JP3363778B2 - 溶剤回収式乾燥機 - Google Patents

溶剤回収式乾燥機

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JP3363778B2
JP3363778B2 JP05385698A JP5385698A JP3363778B2 JP 3363778 B2 JP3363778 B2 JP 3363778B2 JP 05385698 A JP05385698 A JP 05385698A JP 5385698 A JP5385698 A JP 5385698A JP 3363778 B2 JP3363778 B2 JP 3363778B2
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正彦 角田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衣類乾燥機に関す
る。特に、石油系溶剤等の有機溶剤で洗浄された衣類を
乾燥させるためのものであって、乾燥中に空気中の溶剤
を回収できる溶剤回収式乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、溶剤回収式乾燥機では、有機溶
剤を回収するために、冷却機によって空気を冷やすこと
のできる冷却風路が設けられている。この冷却風路に
は、衣類を乾燥した後の空気が流入し、この冷却風路を
通過する際に、空気は冷却機で冷やされて、空気中の溶
剤が凝縮して回収される。その後、空気は、冷却風路か
ら出て、加熱され、衣類の収容される回転ドラム内に入
り、衣類を乾燥して、繰り返し循環する。
【0003】また、冷却風路内には、空気の温度を測定
する温度センサが設けられている。温度センサにより検
知された温度が所定温度よりも高くなると、空気は冷却
風路を通らずに、衣類を乾燥後、そのまま機外へ排出す
るようにされている。このために、冷却風路の出口を開
閉する弁が設けられ、この弁が閉じられると、冷却風路
内に空気は流れ込まず、冷却風路の入口近傍に設けられ
た排気口から排気される。また、このとき、冷却機も機
能していない。
【0004】このように、空気を排出するのは、冷却風
路内の空気の温度が高くなると、空気中の溶剤の濃度が
高まって、効率よく乾燥できなくなるともに、溶剤は引
火性を有するので、空気の温度が高い状態で、繰り返し
加熱するのは好ましくないからである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、冷却風路内
の空気の温度を測定して、空気が排気される場合であっ
ても、溶剤が混ざった空気が必要以上に排気される場合
がある。例えば、夏季の運転開始時等には、溶剤回収式
乾燥機の内部に溜まっている空気の温度は当初高いの
で、温度センサにより検知される温度も高くなる結果、
上述のようにして、空気は循環されずに、そのまま排気
されてしまう。その後も、冷却風路の空気は流れず、温
度センサで測定される温度も高く維持される結果、乾燥
運転中ずっと、空気中の溶剤が、排気とともに大気中に
放出される場合があった。
【0006】このような溶剤の排出を少なくして、より
確実に回収できれば好ましい。そこで、本発明の目的
は、空気の温度が高い場合に溶剤の混ざった排気を抑制
することで、溶剤の引火の虞を防止しつつ、溶剤を確実
に回収できる溶剤回収式乾燥機を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1記載の発明の溶剤回収式乾燥機は、有機溶
剤で洗濯した洗濯物を乾燥する際に有機溶剤を回収する
ことのできる溶剤回収式乾燥機であって、洗濯物を収容
する収容室、収容室へ流入する空気を加熱するヒータ、
収容室から流出する空気をヒータへ導く循環風路、循環
風路内に備えられ、風路内を通る空気を冷却して空気中
に含まれる溶剤を凝縮して回収するためのクーラ、クー
ラ出口側に備えられ、クーラを通過した空気の温度を測
定するクーラ出口温度測定手段、外部空気を取り込んで
ヒータへ与える取入口、循環風路のクーラ配置位置より
も上流側に分岐された排気口、および前記クーラ出口
度測定手段の測定温度に基づいて、クーラ出口側の通路
を閉じてクーラを通過した空気がヒータへ与えられるの
を停止し、代わりに取入口を開いて外部空気がヒータへ
与えられるようにするとともに収容室から流出する空気
が排気口から外部へ排気されるようにする排気状態かま
たは、取入口を閉じて代わりにクーラ出口側通路を開き
クーラを通過した空気がヒータへ与えられるとともに収
容室から流出する空気が循環風路内を循環するようにす
る循環状態かを切り換える切換機構を備えた溶剤回収式
乾燥機において、前記切換機構により前記排気状態にさ
れたときに、クーラを通過した少量の空気がクーラ出口
温度測定手段へ流れるように、クーラ出口側に形成され
た空気通過用小孔を備え、前記クーラ出口温度測定手段
は、空気通過用小孔を通過する空気流にさらされる位置
に配置された温度センサを含むことを特徴とするもので
ある。
【0008】この構成によれば、以下の作用を奏する。
すなわち、クーラ出口温度に基づいて、切換機構を動作
させ、空気を循環させて、溶剤を回収することができ、
また、空気を排気して、高温の溶剤を含む空気が循環す
ることによる引火の虞を防止することができる。切換機
構で排気状態にしたときにも、少量の空気が、クーラか
ら小孔を通じて流れるので、クーラを通過した空気の温
度をクーラ出口温度測定手段によって精度良く測定する
ことができる。従って、正確に測定された温度に基づい
て、切換機構を適切に動作させることができるので、不
正確な温度測定に起因して溶剤を含む空気が過度に排気
されることを防止することができ、溶剤を確実に回収す
ることができる。また、クーラを通過した空気が小孔を
通じてヒータへ与えられる場合には、小孔を通じて流れ
る空気が少量であれば、引火の虞はない。
【0009】請求項2記載の発明の溶剤回収式乾燥機
は、有機溶剤で洗濯した洗濯物を乾燥する際に有機溶剤
を回収することのできる溶剤回収式乾燥機であって、洗
濯物を収容する収容室、収容室へ流入する空気を加熱す
るヒータ、収容室から流出する空気をヒータへ導く循環
風路、循環風路内に備えられ、風路内を通る空気を冷却
して空気中に含まれる溶剤を凝縮して回収するためのク
ーラ、クーラ出口側に備えられ、クーラを通過した空気
の温度を測定するクーラ出口温度測定手段、外部空気を
取り込んでヒータへ与える取入口、循環風路のクーラ配
置位置よりも上流側に分岐された排気口、および前記ク
ーラ出口温度測定手段の測定温度に基づいて、クーラ出
口側の通気孔を閉じてクーラを通過した空気がヒータへ
与えられるのを停止し、代わりに取入口を開いて外部空
気がヒータへ与えられるようにするとともに収容室から
流出する空気が排気口から外部へ排気されるようにする
排気状態かまたは、取入口を閉じて代わりにクーラ出口
側通気孔を開きクーラを通過した空気がヒータへ与えら
れるとともに収容室から流出する空気が循環風路内を循
環するようにする循環状態かを切り換える切換機構を備
えた溶剤回収式乾燥機において、前記切換機構により前
記排気状態にされたときに、クーラを通過した少量の空
気がクーラ出口温度測定手段へ流れるように、前記クー
ラ出口側の通気孔を完全に塞がずに、少量の空気が前記
通気孔を流れるようにしたことを特徴とする。
【0010】
【0011】また、クーラ出口温度測定手段を空気通過
用小孔を通過する空気流にさらされる位置に配置したの
、小孔を通る空気流の温度を精度良く測定することが
できる。
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を、
添付図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発
明の一実施の形態の衣類乾燥機の概略構成を簡略化して
示す断面図である。この衣類乾燥機Aは、ドライクリー
ニングに用いられるものであり、温風によってドライク
リーニング後の衣類から石油溶剤系の有機溶剤を気化さ
せて除去した後、その溶剤をふくむ空気を冷却すること
によって溶剤を凝縮させて回収する溶剤回収式乾燥機で
ある。
【0016】この衣類乾燥機Aは、前面に開口1aを有
するハウジング1と、ハウジング1の前面開口1aに取
り付けられた開閉可能なドア2とによって外観が構成さ
れている。ハウジング1内には、前面開口1aを介して
外部と連通される収容室3が区画形成されている。収容
室3内には、溶剤を用いて洗浄した後の衣類を収容すべ
き回転ドラム4が配設されている。回転ドラム4に対す
る衣類の出し入れは、ドア2を開いた状態でハウジング
1の前面開口1aを介して行われる。
【0017】回転ドラム4は、その端面を前後にして設
けられており、その後方に設けられたドラムモータ5の
回転軸に取り付けられて、収容室3内で回転自在に支持
されている。回転ドラム4の周面には、多数の小孔4a
が形成されており、収容室3内を流れる空気が回転ドラ
ム4内を通過するようになっている。回転ドラム4の上
方には、収容室3内に空気を流入させるための空気流入
口6が形成されている。この空気流入口6付近には、空
気流入口6を介して収容室3内に流入する空気を加熱す
るためのヒータ7が配設されている。また、回転ドラム
4の下方には、空気流入口6から収容室3内に流入した
空気を流出させるための空気流出口8が形成されてい
る。空気流出口8には、収容室3から流出する空気をヒ
ータ7へ導く循環風路としてのダクト9が接続されてい
る。ダクト9は、空気流入口6に連結されており、ハウ
ジング1内には、収容室3およびダクト9によって循環
する内部風路が形成されている。
【0018】ダクト9内であって空気流出口8の近傍に
は、空気流出口8から流れ込む空気を空気流入口6に向
けて送るためのファン10が配設されている。このファ
ン10は、ファンモータ11の回転軸に取り付けられて
おり、ファンモータ11の駆動力によって回転駆動され
るようになっている。また、ファン10に対して空気流
出口8寄りには、リントフィルタ12が設けられてい
る。このリントフィルタ12は、収容室3から流出する
空気に含まれる糸屑などを除去するためのものである。
【0019】ダクト9内には、また、ファン10によっ
て空気流入口6へ向けて送られる空気を冷却するための
クーラ13が配設されている。クーラ13の下方には、
クーラ13によって冷却されて液化した溶剤を集めるた
めの回収パン14が設けられている。回収パン14の底
部には、回収パン14に集められた溶剤を外部に排出す
るためのドレン口15が形成されている。また、クーラ
13の下流側には、クーラ13を通過した直後の空気の
温度を測定するための冷却温度センサ16が配設されて
いる。
【0020】ダクト9内には、また、クーラ13の下流
側にあり、空気の流れに沿って、クーラ13寄りにある
出口室9aと、空気流入口6寄りにある導入室9bとが
区画されている。出口室9aは、クーラ13の出口に連
通しており、出口室9aと導入室9bとは、互いに連通
する通気孔1dを有する仕切壁1cで仕切られている。
クーラ13から流出する空気は、出口室9aから通気孔
1dを通じて導入室9bに流れる。また、導入室9b内
に、通気孔1dと対向して取入口17が形成されてい
る。この取入口17には、取入口17を開閉するための
切換バルブ18が設けられている。また、この切換バル
ブ18は、通気孔1dを開閉することができるシャッタ
としても機能し、取入口17の開閉と連動して閉開する
ことができる。
【0021】切換バルブ18は、ソレノイド19で駆動
されるロッド20に取り付けられている。ロッド20が
収縮することによって、取入口17が閉塞されて、通気
孔1dが開かれるようになっている(第1状態)。ま
た、ロッド20が伸びることによって、取入口17が開
放され、通気孔1dが閉じられる(第2状態)。また、
ダクト9の上部、クーラ13の入口よりも、空気の流れ
の上流側に、機外へ空気を排出する出口としての排気口
21が設けられている。この排気口21は、常時開いて
いる。
【0022】この衣類乾燥機では、切換機構としての切
換バルブ18を切り換えることで、上述のように構成さ
れた内部風路に空気を、以下の循環経路または排気経路
で流すことができる。すなわち、排気経路では、図2に
示すように、切換バルブ18が第2状態にされ、クーラ
13の出口側の通路を閉じてクーラ13を通過した空気
がヒータ7へ与えられるのを停止し、代わりに取入口1
7を開いて外部空気がヒータ7へ与えられるようにする
とともに収容室3から流出する空気が排気口21から排
気されるようにしている。また、循環経路では、図1に
示すように、切換バルブ18が第1状態にされ、取入口
17を閉じて代わりにクーラ13の出口側通路を開きク
ーラ13を通過した空気がヒータ7へ与えられるととも
に収容室3から流出する空気がダクト9を通り、内部風
路内を循環する。
【0023】切換バルブ18は、クーラ13の出口温度
を測定するクーラ出口温度測定手段としての温度センサ
16の測定結果に基づいて、運転制御手段としての制御
部60の制御の下で動作する。このように、切換バルブ
18が第1状態とされて、循環経路の状態で、ファン1
0が駆動されると、空気は、収容室3内から、空気流出
口8を通じて流出するとともに、ダクト9内の空気が空
気流入口6を介して収容室3内に流入することにより、
ハウジング1内に上述の循環する内部風路に沿った空気
流が形成される。収容室3内に流入する空気は、ヒータ
7による加熱を受けて温風となり、回転ドラム4の周面
に形成された小孔4aを介して回転ドラム4内に流入す
る。回転ドラム4内で、温風は、溶剤が付着している洗
濯物と攪拌されつつ、洗濯物に付着している溶剤を気化
させる。気化した溶剤は、空気に混ざり、収容室3の下
方の空気流出口8に流れる。ファン10により送り出さ
れた空気は、クーラ13の入口へ流入する。このとき、
導入室9bから出口室9aは連通して負圧になるので、
空気は、排気口21から排出されない。溶剤の混ざった
空気は、クーラ13で冷やされると、その空気に混ざっ
ている溶剤が凝縮して液化し、液化した溶剤は、回収パ
ン14底部に溜まり、ドレン口15を通じて機外に取り
出される。
【0024】また、切換バルブ18が第2状態とされ
て、排気経路の状態で、ファン10が駆動されると、空
気は、取入口17を通じて機外から取り入れられ、導入
室9bへ流入する。その後、空気は、上述のように、ヒ
ータ7で加熱され、収容室3で洗濯物を乾燥し、空気流
出口8を通じて、ダクト9へ流れ、主に、排気口21か
ら空気は排出される。
【0025】本実施の形態では、切換バルブ18がいず
れの状態であるかに関わらず、排気状態とされている場
合であっても、クーラ13を通過した空気が少量ヒータ
7へ与えられるように、クーラ13の出口側に空気通過
用小孔1eが設けられている。以下、詳細に説明する。
【0026】空気通過用小孔1eは、導入室9bと出口
室9aとを互いに仕切る上述の仕切壁1cに形成されて
いる。小孔1eは、通気孔1dよりも小さく形成されて
おり、少量の空気を流すことができる。小孔1eは常時
開成している。ここで、小孔1eで流すことのできる風
量は、万一、クーラ13が動作していない状態で空気が
ヒータ7に流入しても、引火の虞のないように設定され
ている。
【0027】このように、通気孔1dが切換バルブ18
で閉じられていても、小孔1eにより、少量の空気を流
すことができる。小孔1eを通る空気流に誘起されて、
出口室9a内を流れる空気流が生成されるので、その結
果、クーラ13を通る空気流を生じさせることができる
(図2の矢印F1参照)。クーラ13からの空気は、小
孔1eを通り、ヒータ7に流入する。
【0028】ヒータ7は、外部の熱源設備(図示せず)
から高温の水蒸気を供給され、この水蒸気がヒータ7の
管を通ることで、この管に設けられた放熱フィンの近傍
を通る空気の温度を上昇させることができる。ヒータ7
の駆動または停止は、管に設けられた弁を開閉して、水
蒸気の流通を制御することで行われる。内部風路の空気
は、ヒータ7で加熱されることで、回転ドラム4内の洗
濯物と攪拌されたときに、洗濯物に付着している溶剤を
効率よく気化させることができる。
【0029】クーラ13は、空気中の溶剤を凝縮させて
空気中から除去するために、空気を冷却する蒸発器とし
ての熱交換器であり、凝縮器としての熱交換器(図示せ
ず)と接続されている。これらの一対の熱交換器は、冷
媒が流通可能に接続されており、冷媒は蒸発器で空気か
ら熱を奪い蒸発し冷媒ガスとなり、この冷媒ガスは圧縮
機(図示せず)で圧縮され、圧縮された冷媒ガスは凝縮
器から機外の空気に熱を放出し液化し、液化された冷媒
が蒸発器へ循環するように構成されている。クーラ13
の駆動または停止は、制御部60の制御のもとで、冷媒
の経路に設けられた弁の開閉や圧縮機の駆動または停止
によって行われる。蒸発器としての熱交換器を、空気が
通って冷やされると、その空気に混ざっている溶剤が凝
縮して液化する。
【0030】また、衣類乾燥機では、出口室9a内で、
クーラ13の出口近傍に設けられた温度測定手段として
の上述の温度センサ16と、温度センサ16による測定
結果に基づいて開閉手段としての切換バルブ18を動作
させて、内部風路を循環経路と排気経路との何れかに切
り換える制御手段としての上述の制御部60とがハウジ
ング1の内部に備えられている。
【0031】制御部60は、制御中枢としてのマイクロ
コンピュータ(CPU)、記憶手段としてのRAM、R
OM等を含んでいる。CPUは、ROM等に予め記憶さ
れたプログラム等に基づいて各部を制御する。また、C
PUは、タイマを含み、このタイマによって経過時間を
計時して各部を制御する。また、制御部60には、駆動
回路(図示せず)を介して、ファン10を回転させるフ
ァンモータ11を回転速度可変に駆動制御するためのイ
ンバータ(図示せず)と、回転ドラム4を回転するドラ
ムモータ5と、切換バルブ18を駆動するソレノイド1
9とが接続されている。また、クーラ13に設けられた
弁および圧縮機が制御可能に接続され、クーラ13を駆
動または停止することができる。また、ヒータ7に設け
られた弁が開閉可能に接続されており、ヒータ7を動作
または停止することができる。
【0032】また、制御部60には、温度センサ16が
接続されている。温度センサ16は、例えば、出口室9
aにあって小孔1eの近傍に配置されたサーミスタ等を
含み、クーラ13の出口の近傍を流れる空気の温度を測
定することができる。次に、この衣類乾燥機の乾燥運転
の制御内容を、図3のフローチャートを参照しながら説
明する。
【0033】乾燥運転は、通常、以下の4行程、すなわ
ち、回収乾燥行程、排気乾燥行程、クールダウン乾燥行
程、脱臭行程が順に実施される。回収乾燥行程では、ま
ず、ファン10が運転され、また、ドラムモータ5が駆
動されて回転ドラム4が回転する。ファン10と回転ド
ラム4は乾燥運転中、継続して運転されている。また、
クーラ13およびヒータ7が駆動(ON)される(ステ
ップS1)。ステップS2では、温度センサ16により
測定されたクーラ13の出口の空気の温度が、所定温度
T1、例えば、20℃よりも高いか否かが判断される。
【0034】クーラ13の出口の空気の温度が、所定温
度T1よりも低い場合には(ステップS2でYES)、
切換バルブ18は第1状態とされて(ステップS3)、
内部風路は循環経路とされる。この循環経路を流れる空
気は、ヒータ7で加熱されて衣類を乾燥し、クーラ13
で冷却されてから、ヒータ7に戻り、内部風路を繰り返
し循環する。このとき、洗濯物に付着していた溶剤は、
空気に混ざって流れ、クーラ13で空気が冷やされる際
に、空気中の溶剤は凝縮され、回収することができる。
さらに、空気を循環させて、繰り返し衣類を乾燥させつ
つ、溶剤を確実に回収することができる。このようにし
て、所定時間TA、例えば、17分間、運転が継続され
(ステップS5)、この行程で、洗濯物に付いた大部分
の溶剤は回収され、その後、次の行程が実行される。
【0035】ところで、夏季の運転開始時等では、出口
室9aでの空気の温度が高い場合がある。このような場
合、溶剤濃度が高い空気の循環を防止するために、制御
部60は、内部風路を排気経路とする。すなわち、空気
の温度が、溶剤への引火を防止するべく設定されている
所定温度T1よりも高い場合には(ステップS2でN
O)、切換バルブ18は第2状態とされて(ステップS
4)、内部風路は排気経路とされる。排気経路では、機
外の新鮮な空気が、取入口17を通じて導入室9b内に
入り、加熱されて衣類を乾燥する。洗濯物に付着してい
た溶剤は気化し、空気とともに排気口21を通じて機外
へ排出される。所定時間TAが経過するまでは(ステッ
プS5でNO)、ステップS2で、空気の温度が測定さ
れながら、排気経路で乾燥運転が継続される。このと
き、クーラ13には小孔1eを通じての空気流が流通す
るので、空気はクーラ13で冷やされる結果、やがて、
温度センサ16により測定される空気の温度が低下す
る。測定された温度が、所定温度T1よりも低くなると
(ステップS2でYES)、切換バルブ18が第1状態
とされて(ステップS3)、通気孔1dが開かれ、内部
風路が排気経路から循環経路に切り換えられる。そし
て、溶剤を回収しながら、乾燥運転が所定時間TAまで
行われる(ステップS5)。従って、溶剤を確実に回収
することができる。
【0036】なお、クーラ13の故障や、内部の温度が
非常に高い場合等では、上述のようにクーラ13を空気
が流通しても、空気の温度は所定温度T1以下に下がら
ない。このような場合には、内部風路は排気経路とされ
たままで、乾燥運転が所定時間TAで継続されることと
なる(ステップS2でNO、ステップS4)。従って、
温度が高い空気が、ヒータ7で加熱されたり、繰り返し
循環することはなく、従って、溶剤の混ざった温度の高
い空気に引火する虞はない。
【0037】このようにして、乾燥運転が所定時間TA
で行われた後、次の排気乾燥行程が行われる。排気乾燥
行程は、機外の新鮮な空気を内部風路に導入して、衣類
にまだ残っている溶剤を確実に取り除くために行われ
る。この行程では、クーラ13は停止状態とされる。ま
た、切換バルブ18は第2状態とされ、内部風路は排気
経路とされる(ステップS6)。機外の空気が,取入口
17を通り、導入室9b内に取り入れられ、ヒータ7で
加熱されてから、回転ドラム4内の洗濯物を乾燥させ
る。その後、空気は、気化した溶剤とともに排気口21
から排出される。排気乾燥行程は、所定時間、例えば5
分間行われる。
【0038】また、排気乾燥行程の間、小孔1eを通じ
て、空気がクーラ13を流通するので、出口室9a内に
空気が淀まず、その結果、淀んだ空気の高い温度を、次
行程であるクールダウン乾燥行程の開始時に測定してし
まうことを防止できる。次のクールダウン乾燥行程は、
上述の行程で加熱された衣類を冷やすために行われる。
この行程では、ヒータ7は停止されて、クーラ13が運
転される(ステップS7)。通常、このクールダウン乾
燥行程では、内部風路は、循環経路とされる。すなわ
ち、ステップS8で、ステップS2と同様に温度センサ
16により測定された空気の温度が、所定温度T1より
も高いか否かが判断される。空気の温度が低い場合には
(ステップS8でYES)、切換バルブ18は第1状態
とされて(ステップS9)、内部風路は循環経路とされ
る。これにより、空気は、クーラ13で冷やされた状態
で、回転ドラム4内に流入して、洗濯物を冷やしつつ、
洗濯物に残っている溶剤を気化させて、出口室9aへ流
れる。ここで、溶剤は回収され、空気は、繰り返し循環
する。クールダウン乾燥行程は、所定時間TB、例え
ば、2分間継続される(ステップS11)。
【0039】ところで、前行程である排気乾燥行程でク
ーラ13が動作していないことから、夏季には、ステッ
プS8で、クーラ13の出口の温度が所定温度T1より
も高いと判断される場合がある。このような場合(ステ
ップS8でNO)、当初、切換バルブ18は第2状態と
されて(ステップS10)、内部風路は排気経路とされ
て、機外の空気で回転ドラム4内の洗濯物は冷やされ
る。その間、クーラ13には小孔1eを通じての空気流
が流通するので、空気はクーラ13で冷やされる結果、
やがて、温度センサ16により測定される空気の温度が
低下する。測定された温度が、所定温度T1よりも低く
なると(ステップS8でYES)、切換バルブ18が第
1状態とされて(ステップS9)、内部風路が循環経路
とされて、溶剤を回収しつつ、クールダウン乾燥行程を
所定時間TBまで行われる(ステップS11)。このよ
うに、温度が高い場合であっても、クールダウン乾燥行
程を循環経路で実施でき、溶剤を確実に回収することが
できる。
【0040】次の脱臭行程は、溶剤が混ざった空気を回
転ドラム4内から排出して、乾燥させた衣類から溶剤の
匂いを除去するために行われる。脱臭行程では、ヒータ
7およびクーラ13は停止され、切換バルブ18は第2
状態で、内部風路は、排気経路とされる(ステップS1
2)。脱臭行程は、所定時間、例えば、1分間行われ、
その後、乾燥運転は終了し、ファン10および回転ドラ
ム4も停止される。
【0041】上述の乾燥運転では、当初、温度が高い場
合であっても、クーラ13を運転することで、クーラ1
3の出口の空気の温度を低くでき、その空気中の溶剤に
引火する虞のない温度にすることができる。このような
引火の虞のない場合には、循環経路にできるので、排気
経路のままで運転継続される場合に比べて、溶剤を確実
に回収できて、溶剤の大気中への排出量を低減すること
ができる。
【0042】このように本実施の形態によれば、クーラ
13の出口側に空気通過用小孔1eを形成したので、ク
ーラ13の正確な出口温度に基づいて、適正に切換バル
ブ18を切り換えて、空気を循環させて、溶剤を回収す
ることができ、また、空気を排気して、高温の溶剤を含
む空気が循環することによる引火の虞を防止することが
できる。このように空気を排気するために、クーラ13
出口側の通路が閉じている場合であっても、少量の空気
が、クーラ13から小孔1eを通じて流れるので、クー
ラ13を通過した空気の温度を温度センサ16によって
精度良く測定することができる。従って、正確に測定さ
れた温度に基づいて、切換機構としての切換バルブ18
を適切に動作させることができるので、不正確な温度測
定に起因して溶剤を含む空気が過度に排気されることを
防止することができ、溶剤を確実に回収することができ
る。
【0043】ここで、クーラ13を通過した空気が小孔
1eを通じてヒータ7へ与えられる場合には、小孔1e
を通じて流れる空気が少量であれば、引火の虞はない。
また、クーラ13の出口側の通路にある仕切壁1cに空
気通過用小孔1eを形成したので、小孔1eを通じて常
時、クーラ13を通過した空気が少量ヒータ7へ与えら
れるようにすることができて、簡素な構成にできる。
【0044】また、小孔1eを、仕切壁1cの通気孔1
dを開閉するシャッタとしての切換バルブ18に形成し
てもよく、同様に簡素な構成にできる。また、小孔1e
を、切換バルブ18および仕切壁1cの両方に設けても
よい。また、温度センサ16は、空気通過用小孔1eを
通過する空気流にさらされる位置に配置されたので、小
孔1eを通る空気流の温度をより一層精度良く測定する
ことができる。従って、溶剤をより一層確実に回収する
ことができる。
【0045】また、回収乾燥行程では、ヒータ7および
クーラ13を動作させつつ、クーラ13の出口の温度に
基づいて切換バルブ18を動作させるので、流れる空気
の温度に基づいて、空気を適切に排気して、ヒータ7が
動作する場合であっても、引火の虞を確実に防止でき
る。また、空気を循環させて、ヒータ7を動作させ、溶
剤を効率良く気化させて洗濯物を効率良く乾燥すること
ができ、また、クーラ13で空気を冷やして溶剤を効率
良く回収することができる。従って、切換機構を適切に
動作させて、溶剤をより一層確実に回収することができ
る。
【0046】また、クールダウン乾燥行程では、ヒータ
7を動作させずにクーラ13を動作させて、クーラ13
の出口の温度に基づいて切換バルブ18を動作させるの
で、流れる空気の温度に基づいて、空気を適切に排気し
て、引火の虞を確実に防止できる。また、空気を循環さ
せるときに、ヒータ7を動作させず且つクーラ13を動
作させて、熱くなった洗濯物を冷やしながら乾燥しつ
つ、溶剤を効率良く回収することができる。従って、切
換機構を適切に動作させて、溶剤をより一層確実に回収
することができる。
【0047】このように本衣類乾燥機では、溶剤の引火
の虞を防止でき、且つ、溶剤の混ざった過度の排気を抑
制して、溶剤を確実に回収することができる。なお、小
孔1eは、複数であってもよい。また、小孔1eは、通
気孔1dとつながって形成されてもよく、この場合に
は、小孔1eにあたる部分が、切換バルブ18で開閉さ
れないようにすればよい。
【0048】また、切換バルブ18が、第2の状態で、
取入口17を開けたときに、通気孔1dを完全に塞がず
に、少量の空気が通気孔1dを流れるようにしてもよ
い。また、切換バルブ18は、取入口17と通気孔1d
とを連動して開閉していたが、別々に開閉するものでも
よい。要は、少なくとも、内部風路が排気経路とされた
ときに、温度センサ16の周囲に空気流を流せるよう
な、空気流通用の小孔1eが形成されていればよい。
【0049】その他、本発明の要旨を変更しない範囲で
種々の設計変更を施すことが可能である。
【0050】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、以下の効
果を奏する。すなわち、クーラ出口側に空気通過用小孔
を形成したので、クーラ出口側の通路が閉じている場合
であっても、クーラを通過した空気の温度を精度良く測
定できて、それに基づき切換機構を適切に動作できる結
果、過度の排気を防止して、溶剤を確実に回収すること
ができる。
【0051】
【0052】
【0053】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の溶剤回収式乾燥機の概
略構成の側面断面図であり、内部風路が循環経路の場合
を示す。
【図2】図1の溶剤回収式乾燥機の概略構成の側面断面
図であり、内部風路が排気経路の場合を示す。
【図3】図1の溶剤回収式乾燥機の制御内容のフローチ
ャートである。
【符号の説明】
A 衣類乾燥機(溶剤回収式乾燥機) 1c 仕切壁 1d 通気孔 1e 小孔 3 収容室 7 ヒータ 9 ダクト(循環風路) 13 クーラ 16 温度センサ(クーラ出口温度測定手段) 17 取入口 18 切換バルブ(切換機構、シャッタ) 21 排気口 60 制御部(回収乾燥制御手段、クールダウン乾燥制
御手段)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−279194(JP,A) 特開 平3−96(JP,A) 特開 平6−39190(JP,A) 特開 平6−98991(JP,A) 特開 平3−244496(JP,A) 実開 昭56−91596(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 43/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】有機溶剤で洗濯した洗濯物を乾燥する際に
    有機溶剤を回収することのできる溶剤回収式乾燥機であ
    って、 洗濯物を収容する収容室、 収容室へ流入する空気を加熱するヒータ、 収容室から流出する空気をヒータへ導く循環風路、 循環風路内に備えられ、風路内を通る空気を冷却して空
    気中に含まれる溶剤を凝縮して回収するためのクーラ、 クーラ出口側に備えられ、クーラを通過した空気の温度
    を測定するクーラ出口温度測定手段、 外部空気を取り込んでヒータへ与える取入口、 循環風路のクーラ配置位置よりも上流側に分岐された排
    気口、 および前記クーラ出口温度測定手段の測定温度に基づい
    て、クーラ出口側の通路を閉じてクーラを通過した空気
    がヒータへ与えられるのを停止し、代わりに取入口を開
    いて外部空気がヒータへ与えられるようにするとともに
    収容室から流出する空気が排気口から外部へ排気される
    ようにする排気状態かまたは、取入口を閉じて代わりに
    クーラ出口側通路を開きクーラを通過した空気がヒータ
    へ与えられるとともに収容室から流出する空気が循環風
    路内を循環するようにする循環状態かを切り換える切換
    機構を備えた溶剤回収式乾燥機において、 前記 切換機構により前記排気状態にされたときに、クー
    ラを通過した少量の空気がクーラ出口温度測定手段へ流
    れるように、クーラ出口側に形成された空気通過用小孔
    を備え、前記クーラ出口温度測定手段は、空気通過用小
    孔を通過する空気流にさらされる位置に配置された温度
    センサを含むことを特徴とする溶剤回収式乾燥機。
  2. 【請求項2】有機溶剤で洗濯した洗濯物を乾燥する際に
    有機溶剤を回収することのできる溶剤回収式乾燥機であ
    って、 洗濯物を収容する収容室、 収容室へ流入する空気を加熱するヒータ、 収容室から流出する空気をヒータへ導く循環風路、 循環風路内に備えられ、風路内を通る空気を冷却して空
    気中に含まれる溶剤を凝縮して回収するためのクーラ、 クーラ出口側に備えられ、クーラを通過した空気の温度
    を測定するクーラ出口温度測定手段、 外部空気を取り込んでヒータへ与える取入口、 循環風路のクーラ配置位置よりも上流側に分岐された排
    気口、 および前記クーラ出口温度測定手段の測定温度に基づい
    て、クーラ出口側の通気孔を閉じてクーラを通過した空
    気がヒータへ与えられるのを停止し、代わりに取入口を
    開いて外部空気がヒータへ与えられるようにするととも
    に収容室から流出する空気が排気口から外部へ排気され
    るようにする排気状態かまたは、取入口を閉じて代わり
    にクーラ出口側通気孔を開きクーラを通過した空気がヒ
    ータへ与えられるとともに収容室から流出する空気が循
    環風路内を循環するようにする循環状態かを切り換える
    切換機構を備えた溶剤回収式乾燥機において、 前記切換機構により前記排気状態にされたときに、クー
    ラを通過した少量の空気がクーラ出口温度測定手段へ流
    れるように、前記クーラ出口側の通気孔を完全に塞がず
    に、少量の空気が前記通気孔を流れるようにしたことを
    特徴とする溶剤回収式乾燥機。
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