JP3370156B2 - フレキシブルコンテナーの内部清掃装置 - Google Patents

フレキシブルコンテナーの内部清掃装置

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JP3370156B2 JP31742093A JP31742093A JP3370156B2 JP 3370156 B2 JP3370156 B2 JP 3370156B2 JP 31742093 A JP31742093 A JP 31742093A JP 31742093 A JP31742093 A JP 31742093A JP 3370156 B2 JP3370156 B2 JP 3370156B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ユーザー側で粉粒体製
品を排出後に返却されたフレキシブルコンテナーの内部
を機械的に能率よく清掃するためのフレキシブルコンテ
ナーの内部清掃装置に関する。
【0002】
【従来の技術】工業用の各種粉粒体製品を輸送する容器
として、柔軟性を有するフレキシブルコンテナーが使用
されている。このフレキシブルコンテナーは、通常、図
4(部分斜視説明図)に示すように直径約1000mm、
高さ1500mm程度の円筒形を有するゴムまたは不浸透
性の布で作製されたコンテナー本体1と、該コンテナー
本体1の上部および下部に粉粒体を投入、排出するため
の同質の細径円筒形を有するノズル部2(直径約500
mm、長さ800mm程度)からなる。コンテナー5の両端
部には、ノズル部2を内部に押し込むための保護カバー
部3が設けられ、粉粒体の投入または排出後にノズル部
2を緊縛して折り畳み、保護カバー部3を開いた状態で
ノズル部2を押し込んだのち、保護カバー部3の端部は
閉じ紐27で固定される。
【0003】そして、粉粒体の投入時には下部ノズル部
を緊縛したのち保護カバー部の内部に収納し、上部ノズ
ル部を例えば粉粒体貯蔵タンクのホッパーに取り付けた
状態でコンテナー本体に粉粒体を投入し、製品充填後は
上部ノズル部を緊縛して保護カバー部に押し込み収納し
て密閉したのち発送工程に移す。また、需要家での粉粒
体の排出時にはフレキシブルコンテナーを吊り下げた状
態で下部ノズル部を開放し、所定の箇所に粉粒体を落下
させる。
【0004】ところが、ユーザー側で粉粒体の排出後に
返却されるフレキシブルコンテナーの内部には排出しき
れない粉粒体が残留しており、繰り返し使用する際にこ
の残留物が後に充填する製品に混入して汚染する事態が
発生する。このような事態を防止するためには、新たな
粉粒体を投入する前に残留物を完全に排出清掃すること
が必要となる。
【0005】従来、フレキシブルコンテナーの内部を清
掃するためには、一般に空のコンテナーを吊り下げ、下
部ノズル部を引き出して開放したのち、適宜な人為的手
段によりコンテナーの外面を叩き、残留物をコンテナ−
の外に落下排出させて清掃する方法が採られている。ま
た、時には空気を送入してコンテナー本体を膨らませて
排出清掃を円滑化する補助的手段が併用されている。そ
して、内部清掃後は下部ノズル部をひも等で緊縛し、折
り畳んで保護カバー部に押し込み収納する作業を人手を
介しておこなっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の方法は、コンテナーの内部清掃から下部ノズル
部を保護カバー内に押し込み収納する一連の作業を人手
に頼っている関係で多数のコンテナーを短時間内に清掃
処理には自ずと労力的な限界があり、極めて非能率であ
る。そのうえ、作業時における粉塵の飛散、周辺の汚
染、作業環境の悪化等の現象がが避けられない。このた
め、清掃作業の省力化と環境衛生の両面に亘る改善が強
く要望されていた。
【0007】本発明はこのような要請課題を解決するた
めになされたもので、その目的は、粉粒体の排出後にお
けるコンテナーの内部に介在する残留粉粒体を二次的汚
染を伴うことなしに機械操作により連続的に排出清掃す
ることができ、更に清掃後に下部円筒形ノズル部を自動
的に保護カバー部の内側に押し込み収納する機構を付設
したフレキシブルコンテナーの内面清掃装置を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の請求項1によるフレキシブルコンテナーの
内面清掃装置は、粉粒体を輸送するための容器として使
用され、上部および下部に粉粒体を投入、排出するため
のノズル部と、該ノズル部を収納するための保護カバー
部を設けてなるフレキシブルコンテナーの内部を粉粒体
の排出後に清掃する装置であって、コンテナーの搬入装
置と清掃装置と搬出装置とを連設し、搬入装置、清掃装
置および搬出装置の全体に跨がる上部位置に、複数個の
コンテナーを懸吊するためのフックを等間隔に取り付け
た循環式のチェンコンベアーを装備してなり、前記清掃
装置は該チェーンコンベアーに懸吊された複数個のコン
テナーを収納できる密閉ハウジングからなり、該密閉ハ
ウジングは搬入装置側および搬出装置側に自動開閉ドア
を備え、密閉ハウジング内に収納したコンテナーに振動
作用および/または叩き作用を与えるシェーキング手段
が設置されると共に、振動作用および/または叩き作用
によりコンテナーの内部から落下した粉粒体を受けて系
外の集塵装置に送るための吸引ダクトを備え、搬入装置
においては上部ノズル部を開放した空のコンテナーが上
部保護カバー部でチェーンコンベアーに懸吊された状態
で搬入され、清掃装置においてはチェーンコンベアーに
懸吊されたコンテナーの内部に残留する粉粒体が落下除
去され、搬出装置においては清掃されたコンテナーがチ
ェーンコンベアーに懸吊された状態で搬出されるよう構
成したことを特徴とする。
【0009】請求項2によるフレキシブルコンテナーの
内部清掃装置は、請求項1において、前記シェーキング
手段は、系外に設置したバイブレーターに直結する振動
杆をエアシリンダーにより系外から密閉ハウジングの側
面孔を介して進退可能に挿着し、振動扞により密閉ハウ
ジング内でチェーンコンベアーに懸吊されたコンテナー
の側面に振動作用を与える第1のシェーキング装置およ
び/または密閉ハウジング内に設置した回転軸に叩き棒
の中心を固定し、系外に設置した駆動機構により回転軸
を回動させて叩き棒を半回転状に往復回動させ、叩き棒
により密閉ハウジング内に懸吊されたコンテナーの側面
に叩き作用を与える第2のシェーキング装置からなるこ
とを特徴とする。
【0010】請求項3によるフレキシブルコンテナーの
内部清掃装置は、請求項1または2において、前記搬出
装置の下部には、搬出装置内に懸吊された清掃後のコン
テナーの下部ノズル部を下部保護カバー部を開いた状態
で挿入するためのノズルカバー部を備えると共に、該ノ
ズルカバー部に挿入された下部ノズル部を下部保護カバ
ー内に押し込むためのプッシュロッド機構をノズルカバ
ー部の底部に設けてなる押込装置が配設されていること
を特徴とする。
【0011】
【作用】本発明に係るフレキシブルコンテナーの内部清
掃装置は、基本的に中央部に位置して清掃装置を構成す
る密閉ハウジングと、その前後に隣接して設置された搬
入装置および搬出装置からなり、搬入装置、清掃装置お
よび搬出装置の全体に跨がって上部位置に設置された循
環式のチェンコンベアーに複数個の空のコンテナーを懸
吊した状態で前記各装置を間欠的に移動させながらコン
テナー内部に残存する残留粉粒体を落下させて清掃処理
するところに特徴付けられる。
【0012】フレキシブルコンテナー内部の清掃処理
は、搬入装置において、上部ノズル部を開放した空のコ
ンテナーが上部保護カバー部でチェーンコンベアーに懸
吊された状態で搬入され(搬入ステージ)、清掃装置に
おいて、チェーンコンベアに懸吊されて密閉ハウジング
の内部に収納されたコンテナーの外面にシェーキング手
段により振動作用および/または叩き作用を与えられ、
この作用によってコンテナーの内部に残留する粉粒体が
落下し、落下した粉粒体が底部の吸引ダクトを介して系
外の集塵装置に吸引回収され(清掃ステージ)、搬出装
置において、清掃されたコンテナーがチェーンコンベア
ーに懸吊された状態で搬出される(搬出ステージ)プロ
セスにより機械的におこなわれる。また、搬出装置の下
部に、搬出装置内に懸吊された清掃後のコンテナーの下
部ノズル部と下部保護カバー部を挿入するためのノズル
カバー部を備え、該ノズルカバー部に挿入された下部ノ
ズル部を下部保護カバー部内に押し込むためのプッシュ
ロッド機構をノズルカバー部の底部に設けてなる押込装
置を配設することにより、コンテナーの回収処理を効率
的におこなうことが可能となる。押込装置を移動式台車
上に装備して、搬出装置内で下部ノズル部を下部保護カ
バー部内に押し込む作業を、台車を移動させながら実施
するようにすれば、コンテナーの回収処理を半自動的に
おこなうことできる。
【0013】上記の装置構成を介して、コンテナー内部
に残存する残留粉粒体および付着粉塵は二次的な周辺環
境汚染を伴うことなしに、連続的かつ能率的に落下除去
することができる。したがって、従来、人為的作業とし
て実施されていた清掃処理が機械的手段により自動的に
進行するから、清掃作業の著しい省力化が図られる。
【0014】
【実施例】以下、図示の実施例に基づいて本発明を詳細
に説明する。図1は本発明に係るフレキシブルコンテナ
ーの内部清掃装置を示した全体説明図で、右側から左方
向に向かって搬入装置、清掃装置および搬出装置が隣接
して設置されて、各処理ステージがおこなわれるように
なっており、各装置全体に跨がる上部位置には循環式の
チェンコンベアー4が装備されている。
【0015】チェンコンベアー4には、粉粒体を排出し
た空のコンテナー5を懸吊するための複数個のフック6
が等間隔に取り付けられており、該フック6に内容物排
出後の下部ノズル部7を開放した各コンテナー5は上部
ノズルを上部保護カバー部8の内側に収納した状態で懸
吊し、搬入ステージ、清掃ステージおよび搬出ステージ
を順次に且つ間欠的に移動するように設計されている。
また、チェンコンベアー4は少なくとも2列に設置し、
各列を同時に図示しないモーター等の駆動装置によって
移動させる機構とすることが好ましい。なお、チェンコ
ンベアー4の懸け渡し形状は任意であるが、図示のよう
に搬入ステージにおいて上昇し、製造ステージで水平、
搬出ステージにおいて降下するように設計しておくとフ
ック着脱処理に便宜である。
【0016】搬入ステージは、チェンコンベアー4のフ
ック6に上部保護カバー部8を閉じたコンテナー空袋5
を懸吊する段階区域で、搬入装置の床部には網状の作業
台9とその下部に落下した粉塵等を回収するための上面
に孔の開いた空気輸送管10を設置されている。
【0017】中央部に位置する清掃装置は、チェンコン
ベアー4のフック6に懸吊したコンテナー5の複数個
(10〜20個程度)を同時に収納できる密閉ハウジン
グ11により構成されており、搬入装置側と搬出装置側
の側面部に自動開閉ドア12、13が装備されている。
密閉ハウジング11の内部には、図2(図1のA−A断
面図)に示すようなコンテナー5の外面に振動作用、叩
き作用を与えるシェーキング手段が設置されている。シ
ェーキング手段の装置機構は限定されるものではない
が、図2に示すように、密閉ハウジングの外部(系外)
に配置したバイブレーター14に直結する振動杆15を
エアシリンダー16により系外から密閉ハウジング11
の側面孔を介して進退可能に挿着した構造として、コン
テナー5の外面に振動作用を与えるようにした第1のシ
ェーキング装置17、および2列に懸吊されたコンテナ
ー5の側面間に叩き棒18の中心部を固定した回転軸1
9を装着し、回転軸19を系外に設けられた減速機およ
びカム機構を備えた駆動機構によって叩き棒18の先端
が左右方向に約45°の角度で半回転状に往復回動する
よう回転させる構成とし、コンテナー5の外面に叩き作
用を与えるようにした第2のシェーキング装置20が好
適に使用される。これらシェーキング装置17および2
0は、それぞれ単独に設置してもよく、同時に併設して
もよい。それぞれ複数設置しても差し支えない。
【0018】密閉ハウジング11の下部はダストホッパ
ー形状を呈し、また密閉ハウジング11の下部には吸引
ダクト21が配置されており、コンテナー5から落下し
た粉粒体は、吸引ダクト21で受け、空気輸送ラインを
介して系外の図示しない集塵装置に集められるようにな
っている。
【0019】搬出ステージは、清掃されたコンテナー5
をフック6から外して回収する段階であり、搬出装置に
は、懸吊されてコンテナー5の下部ノズル部7を下部保
護カバー22の内部に押し込み収納するための押込装置
23が設置されている。押込装置23の構造は、図3
(拡大説明図)に示すように、端部が開口するノズルカ
バー部24と、ノズルカバー部24の底部に配置されエ
アシリンダーで駆動するプッシュロッド機構25からな
るもので、押込装置23は移動式台車の上に装備されて
いる。清掃後のコンテナー5は、下部ノズル部7を紐等
で緊縛したのち、ノズルカバー部24の内部に受け入れ
る。ノズルカバー部24は、図3に示すように、受入れ
側端部が開口したパイプ形状であってもよいが、下部ノ
ズル部7をノズルカーバー部の底部に横たえて収納する
ことを可能にするため、ノズルカバー部24を上下に2
分割し、その上部を被せ蓋またはスライド蓋として開閉
可能な構造に設計することもできる。
【0020】コンテナー5の下部ノズル7をノズルカバ
ー部24に挿入したのち、ノズルカバー部外面の係止片
26に下部保護カバー部22の閉じ紐27を固定し、こ
の状態でプッシュロッド25を前進させて下部ノズル部
7を下部保護カバー部22の内部に強制的に押し込み収
納させる。この処理により、最終的に上部および下部の
ノズル部が保護カバー部内部に収納されたフレキジブル
コンテナーの搬出形態となる。ノズル部を保護カバー部
内に収納したのち、閉じ紐27で保護カバー部の端部を
閉じる。なお、押込装置23は、複数台を配置して作業
の効率化を図ることができる。
【0021】清掃処理を実施する場合、まず搬入ステー
ジにおいては、粉粒体排出後の下部ノズル部7が開放さ
れ空になったコンテナー5を、コンテナー5に付属して
いる吊り金具をチェーンコンベアー4のフック6に順次
に係着することにより懸吊する。この際の振動でコンテ
ナー5の内部から落下する粉粒体は下部の空気輸送管1
0により捕集される。9は格子状部材で構成された作業
床である。ついで、清掃装置の密閉ハウジング11の自
動開閉ドア12を開き、チェンコンベアー4を移動させ
て清掃ステージに移行させ、密閉ハウジング11内に複
数個のコンテナー5が収納した状態で自動開閉ドア12
を閉める。その後、第1のシェーキング装置と第2のシ
ェーキング装置を同時に作動させ、振動杆15の前後運
動と振動作用および叩き棒18による叩き作用により、
コンテナー5の内部に残存する残留粉粒体と粉塵を完全
に落下除去する。落下した粉粒体等は吸引ダクト21で
受け系外の集塵装置に捕集される。
【0022】清掃処理が完了したら、密閉ハウジング1
1の自動開閉ドア13を開き、チェーンコンベアー4を
移動させてコンテナー5を搬出装置に移送する。搬出ス
テージにおいては、コンテナー5の下部ノズル部7が、
押込装置23により下部保護カバー22の内部に収納さ
れる。下部保護カバー部22の端部は最終的に閉じ紐2
7で閉じ、固定したのち、フック6からコンテナー5を
取り外して一連の処理を完了する。
【0023】上記の機械的な各駆動機構は、予め定めら
れたシーケンスにより全自動的に運転操作される。運転
条件は、フレキシブルコンテナーの大きさ、密閉ハウジ
ング内に収容する個数等に応じて適宜に設定されるが、
操作条件の1例を示すと表1のようになる。
【0024】
【表1】 表注:コンテナー空袋の懸吊開始から回収作業完了まで
の時間
【0025】
【発明の効果】以上のとおり、本発明に係るフレキシブ
ルコンテナーの内面清掃装置によれば搬入ステージ、清
掃ステージおよび搬出ステージにおける各段階の処理
が、機械的に自動操作により進行するから、清掃処理の
能率および省力化が著しく向上する。また、清掃処理が
密閉ハウジングの内部でおこなわれ、落下した粉粒体は
全て吸引ダクトを介して集塵装置に捕集されるため、粉
塵飛散に伴う環境の二次的汚染を発生させることがな
く、常に衛生的な処理操作が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示した全体説明図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】図1の押込装置を拡大して示した部分説明図で
ある。
【図4】フレキシブルコンテナーを示した部分斜視説明
図である。
【符号の説明】
1 コンテナー本体 2 ノズル部 3 保護カバー部 4 チェンコンベアー 5 コンテナー 6 フック 7 下部ノズル部 8 上部保護カバー部 9 作業床 10 空気輸送管 11 密閉ハウジング 12 自動開閉ドア 13 自動開閉ドア 14 バイブレーター 15 振動杆 16 エアシリンダー 17 第1のシェーキング装置 18 叩き棒 19 回転軸 20 第2のシェーキング装置 21 吸引ダクト 22 下部保護カバー 23 押込装置 24 ノズルカバー部 25 プッシュロッド機構 26 係止片 27 閉じ紐

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉粒体を輸送するための容器として使用
    され、上部および下部に粉粒体を投入、排出するための
    ノズル部と、該ノズル部を収納するための保護カバー部
    を設けてなるフレキシブルコンテナーの内部を粉粒体の
    排出後に清掃する装置であって、コンテナーの搬入装置
    と清掃装置と搬出装置とを連設し、搬入装置、清掃装置
    および搬出装置の全体に跨がる上部位置に、複数個のコ
    ンテナーを懸吊するためのフックを等間隔に取り付けた
    循環式のチェンコンベアーを装備してなり、前記清掃装
    置は該チェーンコンベアーに懸吊された複数個のコンテ
    ナーを収納できる密閉ハウジングからなり、該密閉ハウ
    ジングは搬入装置側および搬出装置側に自動開閉ドアを
    備え、密閉ハウジング内に収納したコンテナーに振動作
    用および/または叩き作用を与えるシェーキング手段が
    設置されると共に、振動作用および/または叩き作用に
    よりコンテナーの内部から落下した粉粒体を受けて系外
    の集塵装置に送るための吸引ダクトを備え、搬入装置に
    おいては上部ノズル部を開放した空のコンテナーが上部
    保護カバー部でチェーンコンベアーに懸吊された状態で
    搬入され、清掃装置においてはチェーンコンベアーに懸
    吊されたコンテナーの内部に残留する粉粒体が落下除去
    され、搬出装置においては清掃されたコンテナーがチェ
    ーンコンベアーに懸吊された状態で搬出されるよう構成
    したことを特徴とするフレキシブルコンテナーの内部清
    掃装置。
  2. 【請求項2】 前記シェーキング手段は、系外に設置し
    たバイブレーターに直結する振動杆をエアシリンダーに
    より系外から密閉ハウジングの側面孔を介して進退可能
    に挿着し、振動扞により密閉ハウジング内でチェーンコ
    ンベアーに懸吊されたコンテナーの側面に振動作用を与
    える第1のシェーキング装置および/または密閉ハウジ
    ング内に設置した回転軸に叩き棒の中心を固定し、系外
    に設置した駆動機構により回転軸を回動させて叩き棒を
    半回転状に往復回動させ、叩き棒により密閉ハウジング
    内に懸吊されたコンテナーの側面に叩き作用を与える第
    2のシェーキング装置からなることを特徴とする請求項
    1記載のフレキシブルコンテナーの内部清掃装置。
  3. 【請求項3】 前記搬出装置の下部には、搬出装置内に
    懸吊された清掃後のコンテナーの下部ノズル部を下部保
    護カバー部を開いた状態で挿入するためのノズルカバー
    部を備えると共に、該ノズルカバー部に挿入された下部
    ノズル部を下部保護カバー内に押し込むためのプッシュ
    ロッド機構をノズルカバー部の底部に設けてなる押込装
    置が配設されていることを特徴とする請求項1または2
    記載のフレキシブルコンテナー内部清掃装置。
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