JP3369252B2 - 通信装置および通信制御方法 - Google Patents

通信装置および通信制御方法

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JP3369252B2
JP3369252B2 JP14025193A JP14025193A JP3369252B2 JP 3369252 B2 JP3369252 B2 JP 3369252B2 JP 14025193 A JP14025193 A JP 14025193A JP 14025193 A JP14025193 A JP 14025193A JP 3369252 B2 JP3369252 B2 JP 3369252B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願各発明は、例えばファクシミ
リメール装置やファクシミリ装置などの通信装置に関
し、特にCCITT(国際電信電話諮問委員会)により
新たに標準化されたG3サブアドレスの通信機能を有す
る通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、オフィスではファクシミリ装置な
どの通信装置が多用されているが、近年、PC(パーソ
ナルコンピュータ)やWS(ワークステーション)など
のコンピュータ機器の普及、あるいはLAN(Local Ar
ea Network:企業内・地域情報通信網)の発展に伴っ
て、電子メールを導入するケースが増えている。このよ
うな使用環境にあっての問題点は、ファクシミリ装置が
PSTN(公衆電話回線網)やISDN(サービス総合
デジタル網)などの、いわゆるWAN(広域網)に接続
されるのに対して、電子メールを利用するPCやWSは
LANに接続されるため、アドレス体系が異なるという
点である。このようなアドレス体系の不一致を解消する
ために、例えば特開平4−117744号公報などに記
載された電子メール装置が提案されている。この電子メ
ール装置によれば、PCなどからファクシミリ装置に電
子メールとしてファクシミリデータを送信する場合、フ
ァクシミリサーバに対してPCやWSから送信先となる
ファクシミリ装置のアドレスを通知することにより、所
望のファクシミリ装置にデータを配信することができ
る。
【0003】これに対して、ファクシミリ装置側から電
子メールの配信先を指定するための提案が、例えば特開
平4−223656号公報などに記載されている。この
ファクシミリ装置によれば、個人のアドレスを通知する
ことにより、所望のファクシミリ装置にデータを配信す
ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな個人のアドレスを通知する従来の通信装置(ファク
シミリ装置)は、ISDNに接続される端末(例えばG
4ファクシミリ装置)に限って利用できるもので、PS
TNに接続されるG3ファクシミリ装置では利用できな
かった。これは、G3ファクシミリ装置の通信手順がC
CITT勧告の国際標準に基づいているためで、従来
は、アドレスを通知する機能が標準化されていなかっ
た。しかし、このようなアドレス通知機能に関しては、
先頃、G3ファクシミリのサブアドレスがCCITTに
より国際標準化された。
【0005】また、従来技術として上述した特開平4−
223656号公報などに記載されたG4ファクシミリ
装置では、サブアドレスが無いと受信を拒否してしまう
という欠点があり、全ての受信ファクシミリデータをメ
ールとして扱うため、プリンタに出力する操作をしない
と印字されず、プリンタ出力で受け取りたい人にとって
は不都合であると共に、電子メールのアドレスを持って
いない人は受信できないという不都合もあった。さら
に、上記従来技術では、受信ファクシミリデータを電子
メールとして管理するために、電子メールの機能を完全
に持たなければならず、このために装置の構成が大規模
になってしまうという欠点があった。
【0006】そこで、発明は、G3ファクシミリのサ
ブアドレスを用いることにより、G3サブアドレスの有
無および内容に関連付けてファクシミリデータを指定先
に配信するなどの多様なサービスを実行できる通信装置
を提供することを目的としている。また、発明は、G
3サブアドレスに関連付けてファクシミリデータの転送
先ファクシミリ端末を指定することにより、受信したフ
ァクシミリデータを所望のファクシミリ端末に配信する
通信装置を提供することを目的としている。
【0007】また、発明は、G3サブアドレスに関連
付けてファクシミリデータの転送先プリンタ端末を指定
することにより、受信したファクシミリデータを所望の
プリンタ端末から印字出力する通信装置を提供すること
を目的としている。また、発明は、G3サブアドレス
に関連付けてファクシミリデータの転送先LAN接続端
末を指定するにことにより、受信したファクシミリデー
タを所望のLAN接続端末に配信する通信装置を提供す
ることを目的としている。
【0008】また、発明は、前記発明をファクシミリ
メール装置に適用実施することにより、G3サブアドレ
スに対応した通信装置としてのファクシミリメール装置
を提供することを目的としている。また、発明は、前
記請求項1〜4いずれかに記載の発明をファクシミリ装
置に適用実施することにより、G3サブアドレスに対応
した通信装置としてのファクシミリ装置を提供すること
を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、G3ファクシミリ通信手順に従って公衆
電話回線を介して通信を行うG3通信制御手段と、LA
Nを介して通信を行うLAN通信手段と、前記G3通信
制御手段によって取得したG3ファクシミリデータを転
送出力するように装置の各手段を制御する出力制御手段
とを備え、前記G3ファクシミリ通信手段は、G3ファ
クシミリデータの受信時にG3ファクシミリデータ中の
G3サブアドレスの有無を判別する判別手段と、この判
別手段によってG3サブアドレスが有りと判別された場
合にこのG3サブアドレスの内容を解析する解析手段と
を有し、前記出力制御手段は、前記解析手段によって得
たG3サブアドレスの内容に基づいて前記G3通信制御
手段によって取得したG3ファクシミリデータをLAN
上に転送出力するように前記LAN通信手段を制御し、
他方、前記判別手段によってG3サブアドレスが無いと
判定された場合には、前記G3通信制御手段によって取
得されたG3ファクシミリデータをLAN上に転送出力
する処理方法を含む複数の処理方法を選択可能に表示出
力して、ユーザの選択に応じて前記G3通信制御手段に
よって取得されたG3ファクシミリデータを処理するよ
うに制御することを特徴とする。また、本発明は、前記
G3サブアドレスが無い場合に行う蓄積データの転送処
理を予め設定登録する第1の設定登録手段と、前記G3
サブアドレスが有る場合にG3サブアドレスの内容とは
無関係に行う蓄積データの転送処理を予め設定登録する
第2の設定登録手段と、前記G3サブアドレスが有る場
合にG3サブアドレスの内容に対応して行う蓄積データ
の転送処理を予め設定登録する第3の設定登録手段と、
これらのデータを蓄積する蓄積手段とを備え、出力制御
手段が、上記第1〜第3の設定登録手段に設定登録され
た転送処理を行って前記蓄積手段に蓄積されたファクシ
ミリデータを転送出力してもよい。さらに、本発明は、
G3ファクシミリ通信の手順に従って公衆電話回線を介
して通信するG3通信工程と、前記G3通信工程によっ
て取得したG3ファクシミリデータ中のG3サブアドレ
スの有無を判別する判別工程と、前記G3通信工程によ
って取得したG3ファクシミリデータ中のG3サブアド
レスの内容を解析する解析工程と、前記判定工程による
判定結果と前記解析工 程による解析結果に基づいて前記
G3通信工程によって取得したG3ファクシミリデータ
をLAN上に転送する転送工程とを備えた通信制御方法
であって、前記転送工程は、前記判別工程においてG3
サブアドレスが無いと判定された場合には、前記G3通
信制御工程において取得されたG3ファクシミリデータ
をLAN上に転送出力する処理方法を含む複数の処理方
法を選択可能に表示出力して、ユーザの選択に応じて前
記G3通信制御手段によって取得されたG3ファクシミ
リデータを処理する工程を含むことを特徴とする通信制
御方法であってもよい。
【0010】また、発明は、上記目的を達成するため
に、上記通信装置において、第1〜第3の設定登録手段
にファクシミリ端末を転送出力先とする転送処理を設定
登録することを特徴とする。また、発明は、上記目的
を達成するために、上記通信装置において、第1〜第3
の設定登録手段にプリンタ端末を転送出力先とする転送
処理を設定登録することを特徴とする。
【0011】また、発明は、上記目的を達成するため
に、請求項1記載の通信装置において、第1〜第3の設
定登録手段にLAN接続端末を転送出力先とする転送処
理を設定登録することを特徴とする。また、本発明は、
上記目的を達成するために、ファクシミリメール装置で
あることを特徴とする。
【0012】また、発明は、上記目的を達成するため
に、上記通信装置において、ファクシミリ装置であるこ
とを特徴とする。
【0013】
【作用】上記構成を有する発明においては、第1の設
定登録手段にG3サブアドレスが無い場合に行う蓄積デ
ータの転送処理を予め設定登録し、第2の設定登録手段
にG3サブアドレスが有る場合にG3サブアドレスの内
容とは無関係に行う蓄積データの転送処理を予め設定登
録し、第3の設定登録手段にG3サブアドレスが有る場
合にG3サブアドレスの内容に対応して行う蓄積データ
の転送処理を予め設定登録しておき、上記第1〜第3の
設定登録手段に設定登録された転送処理を行う出力制御
手段によって、蓄積手段に蓄積されたファクシミリデー
タを転送出力する。
【0014】また、上記構成を有する発明において
は、第1〜第3の設定登録手段にファクシミリ端末を転
送出力先とする転送処理を設定登録する。また、上記構
成を有する発明においては、第1〜第3の設定登録手
段にプリンタ端末を転送出力先とする転送処理を設定登
録する。また、上記構成を有する発明においては、第
1〜第3の設定登録手段にLAN接続端末を転送出力先
とする転送処理を設定登録する。
【0015】また、上記構成を有する発明において
は、G3サブアドレスに関連付けた転送処理をファクシ
ミリメール装置によって実現する。また、上記構成を有
する発明においては、G3サブアドレスに関連付けた
転送処理をファクシミリ装置によって実現する。
【0016】
【実施例】以下、本願各発明を実施例に基づいて説明す
る。図1は、発明の一実施例に係る通信装置を示す構
成図である。まず、構成を説明する。図1に示す通信装
置11において、システム制御部12は、所定のプログ
ラムにしたがって本通信装置11の動作を制御する。ス
キャナ13は、所定の解像度で送信原稿やコピー原稿の
画情報を読み取る読取部である。プリンタ14は、前記
スキャナ13で読み取った画情報や、受信したファクシ
ミリデータ、あるいはメール情報などを印字出力する印
字部である。操作入力部15は、本通信装置11への動
作命令を入力する操作部であり、ファンクションキーや
テンキー、あるいはキーボードなどの操作キーを備え
る。操作表示部16は、LCD(Liquid Cristal Devic
e:液晶表示部)やLED(Light-emitting Diode:発
光ダイオード)などを用いて、本通信装置11の動作状
態やメッセージなどを表示する。
【0017】ファクシミリ通信部17は、広域網である
PSTNを介してファクシミリ通信を行うブロックであ
り、G3ファクシミリ通信手順制御部18、モデム(MO
DEM)19、NCU(網制御部)20を備える。G3フ
ァクシミリ通信手順制御部18は、ファクシミリ通信を
G3手順にしたがって実行するもので、CCITTによ
り国際標準化されたG3サブアドレスの通信機能を有す
る。モデム19は、送信信号を変調する一方で受信信号
を復調する変復調装置である。NCU20は、ファクシ
ミリ通信を行う電話回線を捕捉したり、切断する際の回
線制御を行う。なお、本通信装置11がファクシミリ装
置の場合、ファクシミリ通信部17は1ブロックのみ設
けられるが、ファクシミリメール装置の場合は複数の回
線に対応して複数ブロックが必要とされる。符号化復号
化部21は、送信する画情報を所定の方式で符号化して
その情報量を圧縮する一方で、受信時に符号化されてい
る画情報を復号化して元の画情報に復元する。
【0018】電子メール/ファイル転送通信手順制御部
22は、電子メールやファイル情報をLANに接続され
た端末に転送する際の通信制御を行うもので、本実施例
ではファクシミリデータをそのまま電子メールとして扱
うものとする。LAN通信手段を構成するLAN−I/
F(インタフェース)23は、前記電子メール/ファイ
ル転送通信手順制御部22とLANとの間に介在し、デ
ータの入出力制御を行う。
【0019】サブアドレス処理メモリ24は、前記ファ
クシミリ通信部17を介して通信されるG3サブアドレ
スに関連付けたファクシミリデータの処理を記憶してお
くメモリで、その処理は前記操作入力部15を用いて予
め設定登録される。画像メモリ25は、ファクシミリデ
ータを記憶するもので、必要ならば電子メール/ファイ
ル情報も記憶することができる。
【0020】図2は図1の通信装置を用いたネットワー
クの一実施例を示す構成図である。図示のように、通信
装置11は、PSTNに接続される一方でLANにも接
続されており、PSTNを介しては、他のG3ファクシ
ミリ装置(FAX)31、32や、ファクシミリメール
装置(FMS)33などとの通信を行うことができ、ま
たPSTNと網間接続されたISDNを介しては、IS
DN端末としてのG3ファクシミリ装置34などとの通
信を行うことができる。
【0021】一方、通信装置11は、LANを介してP
C(パーソナルコンピュータ)35やWS(ワークステ
ーション)36、プリンタ(PRN)37、あるいは電
子メールサーバ38といったLAN接続端末と通信する
ことができる。なお、一般に通信装置11は、ファクシ
ミリ装置であれば図1に示したようにスキャナ13とプ
リンタ14を一体として構成されるが、ファクシミリメ
ール装置であれば図2に示すようにスキャナ39とプリ
ンタ40を外部装置として必要に応じて備える。また、
ファクシミリメール装置としての通信装置11は、通
常、図1に示す操作入力部15と操作表示部16をコン
ソールとして外部接続される場合が殆どである。この場
合は、図1の電子メール/ファイル転送通信手順制御部
22に端末エミュレータ通信手順を設け、図2のPC3
5やWS36を操作入力部および操作表示部として用い
る。
【0022】ここで、本願各発明に係る構成を説明す
る。図1において、G3通信制御手段としてのG3ファ
クシミリ通信手順制御部18は、G3ファクシミリのサ
ブアドレス通信機能を有し、ファクシミリデータの受信
時には判別手段としてG3サブアドレスの有無を判別す
る。G3サブアドレスの有無を判別した際にG3サブア
ドレスが有りと判別した場合、G3ファクシミリ通信手
順制御部18は解析手段として該G3サブアドレスの内
容を解析する。上記G3サブアドレスの有無および内容
と共に、前記G3ファクシミリ通信手順制御部18によ
り受信したファクシミリデータは、蓄積手段としての画
像メモリ25に蓄積される。
【0023】この蓄積データの処理が第1〜第3の設定
登録手段としてのサブアドレス処理メモリ24に設定登
録されている。第1の設定登録手段としてのサブアドレ
ス処理メモリ24には、G3サブアドレスが無い場合に
行う蓄積データの転送処理が予め設定登録されており、
その登録内容の一実施例が図3に示される。図示のよう
に、サブアドレスが無い場合に行う転送処理としては、 01:付属のプリンタ14に出力(この場合は、プリン
タ14によってファクシミリデータが印字出力され
る。) 02:LANのIP(Internet Protocol)アドレスを
指定してプリンタ37に出力(この場合は、LAN接続
端末としてのプリンタ37によってファクシミリデータ
が印字出力される。) 03:WANのアドレス(電話番号)を指定して例えば
G3ファクシミリ装置31に出力(この場合は、G3フ
ァクシミリ31の備えるプリンタによってファクシミリ
データが印字出力される。) 04:LAN接続された、例えば電子メールサーバ38
やPC35などをそのアドレスによって指定してファク
シミリデータを電子メールとして出力(この場合は、L
AN接続端末としての電子メール装置に格納され、電子
メールとして扱われる。) などがある。
【0024】予め所望の処理No.を操作入力部15か
ら入力すると、この処理No.の転送処理がG3サブア
ドレスの無いファクシミリデータを受信した場合に行う
転送処理として設定登録される。そして、受信したファ
クシミリデータにG3サブアドレスが無い場合は、自動
的にその処理No.に対応する転送出力先にデータが転
送出力される。このための出力制御手段としてシステム
制御部12が設けられており、例えば処理No.01が
設定登録されていれば、付属のプリンタ14を転送出力
先のプリンタ端末とする転送処理を実行する。また、例
えば処理No.02またはNo.04いずれかが設定登
録されていれば、電子メール/ファイル転送通信手順制
御部22をして、プリンタ37や電子メールサーバ38
を転送出力先のLAN接続端末とする転送処理を実行す
る。また、例えば処理No.03が設定登録されていれ
ば、G3ファクシミリ通信手順制御部18をして、G3
ファクシミリ装置31を転送出力先のファクシミリ端末
とする転送処理を実行する
【0025】このように、サブアドレス処理メモリ24
には、WAN接続、LAN接続の如何にかかわらず接続
可能なファクシミリ端末やプリンタ端末を転送出力先と
する転送処理を設定登録することができる。また、端末
の種別の如何にかかわらず接続可能なLAN接続端末
転送出力先とする転送処理を設定登録することができ
る。
【0026】次いで、第2の設定登録手段としてのサブ
アドレス処理メモリ24には、G3サブアドレスが有る
場合にG3サブアドレスの内容とは無関係に行う蓄積デ
ータの転送処理が予め設定登録されており、その登録内
容の一実施例が図4に示される。図示のように、サブア
ドレスが有る場合に行う転送処理としては、 11:付属のプリンタ14に出力(この場合は、プリン
タ14によってファクシミリデータが印字出力され
る。) 12:LANのIPアドレスを指定してプリンタ37に
出力(この場合は、LAN接続端末としてのプリンタ3
7によってファクシミリデータが印字出力される。) 13:WANのアドレス(電話番号)を指定して例えば
G3ファクシミリ装置31に出力(この場合は、G3フ
ァクシミリ31の備えるプリンタによってファクシミリ
データが印字出力される。) 14:LAN接続された、例えば電子メールサーバ38
やPC35などをそのアドレスによって指定してファク
シミリデータを電子メールとして出力(この場合は、L
AN接続端末としての電子メール装置に格納され、電子
メールとして扱われる。) などがある。
【0027】上記処理No.11〜14がG3サブアド
レスが有る場合にG3サブアドレスの内容とは無関係に
行う蓄積データの転送処理であり、処理No.19はG
3サブアドレスが有る場合にG3サブアドレスの内容に
対応して蓄積データの転送処理を行うことを考慮して設
けられている。なお、処理No.19における転送処理
(G3サブアドレスが有る場合にG3サブアドレスの内
容に対応して行う蓄積データの転送処理)は、第3の設
定登録手段としてのサブアドレス処理メモリ24に予め
設定登録されており、その登録内容の一実施例が図5に
示される。
【0028】まず、図4において、予め所望の処理N
o.を操作入力部15から入力すると、この処理No.
の転送処理がG3サブアドレスの有るファクシミリデー
タを受信した場合に行う転送処理として設定登録され
る。そして、受信したファクシミリデータにG3サブア
ドレスが有る場合は、自動的にその処理No.に対応す
る転送出力先にデータが転送出力される。例えば処理N
o.11が設定登録されていれば、システム制御部(出
力制御手段)12は、付属のプリンタ14を転送出力先
のプリンタ端末とする転送処理を実行する。また、例え
ば処理No.12またはNo.14いずれかが設定登録
されていれば、電子メール/ファイル転送通信手順制御
部22をして、プリンタ37や電子メールサーバ38を
転送出力先のLAN接続端末とする転送処理を実行す
る。また、例えば処理No.13が設定登録されていれ
ば、G3ファクシミリ通信手順制御部18をして、G3
ファクシミリ装置31を転送出力先のファクシミリ端末
とする転送処理を実行する(請求項1)。
【0029】このように、サブアドレス処理メモリ24
には、WAN接続、LAN接続の如何にかかわらず接続
可能なファクシミリ端末(請求項2)やプリンタ端末
(請求項3)を転送出力先とする転送処理を設定登録す
ることができる。また、端末の種別の如何にかかわらず
接続可能なLAN接続端末(請求項4)を転送出力先と
する転送処理を設定登録することができる。
【0030】一方、処理No.19が設定登録されてい
る場合は、図5に示す転送処理が実行される。すなわ
ち、各種のサブアドレスに対応させて、処理No.22
〜24が決められ、これらの処理No.に対応するアド
レスの端末に転送処理が行われる。図示のように、サブ
アドレスが有る場合にサブアドレスの内容に対応して行
う転送処理としては、 22:LANのアドレスを指定してプリンタ37に出力
(この場合は、LAN接続端末としてのプリンタ37に
よってファクシミリデータが印字出力される。) 23:WANのアドレス(電話番号)を指定して例えば
G3ファクシミリ装置31に出力(この場合は、G3フ
ァクシミリ装置31の備えるプリンタによってファクシ
ミリデータが印字出力される。) 24:LAN接続された、例えば電子メールサーバ38
やPC35などをそのアドレスによって指定してファク
シミリデータを電子メールとして出力(この場合は、L
AN接続端末としての電子メール装置に格納され、電子
メールとして扱われる。) などがある。なお、例えば、「12345671」、「XX XX XX
XX」という複数のサブアドレスに対して同一の処理N
o.22を設定することができ、サブアドレスと端末ア
ドレスとの一致性または不一致性は問わない。
【0031】図5に示す転送処理を実行する場合は、図
4の処理No.19を設定登録したうえで、処理No.
22〜24を設定登録する。このように二重に登録して
おけば、G3サブアドレスの有るファクシミリデータを
受信した場合は、自動的にサブアドレスの内容に対応し
た処理No.22〜24が選択され、その処理No.に
対応する転送出力先にデータが転送出力される。例えば
「1234567」というサブアドレスならば、システム制御
部(出力制御手段)12は処理No.22を選択し、電
子メール/ファイル転送通信手順制御部22をして、L
AN接続されたプリンタ37を転送出力先のプリンタ端
末とする転送処理を実行する。また、例えば「123456
8」というサブアドレスならば、処理No.23を選択
し、G3ファクシミリ通信手順制御部18をして、G3
ファクシミリ装置31を転送出力先のファクシミリ端末
とする転送処理を実行する。また、例えば「1234569」
というサブアドレスならば、処理No.24を選択し、
電子メール/ファイル転送通信手順制御部22をして、
電子メールサーバ38を転送出力先のLAN接続端末と
する転送処理を実行する
【0032】このように、サブアドレス処理メモリ24
には、WAN接続、LAN接続の如何にかかわらず接続
可能なファクシミリ端末やプリンタ端末を転送出力先と
する転送処理をサブアドレスに対応させて設定登録する
ことができる。また、端末の種別の如何にかかわらず接
続可能なLAN接続端末を転送出力先とする転送処理を
サブアドレスに対応させて設定登録することができる。
【0033】なお、本実施例では図1および図2の通信
装置11をファクシミリメール装置またはファクシミリ
装置として説明するが、他にPCやWS、あるいは電子
メールサーバなどであっても上述したような手段を備え
ることが可能である。次に、作用を説明する。発明に
係る実施例において、例えばG3ファクシミリ装置31
などのファクシミリ端末への出力は、いわゆる転送処理
になる。図3の処理No.03や図4の処理No.13
のように、予めアドレスが入力されている場合もあり、
図5の処理No.23のように、サブアドレスを基にW
ANのアドレスが求められ場合もある。これらの送信
(出力)は、図1のファクシミリ通信部17によって実
行される。この送信により、画像メモリ25に蓄積され
た受信ファクシミリデータが出力される。
【0034】図6はG3サブアドレスの通信手順を示す
通信フロー図である。図示のように、着呼側からデジタ
ル識別信号DISによりサブアドレスの受信可が示され
る。発呼側はSUB信号によりサブアドレスを送信す
る。発呼側にサブアドレスの通信能力が無い場合は、図
6中のサブアドレスSUBの手順が無く、発呼側は前記
デジタル識別信号DISに対してデジタル命令信号DC
Sを送信する。なお、図6に示す手順は一例を示すもの
で、場合によっては他のオプション手順が存在する場合
もある。
【0035】図1において、CCITTグループ3(G
3)のファクシミリ通信を制御する手段は、ファクシミ
リ通信部17内に示される、G3ファクシミリ通信手順
制御部18、モデム19、およびNCU20である。フ
ァクシミリデータ受信に先立って前記G3サブアドレス
の有無を判別する手段はG3ファクシミリ通信手順制御
部18の中にある。ファクシミリデータ受信に先立つと
いう意味は、図6のフェーズBでということを意味す
る。図6に示していないフェーズCは、ファクシミリデ
ータの受信手順になる。サブアドレスが有りと判別され
た場合に、サブアドレスを抽出する手段もG3ファクシ
ミリ通信手順制御部18中にある。G3ファクシミリ通
信手順制御部18で判別されたサブアドレスの有無、お
よび抽出されたサブアドレスは、システム制御部12に
伝えられる。システム制御部12は、サブアドレスの有
無、および抽出された場合はそのサブアドレスをサブア
ドレス処理メモリ24に記憶されている情報に基づいて
処理する。ファクシミリデータは一旦、画像メモリ25
に蓄積され、通信終了後に前記サブアドレス処理メモリ
24に基づいた処理が行われる。付属のプリンタ14に
出力する場合は、通信終了を待たずに、プリンタ14に
よる印字出力を行う場合もある。処理としては、図3〜
5に示される内容等がある。これらの設定はユーザの要
求に基づき、操作表示部16の表示を見ながら、操作入
力部15を操作し入力され、サブアドレス処理メモリ2
4に記憶し管理される。
【0036】請求項2記載の発明に係る実施例におい
て、例えばG3ファクシミリ装置31などのファクシミ
リ端末への出力は、いわゆる転送処理になる。図3の処
理No.03や図4の処理No.13のように、予めア
ドレスが入力されている場合もあり、図5の処理No.
23のように、サブアドレスを基にWANのアドレスが
求められ場合もある。これらの送信(出力)は、図1の
ファクシミリ通信部17によって実行される。この送信
により、画像メモリ25に蓄積された受信ファクシミリ
データが出力される。
【0037】発明に係る実施例において、プリンタ端
末への出力は、本実施例の通信装置11にプリンタ14
が接続されている場合は、図3の処理No.01や図4
の処理No.11のように、そのプリンタ14に出力さ
れる。一方、通信装置11にプリンタ14が直接接続さ
れていないファクシミリメール装置などの場合、図2に
示すLANによって接続されたプリンタ37に出力され
る。処理No.としては、図3のNo.02、図4のN
o.12、図5のNo.22である。これらの出力は、
図1の電子メール/ファイル転送通信手順制御部22、
LAN−I/F23により、特に電子メール/ファイル
転送通信手順制御部22によるファイル転送通信手順に
より、図2のプリンタ37に出力される。以上説明した
ように、発明に係る通信装置によれば、第1の設定登
録手段にG3サブアドレスが無い場合に行う蓄積データ
の転送処理を予め設定登録し、第2の設定登録手段にG
3サブアドレスが有る場合にG3サブアドレスの内容と
は無関係に行う蓄積データの転送処理を予め設定登録
し、第3の設定登録手段にG3サブアドレスが有る場合
にG3サブアドレスの内容に対応して行う蓄積データの
転送処理を予め設定登録しておき、上記第1〜第3の設
定登録手段に設定登録された転送処理を行う出力制御手
段によって、蓄積手段に蓄積されたファクシミリデータ
を転送出力するので、国際標準のG3ファクシミリのサ
ブアドレスの有無、および有る場合のサブアドレスの内
容によりユーザの要求に基づいて多様な処理が可能とな
る。
【0038】図7はサブアドレスに関連付けた受信ファ
クシミリデータの転送処理の設定登録手順を示すフロー
チャートである。まず、操作入力部15を用いて転送処
理の設定登録ファンクションキーを押すと、操作表示部
16には、図3に示したようなサブアドレス無し時の処
理No.と、その転送出力先が表示される(ステップS
1)。オペレータが操作入力部15を用いて処理No.
を選択すると、その処理No.がシステム制御部12に
よって受領される(ステップS2)。システム制御部1
2は、受領した処理No.をサブアドレス無し時の処理
として、サブアドレス処理メモリ24に格納する(ステ
ップS3)。
【0039】次いで、操作表示部16には、図4に示し
たようなサブアドレス有り時の処理No.と、その転送
出力先が表示される(ステップS4)。この表示に対し
て操作入力部15から処理No.が入力されると、これ
をシステム制御部12が受領し(ステップS5)、受領
した処理No.が「19」であるかどうかをチェックす
る(ステップS6)。ここで、処理No.が「19」で
なければ、サブアドレスが有る場合はサブアドレスの内
容とは無関係に転送処理を行うものとして、受領した処
理No.、すなわち「11」〜「14」のいずれかを、
個別サブアドレス処理無し時の処理としてサブアドレス
処理メモリ24に格納する(ステップS7)。
【0040】一方、ステップS6の判断でYESすなわ
ち処理No.が「19」である場合は、図5に示したよ
うなサブアドレスの入力を受け付ける旨を操作表示部1
6に表示する(ステップS8)。この表示に対して操作
入力部15から入力されたサブアドレスをシステム制御
部12は受領し(ステップS9)、図5に示したような
処理No.と変換アドレスの入力を受け付ける旨を操作
表示部16に表示する(ステップS10)。この表示に
対して操作入力部15から入力された処理No.と変換
アドレスをシステム制御部12は受領し(ステップS1
1)、サブアドレス有り時の個別サブアドレス処理とし
てサブアドレス処理メモリ24に格納する(ステップS
12)。次いで、入力終了のコマンドを待機し(ステッ
プS13)、処理を終了する。
【0041】図8はファクシミリデータの受信時の処理
を示すフローチャートである。まず、ファクシミリ通信
部17を通して着信が有ると、G3ファクシミリ通信手
順制御部18によってサブアドレスの有無、また有る場
合はその内容を抽出し、システム制御部12に転送する
(ステップT1)。その後、G3ファクシミリ通信手順
制御部18によってファクシミリデータを受信し(ステ
ップT2)、画像メモリ25に蓄積する(ステップT
3)。蓄積後、まずサブアドレスの有無をチェックし
(ステップT4)、無い場合は図3に示すサブアドレス
処理メモリ24からサブアドレス無し時の処理方法を読
み取り(ステップT5)、一方、有る場合は図4および
図5に示すサブアドレス処理メモリ24からサブアドレ
ス有り時の処理方法を読み取り(ステップT6)、それ
ぞれの転送処理を実行する(ステップT7)。
【0042】このように、本実施例においては、一台の
ファクシミリを一つの部署で多人数で共用するような場
合であっても、一般的なCCITTグループ3のサブア
ドレスを使って配布先の個人を特定し、電子メールで転
送し配布したり、ファクシミリ端末に出力したり、プリ
ンタ端末に出力でき、要求に応じた多様な処理ができ
る。
【0043】また、従来技術である特開平4−2236
56号公報に記載の転送方法と比較すると、従来技術で
は、ISDNサブアドレスが無いと受信を拒否せざるを
得ないが、本実施例ではサブアドレスが無くとも受信フ
ァクシミリデータを転送処理することができる。さら
に、従来技術では、全ての受信ファクシミリデータは、
メールとして蓄積され、プリンタに出力する操作をしな
いと印字されず、プリンタ出力で受け取りたい人にとっ
ては不都合であると共に、電子メールのアドレスを持っ
ていない人は受信できないという不都合もあったが、本
実施例ではサブアドレスの有無に関連付けてプリンタ出
力やファクシミリ転送を自動化でき、操作性を向上でき
る。
【0044】また、従来技術では、受信ファクシミリデ
ータを電子メールとして管理するために電子メールの機
能を完全に持たなければならないので、装置の構成が大
規模になってしまう。これに対して、本実施例では電子
メールの通信機能を持つだけで良いため、装置の構成を
簡略化できる。また、従来のファクシミリメール装置に
おいては、各種のサービスを受けるにはオーダリングと
いう操作があり、通常PBトーンにより行なわれてい
る。しかし、この操作は、通常通信でもサービスコード
を入力する等の操作の煩わしさがある。これに対して本
実施例では、発呼側のファクシミリ端末からグループ3
のサブアドレスを指定するだけで、通常通信のオーダリ
ングに代えることができるため、着呼側におけるオーダ
リングおよび配信操作を省略でき、配信時の操作性を向
上できる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明に係る通信装置によれば、第1の設定登録手段にG3
サブアドレスが無い場合に行う蓄積データの転送処理を
予め設定登録し、第2の設定登録手段にG3サブアドレ
スが有る場合にG3サブアドレスの内容とは無関係に行
う蓄積データの転送処理を予め設定登録し、第3の設定
登録手段にG3サブアドレスが有る場合にG3サブアド
レスの内容に対応して行う蓄積データの転送処理を予め
設定登録しておき、上記第1〜第3の設定登録手段に設
定登録された転送処理を行う出力制御手段によって、蓄
積手段に蓄積されたファクシミリデータを転送出力する
ので、国際標準のG3ファクシミリのサブアドレスの有
無、および有る場合のサブアドレスの内容によりユーザ
の要求に基づいて多様な処理が可能となる。
【0046】また、発明に係る通信装置によれば、第
1〜第3の設定登録手段にファクシミリ端末を転送出力
先とする転送処理を設定登録するので、受信ファクシミ
リデータを転送するだけでなく、ユーザの要求によって
はファクシミリ端末のプリンタによって、何の操作も必
要としないで印字出力が可能となり、受信したら自動的
にプリンタに出力される従来の使い方をしたいユーザの
要望に応えることができる。
【0047】また、発明に係る通信装置によれば、第
1〜第3の設定登録手段にプリンタ端末を転送出力先と
する転送処理を設定登録するので、ユーザの要求によっ
ては付属またはLAN接続されたプリンタによって、何
の操作も必要としないで印字出力が可能となり、受信し
たら自動的にプリンタに出力される従来の使い方をした
いユーザの要望に応えることができ、例えば本通信装置
にプリンタが無くともLAN上のプリンタを利用でき
る。
【0048】また、発明に係る通信装置によれば、第
1〜第3の設定登録手段にLAN接続端末を転送出力先
とする転送処理を設定登録するので、受信ファクシミリ
データを電子メールと同じように扱うことができ、受信
ファクシミリデータを電子メールとして利用するユーザ
の要望に応えることができる。また、発明に係る通信
装置によれば、G3サブアドレスに関連付けた転送処理
をファクシミリメール装置によって実現するので、ファ
クシミリメールと電子メールとを融合できる効果があ
る。
【0049】また、発明に係る通信装置によれば、G
3サブアドレスに関連付けた転送処理をファクシミリ装
置によって実現するので、ファクシミリ通信と電子メー
ルとを融合できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る通信装置を示す構成図
である。
【図2】図1の通信装置を用いたネットワークの一実施
例を示す構成図である。
【図3】第1の設定登録手段としてのサブアドレス処理
メモリに設定登録されたG3サブアドレスが無い場合に
行う蓄積データの転送処理の一実施例を示す図である。
【図4】第2の設定登録手段としてのサブアドレス処理
メモリに設定登録されたG3サブアドレスが有る場合に
G3サブアドレスの内容とは無関係に行う蓄積データの
転送処理の一実施例を示す図である。
【図5】第3の設定登録手段としてのサブアドレス処理
メモリに設定登録されたG3サブアドレスが有る場合に
G3サブアドレスの内容に対応して行う蓄積データの転
送処理の一実施例を示す図である。
【図6】G3サブアドレスの通信手順を示す通信フロー
図である。
【図7】サブアドレスに関連付けた受信ファクシミリデ
ータの転送処理の設定登録手順を示すフローチャートで
ある。
【図8】ファクシミリデータの受信時の処理を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
11 通信装置 12 システム制御部(出力制御手段) 14、37 プリンタ(プリンタ端末) 18 G3ファクシミリ通信手順制御部(G3通信制
御手段、判別手段、解析手段) 22 電子メール/ファイル転送通信手順制御部 24 サブアドレス処理メモリ(第1〜第3の設定登
録手段) 25 画像メモリ(蓄積手段) 31、32 G3ファクシミリ装置(ファクシミリ端
末) 35 PC(LAN接続端末)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−289756(JP,A) 特開 平4−223656(JP,A) 特開 昭63−228898(JP,A) 特開 平2−54667(JP,A) 特開 平1−298850(JP,A) 特開 平4−274658(JP,A) 特開 平2−260940(JP,A) 特開 平3−108949(JP,A) 特開 平4−150462(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/58 100

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】G3ファクシミリ通信手順に従って公衆電
    話回線を介して通信を行うG3通信制御手段と、 LANを介して通信を行うLAN通信手段と、 前記G3通信制御手段によって取得したG3ファクシミ
    リデータを転送出力するように装置の各手段を制御する
    出力制御手段とを備え、 前記G3ファクシミリ通信手段は、G3ファクシミリデ
    ータの受信時にG3ファクシミリデータ中のG3サブア
    ドレスの有無を判別する判別手段と、この判別手段によ
    ってG3サブアドレスが有りと判別された場合にこのG
    3サブアドレスの内容を解析する解析手段とを有し、 前記出力制御手段は、前記解析手段によって得たG3サ
    ブアドレスの内容に基づいて前記G3通信制御手段によ
    って取得したG3ファクシミリデータをLAN上に転送
    出力するように前記LAN通信手段を制御し、他方、前
    記判別手段によってG3サブアドレスが無いと判定され
    た場合には、前記G3通信制御手段によって取得された
    G3ファクシミリデータをLAN上に転送出力する処理
    方法を含む複数の処理方法を選択可能に表示出力して、
    ユーザの選択に応じて前記G3通信制御手段によって取
    得されたG3ファクシミリデータを処理するように制御
    することを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】G3ファクシミリ通信の手順に従って公衆
    電話回線を介して通信するG3通信工程と、 前記G3通信工程によって取得したG3ファクシミリデ
    ータ中のG3サブアドレスの有無を判別する判別工程
    と、 前記G3通信工程によって取得したG3ファクシミリデ
    ータ中のG3サブアドレスの内容を解析する解析工程
    と、 前記判定工程による判定結果と前記解析工程による解析
    結果に基づいて前記G3通信工程によって取得したG3
    ファクシミリデータをLAN上に転送する転送工程とを
    備えた通信制御方法であって、 前記転送工程は、前記判別工程においてG3サブアドレ
    スが無いと判定された場合には、前記G3通信制御工程
    において取得されたG3ファクシミリデータをLAN上
    に転送出力する処理方法を含む複数の処理方法を選択可
    能に表示出力して、ユーザの選択に応じて前記G3通信
    制御手段によって取得されたG3ファクシミリデータを
    処理する工程を含むことを特徴とする通信制御方法。
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