JP3367613B2 - マルチカートナー - Google Patents

マルチカートナー

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JP3367613B2
JP3367613B2 JP16351492A JP16351492A JP3367613B2 JP 3367613 B2 JP3367613 B2 JP 3367613B2 JP 16351492 A JP16351492 A JP 16351492A JP 16351492 A JP16351492 A JP 16351492A JP 3367613 B2 JP3367613 B2 JP 3367613B2
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正明 皆川
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  • Container Filling Or Packaging Operations (AREA)
  • Supplying Of Containers To The Packaging Station (AREA)
  • Closing Of Containers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、清涼飲料の瓶又は缶な
ど、同一の商品を複数まとめて収納包装するいわゆるマ
ルチパックに係わり、さらに詳しくは該マルチパックを
行なうマルチカートナーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記形式のマルチパックの代表的な例を
図8乃至図10に示してある。一枚のブランク板10の
両側のフラップ部分11,12同志を各フラップ孔13
に対応する係止片14を押し込むことにより係合させて
底部を形成し、図10のように出来上がる。図10には
示されていないが、実際には商品が収納された状態で包
装され、符号15で示すものは商品と商品との間に中仕
切として挿入される仕切板(以下「キール」と称す
る。)であり、一方のフラップ部分11の外端縁に連結
して設けられている。
【0003】このようなマルチパックを実際に行なう従
来のマルチカートナーの代表的な例を図11に示してあ
る。これによると、同一商品(例えば図示のような瓶)
の集合体20および上記構造のブランク板10は一緒に
搬送され、この搬送経路に沿って配置された棒又は帯状
の折り曲げガイド部材21により、まず、ブランク板1
0は集合体20のまわりを包み込むように所定方向へ折
り曲げられ、同時にキール15は商品と商品との間に挿
入される。続いて、配置されたロック締め手段22によ
り、ブランク板10のフラップ部分11,12同志が係
合固定されて、包装が完成する。
【0004】しかし、このような従来のマルチパック
は、収納した商品を一部取り出した際の保形性が不十分
で、容器が変形したり、底部の係合が外れたりするとい
う不都合があったため、本出願人は図4乃至図6に示す
ような構造のマルチパックを先に提案している(実願平
3-41339号)。
【0005】すなわち、一枚のブランク板30の両側の
フラップ部分31,32同志を係合状態に保持するの
に、一方のフラップ部分31の係止片33と他方のフラ
ップ部分32のフラップ孔34との係合に先立ち、係止
片33の両側に設けた切り込み線35に他方のフラップ
部分32の外縁が差し込まれてフラップ部分31と部分
的に重なり、摩擦係合するようにして、引っ張り力だけ
でなく押圧力に対しても充分な強度を与えたものであ
る。
【0006】ところが、上記ブランク板30を図11に
示した従来のマルチカートナーで組み立てると、キール
37が正規の位置まで挿入される以前に商品同志が密着
しキール37の挿入を妨げる。マルチパックの底部は、
キール37が接続されたフラップ部分31の切り込み3
5の間にもう一方のフラップ部分32が挿入される構造
であるため、このような状態(図7(a)参照)でロッ
ク締めを実施しようとすると、キール37の基部がもう
一方のフラップ部分32の位置より下方向へ突き出てし
まい、フラップ部分32を挿入することが出来ない(同
図(b)参照)。したがって、フラップ部分31,32
同志の係合固定がなされないまま、ラインを通過して、
包装不良となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
課題に鑑みなされたもので、本出願人が先に提案した上
記構造のブランク板での包装を可能とするマルチカート
ナーを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、同一商品を複数まとめて収納包
装するマルチカートナーであって、一枚のブランク板の
2つのフラップ部分を係合させて底部を形成する構造の
ブランク板および同一商品の集合体を一緒に搬送する搬
送経路に沿って前記ブランク板を所定方向に折り曲げる
べく配置された棒または帯状の折り曲げガイド部材と、
該折り曲げガイド部材の後に搬送経路に沿って配置され
た平面状ガイド部材と、該平面状ガイド部材に穿けられ
た溝を通してここを通過するブランク板と接触する爪部
を間欠的に出没せしめる手段と、前記平面状ガイド部材
の後に配置された前記ブランク板の2つのフラップ部分
同志を係合固定するロック締め手段とを具備したことを
特徴とする。
【0009】また、請求項2の発明は、前記爪部を間欠
的に出没せしめる手段が、円周上に所定間隔をもって配
置された爪部を有し、ブランク板および同一商品の集合
体の搬送速度に同期して回転する円盤部材であることを
特徴とする。
【0010】
【作用】このような本発明にあっては、折り曲げガイド
部材によって折り曲げられた状態のブランク板は、底部
の一方のフラップ部分に接続されたキールの基部が突き
合うもう一方のフラップ部分と同位置又はこれより下方
向へ突き出た状態にあるが、この状態で次の平面状ガイ
ド部材の上を通過すると、平面状ガイド部材に穿けられ
た溝から間欠的に出没する爪部がここを通過するキール
の基部を上へ押上げるため、ここの間にもう一方のフラ
ップ部分を挿入できる。したがって、続くロック締め工
程にて底部のフラップ部分同志が完全に係合固定されて
マルチパックが完了する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について添付図面を参
照しながら詳述する。
【0012】図1および図2はそれぞれ本発明のマルチ
カートナーの一実施例の構成を示す断面図および平面図
である。
【0013】同一商品の集合体20およびブランク板3
0は一緒に搬送され、この搬送経路に沿ってまず棒状又
は帯状の折り曲げガイド部材21及び23が配置されて
いる。このブランク板30は前述したように図4乃至図
6に示す構造のブランク板である。
【0014】上記折り曲げガイド部材21,23の後に
は搬送経路に沿って平面状ガイド部材40が配置されて
いる。該平面状ガイド部材40の中央よりやや片一方へ
寄った位置に搬送方向に沿って長穴状の溝41が穿設さ
れている。さらに、該溝41の直下には、円周上に所定
間隔をもって配設された爪部42を有する回転可能な円
盤部材43が配置されており、円盤部材43の回転によ
って爪部42は溝41を通して平面状ガイド部材40上
に間欠的に出没せしめられる構成となっている。また、
図示していないが、平面状ガイド部材40の搬送方向に
沿った両側には、ブランク板30が搬送方向と垂直な方
向に動くのを規制する左右方向ガイド部材が設けられて
いる。
【0015】さらに、図1および図2には図示はない
が、平面状ガイド部材40の後には前述の図11に示し
たものと同様なロック締め手段22が配置されている。
【0016】本実施例のマルチカートナーは以上のよう
に構成されているが、次にその動作について説明する。
【0017】搬送経路を集合体20と一緒に搬送されて
きたブランク板30は折り曲げガイド部材21,23に
よって集合体20のまわりを包み込むように所定方向へ
折り曲げられていき、同時にキール37が商品間に挿入
され、図3(a)に示す如く、底部を形成する2つのフ
ラップ部分31,32が互に突き合わされた状態とな
る。このとき、キール37の基部はフラップ部分32と
同位置あるいはこれより下方向へ突き出た状態にあり、
このままではフラップ部分32はフラップ部分31の切
り込み35内に挿入できない。
【0018】この状態で集合体20を収納したブランク
板30は次の平面状ガイド部材40上へ搬送される。こ
のとき、ブランク板30のキール37の基部(図3
(a)のBで示す箇所)の通過する間隔と円盤部材43
の爪部42が平面状ガイド部材40上に出現する間隔と
が一致するように、あらかじめ円盤部材43の回転速度
をブランク板30の搬送速度に同期させておけば、ブラ
ンク板30が平面状ガイド部材40上を通過する際に、
円盤部材43の爪部42が溝41を通してブランク板3
0のキール37の基部Bと接触してこれを上へ押し上げ
る。ブランク板30は搬送方向に沿った両側の動きが前
述の左右方向ガイド部材によって規制されるので、キー
ル37の基部Bが上へ押し上げられると同時に左右方向
からの規制力がブランク板30の底部に加わり、フラッ
プ部分32はフラップ部分31の切り込み35内に挿入
され、両者は摩擦係合する(図3(b)参照)。
【0019】さらに、こうして平面状ガイド部材40上
を通過したブランク板30は続くロック締め手段によっ
て、フラップ部分31の係止片33がフラップ部分32
のフラップ孔34内に押し込まれて係合し、これで底部
の2つのフラップ部分31,32同志が強固に係合固定
されて、包装が完了する。
【0020】なお、本実施例では、爪部を円周上に有す
る円盤部材を回転させることにより爪部を溝部を通して
平面状ガイド部材面に間欠的に出没せしめる構成として
いるが、円盤部材の代わりに回転するベルト部材を使用
することも出来る。また、このような回転部材によらず
に、爪部をブランク板の動きに同期させて上下動させる
ことにより、爪部が間欠的に出没するような手段を採用
することも出来る。
【0021】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のマ
ルチカートナーによれば、折り曲げガイド部材によって
所定方向へ折り曲げられたブランク板が次の平面状ガイ
ド部材の上を通過した際、平面状ガイド部材に穿けられ
た溝から間欠的に出没する爪部が22を通過するブラン
ク板のキールの基部を上へ押し上げるようにしたので、
ここの間にもう一方のフラップ部分を挿入でき、底部の
フラップ部分同志が部分的に重なって摩擦係合し、続く
ロック締め工程を経て底部のフラップ部分同志を完全に
係合固定することができる。したがって、引っ張り力だ
けでなく押圧力に対しても充分な強度を有し、収納した
商品を一部取り出した際にも十分な保形性を有するマル
チパックを実現することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す断面図である。
【図2】本発明の一実施例の構成を示す平面図である。
【図3】本発明における底部の2つのフラップ部分の係
合状態を説明するための図である。
【図4】使用するブランク板の展開平面図である。
【図5】図4に示すブランク板の組み立てた状態の底面
図である。
【図6】図4に示すブランク板の組み立てた状態の斜視
図である。
【図7】本発明に係わるブランク板を従来のマルチカー
トナーにて組み立てた場合における底部の2つのフラッ
プ部分の係合状態を説明するための図である。
【図8】従来構成のブランク板の底部を組み立てる直前
の底面図である。
【図9】従来構成のブランク板の組み立てた状態の底面
図である。
【図10】従来構成のブランク板の組み立てた状態の斜
視図である。
【図11】従来のマルチカートナーの構成を示す斜視図
である。
【符号の説明】
10 ブランク板 11,12 フラップ部分 13 フラップ孔 14 係止片 15 キール 20 商品の集合体 21,23 折り曲げガイド部材 22 ロック締め手段 30 ブランク板 31,32 フラップ部分 33 係止片 34 フラップ孔 35 切り込み線 36 折曲線 37 キール 40 平面状ガイド部材 41 溝 42 爪部 43 円盤部材
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−4016(JP,A) 特開 昭58−125419(JP,A) 特公 昭45−24637(JP,B1) 実用新案登録2579649(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B31B 1/36 B31B 5/00 B65B 5/02 B65B 5/06 B65B 7/24 B65B 17/02 B65B 21/00 B65B 21/24 B65B 43/52 B65B 49/00 B65B 49/02 B65B 49/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一商品を複数まとめて収納包装するマ
    ルチカートナーであって、一枚のブランク板の2つのフ
    ラップ部分を係合させて底部を形成する構造のブランク
    板および同一商品の集合体を一緒に搬送する搬送経路に
    沿って前記ブランク板を所定方向に折り曲げるべく配置
    された棒または帯状の折り曲げガイド部材と、該折り曲
    げガイド部材の後に搬送経路に沿って配置された平面状
    ガイド部材と、該平面状ガイド部材に穿けられた溝を通
    してここを通過するブランク板と接触する爪部を間欠的
    に出没せしめる手段と、前記平面状ガイド部材の後に配
    置された前記ブランク板の2つのフラップ部分同志を係
    合固定するロック締め手段とを具備したことを特徴とす
    るマルチカートナー。
  2. 【請求項2】 前記爪部を間欠的に出没せしめる手段
    が、円周上に所定間隔をもって配置された爪部を有し、
    ブランク板および同一商品の集合体の搬送速度に同期し
    て回転する円盤部材であることを特徴とする請求項1記
    載のマルチカートナー。
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