JP3362795B2 - 移動式掘削機械 - Google Patents

移動式掘削機械

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JP3362795B2 JP13386792A JP13386792A JP3362795B2 JP 3362795 B2 JP3362795 B2 JP 3362795B2 JP 13386792 A JP13386792 A JP 13386792A JP 13386792 A JP13386792 A JP 13386792A JP 3362795 B2 JP3362795 B2 JP 3362795B2
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  • Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業状の利用分野】本発明は、種々の大きな横断面の
トンネルを掘削する移動式掘削機械に関する。
【0002】
【従来の技術】岩盤に大きなトンネルを形成する最も共
通な既知の方法は、爆薬を使用する穿孔発破方法である
が、これには多数の欠点があり、たとえばその一つは非
常に危険であることである。よって、爆薬を使用する代
りに、機械的手段により岩盤に大きなトンネルを連続的
に掘削することができる移動式掘削機械の必要性が長い
間要望されていた。多数の先行技術特許に、水平軸の周
りに切削ヘッドが回転し、切り羽を横切り垂直軸の周り
に振られるようにし得る掘削機械が開示されている。こ
のうちの典型的なものは、Osterhus等の米国特許第2776
824 号、Bergmannの米国特許第 3307879号、Frenyo等の
米国特許第 3929378号、Sigott等の米国特許第 4111488
号およびMartenの米国特許第4230372 号である。これら
の先行技術の特許の全ては、円盤切削具を使用するもの
でなく、歯付き切削具やリッパー切削具を使用した掘削
機械である。
【0003】Bechemの米国特許第4405088 号は、スロッ
ト状凹みを円弧状に駆動すべく垂直枢動軸の周りにいわ
ゆる穿孔ヘッドを振らせることを特徴とする掘削機械が
開示されており、これにより保持されるヘッドおよび円
盤切削具は、水平方向に約120度の角度で振らされる
ようになっている。複数の円盤切削具が、広がるように
傾斜している。切削運動は、水平方向のみとされ、その
他の方向に運動する様にはなっていない。
【0004】Stoltefuss等の米国特許第3873157 号は、
垂直方向及び水平方向に枢動するブームの先端に回転可
能に装着された掘削機械を開示している。切削機構は、
二つの幅の小さいホイールとピック状の切削具を保持す
るローラとを含んでいる。細長いブームの先端に回転可
能に装着された浅いコーン形状の切削具を有する掘削機
械を開示したWhartronの米国特許第3726157 号も知られ
ている。詳細な説明がされていないが、切削ヘッドは、
切削素子として一連のピックを含むものと思われる。こ
の特許の記載では、どのように切削ヘッドが回転するの
か明確に説明されておらず、切削ヘッドの回転速度と切
削ヘッドの振れの速度との相関関係が具体的に説明され
ていない。切削ヘッドは、水平および垂直方向の双方に
振れるようになっている。
【0005】Spurgeonの米国特許第4312541 号は、本体
組立体と切削ホイール組立体とからなる溝堀掘削機械を
開示している。この掘削機械は、ほぼ垂直の軸の周りで
円盤切削具の複数の列を水平に動かし、コンベヤへの排
土を容易にしている。シリンダが本体組立体に縦断方向
に装着され、シリンダの各端から軸方向に延びる一対の
ピストンを保持している。つかみパッドが各ピストンに
設けられ、溝の両壁に当てられるようになっている。各
ピストンのシリンダ内の端面は、シリンダの内側壁とと
もに、溝の側壁にパッドを押しつけるための圧力室を画
成している。本体組立体とそのシリンダは、シリンダの
加圧時にピストンに相対的に側方に移動することができ
る。拡張可能のアームが、ピストンと本体組立体との間
に設けられ、本体組立体とその切削ホイールとを前方に
押し出し溝の掘削を進行させる。操舵組立体が設けら
れ、ピストンに相対的にかつ切削ホイールの軸芯の周り
で本体組立体を側方に変位させる。
【0006】Sugden等の米国特許第4548442 号に開示さ
れた掘削機械は、ホイール状の切削ヘッド組立体と、ピ
ッチブーム組立体の前方に配置したスウィングブーム組
立体とを有する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ピッチブーム組立体と
スウィングブーム組立体の双方を有する移動式掘削機械
では、ピッチブーム組立体が切削ヘッド組立体に取り付
けられ、スウィングブーム組立体がピッチブーム組立体
ならびに移動式掘削機械の主フレームに接続されている
必要がある。この形態にすれば、スウィングブームが切
削ヘッドに装着され、ピッチブームがスウィングブーム
ならびに掘削機械の主フレームに接続されている従来の
掘削機械と異なり、高さと幅との比が小さくかつルーフ
クラウンの無いトンネルを掘削可能である。
【0008】上述の形態の移動式掘削機械では、油圧シ
リンダ形式と異なる固定支持体により掘削機械がトンネ
ルの床に定着される必要がある。これらの固定支持体
は、掘削中の移動式掘削機械をかなり安定させられる。
上述の形態の移動式掘削機械では、枢動エプロン翼と内
蔵泥土ホッパーとを有する移動可能の泥土エプロン組立
体を有する必要性がある。上記泥土エプロン組立体は、
泥土の収集を容易にし、泥土出しあるいは移動方向づけ
のいずれかを容易とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】岩盤にトンネルを掘削す
る移動式掘削機械は、ほゞ水平の回転軸を有するホイー
ル状の切削ヘッド組立体と多数の周辺に装着されたロー
ラー切削具とを有する。パワーユニットは、切削ヘッド
組立体を回転する。ピッチブーム組立体は、切削ヘッド
組立体を支持し、切削ヘッド組立体が垂直平面内に移動
可能とされている。
【0010】スウィングブーム組立体は、ピッチブーム
組立体を支持し、切削ヘッド組立体とピッチブーム組立
体とを水平面内で移動可能としている。フレームは、ス
ウィングブーム組立体を支持している。フレームの前部
フレーム部分と後部フレーム部分とは相互に接続され、
相互に回動可能となっている。推力シリンダにより前部
フレーム部分と後部フレーム部分との相互の接続がなさ
れ、この推力シリンダにより前部フレーム部分と後部フ
レーム部分とが互いに相対的にに軸方向に往復運動す
る。
【0011】推力シリンダは、掘削モードの掘削ストロ
ーク時に、前部フレーム部分と、スウィングブーム組立
体と、ピッチブーム組立体と、切削ヘッド組立体とを前
方に押し出す。掘削ストローク時、固定前部支持体と固
定後部支持体とは、移動式掘削機械をトンネル内に定着
させる(特に後部フレーム部分を定着させる)。固定前
部支持体は、トンネルの床に定着するようになった前部
支持パッドと、掘削中トンネル壁に定着するようになっ
た前部つかみシリンダとを有する。固定前部支持体は、
前部フレーム部分に滑動可能に装着され、掘削中に固定
前部支持体に相対的に前部フレーム部分が移動可能とな
っている。移動式掘削機械の移動中に固定前部支持体と
前部フレーム部分は無限軌道手段に支持されている。
【0012】固定後部支持体は、トンネルの床に定着す
るようになった後部支持パッドと、掘削前進ストローク
中にトンネルの壁に定着されるようになった後部つかみ
シリンダとを有する。固定後部支持体は後部フレーム部
分に固定装着されている。取付リンクは、固定前部支持
体と固定後部支持体とを接続し、互いの間で推力と回復
力とを伝達し得るようになっている。
【0013】前部リフトシリンダと後部リフトシリンダ
とにより、前部無限軌道は前部フレーム部分に接続さ
れ、後部無限軌道は後部無限軌道に夫々接続されてい
る。
【0014】
【作用】前部リフトシリンダと後部リフトシリンダの引
っ込みで移動式掘削機械が掘削のつかみ状態とされ、こ
の間前部支持パッドと後部支持パッドが、トンネルの床
に定着される。再つかみ状態の前部と後部のリフトシリ
ンダの伸張は、前部無限軌道と後部無限軌道とをトンネ
ルの床に接触させて移動式掘削機械を次の掘削ストロー
クのために位置づける。この再つかみ状態において、前
部支持パッドと後部支持パッドは、トンネルの床に接触
したままであるが移動式掘削機械の重量は支持していな
い。前部と後部のリフトシリンダのさらなる伸張で前部
と後部の支持パッドがトンネルの床から高揚され、移動
状態において前部と後部の無限軌道により移動式掘削機
械の移動が可能となる。
【0015】移動式掘削機械が、つかみ状態にある時、
推力シリンダの引っ込みにより前部フレーム部分(これ
に保持されたスウィングブーム組立体、ピッチブーム組
立体ならびに切削ヘッド組立体も含めて)は、固定前部
支持体と、固定後部支持体と、後部フレーム部分とに対
して前方に移動する。移動式掘削機械が、再つかみ状態
における別の掘削ストロークのために再配置されると
き、推力シリンダの引っ込みにより固定前部支持体と、
固定後部支持体と、後部フレーム部分とは、前部フレー
ムに対して前方に移動する。
【0016】移動可能の泥土エプロン組立体は、移動式
掘削機械の前部に配置され、かつ枢動エプロン翼と、内
蔵の泥土ホッパーとを有する。
【0017】
【実施例】第1図から第14図を参照するに、本発明の
好適実施例として、移動式掘削機械が示されている。第
1図から第6図の図示のように、この移動式掘削機械
は、ホイール状の切削ヘッド組立体を含んでいる。「移
動式掘削機械」は、鉱山、トンネルその他の掘削の作業
の全てに使用し得る機械である。切削ヘッド組立体(す
なわち切削ホイール)12は、周辺に沿って複数の円盤
切削具16とゲージ切削具18とが装着された縦断水平
軸ホイール状ドラム14で構成されている。ドラム14
は、ピッチブーム組立体20に回転可能に接続されてい
る。ドラム14は、当該分野で既知の歯車ならびに駆動
機構を介して電動モータ22で駆動される。
【0018】Sugden等の米国特許第4548442 号に開示さ
れているように、切削ヘッド組立体は、前方への押し出
しならびにスウィングブーム組立体24の制御下での側
端から側端への水平の移動により切り羽の外郭を生じさ
せる。さらにピッチブーム組立体20は、切削ヘッド組
立体12の垂直方向の向きを調節し垂直方向の掘削を可
能とする。円弧状あるいは角度のついた掘削が望ましい
場合は、スウィングブーム組立体24とピッチブーム組
立体20との双方を同時に使用する。
【0019】移動式掘削機械10の主ビームは、一体の
ものであるが、説明の都合上、前部主ビーム26Aと後
部主ビーム26Bと分けてある。なおこれらにより前部
フレームが構成される。スウィングブーム組立体24
は、前部主ビーム26Aに装着され、これにより以下に
詳細に説明するように、スウィングブーム組立体24
は、垂直軸上で枢動し得るようにされている。
【0020】ピッチブーム組立体20は、切削ヘッド組
立体12とスウィングブーム組立体24とを接続してい
る。特に、ピッチブーム組立体20は、ピッチブーム2
8で構成され、このピッチブーム28が切削ヘッド組立
体12に取り付けられており、切削ヘッド組立体12は
これに相対的に自由に回転可能となっている。ピッチブ
ーム28は、好ましくは4本のピッチブームアームを有
するものであり、すなわち、左上ピッチブームアーム3
0A、左下ピッチブームアーム30B、右上ピッチブー
ムアーム30Cならびに右下ピッチブームアーム30D
を有する。各ピッチブームアーム30A〜30Dは、そ
れぞれ、切削ヘッドラグ32A〜32Dにより切削ヘッ
ド組立体12に取り付けられており、切削ヘッド組立体
12は、ピッチブーム28に相対的に回転可能となって
いる。切削ヘッド組立体12に取り付けられていないピ
ッチブームアーム30A〜30Dの端は、ピッチ軸受け
34により全てスウィングブーム組立体24に相互接続
されている。特にピッチ軸受け34は、ピッチブームア
ーム30Aから30Dをピッチ軸受け34を通る水平軸
の周りにスウィングブームアームラグ36およびスウィ
ングブーム組立体24に相対的に回転可能とする。左上
ピッチシリンダ38A、左下ピッチシリンダ38B、右
上ピッチシリンダ38Cならびに右下ピッチシリンダ3
8Dは、ピッチブームアーム30A〜30Dのラグ32
A,32B,32C、32Dにそれぞれ接続されてい
る。ラグ32A〜32Dに接続されていないピッチシリ
ンダ38A〜38Dの端は、ピッチシリンダクレビス4
0A〜40Dにそれぞれ装着されている。ピッチシリン
ダクレビス40A〜40Dは、スウィングブーム組立体
24のスウィングブームアームラグ36と一体に形成さ
れている。
【0021】以上により、左上ピッチシリンダ38Aお
よび右上ピッチシリンダ38Cの伸張は、左下ピッチシ
リンダ38Bおよび右下ピッチシリンダ38Dの引っ込
みをともなって、移動式掘削機械10に対してピッチブ
ーム28と切削ヘッド組立体12とを相対的に下方に運
動させる。また左下ピッチシリンダ38Bと右下ピッチ
シリンダ38Dの伸張および左上ピッチシリンダ38A
と右上ピッチシリンダ38Cの引っ込みによりピッチブ
ーム28と切削ヘッド組立体12との相対的上方運動が
可能となる。
【0022】スウィングブーム組立体24につき詳細に
説明する。スウィングブームアームラグ36とピッチシ
リンダクレビス40A〜40Dとを有するスウィングブ
ーム42は、前部主ビーム26Aに回転可能の取り付け
られている。特に、第11図から第12図を参照する
に、スウィングブーム取付クレビス44と前部主ビーム
26Aのベース部分46は、上部スウィング軸受け48
と下部スウィング軸受け50とを含み、これら上部と下
部のスウィング軸受け48、50は、上部スウィングブ
ーム開口52および下部スウィングブーム開口54にそ
れぞれ収容されている。スウィングブーム42の後部
は、上部スウィングブーム開口52と下部スウィングブ
ーム開口54との内にあり、上部スウィング軸受け48
と下部スウィング軸受け50上で移動式掘削機械10に
対して水平面内を移動する。前部主ビーム26Aの隣接
するスウィングブーム42の対向側において、左スウィ
ングシリンダクレビス56Aおよび右スウィングシリン
ダクレビス56Bとが設けられている。左スウィングシ
リンダクレビス56Aは、右スウィングシリンダ58A
をスウィングブーム42に固定し、右スウィングシリン
ダクレビス56Bは、右スウィングシリンダ58Bをス
ウィングブーム42に固定する。左スウィングシリンダ
クレビス56Aと右スウィングシリンダクレビス56B
のそれぞれに取付られていない左スウィングシリンダ5
8Aと右スウィングシリンダ58Bの端は、左スウィン
グシリンダ取付ラグ60Aおよび右スウィングシリンダ
取付ラグ60Bにそれぞれ固定装着されている。左スウ
ィングシリンダ取付ラグ60Aと左スウィングシリンダ
取付ラグ60Bとは、後部主ビーム26Bの左右両側に
それぞれ固定装着されている。左スウィングシリンダ5
8Aの伸張と右スウィングシリンダ58Bの引っ込みと
でスウィングブーム42と切削ヘッド組立体12が右側
の方へ水平運動する。また右スウィングシリンダ58B
の伸張と左スウィングシリンダ58Aの引っ込みとでス
ウィングシリンダ42と切削ヘッド組立体12が左側の
方へ水平運動する。
【0023】第1図から第6図に示すように、運転室6
2は後部主ビーム26Bの頂部に配置されている。全て
の機械制御が運転室62内にいるオペレータにより行う
ことができる。破砕片抑制システムは、それぞれ運転室
62の両側に設けられた二つの翼65を有する引っ込み
可能のシールド64で構成される。シールドシリンダ6
6A,66Bは、シールド65の翼に固定装着され、さ
らに後部主ビーム26Bに固定装着されている。よっ
て、シールドシリンダ66A,66Bは、掘削中破砕片
や粉塵を抑制するために引っ込み位置から伸張位置に移
動される。掘削機械の移動中は、シールドシリンダ66
A,66Bは、伸張位置から引っ込み位置にシールド6
4を移動させるために使用される。シールド64には、
その周辺周りのスカート67を有し、スカート67がト
ンネルの壁に接触し確実にシールをしている。
【0024】運転室62の直後の後部主ビーム26B上
にディーゼル式電力用発電機68が設けられている。こ
の発電機は公知のものである。第11図および第13図
に示すように、左スウィングシリンダ取付ラグ60Aと
右スウィングシリンダ取付ラグ60Bとに隣接して後部
主ビーム26B上に推進シリンダラグ70A,70Bが
設けられている。推進シリンダラグ70A,70Bに
は、左推進シリンダ72Aと右推進シリンダ72Bとが
それぞれ接続されている。後部主ビーム26Bは、後部
支持組立体74に相互接続され、移動式掘削機械10を
前部フレーム部分と後部フレーム部分とに分けている。
推進シリンダラグ76A,76Bは、後部主ビーム26
Bと接触する点近くで後部支持組立体74上に配置され
ている。左推進シリンダ72Aは、推進シリンダラグ7
6Aに取り付けられ、右推進シリンダ72Bは、推進ラ
グ76Bに取り付けられ、左推進シリンダ72Aと右推
進シリンダ72Bとは、後部主ビーム26Bと後部支持
組立体74との間でほぼ水平向きの力を生じさせる。
【0025】前部フレーム部分と後部フレーム部分とを
画成する後部主ビーム26Bと後部支持組立体74との
相互接続は、後部支持組立体74の主ブッシュ78によ
りなされる。よって、左推進シリンダ72Aと右推進シ
リンダ72Bが好ましくは約6インチの長さのストロー
クで伸張されると、前部主ビーム26Aと、後部主ビー
ム26Bとからなる前部フレームは、後部支持組立体7
4からなる後部フレーム以内でこれに相対的に前方移動
する。さらに左推進シリンダ72Aおよび右推進シリン
ダ72Bが引っ込むと、後部支持組立体74からなる後
部フレームは、フレーム、具体的には後部主ビーム26
Bの主ブッシュ78の相互接続点に向かって相対的に前
方移動する。また、移動式掘削機械10の後部を支持す
る地面と移動式掘削機械の前部を支持する地面の傾斜が
異なるとき、後部支持組立体74すなわち後部フレーム
は、後部主ビーム26Bの周りに回動して工区の異なる
地形に対応する。
【0026】第1図から第6図に示すように、後部支持
組立体74は、後部プラットホーム上下トラニオン82
により後部プラットホーム80に接続されている。後部
プラットホーム軸受け84は、後部プラットホームトラ
ニオン82と後部プラットホーム80とを相互接続し、
後部プラットホーム80が後部プラットホームトラニオ
ン82と後部支持組立体74の周りに水平面内で振れる
ことができるようにされている。後部プラットホーム8
0の水平運動を容易にするために、左プラットホームス
ウィングシリンダ86Aと 右プラットホームスウィン
グシリンダ86Bとが設けられ、これらシリンダは、後
部支持組立体74と後部プラットホーム80との間で相
互接続されている。左スウィングシリンダ86Aと右ス
ウィングシリンダ86Bの互いに相対的な可変の伸張と
引っ込み動作により、後部支持組立体74に対して後部
プラットホーム80が水平面内運動を行う。後部プラッ
トホーム80は、公知の油圧制御キャビネット88と電
気制御キャビネット90と電気ケーブルリール92とを
保持している。後部プラットホーム80の各側には、左
ガス洗浄器94Aと右ガス洗浄器94Bとが配置され、
これらガス洗浄器は、左洗浄器排気ダクト96Aと右洗
浄器排気ダクト96Bとにそれぞれ連通している。左洗
浄器排気ダクト96Aと右洗浄排気ダクト96Bとは、
移動式掘削機械10の前部に隣接して粉塵や粒状物質を
集めるように配置されている。
【0027】さて、第14図を参照して、本発明の泥土
処理システムを説明する。前部主ビーム26Aのベース
部分46は、一対の泥土エプロン取付クレビス98A,
98Bを含み、これらクレビスで泥土エプロン組立体1
00をベース部分46に取り付けている。特に、泥土エ
プロン組立体100の中央部分102は、その後部にお
いて、泥土エプロン取付クレビス98A,98Bにそれ
ぞれ相互接続するエプロンリフトシリンダ104A,1
04Bを有しており、これにより下方の泥土受け取り位
置と上昇した移動位置との間で泥土エプロン組立体10
0の昇降を容易にしている。中央部分102には、さら
に取付リンク106が設けられ、これにより泥土エプロ
ン組立体100が取付リンククレビス107A,107
Bの位置で前部主ビーム26Aの下側に接続されてい
る。中心部分102の前側に、コンベヤ供給開口110
を有するホッパー108が設けられている。ホッパー1
08は、好ましくは、傾斜した前部と後部の壁112,
114を有し、これによりコンベヤ供給開口110への
泥土の通過を最適にしている。中央部分102には、左
翼116Aと右翼116Bとが枢動可能に取り付けられ
ている。左翼116Aと右翼116Bは、好ましくは、
中央部分102にヒンジにより装着されている。ヒンジ
の使用により、左翼116Aと右翼116Bとが中央部
分102とほぼ垂直になる移動位置と、左翼116Aと
右翼116Bとが中央部分112とほぼ面一になる泥土
排出位置との間でこれら左翼116Aと右翼116Bを
枢動運動することができる。移動位置と泥土排出位置と
の間で左翼116Aと右翼116Bの移動を容易にする
ために、エプロン翼スウィングシリンダ118Aとエプ
ロン翼スウィングシリンダ118Bが左翼116Aと右
翼116Bとにそれぞれ取付られている。両エプロン翼
スウィングシリンダ118A,118Bの対向端は、中
央部分102に取り付けられた定着ラグ120に固定さ
れている。エプロン翼スウィングシリンダ118A,1
18Bの伸張は、左翼116Aと右翼116Bを中央部
分112とほぼ垂直の関係に配置し、移動に備える。ま
たエプロン翼スウィングシリンダ118A,118Bの
引っ込みは、左翼116Aと右翼116Bをほぼ中央部
分102と面一な関係に配置して、泥土排出に備える。
【0028】第1図から第6図に示すように、前方コン
ベヤ122は、前方コンベヤ前部支持体124により泥
土エプロン組立体100に取り付けられ、移動式掘削機
械10の下方で後部プラットホーム80の下側の位置に
まで延びている。この点で、後方コンベヤ126は、前
方コンベヤ122の下方に重なるとともに、後方コンベ
ヤ前部支持体128により固定されている。後方コンベ
ヤ126は、後部プラットホーム80の後端の下側で後
方コンベヤ後部支持体130により支持されると共に、
移動式掘削機械10の後方位置で周知のその他のコンベ
ヤと連通している。
【0029】次に、移動式掘削機械10の移送およびつ
かみシステムについて説明する。第1図、第2図、第4
図、第5図、第8図、第10図から第13図を参照し
て、移動式掘削機械10の前部の構成について説明す
る。前部支持組立体132は、一対の相互接続された剛
性のパッド134A,134Bを含んでいる。各パッド
134A,134Bは、支持トラニオン136A,13
6Bに前部支持トラニオンピン138A,138Bによ
り接続されいる。前部支持パッド134A,134B
は、それぞれ前部支持トラニオンピン138A,138
Bの周りで水平軸を中心に枢動する。ガイド柱140
A,140Bが前部主ビーム26Aのベース部分46に
配置されている。ガイド柱ブッシュ142A,142B
は、ベース部分46とガイド柱140A,140Bを互
いに相対的に移動可能とする。なぜなら、ガイド柱14
0A,140Bは、ベース部分46以内で滑動可能であ
るからである。ガイド柱140A、140Bには、支持
トラニオン136A,136Bが固定されている。
【0030】第11図から第13図に示すように、支持
トラニオン136A,136Bは、支持トラニオン13
6A,136Bが主ビーム26A,26Bからなる前部
フレームのベース部分46内のくぼみ144A,114
B内に嵌合されている。くぼみ144A,144Bは、
支持トラニオン136A,136Bよりわずかに大きな
サイズとされ、ガイド柱140A,140B、支持トラ
ニオン136A,136Bおよびパッド134A,13
4Bに対して、泥土排出時にベース部分46を含む主フ
レーム部分を移動可能とし、かつ移動式掘削機械10の
移動時にベース部分46を含む前部フレーム部分に対し
て、これらの前部構成部分を移動可能とする。好ましく
は、くぼみ144A,144Bは、ベース部分46と上
記前部支持組立体との間に約 6インチ、すなわち、左推
進シリンダ72Aと右推進シリンダ72Bのストローク
長さだけの相対移動を可能とする。各支持トラニオン1
36A,136Bには、左前方つかみシリンダクレビス
146Aと右前方つかみシリンダクレビス146Bの一
つが固定されている。左前方つかみシリンダクレビス1
46Aと右前方つかみシリンダクレビス146Bには、
左前方つかみシリンダ148Aと右前方つかみシリンダ
148Bとがそれぞれ取り付けられている。左前方つか
みシリンダ148Aは、その先端に取り付けられた左前
方シュー150Aを有し、右前方つかみシュー150B
が右前方つかみシリンダ148Bの先端に取り付けられ
ている。
【0031】第8図および第11図から第13図に示す
ように、左前方つかみ位置シリンダ152Aと右前方つ
かみ位置シリンダ152Bとは、左前方つかみシリンダ
148Aと右前方つかみシリンダ148Bとを前部主ビ
ーム26Aに接続し、左前方つかみシリンダ148Aと
右前方つかみシリンダ148Bとが左前方つかみシリン
ダクレビス146Aと右前方つかみシリンダクレビス1
46Bとの周りで半径方向外方に振らすことができるよ
うになっている。このやり方で左前方つかみシュー15
0Aと右前方つかみシュー150Bが、様々な高さと幅
のトンネルの壁を把持できるようになっている。トンネ
ルの壁に圧接状態が生じるまで左前方つかみシリンダ1
48Aと右前方つかみシリンダ148Bとを伸張させる
と、左前方つかみシュー150Aと右前方つかみシュー
150Bとによりトンネル壁が把持されることは明かで
ある。
【0032】前部支持組立体132およびベース部分4
6の各側に前部無限軌道154A、154Bが延在して
いる。前部無限軌道は、周知の動力式踏み板組立体であ
ることが好ましい。第1図に示すように、前部無限軌道
154A,154Bは、ベース部分42にヨーク155
により固定装着されている。前部支持組立体132がト
ンネルの床に接触し、左前方つかみシュー150Aと右
前方つかみシュー150Bとがトンネルの壁に接触する
掘削状態と、前部無限軌道154A,154Bがトンネ
ルの床に接触している移動状態(すなわち移動式掘削機
械の位置を変位させる状態)および再つかみ状態(すな
わち移動式掘削機械10を次の掘削ストロークのために
再配置する状態)の両状態との間で移動式掘削機械10
の前部を移送するために、前部リフトシリンダ158が
使用されている。前部リフトシリンダ158は、無限軌
道154A,154Bに取り付けられており、前部リフ
トシリンダ158が引っ込められた時に、移動式掘削機
械10の前方部分を降下させてパッド134A,134
Bをトンネルの床に係合させて把持する。しかし前部無
限軌道154A,154Bは、トンネルの床と接触して
いない。この掘削モードでは、左前方つかみシリンダ1
48Aと右前方つかみシリンダ148Bとが伸張され、
左前方つかみシュー150Aと右前方つかみシュー15
0Bとがトンネルの床に接触する。
【0033】移動モードと再つかみモードとにおいて、
リフトシリンダ158が伸張され、移動式掘削機械10
の前部が高揚されて前方無限軌道154A,154Bが
トンネルの床に接触する。移動のためのみの目的で、そ
して再つかみモードでなく、前部リフトシリンダ158
がさらに伸張すると、前部支持組立体132のパッド1
34A,134Bは、もはやトンネルの床に接触しなく
なる。移動モードや再つかみモードでは、左前方つかみ
シリンダ148Aと右前方つかみシリンダ148Bとが
引込み、左前方つかみシュー150Aと右前方つかみシ
ュー150Bとは、移動式掘削機械10の移動を抑制し
なくなる。
【0034】次に移動式掘削機械10の後部の、移動と
つかみを容易にする構成部品につき説明する。第1図、
第3図、第4図、第6図、第9図および第13図に図示
されているように、ほぼ水平の接続リンク160A,1
60Bの各々が後部主ビーム26Bの各側に配置され、
前部支持組立体132と後部支持組立体74とを相互に
接続している。水平接続リンク160A,160Bは、
前部支持組立体132と後部支持組立体74とを一体的
にしている。よって、掘削時、左推進シリンダ72Aと
右推進シリンダ72Bとは、前部主ビーム26Aと後部
主ビーム26Bとを前方に押出し、前部支持組立体13
2と後部支持組立体74とは、ともにトンネルの床に固
定的にしっかり据え付けられる。さらに、移動式掘削機
械10の重量が無限軌道上に加わり、左推進シリンダ7
2Aと右推進シリンダ72Bとが引っ込められると、水
平接続リンク160A,160Bは、後部支持組立体7
4(すなわち後部フレーム)と前部支持組立体132が
前部主ビーム26Aと後部主ビーム26B(すなわち前
部フレーム)に対して前方に移動するのを確実にする。
【0035】後部支持組立体74(すなわち後部フレー
ム)は、後部支持組立体の下方延長部上に装着された後
部支持パッド162を有している。後部無限軌道フレー
ム167上の後部支持組立体74には、旋回軸受け16
4の周りで後部支持組立体74に対して軸方向に回動可
能な後部無限軌道168A,168Bが配置されてい
る。後部無限軌道168A,168Bは、動力式軌道で
あり、後部無限軌道168A,168B間の推進差動効
果により移動式掘削機械10のかじ取りを容易にしてい
る。周知のように、推進差動効果は、同方向あるいは反
対方向のいずれかで後部無限軌道168A,168Bの
推進速度を異ならせることにより得られる。後部リフト
シリンダ156は、後部無限軌道フレーム167に配置
され、推力板169の底部に当てられている。この構成
により、後部支持組立体74と支持パッド162とを分
離している。後部リフトシリンダ156は、後部支持組
立体74に取り付けられ、後部リフトシリンダ156が
引っ込められると、移動式掘削機械10の後部は降下
し、後部支持パッド162がトンネルの床と接触して掘
削のためのつかみ状態となる。後部リフトシリンダ15
6がさらに引込むと、後部後部無限軌道168A,16
8Bを上昇させて、トンネルの床と接触しないようにす
る。
【0036】水平接続リンク160A、160Bに隣接
して後部支持組立体74には、左後方つかみシリンダ1
70Aと右後方つかみシリンダ170Bとが取り付けら
れている。左後方つかみシリンダ170Aは、一端に左
後方つかみシュー172Aを有し、右後方つかみシリン
ダ170Bは、一端に右後方つかみシュー172Bを有
している。左後方つかみシリンダ170Aと右後方つか
みシリンダ170Bとは、移動式掘削機械10にほぼ垂
直に配置され、これらシリンダの伸張により、左後方つ
かみシュー172Aと右後方つかみシュー172Bがト
ンネルの壁に接触するようになっている。
【0037】移動式掘削機械10のつかみ、再つかみな
らびに移動動作を以下に説明する。上述したように、
「つかみ」は、掘削機械10をトンネル内に固定して掘
削ストロークを可能とすることであり、「再つかみ」
は、次の掘削ストロークのため切り羽に対して再配置す
ることであり、「移動」は、一つの位置から他の位置へ
掘削機械10を移動させることである。初めに、ピッチ
ブーム組立体20の相対運動により、すなわち、ピッチ
シリンダ38A〜38Dの伸張および引込みにより切削
ホイール12の所望の垂直方向の向きが選定される。移
動式掘削機械10を掘削のつかみ状態するために、前部
リフトシリンダ158が引っ込められ、前部支持組立体
132のパッド134A、134Bがトンネルの床に接
触する。これによりトンネルの床から前部無限軌道15
4A,154Bが高揚する。また、後部リフトシリンダ
156が引っ込められ、後部支持パッド162がトンネ
ルの床と接触し、後部無限軌道168A,168Bがト
ンネルの床から上昇する。同時に、左前方つかみシリン
ダ148Aと右前方つかみシリンダ148Bが伸張され
て、左前方つかみシュー150Aと右前方つかみシュー
150Bがトンネルの壁に係合する。この時点で、左前
方つかみシリンダ148Aと右前方つかみシリンダ14
8Bの双方の向きが、左前方つかみ位置シリンダ152
Aと右前方つかみ位置シリンダ152Bとにより調節で
きる。左後方つかみシリンダ170Aと右後方つかみシ
リンダ170Bも伸張され、左後方つかみシュー172
Aと右後方つかみシュー172Bがトンネルの床と接触
する。移動式掘削機械10は、つかみモードとなり掘削
ストロークが行なわれる。前方掘削時、左推進シリンダ
72Aと右推進シリンダ72Bとが伸張され、前部支持
組立体132(特に支持トラニオン136A,136B
とガイド柱140A,140B)および後部支持組立体
74(すなわち後部フレーム)に対して主ビーム26
(すなわち前後の主ビーム26A,26Bからなる前部
フレーム)が、一振りで約0.5 から1 インチの増分で、
約6インチ前方に移動する。主ビーム26(すなわち前
部フレーム)の前方移動が、後部主ビーム26Bが後部
支持組立体74(すなわち後部フレーム部分)と相互接
続している主ブッシュ78の位置で生じる。左推進シリ
ンダ72Aと右推進シリンダ72Bの上述の伸張によ
り、切削ホイール12は、岩盤の面に押込まれる。
【0038】電動モータ22が切削ホイール12のドラ
ム14を回転する。掘削工程の間、スウィングブーム4
2は、左スウィングシリンダ58Aと右スウィングシリ
ンダ58Bの駆動により左から右の方向あるいは右から
左の方向に移動される。あるいは、垂直方向の掘削また
は垂直成分を有する掘削が望まれる場合は、スウィング
ブーム42の代りにまたはこれと共にピッチブーム28
が使用される。以下で明らかにされる通り、いずれの所
望の円弧あるいは角度のついた掘削が、ピッチブーム2
8とスウィングブーム42とをそれぞれ枢動運動させる
ことにより行なうことができる。泥土は、掘削作業時に
展開している泥土エプロン組立体100のホッパー10
8のコンベヤ供給開口110に最良状態で収集される。
つかみ状態において、泥土エプロン組立体100は、下
方に位置にあり、また左翼116Aと右翼116Bとは
中央部分102とほゞ同一面となる。
【0039】掘削ストロークが終了すると、移動式掘削
機械10は、次の掘削ストロークの再配置のために再つ
かみ状態とされる。前方つかみシリンダ148と後方つ
かみシリンダ17Oとが引っ込められ、よって、前方つ
かみシュー150と後方つかみシュー172がトンネル
壁との接触状態から解除される。前部リフトシリンダ1
58と後部リフトシリンダ156とが伸張され、前部支
持組立体132のパッド134A,134Bと、後部支
持組立体74のパッド162とが高揚され、トンネルの
床から離れる。前部リフトシリンダ158と後部リフト
シリンダ156の伸張を制限することができる。よって
移動式掘削機械10は上昇するに際し、前部無限軌道1
54A,154Bと後部無限軌道168A,168Bと
が移動式掘削機械の重量を支え、前部支持組立体132
のパッド134A,134Bと後部支持組立体74のパ
ッド162がトンネルの床に接触状態のままとなってい
る。次に左推進シリンダ72Aと右推進シリンダ72B
とが引っ込められ、よって主ビーム26(すなわち前部
フレーム)に対して後部支持組立体74(すなわち後部
フレーム)が前方に移動する。主ブッシュ78内で後部
主ビーム26B上を約 6インチにわたり後部支持組立体
74が軸方向移動する。さらに、左推進シリンダ72A
と右推進シリンダ72Bの引込みにより前部支持組立体
132のベース部分46(ならびに特にパッド134
A,134Bと支持トラニオン136A,135Bとガ
イド柱140A,140B)に相対的な約 6インチの前
方移動がなされる。この前部支持組立体132の相対移
動は、前部支持組立体132と後部支持組立体74の双
方を繋いでいる水平接続リンク160A,160Bによ
り容易に行なわれる。前部支持組立体132と後部支持
組立体74とが、前後の主ビーム26A,26Bに対し
て前方に移動した際に、移動式掘削機械10は、左推進
シリンダ72Aと右推進シリンダ72Bとが引込んでい
るので別の掘削ストロークの状態に入る。
【0040】移動式掘削機械を移動モードとするには、
前部リフトシリンダ158と後部リフトシリンダ156
とをさらに伸張し、前方支持パッド134A,134B
と後部支持パッド162とをトンネルの床から上昇させ
る。この時点で、前部無限軌道154A,154Bと後
部無限軌道168A,168Bのみがトンネルの床に接
触しているので、移動式掘削機械は、真っ直ぐに移動す
るか、無限軌道168A,168Bによる転回で方向を
変更することができる。移動式掘削機械10の移動の
後、上述のステップが繰返され、そのつかみおよび再つ
かみモードを通して機械がサイクル動作する。
【0041】
【発明の効果】第15図には、移動式掘削機械10が掘
削できる最小トンネル174と最大トンネル176の形
状と相対サイズが図示されている。トンネル178は、
最小トンネル174と最大トンネル176との中間のサ
イズを有するトンネルの例示である。移動式掘削機械1
0は、この最小トンネルと最大トンネルの間の中間サイ
ズであれば、いずれの形状とサイズのものであっても掘
削可能である。
【0042】最小トンネル174は、移動式掘削機械が
通過し得るサイズとなっている。よって、最小トンネル
の形状とサイズは、移動式掘削機械10の側方サイズに
直接的に依存するものとなる。最大トンネルに関して、
その幅は、水平面内のスウィングブーム42の移動の関
数となる。好ましくは、スウィングブーム42の移動
は、+45度の角度である。最大トンネル176の高さ
は、垂直面内のピッチブーム28の移動に基づくもので
ある。好ましくは、ピッチブーム28の移動は、+33
度の角度であり、この移動+45度の角度までとなって
いる。
【0043】ピッチブーム28とスウィングブーム42
の移動変数、すなわち最大トンネル176の高さと幅
は、切削ホイール12の半径によっても決定される。特
に、切削ヘッド12の最大2回の通過で岩盤面に充分な
掘削がなされることが好ましい。もし移動式掘削機械1
0が上記のピッチブーム28とスウィングブーム42の
スウィングとピッチの変数を越えるものとなると、岩盤
面に充分な切削をなすために、上記の通過の必要性がな
くなる。
【0044】最大トンネルの176と最小トンネル17
4とのユニークな形状に関して、小さなこれらのトンネ
ルの高さと幅の比(すなわち、低い天井のトンネル)と
これらトンネルのルーフクラウンの円弧の回避(すなわ
ち平らな天井)が、切削ホイール12をピッチブーム2
8に接続し、ピッチブーム28をスウィングブーム42
に接続することにより達成できる。上述の切削ヘッド組
立体/ピッチブーム/スウィングブームの形態は、Sugd
en等の米国特許第4548442 号に開示された、掘削機械の
切削ヘッド組立体がスウィングブームに接続され、スウ
ィングブームがピッチブームに接続されたものと比較す
ると、天井の低い幅のあるトンネルを掘削する際に移動
式掘削機械10をより安定状態に(すなわちよりしっか
りと)することができる。
【0045】上述の実施例は、説明のためのもので限定
的なものでない。発明の範囲は、請求項で言及されるも
のであり、あらゆる等価の構成を含むものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例である移動式掘削機械の立面図。
【図2】本発明の一例である移動式掘削機械の前部を図
示する図1の部分拡大図。
【図3】本発明の一例である移動式掘削機械の後部を図
示する図1の部分拡大図。
【図4】図1に図示の移動式掘削機械の部分断面上面
図。
【図5】図4に図示の移動式掘削機械の前部を示す図4
の部分拡大図。
【図6】図4に図示の移動式掘削機械の後部を示す図4
の部分拡大図。
【図7】図1から図3に図示の移動式掘削機械の後面
図。
【図8】図1から図3に図示の移動式掘削機械の8−8
線に沿った横断面図。
【図9】図1から図3に図示の移動式掘削機械の9−9
線に沿った横断面図。
【図10】図1から図3に図示の移動式掘削機械の10
−10線に沿った横断面図。
【図11】図1から図3に図示の移動式掘削機械の主ビ
ーム、前部支持組立体および後部支持組立体の部分斜視
図。
【図12】図7に図示の前部支持トラニオン組立体の拡
大部分斜視図。
【図13】図1から図3に図示の移動式掘削機械の主ビ
ーム、前部支持組立体、前部無限軌道、後部支持組立体
ならびに後部無限軌道の部分斜視図。
【図14】図1から図3に図示の移動式掘削機械の泥土
エプロン組立体の部分断面斜視図。
【図15】図1から図3に図示の移動式掘削機械で掘削
される最小トンネルと最大トンネルと例示のトンネルの
横断面図。
【符号の説明】
10 移動式掘削機械 12 切削ヘッド組立体(切削ホイール・切削ヘッ
ド組立体手段) 14 ホイール状ドラム 16 円盤切削具 18 ゲージ切削具 20 ピッチブーム組立体(ピッチブーム組立体手
段) 22 電動モータ 24 スウィングブーム組立体(スウィングブーム
組立体手段) 26A 前部主ビーム 26B 後部主ビーム 26 前部フレーム(フレーム手段) 28 ピッチブーム 42 スウィングブーム 72A,72B 推進シリンダ(推力手段) 74 後部支持組立体(後部フレーム) 100 泥土エプロン組立体 108 ホッパ 110 コンベヤ供給開口 116 翼 118 エプロン翼スウィングシリンダ 122 前方コンベヤ 126 後方コンベヤ 132 前部支持組立体 148 前方つかみシリンダ 150 前方つかみシュー 154 前部無限軌道(移動手段) 156 後部リフトシリンダ(後部リフトシリンダ手
段) 158 前部リフトシリンダ(前部リフトシリンダ手
段) 160 接続リンク(接続リンク手段) 162 後部支持パッド 168 後部無限軌道(移動手段) 170 後方つかみシリンダ(保持手段) 172 後方つかみシュー(保持手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トーマス マーチン ハートマン アメリカ合衆国,ワシントン 98198, デス モインス,エス.,16ス アベニ ュー 22604 (56)参考文献 特開 昭50−54128(JP,A) 特開 平2−153197(JP,A) 国際公開91/18184(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E21D 9/00 E21D 9/10

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 岩盤にトンネルを掘削する移動式掘削機
    械において、 ほぼ水平の回転軸を有し、周辺に装着された多数の切削
    具を有する、岩盤を掘削するための車輪型切削ヘッド組
    体と、 水平軸の周りに前記切削ヘッド組立体を回転させるため
    の回転手段と、 前記切削ヘッド組立体を支持し、これを垂直方向に移動
    させるピッチブーム組立体と、 前記ピッチブーム組立体を支持し、前記切削ヘッド組立
    体および前記ピッチブーム組立体を水平方向に移動させ
    るスウィングブーム組立体と軸方向へ往復移動可能に相互に接続された 前部フレーム
    部分及び後部フレーム部分を有し、前記前部フレーム部
    分に前記スウィングブーム組立体を支持するフレーム
    と、 前記前部フレーム部分と後部フレーム部分の間に装着さ
    前記後部フレーム部分に対し、記前フレーム
    部分と、前記スウィングブーム組立体と、前記ピッチビ
    ーム組立体と、前記カッターヘッド組立体とを一体で前
    方に押しつける推力手段と、 前記後部フレーム部分をトンネルに対して定着させる
    とで、前記推力手段が前方に押しつけている時に前記後
    フレーム部分を静止状態に保持するための保持手段
    と、 前記移動式掘削機械を移動させる移動手段と、を有し、 前記保持手段は、 トンネルの床に定着する前部支持パッド手段とトンネル
    壁に定着する前方つかみシリンダ手段とを有し、前記前
    フレーム部分対し前記移動式掘削機械の縦軸上で滑
    動可能に装着され、前記前フレーム部分に対し
    可能な固定前部支持手段と、 前記トンネルの床に定着する後部支持パッド手段とトン
    ネル壁に定着する後方つかみシリンダ手段とを有し、前
    記後フレーム部分に固定装着された固定後部支持手段
    と、 前記固定前部支持手段と前記固定後部支持手段とを接続
    する装着リンク手段と、を有することを特徴とする移動
    式掘削機械。
  2. 【請求項2】 前記前フレーム部分と後部フレーム部
    分は、前記推力手段により相互に接続され互に軸方向
    周りに回転可能であることを特徴とする請求項に記載
    の移動式掘削機械。
  3. 【請求項3】 前記移動手段、 前部リフトシリンダ手段によって記前フレーム部分
    と相対移動可能に接続された前部無限軌道手段と、 後部リフトシリンダ手段によって記後フレーム部分
    と相対移動可能に接続された後部無限軌道手段と、 を有し、 前記前部リフトシリンダ手段と前記後部リフトシリンダ
    手段の引込み動作によって前記移動式掘削機械つかみ
    状態となることで、前記前部支持パッド手段と前記後部
    支持パッド手段がトンネルの床に定着され、前記前部リ
    フトシリンダ手段と前記後部リフトシリンダ手段の伸張
    動作によって前記移動式掘削機械再つかみ状態とな
    ことで、前記前部無限軌道手段と前記後部無限軌道手段
    とがトンネルの床に接触して前記掘削機械を支持し、 前記移動式掘削機械がつかみ状態にある時に、前記推力
    手段の前方押し動作によって、前記固定前部支持手段、
    前記固定後部支持手段ならびに前記後フレーム部分
    対し記前フレーム部分が相対的に前方に移動し、 前記移動式掘削機械が再つかみ状態にある時に、前記推
    力手段の前方押し動作からの引込み動作によって、前
    フレーム部分対し相対的に前記固定前部支持手
    段と前記後部支持手段と前記後フレーム部分が前方に
    移動するようになっていることを特徴とする請求項1又
    は請求項2に記載の移動式掘削機械。
  4. 【請求項4】 前記前部リフトシリンダ手段と前記後部
    リフトシリンダ手段のさらなる伸張が前記移動式掘削機
    械を移動状態となし、この状態で前部支持パッド手段と
    前記後部支持パッド手段がトンネルの床から高揚される
    ようになっている請求項に記載の移動式掘削機械。
  5. 【請求項5】ぼ平板状中央部分を有する泥土エプロ
    ン組立体と、該中央部分上に設けられ、泥土コンベヤ
    手段と連通するコンベヤ供給開口を有するホッパーと、
    前記中央部分の両端に枢動可能に取り付けられたほぼ平
    板状の翼部分と、前記中央部分とほぼ同面の向きと前記
    中央部分とほぼ垂直の向きとの間で前記翼部分を枢動運
    動させる翼部分スウィングシリンダ手段と、前記移動式
    掘削機械に対し相対的に前記泥土エプロン組立手段を昇
    降させる泥土エプロンリフトシリンダ手段とを有する
    とを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の
    移動式掘削機械。
  6. 【請求項6】 前記保持手段は 記前部フレーム部分のガイド柱チャンネルに滑動可能
    に装着され、前記固定前部支持手段と前記前部フレーム
    部分とを互に相対的に滑動運動させるガイド柱と、前記
    前部フレーム部分の凹みに装着されるとともに前記ガイ
    柱に固定装着された支持トラニオンと、を有し、該
    支持トラニオンが、前記前部つかみシリンダ手段と接続
    れかつ前記凹みより小さな寸法を有し、前記固定前部
    支持手段と前記前部フレーム部分が互に相対的に滑動運
    動する際に前記支持トラニオンが該凹み内で滑動運動す
    るようになっていることを特徴とする請求項1〜請求項
    5のいずれかに記載の移動式掘削機械。
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