JP3363879B2 - アダプティブアレイ装置、ウエイト更新方法、及びプログラム記録媒体 - Google Patents

アダプティブアレイ装置、ウエイト更新方法、及びプログラム記録媒体

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JP3363879B2
JP3363879B2 JP2000256527A JP2000256527A JP3363879B2 JP 3363879 B2 JP3363879 B2 JP 3363879B2 JP 2000256527 A JP2000256527 A JP 2000256527A JP 2000256527 A JP2000256527 A JP 2000256527A JP 3363879 B2 JP3363879 B2 JP 3363879B2
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  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Radio Transmission System (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動局への送信信
号を異なる指向性パターンで空間多重化して送出するア
ダプティブアレイ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、移動通信において利用者の急激な
増大によって周波数資源が飽和してきており、この解決
策として空間多重方式が注目されている。空間多重方式
とは、アダプティブアレイ装置を用いて、複数の移動局
に対して互いに異なる指向性パターンを形成することに
より、同一周波数で同時刻に複数の移動局の送受信信号
を多重化する通信方式である。
【0003】アダプティブアレイ装置を備えた無線基地
局では、複数の移動局から多重された受信信号から個々
の移動局ごとの受信信号を分離するために、アンテナご
との受信信号に対して振幅と位相を調整するためのウエ
イトを各移動局ごとに算出する。代表的なウエイトの算
出方法としては、最小2乗誤差法(Minimum Mean Squar
e Error:MMSE)が用いられている。MMSEで
は、アンテナごとの受信信号に当該アンテナ用のウエイ
トを乗じて得られる出力信号と参照信号との誤差の総和
が最小になるようにしてウエイトを算出される。ここ
で、参照信号としては、既知のトレーニング信号、例え
ば、PHSではシンボル列を構成するPR(プリアンブ
ル)やUW(ユニークワード)が用いられる。トレーニ
ング期間の終了後においても、ウエイトの更新が必要な
場合には、受信信号にウエイトを乗じて得られた出力信
号が正しいと仮定して、その出力信号を参照信号に用い
ることもできる。
【0004】MMSEのうちの代表的なアルゴリズムに
は、最急降下法(Least Mean Squar
e:LMSアルゴリズム)や再帰的最小2乗法(Rec
ursive Least−Suares:RLSアル
ゴリズム)がある。LMSやRLSでは、ウエイトを逐
次更新していく。つまり、受信フレーム(タイムスロッ
ト)ごとに最初に適当な初期値が設定されて、シンボル
ごとに、ウエイトが再計算されて更新されていく。
【0005】なお、LMSやRLSについては、「アレ
イアンテナによる適応信号処理」(菊間信良著、科学技
術出版)や「空間領域における適応信号処理とその応用
技術論文特集」(電子通信学会論文誌 VOL.J75-B-II N
O.11 NOVEMBER)に詳しく記載されているので、ここで
はこれ以上の詳細な説明を省略する。
【0006】ところで、LMSやRLSでは、ウエイト
及び相関行列の初期値として適当な値を設定する必要が
あるが、従来では、通常、以下のいずれかの方法で初期
値を設定することとしている。第1の方法は、すべての
受信フレームにおいて一律に同一の初期値を用いる方法
である。例えば、0ベクトルをウエイトの初期値として
用いたり、単位行列の定数倍を相関行列の初期値として
用いるものである。
【0007】第2の方法は、直前の受信フレーム(タイ
ムスロット)の最後のシンボルより算出されたウエイト
を現在の受信フレームのウエイトの初期値として用いる
ものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第1の
方法のように、一律に同一の初期値を用いた場合には、
最適値に収束するのに時間を要し、実際上、十分に収束
しきれない場合が多い。図7(a)及び図7(b)は、
誤差曲線を示す。実際には、ウエイトは多次元であり、
誤差も多次元空間内の曲面となるが、説明の都合上、ウ
エイトを1次元として図示する。LMSやRLSでは、
この誤差曲線が小さくなる方向に逐次的にウエイトを更
新していく。
【0009】図7(a)に示すように、Winit
(A)のような初期値では、最適値Woptと近いの
で、最適値Woptに収束する時間は短いのに対して、
Winit(B)のような初期値では、最適値Wopt
と遠いので、最適値Woptに収束するためには長時間
を要することになる。一律に同一の初期値を用いた場合
には、通常、その初期値は最適値とかけ離れているの
で、最適値に収束するのに長時間を要することになる。
【0010】一方、第2の方法のように、最後のシンボ
ルから算出したウエイトを用いた場合には、当該ウエイ
トは、誤差が小さくなる方向を目指して辿り着いた地点
であり、局所的な最小値となっている可能性が高い。図
7(b)に示すように、ノイズなどの影響により、Wi
nitが局所的な最小値に陥っている場合があることが
経験的に分かっている。そのような場合には、そこから
山を越えることができず、どんなに時間をかけても大局
的な最小値である最適値Woptに収束することができ
ない。
【0011】また、RLSは、収束が早いという利点が
あるが、欠点として、最初に誤差を含んでいるとその誤
差が逐次計算により拡大されていくという性質がある。
従って、最終シンボルにより得られたウエイト値に誤差
が多く含まれている場合には、RLSでは、その次の受
信フレームでは、まったくでたらめなウエイトが得られ
る場合がある。
【0012】以上のように、LMSやRLSにおける従
来の初期値の設定方法では、最適なウエイトに収束する
ことができず、又は収束することが可能だとしても収束
に長時間を要し、受信フレーム内の限られた計算回数で
は収束しきれないという問題がある。そこで、本発明
は、最小2乗誤差法に基づいてウエイトを逐次計算する
アダブティブアレイ装置において、最適なウエイト値
に、かつ短時間に収束することのできるアダブティブア
レイ装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ため、本発明は、ウエイトベクトルを逐次計算するアダ
ブティブアレイ装置であって、直前の受信フレームにお
ける受信応答ベクトルを算出する受信応答ベクトル算出
手段と、前記受信応答ベクトルに基づいて、直前の受信
フレームのウエイトベクトルを算出する手段と、現在の
受信フレームにおけるウエイトベクトルを計算するため
の初期値として前記直前の受信フレームのウエイトベク
トルを設定する初期値設定手段とを備える。
【0014】また、本発明は、相関行列を用いて、ウエ
イトベクトルを逐次計算するアダブティブアレイ装置で
あって、直前の受信フレームにおける受信応答ベクトル
を算出する受信応答ベクトル算出手段と、前記受信応答
ベクトルから相関行列を算出する手段と、現在の受信フ
レームにおけるウエイトベクトルを計算するための初期
値として前記相関行列を設定する初期値設定手段とを備
えたことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本実施の
形態について説明する。 (無線基地局の構成)図1は、本発明の実施形態におけ
る無線基地局(アダプティブアレイ装置)の主要部の構
成を示すブロック図である。
【0016】無線基地局100は、アンテナ11〜14
と、無線部21〜24と、モデム部60と、制御部80
と、ベースバンド部70と、信号処理部50とを備え
る。 (無線部11)無線部11は、送信部111と、受信部
112とから構成される。送信部111は、信号処理部
50から入力されるベースバンド信号(シンボル列)を
中間周波数信号(以後、IF信号と略す)にまで変調
し、IF信号を高周波信号(以後、RF信号と略す)に
変換し送信出力レベルにまで増幅してアンテナ11に出
力する。受信部112は、アンテナ11からの受信信号
をIF信号にまで変換し、ベースバンド信号(シンボル
列)に復調する。
【0017】無線部22,23、24は、無線部21と
同じ構成なので説明を省略する。 (モデム部60)モデム部60は、ベースバンド信号を
π/4シフトQPSK(Quadrature Pha
se Shift Keying)方式により変復及び
復調を行う。 (制御部80)制御部80は、具体的にはCPU及びメ
モリで構成され、本無線基地局全体をの制御、特に、制
御チャネルを介して移動局から発信を受けた時、及び網
からの着信を受けた時、移動局に対して通信チャネルを
割当てる。 (ベースバンド部70)ベースバンド部70は、図外の
網(公衆網又は自営網)と接続し、電話網90との間で
ベースバンド信号の接続を行う。
【0018】また、ベースバンド部70は、時分割多重
化処理を行う。図2は、時分割多重を行うためのTDM
A/TDDフレームの説明図を示す。ここでは、いわゆ
るPHS電話システムのTDMA/TDDフレームを示
している。同図において、T0〜T3は送信タイムスロ
ット、R0〜R3は受信タイムスロットである。制御チ
ャネル(図中CCH)は、送信タイムスロットと受信タ
イムスロットのペア(T0、R0)により構成される。
また、通信チャネルTCH1、TCH2及びTCH3
は、(T1、R1)、(T2、R2)、(T3、R3)
のペアによりそれぞれを構成する。通信チャネルTCH
1、TCH2及びTCH3は、時分割による区別である
が、各通信チャネルは、さらに空間多重により複数の通
信チャネルが形成される。 (信号処理部50)信号処理部50は、プログラマブル
なディジタルシグナルプロセッサを中心に構成され、無
線部11〜14から入力されるシンボル列から、ユーザ
ごとのシンボル列を生成してモデム部60に出力すると
ともに、モデム部60から送られるユーザごとのシンボ
ル列から、無線部11、21、31、41ごとのシンボ
ル列を生成して無線部11、21、31、41へ出力す
る。
【0019】信号処理部50は、空間多重するユーザご
とにユーザ信号処理部を備える。ここでは、2ユーザと
し、信号処理部50は、ユーザ1信号処理部51と、ユ
ーザ2信号処理部52とを備えるものとする。図3は、
ユーザ1信号処理部51の詳細な構成を示す。ユーザ1
信号処理部51は、無線部21〜24から受信信号X1
〜X4の入力を受付ける。ユーザ1信号処理部51は、
これらの受信信号からユーザ1の信号S1を生成して、
モデム部60に出力する。また、ユーザ1信号処理部5
1は、モデム部60からユーザ1のS1の信号の入力を
受付ける。ユーザ2信号処理部52も、同様にして、ユ
ーザ2の信号S2を生成する。
【0020】受信応答ベクトル計算機305は、受信フ
レームの全区間における受信信号とユーザ信号との積の
アンサンブル平均を計算する。すなわち、ユーザ1の信
号S1に基づいて、算出される受信応答ベクトルをRV
1とし、ユーザ2の信号S2により算出される受信応答
ベクトルをRV2とすると、受信応答ベクトルは、以下
の式によって算出される。
【0021】 RV1=[RV11、RV12、RV13、RV14T RV2=[RV21、RV22、RV23、RV24T RV11=E[X1(t)S1*(t)] RV12=E[X2(t)S1*(t)] RV13=E[X3(t)S1*(t)] RV14=E[X4(t)S1*(t)] RV21=E[X1(t)S2*(t)] RV22=E[X2(t)S2*(t)] RV23=E[X3(t)S2*(t)] RV24=E[X4(t)S2*(t)] ここで、E[]は期待値を表わし、*は共役を表わす。
【0022】RV1については、ユーザ1信号処理部5
1により算出され、RV2については、ユーザ2信号処
理部52で算出されるが、それぞれ算出した値を他方の
信号処理部にも送って、情報を共有している。初期値メ
モリ309は、相関行列演算器303によって算出され
た相関行列の初期値P(0)と、初期ウエイト演算器3
04によって算出されたウエイトベクトルの初期値W
(0)を格納する。
【0023】参照信号メモリ310は、参照信号d
(t)を格納する。相関行列演算器303は、直前の受
信フレームにおける受信応答ベクトルRV1、RV2か
ら以下の式により、相関行列初期値P(0)を算出し
て、初期値メモリ309に格納する。 P(0)=[pij](i、j=1〜4) p11=RV11 *×RV11+RV21 *×RV2122=RV12 *×RV12+RV22 *×RV2233=RV13 *×RV13+RV23 *×RV2344=RV14 *×RV14+RV24 *×RV2412=RV11 *×RV12+RV21 *×RV2213=RV11 *×RV13+RV21 *×RV2314=RV11 *×RV14+RV21 *×RV2423=RV12 *×RV13+RV22 *×RV2324=RV12 *×RV14+RV22 *×RV2434=RV13 *×RV14+RV22 *×RV24ij=pji *(i≠j) 初期ウエイト演算器304は、直前の受信フレームのお
ける受信応答ベクトルRV1と算出した相関行列の初期
値P(0)から以下の式により、ウエイトベクトルの初
期値W(0)を算出して、初期値メモリ309に格納す
る。
【0024】W(0)=P(0)-1RV1 以上のようにして算出されたウエイトベクトル及び相関
行列を初期値として用いると、以下の利点がある。 (1)直前の受信フレームは、現在の受信フレームとそ
れほど変化しないと考えられるので、直前の受信フレー
ムに基づいて算出したウエイトベクトル及び相関行列を
初期値として用いることで、最適値へ収束するまでの時
間を短くすることができる。 (2)直前の受信フレームの最後のシンボルだけでな
く、受信フレームの全体から算出した受信応答ベクトル
に基づいて、ウイナー解より算出されるウエイトベクト
ルは、最終シンボルだけで算出したウエイトベクトルの
ような局所的な最小値ではないので、最適なウエイトに
収束することができる。 (3)直前の受信フレームのウイナー解より算出される
ウエイトベクトル及び相関行列は、誤差成分も平均化さ
れ微量になっている。従って、初期値の誤差量が大きい
と適用困難であるRLSアルゴリズムもウエイト算出手
段として用いることができるようになり、収束の早い性
質を有するRLSアルゴリズムを用いることで、より短
時間に最適なウエイトに収束することができるようにな
る。
【0025】受信ウエイトベクトル計算機308は、L
MS、RLSにより受信ウエイトベクトルを計算する。
受信タイムスロット(受信フレームごと)ごとに、逐次
的にウエイトを算出して更新する。すなわち、受信ウエ
イトベクトル計算機308は、無線部から送られるシン
ボル列X1〜X4と、参照信号メモリ310内の参照信号
又は自ら生成した参照信号のシンボル列d(t)、及び
初期値メモリ309に格納されているW(0)及びP
(0)を用いて、ウエイトWrx1〜Wrx4を算出
し、算出されたウエイトWrx1〜Wrx4を出力す
る。
【0026】そして、乗算器311〜314及び加算器
302は、ユーザ1の信号S1(=Wrx1×X1+W
rx2×X2+Wrx3×X3+Wrx4×X4)を生成
する。生成されたユーザ1の信号S1は、モデム部60
へ送られる。 (動作)次に、初期値を算出する動作について説明す
る。図4は、信号処理部50による初期値を算出する動
作手順を示すフロチャートを示す。
【0027】まず、受信応答ベクトル計算機305は、
受信フレームの最後の受信信号X(t)よりユーザ信号
S(t)が算出された後、その受信フレームの受信信号
X(t)とユーザ信号S(t)との積のアンサンブル平
均より受信応答ベクトルRV1=[RV11、RV12、R
13、RV14Tと、RV2=[RV21、RV22、RV
23、RV24Tを算出する。つまり、RV1i=E[X
i(t)S1*(t)]、RV2i=E[Xi(t)S2
*(t)]として算出される(ステップS401)。
【0028】次に、相関行列演算器303は、受信応答
ベクトルRV1、RV2から、相関行列の初期値P
(0)を算出し、初期値メモリ309に格納する。つま
り、P(0)=[pij](i、j=1〜4)とすると、
ij=RV1i *×RV1j+RV2i *×RV2jとして算出さ
れる(ステップS402)。次に、初期ウエイト演算器
304は、ウエイトベクトルの初期値W(0)を算出す
る。すなわち、ユーザ1の信号処理部内のウエイトの初
期W(0)=P(0)-1RV1が算出される(ステップ
S403)。 (動作)次に、ウエイトベクトルを算出する動作につい
て説明する。図5は、ユーザ1信号処理部51の受信ウ
エイトベクトル計算機308による受信ウエイトベクト
ルを算出する動作手順を示すフロチャートを示す。
【0029】まず、t=1に設定し、初期値メモリ30
9からウエイトベクトルの初期値W(0)と、相関行列
初期値P(0)を読み出す(ステップS501、S50
2)。次に、受信ウエイトベクトル計算機308は、t
≦プリアンブル区間であれば、ステップS504〜S5
08のRLSアルゴリズムでその時刻のウエイトベクト
ルを計算し、t>プリアンブル区間であれば、ステップ
S510〜S512のLMSアルゴリズムでその時刻の
ウエイトベクトルを計算する(ステップS503)。
【0030】t≦プリアンブル区間であれば、受信ウエ
イトベクトル計算機308は、カルマンゲインベクトル
K(t)を算出する。すなわち、受信ウエイトベクトル
計算機308は、T(t)=λP(t−1)X(t)よ
り、K(t)=T(t)/(1+XH(t)T(t))
を算出する。ここで、Hは、共役転置を表わす。t=1
のときには、初期値メモリ309から読込まれたP
(0)が用いられることになる(ステップS504)。
【0031】次に、受信ウエイトベクトル計算機308
は、参照信号メモリ310から参照信号d(t)を読み
出す(ステップS505)。次に、受信ウエイトベクト
ル計算機308は、誤差e(t)=d(t)−WH(t
−1)X(t)を算出する。ここで、t=1のときに
は、初期値メモリ309から読込まれてW(0)が用い
られる(ステップS506)。
【0032】次に、受信ウエイトベクトル計算機308
は、ウエイトベクトルを更新する。すなわち、受信ウエ
イトベクトル計算機308は、ウエイトベクトルW
(t)=W(t−1)+e*(t)K(t)を算出する
(ステップS507)。次に、受信ウエイトベクトル計
算機308は、相関行列P(t)を更新する。すなわ
ち、受信ウエイトベクトル計算機308は、相関行列P
(t)=λP(t−1)−K(t)HT(t)を算出す
る(ステップS508)。
【0033】次に、受信ウエイトベクトル計算機308
は、tが受信フレームのすべての区間に達していたら終
了し、達していなければステップS503からの処理を
繰り返す(ステップS509)。受信ウエイトベクトル
計算機308は、t>プリアンブル区間であれば、その
部分の参照信号は、参照信号メモリ310には格納され
てないので、自ら作り出す。すなわち。受信ウエイトベ
クトル計算機308は、参照信号d(t)=det[W
(t−1)HX(t)]を算出する(ステップS51
0)。
【0034】次に、受信ウエイトベクトル計算機308
は、誤差e(t)=d(t)−WH(t−1)X(t)
を算出する(ステップS511)。次に、受信ウエイト
ベクトル計算機308は、ウエイトベクトルを更新す
る。すなわち、受信ウエイトベクトル計算機308は、
ウエイトベクトルW(t)=W(t−1)+μe
*(t)X(t)を算出する(ステップS512)。
【0035】以下、tが全区間となるまでステップS5
03からの処理を繰り返す(ステップS509)。 <まとめ>以上のように、本実施の形態に係る無線基地
局では、最小2乗誤差法によって、ウエイトベクトルを
逐次計算するための初期値として、直前の受信フレーム
から算出した受信応答ベクトルから得られる、直前の受
信フレームの平均的なウエイトベクトル及び相関行列を
用いるので、短時間に、最適なウエイトベクトルに収束
することができる。 <変形例>なお、本発明の実施形態は、上記の実施形態
に限定するものではなく、例えば、以下の変形例も含
む。 (1)初期値 本実施の形態では、相関行列の初期値とウエイトベクト
ルの初期値の両方を算出したが、一方のみを用いること
としてもよい。例えば、相関行列の初期値は、従来方法
と同様に単位行列の定数倍とし、ウエイトベクトルの初
期値のみを本実施の形態により算出するものとしてもよ
い。あるいは、それとは逆に、ウエイトベクトルの初期
値を従来方法と同様に0ベクトルとして、相関行列の初
期値のみを本実施の形態により算出するものとしてもよ
い。また、MMSE基準のアダブティブアレイのみでな
く他のウエイト逐次推定アルゴリズムにも適用可能であ
る。 (2)相関行例の初期値の修正 相関行列演算器303で算出された相関行列の初期値の
対角成分に所定値を加えることにより、さらに、ウエイ
トベクトル計算の収束性が増加する(収束しやすくな
る。)ことが経験的に確かめられており、このように修
正された相関行列の初期値を用いてもよい。
【0036】図6(a)は、相関行列演算器303で算
出された相関行列の初期値P(0)の例を示す。図6
(b)は、修正された相関行列の初期値P’(0)を示
す。同図に示すように、P’(0)には、その対角成分
11、p22、p33、p44に所定値100が加えられてい
る。 (3)LMSとRLS 本実施の形態では、プリアンブル区間では、RLSアル
ゴリズムでウエイトベクトルを算出し、プリアンブル区
間以外では、LMSアルゴリズムでウエイトベクトルを
算出したが、これに限定するものではない。例えば、全
区間、RLS又はLMSのいずれかのアルゴリズムでウ
エイトベクトルを算出するものとしてもよい。なお、全
区間、RLSアルゴリズムでウエイトベクトルを算出す
る場合には、参照信号を参照信号メモリから読み出すの
ではなく、LMSアルゴリズムで行っているように、参
照信号を自ら作り出すものとすればよい。 (4)受信応答ベクトルの算出法 本実施の形態では、受信フレームの全区間における受信
信号とユーザ信号との積のアンサンブル平均を受信応答
ベクトルとしたが、これに限定するものではなく、特定
の区間、例えば、プリアンブル区間におけるアンサンブ
ル平均を受信応答ベクトルとしてもよい。また、応答ベ
クトルの算出法も限定するものではない。
【0037】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、ウエイトベクトルを逐次計算するアダブティブアレ
イ装置であって、直前の受信フレームにおける受信応答
ベクトルを算出する受信応答ベクトル算出手段と、前記
受信応答ベクトルに基づいて、直前の受信フレームのウ
エイトベクトルを算出する手段と、現在の受信フレーム
におけるウエイトベクトルを計算するための初期値とし
て前記直前の受信フレームのウエイトベクトルを設定す
る初期値設定手段とを備えたことを特徴とする。
【0038】これにより、ウエイトベクトルを逐次計算
するための初期値として、直前の受信フレームのウイナ
ー解より算出されるウエイトベクトルが設定されるの
で、最適なウエイト値に、短時間に収束することができ
る。また、本発明は、相関行列を用いて、ウエイトベク
トルを逐次計算するアダブティブアレイ装置であって、
直前の受信フレームにおける受信応答ベクトルを算出す
る受信応答ベクトル算出手段と、前記受信応答ベクトル
から相関行列を算出する手段と、現在の受信フレームに
おけるウエイトベクトルを計算するための初期値として
前記相関行列を設定する初期値設定手段とを備えたこと
を特徴とする。
【0039】これにより、ウエイトベクトルを逐次計算
するための初期値として、直前の受信フレームの誤差成
分の少ない相関行列が設定されるので、最適なウエイト
値に、短時間に収束することができる。ここで、前記ア
ダプティブアレイ装置は、さらに、前記受信応答ベクト
ルに基づいて、直前の受信フレームのウエイトベクトル
を算出する手段を備え、前記初期値設定手段は、現在の
受信フレームにおけるウエイトベクトルを計算するため
の初期値として前記直前の受信フレームのウエイトベク
トルをも設定することを特徴とする。
【0040】これにより、ウエイトベクトルを逐次計算
するための初期値として、直前の受信フレームの平均的
な相関行列及び平均的なベクトルが設定されるので、最
適なウエイト値に、短時間に収束することができる。こ
こで、前記初期値設定手段は、前記算出した相関行列の
代わりに、前記相関行列の対角成分に所定値を加算して
修正した行列を初期値として設定することを特徴とす
る。
【0041】これにより、相関行列の対角成分に所定量
が加えられるので、収束性を向上させることができる。
また、本発明は、ウエイトベクトルを逐次計算するアダ
ブティブアレイ装置でにおけるウエイト更新方法であっ
て、直前の受信フレームにおける受信応答ベクトルを算
出するステップと、前記受信応答ベクトルに基づいて、
直前の受信フレームのウエイトベクトルを算出するステ
ップと、現在の受信フレームにおけるウエイトベクトル
を計算するための初期値として前記直前の受信フレーム
のウエイトベクトルを設定するステップとを含むことを
特徴とする。
【0042】これにより、ウエイトベクトルを逐次計算
するための初期値として、直前の受信フレームのウイナ
ー解より算出されるウエイトベクトルが設定されるの
で、最適なウエイト値に、短時間に収束することができ
る。また、本発明は、相関行列を用いて、ウエイトベク
トルを逐次計算するアダブティブアレイ装置におけるウ
エイト更新方法であって、直前の受信フレームにおける
受信応答ベクトルを算出するステップと、前記受信応答
ベクトルから相関行列を算出するステップと、現在の受
信フレームにおけるウエイトベクトルを計算するための
初期値として前記相関行列を設定するステップとを含む
ことを特徴とする。
【0043】また、本発明は、ウエイトベクトルを逐次
計算するアダブティブアレイにおけるウエイト更新のた
めのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
記録媒体であって、前記プログラムは、直前の受信フレ
ームにおける受信応答ベクトルを算出するステップと、
前記受信応答ベクトルに基づいて、直前の受信フレー
ムのウエイトベクトルを算出するステップと、現在の受
信フレームにおけるウエイトベクトルを計算するための
初期値として前記直前の受信フレームのウエイトベクト
ルを設定するステップとを含むことを特徴とする。
【0044】これにより、ウエイトベクトルを逐次計算
するための初期値として、直前の受信フレームのウイナ
ー解より算出されるウエイトベクトルが設定されるの
で、最適なウエイト値に、短時間に収束することができ
る。また、本発明は、相関行列を用いて、ウエイトベク
トルを逐次計算するアダブティブアレイにおけるウエイ
ト更新のためのプログラムを記録したコンピュータ読み
取り可能な記録媒体であって、前記プログラムは、直前
の受信フレームにおける受信応答ベクトルを算出するス
テップと、前記受信応答ベクトルから相関行列を算出す
るステップと、現在の受信フレームにおけるウエイトベ
クトルを計算するための初期値として前記相関行列を設
定するステップとを含むことを特徴とする。
【0045】これにより、ウエイトベクトルを逐次計算
するための初期値として、直前の受信フレームの誤差成
分の少ない相関行列が設定されるので、最適なウエイト
値に、短時間に収束することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態における無線基地局の主要
部の構成を示すブロック図である。
【図2】時分割多重を行うためのTDMA/TDDフレ
ームの説明図である。
【図3】ユーザ1信号処理部の詳細な構成を示す。
【図4】信号処理部による初期値を算出する動作手順を
示すフロチャートを示す。
【図5】受信ウエイトベクトルを算出する動作手順を示
すフロチャートを示す。
【図6】図6(a)は、相関行列演算器303で算出さ
れた相関行列の初期値P(0)の例を示す。図6(b)
は、修正された相関行列の初期値P’(0)を示す。
【図7】誤差曲線を示す。
【符号の説明】
11〜14 アンテナ 21〜24 無線部 50 信号処理部 51 ユーザ1信号処理部 52 ユーザ2信号処理部 60 モデム部 70 ベースバンド部 80 制御部 100 無線基地局 111 送信部 112 受信部 302 加算器 303 相関行列演算器 304 初期ウエイト演算器 305 受信応答ベクトル計算機 308 受信ウエイトベクトル計算機 309 初期値メモリ 310 参照信号メモリ 311〜314 乗算器
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−251996(JP,A) 特開 平11−298345(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01Q 3/26 H04B 7/08 H04B 7/26

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエイトベクトルを逐次計算するアダブ
    ティブアレイ装置であって、 直前の受信フレームにおける受信応答ベクトルを算出す
    る受信応答ベクトル算出手段と、 前記受信応答ベクトルに基づいて、直前の受信フレーム
    のウエイトベクトルを算出する手段と、 現在の受信フレームにおけるウエイトベクトルを計算す
    るための初期値として前記直前の受信フレームのウエイ
    トベクトルを設定する初期値設定手段とを備えたことを
    特徴とするアダプティブアレイ装置。
  2. 【請求項2】 相関行列を用いて、ウエイトベクトルを
    逐次計算するアダブティブアレイ装置であって、 直前の受信フレームにおける受信応答ベクトルを算出す
    る受信応答ベクトル算出手段と、 前記受信応答ベクトルから相関行列を算出する手段と、 現在の受信フレームにおけるウエイトベクトルを計算す
    るための初期値として前記相関行列を設定する初期値設
    定手段とを備えたことを特徴とするアダブティブアレイ
    装置。
  3. 【請求項3】 前記アダプティブアレイ装置は、さら
    に、 前記受信応答ベクトルに基づいて、直前の受信フレーム
    のウエイトベクトルを算出する手段を備え、 前記初期値設定手段は、現在の受信フレームにおけるウ
    エイトベクトルを計算するための初期値として前記直前
    の受信フレームのウエイトベクトルをも設定することを
    特徴とする請求項2記載のアダブティブアレイ装置。
  4. 【請求項4】 前記初期値設定手段は、前記算出した相
    関行列の代わりに、前記相関行列の対角成分に所定値を
    加算して修正した行列を初期値として設定することを特
    徴とする請求項2又は3記載のアダプティブアレイ装
    置。
  5. 【請求項5】 ウエイトベクトルを逐次計算するアダ
    ブティブアレイ装置でにおけるウエイト更新方法であっ
    て、 直前の受信フレームにおける受信応答ベクトルを算出す
    るステップと、 前記受信応答ベクトルに基づいて、直前の受信フレーム
    のウエイトベクトルを算出するステップと、 現在の受信フレームにおけるウエイトベクトルを計算す
    るための初期値として前記直前の受信フレームのウエイ
    トベクトルを設定するステップとを含むことを特徴とす
    るウエイト更新方法。
  6. 【請求項6】 相関行列を用いて、ウエイトベクトルを
    逐次計算するアダブティブアレイ装置におけるウエイト
    更新方法であって、 直前の受信フレームにおける受信応答ベクトルを算出す
    るステップと、 前記受信応答ベクトルから相関行列を算出するステップ
    と、 現在の受信フレームにおけるウエイトベクトルを計算す
    るための初期値として前記相関行列を設定するステップ
    とを含むことを特徴とするウエイト更新方法。
  7. 【請求項7】 ウエイトベクトルを逐次計算するアダブ
    ティブアレイにおけるウエイト更新のためのプログラム
    を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であっ
    て、 前記プログラムは、 直前の受信フレームにおける受信応答ベクトルを算出す
    るステップと、 前記受信応答ベクトルに基づいて、直前の受信フレーム
    のウエイトベクトルを算出するステップと、 現在の受信フレームにおけるウエイトベクトルを計算す
    るための初期値として前記直前の受信フレームのウエイ
    トベクトルを設定するステップとを含むことを特徴とす
    るコンピュータ読取り可能な記録媒体。
  8. 【請求項8】 相関行列を用いて、ウエイトベクトルを
    逐次計算するアダブティブアレイにおけるウエイト更新
    のためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可
    能な記録媒体であって、 前記プログラムは、 直前の受信フレームにおける受信応答ベクトルを算出す
    るステップと、 前記受信応答ベクトルから相関行列を算出するステップ
    と、 現在の受信フレームにおけるウエイトベクトルを計算す
    るための初期値として前記相関行列を設定するステップ
    とを含むことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体。
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