JP3366216B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP3366216B2 JP09707497A JP9707497A JP3366216B2 JP 3366216 B2 JP3366216 B2 JP 3366216B2 JP 09707497 A JP09707497 A JP 09707497A JP 9707497 A JP9707497 A JP 9707497A JP 3366216 B2 JP3366216 B2 JP 3366216B2
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  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Dram (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体記憶装置に係
り、特に複数のメモリセルからなるメモリセルアレイを
有するスタティック・ランダム・アクセス・メモリ(S
RAM)に関する。
【0002】
【従来の技術】SRAMでは、メモリセルへのデータの
書き込みや読み出し動作は、対を成すデジット線を通し
て行われるため、メモリセルの列側ピッチにこのデジッ
ト線用に2本の金属配線を通す必要がある。微細化が進
むにつれこの配線間隔が狭くなり、側壁容量の割合が増
大してくるため、微細化の割合に対しデジット線の電圧
変化の応答速度が速くならなくなってきている。
【0003】この問題を解決する方法として隣同士のメ
モリセルにて対を成す一方ずつそれぞれのデジット線を
共有する半導体記憶装置が提案されている(特開平4−
335296号公報)。図9はこの従来の半導体記憶装
置の要部の一例の構成図を示す。図9では、通常マトリ
ックス状に配置されるメモリセルをワード側1行とデジ
ット側3〜4列に省略して記載している。
【0004】メモリセル11は、インバータ2台からな
るフリップフロップと各ノードと左右のデジット線B
1、B2を接続するトランスファスイッチのトランジス
タ(以下Trと略す)により構成され、このトランスフ
ァTrのゲートにはワード線W1が接続される。隣のメ
モリセル12は、デジット線としてB2、B3を、ワー
ド線としてW2を使用する。更に、メモリセル13はデ
ジット線としてB3、B4を、ワード線としてW1を使
用する。このように、奇数と偶数のセルでその間のデジ
ット線を共用するとともに、ワード線はW1とW2に分
離接続される。
【0005】ワード線W1とW2はワード選択信号X
と、奇数デジットセルと偶数デジットセルを切り替える
バンク選択信号BS1とBS2を入力として受けるワー
ド駆動回路WD1、WD2によって作られる。デジット
線B1、B2の信号はnチャンネル型MOSトランジス
タ(以下nMOSと略す)Mla、Mlbとpチャンネ
ル型MOSトランジスタ(以下pMOSと略す)M2
a、M2bにより、選択されたデジット線の情報のみを
バス線D、DBに接続して伝える。選択信号は、nMO
S用のY1とpMOS用のY1Bに分かれるが、これら
の信号はデジット選択信号とバンク切替信号の論理によ
り生成される。
【0006】次に、この従来装置の動作を説明する。奇
数列のメモリセル11が選択される場合は、ワード、デ
ジットおよびバンク選択信号により、ワード線W1とY
1、Y1Bが選択されるので、デジット線B1、B2は
バス線D、DBに接続される。このため、メモリセル1
1から読み出されたデータは、デジット線B1、B2を
介して差電圧としてバス線D、DBに伝わる。また、書
き込みデータは、バス線D、DBからデジット線B1、
B2を通してメモリセル11に入力される。
【0007】偶数列のメモリセル12が選択される場合
は、バンク選択が切り替わるため、ワード線W2とY
2、Y2Bが選択され、デジット線B2、B3がバス線
D、DBに接続される。ここで、B2は2列のメモリセ
ル11及び12に共通に使用されるデジット線であり、
同様の繰り返しがメモリセル13以降の奇数列と偶数列
のメモリセル間でそれぞれ構成されているので、メモリ
セル列に対してデジット線は1本しか存在しない構成に
なる(厳密には、メモリセル列n本に対してデジット線
n+1本となるがこの1本の差はここでは無視する)。
【0008】このメモリセル列毎のデジット線1本化
は、現在主流のデジット線2本のメモリセルに比べ、デ
ジット線間隔にゆとりが取れるので、配線間寄生容量の
低下、配線間ショートの低下による歩留まり向上、配線
間隔リミット回避によるメモリセル縮小化が可能になる
技術として注目できる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の従来
の半導体記憶装置は、回路動作的には実現可能だが、実
際のレイアウト構成を考慮した製品化への応用技術とし
ては、次のような課題がある。すなわち、セルアレイ上
では、デジット線信号は2メモリセル列に対して共通の
1本で済むが、メモリセル列を選択するスイッチ回路で
は、メモリセル列毎に正負2本のデジット線情報が必要
となるので、デジット線からの配線も途中から2本に分
岐されメモリセル単位毎に引き込まれる必要がある。
【0010】スイッチ回路はnMOS・M1aとM1
b、およびpMOS・M2aとM2bのトランジスタ4
個と、それらのゲート入力Y1およびY1Bの2本の信
号線から構成される。メモリセルの縮小化においては、
素子数や配線本数の多いこの領域がセルピッチ幅を決め
てしまうことは明らかである。同様に、ワード線W1、
W2を駆動する回路もワード駆動回路WD1、WD2の
2回路をセル行ピッチに設けなければならなくなるた
め、周辺回路リミットによりセルアレイ領域の縮小化は
不可能である。
【0011】更に、デジット選択回路部分の密集した配
線領域は、微細加工に起因した歩留まり低下の要因にも
なる。つまり、このセルピッチで設計される周辺回路領
域での回路構成およびレイアウト構成は、製品化を意識
して改善しないと、メモリセル部のデジット線本数削減
効果を最大限に生かすことができない。
【0012】そこで、デジット線選択回路の配線密度を
低下させるようにした半導体記憶装置も従来より知られ
ている(特開平7−21780号公報)。図10はこの
目的を実現する従来の半導体記憶装置の要部の他の例の
構成図を示す。同図中、図9と同一構成部分には同一符
号を付してある。図10において、デジット線B1に対
するスイッチ回路は、nMOS・M31aとpMOS・
M32aのみであり、他のデジット線B2〜B4につい
ても同様である。デジット線毎のスイッチ回路の素子数
は半分に削減されるので、この部分がセルピッチ縮小化
をリミットしたり、歩留まり低下を起こさないで済む。
【0013】しかしながら、この従来装置では以下の課
題がある。この選択回路の構成において、スイッチがオ
ンして、バス線D、DBに接続されるデジット線は3本
存在する。例えば、メモリセル11が選択される場合、
信号Y1Bはロウレベル、信号Y2Bはハイレベルとさ
れるため、nMOS・M31a〜M31c、pMOS・
M32a〜M32cがオンするため、デジット線B1と
B3はともにバス線Dに接続される。上記の公報ではこ
の時、ワード線はW1が選択、W2は非選択になるので
メモリセル12はオフとなり影響は受けないと記載され
ている。
【0014】しかしながら、バス線Dに接続されたメモ
リセル13はオンしているので、このメモリセル13か
らの読み出し情報がバス線D上に出てきたり、バス線D
がロウレベルとされる書き込み時にはメモリセル13へ
の誤書き込みが起こってしまう。つまり、正常な回路動
作ができないから、上記の問題解決にはなり得ない。
【0015】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
セル列毎のデジット線1本化効果によるメモリセルの縮
小化を制約している周辺回路の制約条件をなくし、メモ
リセル面積の縮小化と高速化の最適ポイントでの設計を
可能とし得る半導体記憶装置を提供することを目的とす
る。
【0016】また、本発明の他の目的は、周辺回路部分
の素子や配線密度を下げることにより、微細配線の加工
上最も厳しい部分が緩和されることによる歩留まり向上
を実現できる半導体記憶装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、行方向と列方向にマトリックス状に配置さ
れた複数のメモリセルからなるメモリセルアレイを有
し、前記メモリセルはそれぞれデータの書き込みと読み
出しに使用される一対のデジット線に接続され、前記デ
ジット線は列方向に沿って配置されると共にそれぞれ行
方向で互いに隣接する前記メモリセルが共通に接続さ
れ、かつ、この行方向で隣接する前記メモリセルは行方
向に沿って配置され同じワードデコード信号が供給され
る2本のワード線にそれぞれ接続される半導体記憶装置
において、共通バス線を前記メモリセルアレイの両端に
配置すると共に、行方向で互いに隣接する前記メモリセ
ルに共通に接続されたデジット線の両端にデジットスイ
ッチ回路を接続し、前記両端のデジットスイッチ回路は
行方向で互いに隣接する前記メモリセルのいずれか一方
をデジットデコード信号と切替信号により前記メモリセ
ルアレイの両端に配置された共通バス線のいずれか一方
に接続可能であり、前記複数のメモリセルのうち選択対
象メモリセルのワード線は、前記ワードデコード信号と
前記切替信号によって選択されることを特徴とする。
【0018】この発明では、デジットスイッチ回路及び
共通バス線をメモリセルアレイの両端に2分割して配置
するか、駆動回路をメモリセルアレイの両端に2分割し
て配置するか、あるいは両者ともにメモリセルアレイの
両端(上端と下端、右端と左端)に2分割して配置する
ようにしたため、メモリセルアレイのセル列ピッチ内に
設けなければならないデジットスイッチ回路の素子数と
デコード信号数を従来に比べて削減でき、あるいはセル
アレイ領域に隣接する駆動回路のセル行ピッチ内に設け
なければならない素子数と信号数を削減できる。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。図1は本発明の第1の実施の形
態の回路図で、SRAMのメモリセル周りの回路構成お
よびレイアウト構成を示す。この実施の形態のSRAM
は、複数のメモリセルCE11〜CE14,...、C
E21〜CE24,...が列方向及び行方向にそれぞ
れマトリックス状に配列されたメモリセルアレイを有す
る。これら複数のメモリセルCE11〜CE1
4,...、CE21〜CE24,...は、それぞれ
同一構成であり、2個のインバータによるフリップフロ
ップ(FF)と、このFFの2つの端子と行方向に隣接
する2本のデジット線にドレイン、ソース(又はソー
ス、ドレイン)が接続される一対のトランスファTr・
M1、M2から構成されている。
【0020】これら複数のメモリセルCE11〜CE1
4,...、CE21〜CE24,...は、ワード線
W11、W12、W21、W22、...と平行な行方
向と、デジット線B1〜B5,...と平行な列方向の
マトリックス状に配置され、列方向に沿って配置される
デジット線B1〜B5,...にはそれぞれ行方向で互
いに隣接する一対のメモリセル間で共通に接続され、同
時にこの一対のメモリセルは行方向に沿って配置される
異なる2本のワード線を介して入力されるワード信号に
よりメモリセルの選択がなされるようにされている。
【0021】すなわち、このマトリックスのi行目のメ
モリセルCEi1〜CEin(なお、図1ではCEin
は図示せず)に対して、2本のワード線Wi1とWi2
を設け、それぞれのワード線Wi1とWi2は奇数列メ
モリセルのトランスファTrのゲートと偶数列のメモリ
セルのトランスファTrのゲートに接続されている。奇
数列用のワード線Wi1は、ワードデコード信号X1、
X2、...と、バンク切替信号BS1を入力としたA
ND論理回路Ai1から出力されるワード信号により選
択される。同様に、偶数列のワード線Wi2はワードデ
コード信号X1、X2、...と、もう一方のバンク切
替信号BS2を入力としたAND論理回路Ai2から出
力されるワード信号により選択される。
【0022】デジット線選択は、奇数列の場合、デジッ
トデコード信号Y1、Y2、...とバンク切替信号B
S1とのAND論理信号Y11、Y21、...によ
り、メモリセルの奇数列側のデジットスイッチTr・M
11a、M11b、M21a、M21b...をオンさ
せることで行われる。メモリセルはこのデジットスイッ
チTrを介してバス線D1、DB1に接続され、更にリ
ードおよびライト用のバッファ回路RW1を介して入出
力データバスBUS1に接続される。
【0023】偶数列の場合も同様であり、デジットデコ
ード信号Y1、Y2、...とバンク切替信号BS2と
のAND論理信号Y12、Y22、...により、メモ
リセルの偶数列側のデジットスイッチTr・M12a、
M12b、M22a、M22b、...をオンさせるこ
とで行われる。メモリセルはこのデジットスイッチTr
を介してバス線D2、DB2に接続され、更にリードお
よびライト用のバッファ回路RW2を介して入出力デー
タバスBUS2に接続される。従って、デジット線は奇
数列との共用となるが、デジット選択用AND論理回
路、デジットスイッチ回路、バス線及びバッファ回路は
奇数列と偶数列とで分離された別の回路が設置される。
【0024】次に、この実施の形態の動作について説明
する。メモリセルCE11を選択する場合、ワード線は
バンク切替信号BS1とデジットデコードX1が共にハ
イレベルとされ、これによりAND論理回路A11の出
力信号のみ、すなわちワード線W11のみがハイレベル
にされる。
【0025】読み出し時には、メモリセルCE11に流
れる電流により記憶データがデジット線B1、B2上に
差動電位として現れる。バンク切替信号BS1とデジッ
トデコード信号Y1の選択でAND論理信号Y11のみ
がハイレベルにされるため、デジットスイッチTr・M
11a及びM11bがオンして、メモリセルCE11か
らデジット線B1、B2上へ読み出されているデジット
データが、データバスD1、DB1に伝達されてバッフ
ァ回路RW1内のセンスアンプ回路により増幅された
後、入出力データバスBUS1へ出力される。
【0026】 この時、メモリセルCE11が接続され
ているデジット線B2には、行方向に隣接するメモリセ
ルCE12も接続されているが、バンク切替信号BS2
の非選択によりワード線W12が非選択であるため、こ
のメモリセルCE12の影響はなく、同様にバンク切替
信号BS2の非選択によりAND論理信号Y12がロウ
レベルなので、デジットスイッチTr・M12a及びM
12bがオフとされ、これによりバス線D2、DB2も
切り離されて影響を受けない。すなわち、この実施の形
態では、同じバンク切替信号BS2により、選択対象メ
モリセルCE11に対して行方向に隣接するメモリセル
CE12に接続されているワード線W12とデジット線
B2、B3は同時に非選択とされ、誤動作を確実に防止
できる。
【0027】次に、書き込み時には、入出力データバス
BUS1からバッファ回路RW1を介して出力されるデ
ータに従い、バス線D1もしくはDB1がロウレベルに
下げられる。これにより、デジットスイッチ回路(M1
1a、M11b)を介してデジット線B1もしくはB2
の電位が降下し、メモリセルCE11の2つのトランス
ファTr・M1とM2のうち一方の内部端子の電位を引
き下げて書き込みを実行する。
【0028】同様に、メモリセルCE12が選択された
場合は、ワード線W12とデジット線B2およびB3の
選択により、バス線D2、DB2にメモリセル12から
のデータが伝達される。このように、デジット線B2は
メモリセルCE11およびCE12の2列のメモリセル
選択において使用される。同様な繰り返しで奇数と偶数
セル列間のデジット線は共用化されるので、デジット線
の本数はセル列の数とほぼ同じで済む。
【0029】次に、レイアウト上の構成を説明する。図
1に示した回路構成の平面的位置関係は、実際の回路ブ
ロックにおけるレイアウト上の位置関係とほぼ等しい。
つまり、メモリセルアレイに対し、奇数側バンク選択の
ワード駆動回路はワード線の左側に、デジット選択回路
およびバス線はデジット線の上側に配置され、また、偶
数側バンク選択のワード駆動回路はワード線の右側に、
デジット選択回路およびバス線はデジット線の下側に配
置される。これによって、メモリセルピッチに対し、周
辺回路の素子数や配線数が分散されて減少する。
【0030】図9に示した従来の半導体記憶装置との比
較を、同じ回路形式で表した図2を用いて行う。デジッ
ト線選択のための、図1のnMOS・M11a及びM1
1bに相当する回路部が、図2ではnMOS・M41
a、M41bとpMOS・M42a、M42bの両方の
素子からなる回路YS1であり、同様に、図1のnMO
S・M12a及びM12bに相当する回路部が、図2で
はnMOS・M43a、M43bとpMOS・M44
a、M44bの両方の素子からなる回路YS2で、図1
のnMOS・M21a及びM21bに相当する回路部
が、図2では回路YS3である。
【0031】従って、図2では、デジット線選択信号と
してnMOSのゲートに入力される選択信号Y1、Y
2、Y3と、pMOSのゲートに入力される選択信号Y
1B、Y2B、Y3Bが必要となる。
【0032】セルピッチ単位に対する周辺回路は、この
実施の形態(図2)ではワード線やデジット線の両端に
2分割されており、それぞれ独立して考えられるので、
分割されていない図9の従来装置に比し、見かけ上、ワ
ード線にワード信号を発生する駆動回路は2回路から1
回路に、デジットスイッチTrは4個から2個に、デジ
ット選択信号は2本から1本に削減される。例えばデジ
ット線B2に接続されるデジットスイッチTrは図2及
び図9のいずれも4個であるが、図2ではデジット線B
2の上端と下端に2個ずつに分割されているので、下端
部に着目すると4個から2個に削減されている。
【0033】ただし、このように、ワードやデジット選
択およびバス線を分割して配置することは、この周辺回
路部分のレイアウト面積を若干増大させることになる。
しかしながら、メモリセルアレイ領域に対して、セル周
辺のこの領域は通常1/5程度であり、半導体メモリ装
置は今でも大容量化が進んでいるため、この値は更に減
少し、ほとんど無視できるようになると推定できる。従
って、周辺回路がセルピッチを決定していた従来回路に
対して、セルピッチを小さくできる本実施の形態の方式
が総合的にチップ面積を小さくできる。
【0034】一方、セルの縮小化がデジット線間隔を狭
くして寄生容量を増加させ、高速化のメリットを弱める
ことが懸念される。しかし、デジット線1本化の効果は
配線間隔を2倍以上に広げるので、図3に示すとおり隣
接配線からの寄生容量効果がほとんどない状態となる。
これはセル縮小により配線間隔がある程度減少しても高
速性は維持されることを示しており、速度と小チップ面
積の最適状態を作り出すことを可能にする。
【0035】また、デジット線容量を最小化するには、
配線容量の他にセル端子に接続するためのコンタクト部
分の容量削減が望まれる。アルミ配線とのコンタクトを
確実に取るためにn型拡散層の領域は広く取ってあり、
この部分の接合容量がデジット線の容量値に付加され
る。このコンタクト部分を複数のセルで共用することで
容量の削減が可能になる。
【0036】このことについて、図8のレイアウト構成
を用いて説明する。隣り合うセルでデジット線を共用す
るのは、セルの片側の端子に対して行方向と列方向で合
わせて4セル存在する。この4セルに対して1個のコン
タクトを行方向に並べて配置したのが図8(a)で、セ
ルの両端子で1セル分ずらして配置したのが図8(b)
である。このようなレイアウトを採用することでセル毎
に2本のデジット線を持ったセルアレイ構成に比べて、
付加されるセル数は増加するがコンタクト数は増加せ
ず、n拡散層領域によるデジット線容量の極小化を可能
とする。
【0037】更に、セルアレイ周辺部分のセルピッチ毎
の回路および配線数の削減は、微細加工マージン増大に
よる歩留まり向上の効果がある。以上のように、この実
施の形態によれば、メモリセル毎のデジット線1本化効
果によるセル縮小化を制限している周辺回路の制約条件
が無くなり、メモリセル面積の縮小化と高速化の最適ポ
イントでの設計が可能になると共に、微細加工マージン
増大による歩留まり向上を実現できる。
【0038】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。図4は本発明の第2の実施の形態の要部の回
路図を示す。この実施の形態では、デジット線B1〜B
4、...の両端にデジットスイッチ回路を分散して配
置する方法として、バンクによる切り分け(セルの奇数
列と偶数列)ではなく、読み出し用スイッチ回路と書き
込み用スイッチ回路に分割した構成である。
【0039】マトリックスアレイのi行目のメモリセル
CEi1〜CEin(なお、図4ではCEinは図示せ
ず)に対して、2本のワード線Wi1とWi2を設け、
それぞれのワード線Wi1とWi2は奇数列メモリセル
のトランスファTrのゲートと偶数列のメモリセルのト
ランスファTrのゲートに接続されている。奇数列用の
ワード線Wi1は、ワードデコード信号Xと切替信号B
S1を入力としたワード駆動回路WD1により選択され
る。同様に偶数列のワード線Wi2はワードデコード信
号Xと、もう一方の切替信号BS2を入力としたワード
駆動回路WD2により選択される。以上の点は第1の実
施の形態と同様である。
【0040】デジット線B1の上端は、読み出し用のデ
ジットスイッチ回路であるpMOS・M52aに接続さ
れ、デジット線B2の上端は読み出し用のデジットスイ
ッチ回路であるpMOS・M52b及びM54aの共通
ドレイン又は共通ソースに接続されている。このうちp
MOS・M52aとM52bのゲートは、奇数セル列選
択の切替信号BS1と読み出し用デジット選択信号Y1
Rを入力としたNAND論理回路NA1の出力端子に接
続されている。
【0041】隣のセル列用のデジット線B3の上端も同
様に読み出し用のデジットスイッチ回路であるpMOS
M54b及びM56aの共通ドレイン又は共通ソースに
接続されている。また、pMOS・M54aとM54b
のゲートは、偶数セル列選択の切替信号BS2と読み出
し用デジット選択信号Y1Rを入力としたNAND論理
回路NA2の出力端子に接続されている。pMOSから
なるデジットスイッチ回路の共通ソース又は共通ドレイ
ンは共通リードバス線RD、RDBに接続されている。
【0042】デジット線B1の下端は、書き込み用のデ
ジットスイッチ回路であるnMOS・M51aに接続さ
れ、デジット線B2の下端は書き込み用のデジットスイ
ッチ回路であるnMOS・M51b及びM53aの共通
ドレイン又は共通ソースに接続されている。このうちp
MOS・M51aとM51bのゲートは、奇数セル列選
択の切替信号BS1と書き込み用デジット選択信号Y1
Wを入力としたAND論理回路A1の出力端子に接続さ
れている。
【0043】隣のセル列用のデジット線B3の下端も同
様に書き込み用のデジットスイッチ回路であるnMOS
M53b及びM55aの共通ドレイン又は共通ソースに
接続されている。また、nMOS・M53aとM53b
のゲートは、偶数セル列選択の切替信号BS2と書き込
み用デジット選択信号Y1Wを入力としたAND論理回
路A2の出力端子に接続されている。nMOSからなる
デジットスイッチ回路の共通ソース又は共通ドレインは
共通ライトバス線WD、WDBに接続されている。
【0044】この実施の形態では、セル列毎にデジット
スイッチ回路が接続されているが、デジットスイッチ回
路は読み出しと書き込み用にデジット線の上下に分かれ
て接続されるので、セル列毎のデジットスイッチ回路の
素子数は2個、選択信号線は1本で済む。
【0045】次に、この実施の形態の動作について説明
する。デジット選択信号は、メモリセルCEi1のデー
タ読み出し時には、切替信号BS1と読み出し用デジッ
ト選択信号Y1Rのみが選択されてpMOS・M52a
及びM52bがオンとされることにより、メモリセルC
Ei1からデジット線B1、B2へ読み出されているデ
ータが共通リードバス線RD、RDBに伝達され、図示
しないセンスアンプを介してデータ出力される。
【0046】一方、メモリセルCEi1への書き込み時
には、切替信号BS1と書き込み用デジット選択信号Y
1Wのみが選択されてnMOS・M51a及びM51b
がオンとされることにより、共通ライトバス線WD、W
DBを介して入力された書き込みデータが、nMOS・
M51a及びM51bを通してデジット線B1、B2に
伝達され、メモリセルCEi1に書き込まれる。
【0047】この実施の形態のレイアウト構成では、デ
ジットスイッチ回路のpMOSとnMOSが完全に分離
されるので、レイアウト構成上pMOSとnMOSを混
在させた場合よりも素子間分離マージンが少なくて済
み、よって、より小面積化が図れる。
【0048】次に本発明の第3の実施の形態について説
明する。図5は本発明の第3の実施の形態の要部の回路
図を示す。同図中、図4と同一構成部分には同一符号を
付してある。図5の第3の実施の形態では、デジット線
B1〜B4、...の両端にデジットスイッチ回路を分
散して配置する方法として、バンクによる切り分け(セ
ルの奇数列と偶数列)ではなく、読み出し用スイッチ回
路と書き込み用スイッチ回路に分割し、かつ、そのスイ
ッチ回路として、デジット線上端側の読み出し用pMO
Sスイッチ回路とデジット線下端側の書き込み用nMO
Sスイッチ回路を、どちらもセル列毎のスイッチTr数
を1個で構成したものである。
【0049】読み出し用デジット選択信号Y1RB、Y
2RBは、この実施の形態の場合ロウレベル選択であ
る。読み出し用デジット選択信号Y1RBは、デジット
線B2と共通リードバス線RDBとの間にドレイン・ソ
ースが接続された読み出し用pMOS・M72のゲート
に入力される。読み出し用デジット選択信号Y2RBも
同様にデジット線B4と共通リードバス線RDBとの間
にドレイン・ソースが接続された読み出し用pMOS・
M74のゲートに入力される。
【0050】デジット線B1と共通リードバス線RDと
の間にドレイン・ソースが接続されたpMOS・M71
のゲートには、バンク切替信号BS1とBS2の信号に
より切り替わるマルチプレクサMX1又はMX2を介し
て最高電源電位VCCと読み出し用デジット選択信号Y
1RBのどちらかの信号が入力される。バンク切替信号
BS1とBS2は、セル列の奇数と偶数を選択する信号
なので、必ず一方がハイレベル、もう一方がロウレベル
とされる。従って、これらのバンク切替信号BS1とB
S2をpもしくはnMOSのゲートに入力したマルチプ
レクサは、この例のように容易に構成できる。
【0051】デジット線B3用のpMOS・M73のゲ
ート入力も同様で、読み出し用デジット選択信号Y1R
BとY2RBのどちらかの信号を、バンク切替信号BS
1とよびBS2で切り替えるマルチプレクサMX3又は
MX4を介して入力される。
【0052】デジット線下端側の書き込み用nMOSス
イッチ回路も読み出し側と全く同じであり、nMOSス
イッチ素子なので選択信号がハイレベルになる点が異な
るだけである。すなわち、書き込み用デジット選択信号
Y1Wは、デジット線B2と共通ライトバス線WDBと
の間にドレイン・ソースが接続された書き込み用nMO
S・M62のゲートに入力される。書き込み用デジット
選択信号Y2Wも同様にデジット線B4と共通ライトバ
ス線WDBとの間にドレイン・ソースが接続された書き
込み用nMOS・M64のゲートに入力される。
【0053】デジット線B1と共通ライトバス線WDと
の間にドレイン・ソースが接続されたnMOS・M61
のゲートには、バンク切替信号BS1とBS2の信号に
より切り替わるマルチプレクサMX5又はMX6を介し
て最低電源電位GNDと書き込み用デジット選択信号Y
1Wのどちらかの信号が入力される。デジット線B3用
のnMOS・M63のゲート入力も同様で、書き込み用
デジット選択信号Y1WとY2Wのどちらかの信号を、
バンク切替信号BS1とよびBS2で切り替えるマルチ
プレクサMX7又はMX8を介して入力される。
【0054】デコード原理は、たとえばデジット線B2
は、バンク切り替えに無関係なのでデジット選択信号Y
1(すなわち、Y1RB、Y1W)のみで選択され、デ
ジット線B3は、信号Y1とBS2が同時に選ばれた時
もしくは信号Y2とBS1が同時に選ばれた時のみに選
択される。
【0055】次に、本発明の第4の実施の形態について
説明する。図6は本発明の第4の実施の形態の回路図を
示す。この実施の形態では、多ビット出力の製品に適し
た回路およびレイアウト構成を示している。多ビット出
力製品は、メモリセル領域に対しチップの両側に出力端
子が配置されるのが普通である。従って、セルアレイ領
域のデジット線両端側にデータが出力される(書き込み
の場合は両端側からデータが入力される)方式が望まし
い。
【0056】デジット線B1〜B7までのセルアレイお
よび周辺回路領域は第1の実施の形態と同様であり、ま
たデジット線B11〜B17までのセルアレイおよび周
辺回路領域もセル列の奇数、偶数のバンク割り当てが逆
になる(BS1選択が偶数側とBS2選択が奇数側)以
外は同様である。ワード線W11とW12は、両方の領
域をまたがって配置されている。デジットスイッチの選
択信号Y1〜Y3とバンク切替信号BS1、BS2が上
下に存在するため、上下バス線から同時並行的にデータ
の読み書きが実行できる。
【0057】2つの領域の間、この図面ではB7とB1
1の間に相当する部分は、お互いのデジット線を共有し
て1本にすることができない。これは、これらデジット
線に接続されるセルは同じワード線W12に接続される
ので、共通化してしまうと2つのセルデータがぶつかっ
てしまうからである。
【0058】次に、本発明の第5の実施の形態について
説明する。図7は本発明の第5の実施の形態の回路図を
示す。同図に示す第5の実施の形態も第4の実施の形態
と同様に、多ビット出力用に上下それぞれから独立にデ
ータのやりとりが可能になる例であるが、2つの領域に
分かれその間のデジット線の共有化ができない第4の実
施の形態を改善している。
【0059】すなわち、この実施の形態では、領域を2
つに分離せずに2つのメモリセル列(奇数列と偶数列)
毎に交互に上下にデジットスイッチ回路を配置してい
る。2つのメモリセル列には、デジット選択信号Y1〜
Y3等のうち共通の1つのデジット選択信号と2つのバ
ンク切り替え信号BS1、BS2により選択されるスイ
ッチ回路SW1〜SW6が接続される。このうち、隣接
する4つのメモリセル列に接続される上下1つずつのス
イッチ回路は同一の信号が入力され、1つおきのメモリ
セル列(1列と3列、2列と4列、5列と7
列、...)が常に選択される。選択された2つのメモ
リセル列は上下の別データ出力および別データ入力に対
応する。選択される2列のメモリセルがデジット線を共
有することはないので、デジット線を2重に増やす場所
は必要ない。従って、効率的にセル列毎のデジット線1
本化が実現できる。
【0060】なお、以上の実施の形態では、いずれもメ
モリセルに供給されるワード信号を発生する駆動回路
と、デジット線と共通バス線との間に配置されるスイッ
チ回路の両方を、メモリセルアレイの両端に2分割して
配置したが、本発明はこれに限定されるものではなく、
駆動回路とスイッチ回路のどちらか一方だけをメモリセ
ルアレイの両端に2分割して配置するようにしてもよ
い。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
デジットスイッチ回路及び共通バス線をメモリセルアレ
イの両端に2分割して配置するか、駆動回路をメモリセ
ルアレイの両端に2分割して配置するか、あるいは両者
ともにメモリセルアレイの両端に2分割して配置するこ
とにより、メモリセルアレイのセル列ピッチ内に設けな
ければならないデジットスイッチ回路の素子数を従来に
比べて1/4に、デコード信号数を半分に削減でき、あ
るいはセルアレイ領域に隣接する駆動回路のセル行ピッ
チ内に設けなければならない素子数と信号数を半分に削
減できるようにしたため、メモリセル列毎のデジット線
1本化効果によるセル縮小化を制限している周辺回路の
制約条件を解除し、メモリセル面積の縮小化と高速化の
最適ポイントでの設計ができる。
【0062】また、本発明によれば、この周辺回路部分
の素子や配線密度が下がるために、微細配線の加工上最
も厳しい部分が緩和されることによる歩留まり向上を実
現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の回路図である。
【図2】図1の回路ブロック位置を表した回路図であ
る。
【図3】隣接デジット線との配線間隔と配線用容量の関
係を示す特性図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の要部の回路図であ
る。
【図5】本発明の第3の実施の形態の要部の回路図であ
る。
【図6】本発明の第4の実施の形態の要部の回路図であ
る。
【図7】本発明の第5の実施の形態の要部の回路図であ
る。
【図8】メモリセルとデジット線コンタクトのレイアウ
ト構成を示した模式図である。
【図9】従来の第1の例の回路図である。
【図10】従来の第2の例の回路図である。
【符号の説明】
CE11〜CE24、CEi1〜CEi3 メモリセル B1〜B7、B11〜B17 デジット線 W11、W12、W21、W22、Wi1、Wi2 ワ
ード線 D1、DB1、D2、DB2 バス線 X1、X2、X ワードデコード信号 Y1、Y2 デジットデコード信号 BS1 奇数列用バンク切替信号 BS2 偶数列用バンク切替信号 RW1、RW2 バッファ回路 BUS1、BUS2 入出力データバス FF フリップフロップ WD1、WD2 ワード駆動回路 YS1〜YS3 デジットスイッチ回路 MX1〜MX8 マルチプレクサ Y1R、Y2R、Y1RB、Y2RB 読み出し用デジ
ット選択信号 Y1W、Y2W 書き込み用デジット選択信号 RD、RDB 共通リードバス線 WD、WDB 共通ライトバス線 SW1〜SW6 スイッチ回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−76095(JP,A) 特開 平4−217359(JP,A) 特開 昭63−86186(JP,A) 特開 平5−120876(JP,A) 特開 平4−335296(JP,A)

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 行方向と列方向にマトリックス状に配置
    された複数のメモリセルからなるメモリセルアレイを有
    し、前記メモリセルはそれぞれデータの書き込みと読み
    出しに使用される一対のデジット線に接続され、前記デ
    ジット線は列方向に沿って配置されると共にそれぞれ行
    方向で互いに隣接する前記メモリセルが共通に接続さ
    れ、かつ、この行方向で隣接する前記メモリセルは行方
    向に沿って配置され同じワードデコード信号が供給され
    る2本のワード線にそれぞれ接続される半導体記憶装置
    において、 共通バス線を前記メモリセルアレイの両端に配置すると
    共に、行方向で互いに隣接する前記メモリセルに共通に
    接続されたデジット線の両端にデジットスイッチ回路を
    接続し、前記両端のデジットスイッチ回路は行方向で互
    いに隣接する前記メモリセルのいずれか一方をデジット
    デコード信号と切替信号により前記メモリセルアレイの
    両端に配置された共通バス線のいずれか一方に接続可能
    であり、前記複数のメモリセルのうち選択対象メモリセ
    ルのワード線は、前記ワードデコード信号と前記切替信
    号によって選択されることを特徴とする半導体記憶装
    置。
  2. 【請求項2】 行方向で互いに隣接する前記一対のメモ
    リセルにそれぞれ供給される2本のワードデコード信号
    は、一方を前記2本のワード線の一方のワード線の右端
    に配置された第1の駆動回路より発生し、もう一方を他
    方のワード線の左端に配置された第2の駆動回路より発
    生することを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装
    置。
  3. 【請求項3】 前記メモリセルアレイのデジット線に接
    続されるデジットスイッチ回路および該デジットスイッ
    チ回路を介して接続される前記共通バス線は、奇数列の
    メモリセル列と偶数列のメモリセル列の一方が使用する
    ものについてはデジット線の上端側に配置し、他方のメ
    モリセル列が使用するものについてはデジット線の下端
    側に配置することを特徴とする請求項1記載の半導体記
    憶装置。
  4. 【請求項4】 前記メモリセルアレイの各メモリセル列
    に接続される読み出し用のデジットスイッチ回路および
    リードバス線と、書き込み用のデジットスイッチ回路お
    よびライトバス線のうちの一方のデジットスイッチ回路
    及びバス線を前記デジット線の上端側に、他方のデジッ
    トスイッチ回路及びバス線を前記デジット線の下端側に
    それぞれ配置し、前記デジットスイッチ回路のデジット
    選択信号には、行方向で互いに隣接する一対のメモリセ
    ルに供給される2本のワード線を奇数列のメモリセル列
    か偶数のメモリセル列かで選択する切替信号が含まれて
    いることを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 行方向で互いに隣接する前記メモリセル
    に共通に接続された前記デジット線のそれぞれの一端は
    読み出し用のスイッチトランジスタを介して共通の読み
    出し用バス線に共通接続し、該デジット線のそれぞれの
    他端は書き込み用のスイッチトランジスタを介して共通
    の書き込み用バス線に共通接続すると共に、これらスイ
    ッチトランジスタの一方を該デジット線の上端側に、も
    う一方を該デジット線の下端側に配置し、前記読み出し
    用トランジスタは読み出し選択信号とメモリセルの奇数
    列と偶数列を選択する切替信号によって選択され、前記
    書き込みトランジスタは書き込み選択信号とメモリセル
    の奇数列と偶数列を選択する切替信号によって選択され
    ることを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記メモリセルアレイを2つの領域に分
    割し、前記行方向に沿って配置される異なる2本のワー
    ド線と、前記共通バス線をそれぞれこの2つの領域にま
    たがって配線し、メモリセル列の奇数列と偶数列に対応
    する前記デジットスイッチ回路を、前記2つの領域のそ
    れぞれにおいて前記セルアレイの上端側と下端側に分け
    て配置し、かつ、奇数列に対応するデジットスイッチ回
    路と偶数列に対応するデジットスイッチ回路とを前記2
    つの領域で互いに上下反対になるように配置したことを
    特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 行方向と列方向にマトリックス状に配置
    された複数のメモリセルからなるメモリセルアレイを有
    し、前記メモリセルはそれぞれデータの書き込みと読み
    出しに使用される一対のデジット線に接続され、前記デ
    ジット線は列方向に沿って配置されると共にそれぞれ行
    方向で互いに隣接する前記メモリセルが共通に接続さ
    れ、かつ、この行方向で隣接する前記メモリセルは行方
    向に沿って配置され同じワードデコード信号が供給され
    る2本のワード線にそれぞれ接続される半導体記憶装置
    において、 共通バス線を前記メモリセルアレイの両端に配置すると
    共に、 前記行方向に隣接する2つのメモリセル列毎にそ
    のメモリセル列が使用するデジット線に接続されるデジ
    ットスイッチ回路を前記セルアレイの上端と下端側に交
    互に設け、上端または下端側のデジットスイッチ回路に
    印加される前記2つのメモリセル列のうちいずれを選択
    するかの信号は、アドレスデコード信号と奇数列のメモ
    リセル列と偶数列のメモリセル列の選択の切替信号との
    論理信号から構成され、前記上端と下端側のデジットス
    イッチ回路には、前記前記セルアレイの上端と下端側に
    配置された前記バス線が接続されていることを特徴とす
    る半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 前記複数のメモリセルと前記デジット線
    とのコンタクトパターン部分は、前記デジット線を共有
    する側のセル端子が、前記行方向に隣接するメモリセル
    および前記列方向で隣接するメモリセルにおいて共用さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装
    置。
  9. 【請求項9】 前記複数のメモリセルのそれぞれは、1
    つのフリップフロップと該フリップフロップの2端子に
    ソース又はドレインが別々に接続された一対のトランス
    ファトランジスタから構成され、該一対のトランスファ
    トランジスタのゲートが前記ワード線に共通に接続さ
    れ、ドレイン又はソースが前記行方向に隣接する2本の
    デジット線に別々に接続されていることを特徴とする請
    求項1乃至8のうちいずれか一項記載の半導体記憶装
    置。
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