JP3369267B2 - プラント遠隔監視装置 - Google Patents

プラント遠隔監視装置

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JP3369267B2
JP3369267B2 JP24610493A JP24610493A JP3369267B2 JP 3369267 B2 JP3369267 B2 JP 3369267B2 JP 24610493 A JP24610493 A JP 24610493A JP 24610493 A JP24610493 A JP 24610493A JP 3369267 B2 JP3369267 B2 JP 3369267B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遠隔地に点在するプラ
ントに併設されるプラントデータ収集装置と、これら各
プラントデータ収集装置から伝送されるプラント情報を
一括監視するプラント遠隔監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図29に、従来のプラント遠隔監視装置
の基本構成を示す。
【0003】プラント遠隔監視装置1は、データ発生源
2と同一構成の複数からなるプラントデータ収集装置3
ーnと中央監視装置4と表示装置5で構成されている。
プラントデータ収集装置3ーnは、入力手段6とデータ
蓄積手段7とプラントデータベース8と送出手段9とか
らなり、中央監視装置4は、受信手段10とプラントデ
ータベース11と表示手段12とからなっている。
【0004】上記構成で、各プラントデータ収集装置3
ーnでは、プラント内各所に設置される各種センサ、す
なわち、データ発生源2のプラント情報をプロセス入出
力装置などを経て一定周期毎に取り込んだデータを入力
手段6によって入力してデータ蓄積手段7によってデー
タを加工してプラントデータベース8へ保存する。
【0005】プラントデータベース8は、図30に示す
如く、基本情報部aと可変情報部bとを1単位のデータ
とし、基本情報部aは、プラントデータ収集装置3ーn
の設置時に予め半永久的に保存されるもので、プラント
データベース8とプラントデータベース11との関係付
けるための入力点固有番号a1と、利用者が各々の入力
点について認識するための入力点名称a2で構成され、
可変情報部bは、初期値をもたない入力手段6から入力
した状態量b1で構成されている。
【0006】送出手段9は、予め定められた周期でプラ
ントデータベース8からプラント情報を収集し、通信回
路(例えば、パケット交換網など)を介して中央監視装
置4に送るための伝送データcを1つずつ作成し、伝送
出力する。
【0007】一方、中央監視装置4では、プラントデー
タベース11にプラントデータ収集装置3ーnのプラン
トデータベース8と同様のデータが保存されており、受
信手段10は伝送データcを受信する毎に入力点固有番
号a1により対応するプラントデータベース11上の状
態量b1を更新する。表示手段12は、受信手段10と
は独立した周期でプラントデータベース11からデータ
を取り出し、表示装置5(例えば、CRT装置など)に
対してデータ発生源2に基づくデータを表示する。この
ように、利用者はプラント遠隔監視装置1の表示装置5
に周期的に更新されるデータの値を得ることにより遠隔
地のプラント監視を行っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、プラン
ト監視では、プラントの変動時に短い周期で、かつ、高
精度のプラント情報を要するため必要とするデータ量が
多く、さらに、中央監視装置4が多数のプラントデータ
収集装置3ーnを一括して監視しているため、中央監視
装置4が大容量の処理能力を要するという問題があっ
た。
【0009】例えば、図30に示すプラントデータベー
ス8において、入力点固有番号a1が4バイト、状態量
b1が4バイト、1入力点当たり計8バイトのデータを
1プラント当たり500点、5秒の短い周期で監視する
とすると、単純に計算しても次の式(1)で示される値
となる。
【0010】 8バイト*8ビット*500点/5秒=6400bps……………(1)
【0011】上記の場合、実際は伝送プロトコル等によ
るオーバーヘッドを3倍前後見込むと、19.2Kbp
s程度の容量が必要となる。
【0012】例えば、中央監視装置4が15プラント分
を一括して監視する場合、次の式(2)で示される総処
理容量が必要となる。
【0013】 19.2Kbps/プラント*15プラント=288Kbps……(2)
【0014】ところで、一般に、プラントの変動発生頻
度は、極めて低く、常時短い周期で、かつ、高精度で中
央監視装置4が監視する必要もないから、上記の例の如
く、中央監視装置4が288Kbpsの大容量の処理能
力を持っていても、その利用率は低いものとなってい
た。
【0015】本発明は、プラントデータ収集装置からは
プラントデータをプラントの変化状態に応じた周期で中
央監視装置に送出することにより、中央監視装置の処理
量を低減して、小容量の中央監視装置でもプラント変動
時等においても、きめ細かな監視を可能とするプラント
遠隔監視装置を提供する。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明によるプラント遠
隔監視装置は、複数のプラントデータ収集装置からから
送出される各伝送データを中央監視装置で受信してプラ
ントデータベースに保存し、監視処理を行うことを特徴
とする。この場合、前記中央監視装置は、各プラントデ
ータ収集装置から送られてきたプラントデータの送出周
期に基づいて全プラントからの処理量を所定量以内とす
るようにプラントデータ収集装置からのプラントデータ
送出周期を決定してプラントデータ収集装置に送出周期
指令を出力するように構成すると良い。
【0017】
【0018】
【作用】本発明のプラントデータ遠隔監視装置は、中央
監視装置が処理する全プラントからの処理量を所定量以
内とするように各プラントデータ収集装置の送信周期を
決定してプラントデータ収集装置にデータ送出指令す
る。この結果、プラントの変化状態に対応し、かつ、中
央監視装置の処理量を所定量以下とする処理ができ、小
規模の中央監視装置で充分きめ細かなプラント監視がで
きる。
【0019】
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0021】図1は、本発明の第1実施例を示すプラン
ト遠隔監視装置の構成図である。従来例を示す図29と
同一符号は、同一部分または相当部分を示す。図1は、
図29に計算手段13を追設すると共に、プラントデー
タベース8aと、送出手段9aとし、さらに、中央監視
装置4aでは、受信手段10aとプラントデータベース
11aとして構成を異にしている。
【0022】ここで、プラントデータベース8aは、図
2に示す如く、中央監視装置4aのプラントデータベー
ス11aと関係付けるための入力点固有番号a1と、利
用者が各々の入力点について認識するための入力点名称
a2と、その入力点の変動の有無を判定するための判定
係数a3と、データ蓄積手段7によりi個蓄積される状
態量履歴b1′、変動の有無判定結果を示す変動フラグ
b2とからなり、これらを1単位のデータとして取り扱
っている。
【0023】ここで、状態量履歴b1′の蓄積個数i
は、プラントの変動発生から高周期の更新の保持をする
時間幅に対応するように、予め決定されている。また、
入力点固有番号a1と、入力点名称a2と、判定係数a
3とからなる基本情報部a′は、設置時に予め半永久的
に保存され、状態量履歴b1′と変動フラグb2とから
なる可変情報部b′は随時変更され、有義な初期値をも
たないようにしている。
【0024】計算手段13は、プラントデータベース8
aの状態量履歴b1′により経時的変化を計算し、その
結果を変動フラグb2としてプラントデータベース8a
に保存する。送出手段9aは、プラントデータベース8
aを参照して伝送データcを作成し、通信回路を介して
中央監視装置4aへ送信する。受信手段10aは、伝送
データcを受信すると、プラントデータベース11aの
入力点固有番号a1に対応して状態量履歴b1′を順次
格納する。
【0025】次に、本実施例の作用を図3のプラント変
化の判定処理手順を示すフローチャートと図4のデータ
伝送・表示処理手順を示すフローチャートを参照して説
明する。
【0026】まず、図3に示す如く、入力手段6により
プラント情報を入力する(101)。入力されたプラン
ト情報は、データ蓄積手段7によって、プラントデータ
ベース8aへ保存される(102)。
【0027】詳細には、図5に示す入力手段6とデータ
蓄積手段7の処理の如く、データ発生源2より入力手段
6がデータDTiを入力する(301)。データ蓄積手
段7では、入力手段6より新たにデータDTiを得る
と、図2に示すプラントデータベース8aの状態量履歴
b1′の1番目からi−1番目に保存されていたデータ
を2番目から1つずつ後方へ移動させる(302)。次
に、新たに得たデータDTiを状態量履歴b1の1番目
に格納し、1つの入力点に対する処理を終わる(30
3)。
【0028】さらに、以上の処理を入力点の数だけ繰り
返すことで1回の処理が完了する。そして、サンプリン
グ周期まで経過を待つ(304)。
【0029】次に、計算手段13では、図3に示す如く
状態量履歴b1′を用いた偏差計算結果と状態量最新値
との比較により変動フラグb2をプラントデータベース
8aへ保存する(103)。
【0030】この詳細を、計算手段13の処理手順を示
す図6を参照して説明すると、まず、プラントデータベ
ース8aの状態量履歴b1′を読み出し、状態量履歴b
1′の1番目からi番目までの平均値AVEを次の式
(3)により求める(401)(402)。
【0031】
【数1】
【0032】次に、平均値AVEと状態量履歴b1′の
1番目からi番目までのデータを用いて次の式(4)に
より偏差SGMAを求める(403)。
【0033】
【数2】
【0034】続いて、図2に示すプラントデータベース
8aより判定係数a3を読み出し、これに偏差SGMA
を乗算して得られる値を変動許容範囲とし、次の式
(5)および(6)によって上限値(LH)、および下
限値(LL)のそれぞれを求める(404)(40
5)。
【0035】 LH=AVE+SGMA×判定係数a3…………(5) LL=AVE−SGMA×判定係数a3…………(6)
【0036】上記上限値(LH)と下限値(LL)が求
められると、最新のプラント状態量、すなわち、状態量
履歴b1′の1番目のデータと上限値(LH)とが比較
される。この判定でデータが上限値(LH)より小さけ
れば、下限値(LL)と比較される。この結果、データ
が下限値(LL)より大きいか否か、つまり、データが
上限値(LH)と下限値(LL)との範囲内であるか否
かの判定がされる。(406)(407)。この判定
で、データが上記範囲内であるとき、プラントデータベ
ース8aの変動フラグb2に「変動なし」を保存する
(408)。
【0037】また、上記判定で、データが上記範囲外の
ときプラントデータベース8aの変動フラグb2に「変
動あり」を保存する(409)。以上の処理を入力点の
数だけ繰り返して、次のサンプリング周期まで処理を待
つ。(410)。
【0038】上記プラント変化の判定処理が完了する
と、図4のデータ伝送・表示の処理に移行する。
【0039】まず、送出手段9aは、プラントデータベ
ース8aの変動フラグb2の内容、つまり、「変動あ
り」または「変動なし」の判定をする(201)。この
判定で「変動あり」のとき、送出手段9aの周期を「高
速」に設定して送信し(202)、「変動なし」のと
き、送出手段9aの周期を「低速」に設定して送信する
(202)(203)。
【0040】詳細に、送出手段9aの処理を図7を参照
して説明すると、送出手段9aはプラントデータベース
8aの全入力点に対する変動フラグb2を読み出し(5
01)、変動フラグb2の変動の有無を判定する(50
2)。この判定で「変動あり」のとき、送出手段9aは
高周期の監視をするため高周期のタイマ値の設定をする
一方、「変動なし」のとき送出手段9aは低周期のタイ
マ値の設定をする(503)(504)。
【0041】次に、送出手段9aはプラントデータベー
ス8aの入力点固有番号a1と最新の状態量、つまり、
状態量履歴b1′の1番目のデータを取り出し、図8に
示す如くの伝送データcを作成する(505)。この伝
送データcは、プラントデータベース8aとプラントデ
ータベース11aとを関係付けるための入力点固有番号
a1と、この入力点に対応する状態量履歴b1′の1番
目のデータb1とで構成されている。
【0042】次に、図7に示すようにプラントデータベ
ース8aに保存された全てのデータについて伝送データ
cが作成されると、伝送データcが送出手段9aにより
通信回線を介して中央監視装置4aへ送信される(50
6)。その後、送出手段9aは先に設定したタイマ値の
時間まで待ち状態に入る(507)。中央監視装置4a
では、図4に示す如く、送信された伝送データcを受信
手段10aがプラントデータベース11aへ保存する
(204)。
【0043】すなわち、受信手段10aは、図9に示す
如くの処理手順で、まず、伝送データcを受信する(6
01)。そして、受信手段10aは、伝送データcから
入力点固有番号a1を取り出す(602)。受信手段1
0aは、プラントデータベース11aの入力点固有番号
a1の一致する位置へ状態量履歴b1′を保存する(6
03)。伝送データcが受信手段10aによりプラント
データベース11aへ保存されると、表示手段12は、
プラントデータベース11aを読み出し、利用者が監視
し易いレイアウトにデータ編集して、表示装置5に出力
する(205)。
【0044】上記実施例によれば、伝送データcは入力
点固有番号a1が4バイト、状態量履歴b1′が4バイ
トとして、1入力点当たり計8バイトのデータを1プラ
ント当たり500点、通常時(プラント変動等がないと
き)の周期が60秒、変動時の周期が5秒、監視対象プ
ラント数が15プラント、同時に変動の発生するプラン
トが2プラントと仮定して監視する場合、単純に計算す
ると、1つのプラントデータ収集装置毎に通常プラント
の処理量は、次の式(7)、変動プラントの処理量は、
次の式(8)で示される。
【0045】 通常プラントの処理量=8バイト*8ビット*500点/60秒 =533bps(1.2Kbps)…………(7) 変動プラントの処理量=8バイト*8ビット*500点/5秒……(8)
【0046】この場合、実際にはプロトコル等によるオ
ーバーヘッドを3倍前後見込み上記式(7)と式(8)
の( )内の数値の容量が必要となる。
【0047】この結果、中央監視装置4aでは、従来、
19.2Kbps/プラント*15プラント=288K
bpsに対応する処理能力が必要であったのに対して、
本実施例によれば、19.2Kbps/プラント*2プ
ラント+1.2Kbps/プラント*(15−2)プラ
ント=54Kbpsに対応する約1/5の処理能力でよ
いことになる。
【0048】このように、プラントデータ収集装置のデ
ータ蓄積手段により状態量を時系列的に蓄積し、計算手
段によりプラント変動の検出を行い、この検出結果に応
じてデータの送出周期を可変にできるようにしたので、
監視の必要のないプラント変動等のないときには低周期
送信とすることができる。これによって、データの伝送
量が減り、中央監視装置の処理容量を減少させ、小規模
な中央監視装置でもプラントに対してきめ細やかな監視
を行うことができるという効果が得られる。
【0049】図10は、本発明によるプラント遠隔監視
装置の第2実施例の示す構成図である。
【0050】図において、計算手段13bは変動フラグ
b2について「変動あり」と判定したとき、同時に中央
監視装置4bの近傍に設置された遠隔警報装置14に警
報信号を出力する。同様に近傍に設置された指令入力装
置15から中央監視装置4bの利用者が警報信号を確認
した後に指令を行うものである。
【0051】計算手段13bは、自ら警報出力を行い、
かつ、指令入力装置15より指令を受けたときプラント
データベース8bに変動フラグb2の保存を行う。これ
により、利用者の意志により伝送データcが高周期とな
る時間と低周期となる時間を変えられる。従って、伝送
量の減少が図られ、比較的小規模の中央監視装置で監視
を行うことができる。
【0052】また、本実施例では。プラント変動の検出
に偏差計算を用いたが、次のようなディジタルフィルタ
リング処理とすることにより、状態量履歴b1′の蓄積
に要するメモリを削減し、状態量のみの保存とすること
もでき、この場合、次の式(9)に基づいて実施する。
【0053】 AVEd=(状態量b1/j)+(j−1/j)・AVE′d……(9)
【0054】ここで、AVEd:今回のフィルタ計算値 AVE′d:1回前のフィルタ計算値j j:ディジタルフィルタ時定数 SGMAd:SGMAd=AVEd−AVE′d
【0055】なお、上記の場合に、SGMAdに各々予
め上限値・下限値を設定しておき変動フラグb2の判定
を行う。
【0056】以下、本発明の第3実施例について図面を
参照して説明する。
【0057】図11は、本発明の第3実施例を示すプラ
ント遠隔監視装置の構成図である。従来例を示す図29
と同一符号は、同一部分または相当部分を示す。図11
は、図29に送信周期判定手段20とイベントテーブル
21を追設すると共に、プラントデータベース8cと、
送出手段9cとし、さらに、中央監視装置4cでは、受
信手段10cとプラントデータベース11cと構成を異
にしている。
【0058】送信周期判定手段20は、プラントデータ
ベース8cとイベントテーブル21によりプラントのイ
ベント発生の有無を判定し、その結果を変化フラグb2
としてプラントデータベース8cに保存する。送出手段
9cは、プラントデータベース8cを参照して伝送デー
タcを作成し、通信回路を介して中央監視装置4cへ送
信する。受信手段10cは、伝送データcを受信する
と、プラントデータベース11cの入力点固有番号a1
に対応して状態量b1を格納する。
【0059】ここで、プラントデータベース8cは、図
12に示す如く、中央監視装置4cのプラントデータベ
ース11cと関係付けるための入力点固有番号a1と、
利用者が各々の入力点について認識するための入力点名
称a2と、データ蓄積手段7により蓄積される状態量b
1、イベント発生有無判定結果を示す変化フラグb2と
からなり、これらを1単位のデータとして取り扱ってい
る。
【0060】なお、入力点固有番号a1と、入力点名称
a2とからなる基本情報部a′は、設置時に予め半永久
的に保存され、状態量b1と変化フラグb2とからなる
可変情報部b′は随時変更され、有義な初期値をもたな
いようにしている。
【0061】次に、第3実施例の作用を図13のプラン
トイベントの判定処理手順を示すフローチャートと図1
4のデータ伝送・表示処理手順を示すフローチャートを
参照して説明する。
【0062】まず、図13に示す如く、入力手段6によ
りプラント情報を入力する(701)。入力されたプラ
ント情報は、データ蓄積手段7によって、プラントデー
タベース8cへ保存される(702)。送信周期判定手
段20では、プラントのイベント発生有無状況により変
化フラグb2をプラントデータベース8cへ保存する
(703)
【0063】この詳細を送信周期判定手段20の処理手
順を示す図15と図16およびイベントテーブル21の
構成を示す図17を参照して説明する。
【0064】イベントテーブル21の構成は、図17に
示すように示すようにポインタ部21aとイベント判定
用入力点情報部21bから構成されている。
【0065】ポインタ部21aには、イベント「0」ポ
インタからイベント「n」ポインタがある。また、イベ
ント判定用入力点情報部21bには、例えば、ポインタ
部21aのイベント「0」ポインタに対応して判定用入
力点数、各入力点固有番号と制限値が保存され、さら
に、送出周期変更入力点数、各入力点固有番号が保存さ
れている。
【0066】送信周期判定手段20の処理では、まず、
図15に示すようにイベント項目カウンタを「0」とし
てクリアし、イベントポインタwを取り出し、イベント
ポインタwについてイベント判定用入力点数jを求める
(801,802,803)。次に、イベント判定用入
力点カウンタkを「0」にする(804)。
【0067】次に、各イベント判定用入力点の状態を判
定するために入力種別を判定する(805)。この判定
で、アナログ入力の場合には、プラントデータベース8
cに記憶されているプラントデータを入力点固有番号か
ら状態量b1を求め、イベントテーブル21に予め保存
されているイベント判定用上・下限値と比較がされる
(806,807,808,809)。
【0068】この判定によって制限値逸脱のとき送信周
期判定手段20内のイベントフラグへ「イベント発生あ
り」をセットする(811)。また、制限値を逸脱しな
い場合にはイベントフラグへ「イベント発生なし」を保
存する(812)。
【0069】次に、ディジタル入力の場合には図16に
示すようにディジタル入力点のイベント発生状態値を取
り出し、プラントデータベース8cに記憶されて入力点
固有番号a1から現在の状態量b1を求め、これによっ
て両者の比較がされ、イベントの発生の有無が判定され
る(813,814,815)。
【0070】この判定で「イベント発生あり」のとき、
イベントフラグに「イベント発生あり」と保存し、「イ
ベント発生なし」のとき「イベント発生なし」を保存す
る(816,817)。
【0071】次に、イベント判定用入力点カウンタを進
めて、K=K+1について同様の処理を行い1つのイベ
ント判定が完了したかチェックする(818,81
9)。完了となると、イベントが発生したかどうか「イ
ベントフラグ」のセット状態から判定する(820)。
【0072】この判定で、イベントの発生の場合には、
今回発生のイベントに関連したプラント入力点に対し送
信周期を変更するために各プラント入力点毎の変化フラ
グb2を「イベント発生あり」に保存する(821)。
【0073】一方、「イベントフラグ」の判定からイベ
ントが発生していないとき、イベント項目カウンタをω
=ω+1として全てのイベントについて判定する(82
2,823)。
【0074】以上の処理をイベント判定の数だけ繰り返
し、次のサンプリング周期まで処理を待つ(824)。
【0075】上記プラントイベントの判定処理が完了す
ると、図14のデータ伝送・表示の処理に移行する。
【0076】まず、送出手段9cは、プラントデータベ
ース8cの変化フラグb2の内容、つまり、「イベント
発生あり」または「イベント発生なし」の判定をする
(901)。
【0077】この判定で「イベント発生あり」のとき、
送出手段9cの周期を「高速」に設定して送信し(90
2)、「イベント発生なし」のとき、送出手段9cの周
期を「低速」に設定して送信する(902)(90
3)。
【0078】詳細に、送出手段9cの処理を図18を参
照して説明すると、送出手段9cはプラントデータベー
ス8cの全入力点に対する変化フラグb2を読み出し
(1001)、変化フラグb2の変化の有無を判定する
(1002)。この判定で「イベント発生あり」のと
き、送出手段9cは高周期の監視をするため高周期のタ
イマ値の設定をする一方、「イベント発生なし」のと
き、送出手段9cは低周期のタイマ値の設定をする(1
003)(1004)。
【0079】次に、送出手段9cはプラントデータベー
ス8cの入力点固有番号a1と状態量b1を取り出し、
図8に示す如くの伝送データcを作成する(100
5)。この伝送データcは、プラントデータベース8c
とプラントデータベース11cとを関係付けるための入
力点固有番号a1と、この入力点に対応する状態量b1
とで構成されている。
【0080】次に、プラントデータベース8cに保存さ
れた全てのデータについて伝送データcが作成される
と、伝送データcが送出手段9cにより通信回線を介し
て中央監視装置4cへ送信される(1006)。その
後、送出手段9cは先に設定したタイマ値の時間まで待
ち状態に入る(1007)。
【0081】中央監視装置4aでは、図14に示す如
く、送信された伝送データcを受信手段10cがプラン
トデータベース11cへ保存する(904)。
【0082】すなわち、受信手段10cは、第1実施例
で説明した図9に示すと同様の処理手順で、まず、伝送
データcを受信する(601)。そして、受信手段10
cは、伝送データcから入力点固有番号a1を取り出す
(602)。受信手段10cは、プラントデータベース
11cの入力点固有番号a1の一致する位置へ状態量b
1を保存する(603)。伝送データcが受信手段10
cによりプラントデータベース11cへ保存されると、
表示手段12は、プラントデータベース11cを読み出
し、利用者が監視し易いレイアウトにデータ編集して、
一定周期で表示装置5に出力する(905)。
【0083】上記実施例によれば、伝送データcは入力
点固有番号a1が4バイト、状態量b1が4バイトとし
て、1入力点当たり計8バイトのデータを1プラント当
たり500点、通常時(イベントの発生等がないとき)
の周期が60秒、イベントの発生がないときの周期が5
秒、監視対象プラント数が15プラント、同時にイベン
トの発生するプラントが2プラントと仮定して監視する
場合、単純に計算すると、1つのプラントデータ収集装
置毎に通常プラントの処理量は、次の式(10)、イベ
ントの発生するプラントの処理量は、次の式(11)で
示される。
【0084】 通常プラントの処理量=8バイト*8ビット*500点/60秒 =533bps(1.2Kbps)…(10) イベントの発生したプラントの処理量=8バイト*8ビット*500点/5秒 =6400bps(19.2Kbps)…………(11)
【0085】この場合、実際にはプロトコル等によるオ
ーバーヘッドを3倍前後見込み上記式(10)と式(1
1)の( )内の数値の容量が必要となる。
【0086】この結果、中央監視装置4cでは、従来、
19.2Kbps/プラント*15プラント=288K
bpsに対応する処理能力が必要であったのに対して、
本実施例によれば、19.2Kbps/プラント*2プ
ラント+1.2Kbps/プラント*(15−2)プラ
ント=54Kbpsに対応する約1/5の処理能力でよ
いことになる。
【0087】このように、送信周期判定手段によりプラ
ントのイベントの検出を行い、この検出結果に応じてデ
ータの送出周期を可変にできるようにしたので、監視の
必要のないイベントの発生等がないときには低周期送信
とすることができる。これによって、データの伝送量が
減り、中央監視装置の処理容量を減少させ、小規模な中
央監視装置でもプラントに対してきめ細やかな監視を行
うことができるという効果が得られる。
【0088】次に、本発明の第4実施例を説明する。
【0089】図19は、本発明の第4実施例を示すプラ
ント遠隔監視装置の構成図である。第3実施例を示す図
11と同一符号は、同一部分または相当部分を示す。図
19は第3実施例を示す図11に送出周期指令手段22
および周期設定テーブル23を追設したものである。
【0090】ここで、送出周期指令手段22は、イベン
トの発生の有無に応じて各プラントのデータ送出周期を
決定し送出手段へ指令する。周期設定テーブル23は、
各プラントに対応して現在の周期モードを保存する。
【0091】送出手段9dは、第3実施例で説明したと
同様に図14に示すようにプラントデータベース8dの
変化フラグb2の内容、つまり、「イベント発生あり」
または「イベント発生なし」の判定をする(901)。
この判定で「イベント発生あり」のとき、送出手段9d
の周期モードを「1」に設定して伝送データに付加して
送信し(902)、「変動なし」のとき、送出手段9d
の周期モードを「0」に設定して伝送データに付加して
送信する(902)(903)。
【0092】詳細に、送出手段9dの処理を図20を参
照して説明すると、送出手段9dはプラントデータベー
ス8dの全入力点に対する変化フラグb2を読み出し
(1101)、変化フラグb2のイベント発生の有無を
判定する(1102)。この判定で「イベント発生あ
り」のとき、送出手段9dは高周期の監視を中央監視装
置4dに対して要求するため高周期のモード値の設定
(=1)をする一方、「イベント発生なし」のとき、送
出手段9dは低周期のモード値の設定(=0)をする
(1103)(1104)。
【0093】次に、中央監視装置4dでは、伝送データ
に含まれる各プラントの送信周期を決定し、指令を出
す。
【0094】すなわち、図21に示すように伝送データ
cはプラントデータ収集装置3dーn毎にプラント名d
と周期モードを示す状態フラグeを含むと共に、入力点
固有番号a1と対応する状態量b1となっており、受信
手段10dは、伝送データcから周期モードのみを取り
出し、イベント発生有無を送出周期指令手段22に伝え
る。送出周期指令手段22は、イベント発生プラントの
数に応じて各プラントの送信周期を決定する。
【0095】ここで、送出周期指令手段22の処理を図
22および図23を参照して説明する。
【0096】まず、送出周期指令手段22では、受信手
段10より周期モードを受け取る(1201)。ここ
で、テーブル内の前回値と比較がされる(1202)。
この比較で同じであれば、次のデータの処理に移る。ま
た、この比較で前回値と異なっている場合、受信した周
期モードの値1,0を周期設定テーブル23にセットす
る(1203)(1204)。この結果、周期設定テー
ブル23には、図23に示すようにプラント番号1〜1
5に対応して周期モード「1」また「0」が設定されて
いる。
【0097】ただし、例えば、第4実施例の場合、中央
監視装置4dの処理量は、高速周期で送出できるプラン
ト数が最大2プラントまでと設定されている。この場
合、2プラント以上の高速伝送は受け付けない。
【0098】次に、モードが全て「0」の判定がされる
とする(1205)。送出周期は、高速、通常、低速の
3つのモードがあり、全プラントが何のイベントも発生
していない場合、全プラントが通常周期で送出する(1
206)。
【0099】一方、1プラントでイベントが発生した場
合、イベントの発生したプラントは高速周期、その他の
プラントは低速周期としてプラントデータ収集装置3d
ーnに指令を出し(1207)(1208)、次のデー
タを待つ(1209)。
【0100】以上より中央監視装置4dから指令を受け
た送出手段9dは、指定された送出周期でデータを送出
し、中央監視装置4dからの新たな指令がくるまでは、
同じ周期を保。中央監視装置4dからの周期変更指令
は、データ送出とは非同期に行われる。
【0101】例えば、高速周期は5秒、通常周期は60
秒、低速周期は600秒とすると、全プラントにおいて
イベント発生なしの場合、15プラント分の処理量A
は、次の式(12)に示すとおりである。
【0102】 A=1.2Kbps×15(プラント)=18Kbps………(12)
【0103】2プラントでイベントが発生した場合の1
5プラント分の処理量Bは、次の式(13)に示すとお
りである。
【0104】 B=1.2Kbps×60秒/600秒×13(プラント) +19.2Kbps×2(プラント)=約40Kbps……(13)
【0105】この結果、従来例では288Kbps、第
1実施例および第3実施例では54Kbpsに対応する
処理能力が必要であったのに対し、第4実施例によれ
ば、40Kbpsで従来の約1/7、第1実施例および
第3実施例では5/7の処理能力でよいことになる。
【0106】このように、送出周期判定によりプラント
のイベント検出を行い、この検出結果をもとにデータの
送出周期を可変にできるようにしたので、プラントイベ
ントの発生していないときは、低周期送信とすることが
できる。また、中央監視装置側で全プラントの周期をコ
ントロールすることにより、最大処理能力の範囲に押さ
えることが可能である。
【0107】図24は、本発明の第5実施例を示すプラ
ント遠隔監視装置の構成図である。
【0108】図1の第1実施例と同一符号は同一部分ま
たは相当部分を示し、図1と図24と異なる点は、送出
手段9および受信手段10の構成を異にし、送出手段9
eおよび受信手段10eとしたことである。
【0109】送出手段9eは、プラントデータベース8
eに基づいて「変動あり」のとき周期モードを「詳細」
にして状態量履歴データを送出すると共に、「変動な
し」のときモードを「通常」にして状態量データを送出
する。受信手段10eは、伝送データcまたは伝送デー
タc’を受信する。
【0110】送出手段9eは、図25に示すようにプラ
ントデータベース8eの変化フラグb2の内容、つま
り、「変動あり」または「変動なし」の判定をする(1
301)。この判定で「変動あり」のとき、送出手段9
eの周期モードを「詳細」に設定し(1302)、「変
動なし」のとき、送出手段9eの周期モードを「通常」
に設定して送信する(1303)。
【0111】詳細に、送出手段9eの処理を図26を参
照して説明すると、送出手段9eはプラントデータベー
ス8eの全入力点について変化フラグb2を読み出し
(1401)、変化フラグb2のイベント発生の有無を
判定する(1402)。この判定で「イベント発生あ
り」のとき、送出手段9eは、詳細なデータ変化の監視
をするため詳細モードの設定をする一方、「イベント発
生なし」のとき、送出手段9eは通常モードの設定をす
る(1403)(1404)。
【0112】ここで、詳細モードが設定されると、送出
手段9eは、プラントデータベース8eの入力点固有番
号a1と状態量の1番目〜i番目までのデータを取り出
し、図27に示す如くの伝送データC’を作成する(1
405)。この伝送データC’は、プラントデータベー
ス8eとプラントデータベース11eとを関係付けるた
めの入力点固有番号a1と、この入力点に対応する状態
量履歴b1’の1番目〜i番目のデータで構成されてい
る。
【0113】通常モードの場合には、送出手段9eはプ
ラントデータベース8eの入力点固有番号a1と最新の
状態量、つまり、状態量履歴b1′の1番目のデータを
取り出し、第1実施例と同様に図8に示す如くの伝送デ
ータcを作成する(1408)。この伝送データcは、
プラントデータベース8eとプラントデータベース11
eとを関係付けるための入力点固有番号a1と、この入
力点に対応する状態量履歴b1′の1番目のデータb1
とで構成されている。
【0114】次に、プラントデータベース8eに保存さ
れた全てのデータについて伝送データcあるいはc’が
作成されると、伝送データcあるいはc’が送出手段9
eにより通信回線を介して中央監視装置4eへ送信され
る(1406)。その後、送出手段9eは先に設定した
タイマ値の時間まで待ち状態に入る(1407)。
【0115】中央監視装置4eでは、図25に示す如
く、送信された伝送データcあるいはc’を受信手段1
0eがプラントデータベース11eへ保存する(130
4)。
【0116】すなわち、受信手段10eは、図28に示
す如くの処理手順で、まず、伝送データcあるいはc’
を受信する(1501)。そして、受信手段10eは、
伝送データcあるいはc’から入力点固有番号a1を取
り出す(1502)。受信手段10eは、プラントデー
タベース11eの入力点固有番号a1の一致する位置へ
状態量b1を保存する(1503)。伝送データcある
いはc’が受信手段10eによりプラントデータベース
11eへ保存されると、表示手段12は、プラントデー
タベース11eを読み出し、利用者が監視し易いレイア
ウトにデータ編集して、一定周期で表示装置5に出力す
る(1305)。
【0117】例えば、データ蓄積手段7がプラントデー
タベース8eに蓄積する周期を5秒、プラントデータベ
ース8eの状態量b1’の個数i=12、送出手段9e
の送出周期を60秒とする。上記実施例によれば、伝送
データの入力点固有番号a1が4バイト、状態量b1’
が1データ当たり4バイトとして1プラント当たり50
0点、監視対象プラント数が15プラント、同時に変化
の発生するプラントが2プラントと仮定して監視する場
合、単純に計算すると1つのプラントデータ収集装置毎
に通常プラントの処理量は、次の式(14)、変動プラ
ントの処理量は、次の式(15)で示される。
【0118】 通常プラントの処理量=8バイト*8ビット*500点/60秒 =533bps(1.2Kbps)………(14) 変動プラントの処理量=8バイト×12個*8ビット*500点/5秒 =6400bps(19.2Kbps)…(15)
【0119】この場合、実際にはプロトコル等によるオ
ーバーヘッドを3倍前後見込み上記式(14)と式(1
5)の( )内の数値の容量が必要となる。
【0120】この結果、中央監視装置4eでは、従来、
19.2Kbps/プラント*15プラント=288K
bpsに対応する処理能力が必要であったのに対して、
第5実施例によれば、19.2Kbps/プラント*2
プラント+1.2Kbps/プラント*(15−2)プ
ラント=54Kbpsに対応する約1/5の処理能力で
よいことになる。
【0121】このように、プラントデータ収集装置のデ
ータ蓄積手段により状態量を時系列的に蓄積し、計算手
段によりプラント変動の検出を行い、この検出結果に応
じてデータの送出周期を可変にできるようにしたので、
監視の必要のないプラント変動等のないときには低周期
送信とすることができる。これによって、データの伝送
量が減り、中央監視装置の処理容量を減少させ、小規模
な中央監視装置でもプラントに対してきめ細やかな監視
を行うことができるという効果が得られる。
【0122】
【発明の効果】本発明のプラントデータ遠隔監視装置に
よれば、中央監視装置が処理する全プラントからの処理
量を所定量以内とするように各プラントデータ収集装置
の送信周期を決定して送信するためプラントの変化状態
に対応し、かつ、中央監視装置の処理量を所定量以下と
する処理ができ、小規模の中央監視装置で充分きめ細か
なプラント監視ができる。
【0123】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すプラント遠隔監視装
置の構成図である。
【図2】図1のプラントデータ収集装置のプラントデー
タベースの構成図である。
【図3】図1のプラント変動の判定の処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図4】図1のデータ伝送表示の処理手順を示すフロー
チャートである。
【図5】図1のデータ蓄積手段の処理手順を示すフロー
チャートである。
【図6】図1の計算手段の処理手順を示すフローチャー
トである。
【図7】図1の送出手段の処理手順を示すフローチャー
トである。
【図8】伝送データの一例を示す概略図である。
【図9】図1の受信手段の処理手順を示すフローチャー
トである。
【図10】本発明の第2実施例を示すプラント遠隔監視
装置の構成図である。
【図11】本発明の第3実施例を示すプラント遠隔監視
装置の構成図である。
【図12】図11のプラントデータ収集装置のプラント
データベースの構成図である。
【図13】図11のプラントイベント発生判定の処理手
順を示すフローチャートである。
【図14】図11のデータ伝送表示の処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図15】図11の送信周期判定手段の処理手順を示す
前半のフローチャートである。
【図16】図11の送信周期判定手段の処理手順を示す
後半のフローチャートである。
【図17】図11のイベントテーブルの構成図である。
【図18】図11の送出手段の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図19】本発明の第4実施例を示すプラント遠隔監視
装置の構成図である。
【図20】図19の送出手段の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図21】図19の伝送データの一例を示す概略図であ
る。
【図22】図19の送信周期指令手段の処理手順を示す
フローチャートである。
【図23】図19の周期設定テーブルの構成図である。
【図24】本発明の第5実施例を示すプラント遠隔監視
装置の構成図である。
【図25】図19のデータ伝送表示の処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図26】図24の送出手段の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図27】図19の伝送データの一例を示す概略図であ
る。
【図28】図19の受信手段の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図29】従来例を示すプラント遠隔監視装置の構成図
である。
【図30】図28のプラントデータベースの構成図であ
る。
【符号の説明】
1 プラント遠隔監視装置 2 データ発生源 4a,4b,4c,4d,4e 中央監視装置 6 入力手段 7 データ蓄積手段 8a,8b,8c,8d,8e プラントデータベー
ス 9a,9b,9c,9d,9e 送出手段 10a,10b,10c,10d,10e 受信手段 11a,11b,11c,11d,11e プラント
データベース 12 表示手段 13 計算手段 14 遠隔警報装置 15 指令入力装置 20 送信周期判定手段 21 イベントテーブル 22 送出周期指令手段 23 周期設定テーブル 30 送信周期指令手段 31 周期設定テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋本 由理子 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東 芝 府中工場内 (72)発明者 湯田 仁 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東 芝 府中工場内 (56)参考文献 特開 平3−48997(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 9/00 G05B 23/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラントデータを収集して伝送手段へ送
    出する複数のプラントデータ収集装置と、前記各伝送手
    段を介して受信した各プラントデータを監視処理する中
    央監視装置とからなるプラント遠隔監視装置において、 前記各プラントデータ収集装置は、それぞれ前記プラン
    トデータを一定周期で入力するデータ入力手段と、 このデータ入力手段により入力されたデータをプラント
    データベースへ保存する手段と、 前記プラントデータベースに保存されたデータに基づい
    てプラントの変化状態を判定して送出周期を判定する手
    段と、 この判定手段による判定結果を含めた伝送データを作成
    すると共に、前記中央監視装置からの送出周期指令に応
    じた送出周期により前記伝送データを送出する送出手段
    とを備える一方、 前記中央監視装置は、前記伝送データを受信してプラン
    トデータベースへ保存する受信手段と、 前記伝送データから前記判定結果を取り出し、この判定
    結果とそれぞれのプラントの送出周期を設定する周期設
    定テーブルの送出周期とに基づいて全プラントからの処
    理量を所定量以内とするように前記伝送データに対応す
    るプラントデータ収集装置の送出周期を決定して前記送
    出周期指令を出力する送出周期指令手段とを備えたこと
    を特徴とするプラント遠隔監視装置。
  2. 【請求項2】 前記送出周期を判定する手段は、前記プ
    ラントデータベースに保存されたプラントデータによっ
    て、プラント変動の有無を判定し、プラント変動有りの
    とき、高速の送出周期とすることを特徴とする請求項1
    記載のプラント遠隔監視装置。
  3. 【請求項3】 前記送出周期を判定する手段は、予めイ
    ベントの判定データを設定するイベントテーブルの設定
    データと前記プラントデータベースに保存されたプラン
    トデータとからプラントのイベントの発生を判定し、イ
    ベントの発生有りの場合には高速の送出周期とすること
    を特徴とする請求項1記載のプラント遠隔監視装置。
  4. 【請求項4】 前記送出手段は、高速の送出周期のとき
    前記プラントデータベースから状態量履歴データを取り
    出し詳細な伝送データを作成し送出する構成としたこと
    を特徴とする請求項2乃至請求項3のいずれか1項に記
    載のプラント遠隔監視装置。
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