JP3368601B2 - 管路内挿入装置 - Google Patents

管路内挿入装置

Info

Publication number
JP3368601B2
JP3368601B2 JP30715092A JP30715092A JP3368601B2 JP 3368601 B2 JP3368601 B2 JP 3368601B2 JP 30715092 A JP30715092 A JP 30715092A JP 30715092 A JP30715092 A JP 30715092A JP 3368601 B2 JP3368601 B2 JP 3368601B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
endoscope
bending
sensor
tactile
state
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP30715092A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06154154A (ja
Inventor
正宏 工藤
芳広 小坂
均 水野
達也 山口
邦彰 上
浩樹 日比野
修一 高山
康弘 植田
謙二 吉野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optic Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optic Co Ltd filed Critical Olympus Optic Co Ltd
Priority to JP30715092A priority Critical patent/JP3368601B2/ja
Publication of JPH06154154A publication Critical patent/JPH06154154A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3368601B2 publication Critical patent/JP3368601B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は例えば内視鏡の挿入部等
のように管路内に挿入される管路内挿入装置に関する。 【0002】 【従来の技術】一般に、内視鏡の挿入部には先端部側に
湾曲変形可能な湾曲部が配設されている。そして、手元
側の操作部に装着された湾曲操作用の操作レバー等の操
作にともない例えば操作ワイヤを介してこの湾曲部が遠
隔的に湾曲操作されるようになっている。 【0003】また、例えば特公昭61−37929号公
報、或いは特開昭63−49124号公報には内視鏡の
挿入部の先端部に複数の圧力センサを配設した構成のも
のが開示されている。この場合、内視鏡の挿入部を例え
ば大腸等の生体管路内に挿入させた際に、挿入部の先端
部が管路の内壁面等に接触した状態を圧力センサによっ
て検出し、この圧力センサからの検出信号にもとづいて
管路の内壁面等との接触を避ける方向に湾曲部を湾曲操
作するようになっている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】上記従来構成のものに
あっては複数の圧力センサが内視鏡の挿入部の先端部の
みに配設されているので、挿入部の先端部が管路の内壁
面等に接触した状態を検出することができるが、挿入部
の先端部以外の部分と管路の内壁面等との接触状態を検
出することができない問題がある。そのため、例えば、
大腸や小腸等の屈曲した比較的複雑な形状の管路内に内
視鏡の挿入部を挿入する場合に次のような問題がある。 【0005】すなわち、図25(A)に示すように内視
鏡の挿入部aを患者の体腔内、例えば肛門から大腸t内
に挿入する場合には内視鏡の挿入部aは大腸t内の管路
形状に合わせて湾曲部bが湾曲されながら押し込み操作
される。ここで、挿入部aの先端部cが図25(A)に
示すように大腸tの屈曲部uに達すると挿入部aの湾曲
部bを湾曲させながら挿入部aを押し込み操作しても図
25(B)に示すように湾曲部bが屈曲部uの腸壁を押
圧して伸ばすだけで、内視鏡の挿入部aが腸壁に対して
前進できなくなる、いわゆるステッキ現象が発生する。 【0006】このようにステッキ現象が発生した場合に
は内視鏡の挿入部aの先端部cに作用する圧力の方が湾
曲部bと屈曲部uの腸壁との間に作用する圧迫力に比べ
て小さいので、圧力センサからの検出信号にもとづいて
内視鏡の湾曲部bを適正に湾曲操作することが難しくな
るおそれがある。そのため、大腸tに不必要な圧迫を与
え、内視鏡の挿入部aの挿入作業の作業性が低下するお
それがある。 【0007】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的は、内視鏡の挿入部等の挿入具の挿入作業
の作業性を向上させることができる管路内挿入装置を提
供することにある。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は挿入対象管路内に挿入される挿入部と、こ
の挿入部の先端側に設けられる第1の湾曲部と、この第1
の湾曲部の基端側に設けられる第2の湾曲部と、前記第
1の湾曲部の外周面に設けられ、前記挿入対象管路の内
壁面との圧迫状態を検出するための第1の触覚センサ
と、前記第2の湾曲部の外周面に設けられ、前記挿入対
象管路の内壁面との圧迫状態を検出するための第2の触
覚センサと、前記第1及び第2の触覚センサからの検出
信号を比較する比較回路と、この比較回路の出力に基づ
いて、前記挿入対象管路の内壁面からの圧迫を回避する
方向に前記第1及び第2の湾曲部を自動駆動させる駆動
部とを具備することを特徴とする管路内挿入装置であ
る。 【0009】 【作用】挿入対象管路内への挿入作業時には第1及び第
2の湾曲部の第1及び第2の触覚センサからの検出信号
を比較する比較回路の出力に基づいて、挿入対象管路の
内壁面からの圧迫を回避する方向に第1及び第2の湾曲
部を自動駆動させるようにしたものである。 【0010】 【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1(A)乃
至図5(D)を参照して説明する。図1(A)は電子内
視鏡1の挿入部2の先端部分を示すものである。この挿
入部2の基端部側には手元側の図示しない操作部に連結
された長尺の可撓管部3が配設されている。さらに、こ
の挿入部2の先端部側には先端構成部4、第1湾曲部5
および第2湾曲部6が先端側から順次配設されている。 【0011】また、先端構成部4の先端面には対物光学
系の対物レンズ7、照明光学系の一対の照明レンズ8、
送気送水ノズル9、処置具挿通用のチャンネル孔10等
がそれぞれ設けられている。 【0012】さらに、第1湾曲部5および第2湾曲部6
は略同一構成のもので、ここでは第1湾曲部5の構成の
みを代表して説明する。すなわち、図2(A)に示すよ
うに第1湾曲部5には挿入部2の軸心方向に沿って複数
の湾曲駒11…が並設されている。この場合、前後に隣
接する各湾曲駒11は180°の位置に配置された一対
のピン12を介して回動自在に連結されている。そし
て、図2(B)に示すように各湾曲駒11の内部側に配
設された4本の第1のアングルワイヤ13の操作によっ
て第1湾曲部5全体が4方向に湾曲変形可能になってい
る。 【0013】また、各湾曲駒11の外周面側には網状管
14が配設されており、この網状管14の外周面は弾性
材料によって形成された外被チューブ15によって被覆
されている。 【0014】各湾曲駒11の内部にはCCD用ケーブル
16、ライトガイドファイバ17、処置具挿通用のチャ
ンネル18、図示しない送気送水チューブ等がそれぞれ
配設されている。この場合、CCD用ケーブル16は対
物光学系の対物レンズ7の後方に対向配置された図示し
ないCCD(固体撮像素子)、ライトガイドファイバ1
7は照明レンズ8、チャンネル18はチャンネル孔1
0、送気送水チューブは送気送水ノズル9にそれぞれ接
続されている。 【0015】なお、第2湾曲部6の各湾曲駒11の内部
には図2(C)に示すように第1湾曲部5を4方向に湾
曲操作する4本の第1のアングルワイヤ13とともに、
第2湾曲部6を同様に4方向に湾曲操作する4本の第2
のアングルワイヤ19が配設されている。 【0016】さらに、第1のアングルワイヤ13および
第2のアングルワイヤ19は可撓管部3の可撓管20内
を通して図4に示すように操作部側に配設された第1湾
曲部5および第2湾曲部6のそれぞれの湾曲操作機構の
アングルノブ21,22に連結されている。この場合、
図2(D)に示すように可撓管部3の可撓管20内には
第1のアングルワイヤ13および第2のアングルワイヤ
19をそれぞれ被覆するコイルシース23,24が配設
されており、これらのコイルシース23,24内に第1
のアングルワイヤ13および第2のアングルワイヤ19
がそれぞれ挿通されている。 【0017】また、先端構成部4の外周面には図1
(A)に示すように内視鏡1と生体との接触の有無、お
よびその接触圧力を検出するための4つの触覚センサa
1 〜a4が固着されている。これらの触覚センサa1
4 は第1湾曲部5の湾曲方向に対応させて配置されて
いる。 【0018】さらに、各触覚センサa1 〜a4 は図1
(C)に示すように感圧導電ゴムシート25の両面に電
極26,27をそれぞれ配設し、感圧導電ゴムシート2
5の外力Fによる変形をその抵抗値変化として検出する
構成になっている。 【0019】また、第1湾曲部5および第2湾曲部6の
外周面にはそれぞれ先端構成部4の4つの触覚センサa
1 〜a4 と略同様の構成の4つの触覚センサb1
4 、c1 〜c4 が第1湾曲部5および第2湾曲部6の
湾曲方向に対応させてそれぞれ配置されている。この場
合、第1湾曲部5および第2湾曲部6の触覚センサb1
〜b4 、c1 〜c4 は図1(B)に示すように外被チュ
ーブ15と網状管14との間に介設されている。 【0020】さらに、各触覚センサa1 〜a4 、b1
4 、c1 〜c4 は図3(A)に示すように触覚検出回
路28に接続されている。この触覚検出回路28にはT
Vモニタ29および異常圧迫を知らせるスピーカ30が
それぞれ接続されている。 【0021】TVモニタ29の画面には図3(B)に示
すように挿入部2の先端部分を示す3次元画像31と、
この挿入部2の先端部分に作用する挿入対象管路の内壁
面からの圧迫状況を告知する圧迫状況告知部(圧迫状況
告知手段)32との合成画面が表示されている。この場
合、圧迫状況告知部32には各触覚センサa1 〜a4
1 〜b4 、c1 〜c4 によって検出される接触圧力を
示すマーク33a1 〜33a4 、33b1 〜33b4
33c1 〜33c4 がそれぞれ表示されている。これら
のマーク33a1 〜33a4 、33b1 〜33b4 、3
3c1 〜33c4 は例えば接触圧力の非検出時には無
色、或いは白色の状態で表示され、接触圧力の検出時に
は適宜の表示色に変色するように設定されている。 【0022】そして、電子内視鏡1の挿入部2の先端部
分を患者の体腔内、例えば肛門から大腸t(挿入対象管
路)内に挿入する挿入作業時には挿入部2の先端部分が
大腸tの腸壁との接触によって圧迫された際に、挿入部
2の挿入方向に沿う複数か所の各触覚センサa1
4 、b1 〜b4 、c1 〜c4 のいずれかによってその
圧迫部分を検出した場合にはTVモニタ29上のマーク
33a1 〜33a4 、33b1 〜33b4 、33c1
33c4 のうちその圧迫部分と対応する部分のみが表示
色に変色されることにより、挿入部2への大腸tの腸壁
からの圧迫状況をそれぞれ告知させるようになってい
る。 【0023】次に、上記構成の作用について説明する。
まず、図5(A)に示すように内視鏡の挿入部2を患者
の体腔内、例えば肛門から大腸t内に挿入する場合には
内視鏡の挿入部2は大腸t内の管路形状に合わせて湾曲
されながら押し込み操作される。 【0024】ここで、挿入部2の先端構成部4が図5
(A)に示すように大腸tの屈曲部uに達すると挿入部
2の第1湾曲部5を湾曲させながら挿入部2を押し込み
操作しても図5(B)に示すように第1湾曲部5が屈曲
部uの腸壁を押圧して伸ばすだけで、内視鏡の挿入部2
が腸壁に対して前進できなくなる、いわゆるステッキ現
象が発生する。 【0025】このとき、第1湾曲部5が大腸tの腸壁と
の接触によって圧迫された状態はこの第1湾曲部5上の
触覚センサb1 〜b4 のうちのいずれかによって検出さ
れる。そして、第1湾曲部5の各触覚センサb1 〜b4
と対応するTVモニタ29上のマーク33b1 〜33b
4 のうちその圧迫部分と対応する部分のみが表示色に変
色される。例えば、触覚センサb1 によってその圧迫部
分を検出した場合には図3(B)に示すようにTVモニ
タ29上のマーク33b1 のみが表示色に変色される。 【0026】そのため、術者がTVモニタ29上の圧迫
状況告知部32の画面を目視することにより、第1湾曲
部5への大腸tの腸壁からの圧迫状況を簡単に告知させ
ることができる。 【0027】そして、TVモニタ29上の圧迫状況告知
部32の画面を目視して第1湾曲部5が大腸tの腸壁と
の接触によって圧迫されている状態が確認された場合に
は図5(B)に示すように第2湾曲部6が腸壁からの圧
迫を回避する方向に湾曲操作される。 【0028】続いて、第1湾曲部5は図5(C)に示す
ように真っ直ぐに伸ばされ状態に変形操作されるととも
に、第2湾曲部6が押し込みながら湾曲操作される。こ
のとき、第2湾曲部6が屈曲部uの腸壁を押圧して伸ば
すだけで、内視鏡の挿入部2が腸壁に対して前進できな
くなるステッキ現象が発生すると、第2湾曲部6が大腸
tの腸壁との接触によって圧迫された状態はこの第2湾
曲部6上の触覚センサC1 〜C4 のうちのいずれかによ
って検出される。そして、第2湾曲部6の各触覚センサ
1 〜C4 と対応するTVモニタ29上のマーク33c
1 〜33c4 のうちその圧迫部分と対応する部分のみが
表示色に変色される。 【0029】そのため、この場合も術者がTVモニタ2
9上の圧迫状況告知部32の画面を目視することによ
り、第2湾曲部6への大腸tの腸壁からの圧迫状況を簡
単に告知させることができる。 【0030】そして、TVモニタ29上の圧迫状況告知
部32の画面を目視して第2湾曲部6が大腸tの腸壁と
の接触によって圧迫されている状態が確認された場合に
は図5(D)に示すように第2湾曲部6が腸壁からの圧
迫を回避する方向、すなわち湾曲を解除する方向に変形
操作される。 【0031】このように挿入部2の先端部分が第2湾曲
部6まで大腸tの屈曲部uを通過すると、以後は挿入部
2を押し込み操作するだけで残りの可撓管部3の部分を
大腸tの屈曲部uを通過させることができる。 【0032】そこで、上記構成のものにあっては電子内
視鏡1の挿入部2の挿入時にはTVモニタ29上の圧迫
状況告知部32にこの挿入部2の先端部と大腸tの腸壁
との接触圧を挿入部2の先端部分を示す3次元画像31
と対応させ、この3次元画像31の周囲に表示すること
ができる。 【0033】そのため、術者に内視鏡1からの画像情報
に加え、新しい圧力情報を与えることができるので、挿
入部2の挿入作業時に内視鏡の第1湾曲部5および第2
湾曲部6を適正に湾曲操作することができ、例えば大腸
t内に挿入部2を挿入する作業中にステッキ現象が発生
した場合であっても大腸tに不必要な圧迫を与えること
を防止して挿入部2の挿入作業の作業性を向上させるこ
とができる。 【0034】また、図6は本発明の第2の実施例を示す
ものである。これは、第1の実施例の第1湾曲部5およ
び第2湾曲部6の湾曲操作機構を電動化し、第1湾曲部
5および第2湾曲部6の外周面に装着された触覚センサ
1 〜b4 、c1 〜c4 からの検出信号にもとづいて挿
入対象管路の内壁面からの圧迫を回避する方向に第1湾
曲部5および第2湾曲部6を自動的に駆動する構成にし
たものである。 【0035】図6中で、41a,41bは第1湾曲部5
を例えば上下の各湾曲方向および左右の各湾曲方向へ湾
曲操作する各一対の第1のアングルワイヤ13の駆動モ
ータ、42a,42bは第2湾曲部6を例えば上下の各
湾曲方向および左右の各湾曲方向へ湾曲操作する各一対
の第2のアングルワイヤ19の駆動モータである。 【0036】また、43は駆動モータ41a,41bの
駆動回路、44は駆動モータ42a,42bの駆動回路
である。この場合、モータ駆動回路43、44はモータ
駆動制御部45に接続されている。 【0037】さらに、モータ駆動制御部45には操作回
路46、比較回路47が接続され、この比較回路47に
触覚検出回路48、49がそれぞれ接続されている。こ
こで、一方の触覚検出回路48には触覚センサb1 〜b
4 、他方の触覚検出回路49には触覚センサc1 〜c4
がそれぞれ接続されている。 【0038】なお、第1湾曲部5の操作回路46には第
1湾曲部5を駆動モータ41a,41bにより湾曲操作
する電動操作機能と、術者が手動で湾曲操作させる手動
操作機能とを選択的に切換える切換え機構が設けられて
おり、術者が手動で湾曲操作させることもできるように
なっている。 【0039】そこで、上記構成のものにあっては第1湾
曲部5および第2湾曲部6の外周面に装着された触覚セ
ンサb1 〜b4 、c1 〜c4 からの検出信号にもとづい
て挿入対象管路の内壁面からの圧迫を回避する方向に第
1湾曲部5および第2湾曲部6を自動的に駆動すること
ができるので、挿入部2の挿入作業の作業性を一層向上
させることができる。 【0040】さらに、第1湾曲部5の操作回路46を手
動操作機能に切換えた場合には第1の実施例と同様に電
子内視鏡1の挿入部2の挿入時にこの挿入部2の先端部
と大腸tの腸壁との接触圧をTVモニタ29上の挿入部
2の先端部分を示す3次元画像31の周囲に表示するこ
とができるので、挿入部2の挿入作業時に内視鏡の第1
湾曲部5および第2湾曲部6を適正に湾曲操作すること
ができ、挿入部2の挿入作業の作業性を向上させること
ができる。 【0041】また、図7乃至図9(B)は本発明の第3
の実施例を示すものである。これは、電子内視鏡1の挿
入部2の先端部側にその軸心方向に沿って3個以上の複
数の湾曲部51〜54…を設け、各湾曲部51〜54…
にそれぞれ例えばSMA(形状記憶合金)等のアクチュ
エータa,b,c,d,…,nを配設し、多関節化した
ものである。 【0042】ここで、アクチュエータa,b,c,d,
…,nは駆動回路55に接続されている。この駆動回路
55には操作回路56、制御部57がそれぞれ接続され
ている。さらに、各湾曲部51〜54…にはそれぞれ複
数の触覚センサa1 〜an 、b1 〜bn 、c1 〜cn
が周方向に沿って並設されている。 【0043】これらの触覚センサa1 〜an 、b1 〜b
n 、c1 〜cn …は触覚検出回路58に接続されてい
る。この触覚検出回路58は比較回路59を介して制御
部57に接続されている。 【0044】そして、この場合も触覚センサa1
n 、b1 〜bn 、c1 〜cn …からの検出信号にもと
づいて図8(A),(B)および図9(A),(B)に
示すように挿入対象管路の内壁面からの圧迫を回避する
方向に各湾曲部51〜54…のアクチュエータa,b,
c,d,…,nが駆動されるようになっている。 【0045】そこで、上記構成のものにあっては各湾曲
部51〜54…の外周面に装着された触覚センサa1
n 、b1 〜bn 、c1 〜cn …からの検出信号にもと
づいて挿入対象管路の内壁面からの圧迫を回避する方向
に各湾曲部51〜54…を自動的に駆動することができ
るので、第2の実施例の同様に挿入部2の挿入作業の作
業性を一層向上させることができる。 【0046】また、図10は本発明の第4の実施例を示
すものである。これは、第1の実施例の挿入部2の各触
覚センサa1 〜a4 、b1 〜b4 、c1 〜c4 のセンサ
本体61の構成を変更したものである。 【0047】すなわち、この実施例のセンサ本体61は
半導体製造プロセスによりマイクロダイヤフラム65を
構成し、挿入部2に作用する外力によるマイクロダイヤ
フラム65の変形を静電容量変化として検出するように
したものである。 【0048】この場合、各触覚センサa1 〜a4 、b1
〜b4 、c1 〜c4 のセンサ本体61には一対の積層板
62,63が設けられている。一方の積層板63には他
方の積層板62との接合面側に凹陥部64が形成されて
いる。そして、この凹陥部64の内底部によってマイク
ロダイヤフラム65が形成されている。さらに、この凹
陥部64の内底面には第1の電極66、また両積層板6
2,63間には第2の電極67がそれぞれ配設されてい
る。 【0049】また、第1の実施例の挿入部2の各触覚セ
ンサa1 〜a4 、b1 〜b4 、c1〜c4 は図11に示
す本発明の第5の実施例のセンサ本体71の構成にして
もよい。この場合、各触覚センサa1 〜a4 、b1 〜b
4 、c1 〜c4 の本体71には一対の平板72,73間
に例えばシリコンゴム等の透明樹脂材料によって形成さ
れた光伝送通路74が介設されている。そして、図11
中に矢印で示す外力Fによる光伝送通路74の変形を光
伝送通路74の透過光量の変化、または反射光量の変化
として検出する構成になっている。 【0050】また、図12(A)〜(C)はファイバス
コープ形の内視鏡81の挿入部82の先端部分を示すも
のである。図12(A),(B)に示すようにの先端部
分外周面には内視鏡81と生体との接触状態の有無、そ
の圧力を検出するための触覚センサ83が内視鏡81に
対して動かぬように固定されている。このセンサ83は
例えば感圧性ゴム・半導体圧力センサ・圧電素子等で構
成されており、その内部はセンサセルが多数集まったも
のである。 【0051】また、図12(C)に示すように挿入部8
2の先端部に配設された観察光学系84は光ファイバ8
5を通じて像の入力される手元側操作部に装着された接
眼部86に連結されている。この接眼部86には図12
(D)に示すように観察光学系84から光ファイバ85
を通じて送られる観察像を表示する像表示部87の外周
部位に丸枠状の接触圧表示部(接触圧力告知部)88が
配設されている。 【0052】この接触圧表示部88には触覚センサ83
が接続されている。そして、この接触圧表示部88には
触覚センサ83からの検出信号に応じて例えば図14
(A)に示すように接触圧の値が低圧側から高圧側に向
かうにしたがって青色から赤色に変色して接触圧の状態
を表示する色表示部89aが設けられている。なお、接
触圧表示部88にはこの色表示部89aに代えて図14
(B)に示すように圧力表示線を表示する圧力表示線表
示部89bを設けてもよい。 【0053】次に、上記構成の作用について説明する。
例えば、図13に示すように大腸t内に内視鏡81の挿
入部82を挿入する場合には屈曲部uを通過するために
内視鏡81のアングル操作、挿入部82の押し引き操
作、ねじり操作等の操作を行なう。この時、大腸tの壁
面に内視鏡81の挿入部82が当り、患者に苦痛を与え
てしまうおそれがあるが、この時の挿入部82の先端部
と大腸tの壁面との接触の有無、その圧力を触覚センサ
83で検出する。 【0054】この触覚センサ83からの検出信号は接眼
部86に入力され、この接眼部86の接触圧表示部88
の色表示部89aに接触圧の状態が表示される。この場
合、触覚センサ83からの検出信号の情報は挿入部82
の先端部の位置関係と対応づけられており、例えば挿入
部82の先端部の右側が大腸tの壁面に接触した場合に
は接触圧表示部89aにおける像表示部87の右側の部
分が接触している状態およびその強さが表示される。 【0055】そこで、上記構成のものにあっては接眼部
86の像表示部87の外周部位に丸枠状の接触圧表示部
88を配設したので、この接触圧表示部88に大腸t内
に挿入部82の先端部を挿入する際の内視鏡挿入部82
の先端部と大腸tの内壁面との接触圧を表示することが
できる。そのため、接眼部86で像表示部87の周囲に
観察対象像と対応させて内視鏡挿入部82の先端部と大
腸tの内壁面との接触圧を表示することで、術者に内視
鏡81からの画像情報に加え、新しい圧力情報を与える
ことができるので、内視鏡挿入部82の挿入時の状態を
確実に把握させることができ、内視鏡81の操作性を向
上させ、患者の苦痛を軽減することができる。 【0056】なお、本実施例では大腸tへの挿入例を示
したが、他の管腔臓器、例えば胃・十二指腸においても
適用される。また、あらかじめ圧力の危険値を設定して
おき、それを越えたらアラームが鳴るように設定するこ
とにより、術者により確実に危険検知を行なわせる構成
にしてもよい。 【0057】また、電子内視鏡の場合には図15に示す
ように挿入部82の先端部に配設された固体撮像素子を
有する撮像部91からの画像信号がプロセッサ92を介
してモニタ93に入力されるようになっている。この場
合、モニタ93には図16に示すように撮像部91から
の画像信号にもとづいて観察像を表示する像表示部94
と、この像表示部94の外周部位に配置された矩形枠状
の接触圧表示部95とが設けられている。 【0058】この接触圧表示部95には触覚センサ83
が接続されている。そして、この接触圧表示部95には
触覚センサ83からの検出信号に応じて接触圧の状態を
表示する例えば図14(A)に示す色表示部89a、或
いは図14(B)に示す圧力表示線表示部89bが設け
られている。 【0059】また、図17は電子内視鏡101の挿入部
102のチャンネル103内にガイドワイヤ104を挿
入した状態を示すものである。この場合、ガイドワイヤ
104の先端部外周面には図12(A),(B)と同様
の触覚センサ107が設けられている。 【0060】さらに、挿入部102の先端面には図18
に示すように内視鏡チャンネル103から出たガイドワ
イヤ104の位置を検出するためのセンサ105が設け
られ、チャンネル103の開口部の内周面にはガイドワ
イヤ104と内視鏡101の視野方向との位置関係を検
出するためのセンサ106が設けられている。 【0061】ここで、センサ105は例えば超音波セン
サ・磁気センサ等、センサ106は磁気センサ、光セン
サ等でそれぞれ構成される。そして、センサ105によ
って内視鏡101の視野内のガイドワイヤ104の有
無、またその位置、センサ106によって内視鏡101
の視野方向とガイドワイヤ104の位置関係が検出され
る。 【0062】また、内視鏡101の挿入部102の先端
部分には図19に示す固体撮像素子を備えた撮像部10
8が装着されている。この撮像部108、センサ10
5、106およびガイドワイヤ104の触覚センサ10
7はいずれも信号線を介してプロセッサ109に接続さ
れている。このプロセッサ109にはモニタ110が接
続されている。そして、プロセッサ109で処理された
信号はモニタ110に出力され、このモニタ110に図
20に示すように撮像部108からの観察像が表示され
るようになっている。 【0063】次に、上記構成の作用について説明する。
まず、内視鏡101の使用時には撮像部108からの信
号はプロセッサ109に入力され、画像を構築するため
の処置が行なわれる。このプロセッサ109には他にチ
ャンネル103に挿通されているガイドワイヤ104の
先端部に設けられている触覚センサ107からの信号、
ガイドワイヤ104と内視鏡101との位置関係を検出
するためのセンサ105、106からの信号が入力され
る。そして、センサ105では内視鏡101の視野内の
ガイドワイヤ104の有無、またその位置、センサ10
6では内視鏡101の視野方向とガイドワイヤ104の
位置関係が検出される。 【0064】なお、センサ105として超音波センサを
使用する場合にはガイドワイヤ104の先端に超音波反
射部材、また磁気センサを使用する場合にはガイドワイ
ヤ104の先端に磁性体を配設することでそれぞれガイ
ドワイヤ104の先端を検出することができる。 【0065】また、センサ106として磁気センサを用
いた場合には例えばガイドワイヤ104の上下左右4方
向に磁性体を配設することで、内視鏡101の視野方向
とガイドワイヤ104との位置関係がわかる。さらに、
センサ106として光センサを用いた場合にはガイドワ
イヤ104の上下左右方向にそれぞれ発光素子を配設
し、センサ106を受光素子とすることで同様の効果が
得られる。 【0066】そして、センサ105、106により、ガ
イドワイヤ104が内視鏡101の視野内にあることが
検出された場合にはプロセッサ109では撮像部108
で撮像した像に触覚センサ107によって検出した接触
圧の情報を、センサ105、106によって検出した像
上のガイドワイヤ104の部位に重ね合わせた状態でモ
ニタ110によって表示する。 【0067】なお、モニタ110上に表示される接触圧
の情報は例えば図14(A)に示す色表示部89a、或
いは図14(B)に示す圧力表示線表示部89bによっ
て表示してもよい。 【0068】そこで、上記構成のものにあってはモニタ
110上に表示される内視鏡像内にチャンネル103を
挿通したガイドワイヤ104が組織に与える圧力を重ね
て表示できるため、ガイドワイヤ104の挿入操作を確
実に行なえる。 【0069】なお、図17のように電子内視鏡101の
挿入部102のチャンネル103内にガイドワイヤ10
4を挿通する場合に代えて、図21に示すように電子内
視鏡111のチャンネル内に子スコープ112を挿入し
た場合でも同様に適用できることは勿論である。 【0070】また、図22はラジアル型超音波内視鏡、
または超音波プローブ121の挿入部122の先端部に
バルーン123を装着し、このバルーン123の外周面
にラジアル状に触覚センサ124を配置したものであ
る。 【0071】そこで、上記構成のものにあっては超音波
内視鏡、または超音波プローブ121を用いて断層像を
得るとき、抽出像表面のかたさを触覚センサ124によ
って検出し、断層像の周囲に抽出像表面のかたさを表示
することができる。 【0072】また、上記内視鏡、プローブを用いて3次
元像を構築する場合にも断層像に対応させ、触覚センサ
124で検出したかたさの情報を3次元像に重ねて表示
することができる。そのため、病変部の内部構造の情報
に加え、表層部のかたさも同時に得られるので、診断の
確度向上が図れる。 【0073】また、図23は多段湾曲式の内視鏡131
の挿入部132を大腸t等の管腔内に挿入した状態を示
すものである。この多段湾曲式の内視鏡131の挿入部
132には複数のセグメントからなる触覚センサ134
が設けられている。 【0074】さらに、内視鏡挿入部には多段の湾曲を行
なうため、複数の関節部133a〜133d…が並設さ
れている。各関節部133a〜133d…には図24に
示す電磁モータ、超音波モータ等のアクチュエータ13
5が設けられている。このアクチュエータ135には駆
動制御用回路が内蔵されており、前記回路には、各アク
チュエータ135に対応した触覚センサ134からの情
報と外部の中央制御装置137からの信号が入力され
る。 【0075】また、アクチュエータ135の移動量を検
出するためのセンサ136がアクチュエータ135に接
して設けられており、ここで検出された信号は外部の中
央制御装置137に送られる。 【0076】そして、触覚センサ134からの組織との
接触圧の信号は各関節部133a〜133d…に設けら
れたアクチュエータ駆動制御回路と、外部の中央制御装
置137に送られる。基本的にはセンサ134の検出し
た接触圧に応じて、検出部位に対応しているアクチュエ
ータ135を駆動制御するが、同時に中央制御装置13
7にはセンサ136により検出されたアクチュエータ1
35の移動量が入力され、内視鏡131全体の動きを把
握している。 【0077】なお、挿入部132でのセンサ−アクチュ
エータ駆動制御が内視鏡131の挿入に適しない動きを
した場合には中央制御装置137より制御信号をアクチ
ュエータ駆動制御回路に伝送する。 【0078】そこで、上記構成のものにあっては外部の
中央制御装置137で内視鏡131全体の状態を把握し
ながら挿入部132に配されたセンサ−アクチュエータ
間での駆動制御を行なうことで安全に自律分散型の制御
を行なえる。なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形
実施できることは勿論である。 【0079】 【発明の効果】本発明によれば挿入対象管路内への挿入
作業時に第1及び第2の湾曲部の第1及び第2の触覚セ
ンサからの検出信号を比較する比較回路の出力に基づい
て、挿入対象管路の内壁面からの圧迫を回避する方向に
第1及び第2の湾曲部を自動駆動させるようにしたの
で、内視鏡の挿入具の挿入作業の作業性を向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の第1の実施例を示すもので、(A)
は内視鏡の挿入部の先端部分を示す要部の斜視図、
(B)は触覚センサの装着状態を示す要部の縦断面図、
(C)は触覚センサの斜視図。 【図2】 (A)は2段式湾曲部を一部断面にして示す
要部の斜視図、(B)は(A)のL1 −L1 線断面図、
(C)は(A)のL2 −L2 線断面図、(D)は(A)
のL3 −L3 線断面図。 【図3】 圧迫状況告知部を示すもので、(A)は接触
センサの接続回路を示す概略構成図、(B)はモニタ画
面上の内視鏡先端部分の圧迫状態表示状態を示す斜視
図。 【図4】 アングルノブとアングルワイヤとの連結部を
示す平面図。 【図5】 内視鏡の挿入動作状態を示すもので、(A)
は第1湾曲部が大腸の屈曲部の腸管を押圧して圧迫を受
けている状態を示す斜視図、(B)は第2湾曲部を腸管
からの圧迫を回避する方向に湾曲させた状態を示す斜視
図、(C)は第1湾曲部を直線形状に変形し、第2湾曲
部を押し込みながら湾曲させた状態を示す斜視図、
(D)は第2湾曲部を直線形状に変形して腸管からの圧
迫を回避させた状態を示す斜視図。 【図6】 本発明の第2の実施例の要部の概略構成図。 【図7】 本発明の第3の実施例の要部の概略構成図。 【図8】 内視鏡の挿入動作状態を示すもので、(A)
は第1湾曲部が大腸の屈曲部の腸管を押圧して圧迫を受
けている状態を示す斜視図、(B)は第2湾曲部を腸管
からの圧迫を回避する方向に湾曲させた状態を示す斜視
図。 【図9】 (A)は第1湾曲部を直線形状に変形し、第
2湾曲部を押し込みながら湾曲させた状態を示す斜視
図、(B)は第2湾曲部を直線形状に変形して腸管から
の圧迫を回避させた状態を示す斜視図。 【図10】 本発明の第4の実施例を示す要部の縦断面
図。 【図11】 本発明の第5の実施例を示す要部の縦断面
図。 【図12】 (A)は内視鏡の挿入部の先端部分を示す
斜視図、(B)は先端構成部の先端面の平面図、(C)
はファイバスコープ形の内視鏡の概略構成図、(D)は
内視鏡の接眼部を示す平面図。 【図13】 大腸内に内視鏡を挿入した状態を示す側面
図。 【図14】 (A)は接眼部の接触圧力告知部の表示を
示す平面図、(B)は接触圧力告知部の変形例を示す平
面図。 【図15】 電子内視鏡の概略構成図。 【図16】 電子内視鏡のモニタを示す正面図。 【図17】 電子内視鏡のチャンネル内にガイドワイヤ
を挿入した状態を示す斜視図。 【図18】 内視鏡の挿入部先端部分の縦断面図。 【図19】 内視鏡の電気部品の結線状態を示す概略構
成図。 【図20】 電子内視鏡のモニタを示す正面図。 【図21】 電子内視鏡のチャンネル内に子スコープを
挿入した状態を示す斜視図。 【図22】 バルーン上への触覚センサの装着状態を示
す斜視図。 【図23】 多段湾曲式の内視鏡を管腔内に挿入した状
態を示す斜視図。 【図24】 アクチュエータの駆動回路を示す概略構成
図。 【図25】 従来例の内視鏡の挿入動作状態を示すもの
で、(A)は内視鏡の挿入部を大腸内に挿入した状態を
示す斜視図、(B)は湾曲部が大腸の屈曲部の腸管を押
圧して圧迫を受けている状態を示す斜視図。 【符号の説明】 2…挿入部、5…第1湾曲部、6…第2湾曲部、32…
圧迫状況告知部(圧迫状況告知手段)、a1 〜a4 、b
1 〜b4 、c1 〜c4 …触覚センサ、t…大腸(挿入対
象管路)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上 邦彰 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 日比野 浩樹 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 高山 修一 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 植田 康弘 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 吉野 謙二 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−109536(JP,A) 特開 平1−262372(JP,A) 特開 平3−272727(JP,A) 特開 昭63−95026(JP,A) 特開 平6−7287(JP,A) 特開 平3−37035(JP,A) 特開 昭63−49124(JP,A) 実開 平2−20503(JP,U) 特公 昭61−37929(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 1/00 - 1/32

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 挿入対象管路内に挿入される挿入部と、
    この挿入部の先端側に設けられる第1の湾曲部と、この
    第1の湾曲部の基端側に設けられる第2の湾曲部と、前
    記第1の湾曲部の外周面に設けられ、前記挿入対象管路
    の内壁面との圧迫状態を検出するための第1の触覚セン
    サと、前記第2の湾曲部の外周面に設けられ、前記挿入
    対象管路の内壁面との圧迫状態を検出するための第2の
    触覚センサと、前記第1及び第2の触覚センサからの検
    出信号を比較する比較回路と、この比較回路の出力に
    づいて、前記挿入対象管路の内壁面からの圧迫を回避す
    る方向に前記第1及び第2の湾曲部を自動駆動させる駆
    動部とを具備することを特徴とする管路内挿入装置。
JP30715092A 1992-11-17 1992-11-17 管路内挿入装置 Expired - Fee Related JP3368601B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30715092A JP3368601B2 (ja) 1992-11-17 1992-11-17 管路内挿入装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30715092A JP3368601B2 (ja) 1992-11-17 1992-11-17 管路内挿入装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06154154A JPH06154154A (ja) 1994-06-03
JP3368601B2 true JP3368601B2 (ja) 2003-01-20

Family

ID=17965634

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30715092A Expired - Fee Related JP3368601B2 (ja) 1992-11-17 1992-11-17 管路内挿入装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3368601B2 (ja)

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2291814T3 (es) * 1997-01-03 2008-03-01 Biosense Webster, Inc. Cateter sensible a la curbatura.
JP4445623B2 (ja) * 1999-12-10 2010-04-07 オリンパス株式会社 内視鏡装置
US9579483B2 (en) * 2006-12-29 2017-02-28 St. Jude Medical, Atrial Fibrillation Division, Inc. Pressure-sensitive conductive composite contact sensor and method for contact sensing
US8226648B2 (en) 2007-12-31 2012-07-24 St. Jude Medical, Atrial Fibrillation Division, Inc. Pressure-sensitive flexible polymer bipolar electrode
US10085798B2 (en) 2006-12-29 2018-10-02 St. Jude Medical, Atrial Fibrillation Division, Inc. Ablation electrode with tactile sensor
JP2010175962A (ja) * 2009-01-30 2010-08-12 Olympus Corp 内視鏡装置
US20140336453A1 (en) * 2011-05-09 2014-11-13 Japan Micro System Co., Ltd. Pressure sensor, endoscope and endoscope device
WO2013145638A1 (ja) * 2012-03-29 2013-10-03 テルモ株式会社 画像診断装置及びプローブ
WO2015194317A1 (ja) 2014-06-19 2015-12-23 オリンパス株式会社 内視鏡装置
JP6512393B2 (ja) * 2014-10-31 2019-05-15 国立大学法人鳥取大学 圧力センサー及び圧力センサー付き内視鏡スコープ
CN106998993B (zh) * 2014-12-19 2019-01-08 奥林巴斯株式会社 插拔辅助装置及插拔辅助方法
JP6675678B2 (ja) * 2015-07-29 2020-04-01 国立大学法人鳥取大学 鉗子器具および圧力センサ
JP6570007B2 (ja) * 2015-10-29 2019-09-04 国立大学法人鳥取大学 圧力センサ、手術用器具および手術用装置
JP6601732B2 (ja) * 2016-01-29 2019-11-06 国立大学法人鳥取大学 内視鏡用センサシステム
WO2019239545A1 (ja) * 2018-06-14 2019-12-19 オリンパス株式会社 内視鏡システムおよび挿入部の推進方法
WO2021176530A1 (ja) * 2020-03-02 2021-09-10 オリンパス株式会社 内視鏡フード、および内視鏡システム
US20230255716A1 (en) * 2022-02-17 2023-08-17 Procept Biorobotics Corporation Probes to detect tissue resistance during insertion

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06154154A (ja) 1994-06-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3368601B2 (ja) 管路内挿入装置
US8221308B2 (en) Endoscope apparatus with advancement/retreat detection means
WO2011055614A1 (ja) 内視鏡システム
JPH04325147A (ja) 診断システム
EP2190341A2 (en) Endoscope system
WO2009085924A1 (en) Endoscope including a multifunction conductor
WO2009014895A1 (en) Endoscope assembly and method of viewing an area inside a cavity
JP2003245246A (ja) 電動湾曲内視鏡装置
JP5604247B2 (ja) 内視鏡装置
JP7124061B2 (ja) 応力推定システム、応力推定装置、及び内視鏡システム
WO2018235185A1 (ja) 挿入支援装置、挿入支援方法、及び挿入支援装置を含む内視鏡装置
JP2001145630A (ja) 内視鏡の先端部位置検出装置
JPH06285009A (ja) 可撓性管状挿入具の湾曲装置
JPH0642644Y2 (ja) 内視鏡湾曲装置
JPH03109022A (ja) 内視鏡装置
JP2010175962A (ja) 内視鏡装置
JPH06169883A (ja) 内視鏡湾曲装置
US20070197860A1 (en) Endoscope inserting section with case, and method for removing endoscope inserting section
JPH0838476A (ja) 湾曲機構付超音波プローブ
US11375878B2 (en) Information presentation system including a flexible tubular insertion portion
US10085616B2 (en) Endoscope system configured to prevent mis-insertion of treatment tool in channel and method of operating the same
JP3289996B2 (ja) 内視鏡装置
JPH04246322A (ja) 内視鏡装置
JPH04295326A (ja) 内視鏡装置
US20160135910A1 (en) Method of controlling a medical master/slave system

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020604

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20021028

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071115

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081115

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091115

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees