JP3370367B2 - 波形等化方法、装置及びそれを備えた光ディスク装置 - Google Patents

波形等化方法、装置及びそれを備えた光ディスク装置

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JP3370367B2
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equalization
waveform
signal
waveform equalization
coefficient
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録密度の高密度化に
起因して、信号再生時に符号間干渉が発生して再生信号
のデータ識別が困難となるような再生信号に対し、波形
等化を行うことによりデータ識別の信頼性を高めること
のできる波形等化方法、装置及びかかる波形等化装置を
備えた光ディスク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に光ディスクからの再生信号振幅の
周波数特性は、レーザー光の波長、対物レンズの開口率
(NA)、及びディスクの線速度に依存した解像度によ
り定まり、高域において急激に劣化する特性を示す。記
録密度を上げるために記録ピット長を、ナイキスト周波
数以上となる長さにした場合、再生信号には符号間干渉
が発生し、符号誤りの発生する確率が高くなるため、再
生信号から信頼性の高い情報再生(データ識別)を行う
ことは不可能となる。そのため、記録密度の高密度化を
図る場合には、符号間干渉の影響を低減させるための、
再生信号の波形等化器が用いられる。
【0003】しかし、従来の波形等化器では、等化特性
が固定であったため、角速度一定駆動(CAV)方式の
光ディスクの場合における内外周の線速度変化による分
解能の違いなどの、諸条件の変動に対し、常に最適な等
化特性を得るというようなことが出来なかったが、現在
では、再生特性に応じて最適な等化を行うことのできる
自動等化器が提案されており、その一つとしてテレビジ
ョン学会誌Vol.44,No6,pp.728〜73
5(1990)に示すような自動等化器が知られてい
る。
【0004】自動等化による利点は、初期調整が簡単に
なる、記録済み記録媒体の互換再生での信頼性が向上す
る、再生特性の変動を考慮する必要がないために記録密
度の高密度化が可能になる、等を挙げることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記波形等化器を光デ
ィスク装置に備えて再生信号の波形等化に用いる場合、
以下の問題点が生じる。
【0006】即ち、光磁気ディスク装置を例にとれば、
実際の光磁気ディスクのトラックは複数のセクタに分割
されており、セクタ内は、セクターマークやトラックナ
ンバーがあらかじめ記録されたヘッダー部におけるピッ
ト信号と、ユーザーにより情報の書き込まれたデータ部
における情報としての光磁気信号(以下MO信号と略記
するが、Mは磁気を表し、Oは光を表す)と、により構
成されている。
【0007】ピット信号はディスク上に書き込まれたピ
ットによる回折光の変化を検知する信号であり、MO信
号は記録膜の磁化方向による偏光面の回転角の変化を検
知する信号であるために、両信号の再生信号振幅の周波
数特性は異なり、それぞれの信号に対する最適な等化特
性は異なる。
【0008】そのために、記録密度の高密度化により再
生信号における符号間干渉が増大し、ピット信号につい
ても、MO信号についても、波形等化が必要な場合に、
ピット信号の記録されているピット部(ヘッダー部)と
MO信号の記録されているMO部(データ部)で、共用
の等化器でそれぞれ最適な等化を行うためには、等化器
における等化係数を、再生信号がピット信号であるか、
MO信号であるか、により切り換える必要がある。
【0009】しかし、図11に示すような従来の3タッ
プディジタルトランスバーサルフィルタを用いた等化回
路において、2種類の信号(ピット信号とMO信号)を
セレクタ16で選択し入力させて等化を行う場合、A/
D変換器1に入力される2種類の信号のDCレベルが異
なるため、2値化の際に同一の閾値で2値化を行った場
合、符号誤りが発生する可能性が高くなり、信頼性の高
い情報再生の可能な再生信号を、等化処理後の出力とし
て得ることができない。
【0010】ここで図11に示す3タップディジタルト
ランスバーサルフィルタを用いた等化回路について、そ
の回路動作を簡単に説明しておく。1はA/D変換器、
3,4はそれぞれラッチ、10,11はそれぞれ乗算
器、12は加算器、16はセレクタ、である。
【0011】図11において、セレクタ16で選択され
た入力信号は、A/D変換器1においてアナログ信号か
らディジタル信号に変換されデータDi として出力され
る。ラッチ3の出力は、データDi より一つ前のデータ
であるから、これをデータDi-1 と表し、ラッチ4の出
力はデータDi より二つ前のデータであるから、これを
データDi-2 と表わすものとすると、乗算器10では、
係数C1 にデータDiを乗算する演算を行い、乗算器1
1では、係数C1 にデータDi-2 を乗算する演算を行
う。
【0012】次に加算器12において、乗算器10から
の乗算出力と乗算器11からの乗算出力とラッチ3の出
力データとの和(C1 ×Di +C1 ×Di-2 +Di-1
をとり、これを等化処理後の出力EPDj として出力す
るわけである。以上が3タップディジタルトランスバー
サルフィルタを用いた等化回路の動作原理である。
【0013】さて時系列的に再生される再生信号が、そ
れまでのピット信号からMO信号に切り替わる場合、等
化器への入力データDi は、図12の(a)に示す如く
表される。つまりPはピット信号のデータを表し、Mは
MO信号のデータを表しているわけであるが、ピット信
号のデータP0 からMO信号のデータMn に切り替わっ
ていることが認められるであろう。
【0014】この場合、MO信号のデータの記録されて
いるMO部の等化係数をC1mとし、ピット信号のデータ
の記録されているピット部の等化係数C1pとし、このよ
うに等化係数を切り替えて等化を行った場合の等化後デ
ータEPDj は、図12の(b)に示す如くである。等
化後データEPDj の若干の例が加算結果を伴って示さ
れている。
【0015】MO信号とピット信号の境界部分では、M
O部分の最終ビットとピット部分の先端ビットの等化後
データEPDn ,EPDn+1 には、異なる性質のデータ
(つまりデータPとデータM)が等化演算時に使用され
ていることが分かるであろう。このため、等化演算処理
により符号誤りを発生する恐れがある。また、この範囲
は等化器のタップ数(ラッチの数)が増えるほど広くな
るため、タップ数が増えるほど符号誤りの発生する恐れ
のある範囲が広くなり、信頼性の高い情報再生を可能に
するための等化処理が行えなくなるという問題点があ
る。
【0016】また、前記のような自動等化器による等化
方法を使用する場合、自動等化器は、ピット信号とMO
信号との間の変換点において、それぞれに最適な等化特
性を瞬時に与えて等化するというようなことはできない
ため、ピット信号とMO信号のそれぞれに対し自動等化
器を持つ必要があり、その場合、回路規模が大きくなる
という問題点がある。
【0017】本発明の目的は、上述の如き諸問題点を解
決し、最適等化特性を異にする複数種類の再生信号が時
系列的に再生される信号に対し波形等化を行う場合にお
いても、一つの等化装置でそれぞれの再生信号に対し最
適な波形等化を行うことを可能にして、回路規模を小さ
くし、
【0018】信頼性の高い情報再生を可能にするための
波形等化を行うことの出来る波形等化方法、装置及びか
かる波形等化装置を備えた光ディスク装置を提供するこ
とにある。
【0019】
【0020】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するため
に本発明では、 波形等化装置において、複数種類ある波
形等化対象信号のそれぞれに対応させて、該波形等化対
象信号を入力信号としてその遅延処理を行う遅延手段を
各々独立して設けると共に、複数種類ある波形等化対象
信号の全部に対して共用するセレクタ、乗算手段、加算
手段(等化演算処理手段)、前記乗算手段で用いる乗算
係数(等化係数とも云う)を、複数種類ある波形等化対
象信号のそれぞれに対応させて用意し個別に保持する等
化係数保持手段、等化係数保持手段に保持された等化係
数を波形等化対象信号の種類に対応させて選択する係数
選択手段を備え、
【0021】かつ前記等化係数を最適値に制御するため
の自動等化手段と、前記自動等化手段において等化誤差
を検出するための等化誤差検出閾値を複数種類ある波形
等化対象信号のそれぞれに対応させて保持する等化誤差
検出閾値保持手段と、前記等化誤差検出閾値保持手段に
保持された等化誤差検出閾値を波形等化対象信号の種類
に対応させて選択する等化誤差検出閾値選択手段とを備
えた。
【0022】
【0023】
【作用】 本発明では 、波形等化装置に入力される複数種
類の波形等化対象信号は、それぞれ対応した遅延手段に
より遅延され、遅延後の波形等化対象信号の一つがセレ
クタにより選択され等化演算処理が行われる。そのた
め、等化演算処理に使われる波形等化対象信号に、種類
の異なる信号が含まれる事がなく、異なる信号が含まれ
た場合に起きる符号誤りの発生を無くすことが出来る。
【0024】更に、上記等化演算処理が行われる場合の
等化係数は、等化係数保持手段に保持された各波形等化
対象信号別の最適等化係数の中から、その時点の波形等
化対象信号に対応したものが、等化係数選択手段により
選択されて用いられるため、常に最適な等化を行うこと
が出来る。
【0025】等化誤差検出閾値保持手段に保持された複
数の等化誤差検出閾値の中から、その時点の波形等化対
象信号に対応したものを、等化誤差検出閾値選択手段に
より選択し、それと波形等化処理後の信号と、をもとに
自動等化手段は、等化係数を最適に制御するため、種類
の異なる波形等化対象信号に対しても、常に等化係数を
最適に制御することが出来る。
【0026】
【実施例】以下、本発明による波形等化装置をSS方式
のCAV方式光磁気ディスク装置に適用した実施例につ
いて図面を参照して説明する。
【0027】図1は、本発明による波形等化装置の一実
施例を示すブロック図である。同図に示す実施例は、ピ
ット信号とMO信号のそれぞれの最適な等化係数の間に
大きな差がなく、一つの等化係数で両方の信号につい
て、適切な等化処理を行える場合の実施例である。
【0028】図1において、1はA/D変換器、3,4
はそれぞれラッチ回路(単にラッチということもあ
る)、16はセレクタ、10,11はそれぞれ乗算器、
12は加算器、17はレベル補正回路、34,35,3
6は入力端子、40は等化出力の出力端子である。
【0029】同図において、ラッチ回路3,4、乗算器
10,11及び加算器12は等化回路としての3タップ
トランスバーサルフィルタを構成しており、図示しない
光ディスクからのピット信号Psp,MO信号Psm
が、セレクタ16により選択され、A/D変換器1でデ
ィジタルデータに変換された後、ラッチ回路3,4に供
給される。
【0030】入力データは乗算器10に供給され、ラッ
チ回路3,4により遅延された入力データは、それぞれ
加算器12及び乗算器11に供給される。この3タップ
トランスバーサルフィルタを構成する乗算器10,11
に与えられる等化係数C1 により、等化特性が決定され
る。等化係数C1 はピット信号,MO信号それぞれに適
切な等化処理を行える係数である。
【0031】次に図1に示す実施例の動作を説明する。
まず図1においてレベル補正回路17のない場合を考え
る。この場合、図示しないSS方式の光磁気ディスクか
らのピット信号は入力端子34から、MO信号は入力端
子35から、それぞれ入力される。しかし、これら二つ
の信号の振幅レベルは異なるため、A/D変換器1でデ
ィジタルデ−タに変換する際の入力レベルも異なる。A
/D変換器への入力レベルが異なる場合、片方の再生信
号レベルに合わせA/D変換器の入力設定範囲を決定し
た場合、もう一方の再生信号レベルがA/D変換器の入
力設定範囲をオーバーする場合には、再生信号のディジ
タル値が制限される。
【0032】また、A/D変換器1の入力レベルの差に
より等化処理後の信号は異なったレベルを持つこととな
る。入力信号のレベルの差により異なったレベルを持つ
等化後デ−タを信号処理する場合、2値化を行う際の適
切な閾値が異なり、入力信号ごとに2値化の際の閾値を
変更する必要がある。そのため図1の実施例では、二つ
の信号間のディジタル値のレベルの差を補正するために
レベル補正回路17を設け、これによりMO信号のレベ
ル補正を行う。
【0033】レベル補正回路17は、ピット信号のDC
レベルとMO信号のDCレベルが等しくなるように、M
O信号のDCレベルを補正する。レベル補正回路17に
よりDCレベルが補正されたMO信号と、ピット信号
は、セレクタ16によりどちらか一方が選択され、nビ
ット(nは1以上の正の整数)のA/D変換器1により
ディジタルデータに変換される。
【0034】入力信号を選択するセレクタ16を制御す
る制御信号CSの説明を行う。まず、SS方式の光磁気
ディスクのセクタフォーマットを図2に示す。トラック
上に配された複数のセクタは、複数のセグメントに分割
され、各セグメントの先頭にはサーボバイトがプリフォ
ーマットされている。セクタ先頭に配置されたヘッダー
部には、セクタ先頭を示すセクタマーク,セクタナンバ
ー,トラックナンバーなどがプリフォーマットされてい
る。
【0035】セレクタ16における選択制御信号CS
は、プリフォーマットされたヘッダー部と、プリフォー
マットされたサーボバイト部と、データ部がプリフォー
マットされた情報の記録部であるROM(Read O
nly Memory)領域と、においてそれぞれH
(ハイ)となり、ユーザデータの記録部であるRAM領
域(ユーザデータ領域)においてL(ロー)となる信号
で、図3の(イ)又は(ロ)に示す如き信号であり、図
1において、入力端子36から入力される。
【0036】図1において、A/D変換器1によりnビ
ットのディジタルデ−タDiに変換された信号は、等化
器の遅延回路であるラッチ3,4に入力される。また、
乗算器10,11には等化係数C1 が入力される。入力
された信号は乗算器10,11によって乗算され、乗算
処理されたデータ及びラッチ3の出力データを加算器1
2で加算を行い、等化ディジタルデ−タEPDj を得る
ことができ、等化ディジタルデ−タEPDj は出力端子
40により出力される。
【0037】以上のように図1の実施例によれば、SS
方式光磁気ディスク装置において、2種類の再生信号
(ピット信号,MO信号)の等化係数に大きな差がなく
一つの係数で適切な等化が行える場合には、セレクタ1
6により入力信号を切り替えることにより、一つの等化
器によって等化処理を行うことが出来る。また、両方の
再生信号(ピット信号,MO信号)のDCレベルを揃え
ることにより、等化処理後の入力信号のレベルの差によ
るレベル変動を除去し、信頼性の高い情報再生に役立つ
等化処理を行うことが出来る。本実施例においては、レ
ベル補正回路をMO信号側に用いたが、ピット信号をレ
ベル補正回路によって補正しても構わない。
【0038】図4は、本発明による波形等化装置の別の
実施例を示すブロック図であって、同図に示す実施例
は、ピット信号,MO信号のそれぞれの最適な等化係数
の間に大きな差がなく、一つの等化係数で両方の信号に
適切な等化処理を行える場合の実施例である。図4にお
いて、31はトラッキング誤差信号算出回路、である。
【0039】次に図4を参照してこの実施例の動作を説
明する。図示しないSS方式の光磁気ディスクからのピ
ット信号は入力端子34から、MO信号は入力端子35
から、それぞれ入力される。レベル補正回路17は、ピ
ット信号のDCレベルとMO信号のDCレベルが等しく
なるように、MO信号のDCレベルを補正する。レベル
補正回路17によりDCレベルが補正されたMO信号と
ピット信号は、セレクタ16によりどちらか一方が選択
され、nビット(nは1以上の正の整数)のA/D変換
器1によりディジタルデータに変換される。
【0040】その後、等化ディジタルデ−タEPDj
して出力端子40から出力されるまでの回路動作は、先
に図1を参照して説明したところと同じである。ところ
で、SS方式の光ディスクでは、サーボバイト中のウォ
ブルピットによってトラッキングエラー信号を得てトラ
ッキング制御を行っている。
【0041】図5は、ディスク面上のウォブルピットの
配置と、得られるトラッキングエラー信号の波形を示す
説明図である。この図5に示すように、2つのウォブル
ピット51,52はトラック中心から左右にオフセット
されてプリフォーマットされている。この左右にプリフ
ォーマットされたウォブルピット51,52の再生信号
振幅値Awp1,Awp2の差分であるトラッキングエラー信
号(これをTeとする)により、トラック中心からのず
れを検出し、トラッキング制御を行う。
【0042】トラッキングエラー信号Teは、図6に示
すように、Te=0の場合にトラックずれ量が0、2つ
のウォルブピット51,52のどちらか一方の上にレー
ザースポットがトラッキングしている場合にTeの絶対
値が最大となる、S字曲線となる。
【0043】ピット信号のサーボバイト領域にも等化を
行った場合、トラッキングエラー信号を検出するための
ウォブルピットにも等化処理が行われる。その場合、同
一のトラックずれ量であっても等化処理されたウォブル
ピットの再生振幅から求めたトラッキングエラー信号の
レベルと、無等化の場合のトラッキングエラー信号のレ
ベルの間には、等化の有無に起因して、差が発生する。
【0044】この等化処理によるトラッキングエラー信
号のレベル変化により、等化・無等化の場合にトラッキ
ングエラー信号のレベルが同じであっても最適なトラッ
キング制御量は異なる。ピット信号を等化した場合にお
いて、トラッキングエラー信号のレベルによるトラッキ
ング制御量を無等化の場合と同じとすると、適切なトラ
ッキング制御を行うことができない。
【0045】そのため、図4に示す本実施例では、A/
D変換器1によりディジタルデ−タに変換された等化処
理を行う前のピット信号を、トラッキング誤差信号算出
回路31に入力し、トラッキングエラー信号を算出す
る。トラッキング誤差信号算出回路31は、入力された
無等化のピット信号の2つのウォブルピットの振幅ディ
ジタル値の差分をとり、トラッキングエラー信号を算出
する。算出されたトラッキングエラー信号は、出力端子
39から図示しない光ディスク装置のトラッキング制御
系に出力される。
【0046】以上のように、図4に示した本発明の実施
によれば、一つの等化器でピット,MO信号の両方に
適切な波形等化を行うことができる。また、SS方式光
磁気ディスク装置において、ピット信号に等化処理を行
った場合においても、無等化のウォブルピットの振幅値
によりトラッキングエラー信号を求めるため、ピット信
号の等化処理により発生するトラッキングエラー信号の
変化によるトラッキングの誤制御を防止することができ
る。
【0047】図7は、本発明による波形等化装置の他の
実施例を示すブロック図であって、1,2はそれぞれA
/D変換器、3,4,5,6はそれぞれラッチ回路,
7,8,9,13はそれぞれセレクタ、10,11はそ
れぞれ乗算器、12は加算器、14,15はそれぞれレ
ジスタ、31はトラッキング誤差信号算出回路、34,
35,36は入力端子、39,40は出力端子である。
【0048】同図において、ラッチ回路3,4,5,
6、乗算器10,11及び加算器12は等化回路として
の3タップトランスバーサルフィルタを構成しており、
図示しない光ディスクからのピット信号Psp,MO信
号Psmが、それぞれA/D変換器1,2でディジタル
データに変換された後、ピット信号はラッチ回路3,4
に、MO信号はラッチ回路5,6に供給される。
【0049】それぞれのラッチ回路により遅延された入
力データは、セレクタ7,8,9によりどちらか一方が
選択され、乗算器10,11及び加算器12に供給され
る。この3タップトランスバーサルフィルタを構成する
乗算器10,11で用いる係数は、セレクタ13によ
り、レジスタ14,15に格納された値から選択され
る。レジスタ14,15に格納された等化係数を、セレ
クタ13により切り替えることにより、等化係数の選択
制御が行われ、等化特性を変化させることができる。
【0050】まず最初にピット信号を再生する場合の動
作を説明する。入力端子34から入力されたピット信号
Pspは、A/D変換器1により、nビットのディジタ
ルデ−タに変換され、等化器のピット信号用遅延回路で
あるラッチ3,4に入力される。また、等化器には入力
端子36から入力される、図3に示すような制御信号C
Sにより、セレクタ7,8,9により選択されたピット
部の信号が入力され、等化演算処理を行う。
【0051】セレクタ7,8,9は、制御信号CSがH
の時にはピット信号を、Lの時にはMO信号を選択す
る。入力されたピット信号は、乗算器10,11におい
て乗算されるが、その時の等化係数(乗算係数)はセレ
クタ13が選択したレジスタ14に格納されているピッ
ト信号用の等化係数C1pである。乗算処理されたデータ
及びラッチとラッチの中間から取り出されたデータを加
算器12で加算を行い、ピット信号の等化ディジタルデ
−タEPDを得ることができ、等化ディジタルデ−タE
PDは出力端子40から出力される。
【0052】MO信号を再生する場合の動作も、ピット
信号の場合のそれと同様である。入力端子35から入力
されたMO信号Psmは、A/D変換器2によりnビッ
トのディジタルデ−タに変換され、等化器のMO信号用
遅延回路であるラッチ5,6に入力される。セレクタ
7,8,9により選択されたMOディジタルデ−タは、
乗算器10,11にて係数が乗算される。この場合の係
数は、セレクタ13で選択されたレジスタ15に保持さ
れているMO信号用の等化係数C1mである。以上の乗算
結果及びラッチとラッチの中間から取り出されたデータ
を加算器12で加算することにより、MO信号の等化デ
ィジタルデ−タEPDを得ることができる。
【0053】次にピット信号とMO信号の切り替え時の
動作について説明を行う。図7において、ピット信号と
MO信号の境界における、それぞれの乗算器に対する入
力信号Pj (入力ピットデータ),Mk (入力MOデー
タ)と、等化後デ−タEPDi は、図8に示すようにな
る。
【0054】MO部分の情報を持つのはMn までであ
り、その等化デ−タはEPDn である。また、ピット部
分の情報を持つのはP0 からであり、その等化デ−タは
EPDn+1 である。Mn の等化データEPDn が出力さ
れるまでは、セレクタ7,8,9はMO信号を選択し乗
算器10,11、加算器12に供給する。また、乗算器
10,11に与えられる係数もセレクタ13によりMO
信号用の係数C1mである。このため、Mn の等化データ
EPDn にはMO信号だけで等化処理を行うことにな
り、等化演算処理の際に異なる特性の信号を用いること
がないために等化演算処理による符号誤りの恐れがな
い。
【0055】また、P0 の等化データEPDn+1 が出力
される場合、制御信号CSによりセレクタ7,8,9は
入力信号をMO信号からピット信号に切り替える。ま
た、セレクタ13により、ピット信号用の係数C1pに、
係数が切り替えられピット信号に最適な等化が行われる
ことになる。
【0056】また、ピット信号の波形等化により発生す
るトラッキングエラー信号の変化によるトラッキングの
誤制御を防止するため、ピット信号の無等化ディジタル
デ−タPj をトラッキング誤差信号算出回路31に入力
し、トラッキング誤差信号算出回路31でトラッキング
エラー信号を算出している。
【0057】以上のように図7に示した本発明の実施例
によれば、SS方式光磁気ディスク装置においてトラッ
キング制御の誤動作を防止し、等化特性の異なる2種類
の再生信号(ピット信号,MO信号)に対し、それぞれ
異なる等化特性を一つの等化器によって与えることが出
来、信頼性の高い情報再生の可能な等化処理を行うこと
が出来る。
【0058】次に、等化係数を波形等化対象信号の再生
条件により更新し、等化特性の適応化を行う自動等化回
路を採用した本発明の実施例について説明する。図9
は、かかる実施例を示すブロック図である。同図におい
て、1,2はA/D変換器、3,4,5,6はラッチ回
路,7,8,9,13,25はセレクタ、10,11は
乗算器、12は加算器、14,15,26,27はレジ
スタ、19は等化誤差検出用の比較器、20はデータ判
別用比較器、23はマルチプレクサ、24はマイクロコ
ンピュータ、30はトラッキングエラー信号補正回路、
34,35,36は入力端子、37,38,39は出力
端子である。
【0059】この実施例で用いる自動等化のアルゴリズ
ムはゼロ・フォーシングアルゴリズム(以下、ZF法と
いう)を用いている。ZF法は、符号間干渉成分の最悪
値を評価関数とする等化アルゴリズムである。いま、等
化器の出力端子でのインパルスレスポンスをh(t)と
すると、等化後の符号間干渉量の絶対値の和Dは次の
(数1)式で表される。
【0060】
【数1】
【0061】ZF法は、この等化後の符号間干渉量の絶
対値の和Dが最小になるように、等化器であるトランス
バーサルフィルタの等化係数を制御する。
【0062】図9の実施例では、データ判別用比較器2
0と等化誤差検出用比較器19からの出力データを、そ
れぞれマイクロコンピュータ24に入力し、マイクロコ
ンピュータ24で自動等化に必要な評価値を求め、等化
器の乗算器10,11の等化係数と、等化誤差検出用比
較器19の閾値を、制御することにより自動等化を行な
う。
【0063】ピット信号を再生する場合を例にとって、
動作説明を行う。図7の実施例と同様に、入力される信
号の特性により等化係数,入力されるデータが選択され
ることにより、入力信号の種類による適切な等化処理が
行われた、等化ディジタルデ−タEPDが得られる。等
化ディジタルデ−タEPDは、等化誤差検出用比較器1
9,デ−タ判別用比較器20に供給される。等化誤差検
出用比較器19では、EPDを等化誤差検出閾値esと
比較することにより等化誤差を求める。この際の等化誤
差検出閾値esは、レジスタ26に格納されたピット信
号時の等化誤差検出閾値es_pであり、セレクタ25
が制御信号CSにより選択したものである。
【0064】また、等化ディジタルデ−タEPDは、デ
ータ判別用比較器20において閾値SLと比較すること
により二値化され、”1”,”0”の二値ディジタルデ
−タとなりマルチプレクサ23により、ピット信号処理
系に出力される。また、等化誤差と共にマイクロコンピ
ュータ24に出力され、等化係数を更新するための評価
値を求めるために用いられる。
【0065】マイクロコンピュータ24は、再生信号の
二値化データと評価誤差検出データを所定の数だけサン
プルし評価値を計算する。算出された評価値をもとにト
ランスバーサルフィルタの等化係数が、入力信号の状態
に応じ評価値が最小になるように逐次更新される。ま
た、算出された評価値をもとに等化誤差検出閾値も更新
される。
【0066】評価値により更新されたピット信号の等化
係数はレジスタ14に格納される。また、等化誤差検出
閾値es_pも係数更新時に更新されるため、レジスタ
26に新しい値が格納される。このように等化係数,等
化誤差検出閾値が次々に更新され符号間干渉が最小にな
るように制御されるため、最適な波形等化を行うことが
できる。
【0067】以上のような動作により、CAV方式に発
生する再生トラック位置の違いによる分解能の違い等
の、波形等化対象信号の再生条件によらず、ピット信号
を再生する場合に等化係数を最適に制御し、信頼性の高
い情報再生を行うことのできる波形等化が可能となる。
MO信号の場合も、セレクタにより選択されるレジスタ
の値、更新された値の格納されるレジスタが異なるだけ
でピット信号と同様な動作により等化係数を最適に制御
し、信頼性の高い情報再生を行うことができる。
【0068】さらに、再生信号が切り替わるたびに新た
に等化係数,誤差検出閾値を初期設定値から更新するこ
となく、以前の等化係数,誤差検出閾値を用いるために
再生信号を切り替えた場合の自動等化による等化係数の
収束速度を向上させることができる。
【0069】また、図9に示す本実施例において、トラ
ッキングエラー信号補正回路30の代わりに、図7の
施例と同様に、無等化のピット信号からトラッキングエ
ラー信号を生成するトラッキング誤差信号算出回路31
を持つ図10に示すような構成としても良い。また、
実施例では、自動等化アルゴリズムとしてZF法を
用いたが、異なる自動等化アルゴリズムを用いても構わ
ない。
【0070】以上のように本発明によれば、図13に示
すように、記録媒体から特性の異なる複数の再生信号を
読み出し、波形等化装置で等化処理した後の再生信号を
識別して再生データとする情報再生装置において、波形
等化装置として、本発明にかかる波形等化装置を用いる
ことにより、複数の特性の異なる信号に対し、それぞれ
最適な波形等化を、等化器を複数用いることなく1つの
等化器において、実現することができ、信頼性の高い情
報再生を行うことが可能である。そのため、本発明の実
施例は、SS方式の光磁気ディスク装置についてのみ説
明を行ったが、連続溝方式の光磁気ディスク装置,相変
化型の光ディスク装置に対しても本発明は有効である。
【0071】また、以上に述べた実施例の説明では、等
化器のタップ数を3タップとしたが、タップ数をさらに
増やした場合においても、本発明を適用できることは述
べるまでもない。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、特
性の異なる複数の信号に対しても、1つの等化器(波形
等化装置)を用いて、それぞれに適切な波形等化を行う
ことができ、信頼性の高い情報再生を行うことのできる
波形等化が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による波形等化装置の一実施例を示すブ
ロック図である。
【図2】サンプルサーボ方式光ディスクのデータフォー
マットの一例を示す説明図である。
【図3】図1における制御信号CSの波形例を示す波形
図である。
【図4】本発明による波形等化装置の別の実施例を示す
ブロック図である。
【図5】トラッキング誤差信号を得るためのウォルブピ
ットの配置とその再生波形を示す説明図である。
【図6】等化によるトラッキングエラー信号の振幅変動
を示す波形図である。
【図7】本発明による波形等化装置の他の実施例を示す
ブロック図である。
【図8】図7における入力データと等化出力データのタ
イミングを示すタイミング図である。
【図9】本発明による波形等化装置のさらに別の実施例
を示すブロック図である。
【図10】図9においてトラッキング誤制御を防止する
ための代案としての実施例を示すブロック図である。
【図11】3タップディジタルトランスバーサルフィル
タの構成例を示すブロック図である。
【図12】図10における入力データと等化出力データ
のタイミングを示すタイミング図である。
【図13】本発明を適用することのできる情報再生装置
の構成を一般的に示すブロック図である。
【符号の説明】
1,2…A/D変換器、3,4,5,6…ラッチ、7,
8,9,13,16,25…セレクタ、10,11…乗
算器、12…加算器、17…レベル補正回路、14,1
5,26,27…レジスタ、19…等化誤差検出用比較
器、20…デ−タ判別用比較器、23…マルチプレク
サ、24…マイクロコンピュータ、30…トラッキング
エラー信号補正回路、31…トラッキング誤差信号算出
回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 星野 隆司 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立製作所映像メディア研究所 内 (56)参考文献 特開 平4−353672(JP,A) 特開 平3−52107(JP,A) 特開 平4−259961(JP,A) 特開 昭61−222033(JP,A) 特開 平4−162258(JP,A) 特開 平4−134602(JP,A) 特開 昭63−39165(JP,A) 特開 平2−257474(JP,A) 特開 平2−183613(JP,A) 特開 平2−183614(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 20/10 G11B 7/00 G11B 11/00 H03H 21/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報記録媒体から読み出された波形等化
    対象信号が、前記情報記録媒体の物性の異なる領域から
    読み出された複数種類の信号から成るとき、これを波形
    等化する波形等化方法であって、 直列接続された複数の遅延手段から構成される遅延手段
    系統を前記波形等化対象信号の種類別に各々独立に用意
    し、前記複数種類の波形等化対象信号の各々を、対応し
    た遅延手段系統に入力することとし、同一遅延手段系統
    内に存在する同一の種類の波形等化対象信号を用いて波
    形等化処理を行うことを特徴とする波形等化方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の波形等化方法におい
    て、波形等化処理中に使用される波形等化係数は複数用
    意されており、前記波形等化対象信号の種類に応じた波
    形等化係数を使用することを特徴とする波形等化方法。
  3. 【請求項3】 波形等化対象信号を取り込み遅延させて
    出力する第1の遅延手段と、該第1の遅延手段の出力を
    取り込み遅延させて出力する第2の遅延手段と、を少な
    くとも、波形等化対象信号の種類別に各々独立に複数組
    有し、 前記第1の遅延手段に入力する前の波形等化対象信号に
    等化係数を乗算して出力する第1の乗算手段と、前記第
    2の遅延手段の出力である波形等化対象信号に等化係数
    を乗算して出力する第2の乗算手段と、前記第1の遅延
    手段の出力でありかつ前記第2の遅延手段の入力となる
    波形等化対象信号と前記第1及び第2の乗算手段のそれ
    ぞれの出力とを取り込み等化演算を施すことにより波形
    等化出力として出力する等化演算手段と、は波形等化対
    象信号の種類数に関わらず1組だけ共用として有し、 波形等化対象信号の種類別に各々独立に存在する前記複
    数組の、第1及び第2の遅延手段の、各入出力信号をセ
    レクタにより前記種類別に選択して共用の前記乗算手段
    及び等化演算手段に供給することにより、複数種類の波
    形等化対象信号を1組の共用装置で波形等化処理するよ
    うにした波形等化装置であって、 前記等化係数を波形等化対象信号の種類別に複数用意し
    て保持する等化係数保持手段と、前記セレクタにより選
    択された波形等化対象信号の種類に対応した等化係数を
    前記等化係数保持手段より取り出して前記第1及び第2
    の乗算手段に供給する等化係数選択供給手段と、を具備
    したことを特徴とする波形等化装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の波形等化装置におい
    て、前記等化係数保持手段に保持されていて、前記乗算
    手段に供給される前記等化係数を、前記等化演算手段よ
    り出力される波形等化出力から求めた評価値から更新す
    ることにより、等化特性を適応的に変化させる自動等化
    手段を具備すると共に、 前記等化演算手段より出力される波形等化出力から前記
    評価値を求める際に用いる等化誤差検出閾値を、波形等
    化対象信号の種類別に複数用意して保持する等化誤差検
    出閾値保持手段と、前記セレクタにより選択された波形
    等化対象信号の種類に対応した等化誤差検出閾値を前記
    等化誤差検出閾値保持手段より取り出して使用に供する
    等化誤差検出閾値の選択手段と、を具備したことを特徴
    とする波形等化装置。
  5. 【請求項5】 光ディスクから時系列的に再生される再
    生信号を波形等化装置により波形等化処理した後、識別
    して再生データを得る光ディスク装置において、前記再
    生信号が、時系列的に構成された複数種類の信号から成
    るとき、その波形等化処理用として請求項3に記載の波
    形等化装置を用いることを特徴とする光ディスク装置。
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