JP3365092B2 - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JP3365092B2 JP26808994A JP26808994A JP3365092B2 JP 3365092 B2 JP3365092 B2 JP 3365092B2 JP 26808994 A JP26808994 A JP 26808994A JP 26808994 A JP26808994 A JP 26808994A JP 3365092 B2 JP3365092 B2 JP 3365092B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は通信装置に関し、特に情
報をフレーム単位で伝送する通信装置におけるバッファ
制御方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、通信装置の一種であるファクシミ
リの伝送方式としては、G3プロトコルといわれるアナ
ログ回線用の伝送制御方式が普及している。このG3プ
ロトコルにおいては、ファクシミリ制御信号は300b
psで伝送され、そのフレームの時間長は3秒±15%
以内、即ち最大3.45秒以内に納まるように規定され
ている。この3.45秒で送信できるデータ量は300
×3.45÷8=130バイトとなる。従って、最も大
きなフレームとなる可能性のあるNSF+DIS+CS
Iフレームがマルチフレームとして送出された場合の最
大値は、130バイト(NSF)+20バイト(CS
I)+6バイト(DIS)=156バイトとなる。よっ
て、フレーム受信バッファとしては256バイト程度の
容量を準備しておけば十分に足りる。一方、ファクシミ
リの伝送方式として、1993年にITU−T勧告T.
30に、新たにANNEXC(G3C)の勧告が追加さ
れた。このG3Cはデジタル回線を用い、ブロック(ペ
ージ)内の順序を表すフレーム番号を付与したフレーム
単位で画情報の伝送を行う方式であり、伝送制御手順は
G3(ECM)をベースにしている。そして、G3Cに
おいては1フレームの時間長の制限は何ら規定されてい
ない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなG3Cプ
ロトコルを用いた場合には、NSFフレームとして非常
に長いフレームを用いることが可能であるので、受信側
ファクシミリにおいて、バッファ容量が小さいとオーバ
ーフローする恐れがあり、一方、大容量のバッファを備
えるとコストアップにつながるという問題点があった。
本発明の目的は、前記のような従来技術の問題点を解決
し、最小限のバッファにより大きなフレームにも対応が
可能な通信装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、通信フレ
ームにより情報を伝送する通信装置において、受信中の
フレームに他社の非標準機能提供者コードが付与されて
いるか否かを判定する手段と、他社の非標準機能提供者
コードが付与されていた場合には、該フレームを受信バ
ッファに格納せずに、破棄する格納制御手段とを備えた
ことを特徴とする。また、第2の発明は、受信中のフレ
ームに他社の非標準機能提供者コードが付与されている
か否かを判定する手段と、他社の非標準機能提供者コー
ドが付与されていた場合には、該フレームを受信バッフ
ァに格納せずに、トレース用バッファに格納する格納制
御手段とを備えたことを特徴とする。
【0005】
【作用】第1の発明においては、データ長が予測でき
ず、また機能を利用することができない他社の非標準機
能提供者コードが付与されているフレームを破棄するこ
とにより、大容量のバッファを用意する必要がなく、自
社の最大フレームを格納可能なバッファを用意すればよ
い。また、第2の発明においては、他社の非標準機能提
供者コードが付与されているフレームの受信に、予め大
きな容量が確保されているトレースバッファを利用する
ことにより、受信バッファがオーバーフローすることを
防止し、かつ既存のトレース機能を実現することができ
る。
【0006】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図2は本発明が適用されるファクシミリ装
置の構成を示すブロック図である。CPU1は、ファク
シミリ装置全体の制御処理を行い、RAM2は制御プロ
グラムのワークエリヤとして使用されるメモリである。
操作表示装置3は、パネルに装備されているスイッチ等
からなる情報入力装置、および例えば液晶を用いた文
字、図形の表示装置からなる。読取装置4は、CCDイ
メージセンサ等を用いて原稿を読み取る装置であり、印
字装置5は画像データをプリントする装置である。画像
処理装置6は画像データの符号化/復号化、あるいは拡
大/縮小処理を行う装置である。画像蓄積装置7は、画
像データを蓄積する大容量のメモリであり、ROM8は
ファクシミリ全体を制御するプログラムが格納されてい
る不揮発性メモリである。
【0007】通信制御部1(9)は、デジタル網を使用
する通信制御(例えばG3C、G4)を行う装置であ
り、通信制御部2(10)は、アナログ網を使用する通
信制御(例えばG3)を行う装置である。通信制御部は
リンク層制御およびファクシミリ伝送制御手順を実行す
るために、CPU、ROM、RAM等を内蔵し、受信フ
レーム用バッファメモリも備えている。デジタル網制御
装置11は、ISDN等のデジタル回線とのインターフ
ェース回路である。モデム12は、ファクシミリ伝送制
御信号用の低速モデム(V21)と画情報の送受信用の
高速モデム(V27ter 、V29、V33、V17な
ど)機能を備えた変復調装置である。アナログ網制御装
置13は電話網等のアナログ回線とのインターフェース
回路であり、自動発着信機能を備えている。バス14は
装置内の各回路間でデータの転送を行うためのものであ
り、回線切換え制御装置15は複数の網制御装置と内部
の通信制御装置とを選択接続する装置であり、G3Cの
通信が行われる場合には、デジタル網制御装置11と通
信制御部1(9)とが接続される。
【0008】図3は、非標準機能に関するファクシミリ
制御信号フレームのフォーマットを示す説明図である。
前述したG3Cにおいては、フレームはHDLCのフレ
ーム構造をとっており、そのI(情報)フィールドの先
頭には制御コマンドの種類をを示す1バイトの識別コー
ドが存在する。その後には1バイトの日本国コード、1
バイトの国内コード、2バイトの提供者コード、任意長
で、各社独自のフォーマットを有し、互換性のないユー
ザ情報が存在する。
【0009】図1は、本発明の通信制御部の制御フレー
ム受信時の機能を示す機能ブロック図である。図1
(a)は通常の制御コマンドフレーム受信時のデータの
流れを矢印で示している。デバイス20は、網制御部1
1を介してデジタル回線と物理層のインターフェースを
とる回路であり、デバイス制御部21は、受信したデー
タ列からフレームを抽出し、エラーチェックを行って、
バッファ22に格納する。そして、プロトコル制御部2
3にフレームの受信を通知する。プロトコル制御部23
はリンク層およびファクシミリ手順の制御部であり、受
信フレームを解析し、その結果を、CPU1、ROM
8、RAM2等からなるシステム制御部に通知する。図
1(b)は図3に示すような、他社の非標準機能に関す
るコマンドを受信した場合の処理を示している。デバイ
ス制御部21は、受信フレームのファクシミリコントロ
ールフィールドを監視しており、例えばNSFコマンド
のような非標準機能に関するコマンドであった場合に
は、第4、5バイト目の提供者コードが自社のコードで
あるか否かを判定する。そして、自社機コードであれ
ば、該フレームを受信バッファに格納し、プロトコル制
御部に通知するが、もし自社コードでなければ、該フレ
ームのバッファへの格納を中止して廃棄し、つぎのフレ
ーム受信を監視する。他社のNSFコマンドは利用不可
能であるので、破棄しても問題は無い。従って、受信バ
ッファとしては、自社におけるNSFコマンドの最長の
ものが受信された場合にも、フレームを格納できるだけ
の容量があればよい。
【0010】図1(c)は、他社の非標準機能に関する
コマンドを受信した場合の第2の実施例の処理を示して
いる。デバイス制御部21においては、受信フレームの
ファクシミリコントロールフィールドを監視しており、
例えば受信フレームがNSFコマンドであった場合に
は、第4、5バイト目の提供者コードが自社のコードで
あるか否かが判定され、自社機コードであれば、該フレ
ームを受信バッファに格納するが、もし自社コードでな
ければ、該フレームをトレースバッファへ格納する。従
って、受信バッファとしては、やはり自社におけるNS
Fコマンドの最長のものが受信された場合にも、フレー
ムを格納できるだけの容量があればよく、また、トレー
ス用バッファに格納すれば、エラー原因究明のための伝
送制御手順の解析等、従来のトレース機能をそのまま実
現できる。なおトレース用バッファとは、必要に応じて
通信内容を全て記録するメモリであり、通信制御部内に
あってもよいし、あるいはRAM2を使用してもよい。
【0011】図4は、本発明における送信側ファクシミ
リの処理を示すフローチャートである。ステップS1に
おいては、デジタル回線を使用して相手ファクシミリに
対して発呼し、ステップS2においては、G3Cフラグ
を0にリセットする。ステップS3においては、XID
コマンドを送出する。このコマンドにはG3C能力が表
示されている。これに対し、受信側からはXID、(N
SF)、(CSI)、DISの順でコマンドが送出さ
れ、NSFおよびCSIは任意である。ステップS4に
おいては、DISコマンドを受信したか否かが判定さ
れ、結果が否定の場合にはステップS5に移行し、NS
Fコマンドを受信したか否かが判定される。そして、判
定結果が否定の場合にはステップS6に移行し、XID
コマンドを受信したか否かが判定され、結果が否定の場
合にはステップS4に戻るが、肯定の場合にはステップ
S7に移行する。ステップS7においては、受信したX
IDコマンドにG3C能力有りの表示があり、G3Cに
よる通信が可能であるか否かが判定され、結果が否定の
場合にはステップS4に戻るが、肯定の場合にはステッ
プS8に移行してG3Cフラグを1にセットする。
【0012】ステップS5においてNSFコマンドを受
信した場合にはステップS9に移行し、G3Cフラグが
1であるか否かが判定され、結果が否定の場合にはステ
ップS12に移行し、NSFフレームを無条件に受信バ
ッファに格納するが、肯定の場合にはステップS10に
移行し、提供者コードを取り出す。ステップS11にお
いては、提供者コードが他社であるか否かが判定され、
結果が否定の場合にはステップS12に移行するが、肯
定の場合にはステップS13に移行する。ステップS1
3においては、NSFフレームを破棄するか、あるいは
トレースバッファへ転送する。ステップS4においてD
ISを受信した場合にはステップS14に移行して、D
ISコマンドを受信バッファに格納する。これ以降のス
テップS15からステップS23までの処理は通常のG
3手順と同じである。以上のような処理により、バッフ
ァの適切な制御が可能となる。
【0013】以上、実施例を説明したが、本発明は以下
に示すような変形例も考えられる。実施例としてはファ
クシミリのG3Cプロトコルにおけるバッファ制御方式
を例示したが、本発明は一般的な伝送制御手順を実行す
る場合に適用可能である。
【0014】
【発明の効果】以上述べたように、第1の発明において
は、データ長が予測できない他社の非標準機能提供者コ
ードが付与されているフレームを破棄することにより、
大容量のバッファを用意する必要がなく、自社の最大フ
レームを格納可能なバッファを用意すればよいので、コ
ストが抑えられるという効果がある。また、第2の発明
においては、他社の非標準機能提供者コードが付与され
ているフレームの受信に、予め大きな容量が確保されて
いるトレースバッファを利用することにより、やはり受
信バッファとしては自社フレームを受信可能な必要最小
限の容量を設ければよく、かつ既存のトレース機能はそ
のまま実現可能であるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信制御部の機能を示す機能ブロック
図である。
【図2】本発明が適用されるファクシミリ装置の構成を
示すブロック図である。
【図3】非標準機能に関するファクシミリ制御信号フレ
ームのフォーマットを示す説明図である。
【図4】本発明における送信側ファクシミリの処理を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1…CPU、2…RAM、3…操作表示装置、4…読取
装置、5…印字装置、6…画像処理装置、7…画像蓄積
装置、8…ROM、9…通信制御部1、10…通信制御
部2、11…デジタル網制御装置、12…モデム、13
…アナログ網制御装置、14…システムバス、15…回
線切換制御装置
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−157039(JP,A) 特開 平3−268682(JP,A) 特開 昭62−168462(JP,A) 実開 平1−129962(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/32 - 1/36 H04N 1/42 - 1/44

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信バッファを有し、通信フレームによ
    り情報を伝送する通信装置において、受信中のフレーム
    に他社の非標準機能提供者コードが付与されているか否
    かを判定する手段と、他社の非標準機能提供者コードが
    付与されていた場合には、該フレームを受信バッファに
    格納せずに、破棄する格納制御手段とを備えたことを特
    徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 受信バッファおよびトレース用バッファ
    を有し、通信フレームにより情報を伝送する通信装置に
    おいて、受信中のフレームに他社の非標準機能提供者コ
    ードが付与されているか否かを判定する手段と、他社の
    非標準機能提供者コードが付与されていた場合には、該
    フレームを受信バッファに格納せずに、トレース用バッ
    ファに格納する格納制御手段とを備えたことを特徴とす
    る通信装置。
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