2aには、図面上で下方向に差し込み片4を
有する上蓋3が連設されている。また、側面板2b、2
dには、フラップ5がそれぞれ連設されている。各側面
板の他方側には先端が円片41を有するフラップ40が
延びている。そして、組み立ては、側面の糊代片9に接
着剤によって、側面板2dの内面と貼着して、四方を囲
う側面2を形成する。また、フラップ5、上蓋3により
蓋を形成している。そして、上蓋を下にして、食器製品
を収納し、その後に4つのフラップ40を食器製品の内
側に折り入れ、壜口部に逆向きに被せていた。その結
果、先端の円片41が壜容器の口部と接することにな
り、食器製品の傷防止を行うというものであったが、こ
れは、手詰めしかできず、折り曲げる手間がかかり作業
性が悪く、コスト高となっていた。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
を解決し、折り曲げて組み立てやすく、また壜容器に被
せたときにも壜容器と食器製品が直接接触することがな
いので、収納製品を壜容器により傷を付くのを防止する
ことができるものである。その上、輸送に際して、折り
畳んだ状態で運搬すればかさばることがなく、輸送コス
トに対しても非常に有利であるハットオン式の収納箱を
提供するものである。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明は、一枚の紙片を
折り畳むことにより箱体を形成し、且つ、箱側面を構成
する後側板の上端には先端に挿入用の差し込み片を連設
した上蓋を有する包装用の収納箱において、箱側面が前
面板、両側面板、後面板を折り曲げ線を介して順次連続
した構成となし、それぞれ下端には底面部に続いて組み
立てた時に側が空間となった四角錐の上を平面で切り取
ったような形を形成するための台面板が連設され、ま
た、前面板及び後面板の台面板の下端にはさらに台座
片、組み込み片を折り曲げ線を介して連設したことを特
徴とするものである。 【0010】さらに、側面板及び組み込み片には糊代片
が設けられており、また、それぞれの糊代片に対応した
糊代面が、上記側面板とは反対の側面板及び隣り合う2
組の台座片に有することとなる。そして、底面部と側面
板の折り曲げ線及び側面板の糊代片と台座片の所定の折
り曲げ線で折り曲げた後、糊代片に接着剤を付け、側面
板の中央の折り曲げ線により重ね合わせると、この対応
した糊代片と糊代面を貼着できることとなる。 【0011】この折り畳んだ状態から、折り曲がってい
る側面板の稜線を左右側から押せば、向かい合う2組の
台座片と組み込み片が上下になるように組み込まれるこ
ととなり、中心部で交差するようにして、台座部を形成
することとなる。その一方で、4つの台面板により台部
を形成することとなる。 【0012】 【実施例】以下に本発明の好ましい実施例を図面に従っ
て詳細に説明する。図1は本発明のハットオン式収納箱
を示すものであって、図2はこの箱体を組み立てる前の
展開図を示したものである。箱本体1は、一枚の紙片か
らなるものであって、折り畳みあるいは糊代面で貼着す
ることにより主に箱側面2、上蓋3、底面及び製品を収
納するための台部7を形成するものである。 【0013】箱側面2は、折り曲げ線を介して、後面板
2a、側面板2b、前面板2c、側面板2dが連続して
構成されており、後面板2aには上端に差し込み片4を
有する上蓋3を連設しているとともに横方向には糊代片
9を有している。また、側面板2b、2dの上端にはそ
れぞれフラップ6が連設されている。ここで、箱本体1
は特に箱側面に向きを決めたものではないが、上蓋3が
連設されている面の向かい側の面板を便宜上、前面とし
ている。 【0014】一方で、後面板2a、側面板2b、前面板
2c、側面板2dの下端はそれぞれ折り曲げ線を介して
底面部8、さらに折り曲げ線を介して台面板7a、7
b、7c、7dが連設されている。そして、前面板2c
と後面板2aの台面板7c、7aの下端にはさらに直角
三角形状をなした台座片6aを有し、その斜辺には斜辺
の中点から延びている辺を持つ組み込み片6bを連設し
ている。この組み込み片6bは前記台座片6aの斜辺に
対して直角の辺が延びていると組み込む時に有利であ
る。また、組み込み片6bの先端には台座片6aと組み
込み片6bの間の折り曲げ線と直角な折り曲げ線を有す
る糊代片10を有している。 【0015】この箱本体1を組み立てる場合には、図3
に示すように各側面板と底面部8及び台座片6aと組み
込み片6bの間の折り曲げ線で折り曲げられるととも
に、糊代片9が手前側に折り返される。次に、糊代片9
及び10に接着剤を付着させ、前面板2cと側面板2b
の間の折り曲げ線で折り合わせると、図4のように糊代
片9と糊代面9’及び糊代片10と糊代面10’が貼着
されることとなる。 【0016】これらの工程は一連のもので、機械化する
こともできる。また、製品を収納する場所まで運搬する
ときには、図4に示すような状態で運べばかさ張ること
がなく、最小限のスペースで保管及び運搬作業をするこ
とができる。ここで、予め底面部8の上下2つの折り曲
げ線のうち、側面板側の方を台面板側の方より折り曲げ
やすくしておくと確実に折り畳んだ状態ができ、作業上
好ましい。 【0017】最終的に組み立てる時には、図4に示すも
のを左右から押すと、側面板の2つの折り曲げ線が折れ
曲がるとともに、まず、向かい合う台座片6aが先端で
交差し、向かい合う組み込み片6bを下面位置になるよ
うにしながら、互いに中点で交差するような形となり、
上面から見ると対角線を挟んで2つの台座片6aが台座
部6を形成することなる。そして、台面板7a、7b、
7c、7dにより内側が空間となった四角錐の上を平面
で切り取ったような形を形成し、底面部8も形成され組
み立てが完了する。 【0018】そして、食器製品を下向きにして伏せるよ
うな状態で内面側が台部7上に納められ、2つのフラッ
プ6を重ねるように両側から折り合わせて上蓋3を差し
込み片4を差し込むことにより収納が完了する。 【0019】さらに壜容器と同一梱包するためには、図
5に示すように、食器製品G(図では一例としてコップ
を示してある)を収納した本発明の収納箱の台部7の内
側に壜Bの口部を被せるようにする。 【0020】 【発明の効果】以上説明したように、本発明の収納箱
は、畳んだ状態で輸送することができ、使用時にも組み
立てが容易である。その上、高速生産ライン上での機械
使用による箱詰めが可能となる。また、キャップオン方
式の同一梱包であるので、取り扱いやすく脱落等による
不備も起きにくい。その上、壜容器と景品である食器製
品が直接当たることがないので、破損を十分に防ぐこと
ができるものである。よって、従来の問題点を解決した
キャップオン式収納箱として産業の発達に寄与するとこ
ろは極めて大である。
【図面の簡単な説明】 【図1】本実施例の1態様を示す収納箱の組み立てた斜
視図である。 【図2】本実施例の1態様を示す収納箱の展開図であ
る。 【図3】本発明の収納箱を折り畳む途中工程の図であ
る。 【図4】本発明の収納箱を折り畳んだ状態の図である。 【図5】本発明の収納箱を壜容器にハットオン状態の斜
視図である。 【図6】従来の収納箱を示す図である。 【図7】従来の収納箱の中の食器製品の内側に敷く風車
パットを示す図である。 【図8】従来の収納箱を示す斜視図である。 【図9】従来の収納箱を示す展開図である。 【符号の説明】 1 箱本体 2 箱側面 2
a 前面板 2b、2d側面板 2c 後面板 3
上蓋 4 差し込み片 6台座 6
a 台座片 6b組み込み片 7 台部 8
底面部 G 食器製品 B 壜容器

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 一枚の紙片を折り畳むことにより箱体を
    形成し、且つ、箱側面を構成する後側板の上端には先端
    に挿入用の差し込み片を連設した上蓋を有する包装用の
    収納箱において、箱側面が前面板、両側面板、後面板を
    折り曲げ線を介して順次連続した構成となし、それぞれ
    下端には底面部に続いて組み立てた時に側が空間となっ
    た四角錐の上を平面で切り取ったような形を形成するた
    めの台面板が連設され、また、前面板及び後面板の台面
    板の下端にはさらに台座片、組み込み片を折り曲げ線を
    介して連設したことを特徴とするハットオン式収納箱。
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