JP3368223B2 - 無線lan装置 - Google Patents

無線lan装置

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JP3368223B2
JP3368223B2 JP01895099A JP1895099A JP3368223B2 JP 3368223 B2 JP3368223 B2 JP 3368223B2 JP 01895099 A JP01895099 A JP 01895099A JP 1895099 A JP1895099 A JP 1895099A JP 3368223 B2 JP3368223 B2 JP 3368223B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子レンジが加熱
に使用するマイクロ波の周波数帯に近い周波数帯の無線
電波を使用して、ローカルエリアネットワーク(以下
「LAN」と略称する)を構成する無線LAN装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】無線電波を使用するLANは、有線方式
のLANのような端末装置間を連結するケーブルが不要
であるので、家庭内などでも容易に導入可能であること
が期待される。また、コンビニエンスストアなどの店舗
でも、特にPOS(Point OfSales)の端末装置間など
に、好適に使用されることが期待される。無線LANと
して使用する周波数帯域としては、2.4GHz帯が割
当てられ、スペクトラム拡散(SS)方式でデータ通信
が行われる。しかしながら、2.4GHz帯の周波数
は、電子レンジが使用する加熱用のマイクロ波と同じ周
波数帯となる。電子レンジでは、加熱用に大電力のマイ
クロ波を発生し、ある程度のマイクロ波が外部に漏洩す
ることは避けられない。そのため、電子レンジなどを使
用している近傍で2.4GHz帯の周波数を使って無線
LAN装置を構成しようとすると、電子レンジからの妨
害電波が問題となる。
【0003】図8は、無線LAN装置を構成する無線端
末装置100が電子レンジ300の近傍に設けられ、電
子レンジ300からマイクロ波が発生されるタイミング
を検知して妨害を避けながら無線通信を行う構成を示
す。また図9は、図8の電子レンジ300が、商用電源
400から供給される交流電力の半周期毎にマイクロ波
を発生するタイミングを示す。電子レンジ300内に
は、電源トランス301が設けられ、マイクロ波を発生
するマグネトロンを含むマイクロ波発生回路302に電
力を供給する。マイクロ波発生回路302内のマグネト
ロンは、図9(a)に示すような商用電源400の交流
波形の半周期だけ動作して、図9(b)に示すようにマ
イクロ波を発生する。電子レンジ300の全体的な動作
は、メイン制御回路303によって制御される。
【0004】無線端末装置100では、電子レンジ30
0が動作している際に、マイクロ波発生回路302から
マイクロ波が発生している期間を検出するために、商用
電源400を入力する電源トランス101を設け、周期
・位相検知回路102で商用電源400の周期や位相を
検知する。しかしながら、商用電源400のどの位相で
マイクロ波が発生されるかは、一般に不明である。判明
していても、電子レンジ300に入力される商用電源4
00の位相と無線端末装置100に入力される商用電源
400の位相とは、コンセントにプラグを挿入する際の
極性によって180°異なる場合があるので、周期・位
相検知回路102が検知する位相と、マイクロ波発生回
路302に与えられる電源の位相とが合っているとは限
らない。そこで、アンテナ103から送受信切替回路1
04を通って受信回路105が受信するデータ中に発生
するエラーの頻度を送受信制御回路106で検知し、商
用電源400のどちらの位相で電子レンジ300から妨
害電波が発生するかを特定する。送信タイミング制御回
路107は、送受信制御回路106によって特定される
妨害電波の発生タイミングとは異なる商用電源400の
半周期でデータ通信のための送信を行い、他の半周期で
はデータ通信を停止するように、送信回路の送信タイミ
ングを制御し、無線通信の精度を確保する。このような
考え方の先行技術は、たとえば特開平9−64827な
どに開示されている。
【0005】電子レンジなどによる妨害電波に強い無線
データ通信システムを構成しようとする先行技術は、特
開平6−140966などにも開示されている。この先
行技術では、室内照明を受光する太陽電池の出力に基づ
いて商用電源の周期や位相を検出するようにしている。
ただし、図9(a)に示すような商用電源の半周期ずつ
の区間を検出することはできるけれども、図9(b)に
示すようなマイクロ波が発生する期間を検出することは
できない。このため、この先行技術では、何らかの方法
でマイクロ波が発生する期間を調べて、スイッチなどに
よる設定を行う必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図8に示すような無線
端末装置100は、電子レンジ300からマイクロ波が
発生するタイミングを検出するため、商用電源400の
周期や位相を検知するとともに、無線電波を使用するデ
ータ通信の際に発生するエラーの発生頻度と商用電源4
00の周期との関係から、商用電源400のいずれの半
周期で電子レンジ300からマイクロ波が発生されるか
を判断している。このため、無線端末装置100には、
電源トランス101や商用電源の周期・位相検知回路1
02、および送信タイミング制御回路107などを設け
る必要があり、無線端末装置100の回路規模が大きく
なってしまう。無線LAN装置は複数の無線端末装置1
00を含むので、全ての無線端末装置100に電子レン
ジ300からマイクロ波が発生するタイミングを検知す
る構成を含めると、全体としての回路規模や構成が大き
くなり、コストも上昇してしまう。また複数の無線端末
装置100にマイクロ波の発生タイミング検知機能を備
えている場合は、マイクロ波の発生タイミングをデータ
通信の際のエラーの発生頻度で判断しているので、設置
位置などの違いで、判断結果が無線端末装置100間で
異なってしまう可能性もある。
【0007】特開平6−140966のような先行技術
では、無線LAN装置を利用する人が商用電源の半周期
のうちのいずれでマイクロ波が発生するかを判断して各
無線端末装置のスイッチなどの操作を行う必要があるの
で、手間がかかり、間違う可能性もある。また、電子レ
ンジの電源プラグをコンセントから引抜いて、極性を変
えて再び挿入することがあると、それまでの設定状態と
異なる半周期でマイクロ波が発生されるようになるの
で、改めてスイッチの操作をやり直す必要が生じる。
【0008】本発明の目的は、無線LAN装置を構成す
る個々の無線端末装置側の回路規模を大きくすることな
く、電子レンジから妨害電波が発生する期間を検知し
て、妨害の少ない状態で無線電波を使用するデータ通信
を行うことができる無線LAN装置を提供することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、電子レンジの
近傍で、電子レンジで発生される加熱用のマイクロ波に
近い周波数帯の無線電波を使用して、データ通信を行う
無線LAN装置において、電子レンジ内に設置され、マ
イクロ波が発生されるタイミングを検知する検知回路、
および検知回路の検知結果を表す信号を送信する送信回
路を備える電子レンジ動作検知装置と、無線電波を使用
してデータ通信を行う複数の無線端末装置とを含み、各
無線端末装置は、電子レンジからマイクロ波が発生され
ないときに無線通信を行う第1のデータ通信方式と電子
レンジからマイクロ波が発生されるときにマイクロ波に
よる妨害が少ない状態で通信が可能な第2のデータ通信
方式とに、切換え可能な通信回路、電子レンジ動作検知
装置の送信回路からの信号を受信して、検知回路の検知
結果に従い、電子レンジからマイクロ波が発生されるタ
イミングを認識する認識回路、および認識回路の認識結
果に従って、電子レンジからマイクロ波が発生されない
タイミングでは第1のデータ通信方式、電子レンジから
マイクロ波が発生されるタイミングでは第2のデータ通
信方式となるように、通信回路を切換える制御回路とを
備え、電子レンジ動作検知装置の検知回路は、電子レン
ジのシステムを制御する信号に基づいて、マイクロ波が
発生されるタイミングを検知することを特徴とする無線
LAN装置である。
【0010】本発明に従えば、電子レンジ内には電子レ
ンジ動作検知装置が設置され、検知回路および送信回路
を備える。検知回路は、電子レンジからマイクロ波が発
生されるタイミングを検知する。送信回路は、検知回路
の検知結果を表す信号を送信する。電子レンジの近傍で
無線電波を使用してデータ通信を行う複数の無線端末装
置は、それぞれ、通信回路と、認識回路と、制御回路と
含む。通信回路は電子レンジからマイクロ波が発生され
ないときに無線通信を行う第1のデータ通信方式と、電
子レンジからマイクロ波が発生されるときにマイクロ波
による妨害が少ない状態で通信が可能な第2のデータ通
信方式とに、切換え可能である。認識回路は、電子レン
ジ動作検知装置の送信回路からの信号を受信して、検知
回路の検知結果に従い、電子レンジからマイクロ波が発
生されるタイミングを認識する。制御回路は、認識回路
の認識結果に従って、電子レンジからマイクロ波が発生
されないタイミングでは第1のデータ通信方式、電子レ
ンジからマイクロ波が発生されるタイミングでは第2の
データ通信方式となるように、通信回路を切換える。電
子レンジからマイクロ波が発生されるか否かは、電子レ
ンジ内に設置する電子レンジ動作検知装置が検知して信
号で無線端末装置に知らせるので、複数の無線端末装置
には電子レンジの動作検知のための構成を備える必要が
なく、回路規模の増大を避けることができる。マイクロ
波の発生の検知は電子レンジ内に設置される電子レンジ
動作検知装置が行って、複数の無線端末装置には検知結
果が送信されるので、各無線端末装置では同時に電子レ
ンジからマイクロ波が発生されるタイミングを認識する
ことができ、通信回路の切換えを行って妨害の少ない状
態でデータ通信を行うことができる。電子レンジからマ
イクロ波が発生されないタイミングでは、通信回路は第
1の通信方式に切換えられるので、第1の通信方式はマ
イクロ波による妨害の対策を施さなくてもよく、より効
率的なデータ通信を行うことができる。
【0011】
【0012】また、電子レンジ動作検知装置の検知回路
は、電子レンジのシステムを制御する信号に基づいてマ
イクロ波が発生するタイミングを検知するので、商用電
源の半周期を直接検知する必要はなく、また確実に電子
レンジからマイクロ波が発生されるタイミングを検知す
ることができる。
【0013】また本発明で前記電子レンジ動作検知装置
の送信回路は、前記無線端末装置に対して、前記データ
通信を行う周波数帯の無線電波で前記検知回路の検知結
果を表す信号を送信することを特徴とする。
【0014】本発明に従えば、電子レンジ動作検知装置
の送信回路は、無線端末装置がデータ通信を行う周波数
帯の無線電波で検知回路の検知結果を表す信号を送信す
るので、無線端末装置はデータ通信用の通信回路を電子
レンジ動作検知装置からの信号の受信にも用いることが
でき、構成の簡略化を図ることができる。
【0015】また本発明で前記無線端末装置の通信回路
は、周波数分割によって複数の周波数帯域に分けて無線
電波を使用してのデータ通信を行う機能を有し、前記第
2のデータ通信方式では、前記マイクロ波による妨害の
影響が少ない周波数帯を選択してデータ通信が行われる
ことを特徴とする。
【0016】本発明に従えば、通信回路は周波数分割に
よって複数の周波数帯域に分けて無線電波を使用しての
データ通信を行う機能を有する。第2のデータ通信方式
では、マイクロ波による妨害の発生が少ない周波数帯を
選択して確実な通信を行い、マイクロ波の発生しないと
きには、より効率的なデータ通信を行うことができる。
【0017】また本発明で前記無線端末装置の通信回路
は、時間分割多重によって複数のデータを多重化する機
能を有し、前記第2のデータ通信方式では、前記マイク
ロ波による妨害が少なくなるように多重数を低下させる
ことを特徴とする。
【0018】本発明に従えば、無線端末装置の通信回路
は、時間分割多重によって複数のデータを多重化する機
能を有し、電子レンジからマイクロ波が発生するときに
切換えられる第2のデータ通信方式では、マイクロ波に
よる妨害が少なくなるように多重数を低下させるので、
電子レンジからマイクロ波が発生されても妨害が少ない
状態で信頼性の高いデータ通信を効率よく行うことがで
きる。
【0019】また本発明で前記無線端末装置の認識回路
は、前記電子レンジ動作検知装置の送信回路からの信号
を受信する際に、データのエラーの検知を行い、無線端
末装置は、認識回路によるデータのエラー検知結果を外
部に報知する報知手段をさらに含むことを特徴とする。
【0020】本発明に従えば、無線端末装置の認識回路
は電子レンジ動作検知装置の送信回路からの信号を受信
する際にデータのエラーの検知を行い、無線端末装置に
含まれる報知手段で、認識回路のエラー検知結果は外部
に報知される。無線端末装置を利用して無線LANを構
成し、データ通信を行う利用者は、報知手段の報知結果
に基づいて、通信の信頼性が確保できないことを認識す
ることができる。
【0021】
【0022】
【0023】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態と
しての無線LAN装置の概略的な電気的構成を示す。本
実施形態の無線LAN装置は、複数の無線端末装置1
が、2.4GHzの周波数帯域のSS方式の無線通信で
データ通信を行う。各無線端末装置1内には、無線電波
の送受信を行うためのアンテナ2と、アンテナ2を送信
側あるいは受信側に切換えるための送受信切替回路3
と、アンテナ2によって受信される電波を電気的に増幅
し、受信信号を認識する受信回路4と、受信回路4の認
識結果に基づいて通信方式の切換えを行う送受信制御回
路5と、送受信制御回路5の制御に基づいて、通信方式
を切換え可能な送信回路6と、発光回路7とが含まれ
る。
【0024】本実施形態では、電子レンジ200側に、
マイクロ波の発生タイミングを検知する構成を設ける。
電子レンジ200内の、電源トランス201、マイクロ
波発生回路202およびメイン制御回路203は、図8
に示す電子レンジ300での、電源トランス301、マ
イクロ波発生回路302およびメイン制御回路303と
それぞれ基本的に同等である。本実施形態では、マイク
ロ波発生回路202からマイクロ波が発生させるタイミ
ングを、マイクロ波発生タイミング検知回路204で検
知する。マイクロ波発生タイミング検知回路204で検
知されるマイクロ波を発生する周期・位相は、アンテナ
205から送信する無線電波を介して無線端末装置1に
伝達される。アンテナ205は送受信切替回路206に
よって送信側と受信側とに切換えられる。受信側には受
信回路207が設けられ、送受信制御回路208によっ
て、送信回路209とともに制御される。本実施形態で
は、電子レンジ200内に、マイクロ波発生タイミング
検知回路204、アンテナ205、送受信切替回路20
6、受信回路207、送受信制御回路208および送信
回路209を含む電子レンジ動作検知装置210が設け
られていることになる。
【0025】電子レンジ200が動作する際には、電子
レンジ200のシステムを制御するメイン制御回路20
3がマイクロ波発生回路202を制御する。マイクロ波
発生タイミング検知回路204は、メイン制御回路20
3からマイクロ波発生回路202への制御信号を検知し
て、マイクロ波が発生する周期・位相を検知する。この
ように、図8に示すような先行技術の構成とは異なっ
て、電子レンジ200の内部でマイクロ波を発生させる
制御信号を直接検知するので、マイクロ波が発生するタ
イミングを確実に検知することができる。このため、商
用電源400に同期しないでマイクロ波が発生されて
も、確実に検知することができる。マイクロ波発生タイ
ミング検知回路204の検知結果は、送受信制御回路2
08に与えられ、無線端末装置1から送信要求があった
場合に、送信回路209、送受信切替回路206および
アンテナ205から、電子レンジ200がマイクロ波を
発生するタイミングを無線端末装置1側へ送信する。
【0026】無線端末装置1は、送受信切替回路3を受
信状態に切換え、アンテナ2から受信する電波を受信回
路4で復調し、復調したデータを送受信制御回路5に入
力する。このようにして、無線端末装置1は、電子レン
ジ200からマイクロ波が発生するタイミングを認識す
ることができる。
【0027】本実施形態の無線端末装置1の受信回路4
および送信回路6は、他の無線端末装置1とデータ通信
を行う際に、図2に示すようにデータ通信に使用する周
波数を複数の周波数帯域に分割し、マルチチャネル方式
で通信する機能を有する。すなわち、図8(a)に示す
ように電子レンジからの妨害電波は、たとえば図8
(b)に示す2477MHzを中心周波数とするチャネ
ルに対して影響が大きくなる。このため、電子レンジか
らのマイクロ波が発生されるタイミングでは、図8
(b)に示す2484MHzや2491MHzを中心周
波数とするマイクロ波の影響の少ないチャネルを送受信
制御回路5で選択して、送信回路6、送受信切替回路3
およびアンテナ2を用いてデータの送信を行う。マイク
ロ波が発生されないタイミングでは、図8(c)に示す
ような2484MHzを中心周波数とする単一チャネル
の広い周波数帯域を使用するスペクトラム拡散(SS)
方式を用いてデータ通信を行い、マイクロ波の発生され
るタイミングでは妨害の影響を少なくするようにチャネ
ルを切換える。
【0028】図2(c)に示すように、広い周波数を利
用して単一チャネルのSS方式でデータ通信を行えば、
電子レンジからの妨害電波の影響がない限り、信頼性が
高くかつ高密度でデータ通信を行うことができる。電子
レンジからの妨害電波の影響がある場合には、図2
(b)に示すような影響がある範囲のチャネルを除いて
マルチチャネル方式でデータ通信を行うことによって、
妨害電波の影響があっても信頼性が高く、かつ可能な限
り高速でデータ通信を行うことができる。本実施形態で
は、電子レンジからのマイクロ波が発生されるタイミン
グでも、マルチチャネル方式でその影響を少なくした状
態で効率的なデータ通信を行うことができるので、たと
えばマイクロ波の発生期間中はデータ通信を停止する先
行技術に比較し、全体として通信速度を高く保って無線
LAN装置を構成することができる。
【0029】図3は、図1の実施形態の無線LAN装置
で電子レンジ200側がマイクロ波の発生タイミングを
検知しながら無線データ通信を行う手順を示す。ステッ
プa1からマイクロ波の検知を開始する。ステップa2
では、マイクロ波発生タイミング検知回路204が、マ
イクロ波が発生する周期・位相を検出する。ステップa
3では、マイクロ波発生タイミング検知回路204から
送受信制御回路208に、マイクロ波の発生するタイミ
ングが送られる。ステップa4では、無線端末装置1か
ら送信要求が受信されているか否かを判断する。受信さ
れていなければ、ステップaに戻り、電子レンジ動作検
知装置210内でマイクロ波発生タイミングの検知動作
を続ける。
【0030】ステップa4で、無線端末装置1からの送
信要求が受信されれば、ステップa5で送受信制御回路
208は、送受信切替回路206を送信状態に切換え
る。ステップa6では、送受信制御回路208は、送信
回路209にデータを送り、送信回路209でデータに
従う変調を行い、高周波信号を発生させる。ステップa
7では、データに従って変調した高周波信号を送受信切
替回路206からアンテナ205へ供給し、無線電波と
して送信する。ステップa8では送受信制御回路208
が、送受信切替回路206を受信状態に切換える。ステ
ップa9では、無線端末装置1から、データ受信の応答
を表すACK信号を受信しているか否かを判断する。A
CK信号を受信していないと判断されるときにはステッ
プa5に戻り、データの送信を繰返す。ステップa9で
無線端末装置1からのACK信号を受信していると判断
されるときには、ステップa2に戻り、マイクロ波の発
生タイミングの検知を続ける。
【0031】図4は、図1の無線端末装置1側での動作
手順を示す。ステップb1でマイクロ波の発生検知手順
を開始し、ステップb2では、送受信制御回路5が送受
信切替回路3を送信状態に切換える。ステップb3で
は、送受信切替回路5が、送信回路6に送信要求データ
を送り、送信回路6で高周波信号の変調を行う。ステッ
プb4では、変調された送信要求データを送受信切替回
路からアンテナ2に与え、アンテナ2から無線電波とし
て送信する。ステップb5では、送受信制御回路5が送
受信切替回路3を受信状態に切換える。
【0032】ステップb6では、電子レンジ200から
のマイクロ波発生タイミングを受信したか否かを判断す
る。タイミングを受信していないときには、ステップb
7で内部のカウンタの計数値T0を1だけ増加させる。
ステップb8では、計数値T0が無線端末装置1から送
信要求を出して電子レンジ200から通常受信データが
戻ってくる時間に対応するN1以上となっているか否か
を判断する。T0≧N1でないと判断されるときには、
ステップb6に戻る。ステップb8で、T0≧N1と判
断されるときには、ステップb9で、送信制御回路5
は、無線通信の状態が悪いと見なし、発光回路7をON
にして、ユーザに対して無線通信状態が悪いことを報知
する。
【0033】ステップb6で、電子レンジ200からの
マイクロ波発生タイミングを受信したと判断されるとき
には、ステップb10で、送受信制御回路5は送受信切
替回路3を送信状態に切換える。ステップb11では、
送受信制御回路5がACK信号を送信回路6、送受信切
替回路3からアンテナ2を経て送信する。ステップb1
2では、ステップb6で受信したマイクロ波発生タイミ
ングに従い、マイクロ波が発生しているか否かを判断す
る。マイクロ波が発生していないと判断されるときに
は、ステップb13で通常の通信を行う。ステップb1
2で、マイクロ波が発生していると判断されるときに
は、ステップb14で、周波数を変更して送信するか否
かを判断する。周波数を変更して送信すると判断される
ときには、ステップb15で周波数可変による通信を行
う。ステップb14で周波数を変更して送信しないと判
断されるときには、ステップb16で、たとえば多重数
可変による通信を行う。多重数可変による通信について
は後述する。
【0034】図5は、図4のステップb15で行う、周
波数可変による通信で送信を行う手順を示す。ステップ
c1から周波数可変による送信の手順を開始し、ステッ
プc2では他の無線端末装置へ送信するデータがあるか
否かを判断する。データがないと判断されるときには、
ステップc3に移り送受信制御回路5は、送受信切替回
路3を受信状態に切換える。ステップc4では、送受信
制御回路5は、送信する周波数を切換える。ステップc
5では、アンテナ2から受信した電波を受信回路4で復
調する。ステップc6では、復調したデータを送受信制
御回路5に送る。ステップc7では、他の無線端末装置
から正常にデータを受信しているか否かを判断する。正
常にデータ受信していると判断されるときには、ステッ
プc8で、送受信制御回路5は、送受信切替回路3を送
信状態に切換える。次にステップc9で、データを受信
した他の無線端末装置へ、応答のためのACK信号を送
信し、図4のステップb1に移る。ステップc7で他の
無線端末装置から正常にデータを受信していないと判断
されるときには、ステップc10で、送受信制御回路5
は、送受信切替回路3を送信状態に切換える。次にステ
ップc11で、他の無線端末装置に再送信を要求し、ス
テップc5に戻る。
【0035】ステップc2で他の無線装置へ送信するデ
ータがあると判断されるときには、ステップc12で送
受信制御回路5は、送受信切替回路3を送信状態に切換
える。ステップc13では、送受信制御回路5が送信す
る周波数を切換える。ステップc14では、送受信制御
回路5が送信回路6に送信するデータを送り、送信回路
6で高周波信号の変調を行う。ステップc15では、変
調された送信データを送受信切替回路3からアンテナ2
に送り、無線電波として送信する。ステップc16で
は、送受信制御回路5が送受信切替回路3を受信状態に
切換える。ステップc17では、他の無線端末装置から
の応答であるACK信号を受信したか否かを判断する。
受信していないと判断されるときには、ステップc18
で内部のカウンタの計数値T0を1だけ増加させる。ス
テップc19では計数値T0が無線端末装置からデータ
を送信して他の無線端末装置から通常ACK信号が戻っ
てくる時間として設定される時間に対応するN1以上と
なっているか否かを判断する。T0≧N1でないと判断
されるときには、ステップc17に戻る。ステップc1
9で、T0≧N1であると判断されるときには、ステッ
プc20で、再度送信を行うか否かを判断する。再度送
信を行うと判断されるときには、ステップc14に戻
る。ステップc20で再度送信は行わないと判断される
ときには、ステップc21で、送受信制御回路5は、無
線通信の状態が悪いと見なし、発光回路7をONにし
て、外部に無線通信状態が悪いことを報知する。ステッ
プc17で、他の無線端末装置からのACK信号を受信
していることには、図4のステップb1に戻る。
【0036】図6は、本発明の実施の他の形態として、
図4のステップb16で行う多重数可変による通信の際
の手順を示す。多重数可変による通信のための送信は、
ステップd1から開始される。多重数可変による送信の
際のステップd1からステップd21までの各ステップ
は、基本的に図5に示す周波数可変による送信の際のス
テップc1からステップc21の各ステップと同等であ
る。ただし、ステップd4およびステップd13は、送
信する多重数を切換える点で、送信する周波数を切換え
る図5のステップc4およびステップc13と異なる。
【0037】図7は、本発明の実施の他の形態として
の、多重数可変による通信についての基本的な考え方を
示す。本実施形態では、ある一定周期内で遅延時間の異
なる複数のデータを時間分割多重方式で多重化し、多重
化数を選択可能とすることを特徴とする。このような機
能によって、無線端末装置1は、マイクロ波が発生する
タイミングにおいて、妨害電波による影響がない程度に
多重数を低下させ、送受信制御回路5で選定する。次に
無線端末装置1は、送信回路6、送受信切替回路3およ
びアンテナ2によって、多重数を少なくした状態で電波
を送信するので、マイクロ波が発生するタイミングにお
いても精度の高い送受信が可能になる。また、各実施形
態で示すように、送受信制御回路5は、受信回路4で復
調したデータのエラーを検知した場合には、通信の信頼
性が確保できないと判断し、発光回路7をONさせるこ
とによって、電波の状態が悪いことをユーザに認識させ
る。なお、ユーザへの報知は、発光回路7で発光させる
ばかりではなく、ブザーなどの音響手段を通じて行うこ
ともできる。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、電子レン
ジ内に設置される電子レンジ動作検知装置で電子レンジ
からマイクロ波が発生されるタイミングを確実に検知
し、無線LANを構成する複数の無線端末装置に信号と
して伝達することができるので、全体として回路規模の
増大を防ぎ、かつマイクロ波の発生による無線データ通
信に対する妨害を少なくしてデータ通信を行うことがで
きる。
【0039】また、電子レンジからマイクロ波が発生さ
れるタイミングの検知は、電子レンジのシステムを制御
する信号に基づいて行うので、商用電源に同期し、その
半周期毎にマイクロ波を発生する場合であっても、商用
電源の周期や位相を直接判断し、さらに半周期毎にいず
れの半周期でマイクロ波が発生されるかを判断する必要
がなく、直接マイクロ波が発生するタイミングを検知す
ることができる。また、マイクロ波の発生が商用電源の
交流電力波形と無関係に行われるようなときであって
も、マイクロ波発生を示す制御信号からタイミングを検
知することができるので、正確なタイミングの検知を行
うことができる。
【0040】また本発明によれば、無線LANを構成す
る無線端末装置間でデータ通信を行う無線電波と同じ周
波数帯の無線電波で検知結果を表す信号を送信するの
で、無線端末装置側では無線データ通信を行う周波数帯
の受信回路などをそのまま利用して、電子レンジからマ
イクロ波が発生されるタイミングを簡単な構成でかつ確
実に認識することができる。
【0041】また本発明によれば、無線端末装置の通信
回路は、複数の周波数帯域に分けて無線電波を使用して
のデータ通信を行い、電子レンジからマイクロ波が発生
されるときには、マイクロ波による妨害の影響が少ない
周波数帯を選択してデータ通信が行われるので、データ
通信を停止することなく、かつ妨害の程度に合わせて確
実に信頼性の高いデータ通信を行わせることができる。
【0042】また本発明によれば、時分割多重によって
複数のデータを多重化してデータ通信を行う際に、電子
レンジからのマイクロ波の発生があるときには、マイク
ロ波による妨害が少なくなるように多重数を低下させて
データ通信を行うので、データ通信を停止させなくても
信頼性の高い状態でデータ通信を行うことができる。
【0043】また本発明によれば、電子レンジに設置す
る電子レンジ動作検知装置からの受信の際に、データの
エラーの検知が行われ、検知結果は報知手段によって無
線端末装置の外部に報知される。電子レンジからの妨害
電波によって、無線電波を使用するデータ通信に支障が
生じているときにはエラーの検知でエラーとして検知さ
れる頻度が高くなり、無線LANを利用するユーザなど
に無線電波の伝搬情況が悪いことを認識させることがで
きる。
【0044】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の無線LAN装置の概略
的な電気的構成を示すブロック図である。
【図2】図1の無線LAN装置で周波数分割によるマル
チチャネル方式で電子レンジからの妨害電波の影響を受
けにくくする考え方を示すグラフである。
【図3】図1の電子レンジ動作検知装置210によるマ
イクロ波検知動作手順を示すフローチャートである。
【図4】図1の無線端末装置1によるマイクロ波検知動
作の手順を示すフローチャートである。
【図5】図4のステップb15以下の周波数可変による
通信の際の送信手順を示すフローチャートである。
【図6】図4のステップb16以下の多重数可変による
通信のための送信手順を示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施の他の形態として、多重数可変に
よる通信についての基本的な考え方を示すタイムチャー
トである。
【図8】先行技術による無線LAN装置の概略的な電気
的構成を示すブロック図である。
【図9】図8の電子レンジ300が商用電源400の半
周期毎にマイクロ波を発生するタイミングを示すタイム
チャートである。
【符号の説明】
1 無線端末装置 2 アンテナ 3 送受信切替回路 4 受信回路 5 送受信制御回路 6 送信回路 7 発光回路 200 電子レンジ 202 マイクロ波発生回路 203 メイン制御回路 204 マイクロ波発生タイミング検知回路 205 アンテナ 206 送受信切替回路 207 受信回路 208 送受信制御回路 209 送信回路 210 電子レンジ動作検知装置

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子レンジの近傍で、電子レンジで発生
    される加熱用のマイクロ波に近い周波数帯の無線電波を
    使用して、データ通信を行う無線LAN装置において、 電子レンジ内に設置され、マイクロ波が発生されるタイ
    ミングを検知する検知回路、および検知回路の検知結果
    を表す信号を送信する送信回路を備える電子レンジ動作
    検知装置と、 無線電波を使用してデータ通信を行う複数の無線端末装
    置とを含み、 各無線端末装置は、 電子レンジからマイクロ波が発生されないときに無線通
    信を行う第1のデータ通信方式と電子レンジからマイク
    ロ波が発生されるときにマイクロ波による妨害が少ない
    状態で通信が可能な第2のデータ通信方式とに、切換え
    可能な通信回路、 電子レンジ動作検知装置の送信回路からの信号を受信し
    て、検知回路の検知結果に従い、電子レンジからマイク
    ロ波が発生されるタイミングを認識する認識回路、およ
    び認識回路の認識結果に従って、電子レンジからマイク
    ロ波が発生されないタイミングでは第1のデータ通信方
    式、電子レンジからマイクロ波が発生されるタイミング
    では第2のデータ通信方式となるように、通信回路を切
    換える制御回路とを備え、 電子レンジ動作検知装置の検知回路は、電子レンジのシ
    ステムを制御する信号に基づいて、マイクロ波が発生さ
    れるタイミングを検知することを特徴とする無線LAN
    装置。
  2. 【請求項2】 前記電子レンジ動作検知装置の送信回路
    は、前記無線端末装置に対して、前記データ通信を行う
    周波数帯の無線電波で前記検知回路の検知結果を表す信
    号を送信することを特徴とする請求項1記載の無線LA
    N装置。
  3. 【請求項3】 前記無線端末装置の通信回路は、 周波数分割によって複数の周波数帯域に分けて無線電波
    を使用してのデータ通信を行う機能を有し、 前記第2のデータ通信方式では、前記マイクロ波による
    妨害の影響が少ない周波数帯を選択してデータ通信が行
    われることを特徴とする請求項1または2記載の無線L
    AN装置。
  4. 【請求項4】 前記無線端末装置の通信回路は、 時間分割多重によって複数のデータを多重化する機能を
    有し、 前記第2のデータ通信方式では、前記マイクロ波による
    妨害が少なくなるように多重数を低下させることを特徴
    とする請求項1または2記載の無線LAN装置。
  5. 【請求項5】 前記無線端末装置の認識回路は、前記電
    子レンジ動作検知装置の送信回路からの信号を受信する
    際に、データのエラーの検知を行い、 無線端末装置は、認識回路によるデータのエラー検知結
    果を外部に報知する報知手段をさらに含むことを特徴と
    する請求項1〜4のいずれかに記載の無線LAN装置。
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