JP3369847B2 - 光起電力素子 - Google Patents

光起電力素子

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JP3369847B2
JP3369847B2 JP13537196A JP13537196A JP3369847B2 JP 3369847 B2 JP3369847 B2 JP 3369847B2 JP 13537196 A JP13537196 A JP 13537196A JP 13537196 A JP13537196 A JP 13537196A JP 3369847 B2 JP3369847 B2 JP 3369847B2
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昇 中村
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    • Y02E10/547Monocrystalline silicon PV cells

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  • Photovoltaic Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽電池や光セン
サ等の光起電力素子に関するものであり、特に長波長の
光に対して高感度な光起電力素子を提供する技術に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】太陽エネルギーは、クリーンで非枯渇の
エネルギー源であることから石油、石炭等の化石燃料に
代わる将来のエネルギー源として大きく期待されてい
る。
【0003】斯かる太陽エネルギーを電気に変換する光
起電力素子に用いられる材料としては、従来単結晶シリ
コンや多結晶シリコン等の結晶系半導体、非晶質シリコ
ンに代表される非晶質半導体、或いはGaAs、InP
等の化合物半導体、といった半導体が用いられている。
【0004】ここで、単結晶シリコンを用いた従来の光
起電力素子について図15を参照して説明する。図15
は、単結晶シリコンよりなる光起電力素子の素子構造断
面図であり、101は抵抗率が1〜5Ωcmで、厚さ3
00〜400μmのp型の単結晶シリコン基板である。
そして、該単結晶シリコン基板101の光入射面には、
リン(P)を約800℃の温度で表面から0.3〜0.
5μmの深さにまで拡散することでn型層102が形成
されている。
【0005】また、前記n型層102の光入射面にはA
g、Al等の金属から成る櫛型状の受光面電極103、
及びSiO2からなる反射防止膜104が設けられてい
る。
【0006】さらに、前記単結晶シリコン基板101の
背面側には、Alの拡散により形成されたp+層105
及びAlから成る背面電極106が設けられている。
【0007】図16は、斯かる光起電力素子に太陽光が
入射した際の、エネルギーの流れを示す説明図である。
【0008】まず、光起電力素子SCに入射した太陽光
Lのうち、一部は光起電力素子SCの光入射面で反射さ
れて反射光Rとなり外部に放出される。次いで、光起電
力素子SC内部に入射した光のうち、該光起電力素子S
Cを構成する単結晶シリコンのエネルギーギャップ
(1.11eV)よりも大きいエネルギーを有する光は
電気Eに変換され、外部に出力される。そして、単結晶
シリコンのエネルギーギャップよりも小さいエネルギー
を有する長波長の光は、電気に変換されずに熱Hとして
外部に放出されるか、背面電極で反射され、光入射面か
ら反射光Rとして入射側空間に戻ることとなる。
【0009】この様な反射光Rや熱Hとして失われるエ
ネルギーは、光起電力素子SCに入射した光のうち夫々
約30%及び約50%を占め、残りの精々20%が電気
Eに変換されるに過ぎない。従って、光起電力素子SC
の光電変換効率を向上させるためには、これら反射光R
や熱Hとして失われる、長波長の光のエネルギーを有効
に利用する必要がある。
【0010】そこで、この長波長の光の有効利用を図る
ために、単結晶シリコンからなる光起電力素子の背面側
に、シリコンよりもエネルギーギャップの小さいゲルマ
ニウムからなる光起電力素子を設けた積層型の光起電力
素子が提案されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、斯かる積層
型の光起電力素子にあっても、光電変換効率の向上は僅
か2%程度にとどまり十分なものではなかった。
【0012】
【課題を解決するための手段】斯かる課題を解決するた
めに、本発明光起電力素子は、半導体からなる光起電力
素子であって、該半導体内の一部に、添加物の添加によ
りエネルギーギャップ内の所定位置にエネルギー準位が
形成された、他の部分よりもエネルギーの小さい光を吸
収する光吸収部を設けたことを特徴としている。
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】この添加物としては、前記半導体がSiか
らなる場合にあっては、Cu、Zn、Au、Fe及びM
nから選択すれば良く、また前記半導体がGeからなる
場合にあっては、Mn、Fe、Ni及びCuから選択す
れば良い。
【0019】或いは、前記半導体がSiからなる場合に
あっては、Ni及びAgから選択すれば良く、また、前
記半導体がGeからなる場合にあっては、Ag及びNi
から選択すれば良い。
【0020】ここで、添加物の添加量は1016cm-3
1019cm-3の範囲とすることが好ましい。
【0021】また、前記光吸収部の厚さは、1μm〜1
0μmの範囲であることが好ましく、より好ましくは
1.5μm〜7μmの範囲とすれば良い。
【0022】さらに、前記光吸収部は、半導体に備えら
れた半導体接合部に近接して設けることが好ましく、好
ましくは半導体接合部から0.5μm〜50μm、より
好ましくは0.8μm〜40μm離間して設けることが
望ましい。
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】
【0033】
【0034】
【0035】
【0036】
【0037】
【実施の形態】本発明の光起電力素子に係わる第1実施
形態を、図1を参照して説明する。図1は本実施形態に
係わる光起電力素子の素子構造断面図である。
【0038】図中、1は抵抗率が1〜5Ωcmで、厚さ
約350μmのp型の単結晶シリコン基板である。そし
て、該単結晶シリコン基板1の光入射面にはリン(P)
を約800℃の温度で表面から約0.5μmの深さにま
で拡散することでn型層2が形成されている。さらに、
このPの拡散に先だって、単結晶シリコン基板1内に
は、Cuを添加することで光吸収部Aを設けている。
【0039】また、n型層2の光入射面にはAg、Al
等の金属から成る櫛型状の受光面電極3が設けられ、加
えて光入射面での光の反射防止用にSiO2からなる反
射防止膜4が設けられている。
【0040】さらに、単結晶シリコン基板1の背面側に
は、Alの拡散により形成されたp+層5及びAlから
なる背面電極6が設けられている。
【0041】ここで、本発明の特徴は、前記単結晶シリ
コン基板1内の一部に、Cuが添加されてなる光吸収部
Aを設けた点にある。そして、この光吸収部Aは基板1
内の他の部分よりもエネルギーの小さい光を吸収するの
で、従来よりも長波長の光まで有効に利用することがで
きる。
【0042】次に、本実施形態の光起電力素子の製造工
程について、図2を参照して説明する。尚、同図に於い
て、図1と同一の部分については同一の符号を付してい
る。
【0043】まず、図2(A)に示す第1工程に於いて
は、抵抗率が3Ωcmのp型の単結晶シリコン基板1を
NaOH水溶液中(濃度約1%、温度約85℃)に約5
分間浸漬し、表面に形成された自然酸化膜をエッチング
する。次いで、エッチング処理を終えた基板1の光入射
面側からイオン注入法を用いてCuイオンを、表面から
約50μmの深さに注入量のピークを持つように注入
し、Cuが添加された光吸収部Aを形成する。この時の
イオン注入の条件はエネルギー約180KeV、注入量
約5×1017cm-2である。そして、Cuイオンの注入
時に損なわれた前記基板1の結晶性を回復するためにN
2雰囲気中に於いて、この基板1に約800℃でアニー
ル処理を行った。
【0044】次いで、同図(B)に示す第2工程に於い
ては、基板1の表面にリン(P)を、POCl3を拡散
源として約850℃の温度で拡散した後、基板1の光入
射面以外のPが拡散された部分をエッチングにより除去
し、基板1の光入射面に、Pが拡散された厚さ約0.5
μmのn型層2を形成する。
【0045】次いで、同図(C)に示す第3工程に於い
ては、n型層2の光入射面に、スクリーン印刷法を用い
てAgからなる厚さ約2000Åの櫛型状の受光面電極
3を形成する。
【0046】次いで、同図(D)に示す第4工程に於い
ては、単結晶シリコン基板1の背面側に背面電極6とな
るAlを蒸着法により形成した後、800℃でアニール
処理することで基板1の背面側にAlの拡散したp+
5を形成する。
【0047】最後に、同図(E)に示す第5工程に於い
ては、前記n型層2の光入射面にスパッタ法により厚さ
約700ÅのSiO2を形成し、反射防止膜4とした。
【0048】表1に、斯かる如くして形成した本実施形
態の光起電力素子と、Cuが添加されてなる光吸収部A
を設けない従来の光起電力素子の光電変換効率を比較す
る。
【0049】
【表1】
【0050】表1によれば、本実施形態の光起電力素子
では特に短絡電流値が大幅に増大することで、光電変換
効率が18%と、従来構造(15%)に比べ約20%特
性を向上できることがわかる。
【0051】そこで、この短絡電流値の大幅な増大の原
因を解析するために、本実施形態及び従来の光起電力素
子における光感度の波長依存性を測定した。図3は、本
実施形態の光起電力素子と従来構造の光起電力素子の、
入射光に対する光感度の波長依存性を表す特性図であ
り、実線が本実施形態を、また点線は従来構造を夫々表
している。
【0052】同図から明らかなように、本実施形態によ
れば特に波長約1μm以上の長波長領域に於いて光感度
が向上しており、この結果表1に示したように短絡電流
値が大幅に向上したものと考えられる。
【0053】本実施形態の光起電力素子により上記の如
く長波長光に対する光感度が上昇した理由は、以下のよ
うに考えられる。
【0054】図4は、光起電力素子を構成する半導体で
ある単結晶シリコン基板1内の、Cuが添加されてなる
光吸収部に於いて予測されるエネルギーギャップ内準位
の模式図であり、Ecは伝導帯端を、Evは価電子帯端
を夫々表している。
【0055】図4を参照して、単結晶シリコン基板1を
構成するSiはエネルギーギャップが1.11eVであ
り、このSi中にCuが添加されるとギャップ内の中央
近傍、具体的にはギャップ幅の1/2±10%の範囲内
のエネルギーを有するエネルギー位置にエネルギー準位
Eiが形成される。そして、このCuが添加された部分
に光が入射すると、まずEi−Ev間のエネルギー差と
同等のエネルギーを有する波長の光により、電子eが矢
印A1に示す如く価電子帯端Evからエネルギー準位E
iに励起されると共に、正孔hが価電子帯端Evに生成
される。次いでEc−Ei間のエネルギー差と同等のエ
ネルギーを有する波長の光により、エネルギー準位Ei
に励起された電子eが矢印A2に示す如く再び伝導帯E
cに励起され、この結果伝導帯端Ec及び価電子帯端E
vに電子eとホールhの光キャリアが生成される。つま
り、従来1.11eV以上、即ち波長約1.1μm以下
の光でしか光キャリアが生成されなかったのに対し、本
実施形態よれば、複数回の光吸収過程を経ることにより
その半分の約0.56eV以上、即ち波長約2.2ミク
ロン以下の光で光キャリアを生成することができる。従
って、本実施形態の光起電力素子によれば、単結晶シリ
コン基板1内にCuが添加されてなる光吸収部Aが、該
基板1内の他の部分よりもエネルギーの小さい光まで吸
収することに因り、図3に示した如く長波長の光に対す
る光感度が向上したものと考えられる。
【0056】次に、Cuイオン注入の際のドーズ量或い
は注入時間を変えることでCuの添加量を変化させ、光
起電力素子の光電変換効率を測定した。図5は、Cuの
添加量を変化して形成した種々の光起電力素子の光電変
換効率を表した特性図であり、比較のために従来の光起
電力素子の光電変換効率を図中に点線で示している。
尚、光起電力素子は前述した図2に示す製造工程と同一
の工程で製造し、Cuの添加量のみを変化させている。
【0057】同図から明らかに、Cuの添加量が約1×
1016cm-3以上になると長波長の光に対する光感度が
増加し、光電変換効率が一旦向上する。そして、さらに
添加量を増大すると光電変換効率は極大値を迎えた後次
第に低下し、添加量が約1×1019cm-3以上では従来
の光起電力素子よりも低下した。このようにCuの添加
量の増大に伴い光吸収が増加する一方で光電変換効率が
低下した理由は、Cuの添加により形成されたエネルギ
ー準位が光キャリアの再結合中心としても作用するため
と考えられる。従って、長波長の光を吸収することで生
成された光キャリアを有効に外部に取り出すためにはC
uの添加量の最適値が存在するものと考えられ、図5か
ら、その好ましいCuの添加量の範囲は1×1016〜1
×1019cm-3の範囲と考えられる。
【0058】次に、Cuを添加する際のイオン注入のエ
ネルギーを制御し、Cuが添加された領域の、即ち光吸
収部の位置を変化させた光起電力素子を作成し、その光
電変換効率を調べた。図6はこの結果を示し、Cuの添
加されてなる光吸収部の位置を変化させて作成した種々
の光起電力素子の光電変換効率を表す特性図である。
尚、同図において横軸に示した光吸収部の位置はpn接
合部から光透過方向への深さで表している。また、比較
のために、従来の光起電力素子の光電変換効率を図中に
点線で示している。
【0059】同図によれば、光吸収部の位置を変化させ
ても従来の光起電力素子よりも全体的に高い光電変換効
率が得られており、特に、半導体接合部であるpn接合
部に近接して設ける程高い光電変換効率が得られた。同
図から、光吸収部を半導体接合部であるpn接合部から
約0.5〜50μm離間した位置に設けることで光電変
換効率は大きく向上し、0.8μm〜40μmの範囲で
最大となることがわかる。
【0060】次に、Cuイオンの注入時にイオン注入の
エネルギーを制御することで、Cuが添加されてなる光
吸収部の厚さを変化させて形成した種々の光起電力素子
を作成し、その光電変換効率を測定した。
【0061】図7は、Cuが添加されてなる光吸収部の
厚さを変化させて形成した種々の光起電力素子の光電変
換効率を表す特性図である。尚、比較のために従来の光
起電力素子の光電変換効率を図中に点線で示している。
【0062】同図によれば、光吸収部の厚さが1〜10
μmの範囲では従来のものよりも高い光電変換効率が得
られるものの、その厚さが10μmを越えると却って効
率が低下することがわかる。この低下は、Cuの添加に
より形成されたエネルギー準位を介した光キャリアの再
結合が増加したためと考えられる。本実施形態に於いて
は、Cuが添加されてなる光吸収部の厚さは、1μm〜
10μmの範囲、より好ましくは1.5μm〜7μmの
範囲が最適であった。
【0063】上述した如く、本実施形態にあっては、光
起電力素子を構成する半導体である単結晶シリコン基板
1の一部にCuが添加された光吸収部を設けることで従
来よりも長波長の光を利用することが可能となり、光電
変換効率を向上させることができる。これは、光吸収部
に於いてはエネルギーギャップの中央近傍にCuの添加
によるエネルギー準位が形成され、このエネルギー準位
を介して従来よりも低エネルギー、即ち長波長の光で光
キャリアが生成されるため、と考えられる。このような
添加物としては、Si半導体を用いる場合にあってはC
u以外にZn,Au,Fe及びMnがある。従って、S
i半導体内の一部に、Cu,Zn,Au,Fe及びMn
から選択される1もしくは複数の添加物が添加された領
域を設けることで、上述した場合と同様に従来よりも長
波長の光の利用が可能となり、光電変換効率が向上する
こととなる。
【0064】また、Ge半導体を用いた場合に、エネル
ギーギャップの中央近傍にエネルギー準位を作る添加物
としてはMn,Fe,Ni,Cuがあり、前記Ge半導
体内の一部にこれらから選択される1もしくは複数の添
加物が添加された領域を設けることで、同様の効果が得
られる。
【0065】次に、本発明の第2実施形態に係わる光起
電力素子について説明する。本実施形態の光起電力素子
の素子構造も、基本的には図1に示した第1実施形態の
光起電力素子と同一であるので、素子構造については図
1を参照して説明する。
【0066】本第2実施形態の光起電力素子が、第1実
施形態の光起電力素子と異なる点は、添加物としてCu
ではなくAgを用いた点にある。
【0067】図8は、光起電力素子を構成する半導体で
ある単結晶シリコン基板1内であって、Agが添加され
た領域に於いて予測されるギャップ内エネルギー準位の
模式図であり、Ecは伝導帯端を、Evは価電子帯端を
夫々表している。
【0068】図8を参照して、単結晶シリコン基板1を
構成するSiはエネルギーギャップが1.11eVであ
り、このSi中にAgが添加されると、エネルギーギャ
ップ内であって、価電子帯端Ev及び伝導帯端Ecから
夫々1/3の位置近傍、具体的にはギャップ幅の1/3
±10%の範囲内のエネルギーを有するエネルギー位置
に、エネルギー準位Ei1,Ei2が形成される。従っ
て、エネルギーギャップの1/3のエネルギーを有する
光により、電子eが図中矢印に示すとおり価電子帯端E
vからエネルギー準位Ei1及びEi2を介して伝導帯端
Ecに励起されることとなり、同時に正孔hが価電子帯
端Evに生成される。従って、シリコンのエネルギーギ
ャップである1.11eVの略1/3、即ち約0.37
eVの光により電子、正孔の光キャリアが生成されるこ
ととなり、第1実施形態よりもより低エネルギー、即ち
より長波長の光を利用することが可能となる。
【0069】表2に本実施形態及び従来の光起電力素子
の光電変換効率を示す。同表に示す通り、本実施形態に
よればより短絡電流値の増大を図ることができ、従って
光電変換効率の向上を図ることができる。
【0070】
【表2】
【0071】尚、上記のAgと同様の位置にエネルギー
準位を形成する添加物としてはNiがあり、Si半導体
内の一部に、Agの代わりにNiが、或いはAgとNi
とが同時に添加されてなる光吸収部を設けることで同様
の効果が得られる。
【0072】また、半導体としてシリコンの代わりにG
eを用いた場合にあっても同様に、該Ge半導体内の一
部に、Ag或いはNiのいずれか、もしくは両方が添加
されてなる光吸収部を設けることで、同様の効果が得ら
れる。
【0073】さらには、エネルギーギャップ内の中央近
傍、或いは伝導帯端及び価電子端から夫々1/3の位置
近傍ばかりでなく、ギャップ内の複数のエネルギー位置
にエネルギー準位を形成しても良い。斯かる構成とすれ
ば、各エネルギー準位間のエネルギー差をより小さくで
きるために、より低エネルギー、即ちより長波長の光の
利用が可能となる。また、この時相隣接するエネルギー
準位間のエネルギー差が略等しくなるように各エネルギ
ー準位を形成すれば、同じエネルギーを有する光で複数
回の励起が可能となることから、このエネルギーの光の
吸収量を増加することができる。
【0074】尚、以上の実施形態に於いては、半導体と
してSiを用いた場合にあっては添加する添加物とし
て、Cu,Zn,Au,Fe,Mn或いはAg,Niを
挙げたが、シリコンのエネルギーギャップ内の複数のエ
ネルギー位置に、エネルギー準位を形成するものであれ
ば、これに限るものでないことは言うまでもない。この
ことは、半導体の材料としてGeを用いた場合にあって
も同様である。
【0075】次に、本発明の第3実施形態に係わる光起
電力素子を、図9を参照して説明する。図9は、本実施
形態に係わる積層型の光起電力素子の素子構造断面図で
あり、前述した第1実施形態に係わる光起電力素子を光
透過側に配したことを特徴としている。
【0076】同図においてSC1は本発明の第1実施形
態に係わる光起電力素子であり、その詳細については前
述したのでここでは省略する。また、該光起電力素子S
C1の光入射側には、Si半導体からなる光起電力素子
SC2が設けてある。
【0077】図中、11は抵抗率が1〜5Ωcmで、厚
さ約350μmのp型の単結晶シリコン基板である。そ
して、該基板11の光入射面には、リン(P)を約80
0℃の温度で表面から約0.5μmの深さにまで拡散す
ることでn型層12が形成されている。
【0078】また、前記n型層12の光入射面にはA
g、Al等の金属から成る櫛型状の受光面電極13が設
けられ、加えて光入射面での反射防止用にSiO2から
なる反射防止膜14が設けられている。
【0079】さらに、前記基板11の背面側には、Al
の拡散により形成されたp+層15及びAlからなる背
面電極16が設けられている。
【0080】ここで、本実施形態にあっては、光入射側
の光起電力素子SC1の背面電極16をメッシュ状等の
ように開口部を有した形状とし、該開口部を通って、光
起電力素子SC1を透過した光が光透過側の光起電力素
子SC1に入射するように構成している。
【0081】この時、背面電極16の形状を、光起電力
素子SC1の光入射面に設けられた櫛型状の受光面電極
3の形状と対応させ、該受光面電極3を覆うように配す
ることで、受光面電極3による光の反射ロスを低減する
ことができ、一層効果的である。
【0082】また、光起電力素子SC1と別の光起電力
素子SC2とは、エポキシ等の長波長光を透過する材料
からなる接着剤17により相互に接着されている。
【0083】加えて、光起電力素子SC1の出力は受光
面電極3と背面電極5とから取り出され、別の光起電力
素子SC2の出力は受光面電極13と背面電極16とか
ら取り出される。
【0084】本実施形態の光起電力素子によれば約21
%の光電変換効率が得られ、第1及び第2の実施形態に
係わる光起電力素子よりもさらに高い光電変換効率を得
ることができた。
【0085】尚、本実施形態にあっては第1の光起電力
素子として第1の実施形態に係わる光起電力素子を用い
たが、これに限らず第2の実施形態に係わる光起電力素
子を用いることもできる。
【0086】また、本実施形態にあっては2つの光起電
力素子を積層した構成としたが、3つ以上の光起電力素
子を積層した構成とし、前述の第1または第2実施形態
に係わる光起電力素子を光透過側のいずれかの素子とし
ても良い。
【0087】以上詳述した如く、本発明の光起電力素子
は該素子を構成する半導体内の一部に光吸収部を設けた
ので、該光吸収部が半導体内の他の部分よりも長波長の
光を吸収し、従来よりも長波長の光の有効利用が可能と
なるために光電変換効率の向上を図ることができる。
【0088】即ち、本発明光起電力素子は、複数回の光
吸収過程により入射光を吸収するので、従来よりも長波
長の光を吸収することができる。
【0089】次に、本発明の第4実施形態に係わる光起
電力素子について、図10を参照して説明する。図10
は、本実施形態に係わる光起電力素子の素子構造断面図
である。
【0090】同図を参照して、21はステンレス、Al
等の金属板からなる第1の導電膜である。また22は、
該第1の導電膜21上にスパッタ法により形成された、
例えば膜厚約100Åの酸化シリコンからなる絶縁膜で
あり、23は該絶縁膜22上にスパッタ法により形成さ
れたタングステンからなる膜厚約800Åの第2の導電
膜である。
【0091】斯かる構造の光起電力素子に、同図に矢印
Cで示す如く第1の導電膜21側から光が入射すると、
第1の導電膜21の表面近傍に、入射した光と同じ波長
で電子と、該電子の生成に誘起された正孔と、が生成さ
れる。そして、これら電子、正孔の光キャリアは、絶縁
膜22内の電界により前記表面近傍から分離され、第1
の導電膜21及び第2の導電膜23から外部に取り出さ
れ、光起電力が発生する。
【0092】即ち、本実施形態にあっては前記絶縁膜2
2が光入射方向と平行な向きの電界を有するために光キ
ャリア分離部として作用し、第1の導電膜21表面近傍
に生成された光キャリアを夫々第1の導電膜21及び第
2の導電膜23の方向へ分離する。
【0093】図11は、本実施形態に係わる光起電力素
子の、入射光に対する光感度の波長依存性を示した特性
図である。同図に示す如く、本実施形態の光起電力素子
によっても従来は殆ど感度のなかった波長1μm以上の
長波長光に対する光感度を向上することが可能となる。
【0094】従って、図9に示した第3実施形態の、積
層型の光起電力素子に於ける、光透過側の光起電力素子
SC1として本第4実施形態の光起電力素子を用いるこ
とで、長波長の光まで感度のある光起電力素子を提供で
きることとなる。この積層型の光起電力素子の光電変換
効率を測定したところ、20.5%と従来よりも光電変
換効率を向上することができた。
【0095】尚、ここで本実施形態の光起電力素子を積
層型の光起電力素子に用いるにあたっては、図12に示
す構造としても良い。
【0096】図12は、本発明第4実施形態の光起電力
素子を用いた積層型の光起電力素子の素子構造断面図で
ある。
【0097】同図に示した積層型の光起電力素子にあっ
ては、光透過側に配した第4実施形態の光起電力素子S
C1の第1の導電膜を、光入射側の光起電力素子SC2
の背面電極と共通とし、共にAlからなる共通電極30
から構成している。斯かる構成とすれば製造工程を簡略
化でき、製造コストの低減も可能となる。
【0098】また、図12に示した積層型の光起電力素
子の光電変換効率は20.5%であり、図9に示した積
層型光起電力素子の構造を用いた場合と同じ値が得られ
た。
【0099】尚、本実施形態にあっては2つの光起電力
素子を積層した構成としたが、3つ以上の光起電力素子
を積層した構成とし、前述の第4実施形態に係わる光起
電力素子を光透過側の素子のいずれかとしても良い。
【0100】次に、本発明の第5実施形態に係わる光起
電力素子について、図13を参照して説明する。図13
は、本実施形態に係わる光起電力素子の素子構造断面図
である。尚、図10に示した第4実施形態に係わる光起
電力素子と同一の構成を有する部分には同じ符号を付し
て表している。
【0101】図13に示した如く、本第5実施形態の光
起電力素子にあっては第1の導電膜21と第2の導電膜
23との間の絶縁膜を、光入射側の第1絶縁膜22a
と、該第1絶縁膜22aよりもエネルギーギャップの小
さい光透過側の第2絶縁膜22bから構成している。こ
のような絶縁膜の材料としては、例えばN量の多いSi
1-xxを第1絶縁膜22aとして用い、N量の少ないS
1-xxを第2絶縁膜22bとして用いることができ
る。
【0102】斯かる構成とすれば、電子の移動を助ける
向きの電界が増強され、より光電変換効率の向上した光
起電力素子を提供することができる。本実施形態の光起
電力素子を図12に示した積層型の光起電力素子におけ
る、背面側の光起電力素子SC1に適用したところ21
%の光電変換効率が得られ、第4実施形態の光起電力素
子を用いるより高い値が得られた。
【0103】次に、本発明の第6実施形態に係わる光起
電力素子について、図14を参照して説明する。図14
は本実施形態に係わる光起電力素子の素子構造断面図で
ある。
【0104】同図に於いて31はガラスからなる基板で
あり、該基板31上に膜厚500ÅのNiからなる第1
の導電膜32が蒸着法により形成されている。そして、
該第1の導電膜32上に炭化シリコンからなる膜厚50
Åの半導体膜33及びAlからなる膜厚2000Åの第
2の導電膜34がスパッタ法或いは蒸着法等の方法によ
り積層されている。本光起電力素子の光電変換機構は以
下の通りである。この光起電力素子に光が図中矢印Cで
示す如く基板31側から入射すると、第1の導電膜32
の表面に電子、正孔からなる光キャリアが、入射した光
と同じ波長で生成される。そしてこの光キャリアは、前
記半導体膜中の電界により分離され、夫々第1の導電膜
32及び第2の導電膜34を介して外部に出力されるこ
とから、これら両導電膜間に光起電力が生じることとな
る。
【0105】即ち、前記半導体膜33中には光入射方向
と平行な向きに電界が生じているので、該半導体膜33
がキャリア分離部として作用し、前記光キャリアを夫々
第1の導電膜32及び第2の導電膜34の方向に分離す
るのである。
【0106】さらに、本実施形態の光起電力素子に於い
て、第1の導電膜32の材料として前記第2の導電膜3
4の構成材よりも仕事関数の大きい材料を用いること
で、前記半導体膜33中の電界を増大でき、従って光電
変換効率を一層向上することができる。このような組み
合わせとしては、例えば第1の導電膜32としてPt,
Niを、第2の導電膜34としてW,Alを組み合わせ
て用いることができる。
【0107】本第6実施形態に係わる光起電力素子を、
図12に示した積層型の光起電力素子に於ける背面側の
光起電力素子SC1として用いた積層型の光起電力素子
を形成した。その結果、20.8%と従来の光起電力素
子よりも高い光電変換効率が得られた。
【0108】尚、以上の第4乃至第6実施形態に於いて
は、光の入射により第1の導電膜の表面に出現した光キ
ャリアを分離する光キャリア分離部として絶縁膜或いは
半導体膜を用いたが、これに限るものでなく、光入射方
向と平行な電界を有するものであれば良いことは言うま
でもない。
【0109】また、光入射側に配する第1の導電膜とし
ては、以上の実施形態で述べたAl、Ni等の金属膜に
限らず、入射した光と同じ波長で光キャリアが生成され
るような薄膜であれば、如何なるものであっても良い。
【0110】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明によれば従来
は光起電力の発生に殆ど寄与しなかった波長1μm以上
の光に対する光感度が向上し、従って従来よりも光電変
換効率の高い光起電力素子を提供することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係わる光起電力素子の
素子構造断面図である。
【図2】第1実施形態に係わる光起電力素子を製造する
工程を説明するための、工程別素子構造断面図である。
【図3】第1実施形態に係わる光起電力素子と、従来構
造の光起電力素子の入射光に対する光感度の波長依存性
を示した特性図である。
【図4】p型単結晶シリコン基板中にCuが添加される
ことにより予測されるエネルギーギャップ内準位の概念
図である。
【図5】Cuの添加量を変化させて形成した種々の光起
電力素子の光電変換効率を示した特性図である。
【図6】光吸収部の位置を変化させて形成した種々の光
起電力素子の光電変換効率を示した特性図である。
【図7】光吸収部の厚さを変化させて形成した種々の光
起電力素子の光電変換効率を示した特性図である。
【図8】p型単結晶シリコン基板中にAgが添加される
ことにより予測されるエネルギーギャップ内準位の概念
図である。
【図9】本発明の第3実施形態に係わる積層型の光起電
力素子の素子構造断面図である。
【図10】本発明の第4実施形態に係わる光起電力素子
の素子構造断面図である。
【図11】第4実施形態に係わる光起電力素子の、入射
光に対する光感度の波長依存性を示す特性図である。
【図12】第4実施形態に係わる光起電力素子を用い
た、積層型の光起電力素子の素子構造断面図である。
【図13】本発明の第5実施形態に係わる光起電力素子
の素子構造断面図である。
【図14】本発明の第6実施形態に係わる光起電力素子
の素子構造断面図である。
【図15】従来の光起電力素子の素子構造断面図であ
る。
【図16】エネルギーの流れを説明するための説明図で
ある。
【符号の従明】
1,101…p型単結晶シリコン基板、2,102…n
型層、3,103…受光面電極、4,104…反射防止
膜、5,105…p+層、6,106…背面電極、A…
光吸収部、21,32…第1の導電膜、22,33…キ
ャリア分離部、23,34…第2の導電膜、30…共通
電極
フロントページの続き (72)発明者 中村 昇 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 二宮 国基 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−224981(JP,A) 特開 平6−163962(JP,A) 特開 平4−332176(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 31/04 - 31/078

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Si半導体からなる光起電力素子であっ
    て、該半導体内の一部に、Cu、Zn、Au、Fe及び
    Mnから選択される添加物の添加によりエネルギーギャ
    ップ内の所定位置にエネルギー準位が形成された、他の
    部分よりもエネルギーの小さい光を吸収する光吸収部を
    設けたことを特徴とする光起電力素子。
  2. 【請求項2】 Ge半導体からなる光起電力素子であっ
    て、該半導体内の一部に、Mn,Fe,Ni及びCoか
    ら選択される添加物の添加によりエネルギーギャップ内
    の所定位置にエネルギー準位が形成された、他の部分よ
    りもエネルギーの小さい光を吸収する光吸収部を設けた
    ことを特徴とする光起電力素子。
  3. 【請求項3】 Si半導体からなる光起電力素子であっ
    て、該半導体内の一部に、Ni及びAgから選択される
    添加物の添加によりエネルギーギャップ内の所定位置に
    エネルギー準位が形成された、他の部分よりもエネルギ
    ーの小さい光を吸収する光吸収部を設けたことを特徴と
    する光起電力素子。
  4. 【請求項4】 Ge半導体からなる光起電力素子であっ
    て、該半導体内の一部に、Ag及びNiから選択される
    添加物の添加によりエネルギーギャップ内の所定位置に
    エネルギー準位が形成された、他の部分よりもエネルギ
    ーの小さい光を吸収する光吸収部を設けたことを特徴と
    する光起電力素子。
  5. 【請求項5】 前記添加物の添加量が、10 16 cm -3
    10 19 cm -3 の範囲であることを特徴とする請求項1乃
    至4記載の光起電力素子。
  6. 【請求項6】 前記光吸収部の厚さが、1μm〜10μ
    mの範囲であることを特徴とする請求項1乃至5記載の
    光起電力素子。
  7. 【請求項7】 前記光吸収部の厚さが、1.5μm〜7
    μmの範囲であることを特徴とする請求項1乃至6記載
    の光起電力素子。
  8. 【請求項8】 前記半導体が半導体接合部を備え、該半
    導体接合部に近接して前記光吸収部が設けられたことを
    特徴とする請求項1乃至7記載の光起電力素子。
  9. 【請求項9】 前記光吸収部が、半導体接合部から0.
    5μm〜50μm離間されて設けられたことを特徴とす
    る請求項8記載の光起電力素子。
  10. 【請求項10】 前記光吸収部が、半導体接合部から
    0.8μm〜40μm離間されて設けられたことを特徴
    とする請求項8記載の光起電力素子。
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