JP3364945B2 - 手振れ補正装置及び手振れ補正方法 - Google Patents

手振れ補正装置及び手振れ補正方法

Info

Publication number
JP3364945B2
JP3364945B2 JP06390592A JP6390592A JP3364945B2 JP 3364945 B2 JP3364945 B2 JP 3364945B2 JP 06390592 A JP06390592 A JP 06390592A JP 6390592 A JP6390592 A JP 6390592A JP 3364945 B2 JP3364945 B2 JP 3364945B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
prism
actuator
camera shake
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP06390592A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05276427A (ja
Inventor
茂樹 石塚
弘一 佐藤
章 二神
満 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP06390592A priority Critical patent/JP3364945B2/ja
Priority to KR1019920025507A priority patent/KR100263295B1/ko
Priority to CA002088205A priority patent/CA2088205C/en
Priority to ES93300694T priority patent/ES2119860T3/es
Priority to DE69319462T priority patent/DE69319462T2/de
Priority to EP93300694A priority patent/EP0555030B1/en
Publication of JPH05276427A publication Critical patent/JPH05276427A/ja
Priority to US08/331,339 priority patent/US5623305A/en
Priority to US08/823,150 priority patent/US5946032A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3364945B2 publication Critical patent/JP3364945B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/64Imaging systems using optical elements for stabilisation of the lateral and angular position of the image
    • G02B27/646Imaging systems using optical elements for stabilisation of the lateral and angular position of the image compensating for small deviations, e.g. due to vibration or shake
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/68Control of cameras or camera modules for stable pick-up of the scene, e.g. compensating for camera body vibrations
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/68Control of cameras or camera modules for stable pick-up of the scene, e.g. compensating for camera body vibrations
    • H04N23/681Motion detection
    • H04N23/6812Motion detection based on additional sensors, e.g. acceleration sensors
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/68Control of cameras or camera modules for stable pick-up of the scene, e.g. compensating for camera body vibrations
    • H04N23/682Vibration or motion blur correction
    • H04N23/685Vibration or motion blur correction performed by mechanical compensation
    • H04N23/686Vibration or motion blur correction performed by mechanical compensation with a variable apex prism
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2205/00Adjustment of optical system relative to image or object surface other than for focusing
    • G03B2205/0007Movement of one or more optical elements for control of motion blur
    • G03B2205/003Movement of one or more optical elements for control of motion blur by a prism with variable angle or the like
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2205/00Adjustment of optical system relative to image or object surface other than for focusing
    • G03B2205/0053Driving means for the movement of one or more optical element
    • G03B2205/0069Driving means for the movement of one or more optical element using electromagnetic actuators, e.g. voice coils
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2217/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B2217/005Blur detection

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばビデオカメラ等
に適用して好適な手振れ補正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオカメラ等においては、手振
れ補正処理が行われている。
【0003】手振れとは、人がビデオカメラを持って被
写体を撮影するときに、自分の意志に関係なく手や体が
動いてしまうことによる、撮影した映像の上下左右(斜
め等複雑な動きも有り得る)への動きである。
【0004】即ち、ビデオカメラを微妙に(個人差によ
っては大きい場合も有り得る)動かしてしまうことによ
り、被写体よりの光をCCD(チャージ・カップルド・
デバイス)素子の撮像面において上下左右等の方向に移
動してしまい、これにより、撮影した映像をテレビジョ
ンモニタ等の管面上に映出したときに、その画像が上下
左右等の方向にたえず動いてしまう現象を引き起こすも
のである。
【0005】従来、このような現象を回避するために、
例えばVAP(可変頂角)素子と称されるプリズムを使
用している。
【0006】このプリズムは、2枚の円形の板ガラス
を、これら2枚の板ガラスと略等しい径の円筒状の透明
な蛇腹形状のばね部で接合し、このばね部内に粘性を有
する液体を充填したものである。
【0007】そしてこのプリズムを手振れによる角速度
の変化に応じて水平または垂直方向に動かして、光を屈
折させ、CCD素子の撮像面上において光が移動しない
ようにすることで手振れの補正を行うようにしている。
【0008】図23にこのVAP素子を用いた従来の手
振れ補正装置を示し、以下、この従来の手振れ補正装置
について説明する。
【0009】この図23において、1は水平方向の角速
度センサで、手振れによるビデオカメラの水平方向の動
きによる角速度の検出を行う。
【0010】この角速度センサ1よりの検出信号はA−
Dコンバータ2を介して積分回路3に供給される。
【0011】この積分回路3は例えば角速度センサ1よ
りの検出信号から1つ前の検出信号を所定の利得で減衰
した信号を加算する等の積分処理を行い、その結果得ら
れた積分出力を加算回路4に供給する。
【0012】この加算回路4よりの出力はPWM(パル
ス幅変調)ドライバ5に供給され、PWM信号になさ
れ、アクチュエータ6に供給される。
【0013】このアクチュエータ6はプリズム7を水平
方向に駆動する。
【0014】このプリズム7は、上述したようにVAP
(可変頂角)素子と称されるもので、2枚の円形の板ガ
ラス7a及び7bを、これら2枚の板ガラスと略同じ直
径の円筒状の蛇腹形状の透明なばね部7cで接合し、更
にこのばね部7c内に粘性を有する液体を充填したもの
である。
【0015】このプリズム7の板ガラス7aに設けられ
た水平軸7eには水平方向駆動用のアクチュエータ6が
接続され、このプリズム7の板ガラス7bに設けられた
垂直軸7fには垂直方向駆動用のアクチュエータ15が
接続される。
【0016】従って、板ガラス7aは水平方向に回転さ
せられ、板ガラス7bは垂直方向に回転させられる。
【0017】アクチュエータ6によって水平方向に回転
させられる板ガラス7aの位置(プリズム7の水平方向
の回転角)は、頂角センサ8によって検出され、この検
出信号がA−Dコンバータ9を介して加算回路4に供給
される。
【0018】従って、加算回路4においては積分回路3
よりの積分出力より、プリズム7の水平方向の回転角の
検出信号が減算され、この減算出力がPWMドライバ5
に供給されることとなる。
【0019】10は角速度センサで、この角速度センサ
10は、手振れによるビデオカメラの垂直方向の動きに
よる角速度の検出を行う。
【0020】この角速度センサ10よりの検出信号はA
−Dコンバータ11を介して積分回路12に供給され、
例えば角速度センサ10よりの検出信号から1つ前の検
出信号を所定の利得で減衰した信号を加算する等の積分
処理を行い、その結果得られた積分出力を加算回路13
に供給する。
【0021】この加算回路13よりの出力はPWM(パ
ルス幅変調)ドライバ14に供給され、PWM信号にな
され、アクチュエータ15に供給される。
【0022】このアクチュエータ15は、上述したプリ
ズム7の板ガラス7bの垂直軸7fに接続され、この板
ガラス7bを垂直方向に回転させる。
【0023】アクチュエータ15によって垂直方向に回
転させられる板ガラス7bの位置(プリズム7の垂直方
向の回転角)は、頂角センサ16によって検出され、こ
の検出信号がA−Dコンバータ17を介して加算回路1
3に供給される。
【0024】従って、加算回路13においては積分回路
12よりの積分出力より、プリズム7の垂直方向の回転
角の検出信号が減算され、この減算出力がPWMドライ
バ14に供給されることとなる。
【0025】即ち、手振れによって生じる水平及び垂直
方向の角速度を検出し、これに基いて夫々のアクチュエ
ータ6及び15でプリズム7を水平及び垂直方向に回転
させて光を屈折させ、図示を省略したこのプリズム7の
後段に配されるCCD素子の撮像面上で光が上下左右に
動かないようにすると共に、プリズム7の位置(水平及
び垂直方向の回転角)を夫々検出し、各アクチュエータ
6及び15にフィードバックするようにしていた。
【0026】図24は縦軸を振れ角(θ)、横軸を駆動
電圧(V)として、プリズム7の駆動曲線を示してい
る。
【0027】この図24に示すように、プリズムの駆動
電圧に対する振れ角の関係はヒステリシス特性を有す
る。
【0028】図25は上述の図23に示した手振れ補正
装置のシグナルフローである。
【0029】以下、この図25を参照して手振れ補正装
置のシグナルフローについて説明するに、この図25に
おいて、Rはアクチュエータ6や15の巻線抵抗(V/
A)、Kt はトルク定数(700g・cm/A)、Jは
イナーシャ(g・cm/sec2 )、Dはプリズム7の
液体の粘性抵抗(g・cm/sec)、Kθは頂角セン
サ8や16の検出利得(V/deg)、Ky はばね部7
cのばね定数(g・cm/deg)、ei は交流駆動電
圧(V)である。
【0030】この場合の利得(オープンループゲイン)
は次の数1で表すことができる。
【0031】
【数1】
【0032】この数1は2次遅れの一般式で表すと次の
数2の如き式で表すことができる。
【0033】
【数2】
【0034】尚、n は正規化を表す。ζは減衰係数であ
る。
【0035】また、このオープンループでの位相及びゲ
インは図26に示す如くなる。
【0036】この図26において、縦軸を位相(度)及
びゲイン(dB)、横軸を周波数(Hz)とした場合の
位相曲線po1及びゲイン曲線go1を示す。
【0037】図27はK=1に正規化した場合の特性を
示すボード線図である。
【0038】図27Aはゲイン特性を示し、図27Bは
位相特性を示している。
【0039】この図27Aにおいては、ζが0.05、
0.1、0.2、0.3、0.5、0.7、1.0、
2.0の場合のゲインを示し、図27Bにおいては、ζ
が0.1、0.2、0.3、0.5、0.7、0.9、
1.0の場合の位相を示している。
【0040】この図27に示すように、ζが0.7のと
きにはかなり合っている。
【0041】また、100Hz付近に共振特性のような
ものが現れて乱れているが、50Hz以下ではかなり合
っている。
【0042】また、上述の手振れ補正装置のオープン特
性を元に、積分回路3及び12により積分した結果を基
準refとして、PWMドライバ5及び14とアクチュ
エータ6及び15と頂角センサ8及び16のクローズド
ループを形成した場合は、図28に示す如きシグナルフ
ローとなる。
【0043】このクローズドループにおけるゲインは次
の数3で表すことができる。
【0044】
【数3】
【0045】これを実測したものが図29に示すグラフ
となる。
【0046】この図29のAのグラフは縦軸をゲイン
(dB)、横軸を周波数(Hz)とし、この図29のB
のグラフは縦軸を位相(度)、横軸を周波数(Hz)と
し、夫々入力レベルに対するゲイン及び位相の変化を示
している。
【0047】また、これらのグラフにおいて、go2は
入力レベルが±200mV、go3は入力レベルが±5
0mV、go4は入力レベルが±25mV、go5は±
10Vで、po2は入力レベルが±200mV、po3
は入力レベルが±50mV、po4は入力レベルが±2
5mV、po5は入力レベルが±10mの場合の曲線で
ある。
【0048】この図29の各グラフから明かなように、
オープンループ特性で出ていた入力レベルによる変化が
クローズドループでも現れていることが分かる。
【0049】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の手振
れ補正装置においては、以下に説明するように多くの不
都合がある。
【0050】先ず、上述の数1から明かなように、プリ
ズム7の粘性抵抗D及びばね定数Ky によりプリズム7
の入出力特性が非線形であり、特に小信号に対してゲイ
ンが落ちるために小さな手振れを抑圧できないという不
都合が生じる。
【0051】次に、図24のプリズム7に対する駆動電
圧と振れ角の関係を示すグラフで明かなように、この関
係においてヒステリシス特性が有るので、プリズム7が
指示通りに動かないという不都合が生じる。
【0052】次に、図27のゲイン及び位相特性のグラ
フから明かなように、100Hz付近に共振特性のよう
なものが現れ、乱れが生じるという不都合があった。
【0053】これらの特性はプリズム7のイナーシャ
J、粘性抵抗D及びばね定数Ky で決まるので、改善す
るには、プリズム7系のメカそのものの改善による他は
ない。
【0054】次に、図26及び図29の各グラフから明
らかなように、低域ゲインが0dBにならずこれによっ
て位置が不安定となる(ゲイン0dBのところで位相余
裕がなく、発振しやすい)、低域ゲインのレベル依存
性、100Hz(図27と同じことである)付近のピー
ク変動による発振、温度依存性が大きい等の不都合があ
った。
【0055】特に、上述のばね部7cは温度で強度が変
わるような材質のものを折り畳んで蛇腹形状のものを形
成したものなので、温度によってばね定数が変化してし
まう。
【0056】また、このばね部7cに充填された液体7
dの粘性も温度によって変化してしまう。
【0057】また、プリズム7の入出力伝達関数(ばね
項や摩擦項等のために)が2次以上の系となっており、
フィードバックサーボをかけると発振余裕が小さくなる
不都合があった。
【0058】そして更に、量産性に欠けるという不都合
があった。
【0059】本発明はこのような多くの不都合を一掃す
ることのできる手振れ補正装置を提案しようとするもの
である。
【0060】
【課題を解決するための手段】本発明手振れ補正装置は
例えば図1〜図22に示す如く、可変頂角プリズム7
と、手振れによる動きを検出する動き検出手段1、10
と、可変頂角プリズム7を駆動する駆動手段6,15
と、可変頂角プリズム7の位置を検出する位置検出手段
8、16と制動コイルからなり可変頂角プリズム7の
回転角速度を検出する速度検出手段26、32とを有
し、駆動手段6、15は動き検出手段1、10よりの
検出結果と位置検出手段8、16及び速度検出手段段2
6、32よりの検出結果に応じて可変頂角プリズム7
を駆動するようにしたものである。また本発明手振れ補
正方法は例えば図1〜図22に示す如く、可変頂角プリ
ズム7を駆動する駆動ステップと、手振れによる動きを
検出する動き検出ステップと、可変頂角プリズム7の位
置を検出する位置検出ステップと、可変頂角プリズム7
の回転角速度を検出する速度検出ステップとを有し、駆
動ステップは、動き検出ステップよりの検出結果と位置
検出ステップ及び速度検出ステップよりの検出結果とに
応じて可変頂角プリズム7を駆動するようにしたもので
ある。
【0061】
【作用】上述せる本発明によれば、手振れによる動きの
検出結果と可変頂角プリズム7の位置検出及び可変頂角
プリズム7の回転角速度の検出結果とに応じて可変頂角
プリズム7を駆動するようにしたので、可変頂角プリズ
ムの非線形性を緩和でき、可変頂角プリズムを滑らかに
駆動することができ、サーボ特性としての位相余裕を増
加でき、これにより量産時の素子のばらつきを低減し、
温度特性に対して強いものとすることができる。
【0062】
【実施例】以下に、図1を参照して本発明手振れ補正装
置の一実施例について詳細に説明する。
【0063】この図1において、図23と対応する部分
には同一符号を付してその詳細説明を省略する。
【0064】この図1において、角速度センサ(水平方
向の角速度)1よりの検出信号がA−Dコンバータ21
を介してディジタル積分回路22に供給される。
【0065】この検出は、例えば偏揺角(yawin
g)等の検出である。
【0066】このディジタル積分回路22はA−Dコン
バータ21よりのディジタル検出信号を例えば減衰した
1つ前の検出信号と加算する等して積分を行う。
【0067】この積分出力はD−Aコンバータ23によ
りアナログ信号になされた後に加算回路24に供給され
る。
【0068】この加算回路24においては、D−Aコン
バータ23よりの検出信号から、頂角センサ{PID:
ポテンショ(位置)・インテグラル(積分)・ディファ
レンシャル(微分)センサ}8が可変頂角プリズム(V
AP素子)7の水平方向の位置を検出して得た位置信号
が減算される。
【0069】この加算回路24の出力は次段の加算回路
25に供給される。
【0070】この加算回路25においては、加算回路2
4よりの出力から、制動コイル26よりの信号が減算さ
れ、この結果としての減算信号が駆動信号としてアクチ
ュエータ6に供給され、これにより、プリズム7が水平
方向に駆動される。
【0071】一方、角速度センサ(垂直方向の角速度)
10よりの検出信号がA−Dコンバータ27を介してデ
ィジタル積分回路28に供給される。
【0072】この検出は、例えば縦揺れ(pitchi
ng)等の検出である。
【0073】このディジタル積分回路28はA−Dコン
バータ27よりのディジタル検出信号を、上述と同様
に、例えば減衰した1つ前の検出信号と加算する等して
積分を行う。
【0074】この積分出力はD−Aコンバータ29によ
りアナログ信号になされた後に加算回路30に供給され
る。
【0075】この加算回路30においては、D−Aコン
バータ29よりの検出信号から、頂角センサ{PID:
ポテンショ(位置)・インテグラル(積分)・ディファ
レンシャル(微分)センサ}16が可変頂角プリズム
(VAP素子)7の垂直方向の位置を検出して得た位置
信号が減算される。
【0076】この加算回路30の出力は次段の加算回路
31に供給される。
【0077】この加算回路31においては、加算回路3
0よりの出力から、制動コイル32よりの信号が減算さ
れ、この結果としての減算信号が駆動信号としてアクチ
ュエータ15に供給され、これにより、プリズム7が垂
直方向に駆動される。
【0078】上述したように、従来の手振れ補正装置に
おいては、頂角センサ8や16でプリズム7の液体7d
の粘性、ばね部7cのばね抵抗、軸摩擦等種々の要因に
よるばらつきや温度特性の依存等による手振れ補正の種
々の不都合を頂角センサ8や16による制御では抑圧で
きなかった。
【0079】頂角センサ8や16を用いて上述の種々の
不都合を抑圧するためには、位相余裕をとるために出力
e0 (図25参照)を微分してフィードバックするいわ
ゆるDループを形成することが考えられる。
【0080】しかしながら、この場合、頂角センサ8や
16のS/Nが特に高域において悪いので使用できな
い。
【0081】また、直流ゲインをとるためにPループゲ
インを増加させると、発振余裕がなくなる。
【0082】更にまた、積分ループ(I)は、直流ゲイ
ンを上げるのに有効ではあるが、これだけでは位相余裕
を劣化させるのでDループが使用できないと無意味であ
る。
【0083】そこで本例においては、微分Dに変わる速
度ループ、即ち、上述した制動コイル26や32による
フィードバックを用いるようにする。
【0084】図2及び図3にプリズム7の板ガラス7a
または7b、アクチュエータ6または15、制動コイル
26または32、ステータ等の構成例を示す。
【0085】これら図2及び図3において、41はボビ
ンで、このボビン41はこれらの図に夫々示すように、
中間部より若干上に水平軸(または垂直軸7f)7e用
の軸孔を設け、この軸孔より更に上方に検出部41aを
形成する。
【0086】このボビン41の検出部41aの先端部分
にスリット41bを形成する。
【0087】そしてこのスリット41bの左側、且つ、
いわゆるプリズムセンター位置においてその光軸がスリ
ット41bを通過する位置にフォトダイオード44を配
し、このスリット41bの右側、且つ、いわゆるプリズ
ムセンター位置においてフォトダイオード44よりの発
光光が受光できる位置にフォトセンサ45を配する。
【0088】このように構成することにより、フォトダ
イオード44よりの発光光がフォトセンサ(PSD:フ
ォト・センシティブ・デバイス)45に結像する。
【0089】即ち、アクチュエータ6、15によるボビ
ン41の回転に応じてフォトダイオード44よりの発光
光のフォトセンサ45での結像位置が動き、これが電圧
として取り出される。
【0090】また、このボビン41の下部に駆動コイル
用(アクチュエータ用)線材42及び制動コイル用線材
43を互いに平行になるように夫々巻回する。
【0091】この駆動コイル用線材42及び制動コイル
用線材43が巻回されたボビン41を図3に示すように
ステータ40内に配し、このボビン41の水平軸7eま
たは垂直軸7fに水平軸軸棒53または垂直軸軸棒54
(図3参照)を取り付け、その一端をプリズム7の板ガ
ラス7aまたは7bに取り付け、その他端を筐体55の
内壁部分に取り付ける。
【0092】図4はボビン41に巻回した駆動コイル用
線材42及び制動コイル用線材43の状態を示してい
る。
【0093】この図4に示すように、ボビン41(図示
を省略する)の左側に駆動コイル用線材42を巻回して
アクチュエータ6または15を構成し、このボビン41
(図示を省略する)の右側に制動コイル用線材43を巻
回して制動コイル26または32を構成する。
【0094】図5は上述の図4に示したコイルの他の構
成例である。
【0095】即ち、この図5においては、ボビン41の
略中心部分にスペーサ56を配し、このスペーサ56の
左側(ボビン41の左側)に駆動コイル(アクチュエー
タ6または15)用線材42を巻回してアクチュエータ
6または15を構成し、このスペーサ56の右側(ボビ
ン41の右側)に制動コイル用線材43を巻回して制動
コイル26または32を構成する。
【0096】このように構成した場合、2つのコイル
(アクチュエータ6及び制動コイル26、アクチュエー
タ15及び制動コイル32)間の高周波クロストークを
なくして特性に影響を与えないようにすることができ
る。
【0097】尚、上述の例においてはボビン41を1つ
とせずに、例えばスペーサ56の左及び右側に夫々2つ
のボビン41を取り付けたものとしても良い。
【0098】図6は上述の図4及び図5に示したコイル
の他の構成例である。
【0099】即ち、この図6においては、先ず、ボビン
41(図示を省略する)に制動コイル用線材43を巻回
して制動コイル26または32を構成し、更にこの上か
ら駆動コイル(アクチュエータ6または15)用線材4
2を巻回してアクチュエータ6または15を構成するよ
うにしたものである。
【0100】これは、コイルの厚み(駆動コイル用線材
42及び制動コイル用線材43が巻回されたボビン41
の長さ)が大きくなればなる程ステータ間隔が広がり、
モータのトルクが落ちるので、このように構成すること
で、コイル全体をうすくしてモータのトルクアップを図
るためである。
【0101】上述の駆動コイル、即ち、アクチュエータ
6または15に流れる電流に応じてボビン41が回転、
即ち、板ガラス7aまたは7bが回転するようになさ
れ、制動コイル26または32からは、その回転角速度
に比例した電圧、即ち、E∝dθ/dt ∝d/dt (磁
束)が得られる。
【0102】図7は、上述の手振れ補正装置の要部を詳
しく示した図である。
【0103】この図7に示すように、入力端子46には
マイクロコンピュータ20よりの指令信号(検出信号)
が供給され、この信号が加算回路47に供給される。
【0104】この加算回路47においては、指令信号か
ら上述のフォトセンサ45よりの検出信号が減算され、
その減算結果が増幅回路48を介して加算回路49に供
給される。
【0105】そしてこの加算回路49においては、加算
回路47より増幅回路48を介して供給された信号か
ら、制動コイル26または32より増幅回路52を介し
て供給された信号(回転角速度に比例した電圧)が減算
され、その減算結果がアクチュエータ6または15並び
に反転回路50に供給される。
【0106】かくして、アクチュエータ6または15の
一端には加算回路49よりの駆動信号が供給され、この
アクチュエータ6または15の他端には反転回路50よ
りの信号が供給され、これによりアクチュエータ6また
は15に電流が流れて磁束が発生し、これによりボビン
41が回転、即ち、板ガラス7aまたは7bが回転す
る。
【0107】次に図8を参照して図7に示した手振れ補
正装置の要部の回路構成例について説明する。
【0108】この図8において、図7と対応する部分に
は同一符号を付してその詳細説明を省略する。
【0109】この図8において、フォトセンサ45の出
力端子を抵抗器62を介して演算増幅回路60の反転入
力端子(−)に接続し、この演算増幅回路60の反転入
力端子(−)及びこの演算増幅回路60の出力端子間を
抵抗器63及びコンデンサ64の並列回路を介して接続
し、この演算増幅回路60の反転入力端子(−)を抵抗
器61を介して入力端子46に接続し、この演算増幅回
路60の非反転入力端子(+)を電源51の極側に接
続する。図中一点鎖線で示すように、これらで加算回路
47及び増幅回路48を構成する。次に、演算増幅回路
60の出力端子、即ち、増幅回路48の出力端子を抵抗
器66を介して演算増幅回路65の反転入力端子(−)
に接続し、この演算増幅回路65の反転入力端子(−)
及びこの演算増幅回路65の出力端子間を抵抗器67及
びコンデンサ68の並列回路で接続し、この演算増幅回
路65の反転入力端子(−)を抵抗器72及び制動コイ
ル26または32を介して電源の極側に接続する。図
中一点鎖線で示すように、これらで加算回路49及び増
幅回路52を構成する。次に、演算増幅回路65の出力
端子、即ち、増幅回路52の出力端子を抵抗器70を介
して演算増幅回路69の反転入力端子(−)に接続する
と共に、演算増幅回路65の出力端子をアクチュエータ
6または15を介して演算増幅回路69の出力端子に接
続し、この演算増幅回路69の非反転入力端子(+)を
電源51の極側に接続する。図中一点鎖線で示すよう
に、これらで反転回路50を構成する。
【0110】ここで、上述の抵抗器61及び62並びに
抵抗器66及び72は夫々加算回路47並びに加算回路
49の加算比を決定するための抵抗器であり、抵抗器6
3及び67は夫々増幅回路48及び52のゲインを決定
するための抵抗器である。またコンデンサ64及び68
は、夫々アクティブローパスフィルタを構成し、抵抗器
70及び71は反転回路50のゲインを決定するための
抵抗器である。
【0111】さて、ここで本例手振れ補正装置における
プリズム7のサーボについて説明する。
【0112】本例におけるプリズム7のオープンループ
でのサーボは図9に示すシグナルフローで表すことがで
きる。
【0113】この図9において、Rはアクチュエータ6
や15の巻線抵抗(V/A)、Ktはトルク定数(70
0g・cm/A)、Jはイナーシャ(g・cm/sec
2 )、Dはプリズム7の液体の粘性抵抗(g・cm/s
ec)、Kθは頂角センサ8や16の検出利得(V/d
eg)、Ky はばね部7cのばね定数(g・cm/de
g)、Kr は加算回路24及び25並びに加算回路30
及び31(図7においては加算回路47や49)のゲイ
ン、Kp は位置、即ち、フォトセンサ45のアンプゲイ
ン、Ks は速度フィードバック、即ち、制動コイル26
や32(図7においては増幅回路52)のゲインであ
る。
【0114】この図9に示すシグナルフローは図10に
示すように、ばね定数Ky を−Ky/Sとできる。
【0115】そして速度フィードバックゲインKs 間の
各パラメータをまとめると、図11に示すように、Kt
/R・{1/JS+D+(Ky /S)}となり、更に頂
角センサ8や16の検出利得Kθ間の各パラメータをま
とめると、図12に示すように、Kr /[(R/Kt
・{JS+D+(Ky /S)}+Ks ]・1/Sとな
る。
【0116】従ってオープンループでのゲインG
open(PHASE) は次に示す数4の如く表すことができる。
【0117】
【数4】
【0118】また、RD/Kt <Ks 、RKy /Kt
0のとき、Gopen(PHASE) は次に示す数5で表すことが
できる。
【0119】
【数5】
【0120】図13に縦軸をゲイン(dB)、横軸を周
波数(ω)としてオープンループでのゲインを示す。
【0121】この図13に示すように、ゲインが0d
B、且つ、周波数ωがKt s /RJのときに略−6d
B/octとなる。
【0122】以上のことに基いたクローズドループは次
に示す数6で表すことができる。
【0123】
【数6】
【0124】この数6を従来の手振れ補正装置のプリズ
ム7のサーボのクローズドループにおけるゲインを表し
た数3と比較すると、この数6に示す本例手振れ補正装
置のプリズム7のサーボのクローズドループにおいて
は、速度フィードバックゲインKs が入ったことで相対
的に1次項が0次項より大きくなり、1/aS2 +bS
+cから1/S(aS+b)への近似がより正確にな
り、低域においては図13に示すように−6dB/oc
tの1次の特性になる。
【0125】また、非線形、温度特性の依存の原因であ
るD(粘性)、Ky (ばね定数)に関しても、速度フィ
ードバックゲインKs を大きくすること、即ち、RD/
t<Ks とすることで粘性Dの影響が小となり、(R
D/Kt )S>(RKy /K y t )とすることでばね
定数Ky の影響が小となる。
【0126】従って、本例手振れ補正装置のプリズム7
のサーボのオープンループにおいては、位相曲線pc2
及び利得曲線gc2は図14に示す如くなり、位相余裕
が増加する。
【0127】また、本例手振れ補正装置のプリズム7の
サーボのクローズドループにおいては、位相曲線pc3
及び利得曲線gc3は図15に示す如くなり、位相回り
減少する。
【0128】このように、本例においては、制動コイル
26及び32をプリズム駆動用のアクチュエータ6及び
15と平行に配し、手振れによる角速度センサ1及び1
0よりの検出信号より頂角センサ8及び16よりの位置
信号を減じ、更に、これらの減算結果より制動コイル2
6及び32が検出した回転角速度信号を夫々減算し、こ
れらの減算結果を夫々駆動信号としてアクチュエータ6
及び15を夫々駆動するようにしたので、プリズム7の
非線形性を緩和でき、即ち、プリズム7を滑らかに駆動
でき、サーボ特性の位相余裕を増加させ、これにより、
量産時の素子のばらつきや温度特性への依存性に対して
強いものとできる。
【0129】次に、図16〜図18を参照して本例手振
れ補正装置の他の実施例について説明する。
【0130】上述の実施例の手振れ補正回路においては
制動コイル26または32の制御特性を改善している
が、アクチュエータ6または15から制動コイル26ま
たは32に対して干渉があるので、位置(角度)制御ル
ープのオープンループ特性において、ゲイン余裕を十分
にとることができない。このゲイン余裕はプリズム7の
温度変動により、更に小さくなる傾向を持ち、もしゲイ
ン余裕があまり小さくなるすぎると発振する虞すらあ
る。そこで、アクチュエータ6または15と制動コイル
26または32を電磁気的にシールドする方法が考えら
れるが、構造上の制約から、アクチュエータ6または1
5と制動コイル26または32を電磁気的にシールドす
ることが難しい。
【0131】そこでこの他の実施例においては、アクチ
ュエータ6または15に流れる電流に比例した電圧を微
分して、制動コイル26または32で干渉によって誘起
された電圧信号を生成し、アクチュエータ6または15
から制動コイル26または32への干渉によって誘起さ
れた電圧から、アクチュエータ6または15に流れる電
流に比例した電圧を微分して得た微分信号を減算して、
いわゆる中和処理を施し、アクチュエータ6または15
からの制動コイル26または32に対する干渉による特
性の劣化を防止し、本来持っている特性を最大限に生か
すことができるようにすると共に、制動コイル26また
は32の制動性能を向上させ、温度変化等の変化要因に
対して余裕をもって制御できるようにする。
【0132】以下、この他の実施例について説明する
に、図16〜図18において、図7及び図8と対応する
部分には同一符号を付してその詳細説明を省略する。
【0133】この図16においては、図7に示した手振
れ補正装置の要部の構成例とは異なり、アクチュエータ
6または15の出力を微分回路57で微分し、この微分
によって得た微分信号を増幅回路58を介して加算回路
59に供給し、この加算回路59において制動コイル2
6または32から増幅回路52を介して供給される信号
から微分信号を減算し、この結果得られる減算信号を加
算回路49に供給するようにする。
【0134】さて、入力端子46にはマイクロコンピュ
ータ20よりの指令信号(検出信号)が供給され、この
信号が加算回路47に供給される。
【0135】この加算回路47においては、指令信号か
ら上述のフォトセンサ45よりの検出信号が減算され、
その減算結果が増幅回路48を介して加算回路49に供
給される。
【0136】一方、アクチュエータ6または15の出力
は微分回路57で微分されて微分信号になされ、この微
分信号が増幅回路58を介して加算回路59に供給され
ると共に、この加算回路59に増幅回路52を介して制
動コイル26または32からの出力(回転角速度に比例
した電圧)が供給される。そしてこの加算回路59にお
いては増幅回路52を介して制動コイル26または32
から供給される信号から、増幅回路58を介して微分回
路57で微分されたアクチュエータ6または15からの
出力、即ち、干渉により制動コイル26または32で誘
起される電圧分が減算され、この減算信号が加算回路4
9に供給される。この加算回路59における減算は、ア
クチュエータ6または15から制動コイル26または3
2への干渉によって起こる制御性能の劣化を軽減する、
いわゆる中和処理を行っていることとなる。
【0137】そしてこの加算回路49においては、加算
回路47より増幅回路48を介して供給された信号か
ら、制動コイル26または32より増幅回路52を介し
て供給された信号からアクチュエータ6または15から
微分回路57及び増幅回路58を介して供給された減算
信号が減算され、その減算結果がアクチュエータ6また
は15並びに反転回路50に供給される。
【0138】かくして、アクチュエータ6または15の
一端には加算回路49よりの駆動信号が供給され、この
アクチュエータ6または15の他端には反転回路50よ
りの信号が供給され、これによりアクチュエータ6また
は15に電流が流れて磁束が発生し、これによりボビン
41が回転、即ち、板ガラス7aまたは7bが回転す
る。
【0139】次に、図17を参照して図16に示した手
振れ補正装置の要部の回路構成例について説明する。
【0140】この図17において図8と対応する部分に
は同一符号を付してその詳細説明を省略する。
【0141】この図17においては、図8において説明
した演算増幅回路65の出力端子をコンデンサ74を介
してこの他の実施例において追加される微分回路57及
び増幅回路58を構成する演算増幅回路77の反転入力
端子(−)に接続し、この演算増幅回路77の反転入力
端子(−)及びこの演算増幅回路77の出力端子間を抵
抗器75及びコンデンサ76の並列回路を介して接続
し、この演算増幅回路77の出力端子を抵抗器73を介
して演算増幅回路65の反転入力端子(−)及び抵抗器
72の接続点に接続する。ここで、コンデンサ74及び
抵抗器75で微分回路57を構成し、コンデンサ76は
アクティブローパスフィルタを構成し、抵抗器73は加
算比を決定すると共に加算回路59を構成する。
【0142】この回路構成例の場合においては、コンデ
ンサ74及び抵抗器75で演算増幅回路65の出力、即
ち、アクチュエータ6または15に流れる電流に比例し
た電圧を微分し、これを演算増幅回路77で増幅した後
に、加算回路59を構成する抵抗器73で制動コイル2
6または32からの信号から、上述の微分信号を減算し
てアクチュエータ6または15からの制動コイル26ま
たは32に対する干渉による特性劣化を防止している。
【0143】また図18は、この図17に示した回路構
成例の更に他の例であり、この図18においては、微分
回路57及び増幅回路58を構成するコンデンサ78の
一端を演算増幅回路69の出力端子に接続し、このコン
デンサ78の他端を加算比を決定すると共に、加算回路
59を構成する抵抗器73を介して演算増幅回路65の
反転入力端子(−)及び抵抗器72の接続点に接続す
る。
【0144】この回路構成例の場合においても、図17
に示した回路と同様に、コンデンサ74で演算増幅回路
71の出力、即ち、アクチュエータ6または15に流れ
る電流に比例した電圧を微分、増幅し、加算回路59を
構成する抵抗器73で制動コイル26または32からの
信号から、上述の微分信号を減算してアクチュエータ6
または15からの制動コイル26または32に対する干
渉による特性劣化を防止している。
【0145】さて、図19に示すシグナルフローは、図
16〜図18で説明した、いわゆる中和処理を施さなか
った場合を示し、この図19に干渉の大きさの係数−K
iSで示すように、アクチュエータ6または15から制動
コイル26または32に対して干渉があり、これが特性
劣化の原因となる。
【0146】一方、図20に示すシグナルフローは、図
16〜図18で説明した、いわゆる中和処理を行った場
合を示し、この図20に干渉の大きさの係数−Kisで示
すように、アクチュエータ6または15から制動コイル
26または32に対して干渉があるが、図16〜図18
で説明した、いわゆる中和処理によって中和の大きさの
係数Kcsで示す中和によって干渉による特性劣化を防止
している。
【0147】このとき、干渉係数Kisと中和係数Kcs
関係は、Kis≦Kcsとならなければならない。もし、こ
れらの関係がKis>Kcsとなった場合は、局部的な正帰
還がかかって発振することとなる。
【0148】図21に中和処理された場合のオープンル
ープの特性を示し、この図21に示すように、中和処理
をした場合は、位相曲線pc4及び利得曲線gc4から
明らかなように、図14に示した中和処理を施さなかっ
た場合の位相曲線pc2及び利得曲線gc2と比較して
格段にゲイン余裕が増加する。
【0149】また図22に中和処理された場合のクロー
ズドループの特性を示し、この図22に示すように、中
和処理をした場合は、位相曲線pc5及び利得曲線gc
5から明らかなように、図15に示した中和処理を施さ
なかった場合の位相曲線pc3及び利得曲線gc3とを
比較して格段に位相回りが悪化することはない。
【0150】さて、以上のようにアクチュエータ6また
は15から制動コイル26または32への干渉によって
誘起された電圧から、アクチュエータ6または15に流
れる電流に比例した電圧を微分して得た微分信号を減算
して、いわゆる中和処理を施しているので、アクチュエ
ータ6または15からの制動コイル26または32に対
する干渉による特性の劣化を防止し、本来持っている特
性を最大限に生かすことができるようにすると共に、制
動コイル26または32の制動性能を向上させ、温度変
化等の変化要因に対して余裕をもって制御することがで
きる。
【0151】尚、上述の実施例は本発明の一例であり、
本発明の要旨を逸脱しない範囲でその他様々な構成が取
り得ることは勿論である。
【0152】
【発明の効果】上述せる本発明によれば、手振れによる
動きの検出結果と可変頂角プリズムの位置検出及び可変
頂角プリズムの回転角速度の検出結果とに応じて可変頂
角プリズムを駆動するようにしたので、可変頂角プリズ
ムの非線形性を緩和でき、可変頂角プリズムを滑らかに
駆動することができ、サーボ特性としての位相余裕を増
加でき、これにより量産時の素子のばらつきを低減し、
温度特性に対して強いものとすることができる利益があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明手振れ補正装置の一実施例を示す構成図
である。
【図2】本発明手振れ補正装置の一実施例の要部を示す
構成図である。
【図3】本発明手振れ補正装置の一実施例の要部を示す
構成図である。
【図4】本発明手振れ補正装置の一実施例の要部を示す
断面図である。
【図5】本発明手振れ補正装置の一実施例の要部を示す
断面図である。
【図6】本発明手振れ補正装置の一実施例の要部を示す
断面図である。
【図7】本発明手振れ補正装置の一実施例の要部を示す
構成図である。
【図8】本発明手振れ補正装置の一実施例の要部の回路
構成図である。
【図9】本発明手振れ補正装置の一実施例の説明に供す
るシグナルフローである。
【図10】本発明手振れ補正装置の一実施例の説明に供
するシグナルフローである。
【図11】本発明手振れ補正装置の一実施例の説明に供
するシグナルフローである。
【図12】本発明手振れ補正装置の一実施例の説明に供
するシグナルフローである。
【図13】本発明手振れ補正装置の一実施例の説明に供
するグラフである。
【図14】本発明手振れ補正装置の一実施例の説明に供
するグラフである。
【図15】本発明手振れ補正装置の一実施例の説明に供
するグラフである。
【図16】本発明手振れ補正装置の他の実施例の要部を
示す構成図である。
【図17】本発明手振れ補正装置の他の実施例の要部の
回路構成図である。
【図18】本発明手振れ補正装置の他の実施例の要部の
回路構成図である。
【図19】本発明手振れ補正装置の他の実施例の説明に
供するシグナルフローである。
【図20】本発明手振れ補正装置の他の実施例の説明に
供するシグナルフローである。
【図21】本発明手振れ補正装置の他の実施例の説明に
供するグラフである。
【図22】本発明手振れ補正装置の他の実施例の説明に
供するグラフである。
【図23】従来の手振れ補正装置の例を示す構成図であ
る。
【図24】従来の手振れ補正装置の例の説明に供するグ
ラフである。
【図25】従来の手振れ補正装置の例の説明に供するシ
グナルフローである。
【図26】従来の手振れ補正装置の例の説明に供するグ
ラフである。
【図27】従来の手振れ補正装置の例の説明に供するグ
ラフである。
【図28】従来の手振れ補正装置の例の説明に供するシ
グナルフローである。
【図29】従来の手振れ補正装置の例の説明に供するグ
ラフである。
【符号の説明】
1、10 角速度センサ 7 可変頂角プリズム 6、15 アクチュエータ 8、16 頂角センサ 20 マイクロコンピュータ 26、32 制動コイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 満 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−21830(JP,A) 特開 平3−63633(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/232 G03B 5/00 G02B 27/64

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可変頂角プリズムと、手振れによる動きを検出する動き検出手段と、 上記可変頂角プリズムを駆動する駆動手段と、 上記可変頂角プリズムの位置を検出する位置検出手段
    と、制動コイルからなり上記可変頂角プリズムの回転角 速度
    を検出する速度検出手段とを有し、 上記駆動手段は、上記動き検出手段よりの検出結果と
    記位置検出手段及び上記速度検出手段よりの検出結果
    に応じて上記可変頂角プリズムを駆動するようにしたこ
    とを特徴とする手振れ補正装置。
  2. 【請求項2】 可変頂角プリズムを駆動する駆動ステッ
    プと、 手振れによる動きを検出する動き検出ステップと、 上記可変頂角プリズムの位置を検出する位置検出ステッ
    プと、 上記可変頂角プリズムの回転角速度を検出する速度検出
    ステップとを有し、 上記駆動ステップは、上記動き検出ステップよりの検出
    結果と上記位置検出ステップ及び上記速度検出ステップ
    よりの検出結果とに応じて上記可変頂角プリズムを駆動
    するようにしたことを特徴とする手振れ補正方法。
JP06390592A 1992-01-31 1992-03-19 手振れ補正装置及び手振れ補正方法 Expired - Fee Related JP3364945B2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06390592A JP3364945B2 (ja) 1992-01-31 1992-03-19 手振れ補正装置及び手振れ補正方法
KR1019920025507A KR100263295B1 (ko) 1992-01-31 1992-12-24 손떨림 보정장치
CA002088205A CA2088205C (en) 1992-01-31 1993-01-27 Camera apparatus
DE69319462T DE69319462T2 (de) 1992-01-31 1993-01-29 Kameraapparat mit Verwackelkorrektur
ES93300694T ES2119860T3 (es) 1992-01-31 1993-01-29 Aparato de camara con correccion de sacudida.
EP93300694A EP0555030B1 (en) 1992-01-31 1993-01-29 Camera apparatus with shake correction
US08/331,339 US5623305A (en) 1992-01-31 1994-10-28 Camera shake correcting apparatus having damping coils for yaw and pitch
US08/823,150 US5946032A (en) 1992-01-31 1997-03-25 Camera shake correcting apparatus having damping coils for yaw and pitch

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1696892 1992-01-31
JP4-16968 1992-01-31
JP06390592A JP3364945B2 (ja) 1992-01-31 1992-03-19 手振れ補正装置及び手振れ補正方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05276427A JPH05276427A (ja) 1993-10-22
JP3364945B2 true JP3364945B2 (ja) 2003-01-08

Family

ID=26353421

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06390592A Expired - Fee Related JP3364945B2 (ja) 1992-01-31 1992-03-19 手振れ補正装置及び手振れ補正方法

Country Status (7)

Country Link
US (2) US5623305A (ja)
EP (1) EP0555030B1 (ja)
JP (1) JP3364945B2 (ja)
KR (1) KR100263295B1 (ja)
CA (1) CA2088205C (ja)
DE (1) DE69319462T2 (ja)
ES (1) ES2119860T3 (ja)

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3364945B2 (ja) * 1992-01-31 2003-01-08 ソニー株式会社 手振れ補正装置及び手振れ補正方法
US5861915A (en) * 1995-05-31 1999-01-19 Sony Corporation Temperature-dependant, frequency-compensated hand deviation correction device for video camera
US6388705B1 (en) * 1995-08-04 2002-05-14 Canon Kabushiki Kaisha Image sensing apparatus featured with vibration prevention function
KR0185928B1 (ko) * 1995-10-07 1999-05-01 김광호 Lcd모니터의 시도자동조절장치
US6630950B1 (en) * 1998-03-19 2003-10-07 Canon Kabushiki Kaisha Apparatus for improving image vibration suppression
US6992700B1 (en) * 1998-09-08 2006-01-31 Ricoh Company, Ltd. Apparatus for correction based upon detecting a camera shaking
US6930708B1 (en) * 1998-11-30 2005-08-16 Ricoh Company, Ltd. Apparatus and system for correction based upon detecting a camera shaking
JP2000321614A (ja) * 1999-05-17 2000-11-24 Canon Inc 防振装置用アクチュエータ
US8063940B2 (en) * 2004-05-10 2011-11-22 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Image-stabilization systems and methods
US7710460B2 (en) * 2004-07-21 2010-05-04 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Method of compensating for an effect of temperature on a control system
US7710459B2 (en) * 2004-07-21 2010-05-04 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Ferrofluid suspension for image stabilization
WO2006117867A1 (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Nhk Spring Co., Ltd. 磁気駆動アクチュエータ
KR100703513B1 (ko) * 2005-07-28 2007-04-03 삼성전자주식회사 카메라 렌즈 어셈블리의 손떨림 보정 장치
JP2009526257A (ja) * 2006-02-06 2009-07-16 ノキア コーポレイション ジンバルプリズムを用いた光学像スタビライザ
US7830565B2 (en) * 2006-06-27 2010-11-09 Motorola, Inc. Image capture device with rolling band shutter
JP4956161B2 (ja) * 2006-12-04 2012-06-20 キヤノン株式会社 光学装置
KR100871566B1 (ko) * 2006-12-04 2008-12-02 삼성전자주식회사 이미지 촬상 장치의 손떨림 보상을 위한 장치 및 방법
JP5354244B2 (ja) * 2007-05-07 2013-11-27 ソニー株式会社 データ管理装置およびデータ管理方法、並びにプログラム
KR101506479B1 (ko) * 2007-09-12 2015-03-30 삼성전자주식회사 굴절면으로 구성된 굴곡 프리즘의 구동을 통한 광경로 보정시스템 및 방법
JP4982341B2 (ja) * 2007-11-30 2012-07-25 オンセミコンダクター・トレーディング・リミテッド 撮像装置の防振制御回路
US8223235B2 (en) * 2007-12-13 2012-07-17 Motorola Mobility, Inc. Digital imager with dual rolling shutters
KR101626003B1 (ko) * 2009-08-24 2016-06-13 삼성전자주식회사 디지털 촬영장치
KR101506482B1 (ko) * 2014-06-20 2015-03-30 삼성전자주식회사 굴절면으로 구성된 굴곡 프리즘의 구동을 통한 광경로 보정 시스템 및 방법
EP3166306B1 (en) 2014-07-02 2023-03-08 Sony Group Corporation Video-processing device, video processing method, and program
WO2020074711A1 (en) * 2018-10-12 2020-04-16 Polight Asa Optical device with a light ray deflector

Family Cites Families (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH66271A (fr) * 1914-01-19 1914-08-17 Charles Martinetti Fiche pour portes et fenêtres
US3212420A (en) * 1962-11-23 1965-10-19 Dynasciences Corp Image motion compensator
GB1442773A (en) * 1973-07-09 1976-07-14 Optical Research Dev Corp Optical stabilizer
US4713697A (en) * 1985-04-18 1987-12-15 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Camera apparatus
US4780739A (en) * 1985-09-06 1988-10-25 Canon Kabushiki Kaisha Anti-vibration imaging device
CH669271A5 (fr) * 1986-08-15 1989-02-28 Canon Kk Procede pour stabiliser une image focalisee par un objectif photographique et dispositif pour la mise en oeuvre de ce procede.
US5012270A (en) * 1988-03-10 1991-04-30 Canon Kabushiki Kaisha Image shake detecting device
DE68929448T2 (de) * 1988-09-09 2003-10-02 Canon Kk Automatische Bildstabilisierungsvorrichtung
US5170255A (en) * 1988-10-20 1992-12-08 Canon Kabushiki Kaisha Optical system compensating apparatus
JPH02120822A (ja) * 1988-10-31 1990-05-08 Canon Inc 像ぶれ補正装置
JPH02137813A (ja) * 1988-11-18 1990-05-28 Canon Inc 像ぶれ補正装置
US5095198A (en) * 1988-10-31 1992-03-10 Canon Kabushiki Kaisha Image shake compensating device
JPH02120821A (ja) * 1988-10-31 1990-05-08 Canon Inc 像ぶれ補正装置
DE69033646T2 (de) * 1989-07-18 2001-02-22 Fuji Photo Film Co Ltd Verfahren und Einrichtung zur Steuerung der Belichtungsänderungen einer Videokamera
JP2775878B2 (ja) * 1989-07-26 1998-07-16 キヤノン株式会社 防振撮像装置
US5084754A (en) * 1989-09-20 1992-01-28 Sony Corporation Method and apparatus for effecting fuzzy control of an imaging device
US5172150A (en) * 1989-10-04 1992-12-15 Minolta Camera Kabushiki Kaisha Apparatus for correcting image blur caused by camera shake
JP2520491B2 (ja) * 1989-12-12 1996-07-31 キヤノン電子株式会社 光学機器
US5270767A (en) * 1989-12-21 1993-12-14 Minolta Camera Kabushiki Kaisha Camera with camera-shake detection apparatus
US5341220A (en) * 1990-01-08 1994-08-23 Nikon Corporation Still picture imaging apparatus having an improved automatic exposure control and reduction in power consumption
JP3103572B2 (ja) * 1990-01-16 2000-10-30 オリンパス光学工業株式会社 カメラ装置
JP3192414B2 (ja) * 1990-05-31 2001-07-30 キヤノン株式会社 像振れ防止装置及びカメラ
US5181056A (en) * 1990-05-31 1993-01-19 Canon Kabushiki Kaisha Image stabilizing apparatus
JPH04216409A (ja) * 1990-12-18 1992-08-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 角速度センサ
JP3219444B2 (ja) * 1992-01-07 2001-10-15 キヤノン株式会社 光量調節装置および光学機器
JP3250245B2 (ja) * 1992-01-23 2002-01-28 キヤノン株式会社 防振カメラ
JP3364945B2 (ja) * 1992-01-31 2003-01-08 ソニー株式会社 手振れ補正装置及び手振れ補正方法
KR0135595B1 (ko) * 1992-08-08 1998-04-22 강진구 전자 뷰파인더의 자동시도 조절장치

Also Published As

Publication number Publication date
CA2088205C (en) 2002-06-25
ES2119860T3 (es) 1998-10-16
US5623305A (en) 1997-04-22
JPH05276427A (ja) 1993-10-22
US5946032A (en) 1999-08-31
KR100263295B1 (ko) 2000-08-01
EP0555030A3 (en) 1993-10-20
DE69319462D1 (de) 1998-08-13
CA2088205A1 (en) 1993-08-01
EP0555030B1 (en) 1998-07-08
DE69319462T2 (de) 1998-11-12
KR930017418A (ko) 1993-08-30
EP0555030A2 (en) 1993-08-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3364945B2 (ja) 手振れ補正装置及び手振れ補正方法
US7609950B2 (en) Image stabilizing apparatus and optical apparatus
US6233009B1 (en) Image-shake correcting device for detecting vibration frequency and for changing vibration characteristics
JP6334576B2 (ja) 能動的に安定化させたカメラのポインティング制御を可能にするための方法及びシステム
EP0845699B1 (en) Image-shake correcting device
WO2015087533A1 (ja) 手振れ補正装置及びその調整方法、手振れ補正回路及び手振れ補正方法並びにカメラモジュール及びその光学要素の位置制御方法
JP2006285040A (ja) 像振れ補正装置
JP2872509B2 (ja) 像ぶれ防止装置
JP3278212B2 (ja) 振れ補正装置
JP3867359B2 (ja) ブレ補正装置
JP2002207232A (ja) 撮像装置の像ぶれ補正方法および装置
JPH0667255A (ja) 防振カメラ
US10848674B2 (en) Image stabilization device, lens unit or imaging device including the same, and image stabilization method
KR100208723B1 (ko) 카메라 떨림보정 시스템에서 미러의 위치를 정확히검출하기 위한 장치
JPS63217778A (ja) 撮影装置
JP2003131281A (ja) 像振れ補正装置
JP3435890B2 (ja) 可動物体の位置制御装置、可変光軸プリズム装置、及び撮像装置
JPH0566451A (ja) カメラの防振装置
JPH0486735A (ja) カメラの防振装置用角変位検出装置
JP2002236302A (ja) 振動検出装置及び像振れ補正装置
JP4329133B2 (ja) 手振れ補正機能付き撮影装置及び手振れ補正方法
JPH1065956A (ja) 角速度検出増幅回路及び画振れ補正サーボ装置
JPH06194728A (ja) 防振装置
JPH0411469A (ja) 撮像装置
JPH06250703A (ja) フィードバック制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081101

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091101

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees