JP3365249B2 - モータ駆動装置 - Google Patents
モータ駆動装置Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオ機器、C
D、CD−ROM、DVD、DVD−ROM等に使用さ
れるモータ駆動装置に関する。
D、CD−ROM、DVD、DVD−ROM等に使用さ
れるモータ駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオ機器等のテープ機器、C
D、CD−ROM等のディスク機器等の回転駆動手段と
して、3相ブラシレスモータが広く用いられ、低速回転
から高速回転まで広範囲の回転数で使用される。特に、
記録データのアクセス時間を短縮する為に、より高い回
転数で使用する傾向にある。その対応策として、モータ
の巻線コイルを切り替えてモータのトルク効率を可変す
る方式や、モータの電源電圧を低速モードでは低電圧
に、高速モードでは高電圧に可変する方式がある。そし
て、より簡便に低速回転から高速回転まで回転可能にす
る手段として、全波駆動方式と半波駆動方式とに切り替
える方式が採用されている。
D、CD−ROM等のディスク機器等の回転駆動手段と
して、3相ブラシレスモータが広く用いられ、低速回転
から高速回転まで広範囲の回転数で使用される。特に、
記録データのアクセス時間を短縮する為に、より高い回
転数で使用する傾向にある。その対応策として、モータ
の巻線コイルを切り替えてモータのトルク効率を可変す
る方式や、モータの電源電圧を低速モードでは低電圧
に、高速モードでは高電圧に可変する方式がある。そし
て、より簡便に低速回転から高速回転まで回転可能にす
る手段として、全波駆動方式と半波駆動方式とに切り替
える方式が採用されている。
【0003】以下に、全波駆動方式及び半波駆動方式に
ついて、その概要を説明する。
ついて、その概要を説明する。
【0004】図18(a)は従来の全波駆動方式のモー
タ駆動装置の回路構成を示す図であり、同図(b)は半
波駆動方式のモータ駆動装置の回路構成を示す図であ
り、図19は従来の駆動コイル接続端M1,M2,M3
の電圧波形を示す図であり、同図(a)は全波駆動時の
動作波形を示す図であり、同図(b)は半波駆動時の動
作波形を示す図である。
タ駆動装置の回路構成を示す図であり、同図(b)は半
波駆動方式のモータ駆動装置の回路構成を示す図であ
り、図19は従来の駆動コイル接続端M1,M2,M3
の電圧波形を示す図であり、同図(a)は全波駆動時の
動作波形を示す図であり、同図(b)は半波駆動時の動
作波形を示す図である。
【0005】図18(a)に示すように、全波駆動方式
の場合、駆動コイル1〜3には吐き出し側トランジスタ
11,13,15と、吸い込み側トランジスタ12,1
4,16によりモータの位相に応じて双方向に電流を供
給し、駆動トルクを発生させる。
の場合、駆動コイル1〜3には吐き出し側トランジスタ
11,13,15と、吸い込み側トランジスタ12,1
4,16によりモータの位相に応じて双方向に電流を供
給し、駆動トルクを発生させる。
【0006】図18(b)の半波駆動方式の場合、吸い
込み側トランジスタ12、14、16により単方向に電
流を吸い込み駆動トルクを発生させる。即ち、半波駆動
時のモータのトルク効率(Kt)は全波駆動時の1/2
になる。
込み側トランジスタ12、14、16により単方向に電
流を吸い込み駆動トルクを発生させる。即ち、半波駆動
時のモータのトルク効率(Kt)は全波駆動時の1/2
になる。
【0007】図19にモータ出力端M1,M2,M3の
電圧波形を示す。
電圧波形を示す。
【0008】図19(a)の全波駆動時にはモータ用電
源電圧VMと接地電位GNDとの間で電圧が変動可能で
あり、最大電圧はモータ用電源電圧VMとほぼ等しくな
る。
源電圧VMと接地電位GNDとの間で電圧が変動可能で
あり、最大電圧はモータ用電源電圧VMとほぼ等しくな
る。
【0009】図19(b)の半波駆動時にはモータの誘
起電圧はモータ用電源電圧VMを基準に動くので、モー
タ用電源電圧VMのほぼ2倍の値の最大電圧になる。即
ち、同一の電源電圧で半波駆動時は全波駆動時の約2倍
の回転数まで高くすることが可能である。これにより、
負荷の大きい低速回転モードは全波駆動方式を用い、回
転数を高くしたいときは半波駆動方式を用いることによ
り、全波駆動方式のみを使用する場合よりも高速回転が
可能となる。
起電圧はモータ用電源電圧VMを基準に動くので、モー
タ用電源電圧VMのほぼ2倍の値の最大電圧になる。即
ち、同一の電源電圧で半波駆動時は全波駆動時の約2倍
の回転数まで高くすることが可能である。これにより、
負荷の大きい低速回転モードは全波駆動方式を用い、回
転数を高くしたいときは半波駆動方式を用いることによ
り、全波駆動方式のみを使用する場合よりも高速回転が
可能となる。
【0010】以下、図20の3相のブラシレスモータを
用いてその詳細を説明する。
用いてその詳細を説明する。
【0011】3相のブラシレスモータ10は回転体に固
着された永久磁石の磁極4によって形成された界磁部分
と、界磁部分と鎖交する位置に配置された複数個の駆動
コイル1〜3と、界磁部と巻線コイルの相対位置を検出
する位置検出手段であるホール素子5〜7により構成さ
れる。ホール素子5〜7で検出したモータ位置信号は3
相制御部100に入力される。ブラシレスモータ10の
各相の駆動コイル1〜3は中点MMで共通に接続され、
この中点MMとモータ用電源51との間にスイッチ手段
となるPNPトランジスタ30が挿入されている。駆動
コイル1〜3は3相制御部100によりモータ位置信号
に連動して制御され、トランジスタ11〜16により電
流を供給する。
着された永久磁石の磁極4によって形成された界磁部分
と、界磁部分と鎖交する位置に配置された複数個の駆動
コイル1〜3と、界磁部と巻線コイルの相対位置を検出
する位置検出手段であるホール素子5〜7により構成さ
れる。ホール素子5〜7で検出したモータ位置信号は3
相制御部100に入力される。ブラシレスモータ10の
各相の駆動コイル1〜3は中点MMで共通に接続され、
この中点MMとモータ用電源51との間にスイッチ手段
となるPNPトランジスタ30が挿入されている。駆動
コイル1〜3は3相制御部100によりモータ位置信号
に連動して制御され、トランジスタ11〜16により電
流を供給する。
【0012】以下、全波駆動時、半波駆動時の動作を説
明する。
明する。
【0013】図21は全波駆動時の動作を示す図であ
る。全波駆動時は3相制御部により、モータの位相に応
じて駆動トランジスタ11〜16をオン、オフして、駆
動コイル1〜3に電流を供給する。このときトランジス
タ30は全波半波制御部50によりオフ状態に制御され
る。3相制御部100により、駆動トランジスタ11〜
16はモータの位相に応じてオン、オフを繰り返し、駆
動コイル1〜3に電流を供給する。このときのモータ出
力端M1,M2,M3の電圧波形を図21に示す。
る。全波駆動時は3相制御部により、モータの位相に応
じて駆動トランジスタ11〜16をオン、オフして、駆
動コイル1〜3に電流を供給する。このときトランジス
タ30は全波半波制御部50によりオフ状態に制御され
る。3相制御部100により、駆動トランジスタ11〜
16はモータの位相に応じてオン、オフを繰り返し、駆
動コイル1〜3に電流を供給する。このときのモータ出
力端M1,M2,M3の電圧波形を図21に示す。
【0014】図22は半波駆動時の動作波形を示す図で
ある。半波駆動時は、全波半波制御部50から制御信号
が出力され、この制御信号によってトランジスタ30を
オンさせる。吐き出し側トランジスタ11,13,15
は、3相制御部100によりオフ状態に制御される。そ
の一方で、吸い込み側トランジスタ12,14,16は
モータの位相に応じてオン、オフを繰り返し、トランジ
スタ30を介して駆動コイル1〜3に電流を供給する。
このときのモータ出力端M1〜M3の電圧波形を図22
に示す。
ある。半波駆動時は、全波半波制御部50から制御信号
が出力され、この制御信号によってトランジスタ30を
オンさせる。吐き出し側トランジスタ11,13,15
は、3相制御部100によりオフ状態に制御される。そ
の一方で、吸い込み側トランジスタ12,14,16は
モータの位相に応じてオン、オフを繰り返し、トランジ
スタ30を介して駆動コイル1〜3に電流を供給する。
このときのモータ出力端M1〜M3の電圧波形を図22
に示す。
【0015】このように、全波駆動方式と半波駆動方式
とに切り替えることにより、低速回転時は全波駆動を用
い、高速回転時は半波駆動を用いることにより最適な駆
動特性を得ることができる。
とに切り替えることにより、低速回転時は全波駆動を用
い、高速回転時は半波駆動を用いることにより最適な駆
動特性を得ることができる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図18
(b)の半波駆動時のモータ出力端M1,M2,M3の
電圧は、図19(b)に示すようにモータ用電源電圧V
Mの約2倍となる。このとき、図20の構成において、
トランジスタ11,13,15のエミッタ電圧はベース
電圧より高くなり、ベース・エミッタ間に逆方向の電圧
が印加される。ベース・エミッタ間が逆バイアスされた
時の耐圧は通常3V程度である。これに対して、ビデオ
機器のモータ用電源電圧VMは通常14Vであり、半波
駆動時にはベース・エミッタ間の逆方向に印加される電
圧(逆バイアス)が逆耐圧を越えて、そのトランジスタ
を破壊する。このため、図20に示すように、各トラン
ジスタ11,13,15のベース・エミッタ間にダイオ
ード20,21,22を接続することにより、ベース・
エミッタ間接合と逆向きに並列接続し、ベース・エミッ
タ間接合に印加される逆バイアスを順方向ダイオード電
圧でクランプして、逆バイアスによる破壊対策を行って
いる。しかし、モータ出力端M1,M2,M3の電圧が
モータ用電源51の電圧より高くなると、ダイオード2
0,21,22を通じてトランジスタ11,13,15
のベース側に電流が供給され、トランジスタ11,1
3,15は逆方向に導通するようになる。即ち、トラン
ジスタ11,13,15の逆方向トランジスタが導通す
ることにより、モータ出力端M1,M2,M3からトラ
ンジスタ11,13,15を介してモータ用電源51側
に側路する電流(側路電流)が流れる。この側路電流が
流れることによって、モータにトルクロスが発生する。
ここに、モータの回転数を上昇させる上で障害となると
いう根本的な問題がある。
(b)の半波駆動時のモータ出力端M1,M2,M3の
電圧は、図19(b)に示すようにモータ用電源電圧V
Mの約2倍となる。このとき、図20の構成において、
トランジスタ11,13,15のエミッタ電圧はベース
電圧より高くなり、ベース・エミッタ間に逆方向の電圧
が印加される。ベース・エミッタ間が逆バイアスされた
時の耐圧は通常3V程度である。これに対して、ビデオ
機器のモータ用電源電圧VMは通常14Vであり、半波
駆動時にはベース・エミッタ間の逆方向に印加される電
圧(逆バイアス)が逆耐圧を越えて、そのトランジスタ
を破壊する。このため、図20に示すように、各トラン
ジスタ11,13,15のベース・エミッタ間にダイオ
ード20,21,22を接続することにより、ベース・
エミッタ間接合と逆向きに並列接続し、ベース・エミッ
タ間接合に印加される逆バイアスを順方向ダイオード電
圧でクランプして、逆バイアスによる破壊対策を行って
いる。しかし、モータ出力端M1,M2,M3の電圧が
モータ用電源51の電圧より高くなると、ダイオード2
0,21,22を通じてトランジスタ11,13,15
のベース側に電流が供給され、トランジスタ11,1
3,15は逆方向に導通するようになる。即ち、トラン
ジスタ11,13,15の逆方向トランジスタが導通す
ることにより、モータ出力端M1,M2,M3からトラ
ンジスタ11,13,15を介してモータ用電源51側
に側路する電流(側路電流)が流れる。この側路電流が
流れることによって、モータにトルクロスが発生する。
ここに、モータの回転数を上昇させる上で障害となると
いう根本的な問題がある。
【0017】また、図23は従来の他のモータ駆動装置
の回路構成を示す図であり、図24は図23の全波駆動
時の各部の波形を示す図、図25は図23の半波駆動時
の各部の波形を示す図である。
の回路構成を示す図であり、図24は図23の全波駆動
時の各部の波形を示す図、図25は図23の半波駆動時
の各部の波形を示す図である。
【0018】図23の構成は、前記図20における駆動
トランジスタ11,13,15をNPNトランジスタか
らPNPトランジスタに変更し、かつ、ダイオード2
0,21,22のカソード側の接続位置をモータ用電源
51に変更したものである。3相制御部100により決
まる電流波形を図24、図25に示す。この両図におい
て、矩形波で駆動する場合、モータ電流を切り替えた時
の駆動コイル端には逆起電圧Vが発生し、その逆起電圧
Vは、 V=L・(di/dt) で決定される。そして、モータを駆動するデバイス(具
体的には駆動トランジスタ11〜16)の耐圧を超え、
デバイスを破壊させる。
トランジスタ11,13,15をNPNトランジスタか
らPNPトランジスタに変更し、かつ、ダイオード2
0,21,22のカソード側の接続位置をモータ用電源
51に変更したものである。3相制御部100により決
まる電流波形を図24、図25に示す。この両図におい
て、矩形波で駆動する場合、モータ電流を切り替えた時
の駆動コイル端には逆起電圧Vが発生し、その逆起電圧
Vは、 V=L・(di/dt) で決定される。そして、モータを駆動するデバイス(具
体的には駆動トランジスタ11〜16)の耐圧を超え、
デバイスを破壊させる。
【0019】この対策として、モータ電流を切り替える
時に駆動コイル端に発生した逆起電圧をクランプする手
段が必要になる。通常、電圧クランプ手段としては、図
23に示すフライホイールダイオードと呼ばれるダイオ
ード20,21,22を具備することにより電圧を吸収
する。
時に駆動コイル端に発生した逆起電圧をクランプする手
段が必要になる。通常、電圧クランプ手段としては、図
23に示すフライホイールダイオードと呼ばれるダイオ
ード20,21,22を具備することにより電圧を吸収
する。
【0020】又、モータを正転動作から反転動作に切り
替えるモードを有した機器において、図26に示すよう
に電流を滑らかに切り替えても、正転から反転に、反転
から正転に切り替わる時に逆起電力によるスパイク電圧
が発生する。この例(図23の回路構成)でも、クラン
プする手段としてダイオード20,21,22が必要に
なる。
替えるモードを有した機器において、図26に示すよう
に電流を滑らかに切り替えても、正転から反転に、反転
から正転に切り替わる時に逆起電力によるスパイク電圧
が発生する。この例(図23の回路構成)でも、クラン
プする手段としてダイオード20,21,22が必要に
なる。
【0021】ところが、半波駆動時には、図25に示す
ように駆動コイルで発生する逆起電力により、モータ出
力端M1〜M3にはモータ用電源51の電源電圧VM以
上の誘起電圧が発生する。そのモータ出力端M1〜M3
の誘起電圧がモーター用電源51の電源電圧VMより上
昇して、ダイオードが順方向導通する電圧以上に上がる
と、ダイオード20,21,22を経由してモータ出力
端M1〜M3からモータ用電源51に向けて電流が流れ
る。この電流によってモータにトルクロスが発生して、
モータの回転数が上がらなくなる。
ように駆動コイルで発生する逆起電力により、モータ出
力端M1〜M3にはモータ用電源51の電源電圧VM以
上の誘起電圧が発生する。そのモータ出力端M1〜M3
の誘起電圧がモーター用電源51の電源電圧VMより上
昇して、ダイオードが順方向導通する電圧以上に上がる
と、ダイオード20,21,22を経由してモータ出力
端M1〜M3からモータ用電源51に向けて電流が流れ
る。この電流によってモータにトルクロスが発生して、
モータの回転数が上がらなくなる。
【0022】
【課題を解決するための手段】この課題を達成するため
に、第1の発明のモータ駆動装置は、モータ用電源と接
地点との間に吐き出し側トランジスタと吸い込み側トラ
ンジスタとを直列接続して成る複数個の駆動回路と、前
記各駆動回路内の前記吐き出し側トランジスタと前記吸
い込み側トランジスタとの中間接続点に接続された複数
相の駆動コイルと、前記各吐き出し側トランジスタおよ
び前記各吸い込み側トランジスタをそれぞれ駆動する制
御部と、前記複数相の駆動コイルの中点と前記モータ用
電源との間に接続された切換手段と、前記切換手段を制
御しての駆動コイルの結線状態を全波駆動モードと半波
駆動モードとに切り替える全波半波制御部と、前記モー
タ用電源からの電源供給を阻止する向きに前記吐き出し
側トランジスタと並列に接続されたフライホイールダイ
オードと、モータ用電源にアノードを接続しカソード側
に前記駆動回路を接続した第1のダイオードとを備えた
構成である。
に、第1の発明のモータ駆動装置は、モータ用電源と接
地点との間に吐き出し側トランジスタと吸い込み側トラ
ンジスタとを直列接続して成る複数個の駆動回路と、前
記各駆動回路内の前記吐き出し側トランジスタと前記吸
い込み側トランジスタとの中間接続点に接続された複数
相の駆動コイルと、前記各吐き出し側トランジスタおよ
び前記各吸い込み側トランジスタをそれぞれ駆動する制
御部と、前記複数相の駆動コイルの中点と前記モータ用
電源との間に接続された切換手段と、前記切換手段を制
御しての駆動コイルの結線状態を全波駆動モードと半波
駆動モードとに切り替える全波半波制御部と、前記モー
タ用電源からの電源供給を阻止する向きに前記吐き出し
側トランジスタと並列に接続されたフライホイールダイ
オードと、モータ用電源にアノードを接続しカソード側
に前記駆動回路を接続した第1のダイオードとを備えた
構成である。
【0023】また、第2の発明は、第1の発明の構成に
加えて、第1のダイオードのカソードにカソードを接続
しアノードを接地したツェナーダイオードを備えてい
る。
加えて、第1のダイオードのカソードにカソードを接続
しアノードを接地したツェナーダイオードを備えてい
る。
【0024】また、第3の発明は、第1の発明の構成に
加えて、第1のダイオードのカソードと接地点との間に
接続されたコンデンサを備えている。
加えて、第1のダイオードのカソードと接地点との間に
接続されたコンデンサを備えている。
【0025】また、第4の発明は、第1の発明の第1の
ダイオードをツェナーダイオードに置き換えると共に、
前記ツェナーダイオードのツェナー電圧がモータ用電源
電圧以上、(駆動トランジスタの耐圧)−(モータ用電
源電圧VM)で決まる電圧以下であることを特徴とす
る。
ダイオードをツェナーダイオードに置き換えると共に、
前記ツェナーダイオードのツェナー電圧がモータ用電源
電圧以上、(駆動トランジスタの耐圧)−(モータ用電
源電圧VM)で決まる電圧以下であることを特徴とす
る。
【0026】また、第5の発明は、モータ用電源と接地
点との間に吐き出し側トランジスタと吸い込み側トラン
ジスタとを直列接続して成る複数個の駆動回路と、前記
各駆動回路内の前記吐き出し側トランジスタと前記吸い
込み側トランジスタとの中間 接続点に接続された複数相
の駆動コイルと、前記各吐き出し側トランジスタおよび
前記各吸い込み側トランジスタをそれぞれ駆動する制御
部と、前記複数相の駆動コイルの中点と前記モータ用電
源との間に接続された切換手段と、前記切換手段を制御
して前記複数相の駆動コイルの結線状態を全波駆動モー
ドと半波駆動モードとに切り替える全波半波制御部と、
前記吐き出し側トランジスタのベース・エミッタ間にそ
のベース・エミッタ間の接合向きと逆向きに並列接続さ
れた第2のダイオードと、前記モータ用電源と前記駆動
回路との間に接続され、前記全波半波制御部の制御信号
により全波駆動モード時にはオンして半波駆動モード時
にはオフされるスイッチ手段とを備えている。
点との間に吐き出し側トランジスタと吸い込み側トラン
ジスタとを直列接続して成る複数個の駆動回路と、前記
各駆動回路内の前記吐き出し側トランジスタと前記吸い
込み側トランジスタとの中間 接続点に接続された複数相
の駆動コイルと、前記各吐き出し側トランジスタおよび
前記各吸い込み側トランジスタをそれぞれ駆動する制御
部と、前記複数相の駆動コイルの中点と前記モータ用電
源との間に接続された切換手段と、前記切換手段を制御
して前記複数相の駆動コイルの結線状態を全波駆動モー
ドと半波駆動モードとに切り替える全波半波制御部と、
前記吐き出し側トランジスタのベース・エミッタ間にそ
のベース・エミッタ間の接合向きと逆向きに並列接続さ
れた第2のダイオードと、前記モータ用電源と前記駆動
回路との間に接続され、前記全波半波制御部の制御信号
により全波駆動モード時にはオンして半波駆動モード時
にはオフされるスイッチ手段とを備えている。
【0027】
【発明の実施の形態】図1〜5は、本発明の第1の実施
の形態に係る3相ブラシレスのモータ駆動装置の回路図
を示すものである。
の形態に係る3相ブラシレスのモータ駆動装置の回路図
を示すものである。
【0028】3相ブラシレスモータ10は回転体に固着
された永久磁石の磁極4によって形成された界磁部分
と、界磁部分と鎖交する位置に配置された複数個の駆動
コイル1〜3と、界磁部と巻線コイルの相対位置を検出
する位置検出手段となるホール素子5〜7により構成さ
れる。
された永久磁石の磁極4によって形成された界磁部分
と、界磁部分と鎖交する位置に配置された複数個の駆動
コイル1〜3と、界磁部と巻線コイルの相対位置を検出
する位置検出手段となるホール素子5〜7により構成さ
れる。
【0029】位置検出手段よりモータ位置信号が3相制
御部100に入力される。3相のブラシレスモータ10
の各相の駆動コイル1〜3の各1端が中点MMに接続さ
れ、この中点MMと電源51との間にスイッチ手段とな
るPNPトランジスタ30が挿入されている。各駆動コ
イル1〜3は3相制御部100によりモータ位置信号に
連動して制御される駆動トランジスタ11〜16より電
流供給する。ここで、ダイオード40を吐き出し側トラ
ンジスタ11,13,15とモータ用の電源51の間に
接続することにより、吐き出し側トランジスタ11,1
3,15からモータ用の電源51に向かう逆流電流を阻
止することができ、モータのトルクロスを無くすことが
可能になる。
御部100に入力される。3相のブラシレスモータ10
の各相の駆動コイル1〜3の各1端が中点MMに接続さ
れ、この中点MMと電源51との間にスイッチ手段とな
るPNPトランジスタ30が挿入されている。各駆動コ
イル1〜3は3相制御部100によりモータ位置信号に
連動して制御される駆動トランジスタ11〜16より電
流供給する。ここで、ダイオード40を吐き出し側トラ
ンジスタ11,13,15とモータ用の電源51の間に
接続することにより、吐き出し側トランジスタ11,1
3,15からモータ用の電源51に向かう逆流電流を阻
止することができ、モータのトルクロスを無くすことが
可能になる。
【0030】図2は、図1の駆動トランジスタ11〜1
6をDMOSトランジスタに置き換えたものである。こ
の場合、DMOSトランジスタのドレイン、ソース間に
ダイオード20,21,22,23,24,25が構造
的にできる。この場合も、ダイオード40を駆動トラン
ジスタ11,13,15とモータ用電源51の間に具備
することにより、モータのトルクロスを無くすことが可
能になる。
6をDMOSトランジスタに置き換えたものである。こ
の場合、DMOSトランジスタのドレイン、ソース間に
ダイオード20,21,22,23,24,25が構造
的にできる。この場合も、ダイオード40を駆動トラン
ジスタ11,13,15とモータ用電源51の間に具備
することにより、モータのトルクロスを無くすことが可
能になる。
【0031】図3は駆動トランジスタをNPNトランジ
スタで構成し、図4はこのトランジスタをMOSトラン
ジスタで構成している。動作は図2の実施の形態と同様
である。
スタで構成し、図4はこのトランジスタをMOSトラン
ジスタで構成している。動作は図2の実施の形態と同様
である。
【0032】図5は、図23においてPNPトランジス
タ11,13,15のエミッタ側とモータ用電源51と
の間に電流遮断手段となるダイオード40を具備したも
のである。この図5の構成では、電流遮断手段となるダ
イオード40により、モータ用電源51に向けて流れる
電流を阻止することができ、モータのトルクロスを無く
すことが可能になる。
タ11,13,15のエミッタ側とモータ用電源51と
の間に電流遮断手段となるダイオード40を具備したも
のである。この図5の構成では、電流遮断手段となるダ
イオード40により、モータ用電源51に向けて流れる
電流を阻止することができ、モータのトルクロスを無く
すことが可能になる。
【0033】図6〜8は本発明の第2の実施の形態に係
るモータ駆動装置を示す回路図である。図6に示すよう
に図1のダイオード40の代りにPNPトランジスタ4
1を具備している。全波駆動時は全波半波制御部50に
より、PNPトランジスタ41はオン状態、トランジス
タ30はオフ状態に制御される。モータ駆動電流はPN
Pトランジスタ41を介して供給され、全波駆動され
る。半波駆動時は全波半波制御部50によりPNPトラ
ンジスタ41はオフ状態、トランジスタ30はオン状態
に制御される。モータ駆動電流はトランジスタ30を介
して供給され全波駆動される。半波駆動時はPNPトラ
ンジスタ41はオフ状態なので、モータ接続端子M1,
M2,M3がモータ用電源電圧VMより高くなっても、
電流が逆方向に流れることはなく、トルクロスも発生し
ない。
るモータ駆動装置を示す回路図である。図6に示すよう
に図1のダイオード40の代りにPNPトランジスタ4
1を具備している。全波駆動時は全波半波制御部50に
より、PNPトランジスタ41はオン状態、トランジス
タ30はオフ状態に制御される。モータ駆動電流はPN
Pトランジスタ41を介して供給され、全波駆動され
る。半波駆動時は全波半波制御部50によりPNPトラ
ンジスタ41はオフ状態、トランジスタ30はオン状態
に制御される。モータ駆動電流はトランジスタ30を介
して供給され全波駆動される。半波駆動時はPNPトラ
ンジスタ41はオフ状態なので、モータ接続端子M1,
M2,M3がモータ用電源電圧VMより高くなっても、
電流が逆方向に流れることはなく、トルクロスも発生し
ない。
【0034】図7は、図1のダイオード40の代りにM
OSトランジスタ42を具備している。図25の動作状
態と同様に半波駆動時はトランジスタ42はオフ状態な
ので、モータ接続端子M1〜M3が電源電圧より高くな
っても、電流がトランジスタ42を介して逆方向に流れ
ることは無く、トルクロスも発生しない。
OSトランジスタ42を具備している。図25の動作状
態と同様に半波駆動時はトランジスタ42はオフ状態な
ので、モータ接続端子M1〜M3が電源電圧より高くな
っても、電流がトランジスタ42を介して逆方向に流れ
ることは無く、トルクロスも発生しない。
【0035】図8は、図1のダイオード40の代りに機
械的スイッチ43を具備している。図25の動作状態と
同様に半波駆動時は機械的スイッチ43はオフ状態なの
で、モータ出力端M1〜M3の電圧がモータ用電源電圧
VMより高くなっても、電流が機械的スイッチ43を介
して逆方向に流れることは無く、トルクロスも発生しな
い。
械的スイッチ43を具備している。図25の動作状態と
同様に半波駆動時は機械的スイッチ43はオフ状態なの
で、モータ出力端M1〜M3の電圧がモータ用電源電圧
VMより高くなっても、電流が機械的スイッチ43を介
して逆方向に流れることは無く、トルクロスも発生しな
い。
【0036】図9、図10は本発明の第3の実施の形態
に係るモータ駆動装置を示す回路図である。図9は、電
圧クランプ手段としてダイオード40のカソードと接地
点との間にツェナーダイオード60を付加した構成であ
る。以下この構成について説明する。
に係るモータ駆動装置を示す回路図である。図9は、電
圧クランプ手段としてダイオード40のカソードと接地
点との間にツェナーダイオード60を付加した構成であ
る。以下この構成について説明する。
【0037】モータ電流を切り替える時、駆動コイル端
には逆起電力による電圧として、L・(di/dt)で
決まる電圧が発生する。特に図24、25に示すような
電流の通電相を急峻に切り替える場合や、図26に示す
ように通電相の正転、逆転を切り替える場合、L・(d
i/dt)の逆起電力によるスパイク電圧は高くなる。
この時、モータを駆動するデバイス(具体的にはトラン
ジスタ11〜16)の耐圧を超え破壊する場合がある。
通常、電圧クランプ手段としては、図2に示すフライホ
イールダイオードと呼ばれるダイオード20,21,2
2を具備することにより電圧を吸収する。
には逆起電力による電圧として、L・(di/dt)で
決まる電圧が発生する。特に図24、25に示すような
電流の通電相を急峻に切り替える場合や、図26に示す
ように通電相の正転、逆転を切り替える場合、L・(d
i/dt)の逆起電力によるスパイク電圧は高くなる。
この時、モータを駆動するデバイス(具体的にはトラン
ジスタ11〜16)の耐圧を超え破壊する場合がある。
通常、電圧クランプ手段としては、図2に示すフライホ
イールダイオードと呼ばれるダイオード20,21,2
2を具備することにより電圧を吸収する。
【0038】しかしながら、半波駆動時のモータ出力端
M1〜M3の電位はモータ用の電源51の電源電圧VM
よりも高くなる為、ダイオード20,21,22を介し
てモータ用電源51側へ流れる電流を阻止する電流遮断
手段が必要になる。しかし、電流遮断手段40を具備す
ると、逆起電力による電圧を逃がす経路がなくなり、モ
ータ出力端M1,M2,M3の電位は L・(di/d
t)で決まる電圧まで上昇し破壊する。この相反する問
題を解決する手段として、ツェナーダイオード60を具
備することにより対策できる。このツェナーダイオード
60のツェナー電圧を半波駆動時の誘起電圧以上、か
つ、デバイス(駆動トランジスタ)の耐圧以下になるよ
うにすれば、半波駆動時に逆方向に電流が流れてモータ
のトルクロスを発生することはない。また、スパイク電
圧はツェナー電圧でクランプされる為に、このスパイク
電圧によってデバイスは破壊されない。図11にこの状
態の電圧クランプの特性を示す。これにより、逆起電力
による電圧が発生するような機器においても、全波駆動
方式と半波駆動方式とを一体化した構成が実現可能にな
る。
M1〜M3の電位はモータ用の電源51の電源電圧VM
よりも高くなる為、ダイオード20,21,22を介し
てモータ用電源51側へ流れる電流を阻止する電流遮断
手段が必要になる。しかし、電流遮断手段40を具備す
ると、逆起電力による電圧を逃がす経路がなくなり、モ
ータ出力端M1,M2,M3の電位は L・(di/d
t)で決まる電圧まで上昇し破壊する。この相反する問
題を解決する手段として、ツェナーダイオード60を具
備することにより対策できる。このツェナーダイオード
60のツェナー電圧を半波駆動時の誘起電圧以上、か
つ、デバイス(駆動トランジスタ)の耐圧以下になるよ
うにすれば、半波駆動時に逆方向に電流が流れてモータ
のトルクロスを発生することはない。また、スパイク電
圧はツェナー電圧でクランプされる為に、このスパイク
電圧によってデバイスは破壊されない。図11にこの状
態の電圧クランプの特性を示す。これにより、逆起電力
による電圧が発生するような機器においても、全波駆動
方式と半波駆動方式とを一体化した構成が実現可能にな
る。
【0039】第2の電圧クランプ手段を図10に示す。
図9のツェナーダイオード60の代りにコンデンサ61
を具備している。前記図9の実施の形態と同様にモータ
の逆起電力による電圧はコンデンサ61によりクランプ
される。この時、コンデンサの容量値はモータのインダ
クタンス値とモータ電流値とからデバイスの耐圧を超え
ないよう算出できる。
図9のツェナーダイオード60の代りにコンデンサ61
を具備している。前記図9の実施の形態と同様にモータ
の逆起電力による電圧はコンデンサ61によりクランプ
される。この時、コンデンサの容量値はモータのインダ
クタンス値とモータ電流値とからデバイスの耐圧を超え
ないよう算出できる。
【0040】図12は、本発明の第4の実施の形態に係
るモータ駆動装置を示す図である。これは、図1のダイ
オード40の代りにツェナーダイオード44を具備した
構成である。この時のモータ端子電圧の状態を図13を
用いて説明する。
るモータ駆動装置を示す図である。これは、図1のダイ
オード40の代りにツェナーダイオード44を具備した
構成である。この時のモータ端子電圧の状態を図13を
用いて説明する。
【0041】まず、半波駆動状態でモータ出力端M1〜
M3の電圧が最も高い状態を考える。ツェナーダイオー
ド44のアノード側にはモータ用の電源51が接続さ
れ、モータ用電源電圧VMが印加され、カソード側には
吐き出し側トランジスタ11,13,15のコレクタに
接続される。モータ出力端M1,M2,M3には、ほぼ
モータ用電源電圧VMの2倍の電圧が印加される為、ツ
ェナーダイオード44にかかる最大誘起電圧はモータ用
電源電圧VMとほぼ等しい電圧となる。従って、ツェナ
ー電圧VZをモータ用電源電圧VM以上の電圧にすれ
ば、半波駆動時の駆動コイル1〜3の誘起電圧によって
ツェナーダイオード44が逆方向に導通することはな
い。
M3の電圧が最も高い状態を考える。ツェナーダイオー
ド44のアノード側にはモータ用の電源51が接続さ
れ、モータ用電源電圧VMが印加され、カソード側には
吐き出し側トランジスタ11,13,15のコレクタに
接続される。モータ出力端M1,M2,M3には、ほぼ
モータ用電源電圧VMの2倍の電圧が印加される為、ツ
ェナーダイオード44にかかる最大誘起電圧はモータ用
電源電圧VMとほぼ等しい電圧となる。従って、ツェナ
ー電圧VZをモータ用電源電圧VM以上の電圧にすれ
ば、半波駆動時の駆動コイル1〜3の誘起電圧によって
ツェナーダイオード44が逆方向に導通することはな
い。
【0042】また、駆動コイル1〜3のモータ出力端M
1,M2,M3に発生するスパイク電圧は、ツェナー電
圧VZとモータ用電源電圧VMの和となる電圧でクラン
プされる。よって、ツェナーダイオード44により電流
遮断手段と電圧クランプ手段との両方の機能を兼用する
ことができ、実装面積の削減、コストダウンに非常に有
効である。図9の実施の形態の場合、ツェナーダイオー
ド60のツェナー電圧は図11のように半波駆動時の最
大誘起電圧2VM以上に設定する必要があり、ツェナー
ダイオード60の消費電力が許容損失を超えてしまう可
能性がある。しかし、図12の実施形態の消費電力は図
9の場合の約1/2に小さくすることができ、ツェナー
ダイオードの破損を防止する上で非常に有効である。
1,M2,M3に発生するスパイク電圧は、ツェナー電
圧VZとモータ用電源電圧VMの和となる電圧でクラン
プされる。よって、ツェナーダイオード44により電流
遮断手段と電圧クランプ手段との両方の機能を兼用する
ことができ、実装面積の削減、コストダウンに非常に有
効である。図9の実施の形態の場合、ツェナーダイオー
ド60のツェナー電圧は図11のように半波駆動時の最
大誘起電圧2VM以上に設定する必要があり、ツェナー
ダイオード60の消費電力が許容損失を超えてしまう可
能性がある。しかし、図12の実施形態の消費電力は図
9の場合の約1/2に小さくすることができ、ツェナー
ダイオードの破損を防止する上で非常に有効である。
【0043】図14から図17は、本発明の第5の実施
の形態に係るモータ駆動装置を示す回路図である。
の形態に係るモータ駆動装置を示す回路図である。
【0044】図14は、図9において、ダイオード40
の両端にPNPトランジスタ70を具備した構成であ
る。図11に示すようにクランプ電圧をモータ電源電圧
の2倍以上に設定すると逆起電力による電圧発生時には
トランジスタ11〜16が安全動作領域を超えてしまう
可能性がある。特に、図26に示すような正転、反転を
切り替えるような場合、逆起電力による電圧はクランプ
電圧まで達し、電流も電流能力の上限まで流れる可能性
があるので、安全動作領域から外れて破損する可能性が
高い。ビデオ等のテープ機器で使用される場合、全波駆
動時の低速モードでは正転と逆転とに切り替えて使用さ
れるが、半波駆動時の高速モードではモータの回転が急
な変化に追従できないので、正転と逆転を切り替えて使
用されることはない。そこで、全波駆動と半波駆動でク
ランプ電圧を切り替えることによりトランジスタ11〜
16を安全動作領域内に制御可能になる。PNPトラン
ジスタ70は全波半波制御部50により全波駆動時はオ
ン状態、半波駆動時にはオフ状態に制御される。つま
り、全波駆動のモードのみ全波半波制御部50によりP
NPトランジスタ70をオン状態に制御し、逆起電力に
よる電圧発生時にはトランジスタ11,13,15のコ
レクタ側がトランジスタのオン電圧以上になるとPNP
トランジスタからモータ用電源51側に電流を逃がす。
これにより、モータ出力端M1,M2,M3の電位はP
NPトランジスタ70の飽和電圧でクランプされ、トラ
ンジスタ11〜16は安全動作領域に入る。
の両端にPNPトランジスタ70を具備した構成であ
る。図11に示すようにクランプ電圧をモータ電源電圧
の2倍以上に設定すると逆起電力による電圧発生時には
トランジスタ11〜16が安全動作領域を超えてしまう
可能性がある。特に、図26に示すような正転、反転を
切り替えるような場合、逆起電力による電圧はクランプ
電圧まで達し、電流も電流能力の上限まで流れる可能性
があるので、安全動作領域から外れて破損する可能性が
高い。ビデオ等のテープ機器で使用される場合、全波駆
動時の低速モードでは正転と逆転とに切り替えて使用さ
れるが、半波駆動時の高速モードではモータの回転が急
な変化に追従できないので、正転と逆転を切り替えて使
用されることはない。そこで、全波駆動と半波駆動でク
ランプ電圧を切り替えることによりトランジスタ11〜
16を安全動作領域内に制御可能になる。PNPトラン
ジスタ70は全波半波制御部50により全波駆動時はオ
ン状態、半波駆動時にはオフ状態に制御される。つま
り、全波駆動のモードのみ全波半波制御部50によりP
NPトランジスタ70をオン状態に制御し、逆起電力に
よる電圧発生時にはトランジスタ11,13,15のコ
レクタ側がトランジスタのオン電圧以上になるとPNP
トランジスタからモータ用電源51側に電流を逃がす。
これにより、モータ出力端M1,M2,M3の電位はP
NPトランジスタ70の飽和電圧でクランプされ、トラ
ンジスタ11〜16は安全動作領域に入る。
【0045】半波駆動時にはPNPトランジスタ70は
オフ状態に制御され、モータ誘起電圧がPNPトランジ
スタ70のオン電圧以上になっても電源51に電流が漏
れることはなく、トルクロスは発生しない。
オフ状態に制御され、モータ誘起電圧がPNPトランジ
スタ70のオン電圧以上になっても電源51に電流が漏
れることはなく、トルクロスは発生しない。
【0046】PNPトランジスタ70の代わりとして、
図15ではNPNトランジスタ71、図16ではMOS
トランジスタ72、図17では機械的スイッチ73を使
用している。機能動作は前記図14の実施の形態と同様
である。
図15ではNPNトランジスタ71、図16ではMOS
トランジスタ72、図17では機械的スイッチ73を使
用している。機能動作は前記図14の実施の形態と同様
である。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、全波駆動方式と半波駆
動方式とに切り替えて、全波駆動時には低速回転動作、
半波駆動時には高速回転動作に切り替えて、最適な駆動
特性を得ることができる一方、半波駆動時に駆動トラン
ジスタからモータ用の電源への電流の逆流を防ぐことが
でき、トルクロスの発生を防止できる。また、モータの
回転方向を切り替える時に発生する逆起電力による機器
の損傷を未然に防ぐことができる。
動方式とに切り替えて、全波駆動時には低速回転動作、
半波駆動時には高速回転動作に切り替えて、最適な駆動
特性を得ることができる一方、半波駆動時に駆動トラン
ジスタからモータ用の電源への電流の逆流を防ぐことが
でき、トルクロスの発生を防止できる。また、モータの
回転方向を切り替える時に発生する逆起電力による機器
の損傷を未然に防ぐことができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るモータ駆動装
置を示す回路図
置を示す回路図
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る他のモータ駆
動装置を示す回路図
動装置を示す回路図
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る他のモータ駆
動装置を示す回路図
動装置を示す回路図
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る他のモータ駆
動装置を示す回路図
動装置を示す回路図
【図5】本発明の第1の実施の形態に係る他のモータ駆
動装置を示す回路図
動装置を示す回路図
【図6】本発明の第2の実施の形態に係るモータ駆動装
置を示す回路図
置を示す回路図
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る他のモータ駆
動装置を示す回路図
動装置を示す回路図
【図8】本発明の第2の実施の形態に係る他のモータ駆
動装置を示す回路図
動装置を示す回路図
【図9】本発明の第3の実施の形態に係るモータ駆動装
置を示す回路図
置を示す回路図
【図10】本発明の第3の実施の形態に係る他のモータ
駆動装置を示す回路図
駆動装置を示す回路図
【図11】電圧クランプ特性を示す図
【図12】本発明の第4の実施の形態に係るモータ駆動
装置を示す回路図
装置を示す回路図
【図13】モータ端子電圧の状態を示す図
【図14】本発明の第5の実施の形態に係るモータ駆動
装置を示す回路図
装置を示す回路図
【図15】本発明の第5の実施の形態に係る他のモータ
駆動装置を示す回路図
駆動装置を示す回路図
【図16】本発明の第5の実施の形態に係る他のモータ
駆動装置を示す回路図
駆動装置を示す回路図
【図17】本発明の第5の実施の形態に係る他のモータ
駆動装置を示す回路図
駆動装置を示す回路図
【図18】従来のモータ駆動装置の回路構成を示す図
【図19】従来の駆動コイル接続端子の電圧波形を示す
図
図
【図20】従来の3相ブラシレスモータの駆動装置を示
す回路図
す回路図
【図21】図20の全波駆動時の動作を示す信号波形図
【図22】図20の半波駆動時の動作を示す信号波形図
【図23】従来の他のモータ駆動装置を示す回路図
【図24】図23の全波駆動時の動作を示す信号波形図
【図25】図23の半波駆動時の動作を示す信号波形図
【図26】駆動切り換え時の各部の信号波形図
1〜3 駆動コイル
4 磁極
5〜7 ホール素子
10 ブラシレスモータ
11〜16 駆動トランジスタ
20〜22 ダイオード
30 トランジスタ
40 ダイオード
41、42 トランジスタ
43 機械的スイッチ
44 ツェナーダイオード
50 全波半波制御部
60 ツェナーダイオード
61 コンデンサ
70〜72 トランジスタ
73 機械的スイッチ
100 3相制御部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H02P 6/00 - 6/24
H02P 5/00
H02P 5/28 - 5/412
H02P 7/00 - 7/01
H02P 7/36 - 7/632
Claims (5)
- 【請求項1】 モータ用電源と接地点との間に吐き出し
側トランジスタと吸い込み側トランジスタとを直列接続
して成る複数個の駆動回路と、 前記各駆動回路内の前記吐き出し側トランジスタと前記
吸い込み側トランジスタとの中間接続点に接続された複
数相の駆動コイルと、 前記各吐き出し側トランジスタおよび前記各吸い込み側
トランジスタをそれぞれ駆動する制御部と、 前記複数相の駆動コイルの中点と前記モータ用電源との
間に接続された切換手段と、 前記切換手段を制御しての駆動コイルの結線状態を全波
駆動モードと半波駆動モードとに切り替える全波半波制
御部と、 前記モータ用電源からの電源供給を阻止する向きに前記
吐き出し側トランジスタと並列に接続されたフライホイ
ールダイオードと、 モータ用電源にアノードを接続しカソード側に前記駆動
回路を接続した第1のダイオードとを備えた モータ駆動
装置。 - 【請求項2】 第1のダイオードのカソードにカソード
を接続しアノードを接地したツェナーダイオードを備え
た請求項1記載のモータ駆動装置。 - 【請求項3】 第1のダイオードのカソードと接地点と
の間に接続されたコンデンサを備えた請求項1記載のモ
ータ駆動装置。 - 【請求項4】 第1のダイオードをツェナーダイオード
に置き換えると共に、前記ツェナーダイオードのツェナ
ー電圧がモータ用電源電圧以上、(駆動トランジスタの
耐圧)−(モータ用電源電圧VM)で決まる電圧以下で
あることを特徴とする請求項1記載のモータ駆動装置。 - 【請求項5】 モータ用電源と接地点との間に吐き出し
側トランジスタと吸い込み側トランジスタとを直列接続
して成る複数個の駆動回路と、 前記各駆動回路内の前記吐き出し側トランジスタと前記
吸い込み側トランジスタとの中間接続点に接続された複
数相の駆動コイルと、 前記各吐き出し側トランジスタおよび前記各吸い込み側
トランジスタをそれぞれ駆動する制御部と、 前記複数相の駆動コイルの中点と前記モータ用電源との
間に接続された切換手段と、 前記切換手段を制御して前記複数相の駆動コイルの結線
状態を全波駆動モードと半波駆動モードとに切り替える
全波半波制御部と、 前記吐き出し側トランジスタのベース・エミッタ間にそ
のベース・エミッタ間の接合向きと逆向きに並列接続さ
れた第2のダイオードと、 前記モータ用電源と前記駆動回路との間に接続され、前
記全波半波制御部の制御信号により全波駆動モード時に
はオンして半波駆動モード時にはオフされるスイッチ手
段とを備えた モータ駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09990097A JP3365249B2 (ja) | 1997-04-17 | 1997-04-17 | モータ駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09990097A JP3365249B2 (ja) | 1997-04-17 | 1997-04-17 | モータ駆動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10295093A JPH10295093A (ja) | 1998-11-04 |
| JP3365249B2 true JP3365249B2 (ja) | 2003-01-08 |
Family
ID=14259659
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09990097A Expired - Fee Related JP3365249B2 (ja) | 1997-04-17 | 1997-04-17 | モータ駆動装置 |
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| Country | Link |
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Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4736155B2 (ja) * | 2000-02-16 | 2011-07-27 | パナソニック株式会社 | インバータ装置 |
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1997
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